JPH11234132A - マルチメディア情報処理装置 - Google Patents

マルチメディア情報処理装置

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JPH11234132A
JPH11234132A JP3343498A JP3343498A JPH11234132A JP H11234132 A JPH11234132 A JP H11234132A JP 3343498 A JP3343498 A JP 3343498A JP 3343498 A JP3343498 A JP 3343498A JP H11234132 A JPH11234132 A JP H11234132A
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buffer memory
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JP3343498A
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Junichi Takai
純一 高井
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マルチメディア情報を入力・圧縮・送信する
処理や、マルチメディア情報を受信・伸張・出力する処
理をパケット単位で直列的に行うのでは処理時間が長く
なる。 【解決手段】 入力データを格納するための2回路の入
力バッファ・メモリ回路1121、1122を用意し、
圧縮データを格納するための2回路の出力バッファ・メ
モリ回路1301、1302を用意し、プロセッサ12
0と転送制御回路111、131は、入力バッファ・メ
モリ回路の一方にマルチメディア情報を入力処理するの
に並行して他方の入力バッファ・メモリ回路に入力され
たマルチメディア情報を圧縮処理し、出力バッファ・メ
モリ回路の一方に圧縮処理したマルチメディア情報を転
送処理するのに並行して他方の出力バッファ・メモリ回
路に転送されたマルチメディア情報を送信処理するパイ
プライン処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロ・コンピ
ュータを利用したマルチメディア情報処理装置に関わ
り、特に、マルチメディア・データの圧縮や伸張処理を
汎用の高速演算プロセッサで処理するための処理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】現在、遠隔地に画像や音声といったマル
チメディア情報を伝達する手法は、入力側でそれらのデ
ータを取り込んだ後、圧縮処理をして送信し、受信側で
はそれを受信した後、伸張処理を行って元のデータに復
元する方式が一般的である。
【0003】この一般的な情報伝達手段の処理の流れの
概要を図8に示す。同図において、11は画像や音声と
いったマルチメディアの元情報をディジタル情報に変換
して一時記憶するための入力手段、12はこのディジタ
ル情報の情報量を一定のルールで圧縮して縮小するため
の圧縮処理手段、13はこれを遠隔地に伝えるための通
信手段(送信方向)である。
【0004】また、21は通信手段13から送られた通
信信号を受信してディジタル情報に戻すための通信手段
(受信方向)、22はこのデータに伸張処理(圧縮の逆
処理)を行って元のディジタル情報に復元するための伸
張処理手段、23はディジタル情報に適切な出力変換処
理を行って、人間が認識できる媒体に出力するための出
力手段である。
【0005】図8の処理の流れのうち、11〜13のデ
ータ圧縮、送信側をより具体的に示したものが図9であ
る。同図において、110は画像や音声といったマルチ
メディアの元情報をディジタル情報に変換するメディア
情報のディジタル変換回路(A/D変換回路)、112
はディジタル変換回路110でディジタル変換されたデ
ータを一時的に記憶しておく入力バッファ・メモリ回
路、111はディジタル・データをディジタル変換回路
110から入力バッファ・メモリ回路112に転送する
ための入力データ転送制御回路である。
【0006】また、120は、入力バッファ・メモリ回
路112に格納されたディジタル入力データを読み出し
て、圧縮処理を施すためのデータ処理用汎用プロセッサ
である。130は圧縮されたディジタル情報を出力する
ために一時記憶しておくための出力バッファ・メモリ、
132はバッファ・メモリ内の圧縮されたディジタル・
データを遠隔地に伝送するための通信(送信)回路、1
31は出力バッファ・メモリ130内のデータを順次通
信回路132に引き渡すための通信データ転送制御回路
である。
【0007】また、同図において、110aは画像や音
