JPH11240403A - 車両乗員拘束システムのガス・バッグ・モジュール - Google Patents

車両乗員拘束システムのガス・バッグ・モジュール

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JPH11240403A
JPH11240403A JP10348963A JP34896398A JPH11240403A JP H11240403 A JPH11240403 A JP H11240403A JP 10348963 A JP10348963 A JP 10348963A JP 34896398 A JP34896398 A JP 34896398A JP H11240403 A JPH11240403 A JP H11240403A
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JP
Japan
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gas bag
gas
bag module
module according
jacket
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Application number
JP10348963A
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English (en)
Inventor
Heilig Alexander
ハイリッヒ アレグザンダー
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TRW Occupant Restraint Systems GmbH
Original Assignee
TRW Occupant Restraint Systems GmbH
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Filing date
Publication date
Application filed by TRW Occupant Restraint Systems GmbH filed Critical TRW Occupant Restraint Systems GmbH
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Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/20Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
    • B60R21/217Inflation fluid source retainers, e.g. reaction canisters; Connection of bags, covers, diffusers or inflation fluid sources therewith or together
    • B60R21/2171Inflation fluid source retainers, e.g. reaction canisters; Connection of bags, covers, diffusers or inflation fluid sources therewith or together specially adapted for elongated cylindrical or bottle-like inflators with a symmetry axis perpendicular to the main direction of bag deployment, e.g. extruded reaction canisters
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/20Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
    • B60R21/215Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components characterised by the covers for the inflatable member
    • B60R21/2155Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components characterised by the covers for the inflatable member with complex motion of the cover; Retraction under the lining during opening

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガス・バッグ・モジュールのカバーが開放す
る前にガス・バッグ内に高い圧力を作用することのない
車両乗員拘束システムのガス・バッグ・モジュールの提
供。 【解決手段】 外被12、その中に配置されるガス・バ
ッグ14、ガス・バッグ14に圧縮空気を充填するガス
発生装置16、およびガス・バッグ14が外被12から
出現できるよう車内に対して外被12を閉鎖するカバー
を備えた車両乗員拘束システムのガス・バッグ・モジュ
ール。カバー18,20;21と結合するが、それから
間隔をあけた支持要素44,46を設け、これはガス発
生装置16の起動後に、ガス発生装置16によって発生
