JPH11208229A - 後輪のトー角調整方法、リヤサスペンション、および後輪のトー角調整用シム - Google Patents

後輪のトー角調整方法、リヤサスペンション、および後輪のトー角調整用シム

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JPH11208229A
JPH11208229A JP1907498A JP1907498A JPH11208229A JP H11208229 A JPH11208229 A JP H11208229A JP 1907498 A JP1907498 A JP 1907498A JP 1907498 A JP1907498 A JP 1907498A JP H11208229 A JPH11208229 A JP H11208229A
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    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2202/00Indexing codes relating to the type of spring, damper or actuator
    • B60G2202/10Type of spring
    • B60G2202/13Torsion spring
    • B60G2202/136Twist-beam type arrangement
    • B60G2202/1362Twist-beam type arrangement including a second torsional element, e.g. second beam, stabiliser bar or tube
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
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    • B60G2206/20Constructional features of semi-rigid axles, e.g. twist beam type axles

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  • Vehicle Body Suspensions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】左右一対のサスペンションアームをトーション
ビームなどを介して連結したリヤサスペンションに後輪
を懸架させる場合に、このリヤサスペンションを車体に
取り付けた後にその後輪のトー角を適切に調整できるよ
うにする。 【解決手段】各後部に後輪支持手段5を具備し、かつア
ーム連結部材2を介して互いに連結された左右一対のサ
スペンションアーム1a,1bの各前部に設けられているブ
ッシュ3が、このブッシュ3に貫通したボルト8の長手方
向両端部を車体6に取付けられたブラケット7の車幅方向
に間隔を隔てた2つの固定板70a,70bに支持させること
によってそれら2つの固定板70a,70b間に支持されてい
るリヤサスペンションに懸架された後輪4a,4bのトー角
を調整するための方法であって、2つの固定板70a,70b
の少なくとも一方とこれに対向するブッシュ3の端部と
の間にシム9を介装することにより、ブッシュ3の取付け
位置をこのブッシュ3を有するサスペンションアーム1a
(または1b)の後部に相対させて車幅方向に変更する工
程を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本願発明は、自動車の所定のリヤサスペン
ションに懸架されている後輪のトー角を調整するための
技術に関する。
【0002】
【背景技術】本願出願人は、リヤサスペンションの一例
として、図1に示す構造のものを先に提案している。こ
のリヤサスペンションは、車両前後方向に延びて車幅方
向に間隔を隔てて位置する左右一対のサスペンションア
ーム1a,1bを、車幅方向に延びるトーションビーム
2を介して互いに連結したものであり、上記サスペンシ
ョンアーム1a,1bのそれぞれの後部には、後輪4
a,4bを支持するスピンドル軸5,5が設けられてい
る。また、上記サスペンションアーム1a,1bのそれ
ぞれの前部にはゴムブッシュ3,3が設けられている。
これらのゴムブッシュ3,3のそれぞれにはボルト8が
貫通挿しているとともに、このボルト8の両端部が車体
6に二箇所取り付けられたブラケット7の2つの固定板
70a,70bに支持されている。これにより、上記各
ゴムブッシュ3は上記2つの固定板70a,70b間に
