JPH11293695A - 作業用具を作業機械に接続するためのリンケ―ジ組立体 - Google Patents

作業用具を作業機械に接続するためのリンケ―ジ組立体

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JPH11293695A
JPH11293695A JP11024057A JP2405799A JPH11293695A JP H11293695 A JPH11293695 A JP H11293695A JP 11024057 A JP11024057 A JP 11024057A JP 2405799 A JP2405799 A JP 2405799A JP H11293695 A JPH11293695 A JP H11293695A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 作業機械のオペレータの視界がより広くなる
ような、用具を作業機械のフレームに接続するためのリ
ンケージ組立体を提供する。 【解決手段】 リンケージ組立体22は、フレーム端部
と用具端部とを有するボックスブームリフトアームを含
んでおり、フレーム端部がフレームにピボット運動可能
に結合され、用具端部が用具18にピボット運動可能に
接続され、フレーム端部が第1の伸長部と第2の伸長部
とを有するようになっている。又、フレーム端部252
とリフトアーム端部254を有するリフトシリンダ25
0も含んでおり、フレーム端部がフレームにピボット運
動可能に結合されており、リフトアーム端部がボックス
ブームリフトアームにピボット運動可能に接続されてい
る。リンケージ組立体は、第1端部と第2端部を有する
リヤティルトリンク256を含んでおり、第1の端部は
フレームにピボット運動可能に接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的に、リンケ
ージ組立体に関する。より詳細には、本発明は、作業用
具を作業機械のフレームに接続するためのリンケージ組
立体に関する。
【0002】
【従来の技術】連結式ホイールローダのような作業機械
は、一般的に作業用具(例えばバケット)をフロントエ
ンドフレーム(以下フレームとする)に機械的に接続す
るリンケージ組立体を含む。リンケージ組立体は、一般
的にスラブリフトアーム、すなわち一端がフレームに接
続され、他端が作業用具に結合されているボックスブー
ムリフトアームを含む。一般的に、リフトアーム、そし
て作業用具がフレームに対し動かすことができるよう
に、フレームとリフトアームに接続された複数の機械的
リンケージと油圧シリンダとを含む。フレームに対しリ
フトアームと作業用具が動くことが、作業用具を使って
有効な作業を行うために必要である。作業機械の作動
中、リンケージ組立体は、様々な負荷と力を受けるが、
これらの中には大きすぎるものもある。従って、これら
の各成分が、これらの負荷と力に耐えるのに必要な強度
を与えるように十分な構造と、相互の接続を有すること
が重要である。今まで、リンケージ組立体は、上述の力
に適応するために、比較的大型で嵩張るものであるよう
に構成されてきた。これらのリンケージ組立体に関する
欠点は、これらが大きすぎて嵩張るので、作業機械を作
動するオペレータの視界を遮ってしまうような傾向にあ
ることである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】さらに、時として、リ
フトアームを上昇位置に動かしながら、作業用具を地面
に対し所定の角度に維持することが望まれることを理解
しなければならない。一般的に、リンケージ組立体は、
作業用具を前述した所定の角度に維持するために、付加
的な機械的又は油圧機構を含む。しかし、これらの付加
的機構を加えることの欠点は、これらがリンケージ組立
体の機械的複雑さ、費用、を更に増大させることであ
る。上述の欠点の1か、2以上を解決するような、作業
機械のフレームに用具を接続するリンケージ組立体が必
要とされる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の第1実施例にお
いて、用具を作業機械のフレームに接続するためのリン
ケージ組立体が形成されている。リンケージ組立体は、
フレーム端部と用具端部とを有するボックスブームリフ
トアームを含んでおり、(i)フレーム端部がフレームに
ピボット運動可能に結合され、(ii)用具端部が用具に
ピボット運動可能に接続され、(iii)フレーム端部が
第1のレバー空間を形成するように相互に離置された第
1の伸長部と第2の伸長部とを有するようになってい
る。リンケージ組立体は、フレーム端部具とリフトアー
ム端部を有するリフトシリンダも含んでおり、(i) フレ
ーム端部がフレームにピボット運動可能に結合されてお
り、(ii)リフトアーム端部がボックスブームリフトア
ームにピボット運動可能に接続されている。さらに、リ
ンケージ組立体は、第1端部と第2端部とを有するリヤ
ティルトリンクを含んでおり、第1の端部はフレームに
ピボット運動可能に接続されている。リンケージ組立体
は、シリンダ端部とリンク端部とを有するリヤティルト
レバーを含んでおり、(i) リンク端部がリヤティルトリ
ンクの第2端部にピボット運動可能に結合されており、
(ii)リヤティルトレバーは、シリンダ端部とリンク端
部との間に位置する場所で、ボックスブームリフトアー
ムにピボット運動可能に接続され、(iii)リヤティル
トレバーが第1のレバー空間を通って延びている。リン
ケージ組立体は、レバー端部と用具端部とを有するティ
ルトシリンダを含んでおり、(i) レバー端部がリヤティ
ルレバーのシリンダにピボット運動可能に結合されてお
り、(ii)用具端部が用具に機械的に接続されている。
【0005】本発明の第2の実施例において、用具を機
械のフレームに接続するためのリンケージ組立体が形成
されている。リンケージ組立体は、フレーム端部と用具
端部とを有するリフトアームを含んでおり、(i)フレー
ム端部がフレームにピボット運動可能に結合され、(i
i)用具端部が用具にピボット運動可能に接続され、(ii
i)リフトアームが上側アームセグメントと、下側アー
ムセグメントを含んでおり、(iv)上側アームセグメン
トが、第1のレバー空間を形成するように相互に離置さ
れた第1の伸長部と第2の伸長部とを有するようになっ
ている。リンケージ組立体は、フレーム端部とリフトア
ーム端部とを有するリフトシリンダも含んでおり、(i)
フレーム端部がフレームにピボット運動可能に結合され
ており、((ii)リフトアーム端部がリフトアームにピ
ボット運動可能に接続されている。さらに、リンケージ
組立体は、シリンダ端部とリンク端部とを有するリヤテ
ィルトればーを含んでおり、(i) リンク端部がフレーム
に機械的に結合されており、(ii)リヤティルトレバー
は、シリンダ端部とリンク端部との間に位置する場所
で、リフトアームにピボット運動可能に接続され、(ii
i)リヤティルトレバーが第1のレバー空間を通って延
びている。リンケージ組立体は、レバー端部と用具端部
とを有するティルトシリンダを含んでおり、(i) レバー
端部がリヤティルレバーのシリンダ端部にピボット運動
可能に結合されており、(ii)用具端部が用具に機械的
に接続されている。
【0006】
【発明の実施の形態】この明細書の一部に組み込まれ、
その一部を構成する図面は、発明の詳細な記載とともに
本発明のいくつかの実施例を表しており、本発明の原理
を説明するものである。図面に図示されている本発明の
例示的実施例に関し詳細に説明する。可能なかぎり、同
一の符号を同一のもしくは同様の部品を表すものとし
て、全図を通し使用する。
【0007】本発明は、様々な修正、変更形態が可能で
あり、これの特定の実施例が図において例として図示さ
れており、本明細書において詳細に記載する。しかし、
本発明を開示した特定の形態に制限するものではなく、
本発明は、請求の範囲に定義された本発明の精神と範囲
内にある全修正例、均等例、及び変更例の全てをカバー
するものである。図1を参照すると、本発明の特徴を中
に組み込んだ作業機械10が図示されている。作業機械
10は、後部11と前部15とを含む。後部11はキャ
ブ組立体12、リヤエンドフレーム13、ヒッチ(図示
せず)、エンジン(図示せず)、リアアクスルハウジング
(図示せず)、及び駆動列成分(図示せず)を含む。キャブ
組立体12、ヒッチ、エンジン、リアアクスルハウジン
グ及び駆動列成分がリヤエンドフレーム13に全て取り
付けられている。前部15は、フロントエンドフレーム
16(以下フレーム16とする)、フロントアクスルハウ
ジング17、作業具18、リフトアーム組立体20及び
リンケージ組立体22を含む。
【0008】作業機械のフレーム 図2を参照すると、フレーム16が、側壁部分26、側
壁部分32、中央壁部分40、ヒッチ構造48、ボック
ス支持構造50、ボックス支持構造88、床板70、及
びアクスル取り付け構造46を含んでいる。側壁部分2
6には、ボアホール28、アクセスホール30、ボアホ
ール66が形成されている。側壁部分32には、ボアホ
ール34、アクセスホール36、ボアホール42及びボ
アホール44が形成されている。図2と4を参照する
と、ヒッチ構造48が上部プレートと下部プレート60
とを含む。上部プレート58には、ヒッチピンアパーチ
ュア62が中に形成されている。上部プレート58に
は、一対のステアリングシリンダアパーチュア84も形
成されている(1つのステアリングシリンダアパーチュ
アが図2に図示されている)。下部プレート60には、
中にヒッチピンアパーチュア64が形成されている。
【0009】図3と6を参照すると、ボックス支持構造
50が前部ボックス壁52と後部ボックス壁54とを含
んでいる。ボックス支持構造88は前部ボックス壁90
と後部ボックス壁92とを含んでいる。図2、3、4及
び5を参照すると、床板70がコンポーネントホール7
2とコンポーネントホール74とを含んでいる。側壁部
分32は、コンポーネントホール74の外周78が床板
70と側壁部分32とにより形成されるように、床板7
0のエッジ82(図5参照)に溶接されている。側壁部分
26は、コンポーネントホール72の外周76(図3参
照)が床板70と側壁部分26とにより形成されるよう
に、床板70のエッジ80(図4参照)に溶接されてい
る。さらに、側壁部分26と側壁部分32とは、上述し
たように側壁部分32が側壁部分26から離れて内部空
間38を間に形成するように、床板70に溶接されてい
る。
【0010】さらに、図2に図示するように、側壁部分
26と側璧部分32は、(i)ボアホール28がラインL
1で図示されているようにボアホール34と線形に整列
し、(ii)アクセスホール30がラインL2で図示する
ようにアクセスホール36と線形に整列するような関係
になるように相互に位置決めされている。図4及び5を
参照すると、ヒッチ構造48の上部プレート58と下部
ブレート60とが、(i)上部プレート58と下部プレー
ト60が相互に垂直方向に離れ、(ii)側壁部分26の
ボアホール66と、側壁部分32のボアホール68の双
方が上部プレート58の下側に配置されるように、側壁
部分26と側壁部分32とに溶接されている。さらに、
上部プレート58と下部プレート60とが、ヒッチピン
アパーチュア62が、ラインL3に図示されているよう
にヒッチピンアパーチュア64と線形に整列するような
関係になるように配置されている。さらに図4に図示す
るように、床板70の端部124が上部プレート58の
下側部分126に溶接されている。
【0011】図2と3を参照すると、中央壁部分40が
内部空間38内に配置されており、これの下部セクショ
ン86(図3参照)はヒッチ構造48の上部プレート58
に溶接されている。中央壁部分40は、(i)ボアホー
ル42がラインL1に図示するようにボアホール28、
34と線形に整列し、(ii)ボアホール44がラインL
2に図示するようにアクセスホール30と36とに線形
に整列するように、内部空間38内に配置されている。
図2に図示するように、側壁部分26、側壁部分32及
び中央壁部分40を上述のように配置することは、側壁
部分26を平面P1に、側壁部分32を平面P2に、中
央壁部分40を平面P3に配置することになる。平面P
1、P2、P2は、垂直方向に配向されており、相互に
ほぼ平行である。
【0012】図3、4及び6を参照すると、後部ボック
ス壁54が側方エッジ102、側方エッジ104及び底
部エッジ106を含んでいる。後部ボックス壁54は、