声の入力装置から送られてくるマルチメディア元情報信
号(アナログ信号)、111aはディジタル化されたメ
ディア情報入力データである。また、112aは入力バ
ツファ・メモリ112のデータ・バス、120aは汎用
プロセッサ120のデータ・バスである。112Aと1
12Bはデータ・バスの接続と切り離しを行うためのノ
ード素子であり、それぞれ111aと112a,112
aと120aの間に置かれている。
【0008】また、130aは、出力バッファ・メモリ
130のデータ・バス、131aは通信回路132に与
えられる送信データのバスである。130Aと130B
はデータ・バスの接続と切り離しを行うためのノード素
子であり、それぞれ120aと130a,130aと1
31aの間に置かれている。132aは実際の通信媒体
に送られる通信信号である。
【0009】120bは汎用プロセッサから入力データ
転送制御回路111に対する動作制御信号、120cは
同じく汎用プロセッサ120から通信データ転送制御回
路131に対する動作制御信号、111bは入力データ
転送制御回路からプロセッサに対する処理完了の割り込
み信号、131bは通信データ転送制御回路からプロセ
ッサに対する処理完了の割り込み信号である。
【0010】図9に示す構成では、次のように処理が行
われる。まず、システム全体の制御を行うプロセッサ1
20は、112Aのノードを接続し、112Bを切り離
した後、120bの制御信号を用いて、これから取り込
むべきメディア情報入力データ量と転送先の位置を11
1の入力データ転送制御回路に知らせ、データ入力の開
始を指令する。
【0011】111の入力データ転送制御回路は、11
0のA/D変換回路でディジタル変換されたメディア情
報データを指定された量だけ、112の入力バッファ・
メモリ上の指定された位置に転送し、111bの入力完
了割り込み信号でこの処理が終わったことを120のプ
ロセッサに通知する。
【0012】120は、112Aのノードを切り離し、
112Bを接続してから112Bの指定した位置に転送
されたメディア情報データを読み出し、これを圧縮処理
し、130Aのノードを接続して圧縮後のデータを13
0の出力バッファ・メモリ上に格納する。
【0013】120のプロセッサは、全ての入力データ
を圧縮して130の出力バッファ・メモリに格納した
後、130Aのノードを切り離して130Bを接続し、
120cの制御信号を用いて、130上のデータの格納
位置と通信すべきデータ量を131の通信データ転送制
御回路に通知する。
【0014】131は130上の指定された位置から、
指定された量のデータを順次132に転送する。132
はこれを通信用の回線132bに送出する。131の通
信データ転送制御回路は、与えられた数量のデータの転
送が終了すると、131bの送信の完了割込みを発生し
てこれを120のプロセッサに知らせる。
【0015】図8における21〜23においても、処理
方向が逆ではあるが、概ねこれと同じような考え方でデ
ータの変換処理が行われている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】図9に示す回路構成に
おいて、110番台の回路を入力部、120番台の回路
をデータ処理部、130番台の回路を通信部とした時、
入力されたデータが処理されて通信(出力)されるまで
のスループットを考えると、図10のようになる。
【0017】同図は次のようなことを示している。まず
データ処理部(プロセッサ)が入力部に対して入力指令
を出すと、入力部はデータ1のパケットを取り込み、入
力データ・バッファ・メモリにこれを格納する。これが
完了すると、入力部は、データ処理部に対して入力完了
割込みを発生する。
【0018】この割り込みによって入力が完了したこと
を知ったデータ処理部は、入力データ・バッファ・メモ
リから入力データを取り出して、これに圧縮処理を施
し、これを通信部の出力データ・バッファ・メモリに格
納して、通信部に対して送信指令を発行する。
【0019】通信部は、出力バッファ・メモリ内の送信
データを順次送信し、これを完了するとデータ処理部に
対して送信完了割込みを発生する。
【0020】この処理の流れは、全て直列的に行われ、
あるブロックが動作中は、他のブロックは動作をしてい
ない。従って、各処理部の所用時間を仮に全て「1」で
あるとすると、1つのデータ・パケットに対して「3」
の処理時間であるが、これがNパケットになった場合に
は、「3×N」時間を要することになる。
【0021】ここで要する「3×N」時間は、従来から
の回路構成上は、遜色のある値とは言えないが、パイプ
ライン化を施し、各処理部の稼働率を高めることによっ
てより短縮することが可能と考えられる。
