JPH11298845A - 光ディスク、光ディスクレコーダおよび光ディスクプレーヤ - Google Patents

光ディスク、光ディスクレコーダおよび光ディスクプレーヤ

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Publication number
JPH11298845A
JPH11298845A JP10095660A JP9566098A JPH11298845A JP H11298845 A JPH11298845 A JP H11298845A JP 10095660 A JP10095660 A JP 10095660A JP 9566098 A JP9566098 A JP 9566098A JP H11298845 A JPH11298845 A JP H11298845A
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JP
Japan
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audio data
recording
optical disk
data
stream
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Application number
JP10095660A
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English (en)
Inventor
Tomoyuki Okada
智之 岡田
Kaoru Murase
薫 村瀬
Kazuhiro Tsuga
一宏 津賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11298845A publication Critical patent/JPH11298845A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 DVDにおいて、アフレコを行う場合、VT
Rの様にストリームに直接アフレコデータを記録するこ
とは、構造上困難であった。また、MPEGストリーム
としてタイムスタンプの連続性を保証することも困難で
あった。 【解決手段】 アフレコストリームをオリジナルストリ
ームとは別の領域に記録して、アフレコストリームのパ
ック、パケットとオリジナルストリームのパック、パケ
ット間でSCR、PTS、ペイロードサイズが一致する
ように記録することで上記課題の解決が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、読み書き可能な光
ディスクと、その記録方法、再生方法に関する。中でも
動画像データおよび静止画データおよびオーディオデー
タを含むマルチメディアデータが記録された光ディスク
と、その記録方法、再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】650MB程度が上限であった書き換え
型光ディスクの分野で数GBの容量を有する相変化型デ
ィスクDVD−RAMが出現した。また、ディジタルA
Vデータの符号化規格であるMPEG(MPEG2)の
実用化とあいまってDVD−RAMは、コンピュータ用
途だけでなくAVにおける記録・再生メディアとして期
待されている。つまり従来の代表的なAV記録メディア
である磁気テープに代わるメディアとして普及が予測さ
れる。
【0003】(DVD−RAMの説明)近年、書き換え
可能な光ディスクの高密度化が進みコンピュータデータ
やオーディオデータの記録に留まらず、画像データの記
録が可能となりつつある。
【0004】例えば、光ディスクの信号記録面には、従
来から凸凹上のガイド溝が形成されている。
【0005】従来は凸または凹にのみ信号を記録してい
たが、ランド・グループ記録法により凸凹両方に信号を
記録することが可能となった。これにより約2倍の記録
密度向上が実現した(例えば特開平8−7282参
照)。
【0006】また、記録密度を向上させるために有効な
CLV方式(線速度一定記録)の制御を簡易化し実用化
を容易とするゾーンCLV方式なども考案、実用化され
ている(例えば特開平7−93873)。
【0007】これらの大容量化を目指す光ディスクを用
いて如何に画像データを含むAVデータを記録し、従来
のAV機器を大きく超える性能や新たな機能を実現する
かが今後の大きな課題である。
【0008】このような大容量で書き換え可能な光ディ
スクの出現により、AVの記録・再生も従来のテープに
代わり光ディスクが主体となることが考えられる。テー
プからディスクへの記録メディアの移行はAV機器の機
能・性能面で様々な影響を与えるものである。
【0009】ディスクへの移行において最大の特徴はラ
ンダムアクセス性能の大幅な向上である。仮にテープを
ランダムアクセスする場合、一巻きの巻き戻しに通常数
分オーダーの時間が必要である。これは光ディスクメデ
ィアにおけるシーク時間(数10ms以下)に比べて桁
違いに遅い。従ってテープは実用上ランダムアクセス装
置になり得ない。
【0010】このようなランダムアクセス性能によっ
て、従来のテープでは不可能であったAVデータの分散
記録が光ディスクでは可能となった。
【0011】図1は、DVDレコーダのドライブ装置の
ブロック図である。図中の11はディスクのデータを読
み出す光ピックアップ、12はECC(error c
orrecting code)処理部、13はトラッ
クバッファ、14はトラックバッファへの入出力を切り
替えるスイッチ、15はエンコーダ部、16はデコーダ
部、17はディスクの拡大図である。
【0012】17に示す様に、DVD−RAMディスク
には、1セクタ=2KBを最小単位としてデータが記録
される。また、16セクタ=1ECCブロックとして、
ECC処理部12でエラー訂正処理が施される。
【0013】13に示すトラックバッファは、DVD−
RAMディスクにAVデータをより効率良く記録するた
め、AVデータを可変ビットレートで記録するためのバ
ッファである。DVD−RAMへの読み書きレート(図
中Va)が固定レートであるのに対して、AVデータは
その内容(ビデオであれば画像)の持つ複雑さに応じて
ビットレート(図中Vb)が変化するため、このビット
レートの差を吸収するためのバッファである。例えば、
ビデオCDの様にAVデータを固定ビットレートとした
場合は必要がなくなる。
【0014】このトラックバッファ13を更に有効利用
すると、ディスク上にAVデータを離散配置することが
可能になる。図2を用いて説明する。
