JPH1120561A - 車両用ジャッキ固定装置 - Google Patents
車両用ジャッキ固定装置Info
- Publication number
- JPH1120561A JPH1120561A JP17731597A JP17731597A JPH1120561A JP H1120561 A JPH1120561 A JP H1120561A JP 17731597 A JP17731597 A JP 17731597A JP 17731597 A JP17731597 A JP 17731597A JP H1120561 A JPH1120561 A JP H1120561A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- jack
- vehicle
- side body
- bracket
- outer panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
Abstract
渉なくサイドボデーアウタパネルとサイドボデーインナ
パネルとの間に確実に収納可能な車両用ジャッキ固定装
置を提供する。 【解決手段】 ジャッキブラケット(30)は、ジャッキの
頭部を保持する頭部保持部(40)及び座部を保持する座部
保持部(38)を有し、ジャッキを車両の前後方向に傾斜し
た状態でサイドボデーアウタパネルとサイドボデーイン
ナパネルとの間に収納可能に設けられており、ジャッキ
の座部の端部と当接してジャッキの固定位置から傾斜下
方側への移動を規制するストッパ(46)と該ストッパによ
る規制がなされないときジャッキの傾斜下方側への移動
を規制する受け止め部(58)とを有している。
Description
定装置に係り、詳しくは、ジャッキを車両に搭載してお
くためのジャッキブラケットの構造に関する。
換時等に車両をリフトアップするためのジャッキが搭載
されている。このジャッキは、例えば特開平3−112
740号公報等に開示されるように、スペアタイヤの収
納部等、車両のトランクルーム内のフロア凹部に車体に
固定されるようにして搭載されている。詳しくは、車体
にはコの字形状のジャッキブラケットが突設されてお
り、該ジャッキは、このジャッキブラケットの互いに向
き合う面間に挟持され、これらを突っ張るようにして車
体に固定されている。
の積載物の邪魔になることなく収納されるとともに確実
に車体に固定されることになり、車両の走行中において
もがたつくことなく良好に保持される。ところが、上記
公報等に開示されるように、ジャッキをスペアタイヤの
収納部等のトランクルーム内のフロア凹部に収納するよ
うにすると、トランクルーム内に積載物が有るような場
合には、その積載物を一旦トランクルーム外に出さない
とジャッキを取り出せない場合がありジャッキを使用す
る際に手間が掛かるという問題がある。
以外の場所、例えばトランクルーム内のサイドボデーア
ウタパネルとサイドボデーインナパネルとの間の空間に
収納することが考えられている。このようにすると、用
途のない無駄な空間を有効に活用できるという利点があ
る。
にジャッキをサイドボデーアウタパネルとサイドボデー
インナパネルとの間に収納するようにすると、ジャッキ
を例えばサイドボデーインナパネルに突設したジャッキ
ブラケットに固定する際、収納の仕方によってはジャッ
キの先端がサイドボデーアウタパネルにぶつかり、サイ
ドボデーアウタパネルを変形させ、車両の美観、外観品
質が損なわれる虞がある。
レクリエーションビークル(RV車)のように、トラン
クルームの車両前後方向の寸法が短く設定された車両で
は、ジャッキを車両前後方向で水平に収納することが困
難となっており、ジャッキを車両前後方向で傾斜させて
収納することが考えられている。しかしながら、この場
合、上記公報に開示されるような単なるコの字形状のジ
ャッキブラケットでは、主に収納時においてジャッキブ
ラケット上でジャッキが傾斜下方側に自重で滑りジャッ
キブラケットから脱落する可能性がある。このようにジ
ャッキが脱落すると、サイドボデーアウタパネルの後端
部とぶつかってこれを変形させることになり、やはり車
両の美観、外観品質を損なわせる虞があり好ましいこと
ではない。
もので、その目的とするところは、ジャッキをサイドボ
デーアウタパネルとの干渉なくサイドボデーアウタパネ
ルとサイドボデーインナパネルとの間に確実に収納可能
な車両用ジャッキ固定装置を提供することにある。
め、請求項1の発明に係る車両用ジャッキ固定装置で
は、ジャッキを車両の前後方向に傾斜した状態でジャッ
キブラケットに固定、収納する際において、通常は、ジ
ャッキは座部保持部に設けられたストッパによって傾斜
下方側への移動が規制されて固定位置に保持されるが、
ジャッキがストッパを乗り越えてしまった場合であって
も、ジャッキは受け止め部によってその自重による傾斜
下方側への移動が規制されジャッキブラケット内に保持
されることになる。故に、ジャッキの収納部後方に例え
