JPH11291856A - 自動車のエアバッグ拘束装置のカバ― - Google Patents
自動車のエアバッグ拘束装置のカバ―Info
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- JPH11291856A JPH11291856A JP11054339A JP5433999A JPH11291856A JP H11291856 A JPH11291856 A JP H11291856A JP 11054339 A JP11054339 A JP 11054339A JP 5433999 A JP5433999 A JP 5433999A JP H11291856 A JPH11291856 A JP H11291856A
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
- B60R21/20—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
- B60R21/215—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components characterised by the covers for the inflatable member
- B60R21/216—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components characterised by the covers for the inflatable member comprising tether means for limitation of cover motion during deployment
-
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
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- B60R21/215—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components characterised by the covers for the inflatable member
- B60R21/2155—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components characterised by the covers for the inflatable member with complex motion of the cover; Retraction under the lining during opening
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Air Bags (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動車に対するカバーの連結部が簡単に組み
立て可能であり、エアバッグの展開がカバーによって妨
害されない、自動車のエアバッグ拘束装置のためのカバ
ーを提供する。 【解決手段】 蓋はエアバッグ拘束装置を起動した後で
エアバッグ５によって自動車の室内の方に押し開けら
れ、かつ蓋に連結されたストラップヒンジ３によって蓋
の開放運動の一部分にわたって車体部材と相対的な所定
の運動軌道に沿って保持される。エアバッグ拘束装置が
起動していないときに、ストラップヒンジ３はエアバッ
グ拘束装置と蓋１の間を通って蓋に設けられた出口個所
または蓋における連結個所の方に延び、この出口個所ま
たは連結個所がほぼ自動車縦方向に見て、風防ガラス１
０から離れたところにある蓋１の半分１２において、自
動車の室内から離れた蓋１の側に設けられている。
立て可能であり、エアバッグの展開がカバーによって妨
害されない、自動車のエアバッグ拘束装置のためのカバ
ーを提供する。 【解決手段】 蓋はエアバッグ拘束装置を起動した後で
エアバッグ５によって自動車の室内の方に押し開けら
れ、かつ蓋に連結されたストラップヒンジ３によって蓋
の開放運動の一部分にわたって車体部材と相対的な所定
の運動軌道に沿って保持される。エアバッグ拘束装置が
起動していないときに、ストラップヒンジ３はエアバッ
グ拘束装置と蓋１の間を通って蓋に設けられた出口個所
または蓋における連結個所の方に延び、この出口個所ま
たは連結個所がほぼ自動車縦方向に見て、風防ガラス１
０から離れたところにある蓋１の半分１２において、自
動車の室内から離れた蓋１の側に設けられている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、蓋を備え、この蓋
がエアバッグ拘束装置を起動した後でエアバッグによっ
て自動車の室内の方に押し開けられ、かつ蓋に連結され
た少なくとも１本のストラップヒンジによって蓋の開放
運動の少なくとも一部分にわたって車体部材と相対的な
所定の運動軌道に沿って保持され、そのためにストラッ
プヒンジが自動車の車体に固定された固定個所と蓋とに
取付けられている、車体部材を備えた自動車のエアバッ
グ拘束装置のためのカバーに関する。
がエアバッグ拘束装置を起動した後でエアバッグによっ
て自動車の室内の方に押し開けられ、かつ蓋に連結され
た少なくとも１本のストラップヒンジによって蓋の開放
運動の少なくとも一部分にわたって車体部材と相対的な
所定の運動軌道に沿って保持され、そのためにストラッ
プヒンジが自動車の車体に固定された固定個所と蓋とに
取付けられている、車体部材を備えた自動車のエアバッ
グ拘束装置のためのカバーに関する。
【０００２】
【従来の技術】ドイツ連邦共和国特許特許出願公開第４
１３７９２６号公報には、計器盤にあに設けたエアバッ
グカバーが記載されている。このエアバッグカバーは２