おいてボルト8によって回転可能に支持されており、上
記一対のサスペンションアーム1a,1bは、上記ボル
ト8の軸部を中心として車両高さ方向(上下方向)に揺
動可能となっている。
【0003】このような構造のリヤサスペンションで
は、2つの後輪4a,4bに路面からの入力があると、
トーションビーム2に曲げ変形、あるいは捩じり変形を
生じさせながら2つのサスペンションアーム1a,1b
を互いに異なる角度に揺動させることができる。したが
って、上記リヤサスペンションでは、路面からの入力を
独立懸架に近いかたちで吸収緩和することができ、車両
の乗り心地を良好にすることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
造のリヤサスペンションでは、次のような不具合を生じ
ていた。
【0005】すなわち、上記リヤサスペンションを車体
に組み付けた場合、他の構造のリヤサスペンションと同
様に、後輪4a,4bのトー角を所望の角度に設定する
ことが要請される。一般に、自動車のリヤサスペンショ
ンにおいては、車両の旋回時におけるトーアウトを回避
して車両がオーバステアになることを防止したり、ある
いは制動時における車両の安定性を高めるなど観点か
ら、後輪をトーイン(正のトーイン)に設定する場合が
多い。また、そのトー角はたとえば0.01°〜0.2
°程度とされる。
【0006】ところが、上記リヤサスペンションは、後
輪4a,4bを支持する左右一対のサスペンションアー
ム1a,1bがトーションビーム2を介して互いに連結
された構造を有しており、しかも車体への取付けは、上
記一対のサスペンションアーム1a,1bの前部のゴム
ブッシュ3,3を所定のブラケット7,7にボルト止め
するだけの構造であるから、上記後輪4a,4bのトー
角は、このリヤサスペンションを製造した段階において
決定されてしまう。すなわち、上記リヤサスペンション
では、その製造が終了した後において、後輪4a,4b
のトー角を調整するための手段をなんら具備しない構造
となっており、後輪4a,4bのトー角は、リヤサスペ
ンションを製造する段階においてそのリヤサスペンショ
ンの各部の寸法管理を厳密に行うことによって所望の角
度に仕上げる必要があった。
【0007】その結果、従来では、リヤサスペンション
の製造時における各部の寸法管理を厳しくしなければな
らない分だけ、その生産性が悪くなり、リヤサスペンシ
ョンの製造コストが高価となる不具合を生じていた。と
くに、一対のサスペンションアーム1a,1bとトーシ
ョンビーム2との連結部分をはじめとしてその他の部分
についても溶接を施すような場合には、それら溶接部分
の寸法管理が難しく、全体の寸法管理が一層難しくなる
ために、リヤサスペンションを製造する上での歩留りが
悪くなっていた。また、後輪4a,4bのトー角が所望
の角度であるか否かの検査は、実際にはリヤサスペンシ
ョンを車体に組み付けてから行う必要があるが、従来で
は、このような場合において、後輪4a,4bのトー角
が不良であると判定された場合には、そのリヤサスペン
ションを車体から取り外してから他の新たなリヤサスペ
ンションを組み付ける必要があった。このため、従来で
は、リヤサスペンションの生産性が悪いばかりか、車両
全体の生産性も悪くなるという不具合があった。さら
に、上記リヤサスペンションは、その使用初期段階にお
いては後輪4a,4bのトー角が所望の正確な値に設定
されている場合であっても、何らかの事情によってその
トー角が後発的にくるってしまう場合があるが、従来で
は、このような場合にその後輪のトー角を所望の値に修
正することはできず、サスペンション全体を交換する必
要があった。
【0008】なお、従来では、後輪のトー角を調整する
ための手段として、たとえば特開昭57−167808
号公報や、特開昭63−263116号公報などに記載
された手段がある。しかしながら、これらの公報に記載
の手段は、いずれの手段も左右一対のサスペンションア
ームが互いに独立している独立懸架方式のリヤサスペン
ションにのみ適用できる手段に過ぎない。このため、上
記公報に記載の手段では、上述した左右一対のサスペン
ションアームがトーションビームを介して互いに連結さ
れた構造のリヤサスペンションには適用することはでき
ず、上述した不具合を解消するには至らない。
【0009】本願発明は、このような事情のもとで考え
出されたものであって、左右一対のサスペンションアー
ムをトーションビームなどの部材によって連結した構造
のリヤサスペンションに後輪を懸架させる場合に、この
リヤサスペンションを車体に取り付けた後であってもそ
の後輪のトー角を適切にかつ容易に調整できるようにす
ることをその課題としている。
【0010】
【発明の開示】上記の課題を解決するため、本願発明で
