JPH11203147A - 割り込み制御回路 - Google Patents

割り込み制御回路

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JPH11203147A
JPH11203147A JP1347798A JP1347798A JPH11203147A JP H11203147 A JPH11203147 A JP H11203147A JP 1347798 A JP1347798 A JP 1347798A JP 1347798 A JP1347798 A JP 1347798A JP H11203147 A JPH11203147 A JP H11203147A
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Mitsumichi Nishimura
光充 西村
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NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 予め設定された優先順位通りに正確に、CP
Uに割り込み処理を要求することができる割り込み制御
回路および割り込み制御方法を提供する。 【解決手段】 複数の割り込み処理の各々に対応する優
先順位を予め設定し、複数の割り込み処理の各々に対す
る割り込み信号を入力し、後に入力された割り込み信号
に対応する優先順位が先に入力された割り込み信号に対
応する優先順位より高い場合には、先に入力された割り
込み信号に対応する割り込み要求を中止して後に入力さ
れた割り込み信号に対応する割り込み要求を発生し、後
に入力された割り込み信号に対応する割り込み処理の終
了後に先に入力された割り込み信号に対応する割り込み
要求の発生を再開する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンピュータの
中央処理装置等に対して外部から入力される割り込み処
理要求の信号を制御する割り込み制御回路および割り込
み制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のコンピュータ技術(論理回路の製
造技術)の進歩によって、集積回路の集積率が高くなっ
ている。これに伴って、家電製品にも複雑な演算や処理
を実行する小型のコンピュータが設けられるようになっ
た。現在では一般に、製品の一部に組み込まれて所定の
処理を行うコンピュータを、マイクロコンピュータ(通
称マイコン、以下同様)と称している。
【0003】図4は、一般的にマイコンを内蔵する場合
の構成を示すブロック図である。図4に示すマイコン4
では、メモリ2に記憶されている命令に従って、CPU
(Central Processing Unit:中央処理装置)1が処
理を行う。
【0004】周辺回路3は、CPU1と内部バス6を介
してデータの書き込み/読み出し(これ以降、データの
書き込み/読み出しをアクセス、あるいはデータアクセ
スと称す)が行われて制御されるが、CPU1とは独立
して動作する。
【0005】マイコン4は、各種信号を用いて外部回路
5を制御する。例えば外部割り込み信号は、外部回路5
からの入力信号である。この外部割り込み信号は、割り
込み毎に処理の優先順位の指定をすることができる。
【0006】マイコン4は、外部割り込み信号を受け取
ったとき、周辺回路3の割り込みコントローラがこれを
検知し、優先順位の判定を行ってCPU1に割り込みを
かける。このときCPU1は、それまで行っていた処理
を中断し、割り込み信号に対応する割り込み処理を実行
する。
【0007】図5は、図4に示すCPU1に対する割り
込みを制御する割り込みコントローラの従来例の構成を
示す接続図である。なお通常のマイコンの分野では、こ
の他にタイマ割り込み、AD割り込み等が行われるが、
この例では省略する。
【0008】INTP0、INTP1はそれぞれノイズ
除去回路510ならびに割り込みスキャン回路511に
よって処理される。ノイズ除去回路510は、入力され
た外部割り込み信号INTP0、INTP1が所定時間
以上“1(正論理、ハイレベル)”であった場合に外部
割り込み信号と判定し、これを割り込みスキャン回路5
11に伝える。これ以外の場合にはノイズであると判断
し、割り込みスキャン回路511には伝えない。
【0009】外部割り込み信号は、割り込みスキャン回
路511によってスキャン処理された後、ディジーチェ
イン512を介して割り込み要求発生回路518に送ら
れる。この割り込み要求発生回路518が、割り込み要
求信号INTRQをCPU1に出力する。
【0010】上述の割り込みスキャン回路511のスキ
ャン処理は、割り込み発生よって起動され、各割り込み
毎にCPUより指定される優先順位指定レジスタ(図示
しない)の値に従って優先順位判定を行い、発生してい
る割り込み中から最も高位優先指定されている割り込み
を選び出す。
【0011】またここで言う優先順位とは、割り込みが
同時に発生した場合の、CPUに対して割り込み要求を
発生させる順位であり、優先順位指定レジスタによって
指定される。
【0012】図示しない優先順位指定レジスタは、ユー
ザのプログラム処理によってCPUから通常数種類の優
先順位指定ができるようになっており、ユーザに対応し
た外部装置に合わせ指定される。なお、優先して割り込
み要求を発生するものを高位優先順位の割り込みと称
し、他を低位優先順位の割り込みと称する。
【0013】上述のディジーチェイン512は、同一優
先順位の割り込みが複数本あった場合に、それらの中か
ら予め決められた優先順位に従って1つの割り込みを選
択するものであり、通常この優先順位はハードウェアに
よって固定されており、CPUからは変更できない。
【0014】上述の例において割り込みが同時に発生し
た場合、スキャン回路511によるスキャン処理および
ディジーチェイン512によって高位優先順位の割り込
みが選択される。
【0015】この選択された割り込みから、順次CPU
1での割り込み処理が開始され、低位順位割り込み処理
は保留される。また、高位優先順位の割り込みが発生し
た場合、この割り込み処理中に発生した低位優先順位の
割り込みについても割り込み要求発生は抑えられ、割り
込み処理は保留される。
【0016】なお、先に低位優先順位の割り込みが発生
し、この割り込み処理中に高位優先順位の割り込み要求
が発生した場合は、CPU1は低位優先順位の割り込み
処理を中断し、ネスティング処理として高位優先順位の
割り込み処理を開始する。
【0017】図6は、上述のノイズ除去回路510、割
り込みスキャン回路511、ディジーチェイン512な
らびに割り込み要求発生回路518から構成される割り
込みコントローラの詳細な構成例を示す接続図である。
【0018】なお図6に示す例は、外部割り込み信号は
INTP0とINTP1の2入力の例である。以下の説
明では、外部割り込み信号INTP1にかかる構成にお
