JPH11296365A - 電子装置の修正システム - Google Patents

電子装置の修正システム

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JPH11296365A
JPH11296365A JP10232198A JP10232198A JPH11296365A JP H11296365 A JPH11296365 A JP H11296365A JP 10232198 A JP10232198 A JP 10232198A JP 10232198 A JP10232198 A JP 10232198A JP H11296365 A JPH11296365 A JP H11296365A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rom
correction
address
program
prom
Prior art date
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Pending
Application number
JP10232198A
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English (en)
Inventor
Akira Hosaka
朗 保坂
Toyoji Tokimoto
豊司 時本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Publication of JPH11296365A publication Critical patent/JPH11296365A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来は、通常、修正プログラムメモリにはE
2PROMのような電気的に書き換え可能なメモリを使
用するが、修正プログラムが必要となった場合、E2
ROMのROM容量を変更しなければならず、E2PR
OMにアクセスするソフトが品種分必要となっていた。 【解決手段】 本発明では、書換不能なマスクROM等
よりなる基本プログラムメモリと、書込可能なE2PR
OM等よりなる修正プログラムメモリとプログラムが修
正されるアドレスを記憶する修正アドレス記憶部と、C
PUバス上のアドレスが修正アドレス記憶部に記憶され
たアドレス範囲である時に、基本プログラムメモリに代
えて修正プログラムメモリからCPUがプログラムを読
み出す様に切り替える切替回路から構成されるROMコ
レクト機能を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロコンピュ
ータを使用して機能する電子装置の修正システムに関
し、特にVTRの種々の制御を行うマイクロコンピュー
タに好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術として、特開平5−1433
16号公報が既に先行技術として知られているが、この
公報に開示された技術は、プログラムの一部を部分的に
修正することが可能なプログラムの部分修正方式であ
る。
【0003】本来のプログラムを格納する基本プログラ
ムメモリの他に、プログラムの部分修正用に別のプログ
ラムメモリを設けて、その中に修正したプログラムを格
納する。
【0004】修正したプログラムのアドレスを記憶する
修正アドレス記憶部を設け、CPUが読み込もうとして
いるプログラムが、その修正したアドレスの範囲であれ
ば、修正プログラムメモリからCPUがプログラムを読
み出し、そうでなければ、元の基本プログラムメモリか
らCPUがプログラムを読み出すように切り替える回路
を設けている。
【0005】プログラムの変更は或る範囲内を変更する
ので、修正したプログラムのアドレスは変更箇所の上限
アドレスと下限アドレスを記憶し、切替回路は読み出し
アドレスがその上限よりも小さく、下限よりも大きいこ
とを検出して、修正プログラムからCPUがプログラム
を読み出すように切り替えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術では、通常、修正プログラムメモリにはE2
ROMのような電気的に書き換え可能なメモリを使用す
るが、修正プログラムが必要となった場合、E2PRO
MのROM容量を変更しなければならず、E2PROM
にアクセスするソフトが品種分必要となる。
【0007】又、従来のROMコレクト機能で不具合を
修正する場合には、通常使用しているE2PROMを使
用する事が出来ず、かつ、容量の大きいE2PROMに
付け替えなければならない。
【0008】又、生産の工程において、途中で基本プロ
グラムメモリの不具合が修正された場合、修正前の製品
と修正後の製品が同時に生産ラインを流れているとき
に、基本プログラムが修正済みの製品に修正プログラム
メモリを付けると誤動作が発生する。
【0009】また、一般的に修正プログラムメモリは通
常データ(例えば、チャンネル周波数データ等)などの
記憶部のメモリの一部を利用している事がほとんどであ
り、新たに追加して修正プログラムメモリを取り付ける
となると、別に基板などを追加するなどの方法により対
応するため、新たなパターン設計などが発生し大幅なコ
ストアップになっていた。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明では、プログラム
をマスクROM等に格納するコンピュータを有し、書換
不能なマスクROM等よりなる基本プログラムメモリ
と、書込可能なE2PROM等よりなる修正プログラム
