JPH11301478A - 軌道管理システム - Google Patents

軌道管理システム

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JPH11301478A
JPH11301478A JP11362898A JP11362898A JPH11301478A JP H11301478 A JPH11301478 A JP H11301478A JP 11362898 A JP11362898 A JP 11362898A JP 11362898 A JP11362898 A JP 11362898A JP H11301478 A JPH11301478 A JP H11301478A
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JP
Japan
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theoretical value
deviation
value
management level
trajectory
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JP11362898A
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English (en)
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Toshio Otake
敏雄 大竹
Yoshihiko Sato
吉彦 佐藤
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NIPPON KIKAI HOSEN KK
Central Japan Railway Co
Original Assignee
NIPPON KIKAI HOSEN KK
Central Japan Railway Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 必要むら直し回数の適正値あるいは軌道管理
レベルの適正値を与えることのできる軌道管理システム
を提供する。 【解決手段】 軌道管理システム10の制御装置12
は、メモリ11に蓄積された軌道狂いの実測データから
狂い進みと整正直線とを求め、収斂理論に基づいて、軌
道狂いを整正する作業量の理論値を求める。即ち、軌道
の所定セクションの全体を整正する全体整正作業量を予
め定めた場合の、その所定セクション内を複数のロット
に区分けした各ロットを整正するむら直し作業量の理論
値を求出する。そしてこの理論値に一定の比率をかける
ことにより、むら直し作業量の理論値を補正し、必要む
ら直し回数の適正値として表示装置13に提示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄道の線路におけ
る軌道狂いの管理に際して収斂理論を活用し、そのむら
直し作業量又は管理レベルを算出し更にそれを補正する
軌道管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】軌道狂い即ち鉄道線路における所定の位
置からの偏差(例えば高低狂い等)は、時間が経過する
につれて次第に成長する。このような軌道狂いのレベル
を管理すべく、マルチプルタイタンパ(以下マルタイと
いう)と呼ばれる保線機械により線路の全体をつき固め
る総つき固め作業(以下マルタイ作業という)が数年〜
1年に1、2回行われている。また、軌道狂いが成長し
てこれが一定の管理目標値つまり限度を超えた場合に
は、その箇所の狂いを整正する作業(以下むら直し作業
という)を施すことにより、その軌道狂いの限度とレベ
ルを管理している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、軌道狂いの値
は、10日周期で走行する軌道検測車の測定結果により
把握され管理されているが、ある箇所の軌道狂いの値の
予測を客観的かつ年度単位に行うことはなされていなか
った。このため、先を見据えて軌道を改良する作業を行
うなど軌道の体質を抜本的に改善するような業務執行の
最適化を行うことができなかった。
【0004】ところで、1年間にむら直し作業を行う回
数を予め求めることができれば、鉄道の線路を総合的に
管理する上で、全般的なバランスをとり、適切な作業を
しているかどうかのチェックができるという利点があ
る。また、1回のむら直し作業にかかる経費とむら直し
回数から1年間のむら直し作業に要するコストが算出で
きるため、ロットと呼ばれる線路の一定区間(例えば2
0m単位の区間)の狂い進みを根本的に抑える作業、例
えば、レールの頭部が曲がっていたらそれを補修する作
業とか、道床の汚染等によりその部分の狂い進みが大き
いならばその道床を更換する作業などと比べて、どちら
がコスト面で有利かの比較検討が可能になるという利点
がある。つまり、むら直し回数が多いときには、狂い進
みを根本的に抑える作業とトレードオフを行うべきかど
うかの検討が可能になる。
【0005】更に、保線作業の現場においては、1年間
に行うマルタイ作業回数とむら直し回数との最適値を求
めることが可能になれば、業務執行の最適化を図ること
ができる。本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
り、適正なむら直し回数を与えることのできる軌道管理
システム、あるいは、適正な軌道管理レベルを与えるこ
とのできる軌道管理システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】請求項1
記載の軌道管理システムは、軌道狂いの実測データを蓄
積するデータ蓄積手段と、前記データ蓄積手段に蓄積さ
れた軌道狂いの実測データから狂い進みと整正直線とを
求め、収斂理論に基づいて、軌道狂いを整正する作業量
として、軌道の所定セクションの全体を整正する総つき
固め作業量を予め定めた場合の、前記所定セクション内
を複数のロットに区分けした各ロットを整正するむら直
し作業量の理論値を求出する作業量求出手段と、前記作
業量求出手段によって求出された理論値に一定の比率を
かけることにより前記理論値を補正する作業量補正手段
とを備えたことを特徴とする。
【0007】本発明における用語につき、「狂い進み」
とはある区間の軌道の狂いの進みの度合いをいい、「整
正直線」とは軌道の整正を行ったときに軌道の狂いが直
る度合いを表す直線式をいい、「セクション」とは数1
00mから1km程度の長さをもつ総つき固め作業(例
えばマルタイによる整正作業)を行うための単位をい
い、「ロット」とは20m程度の長さをもつ軌道の基本
単位をいう。
【0008】本発明の軌道管理システムでは、作業量求
出手段は、データ蓄積手段に蓄積された軌道狂いの実測
データから狂い進みと整正直線とを求める。例えば、デ
ータ蓄積手段に蓄積された過去1年間の軌道狂いの実測
データのロットにおけるピーク値(ロット代表値)を摘
出し、整正作業間毎に狂い進みを求め(図1(a)参
照)、作業前後の狂い進みが作業線と接する点を作業前
後の狂い値として、1年間の各作業の値を基に整正され
る度合いと切片を整正直線として求める(図1(b)参
照)。また、作業量求出手段は、狂い進みと整正直線と
を求めた後、収斂理論に基づいて、軌道狂いを整正する
作業量の理論値を求める。即ち、軌道の所定セクション
の全体を整正する総つき固め作業量を予め定めた場合
の、その所定セクション内を複数のロットに区分けした
各ロットを整正するむら直し作業量の理論値を求出す
る。作業量補正手段は、作業量求出手段によって求出さ
れた理論値に一定の比率をかけることにより、むら直し
作業量の理論値を補正して、適正なむら直し作業量とす
る。
【0009】ここで、一定の比率は、むら直し作業量の
理論値と実作業回数との相関関係に基づいて決定される
値である。この比率は、例えば請求項2に記載したよう
に、一次回帰直線として軌道の整正特性を求めた上でむ
ら直し作業量の理論値を求出した場合には、1.2〜
1.8の範囲で定めることが、保守の安全上、好まし
い。
【0010】この軌道管理システムによれば、先を見据
えて軌道を改良する作業を行うなど軌道の体質を抜本的
に改善するような業務執行の最適化を行うことができ
る。また、1年間のむら直し作業量を予め求めることが
できるので、鉄道の線路を総合的に管理する上で、過剰
保線作業をしていないかどうかのチェックが可能にな
る。また、1年間のむら直し作業に要するコストが算出
できるので、ロットの狂い進みを根本的に抑える作業と
比べて、どちらがコスト面で有利かの比較検討が可能に
なる。更に、1年間に行うマルタイ作業回数とむら直し
回数との最適値を求めることも可能になる。
【0011】請求項3に記載された軌道管理システム
は、軌道狂いの実測データを蓄積するデータ蓄積手段
