JPH11238188A - 設備の制御論理設定システム - Google Patents
設備の制御論理設定システムInfo
- Publication number
- JPH11238188A JPH11238188A JP3827798A JP3827798A JPH11238188A JP H11238188 A JPH11238188 A JP H11238188A JP 3827798 A JP3827798 A JP 3827798A JP 3827798 A JP3827798 A JP 3827798A JP H11238188 A JPH11238188 A JP H11238188A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control logic
- equipment
- controller
- logic setting
- control
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 物理アドレスなしでも入出力先を認識でき、
制御用のそれぞれの伝送プログラムを必要とせず、入出
力先の物理アドレスを調べる作業や設備改修時の変更作
業を無くした設備の制御論理設定システムを提供する。 【解決手段】 データベース4の制御対象設備の入出力
先をオブジェクトのプロパティおよびメソッドとするた
め、オブジェクトのプロパティ・メソッドと物理アドレ
スとの対応テーブルを生成する変換処理手段5を設け
る。制御論理8は、その対応テーブルを含むデータベー
ス6により、入出力先をオブジェクトとして割り付け
る。プログラム変換処理手段9は、各コントローラが解
釈可能なプログラムに変換する。オブジェクトのプロパ
ティおよびメソッドは、物理アドレスを意識すること無
く割り付けできるので、設定時期や設定者の限定が無く
なる。
制御用のそれぞれの伝送プログラムを必要とせず、入出
力先の物理アドレスを調べる作業や設備改修時の変更作
業を無くした設備の制御論理設定システムを提供する。 【解決手段】 データベース4の制御対象設備の入出力
先をオブジェクトのプロパティおよびメソッドとするた
め、オブジェクトのプロパティ・メソッドと物理アドレ
スとの対応テーブルを生成する変換処理手段5を設け
る。制御論理8は、その対応テーブルを含むデータベー
ス6により、入出力先をオブジェクトとして割り付け
る。プログラム変換処理手段9は、各コントローラが解
釈可能なプログラムに変換する。オブジェクトのプロパ
ティおよびメソッドは、物理アドレスを意識すること無
く割り付けできるので、設定時期や設定者の限定が無く
なる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、設備の制御論理設
定システムに係り、特に、例えばビル設備管理において
制御論理設定支援装置により制御論理を設定し、それぞ
れのコントローラで制御を実行する場合の設定手段に関
する。
定システムに係り、特に、例えばビル設備管理において
制御論理設定支援装置により制御論理を設定し、それぞ
れのコントローラで制御を実行する場合の設定手段に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のビル設備の制御論理設定システム
は、コントローラ番号とコントローラのスロット番号と
端子番号という物理アドレスにより、制御対象となる設
備を入出力先として割り付け、それに制御論理を組み込
み、制御していた。
は、コントローラ番号とコントローラのスロット番号と
端子番号という物理アドレスにより、制御対象となる設
備を入出力先として割り付け、それに制御論理を組み込
み、制御していた。
【0003】このため、制御論理を設定するには、制御
対象となる設備における制御論理の入出力先の物理的な
構成を知らなければならず、この物理アドレスが決まっ
た後に、その物理アドレスを知り得る者のみが、制御論
理を設定できることになる。
対象となる設備における制御論理の入出力先の物理的な
構成を知らなければならず、この物理アドレスが決まっ
た後に、その物理アドレスを知り得る者のみが、制御論
理を設定できることになる。
【0004】また、設定される入出力先が異なるコント
ローラにも存在する場合、コントローラ間で制御用デー
タを受け渡すための伝送プログラムをそれぞれ作成する
必要がある。
ローラにも存在する場合、コントローラ間で制御用デー
タを受け渡すための伝送プログラムをそれぞれ作成する
必要がある。
【0005】さらに、設備の変更による物理アドレスの
変更時には、制御論理の入出力先の物理アドレスの設定
を変更することも必要になる。
変更時には、制御論理の入出力先の物理アドレスの設定
を変更することも必要になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来方式において
は、次のような欠点があった。制御設定における入出力
先が物理アドレスで表現されるため、物理アドレスが決
定されるまでは、制御設定作業を開始できない。異なる
