JPH11226181A - 遊技盤の電装装飾品 - Google Patents

遊技盤の電装装飾品

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JPH11226181A
JPH11226181A JP2959298A JP2959298A JPH11226181A JP H11226181 A JPH11226181 A JP H11226181A JP 2959298 A JP2959298 A JP 2959298A JP 2959298 A JP2959298 A JP 2959298A JP H11226181 A JPH11226181 A JP H11226181A
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game board
mounting hole
winning ball
temporary fixing
fixing piece
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JP2959298A
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Katsushi Matsui
勝史 松井
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Sanyo Bussan Co Ltd
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Sanyo Bussan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リード線を取付穴に挿通する際、裏側で何か
に突き当たると、本体部が軽いので浮き上がってしま
う。 【解決手段】 リード線41が導出される入賞球センサ
40を本体部20とホルダ部30とによって収容した入
賞球検出器10を遊技盤Gの取付穴Hに本固定するにあ
たり、ホルダ部30の後端から取付穴Hの側に向かって
弾性仮止め片50,50を延設し、同取付穴Hに押し入
れていったときに係合部52が開口縁に係合することに
よって仮止めされるようにしたため、ロボットアームR
などで自働組付するような場合に取付穴Hを貫通するリ
ード線41によって入賞球検出器10自体が浮き上がっ
てしまい、次のネジ止め工程に支障が生じるといったこ
とを防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技盤の電装装飾
品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の遊技盤の電装装飾品とし
て、図15および図16に示すようなパチンコ機の入賞
球検出器1が知られている。この入賞球検出器1は、遊
技盤5の表面にて遊技球が通過可能となるように配設さ
れた本体部2と、この本体部2の裏側に係止されて両者
の間でセンサ3を支持する収容スペースを形成するホル
ダ部4とを備えている。本体部2は遊技盤の表面に平行
となるフランジ部2aを備えており、このフランジ部2
aにはネジ止め用の貫通穴2bを形成してある。
【0003】このような入賞球検出器1を遊技盤5に取
り付けるには、次のようにしていた。まず、本体部2と
ホルダ部4とを係止させて一体化し、センサ3を内部に
収容する。次に、作業者はセンサ3から伸びるリード線
3aを遊技盤5の取付穴6に挿入して裏側に貫通させ、
本体部2のフランジ部2aを遊技盤5の表面に押さえつ
けながら、貫通穴2bにネジ7を挿入して遊技盤5に螺
合させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の遊技盤
の電装装飾品においては、次のような課題があった。
【0005】リード線3aを取付穴6に挿通する際、裏
側で何かに突き当たると、図17に示すように本体部2
は軽いので浮き上がってしまう。人間が取り付け作業を
する場合には浮き上がらないように押さえながら作業し
たり、リード線3aを障害物から離すなどして対処でき
るが、自動化のためにロボットなどで仮組みしようとす
るときには、浮き上がることによって次の工程に支障が
生じる。本発明は、上記課題にかんがみてなされたもの
で、長いリード線がある場合でも浮き上がりを防止して
自動化に支障が生じないようにすることが可能な遊技盤
の電装装飾品の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、遊技盤に形成した取付穴
を介してリード線を背面側に導出しつつ遊技盤表面に配
設される電装装飾品であって、遊技盤表面に配設されて
電装品を備える本体部と、遊技盤と平行に密接可能であ
るとともに遊技盤表面に向けて貫通するネジ止め穴を有
