JPH11289820A - 水耕栽培用移植装置と移植方法 - Google Patents
水耕栽培用移植装置と移植方法Info
- Publication number
- JPH11289820A JPH11289820A JP10104926A JP10492698A JPH11289820A JP H11289820 A JPH11289820 A JP H11289820A JP 10104926 A JP10104926 A JP 10104926A JP 10492698 A JP10492698 A JP 10492698A JP H11289820 A JPH11289820 A JP H11289820A
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- JP
- Japan
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- panel
- module
- belt
- conveyor
- transplanting
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P60/00—Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
- Y02P60/20—Reduction of greenhouse gas [GHG] emissions in agriculture, e.g. CO2
- Y02P60/21—Dinitrogen oxide [N2O], e.g. using aquaponics, hydroponics or efficiency measures
Landscapes
- Transplanting Machines (AREA)
- Hydroponics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】定植パネルから様々なパターンの育用パネルへ
の移植を能率良く行うことができる水耕栽培用移植装置
と移植方法を提供する。 【解決手段】定植パネル用コンベヤ１とこれに隣接する
育用パネル用コンベヤ３との上方に、固定ベルト９と移
動ベルト１０とを平行に張設する。常に移動ベルト１０
に固定された第１モジュール７と、固定ベルト９及び移
動ベルト１０に対するキャッチャー１１、１２を備えた
第２モジュール８とを移動可能に設ける。各モジュール
７、８上に昇降可能なチャックユニット１３を設ける。
キャッチャー１１、１２の開閉と移動ベルト１０によ
り、両モジュール７、８を移動させながら移植を行う。
の移植を能率良く行うことができる水耕栽培用移植装置
と移植方法を提供する。 【解決手段】定植パネル用コンベヤ１とこれに隣接する
育用パネル用コンベヤ３との上方に、固定ベルト９と移
動ベルト１０とを平行に張設する。常に移動ベルト１０
に固定された第１モジュール７と、固定ベルト９及び移
動ベルト１０に対するキャッチャー１１、１２を備えた
第２モジュール８とを移動可能に設ける。各モジュール
７、８上に昇降可能なチャックユニット１３を設ける。
キャッチャー１１、１２の開閉と移動ベルト１０によ
り、両モジュール７、８を移動させながら移植を行う。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、水耕栽培用の定植
パネルで一定の大きさまで育った苗を、苗間隔の広い育
用パネルに移植するための水耕栽培用移植装置と移植方
法に関するものである。
パネルで一定の大きさまで育った苗を、苗間隔の広い育
用パネルに移植するための水耕栽培用移植装置と移植方
法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】水耕栽培においては、苗間隔の狭い定植
パネルで苗を一定の大きさまで育てたのち、苗間隔の広
い育用パネルへの移植が行われる。定植パネルは例えば
図１に示されるように枡目状に配置された８列のポット
を持つが、育用パネルには苗の種類によって様々なパタ
ーンでポットが形成されている。
パネルで苗を一定の大きさまで育てたのち、苗間隔の広
い育用パネルへの移植が行われる。定植パネルは例えば
図１に示されるように枡目状に配置された８列のポット
を持つが、育用パネルには苗の種類によって様々なパタ
ーンでポットが形成されている。
【０００３】すなわち、葉部が横に大きく広がらないミ
ツバ等の野菜は８列のポットを持つ育用パネルに移植さ
れるが、葉部が横に広がるサニーレタス等の野菜は４列
又は２列のポットを持つ育用パネルに移植される。また
４列又は２列のポットが千鳥配列されていることもあ
る。
