JPH1128789A - 自動車内装用積層体及び自動車内装部品 - Google Patents

自動車内装用積層体及び自動車内装部品

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JPH1128789A
JPH1128789A JP18478297A JP18478297A JPH1128789A JP H1128789 A JPH1128789 A JP H1128789A JP 18478297 A JP18478297 A JP 18478297A JP 18478297 A JP18478297 A JP 18478297A JP H1128789 A JPH1128789 A JP H1128789A
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JP
Japan
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laminate
weight
automobile interior
condition
parts
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Application number
JP18478297A
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English (en)
Inventor
Makoto Makino
誠 牧野
Tatsuro Hamanaka
達郎 浜中
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐熱性、耐光性などを満足できる高い水準に
維持し、かつ耐フォギング性を改良した自動車内装用積
層体及び該及び該自動車内装用積層体からなる自動車内
装部品を提供する。 【解決手段】 熱可塑性エラストマー組成物層に発泡体
層を積層してなる積層体であって、熱可塑性エラストマ
ー組成物は下記(A)〜(C)を含有し、積層体につい
て、ISO6452の規定に準じた装置を用いて温度9
0℃で6時間加熱後に測定したガラス板の光沢度保持率
が60%以上である自動車内装用積層体、及び、該自動
車内装用積層体からなる自動車内装部品。 (A):オレフィン系樹脂 (B):エチレン−α−オレフィン系共重合体ゴム (C):樹脂用添加剤

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車内装用積層
体及び自動車内装部品に関するものである。更に詳しく
は、本発明は、耐熱性、耐光性などを満足できる高い水
準に維持し、かつ耐フォギング性を改良した自動車内装
用積層体及び該自動車内装用積層体からなるインストル
メンタルパネル部品やドア部品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インストルメンタルパネル(ダッシュボ
ード)などの自動車内装部品には、熱可塑性エラストマ
ー組成物層に発泡体層を積層してなる積層体が汎用され
つつある。ここで、自動車内装部品に用いられる熱可塑
性エラストマー組成物は、耐熱性、耐光性などの一般的
特性に優れると共に、耐フォギング性に優れることが要
求される。ここで、フォギングとは、樹脂組成物中に含
有される各種の添加剤が揮散して窓ガラスに付着し、視
界を悪化させるなどの不都合を生じる現象をいう。そし
て、耐熱性、耐光性などを満足できる高い水準に維持
し、しかも耐フォギング性に優れるという観点からみる
とき、従来の技術による熱可塑性エラストマー積層体
は、十分に満足し得るものとは言い難いものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる現状に鑑み、本
発明が解決しようとする課題は、耐熱性、耐光性などを
満足できる高い水準に維持し、かつ耐フォギング性を改
良した自動車内装用積層体及び該自動車内装用積層体か
らなるインストルメンタルパネル部品やドア部品を提供
