JPH11280375A - 親子シールド掘進機および同掘進機を用いるシールドトンネルの構築工法 - Google Patents

親子シールド掘進機および同掘進機を用いるシールドトンネルの構築工法

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JPH11280375A
JPH11280375A JP8377398A JP8377398A JPH11280375A JP H11280375 A JPH11280375 A JP H11280375A JP 8377398 A JP8377398 A JP 8377398A JP 8377398 A JP8377398 A JP 8377398A JP H11280375 A JPH11280375 A JP H11280375A
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節夫 松尾
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秀一 熊谷
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公明 阪本
Yoshihiro Yamagiwa
吉祐 山際
Koji Noguchi
宏治 野口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造の簡素化。 【解決手段】 シールド掘進機10は、分離可能に同心
状に配置された親シールド12と子シールド14とを備
えている。シールド12,14は、親スキンプレート1
2aと子スキンプレート14aを有している。プレート
14aの先端側には、カッター16が設けられ、カッタ
ー16は、カッター本体16aと、伸縮カッター16b
とを備えている。親,子シールド12,14の推進機構
は、これらの部分で兼用される推進ジャッキ36から構
成されている。親,子スキンプレート12a,14a
は、ロック機構42を介して、分離可能に構成されてい
る。ロック機構42は、子スキンプレート14a側に設
けられた連結ジャッキ42aと、親スキンプレート12
a側に設けられた連結ジャッキ42aの嵌合部42bと
から構成されている。ロック機構42の前方側には、シ
ール部44が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、親子シールド掘
進機および同掘進機を用いるシールドトンネルの構築工
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】親シールドの内部に子シールド内蔵させ
て、親,子シールドを一体で掘進させた後に、子シール
ドだけで掘進させることにより、径の異なるシールドト
ンネルを連続的に構築する親子シールド掘進機および同
掘進機を用いるシールドトンネルの構築工法が知られて
いる。
【0003】この種の親子シールド掘進機は、例えば、
特公平2−44996号公報,特開平5−10086号
公報,特開平8−82187号公報などに開示されてい
る。
【0004】これらの公報に開示されているシールド掘
進機は、親シールドの内部に子シールドを同心状に配置
していて、必要に応じて子シールドを、親シールドしと
同軸上ないしは軸偏心させて発進させる構造になってい
るが、これらの公報に開示されている親子シールド掘進
機には、以下に説明する技術的な課題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、上記公報に
開示されている親子シールド掘進機では、親シールドの
推進機構と、子シールドの推進機構とがそれぞれ個別に
設けられていて、構造が非常に複雑になっているととも
に、特に、親シールドは、子シールドと切離した後に、
その推進機構を含めて、埋め殺し状態で残置するので、
経済的な面でも不利益がある。
【0006】ところで、親子シールド掘進機でシールド
トンネルを構築する際には、例えば、土被りが徐々に少
なくなる場所や、土質の変化により次第に土圧が少なく
なる場所などで施工する場合がある。
【0007】このような施工条件下においては、シール
ドトンネルのセグメントは、通常の場所と内径が同じ大
きさで、厚みを薄くすることができ、セグメントを薄く
すると、掘削断面積やセグメントの小径化により、施工
能率,施工費用を大幅に低減することが可能になる。
【0008】ところが、上記公報に開示されている親子
シールド掘進機では、内,外径の大きさが異なるシール
ドトンネルを構築することができるものの、内径が同じ
で、厚みだけを薄くすることに対応することができない