内部空間38内に配置されており、側壁部分26と中央
壁部分40との間に挟まれている。側方エッジ102は
側壁部分26に溶接されている。側方エッジ104は中
央壁40に溶接されている。底部エッジ106はヒッチ
構造48の上部プレート58に溶接されている。
【0013】前部ボックス壁52は、側方エッジ94、
側方エッジ96、上部エッジ98及び底部エッジ100
を含む。前部ボックス壁52は、内部空間38内に配置
されており、側壁部分26と中央壁部分40との間に挟
まれている。側方エッジ94は側壁部分26に溶接され
ている。側方エッジ96は、中央壁部分40に溶接され
ている。底部エッジ100は、ヒッチ構造48の上部プ
レート58に溶接されており、上部エッジ98は後部ボ
ックス壁54に溶接されている。前部ボックス壁52と
後部ボックス壁54を上述に記載のように位置決めする
ことは、ボックス支持構造50を内部空間38内に配置
することになり、側壁部分26、中央壁部分40、前部
ボックス壁52、後部ボックス壁54及びヒッチ構造3
8の上部プレート58がシール間隙56(図4参照)を形
成することになる。
【0014】図3、5及び6を参照すると、後部ボック
ス壁92が側方エッジ108、側方エッジ110及び底
部エッジ112を含んでいる。後部ボックス壁92は、
内部空間38内に配置されており、側壁部分32と中央
壁部分40との間に挟まれている。側方エッジ108は
側壁部分32に溶接されている。側方エッジ110は中
央壁部分40に溶接されている。底部エッジ112はヒ
ッチ構造48の上部プレート58に溶接されている。
【0015】前部ボックス壁90は、側方エッジ11
4、側方エッジ116、上部エッジ118及び底部エッ
ジ120を含む。前部ボックス壁90は、内部空間38
内に配置されており、側壁部分32と中央壁部分40と
の間に挟まれている。側方エッジ114は、側壁部分3
2に溶接されている。側方エッジ116は、中央壁部分
40に溶接されている。底部エッジ120は、ヒッチ構
造48の上部プレート58に溶接されており、上部エッ
ジ118は後部ボックス壁92に溶接されている。前部
ボックス壁90と後部ボックス壁92を上述に記載のよ
うに位置決めすることは、ボックス支持構造50を内部
空間38内に配置することになり、側壁部分32、中央
壁部分40、前部ボックス壁90、後部ボックス壁92
及びヒッチ構造38の上部プレート58がシール間隙1
22を形成することになる。
【0016】図2をもう一度参照すると、アクスル取り
付け構造46が、中央壁部分40と接触しないように、
側壁部分26と側壁部部32に溶接されている。フレー
ム16は、公知の手段で、アクスル取り付け構造46を
介しフロントアクスルハウジング17(図1参照)に固定
されている。例えばこのような固定は、アクスル取り付
け構造46に形成されたアパーチュアを通ってアクスル
ハウジング17に形成されたアパーチュア内に挿入さ
れ、フレーム16をアクスルハウジング17に固定する
ようになっている。次いで、前側部分15(図1参照)
は、公知の手段でフレーム16のヒッチ構造48を介し
後部11(図1参照)に機械的に結合されており、作業機
械10が後部11に対し前部15を回転させることによ
って操縦できるようになっている。
【0017】フレーム16は既存のフロントエンドフレ
ームと比較すると、比較的コンパクトである。フレーム
16がコンパクトであることは、既存のフレーム(例え
ば図22参照)に比較すると、図21に図示するよう
に、オペレータがキャブ組立体12から作業領域を比較
的妨害されない状態で見られるようにする。しかし、フ
レーム16が比較的小さくコンパクトであるときでも、
作業具18の使用中に発生した高荷重に適用できるのに
必要とされる構造的強度を有するように設計されてい
る。フレーム16が高荷重に適用できる1つの理由は、
この構造が荷重を作業具18からリフトアーム組立体2
0、側壁部分26、側壁部分32及び中央壁部分40を
介し、フロントアクスルハウジング17(アクスル取り
付け構造46を介し)と、リヤエンドフレーム13(ヒッ
チ構造48を介し)とに効率的に伝達するように設計さ
れていることである。
【0018】作業機械のリフトアーム組立体 図7及び8を参照すると、リフトアーム組立体20が基
部リフトアームセグメント128と先端リフトアームセ
グメント130とを含む。リフトアーム組立体は、基部
リフトアームセグメント128により定められたフレー
ムエンド部分246、先端リフトアームセグメント13
0により形成された用具エンド部分248とも含む。リ
フトアーム組立体20は左側の基部伸長部174、右側
の基部伸長部176、左側の先端伸長部178及び右側
の先端延長部180(矢印475の概略的方向に見て)を
含む。さらに、リフトアーム組立体20は、中にレフト
フレームピンボア138が形成されたレフトフレームカ
ップリング136と、ライトフレームピンボア192が
中に形成されたライトフレームカップリング190、レ
フトピンボア142が中に形成された左側作業具カップ
リング140及び中に右側作業具ピンボア308が形成
された右側作業具カップリング194とを含む。さらに
リフトアーム組立体20は、リンケージピンボア13
2、リンケージピンボア133(図11参照)、リンケー
ジピンボア134、リンケージピンボア135(図11
参照)、シリンダピンボア186、スロット172(図8
参照)を含む。
【0019】基部リフトアームセグメント128が、こ
れから伸長する左側の基部伸長部174と右側の基部伸
長部176とを有する。左側の基部伸長部174と右側
の基部伸長部176とは、これらの間にレバー空間29
2を形成するように相互に離れている。左側に基部伸長
部174には、リンケージピンボア132とシリンダピ
ンボア186とが形成されている。右側に基部伸長部1
76がリンケージピンボア133(図11参照)を中に有
する。シリンダピンボア(図示せず)がシリンダピンボア
186とほぼ同一の右側に基部伸長部176に形成され
ている。レフトフレームカップリング136が左側基部
延長部174の一端に固定されている。ライトフレーム
カップリング190が右側基部伸長部176の一端に固
定されている。
【0020】先端リフトアームセグメント130は、こ
れから伸長する左側の先端伸長部178と右側の先端伸
長部180とを有する。左側の先端伸長部178と右側
の先端伸長部180とは、これらの間にリンク空間29
4を形成するように相互に離れている。左側に先端伸長
部178には、リンケージピンボア134が中に形成さ
れている。右側に先端伸長部180は、リンケージピン
ボア135(図11参照)を中に有する。左側作業具カッ
プリング140が左側に先端延長部178の一端に固定
されている。右側作業具カップリング194が右側に先
端伸長部180の一端に固定されている。
【0021】構造的にリフトアーム組立体20は、ボッ
クスブームリフトアームである。本明細書において、ボ
ックスブームリフトアームとは、リフトアーム組立体が
(i)ほぼ中空の内部を有し、(ii)リフトアーム組
立体の構造が、図7と8に図示するようにリフトアーム
組立体の長さに沿って,相当な距離だけ伸長するほぼ長
方形状の断面を有するように、複数の金属板から製造さ
れたリフトアーム組立体のことを意味する。ボックスブ
ームリフトアームを利用することの利点は、異なる構造
的設計を利用するほぼ同重量のリフトアーム組立体より
も一般的に剛性であり、強度が強いことである。例え
ば、ボックスブームリフトアームを利用するリフトアー
ム組立体は、異なる構造的設計を利用するほぼ同重量の
リフトアーム組立体よりも一般的に剛性であり、強度が
強い。
【0022】図9に図示するように、左方基部伸長部1
74は、ボックスブームリフトアームの構造的特徴を概
略的に図示する。詳細には、左方基部伸長部174は、
サイドプレート146、サイドプレート148、アンダ
ープレート160、中間プレート166及びオーバプレ
ート158を含む。サイドプレート146の底部エッジ
162は、アンダープレート160から上方に延びるよ
うにアンダープレート160に固定されている。同様
に、サイドプレート148の底部エッジ164は、アン
ダープレート160から上方に延びるようにアンダープ
レート160に固定されている。オーバプレート158
はサイドプレート146の上部エッジ154に固定され
ている。オーバプレート158は、またサイドプレート
146の上部エッジ156に固定されている。オーバプ
レート158がアンダープレート160とほぼ平行な関
係になるようにサイドプレート146とサイドプレート
148に固定される。中間プレート166がオーバプレ
ート158とアンダープレート160とほぼ平行な関係
に配置されるように、サイドプレート146とサイドプ
レート148との間に挟まれ、固定されている。上述の
手段で、サイドプレート146、サイドプレート14
8、オーバプレート158、アンダープレート160を
構成し、固定することは、左方基部伸長部174が実質
的に中空の内部144とほぼ長方形状の断面を有するこ
とになる。
【0023】右方基部伸長部176を含む基部リフトア
ームセグメント128は左方基部伸長部174に記載さ
れているものと同類の構造的特徴を有する。さらに、左
方基部伸長部178と右方先端伸長部180とを含む先
端リフトアームセグメント130は、左方基部伸長部1
74に記載されているものと同類の構造的特徴を有す
る。このために、リフトアーム組立体20は、(i)ほ
ぼ中空の内部を有しており、(ii)リフトアーム組立体
20の構造は、リフトアーム組立体20の全長にほぼ沿
って延びるほぼ長方形状の横断面を有する。
【0024】図10及び11を参照すると、手順203
がリフトアーム組立体20(図7参照)を製造するのに使
用されている。手順203は、基部リフトアームセグメ
ント128と先端リフトアームセグメント130が形成
される段階204で開始する。基部リフトアームセグメ
ント128と先端リフトアームセグメント130は、リ
フトアーム組立体20の(図7参照)2つの独立した別個
のサブ組立体として形成されている。詳細には、基部リ
フトアームセグメント128が、左方基部伸長部174
と右方基部伸長部176を含むように、図7、8及び9
を参照して上述に記載するように形成されている。さら
に、基部リフトアームセグメント128が溶融エッジ3
00を(図11参照)含むように生成されている。
【0025】先端リフトアームセグメント130は、左
方先端伸長部178と右方先端伸長部180とを含むよ
うに形成されている。さらに、先端リフトアームセグメ
ント130が溶接エッジ302を含むように形成されて
いる。基部リフトアームセグメント128と先端リフト
アームセグメント130とが形成される順番は、本発明
に関し重要ではないことに留意しなければならない。す
なわち、基部リフトアームセグメント128は先端リフ
トアームセグメント130前後又は同時に形成できる。
【0026】更に、段階204は、基部リフトアームセ
グメント128と先端リフトアームセグメント130に
カップリングを溶接する段階を含む。詳細には、レフト
フレームカップリング136が左方基部伸長部174に
溶接されており、ライトフレームカップリング190
が、基部リフトアームセグメント128の生成中に、右
方基部伸長部176に溶接される。同様な手段で、先端
リフトアームセグメント130を形成中に、左側作業具
カップリング140が左方先端伸長部178に溶接さ
れ、右側作業具カップリング194が右方先端延長部1
80に溶接される。カップリングが溶接される順番は、
本発明に関し重要なことではないことに留意しなければ
ならない。
【0027】段階204完了後、手順203における次
の段階が段階206である。段階206において、リン
ケージピンボア132、リンケージピンボア133(図
11参照)、シリンダピンボア186、及び右方基部伸
長部176内に形成されたシリンダピンボア(図示せず)
と、が基部リフトアームセグメント128内に形成され
る。さらに、リンケージピンボア134とリンケージピ
ンボア135とが(図11参照)が先端リフトアームセグ
メント130内に形成される。詳細には、機械複合体
が、右方基部伸長部176内に形成されたリンケージピ
ンボア133とシリンダピンボア(図示せず)とを形成す
るのに使用してもよい。
【0028】機械複合体は、先端リフトアームセグメン
ト130の左方先端伸長部178内に形成し、リンケー
ジピンボア135を右方先端伸長部180に形成するの