する点に存する。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明のうち
一の発明は、熱可塑性エラストマー組成物層に発泡体層
を積層してなる積層体であって、熱可塑性エラストマー
組成物は下記(A)〜(C)を含有し、積層体につい
て、ISO6452の規定に準じた装置を用いて温度9
0℃で6時間加熱後に測定したガラス板の光沢度保持率
が60%以上である自動車内装用積層体に係るものであ
る。 (A):オレフィン系樹脂 (B):エチレン−α−オレフィン系共重合体ゴム (C):樹脂用添加剤
【0005】また、本発明のうち他の発明は、上記の自
動車内装用積層体からなる自動車内装部品に係るもので
ある。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の積層体は、熱可塑性エラ
ストマー組成物層及び発泡体層からなるものであり、該
熱可塑性エラストマー組成物は下記(A)〜(C)を含
有するものである。
【0007】(A)成分は、オレフィン系樹脂である。
オレフィン系樹脂としては、ポリプロピレン又はプロピ
レンと炭素数が2個以上のα−オレフィンとの共重合体
並びにポリエチレンが好ましい。炭素数が2個以上のα
−オレフィンとしては、たとえばエチレン、1−ブテ
ン、1−ペンテン、3−メチル−1−ブテン、1−ヘキ
セン、1−デセン、3−メチル−1−ペンテン、4−メ
チル−1−ペンテン、1−オクテンなどがあげられる。
オレフィン系樹脂のメルトフローレートは通常0.1〜
500g/10分であり、好ましくは0.5〜300g
/10分の範囲である。
【0008】(B)成分は、エチレン−α−オレフィン
系共重合体ゴムである。エチレン−α−オレフィン系共
重合体ゴムとしては、エチレン−α−オレフィン共重合
体ゴム及びエチレン−α−オレフィン−非共役ジエン共
重合体ゴムをあげることができる。
【0009】エチレン−α−オレフィン−非共役ジエン
共重合体ゴムにおけるα−オレフィンとしては、たとえ
ばプロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセ
ン、4−メチル−1−ペンテン、1−オクテン、1−デ
センなどがあげられ、なかでもプロピレンが好ましい。
また、非共役ジエンとしては、たとえば1,4−ヘキサ
ジエン、1,6−オクタジエン、2−メチル−1,5−
ヘキサジエン、6−メチル−1,5−ヘプタジエン、7
−メチル−1,6−オクタジエンのような鎖状非共役ジ
エン;シクロヘキサジエン、ジシクロペンタジエン、メ
チルテトラヒドロインデン、5−ビニルノルボルネン、
5−エチリデン−2−ノルボルネン、5−メチレン−2
−ノルボルネン、5−イソプロピリデン−2−ノルボル
ネン、6−クロロメチル−5−イソプロペニル−2−ノ
ルボルネンのような環状非共役ジエン;2,3−ジイソ
プロピリデン−5−ノルボルネン、2−エチリデン−3
−イソプロピリテン−5−ノルボルネン、2−プロペニ
ル−2,2−ノルボルナジエン、1,3,7−オクタト
リエン、1,4,9−デカトリエンのようなトリエンが
あげられ、なかでも5−エチリデン−2−ノルボルネン
又はジシクロペンタジエンが好ましい。
【0010】エチレン−α−オレフィン系共重合体ゴム
におけるエチレン/α−オレフィンの比率(モル比)は
1/(0.1〜10)である。
【0011】エチレン−α−オレフィン−非共役ジエン
共重合体ゴムを用いる場合の非共役ジエンの含有量は、
ヨウ素価で通常2〜25である。
【0012】エチレン−α−オレフィン系共重合体ゴム
としては、耐光性と耐フォギング性の観点から、非共役
ジエンを含有しないエチレン−α−オレフィン共重合体
ゴムが好ましいが、部分架橋型熱可塑性エラストマーを
製造する場合においては架橋密度が不足し、機械的強度
が低下することがある。この不都合に対する対策として
は、架橋助剤として、N,N’−m−フェニレンビスマ
レイミド又はジビニルベンゼンを用いる方法をあげるこ
とができる。なお、本発明の目的を損じない範囲でエチ
レン−α−オレフィン共重合体ゴムとエチレン−α−オ