【0022】本発明の目的は、システム構成を複雑化す
ることなく簡単にパイプライン化し、連続したデータ・
パケットを入力→処理→通信する際に要する時間を、全
体としてより小さくするマルチメディア情報処理装置を
提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明は、2回路のバッ
ファ・メモリ回路を用意し、一方のバッファ・メモリ回
路でマルチメディア情報を入力・圧縮・出力処理又は受
信・伸長・出力処理するのに並行して他方のバッファ・
メモリ回路のマルチメディア情報を入力・圧縮・出力処
理又は受信・伸長・出力処理するパイプライン処理をす
ることにより、マルチメディア情報を入力→処理→通信
する際に要する時間を短縮したもので、以下の構成を特
徴とする。
【0024】(第1の発明)マルチメディア情報を入力
し、このマルチメディア情報を圧縮処理して通信回線に
送信するマルチメディア情報処理装置において、入力デ
ータを格納するための2回路の入力バッファ・メモリ回
路と、圧縮データを格納するための2回路の出力バッフ
ァ・メモリ回路と、前記入力バッファ・メモリ回路の一
方にマルチメディア情報を入力処理するのに並行して他
方の入力バッファ・メモリ回路に入力されたマルチメデ
ィア情報を圧縮処理し、前記出力バッファ・メモリ回路
の一方に圧縮処理したマルチメディア情報を転送処理す
るのに並行して他方の出力バッファ・メモリ回路に転送
されたマルチメディア情報を送信処理するパイプライン
処理手段と、を備えたことを特徴とする。
【0025】(第2の発明)圧縮されたマルチメディア
情報を通信回路から受信し、このマルチメディア情報を
伸張処理して周辺AV機器などに出力するマルチメディ
ア情報処理装置において、受信データを格納するための
2回路の受信データ・バッファ・メモリ回路と、伸長デ
ータを格納するための2回路の出力バッファ・メモリ回
路と、前記受信データ・バッファ・メモリ回路の一方に
マルチメディア情報を受信処理するのに並行して他方の
受信データ・バッファ・メモリ回路に受信されたマルチ
メディア情報を伸長処理し、前記出力バッファ・メモリ
回路の一方に伸長処理したマルチメディア情報を転送処
理するのに並行して他方の出力バッファ・メモリ回路に
転送されたマルチメディア情報を出力処理するパイプラ
イン処理手段と、を備えたことを特徴とする。
【0026】(第3の発明)マルチメディア情報を入力
し、このマルチメディア情報を圧縮処理して通信回線に
送信する送信系と、圧縮されたマルチメディア情報を通
信回路から受信し、このマルチメディア情報を伸張処理
して周辺AV機器などに出力する受信系とを備えたマル
チメディア情報処理装置において、前記送信系は、入力
データを格納するための2回路の入力バッファ・メモリ
回路と、圧縮データを格納するための2回路の出力バッ
ファ・メモリ回路とを備え、前記受信系は、受信データ
を格納するための2回路の受信データ・バッファ・メモ
リ回路と、伸長データを格納するための2回路の出力バ
ッファ・メモリ回路とを備え、前記入力バッファ・メモ
リ回路の一方にマルチメディア情報を入力処理するのに
並行して他方の入力バッファ・メモリ回路に入力された
マルチメディア情報を圧縮処理し、前記送信系の出力バ
ッファ・メモリ回路の一方に圧縮処理したマルチメディ
ア情報を転送処理するのに並行して他方の出力バッファ
・メモリ回路に転送されたマルチメディア情報を送信処
理し、前記受信データ・バッファ・メモリ回路の一方に
マルチメディア情報を受信処理するのに並行して他方の
受信データ・バッファ・メモリ回路に受信されたマルチ
メディア情報を伸長処理し、前記受信系の出力バッファ
・メモリ回路の一方に伸長処理したマルチメディア情報
を転送処理するのに並行して他方の出力バッファ・メモ
リ回路に転送されたマルチメディア情報を出力処理する
パイプライン処理手段と、を備えたことを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図1は、本発
明の実施形態を示す情報処理装置であり、送信方向(情
報入力→圧縮処理→通信)の構成を示し、図9と同等の
部分は同じ符号を付して示す。
【0028】1121は110でディジタル変換された
データを一時的に記憶しておく一方の入力バッファ・メ
モリ回路、1122は他方の入力バッファ・メモリ回路
である。1121a,1121bは、それぞれの入力バ
ッファ・メモリのデータ・バスである。また、1121
A,1121B,1122A,1122Bは、それぞれ
データ・バスを接続または切断することのできるノード
素子である。
【0029】111はディジタル・データを110から
1121または1122のいずれかに転送するための入
力データ転送制御回路である。また、120は、112