ば外板部材であるサイドボデーアウタパネルがある場合
であっても、ジャッキの衝突によって該サイドボデーア
ウタパネルが変形してしまうことが防止され、該ジャッ
キの衝突によるサイドボデーアウタパネルの変形、即ち
凹凸に起因して車両の美観(外観品質)が損なわれるこ
とがなくなる。
ジャッキブラケットに投入しても、ジャッキが常にジャ
ッキブラケット内に保持されて外板部材であるサイドボ
デーアウタパネルを傷付けることがなくなり、ジャッキ
をジャッキブラケットに固定、収納する際の作業性の向
上が図られる。また、請求項2の発明では、ジャッキブ
ラケットは、傾斜下方側に延びてジャッキのサイドボデ
ーアウタパネル側への移動を規制する規制板を有してい
るので、ジャッキをジャッキブラケットに固定、収納す
る際において、ジャッキを無造作にジャッキブラケット
に投入したとしても、ジャッキの先端が外板部材である
サイドボデーアウタパネルとぶつかることが防止される
ことになり、やはりジャッキの衝突によるサイドボデー
アウタパネルの変形、即ち凹凸に起因して車両の美観
(外観品質)が損なわれることがなくなる。
一実施形態を詳細に説明する。図1を参照すると、本発
明に係る車両用ジャッキ固定装置が適用される車両(例
えば、RV車)1の後方からの斜視図がリヤゲートを開
いた状態で示されている。
ム2内に位置する右サイドボデー部4にはジャッキ収納
部6が設けられており、このジャッキ収納部6にジャッ
キが収納されている。詳しくは、ジャッキ収納部6の室
内側には内装材の一部をなすリッド7が設けられてお
り、該リッド7を開くことで、ジャッキをジャッキ収納
部6に収納或いは該ジャッキ収納部6から取り出し可能
とされている。
ら見たジャッキ収納部6の詳細図がジャッキ90を収納
した状態で示されており、以下同図に基づき車両用ジャ
ッキ固定装置の構成について説明する。なお、図2で
は、右サイドボデー部4は、図1中に示した内装材を取
り外した状態、即ち車体を構成するパネル部品のみの状
態で示されている。
は、サイドボデーインナパネル10、ホイールハウスイ
ンナ12及びリヤゲートインナパネル14が所定位置で
溶接されてなる室内側のインナアッセンブリと、外板部
材であるサイドボデーアウタパネル20とが所定位置で
溶接されて構成されている。そして、同図に示すよう
に、ジャッキブラケット30が、サイドボデーインナパ
ネル10とサイドボデーアウタパネル20との間の空間
に設けられている。詳しくは、ジャッキブラケット30
は、ジャッキ90が車両1の前後方向でその後端が下が
るよう斜めに収納可能に設けられており、所定位置でサ
イドボデーインナパネル10に溶接され固定されてい
る。このように、ジャッキ90を車両1の前後方向で斜
めに収納するのは、RV車等の車両1では、トランクル
ーム2の前後方向の寸法が比較的短く、故にトランクル
ーム2に対応する右サイドボデー部4も短く、該右サイ
ドボデー部4にジャッキ90を水平に収納することが困
難であることに基づいている。つまり、ジャッキ90を
斜めに収納することで、RV車等の車両1であっても、
サイドボデーインナパネル10とサイドボデーアウタパ
ネル20との間の空間を有効に利用してジャッキ90を
収納することが可能となるのである。
ンナパネル10には、ジャッキブラケット30にジャッ
キ90を収納すべく該ジャッキ90を挿入するための開
口孔11が開けられている。この開口孔11は、ジャッ
キ90を容易にジャッキブラケット30に収納できるよ
うジャッキ90の縦横寸法を確保した開口寸法とされて
いる。
品はサイドボデー後端に設けられたリヤコンビネーショ
ンランプである。ここで、図3を参照すると、図2中の
矢視B方向から見たジャッキブラケット30の斜視図が
示されており、また、図4を参照すると、図2中のC−
C線に沿う右サイドボデー部4の断面図、即ちジャッキ
ブラケット30及びジャッキ90の断面図が示されてお
り、以下これらの図に基づきジャッキブラケット30の
構造について詳しく説明する。
0は、アッパブラケット32とロワブラケット34との
2部品から構成されている。詳しくは、アッパブラケッ
ト32の下面フランジ部36とロワブラケット34の上
面部38とが溶接により一体に結合されてジャッキブラ
ケット30が構成されている。これにより、ジャッキブ
ラケット30は、図4に示すように、アッパブラケット
32とロワブラケット34の上面部38とによって断面
コの字形状とされ、該コの字形状をしたジャッキブラケ
ット30のアッパブラケット32の上面フランジ部(頭
部保持部)40とロワブラケット34の上面部(座部保
持部)38間にジャッキ90を収納可能とされている。
は、溶接フランジ部42においてサイドボデーインナパ
ネル10と溶接されており、ロワブラケット34につい
ては、各溶接フランジ部44において同様にサイドボデ
ーインナパネル10と溶接されている。図3に示すよう
に、ロワブラケット34の上面部38には切り起こしに
よってストッパ46とガイド48とが形成されている。
これらストッパ46とガイド48はジャッキ90の収納