した圧縮ガスから生じる力に曝されて、カバー18,2
0;21に開放位置へのバイアスをかけることを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外被(ハウジン
グ)と、その中に配置されたガス・バッグと、ガス・バ
ッグを圧縮ガスで充填するガス発生装置と、車内に対し
て外被を閉じ、ガス発生装置を起動すると、ガス・バッ
グが外被から出現できるようにするために開放するカバ
ーとを備える、車両乗員拘束システムのガス・バッグ・
モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のガス・バッグ・モジュールでは、
ガス発生装置を起動すると、ガス・バッグに圧縮ガスの
力が作用して広がると、ガス・バッグがカバーにかける
力によって、カバーは開く。車両の平常運転時には、ガ
ス・バッグ・モジュールのカバーが可能な限り見えない
ようにされるので、通常、車内から見えるカバーの面上
に連続的な材料の層が構築され、その材料の層には所定
の破壊点を設ける。カバーを開放するには、まず連続的
な材料層を克服しなければならない。その結果、ガス発
生装置を起動すると、比較的高圧をガス・バッグの内部
に蓄積するだけで、連続的な材料層が降伏し、ガス・バ
ッグが車内で広がれるようカバーを開放することができ
る。この圧力は、カバーが開放する前に到達し、以降の
ガス・バッグ拡張行程中に内部で発生する圧力より非常
に高い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このカバーの開放プロ
セス(作用)開始前のガス・バッグの過度に高い圧力
は、多くの観点から不利であることが証明されている。
高い圧力により、ガス・バッグとカバーとの間に高い接
触力が生じ、そのために、カバーを引き裂いて開くガス
・バッグが、カバーから損傷を受けないよう、特別な注
意を払わなければならない。また、初期の過度に高い圧
力は、ガス・バッグが広がり、車内に位置を定める態様
にとっても不利である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、ガス発生装置
の点火後およびカバーの開放プロセス前に、ガス・バッ
グ内に過度に高い圧力が蓄積しないガス・バッグ・モジ
ュールを提供する。これは、本発明によると、カバーと
結合しているものの、該カバーとは空間的に分離され、
ガス発生装置の起動後にガス発生装置が発生した圧縮ガ
スによる力を受け、カバーを開放位置へ偏倚させる支持
要素を設けることによって、冒頭に言及した型式のガス
・バッグ・モジュールにて達成される。したがって、カ
バーは追加に設けた支持要素によって開放し、この要素
は、必要な空間があり、且つ開放へのてこの作用が良好
になる、ガス・バッグ・モジュール内の所望の適切な位
置に配置することができる。
【0005】カバーを、モジュールの縦方向に延在する
旋回軸を中心とする旋回板によって、旋回可能な状態で
外被に装着する措置をとることが好ましい。カバーの開
放は、実際、これが一方の縦縁によって外被と結合し、
その結果、それを中心に旋回するというのではなく、追
加に設けた構成要素によって外被と接続する場合に容易
になる。この方法で、実際、カバーが開放時に旋回する
半径を拡大することができ、これは、利用できる応力中
心距離が長くなるので、カバーの開放に必要な力に有利
な効果をもたらす。また、カバーのより有利な運動経路
を達成することができる。
【0006】支持要素を旋回板に装着する措置を、追加
で設けることが好ましい。あるいは、支持要素が旋回板
の一部であるという措置をとることもできる。ガス発生
装置の発生した圧縮ガスから生じ、支持要素に作用する
力を、この方法で、旋回板に直接導入することができ、
それにカバーも接続されており、したがって力の損失な
くカバーが開放される。旋回板を外被の外側に装着し、
支持要素が外被の壁にある開口部を通って外被内に突き
出す措置を、さらにとることが好ましい。この方法で、
ガス・バッグ・モジュールの特にコンパクトな構造がつ
くられ、ガス発生装置の起動後に支持要素に作用する力
は、外被の内部に作用する圧力と、外被の外部に作用す
る圧力との差によって生じる。
【0007】また、ガス発生装置とガス・バッグの間に
障壁を設け、ガス発生装置の起動直後に、発生した圧縮
ガスのガス・バッグへの進入を障壁によって防ぐことが
好ましい。この方法で、ガス発生装置の起動後に、ガス
・バッグは当初、障壁を通って流れる少量の漏れを除く
と、発生した圧縮ガスの作用をまったく受けないことが
保証される。したがって、圧縮ガスは最初、カバーを開
放することにのみ全部が使用される。カバーが開放した
瞬間に、ガス・バッグはまだ完全に、または少なくとも
ほぼ圧力がない状態であり、したがって先行技術のガス
・バッグ・モジュールに伴う上記の問題は発生しない。
そのモジュールでは、ガス・バッグが高圧を受け、まだ
閉じている、あるいは開放したばかりのカバーにもたれ
かかるのである。本発明によるガス・バッグ・モジュー
ルでは、カバーが完全に、あるいは有意の程度まで開放
した後にしか、障壁がつぶれず、圧縮ガスがガス・バッ
グに充填されない。
【0008】障壁の一部として、ガス発生装置とガス・
バッグの間に配置された分割壁を使用し、その壁に少な
くとも1つの通路開口部を設け、初期状態で、通路開口
部は閉じたカバーによって閉じられ、起動状態では、カ
バーが開放して露出するという措置をさらにとることが
好ましい。この分割壁は、カバーの一部としての機能以
外に、外被の強化にも使用することができる。枠の部片
を分割壁として使用することも可能であり、多くのガス