にも用いられる。さらに、機械複合体は、ピンボア13
8、142、192及び308(図8参照)を形成するの
に用いることができる。段階206の終了後に、手順2
03の次の段階が208である。段階208において、
基部リフトアームセグメント128は、先端リフトアー
ムセグメント128に溶接される。詳細には、基部リフ
トアームセグメント128は、基部リフトアームセグメ
ント128の溶接エッジ300(図11参照)と先端リフ
トアームセグメント130の溶接エッジ302(図11
参照)とが接触するように。先端リフトアームセグメン
トに対し配置される。段階206において形成された上
述に記載のボアは、複数のピン(図示せず)に関連するも
のとして、かつ溶接エッジ300と溶接エッジ302が
接触するように基部リフトアームセグメント128を先
端リフトアームセグメント130に対し配置するようた
めの固定装置(図示せず)として使用されることに留意し
なければならない。溶接エッジ300と302は溶接シ
ーム304(図7および8参照)を形成するようにともに
溶接され、基部リフトアームセグメント128を図7と
8に図示するように先端リフトアームセグメントに固定
する。
【0029】以下、リンケージーピンボア132、リン
ケージピンボア133、シリンダピンボア186、リン
ケージピンボア134、リンケージピンボア135、お
よび右方基部伸長部176に形成されたシリンダピンボ
アを、まとめてピンボアとする。実行段階210(すな
わち先端リフトアームセグメント130に対し基部リフ
トアームセグメント128を溶接する段階)の前の手順
203の実行段階206は、いくつかの利点を与える本
発明の重要な1態様である。詳細には、基部リフトアー
ムセグメント128は、リフトアーム組立体20に比較
すると比較的小さい。同様に、先端リフトアームセグメ
ント130は、リフトアーム組立体20に比較すると比
較的小さい。詳細には、基部リフトアームセグメント1
28はリフトアーム組立体20の長さL7(図7参照)に
比較すると、より短い長さL8(図11参照)を有し、先
端リフトアームセグメント130も、リフトアーム組立
体20の長さL7(図7参照)に比較すると、より短い長
さL4(図11参照)を有する。リフトアーム組立体20
または基部リフトアームセグメント128のような構造
において(すなわち段階206)ピンボアを形成するのに
要求される機械複合体の大きさは、構造の大きさに正比
例する。例えば、リフトアーム組立体20は基部リフト
アームセグメント128よりも大きい(例えば長い)の
で、基部リフトアームセグメント128においてピンボ
アを形成するのに比較すると、より大きな機械複合体が
リフトアーム組立体20においてピンボアを形成するの
に要求されることになる。
【0030】より大きな機械複合体がより小さな機械複
合体よりも極めて高価であることに留意しなければなら
ない。より大きな機械複合体を使用することは、リフト
アーム組立体20の製造コストを高いものにする。本発
明では、比較的小さな機械複合体を用いて、基部リフト
アームセグメント128と先端リフトアームセグメント
130にピンボアを形成し、次いで、基部リフトアーム
セグメント128と先端リフトアームセグメントを溶接
して比較的大きな(すなわち長い)リフトアーム組立体2
0構造を形成することによって製造コストを減少させる
ことになる。
【0031】手順203の終了後、リフトアーム組立体
20は作業機械10のフレーム16に(図1および13
参照)に固定される。詳細には、図13においてリフト
アーム組立体20のフレーム端部246が、(i)左側フ
レームカップリング136(図2参照)がフレーム16の
側壁部分26と中央壁部分40との間に配置され (ii)
右側フレームカップリング190(図8参照)が中央壁部
分40とフレーム16の側壁部分32との間に配置され
るように、フレーム16に対し配置される。リフトアー
ム組立体20が、上述したように、左側フレームカップ
リング136(図7参照)の左側フレームピンボア138
(図7参照)と、右側フレームカップリング190(図8
参照)の右側フレームピンボア192(図8参照)がフレ
ーム16のボアホール28(図2参照)、ボアホール42
(図2参照)及びボアホール34(図2参照)と線形に整列
するように配置される。フレームピン260が、次い
で、ボアホール28、ボアホール42、ボアホール3
4、左フレームピンボア138(図8参照)及び右フレー
ムピンボア192(図8参照)を通り、左基部伸長部17
4と右基部伸長部176(リフトアーム組立体20)をフ
レーム領域296においてフレーム16にピボット運動
可能に結合することになる。
【0032】以下に詳細に記載するように、リフトアー
ム組立体20は、所定の作業用途のために設計されてい
る。例えば、リフトアーム組立体20は、農業製品のよ
うな比較的低密度の物体を持ち上げるのに使用されるの
が好ましい。しかし、図11及び12に図示するよう
に、他のリフトアーム組立体の構造も手順203を用い
て製造することができる。詳細には、他の先端リフトア
ームセグメント218を、手順203の段階210にお
いて、先端リフトアームセグメント130と取り替える
ことができる。このために、先端リフトアームセグメン
ト218は、先端リフトアームセグメント130ではな
く基部リフトアームセグメント128に溶接される。先
端リフトアームセグメント218を基部リフトアームセ
グメント128に溶接することは、図12に図示するよ
うに別のリフトアーム組立体214を作り出すことにな
る。
【0033】他のリフトアーム組立体214は、リフト
アーム組立体20に関し上述したような同一の手段でフ
レーム16にピボット運動可能に結合されることを理解
しなければならない。なぜならば、リフトアーム組立体
214とリフトアーム組立体20はほぼ同一の基部リフ
トアームセグメント(すなわち、基部リフトアームセグ
メント128)を有しているからである。しかし、先端
リフトアームセグメント130と先端リフトアームセグ
メント218との違いは、先端リフトアームセグメント
130が長さL4(図11参照)を有し、先端リフトアー
ムセグメント218が長さL5を有することである。長
さL4はL5よりも大きい。基部リフトアームセグメン
ト128は一定であるために、先端リフトアームセグメ
ント218を基部リフトアームセグメントに溶接するこ
とにより、リフトアーム組立体214は、リフトアーム
組立体20の長さL7(図7参照)よりも小さい長さL6
(図12参照)を有することになる。リフトアーム組立体
214のより短い長さL6のために、リフトアーム組立
体214はリフトアーム組立体20に比較すると土壌、
岩のような比較的高密度の物体を持ち上げるのにより適
することになる。
【0034】基部リフトアームセグメント128の物理
的構造を一定状態に保ちながら、基部リフトアームセグ
メントに溶接するために別の複数の先端リフトアームセ
グメントの構造(例えば、先端リフトアームセグメント
130,218)を形成することは、本発明の別の利点
であることを理解しなければならない。詳細には、基部
リフトアームセグメント128の物理的構造を一定状態
に保ちながら、別のいくつかの先端リフトアームセグメ
ント構造を形成することは、広い範囲の用途のために設
計されたリフトアーム組立体を作り利用するための経済
的方法を与えることになる。例えば、標準化された基部
リフトアームセグメント128の構造を有することは、
リフトアーム組立体20と214のような異なるリフト
アーム組立体構造を、フレーム16を変更することなく
作業機械10に利用できる。フレーム16が基部リフト
アームセグメント128と協働するように設計されてい
ること、これの物理的特徴(例えば。ピンボアの位置)が
一定であるために、このことは確実なことである。従っ
て、作業機械10には、フレーム16を変更することな
く、リフトアーム組立体20又は他のリフトアーム組立
体214を形成できる。フレーム16を変更することな
く、いくつかのリフトアーム組立体構造のいずれかを利
用できることは、作業機械10の能力を更に高めること
になる。
【0035】上述したように、ボックスブームリフトア
ーム式のリフトアーム組立体(すなわちリフトアーム組
立体20)を製造するための手順203を利用すること
は、いくつか利点を有する。しかし、手順203は、ス
ラブタイプのリフトアーム組立体のような別のタイプの
リフトアーム組立体を製造するのに用いることができ
る。
【0036】作業機械のリンケージ組立体 図7、8、及び13を参照すると、リンケージ組立体2
2がリフトアーム組立体20、リフトシリンダ250、
リフトシリンダ328、リヤティルトリンク256、リ
ヤティルトレバー262、及びティルトシリンダ270
を含む。リンケージ組立体22は、フロントティルトレ
バー276、フロントティルトリンク282、及び用具
カップラー290を含む。
【0037】図13及び14を参照すると、リフトシリ
ンダ250はフレーム端部252とリフトアーム端部2
54とを有する。リフトシリンダ250は、フレーム2
52がフレーム16の内部空間38内に配置され、側壁
部分26のボアホール66(図2参照)に隣接して配置さ
れるように、フレーム16に対し配置されている。リフ
トシリンダ250は、これが床板70のコンポーネント
ホール70(図3参照)を通って延びるようにフレーム1
6に対し配置されている。次いで、ピン310がリフト
シリンダ250をフレーム16にピボット運動可能に結
合できるようにボアホール66とフレーム端部252と
を通って挿入される。
【0038】リフトシリンダ250は、リフトアーム端
部254がリフトアーム組立体20のスロット172
(図8参照)を通って挿入されるように、そしてピンボア
186(図8参照)に隣接して配置されるようにリフトア
ーム組立体20に対し配置される。ピン312は、リフ
トシリンダ250をリフトアーム組立体20にピボット
運動可能に結合するようにシリンダピンボア186とリ
フトアーム端部254とを通って挿入される。リフトシ
リンダ328は、リフトシリンダ250に記載されたの
とほぼ同一の手段で、フレーム16とリフトアーム組立
体20にピボット運動可能に結合される。詳細には、リ
フトシリンダ328はフレーム端部(図示せず)とリフト
アーム端部(図示せず)を有する。リフトシリンダ328
は、フレーム端部がフレーム16の内部空間38内に配
置されており、側壁部分23のボアホール68(図5参
照)に隣接して配置されるように、フレーム16に対し
配置されている。リフトシリンダ328は、リフトシリ
ンダ328が床板70のコンポーネントホール74を通
って延びるように、フレーム16に対し配置されてい
る。ピン(図示せず)がボアホール68(図5参照)とリ
フトシリンダのフレーム端部を通って挿入されて、リフ
トシリンダ328をフレーム16にピボット運動可能に
結合するようになっている。
【0039】リフトシリンダ328は、これのリフトア
ーム端部(図示せず)が、リフトアーム組立体20の右基
部伸長部176内に形成されたスロット(図示せず)を通
って挿入されており、中に形成されたシリンダボア(図
示せず)に隣接して配置されるように、リフトアーム組
立体20に対し配置されている。ピン(図示せず)がシリ
ンダピンボアとリフトアーム端部を通って挿入されてお
り、リフトシリンダ328をリフトアーム組立体20に
ピボット運動可能に結合するようになっている。
【0040】図7及び8を参照すると、リヤティルトレ
バー262が、プレート314、プレート316及び横
方向チューブ部材317を含む。プレート314は、ホ
ール320とホール322がプレート314の対向する
端部に配置されるように、ホール320とホール322
とを含む。プレート314は中を貫通するアパーチュア
326(図8参照)も有する。アパーチュア326は、ホ
ール320とホール322との間に配置されている。プ
レート316は、ほぼプレート314と同一に構成され
ている。詳細には、プレート316は、これの一端に形
成されたホール324を有する。プレート316は、ホ
ール324を有する端部に対向したプレート316の端
部に形成された他のホール(図示せず)も有する。プレー
ト316は、またこれを通るアパーチュア(図示せず)も
有する。プレート316に形成されたアパーチュアはホ
ール324と別のホール(図示せず)との間に配置されて
いる。
【0041】プレート314とプレート316は、プレ
ート318(図7参照)がこれらの間に配置されるような
