JPH11241456A - 多角形断面構造用部材及び多角形断面構造 - Google Patents

多角形断面構造用部材及び多角形断面構造

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JPH11241456A
JPH11241456A JP9985598A JP9985598A JPH11241456A JP H11241456 A JPH11241456 A JP H11241456A JP 9985598 A JP9985598 A JP 9985598A JP 9985598 A JP9985598 A JP 9985598A JP H11241456 A JPH11241456 A JP H11241456A
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Japan
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polygonal cross
column base
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polygonal
flange
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JP9985598A
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Inventor
Shingo Mizutani
慎吾 水谷
Takashi Okamoto
隆 岡本
Kumar Sathish
クマール サティッシュ
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、現場までの道路事情に左右される
ことのない多角形断面構造を提供する。 【解決手段】 図1に示す柱脚用部材11は、圧延加工
等により作成された断面略ム字状の部材であり、長手全
長にわたってフランジ11aが両縁に形成された板状体
である。フランジ11aにはボルト孔が所要箇所に開孔
されている。フランジ11aは、従来技術の縦方向補剛
材の働きをするように板厚、高さが設定されている。第
1の実施の形態においては、両端は、開放されており、
後述する端面鋼板は用いられていない。この柱脚用部材
11のフランジ11aの寸法は、ウェブ11bを補剛
板、フランジ11aを補剛材と考えた場合の、道路橋示
方書に記載されている補剛材の必要剛比を満足するよう
に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋼製の多角形断面
構造に係り、特に柱脚、橋脚に用いて好適な多角形断面
構造に関するものである。
【0002】
【従来技術】鋼製橋脚は円形断面又は矩形断面が用いら
れる場合が多いが、最近では、陰影を付けて細長くスマ
ートに見せるという景観上の理由から多角形断面が採用
される場合もある。
【0003】斯かる多角形断面の橋脚は、工場において
長さ10m程の補剛断面柱(外径1〜3.5m)を製作
し、その補剛断面柱をトレーラー、トラック等により建
設現場へ運搬する。建設現場においては、補剛断面柱同
士をボルト接合により高さ方向へ継いで橋脚を建設して
いる。
【0004】一方、図22に示すような、コンクリート
充填橋脚の分野では、多角形断面の鋼型枠をボルト接合
により形成する構造体119が提案されている(特開平
5−263404号)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術には以下に掲げる問題点があった。補剛断面柱の大き
さを決定するの当たり、工事現場までの道路事情を考慮
しなければならなかった。すなわち、補剛断面柱をトレ
ーラー等により建設現場へ運搬しているため、工事現場
までの道路事情から進入可能なトレーラー等を決定し、
当該トレーラーで運搬可能な橋脚を設計しなければなら
なかった。
【0006】また、特開平5−263404号公報にて
開示された構造体は、コンクリート充填を前提とした
「型枠」であり、単体では柱脚として成り立たない。
【0007】本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、現場までの道路事
