JPH11208188A - メモ用紙を備えた筆記具 - Google Patents

メモ用紙を備えた筆記具

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JPH11208188A
JPH11208188A JP2663498A JP2663498A JPH11208188A JP H11208188 A JPH11208188 A JP H11208188A JP 2663498 A JP2663498 A JP 2663498A JP 2663498 A JP2663498 A JP 2663498A JP H11208188 A JPH11208188 A JP H11208188A
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Ryoichi Oi
良一 大井
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  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 筆記具はあるがメモしたいにもかかわらず身
近にメモ用紙がないようなときに、筆記具からメモ用紙
が出てきて容易にメモすることのできるメモ用紙を備え
た筆記具を提供することにある。 【解決手段】 筆記具1にメモ用紙装着部3を設け、該
メモ用紙装着部3の内部にロール状に巻いたメモ用紙2
を着脱自在に装着し、ロール状のメモ用紙2の先端側2
bを取り出す取出口4をメモ用紙装着部3の外周側に設
け、メモ用紙装着部3の外周表面及び取出口4に隙間を
あけて取出ガイド5を取出口4の表面側を覆うようにし
てメモ用紙装着部3の外側に設け、指でメモ用紙2の先
端側を取出ガイド5の先端に向けて送り出す送出窓5a
を取出ガイド5に設け、取出ガイド5の先端にメモ用紙
の切断縁5bを形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば鉛筆、シ
ャープペンシル、ボールペン、マジックインキ、万年筆
などの筆記具に係り、特に、筆記具はあるがメモしたい
にもかかわらず身近にメモ用紙がないようなときに、筆
記具からメモ用紙が出てきて容易にメモができるように
したメモ用紙を備えた筆記具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、文字、図形、記号などの必要な情
報を書き残すようにするためには、例えば鉛筆、シャー
プペンシル、ボールペン、マジックインキ、万年筆など
の筆記具を用いてメモ用紙に書いている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、外出先
で往々にして筆記具はあるがメモ用紙がないために、例
えば、電話番号、名前、住所などメモしておく必要のあ
る情報を、メモ用紙に書き残すことができないという不
便があった。
【0004】この発明は、上記のような課題に鑑み、そ
の課題を解決すべく創案されたものであって、その目的
とするところは、筆記具はあるがメモしたいにもかかわ
らず身近にメモ用紙がないようなときに、筆記具からメ
モ用紙が出てきて容易にメモすることのできるメモ用紙
を備えた筆記具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、筆記具にメモ用紙装着部を設
け、該メモ用紙装着部の内部にロール状に巻いたメモ用
紙を着脱自在に装着し、ロール状のメモ用紙の先端側を
取り出す取出口をメモ用紙装着部の外周側に設け、メモ
用紙装着部の外周表面及び取出口に隙間をあけて取出ガ
イドを取出口の表面側を覆うようにしてメモ用紙装着部
の外側に設け、指でメモ用紙の先端側を取出ガイドの先
端に向けて送り出す送出窓を取出ガイドに設け、取出ガ
イドの先端にメモ用紙の切断縁を形成した手段よりなる
ものである。
【0006】ここで、好ましい態様として、メモ用紙装
着部は筆記具の内部に設けられているのがよい。又メモ
用紙装着部は前部側と後部側とに分解及び連結される筆
記具の後部側の内部に設けられ、取出口は後部側の前端
の一部に開口された取出口挿入端を有し、取出口挿入端
