JPH11269946A - 雨水貯溜利用システムの貯水池 - Google Patents

雨水貯溜利用システムの貯水池

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JPH11269946A
JPH11269946A JP10072275A JP7227598A JPH11269946A JP H11269946 A JPH11269946 A JP H11269946A JP 10072275 A JP10072275 A JP 10072275A JP 7227598 A JP7227598 A JP 7227598A JP H11269946 A JPH11269946 A JP H11269946A
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JP
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rainwater
reservoir
storage tank
water
rainwater storage
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JP10072275A
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Kazuo Ishikawa
一夫 石川
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Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A20/00Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A20/00Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
    • Y02A20/108Rainwater harvesting

Abstract

(57)【要約】 【課題】 住宅の敷地の全てに降る雨を利用して、生活
用水に使用する雨水貯溜利用システムにおいて、溢流し
た貯溜雨水を地中に浸透させ、また水生動物や植物を育
成する貯水池を提供する。 【解決手段】 住宅の屋根に降った雨水を貯溜して生活
水として利用する雨水貯溜タンク(A・B・T)を、屋
根よりも下方の住宅敷地内に配置し、該雨水貯溜タンク
からの溢流水または貯溜水を案内する貯水池Lを設け、
該貯水池Lから溢流水を浄化して地中に浸透させるべく
構成し、前記貯水池L内に噴水ポンプP2を配置して、
該噴水ポンプP2から貯溜水を吐出し、曝気浄化を行う
噴水3を配置し、前記貯水池Lに隣接して、池周辺植物
サンクチュアリUを配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅の敷地の全て
に降る雨を利用して、生活用水に使用する雨水貯溜利用
システムにおいて、溢流した貯溜雨水を地中に浸透さ
せ、また水生動物や植物を育成する貯水池に関する。ま
た、敷地内に降った雨水を、一気に下水に流すことな
く、一旦敷地内において貯溜して、生活用水として利用
した後に徐々に地中に浸透させたり、下水に流したりし
て、雨水の保水能力を人工的に増加する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から同一出願人により、住宅に付設
して雨水貯溜タンクを設ける技術は、先願がなされてい
るのである。しかし、該先願においては、低位置の雨水
貯溜タンクに付随して、貯水池や池周辺植物サンクチュ
アリを設けた技術は開示されていなかったのである。ま
た、敷地内に降った雨水を、一気に下水に流すことな
く、一旦敷地内において貯溜して、生活用水として利用
した後に徐々に地中に浸透させたり、下水に流したりし
て、雨水の保水能力を人工的に増加させる技術について
は開示されていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、雨水貯溜利