いて外部割り込み信号INTP0にかかる構成と同一の
部分は符号を併記し、その説明は省略する。
【0019】図6において、外部割り込み信号INTP
0ならびに外部割り込み信号INTP1はノイズ除去回
路510を介して割り込みフラグであるIF203(2
23)のデータ入力端子Dに入力される。これによっ
て、外部割り込み信号INTP0(INTP1)に対す
るノイズ除去信号D216(D217)が発生すると、
この割り込み信号はIF203(223)にラッチされ
る。
【0020】IF203(223)のリセット端子Rに
は、Dラッチ210a(210b)の出力QとCPUが
出力するフラグリセットのための信号IFRとが入力さ
れるAND(論理積)ゲート202(222)の出力端
子が接続される。
【0021】またIF203(223)の出力端子Q
は、入力端子の一方に優先順位指定レジスタであるPR
204(224)の出力Qが接続されるANDゲート2
05(225)の入力端子の他方と、入力端子の一方に
PR204(224)の出力Qの反転値が入力されるA
NDゲート206(226)の入力端子の他方とに接続
されている。
【0022】上述のPR204(224)にはINTP
0(INTP1)の優先順位が設定されており、優先順
位としては“1”のとき高位、“0”のとき低位を意味
している。またANDゲート205(225)は、外部
割り込み信号INTP0が発生した時の高位優先を示
し、ANDゲート206(226)は低位優先を示して
いる。
【0023】ANDゲート205(225)の出力端子
は、入力端子の一方にシストレジスタ232の出力端子
Q0が接続されるANDゲート208(228)に接続
され、ANDゲート206(226)の出力端子は、入
力端子の一方にシストレジスタ232の出力端子Q1が
接続されるANDゲート209(229)に接続されて
いる。
【0024】ノイズ除去信号D216、D217の各々
が入力されるOR(論理和)ゲート230の出力端子
は、入力端子の一方に信号IFRの反転値が入力される
ANDゲート236の入力端子の他方に接続される。こ
のANDゲート236の出力端子は立ち上がり検出回路
231を介してシフトレジスタ232のデータ入力端子
Dに接続されている。
【0025】上述のシフトレジスタ232は、ノイズ除
去信号D216あるいはノイズ除去信号17の何れかが
発生することにより、その都度データを出力端子Q0な
らびに出力端子Q1へとシフトする。
【0026】このQ0は高位優先の判別信号、またQ1
は低位優先の判別信号を意味し、ANDゲート208
(228)は高位優先の割り込み発生、ANDゲート2
09(229)は低位優先の割り込み発生を示す。
【0027】ANDゲート208(228)の出力端子
ならびにANDゲート209(229)の出力端子は、
ORゲート211(212)の各入力端子に接続され、
ORゲート211(212)の出力端子はDラッチ21
0a(210b)のデータ入力端子Dに接続されてい
る。
【0028】このDラッチ210a(210b)のクロ
ック入力端子CLKにはインバータ200を介してクロ
ック信号CLKが入力される。またDラッチ210a
(210b)のリセット端子Rには、入力端子の各々に
信号IFRとクロック信号CLKの反転値が入力される
ANDゲート234の出力端子が接続されている。
【0029】このDラッチ210a(210b)には、
シフトレジスタ232によってスキャンされた高位優
先、または低位優先の外部割り込み信号INTP0(I
NTP1)がラッチされ、高位優先か低位優先かの情報
はシフトレジスタ232に保持される。
【0030】Dラッチ210aの出力端子は、Dラッチ
215aのデータ入力端子Dに接続される。またDラッ
チ210aの出力の反転値とDラッチ210bの出力と
はANDゲート214に入力され、ANDゲート214
の出力端子は、Dラッチ215bのデータ入力端子Dに
接続される。このDラッチ215a(215b)のクロ
ック入力端子CLKには、後述するシフトレジスタ23
3の出力端子Q2が接続されている。
【0031】ANDゲート214は、例えば同位優先の
割り込みが同時に発生しDラッチ210aの出力QとD
ラッチ210bの出力Qとがともに“1”となったと
き、1つの割り込みだけを選び出すもので、この例では
INTP0がINTP1に優先される。
【0032】Dラッチ215aの出力QとDラッチ21
5bの出力Qとは、ORゲート217に入力され、OR
ゲート217の出力は割り込み要求信号INTRQとし
てCPUに対して出力される。
【0033】シフトレジスタ233のデータ入力端子D
には立ち上がり検出回路231を介して上述のANDゲ
ート236の出力が入力されている。またシフトレジス
タ233のクロック入力端子CLKにはクロック信号C
LKが入力され、出力端子Q2はDラッチ215a(2
15b)のクロック入力端子CLKに接続されている。
【0034】シフトレジスタ233のリセット端子Rに
はANDゲート234の出力端子が接続され、割り込み
フラグリセット時にはこのシフトレジスタ233も
“0”にリセットされる。
【0035】ORゲート235にはDラッチ215aの
出力QとDラッチ215bの出力Qとが入力され、AN
Dゲート237にはこのORゲート235の出力の反転
値とクロック信号CLKとが入力される。
【0036】これらDラッチ210aまたはDラッチ2
10bに割り込みがラッチされたとき、シフトレジスタ
232へのクロック信号の供給は停止され、Dラッチ2
10aまたはDラッチ210bがラッチ時の優先情報を
保持する。
【0037】図7は、ノイズ除去回路510の具体的な
構成を詳細に示す接続図である。なお以下の説明におい
ても、外部割り込み信号INTP1にかかる構成におい
て外部割り込み信号INTP0にかかる構成と同一の部
分は符号を併記し、その説明は省略する。
【0038】外部割り込み信号INTP0(INTP
1)は、ともにクロック信号CLKをラッチクロックと
する立ち上がり検出回路801(811)ならびに立ち
下がり検出回路805(815)の入力に接続される。
【0039】Dラッチ802(812)のデータ入力端
子Dには、この立ち上がり検出回路801の出力端子が
接続され、クロック入力端子CLKにはクロック信号C
LKの反転値が入力される。
【0040】Dラッチ803(813)のデータ入力端
子Dには、Dラッチ802(812)の出力端子Qが接
続され、クロック入力端子CLKにはクロック信号CL
Kが入力される。
【0041】Dラッチ804(814)のデータ入力端
子Dには、Dラッチ803(813)の出力端子Qが接
続され、クロック入力端子CLKにはクロック信号CL
Kの反転値が入力される。このDラッチ804(81
4)の出力Qは、ノイズ除去信号D216(D217)
として割り込みスキャン回路511に出力される。
【0042】上述したDラッチ802(812)、Dラ
ッチ803(813)、およびDラッチ804(81
4)の各々のリセット端子Rには、立ち下がり検出回路
805(815)の出力端子が接続されている。
