JPH1129910A - コンクリート橋脚の構築方法 - Google Patents
コンクリート橋脚の構築方法Info
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- JPH1129910A JPH1129910A JP20088597A JP20088597A JPH1129910A JP H1129910 A JPH1129910 A JP H1129910A JP 20088597 A JP20088597 A JP 20088597A JP 20088597 A JP20088597 A JP 20088597A JP H1129910 A JPH1129910 A JP H1129910A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 張り出し部施工のための支保工を不要とし、
かつ横幅が一定の橋脚を低コストで構築できるようにす
る。 【解決手段】 脚部を構築する工程において柱部74と
共に、柱部74の両側にプレキャストコンクリート板を
壁材とする空洞壁体58、76により空洞部56を構築
し、張り出し部72を構築する工程では、柱部74の最
上部および張り出し部72を構築するためのコンクリー
ト型枠84を、脚部の構築工程で構築した柱部74およ
び空洞壁体76の上に設置し、そのコンクリート型枠8
4内にコンクリートを打設する。したがって、張り出し
部72を構築するために従来のように支保工を組み立て
たり解体する必要がない。
かつ横幅が一定の橋脚を低コストで構築できるようにす
る。 【解決手段】 脚部を構築する工程において柱部74と
共に、柱部74の両側にプレキャストコンクリート板を
壁材とする空洞壁体58、76により空洞部56を構築
し、張り出し部72を構築する工程では、柱部74の最
上部および張り出し部72を構築するためのコンクリー
ト型枠84を、脚部の構築工程で構築した柱部74およ
び空洞壁体76の上に設置し、そのコンクリート型枠8
4内にコンクリートを打設する。したがって、張り出し
部72を構築するために従来のように支保工を組み立て
たり解体する必要がない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄筋コンクリート
の橋脚を構築する方法に関するものである。
の橋脚を構築する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鉄筋コンクリート橋脚の従来の構築方法
について図面を参照して説明する。図17、図18の
(A)および(B)は従来のコンクリート橋脚の構築方
法を示す説明図である。従来の構築方法では、まず、図
17の(A)に示すように、基礎部102(フーチン
部)を施工後、構築すべきコンクリート橋脚の外側の4
面に作業足場104を組み立てる。次に、作業員が作業
足場104に乗り、主筋、帯鉄筋などの鉄筋106を組
み立て、その後、セパレータや支保工108を用いてコ
ンクリート型枠110を組み立てる。次に、コンクリー
ト型枠110にコンクリートを打設し、コンクリートの
硬化後、支保工108およびコンクリート型枠110を
解体して取り外し、第1リフトの施工が完了する。第2
リフト以降も、図17の(B)および図18の(A)に
示すように、第1リフトと同様の作業を揚重機112を
用いて行い、順次橋脚を上方へと構築していき、図18
の(B)に示すようにコンクリート橋脚の柱部115が
構築される。
について図面を参照して説明する。図17、図18の
(A)および(B)は従来のコンクリート橋脚の構築方
法を示す説明図である。従来の構築方法では、まず、図
17の(A)に示すように、基礎部102(フーチン
部)を施工後、構築すべきコンクリート橋脚の外側の4
面に作業足場104を組み立てる。次に、作業員が作業
足場104に乗り、主筋、帯鉄筋などの鉄筋106を組
み立て、その後、セパレータや支保工108を用いてコ
ンクリート型枠110を組み立てる。次に、コンクリー
ト型枠110にコンクリートを打設し、コンクリートの
硬化後、支保工108およびコンクリート型枠110を
解体して取り外し、第1リフトの施工が完了する。第2
リフト以降も、図17の(B)および図18の(A)に
示すように、第1リフトと同様の作業を揚重機112を
用いて行い、順次橋脚を上方へと構築していき、図18
の(B)に示すようにコンクリート橋脚の柱部115が
構築される。
【0003】図19は、このようにして構築されたコン
クリート橋脚の柱部の断面平面図である。この図に示す
ように、コンクリート橋脚114の表層部には曲げ主材
である主筋116が多数、密に配列され、コンクリート
橋脚114の曲げ耐力を確保する構造となっている。主
筋116の外側に帯鉄筋118が配筋され、また、内側
には主筋116の座屈を防止するために中間帯鉄筋11
9がコンクリート橋脚114を横断して縦横に配置され
ている。主筋116は表層部に配列され拘束度が低いの
で中間帯鉄筋119による座屈防止が必ず必要である。
中間帯鉄筋119の間隔は、必要な強度を得るために、
横方向では100cm以下、上下方向では15cm〜3
0cm程度としなければならない。
クリート橋脚の柱部の断面平面図である。この図に示す
ように、コンクリート橋脚114の表層部には曲げ主材
である主筋116が多数、密に配列され、コンクリート
橋脚114の曲げ耐力を確保する構造となっている。主
筋116の外側に帯鉄筋118が配筋され、また、内側
には主筋116の座屈を防止するために中間帯鉄筋11
9がコンクリート橋脚114を横断して縦横に配置され
ている。主筋116は表層部に配列され拘束度が低いの
で中間帯鉄筋119による座屈防止が必ず必要である。
中間帯鉄筋119の間隔は、必要な強度を得るために、
横方向では100cm以下、上下方向では15cm〜3
0cm程度としなければならない。
【0004】図20はコンクリート橋脚の張り出し部の
構築方法を示す説明図である。図20に示すように、張
り出し部120の構築にあたっては柱部115が利用さ
れ、柱部115にアンカー126を埋め込み、そのアン
カー126に固定する形で足場兼用の支保工122を柱
部上端の両側に鋼材を用いて組み上げる。その上に木製
あるいは鋼製の型枠材を用いて型枠124を形成し、さ
らにその内側に鉄筋を配筋してコンクリートを打設す
る。
構築方法を示す説明図である。図20に示すように、張
り出し部120の構築にあたっては柱部115が利用さ
れ、柱部115にアンカー126を埋め込み、そのアン
カー126に固定する形で足場兼用の支保工122を柱
部上端の両側に鋼材を用いて組み上げる。その上に木製
あるいは鋼製の型枠材を用いて型枠124を形成し、さ
らにその内側に鉄筋を配筋してコンクリートを打設す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の構築方
法では、張り出し部120の構築に当たっては、上述の
ように、まず、高所で鋼材を用いて支保工122を組み
立てる必要があり、その作業には危険が伴う。そして同
様の危険作業は支保工122を解体する場合にも行わな
ければならに。また、支保工122は、柱部115に埋
め込んだアンカー126を利用して柱部115に固定す
るので、柱部115のコンクリートが所定の強度に達す
るまでは支保工122の組み立て作業を開始することが
できず、工期を短縮する上で不利となっている。さら
に、張り出し部120のコンクリートを打設した後、コ
ンクリートが所定の強度に達するまでは支保工122は
そのままとし、解体することができないので、この点で
も工期を短縮する上で不利となっている。
法では、張り出し部120の構築に当たっては、上述の
ように、まず、高所で鋼材を用いて支保工122を組み
立てる必要があり、その作業には危険が伴う。そして同
様の危険作業は支保工122を解体する場合にも行わな
ければならに。また、支保工122は、柱部115に埋
め込んだアンカー126を利用して柱部115に固定す
るので、柱部115のコンクリートが所定の強度に達す
るまでは支保工122の組み立て作業を開始することが
できず、工期を短縮する上で不利となっている。さら
に、張り出し部120のコンクリートを打設した後、コ
ンクリートが所定の強度に達するまでは支保工122は
そのままとし、解体することができないので、この点で
も工期を短縮する上で不利となっている。
【0006】ところで、橋脚の外観として、景観上の理
由から、図20に示したようなT字形ではなく、張り出
し部120を含む橋脚上部の横幅と、この橋脚上部より
下の脚部の横幅とを等しくすることが要求される場合が
ある。図21はこのようなデザインにした場合の橋脚の
正面図である。
由から、図20に示したようなT字形ではなく、張り出
し部120を含む橋脚上部の横幅と、この橋脚上部より
下の脚部の横幅とを等しくすることが要求される場合が
ある。図21はこのようなデザインにした場合の橋脚の
正面図である。
【0007】この形状は、図21に示したように、本来
の柱部115の両側に柱部115の張り出し区間128
を構築することで実現でき、そして、この張り出し区間
128は中実とする方法と、中空とする方法とがある。
これら2つの方法のうち、張り出し区間128を中実に
する方法では、脚部の重量が非常に重くなるので、基礎
部102を大きくする必要があり、工費が増大する。一
方、張り出し区間128を中空にする場合には、中空部