つの層からなっている。この場合、一方の層はエラスト
マー発泡材層からなる閉鎖要素である。この閉鎖要素は
溶融接着剤によって他の層に連結されている。このエア
バッグカバーはストラップ状のヒンジを介してダッシュ
ボードに連結されている。
１３７９２６号公報には、計器盤にあに設けたエアバッ
グカバーが記載されている。このエアバッグカバーは２
つの層からなっている。この場合、一方の層はエラスト
マー発泡材層からなる閉鎖要素である。この閉鎖要素は
溶融接着剤によって他の層に連結されている。このエア
バッグカバーはストラップ状のヒンジを介してダッシュ
ボードに連結されている。
【０００３】エアバッグカバーがエアバッグによって押
し開けられるときに、力の方向に対して横方向に延びる
ボルトまたはリベットを介して、ドイツ連邦共和国特許
特許出願公開第４１３７９２６号公報の図２，３に示す
ように、エアバッグカバーをダッシュボードに連結する
と、機械的強度が小さくなる。更に、このようなエアバ
ッグカバーは非常に重く、組み立てにくい。なぜなら、
エアバッグを組み立ての位置にもたらさなければなら
ず、工具のためのスペースが狭いからである。更に、事
情によっては、エアバッグカバーが折り畳まれたエアバ
ッグの展開を妨害する。
し開けられるときに、力の方向に対して横方向に延びる
ボルトまたはリベットを介して、ドイツ連邦共和国特許
特許出願公開第４１３７９２６号公報の図２，３に示す
ように、エアバッグカバーをダッシュボードに連結する
と、機械的強度が小さくなる。更に、このようなエアバ
ッグカバーは非常に重く、組み立てにくい。なぜなら、
エアバッグを組み立ての位置にもたらさなければなら
ず、工具のためのスペースが狭いからである。更に、事
情によっては、エアバッグカバーが折り畳まれたエアバ
ッグの展開を妨害する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の課題
は、カバーがエアバッグから自動車の室内の方に押し開
けられ、少なくとも１つのストラップヒンジによって、
カバーの開放運動の少なくとも一部区間にわたって所定
の運動軌道に沿って保持され、自動車に対するカバーの
連結部が簡単に組み立て可能であり、エアバッグの広が
りがカバーによって妨害されない、自動車のエアバッグ
拘束装置のためのカバーを提供することである。
は、カバーがエアバッグから自動車の室内の方に押し開
けられ、少なくとも１つのストラップヒンジによって、
カバーの開放運動の少なくとも一部区間にわたって所定
の運動軌道に沿って保持され、自動車に対するカバーの
連結部が簡単に組み立て可能であり、エアバッグの広が
りがカバーによって妨害されない、自動車のエアバッグ
拘束装置のためのカバーを提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この課題は本発明に従
い、請求項１記載の特徴によって解決される。本発明の
他の実施形は従属請求項から明らかである。
い、請求項１記載の特徴によって解決される。本発明の
他の実施形は従属請求項から明らかである。
【０００６】本発明によれば、蓋を備え、この蓋がエア
バッグ拘束装置を起動した後でエアバッグによって自動
車の室内の方に押し開けられ、かつ蓋に連結された少な
くとも１本のストラップヒンジによって蓋の開放運動の
少なくとも一部分にわたって車体部材に対して定められ
た運動軌道に沿って保持され、そのためにストラップヒ
ンジが自動車の車体に固定された固定個所と蓋とに取付
けられている、車体部材を備えた自動車のエアバッグ拘
束装置のためのカバーにおいて、エアバッグ拘束装置が
起動していないときに、ストラップヒンジがエアバッグ
拘束装置と蓋の間を通って蓋に設けられた出口個所また
は蓋における連結個所の方に延び、この出口個所または
連結個所がほぼ自動車縦方向に見て、風防ガラスから離
れたところにある蓋の半分において、自動車の室内から
離れた蓋の側に設けられている。ストラップヒンジが比
較的に長いという利点がある。従って、ストラップヒン
ジに連結された蓋は、車体固定の固定個所にストラップ
ヒンジを取付ける際に、組み立てを妨害しない個所、例
えばダッシュボードに置くことができる。ストラップヒ
ンジが長いので、蓋はエアバッグの起動時にエアバッグ
によってエアバッグの膨らまし空間から完全に外に押し
のけられる。これには更に、エアバッグ拘束装置を起動
していないときのストラップヒンジの延長状態が寄与す
る。ストラップヒンジの少なくとも一部がエアバッグ拘
束装置と蓋の間にあるので、膨らまされたエアバッグは
短時間で緊張したストラップヒンジに接触する。それに
よって、蓋開放運動が加速されるという利点がある。
バッグ拘束装置を起動した後でエアバッグによって自動
車の室内の方に押し開けられ、かつ蓋に連結された少な
くとも１本のストラップヒンジによって蓋の開放運動の
少なくとも一部分にわたって車体部材に対して定められ
た運動軌道に沿って保持され、そのためにストラップヒ
ンジが自動車の車体に固定された固定個所と蓋とに取付
けられている、車体部材を備えた自動車のエアバッグ拘
束装置のためのカバーにおいて、エアバッグ拘束装置が
起動していないときに、ストラップヒンジがエアバッグ
拘束装置と蓋の間を通って蓋に設けられた出口個所また
は蓋における連結個所の方に延び、この出口個所または
連結個所がほぼ自動車縦方向に見て、風防ガラスから離
れたところにある蓋の半分において、自動車の室内から
離れた蓋の側に設けられている。ストラップヒンジが比
較的に長いという利点がある。従って、ストラップヒン
ジに連結された蓋は、車体固定の固定個所にストラップ
ヒンジを取付ける際に、組み立てを妨害しない個所、例
えばダッシュボードに置くことができる。ストラップヒ
ンジが長いので、蓋はエアバッグの起動時にエアバッグ
によってエアバッグの膨らまし空間から完全に外に押し
のけられる。これには更に、エアバッグ拘束装置を起動
