JPH11297428A - 電気コネクタ - Google Patents
電気コネクタInfo
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- JPH11297428A JPH11297428A JP10104276A JP10427698A JPH11297428A JP H11297428 A JPH11297428 A JP H11297428A JP 10104276 A JP10104276 A JP 10104276A JP 10427698 A JP10427698 A JP 10427698A JP H11297428 A JPH11297428 A JP H11297428A
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- JP
- Japan
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- housing
- metal member
- electrical connector
- shield member
- shielding member
- Prior art date
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/7005—Guiding, mounting, polarizing or locking means; Extractors
- H01R12/7011—Locking or fixing a connector to a PCB
- H01R12/7047—Locking or fixing a connector to a PCB with a fastener through a screw hole in the coupling device
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/648—Protective earth or shield arrangements on coupling devices, e.g. anti-static shielding
- H01R13/658—High frequency shielding arrangements, e.g. against EMI [Electro-Magnetic Interference] or EMP [Electro-Magnetic Pulse]
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 ねじ固定手段によるねじ固定が行われる際に
ハウジングに加わる応力が十分小さくなるよう構成した
基板取付型の電気コネクタを提供する。 【解決手段】 電気コネクタを基板に固定するための金
属部材３０は、細長ハウジング２０の端部２７の位置に
配置される。金属部材３０はハウジング２０の外面に装
着されるシールド部材４０の開口７２内に回転防止され
るように装着されるとともに、シールド部材４０に一体
的に設けられる舌片に係合されて抜け止め保持される。
ハウジングに加わる応力が十分小さくなるよう構成した
基板取付型の電気コネクタを提供する。 【解決手段】 電気コネクタを基板に固定するための金
属部材３０は、細長ハウジング２０の端部２７の位置に
配置される。金属部材３０はハウジング２０の外面に装
着されるシールド部材４０の開口７２内に回転防止され
るように装着されるとともに、シールド部材４０に一体
的に設けられる舌片に係合されて抜け止め保持される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は電気コネクタ、特に
パネル又は基板等に装着されるためのねじ固定手段を備
えた金属部材を含む電気コネクタに関する。
パネル又は基板等に装着されるためのねじ固定手段を備
えた金属部材を含む電気コネクタに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種の電気コネクタの一例は実