レフィン−非共役ジエン共重合体ゴムを混合して用いて
もよい。また、エチレン−α−オレフィン系共重合体ゴ
ムとしては、油展ゴムを用いてもよい。
【0013】エチレン−α−オレフィン系共重合体ゴム
の好ましい具体例として、プロピレン又はブテン含有量
が5〜80重量%、好ましくは10〜60重量%、より
好ましくは15〜50重量%のエチレン−プロピレン共
重合体ゴムをあげることができる。
【0014】エチレン−α−オレフィン系共重合体ゴム
は、100℃のムーニー粘度(ML 1+4 100℃)が5
〜150のものが好ましく、更に好ましくは10〜10
0である。該ムーニー粘度が過小であると機械的強度に
劣ることがあり、一方該ムーニー粘度が過大であると成
形品の外観が損なわれることがある。
【0015】熱可塑性エラストマー組成物中における
(A)/(B)の重量比率は、通常60/40〜10/
90である。(A)が過少((B)が過多)であると流
動性が低下してシート加工性を損ねることがあり、一方
(A)が過多((B)が過少)であると柔軟な熱可塑性
エラストマーが得られないことがある。なお、本発明に
おいて、(B)として油展ゴムを用いた場合の(B)の
量やムーニー粘度は、伸展油を含めた値を基準とする。
【0016】(C)成分は樹脂用添加剤であるが、
(C)成分については、後記詳述する。熱可塑性エラス
トマー層とともに本発明の積層体を構成する発泡体層を
なす発泡体としては、電子線架橋法により得られたポリ
プロピレン発泡体、ポリエチレン発泡体、ポリウレタン
発泡体などがあげられ、ポリプロピレン発泡体及びポリ
エチレン発泡体が好ましい。
【0017】本発明の積層体は、上記の熱可塑性エラス
トマー組成物層に上記の発泡体層を積層してなる積層体
であって、かつISO6452の規定に準じた装置を用
いて温度90℃で6時間加熱後に測定したガラス板の光
沢度保持率が60%以上、好ましくは65%以上のもの
である。ここで、ISOとはInternationa
l Organization for Standa
rization(国際標準化機構)を意味する。該光
沢度保持率が過小であると耐フォギング性を改良した自
動車内装用熱可塑性エラストマー積層体を提供するとい
う本発明の課題が達成されない。
【0018】ISO6452の規定に準じた装置とは、
たとえば図1に示す装置をいい、スガ試験機(株)社製
ウインドスクリーンフォギングテスターWSF−1を
用いて測定した。ここで、オイルバス、冷却板は温度コ
ントロール付き、金属リングがクロームメッキ済み、環
状パッキンはシリコンゴム製である。
【0019】フォギングの測定において、オイルバスは
90±2℃、冷却板は20±2℃の温度範囲で調整さ
れ、サンプルは80mmφ×0.5mmtとする。サン
プルを6時間ビーカー内で加熱し、取り出した後、23
±2℃、50%RHの環境下で1±0.1時間後にガラ
ス板の光沢度を測定する。光沢度は、スガ試験機(株)
社製デジタル変角光沢計を用い、JIS K7105の
60度鏡面光沢度に準拠して測定される。なお、測定に
際しては、熱可塑性エラストマー組成物層と発泡体層に
ついて、熱可塑性エラストマー組成物層が上方(ガラス
板の方)に、発泡体層が下方に位置するように配置す
る。
【0020】光沢度保持率の算出法を次に示す。試験後
のガラス板の光沢度をR1とし、そのガラス板を90度
づつ回転させ、それぞれ光沢度を測定し、その値をR
2、R3、R4とする。R1、R2、R3、及びR4よ
り平均の光沢度を計算し、この値をRとする。 R=(R1+R2+R3+R4)/4 光沢度保持率は試験前のガラス板の光沢度(R0)に対
するRの割合とする。 光沢度保持率(%)=(R/R0)×100
【0021】次に、熱可塑性エラストマー組成物の
(C)成分を中心に、本発明の好ましい態様について説
明する。
【0022】(C)のうち、下記(C1)の(A)と
(B)の合計量100重量部あたりの含有量が0.05
〜0.7重量部であり、下記(C2)の(A)と(B)
の合計量100重量部あたりの含有量が0.05〜0.
