JPH1129904A - 人工ゲレンデ、ジャンプ台およびスノーボード用競技場 - Google Patents

人工ゲレンデ、ジャンプ台およびスノーボード用競技場

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JPH1129904A
JPH1129904A JP20256497A JP20256497A JPH1129904A JP H1129904 A JPH1129904 A JP H1129904A JP 20256497 A JP20256497 A JP 20256497A JP 20256497 A JP20256497 A JP 20256497A JP H1129904 A JPH1129904 A JP H1129904A
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JP
Japan
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artificial
thermoplastic resin
resin foam
artificial slope
slope according
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JP20256497A
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Inventor
Yukihiro Matsusaki
行博 松▲さき▼
Yoshitomo Kitamura
義友 北村
Minoru Takahashi
稔 高橋
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NAGAOKA SANGYO KK
Toray Industries Inc
Daiichi Sangyo Co Ltd
Original Assignee
NAGAOKA SANGYO KK
Toray Industries Inc
Daiichi Sangyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、一年中滑走することができて、その
上、クッション性、耐摩耗性および安全性に優れた機能
を発揮するのみならず、構造的に簡易であるにも拘ら
ず、耐久性に優れ、さらにどこでも経済的に簡単に建設
できる人工ゲレンデ、ジャンプ台およびスノーボード用
競技場を提供せんとするものである。 【解決手段】本発明の人工ゲレンデは、少なくとも滑走
路が、熱可塑性樹脂発泡体で構成された基盤と人工芝と
の積層構造体で構成されていることを特徴とするもので
あり、また、本発明のジャンプ台およびスノーボード用
競技場は、かかる人工ゲレンデを用いて、少なくとも滑
走路が構成されていることを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一年を通じて利用
可能で、かつ、簡易にどこでも、しかも経済的に建設可
能な人工ゲレンデであって、その上耐久性、クッション
性、耐摩耗性および安全性に優れた人工ゲレンデ、ジャ
ンプ台およびスノーボード用競技場に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、人工ゲレンデは、盛土工法やコン
クリート工法、またはそれらの併用工法によって、概し
て山の傾斜面に基盤を造成し、その上に人工芝を植設し
て形成されていたものである。したがって、どこでも建
設できるというものでもなかったし、さらに土木工事に
莫大な費用のかかるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで最近では、人工
芝製人工ゲレンデとして、コンクリート工法によって、
基盤を形成し、その上に人工芝を植設して形成されたも
のが建設されている。かかるゲレンデは、簡易にどこで
も建設可能な人工ゲレンデではあるが、耐久性、クッシ
ョン性、耐摩耗性および安全性の点では劣るものでしか
なかった。
【0004】本発明は、かかる従来人工ゲレンデの欠点
に鑑み、一年中滑走することができて、その上、クッシ
ョン性、耐摩耗性および安全性に優れた機能を発揮する
のみならず、構造的に簡易であるにも拘らず、耐久性に
優れ、さらにどこでも経済的に簡単に建設できる人工ゲ
レンデ、ジャンプ台およびスノーボード用競技場を提供
せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するために次の手段を採用するものである。すなわ
