JPH11197483A - 混練装置 - Google Patents

混練装置

Info

Publication number
JPH11197483A
JPH11197483A JP1334398A JP1334398A JPH11197483A JP H11197483 A JPH11197483 A JP H11197483A JP 1334398 A JP1334398 A JP 1334398A JP 1334398 A JP1334398 A JP 1334398A JP H11197483 A JPH11197483 A JP H11197483A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
kneading
kneading chamber
chamber
injection nozzle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1334398A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3169575B2 (ja
Inventor
Toru Yugawa
亨 湯川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MORIYAMA KK
Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
Moriyama Co Ltd
Original Assignee
MORIYAMA KK
Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
Moriyama Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MORIYAMA KK, Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd, Moriyama Co Ltd filed Critical MORIYAMA KK
Priority to JP01334398A priority Critical patent/JP3169575B2/ja
Publication of JPH11197483A publication Critical patent/JPH11197483A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3169575B2 publication Critical patent/JP3169575B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Accessories For Mixers (AREA)
  • Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 混練装置において混練物質に可塑材等として
プロセスオイル等のオイルの注入する方法としては、一
般に混練室を覆う上部の蓋側から注入する手段が採られ
ている。しかしこの方法は、注入されたオイルは混練物
の上面に停滞して混合は均等に行われず、しかも上方に
撥ね上げられ、蓋との隙間から洩れ出し、付近を汚損す
る等の問題がある。本発明は、注入されるオイルを混練
物に対して確実にかつ効果的に混合させることを目的と
する。 【解決手段】 密閉された混練室6内に互いに逆方向に
回転する対をなす混練用ロータを備えた混練装置1にお
いて、上記混練室6を形成する槽本体2の下部中央部に
混練室6内の混練物にオイルを噴射混入するオイル注入
器20を取付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は混練装置、特に密閉
された混練室内に互いに逆方向に回転する対をなす混練
用ロータを備えた加圧式混練装置において、例えばゴム
素材に対して可塑材等の各種オイルを注入する注入器を
取付けた混練装置に関する。
【0002】
【従来の技術】混練装置において混練物質としてゴム素
材の混練作業に際し、可塑材等としてプロセスオイル等
のオイルの注入する方法としては、一般に混練室を覆う
上部の蓋側から注入する手段が採られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの方法は、混
練物が注入器のノズルの目を塞ぐ恐れはないが、注入さ
れたオイルは混練物の上面に停滞して混合は均等に行わ
れず、しかも上方に撥ね上げられ、蓋との隙間から飛
散、付近を汚損する等の問題がある。本発明はかゝる点
に鑑み、注入されるオイルを混練物に対して確実にかつ
効果的に混合させることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の混練装置は、密閉された混練室内に互いに逆
方向に回転する対をなす混練用ロータを備えた混練装置
において、上記混練室を形成する槽本体の下部中央部に
混練室内の混練物にオイルを噴射混入するオイル注入器
を備えたことを特徴とするものである。
【0005】上記の構成からなる本発明は、オイル注入
器は混練室を形成する槽本体の下部中央部に混練室内に
向けて取付けたから、オイルは混練物内に直接噴射され
る。従って注入されるオイルは混練物と確実に混合させ
ることが出来る。
【0006】又第2の発明は、上記オイル注入器は混練
室内に対し出没可能の噴射ノズルを備え、該ノズルは常
時は槽本体内に没入し、オイル噴射時には混練室内に突
出してオイルを噴射することを特徴とするものである。
【0007】上記の構成からなる本発明は、噴射ノズル
は出没可能とし、常時は槽本体内に没入させることによ
り、噴射ノズル孔が混練物による目詰まりを生ずること
はない。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施例に
基づいて説明する。図において、混練装置1は周知の如
く断面略々U字状とした槽本体2と、その前後両面に取
付けられる側板3、4(図2においてその一部を示す)
と、押さえ蓋5とにより密閉式の混練室6を形成し、こ
の混練室内に対をなすロータ7、8を収納する。なお、
この槽本体2には加熱流体収納用ジャケット9を形成す
る。
【0009】上記槽本体2の底部は両ロータ7、8の回
転に沿う形状に屈曲してその交点は上方に突出した突起
部10を形成し、該突起部10の中間部に熱電対11を
その先端が混練室6内に突出するよう取付けられる。
【0010】本発明は、上記混練室6内にオイルを噴射
するオイル注入器20を複数個(図例は4個)取付け
る。このオイル注入器20は、槽本体2の下部突起部1
0に形成された挿入孔21に挿入される筒状注入器本体
22と、該本体22内に挿入される噴射ノズル23と、
この噴射ノズル23の昇降用流体シリンダ24とを備え
る。噴射ノズル23は軸心に沿ったオイル流通孔25
と、ノズル先端に横方向に穿孔された噴射孔26を形成
し、注入器本体22とノズル23との間に油溜まり27
を形成し、該本体22には油溜まり27に開口するオイ
ル供給管28を接続し、ノズル23には油溜まり27に
開口する連通孔29を穿孔する。オイル注入器は注入す
るオイルの種類に応じて取り付ける数を増減することに
より、品種異なるオイルと混合することなく、均一に混
練物に供給することが可能となる。
【0011】上記噴射ノズル23は、常時は先端に形成
された噴射孔26が槽本体2の下部突起部10内に没入
する位置(図4の位置)に下降して保持され、オイル噴
出時にはシリンダ24の作用により上昇して、図1、図
2及び図3に示す如く、噴射孔26は混練室6内に開口
する位置まで押し上げられる。この際、噴射孔26は、
好ましくは斜め下方に向けて、かつ両側の噴射孔は両ロ
ータ7、8側に向けて穿孔する。これはロータ7、8は
図1に示す如く回転しており、これに添った方向に穿孔
することにより、目詰まり防止に有効である。
【0012】上記構成において、オイルの注入時には、
流体シリンダ24を作動し、噴射ノズル23を上昇さ
せ、オイルを混練室6内に噴射する。所定量の噴射が終
われば、シリンダ24を作動して噴射ノズル23を下降
させる。これにより混練作業時には、混練物がノズル2
3の噴射孔26に目詰まりを生ずることはない。
【0013】
【発明の効果】以上の如く本発明によるときは、オイル
注入器20を槽本体の下部中央突起部に位置して取付け
たから、注入されるオイルは混練物との混合は確実に行
うことができ、従来の上部より供給による比重の相違等
による混合の不具合な点、及び機外への洩れ等の欠点を
解消することができる。また上記オイル注入器のオイル
噴射ノズルは、混練室内に出没可能に取付け、オイル噴
射時のみ、混練室内に突出してオイルを噴射することに
より、オイルを噴射しない単なる混練作業時には、該混
練物による噴射ノズルの目詰まりを防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の混練装置の縦断面図である。
【図2】図1におけるXーX線に沿う顔面図である。
【図3】オイル注入器の縦断面図である。
【図4】オイル注入器のオイル噴射ノズルの没入した状
態の説明図である。
【符号の説明】
1 混練装置 2 槽本体 6 混練室 20 オイル注入器 23 噴射ノズル 26 噴射孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉された混練室内に互いに逆方向に回
    転する対をなす混練用ロータを備えた混練装置におい
    て、上記混練室を形成する槽本体の下部中央部に混練室
    内の混練物にオイルを噴射混入するオイル注入器を備え
    たことを特徴とする混練装置。
  2. 【請求項2】 オイル注入器は混練室内に対し出没可能
    の噴射ノズルを備え、該ノズルは常時は槽本体内に没入
    し、オイル噴射時には混練室内に突出してオイルを噴射
    することを特徴とする請求項1記載の混練装置。
JP01334398A 1998-01-06 1998-01-06 混練装置 Expired - Fee Related JP3169575B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01334398A JP3169575B2 (ja) 1998-01-06 1998-01-06 混練装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01334398A JP3169575B2 (ja) 1998-01-06 1998-01-06 混練装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11197483A true JPH11197483A (ja) 1999-07-27
JP3169575B2 JP3169575B2 (ja) 2001-05-28

Family

ID=11830481

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP01334398A Expired - Fee Related JP3169575B2 (ja) 1998-01-06 1998-01-06 混練装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3169575B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002043936A1 (fr) * 2000-11-30 2002-06-06 Idemitsu Technofine Co., Ltd. Procede de production d'une feuille pour laser et feuille pour laser
JP2002200418A (ja) * 2000-12-28 2002-07-16 Kubota Corp 加水混合機
JP2005185903A (ja) * 2003-12-24 2005-07-14 Naris Cosmetics Co Ltd 粉体用オイル噴霧設備

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002043936A1 (fr) * 2000-11-30 2002-06-06 Idemitsu Technofine Co., Ltd. Procede de production d'une feuille pour laser et feuille pour laser
JP2002200418A (ja) * 2000-12-28 2002-07-16 Kubota Corp 加水混合機
JP2005185903A (ja) * 2003-12-24 2005-07-14 Naris Cosmetics Co Ltd 粉体用オイル噴霧設備

Also Published As

Publication number Publication date
JP3169575B2 (ja) 2001-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4624606A (en) Foundation improvement process and apparatus thereof
JPS64995Y2 (ja)
DE2927488C2 (ja)
JPH11197483A (ja) 混練装置
JP3098208B2 (ja) シールド掘進機の同時裏込注入装置
KR100349938B1 (ko) 프린터용카트리지의잉크충진장치
JPS5830966B2 (ja) 薬液注入工法
JPH04115014A (ja) 高圧噴流水を利用した硬化材注入による地盤改良工法
JPS62174412A (ja) 地盤硬化層の造成方法及びその装置
KR200226656Y1 (ko) 그라우팅 주입장치
KR20020057301A (ko) 그라우팅 주입장치
JP3911121B2 (ja) 杭頭処理装置および杭頭処理方法
JP3671280B2 (ja) 地盤改良工法
JP2012136844A (ja) 多重管の先端から高圧流体を噴射して地盤を改良する地盤改良装置
CN110359893B (zh) 矿井喷射压裂装置及作业方法
KR200255661Y1 (ko) 그라우트 약액 주입장치
KR102357083B1 (ko) 용융금속의 비산 억제 장치 및 이를 이용한 침지노즐
JPS5827364B2 (ja) 地盤改良工法及びその装置
JP2863157B1 (ja) 砂質土地盤における硬化材注入工法
JP2004150073A (ja) 高圧噴射撹拌工法
KR860001186B1 (ko) 토질 안정화 장치
JPH02261121A (ja) 現場打コンクリート杭の杭頭部処理方法
KR101803779B1 (ko) 약액 주입 기능이 향상된 그라우팅용 선단장치를 이용한 그라우팅 시공방법
KR830009323A (ko) 지반주입재(地盤注入材)의 주입방법과 그 장치
JP2994221B2 (ja) 反応射出成形機のミキシングヘッド

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees