JPH11208802A - ゴミ集積ボックス - Google Patents

ゴミ集積ボックス

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JPH11208802A
JPH11208802A JP1252398A JP1252398A JPH11208802A JP H11208802 A JPH11208802 A JP H11208802A JP 1252398 A JP1252398 A JP 1252398A JP 1252398 A JP1252398 A JP 1252398A JP H11208802 A JPH11208802 A JP H11208802A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 道路端にゴミ集積ボックスを設置する場合
に、ゴミ収集日の収集が終了した後はこのゴミ集積ボッ
クスが道路に大きく突出することがなく、歩行者や自動
車の通行の邪魔になることを防止でき、設置や移動も容
易で使い勝手がよく、周囲の景観も損なうおそれがな
い。 【解決手段】 道路の端に設置するゴミ集積ボックス1
において、偏平に折り畳み可能なよう背面側の囲い部材
2の左右両側に、中折れ可能な側面側の囲い部材3を回
動自在に軸着し、前記左右側面側の囲い部材3は前後の
分割部材3a,3bを蝶番8により分離結合自在に連結
して構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭等から出
される一般ゴミの集積所に設置するゴミ集積ボックスに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般家庭から出される一般ゴミは、多く
の場合、道路端などに設定された所定のゴミ集積場所に
所定の曜日の所定の時間に出し、ゴミ収集車がこのゴミ
を収集し、焼却場に運搬し焼却処理している。
【0003】かかるゴミ集積場所は、前記のように道路
端等の特定の場所を指定するものであるが、ここに集積
するゴミがちらばらないように、また、集積場所を明示
するようにゴミ集積ボックスを設置する所もあり、この
ゴミ集積ボックスとしては、従来、例えば周囲を完全に
閉塞しゴミ出し入れ用の扉を設けたコンテナ状のタイプ
のものや、上面のみを開放面に形成した囲い形状のもの
など種々のタイプがあり、これらのゴミ集積ボックスは
集積場所に常設されている。
【0004】そして、このようなゴミ集積ボックスは近
年、家庭から出されるゴミの量が増加していることもあ
って、大きさが例えば奥行き1〜2m、長さ方向の幅が
2〜3m程度の大型のものとなっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ゴミの収集は所定曜日
の所定時間にのみ行われるものであるにもかかわらず、
前記のようなゴミ集積ボックスが歩道や車道の端に常時
設置されると、ボックス単体が道路上で占有する容積が
大きく道路中央に向かって大きく突出し、しかも、これ
が道路端にそって比較的短い間隔で設置されているた
め、歩行や車両通行に常時支障を来し、交通事故を誘発
するおそれもある。
【0006】また、ゴミ収集日や時間以外の時にもゴミ
が出されるおそれがあり、ゴミ集積場所が汚れ、街の景
観を損なうことにもなる。
【0007】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、道路端にゴミ集積ボックスを設置する場合に、ゴミ
収集日の収集が終了した後はこのゴミ集積ボックスが道
路に大きく突出することがなく、歩行者や自動車の通行
の邪魔になることを防止でき、設置や移動も容易で使い
勝手がよく、周囲の景観も損なうおそれのないゴミ集積
ボックスを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、第1に、道路の端に設置するゴミ集積ボック
スにおいて、偏平に折り畳み可能なよう背面側の囲い部
材の左右両側に、中折れ可能な側面側の囲い部材を回動
自在に軸着し、前記左右側面側の囲い部材は前後の分割
部材を蝶番により分離結合自在に連結して構成したこと
を要旨とするものである。
【0009】第2に、蝶番は、左右側面側の囲い部材を
構成する前後の分割部材が結合時に一枚板状に保持され
るようそれ以上の回動を阻止するストッパーを備えるこ
とを要旨とするものである。
【0010】第3に、左右側面側の囲い部材の前後端の
いずれか一方の下部に固定杆を突設し、該固定杆を道路
に穿設した孔に挿入して固定することを要旨とするもの
である。
【0011】第4に、左右側面側の囲い部材の前端部
に、背面側および左右側面側の囲い部材に対して偏平に
折り畳み可能なように前面側の囲い部材の端部を回動自
在に軸着することを要旨とするものである。
【0012】第5に、前面側の囲い部材は上下の分割部
材で構成し、上方の分割部材を下方の分割部材に対して
水平方向に折り畳み可能なよう蝶番により回動自在に結
合し、上下の分割部材の間に上方の分割部材を下方の分
割部材の上部に係止する係止ピンを設けたことを要旨と
するものである。
【0013】第6に、背面側の囲い部材の上部に看板板
を設けること、第7に、背面側の囲い部材の左右端部に
前方に張設可能な防護ネットを着脱自在に設けること、
第8に、前面側の囲い部材の前面に把手を設けること、
第9に、左右の側面側の囲い部材の下部に球状のキャス
ターを設けること、第10に、前面側、左右側面側およ
び背面側の囲い部材の、折り畳み状態で表面に顕示する
部分に周囲の景観にマッチする図柄を描くこと、第11
に、背面側の囲い部材の左右の端面に反射部材を設ける
ことを要旨とするものである。
【0014】請求項1記載の本発明によれば、前後の分
割部材で構成する左右側面側の囲い部材を中心から前後
に中折れ状態にして後端部の軸着部を中心にして背面側
に回動し、背面側の囲み部材の前面に重ねれば、全体を
偏平な状態に折り畳める。よって、ゴミを収集しない時
は、このような折り畳み状態にしておけば、道路の中央
側に突出せず、歩行や自動車の通行の妨げにならない。
また、ゴミ収集時には左右側面側の囲い部材を前方に引
き出せば、容易に囲いが形成できる。
【0015】さらに、左右側面側の囲い部材は前後に分
割できるから、分割状態にすれば、移動、運搬が容易