と、前記データ蓄積手段に蓄積された軌道狂いの実測デ
ータから狂い進みと整正直線とを求め、収斂理論に基づ
いて、軌道狂いの管理レベルの理論値を求出する管理レ
ベル求出手段と、前記管理レベル求出手段によって求出
された管理レベルの理論値に一定の比率をかけることに
より前記管理レベルの理論値を補正する管理レベル補正
手段とを備えたことを特徴とする。
【0012】この軌道管理システムでは、管理レベル求
出手段は、請求項1の作業量求出手段と同様にして、デ
ータ蓄積手段に蓄積された軌道狂いの実測データから狂
い進みと整正直線とを求める。また、管理レベル求出手
段は、狂い進みと整正直線とを求めた後、収斂理論に基
づいて、軌道狂いの管理レベルの理論値を求める。管理
レベル補正手段は、管理レベル求出手段によって求出さ
れた理論値に一定の比率をかけることにより、管理レベ
ルの理論値を補正して、適正な管理レベルとする。
【0013】ここで、一定の比率は、例えば管理レベル
の理論値と実際のロット狂いの平均値との相関関係に基
づいて決定される値である。この比率は、例えば請求項
4に記載したように、一次回帰直線として軌道の整正特
性を求めた上で管理レベルの理論値を求出した場合に
は、0.5〜2.0の範囲で定めることが好ましい。
【0014】この軌道管理システムによれば、管理レベ
ルを求めることにより、例えばどのくらいの乗り心地に
するのかの管理が容易になる。さて、本発明で用いられ
る収斂理論について、以下に概説する。軌道狂いの進み
と整正の繰り返しにより、軌道狂いの大きさは一定値に
収斂する。軌道狂いの大きさを、ロット代表値、ロット
代表値の区間平均値、標準偏差といった統計値で表し、
図2の狂い進みと整正の基本モデルを表すグラフに示す
ように、事前の狂い値x1を横軸にとり、事後の狂い値
2を縦軸にとる。この図で、傾き45°の直線Aの狂
いは、整正作業により直線Cまで縮減する。この後、狂
いは、狂い進みと作業周期により定まる直線Bまで成長
する。ここで、狂いのこの大きさを直線A上に水平に同
じ値としてとり、これが直線Cまで縮減し、以下これが
繰り返されると、この上限値はXに収斂し、狂いはこの
位置の縦軸に沿って直線Bと直線Cの間で変動する。こ
こで、作業の繰り返し回数を増やす、つまり作業周期を
縮小すれば、上限値Xは零に近づけることができる。
【0015】狂いの大きさにかかわらず、狂い進みを一
定とし、整正特性の直線Cが図2に示すように一定の勾
配Kを有する原点回帰直線とすれば、直線B、収斂値X
及び作業量Wは、年間の狂い進みをD、年間の整正回数
をWとすると下記数1の式(1)〜(3)で表される。
つまり、収斂値Xは作業量Wを決めれば式(2)から求
めることができるし、作業量Wは収斂値Xを決めれば式
(3)から求めることができる。
【0016】
【数1】
【0017】また、図3に示すように整正特性の直線C
が切片K0を持つ一次回帰直線とすれば、直線B、収斂
値X及び作業量Wは、下記数2の式(4)〜(6)とし
て表される。この場合も、収斂値Xは作業量Wを決めれ
ば式(5)から求めることができるし、作業量Wは収斂
値Xを決めれば式(6)から求めることができる。
【0018】
【数2】
【0019】
【発明の実施の形態】図4は本実施形態の軌道管理シス
テムの概略ブロック図である。この軌道管理システム1
0は、メモリ11、制御装置12、表示装置13などか
ら構成されている。
【0020】メモリ11は、本発明のデータ蓄積手段で
あり、10日毎に軌道上の高低を連続的に測定する軌道
検測車14によって行われる軌道検測の高低狂い即ち軌
道狂いのデータを蓄積する。具体的には、1m代表値
(1m区間を代表する値でここではピーク値を用いてい
る)などを蓄積する。
【0021】制御装置12は、本発明の作業量求出手
段、作業量補正手段、管理レベル求出手段、管理レベル
補正手段であり、周知のCPU、ROM、RAMなどか
ら構成されている。この制御装置12は、メモリ11に
蓄積された1m代表値のロット最大値をロット代表値と
し、最新ロット代表値より同一波形ピークを過去1年間
遡り追跡する。そして、追跡したロット代表値により作
業間毎の狂い進みを求め、これを平均してロット狂い進
みを求める。また作業前後の狂い進みが作業線と接する
点を作業前後の狂い値として、1年間の各作業の値を基
に整正される度合い即ち整正係数(整正直線の傾き)を
整正直線の切片と共に求める。そして、このようにして
求めたロット狂い進みと整正係数、切片から、軌道狂い
の値は一定値に収束し安定するという収斂理論を利用し