コントローラ間の制御時伝送プログラムが必要となる。
この伝送プログラムを制御設定毎に自動生成することは
不可能であり、実質的には、1つのコントローラ内でク
ローズした制御設定しか実行できない。入出力先が物理
アドレスのために、これを結線表から探す作業が発生す
る。また、特に大規模なシステムでは、結線表が膨大と
なり、物理アドレスの調査に多大な時間を要する。設備
の改修時に入出力先の物理アドレスが変更された場合、
制御設定における物理アドレスも同様に変更する必要が
あり、労力を要する。また、物理アドレスに基づく制御
のため、物理アドレスの変更もれや変更ミスがある場合
には、予想しない設備を制御してしまうことになり、危
険を伴う。
は、次のような欠点があった。制御設定における入出力
先が物理アドレスで表現されるため、物理アドレスが決
定されるまでは、制御設定作業を開始できない。異なる
コントローラ間の制御時伝送プログラムが必要となる。
この伝送プログラムを制御設定毎に自動生成することは
不可能であり、実質的には、1つのコントローラ内でク
ローズした制御設定しか実行できない。入出力先が物理
アドレスのために、これを結線表から探す作業が発生す
る。また、特に大規模なシステムでは、結線表が膨大と
なり、物理アドレスの調査に多大な時間を要する。設備
の改修時に入出力先の物理アドレスが変更された場合、
制御設定における物理アドレスも同様に変更する必要が
あり、労力を要する。また、物理アドレスに基づく制御
のため、物理アドレスの変更もれや変更ミスがある場合
には、予想しない設備を制御してしまうことになり、危
険を伴う。
【0007】本発明の目的は、物理アドレスなしでも入
出力先を認識でき、制御用の個別の伝送プログラムを必
要とせず、入出力先の物理アドレスを調べる作業や設備
改修時の変更作業を無くした設備の制御論理設定システ
ムを提供することである。
出力先を認識でき、制御用の個別の伝送プログラムを必
要とせず、入出力先の物理アドレスを調べる作業や設備
改修時の変更作業を無くした設備の制御論理設定システ
ムを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、制御対象となる設備をそれぞれの制御論
理に従って制御するコントローラと、制御論理を生成し
コントローラが実行可能なプログラムに変換しそれぞれ
のコントローラにネットワークを通じて転送する制御論
理設定支援装置とを有する設備の制御論理設定システム
において、制御論理設定支援装置が、制御対象となる設
備の物理アドレスを含む情報および制御論理を抽象化さ
れたオブジェクトのプロパティおよびメソッドとして生
成するデータベース変換処理手段を備え、コントローラ
が、制御対象となる設備の情報および制御論理を抽象化
されたオブジェクトのプロパティおよびメソッドとして
取り扱うコントローラである設備の制御論理設定システ
ムを提案する。
成するために、制御対象となる設備をそれぞれの制御論
理に従って制御するコントローラと、制御論理を生成し
コントローラが実行可能なプログラムに変換しそれぞれ
のコントローラにネットワークを通じて転送する制御論
理設定支援装置とを有する設備の制御論理設定システム
において、制御論理設定支援装置が、制御対象となる設
備の物理アドレスを含む情報および制御論理を抽象化さ
れたオブジェクトのプロパティおよびメソッドとして生
成するデータベース変換処理手段を備え、コントローラ
が、制御対象となる設備の情報および制御論理を抽象化
されたオブジェクトのプロパティおよびメソッドとして
取り扱うコントローラである設備の制御論理設定システ
ムを提案する。
【0009】本発明は、また、制御対象となる設備をブ
ロック図で表現されたそれぞれの制御論理に従って制御
するコントローラと、制御論理をブロック図として生成
しコントローラが実行可能なプログラムに変換しそれぞ
れのコントローラにネットワークを通じて転送する制御
論理設定支援装置とを有する設備の制御論理設定システ
ムにおいて、制御論理設定支援装置が、制御対象となる
設備の物理アドレスを含む情報およびブロック図で表現
された制御論理を抽象化されたオブジェクトのプロパテ
ィおよびメソッドとして生成するデータベース変換処理
手段を備え、コントローラが、制御対象となる設備の情
報および制御論理を抽象化されたオブジェクトのプロパ
ティおよびメソッドとして取り扱うコントローラである
設備の制御論理設定システムを提案する。
ロック図で表現されたそれぞれの制御論理に従って制御
するコントローラと、制御論理をブロック図として生成
しコントローラが実行可能なプログラムに変換しそれぞ
れのコントローラにネットワークを通じて転送する制御
論理設定支援装置とを有する設備の制御論理設定システ
ムにおいて、制御論理設定支援装置が、制御対象となる
設備の物理アドレスを含む情報およびブロック図で表現
された制御論理を抽象化されたオブジェクトのプロパテ
ィおよびメソッドとして生成するデータベース変換処理
手段を備え、コントローラが、制御対象となる設備の情
報および制御論理を抽象化されたオブジェクトのプロパ