が開くのを防ぐ保護リングが後部側の前端外周に嵌めら
れ、前部側の後端の内部開口部にはロール状のメモ用紙
が落下移動するのを阻止する阻止蓋が設けられているの
がよい。なお、メモ用紙には紙以外の材質からなるもの
も含まれる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に記載の発明の実施の
形態に基づいて、この発明をより具体的に説明する。こ
こで、図1はメモ用紙を備えた筆記具の側面図、図2は
メモ用紙を備えた筆記具の分解側面図、図3はメモ用紙
を備えた筆記具の要部断面図、図4はメモ用紙を備えた
筆記具の後部側の分解斜視図、図5(A)は筆記具の前
部側の後端の平面図、図5(B)はメモ用紙を備えた筆
記具の前部側の後端側の一部切り欠き断面図である。
【0008】図において、メモ用紙を備えた筆記具1
は、メモしたいにもかかわらず身近にメモ用紙がないよ
うなときに、筆記具1からメモ用紙2が出てきて容易に
メモができる特徴を有しており、例えばシャープペンシ
ル、ボールペン、マジックインキ、万年筆などの各種の
筆記具の内部に設けられたメモ用紙装着部3の内部にロ
ール状に巻いたメモ用紙2が着脱自在に装着された構造
からなっている。
【0009】メモ用紙2は或る程度の幅の長い紙をロー
ル状に巻いたものから構成されている。メモ用紙2の材
質は一般に紙質であるが、これに限定されず、筆記具で
書くことができるものであれば、どのような材質でもよ
い。また、メモ用紙2は必要に応じて、長手方向の或る
長さ毎に幅方向に切りやすいようにミシン目が入ってい
るものがある。
【0010】この実施の形態におけるメモ用紙を備えた
筆記具1は例えばボールペンからなる。ボールペンから
なるメモ用紙を備えた筆記具1は、筒状の胴体部分が少
し太くなっており、その内部は筒状の空洞の形状からな
るメモ用紙装着部3になっていて、空洞のメモ用紙装着
部3の中心部には軸径が小さい図示しないインキ封入軸
が筆記具1の軸芯方向に内挿されている。なお、メモ用
紙を備えた筆記具1が例えばシャープペンシルのときに
は、空洞のメモ用紙装着部3の中心部には軸径が小さい
図示しない替芯入軸が筆記具1の軸芯方向に内挿されて
いる。
【0011】メモ用紙を備えた筆記具1は、筒状の胴体
部分の途中で前部側1aと後部側1bの2つに分解され
るねじ込み式になっていて、前部側1aの後端側が後部
側1bの前端側の空洞の内部に螺入されて連結される構
造になっている。筒状の空洞のメモ用紙装着部3はメモ
用紙を備えた筆記具1の後部側1bの内部に設けられて
いる。
【0012】そして、メモ用紙を備えた筆記具1の2つ
に分解された後部側1bの前端の開口部から、後部側1
bの内部に設けられた筒状の空洞のメモ用紙装着部3に
ロール状に巻いたメモ用紙2を内挿して、メモ用紙を備
えた筆記具1の内部のメモ用紙装着部3にメモ用紙2を
装着するようになっている。
【0013】この実施の形態では、図示しないインキ封
入軸が後部側1bのメモ用紙装着部3の筒状の空洞の内
部まで挿入されている。このため、ロール状に巻いたメ
モ用紙2はロール状の中心部に円形の空洞の挿通孔2a
が形成されるように巻かれていて、メモ用紙2を後部側
1bの内部に内挿して、前部側1aを後部側1bに螺入
して連結したとき、メモ用紙2のロール状の中心部の挿
通孔2aを図示しないインキ封入軸が挿通できるように
なっている。インキ封入軸が後部側1bの内部のメモ用
紙装着部3の筒状の空洞まで挿通していないときには、
メモ用紙2のロール状の中心部の挿通孔2aは不要であ
る。
【0014】メモ用紙を備えた筆記具1の後部側1bの
筒状の空洞の形状からなるメモ用紙装着部3の外周とな
る胴体の側周面には、内挿したロール状のメモ用紙2の
先端側2bを当該筆記具1の外部に取り出す取出口4が
形成されている。取出口4は、ロール状のメモ用紙2の
幅方向に長く、メモ用紙2の長さ方向に短い、長方形の
形状をしていて、後部側1bのメモ用紙装着部3の外周
となる胴体の側周面の前端から後側に向けて細長な切り
欠き溝状に形成されている。
【0015】即ち、取出口4の幅方向の一端は、メモ用
紙を備えた筆記具1を2つに分解したとき、後部側1b
の前端の一部に位置して開放された取出口挿入端4aに