は、次の技術的手段を講じている。
【0011】すなわち、本願発明の第1の側面によれ
ば、後輪のトー角調整方法が提供される。この後輪のト
ー角調整方法は、車幅方向に間隔を隔てて位置して車両
前後方向に延びる左右一対のサスペンションアームと、
これら一対のサスペンションアームのそれぞれの後部に
取付けられた一対の後輪支持手段と、上記一対のサスペ
ンションアームのそれぞれの前部に設けられた一対のブ
ッシュと、車幅方向に延びているとともにその長手方向
両端部が上記各サスペンションアームの上記各ブッシュ
よりも車両後方部分に連結されているアーム連結部材と
を具備し、かつ上記各ブッシュは、このブッシュに貫通
したボルトの長手方向両端部が車体に取付けられたブラ
ケットの車幅方向に間隔を隔てて位置する2つの固定板
に支持されることによりそれら2つの固定板間において
上記ボルトを中心として回動可能に支持されているリヤ
サスペンションに懸架された後輪のトー角を調整するた
めの方法であって、上記ブラケットの2つの固定板の少
なくとも一方とこれに対向するブッシュの端部との間に
シムを介装することにより、上記ブッシュの取付け位置
をこのブッシュを有するサスペンションアームの後部に
相対させて車幅方向に変更する工程を有していることに
特徴づけられる。
【0012】本願発明の第2の側面によれば、リヤサス
ペンションが提供される。このリヤサスペンションは、
車幅方向に間隔を隔てて位置して車両前後方向に延びる
左右一対のサスペンションアームと、これら一対のサス
ペンションアームのそれぞれの後部に取付けられた一対
の後輪支持手段と、上記一対のサスペンションアームの
それぞれの前部に設けられた一対のブッシュと、車幅方
向に延びているとともにその長手方向両端部が上記各サ
スペンションアームの上記各ブッシュよりも車両後方部
分に連結されているアーム連結部材とを具備し、かつ上
記各ブッシュは、このブッシュに貫通したボルトの長手
方向両端部が車体に取付けられたブラケットの車幅方向
に間隔を隔てて位置する2つの固定板に支持されること
によりそれら2つの固定板間において上記ボルトを中心
として回動可能に支持されているリヤサスペンションで
あって、上記ブラケットの2つの固定板の少なくとも一
方とこれに対向するブッシュの端部との間には、上記ブ
ッシュの取付け位置をこのブッシュを有するサスペンシ
ョンアームの後部に相対させて車幅方向に変更するため
のシムが介装されていることに特徴づけられる。
【0013】本願発明では、各サスペンションアームの
前部に設けられているブッシュの端部とこのブッシュを
支持するブラケットの固定板との間にシムを介装し、そ
のブッシュの取り付け位置を車幅方向に変更すると、こ
れによってサスペンションアームの向きが変化し、この
サスペンションアームの後部の後輪支持手段に支持され
ている後輪の向き、すなわちトー角が変更されることと
なる。より具体的には、左右一対のサスペンションアー
ムは、ブッシュよりも車両後方部分どうしがアーム連結
部材を介して互いに連結されているために、上記ブッシ
ュの端部とブラケットの固定板との間にシムを介装する
ことによって上記ブッシュをたとえば車幅方向内方へ強
制的に位置ずれさせると、上記アーム連結部材の突っ張
り力の作用によって、上記ブッシュを備えたサスペンシ
ョンアームの後部は上記ブッシュとは逆方向の車幅方向
外方へ相対的に変位することとなる。すると、上記サス
ペンションアームに取り付けられている後輪は、リヤサ
スペンションを車体に組み付けた当初よりもトーインと
なる方向(後輪の前部が車幅方向内方を向く方向)にそ
のトー角が調整されることとなる。また、その調整角度
の大きさは、シムの厚みまたは枚数を変更し、ブッシュ
を車幅方向に位置ずれさせる量を変更することによって
調整することができる。むろん、後輪をトーアウトの姿
勢に設定し、またはトーアウトの姿勢に近づけたい場合
には、上記とは逆に、ブッシュを車幅方向外方に位置変
更させればよいこととなる。
【0014】このように、結局、本願発明では、リヤサ
スペンションを車体に組み付けた後であっても、そのリ
ヤサスペンションのブッシュとブラケットの固定板との
間にシムを介装し、ブッシュの車幅方向の位置を変更す
ることによって、後輪のトー角を調整することができ
る。したがって、本願発明では、従来とは異なり、リヤ
サスペンションを製造する場合に後輪のトー角が所望の
正確な値となるようにリヤサスペンションの各部の寸法
管理を厳しくする必要がなく、従来と比べてリヤサスペ
ンションの製造が著しく容易となる。さらには、車両の
組み立て工程において、後輪のトー角が不正確なリヤサ
スペンションを車体から取り外してから他の新たなリヤ
サスペンションを車体に組み付け直すといった必要もな
くなる。したがって、リヤサスペンションの製造コスト