ティおよびメソッドとして取り扱うコントローラである
設備の制御論理設定システムを提案する。
【0010】それぞれのコントローラは、他のコントロ
ーラ内に存在するオブジェクトに対してアクセスするオ
ブジェクトインタフェースを備え、ネットワークに接続
される複数台のコントローラのすべてのオブジェクトを
制御論理設定支援装置で作成される制御論理の入出力先
として扱うことができる。
ーラ内に存在するオブジェクトに対してアクセスするオ
ブジェクトインタフェースを備え、ネットワークに接続
される複数台のコントローラのすべてのオブジェクトを
制御論理設定支援装置で作成される制御論理の入出力先
として扱うことができる。
【0011】いずれの場合も、制御論理設定支援装置
が、設備改修等により設備内容に変更があった場合に
は、データベース変換処理手段を自動的に起動する起動
手段を備えることが望ましい。
が、設備改修等により設備内容に変更があった場合に
は、データベース変換処理手段を自動的に起動する起動
手段を備えることが望ましい。
【0012】データベース変換処理手段により生成され
たオブジェクトデータは、少なくとも、従来からの機器
名称,ポイント番号,入出力力コントローラ番号,入出
力スロット番号,入出力端子番号と、これらのデータに
対応して本発明により新たに追加されたオブジェクト
名,オブジェクト識別子,プロパティ・メソッド識別子
とを含む。
たオブジェクトデータは、少なくとも、従来からの機器
名称,ポイント番号,入出力力コントローラ番号,入出
力スロット番号,入出力端子番号と、これらのデータに
対応して本発明により新たに追加されたオブジェクト
名,オブジェクト識別子,プロパティ・メソッド識別子
とを含む。
【0013】本発明においては、入出力信号をオブジェ
クトとみなし、オブジェクトと物理アドレスとの対応を
自動生成する。従来の入出力信号用データベースに自動
生成のために追加する部分は、オブジェクト名,オブジ
ェクト識別子,プロパティ・メソッド識別子のみであ
る。これらを指定するだけで、制御対象となる設備にあ
る入出力先がオブジェクトとして割り付けられる。制御
設定時は、オブジェクトのプロパティおよびメソッドを
用いて、入出力先を割り付けることができる。また、設
備の改修時は、オブジェクトと物理アドレスとの対応を
再作成するのみである。各コントローラにオブジェクト
インタフェース機能を予め組み込むので、必要な制御デ
ータが別のコントローラに分散している場合でも、容易
に取得可能となり、複数のコントローラにまたがった制
御も、支障無く実行できる。
クトとみなし、オブジェクトと物理アドレスとの対応を
自動生成する。従来の入出力信号用データベースに自動
生成のために追加する部分は、オブジェクト名,オブジ
ェクト識別子,プロパティ・メソッド識別子のみであ
る。これらを指定するだけで、制御対象となる設備にあ
る入出力先がオブジェクトとして割り付けられる。制御
設定時は、オブジェクトのプロパティおよびメソッドを
用いて、入出力先を割り付けることができる。また、設
備の改修時は、オブジェクトと物理アドレスとの対応を
再作成するのみである。各コントローラにオブジェクト
インタフェース機能を予め組み込むので、必要な制御デ
ータが別のコントローラに分散している場合でも、容易
に取得可能となり、複数のコントローラにまたがった制
御も、支障無く実行できる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、ビル設備を例に採り、図1
〜図4を参照して、本発明による設備の制御論理設定シ
ステムの一実施例を説明する。
〜図4を参照して、本発明による設備の制御論理設定シ
ステムの一実施例を説明する。
【0015】図1は、本発明による設備の制御論理設定
システムの一実施例の全体構成を示すブロック図であ
る。制御論理設定支援装置1で作成したオブジェクトの
データベースおよび制御論理は、ネットワークを通じて
コントローラ2に転送される。コントローラ2は、転送
されてきた制御論理に従い、制御対象の設備3をそれぞ
れ制御する。
システムの一実施例の全体構成を示すブロック図であ
る。制御論理設定支援装置1で作成したオブジェクトの
データベースおよび制御論理は、ネットワークを通じて
コントローラ2に転送される。コントローラ2は、転送
されてきた制御論理に従い、制御対象の設備3をそれぞ
れ制御する。
【0016】図2は、図1の実施例における制御論理設
定支援装置1の一例の構成を示すブロック図である。シ
ステム内の制御対象となる設備3の情報は、すべて制御
対象設備データベース4に格納され、データベース変換
処理手段5により、オブジェクトデータベース6に変換
される。このオブジェクトデータベース6からは、デー
タベース転送処理手段7により、各コントローラに必要
な情報のみが転送される。
定支援装置1の一例の構成を示すブロック図である。シ
ステム内の制御対象となる設備3の情報は、すべて制御
対象設備データベース4に格納され、データベース変換
処理手段5により、オブジェクトデータベース6に変換