5重量部であり、かつ下記(C3)の(A)と(B)の
合計量100重量部あたりの含有量が0.12重量部以
下であることが好ましい。
【0023】(C1):下記(条件1)及び(条件2)
の両方の条件を充足する樹脂用添加剤 (C2):下記(条件1)及び(条件2)のうちのいず
れか一方の条件のみを充足する樹脂用添加剤 (C3):下記(条件1)及び(条件2)のいずれの条
件をも充足しない樹脂用添加剤 (条件1):TG(示差走査熱量天秤)で測定した10
重量%加熱減量が300℃以上であること (条件2):TGで測定した融点が80℃以上であるこ
【0024】ここで、(条件1)のTG(示差走査熱量
天秤)の測定条件は窒素雰囲気下、昇温速度20℃/m
inである。
【0025】(C1)は上記(条件1)及び(条件2)
の両方の条件を充足する樹脂用添加剤であり、好ましく
は分子量が300〜1500、好ましくは500〜12
00であるフェノール系酸化防止剤、リン系酸化防止剤
及び/又は炭素数20〜25の脂肪酸アミドである。分
子量が過小であると耐フォギング性に劣る場合があり、
一方分子量が過大であると酸化防止効果及び滑り性の速
効性に欠ける場合がある。
【0026】(C1)の具体例としては、ペンタエリス
リチル−テトラキス〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−
4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕、オクタデ
シル−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ
フェニル)プロピオネート、トリス(2,4−ジ−t−
ブチルフェニル)フォスファイト及びエルカ酸アミドを
あげることができる。
【0027】熱可塑性エラストマー組成物中における
(C1)の含有量は、(A)及び(B)の合計量100
重量部あたり0.05〜0.7重量部が好ましく、更に
好ましくは0.1〜0.6重量部である。(C1)の含
有量が過少であると樹脂の耐熱性及び滑り性が劣る場合
があり、一方(C1)の含有量が過多であると耐フォギ
ング性に劣る場合がある。
【0028】(C2)は前記(条件1)及び(条件2)
のうちのいずれか一方の条件のみを充足する樹脂用添加
剤であり、好ましくは分子量が200〜1000、好ま
しくは300〜500であるヒンダードアミン系耐光剤
及び/又はヒドロキシベンゾトリアゾール系耐光剤であ
る。分子量が過小であると耐フォギング性に劣る場合が
あり、一方分子量が過大であると耐候性効果の速効性に
欠ける場合がある。
【0029】(C2)の具体例としては、2−(2−ヒ
ドロキシ−3−t−ブチル−5−メチルフェニル)−5
−クロロベンゾトリアゾール又はビス(2,2,6,6
−テトラメチル−4−ピペリジル)セバケートをあげる
ことができる。
【0030】熱可塑性エラストマー組成物中における
(C2)の含有量は、(A)及び(B)の合計量100
重量部あたり0.05〜0.5重量部が好ましく、更に
好ましくは0.1〜0.4重量部である。(C2)の含
有量が過少であると耐光性に劣る場合があり、一方(C
2)の含有量が過多であると耐フォギング性に劣る場合
がある。
【0031】(C3)は前記(条件1)及び(条件2)
のいずれの条件をも充足しない樹脂用添加剤であり、好
ましくは分子量300以下のフェノール系酸化防止剤又
は滑剤であり、その具体例としては、炭素数10〜20
の脂肪酸アミドをあげることができる。また、分子量3
00以下のフェノール系酸化防止剤として、2,6−ジ
−t−ブチル−4−ヒドロキシトルエン、炭素数10〜
20の脂肪酸アミドの具体例としては、オレイン酸アミ
ドをあげることができる。
【0032】熱可塑性エラストマー組成物中における
(C3)の含有量は、(A)及び(B)の合計量100
重量部あたり0.12重量部以下が好ましく、更に好ま
しくは0.1重量部以下である。(C3)の含有量が過
多であると耐フォギング性に劣る場合がある。
【0033】熱可塑性エラストマー組成物は、上記の各
成分の他に必要に応じて本発明の目的を損なわない範囲
で、各種副資材、ゴム類、熱可塑性エラストマー、オレ
フィン系樹脂等を含有せしめることも可能である。各種
副資材としては、着色用顔料、フィラー、炭酸カルシウ
ム等の充填剤があげられる。ゴム類としては、天然ゴ
ム、ブチルゴム、クロロプレンゴム、アクリロニトリル
−ブタジエンゴム、水添アクリロニトリル−ブタジエン
ゴム、エピクロロヒドリンゴム、アクリルゴム、スチレ
ン−ブタジエンゴム、水添スチレン−ブタジエンゴム、
ブタジエンゴム、水添ブタジエンゴム等の共役ジエン系
ゴム等があげられる。熱可塑性エラストマーとしては、
スチレン−ブタジエンブロック共重合体、水添スチレン
−ブタジエンブロック共重合体、スチレン−イソプレン