を作るために内側にも型枠を構築しなければならず、作
業量が増大して、やはり工費が増大してしまう。
の柱部115の両側に柱部115の張り出し区間128
を構築することで実現でき、そして、この張り出し区間
128は中実とする方法と、中空とする方法とがある。
これら2つの方法のうち、張り出し区間128を中実に
する方法では、脚部の重量が非常に重くなるので、基礎
部102を大きくする必要があり、工費が増大する。一
方、張り出し区間128を中空にする場合には、中空部
を作るために内側にも型枠を構築しなければならず、作
業量が増大して、やはり工費が増大してしまう。
【0008】そこで本発明の目的は、張り出し部施工の
ための支保工を不要として、危険作業の解消および工期
の短縮を実現し、さらには横幅が一定の橋脚を低コスト
で構築することを可能とするコンクリート橋脚の構築方
法を提供することにある。
ための支保工を不要として、危険作業の解消および工期
の短縮を実現し、さらには横幅が一定の橋脚を低コスト
で構築することを可能とするコンクリート橋脚の構築方
法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、プレキャストコンクリート板により形成した
コンクリート型枠を設置し、前記コンクリート型枠内に
コンクリートを打設して鉄筋コンクリートの橋脚を構築
する方法であって、前記橋脚の脚部を構築する脚部構築
工程と、前記橋脚の張り出し部を構築する張り出し部構
築工程とを含み、前記脚部構築工程では、柱部を構築す
る箇所に鋼材から成る複数の曲げ主材を立設する曲げ主
材立設ステップと、内側に配筋を施した前記コンクリー
ト型枠を前記曲げ主材を内側にして設置する型枠設置ス
テップと、設置した前記コンクリート型枠の両側で前記
張り出し部の鉛直下方の箇所に、プレキャストコンクリ
ート板製の壁材を用いて横断面外形が前記張り出し部の
横断面外形とほぼ同一となるように空洞部を構築する空
洞部構築ステップと、前記コンクリート型枠内にコンク
リートを打設するコンクリート打設ステップとを含む工
程を繰り返すことで柱部とその両側の空洞部からなる脚
部を所定の高さに構築し、前記張り出し部構築工程で
は、柱部の最上部およびその両側の前記張り出し部を構
築するための、内側に配筋を施したコンクリート型枠
を、前記曲げ主材を内側にして、前記脚部構築工程で構
築した柱部および空洞部の上端上に設置し、設置した前
記コンクリート型枠内にコンクリートを打設することを
特徴とする。
するため、プレキャストコンクリート板により形成した
コンクリート型枠を設置し、前記コンクリート型枠内に
コンクリートを打設して鉄筋コンクリートの橋脚を構築
する方法であって、前記橋脚の脚部を構築する脚部構築
工程と、前記橋脚の張り出し部を構築する張り出し部構
築工程とを含み、前記脚部構築工程では、柱部を構築す
る箇所に鋼材から成る複数の曲げ主材を立設する曲げ主
材立設ステップと、内側に配筋を施した前記コンクリー
ト型枠を前記曲げ主材を内側にして設置する型枠設置ス
テップと、設置した前記コンクリート型枠の両側で前記
張り出し部の鉛直下方の箇所に、プレキャストコンクリ
ート板製の壁材を用いて横断面外形が前記張り出し部の
横断面外形とほぼ同一となるように空洞部を構築する空
洞部構築ステップと、前記コンクリート型枠内にコンク
リートを打設するコンクリート打設ステップとを含む工
程を繰り返すことで柱部とその両側の空洞部からなる脚
部を所定の高さに構築し、前記張り出し部構築工程で
は、柱部の最上部およびその両側の前記張り出し部を構
築するための、内側に配筋を施したコンクリート型枠
を、前記曲げ主材を内側にして、前記脚部構築工程で構
築した柱部および空洞部の上端上に設置し、設置した前
記コンクリート型枠内にコンクリートを打設することを
特徴とする。
【0010】また、本発明は、前記型枠設置ステップで
は、二つの矩形状の第1のコンクリート型枠と二つの矩
形状の第2のコンクリート型枠により断面が矩形のコン
クリート打設用の空間部が形成されることを特徴とす
る。また、本発明は、前記空洞部構築ステップでは、各
第2のコンクリート型枠の外側にそれぞれ三つの矩形状
のプレキャストコンクリート板製の壁材が配置され、第
2のコンクリート型枠と三つの矩形状のプレキャストコ
ンクリート板製の壁材により断面が矩形の空洞部が形成
されることを特徴とする。また、本発明は、前記柱部の
最上部の両側の張り出し部の直下で行なわれる空洞部構
築ステップにおいて、プレキャストコンクリート板製の
壁材の内側に形成される空洞部の上下を仕切るように床
板が配設され、前記張り出し部構築工程において前記柱
部の最上部と前記床板の上にわたってコンクリートが打
設されることを特徴とする。また、本発明は、前記空洞
部構築ステップでは、プレキャストコンクリート板製の
壁材の内側に形成される空洞部に、取り外し可能に仮足
場が配設されることを特徴とする。また、本発明は、前
記空洞部構築ステップでは、コンクリート打設ステップ
の後、前記複数の曲げ主材を継ぎ足して立設する曲げ主
材継ぎ足しステップが行なわれることを特徴とする。ま
た、本発明は、前記壁材をなすプレキャストコンクリー
ト板は、前記コンクリート型枠のプレキャストコンクリ
ート板と、材質および寸法がほぼ同一であることを特徴
とする。また、本発明は、前記コンクリート型枠を成す
プレキャストコンクリート板には複数のひび割れ分散筋
が埋め込まれると共に、その内面には帯鉄筋が、上下方
向に間隔をおいて配筋されていることを特徴とする。ま
た、本発明は、前記コンクリート型枠の対向する内面間
にわたり中間帯鉄筋およびセパレータが延設されている
ことを特徴とする。
は、二つの矩形状の第1のコンクリート型枠と二つの矩
形状の第2のコンクリート型枠により断面が矩形のコン
クリート打設用の空間部が形成されることを特徴とす
る。また、本発明は、前記空洞部構築ステップでは、各
第2のコンクリート型枠の外側にそれぞれ三つの矩形状
のプレキャストコンクリート板製の壁材が配置され、第
2のコンクリート型枠と三つの矩形状のプレキャストコ
ンクリート板製の壁材により断面が矩形の空洞部が形成
されることを特徴とする。また、本発明は、前記柱部の
最上部の両側の張り出し部の直下で行なわれる空洞部構
築ステップにおいて、プレキャストコンクリート板製の
壁材の内側に形成される空洞部の上下を仕切るように床
板が配設され、前記張り出し部構築工程において前記柱
部の最上部と前記床板の上にわたってコンクリートが打
設されることを特徴とする。また、本発明は、前記空洞
部構築ステップでは、プレキャストコンクリート板製の
壁材の内側に形成される空洞部に、取り外し可能に仮足
場が配設されることを特徴とする。また、本発明は、前
記空洞部構築ステップでは、コンクリート打設ステップ
の後、前記複数の曲げ主材を継ぎ足して立設する曲げ主
材継ぎ足しステップが行なわれることを特徴とする。ま
た、本発明は、前記壁材をなすプレキャストコンクリー
ト板は、前記コンクリート型枠のプレキャストコンクリ
ート板と、材質および寸法がほぼ同一であることを特徴
とする。また、本発明は、前記コンクリート型枠を成す
プレキャストコンクリート板には複数のひび割れ分散筋
が埋め込まれると共に、その内面には帯鉄筋が、上下方
向に間隔をおいて配筋されていることを特徴とする。ま
た、本発明は、前記コンクリート型枠の対向する内面間
にわたり中間帯鉄筋およびセパレータが延設されている
ことを特徴とする。
【0011】本発明のコンクリート橋脚の構築方法で
は、脚部構築工程において柱部と共に、柱部の両側にプ
レキャストコンクリート板を壁材とする空洞部を構築
し、張り出し部構築工程では、柱部の最上部および張り
出し部を構築するためのコンクリート型枠を、脚部構築
工程で構築した柱部および空洞部の上端上に設置し、そ
のコンクリート型枠内にコンクリートを打設する。した
がって、張り出し部を構築するために従来のように支保
工を組み立てたり解体する必要がない。
は、脚部構築工程において柱部と共に、柱部の両側にプ
レキャストコンクリート板を壁材とする空洞部を構築
し、張り出し部構築工程では、柱部の最上部および張り
出し部を構築するためのコンクリート型枠を、脚部構築
工程で構築した柱部および空洞部の上端上に設置し、そ
のコンクリート型枠内にコンクリートを打設する。した
がって、張り出し部を構築するために従来のように支保
工を組み立てたり解体する必要がない。
【0012】そのため、支保工の組み立ておよび解体に
伴う危険作業は一切不要となる。また、張り出し部の構
築にあたって従来のように支保工を固定するために柱部
のコンクリートが硬化するのを待つ必要がなく、したが
って工期を短縮できる。そして、張り出し部も含め、コ
ンクリートの打設時に用いたコンクリート型枠は橋脚の
表面部材としてそのまま残せばよく、取り外す必要がな
いので、従来のように型枠の解体作業は不要である。そ
のため、この点でも工期を短縮できる。さらに、柱部両
側の空洞部は、プレキャストコンクリート板を用いて構
築するので、従来のように内側に型枠を形成したりする
ことなく中空の脚部張り出し区間を構築できる。したが
って、横幅一定のコンクリート橋脚を低コストで構築で
きる。
伴う危険作業は一切不要となる。また、張り出し部の構
築にあたって従来のように支保工を固定するために柱部
のコンクリートが硬化するのを待つ必要がなく、したが
って工期を短縮できる。そして、張り出し部も含め、コ