発生装置では、これが外被の上部分に挿入され、ガス・
バッグを外被に固定する働きをする。
【0009】障壁の一部として、例えば滑り要素に加え
て、破裂膜または織物部片を設けることができ、これは
それぞれ、初期状態では、つまりガス発生装置の起動直
後には、圧縮ガスがガス発生装置からガス・バッグ内へ
流れるのを防止する。滑り要素および破裂膜は、分割壁
と直接接触して構築することが好ましく、織物部片は、
分割壁から間隔をあけて使用することができる。また、
外被の基部領域に旋回軸を配置する措置をとることが好
ましい。また、旋回軸を外被の縦方向の中心面に配置す
ると有利である。この構造で、特に有利なカバーの運動
経路が生じる。というのは、開放時に、このカバーは外
および下方向に下がり、つまり計器板など、それを囲む
領域の下に消えるのである。車両の乗員の方向に開放す
る、当技術分野で知られるカバーに対して、車両乗員が
カバーに当たる危険がない。
【0010】最後に、閉鎖状態のカバーの範囲の方向に
少なくともほぼ平行な方向に沿って、ガス発生装置から
発生した圧縮ガスによって生じる力に曝されるよう、支
持要素を配置する措置をとることが好ましい。この方法
で、圧縮ガスから生じる力が、カバーの開放運動に最適
に変換される。これは、先行技術とは大きく異なる。先
行技術では、カバーは、開放する場合、少なくとも開放
運動の開始時、通常はカバーに垂直に作用する力がかか
る。本発明の有利な発展形は、従属請求項から明白にな
る。以下、本発明を、添付図面に示す好ましい実施形態
の助けにより説明する。
【0011】
【実施形態】図1では、本発明の第1の実施形態による
ガス・バッグ・モジュール10が、断面図で示されてい
る。ガス・バッグ・モジュールは通常、外被(ハウジン
グ)12、その中に配置されたガス・バッグ14、ガス
・バッグ14に圧縮ガスを充填するガス発生装置16、
および2つの構成要素18,20から成り且つガス・バ
ッグ14を覆うカバーで構成される。ガス・バッグ・モ
ジュール10は、カバー18,20が例えば計器板22
と面一になるような方法で、車両内に配置される。ガス
・バッグ14は、ガス発生装置16の起動後に、それが
提供する圧縮ガスによって広げることができ、したがっ
てガス・バッグ14は車両の内部に位置し、車両の乗員
に拘束効果を与える。
【0012】カバーの構成要素18,20はそれぞれ、
旋回板24,26によって、外被12上に旋回可能な状
態で関節状に結合され、ガス・バッグ・モジュールの縦
方向中心面の旋回軸Cは、外被の基部に沿って縦軸に平
行に延在する。各旋回板24,26はU字形断面であ
り、旋回軸Cから始まって、外被12の外面上をその基
部に沿い、外被の縦方向下縁に向かって外側に延び、そ
こから始まって、外被の側壁に沿って上方向に、次にカ
バーの対応する構成要素18,20の下側に沿って、ガ
ス・バッグ・モジュールの縦方向中心面に向かって延在
する。カバーの対応する構成要素18,20は、外被の
上面に延在する旋回板24,26の部分にしっかり接続
される。カバーの2つの構成要素18,20は、ガス・
バッグ・モジュールの縦方向中心面の領域で互いに隣接
し、階段状の接触区間28が設けられる。
【0013】外被の内部で、ガス発生装置16が配置さ
れている領域と畳まれたガス・バッグ14が配置されて
いる領域との間に、分割壁30が配置される。この分割
壁は、外被の側壁と接続し、ガス・バッグ14を外被1
2上に装着するのに使用できる。分割壁30には、ガス
・バッグ14の内部に至る2つの通路開口部32,34
を設ける。
【0014】滑り板36,38は、側縁に沿って外被1
2の基部に旋回可能な状態で装着される。これらの滑り
板は、休止状態で外被を斜め内側に延在し、ガス発生装
置16を過ぎて分割壁30に向かう。滑り要素40,4
2が、外被12の基部とは反対に面する各滑り板36,
38の端部に設けられ、滑り要素40,42は板状に構
成され、対応する滑り板36,38に対して、分割30
に平行に延在するような角度を有する。外被12の基
部、滑り板36,38および滑り要素40,42は、休
止状態では閉鎖し、内部にガス発生装置16が配置され
た作業室を、外被の端面とともに形成する。
【0015】ガス発生装置16とは反対側に面する各滑
り板36,38の面には、支持要素44,46があり、
これは対応する旋回板24,26と一体の突起として構
成される。各支持要素は、旋回板24,26が配置され
た外被の外面から外被の内部へと延在し、外被の側壁に
構築された開口部48,50を通って、滑り板36,3
8と接触する。
【0016】ガス発生装置16を起動すると、休止状態
から始まって、最初に外被12の基部、滑り板36,3
8および滑り要素40,42から形成される作業室52
に圧力がかかる。この状態では、既に提供された圧縮ガ
スはガス・バッグ14に流入できない。作業室52内で
発生した圧力により、滑り板36,38がそれぞれ外被
の側壁に向かって外側に旋回する。こうなると、滑り要
素40,42が互いに且つ分割壁30上にぴったりした
状態で滑り、したがって作業室52は閉鎖したままであ
る。図2では、外側に旋回した滑り板36,38ととも
に、このような状態が図示され、この状態では滑り板は
外被の側壁に平行に延在し、したがって作業室52内に
作用する圧力をカバーの開放力に最適に変換することが
保証される。滑り要素40,42は、通路開口部32,
34の領域で分割壁30に当たる。滑り板36,38
は、外方向への旋回動作時に支持要素44,46を外側
に圧迫し、後者は旋回板24,26を、したがってカバ
ーの構成要素18,24を同伴する。外被12の基部領
域に旋回軸Cがあるという配置構成のせいで、カバーの