で、設置場所に簡単に搬送できる。そして、前後の分割
部材は蝶番で簡単に結合できるから、現場での組立も容
易である。
【0016】請求項2記載の本発明によれば、前記作用
に加えて、蝶番は、左右側面側の囲い部材を構成する前
後の分割部材が結合時に一枚板状に保持されるようそれ
以上の回動を阻止するストッパーを備えるから、使用時
に左右側面側の囲い部材を中折れ状態から前方に引き出
して一枚の平板状に形成したとき、前後の分割部材がさ
らに反対方向に回って逆の中折れ状態になることを防止
できる。また、使用後に折り畳むときも、折り畳み方向
が一方に規制されるから、後方に押すだけで左右側面側
の囲い部材を確実に中折れ状態に畳むことができる。
【0017】請求項3記載の本発明によれば、前記作用
に加えて、左右側面側の囲い部材の前後端のいずれか一
方の下部に固定杆を突設しておくことで、、該固定杆を
道路に穿設した孔に挿入するだけで囲い部材を簡単に道
路に固定することができる。
【0018】請求項4記載の本発明によれば、前記作用
に加えて、左右側面側の囲い部材の前端部に、前面側の
囲い部材の端部を回動自在に軸着しておくことで、ゴミ
集積ボックスの前面側が閉塞されゴミが道路に飛び出る
ことを防止できる。そして、集積時以外の時は、この前
面側の囲い部材は、背面側および左右側面側の囲い部材
に対して偏平に折り畳めるから、これが突出して歩行や
自動車の通行の妨げになることを防げる。
【0019】請求項5記載野によれば、前記作用に加え
て、前面側の囲い部材は上下の分割部材で構成し、上方
の分割部材を下方の分割部材に対して水平方向に折り畳
み可能なよう蝶番により回動自在に結合したから、ゴミ
集積時には上方の分割部材を下方に折り畳んでおくこと
で、前面側の囲い部材の全体の高さを低くでき、ボック
ス内に利用者がゴミを投入する際に前面側の囲い部材が
上方部が邪魔になることを防げる。
【0020】そして、上下の分割部材の間には上方の分
割部材を下方の分割部材の上部に係止する係止ピンを設
けたから、上方の分割部材を下方の分割部材の上部に垂
直に立てるには、係止ピンを下方の分割部材に差し込む
だけでよく、また、下方の分割部材の前面に上方の分割
部材を折り重ねるには、前記係止ピンを引き抜くだけで
よく、操作は簡単である。
【0021】請求項6記載の本発明によれば、前記作用
に加えて、背面側の囲い部材の上部に看板を設けること
により、街の案内図や商店の広告をここに描くことで近
隣の案内や宣伝を行うことができ、また、例えば看板へ
の広告を有料とすることによりゴミ集積ボックスの設置
費用などをこれでまかなうこともできる。
【0022】請求項7記載の本発明によれば、前記作用
に加えて、背面側の囲い部材の左右端部に前方に張設可
能な防護ネットを着脱自在に設けることにより、ボック
スに集積されたゴミが収集されるまでの間に、烏や猫な
どの動物によって食い散らかされることを防止できる。
そして、このネットは手前に引き出すだけで容易に張設
できるから、手間を要しない。
【0023】請求項8記載の本発明によれば、前記作用
に加えて、前面側の囲い部材の前面に把手を設けること
により、不使用時に偏平に折り畳んであるボックスを組
み立てるにはこの把手を持って手前に引けば、側面側の
囲い部材の後端が道路に固定してある場合は、背面側の
囲い部材に対して側面側と前面側の囲い部材がそれぞれ
の結合箇所で回動しながら手前に引き出され、ボックス
状に形成される。
【0024】請求項9記載の本発明によれば、前記作用
に加えて、左右の側面側の囲い部材の下部に球状のキャ
スターを設けることにより、該囲い部材を引き出してボ
ックス状に組み立てる際に、容易に移動でき、また、特
に道路上に設置した場合に路面に多少の凹凸があっても
キャスターは球状であるから、この凹凸に妨げられるこ
となくスムーズに転動する。
【0025】請求項10記載の本発明によれば、前記作
用に加えて、前面側、左右側面側および背面側の囲い部
材の、折り畳み状態で表面に顕示する部分に周囲の景観
にマッチする図柄、例えば草木などの絵を描くことによ
り、道路際に常設のものとしたときでも、ゴミ収集の時
間帯以外の使用されない時間の方が長く、また、汚れが
目立ちやすいゴミ集積ボックスが街の景観を損なうこと
を防止できる。
【0026】請求項11記載の本発明によれば、前記作
用に加えて、ゴミ収集の時間帯以外の使用されない時間
中は偏平に折り畳まれた状態にあっても道路に例えば15
cm程度は突出し、これが道路に常設されることになる
が、背面側の囲い部材の左右の端面に反射部材を設ける
ことにより、道路を歩行する者や走行車両はこの反射部
材を看取することでゴミ集積ボックスの存在を認識す
る。よって、歩行者や走行車両がこのゴミ集積ボックス
に衝突するなどの危険を回避できる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面について本発明の実施
の形態を詳細に説明する。図1は本発明のゴミ集積ボッ
クスの第1実施形態を示す組立てた状態の斜視図、図2
は同上折り畳んだ状態の斜視図で、本発明のゴミ集積ボ
ックス1は背面側の囲い部材2と左右側面側の囲い部材
3と前面側の囲い部材4とで構成され、各囲み部材2,
3,4は材質としてアルミニウム、鉄、ステンレスなど
を使用し、形態としては平板状、格子状、柵形状などフ
ェンスとして機能するものであれば図示のような平板状
のものに限定されない。
【0028】背面側の囲み部材2は一例として長さ方向
の幅が2〜3m程度、高さが1〜2m程度の方形に形成
し、左右端に角柱による支柱5aを設け、該支柱5aの
下部から下方に固定杆としての円筒による脚柱6を突設
した。
【0029】そして、図3にも示すように支柱5aの前
面に蝶番7で左右側面側の囲い部材3の後端部を回動自
在に軸着した。左右側面側の囲い部材3は、全体の高さ
が前記背面側の囲い部材2に等しく、前後方向の幅を1
〜2m程度の大きさで、材質や形態は背面側の囲い部材
2と同様である。
【0030】該左右側面側の囲い部材3は、前後の分割
部材3a,3bで中折れ可能に構成し、該分割部材3
a,3bは蝶番8により分離結合自在に連結した。この
蝶番8は、分割部材3a,3bにそれぞれ固定される板
状の連結金物8a,8bのそれぞれの先端に、結合状態
で齟齬して1本の筒状体となるように複数(図示の例で
は2個ずつ)の筒状の連結部30a,30bを間隔を存して