1と1122に格納されたディジタル入力データを読み
出して、圧縮処理を施すためのデータ処理用汎用プロセ
ッサである。
【0030】1301は、圧縮されたディジタル情報を
出力するために一時記憶しておくための一方の出力バッ
ファ・メモリ回路、1302は他方の出力バッファ・メ
モリ回路である。1301a,1302aは、それぞれ
の出力バッファ・メモリのデータ・バスである。また、
1301A,1301B,1302A,1302Bは、
それぞれデータ・バスを接続または切断することのでき
るノード素子である。
【0031】132は1301と1302の出力バッフ
ァ・メモリ回路内に格納された圧縮されたディジタル・
データを遠隔地に伝送するための通信(送信)回路、1
31は、1301および1302の出力バッファ内のデ
ータを順次132の通信回路に引き渡すための通信デー
タ転送制御回路である。
【0032】次に、図1の回路方式の動作を図2〜図4
を用いて説明する。まず、120のプロセッサは、11
21Aのノードを接続、1121Bと1122Aのノー
ドを切り離した後、120bの制御バスを用いて111
の入力データ転送制御回路に対して、入力データ数や転
送先情報を通知した後、入力の開始指令を発行する。1
11は、110のメディア情報ディジタル変換回路から
入力データを取り出し、121Aのノードを経由して1
121の入力データ・バッファ・メモリの指定された位
置から順次データを格納していく。入力データの転送
(格納)が終了すると、111は、111bの入力完了
割込みを用いてこれを120のプロセッサに通知する。
【0033】この割込みによって、最初のデータ1のパ
ケットの入力が完了したことを知った120のプロセッ
サは、まず、次のデータ・パケットの入力を可能にする
ために、1121Aと1122Bのノードを切り離し、
1122Aと1121Bのノードを接続して111回路
に対して次のデータ・パケットの入力指令を発行する。
また、1031Aのノードを接続し、1031B,10
32A,1032Bの各ノードを切り離す。
【0034】その後、1121Bを経由してデータ1の
パケットをデータ・バッファ・メモリから取り出し、こ
れに圧縮処理を施し、1301Aを経由して通信部の出
力データ・バッファ・メモリに順次格納する。
【0035】データの圧縮変換処理が完了すると、12
0のプロセッサは、1301Aと1302Bのノードを
切り離して、1031Bと1302Aのノードを接続
し、120cの制御バスを通して131の通信データ転
送制御回路に通知し、通信(送信)指令を発行する。
【0036】131は、13018を介して1301の
出力バッファ・メモリ(1)から1順次出力データを取
り出し、通信(送信)回路132に与える。通信回路は
このデータを通信回線132aに出力する。
【0037】この間に、入力データ2のパケットを11
22の入力バッファ・メモリに入力完了した111回路
は、111bの入力完了割込みを用いてこれを120の
プロセッサに通知する。プロセッサは、再度1121A
と1122Bのノードを接続、1122Aと1121B
のノードを切り離し、111に次のデータの入力指令を
出してから、1122から入力データ2を取り出して、
圧縮処理を施した上、1302Aのノードを経由して、
このデータを1302の出力データ・バッファに格納す
る。
【0038】必要数の出力データ(データ1)を転送し
終えると、131は、131bの送信完了割込みを用い
てこれを120のプロセッサに対して通知する。120
のプロセッサは、データ2の圧縮処理が完了していれ
ば、1302Aと1301Bのノードを切り離し、13
01Aと13028のノードを接続し、131に対して
データ2の送信指令を発行する。
【0039】このように、2つの入力バッファ・メモリ
回路と、2つの出力バツファ・メモリ回路を持つことに
よって、入力部と、データ処理部と、出力部が、同時に
別のデータの処理を行うことのできる仕組みを作ること
が可能となる。この様子を説明するのが図2〜図4であ
る。
【0040】図2のように、データ1からデータ2、デ
ータ3と順次データが入力される場合、本方式の回路で
は、データ3が入力処理されている間に、先のデータ2
は圧縮変換処理をされており、更に前のデータ1は送信
処理されているというパイプライン処理を実現できる。
【0041】図3は、図2におけるフェーズ1、フェー
ズ3時の、本方式回路の動作状態を示しており、網掛け
をしたデータ・バスが活性状態にあって、処理をされて
いる。入力には1122の入力バッファが、変換には1
121の入力バッファと1301の出力バッファが、通
信には1302の出力バッファが用いられていることが
分かる。
【0042】また、図4は、図2におけるフェーズ2時