構成要素18,20は計器板の下に沈むことができる。
したがって、車両の乗員にカバーが当たる危険はもうな
い。図2に示すようなガス・バッグ・モジュールの状態
では、ガス・バッグ14に圧縮ガスが作用する前に、カ
バー18,20が完全に開くことを特に指摘しておく。
【0017】図3では、作業室52内に発生した圧力の
作用で、滑り板36,38が外被10の側壁へと完全に
旋回した後の、図2のガス・バッグ・モジュールの状態
を示す。この位置で、滑り要素40,42は通路開口部
32、34を露出させ、したがってガス発生装置16の
発生した圧縮ガスは、作業室52から出てガス・バッグ
14へと流れ込み、ガス・バッグを広げることができ
る。作業室52の密封を改善するために、外被12の側
壁にある各開口部48,50の外周に沿って、シール5
4,56を設ける(図4も参照)。支持要素44,46
は、例えばプラスチックの旋回板の場合では、一体突起
として対応する旋回板24,26と一体に形成するか、
金属の旋回板の場合では曲げ突起として形成するか、あ
るいは別個の部品として形成し、旋回板に固定すること
ができる。
【0018】図5から図7では、本発明によるガス・バ
ッグ・モジュールの第2の実施形態が示されている。第
2の実施形態による構造およびガス・バッグ・モジュー
ルの操作モードは、第1の実施形態にほぼ対応している
ので、以下では2つの実施形態の違いのみ記入する。同
じ機能を有する第1の実施形態の構造的要素に対応する
第2の実施形態の構造的要素は、同じ参照番号で示され
る。第2の実施形態の分割壁30は、曲率中心が旋回軸
Cとほぼ一致して湾曲するよう構築される。また、滑り
要素40,42は、同じ方法で湾曲するように構築さ
れ、その結果、滑り要素と分割壁とは全体的に接触す
る。また、各支持要素40,42に密封要素60,62
が設けられ、密封要素60,62は、休止状態でガス発
生装置16の外壁に当たり、支持要素44,46および
滑り要素40,42とともに作業室52を形成する。そ
の端部でガス発生装置16に当たる領域で、各密封要素
60,62には止め具64,66が設けられ、これは旋
回板24,26の旋回を制限するために設けられてい
る。
【0019】ガス発生装置の起動後、まず作業室52
に、ガス発生装置16から提供された圧縮ガスが作用す
る。滑り要素40,42が分割壁30の通路開口部3
2,34を閉鎖するにつれ、室52内に作用する圧力が
支持要素44,46を外方向に押しやり、これによって
カバー18,20が開放される。図6では、滑り要素4
0、42がまだ分割壁30の通路開口部32,34を閉
鎖している状態で、ガス・バッグ・モジュール10が示
されている。カバー18,20は既に完全に開放し、ガ
ス・バッグ14には圧縮ガスが作用していない。密封要
素60,62は、開口部48,50と突き当たることに
よって、ぴったりした態様で作業室52を閉鎖する。
【0020】図7では、旋回板24,26が完全に外側
に旋回し、ガス・バッグ14が広がった状態で、ガス・
バッグ・モジュール10が示されている。密封要素6
0,62の止め具64,66は、各開口部48,50の
下縁と噛み合い、したがって外方向への旋回性を制限す
る。作業室52は、旋回板24,26のどの位置でも、
密封要素60,62を開口部48,50の下縁に突き当
て、滑り要素40,42を分割壁30に突き当てること
によって密封され、したがって外側への圧力損失が起こ
り得ない。
【0021】図8では、第3の実施形態による本発明の
ガス・バッグ・モジュールが示されている。ここでも、
ガス・バッグ・モジュールの第1の実施形態との違いの
みを述べ、使用する参照番号は、先行する図面から知ら
れる参照番号に対応する。第2の実施形態では、作業室
52は、ガス発生装置16の周囲に配置された第1およ
び第2織物フラップ片70,72から形成される。第1
織物フラップ70は、分割壁30から始まって、旋回板
24に沿ってその上に形成された支持要素44の上を通
り、支持要素46および旋回板26に沿って再び分割壁
30へと延在する。第2織物フラップ72は、旋回板2
4,26上の2つの固定点74,76間に延在する。第
1織物フラップ70は、ガス・バッグ14と一体に構築
でき、こうすると、分割壁30をその内部に配置し、外
被12に接続しなければならない。第1および第2織物
フラップ70、72は、一緒に制御ガス・バッグを形成
し、その内部にガス発生装置16が配置される。
【0022】この実施形態の支持要素は、織物フラップ
60が圧縮ガスの作用を受けると直接もたれかかる領域
を有する。この領域は、外被の側壁から斜め上方向に外
被中心に向かって延在する各支持要素44,46の区間
によって形成される。
【0023】ガス発生装置16の起動後、第1および第
2織物フラップ70,72によって形成された作業室6
2は、圧縮ガスの作用を受ける。こうなると、第1織物
フラップ70は支持要素44,46に当たり、ある種の
くさび効果が織物部片70から生じて、支持要素上でカ
バーに向かって移動し、カバーの開放プロセスを補助す
る働きをする。旋回板24,26が旋回すると、カバー
の構成要素18,20が計器板22の下で旋回する。
【0024】図9で判かるように、旋回板24,26が
外方向に旋回すると、最後に2つの固定点74,76間
でほぼ直線に延在するまで、第2織物部片72に張力が
かかる。この状態で、ガス・バッグ14が圧縮ガスの作
用を受けずに、カバー18,20は既にほぼ完全に開放
している。というのは、第2織物フラップ72により、
ガス発生装置14の提供する圧縮ガスは通路開口部3
2,34を通ってガス・バッグ14へと流入できないか
らである。この状態の作業室52は、外被12の側壁に