ほぼ平行な関係で相互に間隔が空けられている。横方向
チューブ部材317がプレート空間318内に配置され
ており、横方向のチューブ部材317により形成された
導管(図示せず)がプレート314内に形成されたアパー
チュア326とプレート316に形成されたアパーチュ
アと線形に整列するようにプレート314とプレート3
16とに固定されている。プレート314とプレート3
16は、ホール320と324が線形に整列するように
相互に配置されている。プレート314と316は、ホ
ール322と、中にホール324が形成されたプレート
に対向したプレート316の端部に形成されたホールが
線形に整列するように相互に配置されている。
【0042】リヤティルトレバー262は、横方向チュ
ーブ部材317と、プレート314及び316に形成さ
れたアパーチュア(すなわち、アパーチュア326及び
プレート136に形成されたアパーチュア(図示せず))
が、左基部伸長部174に形成されたリンケージピンボ
ア132、右基部伸長部176に形成されたリンケージ
ピンボア133と線形に整列する。リヤティルトレバー
262は、リフトアームヤティルトレバー262がレバ
ー空間292を通って延びるようにレバー空間292内
に配置される。リヤティルトレバー262は、さらにリ
フトアームヤティルトレバー262がレバー空間292
を通って延びるように、レバー空間292内に配置され
ている。リフトアームヤティルトレバー262を上述の
手段で配置することにより、シリンダ端部264とリヤ
ティルトレバー262のリンク端部266がレバー空間
292から出るように延びることになる。
【0043】図4に図示するように、ピン330がリン
ケージピンボア132、横方向チューブ部材317、プ
レート314とプレート316において形成されたアパ
ーチュア(すなわちアパーチュア326及びプレート3
16(図示せず)において形成されたアパーチュア(図示
せず))及びリンケージピンボア133(図11参照)を
通って挿入され、シリンダ端部264とリンク端部26
6との間に挟まれたリヤティルトレバー262をリフト
アーム組立体20にピボット運動可能に結合するように
なっている。
【0044】図8を参照すると、リヤティルトリンク2
56が、プレート332、プレート334、及びボス3
36を含む。プレート332は、該プレートの一端に形
成されたホール338と、これに対向する端部に形成さ
れたホール344とを有する。詳細には、プレート33
4は、これらの各端部に形成されたホールを有している
が、ホール340のみが図示されている。プレート空間
342が間に形成されるように、プレート332とプレ
ート334がほぼ平行な関係で相互に離れている。ボス
336がプレート空間342内配置されており、ボス3
36により形成された通路(図示せず)が、プレート33
2内のホール344と、プレート334に形成されたホ
ール(図示せず)と線形に整列するように、プレート33
2とプレート334に固定されている。プレート332
とプレート334が、ホール338と340が線形に配
列されるように相互に配置される。
【0045】リヤティルトリンク256が一端部258
と一端部260とを有する。リヤティルトリンク256
がリヤティルトレバー262のリンク端部266に対し
配置され、リヤティルトリンク256の端部260がリ
ヤティルトレバー262のプレート空間318(図7参
照)内に配置されるようになっている。リヤティルトリ
ンク256は、リヤティルトレバー262のリンク端部
266に対し配置されており、プレート332内のホー
ル34、プレート334内に形成されたホール(図示せ
ず)、ボス336により形成された通路(図示せず)及び
リヤティルトレバー262に形成されたホール(すなわ
ち、ホール322及びプレート316(図示せず)に形成
されたホールが線形に整列されている。
【0046】図13及び14に見られるように、ピン3
46がプレート332(図8参照)内のホール344、プ
レート334内に形成されたホール(図示せず)ボス33
6によって形成された通路(図示せず)、及びリヤティル
トレバー262内に形成されたホール(すなわちホール
322とプレート316(図示せず))を通って挿入さ
れ、リヤティルトレバー262のリンク端部266に、
リヤティルトリンク256をピボット運動可能に結合す
るようになっている。リフトアームやティルトリンク2
56の端部258は、フレーム16の中央壁部分40
が、ティルトリンク256のプレート332とプレート
334との間に挟まれるように、フレーム16に対し配
置されている。リヤティルトリンク256の端部258
は、プレート332内に形成されたホール338(図8
参照)とプレート334(図8参照)内に形成されたホー
ル340が中央壁部分40(図2参照)内に形成されたボ
アホール44と線形に整列するようにフレーム16に対
し配置されている。ピン348が側壁部分26(図2参
照)のアクセスホール30、リヤティルトリンク256
のホール338及び340、中央壁部分40のボアホー
ル44,及び側壁部分32(図2参照)のアクセスホール
36を通って挿入され、フレーム領域296(図13参
照)の下側に垂直方向に配置されたフレーム領域298
においてフレーム16にリヤティルトリンク256の端
部258をピボット運動可能に結合するようになってい
る。
【0047】図7と8をもう一度参照すると、フロント
ティルトリンク282がレバー端部284とリフトアー
ム端部286を有する。レバー端部284は、内部にホ
ール352が形成されており、リフトアーム端部286
は中に形成されたホール(図示せず)を有する。フロント
ティルトリンク282がリンクスペースに延びるように
リフトアーム組立体20に対し配置されている。フロン
トティルトリンク282は更に、リフトアーム端部28
6に形成されたホールが、左先端伸長部178(図11
参照)に形成されたピンボア134と、右先端伸長部1
80(図11参照)に形成されたリンケージピンボア13
5と線形に整列するようにリフトアーム組立体20に対
し配置されている。図13及び図15において図示する
ように、ピン350がリンケージピンボア134(図1
1参照)、フロントティルトリンク282のリフトアー
ム端部286内に形成されたホール(図示せず)、および
リンケージピンボア135(図11参照)を通り挿入され
ており、フロントティルトリンク282のリフトアーム
端部286をリフトアーム組立体20にピボット運動可
能に結合するようになっている。
【0048】図7と8を参照すると、フロントティルト
レバー276がプレート354、プレート356、ボス
359、リヤエンド278、及びフロントエンド280
とを含む。プレート354は、一端部において、ホール
361を有しており、他端にはホール363が形成され
ている。プレート354は、これを貫通するアパーチュ
アを有する。プレート354に形成されたアパーチュア
369が、ホール361と363との間に配置されてい
る。プレート356は、プレート356に関し記載して
いるのとほぼ同一の手段で構成されている。詳細には、
プレート356は一端においてホール365と、他端に
形成されたホール(図示せず)とを有する。プレート35
6は、また、これを貫通して形成されたアパーチュア
(図示せず)を有する。プレート356において形成され
たアパーチュア(図示せず)が、ホール365と図示して
いないホールとの間に配置されている。プレート356
とプレート354はほぼ平行な状態で相互に配置されて
おり、プレート空間371がこれらの間に形成されてい
る。ボス359がプレート空間371内に配置されてお
り、ボス359を通って形成された通路(図示せず)がホ
ール363と、プレート356端部に形成されたホール
(図示せず)と線形に整列するように、プレート354と
356に固定されている。プレート354とプレート3
56は、ホール361と365が線形に整列され、アパ
ーチュア369と、プレート356内に形成されたアパ
ーチュアが線形に整列するように相互に配置されてい
る。
【0049】フロントティルトレバー276は、フロン
トティルトリンク282がプレート空間371内に配置
されるようにフロントティルトリンク282に対し配置
されている。フロントティルトレバー276は、プレー
ト354内に形成されたアパーチュア369、フロント
ティルトリンク282内に形成されたホール352、及
びプレート356内に形成されたアパーチュア(図示さ
れず)が線形に整列するようにフロントティルトリンク
282に対し配置されている。ピン373(図14参照)
がアパーチュア369、ホール352及びプレート35
6内に形成されたアパーチュア(図示されず)を通って挿
入される。ピン373は、フロントティルトリンク28
2のレバー端部284を、フロントティルトレバー27
6の後端部278と前端部280との間に位置する位置
288においてフロントティルトレバー276にピボッ
ト運動可能に結合されている。
【0050】図13及び14を参照すると、ティルトシ
リンダ270はレバー端部272と用具端部274とを
含む。ティルトシリンダ270は、レバー272がプレ
ート空間318(図7参照)内に配置されるようにリヤテ
ィルトレバー262のシリンダ端部264に対し配置さ
れている。ピン375は、ティルトシリンダ270のレ
バー端部272をリヤティルトレバー262のシリンダ
端部にピボット運動可能に結合するように、ホール32
0(図7参照)、レバー端部272及びホール234に挿
入される。
【0051】更にティルトシリンダ270は、用具端部
274がプレート空間371内に配置され、ホール36
5と361との間に配置されるようにフロントティルト
レバー276に対し配置されている。次いで、ピン37
7が、ティルトシリンダ270の用具端部274をフロ
ントティルトレバー276のリヤ端部278にピボット
運動可能に結合するように、ホール365、用具端部2
74、ホール361を通って挿入される。上述に記載の
ようにティルトシリンダ270を結合することは、ティ
ルトシリンダ270の用具端部274を作業機械18に
機械的に結合することになることを理解しなければなら
ない。リンケージ組立体22は、既存のリンケージ組立
体に比較すると、作業具18をフレーム16に機械的に
結合するための比較的コンパクトな機構を提供すること
を理解しなければならない。リンケージ組立体がコンパ
クトであるために、既存のリンケージ組立体(例えば図
22参照)に比較すると図21に図示するようにオペレ
ータは、キャブ組立体12から作業領域を比較的妨害さ
れることなく見ることができる。
【0052】さらに、リンケージ組立体の上述に記載の
成分は、既存のリンケージ組立体に比較すると、矢印3
79及び381(図14参照)により示された方向に作業
具18の動きの範囲をより広くすることができる。上述
に記載のようにより大きな程度に作業具18を回転させ
ることができることは、他の作業具とともに能力を改善
することになる。さらに、上述に記載のリンケージ組立
体22成分の構造は、図14の矢印379,381によ
り図示された作業具18の動作の全範囲にわたり比較的
一定のティルト力を与える。
【0053】更に、図14及び15に図示するように、
ティルトシリンダ270は、水平線383と、作業具1
8の床セグメント385により形成される面の線形伸長
部387との交差する点が所定の角度Θを形成するよう
に、作業具18を位置決めするように伸長できる。リン
ケージ組立体22によって、作業具18を所定の角度Θ
に維持しながら、リフトアーム組立体20が図15に図
示するように高く伸ばすことができることに留意しなけ
ればならない。作業具18を持ち上げながら、所定の角
度Θに維持することは、作業機械10のオペレータが掘
削作業中に作業具18内に含まれた積載物を投げ出すよ
うなことが少なくなる。作業具18を、持ち上げなが
ら、所定の角度Θに維持するリンケージ組立体22の能
力が本発明の利点である。なぜならば、リフトアーム組
立体を上昇させながら、水平線(水平線383に類似す
る)に対し所定の角度に作業具を維持するために、既存
リンケージ組立体では、一般的に付加的な機械的又は油
圧的成分を必要とするからである。これらの付加的成分
は、リンケージ組立体22に比較すると、機械的複雑さ
とこれらの既存のリンケージ組立体の費用を高くする。
【0054】作業機械の作業具カップラー 図13、23及び24を参照すると、作業具カップラー
290が図示されている。作業具カップラー290は、
リンケージを22を作業具18に接続するように作用す