【0043】このような構成により、外部割り込み信号
INTP0(INTP1)が入力されると、立ち上がり
検出回路801(811)によって立ち上がりエッジが
検出され、Dラッチ802(812)、Dラッチ803
(813)、およびDラッチ804(814)を介し割
り込みスキャン回路511に出力される。
【0044】このとき、立ち下がり検出回路805(8
15)によって外部割り込み信号INTP0(INTP
1)に立ち下がりエッジが検出されると、この信号はノ
イズと判定され、Dラッチ802(812)、Dラッチ
803(813)、およびDラッチ804(814)は
リセットされて割り込みスキャン回路511に伝達され
ない。
【0045】図8は、図6あるいは図7に示す各部の信
号の変化の様子を示すタイミングチャートであり、図8
(a)は割り込みコントローラのタイミングチャート、
図8(b)はノイズ除去回路のタイミングチャートを示
している。
【0046】
【発明が解決しようとする課題】上述の例では、外部回
路5からマイコン4への外部割り込みの配線長の違いや
容量の違い等により、外部割り込み信号INTP0、I
NTP1の立ち上がりや立ち下がりに微妙な時間差が生
じることがある。
【0047】いま、外部割り込み信号INTP0と外部
割り込み信号INTP1とが外部回路5から同時に入力
されたとする。ここで、配線長の違いや容量の違い等に
より、図8(a)に示すように外部割り込み信号INT
P0が時間t81で立ち上がり、外部割り込み信号INT
P1が時間t82で立ち上がった場合を考える。なおこの
とき、PR104には“0”、PR124には“1”が
設定されて外部割り込み信号INTP1が高位の優先順
位に設定されているものとする。
【0048】図7(a)において、時間t86で出力され
る割り込み要求INTRQは、外部割り込み信号INT
P0によりセットされたものである。即ちこの場合、外
部割り込み信号INTP1に高位の優先順位指定を行
い、外部割り込み信号INTP0、INTP1 14を
同時に入力したにもかかわらず、低位優先の外部割り込
み信号INTP0が先に割り込みを引き起こし、割り込
み処理が行われている。あるいは、外部割り込み信号の
入力時間差が数クロック程度の時には高位の優先順位割
り込みから処理を行う場合も考えられる。
【0049】即ち、従来の高位優先順位の割り込み処理
は、低位優先順位の割り込み処理のネスティング処理と
して行う方法が採られているため、高優先順位の割り込
みのレスポンスは悪くなる。このため、マイコンとその
応用システム全体のパフォーマンス低下を招いていた。
【0050】また従来例では2段階の優先順位だけであ
るため、優先順位の判定を低位、高位の順序で行えば、
上述の問題は回避できる。しかしながら実際には、4か
ら8段階程度の優先順位を持たせるため、優先順位の判
定は優先順位毎にシーケンシャルに判定するのではな
く、2分検索等の高速化が図られている。このため、優
先順位の判定のシーケンス変更だけでは回避できない。
【0051】こういった現象は、近年のマイコンとその
応用システムの低電圧化により、より顕著となってい
る。特に、電力消費を抑えなければいけない携帯電話等
のバッテリー駆動の応用においては、待機状態ではマイ
コンを停止させ一定時間毎に瞬間的にマイコンを動作さ
せ割り込み等の状態チェックを行っている。このような
限られた時間で効率良く動作させるためには、意図した
割り込み優先順位通りに動作することが必要となる。
【0052】この発明は、このような背景の下になされ
たもので、予め設定された優先順位通りに正確に、CP
Uに割り込み処理を要求することができる割り込み制御
回路および割り込み制御方法を提供することを目的とし
ている。
【0053】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1に記載の発明にあっては、複数の割り
込み処理の各々に対応する優先順位が予め設定され、前
記複数の割り込み処理の各々に対する割り込み信号が入
力され、後に入力された割り込み信号に対応する前記優
先順位が先に入力された割り込み信号に対応する前記優
先順位より高い場合には、前記先に入力された割り込み
信号に対応する割り込み要求を中止して前記後に入力さ
れた割り込み信号に対応する割り込み要求を発生し、前
記後に入力された割り込み信号に対応する割り込み処理
の終了後に前記先に入力された割り込み信号に対応する
割り込み要求の発生を再開することを特徴とする。ま
た、請求項2に記載の発明にあっては、請求項1に記載
の割り込み制御回路では、前記複数の割り込み処理の各
々に対応して割り込み処理の優先順位を記憶する複数の
レジスタと、前記複数の割り込み信号の各々に対応して
前記割り込み要求を発生する複数のラッチと、2つ以上
の割り込み信号が入力された場合に前記複数のレジスタ
に記憶された割り込み処理の優先順位に基づいて前記割
り込み処理の優先順位の低い割り込み処理に対応する前
記ラッチをリセットするリセット手段とを具備すること
を特徴とする。また、請求項3に記載の発明にあって
は、請求項1あるいは請求項2の何れかに記載の割り込
み制御回路では、前記複数の割り込み信号に各々に対し
て信号の立ち上がりを検出する複数の立ち上がり検出手
段と、前記複数の割り込み信号の各々に対して信号の立
ち下がりを検出する複数の立ち下がり検出手段と、前記
立ち上がり検出手段の検出結果と前記立ち下がり検出手
段の検出結果とに基づいて前記複数の割り込み信号の各
々に対応する割り込み処理の要求を検出する複数の割り
込み処理要求検出手段と、2つめ以上の前記信号の立ち
上がりを検出した場合には、それ以前に検出された信号
の立ち上がりに対応する当該信号の立ち下がりが検出さ
れるまで、それ以降の割り込み処理の要求の検出を保留
させる保留手段とを具備することを特徴とする。また、
請求項4に記載の発明にあっては、複数の割り込み処理
の各々に対応する優先順位を予め設定し、前記複数の割
り込み処理の各々に対する割り込み信号を入力し、後に
入力された割り込み信号に対応する前記優先順位が先に
入力された割り込み信号に対応する前記優先順位より高
い場合には、前記先に入力された割り込み信号に対応す
る割り込み要求を中止して前記後に入力された割り込み
信号に対応する割り込み要求を発生し、前記後に入力さ
れた割り込み信号に対応する割り込み処理の終了後に前
記先に入力された割り込み信号に対応する割り込み要求
の発生を再開することを特徴とする。また、請求項5に
記載の発明にあっては、請求項4に記載の割り込み制御
方法では、複数のレジスタに前記複数の割り込み処理の
各々に対応して割り込み処理の優先順位を記憶し、複数
のラッチ前記複数の割り込み信号の各々に対応して前記
割り込み要求を発生し、2つ以上の割り込み信号が入力
された場合にはリセット手段によって前記複数のレジス
タに記憶された割り込み処理の優先順位に基づいて前記
割り込み処理の優先順位の低い割り込み処理に対応する
前記ラッチをリセットすることを特徴とする。また、請