なっていて、取出口挿入端4aの内部側は後部側1bの
後側つまりメモ用紙装着部3の奥側に向けて細長な切り
欠き溝状になっている。
【0016】そして、ロール状に巻かれたメモ用紙2を
後部側1bの内部の筒状の空洞のメモ用紙装着部3に内
挿する場合には、メモ用紙2の先端側2bの幅方向縁側
を取出口挿入端4aに挿入することによって、簡単にメ
モ用紙2の先端側2bを取出口4に挿通させることがで
き、メモ用紙2の先端側2bを取出口4を通じてメモ用
紙を備えた筆記具1の外側に挿通させて出させた状態
で、先端側2bを除くメモ用紙2のロール状の部分を後
部側1bの内部の筒状の空洞のメモ用紙装着部3に装着
させることができる。
【0017】取出口4が形成されたメモ用紙を備えた筆
記具1の後部側1bの内部に設けられたメモ用紙装着部
3の筒状の空洞の外周側には、取出ガイド5が取出口4
を覆うようにして設けられている。取出ガイド5は、取
出口4からメモ用紙2をスムーズに外部に取り出し易く
し、又取出口4から出ているメモ用紙2の先端側2bが
筆記具1の内部に入り込むのを防ぎ、更にメモ用紙2の
先端側2bが損傷するのを防ぐ機能を有するもので、メ
モ用紙2の幅より幅広になっている。
【0018】取出ガイド5はその基端が、取出口4の隣
側に取出口4の幅方向に沿って後部側1bの前端側から
後側に向けて後部側1bの外側表面に密着して又は一体
的に取付けられている。そして、基端が後部側1bの外
側表面に密着した取出ガイド5は、後部側1bの外側表
面と少し隙間を空けて、取出口4の上側を通過して後部
側1bの周回り方向の外側表面に沿って円弧状に延設さ
れている。
【0019】取出ガイド5と後部側1bのメモ用紙装着
部3の筒状の空洞の外側表面との隙間はメモ用紙2の紙
厚より少し大きくなっていて、メモ用紙2をスムーズに
取り出せ、又取り出したメモ用紙2の先端側2bが簡単
に取出口4側に戻らない程度の隙間になっている。ま
た、この実施の形態では、取出ガイド5は後部側1bの
周回り方向に全周の3分の1程の長さの円弧状に形成さ
れている。
【0020】後部側1bのメモ用紙装着部3の前端側寄
りの取出ガイド5の一幅縁側は、後部側1bの前端より
少し後側つまりメモ用紙装着部3の少し奥側に移動した
箇所に位置していて、後部側1bの前端つまりメモ用紙
装着部3の前端の一部に形成された取出口挿入端4aを
上側から覆って塞がないようになっている。つまり、メ
モ用紙装着部3の前端となる後部側1bの前端の一部に
形成された取出口挿入端4aがその上方の取出ガイド5
の一幅縁側より少し外側に突出するように、取出ガイド
5は後部側1bの外周側に取付けられている。
【0021】円弧状に形成された取出ガイド5の中央部
には例えば方形状の送出窓5aが切り欠き形成されてい
る。送出窓5aはロール状のメモ用紙2の先端側2bの
表面に指で直接触れて、指との接触摩擦で滑らせて外側
に送り出す際に利用される窓で、送出窓5aの内側には
メモ用紙2の先端側2bが位置している。送出窓5aを
通してメモ用紙2の先端側2bの表面に指で触れること
ができるようになっている。
【0022】後部側1bの周回り方向に延設された取出
ガイド5の先端には切断縁5bが形成されている。切断
縁5bはメモ用紙を備えた筆記具1の内部のメモ用紙装
着部3から取り出したメモ用紙2を切断する箇所で、メ
モ用紙2が切断し易いように例えば切断部分が刃先のよ
うに少し尖っていたり鋸歯状に形成されている。切断縁
5bはメモ用紙2の幅方向に平行に形成されており、又
メモ用紙2の幅長さより少し長めに形成されている。
【0023】保護リング6はメモ用紙を備えた筆記具1
のメモ用紙装着部筒状3の前端となる後部側1bの前端
の外周表面に嵌められて装着されるもので、円形の形状
を有しており、保護リング6はその内径が後部側1bの
前端の外径と同じ大きさになっていて、後部側1bの前
端の取出口挿入端4aが開いて、前端の外径が大きくな
るのを防ぐ。
【0024】即ち、保護リング6は、筒状の空洞のメモ
用紙装着部3の前端となる後部側1bの前端の一部に形
成されている取出口挿入端4aが少し開くことによっ
て、後部側1bの前端に螺入された前部側1aの後端が