ち、本発明の人工ゲレンデは、少なくとも滑走路が、熱
可塑性樹脂発泡体で構成された基盤と人工芝との積層構
造体で構成されていることを特徴とするものである。
【0006】また、本発明のジャンプ台およびスノーボ
ード用競技場は、かかる人工ゲレンデを用いて、少なく
とも滑走路が構成されていることを特徴とするものであ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、上述の課題について、
鋭意検討したところ、盛土工法やコンクリート工法、ま
たはそれらの併用工法によって形成される基盤を、熱可
塑性樹脂発泡体で構成したところ、意外にも、上述の全
ての課題を一挙に解決することを究明したものである。
【0008】本発明の熱可塑性樹脂発泡体は、熱可塑性
樹脂からなる特定な圧縮硬さを有する発泡体であれば素
材ポリマに制約されないが、好ましくはポリスチレン、
スチレン・エチレン共重合体、アクリロニトリル・スチ
レン共重合体、ABS樹脂、ポリエチレンおよびポリプ
ロピレンから選ばれた少なくとも1種を使用することが
できる。かかる熱可塑性樹脂は、プロパン、n−ブタ
ン、n−ペンタンなどの発泡剤を3〜8重量%含有させ
た後、予備発泡させて形成したビーズを金型に充填して
発泡成形するか、該発泡剤を含有するポリスチレンを押
出発泡して成形することができる。かかる発泡体の中で
も、JIS K−6767に基づいて測定される圧縮硬
さが好ましくは5〜0.2(kg/cm2 )、さらに好まし
くは2〜0.5(kg/cm2 )であるものが使用される。
かかる圧縮硬さである熱可塑性樹脂発泡体は、耐久性、
クッション性および形態安定性に優れていて、本発明の
人工ゲレンデに好適な素材である。
【0009】かかる発泡体の発泡倍率は、好ましくは2
0〜90倍、さらに好ましくは30〜60倍の範囲にあ
る発泡体が後述する反発弾性などの性質の上から使用さ
れる。すなわち、本発明のかかる発泡体の中でも、AS
TM D−1564に基づいて測定される反発弾性が、
25〜55(%)の範囲にあるものが、ゲレンデとして
のクッション性、耐久性、さらには安全性の上から好ま
しく使用される。この反発弾性は、大きすぎて弾みすぎ
ても、安定したプレーがしにくく滑降しにくいし、また
小さすぎては足腰に与える衝撃が強くて、本発明のゲレ
ンデ用素材としては好ましくない。
【0010】また、本発明の熱可塑性樹脂発泡体は、上
述の熱可塑性樹脂からなる特定な圧縮硬さを有する発泡
体であるのが好ましいが、さらにJIS K−7222
に基づいて測定される密度が、好ましくは8〜40(kg
/m3 )、さらに好ましくは10〜35(kg/m3 )の
範囲にあるものが、耐久性、クッション性および形態安
定性の上から使用される。かかる観点から、さらにJI
S K−7220に基づいて測定される圧縮強さが5%
圧縮歪み時で、好ましくは0.2〜3.5( kgf/c
m2 )、さらに好ましくは0.4〜3.0( kgf/c
m2 )の範囲にあるものがよい。
【0011】また、本発明の熱可塑性樹脂発泡体は、ポ
リスチレン、スチレン・エチレン共重合体、アクリロニ
トリル・スチレン共重合体、ABS樹脂、ポリエチレン
およびポリプロピレンから選ばれた少なくとも1種で構
成されているものであるから、石油、ガソリンなどに対
して溶解性を有していたり、紫外線に対して劣化性を有
するものであるので、かかる溶剤に接触させないか、直
射日光を避ける構成を採用することが好ましい。すなわ
ち、該熱可塑性樹脂発泡体の少なくとも表面を、紫外線
吸収性および撥水撥油性の少なくとも一方の性能を有す
る保護層で被覆しておくのが好ましい。かかる保護層
は、該熱可塑性樹脂発泡体の各ブロック単位で設けられ
ていてもよく、該ブロック内の表面層をかかる性能を有
する樹脂や薬剤で含浸したり、被覆したものでもよく、
また、該ブロック外表面に被覆したものでもよい。かか
る紫外線吸収性を有するものとしては、通常の紫外線吸
収剤を含有せしめることで、また、撥水撥油性を有する
ものとしては、通常のシリコン系やフッ素系の化合物や
樹脂、さらには耐油溶性樹脂や防水性樹脂、あるいはこ
れらの混用素材を含有せしめることで目的は達成され
る。
【0012】本発明のかかる発泡体においては、その少
なくとも一表面を繊維構造体で接合すると、該繊維構造
体の形態安定性をそのまま利用することができ、つまり
それだけ該発泡体を著しく強化することができ、耐久性
に優れたゲレンデ構造体を提供することができる。もち
ろん、かかる繊維構造体に、前述の紫外線吸収性および