時にジャッキ90の座部92の前後及び横方向の位置決
めを行うためのものである。
ジ部40には、ジャッキ90の収納される側が窪む一方
で外方向に膨らんでなる凹部50が形成されている。こ
の凹部50はジャッキ90の収納時にジャッキ90の頭
部94の位置決めを行うためのものである。さらに、該
上面フランジ部40には、切り起こしによってガイド5
2がジャッキ90の収納される側に向けて形成されてお
り、このガイド52はジャッキ90の収納時において頭
部94を凹部50に案内するとともに収納後において頭
部94の横ずれを防止する役目を果たすものである。
ト32のコの字形状の腹部(規制板)54は、サイドボ
デーアウタパネル20に沿うようにして車両1の後方に
延びており、詳しくは、該腹部54はその上端56が斜
めにして徐々に下面フランジ部36に近づくようにして
車両1の後方に延びている。そして、同図に示すよう
に、車両1の後方に延びた腹部54の略中間位置の上端
56からは、サイドボデーインナパネル10に向けて梁
部(受け止め部)58が延びている。また、腹部54の
後端位置に対応する下面フランジ部36からも上記梁部
58と同様にして梁部60がサイドボデーインナパネル
10に向けて延びている。そして、これら梁部58,6
0の各先端には溶接フランジ部43がそれぞれ形成され
ており、梁部58,60は該溶接フランジ部43におい
てサイドボデーインナパネル10と溶接されている。
距離、即ち梁間距離は、ジャッキ90の寸法に応じて決
定されている。つまり、ジャッキ90をジャッキブラケ
ット30に収納したときには、梁部58と梁部60との
間にジャッキ90の腕部分が位置することになるのであ
るが、この梁間距離は、ジャッキ90が下降限とされた
状態において、ジャッキ90の腕については貫通可能で
ある一方、ジャッキ90全体が貫通してしまわないよう
座部92と頭部94との距離、即ちジャッキ90の最小
高さ寸法よりも小に設定されている。なお、この座部9
2と頭部94との距離はジャッキ90の収納に支障をき
たさない範囲で可能な限り小さくされるのがよい。
ッキ固定装置の作用について説明する。ジャッキ90を
ジャッキブラケット30に収納する際には、図2中に白
抜き矢印Xで示したように、先ずジャッキ90を車両1
の前方から横斜め後方に開口孔11に挿入した後、該ジ
ャッキ90をロワブラケット34の上面部38に沿い上
下斜め後方にスライドさせるようにする。
ジャッキブラケット30の断面が示されており、同図に
は収納完了前の下降限の状態にあるジャッキ90を二点
鎖線で、また正常に収納完了した状態でのジャッキ90
を実線で併せて示してあるが、上記のようにジャッキ9
0をスライドさせると、このように、ジャッキ90の座
部92の端部92aがストッパ46と当接することにな
る。これにより、ジャッキ90が自重でさらに上面部3
8に沿ってスライドしてしまうことが防止され、ジャッ
キ90が良好に位置決めされる。
節部96を矢印のように操作すると、該ジャッキ90の
構造は公知であり説明を略すが、頭部94が上昇して上
面フランジ部40の凹部50と当接し、つまり二点鎖線
で示す状態から実線で示す状態になり、ジャッキ90の
突っ張り作用によってジャッキ90がジャッキブラケッ
ト30に確実に固定されることになる。このとき、ジャ
ッキ90の頭部94は、図4に示したように、その一対
の角部が凹部50の一対の斜面51,51とそれぞれ当
接することになり、これにより、頭部94の位置が一義
に決定される。故に、上面部38上のストッパ46、ガ
イド48の作用と合わせて、車両1の前後方向のみなら
ず横方向でのジャッキ90のがたつきが防止される。
0の構造上の理由によりストッパ46とジャッキ90の
腕91とが干渉しないようにする必要があることから、
高さが低く制限されている。従って、ジャッキ90を収
納する際、その投入の仕方によっては座部92がストッ
パ46を乗り越えてしまうことがある。しかしながら、
本発明のジャッキ固定装置では、上述したように、梁間
距離が所定距離とされた梁部58と梁部60とが設けら
れている。従って、図6に示すように、ジャッキ90が
下降限の状態のままに、図中白抜き矢印Yのように移動
してしまった場合であっても、ジャッキ90は、その頭
部94が梁部58と座部92が梁部60と当接すること
になり、ジャッキブラケット30内に保持されることに
なる。
ケット30から脱落することがなくなり、ジャッキ90
がサイドボデーアウタパネル20、特にサイドボデーア
ウタパネル20の後端部とぶつかることが防止される。
故に、サイドボデーアウタパネル20の表面にジャッキ
90の衝突に起因して凹凸が発生することがなくなり、
車両1の見栄え(美観、外観品質)が不用意に悪化して
しまうようなことが確実に防止される。通常、サイドボ
デーアウタパネル20の後端部は板金修正が困難な部位
であるため、当該部位のパネル表面に凹凸を作らないよ
うにすることは極めて大きな意味を持つ。
32のコの字形状の腹部54はサイドボデーインナパネ
ル10に沿って車両1の後方に延びている。従って、図
5に示すように、ジャッキ90をジャッキブラケット3
0に収納する際において、ジャッキ90の腕91の先端
がサイドボデーアウタパネル20に一切接触することな
く良好に案内されることになる。従って、腹部54が車
両1の後方に延びていることによっても、サイドボデー
アウタパネル20の表面の凹凸の発生が確実に防止され
る。
は、図4に示すように、上面フランジ部40近傍におい
てサイドボデーインナパネル10側に傾斜しており、こ
の傾斜は上記凹部50の一方の斜面51と連続してい
る。従って、該腹部54は、ジャッキ90をジャッキブ
ラケット30に収納する際に頭部94を凹部50に案内
するためのガイドとしての機能をも有していることにな
る。故に、高さ調節部96を操作し頭部94を上昇させ
る際において、頭部94は容易にして凹部50に導かれ
ることになる。
ッキ固定装置の他の実施形態に係るジャッキブラケット
130の概略図が示されており、以下、他の実施形態に
係るジャッキブラケット130について説明する。図7
に示すように、当該他の実施形態に係るジャッキブラケ
ット130は、アッパブラケット132とロワブラケッ
ト34とが上記同様に溶接により一体とされて構成され
ている。なお、ここでは、ロワブラケット34について
は上述した通りであるため説明を省略し、アッパブラケ
ット132の主として上記アッパブラケット32と異な
る部分についてのみ説明する。
2では、コの字形状の腹部154はサイドボデーインナ
パネル10に沿って車両1の後方に大きく延びている。
また、該アッパブラケット132では、上記腹部154
と同様に、上面フランジ部140及び上記梁部60に対
応し下面フランジ部136と連続する面137も車両1
の後方に大きく延びており、上面フランジ部140の先
端の下方に折れ曲がった折れ部141がその先端部にお
いて面137に溶接されている。そして、該アッパブラ
ケット132は、溶接フランジ部142,143におい
てサイドボデーインナパネル10と溶接されている。つ
まり、当該他の実施形態に係るアッパブラケット132
では、腹部154の延長部分においてもコの字形状が維
持されており、該コの字形状の部分とサイドボデーイン
ナパネル10及び折れ部141とから箱形状が形成され
ている。
形状とされていると、図示しないが、ジャッキ90の収
納時においてジャッキ90の腕91が一切サイドボデー
アウタパネル20と接触することが一切なくなり、ジャ
ッキ90がストッパ46を乗り越えた場合であっても、
ジャッキ90はさらに確実にアッパブラケット132上
に保持されることになる。故に、ジャッキ90の接触に
起因するサイドボデーアウタパネル20表面の凹凸の発
生がより一層確実に防止される。
形態(図3参照)の場合の方がコストパフォーマンスは
高い。以上、説明したように、本発明に係る車両用ジャ
ッキ固定装置では、トランクルーム2の前後方向の寸法
が短い車両1であっても、サイドボデーインナパネル1
0とサイドボデーアウタパネル20との間の空間を有効
に活用してジャッキ90を車両1の前後方向でその後端
が下がるように斜めに収納可能にジャッキブラケット3
0,130を設けるようにしており、さらには、ジャッ
キブラケット30,130を、ジャッキ90が該ジャッ
キブラケット30,130から脱落せず、ジャッキ90
がサイドボデーアウタパネル20と接触することのない
ような構造としている。
ト30,130に収納する際、ジャッキ90をそれほど
丁寧に扱わず無造作に投入しても、ジャッキ90がサイ
ドボデーアウタパネル20に凹凸を発生させ不用意に車
両1の美観(外観品質)を損なうようなことが確実に防
止されることになり、故に、ジャッキ90の収納作業性
が向上する。特に、車両1の製造行程にあっては、作業
者がサイドボデーアウタパネル20の凹凸を気にするこ
となく作業できることになるため、ジャッキ90の車両
1への装着作業効率が極めて向上する。
の車両用ジャッキ固定装置によれば、ジャッキをジャッ
キブラケットに固定、収納する際において、通常は、ジ
ャッキは座部保持部に設けられたストッパによって傾斜
下方側への移動が規制されて固定位置に保持される一
方、ジャッキがストッパを乗り越えてしまった場合であ
っても、ジャッキは受け止め部によってその自重による
傾斜下方側への移動が規制されることになる。故に、ジ
ャッキの収納部後方に例えば外板部材であるサイドボデ
ーアウタパネルがある場合であっても、ジャッキの衝突
による該サイドボデーアウタパネルの変形を防止するこ
とができ、不用意に車両の美観(外観品質)を損なわな
いようにできる。
ブラケットに投入したとしても、ジャッキの衝突によっ
て外板部材であるサイドボデーアウタパネルに傷を付け
てしまわないようにでき、ジャッキをジャッキブラケッ
トに固定、収納する際の作業性の向上を図ることができ
る。また、請求項2の車両用ジャッキ固定装置によれ
ば、ジャッキをジャッキブラケットに固定、収納する際