のみならず、車両の組み立て段階における作業コストも
従来と比較して大幅に低減化することができる。とく
に、ブッシュとブラケットの固定板との間にシムを介装
する作業は、たとえばブッシュを支持するボルトを緩め
てブッシュと固定板との間に適当な隙間を設けることに
よって簡単に行うことができ、車体からリヤサスペンシ
ョン全体を取り外す必要はないため、その作業性は一層
良好となる。さらに、本願発明は、後輪のトー角が後発
的にくるいを生じたような場合にも適用することが可能
であり、便利である。
【0015】本願発明の第3の側面によれば、後輪のト
ー角調整用シムが提供される。この後輪のトー角調整用
シムは、本願発明の第1の側面によって提供される後輪
のトー角調整方法または本願発明の第2の側面によって
提供されるリヤサスペンションに用いられる後輪のトー
角調整用シムであって、一定長さを有する柄部と、この
柄部の長手方向一端部に繋がった所定厚みを有するフッ
ク部とを具備しているとともに、このフック部には、こ
のフック部を上記ボルトに掛止可能とする第1開口溝と
この第1開口溝の奥部に繋がった第2開口溝とが設けら
れており、かつ上記第2開口溝は、上記第1開口溝の奥
部から屈曲して延びていることに特徴づけられる。
【0016】本願発明では、本願発明に係るトー角調整
用シムをリヤサスペンションのブッシュの端部とブラケ
ットの固定板との間に介装する場合に、このトー角調整
用シムのフック部を上記ブッシュに貫通したボルトに掛
止させることができる。したがって、本願発明では、た
とえばシムを単にブッシュと固定板との側面間または端
面間に挟ませるだけの場合とは異なり、トー角調整用シ
ムの取り付けを確実なものにでき、たとえば車両の振動
などに原因してトー角調整用シムがブッシュと固定板と
の間から不用意に脱落するようなことを無くすことがで
きるという効果が得られる。また、フック部をボルトに
掛止させる作業は、作業者がこのトー角調整用シムの柄
部を把持した状態において、フック部の第1開口溝内に
ボルトの軸部を嵌め入れてからそのボルトをこの第1開
口溝の奥部に繋がっている第2開口溝内にさらに嵌め入
れるように操作すればよく、その操作は非常に簡単に行
える。さらに、上記第2開口溝は第1開口溝の奥部から
屈曲して延びているために、第1開口溝から第2開口溝
内にボルトを進入させるにはフック部の進行方向を途中
で変更させる必要があり、この操作時の手応えによっ
て、作業者は第2開口溝内にボルトの軸部が適切に入っ
たか否かを適切に判断することが可能となる。したがっ
て、ボルトにフック部を掛止させる作業の確実化が図れ
る。また、第1開口溝に対して第2開口溝が屈曲してい
れば、フック部がボルトから不用意に外れないようにで
き、トー角調整用シムの取付けを一層確実なものにでき
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の好ましい実施の
形態について、図面を参照しつつ具体的に説明する。
【0018】ただし、本実施形態では、先に説明した図
1に示すリヤサスペンションに懸架されている後輪のト
ー角を調整する場合を一例として説明する。
【0019】図2は、図1に示すリヤサスペンションの
要部分解斜視図である。図3は、図1に示すリヤサスペ
ンションの要部斜視図である。図4は、図1に示すリヤ
サスペンションのブッシュを取り付けるためのボルトを
締結していない状態を示す要部断面図である。図5は、
図1に示すリヤサスペンションのブッシュを取り付ける
ためのボルトを締結した状態を示す要部断面図である。
なお、各図において、矢印Frは車両前方を示し、矢印
Upは車両高さ方向上方を示し、矢印wは車幅方向を示
す。
【0020】図1に示すリヤサスペンションの概略構造
は、既に説明したとおり、左右一対のサスペンションア
ーム1a,1b、トーションビーム2、ゴムブッシュ
3,3、および後輪4a,4bを支持するためのスピン
ドル軸5,5などを備えた構造であるが、それら各部の
具体的な構造をさらに詳細に説明する。
【0021】まず、左右一対のサスペンションアーム1
a,1bは、車両前後方向に延びる左右対称な形状に形
成されており、車幅方向に一定間隔を隔てて設けられて
いる。図2および図3によく表われているように、上記
サスペンションアーム1a,1bのそれぞれは、上下二
分割状のアッパ部材10aとロア部材10bとが接合し
て構成されたいわゆるモナカ状の中空形状である。これ
らアッパ部材10aとロア部材10bとは、金属板をプ
レス加工(深絞り加工)することによって形成されたも
のであり、アッパ部材10aの下部周縁とロア部材10
bの上部周縁とには、これらを互いに接合するためのフ
ランジ12a,12bが適宜形成され、これらフランジ
12a,12bどうしが互いに溶接されている。