撥水撥油性の少なくとも一方の性能を有する保護機能を
もたせてもさしつかえない。
【0013】かかる繊維構造体は、該発泡体の全面に接
合してもさしつかえない。また、該発泡体の少なくとも
2個を該繊維構造体を介して接合することもでき、さら
に3個以上の該発泡体ブロックを同様に集合させたもの
を一つのブロックとして使用することもできる。かかる
繊維構造体を介して接合させたブロックは、該繊維構造
体の数が多いほど、該ブロックの補強強化の度合いが大
きくなるので好ましい。
【0014】本発明で使用するかかる繊維構造体は、た
とえば合成繊維、金属繊維、ガラス繊維、炭素繊維およ
び天然繊維など繊維であれば別に種類を問わないが、目
的とするところが、該発泡体を補強強化することにある
ので、高強力を発揮する繊維が好ましく使用される。さ
らにかかる繊維は、該発泡体に接合されるものであるか
ら、熱融着または接着されて、その機能を発揮するもの
である。したがって、接着成分と強力成分からなる形
や、かかる形を複合繊維および/または複合糸で構成し
た形など種々の形態で使用することができる。本発明で
いう繊維構造体としては、不織布、編組織および織組織
から選ばれた少なくとも1種、もちろんこれらの複合組
織も好ましく使用される。かかる繊維構造体を接合した
ものは、本発明の基盤を構成する該発泡体の補強強化に
優れた効果を発揮し、さらに該発泡体の形態安定性を著
しく向上させる特徴を発揮する。かかる形態安定性を向
上させるには、織組織が好ましく使用され、中でも平
織、綾織、朱子織、絽織、紗織、その他のメッシュ状組
織や、それらの変化組織などが好ましく使用される。
【0015】本発明でいう接着成分としては、通常の接
着樹脂や、加熱することにより熱変形あるいは溶融を起
こして該発泡体と接着するものであり、たとえば該発泡
体と同じモノマ単位を含むものや、良好な接着性と相溶
性を有するポリマが好ましく使用される。たとえば熱変
形により接合する成分では、該発泡体の熱変形温度より
少なくとも10℃以上低いことが好ましい。たとえば、
スチレンにアクリル酸やメタクリル酸の高級アルコール
エステルを共重合したポリスチレン共重合体、酸成分が
テレフタル酸/イソフタル酸、グリコール成分がエチレ
ングリコールからなるポリエステル共重合体などを使用
することができる。
【0016】また、強力成分としては、ポリエステル、
ポリアミド、アラミド、その他ポリアリレート、ポリア
クリルニトリル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
ビニルアルコールなどの各種のポリマからなる合成繊維
や、さらに各種金属繊維、ガラス繊維、さらには炭素繊
維などの高強力繊維を使用することができる。これら
は、所望の機能に応じて一種または二種以上の繊維を併
用することができる。
【0017】本発明の人工ゲレンデの特徴は、主として
該基盤を該発泡体で構成したものであるが、構造的に耐
久性を向上させるために、木材板、金属板、合板および
複合板などの剛性材料またはコンクリートとの積層構造
体で該基盤を補強した形に構成したものが好ましい。か
かる剛性材料またはコンクリートは、該基盤を構成する
積層構造体の少なくとも中間層に組み込まれた形や、該
人工ゲレンデ構造体の外壁の少なくとも一部を構成する
形で組み込まれたものなど、各種の組み込み構造であっ
てもさしつかえないが、最終的に該基盤の形態安定性、
耐久性および強度特性などを改善、向上するものであれ
ばよい。
【0018】かかる積層構造体からなる基盤の表面層に
は、人工芝を接合するが、かかる人工芝は、そのまま直
接接合してもよいが、該人工芝と基盤の間に、衝撃緩衝
材やクッション材、さらに硬さ調整材などを介在させる
のが好ましい。たとえば該人工芝として、該基盤を構成
する熱可塑性樹脂発泡体からなるシート、または、それ
とは別種の熱可塑性樹脂発泡体シートを裏打ちしたもの
を、該基盤に敷設、接合すると、該基盤と人工芝との接
合力が強化されて、耐久性のよい人工ゲレンデを提供す
ることができる。かかる裏打ち用の該熱可塑性樹脂発泡
体シートとしては、好ましくは該基盤を構成する熱可塑
性樹脂発泡体よりも、さらに軟質で、可撓性に優れたポ
リプロピレンやポリエチレンなどのポリオレフィン系樹
脂発泡体シートを採用することによって、優れた衝撃緩
衝機能を高めた人工ゲレンデを提供することができる。
かかる裏打ち用熱可塑性樹脂発泡体シートは、好ましく
は10〜60倍の発泡倍率のもので、さらに好ましくは
JIS K−6767に基づいて測定される圧縮硬さが