という問題もあった。
【0009】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであって、そのその目的とするところ
は、推進機構を単純化することができる親子シールド掘
進機を提供することにある。
【0010】また、別の目的として、内径が同じで、厚
みだけを薄くすることにより、施工能率,施工費用を大
幅に低減することが可能なシールドトンネルの構築工法
を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、先端側に地山を掘削するカッターが設け
られ、ロック機構を介して分離可能に連結され、径の異
なる親,子シールドを同心状に配置した親子シールド掘
進機において、前記カッターは、前記子シールドの外径
とほぼ同じ断面を掘削するカッター本体と、このカッタ
ー本体の側面に伸縮自在に設けられ、前記カッター本体
との協動により、前記親シールドの外径とほぼ同じ断面
を掘削する伸縮カッターとを有し、前記親,子シールド
の推進機構を同じ機構で兼用するようにした。このよう
に構成した親子シールド掘進機によれば、親,子シール
ドの推進機構を同じ機構で兼用するので、構造が簡単に
なり、地山に埋め殺し残置させる部分も少なくなる。前
記ロック機構は、前記子シールドの子スキンプレートに
設けられた径方向に出没自在な連結ジャッキと、前記親
シールドの親スキンプレートに設けられ、前記連結ジャ
ッキの伸縮部が嵌入する嵌合凹部とから構成することが
できる。この構成によれば、連結ジャッキの操作によ
り、親,子シールドを簡単に分離することができる。本
発明の親子シールド掘進機においては、前記ロック機構
の推進方向の前方側に、前記親,子スキンプレート間に
介装されるシール部を設けることができる。この構成に
よれば、親,子シールドスキンプレート間の止水性と、
子シールドを推進させる際の、スキンプレート間の摩擦
を低減することができる。本発明の親子シールド掘進機
は、土質状態に対応して適宜選択される泥水または土圧
系のハイブリッド方式で構成することができる。この構
成によれば、掘削する地山の土質に応じて、泥水系ない
しは土圧系の選択が可能なので、土質に応じた経済的な
掘削が可能になる。また、本発明は、先端側に地山を掘
削するカッターが設けられ、ロック機構を介して分離可
能に連結され、径の異なる親,子シールドを同心状に配
置した親子シールド掘進機を用いるシールドトンネルの
構築工法において、前記子シールドを前記親シールドか
ら分離して掘進する際に、前記親シールドの後部側に組
立,設置された親セグメントの端部に、前記親セグメン
トと内径が同じで厚みの薄い子セグメントを組立,設置
するようにした。このように構成したシールドトンネル
の構築工法によれば、土被りが徐々に少なくなる場所
や、土質の変化により次第に土圧が少なくなる場所など
で、子シールドを前記親シールドから分離して掘進する
際に、親シールドの後部側に組立,設置された親セグメ
ントの端部に、親セグメントと内径が同じで厚みの薄い
子セグメントを組立,設置するので、掘削断面積や子セ
グメントの小径化により、施工能率,施工費用を大幅に
低減することが可能になる。本発明の構築工法では、前
記子シールド掘進前に、前記親シールドの親スキンプレ
ートと前記親セグメントとを連結固定することができ
る。この構成によれば、子シールドを掘進ないしは推進
させる際に、親シールドが伴移動することを防止でき
る。また、本発明の構築工法では、前記子シールドを掘
進した後に、前記子シールドの子スキンプレートの後端
にテールシールを備えた延長スキンプレートを固設する
ことができる。この構成によれば、親シールド内に設置
する子シールドの長尺化を避けることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、添付図面に基づいて詳細に説明する。図1お
よび図9は、本発明にかかる親子シールド掘進機および
同掘進機を用いるシールドトンネルの構築工法の一実施
例を示している。
【0013】同図に示した親子シールド掘進機10は、
土質状態に対応して適宜選択される泥水または土圧系の
ハイブリッド方式構造になっている。親子シールド掘進
機10は、同心状に配置された親シールド12と子シー
ルド14とを備えている。
【0014】親シールド12は、両端が開口した空円筒
状の親スキンプレート12aと、この親スキンプレート
12aの後端側内周に設けられたテールシール12bと
を有している。
【0015】子シールド14は、両端が開口した子スキ
ンプレート14aを有していて、この子スキンプレート
14aは、親スキンプレート12aの内径よりも外径が
小さく、全長は、親スキンプレート12aよりも短くな
っている。
【0016】子スキンプレート14aの先端側には、地
山を掘削するカッター16が設けられている。このカッ
ター16の詳細を図5に示している。同図に示したカッ
ター16は、円盤状のカッター本体16aと、伸縮カッ
ター16bとを備えている。
【0017】カッター本体16aの前面には、十字状の
スポーク160aと、このスポーク160a間に設けら
れた複数の面板161aとが配置され、各面板161a
間に掘削ずりの取込み口162aが、カッター本体16
aを貫通するようにして設けられている。
【0018】スポーク160aの中心には、センタービ
ット163aが突設され、スポーク160aの前面およ
び側面には、複数のカッタービット164aが固設され
ている。
【0019】伸縮カッター16bは、スポーク160a
と同様に側面にカッタービットが設けられ、スポーク1
60aの外側面から、径方向に沿って出没自在に設けら
れていて、スポーク160aの内部には、この伸縮カッ
ター16bを出没させるシリンダ160bが内蔵されて
いる。
【0020】また、カッター16の背面側には、外周縁
が子スキンプレート14aの内面に固設された隔壁18
が設けられ、カッター16の背面側に突設された回転軸
20が、この隔壁18に回転自在に支持されている。
【0021】隔壁18は、カッター16の背面側に所定
の間隔を置いて設置されていて、これらの間に隔室22
が画成され、この隔室22は、掘削ずりの取込み口16
2aと連通している。
【0022】また、隔壁18には、カッター16の回転
駆動機構24が配置されている。この回転駆動機構24
は、本実施例の場合には、親,子シールド12,14で
兼用されるものであって、油圧または電動モータ24
a,減速機24b,ギヤ24cとから構成されている。
【0023】油圧モータ24aの回転軸に結合されたギ
ア24cは、回転軸20に設けられたギアと歯号してい
て、油圧または電動モータ24aを駆動すると、カッタ
ー16が回転するようになっている。
【0024】このように構成したカッター16では、伸
縮カッター16bをスポーク160aの側面から突出さ
せた状態でカッター16を回転させて掘削すると、図5
に仮想線で示すように、カッター本体16aと伸縮カッ
ター16bとの協動により、親シールド12の親スキン
プレート12aの外径とほぼ同じ断面積が掘削される。
【0025】また、伸縮カッター16bを収縮させた状
態でカッター16を回転させて掘削すると、カッター本
体16aの外径とほぼ同じ断面積が掘削され、この断面
積は、子シールド14の子スキンプレート14aの外径
とほぼ同じ大きさになる。
【0026】さらに、隔壁18には、これを貫通し、隔
室22内と連通する送泥管26と、排泥管28およびス
クリューコンベア30が設けられている。送,排泥管2
6,28は、本実施例の親子シールド掘進機10を泥水
系として用いる場合に使用し、スクリューコンベア30
は、本実施例の親子シールド掘進機10を土圧系として
用いる場合に使用する。
【0027】なお、図1に符号32で示した部分は、セ
グメントの組立用エレクタであり、同34は、中折れジ
ャッキである。本実施例の親,子シールド12,14の
推進機構は、これらの部分で兼用される推進ジャッキ3
6から構成されている。推進ジャッキ36は、周方向沿
って所定の間隔を隔てて設けられ、子シールド14のス
キンプレート14aに支持されている。
【0028】推進ジャッキ36の後端側には、後述する
セグメント46,56に当接して、反力を受ける推力分
散プレート40が設けられている。親シールド12の親
スキンプレート12aと、子シールド14の子スキンプ
レート14aは、ロック機構42を介して、分離可能に
構成されている。
【0029】このロック機構42の詳細を図6,7に示
している。なお、同図では、1つのロック機構42しか
図示していないが、このロック機構42は、スキンプレ
ート12a,14aの周方向に沿って、所定の間隔を隔
てて同一構成のものが複数配置されている。
【0030】図6,7に示したロック機構42は、子ス
キンプレート14a側に設けられた連結ジャッキ42a
と、親スキンプレート12a側に設けられた連結ジャッ
キ42aの嵌合部42bとから構成されている。
【0031】連結ジャッキ42aは、子スキンプレート
14aに穿設された取付け孔14b内に装着され、親ス
キンプレート12a側に向けて伸縮するプランジャ42
cを備えている。
【0032】嵌合部42bは、連結ジャツキ42aの伸
縮プランジャ42cが嵌入する円筒中空部材であって、
連結ジャッキ42aの配置状態に位置対応させて複数設