するフランジ部と、上記本体部に対して上記取付穴側へ
延設されつつ当該取付穴に無理入れ可能であって無理入
れ時に当該遊技盤に係合して仮止めする弾性仮止め片と
を具備する構成としてある。
【0007】上記のように構成した請求項1にかかる発
明においては、遊技盤に形成した取付穴からリード線を
背面側に導出させて遊技盤表面に配設されるが、ここで
電装品を備える本体部は遊技盤表面に配設されるため、
フランジ部を遊技盤と平行に密接させ、遊技盤表面に向
けて貫通するネジ止め穴でネジ止め固定される。ただ、
このネジ止め前に上記本体部を取付穴位置にセットする
際には、この本体部から取付穴側へ延設された弾性仮止
め片が当該取付穴に無理入れされ、この無理入れ時に当
該遊技盤に係合して仮止めする。従って、本体部はネジ
止め以前から所定位置に仮保持されることになり、リー
ド線が遊技盤の裏側で何かに当接したとしても浮き上が
ることはない。
【0008】このような本体部は電装品を保持するが、
電装品の種類や機能によってその形状は適宜変更可能で
あり、当該電装品を支持するために本体部が複数の部品
からなるような構成であっても構わない。また、電装品
は必ずしも遊技盤よりも表側にある必要はなく、取付穴
の内側に入っていても構わない。いずれにしても、リー
ド線が後方側に導出されつつ、遊技盤の表面側から取り
付けられるようなものであればよい。
【0009】弾性仮止め片は、取付穴に無理入れ可能で
あって無理入れ時に遊技盤に係合するものであればよ
く、その形状などは様々である。その一例として、請求
項2にかかる発明は、請求項1に記載の遊技盤の電装装
飾品において、上記弾性仮止め片は、先端に向かうにつ
れて細幅となりつつ後端側には外方に段部を形成した楔
形の係合部と、この係合部の先端が上記取付穴に入り込
めるようにしつつ楔形とした傾斜面が同取付穴の内周面
に摺接するように押しつけ、かつ、同係合部の後端の段
部を同取付穴の裏側開口縁に係止させる程度の長さとし
たアーム部とを有する構成としてある。
【0010】上記のように構成した請求項2にかかる発
明においては、弾性仮止め片がアーム部と係合部とから
形成されている。ここでアーム部は少なくとも係合部の
先端が上記取付穴に入り込めるように支持しているた
め、ロボットなどで位置合わせして取付穴に向かって押
し入れれば引っかかることなく取付穴に入り始める。た
だし、先端は取付穴に入り込めるものの楔形とした傾斜
面は同取付穴と干渉するようになっており、当該傾斜面
は取付穴の内周面に摺接するように押しつけられる。し
かしながら、本体部が所定位置まで押し入れられると係
合部の後端の段部が取付穴の裏側開口縁に到達し、それ
まで内周面と干渉していた反力によって係合部は外方に
押し出され、同段部が同裏側開口縁に引っかかる。これ
により仮止めされ、引き戻そうとしても抜けなくなる。
【0011】このような形状はシンプルでありつつ十分
な役目を果たすが、むろん、かかる形状に限られるもの
ではない。例えば、この例では取付穴の裏側開口縁に係
止するようにしているが、取付穴の周面に対して係止す
るように爪状に形成することもできる。また、取付穴よ
りも一回り小さく形成した筒状体を備えつつ、当該筒状
体の周面に弾性のあるひだを形成しておき、このひだを
撓ませながら取付穴の内周面に対して係止するようにし
ても良い。さらに、このような弾性仮止め片の数も適宜
変更可能である。
【0012】遊技盤に対する取付位置は最終的にはネジ
止めによって確定されることになるが、位置合わせが重
要になることもある。このような場合に好適な一例とし
て、請求項3にかかる発明は、請求項1または請求項2
のいずれかに記載の遊技盤の電装装飾品において、上記
弾性仮止め片は、上記取付穴の側に形成した位置決め凹
部に入り込んで位置合わせされる構成としてある。上記
のように構成した請求項3にかかる発明においては、取
付穴の側に位置決め凹部を形成しておくことにより、弾
性仮止め片が同取付穴に無理入れされる際に当該位置決
め凹部に入り込み、所定位置に位置合わせされる。
【0013】むろん、このような位置決め凹部は弾性仮
止め片の係合位置に対応して形成されるし、その際にテ
ーパー状に形成して所定位置へ誘導するようにしてもよ
い。例えば、弾性仮止め片の断面を山形突起としつつ位
置決め凹部は擂り鉢状に形成すれば、互いの頂点同士が
つき合うように誘導する作用が生じる。この位置決め凹
部が取付穴の裏側開口縁に形成することも当然に生じる
が、このような場合に現実の遊技盤の構成を好適に利用
することが可能である。すなわち、請求項4にかかる発
明は、請求項3に記載の遊技盤の電装装飾品において、
上記遊技盤は、合板からなるとともに最裏面にはく離可
能な薄板を貼着してあり、上記位置決め凹部は当該薄板
をはく離して形成される構成としてある。
【0014】通常、遊技盤自体は合板で形成されるとと