求項6に記載の発明にあっては、請求項4あるいは請求
項5の何れかに記載の割り込み制御方法では、複数の立
ち上がり検出手段によって前記複数の割り込み信号に各
々に対して信号の立ち上がりを検出し、複数の立ち下が
り検出手段によって前記複数の割り込み信号の各々に対
して信号の立ち下がりを検出し、複数の割り込み処理要
求検出手段前記立ち上がり検出手段の検出結果と前記立
ち下がり検出手段の検出結果とに基づいて前記複数の割
り込み信号の各々に対応する割り込み処理の要求を検出
し、2つめ以上の前記信号の立ち上がりを検出した場合
には、保留手段によって、それ以前に検出された信号の
立ち上がりに対応する当該信号の立ち下がりが検出され
るまで、それ以降の割り込み処理の要求の検出を保留さ
せることを特徴とする。
【0054】
【発明の実施の形態】以下に本発明について説明する。
図1は、本発明の一実施の形態にかかる割り込みコント
ローラの構成を示す接続図である。図1は、外部割り込
み信号はINTP0とINTP1の2入力の例である。
以下の説明では、外部割り込み信号INTP1にかかる
構成において外部割り込み信号INTP0にかかる構成
と同一の部分は符号を併記し、その説明は省略する。
【0055】図1において、外部割り込み信号INTP
0ならびに外部割り込み信号INTP1はノイズ除去回
路10を介して割り込みフラグであるIF103(12
3)のデータ入力端子Dに入力される。これによって、
外部割り込み信号INTP0(INTP1)に対するノ
イズ除去信号D16(D17)が発生すると、この割り
込み信号はIF103(123)にラッチされる。
【0056】IF103(123)のリセット端子Rに
は、Dラッチ110a(110b)の出力QとCPUが
出力するフラグリセットのための信号IFRとが入力さ
れるAND(論理積)ゲート102(122)の出力端
子が接続される。
【0057】またIF103(123)の出力端子Q
は、入力端子の一方に優先順位指定レジスタであるPR
104(124)の出力Qが接続されるANDゲート1
05(125)の入力端子の他方と、入力端子の一方に
PR104(124)の出力Qの反転値が入力されるA
NDゲート106(126)の入力端子の他方とに接続
されている。
【0058】上述のPR104(124)にはINTP
0(INTP1)の優先順位が設定されており、優先順
位としては“1”のとき高位、“0”のとき低位を意味
している。またANDゲート105(125)は、外部
割り込み信号INTP0が発生した時の高位優先を示
し、ANDゲート106(126)は低位優先を示して
いる。
【0059】ANDゲート105(125)の出力端子
は、入力端子の一方にシストレジスタ132の出力端子
Q0が接続されるANDゲート108(128)に接続
され、ANDゲート106(126)の出力端子は、入
力端子の一方にシストレジスタ132の出力端子Q1が
接続されるANDゲート109(129)に接続されて
いる。
【0060】ノイズ除去信号D16、D17の各々が入
力されるOR(論理和)ゲート130の出力端子は、入
力端子の一方に信号IFRの反転値が入力されるAND
ゲート136の入力端子の他方に接続される。このAN
Dゲート136の出力端子は立ち上がり検出回路131
を介してシフトレジスタ132のデータ入力端子Dに接
続されている。
【0061】上述のシフトレジスタ132は、ノイズ除
去信号D16あるいはノイズ除去信号17の何れかが発
生することにより、その都度データを出力端子Q0なら
びに出力端子Q1へとシフトする。
【0062】このQ0は高位優先の判別信号、またQ1
は低位優先の判別信号を意味し、ANDゲート108
(128)は高位優先の割り込み発生、ANDゲート1
09(129)は低位優先の割り込み発生を示す。
【0063】ANDゲート108(128)の出力端子
ならびにANDゲート109(129)の出力端子は、
ORゲート111(112)の各入力端子に接続され、
ORゲート111(112)の出力端子はDラッチ11
0a(110b)のデータ入力端子Dに接続されてい
る。
【0064】このDラッチ110a(110b)のクロ
ック入力端子CLKにはインバータ100を介してクロ
ック信号CLKが入力される。またDラッチ110a
(110b)のリセット端子Rには、入力端子の各々に
クロック信号CLKの反転値とORゲート339の出力
とが入力されるANDゲート134の出力端子が接続さ
れている。
【0065】このORゲート339の入力端子の各々に
は信号IFRとANDゲート338の出力とが入力され
る。またANDゲート338の入力端子の各々には、立
ち上がり検出回路131の出力と後述するORゲート1
17の出力の反転値とが入力される。
【0066】このDラッチ110a(110b)には、
シフトレジスタ132によってスキャンされた高位優
先、または低位優先の外部割り込み信号INTP0(I
NTP1)がラッチされ、高位優先か低位優先かの情報
はシフトレジスタ132に保持される。
【0067】Dラッチ110aの出力端子は、Dラッチ
115aのデータ入力端子Dに接続される。またDラッ
チ110aの出力の反転値とDラッチ110bの出力と
はANDゲート114に入力され、ANDゲート114
の出力端子は、Dラッチ115bのデータ入力端子Dに
接続される。このDラッチ115a(115b)のクロ
ック入力端子CLKには、後述するシフトレジスタ13
3の出力端子Q2が接続されている。
【0068】ANDゲート114は、例えば同位優先の
割り込みが同時に発生しDラッチ110aの出力QとD
ラッチ110bの出力Qとがともに“1”となったと
き、1つの割り込みだけを選び出すもので、この例では
INTP0がINTP1に優先される。
【0069】Dラッチ115aの出力QとDラッチ11
5bの出力Qとは、ORゲート117に入力され、OR
ゲート117の出力は割り込み要求信号INTRQとし
てCPUに対して出力される。
【0070】シフトレジスタ133のデータ入力端子D
には立ち上がり検出回路131を介して上述のANDゲ
ート136の出力が入力されている。またシフトレジス
タ133のクロック入力端子CLKにはクロック信号C
LKが入力され、出力端子Q2はDラッチ115a(1
15b)のクロック入力端子CLKに接続されている。
【0071】シフトレジスタ133のリセット端子Rに
はANDゲート134の出力端子が接続され、割り込み
フラグリセット時にはこのシフトレジスタ133も
“0”にリセットされる。
【0072】ORゲート135にはDラッチ115aの
出力QとDラッチ115bの出力Qとが入力され、AN
Dゲート137にはこのORゲート135の出力の反転
値とクロック信号CLKとが入力される。
【0073】上述の構成によれば、外部割り込み信号I
NTP0、INTP1に対応するノイズ除去信号D1
6、17の立ち上がりを検知した場合、シフトレジスタ
132およびシフトレジスタ133、Dラッチ110
a、110b、115a、そしてシフトレジスタ115
bがリセットされる。