【0015】図2(a)は、ディスク上のアドレス空間
を示す図である。図2(a)に示す様にAVデータが
[a1,a2]の連続領域と[a3,a4]の連続領域
に分かれて記録されている場合、a2からa3へシーク
を行っている間、トラックバッファに蓄積してあるデー
タをデコーダ部へ供給することでAVデータの連続再生
が可能になる。この時の状態を示すのが図2(b)であ
る。
【0016】a1から読み出しを開始したAVデータ
は、時刻t1からトラックバッファへの入力且つトラッ
クバッファからの出力が開始され、トラックバッファへ
の入力レート(Va)とトラックバッファからの出力レ
ート(Vb)のレート差(Va−Vb)の分だけトラッ
クバッファへはデータが蓄積されていく。この状態がa
2(時刻t2)まで継続する。この間にトラックバッフ
ァに蓄積されたデータ量をB(t2)とすると、a3を
読み出し開始できる時刻t3までの間、トラックバッフ
ァに蓄積されているB(t2)を消費してデコーダへ供
給しつづけられれば良い。
【0017】言い方を変えれば、シーク前に読み出すデ
ータ量([a1,a2])が一定量以上確保されていれ
ば、シークが発生した場合でも、AVデータの連続供給
が可能である。
【0018】尚、本例では、DVD−RAMからデータ
を読み出す、即ち再生の場合の例を説明したが、DVD
−RAMへのデータの書き込み、即ち録画の場合も同様
に考えることができる。
【0019】上述したように、DVD−RAMでは一定
量以上のデータが連続記録さえされていればディスク上
にAVデータを分散記録しても連続再生/録画が可能で
ある。
【0020】(MPEGの説明)次にAVデータについ
て説明をする。
【0021】先にも述べたが、DVD−RAMに記録す
るAVデータはMPEG(ISO/IEC13818)
と呼ばれる国際標準規格を使用する。
【0022】数GBの大容量を有するDVD−RAMで
あっても、非圧縮のディジタルAVデータをそのまま記
録するには十分な容量をもっているとは言えない。そこ
で、AVデータを圧縮して記録する方法が必要になる。
AVデータの圧縮方式としてはMPEG(ISO/IE
C13818)が世の中に広く普及している。近年のL
SI技術の進歩によって、MPEGコーデック(伸長/
圧縮LSI)が実用化してきた。これによってDVDレ
コーダでのMPEG伸長/圧縮が可能となってきた。
【0023】MPEGは高効率なデータ圧縮を実現する
ために、主に次の2つの特徴を有している。
【0024】一つ目は、動画像データの圧縮において、
従来から行われていた空間周波数特性を用いた圧縮方式
の他に、フレーム間での時間相関特性を用いた圧縮方式
を取り入れたことである。MPEGでは、各フレーム
(MPEGではピクチャとも呼ぶ)をIピクチャ(フレ
ーム内符号化ピクチャ)、Pピクチャ(フレーム内符号
化と過去からの参照関係を使用したピクチャ)、Bピク
チャ(フレーム内符号化と過去および未来からの参照関
係を使用したピクチャ)の3種類に分類してデータ圧縮
を行う。
【0025】図3はI,P,Bピクチャの関係を示す図
である。図3に示すように、Pピクチャは過去で一番近
いIまたはPピクチャを参照し、Bピクチャは過去およ
び未来の一番近いIまたはPピクチャを夫々参照してい
る。また、図3に示すようにBピクチャが未来のIまた
はPピクチャを参照するため、各ピクチャの表示順(d
isplay order)と圧縮されたデータでの順
番(coding order)とが一致しない現象が
生じる。
【0026】MPEGの二つ目の特徴は、画像の複雑さ
に応じた動的な符号量割り当てをピクチャ単位で行える
点である。MPEGのデコーダは入力バッファを備え、
このデコーダバッファに予めデータを蓄積する事で、圧
縮の難しい複雑な画像に対して大量の符号量を割り当て
ることが可能になっている。
【0027】DVD−RAMで使用するオーディオデー
タは、データ圧縮を行うMPEGオーディオ、ドルビー
ディジタル(AC−3)と非圧縮のLPCMの3種類か
ら選択して使用できる。ドルビーディジタルとLPCM
はビットレート固定であるが、MPEGオーディオはビ
デオストリーム程大きくはないが、オーディオフレーム
単位で数種類のサイズから選択することができる。
【0028】この様なAVデータはMPEGシステムと
呼ばれる方式で一本のストリームに多重化される。図4
はMPEGシステムの構成を示す図である。41はパッ
クヘッダ、42はパケットヘッダ、43はペイロードで
ある。MPEGシステムはパック、パケットと呼ばれる
階層構造を持っている。パケットはパケットヘッダ42
とペイロード43とから構成される。AVデータは夫々
先頭から適当なサイズ毎に分割されペイロード43に格
納される。パケットヘッダ42はペイロード43に格納
してあるAVデータの情報として、格納してあるデータ
を識別するためのID(stream ID)と90k
Hzの精度で表記したペイロード中に含まれているデー
タのデコード時刻DTS(Decoding Time
Stamp)および表示時刻PTS(Present
ation Time Stamp)(オーディオデー
タのようにデコードと表示が同時に行われる場合はDT
Sを省略する)が記録される。パックは複数のパケット
を取りまとめた単位である。DVD−RAMの場合は、
1パケット毎に1パックとして使用するため、パック
は、パックヘッダ41とパケット(パケットヘッダ42
およびペイロード43)から構成される。パックヘッダ
には、このパック内のデータがデコーダバッファに入力
される時刻を27MHzの精度で表記したSCR(Sy
stem Clock Reference)が記録さ
れる。
【0029】この様なMPEGシステムストリームをD
VD−RAMでは、1パックを1セクタ(=2048
B)として記録する。
【0030】次に、上述したMPEGシステムストリー
ムをデコードするデコーダについて説明する。図5はM
PEGシステムデコーダのデコーダモデル(P−ST
D)である。51はデコーダ内の規準時刻となるSTC
(System Time Clock)、52はシス
テムストリームのデコード、即ち多重化を解くデマルチ
プレクサ、53はビデオデコーダの入力バッファ、54
はビデオデコーダ、55は前述したI、PピクチャとB
ピクチャの間で生じるデータ順と表示順の違いを吸収す
るためにI、Pピクチャを一時的に格納するリオーダバ
ッファ、56はリオーダバッファにあるI、Pピクチャ
とBピクチャの出力順を調整するスイッチ、57はオー
ディオデコーダの入力バッファ、58はオーディオデコ
ーダである。
【0031】この様なMPEGシステムデコーダは、前