ンクリートの打設時に用いたコンクリート型枠は橋脚の
表面部材としてそのまま残せばよく、取り外す必要がな
いので、従来のように型枠の解体作業は不要である。そ
のため、この点でも工期を短縮できる。さらに、柱部両
側の空洞部は、プレキャストコンクリート板を用いて構
築するので、従来のように内側に型枠を形成したりする
ことなく中空の脚部張り出し区間を構築できる。したが
って、横幅一定のコンクリート橋脚を低コストで構築で
きる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を実施例
にもとづき図面を参照して説明する。以下では、まず図
11ないし図16を参照して本実施例のコンクリート橋
脚の構築方法において特に柱部の構築に用いるコンクリ
ート型枠について説明する。図11はプレキャストコン
クリート板により組み立てられた、橋脚の柱部を構築す
るためのコンクリート型枠の平面図、図12はコンクリ
ート型枠の分解平面図、図13の(A)はコンクリート
型枠の長辺部分の拡大平面図、(B)は(A)のA矢視
図、図14はコンクリート型枠体の斜視図、図15の
(A)は連結金具の説明図、(B)はコンクリート型枠
体の拡大断面図、(C)はリブ部の拡大断面図である。
にもとづき図面を参照して説明する。以下では、まず図
11ないし図16を参照して本実施例のコンクリート橋
脚の構築方法において特に柱部の構築に用いるコンクリ
ート型枠について説明する。図11はプレキャストコン
クリート板により組み立てられた、橋脚の柱部を構築す
るためのコンクリート型枠の平面図、図12はコンクリ
ート型枠の分解平面図、図13の(A)はコンクリート
型枠の長辺部分の拡大平面図、(B)は(A)のA矢視
図、図14はコンクリート型枠体の斜視図、図15の
(A)は連結金具の説明図、(B)はコンクリート型枠
体の拡大断面図、(C)はリブ部の拡大断面図である。
【0014】図11、図12に示すように、コンクリー
ト型枠2は、それぞれプレキャストコンクリート板から
なる4つのコンクリート型枠体4から構成され、詳しく
は、2つの第1のコンクリート型枠体6と2つの第2の
コンクリート型枠体8とで平面視長方形の枠状に構成さ
れている。
ト型枠2は、それぞれプレキャストコンクリート板から
なる4つのコンクリート型枠体4から構成され、詳しく
は、2つの第1のコンクリート型枠体6と2つの第2の
コンクリート型枠体8とで平面視長方形の枠状に構成さ
れている。
【0015】第1および第2のコンクリート型枠体6、
8は、プレキャストコンクリート板からなる型枠本体1
0を備え、型枠本体10は互いに平行して対向する上辺
と下辺、これら上辺と下辺よりも短い左辺と右辺とによ
り長方形の板状に形成され、第2のコンクリート型枠体
8の型枠本体10の左右辺には屈曲部12が形成されて
いる。型枠本体10の厚さは約50mm〜100mm程
度で、運搬および後打ちコンクリート打設時にひびわれ
が発生しないように、補強材として鉄筋、繊維またはフ
ァイバが用いられている。また、型枠本体10の内面1
4には、後打コンクリートとの一体性が図られるよう
に、はけ引き処理、洗い出し処理など粗面仕上げがなさ
れている。
8は、プレキャストコンクリート板からなる型枠本体1
0を備え、型枠本体10は互いに平行して対向する上辺
と下辺、これら上辺と下辺よりも短い左辺と右辺とによ
り長方形の板状に形成され、第2のコンクリート型枠体
8の型枠本体10の左右辺には屈曲部12が形成されて
いる。型枠本体10の厚さは約50mm〜100mm程
度で、運搬および後打ちコンクリート打設時にひびわれ
が発生しないように、補強材として鉄筋、繊維またはフ
ァイバが用いられている。また、型枠本体10の内面1
4には、後打コンクリートとの一体性が図られるよう
に、はけ引き処理、洗い出し処理など粗面仕上げがなさ
れている。
【0016】型枠本体10の内面14には、後打コンク
リートの側圧に対処するため、図12、図14に示すよ
うに、断面が台形状のリブ16が、左右方向に間隔をお
いた複数箇所にその上辺と下辺とにわたり上下に延在形
成され、型枠本体10の剛性が高められている。リブ1
6の間隔は、後打ちコンクリートの打設高さ、スラン
プ、コンクリート温度、打設速度を勘案して適宜決定さ
れる。型枠本体10の内部には、図15の(B)、
(C)に示すように、複数のひび割れ分散筋18が、上
下左右方向に格子状に埋め込まれている。
リートの側圧に対処するため、図12、図14に示すよ
うに、断面が台形状のリブ16が、左右方向に間隔をお
いた複数箇所にその上辺と下辺とにわたり上下に延在形
成され、型枠本体10の剛性が高められている。リブ1
6の間隔は、後打ちコンクリートの打設高さ、スラン
プ、コンクリート温度、打設速度を勘案して適宜決定さ
れる。型枠本体10の内部には、図15の(B)、
(C)に示すように、複数のひび割れ分散筋18が、上
下左右方向に格子状に埋め込まれている。
【0017】帯鉄筋20はその中間部がリブ16に埋設
され、型枠本体10の内面14との間に距離をおいて内
面14および上下の辺と平行して延在形成され、図14
に示すように左右の辺の延在方向に間隔をおいて複数設
けられている。帯鉄筋20は、図12に示すように第1
のコンクリート型枠体6では上下の辺よりも長く形成さ
れ、第2のコンクリート型枠体8では上下の辺の全長に
わたる長さで形成されている。帯鉄筋20の両端には屈
曲部13が形成されている。これらの屈曲部13は共
に、コの字状に形成されている。内面14と帯鉄筋20
との間隔は、後打ちコンクリート打設時のコンクリート
の充填性を考慮して最大粗骨材寸法以上とすることが望
ましい。
され、型枠本体10の内面14との間に距離をおいて内
面14および上下の辺と平行して延在形成され、図14
に示すように左右の辺の延在方向に間隔をおいて複数設
けられている。帯鉄筋20は、図12に示すように第1
のコンクリート型枠体6では上下の辺よりも長く形成さ
れ、第2のコンクリート型枠体8では上下の辺の全長に
わたる長さで形成されている。帯鉄筋20の両端には屈
曲部13が形成されている。これらの屈曲部13は共
に、コの字状に形成されている。内面14と帯鉄筋20
との間隔は、後打ちコンクリート打設時のコンクリート
の充填性を考慮して最大粗骨材寸法以上とすることが望
ましい。
【0018】図15の(A)に示すように、各コンクリ
ート型枠体4の型枠本体10の上下左右辺の各縁部寄り
の箇所には、コンクリート型枠体4相互を連結するため
の連結金具取着用金具が縁部の全長にわたり所定の間隔
をおいて複数埋設されている。実施例では連結金具取着
用金具として埋め込みボルト22が用いられている。ま
た、図16に示すように、組み立てられたコンクリート
型枠2の対向する型枠本体10間にはセパレータ24が
取り付けられ、このセパレータ取り付け用のセパレータ
取り付け金具が、各型枠本体10の上下左右に間隔をお
いた複数箇所に埋設固定されている。実施例ではセパレ
ータ取り付け金具として埋め込みボルト26が用いら
れ、埋め込みボルト26の先端は型枠本体10の内面1
4から、あるいは、リブ16の先端面から突出してい
る。
ート型枠体4の型枠本体10の上下左右辺の各縁部寄り
の箇所には、コンクリート型枠体4相互を連結するため
の連結金具取着用金具が縁部の全長にわたり所定の間隔
をおいて複数埋設されている。実施例では連結金具取着
用金具として埋め込みボルト22が用いられている。ま
た、図16に示すように、組み立てられたコンクリート
型枠2の対向する型枠本体10間にはセパレータ24が
取り付けられ、このセパレータ取り付け用のセパレータ
取り付け金具が、各型枠本体10の上下左右に間隔をお
いた複数箇所に埋設固定されている。実施例ではセパレ
ータ取り付け金具として埋め込みボルト26が用いら
れ、埋め込みボルト26の先端は型枠本体10の内面1
4から、あるいは、リブ16の先端面から突出してい
る。
【0019】次に、本発明にもとづくコンクリート橋脚
の構築方法の一実施例について説明する。以下ではま
ず、上述したコンクリート型枠2を用いたコンクリート
橋脚の脚部の構築について説明する。最初に、構築すべ
きコンクリート橋脚箇所に図7に示すように、基礎部3
0(フーチンク部)を施工後、構築すべきコンクリート
橋脚の外側の4面に作業足場32を組み立て、基礎部3
0には複数の曲げ主材34を立設する。曲げ主材34
は、図8の(A)および(B)に示すように、4本の鉄
筋36が正方形の各角部に位置するように、4本の鉄筋
36の延在方向に間隔をおいた複数箇所において、4本
の鉄筋36の間に組み立て筋38や、あるいはプレート
が介在され、4本の鉄筋36が正方形の各角部に保持さ
れるように構成されている。
の構築方法の一実施例について説明する。以下ではま
ず、上述したコンクリート型枠2を用いたコンクリート
橋脚の脚部の構築について説明する。最初に、構築すべ
きコンクリート橋脚箇所に図7に示すように、基礎部3
0(フーチンク部)を施工後、構築すべきコンクリート
橋脚の外側の4面に作業足場32を組み立て、基礎部3
0には複数の曲げ主材34を立設する。曲げ主材34
は、図8の(A)および(B)に示すように、4本の鉄
筋36が正方形の各角部に位置するように、4本の鉄筋
36の延在方向に間隔をおいた複数箇所において、4本
の鉄筋36の間に組み立て筋38や、あるいはプレート
が介在され、4本の鉄筋36が正方形の各角部に保持さ
れるように構成されている。