の、本方式回路の動作状態を示しており、網掛けをした
データ・バスが活性状態にあって処理をされている。入
力には1121の入力バッファが、変換には1122の
入力バッファと1302の出力バツファが、通信には1
301の出力バッファが用いられていることが分かる。
【0043】(第2の実施形態)図5は、本発明の実施
形態を示し、受信方向(通信→伸張処理→情報出力)の
構成である。
【0044】同図において、210は、通信回路からデ
ータを受信するための通信(受信)回路、2121は2
10で受信した圧縮されたデータを一時的に記憶してお
く一方の受信バッファ・メモリ回路、2122は他方の
受信バッファ・メモリ回路である。2121a.212
1bは、それぞれの受信バッファ・メモリのデータ・バ
スである。また、2121A,2121B,2122
A,2122Bは、それぞれデータ・バスを接続または
切断することのできるノード素子である。
【0045】211は受信データを210から2121
または2122のいずれかに転送するための受信データ
転送制御回路である。
【0046】また、220は、2121と2122に格
納された受信データを読み出して、伸張処理を施すため
のデータ処理用汎用プロセッサである。2301は、伸
張されたディジタル情報を出力するために一時記憶して
おくための一方の出力バッファ・メモリ回路、2302
は他方の出力バッファ・メモリ回路である。2301
a,2302aは、それぞれの出力バッファ・メモリの
データ・バスである。また、2301A,2301B,
2302A,2302Bは、それぞれデータ・バスを接
続または切断することのできるノード素子である。
【0047】232は2301と2302の出力バッフ
ァ・メモリ回路内に格納された伸張されたディジタル・
データを画像信号や、音声信号として周辺機器に出力す
るための出力回路、231は、2301および2302
の出力バッファ内のデータを順次232の通信回路に引
き渡すための出力データ転送制御回路である。
【0048】また、同図において、210aは、通信回
線から与えられる通信信号、211aは、ディジタル化
された受信データである。また、220aは、220の
汎用プロセッサのデータ・バスである。
【0049】220bは汎用プロセッサから211の受
信データ転送制御回路に対する動作制御信号、220c
は同じく汎用プロセッサから231の出力データ転送制
御回路に対する動作制御信号、211bは受信データ転
送制御回路からプロセッサに対する処理完了の割り込み
信号、231bは出力データ転送制御回路からプロセッ
サに対する処理完了の割り込み信号である。
【0050】本実施形態においても、受信バッファ回路
と出力バツファ回路を2つづつ設けることによって、デ
ータ受信から、データ変換、データ出力の処理をパイプ
ライン化できることは、第1の実施形態と同じである。
この様子を示すものが図6である。
【0051】(第3の実施形態)図7は、本発明の実施
形態を示し、メディア情報を相互に送受信する双方向の
伝送装置に適用した場合である。第1の実施形態がメデ
ィア情報を圧縮して送信する回路、第2の実施形態が圧
縮されたデータを通信回路から受信して伸張し、出力す
る回路への適用であり、本実施形態は、これら入力→圧
縮→送信機能と、受但→伸弧→出力の両機能を備える装
置への適用例である。
【0052】本実施形態では、入出力回路が第1の実施
形態と第2の実施形態の回路を統合したものとなり、デ
ータ処理部(120のプロセッサ)が共通で用いられる
形となっている。
【0053】図7において、110は、画像や音声とい
ったマルチメディアの元情報をディジタル情報に変換す
るメディア情報ディジタル変換回路(A/D変換回
路)、1121は110でディジタル変換されたデータ
を一時的に記憶しておく一方の入力バッファ・メモリ回
路、1122は他方の入力バッファ・メモリ回路であ
る。1121a11121bは、それぞれの入力バッフ
ァ・メモリのデータ・バスである。また、1121A,
l121B、1122A,1122Bは、それぞれデー
タ・バスを接続または切断することのできるノード素子
である。
【0054】111はディジタル・データを110から
1121または1122のいずれかに転送するための入
力データ転送制御回路である。
【0055】120は、1121と1122に格納され
たディジタル入力データを読み出して、圧縮処理を行う
一方、2121と2122に格納された受信データを読
み出して、伸長処理を行う場合に使用するデータ処理用
汎用プロセッサである。120aは、120の汎用プロ
セッサのデータ・バスである。
【0056】1301は、圧縮されたディジタル情報を
出力するために一時記憶しておくための一方の出力バッ