述したMPEGシステムストリームを次の様に処理して
いく。STC51の時刻とパックヘッダに記述されてい
るSCRが一致した時に、デマルチプレクサ52は当該
パックを入力する。デマルチプレクサ52は、パケット
ヘッダ中のストリームIDを解読し、ペイロードのデー
タを夫々のストリーム毎のデコーダバッファに転送す
る。また、パケットヘッダ中のPTSおよびDTSを取
り出す。ビデオデコーダ54は、STC51の時刻とD
TSが一致した時刻にビデオバッファ53からピクチャ
データを取り出しデコード処理を行い、I、Pピクチャ
はリオーダバッファ55に格納し、Bピクチャはそのま
ま表示出力する。スイッチ56は、ビデオデコーダ54
がデコードしているピクチャがI、Pピクチャの場合、
リオーダバッファ55側へ傾けてリオーダバッファ55
内の前IまたはPピクチャを出力し、Bピクチャの場
合、ビデオデコーダ54側へ傾けておく。オーディオデ
コーダ58は、ビデオデコーダ54同様に、STC51
の時刻とPTS(オーディオの場合DTSはない)が一
致した時刻にオーディオバッファ57から1オーディオ
フレーム分のデータを取り出しデコードする。
【0032】次に、MPEGシステムストリームの多重
化方法について図6を用いて説明する。図6(a)はビ
デオフレーム、図6(b)はビデオバッファ、図6
(c)はMPEGシステムストリーム、図6(d)はオ
ーディオデータを夫々示している。横軸は各図に共通し
た時間軸を示していて、各図とも同一時間軸上に描かれ
ている。また、ビデオバッファの状態においては、縦軸
はバッファ占有量(ビデオバッファのデータ蓄積量)を
示し、図中の太線はバッファ占有量の時間的遷移を示し
ている。また、太線の傾きはビデオのビットレートに相
当し、一定のレートでデータがバッファに入力されてい
ることを示している。また、一定間隔でバッファ占有量
が削減されているのは、データがデコードされた事を示
している。また、斜め点線と時間軸の交点はビデオフレ
ームのビデオバッファへのデータ転送開始時刻を示して
いる。
【0033】以降、ビデオデータ中の複雑な画像Aを例
に説明する。図6(b)で示すように画像Aは大量の符
号量を必要とするため、画像Aのデコード時刻よりも図
中の時刻t1からビデオバッファへのデータ転送を開始
しなければならない。(データ入力開始時刻t1からデ
コードまでの時間をvbv_delayと呼ぶ)その結
果、AVデータとしては網掛けされたビデオパックの位
置(時刻)で多重化される。これに対して、ビデオの様
にダイナミックな符号量制御を必要としないオーディオ
データの転送はデコード時刻より特別に早める必要はな
いので、デコード時刻の少し前で多重化されるのが一般
的である。従って、同じ時刻に再生されるビデオデータ
とオーディオデータでは、ビデオデータが先行している
状態で多重化が行われる。尚、MPEGではバッファ内
にデータを蓄積できる時間が限定されていて、静止画デ
ータを除く全てのデータはバッファに入力されてから1
秒以内にバッファからデコーダへ出力されなければなら
ないように規定されている。そのため、ビデオデータと
オーディオデータの多重化でのずれは最大で1秒(厳密
に言えばビデオデータのリオーダの分だけ更にずれるこ
とがある)である。
【0034】尚、本例では、ビデオがオーディオに対し
て先行するとしたが、理屈の上では、オーディオがビデ
オに対して先行することも可能ではある。ビデオデータ
に圧縮率の高い簡単な画像を用意し、オーディオデータ
を不必要に早く転送を行った場合は、このようなデータ
を意図的に作ることは可能である。しかしながらMPE
Gの制約により先行できるのは最大でも1秒までであ
る。
【0035】(テープの説明)次にビデオテープについ
て説明する。
【0036】図7はビデオレコーダとビデオテープとの
関係を示す図である。図7に示す様に、テープの場合、
テープ走行方向に対してビデオ、オーディオの各チャン
ネルの記録領域は夫々平行に独立しているため、オーデ
ィオだけを記録することが容易に行える。
【0037】また、従来のアナログ系ビデオテープレコ
ーダの場合、再生から録音までに要する時間(ディレ
イ)がほとんどゼロに等しいため一つのヘッドで同時に
再生と録音が可能である。
【0038】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来技術
において説明した次世代AV記録メディアとして期待さ
れるDVD−RAMの性能を最大限に引き出す上で支障
となる以下の課題を解決し、書き換え可能な大容量光デ
ィスクDVD−RAMの最大且つ本命の用途であるDV
Dレコーダを実現するものである。
【0039】DVDレコーダでアフターレコーディング
を行う場合の最大の課題は、DVDレコーダで記録する
AVデータがMPEGストリームであることと、ビデオ
レコーダとDVDレコーダの機構的な違いである。
【0040】ビデオレコーダの場合、従来技術で説明し
たとおり、ビデオとオーディオの各チャンネルが夫々独
立してテープ上に記録される。再生から録音までのディ
レイが無いなどの理由からオーディオのアフターレコー
ディングが容易に可能であったが、DVDレコーダの場
合、ビデオとオーディオが多重化された一本のストリー
ムとして記録される。読み書きを行う光ピックアップが
一つである。可変ビットレートを実現するためのトラッ
クバッファを有しているため再生から記録までに時間差
が生じ、仮に光ピックアップを二つ備えたとしても、夫
々が独立に動作できなければならない。仮に夫々の光ピ
ックアップが独立して動作できたとしても、夫々のピッ
クアップがアクセスする領域が異なるゾーンに跨った場
合、ゾーン毎に回転速度を変えるDVD−RAMでは記
録と再生が同時に行えないという問題を有していた。
【0041】また、従来技術で説明したようにMPEG
ストリームにはAV同期再生用のタイムスタンプが記述
されているため、後から記録するオーディオストリーム
に付与するタイムスタンプと既存ストリームに付与され
ているタイムスタンプの間に矛盾が生じた場合、デコー
ダが正常に動作しなくなる場合が生じる。例えば、既存
ストリーム中のビデオパックに付与されているSCRと
後から記録したオーディオパックに付与されているSC
Rが同一時刻を有した場合、このSCRの時刻にデコー
ダが処理すべきデータが同時に二つ存在することにな
り、デコーダが正常に動作できなくなり、最悪ハングア
ップする問題を有していた。
【0042】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に係る発明は、少なくとも動画像データと
音声データがパック、パケット構造を有するMPEGス