突設したもので、各連結部30a,30bを交互に縦方向に
連結する結合ピン10を別途備える。図中11は結合ピン10
の下部を固定するネジを示す。
【0031】各連結部30a,30bの突出端には他方の分
割部材3a,3bの回動を規制するストッパー9a,9
bをそれぞれ突設した。このストッパー9a,9bは図
示の例では細長板状に形成するもので、両分割部材a
3,3bが一枚の平板状に結合された状態でこの状態を
保持すべくそれ以上の回動を阻止するためのものであ
る。
【0032】前記左右側面側の囲い部材3の前端に配設
される前面側の囲い部材4は、左右端部に支柱5bを設
けたもので、材質や形態は前記背面側の囲い部材2と同
様であり、高さはゴミの投入が行いやすいように背面側
の囲い部材2や左右側面側の囲い部材3よりも多少低い
ものに形成し、前面に把手12を設けた。
【0033】そして、前記支柱5bを左右側面側の囲い
部材3の前端部に蝶番7で回動自在に取り付けて、前面
側の囲い部材4を背面側の囲い部材2の前面に重合状態
で折り畳めるようにしておく。
【0034】支柱5a,5bのそれぞれの左右端面に反
射部材13として反射鏡を取り付けたり、反射する塗料を
塗布するとともに、支柱5a,5bの一方にフック15a
を、他方に該フック15aが掛止する係止ピン15bを取り
付ける。
【0035】前方の支柱5bの下部に球状のキャスター
14aを取り付け、左右側面側の囲い部材3の分割部材a
3,3bの結合箇所の下部にも前記キャスター14aより
も小さい球状のキャスター14bを取り付ける。
【0036】背面側の囲い部材2の上部にこれと同じ長
さの看板16を設け、該看板16に町内の案内図17や商店の
広告などを描く。
【0037】また、図2のように折り畳んだ状態で前面
に顕示する部分の、背面側の囲み部材2、左右側面側の
囲み部材3、前面側の囲み部材4に周囲の景観を損ねな
いような草木などの風景画などの絵18を描く。
【0038】以上のようにして背面側の囲い部材2の前
方に左右側面側の囲い部材3と前面側の囲い部材4を回
動自在に取り付けて、上面を開放面としたボックス状に
形成し、全体を偏平に折り畳み可能とするものである
が、さらに必要に応じて図6に示すように上面の開放面
を覆う防護ネット22の端部を後方の支柱5aに取り付け
て、前方に引出し可能に張設することもできる。
【0039】この場合、防護ネット22の支柱5aへの取
り付けは、防護ネット22の後端にバー23を取り付け、他
方、支柱5aの上部に前記バー23の係止孔24aを有する
固定金具24を突設しておき、この係止孔24aにバー23の
端部を挿入して防護ネット22を支柱5aに固定する。な
お、固定金具24は上部をネジ部に形成し、この部分を看
板16の下部に差し込むことで、看板16を支柱5aに固定
する部材と兼用することができる。
【0040】防護ネット22の前端にはめくれ防止用のバ
ー25を長さ方向に取り付け、該防護ネット22の大きさは
ボックス1の上部の開放面の大きさよりも多少大きく形
成する。
【0041】かかるゴミ集積ボックス1を車道や歩道等
の道路19の端に設置するには、道路19の端に配設してあ
るブロック20に固定用の孔26を穿設する。他方、ゴミ集
積ボックス1は左右側面側の囲い部材3が前後の分割部
材3a,3bで分割された状態にあり、背面側の囲い部
材2に後部の分割部材3bが結合され、前面側の囲い部
材4に前部の分割部材3aが結合された状態にあり、背
面側の囲い部材2と後部の分割部材3b、また、前面側
の囲い部材4と前部の分割部材3aとがそれぞれ蝶番7
を介して重合し偏平に折り畳まれている。
【0042】このような状態の背面側の囲い部材2と後
部の分割部材3b、また、前面側の囲い部材4と前部の
分割部材3aとを設置現場に搬入し、支柱5aの下部に
突設してある脚柱6を孔26に差し込めば、背面側の囲い
部材2と後部の分割部材3bとが道路19の端に固定され
る。
【0043】次に、後部の分割部材3bの前端と前部の
分割部材3aの後端とにそれぞれ取り付けてある連結金
物8a,8bの端部の連結部30a,30bを齟齬させて組
み合わせ、上下を貫通させてピン10で連結し、ピン10の
下部をネジ11で固定すれば、後部の分割部材3bと前部
の分割部材3aとが結合される。
【0044】同時に、前部の分割部材3aには前面側の
囲い部材4が蝶番7で既に結合されているから、前部の
分割部材3aを介して前面側の囲い部材4も他の囲み部
材に連結されることになり、背面側の囲い部材2、左右
側面側の囲い部材3、前面側の囲い部材4とで上面を開
放面としたボックス形状に全体が組立てられる。
【0045】このとき、後部の分割部材3bと前部の分
割部材3aを結合する連結金物8a,8bにはストッパ
ー9a,9bが設けてあるから、後部の分割部材3bと
前部の分割部材3aとは連結状態で一枚板の状態が保持
され、連結箇所が支柱5a,5bよりも外方に突出する
ような外折れ状態になることが阻止される。
【0046】こうして平面方形に組み立てられたゴミ集
積ボックス1内に上部の開放面からゴミを投入し、ゴミ
収集車で収集する。収集迄の間は、防護ネット22を前方
に引き出して開放面を覆うことで、烏や猫等の動物によ
りゴミが食い散らかされることを防止できる。
【0047】ゴミ収集後は前面側の囲い部材4を後方に
押せば、図3にも示すように後方への押圧力によって左
右側面側の囲い部材3が蝶番8の箇所で中折れ状態とな
って前後の分割部材3a,3bが折り畳まれ、これら前
後の分割部材3a,3bと前面側の囲い部材4とが重合
した状態で背面側の囲い部材2の前面に折り重なり、全
体が偏平状態に畳まれる(図2参照)。このとき、支柱
5aの下部と分割部材3a,3bの結合箇所の下部には
キャスター14a、14bが設けてあるから、前面側の囲い
部材4、支柱5b、右側面側の囲い部材3の後方への移
動はスムーズになされる。
【0048】この状態で全体の厚さは約15cm程度であ
り、不使用時でも道路19に常設しても歩行や車両通行に
支障を来すことは少ない。また、支柱5aに取り付けた
フック15aを他方の支柱5bに取り付けた係止ピン15b
に掛止することで、支柱5a,5bを結合でき、支柱5
bの前方への移動を阻止できるから、ボックス1が広が
ることがなく、偏平な折り畳み状態を保持できる。よっ
て、次回のゴミ収集までの間にボックス1が使用される
ことを防止できる。