【0074】シフトレジスタ132およびシフトレジス
タ133、Dラッチ110a、110b、115a、そ
してシフトレジスタ115bは割り込みスキャン回路1
1のステータスを保持おり、これらをリセットすること
によりスキャン回路11でのスキャン動作はリセットさ
れる。
【0075】立ち上がり検出回路131による検出信号
は、スキャン回路11のリセット後にシフトレジスタ1
32およびシフトレジスタ133にラッチされ、スキャ
ン動作は再スタートする。
【0076】こうして外部割り込み信号は、割り込みス
キャン回路11によってスキャン処理された後、ディジ
ーチェイン12を介して割り込み要求発生回路18に送
られる。この割り込み要求発生回路18が、割り込み要
求信号INTRQを図示しないCPU等に出力する。
【0077】図2は、ノイズ除去回路10の具体的な構
成を詳細に示す接続図である。なお以下の説明において
も、外部割り込み信号INTP1にかかる構成において
外部割り込み信号INTP0にかかる構成と同一の部分
は符号を併記し、その説明は省略する。
【0078】外部割り込み信号INTP0(INTP
1)は、立ち上がり検出回路901(911)ならびに
立ち下がり検出回路905(915)の入力に接続され
る。
【0079】Dラッチ902(912)のデータ入力端
子Dには、この立ち上がり検出回路901の出力端子が
接続され、クロック入力端子CLKにはクロック信号C
LKの反転値が入力される。
【0080】Dラッチ903(913)のデータ入力端
子Dには、Dラッチ902(912)の出力端子Qが接
続され、クロック入力端子CLKにはクロック信号CL
Kが入力される。RSフリップフロップ31(41)の
セット端子Sには、Dラッチ903(913)の出力端
子Qが接続され、クロック入力端子CLKにはクロック
信号CLKの反転値が入力される。
【0081】上述したDラッチ902(912)および
Dラッチ903(913)の各々のリセット端子Rに
は、立ち下がり検出回路905(915)の出力端子が
接続されている。
【0082】上述の立ち上がり検出回路901(91
1)の出力端子Qは、RSフリップフロップ32(4
2)のセット端子Sにも接続され、一方立ち下がり検出
回路905(915)の出力端子は、ORゲート33
(43)の入力端子の一方とORゲート35(45)の
入力端子の一方とにも接続されている。
【0083】上述のRSフリップフロップ31(41)
の出力端子QはANDゲート34(44)の入力端子の
一方とORゲート33(43)の入力端子の他方とに接
続されている。
【0084】このORゲート33(43)の出力端子は
RSフリップフロップ32(42)のリセット端子Rに
接続され、RSフリップフロップ32(42)の出力Q
の反転値がANDゲート44(34)の入力端子の他方
に入力される。
【0085】ANDゲート34(44)の出力はノイズ
除去信号D16(D17)として出力される一方、OR
ゲート34(45)の入力端子の他方に入力される。こ
のORゲート35(45)の出力端子は、RSフリップ
フロップ31(41)のリセット端子Rに接続されてい
る。
【0086】このような構成により、例えばRSフリッ
プフロップ32は外部割り込み信号INTP0の立ち上
がりにより“1”にセットされ、外部割り込み信号IN
TP0の立ち下がり、またはRSフリップフロップ31
によりリセットされる。
【0087】また、外部割り込み信号INTP0は、立
ち上がり検出回路901ならびにDラッチ902、90
3を介してRSフリップフロップ31のセット端子Sに
入力され、RSフリップフロップ31のリセット端子R
には、ノイズ除去信号D16と立ち下がり検出回路90
5の出力とが入力されるORゲート35の出力端子が接
続されている。
【0088】RSフリップフロップ31は、Dラッチ9
03の出力Qで“1”にセットされ、ノイズ除去信号D
16または立ち下がり検出回路905の出力によりリセ
ットされる。
【0089】ANDゲート34にはRSフリップフロッ
プ31の出力QとRSフリップフロップ42の出力Qの
反転信号が入力され、その出力がノイズ除去信号D16
となっている。
【0090】ノイズ除去信号D16は、外部割り込み信
号INTP0のノイズ除去結果としてRSフリップフロ
ップ31から出力される。ただしこのとき、外部割り込
み信号INTP1の立ち上がり検出結果であるRSフリ
ップフロップ42の出力Qが“1”である場合、ノイズ
除去信号D16は“0”となる。
【0091】外部割り込み信号INTP1がRSフリッ
プフロップ41に入力され、RSフリップフロップ42
の出力Qが“0”となったとき、ノイズ除去信号D16
は“1”となる。このとき、ノイズ除去信号D17も
“1”となる。
【0092】図3は、図1あるいは図2に示す各部の信
号の変化の様子を示すタイミングチャートであり、図3
(a)は割り込みコントローラのタイミングチャート、
図3(b)はノイズ除去回路のタイミングチャートを示
している。例えば図3(b)に示す時間t41において外
部割り込み信号INTP0が入力され、時間t42におい
て外部割り込み信号INTP1が入力されたとする。
【0093】外部割り込み信号INTP0は、時間t42
においてクロック信号CLKの立ち上がりのタイミング
で立ち上がり検出回路901にラッチされる。これが順
次Dラッチ902、Dラッチ903によってラッチさ
れ、時間t43のクロック信号CLKの立ち下がりのタイ
ミングで、RSフリップフロップ31の出力Qが“1”
となる。
【0094】一方外部割り込み信号INTP1は、時間
t43におけるクロック信号CLKの立ち上がりのタイミ
ングで立ち上がり検出回路911にラッチされる。これ
によって、RSフリップフロップ42の出力Qは“1”
となり、ANDゲート34には“0”が入力されるた
め、時間t43ではノイズ除去信号D16は“0”とな
る。
【0095】時間t43において、立ち上がり検出回路9
11にラッチされた外部割り込み信号INTP1は、以
後順次Dラッチ912、Dラッチ913によってラッチ
される。
【0096】そして時間t44のクロック信号CLKの立
ち下がりでRSフリップフロップ41の出力Qが“1”
となり、これがRSフリップフロップ42のリセット端
子Rに入力されるため、RSフリップフロップ42の出
力Qはリセットされる。
【0097】これにより、ANDゲート34には“1”
が入力され、時間t44のクロック信号CLKの立ち下が
りタイミングで、ノイズ除去信号D16は“1”とな
る。また同時に、RSフリップフロップ32は、そのリ
セット端子RにRSフリップフロップ31の出力Qが入
力されているために、リセットされる。
【0098】また、時間t44のクロック信号CLKの立
ち下がりのタイミングで、RSフリップフロップ41の
出力Qは“1”となり、このときRSフリップフロップ
32の出力Qはリセットされる。このため、ANDゲー
ト44の出力は“1”となり、ノイズ除去信号D17が
“1”となる。
【0099】こうして、外部割り込み信号INTP0が