用システムにおいて、最終的に不要な雨水を地中に浸透
させる装置として、雨水浸透マスの他に貯水池を設け、
該貯水池から貯溜雨水を徐々に地中に浸透させ、また、
該貯水池に雨水を供給するために、縦型の高位置雨水貯
溜タンクや横型の中位置雨水貯溜タンクや埋設型の低位
置雨水貯溜タンクを、屋根より下の各箇所に設けたもの
である。また、敷地内に降った雨水を、一気に下水に流
すことなく、一旦敷地内において貯溜して、生活用水と
して利用した後に徐々に地中に浸透させたり、下水に流
したりして、雨水の保水能力を人工的に増加させようと
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は、以上の如くであり、次に該課題を解決する為
の手段を説明する。請求項1においては、住宅の屋根に
降った雨水を貯溜して生活水として利用する雨水貯溜タ
ンクを、屋根よりも下方の住宅敷地内に配置し、該雨水
貯溜タンクからの溢流水または貯溜水を案内する貯水池
を設け、該貯水池から溢流水を浄化して地中に浸透させ
るべく構成したものである。請求項2においては、前記
貯水池に隣接して、雨水を貯溜する埋設型で低位置の雨
水地下貯溜タンクを配置したものである。請求項3にお
いては、前記貯水池に隣接して、中位置の雨水貯溜タン
クを配置したものである。請求項4においては、前記貯
水池において、該貯水池内に噴水ポンプを配置して、該
噴水ポンプから貯溜水を吐出し、曝気浄化を行う噴水を
配置したものである。請求項5においては、前記貯水池
において、該貯水池に隣接して、池周辺植物サンクチュ
アリを配置したものである。
【0005】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を説明す
る。図1は住宅敷地内における貯水池Lと池周辺植物サ
ンクチュアリUと家庭菜園Sの部分を示す俯瞰図、図2
は貯水池Lの部分の俯瞰図、図3は貯水池Lの噴水ポン
プP2と噴水3の部分を示す斜視図、図4は噴水ポンプ
P2と噴水3の部分を示す拡大斜視図、図5は貯水池L
に設けた溢流水口7の部分を示す斜視図、図6は複数の
雨水貯溜タンクを配置したエコライフシステム住宅の俯
瞰図、図7は同じくエコライフシステム住宅の斜視図、
図8は同じく平面図、図9は敷地内に降る雨水の全てを
有効に利用するエコライフシステム住宅の雨水流下経路
を示す概念図、図10は雨水の循環・流下・再生の経路
を示す図面である。
【0006】図7と図8と図9と図10において、敷地
内に降る雨水の全てを、有効に利用するエコライフシス
テム住宅について説明する。また、敷地内に降った雨水
を、一気に下水に流すことなく、一旦敷地内において貯
溜して、生活用水として利用した後に徐々に地中に浸透
させたり、下水に流したりして、雨水の保水能力を人工
的に増加する技術について説明する。住宅の屋根を3分
割して屋根H・K・Gとし、3本の集水樋E・F・Nを
配置している。集水樋Eと集水樋Fに集められた南側の
屋根H・Kの雨水は、パイピングを介して、一旦地上面
まで下降し、次にレベルの差によるU字管の原理によ
り、車庫屋根Rの部分に設けた中位置雨水貯溜タンクA
に直接に貯溜すべく注水されている。また、高いレベル
位置とした縦型の2連式の高位置雨水貯溜タンクT1・
T2は、北側の屋根Gに降った雨水を集水樋Nにより集
めて貯溜するように構成している。また、前記高位置雨
水貯溜タンクT1・T2からも、中位置雨水貯溜タンク
Aに向けて、レベルの差によるU字管の原理で貯溜した
雨水を供給すべく構成している。
【0007】このように、北側の屋根Gの雨水を縦型の
高位置雨水貯溜タンクT1・T2に溜めるべく、高位置
雨水貯溜タンクT1・T2を住宅の北側に配置したの
は、住宅の南側には通常日当たり等を考慮して大窓等が
配置されており、そこに高位置雨水貯溜タンクT1・T
2を配置したのでは陰ができ邪魔となる可能性があるか
らであり、また、北側の窓は一般的に縦型の小窓等が配
置されることが多く、壁面も広くなっているので、集水
樋Nの配置構成が簡単となるからである。また、2階の
水洗トイレC2が住宅の北側に配置される場合が多いの