ブロック共重合体、水添スチレン−イソプレンブロック
共重合体等のスチレン系熱可塑性エラストマー、ポリエ
ステル系熱可塑性エラストマー、ポリアミド系熱可塑性
エラストマー、ポリウレタン系熱可塑性エラストマー等
があげられる。オレフィン系樹脂としてはポリエチレ
ン、ポリプロピレン等があげられる。
【0034】熱可塑性エラストマー組成物は、通常の方
法により、架橋型組成物又は非架橋型組成物として得る
ことができる。例えば、架橋型の熱可塑性エラストマー
組成物は、特開昭48−26838号公報、特開平1−
103639号公報、特願平7−249442号公報な
どに開示されている方法により得ることができる。ま
た、得られた架橋型組成物又は非架橋型組成物に、必要
に応じて本発明の目的を損なわない範囲で、さらに各種
副資材、ゴム類、熱可塑性エラストマー、オレフィン系
樹脂を含有せしめることも可能である。
【0035】本発明の積層体の製造法の具体例を以下に
述べる。
【0036】第一に、熱可塑性エラストマー組成物を押
出機からTダイ法によって押出し、押出された溶融状態
にあるシート状の熱可塑性エラストマーをポリエチレン
またはポリプロピレンの発泡シートと積層させた状態で
一対のロール間を通して熱融着させて製造する方法をあ
げることができる。
【0037】第二に、熱可塑性エラストマー組成物から
なる成形体に、発泡体を熱圧着法又は接着剤などを用い
た接着法によって製造する方法をあげることができる。
【0038】第三に、熱可塑性エラストマー組成物を粉
末成形法(特開平5―473号公報など参照)によって
一体的に製造する方法をあげることができる。
【0039】また、先述の発泡体との二層積層体はその
発泡層側に熱可塑性樹脂層が積層されてなる多層成形体
として用いたり、必要に応じて本発明の目的を損なわな
い範囲で、熱可塑性エラストマー層の表面(発泡体を積
層していない反対面)に各種プライマー、トップコート
を塗布することも可能である。
【0040】熱可塑性エラストマー組成物を成形して得
られる成形体の製造方法は、特に限定されるものではな
く、例えば押出成形法、プレス成形法、カレンダー成形
法、射出成形法、粉末スラッシュ成形法等などがあげら
れる。
【0041】本発明の熱可塑性エラストマー組成物層に
発泡体層を積層してなる積層体は、上記の優れた特徴を
利用して、インストルメントパネル部品やドア部品など
の自動車内装部品として最適に使用される。
【0042】
【実施例】次に、本発明を実施例によって具体的に説明
するが、本発明はこれら実施例によって限定されるもの
ではない。なお、これらの実施例、及び比較例における
物性測定に用いた試験方法及びシート成形加工法は以下
のとおりである。
【0043】(1)ムーニー粘度(ML1+4 100℃) ASTM D927−57Tに準拠して測定した。EP
DMについては下記の式で算出した。 log( ML1 /ML2 ) )=0.0066( △PH
R) ML1 :EPDMのムーニー粘度 ML2 :油展EPDMのムーニー粘度 △PHR:EPDM 100重量部あたりの油展量
【0044】(2)メルトフローレート(MFR) JIS K−7210に準拠し、下記の条件にて測定し
た。 ポリプロピレン:温度230℃、荷重2.16kg ポリエチレン:温度190℃、荷重2.16kg
【0045】(3)耐フォギング性 ISO 6452に準拠してフォギング試験を行ったガ
ラス板の曇り具合を目視し、曇りが少ない光沢度保持率
(前述)が60%以上を「良」、曇りが大きな60%未
満を「不良」とした。
【0046】(4)積層成形:ユニオンプラスチック社
製USV型25mmΦ押出機。 フルフライトタイプスクリュー、スクリュー回転数40
rpm、Tダイを使用し0.5mmtのシートを成形
し、PPF(ポリプロピレン発泡体、東レPPSM15
030)と共に加熱積層を行い押出積層成形品を得た。
【0047】実施例1熱可塑性エラストマー組成物の製造方法
【0048】(1)TPO−1 EPM−1(エチレン−プロピレン共重合体ゴム、プロ
ピレン含有量=22重量%、ML1+4 100℃=35)
70重量部とポリプロピレン−1(MFR=10g/1
0分、ホモタイプ)30重量部及び架橋助剤としてN,
N’−m−フェニレンビスマレイミド(住友化学工業社
製 「スミファインBM」)0.4重量部、更に光安定
剤としてスミソーブ300{2−(2−ヒドロキシ−3
−t−ブチル−5−メチルフェニル)−5−クロロベン
ゾトリアゾール、分子量=316:住友化学工業社製}
0.05重量部、熱安定剤としてイルガノックス101
0{ペンタエリスリチル−テトラキス〔3−(3,5−
ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネ
ート〕、分子量=1177、チバ・ガイギー社製}0.