【0049】そして、折り畳んだ状態で、前面側、左右
側面側および背面側の囲い部材4,3,2の表面に顕示
する部分には周囲の景観にマッチする図柄、例えば草木
などの絵18が描いてあるから、ゴミ収集の時間帯以外の
使用されない時間において汚れが目立ちやすいゴミ集積
ボックス1が街の景観を損なうことを防止できる。
【0050】また、看板16に描いた案内図17で近隣の商
店の広告を行ったり、路案内を行うこともできる。
【0051】さらに、支柱5a,5bの左右端には反射
部材13が設けてあるから、道路19を歩行する者や走行車
両はこの反射部材13を看取することでゴミ集積ボックス
1の存在を認識する。よって、歩行者や走行車両がこの
ゴミ集積ボックス1に衝突するなどの危険を回避でき
る。
【0052】次回のゴミ収集時には、把手12をもって前
面側の囲い部材4を手前に引き出せば、前面側の囲い部
材4と左右側面側の囲い部材3が同時に前方に引き出さ
れて、ワンタッチ的に上面が開放されたボックス形状に
形成できる。
【0053】図5は第2実施形態を示し、前面側の囲い
部材4の高さを左右側面側の囲い部材3の高さとほぼ等
しいものとするとともに、上下の分割部材4a,4bで
構成するもので、上方の分割部材4aの高さ方向の幅を
下方の分割部材4bの例えば約4分の1程度の小さいも
のに形成する。
【0054】そして、上方の分割部材4aを下方の分割
部材4bに対して水平方向に折り畳み可能なよう蝶番7
により前方に回動自在に結合し、上下の分割部材4a,
4bの間に上方の分割部材4aを下方の分割部材4bの
上部に係止する係止ピン27を設けた。この係止ピン27
は、上方の分割部材4aを上下に貫通して下方の分割部
材4bの上部に差し込まれるもので、下方の分割部材4
bの上部には係止孔28を設けた。
【0055】この第2実施形態の場合は、ボックス1内
にゴミを投入するときや収集するときには上方の分割部
材4aを下方の分割部材4bの前方に倒して、前面側の
囲い部材4の全体の高さを低くし、ゴミ投入や回収の作
業を行い易くする。
【0056】そして、ゴミ投入後、回収されるまでの間
は、下方の分割部材4bを上方の分割部材4aの上部に
引き上げ、係止ピン27を係止孔28に差し込んで下方の分
割部材4bを上方の分割部材4aの上部に固定する。よ
って、この状態では前面側の囲い部材4の全体の高さが
高くなり、ボックス1内のゴミを外部から遮蔽でき、ゴ
ミ袋がボックス1からはみ出したり、これが街の景観を
損ねることを防げる。
【0057】前記実施形態は後方の支柱5aを道路に固
定したが、図7に示す第3実施形態のように道路19の端
にブロック塀29などが構築されていて、この前側にボッ
クス1を設置することが困難な場合は、道路19の反対の
端の位置で前方の支柱5bを道路に固定することもでき
る。この場合は、歩道と車道を区画する縁石21の歩道側
の内側に孔26を穿設し、支柱5bの下部に脚柱6を設け
て、該脚柱6を前記孔26に差し込んでボックス1を道路
に固定する。
【0058】そして、後方の支柱5aの下部にキャスタ
ー14aを取り付けることで、ボックス1を歩道側に引出
し自在なものとし、不使用時は車道に接した位置に折り
畳む。また、車道に面する側は前記実施形態のように前
面側の囲い部材4を設けることをせず、開放する。これ
により、車道を通行してくるゴミ収集車からのゴミ収集
作業が容易になる。
【0059】
【発明の効果】以上述べたように本発明のゴミ集積ボッ
クスは、道路端にゴミ集積ボックスを設置する場合に、
ゴミ収集日の収集が終了した後は全体を偏平に折り畳め
るから、このゴミ集積ボックスが道路に大きく突出する
ことがなく、歩行者や自動車の通行の邪魔になることを
防止でき、設置や移動、折り畳みまた引出しもワンタッ
チ的に行うことができ容易であり使い勝手がよく、周囲
の景観も損なうおそれのないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のゴミ集積ボックスの第1実施形態を示
す引き出した状態の斜視図である。
【図2】本発明のゴミ集積ボックスの第1実施形態を示
す折り畳んだ状態の斜視図である。
【図3】本発明のゴミ集積ボックスの第1実施形態を示
す折り畳み途中状態の要部の斜視図である。
【図4】本発明のゴミ集積ボックスの第1実施形態を示
す側面側の囲い部材の結合箇所の斜視図である。
【図5】本発明のゴミ集積ボックスの第2実施形態を示
す折り畳み途中状態の要部の斜視図である。
【図6】本発明のゴミ集積ボックスの防護ネット部分の
一部の斜視図である。
【図7】本発明のゴミ集積ボックスの第3実施形態を示
す引き出した状態の斜視図である。
【符号の説明】
1…ゴミ集積ボックス 2…背面側の囲い部
材 3…側面側の囲い部材 3a,3b…分割部
材 4…前面側の囲い部材 4a,4b…分割部
材 5a,5b…支柱 6…脚柱 7…蝶番 8…蝶番 8a,8b…連結金物 9a,9b…ストッ
パー 10…結合ピン 11…ネジ 12…把手 13…反射部材 14a,14b…キャスター 15a…フック 15b…係止ピン 16…看板 17…案内図 18…絵 19…道路 20…ブロック 21…縁石 22…防護ネット 23…バー 24…固定金具 24a…係止孔 25…バー 26…孔 27…係止ピン 28…係止孔 29…ブロック塀
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年1月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 ゴミ集積ボックス
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭等から出
される一般ゴミの集積所に設置するゴミ集積ボックスに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般家庭から出される一般ゴミは、多く
の場合、道路端などに設定された所定のゴミ集積場所に
所定の曜日の所定の時間に出し、ゴミ収集車がこのゴミ
を収集し、焼却場に運搬し焼却処理している。
【0003】かかるゴミ集積場所は、前記のように道路
端等の特定の場所を指定するものであるが、ここに集積
するゴミがちらばらないように、また、集積場所を明示
するようにゴミ集積ボックスを設置する所もあり、この
ゴミ集積ボックスとしては、従来、例えば周囲を完全に