【0022】図2によく表れているように、上記サスペ
ンションアーム1a,1bのそれぞれの車幅方向内方を
向く内側面部には、上記トーションビーム2の端部を挿
入するための第1の開口部14が設けられている。ま
た、図3によく表れているように、上記サスペンション
アーム1a,1bのそれぞれの車幅方向外方を向く外側
面部には、第2の開口部15が設けられている。この第
2の開口部15は、上記第1の開口部14よりも小さな
開口径に形成されており、アッパ部材10aのフランジ
12aの一部が上方に湾曲されるとともに、ロア部材1
0bのフランジ12bの一部が下方に湾曲されることに
よって形成された開口部である。
【0023】図2によく表れているように、上記トーシ
ョンビーム2は、適度な曲げ変形と捩じり変形とが可能
なように車両前方側に開口部20を形成する傾斜状の上
片部21aと下片部21bとを備えた断面略V字状また
は断面略U字状であり、たとえば一定厚みの金属板を屈
曲または湾曲加工して形成されたものである。このトー
ションビーム2は、車幅方向に延びており、その長手方
向両端部は、サスペンションアーム1a,1bの各第1
の開口部14の後部寄りの位置に挿入された上で、その
先端が第2の開口部15にも挿入されており、サスペン
ションアーム1a,1bのそれぞれの車幅方向に貫通し
ている。なお、トーションビーム2は、上記第1の開口
部14に挿入する部分の幅S1よりも第2の開口部15
に挿入する部分の幅S2の方が小さく形成されており、
第2の開口部15をできる限り小さくして、サスペンシ
ョンアーム1a,1bの強度がなるべく低下しないよう
に配慮されている。上記第1の開口部14の周縁部およ
び第2の開口部15の周縁部には、それぞれ溶接Wa,
Wbが施されており、これによってサスペンションアー
ム1a,1bのそれぞれの前後方向中間部分とトーショ
ンビーム2の長手方向両端部とが強固に連結されてい
る。
【0024】上記各ゴムブッシュ3は、サスペンション
アーム1a,1bの各前部に溶接された円筒状のボス1
6内に嵌合装着されている。上記各ゴムブッシュ3は、
図4および図5によく表れているように、金属製の外筒
30と内筒31との間に弾性部材としてのゴム32を介
在させたものであり、内筒31の長手方向両端部は外筒
30やゴム32の端面よりも僅かな寸法だけそれらの両
側方へ突出している。上記各ゴムブッシュ3は、車体6
に固定して取り付けられたブラケット7にボルト8を用
いて取り付けられている。より具体的には、上記ブラケ
ット7は、平面視コ字状を有しており、車幅方向に一定
間隔を隔てた2つの固定板70a,70bを備えてい
る。上記ゴムブッシュ3の内筒31には、ボルト8が貫
通挿しており、このボルト8の軸部が上記2つの固定板
70a,70bのそれぞれの貫通孔71a,71bに挿
通しているとともに、このボルト8とこれに螺合するナ
ット8aとが締付けられることにより、図5に示すよう
に、上記各ゴムブッシュ3は上記ボルト8を介して上記
ブラケット7に支持されている。上記ボルト8の軸部と
内筒31とは相対回転可能であり、上記一対のサスペン
ションアーム1a,1bは、左右一対のボルト8,8を
中心として車両高さ方向に揺動可能である。
【0025】上記ブラケット7の固定板70a,70b
の相互間寸法は、本来的には、図4に示すように、ゴム
ブッシュ3の内筒31の長さ寸法よりも大きく、固定板
70a,70bの各内面と内筒31の外端面との間には
隙間Sを生じるように設定されている。しかし、図5に
示すように、ボルト8とナット8aとを締付けたときに
は上記固定板70a,70bがともにゴムブッシュ3の
方向へ変形し、内筒31の外端面に接触するようになっ
ている。
【0026】上記スピンドル軸5,5は、上記サスペン
ションアーム1a,1bのそれぞれの後部に溶接付けさ
れるなどして固定して取り付けられている。上記スピン
ドル軸5,5には後輪4a,4bが一定の姿勢で取り付
けられる。
【0027】次に、上記リヤサスペンションに懸架され
ている後輪のトー角を調整する方法の一例について説明
する。
【0028】まず、車両の組み立て製造ラインにおい
て、図1に示すように、リヤサスペンションを車体6に
組み付けた後には、左右の後輪4a,4bのトー角が適
正か否かを判断する。この判断は、たとえばダイヤルゲ
ージなどの計測器を備えたジグ(図示略)を後輪4a,
4bのそれぞれの外側面の前部と後部とに当接させるこ
とによってそれらの位置を計測し、後輪4の前部と後部
との車幅方向の位置ずれ量を算出して行う。その結果、
たとえば左方片側の後輪4aの中心線Caが車両中心面
と平行な線Cbに対して一定角度θだけ振れ、この後輪
4aの前部が車幅方向外方側に開いていることに原因し
て後輪4a,4bがトーアウトになっていることが判明