ツバ等の野菜は８列のポットを持つ育用パネルに移植さ
れるが、葉部が横に広がるサニーレタス等の野菜は４列
又は２列のポットを持つ育用パネルに移植される。また
４列又は２列のポットが千鳥配列されていることもあ
る。
【０００４】上記のような８列のポットを持つ定植パネ
ルに苗を定植する自動機は、既に開発されている。しか
し様々なパターンでポットが形成されている育用パネル
に、定植パネルから苗を移植できる自動機はこれまでの
ところ知られておらず、専ら人手によって移植が行われ
ていた。なお、ロボットによる移植も当然に考えられる
のであるが、１本ずつ移植するのでは効率が上がらず、
複数本ずつ移植しようとすると、育用パネルのパターン
が変わる度に装置の段取り替えを行うために、多くの手
数を要するという問題があった。
ルに苗を定植する自動機は、既に開発されている。しか
し様々なパターンでポットが形成されている育用パネル
に、定植パネルから苗を移植できる自動機はこれまでの
ところ知られておらず、専ら人手によって移植が行われ
ていた。なお、ロボットによる移植も当然に考えられる
のであるが、１本ずつ移植するのでは効率が上がらず、
複数本ずつ移植しようとすると、育用パネルのパターン
が変わる度に装置の段取り替えを行うために、多くの手
数を要するという問題があった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の問題点を解決し、定植パネルから様々なパターンでポ
ットが形成されている育用パネルへの移植を能率良く行
うことができ、また段取り替えの手数をほとんど要しな
い水耕栽培用移植装置と移植方法を提供するためになさ
れたものである。
の問題点を解決し、定植パネルから様々なパターンでポ
ットが形成されている育用パネルへの移植を能率良く行
うことができ、また段取り替えの手数をほとんど要しな
い水耕栽培用移植装置と移植方法を提供するためになさ
れたものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明の水耕栽培用移植装置は、定植パネ
ル用コンベヤとこれに隣接する育用パネル用コンベヤと
の上方に、両端が固定された固定ベルトとモータによっ
て移動される移動ベルトとを平行に張設するとともに、
移動ベルトに固定された第１モジュールと、固定ベルト
及び移動ベルトに対するキャッチャーを備えた第２モジ
ュールとを上記コンベヤ上で移動可能に設け、また各モ
ジュール上には個別に昇降可能なチャックユニットを、
定植パネルにおける苗ピッチで設けたことを特徴とする
ものである。
めになされた本発明の水耕栽培用移植装置は、定植パネ
ル用コンベヤとこれに隣接する育用パネル用コンベヤと
の上方に、両端が固定された固定ベルトとモータによっ
て移動される移動ベルトとを平行に張設するとともに、
移動ベルトに固定された第１モジュールと、固定ベルト
及び移動ベルトに対するキャッチャーを備えた第２モジ
ュールとを上記コンベヤ上で移動可能に設け、また各モ
ジュール上には個別に昇降可能なチャックユニットを、
定植パネルにおける苗ピッチで設けたことを特徴とする
ものである。
【０００７】また上記の課題を解決するためになされた
本発明の移植方法は、上記の水耕栽培用移植装置の各モ
ジュールに設けられたチャックユニットで定植パネルか
ら苗を取り出し、両モジュールの間隔を変えながら苗間
隔の広い育用パネルに苗を移植することを特徴とするも
のである。
本発明の移植方法は、上記の水耕栽培用移植装置の各モ
ジュールに設けられたチャックユニットで定植パネルか
ら苗を取り出し、両モジュールの間隔を変えながら苗間
隔の広い育用パネルに苗を移植することを特徴とするも
のである。
【０００８】本発明によれば、第１モジュールと第２モ
ジュールとを密着させた状態で各モジュールのチャック
ユニットにより定植パネルから苗を取り出し、固定ベル
ト及び移動ベルトを利用して両モジュールの間隔を変え
ることにより苗間隔を拡げながら、これに隣接する育用
パネルに移植する。以下の実施形態に示すように、両モ
ジュールの間隔は第２モジュールのキャッチャーを開閉
することにより容易に変更させることができ、育用パネ
ルへの移植を能率良く行うことができる。また段取り替
えの手数をほとんど要しない。
ジュールとを密着させた状態で各モジュールのチャック
ユニットにより定植パネルから苗を取り出し、固定ベル
ト及び移動ベルトを利用して両モジュールの間隔を変え
ることにより苗間隔を拡げながら、これに隣接する育用
パネルに移植する。以下の実施形態に示すように、両モ
ジュールの間隔は第２モジュールのキャッチャーを開閉
することにより容易に変更させることができ、育用パネ
ルへの移植を能率良く行うことができる。また段取り替