る。詳細には、作業具カップラー290は、リンケージ
22と作業用具18の媒介物である。さらに、作業具カ
ップラー290は作業具18をリンケージに簡単に取り
つけたりはずすことができるようにする。
【0055】作業具カップラー290は、右外側支持プ
レート460、右内側支持プレート462、左内側支持
プレート464及び左外側支持プレート466(矢印4
75の方向から見て)を含む。中心ボックスセクション
468が、内側右支持プレート462と左内側右支持プ
レート464の下側部分に溶接されている。リヤボック
スセクション480(図13参照)が右外側支持プレート
460、右内側支持プレート462、左内側支持プレー
ト464及び左外側支持プレート466の下側部分に溶
接され、各支持プレートがほぼ平行になっている。セン
ターボックスセクション468とリヤボックスセクショ
ン480が、リフト作業中に物体を作業具18からリン
ケージ22に搬送するような構造を形成する。チューブ
セクション470が、右外側支持プレート460、右内
側支持プレート462、左内側支持プレート464、左
外側支持プレート466の上側部分に溶接されている。
右支持バー472が、右外側支持プレート460に固定
されており、矢印476の方向に外方向に延びている。
同様に、左支持バー474は左外側支持プレート466
に固定され、矢印478の方向に外側に延びている。
【0056】右内側支持プレート462は、チューブセ
クション470と中央ボックスセクション480との間
に一点で貫通する右ティルトピンボア484を有してい
る。左内側支持プレート464は、チューブセクション
470と中央ボックスセクション480との間に一点で
貫通する左ティルトピン貫通ボア485を有する。右テ
ィルトピンボア484と左ピンボアボア485は、ティ
ルトピン486が右ティルトピンボア484と左ティル
トピンボア485を通って挿入できるように線形に整列
されることに留意しなければならない。さらに、ティル
トピンボアファスナー(図示せず)がティルトピン486
を右内側支持プレート462と内側支持プレート464
とに固定でき、ティルトピン486が矢印476と47
8の方向に動かないようにする。
【0057】右内側支持プレート460は、これを貫通
して形成された右外側作業具ピンボア492を有し、右
内側支持プレート462は、中央ボックスセクション4
80近くに位置する地点でこれを貫通して形成された右
内側作業具ピンボア492を有する。同様に、左内側支
持プレート464は、これを貫通して形成された右内側
作業具ピンボア496を有し、左外側支持プレート46
6は、中央ボックスセクション468近くに位置する地
点でこれを貫通して形成された外側用具ピンボア498
を有する。右外側用具ピンボア492、右内側ピンボア
496及び左外側作業具ピンボア498は、右側用具ピ
ン500が右外側用具ピンボア492、右内側用具ピン
ボア494とを通って、中央ボックスセクション468
に挿入され、左側用具ピン501が左外側用具ピンボア
498、左内側用具ピンボア498とを通って、中央ボ
ックスセクション468に挿入されるように、線形に整
列される。さらに、右用具ピンファスナー(図示せず)が
右側用具ピン500を右外側支持プレート4600と右
内側支持プレート462とに固定し、右用具ピン500
が矢印476と478の方向に動かないようにしてい
る。同様に、左用具ピンファスナー(図示せず)が左側用
具ピン501を左外側支持プレート466と左内側支持
プレート464とに固定し、左用具ピン501が矢印4
76と478の方向に動かないようにしている。
【0058】シリンダがリアボックスセクション内に配
置されており、このシリンダは、右半分カップラーシリ
ンダ481(仮定線で図示する)と左半分カップラーシリ
ンダ479(仮定線で図示する)とに分割されている。
(あるいは、左係合ピン488は左半分カップラーシリ
ンダ479の可動ロッドの一端部にすぎない。)油圧流
体が左半分カップラシリンダ479に進むことができ、
左係合ピン488を矢印476の方向に動かし、油圧流
体が左半分カップラシリンダ479に進むことができ、
左係合ピン488を矢印478の方向に動かす。左半分
カップラーシリンダ479が矢印476の方向に左係合
ピン488を動かすと、左係合ピン488が図24に図
示するように第1のピン位置に配置されている。第1の
ピン位置において、左係合ピン488は、左外側支持プ
レート466内に形成され、作業具18から離れた左第
2カップリングアパーチュア490を通って延びること
ができない。左半分カップラーシリンダ479が左係合
ピンを矢印478の方向に動かすと、左係合ピン488
が図23に図示するように、第2のピン位置に配置され
ている。第2のピン位置において、左側係合ピン488
は、左外側支持プレート466内に形成された第2のカ
ップリングアパーチュア490を通って延びている。
【0059】同様に、右係合ピン487は、右半分カッ
プラーシリンダ481の可動ロッド(図示せず)に固定さ
れいる。(あるいは、右係合ピン487は右半分カップ
ラーシリンダ481の可動ロッドの一端部にすぎな
い。)油圧流体が右半分カップラシリンダ481に進む
ことができ、右係合ピン487を矢印478の方向に動
かし、油圧流体が矢印476の方向に右係合ピン487
を動かすように進むことができる。右半分カップラーシ
リンダ481が矢印478の方向に右係合ピン487を
動かすと、右係合ピン487が第1のピン位置に配置さ
れる(図示せず)。第1のピン位置において、右係合ピ
ン487は、右外側支持プレート460内に形成され、
作業具18から離れた右第2カップリングアパーチュア
(図示せず)を通って延びることができない。右半分カ
ップラーシリンダ481が右係合ピン487を矢印47
6の方向に動かすと、右係合ピン487が図21に図示
するような第2のピン位置に配置される。第2のピン位
置において、左側係合ピン487は、右外側支持プレー
ト460内に形成された第2のカップリングアパーチュ
アを通って延びている。
【0060】作業具カップラー290は、右作業具ピン
500と左作業具ピン501とによりリフトアーム組立
体20にピボット運動可能に結合されている。詳細に
は、作業具カップラー290の右外側作業具ピンボア4
92と右内側作業具ピンボア494は、図7及び8に図
示するようにリンケージ22の右作業具ピンボア308
と整列しなければならず、作業具カップラー290の左
内側の右外側作業具ピンボア496と左外側作業具ピン
ボア496は、図7及び8に図示するようにリンケージ
22の左作業具ピンボア308と整列しなければならな
い。右側作業具ピン500が作業具カップラー290の
右外側作業具ピンボア492を通り、リフトアーム組立
体20の右側作業具ピンボア308を通リ、右内側作業
具ピンボア494を通って作業具カップラー290の中
心ボックスセクション468に挿入される。左作業具ピ
ン501は、作業具カップラー290の左外側作業具ピ
ンボア498を通り、リフトアーム組立体20の左側作
業具ピンボア142を通リ、左内側作業具ピンボア49
6を通って作業具カップラー290の中心ボックスセク
ション468に挿入される。
【0061】右作業具ピンファスナーは、右作業具ピン
500を作業具カップラー290に固定し、右作業具ピ
ン500が矢印476と478の方向に動かないように
し、左作業具ピンファスナーは、左作業具ピン501を
作業具カップラー290に固定し、左作業具ピン501
が矢印476と478の方向に動かないようにする。従
って、作業具カップラー290は、これが図13に図示
した矢印502、504の方向に右作業ピン500と左
作業ピン501においてリフトアーム組立体20に対し
自由に回転するように、リフトアーム組立体20にピボ
ット運動可能に結合されている。
【0062】作業具カップラー290は図13に図示す
るように、リンケージ22のフロントティルトレバー2
76にピボット運動可能に結合されている。詳細には、
図7と8に図示するように、プレート354内のホール
363、リンケージ22のプレート365内のボス35
9及びホール(図示せず)が、図24に図示したように
作業具カップラー290の右側ティルトピンボア484
と左側ティルトピンボア485に整列する。ティルトピ
ン486は作業具カップラー290の右ティルトピンボ
ア484、リンケージピン22のプレート365内のホ
ール、リンケージ22のボス359、リンケージ22の
プレート354内のホール363及び作業具カップラー
290の左ティルトピンボア485を通って挿入され
る。ティルトピンファスナーは、ティルトピン486を
作業具カップラー290に固定し、ティルトピン486
が矢印476,478の方向に動かないようにしてい
る。従って、作業具カップラー290は、図13に図示
するように、矢印502,504の方向に、ティルトピ
ン468においてフロントティルトレバー276に対し
自由に回転するようになっている。
【0063】作業具カップラー290は、右側作業具ピ
ン500と左側作業具ピン501との周りを回転でき
る。詳細には、ティルトシリンダ270が図13に図示
するように矢印506の方向に伸ばされると、フロント
ティルトレバー276が作業具カップラー290のティ
ルトピン486を矢印506の方向に付勢するように、
矢印506の方向に付勢される。ティルトピン486が
矢印506の方向に付勢されると、作業具カップラー2
90が右作業具ピン500と左作業具ピン501との周
りを矢印502の方向に回転する。一般的に、作業具カ
ップラー290に取り付けられた作業用具18から物体
を投棄することが望まれるとき、作業具カップラー29
0が矢印502の方向に回転する。
【0064】あるいは、ティルトシリンダ270が、図
13に図示するように矢印508の方向に引き込まれる
と、フロントティルトレバー276が、作業具カップラ
ー290のティルトピン486を矢印506の方向に付
勢するように、矢印506の方向に付勢される。ティル
トピン486が矢印508の方向に付勢されると、作業
具カップラー290が右作業具ピン500と左作業具ピ
ン501との周りを矢印504の方向に回転する。一般
的に、作業具カップラー290に取り付けられた作業用
具18で物体をすくい上げることが望まれるとき、作業
具カップラー290は矢印504の方向に回転する。図
23と24を参照すると、作業用具18が、これに取り
付けられた右ヒンジプレート510と左ヒンジプレート
512を含む。右ヒンジプレート510が、これの上側
部分に形成された右フック部分514を含む。右フック
部分514は作業具カップラー290の右支持バー47
2に引っかかって係合するように構成されている。右ヒ
ンジプレート510は、これに形成された右第1カップ
ラーアパーチュア516を有する。右第1結合アパーチ
ュア516は、図21に図示するように、作業具カップ
ラー290の右係合ピン487を受取るように構成され
ている。
【0065】同様に、左ヒンジ゛プレート512は、こ
れの上側部分に形成された左フック部分518を含む。
左フック部分518は作業具カップラー290の右支持
バー474にフックで係合するように構成されている。
左ヒンジプレート512は、これに形成された左第1カ
ップラーアパーチュア520を有する。左第1結合アパ
ーチュア520は、作業具カップラー290の左係合ピ
ン488を受取るように構成されている。
【0066】作業用具カップラー290を作業用具18
に結合するために、リフトアーム組立体20は作業用具
18の方向に動かされる。この後、左支持バー474が
左ヒンジプレート512の左フック部分518の下側近
くに配置され、右支持バー472が左ヒンジプレート5
10の右フック部分514の下側近くに配置される。作
業用具290が矢印522の方向に持ち上げられると、
左支持バー474が左ヒンジプレート512の左フック
部分518と接触するように動かされ、左ヒンジプレー
ト512が図23に図示するように作業用具カップラー
290に引っかけられて係合するようになっている。同
様に、作業用具290が矢印522の方向に持ち上げら
れると、右支持バー472が右ヒンジプレート510の
右フック部分514と接触するように動かされ、右ヒン
ジプレート510が図23に図示するように作業用具カ
ップラー290に引っかけられて係合するようになって
いる。
【0067】作業用具18が作業用具カップラー290
に引っかけられて係合されると、作業用具18は左支持
バー474と右支持バー472との周りを図23に図示