される。このオブジェクトデータベース6からは、デー
タベース転送処理手段7により、各コントローラに必要
な情報のみが転送される。
【0017】また、制御論理設定部8により設定された
制御論理は、プログラム変換処理手段9により各コント
ローラ2が解釈可能なプログラムに変換され、プログラ
ム転送処理手段10により、各コントローラ2に転送さ
れる。
制御論理は、プログラム変換処理手段9により各コント
ローラ2が解釈可能なプログラムに変換され、プログラ
ム転送処理手段10により、各コントローラ2に転送さ
れる。
【0018】図3は、図2のデータベース変換処理手段
5により作成されるオブジェクトデータベース6におけ
るデータ構造の一例を示す図である。オブジェクトデー
タベース6におけるデータは、従来からの機器名称,ポ
イント番号,入出力力コントローラ番号,入出力スロッ
ト番号,入出力端子番号と、これらのデータに対応して
本発明により新たに追加されたオブジェクト名,オブジ
ェクト識別子,プロパティ・メソッド識別子とからな
る。
5により作成されるオブジェクトデータベース6におけ
るデータ構造の一例を示す図である。オブジェクトデー
タベース6におけるデータは、従来からの機器名称,ポ
イント番号,入出力力コントローラ番号,入出力スロッ
ト番号,入出力端子番号と、これらのデータに対応して
本発明により新たに追加されたオブジェクト名,オブジ
ェクト識別子,プロパティ・メソッド識別子とからな
る。
【0019】図4は、図1の実施例におけるコントロー
ラ2の一例の構成を示すブロック図である。図1のデー
タベース転送処理手段7から転送されてきたデータは、
データベース受信処理手段11により受信され、オブジ
ェクト生成用データベース12に格納される。オブジェ
クト生成処理手段13は、オブジェクト生成用データベ
ース12に基づき、オブジェクト14を生成する。
ラ2の一例の構成を示すブロック図である。図1のデー
タベース転送処理手段7から転送されてきたデータは、
データベース受信処理手段11により受信され、オブジ
ェクト生成用データベース12に格納される。オブジェ
クト生成処理手段13は、オブジェクト生成用データベ
ース12に基づき、オブジェクト14を生成する。
【0020】オブジェクト14は、情報を単に格納する
プロパティ15と、簡単な処理を実行するメソッド16
とからなる。プロパティ15には、[運転中],[故障
中],[制御中]などの状態を表す情報も記述でき、メソ
ッド16には、[ある設備をオンする時にどういう順序
でオンするのか]などの処理手順を記述する。例えば、
ビル内設備に対して制御信号を出力するには、メソッド
16から入出力処理手段17を起動し、制御信号を設備
18a〜18cに出力させる。これとは逆に、設備18
a〜18cから情報を取り込む場合は、オブジェクトイ
ンタフェース19を通じて、オブジェクトのプロパティ
15に情報を格納し、または、メソッド16を起動す
る。
プロパティ15と、簡単な処理を実行するメソッド16
とからなる。プロパティ15には、[運転中],[故障
中],[制御中]などの状態を表す情報も記述でき、メソ
ッド16には、[ある設備をオンする時にどういう順序
でオンするのか]などの処理手順を記述する。例えば、
ビル内設備に対して制御信号を出力するには、メソッド
16から入出力処理手段17を起動し、制御信号を設備
18a〜18cに出力させる。これとは逆に、設備18
a〜18cから情報を取り込む場合は、オブジェクトイ
ンタフェース19を通じて、オブジェクトのプロパティ
15に情報を格納し、または、メソッド16を起動す
る。
【0021】一方、図1のプログラム転送処理手段10
から転送されたプログラムは、プログラム受信処理手段
21で受信され、論理プログラム22として格納され
る。論理プログラム実行部23は、論理プログラム22
を解釈して実行する。
から転送されたプログラムは、プログラム受信処理手段
21で受信され、論理プログラム22として格納され
る。論理プログラム実行部23は、論理プログラム22
を解釈して実行する。
【0022】論理プログラム22の入出力は、図1の制
御論理設定支援装置1により、オブジェクトのプロパテ
ィおよびメソッドとしても割り付けられているため、論
理プログラム22内には、オブジェクトを識別するため
のオブジェクト識別子の情報とプロパティ・メソッドを
識別するためのプロパティ・メソッド識別子の情報とが
含まれている。
御論理設定支援装置1により、オブジェクトのプロパテ
ィおよびメソッドとしても割り付けられているため、論
理プログラム22内には、オブジェクトを識別するため
のオブジェクト識別子の情報とプロパティ・メソッドを
識別するためのプロパティ・メソッド識別子の情報とが
含まれている。
【0023】論理プログラム実行部23は、これらの情
報に基づき、オブジェクトインタフェース19を通じ
て、オブジェクトをアクセスする。オブジェクトインタ
フェース19は、オブジェクト生成用データデース12
を参照して、自コントローラ内に存在するオブジェクト
か否かを判断し、自コントローラ内に存在しなければ、