【0020】一方、構築すべきコンクリート橋脚箇所と
は離れた箇所において、コンクリート型枠2を平面視長
方形の枠状に組み立てる。これについて図3、図4を参
照して説明する。図3の(A)は柱部の型枠および空洞
部を形成する空洞壁体の分解平面図、(B)は組み立て
後の柱部の型枠および空洞壁体を示す平面図、(C)は
(B)に示したAA線に沿った断面図である。また、図
4の(A)は、脚部を構築中のコンクリート橋脚を示す
正面図、(B)は同平面図である。
は離れた箇所において、コンクリート型枠2を平面視長
方形の枠状に組み立てる。これについて図3、図4を参
照して説明する。図3の(A)は柱部の型枠および空洞
部を形成する空洞壁体の分解平面図、(B)は組み立て
後の柱部の型枠および空洞壁体を示す平面図、(C)は
(B)に示したAA線に沿った断面図である。また、図
4の(A)は、脚部を構築中のコンクリート橋脚を示す
正面図、(B)は同平面図である。
【0021】コンクリート型枠体4の組み立ては、図3
の(A)、(B)に示すように2つの第1のコンクリー
ト型枠体6を対向させ、それらの端部間に、長方形の短
辺を成すように第2のコンクリート型枠体8を配置し、
第2のコンクリート型枠体8の両端を、図15の(A)
に示すように、連結具40により第1のコンクリート型
枠体6に連結する。なお、連結具40は埋め込みボルト
22を挿通させ、埋め込みボルト22の先端にナット4
2を締め付けることで固定される。これにより、型枠本
体10の内面14においてリブ16が上下に延在し、帯
鉄筋20が型枠本体10の内面14と距離をおいて内面
14および上下の辺と平行して延在し、帯鉄筋20の端
部が型枠本体10の内面14から直角に突出する。
の(A)、(B)に示すように2つの第1のコンクリー
ト型枠体6を対向させ、それらの端部間に、長方形の短
辺を成すように第2のコンクリート型枠体8を配置し、
第2のコンクリート型枠体8の両端を、図15の(A)
に示すように、連結具40により第1のコンクリート型
枠体6に連結する。なお、連結具40は埋め込みボルト
22を挿通させ、埋め込みボルト22の先端にナット4
2を締め付けることで固定される。これにより、型枠本
体10の内面14においてリブ16が上下に延在し、帯
鉄筋20が型枠本体10の内面14と距離をおいて内面
14および上下の辺と平行して延在し、帯鉄筋20の端
部が型枠本体10の内面14から直角に突出する。
【0022】次に図3の(A)および(B)に示すよう
に、コンクリート型枠2の短辺方向に中間帯筋44を延
在させ、その両端を、コンクリート型枠2の長辺をなす
コンクリート型枠体4の帯鉄筋20に係止させて、コン
クリート型枠2の長辺の延在方向に間隔をおいて3本配
設する。この場合、中間帯筋44の両端にフックなどの
係止具を設けるなどは任意である。なお、中間帯筋44
は、上下に並べられた帯鉄筋20ごとに配置される。
に、コンクリート型枠2の短辺方向に中間帯筋44を延
在させ、その両端を、コンクリート型枠2の長辺をなす
コンクリート型枠体4の帯鉄筋20に係止させて、コン
クリート型枠2の長辺の延在方向に間隔をおいて3本配
設する。この場合、中間帯筋44の両端にフックなどの
係止具を設けるなどは任意である。なお、中間帯筋44
は、上下に並べられた帯鉄筋20ごとに配置される。
【0023】次に、図16に示すように、埋め込みボル
ト26を介して、対向する型枠本体10間にセパレータ
24を取り付け、これによりコンクリート型枠2が完成
する。セパレータ24は例えば、一端にL字状の支辺4
6が取着され、他端に右ネジが形成された第1のロッド
48と、一端にL字状の支辺46が取着され、他端に右
ネジが形成された第2のロッド52と、第1のロッド4
8の右ネジに歯合しかつ第2のロッド52の左ネジに歯
合するターンバックル54などから構成されている。な
お、セパレータ24は、上下方向に間隔をおいた複数箇
所においてコンクリート型枠2の長辺と短辺に平行させ
て複数配設される。
ト26を介して、対向する型枠本体10間にセパレータ
24を取り付け、これによりコンクリート型枠2が完成
する。セパレータ24は例えば、一端にL字状の支辺4
6が取着され、他端に右ネジが形成された第1のロッド
48と、一端にL字状の支辺46が取着され、他端に右
ネジが形成された第2のロッド52と、第1のロッド4
8の右ネジに歯合しかつ第2のロッド52の左ネジに歯
合するターンバックル54などから構成されている。な
お、セパレータ24は、上下方向に間隔をおいた複数箇
所においてコンクリート型枠2の長辺と短辺に平行させ
て複数配設される。
【0024】その後、コンクリート型枠2の両側に、空
洞部56(図4)を形成するための2つの空洞壁体58
を組み立てる。空洞壁体58は、図3の(A)、(B)
に示したようにプレキャストコンクリート板から成る2
枚の第1の壁材60と、同じくプレキャストコンクリー
ト板から成り、両端部が屈曲している第2の壁材62
と、仮足場とする床板64とにより構成されている。第
1および第2の壁材60、62は、本実施例では、型枠
本体10と同じ材質によって形成され、高さは型枠本体
10の高さに一致している。また、第1の壁材60の幅
は、第1のコンクリート型枠体6の型枠本体10の幅よ
りやや狭く、第2の壁材62の幅は第2のコンクリート
型枠体8の幅に一致している。そして、第1および第2
の壁材60、62の厚さは約50mm〜100mm程度
で、運搬および後打ちコンクリート打設時にひびわれが
発生しないように、補強材として鉄筋、繊維またはファ
イバが用いられている。
洞部56(図4)を形成するための2つの空洞壁体58
を組み立てる。空洞壁体58は、図3の(A)、(B)
に示したようにプレキャストコンクリート板から成る2
枚の第1の壁材60と、同じくプレキャストコンクリー
ト板から成り、両端部が屈曲している第2の壁材62
と、仮足場とする床板64とにより構成されている。第
1および第2の壁材60、62は、本実施例では、型枠
本体10と同じ材質によって形成され、高さは型枠本体
10の高さに一致している。また、第1の壁材60の幅
は、第1のコンクリート型枠体6の型枠本体10の幅よ
りやや狭く、第2の壁材62の幅は第2のコンクリート
型枠体8の幅に一致している。そして、第1および第2
の壁材60、62の厚さは約50mm〜100mm程度
で、運搬および後打ちコンクリート打設時にひびわれが
発生しないように、補強材として鉄筋、繊維またはファ
イバが用いられている。
【0025】2枚の第1の壁材60は、図3の(B)に
示したように、2つの第1のコンクリート型枠体6の型
枠本体10と同じ間隔で対向配置し、それらの外側端部
間に、平面視でコの字を形成するように第2の壁材62
を配置して、第2の壁材62の両端を不図示の連結具
や、ボルト、ナットにより第1の壁材60に連結する。
その後、図3の(C)にも示したように、コの字を形成
する第1および第2の壁材60、62の内側下端近傍に
床板64を水平にはめ込み、ストッパ66で支持して仮
足場68とする。これにより、横断面外形が張り出し部
72(図4の(A))の横断面外形に等しい空洞壁体5
8が完成する。
示したように、2つの第1のコンクリート型枠体6の型
枠本体10と同じ間隔で対向配置し、それらの外側端部
間に、平面視でコの字を形成するように第2の壁材62
を配置して、第2の壁材62の両端を不図示の連結具
や、ボルト、ナットにより第1の壁材60に連結する。
その後、図3の(C)にも示したように、コの字を形成
する第1および第2の壁材60、62の内側下端近傍に
床板64を水平にはめ込み、ストッパ66で支持して仮
足場68とする。これにより、横断面外形が張り出し部
72(図4の(A))の横断面外形に等しい空洞壁体5
8が完成する。
【0026】コンクリート型枠2および空洞壁体58の
組み立てを完了すると、次に、図9に示すように、揚重
機70によりまずコンクリート型枠2を吊り上げ、構築
すべきコンクリート橋脚箇所に、コンクリート型枠2の
内側に曲げ主材34が位置するように吊り下ろし、適宜
固定手段によりコンクリート型枠2を基礎部30上に固
定する。同様に、このコンクリート型枠2の両側に配置
する2つの空洞壁体58を順次揚重機70により吊り上
げ、各空洞壁体58の開放箇所をコンクリート型枠2に
向け、コンクリート型枠2に接してコンクリート型枠2
の両側部に配置する。各空洞壁体58は、コンクリート
型枠2と同様、適宜固定手段により基礎部30上に固定
し、また、開放部側の第1の壁材60の端部を、不図示
の連結具や、ボルト、ナットを用いて、コンクリート型
枠2の第2のコンクリート型枠体8を成す型枠本体10
に連結固定する。図4の(B)はこのようにして設置し
たコンクリート型枠2および空洞壁体58を示してい
る。なお、空洞壁体58をコンクリート型枠2に連結す
る作業は、空洞壁体58に床板64により形成した仮足
場68を有効に利用して行うことができる。以下同様に
して、基礎部30上に例えば合計3つのコンクリート型
枠2および空洞壁体58を順次積み上げていく。その
際、1つのコンクリート型枠2および空洞壁体58の設
置を完了するごとに、設置した空洞壁体58の床板64
は取り除いていく。その後、積み重ねたコンクリート型
枠2内にコンクリートを打設し、打設したコンクリート
と共にコンクリート型枠2をコンクリート橋脚の一部と
する。
組み立てを完了すると、次に、図9に示すように、揚重
機70によりまずコンクリート型枠2を吊り上げ、構築