閉塞しゴミ出し入れ用の扉を設けたコンテナ状のタイプ
のものや、上面のみを開放面に形成した囲い形状のもの
など種々のタイプがあり、これらのゴミ集積ボックスは
集積場所に常設されている。
【0004】そして、このようなゴミ集積ボックスは近
年、家庭から出されるゴミの量が増加していることもあ
って、大きさが例えば奥行き1〜2m、長さ方向の幅が
2〜3m程度の大型のものとなっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ゴミの収集は所定曜日
の所定時間にのみ行われるものであるにもかかわらず、
前記のようなゴミ集積ボックスが歩道や車道の端に常時
設置されると、ボックス単体が道路上で占有する容積が
大きく道路中央に向かって大きく突出し、しかも、これ
が道路端にそって比較的短い間隔で設置されているた
め、歩行や車両通行に常時支障を来し、交通事故を誘発
するおそれもある。
【0006】また、ゴミ収集日や時間以外の時にもゴミ
が出されるおそれがあり、ゴミ集積場所が汚れ、街の景
観を損なうことにもなる。
【0007】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、道路端にゴミ集積ボックスを設置する場合に、ゴミ
収集日の収集が終了した後はこのゴミ集積ボックスが道
路に大きく突出することがなく、歩行者や自動車の通行
の邪魔になることを防止でき、設置や移動も容易で使い
勝手がよく、周囲の景観も損なうおそれのないゴミ集積
ボックスを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、第1に、道路の端に設置するゴミ集積ボック
スにおいて、背面側の囲い部材の左右両側に支柱を設
け、該支柱の下部から下方に固定杆としての脚柱を突設
し、この支柱に蝶番で中折れ可能な左右側面側の囲い部
材の後端部を回動自在に軸着し、背面側の囲い部材の上
部に看板を設け、左右の側面側の囲い部材の下部に球状
のキャスターを設け、さらに、前記左右側面側の囲い部
材は前後の分割部材を蝶番により分離結合自在に連結し
て構成し、この蝶番は、左右側面側の囲い部材を構成す
る前後の分割部材が結合時に一枚板状に保持されるよう
それ以上の回動を阻止するストッパーを備え、左右側面
側の囲い部材の前端部に、背面側および左右側面側の囲
い部材に対して偏平に折り畳み可能なように前面側の囲
い部材の端部を回動自在に軸着し、前面側、左右側面側
および背面側の囲い部材の、折り畳み状態で表面に顕示
する部分に周囲の景観にマッチする図柄を描き、前記固
定杆を道路に穿設した孔に挿入すること、または、道路
の端に設置するゴミ集積ボックスにおいて、背面側の囲
い部材の左右両側に支柱を設け、該支柱の下部に球状の
キャスターを設け、この支柱に蝶番で中折れ可能な左右
側面側の囲い部材の後端部を回動自在に軸着し、背面側
の囲い部材の上部に看板を設け、左右の側面側の囲い部
材の下部に球状のキャスターを設け、さらに、前記左右
側面側の囲い部材は前後の分割部材を蝶番により分離結
合自在に連結して構成し、この蝶番は、左右側面側の囲
い部材を構成する前後の分割部材が結合時に一枚板状に
保持されるようそれ以上の回動を阻止するストッパーを
備え、左右側面側の囲い部材の前端部に、背面側および
左右側面側の囲い部材に対して偏平に折り畳み可能なよ
うに前面側の囲い部材の端部に設けた支柱を回動自在に
軸着し、この支柱の下部から下方に固定杆としての脚柱
を突設し、前面側、左右側面側および背面側の囲い部材
の、折り畳み状態で表面に顕示する部分に周囲の景観に
マッチする図柄を描き、前記固定杆を道路に穿設した孔
に挿入することを要旨とするものである。
【0009】第2に、前面側の囲い部材は上下の分割部
材で構成し、上方の分割部材を下方の分割部材に対して
水平方向に折り畳み可能なよう蝶番により回動自在に結
合し、上下の分割部材の間に上方の分割部材を下方の分
割部材の上部に係止する係止ピンを設けたこと、第3
に、背面側の囲い部材の左右端部に前方に張設可能な防
護ネットを着脱自在に設けること、第4に、前面側の囲
い部材の前面に把手を設けること、第5に、背面側の囲
い部材の左右の端面に反射部材を設けることを要旨とす
るものである。
【0010】請求項1および請求項2記載の本発明によ
れば、前後の分割部材で構成する左右側面側の囲い部材
を中心から前後に中折れ状態にして後端部の軸着部を中
心にして背面側に回動し、背面側の囲み部材の前面に重
ねれば、全体を偏平な状態に折り畳める。よって、ゴミ
を収集しない時は、このような折り畳み状態にしておけ
ば、道路の中央側に突出せず、歩行や自動車の通行の妨
げにならない。また、ゴミ収集時には左右側面側の囲い
部材を前方に引き出せば、容易に囲いが形成できる。
【0011】さらに、左右側面側の囲い部材は前後に分
割できるから、分割状態にすれば、移動、運搬が容易
で、設置場所に簡単に搬送できる。そして、前後の分割
部材は蝶番で簡単に結合できるから、現場での組立も容
易である。また、蝶番は、左右側面側の囲い部材を構成
する前後の分割部材が結合時に一枚板状に保持されるよ
うそれ以上の回動を阻止するストッパーを備えるから、
使用時に左右側面側の囲い部材を中折れ状態から前方に
引き出して一枚の平板状に形成したとき、前後の分割部
材がさらに反対方向に回って逆の中折れ状態になること
を防止できる。また、使用後に折り畳むときも、折り畳
み方向が一方に規制されるから、後方に押すだけで左右
側面側の囲い部材を確実に中折れ状態に畳むことができ
る。
【0012】そして左右側面側の囲い部材の前後端のい
ずれか一方の下部に固定杆を突設しておくことで、、該
固定杆を道路に穿設した孔に挿入するだけで囲い部材を
簡単に道路に固定することができ、左右側面側の囲い部
材の前端部に、前面側の囲い部材の端部を回動自在に軸
着しておくことで、ゴミ集積ボックスの前面側が閉塞さ
れゴミが道路に飛び出ることを防止できる。そして、集
積時以外の時は、この前面側の囲い部材は、背面側およ
び左右側面側の囲い部材に対して偏平に折り畳めるか
ら、これが突出して歩行や自動車の通行の妨げになるこ
とを防げる。
【0013】また、背面側の囲い部材の上部に看板を設
けることにより、街の案内図や商店の広告をここに描く
ことで近隣の案内や宣伝を行うことができ、また、例え
ば看板への広告を有料とすることによりゴミ集積ボック