で、2階の水洗トイレC2に雨水を洗浄水として供給す
る構成とするにも、前記縦型の高位置雨水貯溜タンクT
1・T2を北側に配置した効果を得ることができる。2
階の水洗トイレC2の洗浄水は、前記縦型の高位置雨水
貯溜タンクT1・T2の貯溜水が無くなると、前記中位
置雨水貯溜タンクAや、後述する埋設型の低位置雨水貯
溜タンクBから揚水ポンプにより揚水して供給すること
も可能としている。また、前記高位置雨水貯溜タンクT
1・T2の貯溜雨水は、2階のバルコニーVに繁茂して
いる植物へも供給可能としている。
【0008】高位置雨水貯溜タンクT1・T2にて雨水
を貯溜する他に、車庫屋根Rを支持するパーゴラ部分に
設けた中位置雨水貯溜タンクAにおいても、雨水貯溜を
可能としている。該中位置雨水貯溜タンクAは、車庫の
空間を利用して配置する構成としており、隣接地境界工
作物の制限以下の高さとして、隣家の日射に影響を与え
ることの無い高さとしている。また前記中位置雨水貯溜
タンクAを横長型として、上方に伸びることの無いよう
に構成している。前記中位置雨水貯溜タンクAの貯溜雨
水は、1階の水洗トイレC1の洗浄水として供給可能に
構成している。
【0009】また、前記車庫屋根Rの上には、太陽電池
Dを配置しており、該太陽電池Dから得た電力により、
貯水池Lに配置した噴水ポンプP2や、低位置雨水貯溜
タンクBの貯溜雨水を中位置雨水貯溜タンクAに揚水す
るための揚水ポンプP1や、中位置雨水貯溜タンクAの
貯溜雨水を高位置雨水貯溜タンクT1・T2に揚水する
ための揚水ポンプ(図示せず)等を駆動する構成として
いる。また、太陽電池Dは、発電効率を上げるために、
遮蔽物の少ない住宅の屋根部分や2階のバルコニーの屋
根部分にも配設することも可能である。
【0010】また、住宅の南側の敷地には、低位置雨水
貯溜タンクBが半埋設状態で配置されており、該埋設型
の低位置雨水貯溜タンクBの内部にも、雨水を貯溜可能
に構成している。即ち、前記低位置雨水貯溜タンクBに
は、中位置雨水貯溜タンクAからオーバーフローした貯
溜雨水と、低位置雨水貯溜タンクBの上面から浸透した
雨水とが貯溜される。以上のように、敷地内に降る雨水
の全てを有効に利用するエコライフシステム住宅におい
ては、屋根を屋根H・K・Gに分けて、それぞれに集水
樋E・F・Nを設け、高位置雨水貯溜タンクT1・T2
と中位置雨水貯溜タンクAと埋設型の低位置雨水貯溜タ
ンクBに集水すべく構成している。そして、屋根面から
雨水を貯溜することは、敷地内で一番清浄な状態の雨水
を採取できることとなり、清浄な貯溜雨水を使用するこ
とが可能となるという利点もある。
【0011】図9においては、敷地内に降る雨水の全て
を有効に利用するエコライフシステム住宅の雨水流下経
路を概略図として図示している。即ち、屋根H・Kから
の雨水は、集水樋E・Fにより集めて、一旦、地上又は
地中に下降させてから、U字管の原理でレベル差のある
中位置雨水貯溜タンクAまで上げて貯溜すべく構成して
いる。屋根Gからの雨水は、集水樋Nに集めて、一旦、
高位置雨水貯溜タンクT1に注水した後に、高位置雨水
貯溜タンクT2にもU字管の原理で充填すべく構成して
いる。
【0012】前記高位置雨水貯溜タンクT1・T2から
溢流した雨水は、中位置雨水貯溜タンクAに供給可能に
構成している。また、中位置雨水貯溜タンクAを溢れた
雨水は、埋設型の低位置雨水貯溜タンクBに供給可能に
構成している。そして、前記低位置雨水貯溜タンクBが
充填されると、該低位置雨水貯溜タンクBに設けられた
溢流パイプYから、貯水池Lに流下される。また、貯水
池Lの底部と低位置雨水貯溜タンクBの底部とは、開閉
弁と連通管により連通されており、溢流パイプYからの
流入以外にも供給可能とし、低位置雨水貯溜タンクBか
ら貯水池Lに低水位でも供給可能としている。よって、
貯水池Lからの蒸発が激しい夏場でも低位置雨水貯溜タ
ンクBから貯水池Lに貯溜雨水を供給できる。
【0013】また、前記貯水池L内で溢流した雨水は、
雨水地中浸透パイプ2に配水されて、該地下水浸透パイ
プ2から敷地内の地中に浸透させる構成としている。前
