JPH11219233A - 配線方法及び携帯型情報処理装置 - Google Patents

配線方法及び携帯型情報処理装置

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JPH11219233A
JPH11219233A JP10019667A JP1966798A JPH11219233A JP H11219233 A JPH11219233 A JP H11219233A JP 10019667 A JP10019667 A JP 10019667A JP 1966798 A JP1966798 A JP 1966798A JP H11219233 A JPH11219233 A JP H11219233A
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JP
Japan
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harness
fpc
connector
display unit
wiring
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JP10019667A
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English (en)
Inventor
Hironori Motonaga
寛則 元永
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/36Assembling printed circuits with other printed circuits
    • H05K3/361Assembling flexible printed circuits with other printed circuits

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  • Calculators And Similar Devices (AREA)
  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、本体に表示部筐体が回動自在に設け
られたパーソナルコンピュータに於いて、長期間に亘り
安定した動作が維持できるとともに、省スペース化が図
れる本体と表示部筐体との間の配線方法、及び表示部筐
体の回動部分に於ける回路部分の断線を回避して、長期
間に亘り安定した動作が維持できるとともに、コネクタ
を含む実装部品の小型化実装を容易にして省スペース化
を図った携帯型情報処理装置を提供することを課題とす
る。 【解決手段】耐久性が要求される、パーソナルコンピュ
ータ本体1と表示部筐体2との間の可動部分にはハーネ
スを利用し、基板などへの接続で小型コネクタの部品が
要求される部分にはFPCを利用して、かつFPC11
−ハーネス20間の接続は、半田付けや導電接着剤など
で直接接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本体に表示部筐体
が回動自在に設けられたパーソナルコンピュータに於け
る本体と表示部筐体との間の配線方法、及び本体に表示
部筐体が開閉自在に枢支される構造の携帯型情報処理装
置に関する。
【0002】また本発明は、本体に、LCD及びポイン
ティングデバイスを設けたLCD筐体が回動自在に設け
られる携帯型情報処理装置、及び同装置に適用される配
線方法に関する。
【0003】
【従来の技術】本体に表示部筐体が回動自在に設けられ
た、例えばノートブックタイプ、パームトップタイプ等
の携行が容易なパーソナルコンピュータに於いて、従来
では、本体側と表示部筐体側(LCD側)との間に布線
される各種信号線の接続手段として、薄く折り曲げが容
易で自由な配線が可能なFPC(Flexible Printed Cir
cuit board)が用いられていた。具体的には回動軸部を
兼ねたダクト内にFPCを折り畳み挿通することによ
り、本体側と表示部筐体側(LCD側)との間の信号線
接続を行っていた。
【0004】しかしながら、表示部筐体の回動部分にF
PCを利用すると、表示部筐体を開閉する度に、FPC
にねじりのストレスがかかり、当該部分の信号線が断線
し易く、従って長期間に亘る安定した動作が期待できな
いという問題があった。
【0005】また、本体側と表示部筐体側(LCD側)
との間の信号線接続をハーネスで行う構成とした場合
は、ハーネス−基板間のコネクタ形状が大型化し、従っ
て実装面積、実装容積等に制約を受けるミニノートパー
ソナルコンピュータ等の携帯型機器に於いては適用が困
難であるという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、表示
部筐体が回動自在なパーソナルコンピュータに於いて、
従来では、表示部筐体を開閉する度に、表示部筐体の回
動部分に於いてFPCにねじりのストレスがかかり、当
該FPC部分の信号線が断線し易く、従って長期間に亘
る安定した動作が期待できないという問題があった。ま
た、本体側と表示部筐体側との間の信号線接続をハーネ
スで行う構成とした場合は、ハーネス−基板間のコネク
タ形状が大型化し、従って実装面積、実装容積等に制約
を受けるミニノートパーソナルコンピュータ等の携帯型
機器に於いては適用が困難であるという問題があった。
【0007】本発明は上記実情に鑑みなされたもので、
本体に表示部筐体が回動自在に設けられたパーソナルコ
ンピュータに於いて、長期間に亘り安定した動作が維持
できるとともに、省スペース化が図れる本体と表示部筐
体との間の配線方法を提供することを目的とする。
【0008】また本発明は、表示部筐体が回動自在な携
帯型情報処理装置に於いて、表示部筐体の回動部分に於
ける回路部分の断線を回避して、長期間に亘り安定した
動作が維持できるとともに、コネクタを含む実装部品の
小型化実装を容易にして省スペース化が図れる携帯型情
報処理装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、本体と、本体
に回動可能に設けられた表示部筐体との間の配線手段に
於いて、ハーネスにFPCを直に半田付け等により接続
し、表示部筐体(LCD筐体)の開閉時にストレスがか
かり易い部分にはハーネスを利用し、基板と接続する部
分にはFPCを利用して、表示部筐体の回動に伴う断線
を回避し長期間に亘り安定した動作を維持できるように
するとともに、FPC用小型コネクタ等の小型化部品を
利用でき省スペース化が図れるようにしたことを特徴と
する。
【0010】即ち、本発明は、本体に枢支部を介して表
示部筐体が回動自在に設けられたパーソナルコンピュー
タの本体と表示部筐体との間の配線方法であって、前記
枢支部を介して布線される配線部分にハーネスを用い、
コネクタを介して布線される配線部分にFPCを用い
て、前記ハーネスとFPCとの間を直接接続するこによ
り、表示部筐体の回動に伴う断線を回避し長期間に亘り
安定した動作を維持できるようにするとともに、FPC
用小型コネクタ等の小型化部品を利用可能にして省スペ
ース化が図れるようにしたことを特徴とする。
【0011】また、本発明は、上記配線方法に於いて、
ハーネスが表示部筐体内で分岐されて複数の回路ブロッ
クに布線することにより、FPCの取り数を増加するこ
となく複数の回路ブロックに任意の配線が容易に行え、
コストの低減化が図れるようにしたことを特徴とする。
【0012】また、本発明は、上記配線方法に於いて、
表示部筐体内の複数の回路ブロックの配線をFPCで行
い、ハーネスとFPCとの間の接続を1ヶ所で纏めて行
うことにより、ハーネスとFPCとの間の接続工数を簡
素化してコストの低減化が図れるようにしたことを特徴
とする。
【0013】また、本発明は、上記配線方法に於いて、
FPCにコネクタを実装し、当該コネクタを介して表示
部筐体内の、例えばスピーカ等、所定の回路ブロックに
回路接続を行うことにより、表示部筐体内の所定の回路
ブロックに最短配線量で効率よく回路接続が行えるとと
もに、配線の引き回しによる電気的な不都合を回避でき
るようにしたことを特徴とする。
【0014】また、本発明は、上記配線方法に於いて、
FPCにポインティングデバイス用のクリックスイッチ
を実装するこにより、表示部筐体に設けられるメンブレ
ンスイッチ機能のコネクタを不要にして、より省スペー
ス化、高密度化が図れるようにしたことを特徴とする。
【0015】また、本発明は、本体部と、この本体部に
枢支軸の軸心を中心として開閉自在に枢支された表示部
とを具備してなる携帯型情報処理装置に於いて、前記本
体部と表示部とを電気的に接続する信号線に、前記枢支
軸の軸心方向に挿通するハーネスを有してなる構成とし
て、表示部筐体の回動に伴う断線を回避し長期間に亘り
安定した動作を維持できるようにしたことを特徴とす
る。
【0016】また、本発明は、本体部と、この本体部に
枢支軸の軸心を中心として開閉自在に枢支された表示部
とを具備してなる携帯型情報処理装置に於いて、前記本
体部と表示部とを電気的に接続する信号線に、前記枢支
軸の軸心方向に挿通するハーネスと、前記表示部内にて
前記ハーネスの一端に接続されるFPCとを有してなる
構成として、表示部筐体の回動に伴う断線を回避し長期
間に亘り安定した動作を維持できるようにするととも
に、FPC用小型コネクタ等の小型化部品を利用可能に
して省スペース化が図れるようにしたことを特徴とす
る。
【0017】また、本発明は、本体部と、この本体部に
枢支軸の軸心を中心として開閉自在に枢支された表示部
とを具備してなる携帯型情報処理装置に於いて、前記本
体部と表示部とを電気的に接続する信号線に、前記枢支
軸の軸心方向に挿通するハーネスと、前記表示部内にて
前記ハーネスの一端に接続されるFPCと、前記表示部
内にて分岐される分岐ハーネスとを有してなる構成とし
て、表示部筐体の回動に伴う断線を回避し長期間に亘り
安定した動作を維持できるようにするとともに、FPC
用小型コネクタ等の小型化部品を利用可能にして省スペ
ース化が図れ、更に前記表示部内に於いてFPCの取り
数を増加することなく複数の回路ブロックに容易に配線
でき、コストの低減化が図れるようにしたことを特徴と
する。
【0018】また、本発明は、上記携帯型情報処理装置
に於いて、ハーネスとFPCとの間を1ヶ所で纏めて半
田付又は接着により配線接続した構成として、ハーネス
とFPCとの間の接続工数を簡素化しコストの低減化が
図れるようにしたことを特徴とする。
【0019】また、本発明は、上記携帯型情報処理装置
に於いて、FPCに少なくとも1個のコネクタを実装
し、当該コネクタを介して表示部の筐体内に設けられた
回路基板に回路接続を行うことを特徴とする。
【0020】また、本発明は、上記携帯型情報処理装置
に於いて、FPCに少なくとも1個のクリックスイッチ
と少なくとも1個のコネクタを実装してなる構成とし
て、より省スペース化、高密度化が図れるようにしたこ
とを特徴とする。
【0021】また、本発明は、上記携帯型情報処理装置
に於いて、分岐ハーネスに、コネクタを介して表示用イ
ンバータ回路が接続される構成として、表示用インバー
タに最短配線量で効率よく回路接続が行えるとともに、
配線の引き回しによる電気的な不都合を回避できるよう
にしたことを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
形態を説明する。ここではLCD(Liquid Crystal Dis
play)を実装した表示部筐体がコンピュータ本体に回動
自在に設けられたミニノートタイプのパーソナルコンピ
ュータを例にとる。
【0023】図1は本発明の実施形態に於ける要部の構
成要素を示す図であり、図2はその配置例を示す図であ
る。尚、ここではコネクタ又はコネクタリセプタクル又
はボードのコネクタ端子部をそれぞれコネクタ部品と称
している。
【0024】図中、1はパーソナルコンピュータ本体
(PC本体)であり、2はパーソナルコンピュータ本体
1に回動自在に設けられた表示部筐体(LCD筐体)で
ある。3は表示部筐体2に実装されたLCD(Liquid C
rystal Display)、4は同じく表示部筐体2に実装され
たスピーカ、5は同じく表示部筐体2に実装されたLC
D駆動用インバータである。
【0025】6は表示部筐体2をパーソナルコンピュー
タ本体1に回動自在に支持する片側の回動軸部を兼ねた
配線ダクトであり、後述するハーネス20が所定の長さ
をもって介挿される。
【0026】11乃至13はそれぞれ表示部筐体2に収
納されるもので、11はパーソナルコンピュータ本体1
と表示部筐体2との間の回路接続に供されるFPC(フ
レキシブル配線板)、12はFPC11にコネクタ接続
される第1のポインティングデバイス基板、13は第1
のポインティングデバイス基板12にコネクタ接続され
る第2のポインティングデバイス基板である。
【0027】11a乃至11eはそれぞれFPC11に
実装された部品であり、11aはLCD3を回路接続す
るためのコネクタ部品、11bは第1のポインティング
デバイス基板12を回路接続するためのコネクタ部品、
11cはスピーカ4を回路接続するためのコネクタ部
品、11d,11eはそれぞれクリックスイッチ(又は
ポインティングデバイス)である。
【0028】12a及び12bはそれぞれ第1のポイン
ティングデバイス基板12に実装されたコネクタ部品で
あり、12aはFPC11に回路接続するためのコネク
タ部品、12bは第2のポインティングデバイス基板1
3に回路接続するためのコネクタ部品である。
【0029】20は上記したFPC11とともに、パー
ソナルコンピュータ本体1と表示部筐体2との間の回路
接続に供されるハーネスであり、ここではパーソナルコ
ンピュータ本体1側に設けられるコネクタ部品実装基板
1aに接続される本体側ハーネス部20aと、表示部筐
体2をパーソナルコンピュータ本体1に回動自在に支持
する片側の回動軸部を兼ねた配線ダクト6内に所定の長
さをもって介挿される回動軸介挿ハーネス部20bと、
LCD駆動用インバータ5にコネクタ接続される分岐ハ
ーネス部20c、20dと、FPC11に接続される並
行配列ハーネス部20eとでなる。
【0030】このハーネス20の各端部、即ちここでは
パーソナルコンピュータ本体1側に設けられるコネクタ
部品実装基板1aに接続される本体側ハーネス部20a
の端部、及びFPC11に接続される並行配列ハーネス
部20eの端部は、それぞれコネクタ等の部品を介在せ
ず、直接、例えば半田又は導電接着剤等により配線接続
される。
【0031】上記構成に於いて、表示部筐体2には、L
CD3、スピーカ4、LCD駆動用インバータ5、第1
のポインティングデバイス基板12、第2のポインティ
ングデバイス基板13、クリックスイッチ11d,11
e等、種々のユニットが隙間無く詰めて配置される)。
更に、携行が容易であることから表示部筐体2を頻繁に
開閉する。
【0032】一般に、パーソナルコンピュータ本体1と
表示部筐体2との間には50〜60本の信号線が必要
で、通常はこの信号線をハーネス、又はFPCを媒体と
して利用している。ハーネスを利用した場合、基板−ハ
ーネス間の接続には、ハーネス用のコネクタを利用す
る。このコネクタは、通常、ハーネスを直接接続する構
造のため、入り込み量や接圧を十分に取る構造としなけ
ればならず、このため形状が大きい。また、FPCを利
用した場合は、実装コネクタが薄い形状で比較的小さい
が、表示部筐体2の開閉を行うとFPCにストレスがか
かり、断線し易くなる。
【0033】そこで、本発明の実施形態に於いては、耐
久性が要求される、パーソナルコンピュータ本体1と表
示部筐体2との間の可動部分にはハーネスを利用し、基
板などへの接続で小型コネクタの部品が要求される部分
にはFPCを利用して、かつFPC11−ハーネス20
間の接続は、半田付けや導電接着剤などで直接接続す
る。
【0034】このように、ハーネスとFPCを組み合わ
せることで、基板への接続コネクタが小型化でき、かつ
表示部筐体2側の開閉に対してストレスに強い信号線媒
体を実現できる。
【0035】また、上記実施形態に於いては、ハーネス
20を利用しているので、任意本数の信号線を任意の場
所で分岐することが可能となる。そこで、表示部筐体2
側にてLCD駆動用インバータ5などへ信号線を分岐す
ることが可能となり、従来のようにFPCで実現する場
合に比してコストを飛躍的に低減でき、実装スペースも
大幅に削減できる。
【0036】また、上記実施形態に於いては、FPC1
1で表示部筐体2内のLCD3への回路接続と、ポイン
ティングデバイス基板12,13への回路接続とに2分
岐することにより、FPC11−ハーネス20間の半田
付け(又は接着)が一ヶ所にて行え、半田付け(又は接
着)の工程を削減してコストの低減化を図ることができ
る。
【0037】また、上記実施形態に於いては、FPC1
1にスピーカ4のコネクタを持たせることにより、スピ
ーカ用のコネクタスピーカ間を最短になるようにスピー
カを配置できる(図2)。スピーカハーネスを最小限と
することにより、スピーカハーネスの取り回し時におけ
るスピーカハーネス破損を防ぎ、ノイズの放出・受け方
を一定に管理することができる。
