JPH11233989A - 電波吸収壁 - Google Patents

電波吸収壁

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JPH11233989A
JPH11233989A JP3026898A JP3026898A JPH11233989A JP H11233989 A JPH11233989 A JP H11233989A JP 3026898 A JP3026898 A JP 3026898A JP 3026898 A JP3026898 A JP 3026898A JP H11233989 A JPH11233989 A JP H11233989A
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JP
Japan
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radio wave
wall
ferrite magnetic
wave absorbing
concrete
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Pending
Application number
JP3026898A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Moriyama
義幸 森山
Naonobu Taniguchi
直延 谷口
Toshiyuki Tamakai
俊之 玉飼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外装タイルの十分な付着強度を得、射入射電
波に対応した電波吸収壁を得る。 【解決手段】 到来電波の電界方向への幅が狭く且つ到
来電波の磁界方向に延びる柱形状のフェライト磁性体
を、前記電界方向に所定間隔を開けて配置した構造であ
り、前記外装材の前記鉄筋コンクリ−ト及びフェライト
磁性体との接触面積のうち、前記フェライト磁性体との
接触面積を8〜26%に設定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高層建築物等の外
壁に適用され、到来したテレビ電波の不要反射波を防止
する電波吸収壁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、高層建築物による不要反射電波が
テレビ放送の障害となり、テレビ画面にゴ−ストを生じ
させる等の電波公害が問題となっている。この対策とし
て、高層建築物の外壁に電波吸収体を埋め込む方法があ
り、これらフエライト等磁性体を埋め込んだ電波吸収壁
については種々提案されている。
【0003】従来の電波吸収壁の一例を図6に示す。こ
の電波吸収壁は、表面に外装タイル51が配置され、そ
の裏面にフェライト板52が配置され、鉄筋53ととも
にコンクリート54で打設されている。この電波吸収壁
は、PC工法でユニット化して製造され、それを壁に装
着して高層ビル等の壁となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の電波吸収壁は、
外装タイル51とコンクリート54との間に平板状のフ
ェライト板52が挟まれる構造である。しかも、このフ
ェライト板52により外装タイル51とコンクリート5
4の接触面積がかなり減少する。このため、フェライト
板52の内蔵されない壁に対し、外装タイル51の付着
強度が劣る。この外装タイル51の付着強度が劣ると、
外装タイルが剥離する危険性が生じる。この外装タイル
51の剥離は、人身事故にもつながる、非常に危険なも
のである。このため、外装タイル51を強固に固定する
ために、例えば図7に示すように、外装タイル51にば
ね部材55を装着し、それをコンクリート54で一体化
することにより、付着強度を上げることが提案されてい
る。(実開平6−86398号公報)
【0005】また別の従来例の断面図を図8に示す。こ
の従来例では、外装タイル56の裏面に凹凸を形成し、
外装タイル56とコンクリート59との接触面積を増加
させ、固着強度を向上させている。この従来例では、5
7はフェライト板であり、58は鉄筋である。また、外
装タイル56の裏面の凹部にフェライト板57を挿入さ
せる構成とし、フェライト板の位置決めを行っている。
【0006】しかし、これらの従来例では、外装タイル
の厚さが厚くなり、また特殊な形状となるため乾式プレ
スでは困難となり、押し出し又は射出成形となり、製造
コストが高価となるという問題点がある。
【0007】また、外装タイルとして縦45mm、横9
5mmの小口タイルを使用する場合、フェライト板が目
地部分を覆ってしまい、目地部分にコンクリート等が流
れ難くなる。そのため、後で目地処理が必要となり、又
は特殊な流動化コンクリート等を使用することが必要と
なるといった問題点がある。
【0008】また、従来の電波吸収壁は、壁面に対し垂
直に入射する電波を吸収することを目的として設計され
ることが多く、壁面に対し斜めに入射する電波の吸収に
関しては検討されることが少なかった。
【0009】本発明は、上記の問題点を鑑みて、外装材
として特別な形状を必要とせず、十分な付着強度を得る
ことができる電波吸収壁を得ること、又はその外装材と
して小口タイルを用いること、又は射入射電波に対応し
た電波吸収壁を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は、
外壁の躯体を構成する鉄筋コンクリ−トと外壁面を構成
する外装材とを有する壁の内部にフェライト磁性体を配
設する電波吸収壁において、到来電波の電界方向への幅
が4〜12.5mm、壁の厚さ方向の幅が20〜40m
mであり、且つ到来電波の磁界方向に延びる柱形状のフ
ェライト磁性体を、前記電界方向に所定間隔を開けて配
置した電波吸収壁である。