していないときのストラップヒンジの延長状態が寄与す
る。ストラップヒンジの少なくとも一部がエアバッグ拘
束装置と蓋の間にあるので、膨らまされたエアバッグは
短時間で緊張したストラップヒンジに接触する。それに
よって、蓋開放運動が加速されるという利点がある。
【０００７】蓋の開放運動は本発明による枢着に基づい
て、エアバッグの膨らまし動作に関連して、大部分が並
進運動でそして僅かな回転運動で有利に行われる。蓋は
オーバーセンターばねに似た作用によって平行四辺形状
に移動する。
て、エアバッグの膨らまし動作に関連して、大部分が並
進運動でそして僅かな回転運動で有利に行われる。蓋は
オーバーセンターばねに似た作用によって平行四辺形状
に移動する。
【０００８】更に、少なくとも一部がエアバッグ拘束装
置と蓋の間にあるストラップヒンジの姿勢は、蓋の簡単
な組み立てに寄与する。蓋は自動車室内から簡単に閉鎖
可能であり、その際ストラップヒンジはエアバッグ拘束
装置と蓋の間に自動的に位置する。
置と蓋の間にあるストラップヒンジの姿勢は、蓋の簡単
な組み立てに寄与する。蓋は自動車室内から簡単に閉鎖
可能であり、その際ストラップヒンジはエアバッグ拘束
装置と蓋の間に自動的に位置する。
【０００９】本発明の有利な実施形では、蓋がステアリ
ングホイールに取付けられている。それによって、ステ
アリングホイールのためのエアバッグ拘束装置の場合
に、蓋の連結部を簡単に組み立て可能であり、エアバッ
グの展開が蓋によって妨害されない。
ングホイールに取付けられている。それによって、ステ
アリングホイールのためのエアバッグ拘束装置の場合
に、蓋の連結部を簡単に組み立て可能であり、エアバッ
グの展開が蓋によって妨害されない。
【００１０】本発明の他の有利な実施形では、蓋がダッ
シュボードの開口を閉鎖するために取付けられている。
エアバッグ拘束装置はダッシュボードの背後のエアバッ
グモジュールからなっている。この場合、助手席エアバ
ッグについて上記の利点が生じる。並進運動を生じる
と、蓋が風防ガラスに接触せず、風防ガラスの破壊が防
止されるので、一層有利であることが判った。この理由
から、ストラップヒンジに加えて、蓋の運動軌道を更に
制限する蓋用掴みベルトが不要である。
シュボードの開口を閉鎖するために取付けられている。
エアバッグ拘束装置はダッシュボードの背後のエアバッ
グモジュールからなっている。この場合、助手席エアバ
ッグについて上記の利点が生じる。並進運動を生じる
と、蓋が風防ガラスに接触せず、風防ガラスの破壊が防
止されるので、一層有利であることが判った。この理由
から、ストラップヒンジに加えて、蓋の運動軌道を更に
制限する蓋用掴みベルトが不要である。
【００１１】本発明の有利な実施形の場合には、ストラ
ップヒンジが蓋に形状補完的に連結されている。ストラ
ップヒンジと蓋の間のこのような形状補完的な連結は、
ストラップヒンジから固定個所を経て車体部材に伝達さ
れる非常に大きな力が蓋に作用するという利点がある。
ップヒンジが蓋に形状補完的に連結されている。ストラ
ップヒンジと蓋の間のこのような形状補完的な連結は、
ストラップヒンジから固定個所を経て車体部材に伝達さ
れる非常に大きな力が蓋に作用するという利点がある。
【００１２】本発明の他の実施形の場合には、蓋が少な
くとも１個の形の崩れないコアと、少なくとも１個のク
ッション層とからなり、ストラップヒンジがコアの少な
くとも１つの切欠きを通って案内されかつクッション層
によって少なくとも部分的に取り囲まれることにより、
ストラップヒンジが蓋に連結されている。
くとも１個の形の崩れないコアと、少なくとも１個のク
ッション層とからなり、ストラップヒンジがコアの少な
くとも１つの切欠きを通って案内されかつクッション層
によって少なくとも部分的に取り囲まれることにより、
ストラップヒンジが蓋に連結されている。
【００１３】コアとストラップヒンジの間のこのような
連結は、その強度、特にストラップヒンジの引張り方向
の強度が特に大きいという利点がある。すなわち、蓋は
ストラップヒンジによって確実に拘束され、それにもか
かわらず簡単に膨らまされる。
連結は、その強度、特にストラップヒンジの引張り方向
の強度が特に大きいという利点がある。すなわち、蓋は
ストラップヒンジによって確実に拘束され、それにもか
かわらず簡単に膨らまされる。
【００１４】本発明の他の有利な実施形の場合には、ス
トラップヒンジの一端がコアに形状補完的に連結され、
ストラップヒンジがクッション層の外側にあるその他端
の方にコアの切欠きを通って案内されている。これは力
の作用によって非常に有利に働く。
トラップヒンジの一端がコアに形状補完的に連結され、
ストラップヒンジがクッション層の外側にあるその他端
の方にコアの切欠きを通って案内されている。これは力
の作用によって非常に有利に働く。
【００１５】本発明の他の有利な実施形の場合には、蓋
を拘束する際、少なくとも２本のストラップヒンジがほ
ぼ平行に配置されて蓋を保持するために使用されると、
非常に有利に力が作用する。それによって、車両の横方
向において蓋はその運動軌道に沿って有利に案内され、
ストラップヒンジの耐破壊性が高まる。
を拘束する際、少なくとも２本のストラップヒンジがほ
ぼ平行に配置されて蓋を保持するために使用されると、
非常に有利に力が作用する。それによって、車両の横方
向において蓋はその運動軌道に沿って有利に案内され、
ストラップヒンジの耐破壊性が高まる。
【００１６】本発明の他の有利な実施形では、少なくと
も１本の他のストラップヒンジまたはストラップヒンジ
の一端が、風防ガラスの近くにある蓋の半部において、
自動車の室内から離れた蓋の側で、この蓋から外に案内
され、自動車の車体に固定された固定個所に取付けられ
ている。
も１本の他のストラップヒンジまたはストラップヒンジ
の一端が、風防ガラスの近くにある蓋の半部において、
自動車の室内から離れた蓋の側で、この蓋から外に案内
され、自動車の車体に固定された固定個所に取付けられ