0.25〜3(kg/cm2 )の範囲にあるものが、衝撃緩
衝作用に優れていてよい。
【0019】本発明に使用される人工芝は、通常のタフ
ティングターフでもよいが、好ましくは成型人工芝が、
衝撃緩衝作用に優れていてよい。すなわち、通常のタフ
ティングターフは、葉部が極めて柔軟であるため、基盤
の硬さをもろに伝搬してしまい、衝撃をそのままプレー
ヤーに伝えてしまうので、本発明のゲレンデとしては好
ましい人工芝とはいえない。これに対して成型人工芝
は、ゲレンデとしての硬さを有しており、スキーやスノ
ーボードに対して優れたクッション性を発揮し、衝撃緩
衝作用に優れているという効果を奏するものである。か
かる成型人工芝としては、好ましくは少なくとも葉部
が、エチレン−α−オレフィン共重合体で構成されてい
るものが使用される。該エチレン−α−オレフィン共重
合体は、低密度ポリエチレンであり、そのα−オレフィ
ンは、好ましくは炭素数4以上、さらに好ましくは炭素
数6以上のオレフィンであるものが、クッション性を発
揮し、衝撃緩衝作用に優れている。これらのなかでもブ
テン−1、ヘキセン−1およびオクテン−1から選ばれ
た少なくとも1種であるα−オレフィンがよい。すなわ
ち、炭素数が多い方が側鎖が大きくなり、その分、分子
の絡まりが多くなるため、それら共重合からなるポリマ
ーの引裂き強力が向上し、擦過による摩耗に強くなる。
なお、これらα−オレフィンは、2種以上混在して共重
合されていてもよい。かかるエチレン−α−オレフィン
共重合体の中でも、好ましくは110〜130℃、さら
に好ましくは115〜128℃の温度範囲内に融点を有
し、かつ、結晶サイズが好ましくは1〜5μm、さらに
好ましくは2〜4μmの範囲内に分布を有するものが、
上述効果の上からよい。
【0020】かかるエチレン−α−オレフィン共重合体
は、ポリエチレンの側鎖に該α−オレフィンの部分が直
鎖状にぶらさがった構造を有する高分子であり、環境応
力亀裂抵抗(ESCR)、引裂強度、衝撃強度および耐
寒性が共に、低密度ポリエチレンおよび高密度ポリエチ
レンのいずれに比しても優れた特徴を発揮する。これ
は、まさにスキーやスノーボード等ハードな擦過を強い
られる用途向きの性能である。
【0021】かかるエチレン−α−オレフィン共重合体
は、それ単独で使用してもよいが、本発明の目的を阻害
しない範囲内において、他の樹脂や添加剤、例えば着色
剤、耐候剤などの機能性加工剤を含有してもよい。特
に、着色剤として染料や顔料を用いるが、かかる着色剤
としては、非重金属系着色剤を使用するのが、人体に対
する有害性の上から好ましい。例えば、非重金属系顔料
しとては、酸化鉄などの金属酸化物、フタロシアニン系
顔料などの非重金属系顔料を使用する。
【0022】かかる顔料は、混合顔料の形で使用されて
もよい。かかる顔料は、染料の如く染色するものとは異
なり、原着、即ち、ポリマーに練り込んで使用される。
かかる顔料は、所望の着色程度によって異なるが、樹脂
100重量部に対して好ましくは0.1〜10重量部さ
らに好ましくは1〜6重量部の範囲で配合される。
【0023】かかる成型人工芝は、たとえば特公昭52
−1569号公報などで提案されている連続成型方法に
より好ましく製造される。この方法は、ドラムの周囲に
人工芝の葉を成型する円筒状に6〜8本の切り込みの入
った芯金を有する金型が配列されており、それを繋ぐ基
材部の溝が設けられた装置で製造するものである。すな
わち、まずポリマは、該金型ドラムに押し出され、円筒
と芯金の隙間の葉を形成する金型に充填され、同時に、
基材部を構成する溝にも充填され、葉の部分は底面で連
続して繋がれ、該底面はシート状に成型され成型人工芝
を形成する。この成型人工芝は、ドラムの回転とともに
冷却されるようになっており、該押し出し装置の反対側
でドラムから剥ぎ取られ巻き取られる仕組みになってい
る。得られた成型人工芝は、6〜8葉の部分がベースシ
ートの上に群立した三次元立体構造シートの形態を有す
るものである。
【0024】かかる成型人工芝は、良好な滑り特性を付
与する上から、葉部の先端を丸く溶融した溶融玉を有す
るものが好ましく使用される。かかる溶融玉は、先端部
がひ丸められた程度でもよいし、さらに葉の厚さの倍程
度の大きさものでもよい。この溶融玉は、スキー板やス
ノーボード板をコロの機能で摩擦抵抗を低減し、安全性
をも向上する機能を有するものである。かかる成型人工
芝の芝葉の厚さは、別に制約されるものではないが、根
元から先端にかけて細くなる形を有するものが強度、ク
ッション性、衝撃緩衝性などの点から好ましく、耐久性
の上からは、根元部の厚さは0.5〜5mm、先端部は