スの設置費用などをこれでまかなうこともできる。
【0014】さらに、左右の側面側の囲い部材の下部に
球状のキャスターを設けることにより、該囲い部材を引
き出してボックス状に組み立てる際に、容易に移動で
き、また、特に道路上に設置した場合に路面に多少の凹
凸があってもキャスターは球状であるから、この凹凸に
妨げられることなくスムーズに転動する。
【0015】そして、前面側、左右側面側および背面側
の囲い部材の、折り畳み状態で表面に顕示する部分に周
囲の景観にマッチする図柄、例えば草木などの絵を描く
ことにより、道路際に常設のものとしたときでも、ゴミ
収集の時間帯以外の使用されない時間の方が長く、ま
た、汚れが目立ちやすいゴミ集積ボックスが街の景観を
損なうことを防止できる。
【0016】請求項3記載の本発明によれば、前記作用
に加えて、前面側の囲い部材は上下の分割部材で構成
し、上方の分割部材を下方の分割部材に対して水平方向
に折り畳み可能なよう蝶番により回動自在に結合したか
ら、ゴミ集積時には上方の分割部材を下方に折り畳んで
おくことで、前面側の囲い部材の全体の高さを低くで
き、ボックス内に利用者がゴミを投入する際に前面側の
囲い部材が上方部が邪魔になることを防げる。
【0017】そして、上下の分割部材の間には上方の分
割部材を下方の分割部材の上部に係止する係止ピンを設
けたから、上方の分割部材を下方の分割部材の上部に垂
直に立てるには、係止ピンを下方の分割部材に差し込む
だけでよく、また、下方の分割部材の前面に上方の分割
部材を折り重ねるには、前記係止ピンを引き抜くだけで
よく、操作は簡単である。
【0018】請求項4記載の本発明によれば、前記作用
に加えて、背面側の囲い部材の左右端部に前方に張設可
能な防護ネットを着脱自在に設けることにより、ボック
スに集積されたゴミが収集されるまでの間に、烏や猫な
どの動物によって食い散らかされることを防止できる。
そして、このネットは手前に引き出すだけで容易に張設
できるから、手間を要しない。
【0019】請求項5記載の本発明によれば、前記作用
に加えて、前面側の囲い部材の前面に把手を設けること
により、不使用時に偏平に折り畳んであるボックスを組
み立てるにはこの把手を持って手前に引けば、側面側の
囲い部材の後端が道路に固定してある場合は、背面側の
囲い部材に対して側面側と前面側の囲い部材がそれぞれ
の結合箇所で回動しながら手前に引き出され、ボックス
状に形成される。
【0020】請求項11記載の本発明によれば、前記作
用に加えて、ゴミ収集の時間帯以外の使用されない時間
中は偏平に折り畳まれた状態にあっても道路に例えば15
cm程度は突出し、これが道路に常設されることになる
が、背面側の囲い部材の左右の端面に反射部材を設ける
ことにより、道路を歩行する者や走行車両はこの反射部
材を看取することでゴミ集積ボックスの存在を認識す
る。よって、歩行者や走行車両がこのゴミ集積ボックス
に衝突するなどの危険を回避できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面について本発明の実施
の形態を詳細に説明する。図1は本発明のゴミ集積ボッ
クスの第1実施形態を示す組立てた状態の斜視図、図2
は同上折り畳んだ状態の斜視図で、本発明のゴミ集積ボ
ックス1は背面側の囲い部材2と左右側面側の囲い部材
3と前面側の囲い部材4とで構成され、各囲み部材2,
3,4は材質としてアルミニウム、鉄、ステンレスなど
を使用し、形態としては平板状、格子状、柵形状などフ
ェンスとして機能するものであれば図示のような平板状
のものに限定されない。
【0022】背面側の囲み部材2は一例として長さ方向
の幅が2〜3m程度、高さが1〜2m程度の方形に形成
し、左右端に角柱による支柱5aを設け、該支柱5aの
下部から下方に固定杆としての円筒による脚柱6を突設
した。
【0023】そして、図3にも示すように支柱5aの前
面に蝶番7で左右側面側の囲い部材3の後端部を回動自
在に軸着した。左右側面側の囲い部材3は、全体の高さ
が前記背面側の囲い部材2に等しく、前後方向の幅を1
〜2m程度の大きさで、材質や形態は背面側の囲い部材
2と同様である。
【0024】該左右側面側の囲い部材3は、前後の分割
部材3a,3bで中折れ可能に構成し、該分割部材3
a,3bは蝶番8により分離結合自在に連結した。この
蝶番8は、分割部材3a,3bにそれぞれ固定される板
状の連結金物8a,8bのそれぞれの先端に、結合状態
で齟齬して1本の筒状体となるように複数(図示の例で
は2個ずつ)の筒状の連結部30a,30bを間隔を存して
突設したもので、各連結部30a,30bを交互に縦方向に
連結する結合ピン10を別途備える。図中11は結合ピン10
の下部を固定するネジを示す。
【0025】各連結部30a,30bの突出端には他方の分
割部材3a,3bの回動を規制するストッパー9a,9
bをそれぞれ突設した。このストッパー9a,9bは図
示の例では細長板状に形成するもので、両分割部材a
3,3bが一枚の平板状に結合された状態でこの状態を
保持すべくそれ以上の回動を阻止するためのものであ
る。
【0026】前記左右側面側の囲い部材3の前端に配設
される前面側の囲い部材4は、左右端部に支柱5bを設
けたもので、材質や形態は前記背面側の囲い部材2と同
様であり、高さはゴミの投入が行いやすいように背面側
の囲い部材2や左右側面側の囲い部材3よりも多少低い
ものに形成し、前面に把手12を設けた。
【0027】そして、前記支柱5bを左右側面側の囲い
部材3の前端部に蝶番7で回動自在に取り付けて、前面
側の囲い部材4を背面側の囲い部材2の前面に重合状態
で折り畳めるようにしておく。
【0028】支柱5a,5bのそれぞれの左右端面に反
射部材13として反射鏡を取り付けたり、反射する塗料を
塗布するとともに、支柱5a,5bの一方にフック15a
を、他方に該フック15aが掛止する係止ピン15bを取り
付ける。
【0029】前方の支柱5bの下部に球状のキャスター
14aを取り付け、左右側面側の囲い部材3の分割部材a
3,3bの結合箇所の下部にも前記キャスター14aより
も小さい球状のキャスター14bを取り付ける。
【0030】背面側の囲い部材2の上部にこれと同じ長
さの看板16を設け、該看板16に町内の案内図17や商店の
広告などを描く。
【0031】また、図2のように折り畳んだ状態で前面
に顕示する部分の、背面側の囲み部材2、左右側面側の
