JPH11251071A - Elモジュール - Google Patents

Elモジュール

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JPH11251071A
JPH11251071A JP10052116A JP5211698A JPH11251071A JP H11251071 A JPH11251071 A JP H11251071A JP 10052116 A JP10052116 A JP 10052116A JP 5211698 A JP5211698 A JP 5211698A JP H11251071 A JPH11251071 A JP H11251071A
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sheet
transparent electrode
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circuit board
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秀嗣 池田
Koji Hirose
孝二 広瀬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ELモジュールの接続部の安定性を高くす
る。 【解決手段】 回路基板1とELシート2とを結合して
なるELモジュールの接続部8における接続電極部9の
周囲のEL構成層を、透明電極層3aから積層順に距離
が大きくなるように形成してある。接続部8を押圧して
接続電極部9,10を当接・接続させたとき、透明電極
シート3の変位が緩やかになるため、復元力を小さくす
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、ELシートとその駆動回
路が実装してある回路基板等とを一体化してなるELモ
ジュールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機その他の電子機器用バックラ
イトの光源として、回路基板とELシートとを一体化し
たELジュールが多く採用されている。ELモジュール
における回路基板とELシートとは、回路基板上に形成
された接続電極部及びELシートの透明電極層上に形成
された接続電極部とを接合することにより電気的に接続
されている。
【0003】図3は従来技術における接続電極部及びそ
の周囲の構造を示すもので、回路基板31にELシート
32が固着してある。ELシート32は透明電極シート
33の背面(図3下面)に透明電極層33aが形成して
あり、この透明電極層側には発光層34、絶縁層35、
背面電極層36及び保護層37が積層してある。回路基
板31とELシート32とを電気的に接続する接続部3
8は、透明電極層33aに形成された接続電極部39と
これと対向するように回路基板31の上面に形成された
接続電極部40とが導電性接着剤41を介して接続して
ある。
【0004】ELシートの接続電極部39の周囲は、各
層34〜37が両電極部を当接可能とするために排除し
てある。両接続電極部39,40はELシートの透明電
極シート33が回路基板側へ接近するように変形した状
態で接合されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、接続
部38における両接続電極部39,40の接合は、EL
シート側の接続電極部39の周囲の各層が排除されて形
成された凹部38aに押し込まれた状態となっており、
透明電極シート33が局部的に変位した状態となってい
る。この状態は透明電極シート33の曲げ応力が大きく
なっており、このために透明電極シートが原位置に復帰
しようとする力(復元力)が大きくなって、接続部にお
ける導通が不安定になっている問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、本発明は、駆動回路が実装してある回路基板とE
Lシートとをそれぞれに形成してある接続電極部同士を
電気的に接続してなるELモジュールについて以下の手
段を採用してある。
【0007】ELシートを構成する透明電極シートに形
成された透明電極層に形成された接続電極部の周囲を透
明電極層上に順次形成してある発光層、絶縁層、背面電
極層を透明電極層からの積層順にELシートに形成され
た接続電極部からの距離が大きくなるように変化させる
ことにより接続電極部同士の接続による透明電極シート
の機械的復元力を弱くして安定した導通状態としてあ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明のELモジュールは、駆動
回路が実装してある回路基板とELシートとを、両者に
それぞれ形成してある接続電極部同士で電気的に接続さ
せたものである。ELシートの接続電極部は、透明電極
シートに形成された透明電極層に形成してあり、その周
囲ではこのELシートの透明電極層に順次積層形成して
ある発光層、絶縁層、背面電極層は、透明電極層からの