ネットワーク通信部20を通じて他コントローラへアク
セスする。他コントローラのネットワーク通信部20
は、そのオブジェクトアクセスの要求を受け、当該他コ
ントローラのオブジェクトインタフェース19を通じ
て、オブジェクトをアクセスする。オブジェクトがあれ
ば、アクセスの要求に応答する。アクセスを要求したコ
ントローラは、そのオブジェクトにより、入出力処理手
段17を起動して、上記の例のように、必要な処理を実
行させる。
報に基づき、オブジェクトインタフェース19を通じ
て、オブジェクトをアクセスする。オブジェクトインタ
フェース19は、オブジェクト生成用データデース12
を参照して、自コントローラ内に存在するオブジェクト
か否かを判断し、自コントローラ内に存在しなければ、
ネットワーク通信部20を通じて他コントローラへアク
セスする。他コントローラのネットワーク通信部20
は、そのオブジェクトアクセスの要求を受け、当該他コ
ントローラのオブジェクトインタフェース19を通じ
て、オブジェクトをアクセスする。オブジェクトがあれ
ば、アクセスの要求に応答する。アクセスを要求したコ
ントローラは、そのオブジェクトにより、入出力処理手
段17を起動して、上記の例のように、必要な処理を実
行させる。
【0024】したがって、制御設定により、異なるコン
トローラ21,22,23にまたがった制御が発生して
も、制御用伝送プログラムをそれぞれに作成する必要が
無くなる。
トローラ21,22,23にまたがった制御が発生して
も、制御用伝送プログラムをそれぞれに作成する必要が
無くなる。
【0025】なお、図1においては、それぞれのコント
ローラ2には、設備3を1つずつしか接続していないよ
うに記載してあるが、コントローラ2の能力に応じて、
図4のように、複数の設備18a,18b,18c,…
を接続してもよい。
ローラ2には、設備3を1つずつしか接続していないよ
うに記載してあるが、コントローラ2の能力に応じて、
図4のように、複数の設備18a,18b,18c,…
を接続してもよい。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果が得ら
れる。 (1) 制御設定時、オブジェクト名で入出力信号を割り付
け可能となるので、設定時期と設定者の限定とを無くす
ことができる。また、物理アドレスを結線表から探し出
す作業を廃止できる。 (2) 制御設定により、異なるコントローラ間での制御が
発生しても、制御用伝送プログラムを個別に作成する必
要が無くなる。 (3) オブジェクトと物理アドレスとの対応を自動生成す
ることにより、設備改修時の制御設定の変更もれや変更
ミスによる不測の事態を無くすことができる。
れる。 (1) 制御設定時、オブジェクト名で入出力信号を割り付
け可能となるので、設定時期と設定者の限定とを無くす
ことができる。また、物理アドレスを結線表から探し出
す作業を廃止できる。 (2) 制御設定により、異なるコントローラ間での制御が
発生しても、制御用伝送プログラムを個別に作成する必
要が無くなる。 (3) オブジェクトと物理アドレスとの対応を自動生成す
ることにより、設備改修時の制御設定の変更もれや変更
ミスによる不測の事態を無くすことができる。
【図1】本発明による設備の制御論理設定システムの一
例の全体構成を示すブロック図である。
例の全体構成を示すブロック図である。
【図2】図1の実施例における制御論理設定支援装置の
一例の構成を示すブロック図である。
一例の構成を示すブロック図である。
【図3】図2のデータベース変換処理手段により作成さ
れるオブジェクトデータベースにおけるデータ構造の一
例を示す図である。
れるオブジェクトデータベースにおけるデータ構造の一
例を示す図である。
【図4】図1の実施例におけるコントローラの一例の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
1 制御論理設定支援装置 2 コントローラ 3 設備 4 制御対象設備データベース 5 データベース変換処理手段 6 オブジェクトデータベース 7 データベース転送処理手段 8 制御論理設定部 9 プログラム変換処理手段 10 プログラム転送処理手段 11 データベース受信処理手段 12 オブジェクト生成用データベース 13 オブジェクト生成処理手段 14 オブジェクト 15 プロパティ 16 メソッド 17 入出力処理手段 18a〜18c 制御対象設備 19 オブジェクトインタフェース 20 ネットワーク通信部 21 プログラム受信処理手段 22 論理プログラム 23 論理プログラム実行部
Claims (5)
- 【請求項1】 制御対象となる設備をそれぞれの制御論
理に従って制御するコントローラと、前記制御論理を生
成し前記コントローラが実行可能なプログラムに変換し
それぞれの前記コントローラにネットワークを通じて転
送する制御論理設定支援装置とを有する設備の制御論理
設定システムにおいて、 前記制御論理設定支援装置が、前記制御対象となる設備
の物理アドレスを含む情報および前記制御論理を抽象化