時間t41において入力され、外部割り込み信号INTP
1が時間t42において入力されても、ノイズ除去信号D
16、D17は時間t44において同時にスキャン回路1
1に伝達される。このため、あたかも外部割り込み信号
INTP0、INTP1が全く同時に入力されたかのよ
うに、スキャン回路11の動作を開始することができ
る。
【0100】以上説明したように、先に発生した外部割
り込み信号INTP0はRSフリップフロップ31に到
達するが、後に発生した外部割り込み信号INTP1を
保持するRSフリップフロップ42によりノイズ除去信
号D16の出力は抑えられる。
【0101】このため、外部割り込み信号INTP1が
RSフリップフロップ41に到達したタイミングで、同
時にノイズ除去信号D16、D17を出力させることが
できる。
【0102】従って、あたかも外部割り込み信号INT
P0ならびに外部割り込み信号INTP1が全く同時に
入力されたかのように、スキャン回路11の動作を開始
することができる。このため、優先制御処理が誤りなく
正常に機能する。
【0103】このとき、ノイズ除去信号D16、D17
の出力を抑えるRSフリップフロップ42、ならびにR
Sフリップフロップ32は、RSフリップフロップ41
ならびにRSフリップフロップ31によってリセットさ
れる。
【0104】このため、例えば外部割り込み信号INT
P0によってノイズ除去信号D16が出力された後に外
部割り込み信号INTP1入力されても、ノイズ除去信
号D16の出力が抑えられることはない。
【0105】即ち、外部割り込みがある程度近接してい
ない場合には、本実施の形態におけるノイズ除去信号の
抑制処理は起動されない。本実施の形態では、外部割り
込み信号入力が2クロック以内に近接している場合に、
ノイズ除去信号の抑制処理が起動される。即ち、外部割
り込みが近接していない場合(本実施の形態においてノ
イズ除去信号の抑制処理が起動されない場合)において
は、従来と同じタイミングでノイズ除去信号は発生す
る。
【0106】なお上述の実施の形態では、外部割り込み
信号の本数が2本の場合を例に挙げて説明したが、本発
明では外部割り込み信号の本数がこれより増加しても、
上述の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0107】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、複数の割り込み処理の各々に対応する優先順位を予
め設定し、複数の割り込み処理の各々に対する割り込み
信号を入力し、後に入力された割り込み信号に対応する
優先順位が先に入力された割り込み信号に対応する優先
順位より高い場合には、先に入力された割り込み信号に
対応する割り込み要求を中止して後に入力された割り込
み信号に対応する割り込み要求を発生し、後に入力され
た割り込み信号に対応する割り込み処理の終了後に先に
入力された割り込み信号に対応する割り込み要求の発生
を再開する。ここで複数のレジスタに複数の割り込み処
理の各々に対応して割り込み処理の優先順位を記憶し、
複数のラッチ複数の割り込み信号の各々に対応して割り
込み要求を発生し、2つ以上の割り込み信号が入力され
た場合にはリセット手段によって複数のレジスタに記憶
された割り込み処理の優先順位に基づいて割り込み処理
の優先順位の低い割り込み処理に対応するラッチをリセ
ットし、また、複数の立ち上がり検出手段によって複数
の割り込み信号に各々に対して信号の立ち上がりを検出
し、複数の立ち下がり検出手段によって複数の割り込み
信号の各々に対して信号の立ち下がりを検出し、複数の
割り込み処理要求検出手段立ち上がり検出手段の検出結
果と立ち下がり検出手段の検出結果とに基づいて複数の
割り込み信号の各々に対応する割り込み処理の要求を検
出し、2つめ以上の信号の立ち上がりを検出した場合に
は、保留手段によって、それ以前に検出された信号の立
ち上がりに対応する信号の立ち下がりが検出されるま
で、それ以降の割り込み処理の要求の検出を保留させる
ので、予め設定された優先順位通りに正確に、CPUに
割り込み処理を要求することができる割り込み制御回路
および割り込み制御方法が実現可能であるという効果が
得られる。
【0108】例えば本発明は、外部割り込みの受付け優
先順位をスキャン時に優先制御するため、高位の優先順
位割り込みは確実に優先して時間に厳格を処理を実行す
るので、携帯機器等における割り込み処理に適用でき
る。
【0109】また、外部割り込み入力時の同時判定に時
間幅を設けることで、外部割り込みの配線長や容量等に
よる微妙な立ち上がり時間の時間差はスキャン結果に影
響しなくなる。このため、外付け回路設計時の配線長や
容量等の許容範囲が広くなり、外付け回路設計の自由度
が増大する。
【0110】さらに、外部割り込みの受付け優先順位を
スキャン時に優先制御することで、高位優先割り込み処
理へのネスティング処理が不要となる。このため、マイ
コンの処理の高速化や低消費電力化を図ることができ、
携帯機器等での応用ではバッテリーの長寿命化が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態にかかる割り込みコン
トローラの構成を示す接続図である。
【図2】 図1に示すノイズ除去回路10の具体的な構
成を詳細に示す接続図である。
【図3】 図1あるいは図2に示す各部の信号の変化の
様子を示すタイミングチャートである。
【図4】 一般的にマイコンを内蔵する場合の構成を示
すブロック図である。
【図5】 図4に示すCPU1に対する割り込みを制御
する割り込みコントローラの従来例の構成を示す接続図
である。
【図6】 従来の割り込みコントローラの詳細な構成例
を示す接続図である。
【図7】 図6に示すノイズ除去回路510の具体的な
構成を詳細に示す接続図である。
【図8】 図6あるいは図7に示す各部の信号の変化の
様子を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 CPU 2 メモリ 3 周辺回路 4 マイコン 5 外部回路 6 内部バス 10 ノイズ除去回路 11 割り込みスキャン回路 12 ディジーチェイン 18 割り込み要求発生回路 31、32 RSフリップフロップ 33、43 ORゲート 34、44 ANDゲート 35、45 ORゲート 41、42 RSフリップフロップ 100 インバータ 102、122 ANDゲート 103、123 IF 104、124 PR 105、106 ANDゲート 109、114、338 ANDゲート 110a、110b Dラッチ 111、112 ORゲート 115a、115b Dラッチ 117、339 ORゲート 125、126 ANDゲート 130、135 ORゲート 131 立ち上がり検出回路 132、133 シストレジスタ 134、108 ANDゲート 136、137 ANDゲート 200 インバータ 202、222 ANDゲート 203、223 IF 204、224 PR 205、206 ANDゲート 209、214 ANDゲート 210a、210b Dラッチ 211、212 ORゲート 215a、215b Dラッチ 225、226 ANDゲート 230、235、217 ORゲート 231 立ち上がり検出回路 232、233 シストレジスタ 234、208 ANDゲート 236、237 ANDゲート 510 ノイズ除去回路 511 割り込みスキャン回路 512 ディジーチェイン 518 割り込み要求発生回路 801、811 立ち上がり検出回路 802〜804 Dラッチ 805、815 立ち下がり検出回路 812〜814 Dラッチ 901、911 立ち上がり検出回路 902、903 Dラッチ 905、915 立ち下がり検出回路 912、913 Dラッチ CLK クロック信号 D16、D17 ノイズ除去信号 D216、D217 ノイズ除去信号 INTP0、INTP1 外部割り込み信号 INTRQ 割り込み要求信号