において、ジャッキを無造作にジャッキブラケットに投
入したとしても、ジャッキの先端をサイドボデーアウタ
パネルと接触させないようにでき、やはり外板部材であ
るサイドボデーアウタパネルの変形を防止して車両の美
観(外観品質)を損なわないようにできる。
れる車両(例えば、RV車)をリヤゲートを開いた状態
で後方から見た斜視図である。
詳細図である。
トの斜視図である。
面図であり、ジャッキブラケットの断面を示す図であ
る。
面図である。
ジャッキブラケットの断面図であって、本発明の作用を
説明する図である。
図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 ジャッキの頭部を保持する頭部保持部及
び該ジャッキの座部を保持する座部保持部を有し、前記
ジャッキを車両の前後方向に傾斜した状態でサイドボデ
ーアウタパネルとサイドボデーインナパネルとの間に位
置させて車体に固定するジャッキブラケットと、 前記サイドボデーインナパネルの前記ジャッキブラケッ
ト近傍に前記ジャッキの出し入れを行うべく設けられた
開口孔とを備え、 前記ジャッキブラケットは、前記座部保持部に前記ジャ
ッキの座部の端部と当接するよう設けられて前記ジャッ
キの固定位置から傾斜下方側への移動を規制するストッ
パと、該ストッパによる規制がなされないとき前記ジャ
ッキの傾斜下方側への移動を規制する受け止め部とを有
していることを特徴とする車両用ジャッキ固定装置。 - 【請求項2】 前記ジャッキブラケットは、前記傾斜下
方側に延びて前記ジャッキの前記サイドボデーアウタパ
ネル側への移動を規制する規制板を有していることを特
徴とする、請求項1記載の車両用ジャッキ固定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17731597A JP3424727B2 (ja) | 1997-07-02 | 1997-07-02 | 車両用ジャッキ固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17731597A JP3424727B2 (ja) | 1997-07-02 | 1997-07-02 | 車両用ジャッキ固定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1120561A true JPH1120561A (ja) | 1999-01-26 |
JP3424727B2 JP3424727B2 (ja) | 2003-07-07 |
Family
ID=16028844
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17731597A Expired - Fee Related JP3424727B2 (ja) | 1997-07-02 | 1997-07-02 | 車両用ジャッキ固定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3424727B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100379633B1 (ko) * | 2000-12-29 | 2003-04-10 | 현대자동차주식회사 | 잭의 보관구조 |
KR100942115B1 (ko) | 2008-07-02 | 2010-02-12 | 현대자동차주식회사 | 잭 업 기구 고정장치 |
DE102015016630A1 (de) | 2014-12-24 | 2016-06-30 | Mazda Motor Corporation | Struktur eines hinteren Abschnitts einer Fahrzeugkarosserie für ein Kraftfahrzeug |
JP2016117460A (ja) * | 2014-12-24 | 2016-06-30 | マツダ株式会社 | 自動車の後部車体構造 |
-
1997
- 1997-07-02 JP JP17731597A patent/JP3424727B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100379633B1 (ko) * | 2000-12-29 | 2003-04-10 | 현대자동차주식회사 | 잭의 보관구조 |
KR100942115B1 (ko) | 2008-07-02 | 2010-02-12 | 현대자동차주식회사 | 잭 업 기구 고정장치 |
US7931247B2 (en) | 2008-07-02 | 2011-04-26 | Hyundai Motor Company | Apparatus for mounting a jack device |
DE102015016630A1 (de) | 2014-12-24 | 2016-06-30 | Mazda Motor Corporation | Struktur eines hinteren Abschnitts einer Fahrzeugkarosserie für ein Kraftfahrzeug |