囲み部材3、前面側の囲み部材4に周囲の景観を損ねな
いような草木などの風景画などの絵18を描く。
【0032】以上のようにして背面側の囲い部材2の前
方に左右側面側の囲い部材3と前面側の囲い部材4を回
動自在に取り付けて、上面を開放面としたボックス状に
形成し、全体を偏平に折り畳み可能とするものである
が、さらに必要に応じて図6に示すように上面の開放面
を覆う防護ネット22の端部を後方の支柱5aに取り付け
て、前方に引出し可能に張設することもできる。
【0033】この場合、防護ネット22の支柱5aへの取
り付けは、防護ネット22の後端にバー23を取り付け、他
方、支柱5aの上部に前記バー23の係止孔24aを有する
固定金具24を突設しておき、この係止孔24aにバー23の
端部を挿入して防護ネット22を支柱5aに固定する。な
お、固定金具24は上部をネジ部に形成し、この部分を看
板16の下部に差し込むことで、看板16を支柱5aに固定
する部材と兼用することができる。
【0034】防護ネット22の前端にはめくれ防止用のバ
ー25を長さ方向に取り付け、該防護ネット22の大きさは
ボックス1の上部の開放面の大きさよりも多少大きく形
成する。
【0035】かかるゴミ集積ボックス1を車道や歩道等
の道路19の端に設置するには、道路19の端に配設してあ
るブロック20に固定用の孔26を穿設する。他方、ゴミ集
積ボックス1は左右側面側の囲い部材3が前後の分割部
材3a,3bで分割された状態にあり、背面側の囲い部
材2に後部の分割部材3bが結合され、前面側の囲い部
材4に前部の分割部材3aが結合された状態にあり、背
面側の囲い部材2と後部の分割部材3b、また、前面側
の囲い部材4と前部の分割部材3aとがそれぞれ蝶番7
を介して重合し偏平に折り畳まれている。
【0036】このような状態の背面側の囲い部材2と後
部の分割部材3b、また、前面側の囲い部材4と前部の
分割部材3aとを設置現場に搬入し、支柱5aの下部に
突設してある脚柱6を孔26に差し込めば、背面側の囲い
部材2と後部の分割部材3bとが道路19の端に固定され
る。
【0037】次に、後部の分割部材3bの前端と前部の
分割部材3aの後端とにそれぞれ取り付けてある連結金
物8a,8bの端部の連結部30a,30bを齟齬させて組
み合わせ、上下を貫通させてピン10で連結し、ピン10の
下部をネジ11で固定すれば、後部の分割部材3bと前部
の分割部材3aとが結合される。
【0038】同時に、前部の分割部材3aには前面側の
囲い部材4が蝶番7で既に結合されているから、前部の
分割部材3aを介して前面側の囲い部材4も他の囲み部
材に連結されることになり、背面側の囲い部材2、左右
側面側の囲い部材3、前面側の囲い部材4とで上面を開
放面としたボックス形状に全体が組立てられる。
【0039】このとき、後部の分割部材3bと前部の分
割部材3aを結合する連結金物8a,8bにはストッパ
ー9a,9bが設けてあるから、後部の分割部材3bと
前部の分割部材3aとは連結状態で一枚板の状態が保持
され、連結箇所が支柱5a,5bよりも外方に突出する
ような外折れ状態になることが阻止される。
【0040】こうして平面方形に組み立てられたゴミ集
積ボックス1内に上部の開放面からゴミを投入し、ゴミ
収集車で収集する。収集迄の間は、防護ネット22を前方
に引き出して開放面を覆うことで、烏や猫等の動物によ
りゴミが食い散らかされることを防止できる。
【0041】ゴミ収集後は前面側の囲い部材4を後方に
押せば、図3にも示すように後方への押圧力によって左
右側面側の囲い部材3が蝶番8の箇所で中折れ状態とな
って前後の分割部材3a,3bが折り畳まれ、これら前
後の分割部材3a,3bと前面側の囲い部材4とが重合
した状態で背面側の囲い部材2の前面に折り重なり、全
体が偏平状態に畳まれる(図2参照)。このとき、支柱
5aの下部と分割部材3a,3bの結合箇所の下部には
キャスター14a、14bが設けてあるから、前面側の囲い
部材4、支柱5b、右側面側の囲い部材3の後方への移
動はスムーズになされる。
【0042】この状態で全体の厚さは約15cm程度であ
り、不使用時でも道路19に常設しても歩行や車両通行に
支障を来すことは少ない。また、支柱5aに取り付けた
フック15aを他方の支柱5bに取り付けた係止ピン15b
に掛止することで、支柱5a,5bを結合でき、支柱5
bの前方への移動を阻止できるから、ボックス1が広が
ることがなく、偏平な折り畳み状態を保持できる。よっ
て、次回のゴミ収集までの間にボックス1が使用される
ことを防止できる。
【0043】そして、折り畳んだ状態で、前面側、左右
側面側および背面側の囲い部材4,3,2の表面に顕示
する部分には周囲の景観にマッチする図柄、例えば草木
などの絵18が描いてあるから、ゴミ収集の時間帯以外の
使用されない時間において汚れが目立ちやすいゴミ集積
ボックス1が街の景観を損なうことを防止できる。
【0044】また、看板16に描いた案内図17で近隣の商
店の広告を行ったり、路案内を行うこともできる。
【0045】さらに、支柱5a,5bの左右端には反射
部材13が設けてあるから、道路19を歩行する者や走行車
両はこの反射部材13を看取することでゴミ集積ボックス
1の存在を認識する。よって、歩行者や走行車両がこの
ゴミ集積ボックス1に衝突するなどの危険を回避でき
る。
【0046】次回のゴミ収集時には、把手12をもって前
面側の囲い部材4を手前に引き出せば、前面側の囲い部
材4と左右側面側の囲い部材3が同時に前方に引き出さ
れて、ワンタッチ的に上面が開放されたボックス形状に
形成できる。
【0047】図5は第2実施形態を示し、前面側の囲い
部材4の高さを左右側面側の囲い部材3の高さとほぼ等
しいものとするとともに、上下の分割部材4a,4bで
構成するもので、上方の分割部材4aの高さ方向の幅を
下方の分割部材4bの例えば約4分の1程度の小さいも
のに形成する。
【0048】そして、上方の分割部材4aを下方の分割
部材4bに対して水平方向に折り畳み可能なよう蝶番7
により前方に回動自在に結合し、上下の分割部材4a,
4bの間に上方の分割部材4aを下方の分割部材4bの
上部に係止する係止ピン27を設けた。この係止ピン27
は、上方の分割部材4aを上下に貫通して下方の分割部
材4bの上部に差し込まれるもので、下方の分割部材4
bの上部には係止孔28を設けた。