開昭５８−９５５７８号公報に開示される。この公報に
開示される一つの電気コネクタの長さ方向の両端近傍に
は、ハウジングをパネルに固定するための金属部材を含
む。金属部材はナットの締め付け作用によってハウジン
グをパネルに押し付けて固定している。
開昭５８−９５５７８号公報に開示される。この公報に
開示される一つの電気コネクタの長さ方向の両端近傍に
は、ハウジングをパネルに固定するための金属部材を含
む。金属部材はナットの締め付け作用によってハウジン
グをパネルに押し付けて固定している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】近年電気コネクタは小
型化される傾向にあり、この種の電気コネクタにも低背
であることが要求される。従って金属部材に重なるハウ
ジングの部分の肉厚寸法を極めて小さくすることが要求
される。しかしながら、ハウジングの肉厚を薄くする
と、ナットの締め付けによる軸線方向の力或いはねじの
回転力によってハウジングが破損してしまう虞がある。
型化される傾向にあり、この種の電気コネクタにも低背
であることが要求される。従って金属部材に重なるハウ
ジングの部分の肉厚寸法を極めて小さくすることが要求
される。しかしながら、ハウジングの肉厚を薄くする
と、ナットの締め付けによる軸線方向の力或いはねじの
回転力によってハウジングが破損してしまう虞がある。
【０００４】従って本発明の目的は、上述の種類の電気
コネクタにおいて、ねじ固定手段によるねじ固定が行わ
れる際にハウジングに加わる応力が十分小さくなるよう
構成し、電気コネクタを比較的低背にして構成すること
を目的とする。
コネクタにおいて、ねじ固定手段によるねじ固定が行わ
れる際にハウジングに加わる応力が十分小さくなるよう
構成し、電気コネクタを比較的低背にして構成すること
を目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、ハウジングの
外面に装着されるシールド部材、及び板部材へ固定され
るためのねじ固定手段と前記シールド部材と前記板部材
との相互接地接続手段とを含む金属部材を有する電気コ
ネクタにおいて、前記金属部材は、前記シールド部材に
対して回転防止されるよう係合し、前記ハウジングの一
面側で前記シールド部材に当接する第１当接部と前記ね
じ固定手段によるねじ固定時に前記ハウジングの他面側
で前記板部材に当接する第２当接部とを備えることを特
徴とする。
外面に装着されるシールド部材、及び板部材へ固定され
るためのねじ固定手段と前記シールド部材と前記板部材
との相互接地接続手段とを含む金属部材を有する電気コ
ネクタにおいて、前記金属部材は、前記シールド部材に
対して回転防止されるよう係合し、前記ハウジングの一
面側で前記シールド部材に当接する第１当接部と前記ね
じ固定手段によるねじ固定時に前記ハウジングの他面側
で前記板部材に当接する第２当接部とを備えることを特
徴とする。
【０００６】好ましくは、前記金属部材は相手コネクタ
との嵌合を案内する案内手段を含む。
との嵌合を案内する案内手段を含む。
【０００７】好ましくは、前記金属部材の一部は断面が
回転方向に非対称な形状とされ、前記シールド部材には
前記断面に対して相補形状を成して前記金属部材を受容
する開口が形成される。
回転方向に非対称な形状とされ、前記シールド部材には
前記断面に対して相補形状を成して前記金属部材を受容
する開口が形成される。
【０００８】好ましくは、該開口は弾性舌片を有し、前
記金属部材には前記弾性舌片と係合する溝が形成され
る。
記金属部材には前記弾性舌片と係合する溝が形成され
る。
【０００９】好ましくは、前記ハウジングは前記ねじ固
定手段を貫通配置させるための貫通孔が形成され、該貫
通孔は前記弾性舌片の撓みを可能にする追加の空間を含
む。
定手段を貫通配置させるための貫通孔が形成され、該貫
通孔は前記弾性舌片の撓みを可能にする追加の空間を含
む。
【００１０】好ましくは、前記第２の当接部は前記板部
材への取付前には前記ハウジングの前記他面に共面か又
は前記他面よりも内側に位置する。