メモリとプログラムが修正されるアドレスを記憶する修
正アドレス記憶部と、CPUバス上のアドレスが修正ア
ドレス記憶部に記憶されたアドレス範囲である時に、基
本プログラムメモリに代えて修正プログラムメモリから
CPUがプログラムを読み出す様に切り替える切替回路
から構成されるROMコレクト機能に対し、ROMコレ
クト専用の修正プログラムメモリと、修正プログラムメ
モリには基本プログラムバージョン番号に対応する識別
コードを有し、その識別コードを読み出す機能と、基本
プログラムメモリにはプログラムバージョン番号に対す
る識別コードを有して、その識別コードを読み出す機能
と、識別コードとROM番号識別コードを比較する機能
を有する。
【0011】本発明は、不具合発生時の回避対応のため
の修正プログラムのみ書き込まれている修正プログラム
メモリのみを追加して付けるだけで、修正可能となり、
通常のE2PROMはそのまま使用する事が可能で不具
合が発生しなければ修正プログラムメモリは付けなくて
よく、かつ、付け替えする必要もなく、修正有りまたは
修正無しのどちらの製品にも対応可能となり、修正プロ
グラムメモリが必要となった時に基板パターンの修正ま
たは別基板追加等の対応の必要はなく、安価で容易にか
つ、E2PROMの部品の品種をたくさん持たずに管理
が容易に出来て作業効率を落とす事無く、使用が可能と
なる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
乃至図4に基づいて説明する。
【0013】図1において、書換不能なマスクROM等
よりなる基板プログラムメモリのメインマイコン1と、
書換可能なE2PROM2と、不具合発生時取り付け出
来るROMコレクト用E2PROM3を、プリント配線
板に取り付けるできるように、パターン(パターンは図
示せず)を構成しており、図2において、4はCPU、
5は基本プログラムであり、通常はRAM6を使いなが
ら動作するように設計されている。
【0014】まず、メインマイコン1の中のバージョン
識別コードメモリ7に、図4のようなROMバージョン
番号(a)と、基本プログラムメモリ5にROMコレク
ト専用E2PROMアドレスを書き込んでおく。この
際、E2PROM2と異なるアドレスを設定しておく。
【0015】ROMコレクト用E2PROM3には、図
5に示すように、ROMコレクト専用E2PROMアド
レスが設定されており、ROM世代用番号(b)と修正
プログラムデータが書き込まれており、ROMコレクト
用E2PROM3のROMコレクト専用E2PROMの読
み込みをn回行い、基本プログラムメモリ5に書き込ま
れており、ROMコレクト専用E2PROMアドレスと
n度一致した時、ROMコレクト用E2PROM3の修
正プログラムデータをRAM6に取り込む。nは何回で
も良いが、設定した回数だけ比較一致する事を条件とす
る。
【0016】n回ともROMコレクト専用アドレスを認
識出来なかった時、ROMコレクト用E2PROM3は
未搭載で、処理を終了する。
【0017】次ぎに、ROMコレクト用E2PROM3
が搭載されている場合、ROM世代用番号(b)とRA
M6に取り込んだROMコレクト制御ビット、ROM世
代用番号(b)の上位4ビットデータを確認し、ROM
バージョン番号(a)と一致した時、修正プログラム設
定へ移行する。ROMバージョン番号(a)と一致しな
い時、処理を終了する。移行後の設定動作については特
開平5−143316号公報に記述されている通りの為
省略する。以上の内容より、ROMコレクト用E2PR
OM3に、取り付けるだけで、対応可能となる。
【0018】又、E2PROM2とROMコレクト用E2
PROM3は、同一品種を使用することが可能となる
為、ROMコレクト用E2PROM3にアクセスするソ
フトはE2PROM2と同一でよく、あらかじめROM
コレクト専用E2PROMアドレスを設定しておくこと
が可能となる。
【0019】次に、図3のフローチャートを用いて動作
を説明する。
【0020】まず、ステップ1では、メインマイコン1
の中の基本プログラムメモリ5に設定されているROM
コレクト専用E2PROMアドレスと、ROMコレクト
用E2PROM3のROMコレクト専用E2PROMアド
レスとのアドレスが一致するかを判断する。
【0021】その結果、一致した時(YES)は、ステ
ップ2に移行する。また、一致しない時(NO)は、R
OMコレクト用E2PROM3は未搭載であると認識
し、ステップ9へ移行し、処理を終了する。
【0022】ステップ2では、メインマイコン1の中の
バージョン識別コードメモリ7にある図4の様なROM
バージョン番号(a)と、ROMコレクト用E2PRO
M3のROM世代用番号(b)が一致するかを判断す
る。
【0023】その結果、一致した時(YES)は、ステ
ップ3に移行する。また、一致しない時(NO)は、ス
テップ9へ移行し、処理を終了する。
【0024】ステップ3では、第1バグ修正プログラム
設定とROM修正アドレス設定レジスタ設定を行う。具
体的には、第1バグ修正箇所アドレス値が書き込まれた
2PROMの01〜03番地の読み込みを行い、RO
M修正アドレス設定レジスタ(RC0APL,RC0A
PM,RC0APH)へ設定を行う。
【0025】ステップ4では、第1バグ修正プログラム
設定と修正プログラム書込RAMアドレス設定を行う。
具体的には、第1バグ修正プログラム書込RAMアドレ
ス値が書き込まれたE2PROMの04及び05番地の
読み込みを行い、RC_vectorテーブル(RC0
V(L),RC0V(H))へ設定を行う。なお、この
2PROMの値はX’00400’とし全てのROM
サイズを共通とする。