えの手数をほとんど要しない。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を、図面
を参照しつつ詳細に説明する。図１は本発明の装置の平
面図、図２は正面図、図３は右側面図である。図１に示
される１は定植パネル用コンベヤであり、矢印で示すよ
うに右側から定植パネル２を搬送する。この実施形態の
定植パネル２には、８列×１５行のポットが形成されて
いる。後記するように、本発明の装置は定植パネル２か
ら８列１行ずつ苗を抜き取りつつ移植を行い、それと同
時に定植パネル２を１行分ずつ送る。そして全部の苗を
抜き取った定植パネル２は定植パネル用コンベヤ１の左
端位置に達することとなる。
を参照しつつ詳細に説明する。図１は本発明の装置の平
面図、図２は正面図、図３は右側面図である。図１に示
される１は定植パネル用コンベヤであり、矢印で示すよ
うに右側から定植パネル２を搬送する。この実施形態の
定植パネル２には、８列×１５行のポットが形成されて
いる。後記するように、本発明の装置は定植パネル２か
ら８列１行ずつ苗を抜き取りつつ移植を行い、それと同
時に定植パネル２を１行分ずつ送る。そして全部の苗を
抜き取った定植パネル２は定植パネル用コンベヤ１の左
端位置に達することとなる。
【００１０】この定植パネル用コンベヤ１の隣接位置に
は、育用パネル用コンベヤ３が設けられている。育用パ
ネル用コンベヤ３は矢印で示すように左側から育用パネ
ル４を搬送する。図１には２列千鳥配列のポットが形成
された育用パネル４が示されている。しかし様々なパタ
ーンの育用パネル４への移植が可能である。なお、５は
育用パネルストッカーであり、空の育用パネル４が多数
積層されて１枚ずつ育用パネル用コンベヤ３により、右
側に送られる。
は、育用パネル用コンベヤ３が設けられている。育用パ
ネル用コンベヤ３は矢印で示すように左側から育用パネ
ル４を搬送する。図１には２列千鳥配列のポットが形成
された育用パネル４が示されている。しかし様々なパタ
ーンの育用パネル４への移植が可能である。なお、５は
育用パネルストッカーであり、空の育用パネル４が多数
積層されて１枚ずつ育用パネル用コンベヤ３により、右
側に送られる。
【００１１】装置の中央部には、定植パネル用コンベヤ
１及び育用パネル用コンベヤ３を跨ぐように２本の水平
レール６が設けられている。図４に示すように、これら
の水平レール６上には第１モジュール７と第２モジュー
ル８とが移動できるように設けられている。またこれら
の水平レール６と平行に、固定ベルト９及び移動ベルト
１０が張設されている。
１及び育用パネル用コンベヤ３を跨ぐように２本の水平
レール６が設けられている。図４に示すように、これら
の水平レール６上には第１モジュール７と第２モジュー
ル８とが移動できるように設けられている。またこれら
の水平レール６と平行に、固定ベルト９及び移動ベルト
１０が張設されている。
【００１２】固定ベルト９は両端を固定されたもので例
えばタイミングベルトからなる。移動ベルト１０はサー
ボモータ１７により両方向に駆動できる無端ベルトであ
り、同様にタイミングベルトからなる。
えばタイミングベルトからなる。移動ベルト１０はサー
ボモータ１７により両方向に駆動できる無端ベルトであ
り、同様にタイミングベルトからなる。
【００１３】図４、図５に示すように、第１モジュール
７は常に移動ベルト１０に固定されている。一方、第２
モジュール８には、固定ベルト９に対するキャッチャー
１１と、移動ベルト１０に対するキャッチャー１２とが
設けられている。これらのキャッチャー１１、１２は電
磁ブレーキの一種であり、励磁すると空転してベルトと
の係合を解き、無励磁の際にはベルトに係合するように
なっている。その作動については後記する。
７は常に移動ベルト１０に固定されている。一方、第２
モジュール８には、固定ベルト９に対するキャッチャー
１１と、移動ベルト１０に対するキャッチャー１２とが
設けられている。これらのキャッチャー１１、１２は電
磁ブレーキの一種であり、励磁すると空転してベルトと
の係合を解き、無励磁の際にはベルトに係合するように
なっている。その作動については後記する。
【００１４】図３〜図５に示されるように、各モジュー
ル７、８には４個ずつのチャックユニット１３が搭載さ
れている。図６に示すように、各チャックユニット１３
はモジュール７、８に取付けた昇降用シリンダ１４のロ
ッドにより昇降される垂直板１５の下端に、図７に示す
ような水平に開閉するチャック１６を取り付けたもので
ある。なお、各チャックユニット１３のピッチは、定植
パネル２における苗ピッチと等しくされている。また各
モジュール７、８を密着させたときには、８個のチャッ