ある開口部48,50に対して、第1織物フラップ70
によって遮断されている。
【0025】図10では、カバー18,20が十分に開
放し、ガス・バッグ14が広がった状態でガス・バッグ
・モジュールが図示されている。第2織物部片72は、
作業室52内でますます高まる圧力の作用で引き裂け、
したがって支持要素44,46に作用する作業室52内
の圧力によって駆動される旋回板24,26が、外側に
旋回している。この状態で、外被12の側壁にある開口
部48,50は、第1織物フラップ70によって密封さ
れ、第1織物フラップは、分割壁30と外被の側壁との
間の接続部から始まって旋回板24,26の固定点7
4,76まで、開口部の上部領域に延在する。ガス発生
装置によって提供された圧縮ガスが開口部48,50を
通って流出することは、このように防止される。
【0026】図11では、本発明によるガス・バッグ・
モジュールの第4の実施形態が図示されている。この実
施形態でも、前述の実施形態からの違いのみを説明す
る。種々の構造的要素は、先行する図面から知られる限
り、同じ参照番号で指示される。第4の実施形態による
ガス・バッグ・モジュールには、一体形成したカバー2
1を設ける。外被に旋回可能な状態で装着するために、
1枚の旋回板24しか使用しない。これは、基部の領域
で外被12の縦中心面に配置された旋回軸Cを中心に旋
回できる。ガス発生装置16は、図11については外被
の右手側に配置され、旋回板24上に構築されて開口部
48を通して外被の内部に突き出す支持要素44は、ガ
ス発生装置16に面する面がそれに適合する輪郭を有す
る。この実施形態の支持要素44も、外被の内部で斜め
に、ガス・バッグ14に向かって移動する織物フラップ
70でくさび効果が生じるように延在する。外被の内部
には第1および第2織物フラップ70,72が設けら
れ、これらは合わせて作業室52を形成する。ガス発生
装置の起動後、この作業室は圧縮ガスの作用を受け、旋
回板24は、支持要素44に作用する圧力のために外側
に旋回する。こうなると、カバー21が計器板22の下
に沈む。
【0027】図12では、カバー21がほぼ完全に開放
した状態でガス・モジュールが図示されている。この状
態で、第1および第2織物部片70,72によって形成
された作業室52はまだ閉じており、したがってガス発
生装置16が提供した圧縮ガスは、通路開口部32,3
4を通ってガス・バッグ14に流入し、それを広げるこ
とができない。作業室52の内部で所定の圧力を超える
と、第2織物部片72が引き裂かれ、圧縮ガスが通路開
口部32,34を通ってガス・バッグ14に流入し、そ
れを広げることができる。第1織物部片70は、外被1
2の側壁にある開口部48を密封し、したがって発生し
た圧縮ガスを十分に使用してガス・バッグ14を充填す
る。
【0028】図14では、本発明によるガス・バッグ・
モジュールの第5の実施形態が図示されている。この実
施形態でも、前述の実施形態からの違いのみを説明す
る。種々の構造的要素は、先行する図面から知られる限
り、同じ参照番号で指示される。第5の実施形態による
ガス・バッグ・モジュールには、支持要素44,46が
外被の内部に延在するのに通る開口部48,50で、密
封する働きをする織物フラップ70を設ける。第3の実
施形態と同様、支持要素44,46には、ガス・バッグ
14に向かう方向および外被の中心面に向かう方向で、
外被12の側壁から斜めに延在する織物フラップ70の
支持領域を設ける。旋回板24,26を補強するため、
補強部分80,82を設ける。
【0029】湾曲した形状で構成される滑り要素40,
42が、支持要素44,46上に設けられる。これら滑
り要素40,42は、第2の実施形態によるガス・バッ
グ・モジュールから知られる。これらは分割壁30と協
力し、これは同様に湾曲した形状で構成される。滑り要
素40,42は、それぞれ接続点84および86によっ
て旋回板24,26の支持要素44,46の上面に固定
される。この接続点で、織物フラップ70も旋回板2
4,26に固定される。接続点は、発生する応力および
使用する材料に適した所望の方法で、リベット、ねじ、
溶接点などで形成することができる。滑り要素42は、
休止状態で分割壁30に直接もたれかかり、滑り要素4
0は、分割壁とは反対に面する面で、滑り要素42に当
たる。
【0030】ガス発生装置16の起動後、それによって
提供される圧縮ガスは、まず作業室52に流入する。こ
れは、滑り要素40,42によってぴったり遮断され、
したがってガス・バッグ14は最初は圧縮ガスの作用を
受けない。織物フラップ70は支持部片44,46にも
たれかかり、それを外側に圧迫して、滑り要素40,4
2の前縁がちょうど互いに接触する図15に示す状態に
到達するまで、カバーの構成要素18,20が開く。カ
バーがすでに大幅に開いたこの状態で、ガス・バッグは
まだ圧縮ガスの作用を受けていない。旋回板24,2
6、およびそれとともにカバーの構成要素がさらに外側
に旋回して初めて、滑り要素40,42は駆動壁30の
通路開口部32,34を露出する。これで、ガス・バッ
グをカバーで傷付けることなく、ガス発生装置が提供し
た圧縮ガスによって、ガス・バッグを車内に向かって広
げることができる(図16参照)。
【0031】ガス・バッグ・モジュールの第6の実施形
態が、図17から図20に図示されている。先行する実
施形態から知られる構成要素は、同じ参照番号で指示さ
れ、これらの構成要素に関しては、上記の説明を参照す
る。第6の実施形態は、第2と第4の実施形態の組合せ
である。1枚の旋回板24を使用し、支持要素44およ
び滑り要素40がこの旋回板に形成されている。さら
に、1つの部片で形成されたカバーが旋回板に接続さ