記貯水池Lは、内部に淡水魚や水生動物や水生植物が生
息可能な池であり、内部に噴水ポンプP2を配置して、
噴水3を介して常時(時々でもよい)噴水を吹き上げる
べく構成している。また、前記低位置雨水貯溜タンクB
は、住宅の敷地に半地下状態で構成したタンクであり、
高位置雨水貯溜タンクT1・T2や、中位置雨水貯溜タ
ンクAにおいて、溢れた雨水を貯溜すべく構成してい
る。
【0014】前記低位置雨水貯溜タンクBに溜めた雨水
は、高位置雨水貯溜タンクT1・T2や中位置雨水貯溜
タンクA内の貯溜雨水が水洗トイレの洗浄等に使用して
無くなった場合に、揚水ポンプP1により揚水吐出し
て、中位置雨水貯溜タンクAに移送可能としている。更
に高位置雨水貯溜タンクT1・T2へも移送可能として
いる。前記中位置雨水貯溜タンクAの下方には、雨水貯
溜容器Zが配置されており、該雨水貯溜容器Zの水位が
低位置雨水貯溜タンクBの水位と略同じとなるように構
成されている。前記雨水貯溜容器Zの内部には、揚水ポ
ンプP1が配置されており、該揚水ポンプP1は太陽電
池Dによる電力により駆動する構成とされている。
【0015】そして、中位置雨水貯溜タンクA内の水量
が減少すると、低位置雨水貯溜タンクBの水位が雨水貯
溜容器Zの揚水可能な範囲内であれば、揚水ポンプP1
によって、低位置雨水貯溜タンクBの貯溜雨水を雨水貯
溜容器Zを介して中位置雨水貯溜タンクAに揚水できる
構成としている。また、低位置雨水貯溜タンクBの上面
には、手動又は電動のポンプP3が設けられており、周
縁の植栽等に灌水するために使用することができる。
【0016】前記貯水池Lにおいては、色々の養分や成
分が流れ込んでくるが、水道水を供給しない場合には、
塩素等の有害成分が余り流れ込まない。しかし、貯水池
Lに流れ込んだ成分が富栄養化して、内部で嫌気性の状
態となり、悪性ガスを発生させる可能性がある。このよ
うなことを避けるために、噴水ポンプP2により噴水を
発生させて、曝気浄化を行い、酸素を水に吸収させて好
気性の状態とし、アンモニアガス等の発生を抑えてい
る。
【0017】また、貯水池L内が徐々に富栄養化して、
水生植物の繁茂により、嫌気性の状態が発生するので、
貯水池Lの中には、魚や蛙やヤゴや水すまし等の水生動
物を繁殖させて、植物性プランクトンや動物性プランク
トンが吸収した富栄養分を、更に、この水生動物に吸収
させ、この水生動物が、貯水池Lから出て行くことによ
り、富栄養化の強化を回避している。魚が鷺に取られて
出て行くことも富栄養化を回避する道であり、ヤゴがト
ンボとなって飛んで行くことや、お玉杓子が蛙となって
出て行くことも、富栄養化の阻止の目的を達成すること
となる。また、富栄養化により繁茂したホテイアオイの
ような水生植物を、後述するコンポスト器Wに間引いて
投入することによっても、窒素や燐等の富栄養化元素を
取り除くことができ、貯水池Lの富栄養化を回避するこ
ととなるのである。
【0018】また、低位置雨水貯溜タンクBや中位置雨
水貯溜タンクAの貯溜雨水を定期的に供給して、植物を
繁茂させた池周辺植物サンクチュアリUを構成すること
も可能である。該池周辺植物サンクチュアリUは、無農
薬・無化学薬品状態としており、許容可能な範囲で蛙や
トンボ等の水際に住む生物を成育可能としている。ま
た、前記池周辺植物サンクチュアリUに隣接して、コン
ポスト器Wを配置している。該コンポスト器Wには、前
述の如く、ホテイアオイ等の富栄養化した水生植物を間
引いて投入すべく構成しており、このコンポスト器Wに
より得た堆肥を池周辺植物サンクチュアリUの栄養素と
して供給可能としている。
【0019】また、前記コンポスト器Wに隣接して、家
庭菜園Sを構成することも可能である。許容可能な範囲
で蛙やトンボ等を繁殖させて農薬の代わりとし、コンポ
スト器Wにより出来た堆肥を投入することによって化学
肥料の代わりとすることができる。このように、池周辺
植物サンクチュアリUと家庭菜園Sによっても、自然へ
の回帰を促したエコライフシステム住宅を構成すること
ができる。
【0020】前記高位置雨水貯溜タンクT1・T2、中