トリームとして記録されている光ディスクにおいて、前
記MPEGストリームに対してアフターレコーディング
を行った音声データがMPEGストリームとして他の領
域に記録され、アフターレコーディング音声データの各
パックのデコーダバッファへの入力開始時刻(SCR)
がオリジナル音声データの各パックのデコーダバッファ
への入力開始時刻(SCR)と同一値が夫々付けられて
いることを特徴とする光ディスクとしている。
【0043】請求項2に係る発明は、請求項1記載の光
ディスクであって、前記アフターレコーディング音声デ
ータの各パケットに付与されている音声データの表示時
刻(PTS)が前記オリジナル音声データの各パケット
に付与されている音声データの表示時刻(PTS)と同
一値が夫々付けられていることを特徴とする光ディスク
としている。
【0044】請求項3に係る発明は、請求項1ないし2
記載の光ディスクであって、前記アフターレコーディン
グ音声データの各パケットのペイロードサイズが前記オ
リジナル音声データの各パケットのペイロードサイズと
夫々同一であることを特徴とする光ディスクとしてい
る。
【0045】請求項4に係る発明は、請求項1ないし3
記載の光ディスクであって、前記アフターレコーディン
グ音声データに付与されているストリームIDと前記オ
リジナル音声データに付与されているストリームIDが
同一値であることを特徴とする光ディスクとしている。
【0046】請求項5に係る発明は、ストリームデータ
用の管理情報を有する請求項1ないし4記載の光ディス
クであって、前記MPEGストリームの管理情報中にア
フターレコーディング音声データの存在を示す識別フラ
グ(After_Recording_Flag)を有
していることを特徴とする光ディスクとしている。
【0047】請求項6に係る発明は、請求項1ないし5
記載の光ディスクであって、前記アフターレコーディン
グ音声データは前記オリジナルストリームとは異なる専
用ファイルに記録されていることを特徴とする光ディス
クとしている。
【0048】請求項7に係る発明は、請求項1ないし6
記載の光ディスクにアフターレコーディング音声データ
を記録する光ディスクレコーダであって、前記光ディス
クにアフターレコーディング音声を記録する場合、前記
アフターレコーディング音声データの各パックに付与さ
れているデコーダバッファへの入力開始時刻(SCR)
と各パケットに付与されているオーディオフレームの表
示時刻(PTS)が前記オリジナル音声データの各パッ
クに付与されているデコーダバッファへの入力開始時刻
(SCR)と各パケットに付与されているオーディオフ
レームの表示時刻(PTS)と夫々同一時刻として記録
することを特徴とする光ディスクレコーダとしている。
【0049】請求項8に係る発明は、請求項7記載の光
ディスクレコーダであって、前記光ディスクにアフター
レコーディング音声データを記録する場合、前記アフタ
ーレコーディング音声データの各パケットペイロードサ
イズと前記オリジナル音声データの各パケットペイロー
ドサイズを同一にして記録することを特徴とする光ディ
スクレコーダとしている。
【0050】請求項9に係る発明は、請求項7ないし8
記載の光ディスクレコーダであって、前記光ディスクに
アフターレコーディング音声データを記録する場合、前
記アフターレコーディング音声データのストリームID
を前記オリジナル音声データのストリームIDと同一値
として記録することを特徴とする光ディスクレコーダと
している。
【0051】請求項10に係る発明は、請求項7なし9
記載の光ディスクレコーダであって、前記光ディスクに
アフターレコーディング音声データを記録した場合、前
記オリジナル音声データを含む前記MPEGストリーム
の管理情報中にアフターレコーディング音声データの存
在を示す識別フラグ(After_Recording
_Flag)を立てることを特徴とする光ディスクレコ
ーダとしている。
【0052】請求項11に係る発明は、請求項7ないし
10記載の光ディスクレコーダであって、前記オリジナ
ル音声データを含む前記MPEGストリームを一時蓄積
するトラックバッファ2と前記アフターレコーディング
音声データを一時蓄積するトラックバッファ1を有する
ことを特徴とする光ディスクレコーダとしている。
【0053】請求項12に係る発明は、請求項7ないし
11記載の光ディスクレコーダであって、前記アフター
レコーディング音声データを前記オリジナル音声データ
を含む前記MPEGストリームと異なる専用ファイルに
記録することを特徴とする光ディスクレコーダとしてい
る。
【0054】請求項13に係る発明は、請求項1ないし
6記載の光ディスクを再生する光ディスクプレーヤであ
って、前記管理情報から再生するMPEGストリームに
アフターレコーディング音声データがあることを識別す
るフラグ(After_Recording_Fla
g)が設定されていることを検出した場合、前記アフタ
ーレコーディング音声データと前記オリジナル音声デー
タを含む前記MPEGストリームを読み出し、前記オリ
ジナル音声データを破棄して前記アフターレコーディン
グ音声データの再生を行うことを特徴とする光ディスク
プレーヤとしている。
【0055】請求項14に係る発明は、請求項13に記
載の光ディスクプレーヤであって、前記オリジナル音声
データを含む前記MPEGストリームを一時蓄積するト
ラックバッファ2と前記アフターレコーディング音声デ
ータを一時蓄積するトラックバッファ1を有することを
特徴とする光ディスクプレーヤとしている。
【0056】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態であるDV
DレコーダとDVD−RAMを用いて本発明の詳細を説
明する。
【0057】(DVD−RAM上の論理構成)まずDV
D−RAM上の論理構成について図8を用いて説明す
る。図8(a)は、ファイルシステムを通して見えるデ
ィスク上のデータ構成、図8(b)は、ディスク上の物
理セクタアドレスを示している。
【0058】物理セクタアドレスの先頭部分にはリード
イン領域がありサーボを安定させるために必要な規準信
号や他のメディアとの識別信号などが記録されている。
リードイン領域に続いてデータ領域が存在する。この部
分に論理的に有効なデータが記録される。最後にリード
アウト領域がありリードイン領域と同様な規準信号など
が記録される。
【0059】データ領域の先頭にはボリューム情報と呼
ばれるファイルシステム用の管理情報が記録される。フ
ァイルシステムについては本特許の内容と直接関係がな
いので省略する。
【0060】ファイルシステムを通すことで、図8