1重量部をバンバリーミキサーで170〜200℃×7
分混練した後、押出機を用いてペレット状マスターバッ
チを作製した。次いで該マスターバッチ100重量部あ
たり0.04重量部の2,5−ジメチル−2,5−ジ
(t−ブチルパーオキシ)ヘキサンをヘンシェルミキサ
ーを用いて均一ブレンド操作を3分間行った。得られた
ブレンド物を二軸押出機(日本製鋼所社製 TEX−4
4HC)を用いて、240〜260℃で約30秒間動的
熱処理を行ない、部分架橋してなる熱可塑性エラストマ
ーペレット(以下「TPO−1」と記す。)を得た。
【0049】(2)TPO−2 TPO−1の製造法において、EPM−1の代わりにE
PDM−1(エチレン−プロピレン−エチリデンノルボ
ルネン( ENB) 共重合体ゴム、ヨウ素化=12、プロ
ピレン含有量=28重量%、ML1+4 100℃=24
2)の5重量%ヘキサン溶液中に、EPDM−1 10
0重量部あたり鉱物油系軟化剤(出光興産社製 「ダイ
アナプロセスオイルPW−380」)100重量部を添
加し、その後スチームストリッピングで脱溶媒にて得ら
れた油展EPDM−1(ML1+4 100℃=53)85
重量部とポリプロピレン−2(MFR=1g/10分、
ランダムタイプ)15重量部及び架橋助剤としてN,
N’−m−フェニレンビスマレイミド0.4重量部、更
に光安定剤としてスミソーブ300を0.2重量部、熱
安定剤としてイルガノックス1010を0.15重量
部、滑剤としてニュートロンS( エルカ酸アミド、日本
精化社製)0.1重量部に変更した以外はTPO−1と
同様に製造し、部分架橋してなる熱可塑性エラストマー
ペレット(以下「TPO−2」と記す。)を得た。
【0050】自動車内装用熱可塑性エラストマー積層体
の製造 上記TPO−1を56重量部、TPO−2を24重量
部、ポリエチレン{MFR=2、熱安定剤としてイルガ
ノックス1076{オクタデシル−3−(3,5−ジ−
t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネー
ト、分子量=530、チバ・ガイギー社製}0.15重
量部、イルガフォス168〔トリス(2,4−ジ−t−
ブチルフェニル)フォスファイト、分子量=647、チ
バ・ガイギー社製〕0.12重量部を含む。}20重量
部と、添加剤スミソーブ300を0.12重量部、イル
ガノックス1010を0.05重量部、サノールLS−
770〔ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピ
ペリジル)セバケート、分子量=481、三共社製〕
0.05重量部とをヘンシェルミキサーでブレンドした
後、二軸押出機(日本製鋼所社製 TEX−44HC)
を用いて、240〜260℃で約30秒間動的熱処理を
行い、ペレット化して熱可塑性エラストマー組成物を得
た。得られた熱可塑性エラストマー組成物について積層
成形を行い積層体をを得た。このシートから80mmφ
で切り抜いたサンプルで、フォギング試験を行った。
【0051】実施例2 実施例1の自動車内装用熱可塑性エラストマー積層体の
製造において、滑剤としてニュートロンSを0.2重量
部追添した以外は実施例1と同様に実施して熱可塑性エ
ラストマー組成物及び、積層体を得た。この積層体を用
いてフォギング試験を行った。評価結果を表2に示す。
【0052】実施例3 実施例1の自動車内装用熱可塑性エラストマー積層体の
製造において、耐光剤としてスミソーブ300を0.2
重量部追添した以外は実施例1と同様に実施して熱可塑
性エラストマー組成物及び、積層体を得た。この積層体
を用いてフォギング試験を行った。評価結果を表2に示
す。
【0053】実施例4 実施例1の自動車内装用熱可塑性エラストマー積層体の
製造において、滑剤としてデノンSL−1(丸菱油化社
製)を0.1重量部追添した以外は実施例1と同様に実
施して熱可塑性エラストマー組成物及び、積層体を得