【0011】本発明の第2の発明は、外壁の躯体を構成
する鉄筋コンクリ−トと外壁面を構成する外装材とを有
する壁の内部にフェライト磁性体を配設する電波吸収壁
において、到来電波の電界方向への幅が狭く且つ到来電
波の磁界方向に延びる柱形状のフェライト磁性体を、前
記電界方向に所定間隔を開けて配置した構造であり、前
記外装材の前記鉄筋コンクリ−ト及びフェライト磁性体
との接触面積のうち、前記フェライト磁性体との接触面
積を8〜26%に設定した電波吸収壁である。
【0012】本発明の第3の発明は、外壁の躯体を構成
する鉄筋コンクリ−トと外壁面を構成する外装材とを有
する壁の内部にフェライト磁性体を配設する電波吸収壁
において、到来電波の電界方向への幅が4〜12.5m
m、壁の厚さ方向の幅が20〜40mmであり、且つ到
来電波の磁界方向に延びる柱形状のフェライト磁性体
を、前記電界方向に所定間隔を開けて配置した構造であ
り、前記外装材の前記鉄筋コンクリ−ト及びフェライト
磁性体との接触面積のうち、前記フェライト磁性体との
接触面積を8〜26%に設定した電波吸収壁である。
【0013】また本発明の第4の発明は、第1〜第3の
発明において、到来電波の入射角が30〜60度の場合
に対し、十分な電波吸収特性を有する電波吸収壁であ
る。
【0014】また本発明の第5の発明は、第1〜第3の
発明において、前記柱形状のフエライト磁性体に電界方
向に貫通する穴又は溝を付けたものである。この穴又は
溝を設けることにより、フェライト磁性体をコンクリー
トに強固に付着させるものである。
【0015】また本発明の第6の発明は、第1〜第3の
発明において、前記柱形状のフエライト磁性体の前記外
装材との接合端面の綾部にカット又はアールを付けたも
のである。これにより、フェライト磁性体のコンクリー
トへの付着を強固にするとともに、外装材の固着強を向
上させるものである。
【0016】また本発明の第7の発明は、第6の発明に
おいて、前記柱形状のフエライト磁性体の前記カット又
はアール部分と前記外装材との間に樹脂モルタル等を充
填する構造としたものである。これにより、外装材の固
着強度を向上させることができる。
【0017】また本発明の第8の発明は、第1〜第3の
発明において、前記コンクリ−トは、強化繊維等入り軽
量コンクリ−トとし、前記コンクリ−トの誘電率(10
0MHz測定)が4.5以下である電波吸収壁である。
また、外装材をモルタル等で付着させる場合は、樹脂入
りモルタルとし、そのモルタルの誘電率(100MHz
測定)は4.5以下とすることが好ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明は、外装材(外装タイル)
へのフェライト磁性体の接触面積を小さくすること、つ
まり外装材とフェライト磁性体との接触面積を8〜26
%に設定すること、またフェライト磁性体の外装材と接
触する幅を4〜12.5mmとすることにより、外装材
とコンクリ−トの接触面積を大きくし、外装材の固着強
度を向上させ、外装材の剥離を防止している。また、こ
れにより目地部分にコンクリ−ト等が流れやすくなり、
後目地処理の必要が無くなり、作業性が向上する。また
これにより、外装材として小口の外装タイルでも十分に
使用出来る。フェライト磁性体の外装材と接触する幅を
4〜12.5mmとした場合、電波吸収特性を確保する
ため、厚みは25〜40mmとした。
【0019】また本発明は、壁面に対し斜めに入射する
電波を吸収する特性を有している。この入射角として
は、30〜60度に対応し、フェライト磁性体の形状、
配列もこれに対応している。また、コンクリ−ト等の誘
電率を4.5以下とした理由も、電界ギャップ率が75
%から92%の範囲では、誘電率4.5以下でないと要
求特性を満足させることが出来ないからである。
【0020】
【実施例】本発明に係る一実施例の電波吸収壁の構造を
示す斜視図を図1に示す。またこの実施例の水平方向の
断面図を図2に、図2のA−A断面図を図3に示す。こ
の実施例は、外装材として縦45mm、巾95mm、厚
さ8mmの磁器タイル2を用いた電波吸収壁であり、こ
の磁器タイル2の裏面に幅(m)が8mm、厚み(n)
が30mmの角柱フエライト磁性体1を到来電波の磁界
方向に連続に、電界方向は等間隔で配置し、42mmの
ギャップ(G)をあけ配列したものである。この時の磁
器タイル2へのフエライト磁性体1の接触面積は約16
%である。このフェライト磁性体1の後方には、鉄筋3
が配置され、繊維強化コンクリ−ト4で一体的に固着さ
れている。
【0021】この実施例の磁器タイル2の裏面には、約
1mm程度の溝5が形成されている。この磁器タイル2
の構造は、通常のものであり、特別な形状の磁器タイル
を用いる必要はなかった。また、目地部分へのコンクリ
ートの流れ込みは良好であり、後目地処理の必要は生じ
なかった。この実施例の磁器タイルの付着強度を測定し
た結果、平均13kg/cm2が得られた。一般的な磁
器タイルの付着強度は、8kg/cm2以上必要とされ
ているが、本実施例のようにフエライト磁性体1といっ
た異種材料を間に介入させている場合には、磁器タイル
の付着強度として10kg/cm2以上は必要とされて
いる。しかし、本実施例による磁器タイル2の付着強度
は、上述のように、平均13kg/cm2の強度を有
し、十分な付着強度を得ていることが分かる。つまり、
本実施例では、外装材を金物等でコンクリ−トにアンカ
−させる必要はない。
【0022】また、本実施例の電波吸収壁の電波吸収性
能を電波の入射角45度で測定評価した結果、100M
Hzで18dB、200MHzで20dB、500MH
zで16dBとなり、電波吸収壁として十分な反射損失
が得られた。特に500MHzでの特性では約10dB
の向上が得られた。即ち、本実施例の電波吸収壁は、要
求される電波吸収性能を満足させることができる。
【0023】上記実施例のコンクリ−トの誘電率は4.