クユニット１３が全て定植パネル２における苗ピッチと
等しくなるようにしてある。
ル７、８には４個ずつのチャックユニット１３が搭載さ
れている。図６に示すように、各チャックユニット１３
はモジュール７、８に取付けた昇降用シリンダ１４のロ
ッドにより昇降される垂直板１５の下端に、図７に示す
ような水平に開閉するチャック１６を取り付けたもので
ある。なお、各チャックユニット１３のピッチは、定植
パネル２における苗ピッチと等しくされている。また各
モジュール７、８を密着させたときには、８個のチャッ
クユニット１３が全て定植パネル２における苗ピッチと
等しくなるようにしてある。
【００１５】なお、図１と図３に示される２１は育用パ
ネル用コンベヤ３の下方に設置された吸引ノズルであ
り、気液分離器２２を介してブロワ２３に接続されてい
る。これは育用パネル用コンベヤ３に移植された苗の根
を、育用パネル４のポットに正確に引き込むためのもの
である。また図２と図３に示される２４は、定植パネル
用コンベヤ１の下方に設けられた押上装置であり、移植
の際に定植パネル２から苗を押し上げ、チャック１６に
よるチャックが正しく行われるようにするためのもので
ある。２５は装置全体の制御盤である。
ネル用コンベヤ３の下方に設置された吸引ノズルであ
り、気液分離器２２を介してブロワ２３に接続されてい
る。これは育用パネル用コンベヤ３に移植された苗の根
を、育用パネル４のポットに正確に引き込むためのもの
である。また図２と図３に示される２４は、定植パネル
用コンベヤ１の下方に設けられた押上装置であり、移植
の際に定植パネル２から苗を押し上げ、チャック１６に
よるチャックが正しく行われるようにするためのもので
ある。２５は装置全体の制御盤である。
【００１６】次に、図８を参照しつつ２列千鳥配列のポ
ットが形成された育用パネル４への移植方法を説明す
る。まず図８の上部のＡに示すように、第１モジュール
７及び第２モジュール８のチャックユニット１３によっ
て、定植パネル２から８本の苗が同時にチャックされ持
ち上げられる。このとき各苗の間隔は全て等しく、この
例では７０ｍｍである。また苗のチャックに先立って押
上装置２４による苗の押し上げが行われる。
ットが形成された育用パネル４への移植方法を説明す
る。まず図８の上部のＡに示すように、第１モジュール
７及び第２モジュール８のチャックユニット１３によっ
て、定植パネル２から８本の苗が同時にチャックされ持
ち上げられる。このとき各苗の間隔は全て等しく、この
例では７０ｍｍである。また苗のチャックに先立って押
上装置２４による苗の押し上げが行われる。
【００１７】次に、第２モジュール８をキャッチャー１
１により固定ベルト９に固定したまま、第１モジュール
７を移動ベルト１０により左方向に２１ｍｍ前進させ、
Ｂの状態とする。これにより第１モジュール７ののチ
ャックユニット１３と、第２モジュール８ののチャッ
クユニット１３との間隔が育用パネル４の２列のポット
の間隔と一致する。
１により固定ベルト９に固定したまま、第１モジュール
７を移動ベルト１０により左方向に２１ｍｍ前進させ、
Ｂの状態とする。これにより第１モジュール７ののチ
ャックユニット１３と、第２モジュール８ののチャッ
クユニット１３との間隔が育用パネル４の２列のポット
の間隔と一致する。
【００１８】次に第２モジュール８のキャッチャー１１
を固定ベルト９から解放するとともに、キャッチャー１
２により第２モジュール８を移動ベルト１０に固定す
る。そして移動ベルト１０を育用パネル４の方向に６７
０ｍｍ前進させる。その結果、ともに移動ベルト１０に
固定された第１モジュール７及び第２モジュール８は同
時に前進し、育用パネル４の最初の行の２つのポットの
真上に来る。そこでとのチャックユニット１３を下
降させ育用パネル４の最初の行の２つのポットに苗を移
植する。この際、吸引ノズル２１により苗の根が育用パ
ネル４のポットに正しく引き込まれる。その後、育用パ
ネル４は育用パネル用コンベヤ３によって１ピッチ分移
動される。
を固定ベルト９から解放するとともに、キャッチャー１
２により第２モジュール８を移動ベルト１０に固定す
る。そして移動ベルト１０を育用パネル４の方向に６７
０ｍｍ前進させる。その結果、ともに移動ベルト１０に
固定された第１モジュール７及び第２モジュール８は同
時に前進し、育用パネル４の最初の行の２つのポットの
真上に来る。そこでとのチャックユニット１３を下
降させ育用パネル４の最初の行の２つのポットに苗を移
植する。この際、吸引ノズル２１により苗の根が育用パ
ネル４のポットに正しく引き込まれる。その後、育用パ
ネル４は育用パネル用コンベヤ３によって１ピッチ分移
動される。
【００１９】次にチャックユニット１３を上昇させたう