情に左右されることのない多角形断面構造を提供する点
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
すべく以下に掲げる構成とした。請求項1記載の発明の
要旨は、断面が多角形をなす多角形断面構造体を構築す
るために用いられる多角形断面構造用部材であって、ウ
ェブの両縁部の同一面側にフランジを有し、該フランジ
にはボルト孔が設けられ、各フランジ同士をボルトによ
り接合して前記多角形断面構造が構築されることを特徴
とする多角形断面構造用部材に存する。請求項2記載の
発明の要旨は、前記フランジが設けられた側に前記ウェ
ブが屈曲されていることを特徴とする請求項1記載の多
角形断面構造用部材に存する。請求項3記載の発明の要
旨は、前記フランジが設けられた側に前記ウェブがその
幅方向中央において屈曲されていることを特徴とする請
求項1記載の多角形断面構造用部材に存する。請求項4
記載の発明の要旨は、端面に平行な仕切板が設けられた
請求項1乃至3のいずれかに記載の多角形断面構造用部
材に存する。。請求項5記載の発明の要旨は、端面に
は、それを閉塞する端面鋼板が設けられていることを特
徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の多角形断面
構造用部材に存する。請求項6記載の発明の要旨は、橋
脚、柱脚その他の構造物に用いられる多角形断面構造で
あって、請求項1乃至5のいずれかに記載の多角形断面
構造部材のフランジ同士がボルト接合されて構築されて
いることを特徴とする多角形断面構造に存する。請求項
7記載の発明の要旨は、前記フランジ同士がボルト接合
された状態において、同一平面上に存する前記仕切板又
は前記端面鋼板が結合鋼板により結合されていることを
特徴とする請求項6に記載の多角形断面構造用構造。請
求項8記載の発明の要旨は、請求項4に記載の前記仕切
板と、請求項5に記載の前記端面鋼板とが互いに同一平
面上に存するように高さ方向において千鳥状に配置され
て、前記フランジがボルト接合されていることを特徴と
する請求項6又は7に記載の多角形断面構造に存する。
請求項9記載の発明の要旨は、前記仕切板又は/及び前
記端面鋼板並びに前記フランジを挿入可能な溝が形成さ
れた固定用ブロックにより前記多角形断面構造用部材が
固定されていることを特徴とする請求項6乃至8のいず
れかに記載の多角形断面構造に存する。
【0009】
【発明の実施の形態】上記発明の各実施の形態を図面に
基づいて説明する。
【0010】(第1の実施の形態)本発明の柱脚(多角
形断面構造)の平面図を図1に示す。図1に示す柱脚1
0は、断面が六角形をなし、一つの断面内において一つ
の柱脚用部材(多角形断面構造用部材)11が多角形の
1辺を形成している。断面の大きさによっては、図2又
は図3に示す柱脚10'、10"のように複数の柱脚用部
材11'、11"を用いて多角形の1辺を形成することが
可能である。
【0011】図1に示す柱脚用部材11は、圧延加工等
により作成された断面略ム字状の部材であり、長手全長
にわたってフランジ11aが両縁に形成された板状体で
ある。フランジ11aにはボルト孔が所要箇所に開孔さ
れている。フランジ11aは、従来技術の縦方向補剛材
の働きをするように板厚、高さが設定されている。第1
の実施の形態においては、両端は、開放されており、後
述する端面鋼板は用いられていない。この柱脚用部材1
1のフランジ11aの寸法は、ウェブ11bを補剛板、
フランジ11aを補剛材と考えた場合の、道路橋示方書
に記載されている補剛材の必要剛比を満足するように設
定する。
【0012】図1に示す柱脚10の全体図を図4に示
す。この際、柱脚10の水平方向の接合面11cが同一
断面となると、その面が弱点となるため、接合面11c
が千鳥状となるように配置されている。隣接する柱脚用
部材11は、互いのフランジ11a同士をボルト接合さ
れている。ウェブ11bが柱脚10の外側面をなす。上
下方向の柱脚用部材11は、端面が接している上下両フ
ランジ11aにあて板等を沿わせてボルト接合されて固
定されている。フランジ11a同士を接合する、図1に
示すフランジ部11aのボルトV本数は、地震などの外
力に対して必要せん断力を満足する本数とする。なお、
千鳥状に配設したことにより生じる上下端部には短尺の
柱脚用部材12が用いられている。
【0013】第1の実施の形態に係る柱脚10は以上の
ように構成されているので以下に掲げる効果を奏する。
【0014】柱脚10は、多角形断面構造用部材のフラ
ンジ同士、端面鋼板同士をボルト接合して現場にて構築
可能であるため、小型のトラックでも運搬が可能であ
り、設計に際して道路事情を考慮しないで済む。
【0015】また、柱脚用部材11のフランジ11a同
士をボルト接合しているため、現場での溶接作業を要す
ることもない。
【0016】また、柱脚用部材11のフランジ11a
は、道路橋示方書の縦方向補剛材として作用する。
【0017】また、柱脚用部材11のウェブ11bの大
きさとフランジ11aの大きさを適切に定めることによ
り、多種の設計要求(幅厚比パラメータ、補剛材剛比)
に対応可能である。
【0018】また、フランジ11aが剛性を有し、高さ
方向に接合されており、構造的に柱脚10として十分に
成り立つ。
【0019】(第2の実施の形態)図5に示すように、
第2の実施の形態に係る柱脚用部材21は、圧延等によ
り製作された部材であり、第1の実施の形態と同様に、
フランジ21aが形成されている。上下両端面には、そ
れらを閉塞するようにボルト孔22aを有する端面鋼板
22が固定されている。また、図6に示すように柱脚用
部材21の中間部に仕切板23を配置することも可能で
ある。柱脚用部材21の1本の長さは従来の鋼製橋脚の
ダイアフラムの間隔の約2倍とし、端面鋼板22は工場
において溶接されている。
【0020】建設現場に於いては、図7に示すように縦
方向の端面鋼板22同士及び横方向のフランジ21a同
士を相互にボルト締結して多角形柱脚を形成する。図7
には多角形柱脚の一部を示している。図6に示す仕切板
23が有る場合は、図8に示すように隣り合う柱脚用部
材21の端面鋼板22と仕切板23が同一断面を形成す
るように、柱脚用部材21を高さ方向において千鳥状に
配置されている。鉛直方向の接合は、上下に接する端部
鋼板22同士をそれらに開孔されたボルト孔22aにボ
ルト(図示略)を挿通して締結することにより行われ
る。なお、フランジ部21a同士の接合の為のボルトの
本数は、地震などの外力に対して必要せん断力を満足す
る本数とし、端部鋼板22同士の接合の為のボルトの本
数は、地震などの外力に対して必要引張力を満足する本
数とする。
【0021】第2の実施の形態に斯かる柱脚によれば、
端面鋼板及び仕切板が横方向補剛材として機能し、各柱
脚用部材が一体化して挙動するように断面を保持するこ
とができる。
【0022】(第3の実施の形態)図9に示すように第
3の実施の形態に係る柱脚30は、一つおきの柱脚用部
材31の端面鋼板32が結合鋼板34により接合されて
いる。図10に示す結合鋼板36は、隣り合う柱脚用部
材31の端面鋼板32と仕切板33とを接合している。
斯かる結合鋼板34,36によれば、柱脚用部材31の
挙動を一体化させ、耐震力を向上させることができる。
【0023】なお、本実施の形態のごとく端面鋼板32
及び仕切板33を設けた場合には、図11に示す如き固
定用ブロック37を用いて柱脚用部材31同士を固定す
ることができる。この固定用ブロック37は、図12に
示すようにフランジ31a並びに端面鋼板32及び仕切
板33が挿入可能な溝37aが底面に設けられている。
斯かる固定用ブロック37により各柱脚用部材31同士
を強固に固定することができる。
【0024】(実施例)本発明の実施例を図面に基づい
て説明する。ここでは、図13に示すように外径2mの
六角形断面、高さ14m、及び地震時の慣性力が140
tonfの鋼製橋脚40を想定する。
【0025】FlOTM24の高カボルト(許容剪断力
5.6tonf/ボルト)を用いると、図14に示すよ
うに向かい合う2面のフランジ41aあたり18本のボ
ルトが必要となる。また、耐震性を高めるために縦方向
補剛材の剛比γを線形座屈理論から求まる必要剛比γ*
の3倍を満足するように断面設計すると、鋼製橋脚用部
材41の板厚t=2.5cm、フランジ41aの長さL
=18cm、端面鋼板42の板厚3・8cm、仕切板4
3の板厚2.5cmとなる。鋼製橋脚用部材41の1本