すべきコンクリート橋脚箇所に、コンクリート型枠2の
内側に曲げ主材34が位置するように吊り下ろし、適宜
固定手段によりコンクリート型枠2を基礎部30上に固
定する。同様に、このコンクリート型枠2の両側に配置
する2つの空洞壁体58を順次揚重機70により吊り上
げ、各空洞壁体58の開放箇所をコンクリート型枠2に
向け、コンクリート型枠2に接してコンクリート型枠2
の両側部に配置する。各空洞壁体58は、コンクリート
型枠2と同様、適宜固定手段により基礎部30上に固定
し、また、開放部側の第1の壁材60の端部を、不図示
の連結具や、ボルト、ナットを用いて、コンクリート型
枠2の第2のコンクリート型枠体8を成す型枠本体10
に連結固定する。図4の(B)はこのようにして設置し
たコンクリート型枠2および空洞壁体58を示してい
る。なお、空洞壁体58をコンクリート型枠2に連結す
る作業は、空洞壁体58に床板64により形成した仮足
場68を有効に利用して行うことができる。以下同様に
して、基礎部30上に例えば合計3つのコンクリート型
枠2および空洞壁体58を順次積み上げていく。その
際、1つのコンクリート型枠2および空洞壁体58の設
置を完了するごとに、設置した空洞壁体58の床板64
は取り除いていく。その後、積み重ねたコンクリート型
枠2内にコンクリートを打設し、打設したコンクリート
と共にコンクリート型枠2をコンクリート橋脚の一部と
する。
【0027】次に、打設したコンクリートを養生させる
間に、図10に示すように、作業足場32を上方に組み
上げ、曲げ主材34を、所定の連結具を用いて上方に継
ぎ足す。そして、コンクリートの養生および曲げ主材3
4の継ぎ足しの後、上述の場合と同様にして3つのコン
クリート型枠2および空洞壁体58を順次積み上げてい
き、上記固定手段、連結部、ボルト、ナットを用いてコ
ンクリート型枠2どうし、およびコンクリート型枠2と
空洞壁体58とを連結する。コンクリート型枠2などの
積み上げ途中でのコンクリート橋脚は図4の(A)に示
したようなものとなる。その後、コンクリートをコンク
リート型枠2内に打設し、所定の強度となるまで養生さ
せる。
間に、図10に示すように、作業足場32を上方に組み
上げ、曲げ主材34を、所定の連結具を用いて上方に継
ぎ足す。そして、コンクリートの養生および曲げ主材3
4の継ぎ足しの後、上述の場合と同様にして3つのコン
クリート型枠2および空洞壁体58を順次積み上げてい
き、上記固定手段、連結部、ボルト、ナットを用いてコ
ンクリート型枠2どうし、およびコンクリート型枠2と
空洞壁体58とを連結する。コンクリート型枠2などの
積み上げ途中でのコンクリート橋脚は図4の(A)に示
したようなものとなる。その後、コンクリートをコンク
リート型枠2内に打設し、所定の強度となるまで養生さ
せる。
【0028】つづいて張り出し部直前の柱部を構築す
る。まず、コンクリート型枠2および空洞壁体を、コン
クリート橋脚の構築箇所とは別の箇所で組み立てる。図
5の(A)は柱部の型枠、および空洞部を形成する空洞
壁体の分解平面図、(B)は組み立て後の柱部の型枠お
よび空洞壁体を示す平面図、(C)は(B)に示したA
A線およびBB線に沿った断面図である。また、図6の
(A)は、脚部を構築中のコンクリート橋脚を示す一部
断面正面図、(B)は同平面図である。
る。まず、コンクリート型枠2および空洞壁体を、コン
クリート橋脚の構築箇所とは別の箇所で組み立てる。図
5の(A)は柱部の型枠、および空洞部を形成する空洞
壁体の分解平面図、(B)は組み立て後の柱部の型枠お
よび空洞壁体を示す平面図、(C)は(B)に示したA
A線およびBB線に沿った断面図である。また、図6の
(A)は、脚部を構築中のコンクリート橋脚を示す一部
断面正面図、(B)は同平面図である。
【0029】コンクリート型枠としては、上述の場合と
同一のものを用いるので、主に図3を参照してすでに説
明したようにして図5の(A)に示した各部材を組み立
て、図5の(B)に示したコンクリート型枠2を完成さ
せる。
同一のものを用いるので、主に図3を参照してすでに説
明したようにして図5の(A)に示した各部材を組み立
て、図5の(B)に示したコンクリート型枠2を完成さ
せる。
【0030】空洞壁体76はコンクリート型枠としての
機能も果たす点で上述の場合と異なっている。空洞壁体
76は、図5の(A)に示したように、プレキャストコ
ンクリート板から成る2枚の第3の壁材78と、同じく
プレキャストコンクリート板から成り、両端部が屈曲し
ている第4の壁材80と、同じくプレキャストコンクリ
ート板から成る床板82とにより構成されている。第3
および第4の壁材78、80は、本実施例では、第1の
コンクリート型枠体6などの型枠本体10と同じ材質に
よって形成され、高さは型枠本体10の高さに一致して
いる。また、第3および第4の壁材78、80の幅はそ
れぞれ上記第1および第2の壁材60、62の幅に等し
い。そして、第3および第4の壁材78、80の厚さは
約50mm〜100mm程度で、運搬および後打ちコン
クリート打設時にひびわれが発生しないように、補強材
として鉄筋、繊維またはファイバが用いられている。ま
た、第3および第4の壁材78、80の内面には、上述
した型枠本体10と同様に内面にリブ16が形成されて
いる。第3の壁材78の内面には、本実施例では間隔を
おいて3箇所にリブ16が形成され、第4の壁材80の
内面には、本実施例では間隔をおいて2箇所にリブ16
が形成されている。
機能も果たす点で上述の場合と異なっている。空洞壁体
76は、図5の(A)に示したように、プレキャストコ
ンクリート板から成る2枚の第3の壁材78と、同じく
プレキャストコンクリート板から成り、両端部が屈曲し
ている第4の壁材80と、同じくプレキャストコンクリ
ート板から成る床板82とにより構成されている。第3
および第4の壁材78、80は、本実施例では、第1の
コンクリート型枠体6などの型枠本体10と同じ材質に
よって形成され、高さは型枠本体10の高さに一致して
いる。また、第3および第4の壁材78、80の幅はそ
れぞれ上記第1および第2の壁材60、62の幅に等し
い。そして、第3および第4の壁材78、80の厚さは
約50mm〜100mm程度で、運搬および後打ちコン
クリート打設時にひびわれが発生しないように、補強材
として鉄筋、繊維またはファイバが用いられている。ま
た、第3および第4の壁材78、80の内面には、上述
した型枠本体10と同様に内面にリブ16が形成されて
いる。第3の壁材78の内面には、本実施例では間隔を
おいて3箇所にリブ16が形成され、第4の壁材80の
内面には、本実施例では間隔をおいて2箇所にリブ16
が形成されている。
【0031】2枚の第3の壁材78は、図5の(B)に
示したように、2つの第1のコンクリート型枠体6の型
枠本体10と同じ間隔で対向配置し、それらの外側端部
間に、第3の壁材78と共に平面視でコの字を形成する
ように第4の壁材80を配置して、第4の壁材80の両
端を不図示の連結具や、ボルト、ナットにより第3の壁
材78に連結する。その後、対向する第3の壁材78の
間に、間隔をおいて3本のセパレータ24を水平に延在
させ、セパレータ24の両端部はそれぞれ、第3の壁材
78の内面に形成されたリブ16に不図示の取り付け金
具により固定する。また、これらのセパレータ24に直
交させて、2本のセパレータ24を相互に間隔をおいて
水平に延在させ、それらの一方の端部はそれぞれ第4の
壁材80の内面に形成されたリブ16に不図示の取り付
け金具により固定する。次に、図6の(C)に示したよ
うに、コの字を形成する第3および第4の壁材78、8
0の内側上端近傍に床板82を、第4の壁材80側が上
方となるように傾斜させてはめ込み、不図示の固定具に
より第3および第4の壁材78、80の内面に固定し、
空洞壁体76を完成させる。
示したように、2つの第1のコンクリート型枠体6の型
枠本体10と同じ間隔で対向配置し、それらの外側端部
間に、第3の壁材78と共に平面視でコの字を形成する
ように第4の壁材80を配置して、第4の壁材80の両
端を不図示の連結具や、ボルト、ナットにより第3の壁
材78に連結する。その後、対向する第3の壁材78の
間に、間隔をおいて3本のセパレータ24を水平に延在
させ、セパレータ24の両端部はそれぞれ、第3の壁材
78の内面に形成されたリブ16に不図示の取り付け金
具により固定する。また、これらのセパレータ24に直
交させて、2本のセパレータ24を相互に間隔をおいて
水平に延在させ、それらの一方の端部はそれぞれ第4の
壁材80の内面に形成されたリブ16に不図示の取り付
け金具により固定する。次に、図6の(C)に示したよ
うに、コの字を形成する第3および第4の壁材78、8
0の内側上端近傍に床板82を、第4の壁材80側が上
方となるように傾斜させてはめ込み、不図示の固定具に
より第3および第4の壁材78、80の内面に固定し、
空洞壁体76を完成させる。
【0032】コンクリート型枠2および空洞壁体76の
組み立てを完了すると、次に、図10に示したように、
橋脚構築箇所において作業足場32を上方に組み上げ、
曲げ主材34を、所定の連結具を用いて、コンクリート
橋脚の上端近傍に到達する高さにまで継ぎ足す。ただ
し、柱部74(図6の(A)、(B))の4角にそれぞ
れ位置する2本(全体で8本)の曲げ主材34はこの段
階では継ぎ足さず、後に、型枠を設置した段階で組み立
てる。そして、上述の場合と同様に揚重機70によりま