JP2016117460A (ja) * | 2014-12-24 | 2016-06-30 | マツダ株式会社 | 自動車の後部車体構造 |
US9623738B2 (en) | 2014-12-24 | 2017-04-18 | Mazda Motor Corporation | Vehicle body rear portion structure for automobile |
DE102015016630B4 (de) | 2014-12-24 | 2019-05-29 | Mazda Motor Corporation | Struktur eines hinteren Abschnitts einer Fahrzeugkarosserie für ein Kraftfahrzeug |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3424727B2 (ja) | 2003-07-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20030116986A1 (en) | Structure for extending bed of pickup truck | |
JP2012081876A (ja) | サンルーフ装置のディフレクタ | |
US8308215B2 (en) | Lower structure of vehicle body rear part | |
JP2008087650A (ja) | 自動車のフロア構造 | |
JP7316311B2 (ja) | スライドドア構造 | |
JPH1120561A (ja) | 車両用ジャッキ固定装置 | |
JP2000006846A (ja) | フード取付構造 | |
JPH06166330A (ja) | 電気自動車のバッテリキャリア支持構造 | |
JP4645226B2 (ja) | 車両のジャッキ配設構造 | |
JP2006226042A (ja) | スライドドアのストッパ構造 | |
JP5004008B2 (ja) | 車両の荷室構造 | |
GB2318330A (en) | Vehicular jack storage construction | |
JP2003146248A (ja) | 車体構造 | |
JP2604949Y2 (ja) | バン型車両におけるパッケージトレイの支持構造 | |
JP4246415B2 (ja) | 車両用ドア | |
JP2000001185A (ja) | 自動車の後部車体構造 | |
JP2020082889A (ja) | 車両の後部構造 | |
JP2020132020A (ja) | 車両用荷室構造 | |
KR102597796B1 (ko) | 트럭 적재함용 게이트 서포트 구조 | |
WO2021200620A1 (ja) | 車両のヘッドランプ組付構造 | |
JP2000006845A (ja) | フード取付構造 | |
JPH0323885Y2 (ja) | ||
JP2006298200A (ja) | サイドシルプロテクタの取付構造 | |
JP3225736B2 (ja) | スペアタイヤカバー固定装置 | |
JP2024011147A (ja) | ワイヤハーネスコネクタ保護構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20030402 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080502 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090502 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100502 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100502 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110502 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110502 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120502 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130502 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140502 Year of fee payment: 11 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |