JPH11214193A - X線機器 - Google Patents

X線機器

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JPH11214193A
JPH11214193A JP10319358A JP31935898A JPH11214193A JP H11214193 A JPH11214193 A JP H11214193A JP 10319358 A JP10319358 A JP 10319358A JP 31935898 A JP31935898 A JP 31935898A JP H11214193 A JPH11214193 A JP H11214193A
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JP
Japan
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ray
pulse
per unit
unit time
average power
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Application number
JP10319358A
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English (en)
Inventor
Jochen Kusch
クッシュ ヨッヒェン
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Siemens AG
Original Assignee
Siemens AG
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05GX-RAY TECHNIQUE
    • H05G1/00X-ray apparatus involving X-ray tubes; Circuits therefor
    • H05G1/08Electrical details
    • H05G1/62Circuit arrangements for obtaining X-ray photography at predetermined instants in the movement of an object, e.g. X-ray stroboscopy
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05GX-RAY TECHNIQUE
    • H05G1/00X-ray apparatus involving X-ray tubes; Circuits therefor
    • H05G1/08Electrical details
    • H05G1/60Circuit arrangements for obtaining a series of X-ray photographs or for X-ray cinematography

Landscapes

  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
  • X-Ray Techniques (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 X線機器を限られた単位時間当たりの平均電
力しか供給できない電力供給源に接続されている場合で
も連続駒撮影運転を可能にする。 【解決手段】 X線発生器13により供給されるX線源
9と、X線受像器10と、その時々の電力供給源NAか
ら単位時間当たり取り出される平均電力が予め与えられ
る制御装置16とを有し、この制御装置16によりX線
発生器13を、予め定められた単位時間当たりの供給可
能な平均電力においてパルス持続時間、X線エネルギー
及びパルス列周波数を持つX線パルスが得られ、動いて
いる対象物のX線画像が連続駒撮影運転において得られ
るように制御し、しかも電力供給源NAから取り出され
る単位時間当たりの平均電力を越えないように、かつ発
生されるX線パルスの少なくともX線エネルギー或いは
パルス持続時間或いはパルス列周波数がこの制御装置1
6に予め与えられるように構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、X線発生器によ
り供給されるX線源と、X線受像器とを備えたX線機器
に関する。
【0002】
【従来の技術】このような種類のX線機器は、静止して
いる対象物や動いている対象物のX線画像を撮影するた
めに使用される。医学用適用範囲におけるこのようなX