ずコンクリート型枠2を吊り上げ、すでに構築した柱部
74の頂部に、コンクリート型枠2の内側に継ぎ足した
曲げ主材34が位置するように吊り下ろし、適宜固定手
段によりコンクリート型枠2を構築済みの柱部74の上
に固定する。
組み立てを完了すると、次に、図10に示したように、
橋脚構築箇所において作業足場32を上方に組み上げ、
曲げ主材34を、所定の連結具を用いて、コンクリート
橋脚の上端近傍に到達する高さにまで継ぎ足す。ただ
し、柱部74(図6の(A)、(B))の4角にそれぞ
れ位置する2本(全体で8本)の曲げ主材34はこの段
階では継ぎ足さず、後に、型枠を設置した段階で組み立
てる。そして、上述の場合と同様に揚重機70によりま
ずコンクリート型枠2を吊り上げ、すでに構築した柱部
74の頂部に、コンクリート型枠2の内側に継ぎ足した
曲げ主材34が位置するように吊り下ろし、適宜固定手
段によりコンクリート型枠2を構築済みの柱部74の上
に固定する。
【0033】同様に、このコンクリート型枠2の両側に
配置する2つの空洞壁体76を順次揚重機70により吊
り上げ、各空洞壁体58の開放箇所をコンクリート型枠
2に向け、コンクリート型枠2に接してコンクリート型
枠2の両側部に配置する。各空洞壁体76は、コンクリ
ート型枠2と同様、適宜固定手段により、すでに設置さ
れている空洞壁体58上に固定し、また、開放部側の第
3の壁材78の端部を、不図示の連結具や、ボルト、ナ
ットを用いて、コンクリート型枠2の第2のコンクリー
ト型枠体8を成す型枠本体10に連結固定する。図6の
(B)はこのようにして設置したコンクリート型枠2お
よび空洞壁体76を示している。その後、コンクリート
型枠2内にコンクリートを打設し、養生させて柱部74
を構築する。ただし、この場合には、図6の(A)に示
したように、コンクリートは床板82の付け根付近まで
打設し、したがってこの工程では、この箇所までの柱部
74が完成する。
配置する2つの空洞壁体76を順次揚重機70により吊
り上げ、各空洞壁体58の開放箇所をコンクリート型枠
2に向け、コンクリート型枠2に接してコンクリート型
枠2の両側部に配置する。各空洞壁体76は、コンクリ
ート型枠2と同様、適宜固定手段により、すでに設置さ
れている空洞壁体58上に固定し、また、開放部側の第
3の壁材78の端部を、不図示の連結具や、ボルト、ナ
ットを用いて、コンクリート型枠2の第2のコンクリー
ト型枠体8を成す型枠本体10に連結固定する。図6の
(B)はこのようにして設置したコンクリート型枠2お
よび空洞壁体76を示している。その後、コンクリート
型枠2内にコンクリートを打設し、養生させて柱部74
を構築する。ただし、この場合には、図6の(A)に示
したように、コンクリートは床板82の付け根付近まで
打設し、したがってこの工程では、この箇所までの柱部
74が完成する。
【0034】つづいて張り出し部を構築する。まず、コ
ンクリート型枠を、コンクリート橋脚の構築箇所とは別
の箇所で組み立てる。図2の(A)は柱部の最上部およ
び張り出し部を形成するコンクリート型枠の分解平面
図、(B)は組み立て途中のコンクリート型枠を示す平
面図、(C)は組み立て後のコンクリート型枠を示す平
面図である。また、図1は、柱部の最上部および張り出
し部まで構築したコンクリート橋脚を示す一部断面正面
図である。
ンクリート型枠を、コンクリート橋脚の構築箇所とは別
の箇所で組み立てる。図2の(A)は柱部の最上部およ
び張り出し部を形成するコンクリート型枠の分解平面
図、(B)は組み立て途中のコンクリート型枠を示す平
面図、(C)は組み立て後のコンクリート型枠を示す平
面図である。また、図1は、柱部の最上部および張り出
し部まで構築したコンクリート橋脚を示す一部断面正面
図である。
【0035】コンクリート型枠84は、図2の(A)に
示したように、2つの第1のコンクリート型枠体6、2
つの第2のコンクリート型枠体8、4つの第3のコンク
リート型枠体86、セパレータ24などを用いて形成す
る。コンクリート型枠84の組み立て方法は、上述した
コンクリート型枠2を組み立てる場合と基本的に同じで
ある。コンクリート型枠84は、図2の(B)に示した
ように、柱部型枠88およびその両側の張り出し部型枠
90の3つの部分に分けて組み立てる。柱部型枠88の
組み立てでは、第1のコンクリート型枠体6を対向さ
せ、不図示の埋め込みボルトを介して、対向する型枠本
体10間にセパレータ24を取り付ける。
示したように、2つの第1のコンクリート型枠体6、2
つの第2のコンクリート型枠体8、4つの第3のコンク
リート型枠体86、セパレータ24などを用いて形成す
る。コンクリート型枠84の組み立て方法は、上述した
コンクリート型枠2を組み立てる場合と基本的に同じで
ある。コンクリート型枠84は、図2の(B)に示した
ように、柱部型枠88およびその両側の張り出し部型枠
90の3つの部分に分けて組み立てる。柱部型枠88の
組み立てでは、第1のコンクリート型枠体6を対向さ
せ、不図示の埋め込みボルトを介して、対向する型枠本
体10間にセパレータ24を取り付ける。
【0036】各張り出し部型枠90の組み立てでは、2
つの第3のコンクリート型枠体86と1つの第2のコン
クリート型枠体8とを用いる。第3のコンクリート型枠
体86は第1のコンクリート型枠体6と基本的に同じ構
造であるが、第3のコンクリート型枠体86では、その
型枠本体10の長辺方向の幅が若干狭く、上述した第1
の壁材60と同じ幅となっている。組み立てに当たって
は、まず、2つの第3のコンクリート型枠体86を図2
の(B)に示したように、第1のコンクリート型枠体6
と同じ間隔で対向配置し、それらの外側端部間に、第3
のコンクリート型枠体86と共に平面視でコの字を形成
するように第2のコンクリート型枠体8を配置して、第
2のコンクリート型枠体8の両端を不図示の連結具や、
ボルト、ナットにより第3のコンクリート型枠体86の
端部に連結する。その後、対向する第3のコンクリート
型枠体86の間に、間隔をおいて3本のセパレータ24
を水平に延在させ、セパレータ24の両端部はそれぞ
れ、第3のコンクリート型枠体86の内面に形成された
リブ16に不図示の取り付け金具により固定する。
つの第3のコンクリート型枠体86と1つの第2のコン
クリート型枠体8とを用いる。第3のコンクリート型枠
体86は第1のコンクリート型枠体6と基本的に同じ構
造であるが、第3のコンクリート型枠体86では、その
型枠本体10の長辺方向の幅が若干狭く、上述した第1
の壁材60と同じ幅となっている。組み立てに当たって
は、まず、2つの第3のコンクリート型枠体86を図2
の(B)に示したように、第1のコンクリート型枠体6
と同じ間隔で対向配置し、それらの外側端部間に、第3
のコンクリート型枠体86と共に平面視でコの字を形成
するように第2のコンクリート型枠体8を配置して、第
2のコンクリート型枠体8の両端を不図示の連結具や、
ボルト、ナットにより第3のコンクリート型枠体86の
端部に連結する。その後、対向する第3のコンクリート
型枠体86の間に、間隔をおいて3本のセパレータ24
を水平に延在させ、セパレータ24の両端部はそれぞ
れ、第3のコンクリート型枠体86の内面に形成された
リブ16に不図示の取り付け金具により固定する。
【0037】次に、2つの張り出し部型枠90を、それ
ぞれの開放部を内側に向けて、柱部型枠88の両側に配
置し、図2の(C)に示すように、柱部型枠88の2つ
の第1のコンクリート型枠体6を構成する型枠本体10
と、各張り出し部型枠90の2つの第3のコンクリート
型枠体86を構成する型枠本体10とをそれぞれの端面
において当接させ、当接させた型枠本体10どうしを、
型枠本体10の内面側で不図示の連結具や、ボルト、ナ
ットにより連結する。そして、対向する第2のコンクリ
ート型枠体8の間に2本のセパレータ24を相互に間隔
をおいて配置し、それらの両端部はそれぞれ第2のコン
クリート型枠体8の型枠本体10の内面に形成されたリ
ブ16に不図示の取り付け金具により固定する。
ぞれの開放部を内側に向けて、柱部型枠88の両側に配
置し、図2の(C)に示すように、柱部型枠88の2つ
の第1のコンクリート型枠体6を構成する型枠本体10
と、各張り出し部型枠90の2つの第3のコンクリート
型枠体86を構成する型枠本体10とをそれぞれの端面
において当接させ、当接させた型枠本体10どうしを、
型枠本体10の内面側で不図示の連結具や、ボルト、ナ
ットにより連結する。そして、対向する第2のコンクリ
ート型枠体8の間に2本のセパレータ24を相互に間隔
をおいて配置し、それらの両端部はそれぞれ第2のコン
クリート型枠体8の型枠本体10の内面に形成されたリ
ブ16に不図示の取り付け金具により固定する。
【0038】このようにして、コンクリート型枠84が
完成すると、次に、橋脚構築箇所において作業足場を上
方に組み上げ、上述の場合と同様に揚重機によりまずコ
ンクリート型枠84を吊り上げ、図1に示したように、
曲げ主材34が柱部型枠88の内側と成るようにして、
すでに構築した柱部74および空洞壁体58の上に積み
重ね、固定する。そして、柱部型枠88内の4つの角部
においてそれぞれ2本ずつの曲げ主材34を、他の曲げ
主材34と同じ高さにまで継ぎ足す。その後、コンクリ
ート型枠84内にコンクリートを打設すると、コンクリ
ート型枠84の下のコンクリート型枠2内の上部、およ
びその両側の空洞壁体58における床板82の上にもコ