0.1〜3mm程度のものが好ましい。
【0025】本発明では、かかる人工芝に、繊維構造体
シートや熱可塑性樹脂発泡体シートなどのシートを裏打
ち材として裏打ちし、この形で、該裏打ち材側と基盤と
を融着または接着して積層構造体の形で、本発明の人工
ゲレンデを形成する。かかる裏打ち材は、単に裏打ちし
て人工芝の耐久保持性を改善するのみならず、該人工芝
の張り替えや補修の際に基盤と人工芝の剥離を容易にす
る機能を兼ね備えているという重要な役目を有するもの
である。
【0026】かかる人工ゲレンデにおいて、該積層構造
体の表面(人工芝側)での反発弾性は、ASTM D−
1564に基づいて測定したとき、18〜38(%)の
範囲にあるものが好ましい。すなわち熱可塑性樹脂発泡
体のブロックの段階では高かった反発弾性を、人工芝で
大きく吸収、制御されたものが、ゲレンデとしてのクッ
ション性、衝撃緩衝性、ソリやボードの操り特性とのバ
ランスがとれ、安定したプレーができ、滑降し易い、足
腰に与える衝撃もソフトな、安全性に優れた人工ゲレン
デを提供することができるので好ましい。
【0027】次に本発明の人工ゲレンデ、ジャンプ台お
よびスノーボード用競技場について、図面により、さら
に説明する。
【0028】図1は、本発明の人工ゲレンデGを示す一
例の断面図である。この例は、傾斜構造基盤1を多数の
ブロック状ポリスチレン製発泡体2を集合、接合して形
成されており、該基盤1の表面には、成型人工芝3が接
合されているものである。この成型人工芝3は、ポリエ
チレン発泡体シート4で裏打ちされており、この発泡体
シート4と該基盤1とは、接着剤(図示せず)で接合さ
れているものである。この例においては、基盤1はブロ
ック状ポリスチレン製発泡体2のみで構成されている
が、該基盤構造体の下部または基礎部分は、剛性材料、
例えば木製構造やコンクリート構造、さらにはこれらの
複合構造で構成してもよい。
【0029】図2はジャンプ台で、図3はスノーボード
用競技場である。図2の例は、図1の人工ゲレンデGの
構造をジヤンプ台に応用した一例を示す断面図である。
この例では、ジヤンプ用滑降路部分Aと着地用滑走路部
分Bの少なくとも表層部を図1の人工ゲレンデGで構成
し、その他の部分、つまり土台部分Cは、コンクリート
構造(鉄筋コンクリート構造体)で形成されているもの
である。
【0030】図3は図1の人工ゲレンデGの構造をスノ
ーボード用競技場に応用した一例を示す断面図である。
図3の例は、図1の人工ゲレンデGの構造をスノーボー
ド用競技場の全面に応用した例で、外壁部分Dは、競技
場構造体の安定性および耐久性の上から、コンクリート
構造(鉄筋コンクリート構造体)で形成したものであ
る。
【0031】
【実施例】次に実施例により、本発明をさらに詳しく説
明する。 (成型人工芝の製造)特公昭52−1569号公報で提
案されタ連続成型方法により、エチレン−α−オレフィ
ン共重合体からなる直鎖状低密度ポリエチレンを原料樹
脂として、これに樹脂100部に対して酸化鉄とフタロ
シアニングリーンとの混合顔料を2部配合した着色樹脂
組成物を用いて成型人工芝を製造した。なお、エチレン
−α−オレフィン共重合体のα−オレフィンとして、オ
クテン1を用いた。
【0032】この成型人工芝は、幅100cmの長さ方向
に連続した帯状の三次元立体構造シートで、葉の長さ2
3cm、葉の密度は8本/cm2 のもので、具体的には、円
筒状に8本の葉部を一単位として、かかる葉が群立して
なるベースシートとで構成された三次元立体構造シート
の形態を有するものであった。
【0033】この成型人工芝の葉部をプレス機を用い
て、葉を折り曲げるテクスチャー加工を施し、葉にバネ
弾性を付与すると同時に葉による被覆性、カバーリング
性を向上させた。この成型人工芝は、最終的には、根元
部1.5mm、中間部1.2mm、先端部0.9mmの厚さ分
布を有するものであった。
【0034】かかる成型人工芝は、さらにその先端部を
熱風に晒して溶融玉を形成した。この溶融玉の大きさ
は、各葉で相違していて、約1〜2mmの範囲でバラツキ
のあるものであった。
【0035】かかる成型人工芝を、JIS L-1021に準じた
摩耗試験とJIS L-1096に準じた耐屈曲性試験とにかけて
評価した。なお、摩耗試験は、金属エッジを取り付けた
ロータリー型ダイナミックローディングテスターにより
摩耗試験をし、15,000回時での摩耗減量を測定
し、また、耐屈曲性試験は、成型人工芝の葉を切り取
り、その両端を掴み、±63°になるように耐揉み試験
機を用いて試験した。