した場合には、上記後輪4aのトー角を修正する。この
作業は、図6および図7に示すように、上記後輪4aを
支持するサスペンションアーム1aのゴムブッシュ3の
内筒31の車幅方向外側端部31aの端面とこれに対面
する固定板70aとの間にシム9を介装する。
【0029】上記シム9は、図8(a),(b)に示す
ように、たとえば数mm程度の肉厚tを有する金属板を
所定形状に打ち抜きプレスするなどして形成されたもの
である。このシム9は、一定長さを有する比較的細長な
バー状の柄部90と、この柄部90の長手方向一端部に
繋がったフック部91とを具備している。このフック部
91には、このフック部91を上記ボルト8の軸部に掛
止可能とする第1開口溝92aとこの第1開口溝92a
の奥部に繋がった第2開口溝92bとが設けられてい
る。上記第1開口溝92aは、このシム9を図8(a)
に示す起立姿勢に設定したときに、斜め下方に開口する
ように設けられている。これに対し、上記第2開口溝9
2bは、その中心線C4が上記第1開口溝92aの中心
線C5に対して交差するように繋がっており、上記第1
開口溝92aの奥部から上記柄部90が延びる方向とは
反対方向へ延びている。すなわち、このシム9を図8
(a)に示す起立姿勢に設定したときには、上記第2開
口溝92bは第1開口溝92aの奥部終端から上方へ延
びる向きに形成されている。このシム9としては、その
厚みtが相違する複数種類のものを準備しておくことが
好ましい。
【0030】上記シム9をゴムブッシュ3の内筒31の
車幅方向外側端部31aと固定板70aとの間に介装す
るには、まずボルト8とナット8aとの締付けを緩め
る。図4において説明したとおり、固定板70a,70
bと内筒31との間には元々隙間Sがあったために、上
記ボルト8とナット8aとの締付けを緩めれば、上記内
筒31と固定板70aとの間に適当な隙間を簡単に生じ
させることができ、この隙間に上記シム9を適切に介装
することができる。
【0031】また、シム9を上記隙間に介装するときに
は、図7によく表れているように、このシム9のフック
部91をボルト8の軸部に掛止させる。この掛止作業
は、まずシム9の柄部90を作業者が片手で把持した状
態で、図9の仮想線に示すように、このシム9のフック
部91の第1開口溝92aをボルト8の軸部に対向させ
てから矢印N1方向にフック部91を移動させることに
よって、同図実線に示すように、上記第1開口溝92a
内にボルト8の軸部を進入させる。次いで、作業者は上
記シム9を矢印N2に示す下方へ引き下げる。これによ
って、上記ボルト8の軸部を第2開口溝92b内に適切
に進入させることができ、シム9のフック部91をボル
ト8に確実に掛止させることができる。このようなシム
9の装着作業は、車体をジャッキアップして、その車体
の下方に作業者が潜り込んで行うのに好都合となる。ま
た、第2開口溝92b内にボルト8を進入させるには、
シム9を必ず下方へ引き下げる必要があるために、その
作業手順を統一化するのに適し、さらにはシム9がボル
ト8に確実に掛止された状態にあるか否かがシム9を下
方に引っ張ることによって確認することができるので、
シム9の装着作業の確実化も図れることとなる。上記シ
ム9の掛止作業が終了した後には、ボルト8とナット8
aとを再度締め付ければよく、これによって固定板70
a,70bと内筒81の両端部との間に不当な隙間が存
在しない状態にできる。
【0032】上記のようにして、ゴムブッシュ3の内筒
31の車幅方向外側端部31aとブラケット7の固定板
70aとの間にシム9を介装すると、図10に示すよう
に、左方のサスペンションアーム1aのゴムブッシュ3
の幅方向中心C1が、ブラケット7の中心C2よりも所
定寸法La(シム9の厚み分)だけ矢印Naに示す車幅
方向内方へ変位することとなる。その一方、上記サスペ
ンションアーム1aの上記ゴムブッシュ3よりも車両後
方部分にはトーションビーム2の一端部がこのサスペン
ションアーム1aを車幅方向に突っ張った状態に連結さ
れている。このため、上記サスペンションアーム1a
は、その全体が車幅方向内方へ位置ずれするようなこと
はなく、このサスペンションアーム1aの前部について
は車幅方向内方へ位置ずれする一方、このサスペンショ
ンアーム1aの後部についてはそれとは逆に、上記前部
とは相対的に矢印Nbに示す車幅方向外方へ変位する。
【0033】その結果、上記サスペンションアーム1a
に伴って後輪4aのトー角も変化し、この後輪4aは矢
印Nc,Ndに示すようにその前部が後部に相対して車
幅方向内方を向くように修正される。この後輪4aのト
ー角の修正角度は、上記サスペンションアーム1aのゴ
ムブッシュ3を車幅方向内方へ変位させる寸法Laを変
化させることによって増減変更することができ、そのた