れ、補強部品25が旋回板と一体形成される(特に図1
7の側面図を参照されたい)。旋回板24の旋回範囲
は、外被12に形成され、支持要素44に形成されたス
ロット内へ突き出し、スロットの端部に形成された止め
具64に突き当たることができる止め鼻65によって制
限される。これは、旋回板24が完全に開放した位置へ
と旋回し、ガス・バッグ14が開いていない状態でガス
・バッグ・モジュールを示す図20で図示されている。
【0032】図示のすべての実施形態で、支持要素は、
比較的大きい空間を使用できる外被12の領域に配置さ
れる。支持要素はそれぞれ、ガス発生装置が提供する圧
縮ガスの作用を受けると、個々の旋回板に力を加え、そ
の力は大部分が、カバーの大きさの方向にほぼ平行に向
く。この方法で、力はカバーの開放運動へと最適に変換
される。これは、従来のガス・バッグ・モジュールと比
較して改良された、カバーの開口部にかかるてこの力に
よって支持される。従来のガス・バッグ・モジュールで
は、カバーにかかってこれを開く力は、カバーにかかる
比較的小さい応力中心距離で作用する。本発明によるガ
ス・バッグ・モジュールでは、より大きい応力中心距離
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】休止状態の、第1の実施形態による本発明のガ
ス・バッグ・モジュールを断面図で示す。
【図2】ガス発生装置を起動した後、ガス・バッグを広
げる前の状態で、図1のガス・バッグ・モジュールを断
面図で示す。
【図3】ガス・バッグを広げた状態で、図1のガス・バ
ッグ・モジュールを示す。
【図4】図1のガス・バッグ・モジュールを部分側断面
図で示す。
【図5】休止状態にある、第2の実施形態による本発明
のガス・バッグ・モジュールを断面図で示す。
【図6】ガス発生装置を起動後の、第2の実施形態によ
る本発明のガス・バッグ・モジュールを断面図で示す。
【図7】ガス・バッグを広げた、第2の実施形態による
本発明のガス・バッグ・モジュールを断面図で示す。
【図8】休止状態にある、第3の実施形態による本発明
のガス・バッグ・モジュールを断面図で示す。
【図9】ガス発生装置を起動後の、第3の実施形態によ
る本発明のガス・バッグ・モジュールを断面図で示す。
【図10】ガス・バッグを広げた、第3の実施形態によ
る本発明のガス・バッグ・モジュールを断面図で示す。
【図11】休止状態にある、第4の実施形態による本発
明のガス・バッグ・モジュールを断面図で示す。
【図12】ガス発生装置を起動後の、第4の実施形態に
よる本発明のガス・バッグ・モジュールを断面図で示
す。
【図13】ガス・バッグを広げた、第4の実施形態によ
る本発明のガス・バッグ・モジュールを断面図で示す。
【図14】休止状態にある、第5の実施形態による本発
明のガス・バッグ・モジュールを断面図で示す。
【図15】ガス発生装置を起動後の、第5の実施形態に
よる本発明のガス・バッグ・モジュールを断面図で示
す。
【図16】ガス・バッグを広げた、第5の実施形態によ
る本発明のガス・バッグ・モジュールを断面図で示す。
【図17】休止状態にある、第6の実施形態による本発
明のガス・バッグ・モジュールを側面図で示す。
【図18】休止状態にある、第6の実施形態による本発
明のガス・バッグ・モジュールを断面図で示す。
【図19】ガス発生装置を起動後の、第6の実施形態に
よる本発明のガス・バッグモジュールを断面図で示す。
【図20】ガス・バッグを広げた、第6の実施形態によ
る本発明のガス・バッグ・モジュールを断面図で示す。
【符号の説明】
10 ガス・バッグ・モジュール 12 外被 14 ガス・バッグ 16 ガス発生装置 18 構成要素 20 構成要素 22 計器板 24 旋回板 26 旋回板 28 接触区間 30 分割壁 32 通路開口部 34 通路開口部 36 滑り板 38 滑り板 40 滑り要素 42 滑り要素 44 支持要素 46 支持要素 48 開口部 50 開口部 52 作業室 54 シール 56 シール 60 密封要素 62 密封要素 64 止め具 65 止め鼻 66 止め具 70 第1織物フラップ 72 第2織物フラップ 74 固定点 76 固定点 80 補強部分 82 補強部分 84 接触点

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外被(12)と、その外被中に配置され
    たガス・バッグ(14)と、ガス・バッグ(14)に圧
    縮ガスを充填するガス発生装置(16)と、車内に対し
    て外被(12)をとざし、ガス発生装置(16)の起動
    後に、ガス・バッグ(14)が外被(12)から出現で
    きるように開くカバー(18,20;21)とを備える
    車両乗員拘束システムのガス・バッグ・モジュール(1
    0)において、 カバー(18,20;21)と結合しているが、該カバ
    ーから間隔をあけ、ガス発生装置(16)の起動後にガ
    ス発生装置(16)が発生した圧縮ガスによる力に曝さ
    れ、カバー(18,20;21)を開放位置へ偏倚させ
    る支持要素(44,46)が設けられることを特徴とす
    るガス・バッグ・モジュール。
  2. 【請求項2】 カバー(18,20;21)が、モジュ
    ール(10)の縦方向に延在する旋回軸(C)を中心
    に、旋回板(24,26)によって外被(12)上に旋
    回可能な状態で装着されることを特徴とする、請求項1
    に記載のガス・バッグ・モジュール。
  3. 【請求項3】 カバー(21)が一体構成であることを
    特徴とする、請求項1または2に記載のガス・バッグ・
    モジュール。