外れてメモ用紙を備えた筆記具1が分解するのを、防ぐ
役目を果たす。保護リング6は前部側1aの後端に一体
的に取付けられていてもよい。
【0025】メモ用紙を備えた筆記具1の前部側1aの
後端の内部開口部には、必要に応じて、円形の平板状の
阻止蓋7が取付けられていて、後端の内部開口部を塞い
でいる。阻止蓋7の中心部には円形の挿通孔7aが形成
されていて、図示しないインキ封入軸が挿通できるよう
になっている。阻止蓋7は、後部側1bの内部のメモ用
紙2が前部側1aの内部に落下移動するのを阻止する機
能を果たす。
【0026】即ち、メモ用紙を備えた筆記具1をポケッ
トに止めておいたり、或いはメモ用紙を備えた筆記具1
を使用中においては、前部側1aが下側となり後部側1
bが上側となって、後部側1bの内部のメモ用紙装着部
3に装着されたロール状のメモ用紙2は、自重によって
上側の後部側1bから下側の前部側1aに落下移動する
ことがあるが、この阻止蓋7によってロール状のメモ用
紙2の中心部側が落下移動するのが防がれて、後部側1
bの内部のメモ用紙装着部3に装着されたロール状のメ
モ用紙2の中心部側が落下移動して螺旋状に解けてメモ
用紙2が取り出せなくなるのを未然に回避することがで
きる。
【0027】また、メモ用紙を備えた筆記具1の後部側
1bの後端側には、ボールペン先1cを前部側1aの前
端の出没孔から出没させるノック1dが設けられ、後部
側1bの後側の一側面側には、この筆記具1を洋服など
のポケットに止めるための止め具1eが設けられてい
て、メモ用紙を備えた筆記具1は通常のノック式の筆記
具と同様の外形及び機能も備えている。
【0028】次に上記発明の実施の形態の構成に基づく
メモ用紙を備えた筆記具の使用方法について以下説明す
る。メモ用紙を備えた筆記具1にメモ用紙2を装着又は
交換する場合には、次のようにして行われる。
【0029】メモ用紙を備えた筆記具1を保護リング6
が嵌められた部分から、前部側1aと後部側1bとに2
つに分解する。前部側1aと後部側1bとを互いに逆回
りに回すことによって、後部側1bの前端側に螺入され
ていた前部側1aの後端側は外れる。
【0030】前部側1aが後部側1bから外れると、後
部側1bの前端に内部開口部が現れて、つまりメモ用紙
を備えた筆記具1の内部が開き、筆記具1の内部つまり
後部側1bの内部の筒状の空洞の形状からなるメモ用紙
装着部3にメモ用紙2を内挿して装着することが可能と
なる。
【0031】メモ用紙を備えた筆記具1の後部側1bの
内部のメモ用紙装着部3へのメモ用紙2の装着は、メモ
用紙2のロール状側の部分を前端の内部開口部から後部
側1bの内部のメモ用紙装着部3に入れ、又メモ用紙2
の先端側2bを取出口4から後部側1bの外側に出さ
せ、更に取出口4から外側に出た先端側2bを後部側1
bの外側表面と取出ガイド5との隙間に挿入する。
【0032】この場合、ロール状に巻かれたメモ用紙2
の先端側2bを少し引っ張り出して、先端側2bの幅方
向縁端側を後部側1bの前端の一部に開口する取出口挿
入端4aに挿入することによって、簡単にメモ用紙2の
先端側2bを狭い取出口4に挿通させることができる。
【0033】また、メモ用紙2の先端側2bを筒状の空
洞のメモ用紙装着部3の外側表面となる後部側1bの外
側表面と取出ガイド5との隙間に挿入する場合には、メ
モ用紙2の先端側2bが取出ガイド5の送出窓5aに入
るようにし又取出ガイド5の先端から出ないようにす
る。メモ用紙2の先端側2bが取出ガイド5の先端から
一部飛び出ているときには、一部飛び出ているメモ用紙
2の先端側2bは目障りとなるので、取出ガイド5の先
端の切断縁5bを利用して一部飛び出ているメモ用紙2
の先端側2bを切断して除去する。
【0034】このようにして、メモ用紙2のロール状の
部分を後部側1bの内部の筒状の空洞のメモ用紙装着部
3に装着し、又メモ用紙2の先端側2bを取出口4を挿
通させて後部側1bの内部側から外側に出させて後部側
1bの外側表面と取出ガイド5との隙間にセットした後
に、前部側1aの後端側を後部側1bの前端側に螺入す
ることによって両者は連結されて、内部のメモ用紙装着
部3にメモ用紙2を備えた筆記具1が出来上がる。
【0035】また、メモ用紙を備えた筆記具1の内部の