するように自由に回転する。作業用具カップラー29が
矢印522の方向に動くと、作業用具18は、図23に
図示するように作業用具290を係合位置に配置するよ
うに、矢印528の方向に回転する。係合位置におい
て、左ヒンジプレート512の第1カップリングアパー
チュア520が作業用具カップラー290の左第2カッ
プリングアパーチュア490と整列され、右ヒンジプレ
ート510の右第1カップリングアパーチュア516が
作業用具カップラー290の右第2カップリングアパー
チュア(図示せず)と整列される。
【0068】作業用具カップラー290を作業用具18
に固定して取り付けるために、作業用具カップラー29
0の左係合ピン488と右係合ピン487は作業用具1
8と係合しなければならない。詳細には、左半分カップ
ラーシリンダ479は左係合ピン488を、図24に図
示するように左係合ピン488が左第1カップラーアパ
ーチュア520から離れる第1のピン位置から、図23
に図示するような第2のピン位置に、ほぼ矢印478の
方向に動かす。詳細には、左係合ピン488が用具カッ
プラー290の左第2カップリングアパーチュア490
と、作業用具18の左第1カップリングアパーチュア5
20とを通って進み、作業用具18が左支持バー474
の周りをほぼ矢印526と528との方向に回転しない
ようにする。
【0069】同様に、右半分カップラーシリンダ481
は、右係合ピン487を、右係合ピン487が右第1カ
ップラーアパーチュア516(図示せず)から離れる第
1のピン位置から、図21に図示するように第2のピン
位置に、ほぼ矢印476の方向に動かす。詳細には、右
係合ピン487が用具カップラー290の右第2カップ
リングアパーチュアと、作業用具18の左第1カップリ
ングアパーチュア516とを通って進み、作業用具18
が右支持バー472の周りをほぼ矢印526と528と
の方向に回転しないようにする。用具カップラー290
を作業用具18からはずすために、作業用具カップラー
290の左係合ピン488と右係合ピン487は作業用
具18から係合が解除されなければならない。詳細に
は、左半分カップラーシリンダ479は左係合ピン48
8を、図23に図示するような第2のピン位置から、図
24に図示するような左係合ピン488が左第1カップ
ラーアパーチュア520から離れる第1のピン位置に、
ほぼ矢印478の方向に動かす。同様に、右半分カップ
ラーシリンダ481は、右係合ピン487を、図21に
図示するように第2のピン位置から右係合ピン487が
右第1カップラーアパーチュア516(図示せず)から
離れる第1のピン位置に動かす。さらに、左支持バー4
74は、左フック部分518かと接触しないように動
き、右支持バー472が図24に図示すように左フック
部分514と接触しないように動く。
【0070】図21と22を参照すると、狭いボックス
式のリフトアーム20の使用に関連した用具カップラー
290の利点が図示されている。図21は、図1に図示
した作業機械10のキャブ組立体12に配置されたシー
と530に着座したオペレータの視界を図示している。
着座位置からオペレータは作業用具18が用具カップラ
ー290に結合されていることを確認できる。詳細に
は、オペレータは、右ヒンジプレート510の右フック
部分514が用具カップラー290の右支持バー472
に引っかけられて係合されたことを確認できる。更に、
オペレータは、作業用具18の右ヒンジプレート510
を通って延びる右係合ピン487の一端部分を矢印47
6の方向に見ることができる。さらに、オペレータは、
左ヒンジプレート512の左フック部分518が用具カ
ップラー290の左支持バー474に引っかけられて係
合されたことを確認できる。更に、オペレータは、作業
用具18の左ヒンジプレート512を通って延びる左係
合ピン488の一端部分を矢印476の方向に見ること
ができる。
【0071】図22は、例示的従来の連結式ローダのキ
ャブ組立体に配置されたシートに着座したオペレータの
視界を図示する。リフトアームは、一般的に、作業機械
の前部に対するオペレータの視界の相当部分を遮るよう
になっている支持部とともに、右スラブアーム540と
左スラブアームから構成される。用具カップラーの右支
持バーを引っかけて係合する右ヒンジプレートの右フッ
ク部分に関するオペレータの視界が532のほぼ全領域
においてリンケージの一部により妨げられていることに
留意する。さらに、用具の右ヒンジプレートを通って延
びる右係合ピンの端部に関するオペレータの視界は、5
33のほとんどの領域において、リンケージの一部によ
り妨げられる。同様に、用具カップラーの右支持バーを
引っかけて係合する左ヒンジプレートの左フック部分に
関するオペレータの視界が534のほぼ全領域において
リンケージの一部により妨げられていることに留意す
る。さらに、用具の左ヒンジプレートを通って延びる左
係合ピンの端部に関するオペレータの視界は、535の
ほとんどの領域において、リンケージの一部により妨げ
られる。
【0072】作業機械の伸長したリフトアーム 図16から20を参照すると、リフトアーム組立体20
の2つの異なる伸長した構造が図示されている。図1
6、18及び20に図示されたリフトアームの第1の伸
長した構造は本発明の例示的リフトアーム組立体20で
ある。あるいは、図17及び19に図示したリフトアー
ム組立体20’の第2の伸長した構造は、図12に図示
したリフトアーム214に類似しているが、伸長した長
さを有している。リフトアーム組立体20の第2の伸長
した構造はリフトアーム組立体20の第1の伸長した構
造の利点を証明するために示されている。
【0073】図16から図20のそれぞれは、リフトア
ーム組立体20の左側面図を表している。リフトアーム
組立体20は左側から見られたとき共通の場所を共有す
るいくつかの成分を有する。例えば、左側フレームピン
ボア138が、図16から20のように左側から見たと
きに、右フレームピンボア192(図8参照)と同一場
所に配置される。従って、説明を明白にするために、左
側面から直接見える成分のみについて論議する。作業機
械10の右側部から見た成分が作業機械10の左側から
見た成分とほぼ同一であることに留意しなければならな
い。左フレームピンボア138は、中心線としてフレー
ムピン軸400を有する。フレームピン軸400は、リ
フトアーム組立体20がフレームに対し回転するような
軸であることに留意しなければならない。詳細には、フ
レームピン260(図13参照)が上述したように、左
フレームピンボア138と右フレームピンボア192と
をフレーム16のピンボア28、42、34にピボット
運動可能に結合し、このためにリフトアーム組立体20
が矢印410と412の方向にフレーム16に対し回転
できるようになる。
【0074】同様に、左シリンダピンボア186が中心
線としてシリンダピン軸線402を有する。シリンダピ
ン軸線402は、リフトアーム組立体20に結合される
と、このまわりに左リフトシリンダ250が回転するよ
うな軸線である。詳細には、リフトシリンダ250が伸
ばされると、リフトアーム組立体20が図16、17に
図示するように上側位置に付勢される。リフトアーム組
立体20は、ピン312により左リフトシリンダ250
のリフトアーム端部254にピボット運動可能に結合さ
れる。リフトアーム組立体20が上側位置に動くと、左
リフトシリンダ250のリフトアーム端部254は、リ
フトシリンダ250の向きがリフトアーム組立体20に
たいし変わるにつれ、シリンダピン軸402の周りを矢
印412の方向に回転する。同様に、リフトシリンダ2
50が引き込まれると、左リフトシリンダ250のリフ
トアーム端部254は、リフトシリンダ250の向きが
リフトアーム組立体20にたいし変わるにつれ、シリン
ダピン軸402の周りを矢印410の方向に回転する。
【0075】第1のライン404は、フレームピン軸線
400(フレームピンボア138により形成された)と
シリンダピン軸線402(左シリンダピンボア186)
により形成された)とを接続するラインである。左作業
具ピンボア142は、中心線として用具ピンボア軸線4
08を有する。作業用具18は図23及び24に図示す
るように用具ピン501によってピンボア142におい
てリフトアーム組立体20に取り付けられていることに
留意しなければならない。作業用具18は、さらにこれ
が矢印410と412の方向に動くとき、用具ピンボア
軸線408の周りを回転することに留意しなければなら
ない。
【0076】第2のライン416は、左用具ピンボア1
42と左フレームピンボア138により形成されてい
る。第2のライン416は、左フレームピンボア138
により形成されたフレームピン軸線400と、左用具ピ
ンボア142により形成された用具ピンボア軸線408
を接続する。第2のライン416は第1のライン404
上にあることに留意しなければならない。第1のライン
404と第2のライン416はリフトアーム組立体20
のリフト補角418を形成することにも留意しなければ
ならない。リフトアーム組立体20の第1の伸長構造
は、約9度のリフト補角418を有することに留意しな
ければならない。リフトアーム組立体20'の第2の伸
長構造は、約2度のリフト補角418を有する。
【0077】以下の記載は、本発明の特徴を組み入れる
リフトアーム組立体20の第1の伸長した構造に関す
る。図20を参照すると、平面420は第1のライン4
04に対し垂直であり、シリンダ軸線402において、
第1のライン404と交差する。平面420は、リフト
アーム組立体20を、図20に図示するように、平面4
20に対し左側のフレーム側セグメント422と、平面
420に対し右側の用具セグメント424に分割する。
【0078】左フレームピンボア138はリフトアーム
組立体20のフレーム側セグメント422内にあり、左
用具ピンボア142はリフトアーム組立体20の用具側
セグメント424内にある。さらに、リフトアーム組立
体20のフレーム側セグメント422は左フレームピン
ボア138においてフレーム16にピボット運動可能に
結合されており、リフトアーム組立体20の用具側セグ
メント424は左用具ピンボア408において用具18
にピボット運動可能に結合されていることを理解しなけ
ればならない。平面420が左シリンダピンボア186
を2つの等しいセグメントに分け、シリンダピンボアの
186の第1の半分がリフトアーム組立体20のフレー
ム側セグメント422内にあり、シリンダピンボア18
6の第2の半分がリフトアーム組立体20の用具側セグ
メント424内にある。
【0079】第1のライン404が第1の線分428を
有する。詳細には、ポイント426は、第1のライン4
04がリフトアーム組立体20の用具側セグメント42
2の外周と交差するところに存在する。さらに、ポイン
ト427が左シリンダピンボア286の遠い方の側部上
にあり、第1のライン404が左シリンダピンボア18
6と交差する。第1の線分428は、ポイント427と
ポイント426との間にある第1ライン404の一部と
して形成される。更に、第1の線分428はリフトアー
ム組立体20の用具側セグメント20の用具側セグメン
トと完全に一致する。ここで、本明細書において使用す
る「完全に一致する」とは、全線分が図20に図示する
ように側面図に表したようなリフトアーム組立体20の
外周内にある場合に、リフトアーム組立体と全く一致す
ることを意味する。
【0080】第1のラインは第2の線分436を有す
る。詳細には、点432は、左シリンダピンボア186
の近い方にあり、第1のライン404が左シリンダピン
ボア186と交差している。さらに、点434は、左フ
レームピンボア138の遠い方にあり、左フレームピン
ボア138と交差している。第2の線分436は、点4
32と434の間にある第1のライン404の一部とし
て形成される。さらに第2の線分436は、リフトアー
ム組立体20のフレーム側セグメント422と完全に一
致する。第1のライン404は、さらに中に第3の線分
438が形成されている。詳細には、第3の線分438
は、リフトアーム組立体20の用具側セグメント424
から離れた方向に延びる点426を超えた第1のライン
404の一部として形成される。第3の線分438はリ
フトアーム組立体20とは完全に一致しているわけでは
ない。詳細には、第3の線分438は、リフトアーム組
立体20の用具側セグメント424またはフレーム側セ
グメント422と完全に一致しているわけではない。第
3の線分436は、図20に図示するように、リフト組
立体20の用具側セグメント424の外周の下側エッジ