た。この積層体を用いてフォギング試験を行った。評価
結果を表2に示す。
【0054】比較例1 実施例1の自動車内装用熱可塑性エラストマー積層体の
製造において、滑剤としてデノンSL−1(丸菱油化社
製)を0.2重量部追添した以外は実施例1と同様に実
施して熱可塑性エラストマー組成物及び、積層体を得
た。この積層体を用いてフォギング試験を行った。評価
結果を表2に示す。
【0055】結果から次のことがわかる。本発明の条件
を充足する実施例は満足すべき結果を示している。一
方、ISO6452の規定に準じた装置を用い、加熱温
度を90℃とし、加熱後6時間後に測定したガラス板の
光沢度保持率が本発明の規定より小さな比較例1は耐フ
ォギング性に劣る。
【0056】
【表1】使用添加剤*1の性質
【0057】
【表2】自動車内装用熱可塑性エラストマー組成物の製
造処方(重量部)
【0058】*1 添加剤イルガノックス1010 :ペンタエリスリチル−テトラ
キス〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ
フェニル)プロピオネート〕、分子量=1177、チバ
・ガイギー社製の酸化防止剤イルガノックス1076 :オクタデシル−3−(3,5
−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオ
ネート、分子量=530、チバ・ガイギー社製の酸化防
止剤イルガフォス168 :トリス(2,4−ジ−t−ブチル
フェニル)フォスファイト、分子量=647、チバ・ガ
イギー社製の酸化防止剤ニュートロンS :エルカ酸アミド、日本精化社製の滑剤スミソーブ300 :2−(2−ヒドロキシ−3−t−ブ
チル−5−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリア
ゾール、分子量=316:住友化学工業社製の紫外線吸
収剤サノールLS−770 :ビス(2,2,6,6−テトラ
メチル−4−ピペリジル)セバケート、分子量=48
1、三共社製の光安定化剤デノンSL−1 :オレイン酸アミド(分子量=281:
丸善油化社製の滑剤 測定機器:理学電機(株)社製 標準型(TAS100
/TG8110) 測定条件:昇温速度 20℃/min 窒素雰囲気下 添加剤欄の数値は樹脂100重量部あたりの添加剤の含
有量である *2 ISO6452の規定に準じた装置を用い、加熱
温度を90℃とし、加熱後6時間後に測定したガラス板
の光沢度保持率である *3 実用の要求水準に鑑み、ISO6452の規定に
準じた装置を用い、加熱温度を90℃とし、加熱後6時
間後に測定したガラス板の光沢度保持率が60%以上の
場合を「○」、該光沢度保持率が60%未満を「×」と
した。
【0059】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明により、耐
熱性、耐光性などを満足できる高い水準に維持し、かつ
耐フォギング性を改良した自動車内装用積層体及び該及
び該自動車内装用積層体からなる自動車内装部品を提供
することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】ISO6452の規定に準じたフォギングのヘ
イズの測定装置の断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08L 23/16 C08L 23/16

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性エラストマー組成物層に発泡体
    層を積層してなる積層体であって、熱可塑性エラストマ
    ー組成物は下記(A)〜(C)を含有し、積層体につい
    て、ISO6452の規定に準じた装置を用いて温度9
    0℃で6時間加熱後に測定したガラス板の光沢度保持率