【0026】前述のRC_vectorテーブルとは、
ROMコレクトの移行先指定のテーブルのことで、RO
Mコレクト機能が発生した際、マイコンのRAMのどの
位置で修正プログラムのあるRAMの位置に移行し、移
行後修正プログラムを実行し、通常移行していくプログ
ラムの復帰するアドレスを指定するエリアのことであ
る。
【0027】ステップ5では、第2バグ修正プログラム
設定とROM修正アドレス設定レジスタ設定を行う。具
体的には、第2バグ修正箇所アドレス値が書き込まれた
2PROMの06〜08番地の読み込みを行い、RO
M修正アドレス設定レジスタ(RC1APL,RC1A
PM,RC1APH)へ設定を行う。
【0028】ステップ6では、第2バグ修正プログラム
設定と修正プログラム書込RAMアドレス設定を行う。
具体的には、第2バグ修正プログラム書込RAMアドレ
ス値が書き込まれたE2PROMの09及び10番地の
読み込みを行い、RC_vectorテーブル(RC1
V(L),RC1V(H))へ設定を行う。
【0029】なお、このE2PROMの値は第1バグの
修正バイト数を足したアドレスとなる。例えば、第1バ
グに15バイト要した時、第2バグ修正プログラム書込
アドレスはX’0040F’となる。
【0030】ステップ7では、修正プログラムをRAM
領域へ設定する。E2PROMの16〜80番地までの
合計64バイトの読み込みを行い、ステップ4の第1バ
グ修正プログラム設定で、読み込んだ第1バグ修正プロ
グラム書込みRAMアドレス番地を開始位置として、6
4バイト分書込みを行う。
【0031】ステップ8では、ROMコレクション制御
フラグを設定する。具体的には、始めに、E2PROM
の00番地が、00h=00000001の時、RC0
ENを設定し、次に、E2PROMの00番地が、00
h=00000011の時、RC0EN,RC1ENを
設定する。
【0032】ステップ9では、動作を終了する。
【0033】
【発明の効果】本発明により、通常使用しているE2
ROMの変更が不要になる。
【0034】また、本発明により、別の容量の大きいE
2PROMに付け替える必要が無い。
【0035】また、本発明により、生産時、生産工程の
途中で、マスクROMが修正されたものと切り替わる
時、途中で不要となるROMコレクト用E2PROMを
切り替えせずに、そのまま付けて生産した場合でも誤動
作しない。
【0036】また、E2PROMのROM容量を変更し
なくてもよいので、E2PROMにアクセスするソフト
を多数用意する必要が無い。
【0037】また、ROMコレクト専用E2PROMア
ドレスを予め設定しておく事が可能なため、基本プログ
ラムメモリから読み出すか、修正プログラムから読み出
すかを切り替える切替回路が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態の詳細なブロック図であ
る。
【図3】本発明の実施の形態の動作を示すフローチャー
トである。
【図4】本発明の実施の形態のバージョン識別コードメ
モリ内に記憶されるデータを示す図である。
【図5】本発明の実施の形態のROMコレクト用E2
ROM内に記憶されるデータを示す図である。
【符号の説明】
1 メインマイコン 2 E2PROM 3 ROMコレクト用E2PROM 4 CPU 5 基本プログラムメモリ 6 RAM 7 バージョン識別コードメモリ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラムをマスクROM等に格納する
    コンピュータを有し、書換不能なマスクROM等よりな
    る基本プログラムメモリと、書込可能なE2PROM等
    よりなる修正プログラムメモリとプログラムが修正され
    るアドレスを記憶する修正アドレス記憶部と、CPUバ
    ス上のアドレスが修正アドレス記憶部に記憶されたアド
    レス範囲である時に、基本プログラムメモリに代えて修
    正プログラムメモリからCPUがプログラムを読み出す
    様に切り替える切替回路から構成されるROMコレクト
    機能に対し、ROMコレクト専用の修正プログラムメモ
    リと、修正プログラムメモリには基本プログラムバージ
    ョン番号に対応する識別コードを有し、その識別コード
    を読み出す機能と、基本プログラムメモリにはプログラ
    ムバージョン番号に対する識別コードを有して、その識
    別コードを読み出す機能と、識別コードとROM番号識
    別コードを比較する機能を有することを特徴とする電子
    装置の修正システム
JP10232198A 1998-04-14 1998-04-14 電子装置の修正システム Pending JPH11296365A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9142317B2 (en) 2013-06-18 2015-09-22 Samsung Electronics Co., Ltd. Embedded memory device and memory controller including the same

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9142317B2 (en) 2013-06-18 2015-09-22 Samsung Electronics Co., Ltd. Embedded memory device and memory controller including the same

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