ファ・メモリ回路、1302は他方の出力バッファ・メ
モリ回路である。1301a,1302aは、それぞれ
の出力バッファ・メモリのデータ・バスである。また、
1301A,1301B,1302A,1302Bは、
それぞれデータ・バスを接純または切断することのでき
るノード素子である。
【0057】132は1301と1302の出力バッフ
ァ・メモリ回路内に格納された圧縮されたディジタル・
データを遠隔地に伝送するための通信(送信)回路、1
31は、1301および1302の出力バッファ内のデ
ータを順次132の通信回路に引き渡すための通信デー
タ転送制御回路である。
【0058】また、同図において、110aは、図像や
音声の入力装置から送られてくるマルチメディア元情報
信号(アナログ信号)、111aは、ディジタル化され
たメディア情報入力データである。
【0059】120bは汎用プロセッサから111の入
力データ転送制御回路に対する動作制御信号、120c
は同じく汎用プロセッサから131の通信データ転送制
御回路に対する動作制御信号、111bは入力データ転
送制御回路からプロセッサに対する処理完了の割り込み
信号、131bは通信データ転送制御回路からプロセッ
サに対する処理完了の割り込み信号である。
【0060】また、同図において、210は、通信回路
からデータを受信するための通信(受信)回路、212
1は210で受信した圧縮されたデータを一時的に記憶
しておく一方の受信バッファ・メモリ回路、2122は
他方の受信バッファ・メモリ回路である。2121a,
2121bは、それぞれの受信バッファ・メモリのデー
タ・バスである。また、212A,2121B,212
2A,2122Bは、それぞれデータ・バスを接続また
は切断することのできるノード素子である。
【0061】211は受信データを210から2121
または2122のいずれかに転送するための受信データ
転送制御回路である。
【0062】2301は、伸長されたディジタル情報を
出力するために一時記憶しておくための一方の出力バッ
ファ・メモリ回路、2302は他方の出力バッファ・メ
モリ回路である。2301a,2302aは、それぞれ
の出力バッファ・メモリのデータ・バスである。また、
2301A,2301B,2302A,2302Bは、
それぞれデータ・バスを接続または切断することのでき
るノード素子である。
【0063】232は2301と2302の出力バッフ
ァ・メモリ回路内に格納された伸長されたディジタル・
データを画像信号や音声信号として周辺機器に出力する
ための出力回路、231は、2301および2302の
出力バッファ内のデータを順次232の通信回路に引き
渡すための出力データ転送制御回路である。
【0064】また、同図において、210aは、通信回
線から与えられる通信信号、211aは、ディジタル化
された受信データである。
【0065】120dは汎用プロセッサから211の受
信データ転送制御回路に対する動作制御信号、120e
は同じく汎用プロセッサから231の出力データ伝送制
御回路に対する動作制御信号、211bは受信データ転
送制御回路からプロセッサに対する処理完了の割り込み
信号、231bは出力データ転送制御回路からプロセッ
サに対する処理完了の割り込み信号である。
【0066】本実施形態の動作は、第1の実施形態と第
2の実施形態の動作を統合したものとなる。120の汎
用プロセッサが双方向のデータ処理に用いられるため、
データ処理部の負荷が重くなるが、この部分の性能向上
は十分に見込めるため、総合的に双方向マルチメディア
・データ転送処理に関する効率の高いパイプラインを形
成することが可能となる。
【0067】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、2回路
のバッファ・メモリ回路の一方のバッファ・メモリ回路
でマルチメディア情報を入力・圧縮・出力処理又は受信
・伸長・出力処理するのに並行して他方のバッファ・メ
モリ回路のマルチメディア情報を入力・圧縮・出力処理
又は受信・伸長・出力処理するパイプライン処理を行う
ようにしたため、マルチメディア情報の入力・圧縮・出
力処理及び受信・伸長・出力処理するのに要する時間を
全体としてより短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すマルチメディア
情報圧縮・送信回路。
【図2】第1の実施形態における送信変換処理動作の概
要とスループット。
【図3】第1の実施形態におけるフェーズ1およびフェ
ーズ3における動作状態。
【図4】第1の実施形態におけるフェーズ2における動
作状態。
【図5】本発明の第2の実施形態を示すマルチメディア
情報受信・伸長回路。
【図6】第2の実施形態における受信変換処理動作の概