【手続補正書】
【提出日】平成11年2月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 割り込み制御回路
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンピュータの
中央処理装置等に対して外部から入力される割り込み処
理要求の信号を制御する割り込み制御回路に関する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0052
【補正方法】変更
【補正内容】
【0052】この発明は、このような背景の下になされ
たもので、予め設定された優先順位通りに正確に、CP
Uに割り込み処理を要求することができる割り込み制御
回路を提供することを目的としている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0053
【補正方法】変更
【補正内容】
【0053】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1に記載の発明にあっては、複数の割り
込み信号をそれぞれラッチする複数のラッチ手段と、所
定時間内に入力された複数の割り込み信号の内、最後に
入力された割り込み信号が対応するラッチ手段から出力
されるタイミングで前記所定時間内に入力された前記複
数の割り込み信号を対応する複数のラッチ手段から同時
に出力する出力手段と、該出力手段により同時に出力さ
れた前記複数の割り込み信号の優先順位判定を行う優先
順位判定手段とを有することを特徴とする。また、請求
項2に記載の発明にあっては、第1及び第2の割り込み
信号の電位の変化を検出する第1及び第2の検出回路
と、変化した前記第1及び第2の割り込み信号の電位が
所定時間以上維持された時に該第1及び第2の割り込み
信号を出力する第1及び第2のラッチ回路と、前記第1
の割り込み信号が前記第1のラッチ回路から出力される
前に前記第2の割り込み信号が前記第2の検出回路に入
力された場合に前記第1の割り込み信号を無効化し、前
記第2の割り込み信号が前記第2のラッチ回路から出力
された時点で前記第1の割り込み信号を出力する第1の
マスク出力回路と、前記第2の割り込み信号が前記第2
のラッチ回路から出力される前に前記第1の割り込み信
号が前記第1の検出回路に入力された場合に前記第2の
割り込み信号を無効化し、前記第1の割り込み信号が前
記第1のラッチ回路から出力された時点で前記第2の割
り込み信号を出力する第2のマスク出力回路と、前記第
1のマスク出力回路と前記第2のマスク出力回路から同
時に出力された前記第1及び第2の割り込み信号の優先
順位判定を行う優先順位判定回路とを有することを特徴
とする。また、請求項3に記載の発明にあっては、請求
項2記載の割り込み制御回路では、前記第1及び第2の
検出回路が前記第1及び第2の割り込み信号の立ち上が
りエッジを検出する第1及び第2の立ち上がり検出回路
と、前記第1及び第2の割り込み信号の立ち下がりエッ
ジを検出する第1及び第2の立ち下がり検出回路である
ことを特徴とする。また、請求項4に記載の発明にあっ
ては、請求項3記載の割り込み制御回路では、前記第1
及び第2のラッチ回路が前記第1及び第2の立ち上がり
検出回路にデータ入力端子が前記第1及び第2の立ち下
がり検出回路にリセット端子が接続された1個以上直列
接続された第1及び第2のDラッチと、該第1及び第2
のDラッチの最終段の出力がセット端子に前記立ち下が
り検出回路の出力がリセット端子に接続された第1及び
第2のRSフリップフロップであることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明にあっては、請求項4記載
の割り込み制御回路では、前記第1及び第2のDラッチ
がDラッチを2個直列接続するものであることを特徴と
する。また、請求項6に記載の発明にあっては、請求項
4記載の割り込み制御回路では、前記第1及び第2のR
Sフリップフロップは前記第1及び第2のマスク出力回
路の出力によってもリセットされることを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明にあっては、請求項4から
6に記載の割り込み制御回路では、前記第1及び第2の
マスク出力回路がそれぞれ前記第2及び第1の立ち上が
り検出回路の出力がセット端子に前記第2及び第1の立
ち下がり検出回路の出力と前記第2及び第1のRSフリ
ップフロップの出力の論理和がリセット端子に接続され
る第3及び第4のRSフリップフロップと、前記第1及
び第2のRSフリップフロップの出力が一端に接続され
前記第3及び第4のRSフリップフロップの出力の反転
信号が他端に接続された第1及び第2のANDゲートか
ら成ることを特徴とする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0107
【補正方法】変更
【補正内容】
【0107】
【発明の効果】以上説明したように、この発明では、複
数の割り込み信号をそれぞれラッチする複数のラッチ手
段と、所定時間内に入力された複数の割り込み信号の
内、最後に入力された割り込み信号が対応するラッチ手
段から出力されるタイミングで所定時間内に入力された
複数の割り込み信号を対応する複数のラッチ手段から同
時に出力する出力手段と、出力手段により同時に出力さ
れた複数の割り込み信号の優先順位判定を行う優先順位
判定手段とを有する。また、第1及び第2の割り込み信
号の電位の変化を検出する第1及び第2の検出回路と、
変化した第1及び第2の割り込み信号の電位が所定時間
以上維持された時に第1及び第2の割り込み信号を出力
する第1及び第2のラッチ回路と、第1の割り込み信号
が第1のラッチ回路から出力される前に第2の割り込み
信号が第2の検出回路に入力された場合に第1の割り込
み信号を無効化し、第2の割り込み信号が第2のラッチ
回路から出力された時点で第1の割り込み信号を出力す
る第1のマスク出力回路と、第2の割り込み信号が第2