  4. 【請求項4】 カバーが、閉鎖位置にて互いに接触する
    2つの構成要素(18,20)で構成されることを特徴
    とする、請求項1または2に記載のガス・バッグ・モジ
    ュール。
  5. 【請求項5】 支持要素(44,46)が旋回板(2
    4,26)上に装着されることを特徴とする、請求項2
    から4のいずれか一項に記載のガス・バッグ・モジュー
    ル。
  6. 【請求項6】 支持要素(44,46)が旋回板(2
    4,26)の一部であることを特徴とする、請求項2か
    ら4のいずれか一項に記載のガス・バッグ・モジュー
    ル。
  7. 【請求項7】 2枚の旋回板(24,26)が設けら
    れ、各旋回板が外被(12)の縦方向の側部に沿って延
    在することを特徴とする、請求項2および請求項4から
    6のいずれか一項に記載のガス・バッグ・モジュール。
  8. 【請求項8】 旋回板(24,26)が外被(12)の
    外側に装着され、支持要素(44,46)が、外被(1
    2)の壁にある開口部(48,50)を通って外被(1
    2)内に突き出すことを特徴とする、請求項2から7の
    いずれか一項に記載のガス・バッグ・モジュール。
  9. 【請求項9】 ガス発生装置(16)とガス・バッグ
    (14)の間に障壁(30,40,42;72)が設け
    られ、この障壁がガス発生装置(16)の起動直後に、
    ガス発生装置の発生した圧縮ガスがガス・バッグ(1
    4)に入るのを防止することを特徴とする、請求項1か
    ら8のいずれか一項に記載のガス・バッグ・モジュー
    ル。
  10. 【請求項10】 障壁の一部として、ガス発生装置(1
    6)とガス・バッグ(14)との間に配置され、少なく
    とも1つの通路開口部(32,34)を設けた分割壁
    (40)が設けられ、通路開口部(32,34)は初期
    状態では、カバー(18,20;21)が閉じて閉鎖さ
    れ、起動状態ではカバー(18、20;21)が開いて
    露出することを特徴とする、請求項9に記載のガス・バ
    ッグ・モジュール。
  11. 【請求項11】 滑り要素(40,42)が設けられ、
    通路開口部(32,34)を閉じる初期位置と、通路開
    口部を露出する起動位置との間で滑り要素が動作可能で
    あることを特徴とする、請求項10に記載のガス・バッ
    グ・モジュール。
  12. 【請求項12】 滑り要素(40,42)が、外被(1
    2)に旋回可能な状態で装着された滑り板(36,3
    8)に装着され、支持要素(44,46)が、ガス発生
    装置(16)とは反対に面する滑り板の面にもたれ、滑
    り板(36,38)が、外被(12)とともにガス発生
    装置(16)を装着する作業室(52)を形成すること
    を特徴とする、請求項11に記載のガス・バッグ・モジ
    ュール。
  13. 【請求項13】 滑り要素(40,42)が支持要素
    (44,46)上に装着されることを特徴とする、請求
    項11に記載のガス・バッグ・モジュール。
  14. 【請求項14】 密封要素(60,62)が設けられ、
    滑り要素(40,42)とともに、ガス発生装置(1
    6)を配置する作業室(52)を形成することを特徴と
    する、請求項11から13のいずれか一項に記載のガス
    ・バッグ・モジュール。
  15. 【請求項15】 密封要素(60,62)に、旋回板
    (24,26)の旋回を制限する止め具(64,66)
    が設けられることを特徴とする、請求項14に記載のガ
    ス・バッグ・モジュール。
  16. 【請求項16】 密封要素(60、62)が休止位置で
    ガス発生装置(16)にぴったり当たることを特徴とす
    る、請求項14または15に記載のガス・バッグ・モジ
    ュール。
  17. 【請求項17】 滑り要素(40,42)、支持要素
    (44,46)および密封要素(60,62)が互いに
    一体形成され、基本的にU字形の断面を形成し、U字区
    間の一方の脚部は滑り要素(40,42)によって形成
    され、他方の脚部は密封要素(60,62)によって形
    成され、ウェブが支持要素(44,46)によって形成
    されることを特徴とする、請求項14から16のいずれ
    か一項に記載のガス・バッグ・モジュール。
  18. 【請求項18】 カバー(18,20;21)が少なく
    ともほぼ完全に開く程度に、滑り板(36,38)が支
    持要素(44,46)、したがって旋回面(24,2
    6)を旋回させた場合のみ、滑り要素(40,42)が
    通路開口部(32,34)を露出させることを特徴とす
    る、請求項11から17のいずれか一項に記載のガス・
    バッグ・モジュール。
  19. 【請求項19】 分割壁(30)、滑り要素(40,4
    2)および密封要素(60,62)にそれぞれ湾曲が設
    けられ、その曲率中心が旋回軸(C)と少なくともおお
    よそ一致し、したがって滑り要素(40,42)および
    密封要素(60,62)が、旋回動作中に外被の開口部
    (48,50)にも密封部を提供することを特徴とす
    る、請求項14から18のいずれか一項に記載のガス・
    バッグ・モジュール。
  20. 【請求項20】 通路開口部(32,34)が破裂膜に
    よって閉鎖されることを特徴とする、請求項10に記載
    のガス・バッグ・モジュール。