5であるが、この誘電率を変更させた場合の電波吸収特
性を表1に示す。この誘電率が4.5以下であれば、良
好な電波吸収特性を示すが、誘電率が4.5を超えると
200MHz、又は500MHzでの電波吸収性能が悪
くなり、実用的でなくなる。尚、この表1は、電波の入
射角は45度である。
【0024】
【表1】
【0025】上記実施例と同様構造の電波吸収壁におい
て、角柱フェライト磁性体1の寸法を幅(m)4mm、
厚み(n)20mmとし、電界方向に等間隔で46mm
のギャップ(G)をあけ配列した。この時の磁器タイル
2へのフェライト磁性体1の接触面積は約8.5%であ
る。このフェライト磁性体1の斜視図を図4に示す。こ
の図4の下側が外装材に接触する面であり、上側が鉄筋
側である。このフェライト磁性体1には、溝6が形成さ
れている。この溝6により、フェライト磁性体1はコン
クリートに強固に付着される。なお、この溝6の形状
は、この実施例の形状に限定されるものではなく、適宜
設定可能である。また、このフェライト磁性体1の外装
材と当接する面の角に面取り(カット)8が施されてい
る。
【0026】この実施例の繊維強化コンクリートは、フ
ェライト磁性体の背面の反射筋より5〜10mm位置ま
で充填し、その後軽量コンクリ−トで充填されている。
この実施例の磁器タイルの付着強度を測定した結果、平
均13.8kg/cm2が得られた。また、本実施例の
電波吸収壁性能を電波の入射角60度で評価した結果、
100MHzで17dB、200MHzで19dB、5
00MHzで12dBとなり、一般に要求される電波吸
収性能を得ることができた。
【0027】上記実施例と同様構造の電波吸収壁であっ
て、角柱フェライト磁性体として、幅(m)12.5m
m、厚み(n)40mmの角柱フエライト磁性体1を用
い、到来電波の磁界方向に連続に、電界方向は等間隔で
配置し、37.5mmのギャップ(G)をあけ配列し
た。この時の磁器タイル2へのフェライト磁性体1の接
触面積は約26%である。このフェライト磁性体1の斜
視図を図5に示す。この図5の下側が外装材に接触する
面であり、上側が鉄筋側である。このフェライト磁性体
1には、穴7が形成されている。この穴7は、フェライ
ト磁性体1を貫通し、到来電波の電界方向と同じ方向に
形成されている。この穴7により、フェライト磁性体1
はコンクリート4に強固に付着される。なお、この穴7
の形状は、この実施例の形状に限定されるものではな
く、適宜設定可能である。また、このフェライト磁性体
1の外装材と当接する面の角にアールR9が施されてい
る。
【0028】この実施例の磁器タイルの付着強度を測定
した結果、平均で12.8kg/cm2が得られた。ま
た、本実施例の電波吸収壁の電波吸収性能を電波の入射
角30度で測定した結果、100MHzで20dB、2
00MHzで18dB、500MHzで14dBとな
り、一般に要求される電波吸収性能を得ることができ
た。
【0029】なお、上記実施の形態においては、フエラ
イト磁性体は角柱形状に成形した例で説明しているが、
これに限定されるものではない。このフェライト磁性体
は楕円柱状等に成形されてもよい。要は、外装材への接
触面積を小さく、フェライト磁性体と充填するコンクリ
−トとの付着強度を保ち、且つ所定の電波吸収性能を得
ることができる形状であれば良い。
【0030】上記実施例において、フェライト磁性体の
外装材との接触する面の角に面取り(カット)又はアー
ルを付けているが、このカット又はアールの部分に樹脂
モルタル等を充填して、外装材の付着強度を向上させる
ことができる。
【0031】上記実施例によれば、フェライト磁性体と
コンクリ−トの付着強度を保証し、小口タイルといった
安価な外装材を使用する事が出来、十分な電波吸収性能
を有するものである。また、建築面では、外装材が長期
間の外部環境に対して脱落等の問題が一番重要であり、
これらの品質保証が保たれる構造であり要求特性を満足
する電波吸収壁である。
【0032】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の電波
吸収壁を採用すると、一般的な外装材を使用しても、要
求される電波吸収性能を確保しつつ、かつ外装材の十分
な付着強度を得ることができる。このため、外装材を金