材への取付前には前記ハウジングの前記他面に共面か又
は前記他面よりも内側に位置する。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して本発明
の好適実施形態となる電気コネクタについて詳細に説明
する。
の好適実施形態となる電気コネクタについて詳細に説明
する。
【００１２】図１は、好適実施形態となる電気コネクタ
を示す図で、（ａ）は平面図、及び（ｂ）は正面図であ
る。図２は、図１の電気コネクタの断面図であり、
（ａ）は図１（ｂ）中の線Ａ−Ａに沿う断面図、及び
（ｂ）は図１（ｂ）中の線Ｂ−Ｂに沿う断面図である。
を示す図で、（ａ）は平面図、及び（ｂ）は正面図であ
る。図２は、図１の電気コネクタの断面図であり、
（ａ）は図１（ｂ）中の線Ａ−Ａに沿う断面図、及び
（ｂ）は図１（ｂ）中の線Ｂ−Ｂに沿う断面図である。
【００１３】図1によれば、電気コネクタ１０は細長の
外形を有し、ハウジング２０、その外面に装着されるシ
ールド部材４０、ハウジング２０に収容される複数のコ
ンタクト５０を有する。ハウジング２０及びシールド部
材４０は相手コネクタと嵌合されるための嵌合部１５を
構成する。嵌合部１５に位置するコンタクト５０はその
タイン５１を外側に延出させる。電気コネクタ１０は更
に嵌合部１５の両外側に金属部材３０を備える。金属部
材３０は後述の如く、電気コネクタ１０を基板に固定す
る手段、シールド部材４０と基板との相互接地接続手
段、及び図示しない相手コネクタとの嵌合を案内するた
めの手段を含む。
外形を有し、ハウジング２０、その外面に装着されるシ
ールド部材４０、ハウジング２０に収容される複数のコ
ンタクト５０を有する。ハウジング２０及びシールド部
材４０は相手コネクタと嵌合されるための嵌合部１５を
構成する。嵌合部１５に位置するコンタクト５０はその
タイン５１を外側に延出させる。電気コネクタ１０は更
に嵌合部１５の両外側に金属部材３０を備える。金属部
材３０は後述の如く、電気コネクタ１０を基板に固定す
る手段、シールド部材４０と基板との相互接地接続手
段、及び図示しない相手コネクタとの嵌合を案内するた
めの手段を含む。
【００１４】ハウジング２０は嵌合部１５に対応する主
部２６と金属部材３０が装着される端部２７とを有す
る。主部２６の各側面の底端近傍には長さ方向の2個所
に高さ方向へ延びる溝２１が形成される。溝２１はシー
ルド部材４０の主部４５から延びるタブ４１を受容し、
シールド部材４０を長さ方向に位置合わせしている。ま
た端部２７の側面には突起２２、及び突条２３が形成さ
れる。突起２２はシールド部材４０の端部４６の第１側
壁４２の係合孔４２ａに係合してシールド部材４０をハ
ウジング２０に対して固定する。突条２３は第１側壁４
２よりも狭幅の第２側壁４３と干渉してシールド部材４
０の端部４６をハウジング２０に対して位置決めすると
ともに、電気コネクタ１０の取り扱いの際に第１及び第
２側壁４２、４３に対して外部の物体が干渉するのを防
止する。更にハウジング２０の底面の主部２６と端部２
７の境界近傍には基板装着時の位置決めのために互いに
相違する径の位置決めポスト２４、２５が形成される。
部２６と金属部材３０が装着される端部２７とを有す
る。主部２６の各側面の底端近傍には長さ方向の2個所
に高さ方向へ延びる溝２１が形成される。溝２１はシー
ルド部材４０の主部４５から延びるタブ４１を受容し、
シールド部材４０を長さ方向に位置合わせしている。ま
た端部２７の側面には突起２２、及び突条２３が形成さ
れる。突起２２はシールド部材４０の端部４６の第１側
壁４２の係合孔４２ａに係合してシールド部材４０をハ
ウジング２０に対して固定する。突条２３は第１側壁４
２よりも狭幅の第２側壁４３と干渉してシールド部材４
０の端部４６をハウジング２０に対して位置決めすると
ともに、電気コネクタ１０の取り扱いの際に第１及び第
２側壁４２、４３に対して外部の物体が干渉するのを防
止する。更にハウジング２０の底面の主部２６と端部２
７の境界近傍には基板装着時の位置決めのために互いに
相違する径の位置決めポスト２４、２５が形成される。