けられてる。
【0033】嵌合部42bは、外端側が親スキンプレー
ト12aに固設され、内端が子スキンプレート14aに
当接しており、親,子スキンプレート12a,14a間
の間隔保持機能も備えている。
【0034】このロック機構42の前方側には、シール
部44が設けられている。このシール部44は、環状の
ものであって、親スキンプレート12aの内周面に沿っ
て外周端が固設されていて、内周端側は、子スキンプレ
ート14aの外周面に沿って摺接している。
【0035】シール部44は、親,子スキンプレート1
2a,14a間を通過して、親子シールド掘進機10の
内部に外水が浸入する止水性を有している。次に、上記
構成の親子シールド掘進機10の掘進方法およびシール
ドトンネルの構築工法について説明する。
【0036】親子シールド掘進機10を通常の施工条件
下で掘進し、シールドトンネルを構築する際には、ま
ず、図1,6に示すように、ロック機構42の連結ジャ
ッキ42aを作動させて、親,子スキンプレート12
a,14aを結合した状態で掘進させる。
【0037】このとき、カッター16は、伸縮カッター
16bを伸長させて、油圧モータ24aにより回転駆動
し、親スキンプレート12aの外径とほぼ同じ大きさの
断面積を掘削させる。
【0038】掘削された土砂は、隔室22内に取込ま
れ、送泥管26を介して送り込まれる泥水と混合し、混
合物の圧力により切羽圧に対向させながら、隔室22内
から混合物の一部が排泥管280を介して外部に排出さ
れる。
【0039】なお、本実施例の場合には、泥水シールド
に適した施工条件下での掘削は、泥水系として作動させ
るので、スクリューコンベア30は、ゲートジャッキに
より閉塞しておく。
【0040】親子シールド掘進機10による掘進に伴っ
て、親スキンプレート12aの後端側には、親セグメン
ト46が環状に組立てられ、組立てたセグメント46を
順次軸方向に連結して、トンネルを構築する。
【0041】組立てられたセグメント46の端部には、
順次推力分散プレート40を当接させて、親セグメント
46に反力を取って、推進ジャッキ36を伸縮動作させ
ることで、親子シールド掘進機10の掘進が続行され
る。
【0042】親セグメント46の厚みは、シールドトン
ネルとして必要な内径に、テールクリアランス,親スキ
ンプレート12a厚みを加え、土水圧に耐えうる大きさ
に設定されている。
【0043】以上のような泥水系での親子シールド掘進
機10の掘進が進行し、土被りが徐々に少なくなる場所
や、土質の変化により次第に土圧が少なくなる場所など
到達すると、掘進機10の掘進を停止して、子シールド
14の分離が行われる。
【0044】子シールド14の分離に際しては、図2に
示すように、まず、推進ジャッキ36を収縮して、推力
分散プレート40と親セグメント46との間に空間部が
設けられる。
【0045】子シールド14を分離する際には、図7に
示すように、ロック機構42の連結ジャッキ42aを作
動させて、伸縮プランジャ42cを嵌合凹部42bから
離脱させ、この状態で子シールド14を推進させる。
【0046】子シールド14を推進する際には、図8に
示すように、推力分散プレート40と親セグメント46
との間に設けられた空間内に仮反力材48が挿入され
る。
【0047】この仮反力材48は、マシン推力に必要な
軸力をもつ梁材やライナー状のものであり、親セグメン
ト46と同様な構造のものを環状に組立てて用いる。こ
のとき、親スキンプレート12aと親セグメント46と
は、固定材50により連結固定される。
【0048】固定材50の一端は、親スキンプレート1
2aの内面に溶接などにより固着され、他端側は、親セ
グメント46に設けられているボルトボックスを利用し
て、仮反力材48と親セグメント46とに結合される。
【0049】この固定材50は、子シールド14の推進
前に、親スキンプレート12aと親セグメント46とを
連結することで、子シールド14で推進ないしは掘進す
る際に、親シールド12が伴移動することを防止する。
【0050】仮反力材48の設置と、固定材50による
連結が終了すると、図3に示すように、子シールド14
による掘進が開始される。この掘進に際しては、送,排
泥管26,27を除去される。
【0051】この場合、親,子スキンプレート12a,
14a間には、ロック機構42の嵌合凹部42bおよび
シール部44だけが介在しているので、両者間に作用す
る周面摩擦は、全周を接触される場合よりも、大幅に小
さくなる。
【0052】子シールド14の掘進では、カッター16
は、伸縮カッター16bが縮小され、カッター本体16
aにより、子スキンプレート14aの大きさとほぼ同じ
断面積の掘削が行われる。