もに最裏面にはく離可能な薄板を貼着してある。そし
て、この薄板は別の位置合わせのために所定形状にくり
ぬかれたり剥がされたりしている。このような実体に鑑
み、上記のように構成した請求項4にかかる発明におい
ては、取付穴の裏面開口縁でこの薄板をはく離し、位置
決め凹部としている。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、取付穴に
向かって延設される弾性仮止め片を備えることによって
ネジ止め前に所定位置に保持できるようにしたので、リ
ード線によって浮き上がって自動化に支障が生じること
を未然に防止することが可能な遊技盤の電装装飾品を提
供することができる。
【0016】また、請求項2にかかる発明によれば、シ
ンプルで必要且つ十分な弾性仮止め片の形状とすること
ができる。さらに、請求項3にかかる発明によれば、同
時に位置合わせもでき、より自動化が行いやすくなる。
さらに、請求項4にかかる発明によれば、通常の遊技盤
を使いながら位置合わせを極めて容易に行うことができ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面にもとづいて本発明の
実施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態にか
かる遊技盤の電装装飾品としての入賞球検出器10を分
解斜視図により示している。
【0018】同図において、この入賞球検出器10は後
述する遊技盤Gの所定位置に配設されて遊技球の入賞通
過位置に配設される本体部20と、この本体部20の裏
面側から係合可能なホルダ部30とによって中空の筺体
を形成するとともに、この筺体内に入賞球センサ40を
収容して構成されている。本体部20は遊技盤Gで入賞
球の通過経路を形成すべく門形に形成され、上下に遊技
球の通過穴が形成されている。入賞球センサ40は短冊
板状に形成されているとともに遊技球が通過可能な円形
状の貫通口が形成されており、この貫通口の周囲に電線
を周回させて電磁コイルを形成してある。従って、遊技
球が通過するとこの電磁コイルにおける通電電流が変化
することになり、遊技球を検出することができる。電磁
コイルに通電電流を与えるためにリード線41が導出さ
れており、他端にはコネクタ42も取り付けられてい
る。なお、本体部20には遊技盤Gの表面に密接するよ
うにフランジ部21が形成されており、同フランジ部2
1にはネジ止め貫通孔22,22が形成されている。
【0019】ホルダ部30はその前方側の端部に楔形の
凸部31,31が形成され、当該凸部31,31が本体
部20に形成した凹部23,23に入り込むことによ
り、当該本体部20と一体となって係合可能となってい
る。一方、ホルダ部30自体は略角筒型となっており、
そのままでは入賞球センサ40が後方に抜け落ちかねな
いので、内周方向に凸部32aを有する押さえアーム3
2を筒壁面に沿って後方に延設してある。これにより、
同押さえアーム32の凸部32aは入賞球センサ40の
後端に係合し、入賞球センサ40が抜け落ちることはな
い。
【0020】ここまでは、従来の入賞球検出器1と同じ
であるが、本実施形態の入賞球検出器10は、上述した
ホルダ部30に対してさらに弾性仮止め片50,50を
形成してある。この弾性仮止め片50,50は、ホルダ
部30の後端の上縁と下縁からやや外方に広がりながら
後方に向かって延設されるアーム部51,51を備える
とともに、その先端部分には先方に向かって厚みが先細
りとなる楔形の係合部52,52が形成されている。こ
こで、係合部52は楔形となっているため、アーム部5
1との接続部分では外方に段部52aが形成されること
になる。そして、この段部52aから本体部20のフラ
ンジ部21までの距離が遊技盤Gの厚みにほぼ一致する
ようにアーム部51,51の長さを形成してある。
【0021】次に、上記構成からなる本実施形態の動作
を説明する。まず、図2に示すように、入賞球検出器1
0を組み立てる。すなわち、本体部20の裏面側からホ
ルダ部30を近接させ、先端両側の凸部31,31を凹
部23,23に対して内側から入り込ませて係合させ
る。その後、押さえアーム32を外方に撓ませて凸部3
2aの干渉を無くして入賞球センサ40を中空筒部内に
収容する。入賞球センサ40が完全に収容されたら押さ
えアーム32を戻すことにより、自力で復帰して凸部3
2aが入賞球センサ40の後端に係合する。以上のよう
にして入賞球検出器10の組付が完了する。
【0022】このようにして組み付けられた入賞球検出
器10は図3に示すようにロボットアームRにて遊技盤
Gに形成された取付穴Hに取り付ける。ロボットアーム
Rは入賞球検出器10における本体部20を上方から摘
むようにして保持し、図示しない別の補助具によってリ
ード線41を取付穴Hに挿入してからホルダ部30の側