位置雨水貯溜タンクA、低位置雨水貯溜タンクB、貯水
池Lが一杯になった場合に、溢流水を敷地の地下に浸透
させるための雨水浸透マスM1・M2と雨水地中浸透パ
イプ2が設けられており、該雨水地中浸透パイプ2は、
低位置雨水貯溜タンクBと貯水池Lの下方に設けられて
いる。前記雨水地中浸透パイプ2は、低位置雨水貯溜タ
ンクB及び貯水池Lから溢れた雨水や開閉弁を開けた際
の貯溜雨水を、敷地の地下に浸透可能としている。前記
雨水浸透マスM1・M2においては、上記の役目の他
に、高位置雨水貯溜タンクT1・T2、中位置雨水貯溜
タンクAを洗浄した際の洗浄雨水を、敷地の地下に浸透
させるように構成している。また、前述の如く、高位置
雨水貯溜タンクT1・T2から中位置雨水貯溜タンクA
に至り、中位置雨水貯溜タンクAから低位置雨水貯溜タ
ンクBに至り、低位置雨水貯溜タンクBから貯水池Lに
至り、更に溢流した雨水は、雨水地中浸透パイプ2から
地中に浸透して保水すべく構成している。
【0021】従来においては、雨水の殆どは、樋から雨
水マス、雨水パイプ等を介して下水溝に集めて、下水か
ら河川に排水していたのであるが、本発明のシステムに
おいては、雨水浸透マスM1・M2、雨水地中浸透パイ
プ2により地下に浸透させるようにし、また敷地内の舗
装も透水舗装にして、地上の表面からも出来るだけ雨水
が地下に浸透するように構成し、更に貯水池Lからも地
下に浸透するように構成している。このように、地下に
雨水を浸透させることにより、雨水が直線的に下水から
河川に流れることによる洪水の増加を防ぎ、清水や湧水
を復活させ、地下水を涵養し、地球の温暖化に繋がるヒ
ートアイランドの防止をし、緑の景観の保全の役目をさ
せるのである。
【0022】次に、図10において説明する。屋根H・
K・Gに降った雨は、全てを集水樋E・F・Nより集め
て、高位置雨水貯溜タンク(タテタンク)T1・T2と
中位置雨水貯溜タンク(パーゴラタンク)Aに注水して
いる。前記高位置雨水貯溜タンクT1・T2と中位置雨
水貯溜タンクAが一杯になると、低位置雨水貯溜タンク
(地中簡易タンク)Bに配水するとともに、雨水浸透マ
スM1・M2から地中に浸透して排水すべく構成してい
る。前記低位置雨水貯溜タンクBが一杯になると、貯水
池Lに配水している。出来るだけ下水に向けて雨水を流
すのではなくて、透水ブロックや土砂や雨水浸透マスM
1・M2を介して、更に貯水池Lから雨水地中浸透パイ
プ(雨水地中浸透配管)2を介して、地中に雨水を浸透
させるように構成している。
【0023】そして、前記高位置雨水貯溜タンクT1・
T2と中位置雨水貯溜タンクAと低位置雨水貯溜タンク
Bに溜めた雨水を、数日掛けて徐々に利用して、地中に
還元すべく構成している。前記高位置雨水貯溜タンクT
1・T2において貯溜した雨水は、植物育成や散水や2
階の水洗トイレC2の洗浄水に使用され、中位置雨水貯
溜タンクAに溜めた雨水は、1階の水洗トイレC1の洗
浄水や洗車や植物育成や散水に使用され、低位置雨水貯
溜タンクBに溜められた雨水は、植物育成や低位置雨水
貯溜タンクBの上のテラス、隣接のデッキの洗浄や散水
や防火用水として使用される。前記貯水池Lに貯溜され
た雨水は、鑑賞魚育成や噴水や水草育成や防火用水に使
用される。特に貯水池Lの噴水は、微生物浄化や水流浄
化や曝気浄化や水生植物浄化等にも利用される。
【0024】図1・図2・図3・図4・図5において
は、貯水池L、及び水生植物や池周辺植物よりなる池周
辺植物サンクチュアリUの構成が開示されている。本発
明の雨水貯溜利用システムの貯水池Lは、通常は溢流パ
イプYを介して、高位置雨水貯溜タンクT1・T2、中
位置雨水貯溜タンクA、低位置雨水貯溜タンクBを経た
溢流水で満たされており、前記高位置雨水貯溜タンクT
1・T2、中位置雨水貯溜タンクA、低位置雨水貯溜タ
ンクBから位置エネルギーを利用して貯溜雨水を自然流
下させて供給する構成としている。また、貯水池Lの底
部と低位置雨水貯溜タンクBの底部とは、開閉弁と連通
管12により連通されており、溢流パイプYからの流入
以外にも供給可能とし、低位置雨水貯溜タンクBから貯
水池Lに低水位でも供給可能としている。よって、貯水