の下側にあることに留意しなければならない。
【0081】第2の線416は、第4の線分440を中
に有する。詳細には、点442は、左フレームボア13
8の遠い側にあり、第2のライン416が左フレームピ
ンボア138と交差している。さらに、点444は、左
用具ピンボア142の近い方にあり、第2のライン41
6が左用具ピンボア142と交差している。第4の線分
440は、点442と444の間にある第2のライン4
04の一部として形成される。さらに第2の線分440
は、リフトアーム組立体20と完全に一致している。図
16から19を参照すると、水平線406は、地面44
6と平行なピンボア軸線400から延びている。第1の
ライン404と水平線406は、フレーム組立体16に
対するリフトアーム組立体20の角度414を形成す
る。図16と17に図示するようなリフト角414は作
業機械10の最大リフト角に相当する。図18と19に
図示したリフト角414は、ライン416を地面446
に平行に配置し、水平線406に一致する。
【0082】フレーム16、リフトアーム組立体20お
よびリフトシリンダ250のの所定の構造に関し、図1
6および17に図示するようにリフト角414の最大角
がある。作業機械10のリフト角414の最大値は約4
4度である。リフト角414のこの最大角、補角41
8、およびリフトアーム組立体20のこの最大角は、作
業機械10の2つの作動高さを決定する。最大リフト高
さ454は、作業機械10が、第1に伸長されたリフト
アーム組立体20の構造に関する用具ピン軸線408を
持ち上げることのできる最大高さである。最高リフト高
さ455は、作業機械10が、第2に伸長されたリフト
アーム組立体20’の構造に関する用具ピン軸線408
を持ち上げることのできる最大高さである。
【0083】最高投棄高さ450は、リフトアーム組立
体20の第1の伸長した構造で作業機械10の作業用具
18から積載物が投棄されるときの最高高さである。最
高投棄高さ451は、リフトアーム組立体20’の第2
の伸長した構造で作業機械10の作業用具18から積載
物が投棄されるときの最高高さである。パレット等を移
動させるの使用されるフォークのようないくつかの用具
に関し、最高リフト高さ454,455は、最高投棄高
さ450,451よりも作業機械10の作動能力をより
有効に測ることがきることに留意しなければならない。
あるいは、嵩のある物体を牽引したり持ち上げるのに使
用されるバケットのような他の作業用具に関し、最高投
棄高さ450,451は、最高投棄高さ454,455
よりも作業機械10の作動能力をより有効に測ることが
きることに留意しなければならない
【0084】図18と19は、アーム双方が同一の安定
性を有することを示している。安定性は、作業機械10
が横倒しになる可能性を予測できる。作業機械10が地
面446から積載物を図16と17に図示するように上
昇位置に持ち上げると、リフトアーム組立体20は、最
高に不安定な点を通過しなければならない。最高不安定
点は、物体のために発生したモーメントにより、作業機
械10が最も横倒しする可能性のある点である。最高不
安定点において、リフトアーム組立体20により運ばれ
る物体がフロントホイール430周りに最大のモーメン
トを作り出す。フロントホイール430の周りの最高モ
ーメント点は、用具ピン軸線408が図18と図19に
図示するように、フロントホイール430のアクスル4
35の右側までの最大距離433にあるときに発生す
る。最高距離433は、リフト角414と補角418が
ゼロ度に等しいとき、例えば、第2のラインが水平線4
06と同一線であり、第2のライン416が地面446
に平行であるときに発生する。
【0085】最大モーメントを減少させ、作業機械10
の安定性を上昇させるいくつかの方法がある。詳細に
は、作業用具18により支持されるべき負荷の重量を減
少させることである。作業用具18により支持されるべ
き負荷の重量を減少させることは、より多くの物体が所
定の作業中に支持されなければならないときに作業機械
10の効率を制限することになる。あるいは、カウンタ
ウェイト(図示せず)をリヤエンドフレーム13の後部に
取り付けて、物体を持ち上げることにより発生するモー
メントに反応するホイール430のアクスル435のま
わりのモーメントを作り出すようにする。しかし、カウ
ンタウェイトは、作業機械10を動かすのにより動力を
必要とするきわめて顕著な不利益な点を有する。さら
に、リフトアーム組立体20の長さを小さくできる。残
念なことに、リフトアーム組立体20の長さを減少させ
ることも、最高リフト高さ454と最高投棄高さ451
も減少させることになる。最大モーメントを減少させ、
作業機械10の安定性を上昇させることは、伸長された
リフトアームに適用されるときに欠点を有することにな
る。
【0086】図16と18に図示するように、リフトア
ーム組立体20の第1に伸ばされた構造を図17と19
に図示するようにリフトアーム組立体の第2に伸ばされ
た構造とを比較すると、双方の構造ともが同一の最高安
定点を有している。なぜならば、距離433が2つの構
造(図18と19参照)とほぼ同一であるからである。こ
のために、リフトアームがゼロ度のリフト角414を通
って動くと、ホイール430のアクスル435の周りで
同一の最高モーメントが発生するからである。しかし、
リフトアームの双方ともが同一の最高、不安定点のため
に構成されていても、図16に図示された第1に伸ばさ
れた構造の最高リフト高さが、図17に図示する第2に
伸長された構造の最高リフト高さよりも大きい。同様
に、図16に図示された第1に伸長された構造の最高の
投棄高さ450が図17に図示された第2に伸長された
構造の最高投棄高さ451よりも大きい。このために、
リフトアーム組立体20(リフト補角418が約9度の
場合)の第1の伸長された構造は、リフトアーム組立体
20’の第2に伸長された構造(リフト補角418が約
2度)よりも優れている。なぜならば、第1の伸長構造
は、リフトアーム組立体20’の第2の伸長された構造
に見られるような不安定状態と実質的に同一の程度を有
しながら、より大きいリフト高さ454を作業機械10
に与えるからである。
【0087】さらに、リフトアーム組立体20の別の第
1に伸長された構造(図示せず)は、この第1に伸長さ
れた構造の最大リフト高さ454が第2の伸長構造の最
大リフト高さ455と同じであるように構成されてい
る。このような場合、この第1に伸長された構造の最大
投棄高さ450は第2に伸長された構造の最大投機高さ
451と実質的に同一である。しかし、このような伸長
された構造では、この第1の伸長された構造の最高不安
定度の大きさより小さいものになる。なぜならば、第1
に伸長された構造の最大距離433が、リフトアーム組
立体20’の第2の伸長された構造の最高距離433よ
りも小さいからである。従って、リフトアーム組立体2
0の第1に伸長された構造(リフト補角418が約9
度)が、リフトアーム組立体20'の第2に伸長された
構造(リフト補角418が約2度)よりも優れている。
なぜならば、第1に伸長された構造では、だ2に伸長さ
れた構造により表された場合よりも小さい不安程度を有
する状態で、第2に伸長された構造の最高リフト高さ4
55に等しい最高リフト高さ454を作業機械10に与
えるからである。
【0088】第1の線分248、第2の線分436、第
3の線分438、第4の線分440の規制に沿った、約
9度のリフト補角418は図16、18,20のリフト
アーム組立体20の第1に伸長した構造のほぼ‘S'字形
状で達成されるので有効である。S字形状は、9度のリ
フト補角を、別のリフトアーム組立体214を備えたい
くつかの共通の成分を保持する設計に組み入れることが
できる。詳細には、リフトアーム組立体20の第1に伸
長された構造のフレームピンボア138は図12に図示
した他のリフトアーム組立体214のフレームピンボア
138に対し、大きさ、形状、及び向きにおいてほぼ同
一である。更に、リフトアーム組立体20の第1に伸長
された構造の用具ピンボア142は、別のリフトアーム
組立体214の用具ピンボア142に対し、大きさ、形
状、及び向きにおいて実質的に同一である。従って、S
字形状は、高められた最高リフト高さ454と高められ
た最高投棄高さ450の作動的な利点と、いくつかの共
通の媒介成分を図12に図示した別のリフトアーム組立
体214と共有するという経済的利点を有する。
【0089】作業機械10の作動は、一般的に(i)地
面または積載物から、積載物(図示せず)の掘削、(i
i)近くのトラック(図示せず)に積載物を投棄する、
あるいは離れた場所にこれを動かす、ということを含
む。リフトアーム組立体20と作業用具18は、図1に
図示したより低い位置に配置される。次いで、作業用具
18には、作業機械10の動作力で、掘削される積載物
を作業要具18に押し込むことにより積載される。次い
で、作業用具18は、図14に図示したティルトシリン
ダ270を引き込ませることにより矢印379によって
示された方向に、作業機械10の方向に回転して戻され
る。リフトアーム組立体20、及び作業用具18が図1
5に図示したリフトシリンダ250と328の伸長によ
り持ち上げられる。作業用具18が作業機械10から離
れて、図16に図示したティルトシリンダ270の伸長
によって矢印381により図示された方向に、回転され
て、適当な場所で作業用具18に含まれている積載物を
投棄するようになっている。作業機械18に含まれた積
載物が近くのトラックに投棄される場合には、バケット
がトラックの側壁の高さ以上の高さに持ち上げられる。
次いで、作業用具18がトラックの側壁を超えて延び
て、これのベッドを超えて延びるまで、作業機械10が
トラックの方向に駆動される。ティルトシリンダ270
は、図16に図示するように伸ばされて、作業用具18
から積載物をトラックのベッドに投棄するように、矢印
412により示された方向に、作業機械10から離れて
作業機械18を回転させる。
【0090】上述に記載の作動中のフレーム16、リフ
トアーム組立体20、リンケージ構造22にかかる力
は、作業機械10が積載された積載物に入るのに駆動さ
れる力、掘削する積載物の種類、及び作業用具18から
持ち上げられ、投棄される積載物の重量によって、限界
的に過酷なものであることが知られている。キャブ組立
体12内にいるオペレータが作業領域を比較的遮られな
い状態で、最大の積載物に適応できるために、作業機械
10の上述の成分が大きさと質量を維持することは裂け
られないことである。他の有効な前述の記載の中でも、
フレーム16、リフトアーム組立体20、リンケージ組
立体22、及びカップラー290が協働して掘削に関す
る所望の強度、作業領域のオペレータの視界とともに重
要な機械成分を提供する。
【0091】本発明を、図面、及び前述の記載において
詳細に図示し説明したが、このような図示及び記載は、
例示的なものにすぎず、特徴を制限するものではなく、
好ましい実施例のみを、図示し記載し、本発明の精神の
範囲内にある全変更と修正が保護されるものであること
に留意しなければならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の特徴を組み入れる作業機械の斜視図
である。
【図2】 図1に図示した作業機械のフレームの斜視図
である。
【図3】 図2のフレームの前側面図である。
【図4】 図2のフレームの右側面図である。
【図5】 図2のフレームの左側面図である。
【図6】 図2のフレームの後側面図である。
【図7】 図1の作業機械のリフトアーム組立体とリン
ケージ組立体の一部の斜視図である。
【図8】 図1の作業機械のリフトアーム組立体とリン
ケージ組立体の一部の別の斜視図である。
【図9】 矢印の方向から見た、図7の線9-9に沿っ
て切断されたリフトアーム組立体の左基部伸長部の拡大
断面図である。
【図10】図1の作業機械のリフトアーム組立体を製造
するための手順を表すフローチャートの図である。
【図11】図7の基部リフトアームセグメントと、この
基部リフトアーム組立体に固定できる1つの先端リフト
アームセグメントの斜視図である(先端リフトアームセ
グメント130が図7の基部リフトアームセグメント1
28に組み立てられ、先端リフトアームセグメント21
8が図12において基部リフトアームセグメント128
に組み立てられている)。
【図12】図1の作業機械に用いることのできる別のリ
フトアーム組立体の斜視図である。
【図13】図1の作業機械の、フレーム、リフトアーム