積層順に当該ELシートの接続電極部からの距離が大き
くなっている。
【0009】
【実施例】図2は、ELモジュールにおける回路基板1
とELシート2とを結合する前の状態を示している。E
Lシート2は、ポリエチレンテレフタレート(PET)
からなる透明電極シート3の背面(図2下面)にITO
からなる透明電極層3aを形成したものからなり、透明
電極シート3の背面側に次の各層を形成してある。すな
わち、透明電極層3aの背面に発光層4、絶縁層5、背
面電極層6、保護層7が順次積層してある。
【0010】回路基板1とELシート2とを電気的に導
通させる接続部8は、後述の両接続電極部を当接させる
ために透明電極層3aの周囲の各層を排除してある。接
続部8における透明電極層3a上には、ELシート側の
接続電極部9が設けてある。透明電極層側の接続電極部
9は、透明電極層上にカーボン地を形成し、さらにその
上に銀を印刷することにより形成してある。
【0011】回路基板1上の接続電極部9と対向する位
置には回路基板1側の接続電極部10が設けてある。回
路基板1側の接続電極部10は、回路基板1上に銅箔を
印刷することにより形成されている。接続電極部10は
回路基板1の背面に実装されているELシート2の駆動
回路または接地回路(図示略)と導通させてある。透明
電極層3a側の接続電極部9の上には、導電性フィラー
を含有させてある異方導電性接着剤11をスクリーン印
刷により形成してある。
【0012】図1に接続電極部同士の接合状態を示す。
図示してあるように、回路基板1とELシート2とは位
置合わせ後、回路基板と保護面との当接面は通常の接着
剤で接合し、接続部8における両接続電極部9,10
は、異方導電性接着剤11を介して電気的導通可能に接
合されている。この状態下においては、接続部8におけ
る透明電極シート3は、回路基板1側に変形している。
しかし、ELシート2の各層が透明電極層3aからの積
層順に接続電極部9からの距離が大きくなっている(ス
ロープ状)ので、透明電極シート3の前面側を押圧する
ことにより接続電極部9,10同士が当接した状態にな
っても、透明電極シートの断面は急激な変形をせず、し
たがって曲げ応力が小さくなっている。こうしてこの部
分における透明電極シートの復元力を小さくすることが
できるので、接続部8が剥離することがなくなり接続部
における導通の安定性が得られる。
【0013】これらの寸法の具体例としては、例えば設
計上接続電極部9の外周から1.0mm離れた場所から
発光領域とする場合に、接続電極部からの各距離をそれ
ぞれ以下のように設定してある。すなわち、発光層4を
0.5mm、絶縁層5を0.7mm、背面電極層6を
1.0mm、保護層7を1.2mmと順次大きくしてあ
る。因みに上記各層の厚さは、発光層4が25μm、絶
縁層5が40μm、背面電極層6が15μm、保護層7
が20μmであり、全体で100μmとなっているの
で、これを従来例のごとく凹部38aを直立状態とする
と(図3参照)、透明電極シートの変形の度合いが大き
くなっていることが判る。
【0014】上記実施例では、各層の接続電極部9から
の距離を順次大きくするようにしてあるが、これを交互
にしたり発光層4と絶縁層5及び背面電極層6と保護層
7というような組み合わせたものをそれぞれ異なる距離
にするようにしても透明電極層の復元力を小さくするこ
とができる。
【0015】本発明によれば、接続部8における透明電
極シート3の復元力を小さくすることができるのでEL
モジュールにおける安定した電気的接続が得られる。な
お、接続電極部同士の接合は異方導電性接着剤に限定さ
れるものではなく、通常の導電性接着剤やホットメルト
によって接合するようにしてもよい。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、接続部における透明電
極シートの復元力を小さくすることができるのでELモ
ジュールにおける安定した電気的接続が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の断面図である。
【図2】一実施例側の接合側の状態を示す断面図であ
る。
【図3】従来例の断面図である。
【符号の説明】
1 回路基板 2 ELシート 3 透明電極シート 3a 透明電極層 4 発光層 5 絶縁層 6 背面電極層 9,10 接続電極部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動回路が実装してある回路基板とEL
    シートとは、両者にそれぞれ形成してある接続電極部同
    士を電気的に接続させてあり、 上記ELシートの接続電極部は、透明電極シートに形成
    された透明電極層に形成してあり、 上記ELシートの接続電極部の周囲では、上記ELシー
    トの上記透明電極層に順次積層形成してある発光層、絶
    縁層、背面電極層は、上記電極層からの積層順に当該E
    Lシートの接続電極部からの距離が大きくなっているこ
    とを特徴とするELモジュール。
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