(a)に示す様にディスク内のデータがディレクトリや
ファイルとして扱うことが可能になる。
【0061】DVDレコーダが扱う全てのデータは、図
8(a)に示す様にROOTディレクトリ直下のVID
EO_RTディレクトリ下に置かれる。
【0062】DVDレコーダが扱うファイルは大きく2
種類に区別され、1つの管理情報ファイルと複数(少な
くとも1つ)のAVファイルである。
【0063】(管理情報ファイル)次に図9(a)を用
いて管理情報ファイルの中身について説明する。
【0064】管理情報ファイル内には、大きく分けてV
OBテーブルとPGCテーブルに区分けされる。VOB
とはMPEGのプログラムストリームであり、PGCは
VOB内の任意の部分区間(または全区間)を一つの論
理再生単位とするCellの再生順序を定義するもので
ある。言い換えれば、VOBはMPEGとして意味を持
つ一つの単位であり、PGCはプレーヤが再生を行う一
つの単位である。
【0065】VOBテーブルは、中にVOB数(Num
ber_of_VOBs)と各VOB情報が記録され、
VOB情報は対応するAVファイル名(AV_File
_Name)、ディスク内でのVOB識別子(VOB_
ID)、AVファイル内でのスタートアドレス(VOB
_Start_Address)、AVファイル内での
終了アドレス(VOB_End_Address)、V
OBの再生時間長(VOB_Playback_Tim
e)、ストリームの属性情報(VOB_Attribu
te)、アフターレコーディング用情報フィールド(A
fter_Recording)から構成される。
【0066】アフターレコーディング用情報フィールド
は、アフレコの有無を示すアフレコフラグ(After
_Recording_Flag)、アフレコ用に作成
したVOBを示すVOB識別子(VOB_ID)、AV
ファイル内でのスタートアドレス(VOB_Start
_Address)、AVファイル内での終了アドレス
(VOB_End_Address)から構成される。
【0067】PGCテーブルは、中にPGC数(Num
ber_of_VOBs)と各PGC情報が記録され、
PGC情報はPGC内のCell数(Number_o
f_Cells)と各Cell情報から構成され、Ce
ll情報は対応するVOB_ID、VOB内での再生開
始時刻(Cell_Start_Time)、VOB内
での再生時間(Cell_Playback_Tim
e)、VOB内での再生開始アドレス(Cell_St
art_Address)、VOB内での再生終了アド
レス(Cell_End_Address)と、このC
ellで再生する音声をオリジナルオーディオまたはア
フレコオーディオから指定するオーディオフラグ(Au
dio_Flag)、アフレコオーディオ用のCell
_Start_Address、Cell_End_A
ddressから構成される。
【0068】(AVファイル)次に、図9(b)を用い
てAVファイルについて説明する。
【0069】AVファイルは複数(少なくとも一つ)の
VOBから構成され、AVファイル内でVOBは連続的
に記録されている。AVファイル内のVOBは前述した
管理情報ファイルのVOB情報で管理されている。プレ
ーヤは、最初に管理情報ファイルにアクセスし、VOB
の開始アドレスおよび終了アドレスを読み出すことで、
VOBへのアクセスが可能になる。また、VOB内は論
理的な再生単位としてCellが定義される。Cell
はVOBの部分再生区間(または全区間)であり、ユー
ザが自由に設定が可能である。このCellによって、
実際のAVデータの操作を行う事無しに簡易な編集を行
う事が可能である。VOBと同様にCellへのアクセ
ス情報は、管理情報ファイル内のCell情報内で管理
されている。プレーヤは、最初に管理情報ファイルにア
クセスし、Cellの開始アドレスおよび終了アドレス
を読み出すことで、Cellへのアクセスが可能にな
る。
【0070】Cellのアドレス情報はVOBを規準と
し、VOBのアドレス情報はAVファイルを規準とする
ため、実際には、Cellのアドレス情報にVOBのア
ドレス情報を加算しAVファイル内でのアドレス情報を
計算して、プレーヤはAVファイルにアクセスを行う。
【0071】AVファイルは大きく次の二種類が存在す
る。一つ目は、通常に録画および録音を行ったVOB。
二つ目は、アフレコオーディオをのみを記録したVOB
である。
【0072】アフレコオーディオのみを記録したVOB
とは、通常に録画および録音を行ったVOBに対してア
フレコを行ったオーディオデータを記録したアフレコオ
ーディオVOBである。
【0073】(アフレコオーディオVOB)次にアフレ
コオーディオ用VOBについて説明する。
【0074】図10(a)は通常に録画および録音を行
ったVOB、図10(b)は前述したVOBにアフレコ
を行ったオーディオデータを記録してあるVOB、図1
0(c)は前述した二つのVOBを合成したVOBであ
り、本発明の場合、この最後のVOBがデコーダに送ら
れるデータである。
【0075】ここで重要なことは、アフレコオーディオ
VOBに記録されているオーディオパックに付けられて
いるSCRは全てオリジナルのVOB内に存在するオー
ディオパックに付けられているSCRに一致しているこ
とと、同一SCRを有するオーディオパック間では、オ
ーディオパック内のオーディオパケットに付けられてい
るPTSおよびストリームを識別するストリームIDが
同一値であり、またペイロードサイズが同一である。従
来技術でも説明したが、MPEGシステムストリームに
付けられているタイムスタンプはストリーム内で連続す
る値を有しており、特にSCRはストリーム内で必ず増
加する特性を有している。アフレコオーディオ用VOB
内のオーディオパックのSCRを全てオリジナルVOB
内に存在するオーディオパックのSCRに一致させるこ
とで、オリジナルVOBからオーディオパックを抜き出
し、アフレコVOBのオーディオパックを挿入した合成
VOB(図10(c))を間単に作り出す事が可能にな
る。
【0076】もちろん、MPEGストリームとして規格
違反を起こさない範囲でタイムスタンプがオリジナルと
違っていても良い。例えば、SCRの値が1(27MH
z)ずれて付いたとしてもMPEGストリームとして規
格に収まるので問題はない。また、PTS、DTSおよ
びペイロードサイズもデコーダバッファがアンダーフロ
ーおよびオーバーフローを起こさない範囲で変えても良
い。
【0077】(アフレコオーディオの再生)次に、前述
したオリジナルVOBとアフレコオーディオVOBの再
生方法を図11を用いて説明する。
【0078】図11(a)は、DVDレコーダの構成の