線機器によって動いている対象物、例えば患者の心臓或
いは静脈弁をX線画像に鮮明に表示し得るようにするた
めに、X線撮影の際の照射時間、即ち、X線発生器及び
X線源により得られ、動いている対象物を通過するX線
パルスの持続時間は10ミリ秒を著しく越えてはならな
い。このような照射時間もしくはX線パルスの持続時間
は、例えば大型の血管造影装置、例えば、「マルチスタ
ー(MULTISTAR)」という名称でシーメンス社
より発売されている血管造影装置により、動いている対
象物の単一撮影に対してだけでなく、いわゆる連続駒撮
影、即ち、動いている対象物の複数の連続X線撮影に対
しても得られる。
【0003】K.ボーデン(Boden)、H.シュヴェジン
ガ(Schwesinger)氏共著「レントゲンの進歩(Roentgenf
ortschritte)」98(1963)、631〜635頁
に、X線連続写真におけるパルス技術が記載されてい
る。この文献では、連続駒撮影における各駒の画像の写
真濃度を同一にするためには、パルス持続時間だけでな
く、パルスに関係するX線量もまた重要であることが説
明されている。しかしながら、動いている対象物の写像
に関しては、パルス持続時間が単一画像或いは移動画像
の鮮明度に対して重要である。
【0004】ドイツ特許出願公告第1167456号明
細書には、格子制御されたX線管によりX線連続駒撮影
をするための対称的に接地された高電圧回路及びこのX
線管を非導通相から時間的に規定された導通相にするた
めに制御格子電位を制御する回路装置を備えたX線診断
装置が示されている。この文献は、その場合、このX線
管の制御格子電位を制御する回路装置の改良を示してい
る。
【0005】ドイツ特許出願公開第2304679号明
細書により、フィルムカメラによる連続駒撮影に対して
も、また単一画像カメラによる単一撮影に対しても適し
ているX線診断装置が公知である。これを達成するため
に、このX線診断装置はフィルムカメラにより制御され
る電子画像カウンターを備え、これにより選択可能な数
のフィルム画像をそれぞれ最後の画像の終了後、それぞ
れ次に続く画像の始まりまで、即ち、フィルムカメラの
フィルムの移送期間の間、X線撮影及び同時にX線画像
を撮影するための単一画像カメラを作動させると共にX
線管の照射線量を連続カメラ及び単一画像カメラの異な
る照射量値に適合させるための手段を働かせる。
【0006】ドイツ特許出願公開第3704595号明
細書には、電源の電圧変動の際にX線の線量を安定化さ
せ、パルスX線機器の効率を高める回路装置を備えたパ
ルスX線機器が記載されている。
【0007】さらに、米国特許第5084912号明細
書により、一般的な血管造影に対しても適しているよう
に改良されている心臓検査のための血管造影システムが
公知である。この血管造影システムは、このために、一
般的な血管造影の際に画像を得るために、心臓検査にと
って代表的な2乃至10msのパルス持続時間を持ち、
次々に連続する多数のX線パルスが発生するように構成
され、その際X線画像増幅器により作られたX線単一画
像はTVカメラにより蓄積される。このようにして、た
だ1つのX線パルスで得られ、そのパルス持続時間がほ
ぼ個々のX線パルスの持続時間の和になる画像に相当す
る画像が得られる。
【0008】このようなX線装置の連続駒撮影運転は、
その場合、常に充分に電力が得られ、これにより充分な
パルス持続時間、X線エネルギー及び連続運転のために
充分なパルス列、従って画像列周波数を持つX線パルス
が得られることを前提とする。これはそれ自体、このよ
うなX線装置は、通常、固定型として構成され、しかし
少なくとも特定の電力供給源にしか、例えば、X線診断
装置の連続駒撮影運転のために常に充分な、単位時間当
たりの平均電力を供給できる3相電力回路網にしか接続
できないという欠点を持っている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この発明の課題は、従
って、冒頭に挙げた種類のX線機器を、このX線機器の
連続駒撮影運転が、このX線機器が例えば3相電力回路
網に比較して、単位時間当たりの限られた平均電力しか
供給できない電力供給源に接続されている場合でも可能
であるように構成することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、この
課題は、それぞれ異なる単位時間当たりの平均電力を供
給することのできる異なる電力供給源で運転されること
ができ、X線発生器により供給されるX線源と、X線受
像器と、その時々の電力供給源から単位時間当たり取り
出され得る平均電力が予め与えられ得る制御装置とを有
し、この制御装置によりX線発生器を、予め定められた
単位時間当たりの供給可能な平均電力においてパルス持
続時間、X線エネルギー及びパルス列周波数を持つX線
パルスが得られ、動いている対象物のX線画像が連続駒
撮影運転において得られるように制御し、しかもその都
度の電力供給源から取り出される単位時間当たりの平均
電力を越えないように、かつ発生されるX線パルスの少
なくともX線エネルギー或いはパルス持続時間或いはパ
ルス列周波数がこの制御装置に予め与えられ得るように
したX線機器により解決される。この発明によるX線機
器は、即ち、X線パルスの発生をそのパルス持続時間、
X線エネルギー及びパルス列周波数に関して、X線パル
スの発生のための特定の電力供給源から特定の、単位時
間当たりの平均電力のみが取り出されるように、目的に
合わせて自動的に制御することを可能とする制御装置を
備えている。X線パルスを発生させるために電力供給源
から取り出される、単位時間当たりの最大許容平均電力
は、その場合、制御装置に予め設定することが可能であ
る。このようにして、制御装置は、電力供給源から単位
時間当たりに供給可能な平均電力に殆ど無関係に、連続
駒撮影運転において動いている対象物を表示するための
X線パルスを得ることを可能とする。というのは、この
場合、X線パルスのX線エネルギー、パルス持続時間及
び特にパルス列周波数が電力供給源のその都度の単位時
間当たりに供給可能な平均電力に自動的に適合可能であ
るからである。特定のX線パルスを発生させるために制
御装置には、その場合、例えばX線エネルギー及びパル
ス持続時間が予め設定され、その際制御装置は単位時間
当たり供給可能な平均電力に基づいてX線パルスの求め
得るパルス列周波数を検出する。このパルス列周波数
は、例えば電力供給源の所定の平均電力及びX線パルス
のX線エネルギーにおいて所望のパルス持続時間に関係
して変化する。それ故、制御装置はX線機器の所定の運
転パラメータにより、例えば供与される電力、X線パル
スのX線エネルギー及びパルス持続時間により、他の運
転パラメータ、例えばパルス列周波数を、X線機器の連
続駒撮影運転が可能なように決定し、しかもその際1つ
の電力供給源から取り出し得る単位時間当たりの平均電
力を上回らないことは明らかである。
【0011】X線機器の運転は、それ故、特定のエネル
ギー供給源の存在に拘束されないから、このX線機器の
場所に無関係な使用のための前提が成立する。この発明
の1つの変形例によれば、X線機器が可搬式の機器台車
を備えている。このようにして医学の領域において、例
えば患者の動いている器官の放射線検査を場所に無関係
に、例えば手術室において或いは直接病床においてさえ
実行することが可能となる。
【0012】この発明の特に好ましい実施形態において
は、電力供給源が実効値で凡そ110乃至230ボルト
の供給電圧及び実効値で凡そ10乃至16アンペアの供
給ピーク電流を持つ家庭用の単相電力回路網であること
を予定する。このような電力回路網は、殆ど全ての部屋
に、例えば病院の或いは開業医の部屋に存在するので、
このX線機器は完全に場所に無関係に病院或いは開業医
において使用可能である。
【0013】この発明の変形例においては、電力供給源
から取り出される、所定の平均電力が秒当たり凡そ1.
5乃至2キロワットである。これによりX線機器の他の
電気装置もまた放射線検査の間に同一の電力供給源か
ら、即ち、例えば家庭用の単相電力回路網から、電力供
給源に過負荷を与えることなしに、電力の供給を受ける
ことができる。
【0014】この発明の異なる実施形態においては、X
線発生器はコンデンサを介して、X線発生器或いはX線
機器の連続駒撮影運転の間常に負荷される電力供給源に
接続可能である。X線発生器をこのように電力供給源に
接続することは、X線発生器、従ってX線機器が、これ
をバッテリーに接続した場合のような充電の際の中断時
間がないから、殆ど常に、即ち一日中使用可能であると
いう利点を持っている。
【0015】この発明の実施形態では、デジタル画像処
理のためにX線受像器にCCDカメラ及び/又はデジタ
ル画像システムが付設されている。特に、その場合、X
線受像器はX線画像増幅器であり、その出力側のスクリ
ーンからCCDカメラがそこに得られたX線画像を撮影
し、これをデジタル画像処理のためにデジタル画像シス
テムに供給する。純粋にデジタルな画像システムを使用
することは、この発明の変形によれば、X線発生器のピ
ーク電力は凡そ20キロワットで、充分なX線エネルギ
ーで凡そ5乃至10ミリ秒のパルス持続時間を持つX線
パルスを作るために充分である、という利点を持ってい
る。デジタル画像システムは、即ち、アナログ画像シス