【００１５】図２によれば、シールド部材４０及びハウ
ジング２０の形状がより詳細に理解される。図２（ａ）
によれば、ハウジング２０の主部２６は高さ方向に延び
る壁を有し、シールド部材４０の主部４５はハウジング
２０に沿って高さ方向に延び嵌合部１５の頂側まで回り
込むよう置かれる。また図２（ｂ）によれば、金属部材
３０はハウジング２０の端部２７に形成された貫通孔６
１内を挿通されシールド部材４０に係合して保持され
る。この構成の詳細について他の図面を共に参照して説
明する。
ジング２０の形状がより詳細に理解される。図２（ａ）
によれば、ハウジング２０の主部２６は高さ方向に延び
る壁を有し、シールド部材４０の主部４５はハウジング
２０に沿って高さ方向に延び嵌合部１５の頂側まで回り
込むよう置かれる。また図２（ｂ）によれば、金属部材
３０はハウジング２０の端部２７に形成された貫通孔６
１内を挿通されシールド部材４０に係合して保持され
る。この構成の詳細について他の図面を共に参照して説
明する。
【００１６】図３は、シールド部材を示す図であり、
（ａ）は平面図、（ｂ）は正面図、及び（ｃ）は（ａ）
中の線Ｃ−Ｃに沿う拡大断面図である。図４は、金属部
材を示す図であり、（ａ）は正面図、（ｂ）は正面方向
から見た部分断面図、及び（ｃ）は底面図である。
（ａ）は平面図、（ｂ）は正面図、及び（ｃ）は（ａ）
中の線Ｃ−Ｃに沿う拡大断面図である。図４は、金属部
材を示す図であり、（ａ）は正面図、（ｂ）は正面方向
から見た部分断面図、及び（ｃ）は底面図である。
【００１７】図３によれば、シールド部材４０の端部４
６には回転対称形状でない開口７２が形成される。開口
７２は湾曲して延びる弧状端縁部７２ａ、及び直線的に
延びる直線状端縁部７２ｂによって略画定される。対を
成す弧状端縁部７２ａ、及び直線状端縁部７２ｂはそれ
ぞれ対向して位置する。各開口７２の直線状端縁部７２
ｂの中央には下側に延びる舌片７１が形成される。舌片
７１は略垂直に延びる垂直部７１ａと屈曲点を含み略く
字形状とされて開口７２の内側に突出する突出部７１ｂ
とを有する。
６には回転対称形状でない開口７２が形成される。開口
７２は湾曲して延びる弧状端縁部７２ａ、及び直線的に
延びる直線状端縁部７２ｂによって略画定される。対を
成す弧状端縁部７２ａ、及び直線状端縁部７２ｂはそれ
ぞれ対向して位置する。各開口７２の直線状端縁部７２
ｂの中央には下側に延びる舌片７１が形成される。舌片
７１は略垂直に延びる垂直部７１ａと屈曲点を含み略く
字形状とされて開口７２の内側に突出する突出部７１ｂ
とを有する。
【００１８】図４によれば、金属部材３０の詳細な形状
が示される。金属部材３０は、略中央に位置する基部３
３、基部３３の上側に位置する突出部３１、及び基部３
３の下側に位置するねじ部３２を含む。図４（ｂ）に示
すように、基部３３及び突出部３１の内側には開口３７
が設けられる。開口３７は相手コネクタとの嵌合時に、
相手コネクタに設けられるポストを受容することにより
相手コネクタとの嵌合を案内する案内手段となる。また
ねじ部３２は基部３３の直下に位置する台座３５から突
出する。基部３３の側面には一部が切り欠かれて成る平
坦部３９が形成され、これにより底側を向く面（第１当
接部）３８が画定される。更に平坦部３９には略矩形断
面の溝３６が形成される。
が示される。金属部材３０は、略中央に位置する基部３
３、基部３３の上側に位置する突出部３１、及び基部３
３の下側に位置するねじ部３２を含む。図４（ｂ）に示
すように、基部３３及び突出部３１の内側には開口３７
が設けられる。開口３７は相手コネクタとの嵌合時に、
相手コネクタに設けられるポストを受容することにより
相手コネクタとの嵌合を案内する案内手段となる。また
ねじ部３２は基部３３の直下に位置する台座３５から突
出する。基部３３の側面には一部が切り欠かれて成る平
坦部３９が形成され、これにより底側を向く面（第１当
接部）３８が画定される。更に平坦部３９には略矩形断
面の溝３６が形成される。
【００１９】特に図２（ｂ）から理解されるように、コ
ネクタ組立の際には、シールド部材４０は開口７２がハ
ウジング２０の貫通孔６１に位置合わせされるように装