て、適正管理レベルや適正むら直し作業量を算出し、表
示装置13に表示する。
【0022】次に、制御装置12の機能のうち、収斂理
論を利用して適正管理レベルや適正むら直し作業量を算
出する点について詳述する。一定の延長を持ったセクシ
ョンの値を論ずる場合には、上限値と下限値の間で振動
するレベルを考えることが重要で、その観測値との比較
に関しては、平均的には中間値で論ずるのが適当であ
る。この場合、セクションと称される区間の全体を整正
する作業(ここではマルタイ作業)のみによる場合、収
斂中間値Xcは下記数3で表される。
【0023】
【数3】
【0024】ところでセクションにおける各ロットの軌
道狂い収斂値は、もし狂い進みを縮小するような改良作
業を行わないでマルタイだけの整正を行うとすると、図
5に示すように狂い進みが指数分布に近い分布を持つの
で、図6に示すように極めて大きな値を持つロットを発
生する。そこで、これを図6中に一点鎖線で示す管理目
標値の範囲に収めるためにむら直しが必要とされること
となる。この際、必要とされるむら直し作業量の理論値
は下記数4のように求められる。
【0025】
【数4】
【0026】この場合、XALは、レベルを対象とするマ
ルタイの目標値とは異なり、前述の上限値(たとえば新
幹線では7mm)であって、この値を超過できないこと
に留意する必要がある。次に、このむら直しを含むセク
ション狂いの収斂中間値XCは次の数5のように与えら
れる。この収斂中間値XCが管理レベルの理論値とな
る。
【0027】
【数5】
【0028】図6で、実線はマルタイによる各ロットの
収斂上限値を、破線は収斂中間値を、そして点線はむら
直しロットのマルタイとむら直しによる収斂中間値を表
し、横線はむら直しロットの下限を示す。したがって、
セクション収斂中間値は、この横線以下の破線と横線以
上の点線で与えられる各ロットの収斂中間値の平均値と
して与えられる。
【0029】図7は、このようにして計算した狂いの収
斂中間値(管理レベルの理論値)と、現実のロット狂い
の平均値として求めた狂いのレベルとの相関関係を表す
グラフである。なお、狂いの収斂中間値は、KOM=1.
212、KM=0.310、KOT=0.499、KT
0.424として求めた。この場合、狂いの収斂中間値
は現実のロット狂いの平均値に比率0.89をかけた値
になっている。このように、比率として、0.5〜2.
0の範囲、好ましくは0.7〜1.5の範囲で定められ
た値を、管理レベルの理論値である狂いの収斂中間値に
乗じて補正し、得られる補正値を適正管理レベルとして
提示する。
【0030】また、セクションむら直し回数(むら直し
回数の理論値)は、これを管理目標値を超えるもの、つ
まり図6において1点鎖線の右側の領域で且つ実線の上
側の領域のものを現実の必要回数として計算すると、図
8のように実作業回数の1.5倍程度となっている。こ
のように、比率として、1.2〜1.8の範囲で定めら
れた値を、むら直し作業回数の理論値であるセクション
むら直し回数に乗じて補正し、得られる補正値を適正む
ら直し作業回数とする。
【0031】以上詳述した本実施形態の軌道管理システ
ム10では、マルタイセクションを対象として、(1)
マルタイの年間回数に対応したむら直し回数、管理レベ
ル(ロット狂いの平均値)とその費用、(2)最適マル
タイ回数、これに対応したむら直し回数、管理レベルと
その費用、(3)目標管理レベルに対応したマルタイ回
数、むら直し回数とその費用、(4)改良作業を行った
場合の最適マルタイ回数、むら直し回数、管理レベルと
その費用が提示される。
【0032】この軌道管理システム10によれば、上記
(1)〜(4)が提示されるため、先を見据えて軌道を
改良する作業を行うなど軌道の体質を抜本的に改善する
ような業務執行の最適化を行うことができる。また、線
路を総合的に管理する上で、過剰保線作業をしていない
かどうかのチェックが可能になる。また、ロットの狂い
進みを根本的に抑える作業、例えば、レールの頭部が曲
がっていたらそれを補修する作業とか、道床の汚染等に
よりその部分の狂い進みが大きいならばその道床を交換
する作業などと比べて、どちらがコスト面で有利かの比
較検討が可能になる。
【0033】[第2実施形態]第2実施形態は、軌道の
整正特性を原点回帰直線とした以外は、第1実施形態と
同様である。この場合、セクションにおけるロット狂い
の平均値つまり管理レベルの理論値は、下記数5によっ
て表される。また、むら直し作業回数の理論値を求める