【0053】隔室22内に取込まれた掘削土砂は、切羽
の崩壊を防止しながら、スクリューコンベア30により
一部ずつが順次排土される。子シールド14の掘進は、
推力分散プレート40を仮反力材48に当接して推進ジ
ャッキ36を伸縮することにより行われ、仮反力材48
の長さに相当する距離だけ掘進すると、一旦掘進を停止
して、仮反力材48を撤去し、子スキンプレート14a
に延長スキンプレート52が固設される。
【0054】この延長スキンプレート52は、図9にそ
の詳細を示すように、子スキンプレート14aと同じ径
を有し、後端内周面にテールシール54が環状に設けら
れている。
【0055】延長スキンプレート52の長さは、推進ジ
ャッキ36のジャッキストロークの2倍よりも短くなっ
ていて、この実施例の場合には、子セグメント56の長
さの約2倍になっている。
【0056】従って、この実施例の場合には、子シール
ド14は、仮反力材48を使用し、子セグメント56の
2リング分に相当する距離だけ掘進した後に、停止し
て、延長プレート52を固設することになる。
【0057】なお、延長スキンプレート52の長さは、
仮反力材48の2リング分に限定されることはなく、勿
論1リング分であってもく、よい。この場合、親スキン
プレート12aのテールシール12bが、親セグメント
46の外周面に摺接し、親,子スキンプレート12a,
14a間にシール部44を介在しているので、子スキン
プレート12aがシール部44に当接している間は、外
水の浸入を防げる。
【0058】子スキンプレート14aに延長スキンプレ
ート52が固設されると、仮反力材48を撤去した部分
に、子セグメント56が環状に組立,設置される。
【0059】子セグメント56は、図4に示すように、
親セグメント46と内径が同じで、厚みが薄くなってい
る。この子セグメント56の厚みの低減量は、土被りや
土圧の低下量に対応させている。
【0060】以後は、土圧系により子シールド14が掘
進され、延長スキンプレート52の後部側に順次子セグ
メント56を組立,設置することにより所定のシールド
トンネルが構築される。
【0061】さて、以上のように構成した親子シールド
掘進機10によれば、親,子シールド12,14の推進
機構(推進ジャッキ36)を同じ機構で兼用するので、
構造が簡単になり、地山に埋め殺し残置させる部分が親
スキンプレート12aおよびその付属品だけなので、非
常に少なくなる。
【0062】また、本実施例の場合には、ロック機構4
2は、子シールド14のスキンプレート14aに設けら
れた径方向に出没自在な連結ジャッキ42aと、親シー
ルド12のスキンプレート12aに設けられ、連結ジャ
ッキ42a伸縮部が嵌入する嵌合凹部42bとから構成
されているので、連結ジャッキ42aの操作により、
親,子シールド12,14を簡単に分離することができ
る。
【0063】さらに本実施例の場合には、ロック機構4
2の推進方向の前方側に、親,子スキンプレート12
a,14a間に介装されるシール部44を設けているの
で、親,子スキンプレート12a,14a間の止水性
と、子シールド14を推進させる際の、スキンプレート
12a,14a間の摩擦を低減することができる。
【0064】また、本実施例の場合には、親子シールド
掘進機10が土質状態に対応して適宜選択される泥水ま
たは土圧系のハイブリッド方式で構成されているので、
掘削する地山の土質に応じて、泥水系ないしは土圧系の
選択が可能となり、土質に応じた経済的な掘削が行え
る。
【0065】一方、本発明のシールドトンネルの構築工
法では、土被りが徐々に少なくなる場所や、土質の変化
により次第に土圧が少なくなる場所などで、子シールド
14を親シールド12から分離して掘進する際に、親シ
ールド14の後部側に組立,設置された親セグメント4
6の端部に、親セグメント46と内径が同じで厚みの薄
い子セグメント56を組立,設置するので、掘削断面積
や子セグメント56の小径化により、施工能率,施工費
用を大幅に低減することが可能になる。
【0066】また、本実施例の構築工法では、子シール
ド14の掘進前に、親シールド14のスキンプレート1
4aと親セグメント46とを連結するので、子シールド
14で掘進する際に、親シールド12が伴移動すること
を防止できる。
【0067】さらに、本実施例の構築工法では、子シー
ルド14を掘進した後に、子シールド14のスキンプレ
ート14aの後端にテールシール54を備えた延長スキ
ンプレート52を固設するので、親シールド12内に設
置する子シールド14の長尺化を避けることができる。
【0068】
【発明の効果】以上、実施例で詳細に説明したように、
本発明にかかる親子シールド掘進機によれば、推進機構