着され、その後金属部材３０は、ハウジング２０に装着
されたシールド部材４０に基部３３の平坦部３９と開口
７２の直線状端縁部７２ｂが位置合わせされるように取
り付けられる（図３及び図４参照）。このとき舌片７１
が最初に外側に撓むよう押され、次に溝３６内に復帰し
てそれと係合し、金属部材３０を開口７２内に保持す
る。平坦部３９と直線状端縁部７２ｂとが略近接するの
で金属部材３０は開口７２内に回転防止されて保持され
る点に注目すべきである。本実施形態によれば、回転防
止は平坦部３９と直線状端縁部７２ｂとの係合に加え
て、平坦部３９とハウジング２０の貫通孔６１との係合
により実現される。金属部材３０が保持された状態で
は、基部３３の底側の面（第２当接部）３４はハウジン
グ２０の端部２７の底面２８に共面か又は底面２８より
も若干頂側に置かれる。また面３８はシールド部材４０
の頂面に略接する。
ネクタ組立の際には、シールド部材４０は開口７２がハ
ウジング２０の貫通孔６１に位置合わせされるように装
着され、その後金属部材３０は、ハウジング２０に装着
されたシールド部材４０に基部３３の平坦部３９と開口
７２の直線状端縁部７２ｂが位置合わせされるように取
り付けられる（図３及び図４参照）。このとき舌片７１
が最初に外側に撓むよう押され、次に溝３６内に復帰し
てそれと係合し、金属部材３０を開口７２内に保持す
る。平坦部３９と直線状端縁部７２ｂとが略近接するの
で金属部材３０は開口７２内に回転防止されて保持され
る点に注目すべきである。本実施形態によれば、回転防
止は平坦部３９と直線状端縁部７２ｂとの係合に加え
て、平坦部３９とハウジング２０の貫通孔６１との係合
により実現される。金属部材３０が保持された状態で
は、基部３３の底側の面（第２当接部）３４はハウジン
グ２０の端部２７の底面２８に共面か又は底面２８より
も若干頂側に置かれる。また面３８はシールド部材４０
の頂面に略接する。
【００２０】本発明の電気コネクタ１０は基板に取り付
けられる際に重要な作用を提供する。電気コネクタ１０
が（図２中に参照記号Ｐとして仮想的に示される）基板
に装着されるとき、ハウジング２０の底面２８に沿って
基板Ｐが配置され、ねじ部３２に図示しないナット部材
がねじ係合されることでその固定が成される。ナット部
材による締め付けが行われるとき、金属部材３０は、平
坦部３９と直線状端縁部７２ｂとの係合及び平坦部３９
とハウジング２０の貫通孔６１との係合によって回転す
ることなく所定位置に維持される。回転に抗する応力の
大部分は直線状端縁７２ｂを介してシールド部材４０に
吸収され得る。またナット部材の締め付けの過程で基部
３３の面３４は板部材Ｐに当接するように置かれる。従
って更に締め付けが進んでもハウジング２０の端部２７
に過度の圧縮応力が加わることが無い。よって電気コネ
クタ１０の板部材への取り付けの工程においてハウジン
グ２０に過度の回転方向の応力或いは過度の圧縮方向の
応力が加わることが防止され、電気コネクタ１０の基板
への確実な取り付けが保証される。
けられる際に重要な作用を提供する。電気コネクタ１０
が（図２中に参照記号Ｐとして仮想的に示される）基板
に装着されるとき、ハウジング２０の底面２８に沿って
基板Ｐが配置され、ねじ部３２に図示しないナット部材
がねじ係合されることでその固定が成される。ナット部
材による締め付けが行われるとき、金属部材３０は、平
坦部３９と直線状端縁部７２ｂとの係合及び平坦部３９
とハウジング２０の貫通孔６１との係合によって回転す
ることなく所定位置に維持される。回転に抗する応力の
大部分は直線状端縁７２ｂを介してシールド部材４０に
吸収され得る。またナット部材の締め付けの過程で基部
３３の面３４は板部材Ｐに当接するように置かれる。従
って更に締め付けが進んでもハウジング２０の端部２７
に過度の圧縮応力が加わることが無い。よって電気コネ
クタ１０の板部材への取り付けの工程においてハウジン
グ２０に過度の回転方向の応力或いは過度の圧縮方向の
応力が加わることが防止され、電気コネクタ１０の基板
への確実な取り付けが保証される。
【００２１】以上の如く本発明の電気コネクタの好適実
施形態について説明したが、これはあくまでも例示的な
ものであり、本発明を制限するものではなく、当業者に
よって様々な変形変更が可能である。変形の一例とし
て、開口７２の形状寸法を適当にとってねじ固定の際に
回転に抗する応力を全てシールド部材４０によって受け
るようにも構成できる。
施形態について説明したが、これはあくまでも例示的な
ものであり、本発明を制限するものではなく、当業者に
よって様々な変形変更が可能である。変形の一例とし
て、開口７２の形状寸法を適当にとってねじ固定の際に
回転に抗する応力を全てシールド部材４０によって受け
るようにも構成できる。
【００２２】
【発明の効果】本発明の電気コネクタによれば、金属部
材は、シールド部材に対して回転防止されるよう係合
し、ハウジングの一面側でシールド部材に当接する第１
当接部とねじ固定手段によるねじ固定時にハウジングの
他面側で板部材に当接する第２当接部とを備えることを
特徴とするので、ねじ固定の際に金属部材に重なるハウ
ジングの部分に過度の回転応力或いは過度の圧縮応力を
与えることがないので、電気コネクタ取り付けの確実性
又は信頼性を高めることができ、またハウジングのその
部分の樹脂の肉厚を比較的薄く構成できるので、ハウジ
ングを比較的低背に形成できる。
材は、シールド部材に対して回転防止されるよう係合
し、ハウジングの一面側でシールド部材に当接する第１
当接部とねじ固定手段によるねじ固定時にハウジングの
他面側で板部材に当接する第２当接部とを備えることを
特徴とするので、ねじ固定の際に金属部材に重なるハウ
ジングの部分に過度の回転応力或いは過度の圧縮応力を
与えることがないので、電気コネクタ取り付けの確実性
又は信頼性を高めることができ、またハウジングのその
部分の樹脂の肉厚を比較的薄く構成できるので、ハウジ
ングを比較的低背に形成できる。
【図１】 好適実施形態となる電気コネクタを示す図
で、（ａ）は平面図、及び（ｂ）は正面図。
で、（ａ）は平面図、及び（ｂ）は正面図。
【図２】 図１の電気コネクタの断面図であり、（ａ）
は図１（ｂ）中の線Ａ−Ａに沿う断面図、及び（ｂ）は
図１（ｂ）中の線Ｂ−Ｂに沿う断面図。
は図１（ｂ）中の線Ａ−Ａに沿う断面図、及び（ｂ）は
図１（ｂ）中の線Ｂ−Ｂに沿う断面図。
【図３】 シールド部材を示す図であり、（ａ）は平面
図、（ｂ）は正面図、及び（ｃ）は（ａ）中の線Ｃ−Ｃ
に沿う拡大断面図
図、（ｂ）は正面図、及び（ｃ）は（ａ）中の線Ｃ−Ｃ
に沿う拡大断面図
【図４】 金属部材を示す図であり、（ａ）は正面図、
（ｂ）は正面方向から見た部分断面図、及び（ｃ）は底
面図。
（ｂ）は正面方向から見た部分断面図、及び（ｃ）は底
面図。
１０ 電気コネクタ ２０ ハウジング ３０ 金属部材 ３４ 第２当接部 ３８ 第1当接部 ４０ シールド部材
Claims (1)
- 【請求項１】ハウジングの外面に装着されるシールド部
材、及び板部材へ固定されるためのねじ固定手段と前記
シールド部材と前記板部材との相互接地接続手段とを含
む金属部材を有する電気コネクタにおいて、 前記金属部材は、前記シールド部材に対して回転防止さ
れるよう係合し、前記ハウジングの一面側で前記シール
ド部材に当接する第１当接部と前記ねじ固定手段による
ねじ固定時に前記ハウジングの他面側で前記板部材に当
接する第２当接部とを備えることを特徴とする電気コネ
クタ。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10427698A JP3393993B2 (ja) | 1998-04-15 | 1998-04-15 | 電気コネクタ |
| TW088103719A TW417332B (en) | 1998-04-15 | 1999-03-11 | Electrical connector |
| CN99104782A CN1122333C (zh) | 1998-04-15 | 1999-04-01 | 电连接器 |
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