を同取付穴Hに挿入させる。図4に示すように、弾性仮
止め片50,50の先端の間隔は取付穴Hの開口径より
もわずかに小さくなっており、ロボットアームRが入賞
球検出器10を取付穴Hに向かって押し込んでいったと
きに弾性仮止め片50,50はやや内側に押し込まれる
ようにして挿入されていく。この状態が無理入れ状態を
表す。
【0023】このようにしてフランジ部21が遊技盤G
の表面に当接するまで挿入していくと、係合部52,5
2の先端は遊技盤Gの裏面に突き出てくることになり、
段部52a,52aが取付穴Hの開口縁に達したときに
アーム部51,51の復元力によって係合部52,52
が外方に押し広げられ、同段部52a,52aが取付穴
Hの開口縁に係合する。この状態を図5に示している。
これにより、入賞球検出器10は遊技盤Gに対して仮止
めされたことになり、ロボットアームRは当該入賞球検
出器10から離れる。従来であれば、このときにリード
線41が遊技盤の裏側の何かに突き当たっていたりする
と、その反力によって入賞球検出器10自体が浮き上が
ってしまうが、上述したように弾性仮止め片50によっ
て仮止めされているので、そのようなことは起こらな
い。そして、この後、ネジ止め用の図示しないロボット
アームが近接してネジをネジ止め貫通孔22に貫通させ
つつ遊技盤Gに螺合させ、当該入賞球検出器10は本固
定される。
【0024】本実施例では、二つのアーム状の弾性仮止
め片50,50を備える例を示しているが、必ずしもこ
のようなアーム状である必要はない。図6および図7は
他の実施形態を示している。この例では、弾性仮止め片
150として、取付穴Hに挿入可能な程度の一回り小径
とした筒部151と、その周面から外方に複数形成した
ひだ152とから構成されている。このひだ152はビ
ニール系の素材で形成されるのが好ましく、図7に示す
ように、筒部151を取付穴Hに挿入するとひだ152
は取付穴Hとの間の狭い隙間に押し入れられるので、当
該入賞球検出器110自体を仮止めすることができる。
【0025】また、図8および図9は別の実施形態を示
している。この例では、金属片にU字形の切り込みを形
成しつつ、内側の舌片曲げ起こした係止具251を形成
するとともに、当該係止具251を装着できる程度の凹
部252aをアーム状の仮止め片252に形成してあ
る。この仮止め片252はフランジ部221から取付穴
Hに向かって垂直に延設されるものであり、係止具25
1は取付穴Hと仮止め片252の間に挟まれて取付穴H
の周面に係止するとともに、抜け止めを図ることにな
る。
【0026】さらに、上述した実施形態においては、入
賞球検出器として適用しているが、電装装飾品であって
一般的にはリード線によって浮き上がってしまいがちな
ものであれば、一般的に適用可能である。図10および
図11は、風車として適用した例を示しており、取付穴
Hの内部に収容される電球341や基板342を備えて
いるとともに、遊技盤G側のフランジ部321には回転
可能な風車324が支持されている。この場合も、弾性
仮止め片350,350が取付穴H内側に向かって延設
されており、同様にして係合可能となっている。
【0027】弾性仮止め片50は電装装飾品を取付穴H
に対して一時的に仮止めするだけにとどまらず、より有
効に利用することが可能である。図12は、この弾性仮
止め片50を使用して位置合わせする例を示している。
取付穴Hの周面にはすり鉢形の溝H1,H1を形成して
あり、弾性仮止め片50の断面は山形に形成してある。
弾性仮止め片50における山形として頂点が溝H1の頂
点に一致すれば位置合わせができるとする。図12に示
すように、これらの頂点同士が微妙にずれていたとして
も、弾性仮止め片50,50がその復元力によって互い
に押し広げられようとするので両者は一致するように図
中の矢印方向に移動する。これによって所定の位置に納
まり、位置合わせが完了する。
【0028】このような位置合わせは一般的な凹凸形状
を形成すれば適宜変形可能である。例えば、弾性仮止め
片50の側に凹部を形成して取付穴Hの側に凸部を形成
しても良い。一方、遊技盤G自体は、通常、合板で形成
されており、際裏面は飾り面を形成する意味で薄板G1
が貼付されている。この薄板G1は一般的に飾り面とし
て利用されるが、遊技機においては各種の部品を組み付
けたり、当該遊技盤G自体を遊技機に取り付けるための
位置決めに利用されることが多い。すなわち、凹凸係合
するために部分的に薄板G1を切り取り、装着部品をこ
の凹凸に対して組み合わせて位置決めするのである。
【0029】図13は、取付穴Hの開口周縁にてこの薄
板G1を切り欠いて凹部Jを形成した実施形態を示して
おり、図14に示すように切り欠いた凹部Jに対して係
合部52がはまり込むことによって位置決めができる。
このように、リード線41が導出される入賞球センサ4
0を本体部20とホルダ部30とによって収容した入賞