ている。
【００１７】蓋の上側半部と下側半部にストラップヒン
ジの各々１つの出口個所がある、蓋のこの枢着構造によ
り、蓋の開放運動はエアバッグの膨らまし動作と関連し
て一層望ましくなる。蓋はその並進運動時に一層確実に
案内され、蓋の回転が一層良好に阻止される。更に、オ
ーバーセンター運動の作用が強まる。
ジの各々１つの出口個所がある、蓋のこの枢着構造によ
り、蓋の開放運動はエアバッグの膨らまし動作と関連し
て一層望ましくなる。蓋はその並進運動時に一層確実に
案内され、蓋の回転が一層良好に阻止される。更に、オ
ーバーセンター運動の作用が強まる。
【００１８】本発明の有利な他の実施形の場合には、少
なくとも１本のストラップヒンジの一端が湾曲部材に固
定されている。この場合、湾曲部材はコアに連結されて
いる。
なくとも１本のストラップヒンジの一端が湾曲部材に固
定されている。この場合、湾曲部材はコアに連結されて
いる。
【００１９】例えば棒状または管状に形成され、下側か
らコアにボルト止めされたこのような湾曲部材は、フィ
ルム後方発泡されたエアバッグ蓋の場合、ストラップヒ
ンジを発泡プロセスの後で取付け可能であるという利点
がある。それによって、外皮に形が浮き出ることがな
い。更に、発泡材料が流出しないようにするための発泡
金型のシールが容易である。更に、コアがフィルムにの
み接着されたエアバッグカバーを製造することができ
る。
らコアにボルト止めされたこのような湾曲部材は、フィ
ルム後方発泡されたエアバッグ蓋の場合、ストラップヒ
ンジを発泡プロセスの後で取付け可能であるという利点
がある。それによって、外皮に形が浮き出ることがな
い。更に、発泡材料が流出しないようにするための発泡
金型のシールが容易である。更に、コアがフィルムにの
み接着されたエアバッグカバーを製造することができ
る。
【００２０】
【発明の実施の形態】次に、図に基づいて本発明の有利
な実施の形態を詳しく説明する。図１は自動車のダッシ
ュボード２内にあるエアバッグ拘束装置のための蓋１の
閉鎖状態の横断面を示している。蓋１はダッシュボード
２の開口を閉鎖する働きをし、エアバッグモジュール４
が作動した後、図２，３に示すエアバッグ５によって車
室内に押し開けられ、ストラップヒンジ３によってその
開放運動の少なくとも一部分にわたって所定の運動軌道
に沿って保持される。そのために、ストラップヒンジ３
はその一端７が蓋１に連結され、他端１３が車体に固定
して自動車に、ここではエアバッグモジュール４に固定
されている。
な実施の形態を詳しく説明する。図１は自動車のダッシ
ュボード２内にあるエアバッグ拘束装置のための蓋１の
閉鎖状態の横断面を示している。蓋１はダッシュボード
２の開口を閉鎖する働きをし、エアバッグモジュール４
が作動した後、図２，３に示すエアバッグ５によって車
室内に押し開けられ、ストラップヒンジ３によってその
開放運動の少なくとも一部分にわたって所定の運動軌道
に沿って保持される。そのために、ストラップヒンジ３
はその一端７が蓋１に連結され、他端１３が車体に固定
して自動車に、ここではエアバッグモジュール４に固定
されている。
【００２１】蓋１はダッシュボード２内において図示し
ていな助手席の前の範囲にあり、ダッシュボード２内に
取出し可能に挿入されている。織物のベルトで作られた
ストラップヒンジ３はその一端が形の崩れないコア６に
形状補完的に取付けられ、クッション層１４に埋め込ま
れている。このクッション層はコア６の車室側を取り囲
んでいる。コア６はストラップヒンジ３を通過させるた
めの２つの切欠き８，９を有する。その際、ストラップ
ヒンジ３の一端７は湾曲部材（ハンガー）１８に形状補
完的に固定され、この湾曲部材は、風防ガラス１０近く
の蓋１の半分１１内においてコア６に形状補完的に連結
されている。湾曲部材１８の両端はコア６を通過し、コ
ア６の突出部（図示していない）に形状補完的に固定さ
れている。ストラップヒンジ３と湾曲部材１８の形状補
完的な連結のために、ストラップヒンジ３の一端７は湾
曲部材１８の周りにループ状に巻かれ、縫着されて図示
していない留め輪を形成している。
ていな助手席の前の範囲にあり、ダッシュボード２内に
取出し可能に挿入されている。織物のベルトで作られた
ストラップヒンジ３はその一端が形の崩れないコア６に
形状補完的に取付けられ、クッション層１４に埋め込ま
れている。このクッション層はコア６の車室側を取り囲
んでいる。コア６はストラップヒンジ３を通過させるた
めの２つの切欠き８，９を有する。その際、ストラップ
ヒンジ３の一端７は湾曲部材（ハンガー）１８に形状補
完的に固定され、この湾曲部材は、風防ガラス１０近く
の蓋１の半分１１内においてコア６に形状補完的に連結
されている。湾曲部材１８の両端はコア６を通過し、コ
ア６の突出部（図示していない）に形状補完的に固定さ
れている。ストラップヒンジ３と湾曲部材１８の形状補
完的な連結のために、ストラップヒンジ３の一端７は湾
曲部材１８の周りにループ状に巻かれ、縫着されて図示
していない留め輪を形成している。
【００２２】ストラップヒンジ３のこの一端７から出発
して、ストラップヒンジは切欠き８を通って蓋１のクッ
ション層１４内に延び、コア６を備えたクッション層１
４に埋め込まれてコア６の車室側に沿って次の切欠き９
まで延び、この切欠きを通って再びコア６のエアバッグ
モジュール４側に達する。切欠き９は、蓋１の半分１１
よりも風防ガラス１０から離れている蓋１の半分１２の
ところにある。切欠き９は蓋１からのストラップヒンジ
３の出口個所である。ストラップヒンジ３はこの切欠き
から、エアバッグモジュール４と蓋１の間を通って風防
ガラス１０の方に再び戻り、その他端１３における車体
固定の固定個所まで達する。
して、ストラップヒンジは切欠き８を通って蓋１のクッ
ション層１４内に延び、コア６を備えたクッション層１
４に埋め込まれてコア６の車室側に沿って次の切欠き９
まで延び、この切欠きを通って再びコア６のエアバッグ