【0036】その結果、この成型人工芝は、摩耗減量で
は280mg、耐屈曲性では2,100回の優れた性能を
有するものであることがわかった。因みに低密度ポリエ
チレンのみからなる成型人工芝では、前者が2,200
mg、後者が156回と、大幅に下回る性能しか示さなか
った。
【0037】(熱可塑性樹脂発泡体の製造)n−ペンタ
ン5重量%含有するポリスチレンを予備発泡させたポリ
スチレンビーズを金型に充填し、発泡倍率40倍になる
まで加熱して熱可塑性樹脂発泡体ブロックを製造した。
【0038】この熱可塑性樹脂発泡体は、たて2m、よ
こ1m、たかさ0.5mのブロック状物で、ASTM
D−1564に基づいて測定される反発弾性が35
(%)の範囲のもので、JIS K−6767に基づい
て測定される圧縮硬さが、1.5(kg/cm2 )で、JI
S K−7222に基づいて測定される密度が20(kg
/m3 )で、JIS K−7220に基づいて測定され
る圧縮強さが5%圧縮歪み時で1.2( kgf/cm2 )の
ものであった。
【0039】実施例1 前記熱可塑性樹脂発泡体ブロックと成型人工芝で図1の
人工ゲレンデを作成した。このゲレンデは、ゲレンデ幅
2m、高さ3m、平面長さ8m、斜度15度の滑降路と
5mの平坦な予備走路からなる全長13mの模型構造体
とした。
【0040】まず、熱可塑性樹脂発泡体ブロックを、全
長13m分敷き詰めて最下部層を形成し、次いで傾斜に
合わせて熱線ワイヤーでカットされた熱可塑性樹脂発泡
体ブロック単体を、該滑降路表面に配置されるように、
他の矩形ブロックと組合わせて積層して、図1の人工ゲ
レンデの基盤を形成した。
【0041】次いで、該滑降路の表面の全面に、厚さ2
0mm、発泡倍率20倍、JIS K−6767に基づい
て測定される圧縮硬さが0.75(kg/cm2 )のポリエ
チレン発泡体シートをゴム系接着剤で接着敷設し、その
表面に前記成型人工芝を、ウレタン系接着剤で接着敷設
して、人工ゲレンデを形成した。
【0042】なお、該人工ゲレンデの側面の熱可塑性樹
脂発泡体ブロック露出面に、ポリプロピレン繊維糸条で
織成された平織物に、フタロシアニングリーンで着色さ
れた塩化ビニル樹脂をコーティングされた養生シート
を、アクリル系接着剤で接着して被覆した。
【0043】この人工芝ゲレンデのASTM D−15
64に基づいて測定される反発弾性は、28(%)であ
った。
【0044】実施例2 実施例1と同様にして、図2の模型ジャンプ台を形成し
た。ただしこのジャンプ台の場合は、ジヤンプ用滑降路
部分A、着地用滑走路部分Bおよび土台部分Cの全て
を、熱可塑性樹脂発泡体で形成した。
【0045】ジヤンプ用滑降路部分Aは、幅2m、高さ
6m、斜度30度の滑降路で、その滑降路部分のみの平
面長さ5mのブロック構造体で構成されており、次いで
そのブロック構造体に連続的に形成される着地用滑走路
部分Bは、幅4m、高さ3m、斜度15度の平面長さ8
mのブロック構造体で構成され、それに続いて5mの平
坦な予備走路からなる全長18mの模型構造体からなる
基盤を形成した。後は、実施例1と同様にして、該基盤
表面に成型人工芝を接着敷設した。
【0046】この模型ジャンプ台のASTM D−15
64に基づいて測定される反発弾性は、実施例1と同じ
28(%)であった。
【0047】実施例3 実施例1と同様にして、図3の模型スノーボード用ハー
フパイプ型競技場を形成した。このハーフパイプ型競技
場の断面における競技場幅15m、高さ3m、R=3m
で形成される斜度を有するハーフパイプ型構造物で、か
かる断面形状を有する競技場で、その平面長さ(奥行
き)が20m、最奥部の高さ6mの斜度18度のスノー
ボード用ハーフパイプ型競技場用の基盤を形成した。後
は、実施例1と同様にして、該基盤表面に成型人工芝を
接着敷設した。
【0048】この模型スノーボード用ハーフパイプ型競
技場のASTM D−1564に基づいて測定される反
発弾性は、実施例1と同じ28(%)であった。
【0049】比較例1、2 実施例1の人工ゲレンデにおいて、基盤をコンクリート
で構成し、成型人工芝はそのまま直にコンクリートに敷
設した以外は、全て実施例1と同様にして人工ゲレンデ
を形成した(比較例1)。
【0050】比較例1において、成型人工芝をポリエチ
レン発泡体シートで裏打ちしたものを使用する以外は、
全て比較例1と同様にして人工ゲレンデを形成した(比
較例2)。
【0051】これらの人工ゲレンデのASTM D−1
564に基づいて測定される反発弾性は、比較例1では
5(%)、比較例2では10(%)で、いずれも極めて