組立体、リンケージ組立体、及び作業用具の斜視図であ
る(リフトアーム組立体が部分的に上昇した位置に図示
されており、作業用具が、説明を明白にするために破断
されて図示されている)。
【図14】リフトアーム組立体が下降位置にある状態
で、フレーム、リフトアーム組立体、リンケージ組立
体、カップラー、作業機械の作業用具の概略側面図であ
る。
【図15】リフトアーム組立体が上昇位置にあることを
示す、図14に類似した図である。
【図16】作業用具とカップラーが投棄位置にあること
を表す図15に類似した図である。(ホイールが記載を
明白にするため図示されている)
【図17】リフトアーム組立体の第2の構造を表す図1
6に類似した図である。
【図18】リフトアーム組立体が最高不安定点にあると
きを表す、図16に類似した図である。
【図19】リフトアーム組立体の第2の構造が最高不安
定点に配置されたときの図17に類似した図である。
【図20】図7のリフトアーム組立体の側面図である。
【図21】オペレータがキャブ組立体の中にいるときに
見られる図1の作業機械の前側部分の図である。
【図22】オペレータがキャブ組立体の中にいるとき
の、従来の作業機械の前側部分の図である。
【図23】図1の作業機械の用具カップラーと作業用具
の斜視図である。
【図24】図23の用具カップラーと作業用具の拡大図
である。
【符号】
10 作業機械 11 後部分 12 キャブ組立体 13 リヤエンドフレーム 15 前部分 16 フロントエンドフレーム 18 作業用具 20 リフトアーム組立体 22 リンケージ組立体 26、32 側壁部分 128、130 リフトアームセグメント 174 左基部伸長部 176 右基部伸長部 178 左先端伸長部 180 左先端伸長部 250、328 リフトシリンダ 256 リヤティルトリンク 270 ティルトシリンダ 290 用具カップラー 328 リフトシリンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ダナ ディー ブラーナム アメリカ合衆国 ノースカロライナ州 27606 ラーレイ ウェイン ストリート 5329ディー (72)発明者 キース エル スタンリー アメリカ合衆国 ノースカロライナ州 28470 シャーロッテ メイン ストリー ト 5427

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用具を作業機械のフレームに接続するた
    めのリンケージ組立体であって、 フレーム端部と用具端部とを有するボックスブームリフ
    トアームを備え、(i)前記フレーム端部が前記フレーム
    にピボット運動可能に結合され、(ii)前記用具端部が
    前記用具にピボット運動可能に接続され、(iii)前記
    フレーム端部が、第1のレバー空間を形成するように相
    互に離置された第1の伸長部と第2の伸長部とを有する
    ようになっており、 フレーム端部とリフトアーム端部とを有するリフトシリ
    ンダを備え、(i)前記フレーム端部が前記フレームにピ
    ボット運動可能に結合されており、(ii)前記リフトア
    ーム端部が前記ボックスブームリフトアームにピボット
    運動可能に接続されており、 前記フレームにピボット運動可能に接続されている第1
    端部と、第2端部とを有するリヤティルトリンクと、 シリンダ端部とリンク端部とを有するリヤティルトレバ
    ーを備え、(i)前記リンク端部が前記リヤティルトリン
    クの前記第2端部にピボット運動可能に結合されてお
    り、(ii)前記リヤティルトレバーが、前記シリンダ端
    部と前記リンク端部との間に位置する場所で、前記ボッ
    クスブームリフトアームにピボット運動可能に接続さ
    れ、(iii)前記リヤティルトレバーが前記第1のレバ
    ー空間を通って延びており、 レバー端部と用具端部とを有するティルトシリンダを備
    え、(i)前記レバー端部が前記リヤティルレバーの前記
    シリンダにピボット運動可能に結合されており、(ii)
    前記用具端部が前記用具に機械的に接続されるようにな
    った、 リンケージ組立体。
  2. 【請求項2】 後端部と前端部とを有するフロントティ
    ルトレバーを備え、(i)前記後端部は、前記ティルトシ
    リンダの前記用具にピボット運動可能に接続されてお
    り、(ii)前記前端部は、前記用具に機械的に接続され
    ており、 レバー端部とリフトアーム端部とを有するフロントティ
    ルトリンクを備え、(i)前記フロントリンクの前記レバ
    ー端部は、前記フロントティルトレバーの前記後端部と
    前記前端部との間に位置する所定の位置で前記フロント
    ティルトレバーにピボット運動可能に接続されており、
    (ii)前記フロントティルトリンクの前記リフトアーム端
    部は前記ボックスブームリフトアームにピボット運動可
    能に接続されるようになっていることを特徴とする請求
    項1に記載の組立体。
  3. 【請求項3】 用具カップラーを備えており、 該用具カップラーは、前記用具に取り付けられており、 前記フロントティルトレバーは、前記用具カップラーに
    ピボット運動可能に接続されており、 前記ボックスブームリフトアームは、前記用具カップラ
    ーにピボット運動可能に接続されていることを特徴とす
    る請求項2に記載の組立体。
  4. 【請求項4】 前記第1の伸長部は前記フレームにピボ
    ット運動可能に接続されており、 前記第2の伸長部は、前記フレームにピボット運動可能
    に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の組
    立体。
  5. 【請求項5】 前記用具端部は、間に第2のリンク空間
    を形成するように相互に離置された第3および第4の伸
    長部を含んでおり、 前記フロントティルトリンクは前記第2のリンク空間を
    通って延びていることを特徴とする請求項2に記載の組
    立体。
  6. 【請求項6】 前記第1の伸長部は、前記フレームにピ
    ボット運動可能に接続されており、 前記第2の伸長部は、前記フレームにピボット運動可能
    に接続されており、 前記第3の伸長部は、前記用具に機械的に接続されてお
    り、 前記第4の伸長部は、前記用具に機械的に接続されてい
    ることを特徴とする請求項5に記載の組立体。
  7. 【請求項7】 用具カップラーを備えており、 該用具カップラーは、前記用具に取り付けられており、 前記第3の伸長部は、前記用具に取り付けられており、 前記第4の伸長部は、前記用具カップラーにピボット運
    動可能に接続されていることを特徴とする請求項6に記
    載の組立体。
  8. 【請求項8】 前記ボックスブームリフトアームの前記
    フレーム端部は、第1のフレーム領域において前記フレ
    ームに接続されており、 前記リヤティルトリンクの前記第1端部は、第2のフレ
    ーム領域において前記フレームに接続されており、 前記第1のフレーム領域は前記第2のフレーム領域の上
    に垂直に位置していることを特徴とする請求項1に記載
    の組立体。
  9. 【請求項9】 用具を作業機械のフレームに接続するた
    めのリンケージ組立体であって、 フレーム端部と用具端部とを有するリフトアームを備
    え、(i)前記フレーム端部が前記フレームにピボット運
    動可能に結合され、(ii)前記用具端部が前記用具にピ
    ボット運動可能に接続され、(iii)前記リフトアーム
    が上側アームセグメントと、下側アームセグメントを含
    んでおり、(iv)前記上側アームセグメントが、第1の
    レバー空間を形成するように相互に離置された第1の伸
    長部と第2の伸長部とを有するようになっており、 フレーム端部とリフトアーム端部とを有するリフトシリ
    ンダを備え、(i)前記フレーム端部が前記フレームにピ
    ボット運動可能に結合されており、(ii)前記リフトア
    ーム端部が前記リフトアームにピボット運動可能に接続
    されており、 シリンダ端部とリンク端部とを有するリヤティルトレバ
    ーを備え、(i)前記リンク端部が前記フレームに機械的
    に結合されており、(ii)前記リヤティルトレバーが、
    前記シリンダ端部と前記リンク端部との間に位置する場
    所で、前記リフトアームにピボット運動可能に接続さ
    れ、(iii)前記リヤティルトレバーが前記第1のレバ
    ー空間を通って延びており、 レバー端部と用具端部とを有するティルトシリンダを備
    え、(i)前記レバー端部が前記リヤティルレバーの前記
    シリンダ端部にピボット運動可能に結合されており、
    (ii)前記用具端部が前記用具に機械的に接続されてい
    る、 リンケージ組立体。
  10. 【請求項10】第1端部と第2端部とを有するリヤティ
    ルトリンクを備え、(i)前記第1端部は、前記フレーム
    にピボット運動可能に接続されており、(ii)前記第2
    端部は、前記リヤティルトレバーの前記リンク端部にピ
    ボット運動可能に接続されていることを特徴とする請求
    項9に記載の組立体。
  11. 【請求項11】後端部と前端部とを有するフロントティ
    ルトレバーを備え、(i)前記後端部は、前記ティルトシ
    リンダの前記用具にピボット運動可能に接続されてお
    り、(ii)前記前端部は、前記用具に機械的に接続され
    ており、 レバー端部とリフトアーム端部とを有するフロントティ
    ルトリンクを備え、(i)前記フロントリンクの前記レバ
    ー端部は、前記フロントティルトレバーの前記後端部と
    前記前端部との間に位置する所定の位置で前記フロント
    ティルトレバーにピボット運動可能に接続されており、
    (ii)前記フロントティルトリンクの前記リフトアーム端
    部は前記ボックスブームリフトアームにピボット運動可
    能に接続されるようになっていることを特徴とする請求
    項9に記載の組立体。
  12. 【請求項12】用具カップラーを備えており、 該用具カップラーは、前記用具に取り付けられており、 前記フロントティルトレバーは、前記用具カップラーに
    ピボット運動可能に接続されており、 前記リフトアームは、前記用具カップラーにピボット運
    動可能に接続されていることを特徴とする請求項11に
    記載の組立体。
  13. 【請求項13】前記第1の伸長部は前記フレームにピボ
    ット運動可能に接続されており、 前記第2の伸長部は、前記フレームにピボット運動可能
    に接続されていることを特徴とする請求項9に記載の組
    立体。
  14. 【請求項14】前記下側アームセグメントは、間に第2
    のリンク空間を形成するように相互に離置された第3お
    よび第4の伸長部を含んでおり、 前記フロントティルトリンクは前記第2のリンク空間を
    通って延びていることを特徴とする請求項9に記載の組
    立体。
  15. 【請求項15】前記第1の伸長部は、前記フレームにピ
    ボット運動可能に接続されており、 前記第2の伸長部は、前記フレームにピボット運動可能
    に接続されており、 前記第3の伸長部は、前記用具に機械的に接続されてお
    り、 前記第4の伸長部は、前記用具に機械的に接続されてい
    ることを特徴とする請求項14に記載の組立体。
  16. 【請求項16】用具カップラーを備えており、 該用具カップラーは、前記用具に取り付けられており、 前記第3の伸長部は、前記用具カップラーにピボット運
    動可能に接続されており、 前記第4の伸長部は、前記用具カップラーにピボット運
    動可能に接続されていることを特徴とする請求項15に
    記載の組立体。
  17. 【請求項17】前記リフトアームの前記フレーム端部
    は、第1のフレーム領域において前記フレームに接続さ
    れており、 前記リヤティルトリンクの前記第1端部は、第2のフレ
    ーム領域において前記フレームに接続されており、 前記第1のフレーム領域は前記第2のフレーム領域の上
    に垂直に位置していることを特徴とする請求項9に記載
    の組立体。
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