テムで処理されるX線画像のために必要であるX線エネ
ルギーのたった30%で作られるX線画像を作成し、処
理することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】この発明の実施例を図面について
説明する。図1はこの発明によるC形カーブ状のX線機
器、図2は図1によるC形カーブ状のX線機器による連
続運転におけるX線画像の撮影の原理を示す。
【0017】図1は、この発明によるX線機器を車輪2
で移動可能な機器台車3を備えたC形カーブ状のX線機
器1の形で示す。C形カーブ状のX線機器1は、図1に
は模式的にしか示されていない昇降装置4を備え、昇降
装置4は長手軸Aを持つ柱5を有し、この長手軸Aを中
心に柱5は二重矢αの方向に回転可能である。柱5には
保持部6が配置され、この保持部にはまたC形カーブ状
体8として形成された支持装置を保持するための保持装
置7が配置されている。C形カーブ状体8は互いに対向
してX線源9とX線画像増幅器10の形のX線受像器を
備え、これらは、X線源9から発したX線パルスの中心
ビームZSがほぼX線画像増幅器10の入力スクリーン
に当たるように、互いに相対的に配置されている。
【0018】保持装置7は、それ自体公知のように、保
持部6及び保持装置7の共通軸Bを中心に回転可能(二
重矢β参照、角運動)でかつ軸Bの方向に移動可能(二
重矢b参照)に保持部6に支持されている。C形カーブ
状体8はその周囲に沿って二重矢aの方向に保持装置7
の中で、即ち約190°(図1に示された出発位置から
+/−95°)の角範囲内で移動可能に支持されている
(周回軌道運動)。昇降装置4により、保持装置7及び
保持部6を介して昇降装置4の柱5に結合されているC
形カーブ状体8は機器台車3に対して相対的に垂直に変
位可能である。
【0019】C形カーブ状体8の保持装置7における変
位は等距離的に、即ち、C形カーブ状体8の回転点Dは
X線源9から発したX線パルスの中心ビームZSの通路
中にあるように行われる。従って、一旦、C形カーブ状
体8の等距離中心IZに位置決めされた対象物は、この
C形カーブ状体8がその周囲に沿って保持装置7内を対
象物に対して相対的に変位しても常に等距離中心IZに
ある。このようにしてC形カーブ状体8のその周囲に沿
った変位に際してもC形カーブ状体8を対象物に対して
相対的に補正の位置決めする必要はない。このような場
合、C形カーブ状のX線機器1の取付台11の上に配置
されたモニター12の画面に表示された対象物の画像が
意図することなくモニター12の画面を越えて移動する
ことはないからである。
【0020】図2は、明示れれていない動く対象物のX
線画像を連続的に撮影するためのC形カーブ状のX線機
器1の部品要素を模式的原理図で示す。なお、この場
合、図2に示された個々の構成要素は分かり易くするた
めに図1では示されていない。
【0021】高周波発生器として形成され、X線源9に
X線を供給するX線発生器13は、コンデンサC1乃至
CN及びダイオードD1乃至DNを備えた、中間回路電
圧を作るための入力段14及び高周波交番電圧を作るた
めの振動回路インバータ15を介して単相電力回路網N
Aに接続されている。この実施例の場合この単相電力回
路網は230ボルト実効値の供給電圧及び約16アンペ
ア実効値の供給ピーク電流を持つ家庭用の単相電力回路
網である。C形カーブ状のX線機器1は、しかしなが
ら、必ずしもこのような電力回路網(NA)に接続され
る必要はなく、110乃至230ボルト実効値の供給電
圧及び約10乃至16アンペア実効値の供給ピーク電流
を供給する電力回路網に接続することもできる。
【0022】X線発生器13には、コンピュータ、例え
ばPCを包含する制御装置16が付設されている。この
制御装置16はX線発生器13をC形カーブ状のX線機
器1の連続駒撮影運転の際に、動いている対象物の表示
を可能とするパルス持続時間及びX線エネルギーを備
え、かつ単相電力回路網から取り出される、予め与える
ことのできる単位時間当たりの平均電力を上回らないよ
うなパルス列周波数を備えたX線パルスがX線源9によ
り発生されるように制御する。単位時間当たりの平均電
力は制御装置16にこれに接続された入力装置17、例
えばキーボードを介してC形カーブ状のX線機器1を操
作する操作員によって予め与えられる。制御装置16に
は、しかし、電力供給源NAから単位時間当たり取り出
し得る平均電力だけでなく、発生されるX線パルスの少
なくともX線エネルギー或いはパルス持続時間或いはパ
ルス列周波数が予め与えられる。特に、制御装置16に
は特定のX線撮影に対して必要なX線エネルギー及びX