には、下記数6をWtiの式に変形すればよい。
【0034】
【数6】
【0035】数6式によって求めた管理レベルの理論値
と、現実のロット狂いの平均値として求めた狂いのレベ
ルとの相関関係から、補正する際の比率を求める。そし
て、管理レベルの理論値である狂いの収斂中間値にこの
比率を乗じて補正し、得られる補正値を適正管理レベル
とする。また、数6式を変形して求めたむら直し回数の
理論値と、現実の必要回数とを比較して、補正する際の
比率を求め、むら直し回数の理論値にこの比率を乗じて
補正し、得られる補正値を適正むら直し回数とする。こ
の第2実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果が
得られる。
【0036】尚、本発明の実施の形態は、上記実施形態
に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に
属する限り種々の形態を採り得ることはいうまでもな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は年間狂い進みを求めるためのグラフ
であり、(b)は整正直線を求めるためのグラフであ
る。
【図2】 狂い進みと整正の基本モデルを表すグラフ
(原点回帰)である。
【図3】 狂い進みと整正の基本モデルを表すグラフ
(1次回帰)である。
【図4】 本実施形態の軌道管理システムの概略ブロッ
ク図である。
【図5】 狂い進みと累積百分率との関係を表すグラフ
である。
【図6】 マルタイ1回の収斂値と累積百分率との関係
を表すグラフである。
【図7】 狂いの収斂中間値と現実のロット狂いの平均
値との相関関係を表すグラフである。
【図8】 むら直し作業回数の理論値と実作業回数との
相関関係を表すグラフである。
【符号の説明】
10・・・軌道管理システム、11・・・メモリ、12
・・・制御装置、13・・・表示装置、14・・・軌道
検測車。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軌道狂いの実測データを蓄積するデータ
    蓄積手段と、 前記データ蓄積手段に蓄積された軌道狂いの実測データ
    から狂い進みと整正直線とを求め、収斂理論に基づい
    て、軌道狂いを整正する作業量として、軌道の所定セク
    ションの全体を整正する総つき固め作業量を予め定めた
    場合の、前記所定セクション内を複数のロットに区分け
    した各ロットを整正するむら直し作業量の理論値を求出
    する作業量求出手段と、 前記作業量求出手段によって求出された理論値に一定の
    比率をかけることにより前記理論値を補正する作業量補
    正手段とを備えたことを特徴とする軌道管理システム。
  2. 【請求項2】 前記作業量求出手段は、一次回帰直線と
    して軌道の整正特性を求めた上でむら直し作業量の理論
    値を求出し、 前記作業量補正手段は、前記理論値に1.2〜1.8の
    範囲で定めた比率をかけることにより前記理論値を補正
    することを特徴とする請求項1記載の軌道管理システ
    ム。
  3. 【請求項3】 軌道狂いの実測データを蓄積するデータ
    蓄積手段と、 前記データ蓄積手段に蓄積された軌道狂いの実測データ
    から狂い進みと整正直線とを求め、収斂理論に基づい
    て、軌道狂いの管理レベルの理論値を求出する管理レベ
    ル求出手段と、 前記管理レベル求出手段によって求出された管理レベル
    の理論値に一定の比率をかけることにより前記管理レベ
    ルの理論値を補正する管理レベル補正手段とを備えたこ
    とを特徴とする軌道管理システム。
  4. 【請求項4】 前記管理レベル求出手段は、一次回帰直
    線として軌道の整正特性を求めた上で管理レベルの理論
    値を求出し、 前記管理レベル補正手段は、前記理論値に0.5〜2.
    0の範囲で定めた比率をかけることにより前記理論値を
    補正することを特徴とする請求項3記載の軌道管理シス
    テム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015040417A (ja) * 2013-08-22 2015-03-02 東日本旅客鉄道株式会社 軌道整備計画方法及び軌道整備計画システム
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