    が60%以上である自動車内装用積層体。 (A):オレフィン系樹脂 (B):エチレン−α−オレフィン系共重合体ゴム (C):樹脂用添加剤
  2. 【請求項2】 発泡体層がポリプロピレン、ポリエチレ
    ン又はポリウレタンの発泡体からなる請求項1記載の自
    動車内装用積層体。
  3. 【請求項3】 発泡体層がポリプロピレン又はポリエチ
    レンの発泡体からなる請求項1記載の自動車内装用積層
    体。
  4. 【請求項4】 (A)がポリプロピレン及び/又はポリ
    エチレンである請求項1記載の自動車内装用積層体。
  5. 【請求項5】 (B)がエチレン−α−オレフィン共重
    合体ゴム又はエチレン−α−オレフィン−非共役ジエン
    共重合体ゴムである請求項1記載の自動車内装用積層
    体。
  6. 【請求項6】 (B)がエチレン−プロピレン共重合体
    ゴムである請求項1記載の自動車内装用積層体。
  7. 【請求項7】 (C)のうち、下記(C1)の(A)と
    (B)の合計量100重量部あたりの含有量が0.05
    〜0.7重量部であり、下記(C2)の(A)と(B)
    の合計量100重量部あたりの含有量が0.05〜0.
    5重量部であり、かつ下記(C3)の(A)と(B)の
    合計量100重量部あたりの含有量が0.12重量部以
    下である請求項1記載の自動車内装用積層体。 (C1):下記(条件1)及び(条件2)の両方の条件
    を充足する樹脂用添加剤 (C2):下記(条件1)及び(条件2)のうちのいず
    れか一方の条件のみを充足する樹脂用添加剤 (C3):下記(条件1)及び(条件2)のいずれの条
    件をも充足しない樹脂用添加剤 (条件1):TG(示差走査熱量天秤)で測定した10
    重量%加熱減量が300℃以上であること (条件2):TGで測定した融点が80℃以上であるこ
  8. 【請求項8】 (C)が熱安定剤、光安定剤、滑剤又は
    老化防止剤である請求項1記載の自動車内装用積層体。
  9. 【請求項9】 (C)が分子量200〜1500のフェ
    ノール系酸化防止剤及び/又はリン系酸化防止剤、分子
    量200〜1000であるヒンダードアミン系耐光剤及
    び/又はヒドロキシベンゾトリアゾール系耐光剤、炭素
    数10〜25の脂肪酸アミド及び/又はビス脂肪酸アミ
    ド系滑剤である請求項1記載の自動車内装用積層体。
  10. 【請求項10】 (C1)がペンタエリスリチル−テト
    ラキス〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキ
    シフェニル)プロピオネート〕、オクタデシル−3−
    (3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)
    プロピオネート、トリス(2,4−ジ−t−ブチルフェ
    ニル)フォスファイト又はエルカ酸アミドである請求項
    7記載の自動車内装用積層体。
  11. 【請求項11】 (C2)が、2−(2−ヒドロキシ−
    3−t−ブチル−5−メチルフェニル)−5−クロロベ
    ンゾトリアゾール又はビス(2,2,6,6−テトラメ
    チル−4−ピペリジル)セバケートである請求項7記載
    の自動車内装用積層体。
  12. 【請求項12】 (C3)が2,6−ジ−t−ブチル−
    4−ヒドロキシトルエン又はオレイン酸アミドである請
    求項7記載の自動車内装用積層体。
  13. 【請求項13】 請求項1記載の自動車内装用積層体か
    らなる自動車内装部品。
  14. 【請求項14】 請求項1記載の自動車内装用積層体か
    らなるインストルメンタルパネル。
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