【0038】また、上記実施形態に於いては、FPC1
1にスピーカ4のコネクタ部品11c、及びクリックス
イッチ(又はポインティングデバイス)11d,11e
等の小形部品を実装する構成としたこにより、クリック
スイッチ11d,11eのコネクタ及びコネクタ実装面
積を不要にして、より高密度化及びローコスト化が図れ
る。また、組立時の工程が減るため作業能率の向上が図
れる。
【0039】尚、上記した実施形態では、FPC11に
ポインティングデバイス基板12をコネクタ接続する構
成としているが、ポインティングデバイス基板をFPC
上で実現することも可能であり、この際は、コネクタを
更に減少させることができ、コスト面、実装面でより有
利な構成とすることができる。さらに、第1のポインテ
ィングデバイス基板12と第2のポインティングデバイ
ス基板13とを一体化することによって、よりコスト
面、実装面で有利な構成とすることができる。
【0040】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、本
体に表示部筐体が回動自在に設けられたパーソナルコン
ピュータに於いて、長期間に亘り安定した動作が維持で
きるとともに、省スペース化が図れる本体と表示部筐体
との間の配線方法が提供できる。
【0041】また本発明によれば、表示部筐体が回動自
在な携帯型情報処理装置に於いて、表示部筐体の回動部
分に於ける回路部分の断線を回避して、長期間に亘り安
定した動作が維持できるとともに、コネクタを含む実装
部品の小型化実装を容易にして省スペース化が図れる携
帯型情報処理装置が提供できる。
【0042】即ち、表示部筐体が回動自在なミニノート
型パーソナルコンピュータ等の携帯型情報処理装置に於
いて、LCD等の表示デバイスを実装した表示部筐体の
開閉部分に既存技術によるFPCを用いると、そのFP
Cの回動部分にストレスがかかり断線し易くなる。ま
た、ハーネスを用いると、ストレスによる断線は発生し
難くなるが、ハーネスを接続するコネクタ等の部品が多
くなり、かつ形状の大きな部品が必要となる。そこで、
上記した本発明のように、FPCとハーネスとを組み合
わせて用い、両者の長所を生かすことで、耐久性を維持
しつつ、基板等への接続は小型のコネクタ部品を利用で
き、従って実装、及び信頼性の面で有利な構成となる。
【0043】また、既存技術ではFPCでLCD駆動用
インバータへの分岐を行なっていたためコスト面で問題
があったが、本発明ではハーネス部分で任意に分岐する
ことができることから、コスト上昇を招くことなく配線
長を短縮して任意の分岐が可能となる。
【0044】また、上記した本発明の技術に於いては、
FPCの内部で、LCD等への接続、ポインティングデ
バイス基板への接続、スピーカへの接続等、複数の機能
ブロックに分岐することにより、FPC−ハーネス間の
半田付け(又は接着)が一ヶ所で行え、これにより半田
付け(又は接着)の工程を減らしてコストをより低減で
きる。
【0045】また、上記した本発明の技術に於いては、
スピーカ用のコネクタとスピーカとの間が最短になるよ
うにスピーカを配置でき、従ってスピーカとハーネスと
の間の配線長を最小限とすることができるので、スピー
カハーネスの引き回し時に於けるスピーカハーネスの破
損を防いで、かつノイズの影響を最小限にとどめること
ができる。
【0046】また、上記した本発明の技術に於いては、
FPCにクリックスイッチ等の機能部品を設けたことに
より、当該スイッチのコネクタ及びその実装面積が不要
になることから、より高密化が図れるとともに、組立時
の工程が減るため作業能率を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に於ける要部の構成要素を示
す図。
【図2】本発明の実施形態に於ける部品の配置構成を示
す図。
【符号の説明】 1…パーソナルコンピュータ本体(PC本体)、 2…表示部筐体(LCD筐体)、 3…LCD(Liquid Crystal Display)、 4…スピーカ、 5…LCD駆動用インバータ、 6…片側の回動軸部を兼ねた配線ダクト、 11…FPC(フレキシブル配線板)、 11a,11b,11c…コネクタ部品、 11d,11e…クリックスイッチ(又はポインティン