モジュール４側に達する。切欠き９は、蓋１の半分１１
よりも風防ガラス１０から離れている蓋１の半分１２の
ところにある。切欠き９は蓋１からのストラップヒンジ
３の出口個所である。ストラップヒンジ３はこの切欠き
から、エアバッグモジュール４と蓋１の間を通って風防
ガラス１０の方に再び戻り、その他端１３における車体
固定の固定個所まで達する。
【００２３】図２はエアバッグ５を部分的に膨らました
状態を示している。エアバッグは自動車の室内の方に蓋
１を既に押し開け、ストラップヒンジ３が緊張して車体
部材と相対的な蓋の運動軌道を決定するまで、蓋を風防
ガラス１０の方に加速している。ストラップヒンジ３は
エアバッグ５に支持されている。これは、蓋１からのス
トラップヒンジ３の出口個所の位置と共に、蓋１の平行
四辺形状の運動軌道を生じる。
状態を示している。エアバッグは自動車の室内の方に蓋
１を既に押し開け、ストラップヒンジ３が緊張して車体
部材と相対的な蓋の運動軌道を決定するまで、蓋を風防
ガラス１０の方に加速している。ストラップヒンジ３は
エアバッグ５に支持されている。これは、蓋１からのス
トラップヒンジ３の出口個所の位置と共に、蓋１の平行
四辺形状の運動軌道を生じる。
【００２４】図３はエアバッグ５が完全に膨らんだとき
の蓋１の姿勢を示している。蓋１はダッシュボード２上
にあり、図１において開口を閉じている姿勢と同じ姿勢
であり、ただずれているだけである。すなわち、蓋１の
開放運動は主として並進運動成分からなっている。この
開放運動は蓋１と風防ガラス１０との接触を防止する。
この接触は事情によっては風防ガラス１０を破壊し得
る。
の蓋１の姿勢を示している。蓋１はダッシュボード２上
にあり、図１において開口を閉じている姿勢と同じ姿勢
であり、ただずれているだけである。すなわち、蓋１の
開放運動は主として並進運動成分からなっている。この
開放運動は蓋１と風防ガラス１０との接触を防止する。
この接触は事情によっては風防ガラス１０を破壊し得
る。
【００２５】図４は蓋１，１′の２つの位置、すなわち
図示していないダッシュボードの開口が閉じている閉鎖
位置と、半分開放した位置（同じ参照符号に′が付けて
ある）を示している。エアバッグは同様に図示していな
い。この図には、ストラップヒンジ３，３′を介しての
蓋１，１′の枢着に関する変形が示してある。蓋１，
１′はストラップヒンジ３，３′と他のストラップヒン
ジ１５，１５′を介してその運動軌道に沿って保持され
る。一点鎖線で示したストラップヒンジ３，３′は図１
〜３のストラップヒンジ３に一致し、図示していない風
防ガラスから離れた蓋１，１′の半分１２，１２′のと
ころにその出口個所を有する。他のストラップヒンジ１
５，１５′は、風防ガラス近くにある蓋１，１′の半分
１１，１１′のところに、蓋１，１′からのその出口個
所を有する。ストラップヒンジ３，３′と他のストラッ
プヒンジ１５，１５′は車体に固定された固定個所、す
なわち横桁１６に取付けられている。他のストラップヒ
ンジ１５，１５′はこの横桁１６の周りに巻かれ、その
両端は蓋１，１′に固定されている。一方、ストラップ
ヒンジ３，３′はその端部１３，１３′だけが横桁１６
に取付けられている。図５〜９は本発明の第３の実施の
形態を示している。図５において、エアバッグ拘束装置
用の蓋１は自動車のダッシュボード２内で閉鎖位置にあ
る。蓋１はダッシュボード２の開口を閉鎖する働きを
し、エアバッグモジュール４を起動させた後で、図６，
７に示したエアバッグ５によって自動車の室内に押し開
けられ、ストラップヒンジ３によって少なくともその開
放運動の一部分にわたって所定の運動軌道に沿って保持
される。そのために、ストラップヒンジ３はその一端が
蓋１に連結され、他端１３が車体に固定して自動車に、
ここではエアバッグモジュール４に固定されている。
図示していないダッシュボードの開口が閉じている閉鎖
位置と、半分開放した位置（同じ参照符号に′が付けて
ある）を示している。エアバッグは同様に図示していな
い。この図には、ストラップヒンジ３，３′を介しての
蓋１，１′の枢着に関する変形が示してある。蓋１，
１′はストラップヒンジ３，３′と他のストラップヒン
ジ１５，１５′を介してその運動軌道に沿って保持され
る。一点鎖線で示したストラップヒンジ３，３′は図１
〜３のストラップヒンジ３に一致し、図示していない風
防ガラスから離れた蓋１，１′の半分１２，１２′のと
ころにその出口個所を有する。他のストラップヒンジ１
５，１５′は、風防ガラス近くにある蓋１，１′の半分
１１，１１′のところに、蓋１，１′からのその出口個
所を有する。ストラップヒンジ３，３′と他のストラッ
プヒンジ１５，１５′は車体に固定された固定個所、す
なわち横桁１６に取付けられている。他のストラップヒ
ンジ１５，１５′はこの横桁１６の周りに巻かれ、その
両端は蓋１，１′に固定されている。一方、ストラップ
ヒンジ３，３′はその端部１３，１３′だけが横桁１６
に取付けられている。図５〜９は本発明の第３の実施の
形態を示している。図５において、エアバッグ拘束装置
用の蓋１は自動車のダッシュボード２内で閉鎖位置にあ
る。蓋１はダッシュボード２の開口を閉鎖する働きを
し、エアバッグモジュール４を起動させた後で、図６，
７に示したエアバッグ５によって自動車の室内に押し開
けられ、ストラップヒンジ３によって少なくともその開
放運動の一部分にわたって所定の運動軌道に沿って保持
される。そのために、ストラップヒンジ３はその一端が
蓋１に連結され、他端１３が車体に固定して自動車に、
ここではエアバッグモジュール４に固定されている。
【００２６】蓋１は図示していない助手席の範囲内でダ
ッシュボード２内にあり、取出し可能にダッシュボード
に挿入されている。織物ベルトによって作られたストラ
ップヒンジ３はその一端７が湾曲部材１８に形状補完的
に固定されている。この湾曲部材は更に、コア６に形状
補完的に連結され、しかもこの第３の実施の形態では、