の長さを4mとすると、図14に示すようなボルト孔4
1avの配置となる。
【0026】上記実施の形態中で引用した図3に示す柱
脚10"では、六角形断面の鋼製橋脚40を形成するよ
うにコーナー部柱脚用部材11"のフランジ11a"とウ
ェブ11b"のなす角度を45゜としているが、図15
に示す柱脚40では八角形断面橋脚を形成するようにコ
ーナー部柱脚用部材41'のフランジ41a'とウェブ4
1b'のなす角度を67.5゜としている。このよう
に、コーナー部柱脚用部材41'のフランジ41a'とウ
ェブ41b'のなす角度を適切に定めることにより、任
意の多角形断面の鋼製橋脚40を形成することが可能で
ある。
【0027】また、図16に示すように、テーパーを付
けた多角形断面構造50にすることもできる。係る多角
形断面構造用部材51は、ウェブに一端から他端に向か
うにつれテーパーを付けておけばよい。
【0028】(第4の実施の形態)図17に示すよう
に、第4の実施の形態に係る柱脚60は、断面略6角形
をなしている。柱脚60を構成する柱脚用部材61は、
図18に示すように、フランジ61aが設けられた側に
ウェブ61bがその幅方向中央において屈曲されてお
り、横断面視において一辺が開放された五角形をなして
いる。両端面には端面鋼板62が設けられている。な
お、図19に示すように長さ方向中央部に仕切板63を
設けることもできる。
【0029】図20に示す柱脚60’では、柱脚用部材
61間に断面コの字状の辺延長部材65が介設されてい
る。また、図21に示す柱脚70のごとく断面8角形に
することもできる。
【0030】図17乃至図20に示す柱脚用部材61の
ウェブ61bの折れ角は120゜である。図21に示す
柱脚70のそれは135゜である。
【0031】第4の実施の形態に係る柱脚用部材60,
70のように前記折れ角を任意に定めることにより任意
の多角形断面の柱脚を構築することができる。なお、有
限要素法による弾性座屈解析により、16角形以下(前
記折れ角が157.5゜以下)であれば、角が座屈の節
として働くことを確認している。
【0032】なお、本実施の形態及び実施例においては
柱脚に適用されたが、本発明はそれに限定されず、例え
ば、橋脚、柱、タワー、煙突、ケーソン、トンネル等、
本発明を適用する上で好適な構造体に適用することがで
きる。
【0033】また、上記構成部材の数、位置、形状等は
上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好
適な数、位置、形状等にすることができる。なお、各図
において、同一構成要素には同一符号を付している。
【0034】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているた
め、次に示す効果を奏する。本発明に係る多角形断面構
造は、多角形断面構造用部材のフランジ同士、端面鋼板
同士をボルト接合して構築されるので、設計や施工に際
して道路事情を考慮することを不要にすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る柱脚の平面図
である。
【図2】第1の実施の形態の他の変形例に係る、2部材
で1辺を形成するときの柱脚の平面図である。
【図3】第1の実施の形態のその他の変形例に係る、3
部材で1辺を形成するときの柱脚の平面図である。
【図4】本発明の柱脚の全体斜視図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る柱脚用部材を
示す斜視図である。
【図6】第2の実施の形態の他の変形例に係る、端面鋼
板と仕切板を有する柱脚用部材を示す斜視図である。
【図7】図5に示す柱脚用部材の接合状態を示す斜視図
である。
【図8】図6に示す柱脚用部材の接合状態を示す斜視図
である。
【図9】本発明の第3の実施の形態に係る柱脚を示す斜
視図である。
【図10】第3の実施の形態の他の変形例に係る柱脚を
示す斜視図である。
【図11】第3の実施の形態に係る固定用ブロックの固
定状態を示す斜視図である。
【図12】図11に示す固定用ブロックの斜視図であ
る。
【図13】本発明の実施例に係る想定橋脚を示す正面概
念図である。
【図14】図13に示される橋脚に用いられる柱脚用部
材を示す斜視図である。