のラッチ回路から出力される前に第1の割り込み信号が
第1の検出回路に入力された場合に第2の割り込み信号
を無効化し、第1の割り込み信号が第1のラッチ回路か
ら出力された時点で第2の割り込み信号を出力する第2
のマスク出力回路と、第1のマスク出力回路と第2のマ
スク出力回路から同時に出力された第1及び第2の割り
込み信号の優先順位判定を行う優先順位判定回路とを有
する。また、第1及び第2の検出回路は第1及び第2の
割り込み信号の立ち上がりエッジを検出する第1及び第
2の立ち上がり検出回路と、第1及び第2の割り込み信
号の立ち下がりエッジを検出する第1及び第2の立ち下
がり検出回路である。また、第1及び第2のラッチ回路
は第1及び第2の立ち上がり検出回路にデータ入力端子
が第1及び第2の立ち下がり検出回路にリセット端子が
接続された1個以上直列接続された第1及び第2のDラ
ッチと、第1及び第2のDラッチの最終段の出力がセッ
ト端子に立ち下がり検出回路の出力がリセット端子に接
続された第1及び第2のRSフリップフロップである。
また、第1及び第2のDラッチがDラッチを2個直列接
続するものである。また、第1及び第2のRSフリップ
フロップは第1及び第2のマスク出力回路の出力によっ
てもリセットされる。また、第1及び第2のマスク出力
回路はそれぞれ第2及び第1の立ち上がり検出回路の出
力がセット端子に第2及び第1の立ち下がり検出回路の
出力と第2及び第1のRSフリップフロップの出力の論
理和がリセット端子に接続される第3及び第4のRSフ
リップフロップと、第1及び第2のRSフリップフロッ
プの出力が一端に接続され第3及び第4のRSフリップ
フロップの出力の反転信号が他端に接続された第1及び
第2のANDゲートから成るので、予め設定された優先
順位通りに正確に、CPUに割り込み処理を要求するこ
とができる割り込み制御回路が実現可能であるという効
果が得られる。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の割り込み処理の各々に対応する優
    先順位が予め設定され、 前記複数の割り込み処理の各々に対する割り込み信号が
    入力され、 後に入力された割り込み信号に対応する前記優先順位が
    先に入力された割り込み信号に対応する前記優先順位よ
    り高い場合には、 前記先に入力された割り込み信号に対応する割り込み要
    求を中止して前記後に入力された割り込み信号に対応す
    る割り込み要求を発生し、 前記後に入力された割り込み信号に対応する割り込み処
    理の終了後に前記先に入力された割り込み信号に対応す
    る割り込み要求の発生を再開することを特徴とする割り
    込み制御回路。
  2. 【請求項2】 前記複数の割り込み処理の各々に対応し
    て割り込み処理の優先順位を記憶する複数のレジスタ
    と、 前記複数の割り込み信号の各々に対応して前記割り込み
    要求を発生する複数のラッチと、 2つ以上の割り込み信号が入力された場合に前記複数の
    レジスタに記憶された割り込み処理の優先順位に基づい
    て前記割り込み処理の優先順位の低い割り込み処理に対
    応する前記ラッチをリセットするリセット手段とを具備
    することを特徴とする請求項1に記載の割り込み制御回
    路。
  3. 【請求項3】 前記複数の割り込み信号に各々に対して
    信号の立ち上がりを検出する複数の立ち上がり検出手段
    と、 前記複数の割り込み信号の各々に対して信号の立ち下が
    りを検出する複数の立ち下がり検出手段と、 前記立ち上がり検出手段の検出結果と前記立ち下がり検
    出手段の検出結果とに基づいて前記複数の割り込み信号
    の各々に対応する割り込み処理の要求を検出する複数の
    割り込み処理要求検出手段と、 2つめ以上の前記信号の立ち上がりを検出した場合に
    は、それ以前に検出された信号の立ち上がりに対応する
    当該信号の立ち下がりが検出されるまで、それ以降の割
    り込み処理の要求の検出を保留させる保留手段とを具備
    することを特徴とする請求項1あるいは請求項2の何れ
    かに記載の割り込み制御回路。
  4. 【請求項4】 複数の割り込み処理の各々に対応する優
    先順位を予め設定し、 前記複数の割り込み処理の各々に対する割り込み信号を
    入力し、 後に入力された割り込み信号に対応する前記優先順位が
    先に入力された割り込み信号に対応する前記優先順位よ
    り高い場合には、 前記先に入力された割り込み信号に対応する割り込み要
    求を中止して前記後に入力された割り込み信号に対応す
    る割り込み要求を発生し、 前記後に入力された割り込み信号に対応する割り込み処
    理の終了後に前記先に入力された割り込み信号に対応す
    る割り込み要求の発生を再開することを特徴とする割り
    込み制御方法。
  5. 【請求項5】 複数のレジスタに前記複数の割り込み処
    理の各々に対応して割り込み処理の優先順位を記憶し、 複数のラッチ前記複数の割り込み信号の各々に対応して
    前記割り込み要求を発生し、 2つ以上の割り込み信号が入力された場合にはリセット
    手段によって前記複数のレジスタに記憶された割り込み
    処理の優先順位に基づいて前記割り込み処理の優先順位
    の低い割り込み処理に対応する前記ラッチをリセットす
    ることを特徴とする請求項4に記載の割り込み制御方
    法。
  6. 【請求項6】 複数の立ち上がり検出手段によって前記
    複数の割り込み信号に各々に対して信号の立ち上がりを
    検出し、 複数の立ち下がり検出手段によって前記複数の割り込み
    信号の各々に対して信号の立ち下がりを検出し、 複数の割り込み処理要求検出手段前記立ち上がり検出手
    段の検出結果と前記立ち下がり検出手段の検出結果とに
    基づいて前記複数の割り込み信号の各々に対応する割り
    込み処理の要求を検出し、 2つめ以上の前記信号の立ち上がりを検出した場合に
    は、保留手段によって、それ以前に検出された信号の立
    ち上がりに対応する当該信号の立ち下がりが検出される
    まで、それ以降の割り込み処理の要求の検出を保留させ
    ることを特徴とする請求項4あるいは請求項5の何れか
    に記載の割り込み制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015506525A (ja) * 2012-02-08 2015-03-02 エイアールエム リミテッド セキュアドメインおよび低セキュアドメインを有するデータ処理装置の例外処理
US9678902B2 (en) 2013-01-15 2017-06-13 Renesas Electronics Corporation Data processing apparatus

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