風防ガラス１０から更に離れた位置にある蓋１の半部１
２のところでコアに連結されている。ストラップヒンジ
３と湾曲部材１８との形状補完的な連結のために、スト
ラップヒンジ３の一端は湾曲部材１８の周りにループ状
に巻かれ、縫着されて留め輪を形成している。
ッシュボード２内にあり、取出し可能にダッシュボード
に挿入されている。織物ベルトによって作られたストラ
ップヒンジ３はその一端７が湾曲部材１８に形状補完的
に固定されている。この湾曲部材は更に、コア６に形状
補完的に連結され、しかもこの第３の実施の形態では、
風防ガラス１０から更に離れた位置にある蓋１の半部１
２のところでコアに連結されている。ストラップヒンジ
３と湾曲部材１８との形状補完的な連結のために、スト
ラップヒンジ３の一端は湾曲部材１８の周りにループ状
に巻かれ、縫着されて留め輪を形成している。
【００２７】ストラップヒンジ３は、湾曲部材１８、す
なわちコア６におけるストラップヒンジ３の一端の連結
個所から出発して、エアバッグモジュール４と蓋１の間
を通って風防ガラス１０の方に、他端１３の車体固定の
固定個所まで延びている。
なわちコア６におけるストラップヒンジ３の一端の連結
個所から出発して、エアバッグモジュール４と蓋１の間
を通って風防ガラス１０の方に、他端１３の車体固定の
固定個所まで延びている。
【００２８】図６には、エアバッグ５が部分的に膨らん
だ状態が示してある。エアバッグは自動車の室内の方に
蓋１を既に押し開け、ストラップヒンジ３が緊張して車
体部材と相対的な運動軌道を決定するまで、蓋を風防ガ
ラス１０の方に加速する。ストラップヒンジ３はエアバ
ッグ５に支持されている。これは蓋１におけるストラッ
プヒンジ３の連結個所の位置と共に、蓋１の平行四辺形
の運動軌道を生じる。図７はエアバッグ５が完全に膨ら
んだときの蓋１の位置を示している。蓋１はダッシュボ
ード２上にあり、図１において開口の閉鎖のときと同じ
姿勢でただ摺動しているだけである。すなわち、蓋１の
開放運動は主として並進運動成分からなっている。この
開放運動は蓋１と風防ガラス１０との接触を防止する。
この接触は事情によっては風防ガラス１０を損傷させる
ことになる。
だ状態が示してある。エアバッグは自動車の室内の方に
蓋１を既に押し開け、ストラップヒンジ３が緊張して車
体部材と相対的な運動軌道を決定するまで、蓋を風防ガ
ラス１０の方に加速する。ストラップヒンジ３はエアバ
ッグ５に支持されている。これは蓋１におけるストラッ
プヒンジ３の連結個所の位置と共に、蓋１の平行四辺形
の運動軌道を生じる。図７はエアバッグ５が完全に膨ら
んだときの蓋１の位置を示している。蓋１はダッシュボ
ード２上にあり、図１において開口の閉鎖のときと同じ
姿勢でただ摺動しているだけである。すなわち、蓋１の
開放運動は主として並進運動成分からなっている。この
開放運動は蓋１と風防ガラス１０との接触を防止する。
この接触は事情によっては風防ガラス１０を損傷させる
ことになる。
【００２９】図８には、第３の実施の形態と同じストラ
ップヒンジ３を備えた蓋１が示してある。図示していな
いエアバッグモジュール寄りの蓋１の側で、湾曲部材１
８がボルト１９によってコア６に固定されている。スト
ラップヒンジ３の一端７は、湾曲部材１８の周りにルー
プ状に巻かれ、縫着されて留め輪を形成している。
ップヒンジ３を備えた蓋１が示してある。図示していな
いエアバッグモジュール寄りの蓋１の側で、湾曲部材１
８がボルト１９によってコア６に固定されている。スト
ラップヒンジ３の一端７は、湾曲部材１８の周りにルー
プ状に巻かれ、縫着されて留め輪を形成している。
【００３０】図９は、図示していないエアバッグモジュ
ール４寄りの蓋１の下方の側から、蓋１を見た図であ
る。湾曲部材１８は図示していない３本のボルト１９に
よってコア６の固定個所２０に固定されている。２本の
ストラップヒンジ３は、湾曲部材１８の周りにループ状
に巻かれ、縫着されて留め輪を形成し、湾曲部材に固定
されている。コア６における湾曲部材１８の固定個所
は、風防ガラス１０（図５〜７）から更に離れた蓋１の
半分１２にある。
ール４寄りの蓋１の下方の側から、蓋１を見た図であ
る。湾曲部材１８は図示していない３本のボルト１９に
よってコア６の固定個所２０に固定されている。２本の
ストラップヒンジ３は、湾曲部材１８の周りにループ状
に巻かれ、縫着されて留め輪を形成し、湾曲部材に固定
されている。コア６における湾曲部材１８の固定個所
は、風防ガラス１０（図５〜７）から更に離れた蓋１の
半分１２にある。
【図１】自動車のダッシュボードに組み込まれたエアバ
ッグ拘束装置の第１の実施の形態のエアバッグ起動状態
を示す部分横断面図である。
ッグ拘束装置の第１の実施の形態のエアバッグ起動状態
を示す部分横断面図である。
【図２】自動車のダッシュボードに組み込まれたエアバ
ッグ拘束装置の第１の実施の形態の、図１と異なる時点
のエアバッグ起動状態を示す部分横断面図である。
ッグ拘束装置の第１の実施の形態の、図１と異なる時点
のエアバッグ起動状態を示す部分横断面図である。
【図３】自動車のダッシュボードに組み込まれたエアバ
ッグ拘束装置の第１の実施の形態の、図１，２と異なる
時点のエアバッグ起動状態を示す部分横断面図である。
ッグ拘束装置の第１の実施の形態の、図１，２と異なる
時点のエアバッグ起動状態を示す部分横断面図である。
【図４】エアバッグ起動中の蓋の二つの位置を記入し
た、エアバッグ拘束装置の第２の実施の形態の横断面図
である。
た、エアバッグ拘束装置の第２の実施の形態の横断面図
である。
【図５】自動車のダッシュボードに組み込まれたエアバ
ッグ拘束装置の第３の実施の形態を示す部分横断面図で
ある。
ッグ拘束装置の第３の実施の形態を示す部分横断面図で
ある。
【図６】自動車のダッシュボードに組み込まれたエアバ
ッグ拘束装置の第３の実施の形態の、図５と異なる時点
のエアバッグ起動状態を示す部分横断面図である。