線パルスの持続時間が予め与えられる。制御装置16
は、次いで、電力供給源NAによって提供される単位時
間当たりの平均電力に基づいてX線パルスの可能なパル
ス列周波数を算出する。しかし、制御装置16には付加
的にまたパルス列周波数を予め与えておくこともでき
る。制御装置16は、その場合、予め与えられた値に基
づいて運転が可能かどうかを検出し、これを利用者に伝
える。
【0023】C形カーブ状のX線機器1の連続駒撮影運
転の際、X線源9から発する、図1及び2においてその
中心ビームZSとして例示的に示されているX線パルス
は、図1及び2には示されていない動いている被検査対
象物、例えば患者の心臓を貫通し、X線画像増幅器10
の入力スクリーン18に当たる。このX線画像増幅器1
0の出力スクリーン19上に表示された動いている対象
物のX線画像は、次いでCCDカメラ20により撮影さ
れ、それ自体公知のデジタル画像システム21にこのX
線画像のその後のデジタル処理のために送られる。処理
されたX線画像は、次いでモニター12の画面上に単一
画像として或いはまた連続して、即ち連続駒撮影運転に
おいて表示することができる。
【0024】デジタル画像システム21を使用すること
により、X線発生器13は、例えば患者の動いている器
官を表示するためにC形カーブ状のX線機器1の連続運
転のための充分なX線エネルギーと約5乃至10ミリ秒
のパルス持続時間を持つX線パルスを生ずるために充分
である約20キロワットの発生器ピーク電力を供給する
ことで充分である。このデジタル画像システム21は、
即ち、アナログシステムで処理されるX線画像のために
必要なX線エネルギーのたったの30%で発生されたX
線画像を作り上げ、さらに処理することができる。
【0025】この実施例の場合においてはC形カーブ状
のX線機器1の連続駒撮影運転の間に電力回路網NAか
ら取り出された秒当たり1.5キロワットを持つ平均電
力が予め与えられ、それ故、秒当たり1.5乃至2キロ
ワットの好ましい範囲にある。このようにしてC形カー
ブ状のX線機器1の連続駒撮影運転の間にC形カーブ状
のX線機器1の他の電気的に駆動される要素、例えばモ
ニター12も電力回路網NAで、この電力回路網に過負
荷をかけることなく運転することができる。他の電気要
素を電力回路網NAに接続する端子は図1及び2には示
されていない。
【0026】C形カーブ状のX線機器1の連続駒撮影運
転の間に電力回路網NAから取り出される単位時間当た
りの平均電力を予め与えることができることは、その場
合、この発明によるC形カーブ状のX線機器1が異なる
電力供給源で運転することができ、従って場所に無関係
に使用でき、しかもその場合この平均電力の付与によっ
て電力供給源から単位時間当たりの大き過ぎる平均電力
が取り出されないことを保証する、という利点を持って
いる。X線パルスを発生する際に、この実施例の場合に
はX線パルスの所定のX線エネルギー及びパルス持続時
間において、パルス列周波数が制御装置16によって、
単位時間当たり1.5キロワットの平均電力を上回らな
いように適合される。これによりこの実施例の場合20
キロワットの所定の発生器出力及び10ミリ秒の所定の
パルス持続時間において、これはX線パルス当たり20
0Wsのエネルギーの取り出しに相当するが、秒当たり
1.5キロワットの平均電力において秒当たり7.5個
のX線画像の或いは5ミリ秒の所定のパルス持続時間に
おいて秒当たり15個の画像の最大画像周波数が生ず
る。
【0027】C形カーブ状のX線機器1の運転の間、C
形カーブ状のX線機器1の入力段14のコンデンサC1
乃至CNはなお電力回路網NAから常に充電されるの
で、X線発生器13は動いている対象物の単一撮影に対
しても連続駒撮影に対しても連続駒撮影運転時に殆ど中
断なく運転することができる。X線発生器13をコンデ
ンサC1乃至CNを介して電力回路網NAに接続するこ
とは、それ故、例えばX線発生器13をバッテリーに接
続した場合にこのバッテリーの充電時間に基づいて生ず
るような中断時間が生ずることがないという利点を持っ
ている。
【0028】それ故、この発明によるC形カーブ状のX
線機器1の制御装置16は、電力供給源から取り出され
る単位時間当たりの平均電力を予め与えることによっ
て、X線発生器13を、動いている対象物の連続駒撮影
運転における表示を可能とするようにX線エネルギーと
パルス持続時間及びパルス列周波数を持つX線パルスが
得られ、電力源から取り出される単位時間当たりの所定
の平均電力を上回らないように制御できることは明らか
である。
【0029】この発明によるX線機器は、上述では可搬
式のC形カーブ状のX線機器1の例で説明された。しか