球検出器10を遊技盤Gの取付穴Hに本固定するにあた
り、ホルダ部30の後端から取付穴Hの側に向かって弾
性仮止め片50,50を延設し、同取付穴Hに押し入れ
ていったときに係合部52が開口縁に係合することによ
って仮止めされるようにしたため、ロボットアームRな
どで自働組付するような場合に取付穴Hを貫通するリー
ド線41によって入賞球検出器10自体が浮き上がって
しまい、次のネジ止め工程に支障が生じるといったこと
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる遊技盤の電装装飾
品としての入賞球検出器の分解斜視図である。
【図2】入賞球検出器の平面断面図である。
【図3】入賞球検出器の取付工程を示す斜視図である。
【図4】入賞球検出器の取付工程を示す断面図である。
【図5】入賞球検出器の取付工程を示す断面図である。
【図6】変形例にかかる入賞球検出器の取付工程を示す
図である。
【図7】同入賞球検出器の取付完了状態を示す部分断面
図である。
【図8】他の変形例にかかる入賞球検出器の部分分解斜
視図である。
【図9】同入賞球検出器の取付完了状態を示す断面図で
ある。
【図10】遊技盤の電装装飾品の他の変形例にかかる風
車の斜視図である。
【図11】同風車の側面図である。
【図12】弾性仮止め片を利用して位置合わせする状態
を示す模式図である。
【図13】合板の遊技盤で位置合わせする状態を示す斜
視図である。
【図14】同遊技盤で位置合わせする状態を示す断面図
である。
【図15】従来の入賞球検出器の側面図である。
【図16】同入賞球検出器の取付工程を示す斜視図であ
る。
【図17】同入賞球検出器が浮き上がる状態を示す断面
図である。
【符号の説明】
10…入賞球検出器 20…本体部 21…フランジ部 22…ネジ止め貫通孔 23…凹部 30…ホルダ部 31…凸部 32…押さえアーム 32a…凸部 40…入賞球センサ 41…リード線 42…コネクタ 50…弾性仮止め片 51…アーム部 52…係合部 52a…段部 110…入賞球検出器 150…弾性仮止め片 151…筒部 152…ひだ 221…フランジ部 251…係止具 252…仮止め片 252a…凹部 324…風車 341…電球 342…基板 350…弾性仮止め片 G…遊技盤 H…取付穴 J…凹部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤に形成した取付穴を介してリード
    線を背面側に導出しつつ遊技盤表面に配設される電装装
    飾品であって、 遊技盤表面に配設されて電装品を備える本体部と、 遊技盤と平行に密接可能であるとともに遊技盤表面に向
    けて貫通するネジ止め穴を有するフランジ部と、 上記本体部に対して上記取付穴側へ延設されつつ当該取
    付穴に無理入れ可能であって無理入れ時に当該遊技盤に
    係合して仮止めする弾性仮止め片とを具備することを特
    徴とする遊技盤の電装装飾品。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載の遊技盤の電装装飾
    品において、上記弾性仮止め片は、 先端に向かうにつれて細幅となりつつ後端側には外方に
    段部を形成した楔形の係合部と、 この係合部の先端が上記取付穴に入り込めるようにしつ
    つ楔形とした傾斜面が同取付穴の内周面に摺接するよう
    に押しつけ、かつ、同係合部の後端の段部を同取付穴の
    裏側開口縁に係止させる程度の長さとしたアーム部とを
    有することを特徴とする遊技盤の電装装飾品。
  3. 【請求項3】 上記請求項1または請求項2のいずれか
    に記載の遊技盤の電装装飾品において、上記弾性仮止め
    片は、上記取付穴の側に形成した位置決め凹部に入り込
    んで位置合わせされることを特徴とする遊技盤の電装装
    飾品。
  4. 【請求項4】 上記請求項3に記載の遊技盤の電装装飾
    品において、上記遊技盤は、合板からなるとともに最裏
    面にはく離可能な薄板を貼着してあり、上記位置決め凹
    部は当該薄板をはく離して形成されることを特徴とする
    遊技盤の電装装飾品。
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JP2003024520A (ja) * 2001-07-11 2003-01-28 Heiwa Corp パチンコ機の入賞装置
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JP2022075935A (ja) * 2020-11-04 2022-05-18 株式会社三洋物産 遊技機

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