されたオブジェクトのプロパティおよびメソッドとして
生成するデータベース変換処理手段を備え、 前記コントローラが、前記制御対象となる設備の情報お
よび制御論理を抽象化されたオブジェクトのプロパティ
およびメソッドとして取り扱うコントローラであること
を特徴とする設備の制御論理設定システム。 - 【請求項2】 制御対象となる設備をブロック図で表現
されたそれぞれの制御論理に従って制御するコントロー
ラと、前記制御論理をブロック図として生成し前記コン
トローラが実行可能なプログラムに変換しそれぞれの前
記コントローラにネットワークを通じて転送する制御論
理設定支援装置とを有する設備の制御論理設定システム
において、 前記制御論理設定支援装置が、前記制御対象となる設備
の物理アドレスを含む情報および前記ブロック図で表現
された制御論理を抽象化されたオブジェクトのプロパテ
ィおよびメソッドとして生成するデータベース変換処理
手段を備え、 前記コントローラが、前記制御対象となる設備の情報お
よび制御論理を抽象化されたオブジェクトのプロパティ
およびメソッドとして取り扱うコントローラであること
を特徴とする設備の制御論理設定システム。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の設備の制御論
理設定システムにおいて、 それぞれの前記コントローラが、他のコントローラ内に
存在するオブジェクトに対してアクセスするオブジェク
トインタフェースを備え、ネットワークに接続される複
数台のコントローラのすべてのオブジェクトを前記制御
論理設定支援装置で作成される制御論理の入出力先とし
て扱うことを特徴とする設備の制御論理設定システム。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか一項に記載
の設備の制御論理設定システムにおいて、 前記制御論理設定支援装置が、設備改修等により設備内
容に変更があった場合には、前記データベース変換処理
手段を自動的に起動する起動手段を備えることを特徴と
する設備の制御論理設定システム。 - 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか一項に記載
の設備の制御論理設定システムにおいて、 前記データベース変換処理手段により生成されたオブジ
ェクトデータが、少なくとも、従来からの機器名称,ポ
イント番号,入出力力コントローラ番号,入出力スロッ
ト番号,入出力端子番号と、これらのデータに対応して
本発明により新たに追加されたオブジェクト名,オブジ
ェクト識別子,プロパティ・メソッド識別子とを含むこ
とを特徴とする設備の制御論理設定システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3827798A JPH11238188A (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | 設備の制御論理設定システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3827798A JPH11238188A (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | 設備の制御論理設定システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11238188A true JPH11238188A (ja) | 1999-08-31 |
Family
ID=12520825
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3827798A Pending JPH11238188A (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | 設備の制御論理設定システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11238188A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106919607A (zh) * | 2015-12-25 | 2017-07-04 | 华为技术有限公司 | 一种数据访问方法、装置及系统 |
-
1998
- 1998-02-20 JP JP3827798A patent/JPH11238188A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106919607A (zh) * | 2015-12-25 | 2017-07-04 | 华为技术有限公司 | 一种数据访问方法、装置及系统 |
CN106919607B (zh) * | 2015-12-25 | 2020-09-08 | 华为技术有限公司 | 一种数据访问方法、装置及系统 |
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