グデバイス)、 12…第1のポインティングデバイス基板、 12a,12b…コネクタ部品、 13…第2のポインティングデバイス基板、 20…ハーネス、 20a…本体側ハーネス部、 20b…回動軸介挿ハーネス部、 20c、20d…分岐ハーネス部、 20e…並行配列ハーネス部。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体に枢支部を介して表示部筐体が回動
    自在に設けられたパーソナルコンピュータの本体と表示
    部筐体との間の配線方法であって、前記枢支部を介して
    布線される配線部分にハーネスを用い、コネクタを介し
    て布線される配線部分にFPCを用いて、前記ハーネス
    とFPCとの間を直接接続したことを特徴とするパーソ
    ナルコンピュータに於ける本体と表示部筐体との間の配
    線方法。
  2. 【請求項2】 ハーネスが表示部筐体内で分岐されて複
    数の回路ブロックに布線される請求項1記載の配線方
    法。
  3. 【請求項3】 表示部筐体内の複数の回路ブロックの配
    線をFPCで行い、ハーネスとFPCとの間の接続を1
    ヶ所で纏めて行う請求項1又は2記載の配線方法。
  4. 【請求項4】 FPCにコネクタを実装し、当該コネク
    タを介して表示部筐体内の所定の回路ブロックに回路接
    続を行う請求項1又は2又は3記載の配線方法。
  5. 【請求項5】 FPCにポインティングデバイス用のク
    リックスイッチを実装してなる請求項1又は2又は3記
    載の配線方法。
  6. 【請求項6】 本体部と、 この本体部に枢支軸の軸心を中心として開閉自在に枢支
    された表示部と、 前記本体部と表示部とを電気的に接続する信号線とを具
    備し、 前記信号線は前記枢支軸の軸心方向に挿通するハーネス
    を有してなることを特徴とする携帯型情報処理装置。
  7. 【請求項7】 本体部と、 この本体部に枢支軸の軸心を中心として開閉自在に枢支
    された表示部と、 前記本体部と表示部とを電気的に接続する信号線とを具
    備し、 前記信号線は、前記枢支軸の軸心方向に挿通するハーネ
    スと、前記表示部内にて前記ハーネスの一端に接続され
    るFPCとを有してなることを特徴とする携帯型情報処
    理装置。
  8. 【請求項8】 本体部と、 この本体部に枢支軸の軸心を中心として開閉自在に枢支
    された表示部と、 前記本体部と表示部とを電気的に接続する信号線とから
    なり、 前記信号線は、前記枢支軸の軸心方向に挿通するハーネ
    スと、前記表示部内にて前記ハーネスの一端に接続され
    るFPCと、前記表示部内にて分岐される分岐ハーネス
    とを有してなることを特徴とする携帯型情報処理装置。
  9. 【請求項9】 表示部を本体部に回動自在に支持する片
    側の回動軸部を兼ねた配線ダクトを介してハーネスが布
    線される請求項6又は7又は8記載の携帯型情報処理装
    置。
  10. 【請求項10】 ハーネスとFPCとの間を1ヶ所で纏
    めて半田付又は接着により配線接続した請求項7又は8
    記載の携帯型情報処理装置。
  11. 【請求項11】 FPCに少なくとも1個のコネクタを
    実装し、当該コネクタを介して表示部の筐体内に設けら
    れた回路基板に回路接続を行う請求項7又は8又は9又
    は10記載の携帯型情報処理装置。
  12. 【請求項12】 FPCに少なくとも1個のクリックス
    イッチと少なくとも1個のコネクタを実装してなる請求
    項7又は8又は9又は10記載の携帯型情報処理装置。
  13. 【請求項13】 FPCに、LCD接続用コネクタと基
    板接続用コネクタと、スピーカ接続用コネクタとを実装
    してなる請求項7又は8又は9又は10記載の携帯型情
    報処理装置。
  14. 【請求項14】 分岐ハーネスに、コネクタを介して表
    示用インバータ回路が接続される請求項8又は9記載の
    携帯型情報処理装置。
JP10019667A 1998-01-30 1998-01-30 配線方法及び携帯型情報処理装置 Pending JPH11219233A (ja)

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