ッグ拘束装置の第３の実施の形態の、図５と異なる時点
のエアバッグ起動状態を示す部分横断面図である。
【図７】自動車のダッシュボードに組み込まれたエアバ
ッグ拘束装置の第３の実施の形態の、図５，６と異なる
時点のエアバッグ起動状態を示す部分横断面図である。
ッグ拘束装置の第３の実施の形態の、図５，６と異なる
時点のエアバッグ起動状態を示す部分横断面図である。
【図８】ダッシュボードの開口を閉鎖するための、第３
の実施の形態と同じ蓋の横断面図である。
の実施の形態と同じ蓋の横断面図である。
【図９】図８の蓋を下側から見た図である。
１，１′ 蓋 ２ ダッシュボード ３，３′ ストラップヒンジ ４ エアバッグモジュール ５ エアバッグ ６ コア ７，７′ ストラップヒンジの一端 ８，９ 切欠き １０ 風防ガラス １１，１１′ 蓋の半部 １２，１２′ 蓋の半部 １３，１３′ ストラップヒンジの他端 １４ クッション層 １８ 湾曲部材
Claims (9)
- 【請求項１】 蓋（１，１′）を備え、この蓋がエアバ
ッグ拘束装置を起動した後でエアバッグ（５）によって
自動車の室内の方に押し開けられ、かつ蓋（１，１′）
に連結された少なくとも１本のストラップヒンジ（３，
３′）によって蓋の開放運動の少なくとも一部分にわた
って車体部材と相対的な所定の運動軌道に沿って保持さ
れ、そのためにストラップヒンジ（３，３′）が自動車
の車体に固定された固定個所と蓋（１，１′）とに取付
けられている、車体部材を備えた自動車のエアバッグ拘
束装置のためのカバーにおいて、エアバッグ拘束装置が
起動していないときに、ストラップヒンジ（３，３′）
がエアバッグ拘束装置と蓋（１，１′）の間を通って蓋
（１，１′）に設けられた出口個所または蓋における連
結個所の方に延び、この出口個所または連結個所がほぼ
自動車縦方向に見て、風防ガラス（１０）から離れたと
ころにある蓋（１，１′）の半分（１２，１２′）にお
いて、自動車の室内から離れた蓋（１，１′）の側に設
けられていることを特徴とするカバー。 - 【請求項２】 蓋（１，１′）がステアリングホイール
に取付けられていることを特徴とする請求項１記載のカ
バー。 - 【請求項３】 蓋（１，１′）がダッシュボード（２）
の開口を閉鎖するために取付けられ、エアバッグ拘束装
置がダッシュボード（２）の背後のエアバッグモジュー
ル（４）からなっていることを特徴とする請求項１記載
のカバー。 - 【請求項４】 ストラップヒンジ（３，３′）が蓋
（１，１′）に形状補完的に連結されていることを特徴
とする請求項１〜３のいずれか一つに記載のカバー。 - 【請求項５】 蓋（１，１′）が少なくとも１個の形の
崩れないコア（６）と、少なくとも１個のクッション層
（１４）とからなり、ストラップヒンジ（３，３′）が
コア（６）の少なくとも１つの切欠き（８，９）を通っ
て案内されかつクッション層（１４）によって少なくと
も部分的に取り囲まれることにより、ストラップヒンジ
が蓋（１，１′）に連結されていることを特徴とする請
求項４記載のカバー。 - 【請求項６】 ストラップヒンジ（３，３′）の一端
（７）がコア（６）に形状補完的に連結され、ストラッ
プヒンジがクッション層（１４）の外側にあるその他端
（１３，１３′）の方にコア（６）の切欠き（８，９）
を通って案内されていることを特徴とする請求項５記載
のカバー。 - 【請求項７】 少なくとも２本のストラップヒンジ
（３，３′）がほぼ平行に配置されて蓋（１，１′）に
連結されていることを特徴とする請求項１〜６のいずれ
か一つに記載のカバー。 - 【請求項８】 少なくとも１本の他のストラップヒンジ
（１５，１５′）またはストラップヒンジ（３，３′）
の一端（７，７′）が、風防ガラス（１０）の近くにあ
る蓋（１，１′）の半分（１１，１１′）において、自
動車の室内から離れた蓋（１，１′）の側で、この蓋か
ら外に案内され、自動車の車体に固定された固定個所に
取付けられていることを特徴とする請求項１〜７のいず
れか一つに記載のカバー。 - 【請求項９】 少なくとも１個の湾曲部材（１８）がコ
ア（６）に連結され、少なくとも１本のストラップヒン
ジ（３，３′）の一端（７，７′）が湾曲部材（１８）
に固定されていることを特徴とする請求項１〜７のいず
れか一つに記載のカバー。
Applications Claiming Priority (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE1998108910 DE19808910A1 (de) | 1998-03-03 | 1998-03-03 | Abdeckung für eine Gassackrückhalteeinrichtung eines Kraftfahrzeugs |
| DE1998144319 DE19844319A1 (de) | 1998-09-28 | 1998-09-28 | Abdeckung für eine Gassackrückhalteeinrichtung eines Kraftfahrzeugs |
| DE19808910:4 | 1998-09-28 | ||
| DE19844319:6 | 1998-09-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11291856A true JPH11291856A (ja) | 1999-10-26 |
| JP3195306B2 JP3195306B2 (ja) | 2001-08-06 |
Family
ID=26044283
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05433999A Expired - Fee Related JP3195306B2 (ja) | 1998-03-03 | 1999-03-02 | 自動車のエアバッグ拘束装置のカバー |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6196574B1 (ja) |