しながら、この発明によるX線機器は必ずしも可搬式の
C形カーブ状X線機器である必要はなく、別種の、例え
ば固定式の、X線源とX線受像器に対しC形カーブ状の
支持装置とは異なるものに構成することもできる。
【0030】さらに、X線受像器10には必ずしもCC
Dカメラが付設される必要はない。CCDカメラの代わ
りに、例えば、X線画像増幅器の出力スクリーンのX線
画像を画像撮影し、撮影されたX線画像をデジタル化す
ることのできる他の手段を設けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の概略図である。
【図2】図1のX線機器で連続運転によりX線画像を撮
影するための原理構成図である。
【符号の説明】
1 C形カーブ状X線機器 2 車輪 3 機器台車 4 昇降装置 5 柱 6 保持部 7 保持装置 8 C形カーブ状体 9 X線源 10 X線画像増幅器 11 取付台 12 モニター 13 X線発生器 14 入力段 15 振動回路インバータ 16 制御装置 17 入力装置 18 入力スクリーン 19 出力スクリーン 21 デジタル画像システム A、B 軸 D 回転点 a、b 変位方向 α、β 回転方向 C1〜CN コンデンサ D1〜DN ダイオード NA 電力回路網 Z 等距離中心 ZS 中心ビーム

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ異なる単位時間当たりの平均電力
    を供給することのできる異なる電力供給源(NA)で運
    転されることができ、X線発生器(13)により供給さ
    れるX線源(9)と、X線受像器(10)と、その時々
    の電力供給源(NA)から単位時間当たり取り出し得る
    平均電力が予め与えられる制御装置(16)とを有し、
    この制御装置によりX線発生器(13)を、所定の供給
    可能な、単位時間当たりの平均電力においてパルス持続
    時間、X線エネルギー及びパルス列周波数を持つX線パ
    ルスが得られ、動いている対象物のX線画像が連続駒運
    転において得られるように制御し、しかもその時々の電
    力供給源(NA)から取り出される単位時間当たりの平
    均電力を越えないように、かつ発生されるX線パルスの
    少なくともX線エネルギー或いはパルス持続時間或いは
    パルス列周波数が制御装置(16)に予め与えられるよ
    うにしたことを特徴とするX線機器。
  2. 【請求項2】移動可能な機器台車(3)を備えているこ
    とを特徴とする請求項1に記載のX線機器。
  3. 【請求項3】電力供給源が実効値で約110乃至230
    ボルトの供給電圧と実効値で約10乃至16アンペアの
    供給ピーク電流とを持つ家庭用の単相電力回路網(N
    A)であることを特徴とする請求項1又は2に記載のX
    線機器。
  4. 【請求項4】電力供給源(NA)から取り出される所定
    の平均電力が秒当たり約1.5乃至2キロワットである
    ことを特徴とする請求項3に記載のX線機器。
  5. 【請求項5】X線発生器(13)がコンデンサ(C1乃
    至CN)を介して電力供給源(NA)に接続可能である
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載
    のX線機器。
  6. 【請求項6】X線受像器(10)にCCDカメラ(2
    0)が付設されていることを特徴とする請求項1乃至5
    のいずれか1つに記載のX線機器。
  7. 【請求項7】X線受像器(10)にデジタル画像システ
    ム(21)が付設されていることを特徴とする請求項1
    乃至6のいずれか1つに記載のX線機器。
  8. 【請求項8】X線発生器(13)が約20キロワットの
    発生器ピーク電力を供給することを特徴とする請求項1
    乃至7のいずれか1つに記載のX線機器。
  9. 【請求項9】約5乃至10ミリ秒のパルス持続時間を持
    つX線パルスが発生可能であることを特徴とする請求項
    1乃至8のいずれか1つに記載のX線機器。
JP10319358A 1997-11-11 1998-11-10 X線機器 Withdrawn JPH11214193A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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DE19749944.9 1997-11-11
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