え、両モジュール７、８を移動ベルト１０により９ｍｍ
前進させ、Ｃの状態とする。この状態ではとのチャ
ックユニット１３が育用パネル４の次の行の２つのポッ
トの真上に来るので、とのチャックユニット１３の
苗が移植される。吸引ノズル２１による根の吸引及びそ
の後の育用パネル４の前進は、以下同様に行われる。
え、両モジュール７、８を移動ベルト１０により９ｍｍ
前進させ、Ｃの状態とする。この状態ではとのチャ
ックユニット１３が育用パネル４の次の行の２つのポッ
トの真上に来るので、とのチャックユニット１３の
苗が移植される。吸引ノズル２１による根の吸引及びそ
の後の育用パネル４の前進は、以下同様に行われる。
【００２０】次に両モジュール７、８を移動ベルト１０
により６１ｍｍ前進させ、Ｄの状態とする。この状態で
はとのチャックユニット１３が育用パネル４の次の
行の２つのポットの真上に来るので、とのチャック
ユニット１３の苗が育用パネル４に移植される。その
後、さらに両モジュール７、８を移動ベルト１０により
９ｍｍ前進させてＥの状態とし、同様に、のチャッ
クユニット１３の苗が移植される。
により６１ｍｍ前進させ、Ｄの状態とする。この状態で
はとのチャックユニット１３が育用パネル４の次の
行の２つのポットの真上に来るので、とのチャック
ユニット１３の苗が育用パネル４に移植される。その
後、さらに両モジュール７、８を移動ベルト１０により
９ｍｍ前進させてＥの状態とし、同様に、のチャッ
クユニット１３の苗が移植される。
【００２１】このようにして〜の全部の苗が移植さ
れた後、第２モジュール８のキャッチャー１１とキャッ
チャー１２をともに解放し、自由に移動できる状態とす
る。そして第１モジュール７を移動ベルト１０により定
植パネル用コンベヤ１に向けて７７０ｍｍ後退させる
と、第２モジュール８は第１モジュール７に押されて最
初の位置に戻り、以下同様のサイクルが繰り返される。
なお、定植パネル２は１サイクル毎に１ピッチずつ送ら
れる。
れた後、第２モジュール８のキャッチャー１１とキャッ
チャー１２をともに解放し、自由に移動できる状態とす
る。そして第１モジュール７を移動ベルト１０により定
植パネル用コンベヤ１に向けて７７０ｍｍ後退させる
と、第２モジュール８は第１モジュール７に押されて最
初の位置に戻り、以下同様のサイクルが繰り返される。
なお、定植パネル２は１サイクル毎に１ピッチずつ送ら
れる。
【００２２】図９は４列配列のポットが形成された育用
パネル４への移植方法を説明する図である。この場合に
は、第１モジュール７及び第２モジュール８を常に密着
させたまま移動させ、、、、の苗の移植と、
、、、の苗の移植とを順次行えばよい。また、
図１０に示す８列配列のポットが形成された育用パネル
４への移植方法の場合には、第１モジュール７及び第２
モジュール８を密着させたまま移動させ、同時に育用パ
ネル４に移植すればよい。図９、図１０の何れの場合に
も、第１モジュール７と第２モジュール８は密着させた
ままでよいので、両者を移動ベルト１０に固定して移動
させればよい。
パネル４への移植方法を説明する図である。この場合に
は、第１モジュール７及び第２モジュール８を常に密着
させたまま移動させ、、、、の苗の移植と、
、、、の苗の移植とを順次行えばよい。また、
図１０に示す８列配列のポットが形成された育用パネル
４への移植方法の場合には、第１モジュール７及び第２
モジュール８を密着させたまま移動させ、同時に育用パ
ネル４に移植すればよい。図９、図１０の何れの場合に
も、第１モジュール７と第２モジュール８は密着させた
ままでよいので、両者を移動ベルト１０に固定して移動
させればよい。
【００２３】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の装置に
よれば、定植パネルから様々なパターンでポットが形成
されている育用パネルへの移植を能率良く行うことがで
きる。また育用パネルのパターンが変更されてもコント
ローラを操作するだけでよく、機器の段取り替えの手数
を要しない。さらに、単一の移動ベルトにより両モジュ
ールを自由に操作できるので、機器の構成が簡単になる
利点がある。
よれば、定植パネルから様々なパターンでポットが形成
されている育用パネルへの移植を能率良く行うことがで
きる。また育用パネルのパターンが変更されてもコント
ローラを操作するだけでよく、機器の段取り替えの手数
を要しない。さらに、単一の移動ベルトにより両モジュ
ールを自由に操作できるので、機器の構成が簡単になる
利点がある。
【図１】本発明の装置の平面図である。
【図２】本発明の装置の正面図である。
【図３】本発明の装置の右側面図である。
【図４】第１モジュールと第２モジュールとの移動機構