| EP (1) | EP0940300B1 (ja) |
| JP (1) | JP3195306B2 (ja) |
| DE (1) | DE59905604D1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7669884B2 (en) | 2006-05-09 | 2010-03-02 | Honda Motor Co., Ltd. | Air bag device |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| DE10164054B4 (de) * | 2001-12-29 | 2007-05-03 | Faurecia Innenraum Systeme Gmbh | Airbagvorrichtung mit einer Airbagklappe,Airbagmodul sowie Verfahren zur Herstellung eines Instrumententafelmoduls |
| DE10140382A1 (de) | 2001-08-23 | 2003-03-20 | Sai Automotive Sal Gmbh | Airbagvorrichtung und Verfahren zum Öffnen einer Airbagklappe |
| US7104566B2 (en) * | 2002-04-25 | 2006-09-12 | Delphi Technologies, Inc. | Airbag module and cover arrangement |
| GB2388082A (en) * | 2002-05-02 | 2003-11-05 | David J Salt | Flexibly tethered air bag cover |
| KR20040040534A (ko) * | 2002-11-07 | 2004-05-13 | 현대자동차주식회사 | 탑승자용 에어백 도어 장착구조 |
| DE10257758A1 (de) | 2002-12-10 | 2004-07-22 | Volkswagen Ag | Sicherheitseinrichtung für ein Fahrzeug, insbesondere für ein Kraftfahrzeug |
| DE10325932B4 (de) | 2003-06-07 | 2019-04-04 | Volkswagen Ag | Innenverkleidungsteil für ein Fahrzeug, insbesondere für ein Kraftfahrzeug |
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| DE102006027472B4 (de) * | 2006-06-12 | 2009-07-30 | Faurecia Innenraum Systeme Gmbh | Airbagvorrichtung mit einem Aktuator und Kraftfahrzeug-Innenverkleidungsteil |
| DE102007039113A1 (de) | 2007-08-18 | 2009-02-19 | Autoliv Development Ab | Beifahrer-Frontgassack-Modul |
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| DE3835581A1 (de) * | 1988-10-19 | 1990-04-26 | Porsche Ag | Aufprallschutzeinrichtung fuer einen insassen eines kraftfahrzeuges |
| DE4315853C2 (de) | 1993-05-12 | 1996-05-15 | Ymos Ag Ind Produkte | Armaturentafel mit Beifahrer-Airbag |
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-
1999
- 1999-01-21 EP EP99100983A patent/EP0940300B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1999-01-21 DE DE59905604T patent/DE59905604D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1999-03-02 JP JP05433999A patent/JP3195306B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1999-03-03 US US09/261,234 patent/US6196574B1/en not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
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|---|---|
| EP0940300A1 (de) | 1999-09-08 |
| DE59905604D1 (de) | 2003-06-26 |
| EP0940300B1 (de) | 2003-05-21 |
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| US6196574B1 (en) | 2001-03-06 |
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