要とスループット。
【図7】本発明の第3の実施形態を示す双方向マルチメ
ディア情報伝送回路。
【図8】マルチメディア情報伝達方式の概要。
【図9】現状のマルチメディア情報圧縮・送信回路。
【図10】図9の処理動作の概要とスループット。
【符号の説明】
110…ディジタル変換回路 111、131、211、231…転送制御回路 120、220…汎用プロセッサ 132、210…通信回路 232…出力回路 1121、1122…入力バッファ・メモリ回路 1301、1302…出力バッファ・メモリ回路 2121、2122…受信バッファ・メモリ回路 2301、2302…出力バッファ・メモリ回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マルチメディア情報を入力し、このマル
    チメディア情報を圧縮処理して通信回線に送信するマル
    チメディア情報処理装置において、 入力データを格納するための2回路の入力バッファ・メ
    モリ回路と、 圧縮データを格納するための2回路の出力バッファ・メ
    モリ回路と、 前記入力バッファ・メモリ回路の一方にマルチメディア
    情報を入力処理するのに並行して他方の入力バッファ・
    メモリ回路に入力されたマルチメディア情報を圧縮処理
    し、前記出力バッファ・メモリ回路の一方に圧縮処理し
    たマルチメディア情報を転送処理するのに並行して他方
    の出力バッファ・メモリ回路に転送されたマルチメディ
    ア情報を送信処理するパイプライン処理手段と、を備え
    たことを特徴とするマルチメディア情報処理装置。
  2. 【請求項2】 圧縮されたマルチメディア情報を通信回
    路から受信し、このマルチメディア情報を伸張処理して
    周辺AV機器などに出力するマルチメディア情報処理装
    置において、 受信データを格納するための2回路の受信データ・バッ
    ファ・メモリ回路と、 伸長データを格納するための2回路の出力バッファ・メ
    モリ回路と、 前記受信データ・バッファ・メモリ回路の一方にマルチ
    メディア情報を受信処理するのに並行して他方の受信デ
    ータ・バッファ・メモリ回路に受信されたマルチメディ
    ア情報を伸長処理し、前記出力バッファ・メモリ回路の
    一方に伸長処理したマルチメディア情報を転送処理する
    のに並行して他方の出力バッファ・メモリ回路に転送さ
    れたマルチメディア情報を出力処理するパイプライン処
    理手段と、を備えたことを特徴とするマルチメディア情
    報処理装置。
  3. 【請求項3】 マルチメディア情報を入力し、このマル
    チメディア情報を圧縮処理して通信回線に送信する送信
    系と、圧縮されたマルチメディア情報を通信回路から受
    信し、このマルチメディア情報を伸張処理して周辺AV
    機器などに出力する受信系とを備えたマルチメディア情
    報処理装置において、 前記送信系は、入力データを格納するための2回路の入
    力バッファ・メモリ回路と、圧縮データを格納するため
    の2回路の出力バッファ・メモリ回路とを備え、 前記受信系は、受信データを格納するための2回路の受
    信データ・バッファ・メモリ回路と、伸長データを格納
    するための2回路の出力バッファ・メモリ回路とを備
    え、 前記入力バッファ・メモリ回路の一方にマルチメディア
    情報を入力処理するのに並行して他方の入力バッファ・
    メモリ回路に入力されたマルチメディア情報を圧縮処理
    し、前記送信系の出力バッファ・メモリ回路の一方に圧
    縮処理したマルチメディア情報を転送処理するのに並行
    して他方の出力バッファ・メモリ回路に転送されたマル
    チメディア情報を送信処理し、前記受信データ・バッフ
    ァ・メモリ回路の一方にマルチメディア情報を受信処理
    するのに並行して他方の受信データ・バッファ・メモリ
    回路に受信されたマルチメディア情報を伸長処理し、前
    記受信系の出力バッファ・メモリ回路の一方に伸長処理
    したマルチメディア情報を転送処理するのに並行して他
    方の出力バッファ・メモリ回路に転送されたマルチメデ
    ィア情報を出力処理するパイプライン処理手段と、を備
    えたことを特徴とするマルチメディア情報処理装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010097308A (ja) * 2008-10-15 2010-04-30 Yazaki Corp 情報収集装置

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