  21. 【請求項21】 第1織物部片(70)が設けられ、外
    被(12)に固定されて、外被(12)の壁にある開口
    部(48,50)を密封することを特徴とする、請求項
    9または10に記載のガス・バッグ・モジュール。
  22. 【請求項22】 第1織物部片(70)が、外被(1
    2)の内部で、ガス・バッグ(14)から始まって外被
    (12)の側壁および基部に沿って延在することを特徴
    とする、請求項21に記載のガス・バッグ・モジュー
    ル。
  23. 【請求項23】 第1織物部片(70)がガス・バッグ
    (14)と一体形成されることを特徴とする、請求項2
    1または22に記載のガス・バッグ・モジュール。
  24. 【請求項24】 第1織物部片(70)が旋回板(2
    4,26)に固定されることを特徴とする、請求項21
    から23のいずれか一項に記載のガス・バッグ・モジュ
    ール。
  25. 【請求項25】 障壁の一部として第2織物部片(7
    2)を使用し、この第2織物部片が旋回板(24,2
    6)に固定されて、第1織物部片(70)とともに閉鎖
    作業室(52)を形成し、所定の圧力を超えると裂け
    て、これによってガス発生装置(16)で発生した圧縮
    ガスが通路開口部(32,34)を通ってガス・バッグ
    (14)に流入できることを特徴とする、請求項21か
    ら24のいずれか一項に記載のガス・バッグ・モジュー
    ル。
  26. 【請求項26】 第2織物部片(72)は、織物部片が
    引き裂かれ、これによって旋回板(24,26)が移動
    できるまでは、カバー(18,20;21)の完全な開
    放ができないように、寸法を定められることを特徴とす
    る、請求項25に記載のガス・バッグ・モジュール。
  27. 【請求項27】 制御ガス・バッグが形成され、この制
    御ガス・バッグがガス発生装置(16)を囲み、ガス発
    生装置が起動すると、圧縮ガスで充填され、支持要素
    (44,46)に間接的または直接的に当たることを特
    徴とする、請求項9または10に記載のガス・バッグ・
    モジュール。
  28. 【請求項28】 ガス・バッグ(14)が、制御バッグ
    の後にのみ圧縮ガスで充填されることを特徴とする、請
    求項27に記載のガス・バッグ・モジュール。
  29. 【請求項29】 制御ガス・バッグに、所定の内圧を超
    えた後に引き裂ける所定の破壊点を設け、これによって
    ガス・バッグ(14)を充填できることを特徴とする、
    請求項26または27に記載のガス・バッグ・モジュー
    ル。
  30. 【請求項30】 所定の破壊点が引裂き継目によって形
    成されることを特徴とする、請求項29に記載のガス・
    バッグ・モジュール。
  31. 【請求項31】 所定の破壊点が織物部片によって形成
    されることを特徴とする、請求項29に記載のガス・バ
    ッグ・モジュール。
  32. 【請求項32】 制御ガス・バッグが第1および第2織
    物部片(70,72)によって形成されることを特徴と
    する、請求項25,26および27のいずれか一項に記
    載のガス・バッグ・モジュール。
  33. 【請求項33】 支持要素(44,46)が外被の内部
    に領域を有し、この領域は、圧縮ガスでの加圧時に織物
    部片(70)および制御ガス・バッグがそれぞれ当た
    り、休止状態では、外被の側壁から始まって、外被(1
    2)の内部へとガス・バッグ(14)に向かって斜めに
    延在することを特徴とする、請求項21から32のいず
    れか一項に記載のガス・バッグ・モジュール。
  34. 【請求項34】 旋回軸(C)が外被(12)の基部の
    領域に配置されることを特徴とする、請求項2から33
    のいずれか一項に記載のガス・バッグ・モジュール。
  35. 【請求項35】 旋回軸(C)が外被(12)の縦方向
    中心面に配置されることを特徴とする、請求項2から3
    4のいずれか一項に記載のガス・バッグ・モジュール。
  36. 【請求項36】 旋回面(24,26)がおおむねU字
    形の断面を形成し、一方の脚部は外被(12)の基部に
    沿って延在し、U字断面の中間部は外被(12)の側壁
    に沿って延在し、第2の脚部は車内に面する外被(1
    2)の面に沿って延在することを特徴とする、請求項3
    5に記載のガス・バッグ・モジュール。
  37. 【請求項37】 カバー(18,20;21)が車両の
    パネル(22)と面一で、その下にモジュール(10)
    が装着され、カバー(18,20;21)は、開放する
    と車内のパネル(22)の下に沈むことを特徴とする、
    請求項34から36のいずれか一項に記載のガス・バッ
    グ・モジュール。
  38. 【請求項38】 閉鎖状態ではカバー(18,20;2
    1)の大きさの方向に少なくともほぼ平行である方向に
    沿って、ガス発生装置(16)で発生した圧縮ガスから
    生じた力に曝されるよう、支持要素(44,46)が配
    置されることを特徴とする、請求項1から37のいずれ
    か一項に記載のガス・バッグ・モジュール。
JP10348963A 1997-12-08 1998-12-08 車両乗員拘束システムのガス・バッグ・モジュール Pending JPH11240403A (ja)

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