硬くて衝撃が強く、危険なものであった。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、どこでも経済的に簡単
に建設できて、かつ、一年中滑走することができ、その
上、クッション性、耐摩耗性、安全性および耐久性に優
れた人工ゲレンデ、ジャンプ台およびスノーボード用競
技場を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この図は、本発明の人工ゲレンデを示す一例
の断面図である。
【図2】 この図は、本発明のジャンプ台の一例を示す
断面図である。
【図3】 この図は、図1の人工ゲレンデの構造をスノ
ーボード用競技場に応用した一例を示す断面図である。
【符号の説明】
1:基盤 2:ポリスチレン製発泡体 3:人工芝(成型人工芝) 4:熱可塑性樹脂発泡体シート(ポリエチレン発泡体シ
ート) G:人工ゲレンデ A:ジヤンプ用滑降路部分 B:着地用滑走路部分 C:土台部分 D:外壁部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北村 義友 滋賀県大津市大江1丁目1番1号 東レ株 式会社瀬田工場内 (72)発明者 高橋 稔 滋賀県大津市大江1丁目1番1号 東レ株 式会社瀬田工場内

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも滑走路が、熱可塑性樹脂発泡
    体で構成された基盤と人工芝との積層構造体で構成され
    ていることを特徴とする人工ゲレンデ。
  2. 【請求項2】 該熱可塑性樹脂発泡体が、JIS K−
    6767に基づいて測定される圧縮硬さが5〜0.2
    (kg/cm2 )である請求項1記載の人工ゲレンデ。
  3. 【請求項3】 該熱可塑性樹脂発泡体が、2〜0.5
    (kg/cm2 )の圧縮硬さを有するものである請求項1記
    載の人工ゲレンデ。
  4. 【請求項4】 該熱可塑性樹脂発泡体が、JIS K−
    7222に基づいて測定される密度が8〜40(kg/m
    3 )の範囲にあるものである請求項1記載の人工ゲレン
    デ。
  5. 【請求項5】 該熱可塑性樹脂発泡体が、JIS K−
    7222に基づいて測定される密度が10〜35(kg/
    3 )の範囲にあるものである請求項1記載の人工ゲレ
    ンデ。
  6. 【請求項6】 該熱可塑性樹脂発泡体が、JIS K−
    7220に基づいて測定される圧縮強さが5%圧縮歪み
    時で0.2〜3.5( kgf/cm2 )の範囲にあるもので
    ある請求項1記載の人工ゲレンデ。
  7. 【請求項7】 該熱可塑性樹脂発泡体が、JIS K−
    7220に基づいて測定される圧縮強さが5%圧縮歪み
    時で0.4〜3.0( kgf/cm2 )の範囲にあるもので
    ある請求項1記載の人工ゲレンデ。
  8. 【請求項8】 該熱可塑性樹脂発泡体が、ポリスチレ
    ン、スチレン・エチレン共重合体、アクリロニトリル・
    スチレン共重合体、ABS樹脂、ポリエチレンおよびポ
    リプロピレンから選ばれた少なくとも1種からなるもの
    である請求項1〜7のいずれかに記載の人工ゲレンデ。
  9. 【請求項9】 該熱可塑性樹脂発泡体が、発泡倍率20
    〜90倍の範囲にあるものである請求項1〜8のいずれ
    かに記載の人工ゲレンデ。
  10. 【請求項10】 該熱可塑性樹脂発泡体が、30〜60
    倍の範囲にある架橋発泡体である請求項1〜8のいずれ
    かに記載の人工ゲレンデ。
  11. 【請求項11】 該熱可塑性樹脂発泡体が、ASTM
    D−1564に基づいて測定される反発弾性が25〜5
    5(%)の範囲のものである請求項1〜10のいずれか
    に記載の人工ゲレンデ。
  12. 【請求項12】 該熱可塑性樹脂発泡体が、その少なく
    とも表面を、紫外線吸収性および撥水撥油性の少なくと
    も一方の性能を有する保護層で被覆されているものであ
    る請求項1〜11のいずれかに記載の人工ゲレンデ。
  13. 【請求項13】 該保護層が、該熱可塑性樹脂発泡体の
    各ブロック単位で設けられているものである請求項12
    記載の人工ゲレンデ。
  14. 【請求項14】 該熱可塑性樹脂発泡体が、その少なく
    とも一表面が繊維構造体によって接合されて強化された
    ものである請求項1〜12のいずれかに記載の人工ゲレ
    ンデ。
  15. 【請求項15】 該熱可塑性樹脂発泡体が、繊維構造体