一部を示している。図中で、1101はDVD−RAM
ディスクからデータを読み出す光りピックアップ、11
02はECC処理部、1103はアフレコオーディオを
蓄積するトラックバッファ1、1104はオリジナルV
OBを蓄積するトラックバッファ2、1105はデコー
ダに供給するデータを選択する選択部である。また、図
11(b)は、DVD−RAMディスク上に記録された
オリジナルVOBおよびアフレコオーディオVOBの配
置を示す図であり、図中で、V1およびV2は夫々オリ
ジナルVOBの連続データの一部であり、A1およびA
2は夫々アフレコオーディオVOBの連続データの一部
である。
【0079】DVDレコーダは、まず、アフレコオーデ
ィオVOBを最初に読み出し、ECC処理部1102を
通してトラックバッファ1(1103)がフルになるま
で蓄積する(1)。この時読み出す量は、トラックバッ
ファ1(1103)がフルになるまでであり、本実施例
では、A1である。次に、DVDレコーダはオリジナル
VOBの先頭までシークし、オリジナルVOBを読み出
しトラックバッファ2(1104)への格納とデータの
再生を開始する(2)。
【0080】DVDレコーダは、オリジナルVOBを格
納しているトラックバッファ2(1104)に十分なデ
ータが蓄積されオリジナルVOBの読み出しのシークが
発生しても十分に耐えられるだけのデータがトラックバ
ッファ2(1104)に蓄えられている場合、オリジナ
ルVOBの読み出しを途中で止め(図中”V1”ま
で)、再びアフレコオーディオVOB(図中”A2”)
を読み出しに行く(3)。トラックバッファ1(110
3)がフルになるか、アフレコオーディオVOBを読み
終えた後、再びオリジナルVOB(図中”V2”)を読
み出しに行く(4)。以上説明したように、DVDレコ
ーダは、オリジナルVOB用のトラックバッファ2(1
104)の状態に応じてオリジナルVOBとアフレコV
OBを交互に読み出し、夫々のトラックバッファへの格
納を行う。
【0081】次に、トラックバッファに蓄積されたデー
タの処理について説明する。アフレコオーディオを再生
するためには、オリジナルVOBのオーディオパックを
破棄して、アフレコオーディオVOBのオーディオパッ
クをデコーダへ供給することで実現できる。選択部11
05は、トラックバッファ2(1104)から順にパッ
ク単位でデータを取り出しデコーダ部へ供給する。この
時、取り出すデータがアフレコオーディオストリームと
同一ストリームIDを有するオーディオパックであった
場合、このオーディオパックを破棄して、代わりにトラ
ックバッファ1(1103)からオーディオパックを一
つ取り出し、デコーダへ供給する。以上の処理を選択部
1105が続けて行うことで、前述した様な(図10
(c)参照)合成VOBをデコーダへ供給することが可
能になる。
【0082】(DVDレコーダのブロック図)図12は
DVDレコーダのブロック図である。
【0083】図中、1201はユーザへの表示およびユ
ーザからの要求を受け付けるユーザインターフェース
部、1202は全体の管理および制御を司るシステム制
御部、1203はカメラおよびマイクから構成される入
力部、1204はビデオエンコーダ、オーディオエンコ
ーダおよびシステムエンコーダから構成されるエンコー
ダ部、1205はモニタおよびスピーカから構成される
出力部、1206はシステムデコーダ、オーディオデコ
ーダおよびビデオデコーダから構成されるデコーダ部、
1207はトラックバッファ1、1208はトラックバ
ッファ2、1209はドライブである。
【0084】まず、図12を用いてDVDレコーダにお
けるアフターレコーディングの記録動作について説明す
る。
【0085】ユーザインターフェース部1201が最初
にユーザからの要求を受ける。ユーザインターフェース
部1201はユーザからの要求をシステム制御部120
2に伝え、システム制御部1202はユーザからの要求
を解釈および各モジュールへ処理要求を行う。ユーザか
らの要求がVOBのアフターレコーディングであった場
合、システム制御部1202は、ドライブ1209を通
して再生するVOBをDVD−RAMディスクからの読
み出しを開始し、トラックバッファ2(1208)へ格
納を始める。
【0086】システム制御部1202は、データの読み
出し開始後、すぐにデコーダ部1206にデコード要求
を行う。デコーダ部1206はトラックバッファ2に格
納されているMPEGデータの読み出しと出力部120
6へデコードデータを供給する。出力部1205送られ
てきたデータをモニタおよびスピーカで出力する。ま
た、デコーダ部1206は、トラックバッファ2から読
み出したMPEGストリームから、オーディオパックを
検出した場合、オーディオパックに付けられているSC
R、オーディオパケットに付けられているPTSを抜き
出し、オーディオパケット中のペイロードのサイズとあ
わせてエンコーダ部1204に送る。
【0087】システム制御部1202は、デコーダ部1
206へのデコード要求の他にエンコーダ部1204へ
のアフレコ用のオーディオエンコード要求を行う。
【0088】エンコーダ部1204は、システム制御部
1202からのアフレコ用オーディオエンコード要求を
受け、入力部1203から送られる音声データのオーデ
ィオエンコードとMPEGシステムエンコード、即ちパ
ックおよびパケット化処理を行い、トラックバッファ1
(1207)にデータを格納する。
【0089】この時、エンコーダ部1204は、デコー
ダ部1206から送られたオリジナルVOBのオーディ
オパックのSCR、PTS、ペイロードサイズに従いシ
ステムエンコードを行う。具体的には、オーディオエン
コードしたデータをオリジナルVOBのペイロードサイ
ズにあわせてパケットヘッダに格納し、パケットヘッダ
にはオリジナルVOBと同じPTSを付加し、パックヘ
ッダにはオリジナルVOBと同じSCRを付加してい
く。この処理を行うことで、前述した(図10(b)参
照)アフレコVOBを作成することが可能である。
【0090】トラックバッファ1(1207)に蓄積さ
れたアフレコオーディオVOBは、再生系に余裕がある
時間、例えばトラックバッファ2(1208)がフルで
DVD−RAMディスクからの読み出しができない時間
を利用して、ドライブ1209を通してDVD−RAM
ディスクに記録する。
【0091】一連の動作終了後、システム制御部120
2は前述したVOBテーブルおよびPGCテーブルの修
正を行い、ドライブ1209を通してDVD−RAMデ
ィスクに記録する。この時、重要なことは、VOB情報
のアフレコフラグ(After_Recording_