筒状の空洞の形状のメモ用紙装着部3からメモ用紙2を
取り出すには、次のようにすることによって、メモ用紙
2を内部のメモ用紙装着部3から簡単に取り出すことが
できる。
【0036】即ち、例えば手の親指を取出ガイド5の送
出窓5aに入れて送出窓5aの下側にあるメモ用紙2の
先端側2bの表面に触れ、その状態でメモ用紙2の先端
側2bの表面を取出ガイド5の先端の切断縁5b側に向
けて親指の表面で送り出すと、メモ用紙2の先端側2b
は取出ガイド5の先端の切断縁5b側に向けて送り出さ
れて、取出ガイド5の先端の切断縁5bから順次出てく
る。
【0037】必要な長さだけ取出ガイド5の切断縁5b
からメモ用紙2の先端側2bが出てきたところで、取出
ガイド5の切断縁5bを利用してメモ用紙2の先端側2
bを切断することによって、簡単容易にメモ用紙2をメ
モ用紙を備えた筆記具1の内部のメモ用紙装着部3から
取り出すことができる。
【0038】そして、この発明のメモ用紙を備えた筆記
具1を所持しているときには、別途にメモ用紙を所持し
ていない場合でも、上記の要領で簡単容易に必要量のメ
モ用紙2を取り出すことができて、そのメモ用紙2にこ
のメモ用紙を備えた筆記具1を用いて、必要なメモを書
き残すことができる。
【0039】なお、この発明は上記発明の実施の形態に
限定されるものではなく、この発明の精神を逸脱しない
範囲で種々の改変をなし得ることは勿論である。例え
ば、前記の実施の形態では、メモ用紙を備えた筆記具1
の内部、つまり後部側1bの内部にメモ用紙装着部3が
設けられている場合で説明したが、これに限定されるも
のではなく、筆記具の外部に設けてもよい。また、前部
側1aの後端側に阻止蓋7が設けられている場合で説明
したが、必要に応じて省略してもよい。
【0040】
【発明の効果】以上の記載より明らかなように、請求項
1の発明に係るメモ用紙を備えた筆記具によれば、メモ
用紙装着部に装着されたメモ用紙の先端側を取出口を挿
通させて外部に取り出すことができると共に、メモ用紙
装着部の外周側の取出ガイドによって、取出口からメモ
用紙をスムーズに外部に取り出し易くなり、又取出口か
ら出ているメモ用紙の先端側が筆記具の内部に入り込む
のを防ぎ、更にメモ用紙の先端側が損傷するのを防ぐこ
とができ、特に、取出ガイドの送出窓によってメモ用紙
の先端側をメモ用紙装着部から外部にスムーズの送り出
して取り出すことができ、そして、取り出したメモ用紙
の先端側を必要量だけ取出ガイドの先端の切断縁を利用
して簡単に切断して切り離すことができる。
【0041】これにより、この発明に係るメモ用紙を備
えた筆記具を所持しているときには、別途にメモ用紙を
所持していない場合でも、この筆記具のメモ用紙装着部
に装着されたメモ用紙を簡単容易に必要量だけ取り出す
ことができて、その取り出したメモ用紙にこのメモ用紙
を備えた筆記具を用いて、必要なメモを書き残すことが
できる。
【0042】また、請求項2のように、メモ用紙装着部
が筆記具の内部に設けられている場合には、メモ用紙装
着部が外部から見えず、既存の筆記具と外観上及び使用
上にあまり変わりなく用いることができる。
【0043】また、請求項3のように、メモ用紙装着部
は前部側と後部側とに分解及び連結される筆記具の後部
側の内部に設けられ、取出口は後部側の前端の一部に開
口された取出口挿入端を有している場合には、この取出
口挿入端を利用して狭い取出口にメモ用紙の先端側を容
易に挿通させることができる。
【0044】また、請求項4のように、メモ用紙装着部
は前部側と後部側とに分解及び連結される筆記具の後部
側の内部に設けられ、取出口は後部側の前端の一部に開
口された取出口挿入端を有し、取出口挿入端が開くのを
防ぐ保護リングが後部側の前端外周に嵌められている場
合には、後部側の前端側が取出口挿入端を中心として開
いてその径が大きくなって、後部側の前端側から前部側
の後端側が簡単に外れるのを防ぐことができる。
【0045】また、請求項5のように、メモ用紙装着部
は前部側と後部側とに分解及び連結される筆記具の後部
側の内部に設けられ、前部側の後端の内部開口部にはロ
ール状のメモ用紙が落下移動するのを阻止する阻止蓋が
設けられている場合には、メモ用紙を備えた筆記具をポ