    を介して接合された2個以上のブロックの集合体である
    請求項14記載の人工ゲレンデ。
  16. 【請求項16】 該繊維構造体が、接着成分と強力成分
    からなる複合繊維および/または複合糸で構成された不
    織布、編組織および織組織から選ばれた少なくとも1種
    である請求項14または15記載の人工ゲレンデ。
  17. 【請求項17】 該繊維構造体が、合成繊維、金属繊
    維、ガラス繊維、炭素繊維および天然繊維から選ばれた
    少なくとも1種で構成されたものである請求項14〜1
    6のいずれかに記載の人工ゲレンデ。
  18. 【請求項18】 該基盤が、該熱可塑性樹脂発泡体と、
    剛性材料またはコンクリートとの積層構造体で構成され
    ていることを特徴とする請求項1記載の人工ゲレンデ。
  19. 【請求項19】 該剛性材料またはコンクリートが、該
    基盤を構成する積層構造体の少なくとも中間層に補強層
    として形成されて組み込まれているものである請求項1
    8記載の人工ゲレンデ。
  20. 【請求項20】 該剛性材料またはコンクリートが、該
    人工ゲレンデ構造体の外壁の少なくとも一部を構成する
    ものである請求項18または19記載の人工ゲレンデ。
  21. 【請求項21】 該人工芝が、JIS K−6767に
    基づいて測定される圧縮硬さが0.25〜3(kg/c
    m2 )の範囲にある熱可塑性樹脂発泡体シートで裏打ち
    されていることを特徴とする請求項1記載の人工ゲレン
    デ。
  22. 【請求項22】 該熱可塑性樹脂発泡体シートが、該積
    層構造体の表面層を構成する熱可塑性樹脂発泡体と接合
    されているものである請求項21記載の人工ゲレンデ。
  23. 【請求項23】 該熱可塑性樹脂発泡体シートが、発泡
    倍率10〜60のものである請求項21または22記載
    の人工ゲレンデ。
  24. 【請求項24】 該人工芝が、成型人工芝である請求項
    1または21記載の人工ゲレンデ。
  25. 【請求項25】 該成型人工芝が、エチレン−α−オレ
    フィン共重合体で構成されている請求項24記載の人工
    ゲレンデ。
  26. 【請求項26】 該エチレン−α−オレフィン共重合体
    のα−オレフィンが、炭素数4以上のオレフィンである
    請求項25記載の人工ゲレンデ。
  27. 【請求項27】 該エチレン−α−オレフィン共重合体
    の該α−オレフィンが、ブテン−1、ヘキセン−1およ
    びオクテン−1から選ばれた少なくとも1種である請求
    項26記載の人工ゲレンデ。
  28. 【請求項28】 該エチレン−α−オレフィン共重合体
    が、110〜130℃の温度範囲内に融点を有し、か
    つ、結晶サイズが1〜5μmの範囲内にあるものである
    請求項25〜27のいずれかに記載の人工ゲレンデ。
  29. 【請求項29】 該人工芝が、非重金属系着色剤で着色
    されている請求項1、24および25のいずれかに記載
    の人工ゲレンデ。
  30. 【請求項30】 該非重金属系着色剤が、酸化鉄系顔料
    およびフタロシアニン系顔料の少なくとも1種を含むも
    のである請求項29記載の人工ゲレンデ。
  31. 【請求項31】 該人工芝が、球状先端を有する葉部を
    有するものである請求項1、24、25および28〜3
    0のいずれかに記載の人工ゲレンデ。
  32. 【請求項32】 該ゲレンデが、ASTM D−156
    4に基づいて測定される反発弾性が18〜38(%)の
    範囲にあるものである請求項1〜31のいずれかに記載
    の人工ゲレンデ。
  33. 【請求項33】 請求項1〜32のいずれかに記載の人
    工ゲレンデを用いて、少なくとも滑走路が構成されてい
    ることを特徴とするジャンプ台。
  34. 【請求項34】 請求項1〜32のいずれかに記載の人
    工ゲレンデを用いて、少なくとも滑走路が構成されてい
    ることを特徴とするスノーボード用競技場。
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WO2014196493A1 (ja) 2013-06-03 2014-12-11 株式会社レスポンスエンジニアリング スキージャンプ用遊戯設備
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