ンクリートが充填され、コンクリート養生後、柱部74
の最上部および張り出し部72が完成する。
完成すると、次に、橋脚構築箇所において作業足場を上
方に組み上げ、上述の場合と同様に揚重機によりまずコ
ンクリート型枠84を吊り上げ、図1に示したように、
曲げ主材34が柱部型枠88の内側と成るようにして、
すでに構築した柱部74および空洞壁体58の上に積み
重ね、固定する。そして、柱部型枠88内の4つの角部
においてそれぞれ2本ずつの曲げ主材34を、他の曲げ
主材34と同じ高さにまで継ぎ足す。その後、コンクリ
ート型枠84内にコンクリートを打設すると、コンクリ
ート型枠84の下のコンクリート型枠2内の上部、およ
びその両側の空洞壁体58における床板82の上にもコ
ンクリートが充填され、コンクリート養生後、柱部74
の最上部および張り出し部72が完成する。
【0039】このように、本実施例のコンクリート橋脚
の構築方法によれば、脚部を構築する工程において柱部
74と共に、柱部74の両側にプレキャストコンクリー
ト板を壁材とする空洞壁体58、76により空洞部56
(図1)を構築し、張り出し部72を構築する工程で
は、柱部74の最上部および張り出し部72を構築する
ためのコンクリート型枠84を、脚部の構築工程で構築
した柱部74および空洞壁体76の上に設置し、そのコ
ンクリート型枠84内にコンクリートを打設する。した
がって、張り出し部72を構築するために従来のように
支保工を組み立てたり解体する必要がない。
の構築方法によれば、脚部を構築する工程において柱部
74と共に、柱部74の両側にプレキャストコンクリー
ト板を壁材とする空洞壁体58、76により空洞部56
(図1)を構築し、張り出し部72を構築する工程で
は、柱部74の最上部および張り出し部72を構築する
ためのコンクリート型枠84を、脚部の構築工程で構築
した柱部74および空洞壁体76の上に設置し、そのコ
ンクリート型枠84内にコンクリートを打設する。した
がって、張り出し部72を構築するために従来のように
支保工を組み立てたり解体する必要がない。
【0040】そのため、支保工の組み立ておよび解体に
伴う危険作業は一切不要となる。また、張り出し部72
の構築にあたって、従来のように支保工を固定するため
に柱部74のコンクリートが硬化するのを待つ必要がな
く、したがって工期を短縮できる。そして、張り出し部
72も含め、コンクリート打設時に用いたコンクリート
型枠は橋脚の表面部材としてそのまま残し、取り外す必
要がないので、従来のように型枠124の解体作業は不
要である。そのため、この点でも工期を短縮できる。さ
らに、柱部両側の空洞部56は、プレキャストコンクリ
ート板を用いて構築するので、従来のように内側に型枠
124を形成したりすることなく空洞部56(すなわち
中空の脚部張り出し区間)を構築できる。したがって、
横幅一定のコンクリート橋脚を低コストで構築できる。
伴う危険作業は一切不要となる。また、張り出し部72
の構築にあたって、従来のように支保工を固定するため
に柱部74のコンクリートが硬化するのを待つ必要がな
く、したがって工期を短縮できる。そして、張り出し部
72も含め、コンクリート打設時に用いたコンクリート
型枠は橋脚の表面部材としてそのまま残し、取り外す必
要がないので、従来のように型枠124の解体作業は不
要である。そのため、この点でも工期を短縮できる。さ
らに、柱部両側の空洞部56は、プレキャストコンクリ
ート板を用いて構築するので、従来のように内側に型枠
124を形成したりすることなく空洞部56(すなわち
中空の脚部張り出し区間)を構築できる。したがって、
横幅一定のコンクリート橋脚を低コストで構築できる。
【0041】なお、本実施例では、曲げ主材34として
は図8に示したように4本の鉄筋36を組みにして構成
したものを用いたが、これはあくまでも一例であり、必
要な曲げ耐力を確保できる限り、この例に限らず種々の
曲げ主材を用いることができる。
は図8に示したように4本の鉄筋36を組みにして構成
したものを用いたが、これはあくまでも一例であり、必
要な曲げ耐力を確保できる限り、この例に限らず種々の
曲げ主材を用いることができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、プレキャ
ストコンクリート板により形成したコンクリート型枠を
設置し、前記コンクリート型枠内にコンクリートを打設
して鉄筋コンクリートの橋脚を構築する方法であって、
前記橋脚の脚部を構築する脚部構築工程と、前記橋脚の
張り出し部を構築する張り出し部構築工程とを含み、前
記脚部構築工程では、柱部を構築する箇所に鋼材から成
る複数の曲げ主材を立設する曲げ主材立設ステップと、
内側に配筋を施した前記コンクリート型枠を前記曲げ主
材を内側にして設置する型枠設置ステップと、設置した
前記コンクリート型枠の両側で前記張り出し部の鉛直下
方の箇所に、プレキャストコンクリート板製の壁材を用
いて横断面外形が前記張り出し部の横断面外形とほぼ同
一となるように空洞部を構築する空洞部構築ステップ
と、前記コンクリート型枠内にコンクリートを打設する
コンクリート打設ステップとを含む工程を繰り返すこと
で柱部とその両側の空洞部からなる脚部を所定の高さに
構築し、前記張り出し部構築工程では、柱部の最上部お
よびその両側の前記張り出し部を構築するための、内側
に配筋を施したコンクリート型枠を、前記曲げ主材を内
側にして、前記脚部構築工程で構築した柱部および空洞
部の上端上に設置し、設置した前記コンクリート型枠内
にコンクリートを打設する構成とした。
ストコンクリート板により形成したコンクリート型枠を
設置し、前記コンクリート型枠内にコンクリートを打設
して鉄筋コンクリートの橋脚を構築する方法であって、
前記橋脚の脚部を構築する脚部構築工程と、前記橋脚の
張り出し部を構築する張り出し部構築工程とを含み、前
記脚部構築工程では、柱部を構築する箇所に鋼材から成
る複数の曲げ主材を立設する曲げ主材立設ステップと、
内側に配筋を施した前記コンクリート型枠を前記曲げ主
材を内側にして設置する型枠設置ステップと、設置した
前記コンクリート型枠の両側で前記張り出し部の鉛直下
方の箇所に、プレキャストコンクリート板製の壁材を用
いて横断面外形が前記張り出し部の横断面外形とほぼ同
一となるように空洞部を構築する空洞部構築ステップ
と、前記コンクリート型枠内にコンクリートを打設する
コンクリート打設ステップとを含む工程を繰り返すこと
で柱部とその両側の空洞部からなる脚部を所定の高さに
構築し、前記張り出し部構築工程では、柱部の最上部お
よびその両側の前記張り出し部を構築するための、内側
に配筋を施したコンクリート型枠を、前記曲げ主材を内
側にして、前記脚部構築工程で構築した柱部および空洞
部の上端上に設置し、設置した前記コンクリート型枠内
にコンクリートを打設する構成とした。
【0043】したがって、張り出し部を構築するために
従来のように支保工を組み立てたり解体する必要がな
く、支保工の組み立ておよび解体に伴う危険作業は一切
不要となる。また、張り出し部の構築にあたって、従来
のように支保工を固定するために柱部のコンクリートが
硬化するのを待つ必要がないので、工期を短縮できる。
そして、張り出し部も含め、コンクリート打設時に用い
たトコンクリート型枠は橋脚の表面部材としてそのまま
残せばよく、取り外す必要がないので、従来のように型
枠の解体作業は不要である。そのため、この点でも工期
を短縮できる。さらに、柱部両側の空洞部は、プレキャ
ストコンクリート板を用いて構築するので、従来のよう
に内側に型枠を形成したりすることなく中空の脚部張り
出し区間を構築できる。したがって、横幅一定のコンク
リート橋脚を低コストで構築できる。
従来のように支保工を組み立てたり解体する必要がな
く、支保工の組み立ておよび解体に伴う危険作業は一切
不要となる。また、張り出し部の構築にあたって、従来
のように支保工を固定するために柱部のコンクリートが
硬化するのを待つ必要がないので、工期を短縮できる。
そして、張り出し部も含め、コンクリート打設時に用い
たトコンクリート型枠は橋脚の表面部材としてそのまま
残せばよく、取り外す必要がないので、従来のように型
枠の解体作業は不要である。そのため、この点でも工期
を短縮できる。さらに、柱部両側の空洞部は、プレキャ
ストコンクリート板を用いて構築するので、従来のよう
に内側に型枠を形成したりすることなく中空の脚部張り
出し区間を構築できる。したがって、横幅一定のコンク
リート橋脚を低コストで構築できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のコンクリート橋脚の構築方法にもとづ
いて柱部の最上部および張り出し部まで構築したコンク
リート橋脚を示す一部断面正面図である。
いて柱部の最上部および張り出し部まで構築したコンク
リート橋脚を示す一部断面正面図である。
【図2】(A)は柱部の最上部および張り出し部を形成
するコンクリート型枠の分解平面図、(B)は組み立て
途中のコンクリート型枠を示す平面図、(C)は組み立
て後のコンクリート型枠を示す平面図である。
するコンクリート型枠の分解平面図、(B)は組み立て
途中のコンクリート型枠を示す平面図、(C)は組み立
て後のコンクリート型枠を示す平面図である。
【図3】(A)は柱部の型枠および空洞部を形成する空
洞壁体の分解平面図、(B)は組み立て後の柱部の型枠
および空洞壁体を示す平面図、(C)は(B)に示した
AA線に沿った断面図である。