ケットに止めておいたり、或いはメモ用紙を備えた筆記
具の使用中において、前部側が下側となり後部側が上側
となって、後部側の内部のメモ用紙装着部に装着された
ロール状のメモ用紙が、自重によって上側の後部側から
下側の前部側に落下移動するの防ぐことができ、これに
よって、後部側の内部のメモ用紙装着部に装着されたロ
ール状のメモ用紙の中心部側が落下移動して螺旋状に解
けてメモ用紙が取り出せなくなるのを未然に回避するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示すメモ用紙を備えた
筆記具の側面図である。
【図2】この発明の実施の形態を示すメモ用紙を備えた
筆記具の分解側面図である。
【図3】この発明の実施の形態を示すメモ用紙を備えた
筆記具の要部断面図である。
【図4】この発明の実施の形態を示すメモ用紙を備えた
筆記具の後部側の分解斜視図である。
【図5】(A)はこの発明の実施の形態を示すメモ用紙
を備えた筆記具の前部側の後端の平面図である。(B)
はこの発明の実施の形態を示すメモ用紙を備えた筆記具
の前部側の後端側の一部切り欠き断面図である。
【符号の説明】
1 メモ用紙を備えた筆記具 1a 前部側 1b 後部側 1c ボールペン先 1d ノック 1e 止め具 2 メモ用紙 2a 挿通孔 2b 先端側 3 メモ用紙装着部 4 取出口 4a 取出口挿入端 5 取出ガイド 5a 送出窓 5b 切断縁 6 保護リング 7 阻止蓋 7a 挿通孔

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筆記具にメモ用紙装着部を設け、該メモ
    用紙装着部の内部にロール状に巻いたメモ用紙を着脱自
    在に装着し、ロール状のメモ用紙の先端側を取り出す取
    出口をメモ用紙装着部の外周側に設け、メモ用紙装着部
    の外周表面及び取出口に隙間をあけて取出ガイドを取出
    口の表面側を覆うようにしてメモ用紙装着部の外側に設
    け、指でメモ用紙の先端側を取出ガイドの先端に向けて
    送り出す送出窓を取出ガイドに設け、取出ガイドの先端
    にメモ用紙の切断縁を形成したことを特徴とするメモ用
    紙を備えた筆記具。
  2. 【請求項2】 メモ用紙装着部は筆記具の内部に設けら
    れている請求項1記載のメモ用紙を備えた筆記具。
  3. 【請求項3】 メモ用紙装着部は前部側と後部側とに分
    解及び連結される筆記具の後部側の内部に設けられ、取
    出口は後部側の前端の一部に開口された取出口挿入端を
    有している請求項2記載のメモ用紙を備えた筆記具。
  4. 【請求項4】 メモ用紙装着部は前部側と後部側とに分
    解及び連結される筆記具の後部側の内部に設けられ、取
    出口は後部側の前端の一部に開口された取出口挿入端を
    有し、取出口挿入端が開くのを防ぐ保護リングが後部側
    の前端外周に嵌められている請求項2記載のメモ用紙を
    備えた筆記具。
  5. 【請求項5】 メモ用紙装着部は前部側と後部側とに分
    解及び連結される筆記具の後部側の内部に設けられ、前
    部側の後端の内部開口部にはロール状のメモ用紙が落下
    移動するのを阻止する阻止蓋が設けられている請求項2
    記載のメモ用紙を備えた筆記具。
JP2663498A 1998-01-23 1998-01-23 メモ用紙を備えた筆記具 Pending JPH11208188A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016141096A (ja) * 2015-02-04 2016-08-08 株式会社カンミ堂 ペン型テープ収納具及びペン型テープディスペンサー

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JP2016141096A (ja) * 2015-02-04 2016-08-08 株式会社カンミ堂 ペン型テープ収納具及びペン型テープディスペンサー

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