めの手段としては、異なる厚みのシム9を用いたり、あ
るいはシム9を1枚のみ用いるのではなく、複数枚重ね
て使用するといった手段を採用すればよい。また、上記
シム9を用いることによってサスペンションアーム1a
の姿勢を変化させる場合、このサスペンションアーム1
aとトーションビーム2との連結部分における車幅方向
の変位量は、トーションビーム2の変形によって吸収さ
せることができる。したがって、一方のサスペンション
アーム1aのゴムブッシュ3の位置変更が他方のサスペ
ンションアーム1bの姿勢を不当に変化させるようなこ
とも適切に解消することができ、後輪4bのトー角をそ
のまま保持させながら、後輪4aのトー角のみを独自に
調整することができる。
【0034】上記した一連の作業工程は、車幅方向外方
を向いた後輪4aの前部を車幅方向内方を向くように調
整する場合について説明したが、これとは逆に、上記後
輪4aの前部が過度に車幅方向内方を向いている場合に
は、次のような作業を行う。すなわち、この場合には、
図11に示すように、サスペンションアーム1aのゴム
ブッシュ3の車幅方向内方の端部とブラケット7の固定
板70bとの間にシム9を介装する。このようにすれ
ば、サスペンションアーム1aのゴムブッシュ3の幅方
向中心C1が、ブラケット7の中心C2よりも所定寸法
Lbだけ矢印Neの車幅方向外方へ変位するとともに、
上記サスペンションアーム1aの後部は矢印Nfに示す
車幅方向内方へ相対的に変位することとなる。その結
果、上記サスペンションアーム1aのスピンドル軸5に
支持されている後輪4aのトー角を小さくして、その前
部が適度に車幅方向内方を向くように修正し、2つの後
輪4a,4bを適切なトーイン状態に設定することがで
きる。
【0035】このように、ブラケット7の2つの固定板
70a,70bのいずれか一方とゴムブッシュ3の端部
との間にシム9を介装することによって、後輪4aのト
ー角をトーイン方向とトーアウト方向とのいずれかの方
向にも任意に調整することが可能である。また、右方の
サスペンションアーム1bに取り付けられている後輪4
bについても、やはりそのサスペンションアーム1bの
ゴムブッシュ3とこのゴムブッシュ3を支持するブラケ
ット7の固定板70a,70bのいずれか一方との間に
シム9を介装することによって、左側の後輪4aには影
響を与えることなく、そのトー角を調整することが可能
である。
【0036】上記実施形態のリヤサスペンションは、サ
スペンションアーム1a,1bの各ゴムブッシュ3の取
り付け箇所と各スピンドル軸5の取り付け箇所との間の
中間部分どうしをトーションビーム2を介して連結した
構造としているが、本願発明が適用されるリヤサスペン
ションは、これに限定されない。たとえばサスペンショ
ンアームに対するトーションビームの連結位置が上記リ
ヤサスペンションの場合よりもさらに車両後方に位置
し、その連結位置がスピンドル軸の取り付け個所と車両
前後方向において略同一の位置とされていてもよい。こ
の場合であっても、ゴムブッシュの位置を車幅方向に変
更することによってサスペンションアームの姿勢に変化
を与え、後輪のトー角を調整することが可能である。ま
た、左右一対のサスペンションアームを連結するための
アーム連結部材は、上記実施形態で示した構造のトーシ
ョンビームに限定されず、それ以外の部材を用いてもか
まわない。
【0037】その他、本願発明に係る後輪のトー角調整
方法における作業工程の具体的な構成は上記実施形態限
定されず、種々に変更自在である。たとえば本願発明に
係る後輪のトー角調整方法は、後輪をトーインに設定す
る場合に限らず、トーアウトに設定する場合にも適用す
ることができることは勿論のこと、シムとして本願発明
に係るトー角調整用シムを用いればその作業を良好に行
うことができるが、これとは異なる構成のシムを用いて
もむろんかまわない。また、本願発明に係るリヤサスペ
ンション、および後輪のトー角調整用シムの各部の具体
的な構成も、種々に設計変更自在である。本願発明でい
うブッシュの具体的な構成も限定されず、たとえばサス
ペンションアームの前部に設けられた円筒状のボスをそ
のままブッシュとして用いた構成としてもかまわない。
【図面の簡単な説明】
【図1】リヤサスペンションの一例を示す要部平面図で
ある。
【図2】図1に示すリヤサスペンションの要部分解斜視
図である。
【図3】図1に示すリヤサスペンションの要部斜視図で
ある。
【図4】図1に示すリヤサスペンションのブッシュを取
り付けるためのボルトを締結していない状態を示す要部
断面図である。
【図5】図1に示すリヤサスペンションのブッシュを取
り付けるためのボルトを締結した状態を示す要部断面図
である。
【図6】図1に示すリヤサスペンションのブッシュの取
り付け部分にシムを介装した状態の一例を示す要部断面