【図15】本発明の第二の実施例の柱脚の断面図であ
る。
【図16】本発明に係る柱脚用部材を用いたテーパー橋
脚(多角形断面構造)を示す斜視図である。
【図17】第4の実施の形態に係る柱脚の平面図であ
る。
【図18】本発明の第4の実施の形態に係る柱脚用部材
を示す斜視図である。
【図19】第4の実施の形態の他の変形例に係る、端面
鋼板と仕切板を有する柱脚用部材を示す斜視図である。
【図20】第4の実施の形態の他の変形例に係る、柱脚
の平面図である。
【図21】第4の実施の形態のその他の変形例に係る、
柱脚の平面図である。
【図22】従来の断面多角形合成橋脚の鋼型枠である。
【符号の説明】
V ボルト 10,10'、10"、30 柱脚(多角形断面構造) 11,11'、11"、12,21,31 柱脚用部材
(多角形断面構造用部材) 11a、31a フランジ 11b ウェブ 11c 接合面 22、32 端面鋼板 22a ボルト孔 23、33 仕切板 34 結合鋼板 35 ボルト孔 36 結合鋼板 37 固定用ブロック 37a 溝 40 鋼製橋脚 41 柱脚用部材 41' コーナー部柱脚用部材 41a、41a' フランジ 41av ボルト孔 41b、41b' ウェブ 42 端面鋼板 43 仕切板 50 多角形断面構造 51 多角形断面構造用部材 60 柱脚 61 柱脚用部材 61a フランジ 61b ウェブ 62 端面鋼板 63 仕切板 65 辺延長部材 70 柱脚 71 柱脚用部材 111a、111b、111c 単位溝鋼型枠 119 構造体

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面が多角形をなす多角形断面構造体を
    構築するために用いられる多角形断面構造用部材であっ
    て、ウェブの両縁部の同一面側にフランジを有し、該フ
    ランジにはボルト孔が設けられ、各フランジ同士をボル
    トにより接合して前記多角形断面構造が構築されること
    を特徴とする多角形断面構造用部材。
  2. 【請求項2】 前記フランジが設けられた側に前記ウェ
    ブが屈曲されていることを特徴とする請求項1記載の多
    角形断面構造用部材。
  3. 【請求項3】 前記フランジが設けられた側に前記ウェ
    ブがその幅方向中央において屈曲されていることを特徴
    とする請求項1記載の多角形断面構造用部材。
  4. 【請求項4】 端面に平行な仕切板が設けられた請求項
    1乃至3のいずれかに記載の多角形断面構造用部材。
  5. 【請求項5】 端面には、それを閉塞する端面鋼板が設
    けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれ
    かに記載の多角形断面構造用部材。
  6. 【請求項6】 橋脚、柱脚その他の構造物に用いられる
    多角形断面構造であって、請求項1乃至5のいずれかに
    記載の多角形断面構造部材のフランジ同士がボルト接合
    されて構築されていることを特徴とする多角形断面構
    造。
  7. 【請求項7】 前記フランジ同士がボルト接合された状
    態において、同一平面上に存する前記仕切板又は前記端
    面鋼板が結合鋼板により結合されていることを特徴とす
    る請求項6に記載の多角形断面構造用構造。
  8. 【請求項8】 請求項4に記載の前記仕切板と、請求項
    5に記載の前記端面鋼板とが互いに同一平面上に存する
    ように高さ方向において千鳥状に配置されて、前記フラ
    ンジがボルト接合されていることを特徴とする請求項6
    又は7に記載の多角形断面構造。
  9. 【請求項9】 前記仕切板又は/及び前記端面鋼板並び
    に前記フランジを挿入可能な溝が形成された固定用ブロ
    ックにより前記多角形断面構造用部材が固定されている
    ことを特徴とする請求項6乃至8のいずれかに記載の多
    角形断面構造。
JP9985598A 1997-12-26 1998-03-30 多角形断面構造用部材及び多角形断面構造 Pending JPH11241456A (ja)

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