池Lからの蒸発が激しい夏場でも低位置雨水貯溜タンク
Bから貯水池Lに貯溜雨水を供給できる。したがって、
水道水は従的な存在であり、余程の渇水時期において、
前記高位置雨水貯溜タンクT1・T2、中位置雨水貯溜
タンクA、低位置雨水貯溜タンクBの貯溜雨水が不足
し、貯水池Lに貯溜雨水を供給できない場合で、貯水池
Lが干上がりそうな場合にのみ、水道水を供給する構成
としている。
【0025】そして、図4に示す如く、貯水池Lの底面
上に、木炭または活性炭を袋詰めにしたフィルター5を
沈潜して配置し、該フィルター5の内部に、噴水ポンプ
P2を配置しており、該噴水ポンプP2を駆動すること
によって、濾過した貯水雨水を送水パイプ10を介して
噴水3の噴口から圧力水を吐出する構成としている。前
記噴水3を介して、富栄養度の高い底層水を、空気中に
散水して酸素を吸収させて好気性分解を促進させ、か
つ、酸素を含ませた表層水が底層水側に流れるように、
ゆるやかな流れを発生させることによって、池内の敷砂
利や水生植物の中の微生物による分解を促進させ、貯水
雨水の浄化を図っている。
【0026】また、貯水池Lの底部は、二段底に構成さ
れており、水生生物の多様化を図ることができるように
している。前記貯水池Lの底部の最下部には、濾過蓋体
にて覆われた汚泥溜り部4が構成されており、該汚泥溜
り部4の中央には、排水パイプ6が立設され、該排水パ
イプ6は、雨水地中浸透パイプ2に連通されている。前
記汚泥溜り部4の底部には、汚泥が沈殿するように構成
されており、前記汚泥溜り部4内の排水パイプ6の先端
部分は、通常キャップにて閉じられている。そして、貯
水池Lの清掃時には、前記排水パイプ6のキャップを取
り、汚れをそのまま流さずに汚泥溜り部4に沈殿させて
除去できるようにし、上澄み水のみを排水パイプ6を介
して雨水地中浸透パイプ2に排水し、地中に浸透させる
ようにしている。また、汚泥溜り部4に沈殿した汚泥
は、家庭菜園Sの肥料として使用することができる。
【0027】また、貯水池Lの上面角部には、溢流口7
が設けられており、雨が貯水池Lに直接降ったりして貯
水池Lが溢れた場合には、溢流口7にてゴミ等を除いた
溢流水を連通パイプ8を介して雨水地中浸透パイプ2へ
排水し、地中に浸透させるようにしている。そして、前
記雨水地中浸透パイプ2が延設された方向に、池周辺植
物サンクチュアリUや家庭菜園Sが配置されている。該
池周辺植物サンクチュアリUや家庭菜園Sの地下に、雨
水地中浸透パイプ2から雨水を浸透させることによっ
て、池周辺植物サンクチュアリUや家庭菜園Sを、常に
水分を含んだ状態に保つことが可能となる。
【0028】これにより、池周辺植物サンクチュアリU
と貯水池L内の水生植物との境界部分は水湿地帯(平均
水分帯)として構成することができ、水生植物が繁茂
し、カエルやヤゴ等の水生動物から一般地上動物に至る
まで多様な生物層の繁殖を可能に構成している。また、
噴水ポンプP2は、前述の太陽電池Dによる電力により
駆動しており、晴れた日には、連続的に駆動して、底部
の水と上部の水の循環を行い水流による生物浄化や、ま
た貯水池Lの水に酸素を含ませる曝気浄化作用を行う。
【0029】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するものである。請求項1の如く、住宅
の屋根に降った雨水を貯溜して生活水として利用する雨
水貯溜タンクを、屋根よりも下方の住宅敷地内に配置
し、該雨水貯溜タンクからの溢流水または貯溜水を案内
する貯水池を設け、該貯水池から溢流水を浄化して地中
に浸透させるべく構成したので、従来の如く、雨水が雨
水マスを経て下水から直接に河川に集中的に流されるこ
とがなくなり、雨水の有効利用を図り、池の水生植物や
池周辺の植物サンクチュアリや家庭菜園を常に潤してお
くことができる。
【0030】請求項2の如く、前記貯水池に隣接して、
雨水を貯溜する埋設型で低位置の雨水地下貯溜タンクを
配置したので、該低位置雨水地下貯溜タンクを雨水の貯
溜に使用し、貯水池を生物や植物の育成に使用し、雨水
の用途を異なった状態とすることができる。また、低位