図である。
【図7】図6のVII−VII断面図である。
【図8】(a)はシムの一例を示す正面図であり、
(b)はその側面図である。
【図9】シムをボルトの軸部に掛止させる作業を示す説
明図である。
【図10】シムを用いて後輪のトー角を調整したリヤサ
スペンションの一例を示す平面図である。
【図11】シムを用いて後輪のトー角を調整したリヤサ
スペンションの他の例を示す要部平面図である。
【符号の説明】
1a,1b サスペンションアーム 2 トーションビーム(アーム連結部材) 3 ゴムブッシュ(ブッシュ) 4a,4b 後輪 5 スピンドル軸(後輪支持手段) 6 車体 7 ブラケット 8 ボルト 9 シム 70a,70b 固定板 90 柄部 91 フック部 92a 第1開口溝 92b 第2開口溝

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車幅方向に間隔を隔てて位置して車両前
    後方向に延びる左右一対のサスペンションアームと、こ
    れら一対のサスペンションアームのそれぞれの後部に取
    付けられた一対の後輪支持手段と、上記一対のサスペン
    ションアームのそれぞれの前部に設けられた一対のブッ
    シュと、車幅方向に延びているとともにその長手方向両
    端部が上記各サスペンションアームの上記各ブッシュよ
    りも車両後方部分に連結されているアーム連結部材とを
    具備し、かつ上記各ブッシュは、このブッシュに貫通し
    たボルトの長手方向両端部が車体に取付けられたブラケ
    ットの車幅方向に間隔を隔てて位置する2つの固定板に
    支持されることによりそれら2つの固定板間において上
    記ボルトを中心として回動可能に支持されているリヤサ
    スペンションに懸架された後輪のトー角を調整するため
    の方法であって、 上記ブラケットの2つの固定板の少なくとも一方とこれ
    に対向するブッシュの端部との間にシムを介装すること
    により、上記ブッシュの取付け位置をこのブッシュを有
    するサスペンションアームの後部に相対させて車幅方向
    に変更する工程を有していることを特徴とする、後輪の
    トー角調整方法。
  2. 【請求項2】 車幅方向に間隔を隔てて位置して車両前
    後方向に延びる左右一対のサスペンションアームと、こ
    れら一対のサスペンションアームのそれぞれの後部に取
    付けられた一対の後輪支持手段と、上記一対のサスペン
    ションアームのそれぞれの前部に設けられた一対のブッ
    シュと、車幅方向に延びているとともにその長手方向両
    端部が上記各サスペンションアームの上記各ブッシュよ
    りも車両後方部分に連結されているアーム連結部材とを
    具備し、かつ上記各ブッシュは、このブッシュに貫通し
    たボルトの長手方向両端部が車体に取付けられたブラケ
    ットの車幅方向に間隔を隔てて位置する2つの固定板に
    支持されることによりそれら2つの固定板間において上
    記ボルトを中心として回動可能に支持されているリヤサ
    スペンションであって、 上記ブラケットの2つの固定板の少なくとも一方とこれ
    に対向するブッシュの端部との間には、上記ブッシュの
    取付け位置をこのブッシュを有するサスペンションアー
    ムの後部に相対させて車幅方向に変更するためのシムが
    介装されていることを特徴とする、リヤサスペンショ
    ン。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の後輪のトー角調整方法
    または請求項2に記載のリヤサスペンションに用いられ
    る後輪のトー角調整用シムであって、 一定長さを有する柄部と、この柄部の長手方向一端部に
    繋がった所定厚みを有するフック部とを具備していると
    ともに、このフック部には、このフック部を上記ボルト
    に掛止可能とする第1開口溝とこの第1開口溝の奥部に
    繋がった第2開口溝とが設けられており、かつ上記第2
    開口溝は、上記第1開口溝の奥部から屈曲して延びてい
    ることを特徴とする、後輪のトー角調整用シム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100498697B1 (ko) * 2002-09-13 2005-07-01 현대모비스 주식회사 토션빔 타입 현가장치
CN109263420A (zh) * 2018-07-23 2019-01-25 南京金龙客车制造有限公司 新型悬架总成装置

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