を単純化することができるとともに、同掘進機を用いる
シールドトンネルの構築工法によれば、施工能率,施工
費用を大幅に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる親子シールド掘進機の一実施を
示す縦断面図である。
【図2】図1の親子シールド掘進機で子シールドを推進
させた状態の縦断面図である。
【図3】図2の子シールドに延長スキンプレートを固設
した状態の縦断面図である。
【図4】図1に示した親子シールド掘進機において、子
シールドの掘進状態の縦断面図である。
【図5】図1の親子シールド掘進機のカッターの正面図
である。
【図6】図1のA部拡大図である。
【図7】本発明の親子シールド掘進機で親,子シールド
を分離させた状態の説明図である。
【図8】図2のB部拡大図である。
【図9】図3のC部拡大図である。
【符号の説明】
10 シールド掘進機 12 親シールド 12a 親スキンプレート 12b 親テールシール 14 子シールド 14a 子スキンプレート 14b 取付孔 16 カッター 16a カッター本体 16b 伸縮カッター 24 回転駆動機構 24a 油圧モータ 36 推進機構(推進ジャッキ) 42 ロック機構 42a 連結ジャッキ 42b 嵌合凹部 44 シール部 46 親セグメント 52 延長スキンプレート 56 子セグメント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阪本 公明 大阪府枚方市招提大谷1−1−1 株式会 社大林組大阪機械工場内 (72)発明者 山際 吉祐 大阪府枚方市招提大谷1−1−1 株式会 社大林組大阪機械工場内 (72)発明者 野口 宏治 大阪府枚方市招提大谷1−1−1 株式会 社大林組大阪機械工場内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端側に地山を掘削するカッターが設け
    られ、ロック機構を介して分離可能に連結され、径の異
    なる親,子シールドを同心状に配置した親子シールド掘
    進機において、 前記カッターは、前記子シールドの外径とほぼ同じ断面
    を掘削するカッター本体と、このカッター本体の側面に
    伸縮自在に設けられ、前記カッター本体との協動によ
    り、前記親シールドの外径とほぼ同じ断面を掘削する伸
    縮カッターとを有し、 前記親,子シールドの推進機構を同じ機構で兼用するこ
    とを特徴とする親子シールド掘進機。
  2. 【請求項2】 前記ロック機構は、前記子シールドの子
    スキンプレートに設けられた径方向に出没自在な連結ジ
    ャッキと、前記親シールドの親スキンプレートに設けら
    れ、前記連結ジャッキの伸縮部が嵌入する嵌合凹部とを
    有することを特徴とする請求項1記載の親子シールド掘
    進機。
  3. 【請求項3】 前記ロック機構の推進方向の前方側に位
    置し、前記親,子スキンプレート間に介装されるシール
    部を設けたことを特徴とする請求項1または2記載の親
    子シールド掘進機。
  4. 【請求項4】 請求項1から3に記載の親子シールド掘
    進機は、土質状態に対応して適宜選択される泥水または
    土圧系のハイブリッド方式であることを特徴とする親子
    シールド掘進機。
  5. 【請求項5】 先端側に地山を掘削するカッターが設け
    られ、ロック機構を介して分離可能に連結され、径の異
    なる親,子シールドを同心状に配置した親子シールド掘
    進機を用いるシールドトンネルの構築工法において、 前記子シールドを前記親シールドから分離して掘進する
    際に、前記親シールドの後部側に組立,設置された親セ
    グメントの端部に、前記親セグメントと内径が同じで厚
    みの薄い子セグメントを組立,設置することを特徴とす
    る親子シールド掘進機を用いるシールドトンネルの構築
    工法。
  6. 【請求項6】 前記子シールド掘進前に、前記親シール
    ドの親スキンプレートと前記親セグメントとを連結固定
    することを特徴とする請求項5記載の親子シールド掘進
    機を用いるシールドトンネルの構築工法。
  7. 【請求項7】 前記子シールドを掘進した後に、前記子
    シールドの子スキンプレートの後端にテールシールを備
    えた延長スキンプレートを固設することを特徴とする請
    求項5記載の親子シールド掘進機を用いるシールドトン
    ネルの構築工法。
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