部を示す側面図である。
部を示す側面図である。
【図５】第１モジュールと第２モジュールとの移動状態
の説明図である。
の説明図である。
【図６】チャックユニットの側面図である。
【図７】チャックの平面図である。
【図８】２列千鳥配列のポットへの移植方法を示す平面
図である。
図である。
【図９】４列配列のポットへの移植方法を示す平面図で
ある。
ある。
【図１０】８列配列のポットへの移植方法を示す平面図
である。
である。
１ 定植パネル用コンベヤ ２ 定植パネル ３ 育用パネル用コンベヤ ４ 育用パネル ５ 育用パネルストッカー ６ 水平レール ７ 第１モジュール ８ 第２モジュール ９ 固定ベルト １０ 移動ベルト １１ 固定ベルトに対するキャッチャー １２ 移動ベルトに対するキャッチャー １３ チャックユニット １４ 昇降用シリンダ １５ 垂直板 １６ チャック １７ サーボモータ ２１ 吸引ノズル ２２ 気液分離器 ２３ ブロワ ２４ 押上装置 ２５ 制御盤
Claims (2)
- 【請求項１】 定植パネル用コンベヤとこれに隣接する
育用パネル用コンベヤとの上方に、両端が固定された固
定ベルトとモータによって移動される移動ベルトとを平
行に張設するとともに、移動ベルトに固定された第１モ
ジュールと、固定ベルト及び移動ベルトに対するキャッ
チャーを備えた第２モジュールとを上記コンベヤ上で移
動可能に設け、また各モジュール上には個別に昇降可能
なチャックユニットを、定植パネルにおける苗ピッチで
設けたことを特徴とする水耕栽培用移植装置。 - 【請求項２】 請求項１に記載の水耕栽培用移植装置の
各モジュールに設けられたチャックユニットで定植パネ
ルから苗を取り出し、両モジュールの間隔を変えながら
苗間隔の広い育用パネルに苗を移植することを特徴とす
る移植方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10104926A JPH11289820A (ja) | 1998-04-15 | 1998-04-15 | 水耕栽培用移植装置と移植方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10104926A JPH11289820A (ja) | 1998-04-15 | 1998-04-15 | 水耕栽培用移植装置と移植方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11289820A true JPH11289820A (ja) | 1999-10-26 |
Family
ID=14393714
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10104926A Withdrawn JPH11289820A (ja) | 1998-04-15 | 1998-04-15 | 水耕栽培用移植装置と移植方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11289820A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014003152A1 (ja) | 2012-06-29 | 2014-01-03 | 株式会社椿本チエイン | 移植装置及び移植方法 |
| JP2020058263A (ja) * | 2018-10-09 | 2020-04-16 | 三進金属工業株式会社 | 自動移植機および移植方法 |
| EP3957165A4 (en) * | 2019-05-23 | 2022-12-28 | Fujian Sanan Sino-Science Photobiotech Co., Ltd. | AUXILIARY ROOT PLACEMENT DEVICE FOR HYDROPONIC SEPARATE PLANTING |
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1998
- 1998-04-15 JP JP10104926A patent/JPH11289820A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014003152A1 (ja) | 2012-06-29 | 2014-01-03 | 株式会社椿本チエイン | 移植装置及び移植方法 |
| CN104411156A (zh) * | 2012-06-29 | 2015-03-11 | 株式会社椿本链条 | 移植装置及移植方法 |
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