Flag)とCell情報のオーディオフラグ(Aud
io_Flag)を立てることである。
【0092】次に、図12を用いてDVDレコーダにお
ける再生動作について説明する。ユーザインターフェー
ス部1201が最初にユーザからの要求を受ける。ユー
ザインターフェース部1201はユーザからの要求をシ
ステム制御部1202に伝え、システム制御部1202
はユーザからの要求を解釈および各モジュールへ処理要
求を行う。ユーザからの要求がPGCの再生であった場
合、システム制御部1202は、ドライブ1209を通
してPGC情報を読み出す。読み出したPGC情報内の
Cell情報に記述されているVOB_IDから該当す
るVOB情報を読み出し、Cell情報およびVOB情
報からDVD−RAMディスクに記録されているAVデ
ータへの読み出しを行い、トラックバッファに格納す
る。この時重要なことは、Cell情報内のアフレコオ
ーディオの再生を示すオーディオフラグ(Audio_
Flag)が立てられている場合は、オリジナルVOB
だけでなく、アフレコオーディオ用VOBからもAVデ
ータを読み出すことである。
【0093】オリジナルVOBおよびアフレコオーディ
オVOBの読み出し、トラックバッファへ2およびトラ
ックバッファ1への格納、デコーダ部1206へのデー
タ供給については前述した”アフレコオーディオの再
生”の通りである。
【0094】また、デコーダ部1206がデコードした
データは出力部1205でモニタおよびスピーカに出力
される。
【0095】なお、本実施の形態では、DVD−RAM
を例に説明をしたが、他のメディアにおいても同様の事
が言え、本発明はDVD−RAMや光ディスクにのみ制
限されるものではない。
【0096】また、本実施の形態では、オーディオスト
リームを例に説明を行ったが、他のストリーム、例えば
ビットマップデータやテキストデータから構成される様
な副映像データであっても良い。
【0097】また、本実施の形態において、アフターレ
コーディングをVOB単位で行ったが、例えばPGC単
位でオリジナル、アフレコオーディオを変えられるよう
にCell毎に行っても良い。
【0098】また、本実施の形態において、アフターレ
コーディングを行うオーディオストリームを一本のスト
リームで説明したが、複数本のオーディオストリームを
持っても良く、ストリーム数に制限されるものではな
い。
【0099】また、本実施の形態において、アフターレ
コーディングするオーディオストリームのIDをオリジ
ナルのオーディオストリームのIDと同一としたが、オ
リジナルストリームとアフレコストリーム間での対応付
けさえ管理できればよく、例えば、フラグやマッピング
テーブルを有する構成で、異なるストリームIDとして
も良い。
【0100】また、本実施の形態では、アフレコ用VO
Bを別のAVファイルに記録したが、他のVOBと同一
AVファイル内に記録してもよいし、本発明はAVファ
イルの構成に制限を受けるものではない。
【0101】
【発明の効果】本発明では、少なくとも動画像データと
音声データがパック、パケット構造を有するMPEGス
トリームとして記録されている光ディスクにおいて、前
記MPEGストリームに対してアフターレコーディング
を行った音声データがMPEGストリームとして他の領
域に記録され、アフターレコーディング音声データの各
パックのデコーダバッファへの入力開始時刻(SCR)
と、各パケットに付与されている音声データの表示時刻
(PTS)と、各パケットのペイロードサイズが、前記
オリジナル音声データの各パック、パケットと同一に記
録されている。この結果、前記光ディスクを再生する光
ディスクプレーヤにおいて、前記オリジナル音声データ
と前記アフターレコーディング音声データを容易に入れ
替えて再生することが可能となる効果が得られる。
【0102】また、前記アフターレコーディング音声デ
ータに付与されているストリームIDと前記オリジナル
音声データに付与されているストリームIDが同一値で
記録されていることによって、前記光ディスクプレーヤ
が音声データの入れ替えをストリームIDから容易に行
うことが可能となる効果が得られる。
【0103】また、前記MPEGストリームの管理情報
中にアフターレコーディング音声データの存在を示す識
別フラグ(After_Recording_Fla
g)が記録されていることによって、前記光ディスクプ
レーヤがアフターレコーディングの有無を容易に判定で
きる効果が得られる。
【0104】また、前記光ディスクにアフターレコーデ
ィングを行う光ディスクレコーダにおいて、前記オリジ
ナル音声データを含む前記MPEGストリームを一時蓄
積するトラックバッファ2と前記アフターレコーディン
グ音声データを一時蓄積するトラックバッファ1を有す
ることによって、再生と録音を同時に行うことが可能と
なる効果が得られる。
【0105】また、前記光ディスクを再生する光ディス
クプレーヤにおいて、オリジナル音声データを含む前記
MPEGストリームを一時蓄積するトラックバッファ2
と前記アフターレコーディング音声データを一時蓄積す
るトラックバッファ1を有することによって、オリジナ
ル音声データとアフターレコーディング音声の入れ替え
が容易に行える効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】DVDレコーダのドライブ装置ブロック図
【図2】(a)ディスク上のアドレス空間を示す図 (b)トラックバッファ内データ蓄積量を示す図
【図3】MPEGビデオストリームにおけるピクチャ相
関図
【図4】MPEGシステムストリームの構成図
【図5】MPEGシステムデコーダ(P−STD)の構
成図
【図6】(a)ビデオデータを示す図 (b)ビデオバッファを示す図 (c)MPEGシステムストリームを示す図 (d)はオーディオデータを示す図
【図7】VTRの構成図
【図8】(a)ディレクトリ構造を示す図 (b)ディスク上の物理配置を示す図
【図9】(a)管理情報データを示す図 (b)ストリームデータを示す図
【図10】(a)オリジナルVOBを示す図 (b)アフレコオーディオVOBを示す図 (c)オーディオ入れ替え後VOBを示す図
【図11】(a)DVDレコーダのドライブ構成図 (b)はVOBの配置を示す図
【図12】DVDレコーダの構成図
【符号の説明】