物等でアンカ−を施す作業及び後目地処理を不要とする
ことができ、施工の作業性が向上する効果がある。ま
た、外装材として比較的小型な外装タイルを使用して
も、確実に、要求される機械的性能と電波吸収性能を確
保でき安価な電波吸収壁が可能となる。また、入射角が
30〜60度の斜めに入射する電波に対しても十分な電
波吸収効果を発揮するものであり、ビル等の設計の自由
度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の斜視図である。
【図2】本発明に係る一実施例の水平方向の断面図であ
る。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】本発明に係るフェライト磁性体の斜視図であ
る。
【図5】本発明に係るフェライト磁性体の斜視図であ
る。
【図6】従来例の斜視図である。
【図7】従来例の外装タイル固定構造を示す図である。
【図8】別の従来例の断面図である。
【符号の説明】
1 フェライト磁性体 2 外装材(外装タイル) 3 鉄筋(反射板) 4 コンクリート 5 溝 6 溝 7 穴

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外壁の躯体を構成する鉄筋コンクリ−ト
    と外壁面を構成する外装材とを有する壁の内部にフェラ
    イト磁性体を配設する電波吸収壁において、到来電波の
    電界方向への幅が4〜12.5mm、壁の厚さ方向の幅
    が20〜40mmであり、且つ到来電波の磁界方向に延
    びる柱形状のフェライト磁性体を、前記電界方向に所定
    間隔を開けて配置したことを特徴とする電波吸収壁。
  2. 【請求項2】 外壁の躯体を構成する鉄筋コンクリ−ト
    と外壁面を構成する外装材とを有する壁の内部にフェラ
    イト磁性体を配設する電波吸収壁において、到来電波の
    電界方向への幅が狭く且つ到来電波の磁界方向に延びる
    柱形状のフェライト磁性体を、前記電界方向に所定間隔
    を開けて配置した構造であり、前記外装材の前記鉄筋コ
    ンクリ−ト及びフェライト磁性体との接触面積のうち、
    前記フェライト磁性体との接触面積を8〜26%に設定
    したことを特徴とする電波吸収壁。
  3. 【請求項3】 外壁の躯体を構成する鉄筋コンクリ−ト
    と外壁面を構成する外装材とを有する壁の内部にフェラ
    イト磁性体を配設する電波吸収壁において、到来電波の
    電界方向への幅が4〜12.5mm、壁の厚さ方向の幅
    が20〜40mmであり、且つ到来電波の磁界方向に延
    びる柱形状のフェライト磁性体を、前記電界方向に所定
    間隔を開けて配置した構造であり、前記外装材の前記鉄
    筋コンクリ−ト及びフェライト磁性体との接触面積のう
    ち、前記フェライト磁性体との接触面積を8〜26%に
    設定したことを特徴とする電波吸収壁。
  4. 【請求項4】 到来電波の入射角が30〜60度である
    ことを特徴とする請求項1〜3に記載された電波吸収
    壁。
  5. 【請求項5】 前記柱形状のフエライト磁性体に電界方
    向に貫通する穴又は溝を付けたことを特徴とする請求項
    1〜3に記載された電波吸収壁。
  6. 【請求項6】 前記柱形状のフエライト磁性体の前記外
    装材との接合端面の綾部にカット又はアールを付けたこ
    とを特徴とする請求項1〜3に記載された電波吸収壁。
  7. 【請求項7】 前記柱形状のフエライト磁性体の前記カ
    ット又はアール部分と前記外装材との間に樹脂モルタル
    等を充填する構造としたことを特徴とする請求項6に記
    載された電波吸収壁。
  8. 【請求項8】 前記コンクリ−トは、強化繊維等入り軽
    量コンクリ−トとし、前記コンクリ−トの誘電率(10
    0MHz測定)が4.5以下であることを特徴とする請
    求項1〜3に記載された電波吸収壁。
JP3026898A 1998-02-12 1998-02-12 電波吸収壁 Pending JPH11233989A (ja)

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