置雨水地下貯溜タンクと貯水池とを連通させることによ
って、貯水池の貯水量が不足した場合には、低位置雨水
地下貯溜タンクの貯溜雨水を供給することができる。
【0031】請求項3の如く、前記貯水池に隣接して、
中位置の雨水貯溜タンクを配置したので、該中位置雨水
貯溜タンクAに貯溜した雨水を、水位差により、貯水池
に供給することができ、貯水池への水の供給が簡単にで
きる。
【0032】請求項4の如く、前記貯水池において、該
貯水池内に噴水ポンプを配置して、該噴水ポンプから貯
溜水を吐出し、曝気浄化を行う噴水を配置したので、貯
水池内の水を、噴水ポンプPにより吐出して曝気と循環
を行い、浄化することができる。このため、嫌気性バク
テリアによる不快ガスの発生を回避することができ、常
時、貯水池内の水を清浄で、酸素含有量の多い好気性
で、生物の生息し易い状態とすることができる。
【0033】請求項5の如く、前記貯水池において、該
貯水池に隣接して、池周辺植物サンクチュアリを配置し
たので、住宅の敷地内に雨水を溜めて、緑の環境を作り
出すことができて、近年の住宅においては少なくなった
池、池の水生植物、湿地植物、一般植物に至る植物層の
多様な池周辺の植物サンクチュアリを構成することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】住宅敷地内における貯水池Lと池周辺植物サン
クチュアリUと家庭菜園Sの部分を示す俯瞰図。
【図2】貯水池Lの部分の俯瞰図。
【図3】貯水池Lの噴水ポンプP2と噴水3の部分を示
す斜視図。
【図4】噴水ポンプP2と噴水3の部分を示す拡大斜視
図。
【図5】貯水池Lに設けた溢流水口7の部分を示す斜視
図。
【図6】複数の雨水貯溜タンクを配置したエコライフ住
宅の俯瞰図。
【図7】同じくエコライフ住宅の斜視図。
【図8】同じく平面図。
【図9】敷地内に降る雨水の全てを有効に利用するエコ
ライフシステム住宅の雨水流下経路を示す概念図。
【図10】雨水の循環・流下・再生の経路を示す図面。
【符号の説明】
A 中位置雨水貯溜タンク B 低位置雨水貯溜タンク T 高位置雨水貯溜タンク D 太陽電池 E・F・N 集水樋 H・K・G 屋根 L 貯水池 P1 揚水ポンプ P2 噴水ポンプ S 家庭菜園 U 池周辺植物サンクチュアリ Y 溢流パイプ 2 雨水地中浸透パイプ 3 噴水

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 住宅の屋根に降った雨水を貯溜して生活
    水として利用する雨水貯溜タンクを、屋根よりも下方の
    住宅敷地内に配置し、該雨水貯溜タンクからの溢流水ま
    たは貯溜水を案内する貯水池を設け、該貯水池から溢流
    水を浄化して地中に浸透させることを特徴とする雨水貯
    溜利用システムの貯水池。
  2. 【請求項2】 前記貯水池に隣接して、雨水を貯溜する
    埋設型で低位置の雨水地下貯溜タンクを配置したことを
    特徴とする請求項1記載の雨水貯溜利用システムの貯水
    池。
  3. 【請求項3】 前記貯水池に隣接して、中位置の雨水貯
    溜タンクを配置したことを特徴とする請求項1記載の雨
    水貯溜利用システムの貯水池。
  4. 【請求項4】 前記貯水池において、該貯水池内に噴水
    ポンプを配置して、該噴水ポンプから貯溜水を吐出し、
    曝気浄化を行う噴水を配置したことを特徴とする請求項
    1記載の雨水貯溜利用システムの貯水池。
  5. 【請求項5】 前記貯水池において、該貯水池に隣接し
    て、池周辺植物サンクチュアリを配置したことを特徴と
    する請求項1記載の雨水貯溜利用システムの貯水池。
JP10072275A 1998-03-20 1998-03-20 雨水貯溜利用システムの貯水池 Granted JPH11269946A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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