11 光ピックアップ 12 ECC処理部 13 トラックバッファ 14 スイッチ 15 エンコーダ部 16 デコーダ部 41 パックヘッダ 42 パケットヘッダ 43 ペイロード 51 STC 52 デマルチプレクサ 53 ビデオバッファ 54 ビデオデコーダ 55 リオーダバッファ 56 スイッチ 57 オーディオバッファ 58 オーディオデコーダ 1101 光ピックアップ 1102 ECC処理部 1103 トラックバッファ1 1104 トラックバッファ2 1105 選択部 1201 ユーザインターフェース部 1202 システム制御部 1203 入力部 1204 エンコーダ部 1205 出力部 1206 デコーダ部 1207 トラックバッファ1 1208 トラックバッファ2 1209 ドライブ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも動画像データと音声データがパ
    ック、パケット構造を有するMPEGストリームとして
    記録されている光ディスクにおいて、前記MPEGスト
    リームに対してアフターレコーディングを行った音声デ
    ータがMPEGストリームとして他の領域に記録され、
    アフターレコーディング音声データの各パックのデコー
    ダバッファへの入力開始時刻(SCR)がオリジナル音
    声データの各パックのデコーダバッファへの入力開始時
    刻(SCR)と同一値が夫々付けられていることを特徴
    とする光ディスク。
  2. 【請求項2】請求項1記載の光ディスクであって、前記
    アフターレコーディング音声データの各パケットに付与
    されている音声データの表示時刻(PTS)が前記オリ
    ジナル音声データの各パケットに付与されている音声デ
    ータの表示時刻(PTS)と同一値が夫々付けられてい
    ることを特徴とする光ディスク。
  3. 【請求項3】請求項1ないし2記載の光ディスクであっ
    て、前記アフターレコーディング音声データの各パケッ
    トのペイロードサイズが前記オリジナル音声データの各
    パケットのペイロードサイズと夫々同一であることを特
    徴とする光ディスク。
  4. 【請求項4】請求項1ないし3記載の光ディスクであっ
    て、前記アフターレコーディング音声データに付与され
    ているストリームIDと前記オリジナル音声データに付
    与されているストリームIDが同一値であることを特徴
    とする光ディスク。
  5. 【請求項5】ストリームデータ用の管理情報を有する請
    求項1ないし4記載の光ディスクであって、前記MPE
    Gストリームの管理情報中にアフターレコーディング音
    声データの存在を示す識別フラグ(After_Rec
    ording_Flag)を有していることを特徴とす
    る光ディスク。
  6. 【請求項6】請求項1ないし5記載の光ディスクであっ
    て、前記アフターレコーディング音声データは前記オリ
    ジナルストリームとは異なる専用ファイルに記録されて
    いることを特徴とする光ディスク。
  7. 【請求項7】請求項1ないし6記載の光ディスクにアフ
    ターレコーディング音声データを記録する光ディスクレ
    コーダであって、前記光ディスクにアフターレコーディ
    ング音声を記録する場合、前記アフターレコーディング
    音声データの各パックに付与されているデコーダバッフ
    ァへの入力開始時刻(SCR)と各パケットに付与され
    ているオーディオフレームの表示時刻(PTS)が前記
    オリジナル音声データの各パックに付与されているデコ
    ーダバッファへの入力開始時刻(SCR)と各パケット
    に付与されているオーディオフレームの表示時刻(PT
    S)と夫々同一時刻として記録することを特徴とする光
    ディスクレコーダ。
  8. 【請求項8】請求項7記載の光ディスクレコーダであっ
    て、前記光ディスクにアフターレコーディング音声デー
    タを記録する場合、前記アフターレコーディング音声デ
    ータの各パケットペイロードサイズと前記オリジナル音
    声データの各パケットペイロードサイズを同一にして記
    録することを特徴とする光ディスクレコーダ。
  9. 【請求項9】請求項7ないし8記載の光ディスクレコー
    ダであって、前記光ディスクにアフターレコーディング
    音声データを記録する場合、前記アフターレコーディン
    グ音声データのストリームIDを前記オリジナル音声デ
    ータのストリームIDと同一値として記録することを特
    徴とする光ディスクレコーダ。
  10. 【請求項10】請求項7なし9記載の光ディスクレコー
    ダであって、前記光ディスクにアフターレコーディング
    音声データを記録した場合、前記オリジナル音声データ
    を含む前記MPEGストリームの管理情報中にアフター
    レコーディング音声データの存在を示す識別フラグ(A
    fter_Recording_Flag)を立てるこ
    とを特徴とする光ディスクレコーダ。
  11. 【請求項11】請求項7ないし10記載の光ディスクレ
    コーダであって、前記オリジナル音声データを含む前記
    MPEGストリームを一時蓄積するトラックバッファ2
    と前記アフターレコーディング音声データを一時蓄積す
    るトラックバッファ1を有することを特徴とする光ディ
    スクレコーダ。
  12. 【請求項12】請求項7ないし11記載の光ディスクレ
    コーダであって、前記アフターレコーディング音声デー
    タを前記オリジナル音声データを含む前記MPEGスト
    リームと異なる専用ファイルに記録することを特徴とす
    る光ディスクレコーダ。
  13. 【請求項13】請求項1ないし6記載の光ディスクを再
    生する光ディスクプレーヤであって、前記管理情報から
    再生するMPEGストリームにアフターレコーディング
    音声データがあることを識別するフラグ(After_
    Recording_Flag)が設定されていること
    を検出した場合、前記アフターレコーディング音声デー
    タと前記オリジナル音声データを含む前記MPEGスト
    リームを読み出し、前記オリジナル音声データを破棄し
    て前記アフターレコーディング音声データの再生を行う
    ことを特徴とする光ディスクプレーヤ。
  14. 【請求項14】請求項13に記載の光ディスクプレーヤ
    であって、前記オリジナル音声データを含む前記MPE
    Gストリームを一時蓄積するトラックバッファ2と前記
    アフターレコーディング音声データを一時蓄積するトラ
    ックバッファ1を有することを特徴とする光ディスクプ
    レーヤ。
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