洞壁体の分解平面図、(B)は組み立て後の柱部の型枠
および空洞壁体を示す平面図、(C)は(B)に示した
AA線に沿った断面図である。
【図4】(A)は脚部を構築中のコンクリート橋脚を示
す正面図、(B)は同平面図である。
す正面図、(B)は同平面図である。
【図5】(A)は柱部の型枠、および空洞部を形成する
空洞壁体の分解平面図、(B)は組み立て後の柱部の型
枠および空洞壁体を示す平面図、(C)は(B)に示し
たAA線およびBB線に沿った断面図である。
空洞壁体の分解平面図、(B)は組み立て後の柱部の型
枠および空洞壁体を示す平面図、(C)は(B)に示し
たAA線およびBB線に沿った断面図である。
【図6】(A)は脚部を構築中のコンクリート橋脚を示
す一部断面正面図、(B)は同平面図である。
す一部断面正面図、(B)は同平面図である。
【図7】実施例のコンクリート橋脚の構築方法における
基礎の構築および曲げ主材の立設を示す説明図である。
基礎の構築および曲げ主材の立設を示す説明図である。
【図8】(A)は曲げ主材の斜視図、(B)は曲げ主材
の平面図である。
の平面図である。
【図9】実施例のコンクリート橋脚の構築方法における
コンクリート型枠の設置を示す説明図である。である。
コンクリート型枠の設置を示す説明図である。である。
【図10】実施例のコンクリート橋脚の構築方法におけ
る曲げ主材の継ぎ足しを示す説明図である。
る曲げ主材の継ぎ足しを示す説明図である。
【図11】プレキャストコンクリート板から組み立てら
れた、橋脚の柱部を構築するためのコンクリート型枠の
平面図である。
れた、橋脚の柱部を構築するためのコンクリート型枠の
平面図である。
【図12】コンクリート型枠の分解平面図である。
【図13】(A)はコンクリート型枠の長辺部分の拡大
平面図、(B)は(A)のA矢視図である。
平面図、(B)は(A)のA矢視図である。
【図14】コンクリート型枠体の斜視図である。
【図15】(A)は連結金具の説明図、(B)はコンク
リート型枠体の拡大断面図、(C)はリブ部の拡大断面
図である。
リート型枠体の拡大断面図、(C)はリブ部の拡大断面
図である。
【図16】セパレータの取り付けの説明図である。
【図17】(A)および(B)は従来のコンクリート橋
脚の構築方法を示す説明図である。
脚の構築方法を示す説明図である。
【図18】(A)および(B)は従来のコンクリート橋
脚の構築方法を示す説明図である。
脚の構築方法を示す説明図である。
【図19】構築されたコンクリート橋脚の柱部の断面平
面図である。
面図である。
【図20】コンクリート橋脚の張り出し部の構築方法を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図21】張り出し部の幅と脚部の幅とが等しいコンク
リート橋脚を示す正面図である。
リート橋脚を示す正面図である。
2、84 コンクリート型枠 4 コンクリート型枠体 6 第1のコンクリート型枠体 8 第2のコンクリート型枠体 10 型枠本体 16 リブ 24 セパレータ 30 基礎部 32 作業足場 34 曲げ主材 56 空洞部 58 空洞壁体 60 第1の壁材 62 第2の壁材 72 張り出し部 74 柱部 76 空洞壁体 78 第3の壁材 80 第4の壁材 86 第3のコンクリート型枠体 88 柱部型枠 90 張り出し部型枠 92 脚部張り出し区間
Claims (9)
- 【請求項1】 プレキャストコンクリート板により形成
したコンクリート型枠を設置し、前記コンクリート型枠
内にコンクリートを打設して鉄筋コンクリートの橋脚を
構築する方法であって、 前記橋脚の脚部を構築する脚部構築工程と、前記橋脚の
張り出し部を構築する張り出し部構築工程とを含み、 前記脚部構築工程では、 柱部を構築する箇所に鋼材から成る複数の曲げ主材を立
設する曲げ主材立設ステップと、 内側に配筋を施した前記コンクリート型枠を前記曲げ主
材を内側にして設置する型枠設置ステップと、 設置した前記コンクリート型枠の両側で前記張り出し部
の鉛直下方の箇所に、プレキャストコンクリート板製の
壁材を用いて横断面外形が前記張り出し部の横断面外形
とほぼ同一となるように空洞部を構築する空洞部構築ス
テップと、 前記コンクリート型枠内にコンクリートを打設するコン
クリート打設ステップとを含む工程を繰り返すことで柱
部とその両側の空洞部からなる脚部を所定の高さに構築
し、 前記張り出し部構築工程では、 柱部の最上部およびその両側の前記張り出し部を構築す
るための、内側に配筋を施したコンクリート型枠を、前
記曲げ主材を内側にして、前記脚部構築工程で構築した
柱部および空洞部の上端上に設置し、 設置した前記コンクリート型枠内にコンクリートを打設
する、 ことを特徴とするコンクリート橋脚の構築方法。 - 【請求項2】 前記型枠設置ステップでは、二つの矩形
状の第1のコンクリート型枠と二つの矩形状の第2のコ
ンクリート型枠により断面が矩形のコンクリート打設用
の空間部が形成される請求項1記載のコンクリート橋脚
の構築方法。 - 【請求項3】 前記空洞部構築ステップでは、各第2の
コンクリート型枠の外側にそれぞれ三つの矩形状のプレ
キャストコンクリート板製の壁材が配置され、第2のコ
ンクリート型枠と三つの矩形状のプレキャストコンクリ
ート板製の壁材により断面が矩形の空洞部が形成される
請求項2記載のコンクリート橋脚の構築方法。 - 【請求項4】 前記柱部の最上部の両側の張り出し部の
直下で行なわれる空洞部構築ステップにおいて、プレキ
ャストコンクリート板製の壁材の内側に形成される空洞
部の上下を仕切るように床板が配設され、前記張り出し
部構築工程において前記柱部の最上部と前記床板の上に
わたってコンクリートが打設される請求項1、2または
3記載のコンクリート橋脚の構築方法。 - 【請求項5】 前記空洞部構築ステップでは、プレキャ
ストコンクリート板製の壁材の内側に形成される空洞部
に、取り外し可能に仮足場が配設される請求項1、2、
3または4記載のコンクリート橋脚の構築方法。 - 【請求項6】 前記空洞部構築ステップでは、コンクリ
ート打設ステップの後、前記複数の曲げ主材を継ぎ足し
て立設する曲げ主材継ぎ足しステップが行なわれる請求
項1乃至5に何れか1項記載のコンクリート橋脚の構築
方法。 - 【請求項7】 前記壁材をなすプレキャストコンクリー
ト板は、前記コンクリート型枠のプレキャストコンクリ
ート板と、材質および寸法がほぼ同一である請求項1乃
至6に何れか1項記載のコンクリート橋脚の構築方法。 - 【請求項8】 前記コンクリート型枠を成すプレキャス
トコンクリート板には複数のひび割れ分散筋が埋め込ま
れると共に、その内面には帯鉄筋が、上下方向に間隔を
おいて配筋されている請求項1乃至7に何れか1項記載
のコンクリート橋脚の構築方法。 - 【請求項9】 前記コンクリート型枠の対向する内面間
にわたり中間帯鉄筋およびセパレータが延設されている
請求項1乃至8に何れか1項記載のコンクリート橋脚の
構築方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20088597A JPH1129910A (ja) | 1997-07-09 | 1997-07-09 | コンクリート橋脚の構築方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20088597A JPH1129910A (ja) | 1997-07-09 | 1997-07-09 | コンクリート橋脚の構築方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1129910A true JPH1129910A (ja) | 1999-02-02 |
Family
ID=16431872
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20088597A Pending JPH1129910A (ja) | 1997-07-09 | 1997-07-09 | コンクリート橋脚の構築方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1129910A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100491404B1 (ko) * | 2002-08-27 | 2005-05-25 | 지에스건설 주식회사 | 중공교각의 중공부 차폐용 가설부재 및 그 가설방법 |
| CN102493332A (zh) * | 2011-11-30 | 2012-06-13 | 上海市城市建设设计研究总院 | 立柱斜张式预制拼装立柱承台结构及其拼装定位工艺 |
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| CN107916602A (zh) * | 2017-10-26 | 2018-04-17 | 安徽省交通控股集团有限公司 | 一种预制墩、板快速连接结构 |
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1997
- 1997-07-09 JP JP20088597A patent/JPH1129910A/ja active Pending
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