【0049】この第2実施形態の場合は、ボックス1内
にゴミを投入するときや収集するときには上方の分割部
材4aを下方の分割部材4bの前方に倒して、前面側の
囲い部材4の全体の高さを低くし、ゴミ投入や回収の作
業を行い易くする。
【0050】そして、ゴミ投入後、回収されるまでの間
は、下方の分割部材4bを上方の分割部材4aの上部に
引き上げ、係止ピン27を係止孔28に差し込んで下方の分
割部材4bを上方の分割部材4aの上部に固定する。よ
って、この状態では前面側の囲い部材4の全体の高さが
高くなり、ボックス1内のゴミを外部から遮蔽でき、ゴ
ミ袋がボックス1からはみ出したり、これが街の景観を
損ねることを防げる。
【0051】前記実施形態は後方の支柱5aを道路に固
定したが、図7に示す第3実施形態のように道路19の端
にブロック塀29などが構築されていて、この前側にボッ
クス1を設置することが困難な場合は、道路19の反対の
端の位置で前方の支柱5bを道路に固定することもでき
る。この場合は、歩道と車道を区画する縁石21の歩道側
の内側に孔26を穿設し、支柱5bの下部に脚柱6を設け
て、該脚柱6を前記孔26に差し込んでボックス1を道路
に固定する。
【0052】そして、後方の支柱5aの下部にキャスタ
ー14aを取り付けることで、ボックス1を歩道側に引出
し自在なものとし、不使用時は車道に接した位置に折り
畳む。また、車道に面する側は前記実施形態のように前
面側の囲い部材4を設けることをせず、開放する。これ
により、車道を通行してくるゴミ収集車からのゴミ収集
作業が容易になる。
【0053】
【発明の効果】以上述べたように本発明のゴミ集積ボッ
クスは、道路端にゴミ集積ボックスを設置する場合に、
ゴミ収集日の収集が終了した後は全体を偏平に折り畳め
るから、このゴミ集積ボックスが道路に大きく突出する
ことがなく、歩行者や自動車の通行の邪魔になることを
防止でき、設置や移動、折り畳みまた引出しもワンタッ
チ的に行うことができ容易であり使い勝手がよく、周囲
の景観も損なうおそれのないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のゴミ集積ボックスの第1実施形態を示
す引き出した状態の斜視図である。
【図2】本発明のゴミ集積ボックスの第1実施形態を示
す折り畳んだ状態の斜視図である。
【図3】本発明のゴミ集積ボックスの第1実施形態を示
す折り畳み途中状態の要部の斜視図である。
【図4】本発明のゴミ集積ボックスの第1実施形態を示
す側面側の囲い部材の結合箇所の斜視図である。
【図5】本発明のゴミ集積ボックスの第2実施形態を示
す折り畳み途中状態の要部の斜視図である。
【図6】本発明のゴミ集積ボックスの防護ネット部分の
一部の斜視図である。
【図7】本発明のゴミ集積ボックスの第3実施形態を示
す引き出した状態の斜視図である。
【符号の説明】 1…ゴミ集積ボックス 2…背面側の囲い部
材 3…側面側の囲い部材 3a,3b…分割部
材 4…前面側の囲い部材 4a,4b…分割部
材 5a,5b…支柱 6…脚柱 7…蝶番 8…蝶番 8a,8b…連結金物 9a,9b…ストッ
パー 10…結合ピン 11…ネジ 12…把手 13…反射部材 14a,14b…キャスター 15a…フック 15b…係止ピン 16…看板 17…案内図 18…絵 19…道路 20…ブロック 21…縁石 22…防護ネット 23…バー 24…固定金具 24a…係止孔 25…バー 26…孔 27…係止ピン 28…係止孔 29…ブロック塀

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路の端に設置するゴミ集積ボックスに
    おいて、偏平に折り畳み可能なよう背面側の囲い部材の
    左右両側に、中折れ可能な側面側の囲い部材を回動自在
    に軸着し、前記左右側面側の囲い部材は前後の分割部材
    を蝶番により分離結合自在に連結して構成したことを特
    徴とするゴミ集積ボックス。
  2. 【請求項2】 蝶番は、左右側面側の囲い部材を構成す
    る前後の分割部材が結合時に一枚板状に保持されるよう
    それ以上の回動を阻止するストッパーを備える請求項1
    記載のゴミ集積ボックス。
  3. 【請求項3】 左右側面側の囲い部材の前後端のいずれ
    か一方の下部に固定杆を突設し、該固定杆を道路に穿設
    した孔に挿入して固定する請求項1または請求項2に記
    載のゴミ集積ボックス。
  4. 【請求項4】 左右側面側の囲い部材の前端部に、背面
    側および左右側面側の囲い部材に対して偏平に折り畳み
    可能なように前面側の囲い部材の端部を回動自在に軸着
    する請求項1から請求項3のいずれかに記載のゴミ集積
    ボックス。
  5. 【請求項5】 前面側の囲い部材は上下の分割部材で構
    成し、上方の分割部材を下方の分割部材に対して水平方
    向に折り畳み可能なよう蝶番により回動自在に結合し、
    上下の分割部材の間に上方の分割部材を下方の分割部材
    の上部に係止する係止ピンを設けた請求項1から請求項
    4のいずれかに記載のゴミ集積ボックス。
  6. 【請求項6】 背面側の囲い部材の上部に看板を設ける
    請求項1から請求項5のいずれかに記載のゴミ集積ボッ
    クス。
  7. 【請求項7】 背面側の囲い部材の左右端部に前方に張
    設可能な防護ネットを着脱自在に設ける請求項1から請
    求項6のいずれかに記載のゴミ集積ボックス。
  8. 【請求項8】 前面側の囲い部材の前面に把手を設ける
    請求項1から請求項7のいずれかに記載のゴミ集積ボッ
    クス。
  9. 【請求項9】 左右の側面側の囲い部材の下部に球状の
    キャスターを設ける請求項1から請求項8のいずれかに
    記載のゴミ集積ボックス。
  10. 【請求項10】 前面側、左右側面側および背面側の囲
    い部材の、折り畳み状態で表面に顕示する部分に周囲の
    景観にマッチする図柄を描く請求項1から請求項9のい
    ずれかに記載のゴミ集積ボックス。
  11. 【請求項11】 背面側の囲い部材の左右の端面に反射
    部材を設ける請求項1から請求項10のいずれかに記載
    のゴミ集積ボックス。
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