JPH11197466A - スパイラル型膜エレメント用ベッセルおよびスパイラル型膜モジュール - Google Patents

スパイラル型膜エレメント用ベッセルおよびスパイラル型膜モジュール

Info

Publication number
JPH11197466A
JPH11197466A JP457298A JP457298A JPH11197466A JP H11197466 A JPH11197466 A JP H11197466A JP 457298 A JP457298 A JP 457298A JP 457298 A JP457298 A JP 457298A JP H11197466 A JPH11197466 A JP H11197466A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spiral
membrane element
vessel
type membrane
spiral membrane
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP457298A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Himeno
誠 姫野
Hajime Hisada
肇 久田
Yuji Nishida
祐二 西田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Denko Corp filed Critical Nitto Denko Corp
Priority to JP457298A priority Critical patent/JPH11197466A/ja
Publication of JPH11197466A publication Critical patent/JPH11197466A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 定常運転および逆流洗浄を繰り返しても高い
シール信頼性が確保される透過液両端取り出し構造のス
パイラル型膜エレメント用ベッセルおよびそれを用いた
スパイラル型膜モジュールを提供することである。 【解決手段】 スパイラル型膜エレメント用ベッセル
は、円筒形状の耐圧管1および2つの端板2から構成さ
れる。アダプタ5の一端部にスプリングワッシャー4が
はめ込まれ、端板2の中央部の透過水ノズル3に液密に
装着される。アダプタ5の他端部はスパイラル型膜エレ
メント7の集水管71に液密に装着される。スプリング
ワッシャー4によりアダプタ5を軸方向に押し込んでス
パイラル型膜エレメント7の集水管71を両側から押さ
え込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スパイラル型膜エ
レメントを収容するスパイラル型膜エレメント用ベッセ
ルおよびそれを用いたスパイラル型膜モジュールに関す
る。
【0002】
【従来の技術】液体の分離または濃縮を行うためにスパ
イラル型膜エレメントが用いられる。そのスパイラル型
膜エレメントはベッセル(圧力容器)内に装填された状
態でスパイラル型膜モジュールとして運転される。
【0003】図3(a),(b)は透過水片端取り出し
構造のベッセルを用いた従来のスパイラル型膜モジュー
ルの軸方向の断面図および側面図である。なお、図3
(a)は図3(b)におけるX−X線断面を示す。
【0004】スパイラル型膜エレメント用ベッセルは、
耐圧管21および2つの端板22から構成される。一方
の端板22には供給水入口23aが設けられ、中央部に
ボルト29が取り付けられている。他方の端板22には
濃縮水出口23bが設けられ、中央部に透過水出口24
が形成されている。これらの端板22は、耐圧管21の
両端部にスタッドボルト32により脱着可能に取り付け
られる。
【0005】このような透過水片端取り出し構造のベッ
セルに複数のスパイラル型膜エレメント27を装填する
場合には、スパイラル型膜エレメント27の集水管28
の一端部と供給水入口23aを有する端板22との間に
キャップ25を液密に装着するとともに、スパイラル型
膜エレメント27の集水管28の他端部と他のスパイラ
ル型膜エレメント27の集水管28の一端部とをインタ
コネクタ26により液密に連結する。そして、スパイラ
ル型膜エレメント27の集水管28の他端部と他方の端
板22の透過水出口24とをアダプタ28を介して脱着
可能な状態で液密に連結する。なお、キャップ25、イ
ンタコネクタ26およびアダプタ28の内周面には、O
リング35,36,38がそれぞれ装着されている。こ
のようにして、スパイラル型膜モジュールが構成され
る。
【0006】定常運転時には、供給水(原水)が供給水
入口23aからベッセル内に導入される。ベッセル内に
導入された供給水は、スパイラル型膜エレメント27の
一方の端面側から内部に侵入し、分離膜を透過して透過
水として集水管28の内部に導出される。その透過水は
透過水出口24から外部に取り出される。また、スパイ
ラル型膜エレメント27の他方の端面側から導出された
濃縮水は濃縮水出口23bから外部に取り出される。
【0007】一般に、ベッセルおよびスパイラル型膜エ
レメントの双方には寸法公差があるため、ベッセル内の
全長方向に複数のスパイラル型膜エレメントを隙間なく
装填することは事実上困難である。
【0008】そこで、上記の透過水片端取り出し構造の
ベッセルに複数のスパイラル型膜エレメント27を装填
する場合には、ベッセルの全長を複数のスパイラル型膜
エレメント27の最大公差の和よりも若干長く設定し、
一方の端板22とスパイラル型膜エレメント27の集水
管28の端部との間に装着したキャップ25をボルト2
9で押さえ付ける。これにより、ベッセルと複数のスパ
イラル型膜エレメント27との間に発生した隙間を大ま
かに調整し、集水管28の連結部でのシール漏れを防止
している。
【0009】一方、透過水両端取り出し構造のベッセル
に複数のスパイラル型膜エレメントを装填する場合に
は、複数のスパイラル型膜エレメントの集水管の端部ど
うしをインタコネクタにより連結するとともに、両端の
スパイラル型膜エレメントの集水管の端部をアダプタを
介してベッセルの端板と連結する。
【0010】透過水両端取り出し構造のベッセルにおい
ては、両方の端板の中央部に透過水出口が設けられてい
るので、透過水片端取り出し構造のベッセルでキャップ
25を押さえ付けるようにアダプタをボルトで押さえ付
けることができない。そのため、ベッセルおよびスパイ
ラル型膜エレメントの個々の寸法公差による隙間が存在
した状態で運転を行うこととなる。ただし、最大の隙間
が発生しても液密性が確保されるようにOリングの位置
が設定されている。
【0011】スパイラル型膜エレメントにおける膜の目
詰まりにより透過水量が低下した場合に、その透過水量
を回復する方法の1つとして透過水出口の側から洗浄液
を流す逆流洗浄という方法が用いられる。この逆流洗浄
は、ヘッド差または加圧により透過水出口から洗浄液を
導入することにより実施される。例えば限外濾過膜を用
いたスパイラル型膜エレメントの場合には、10〜30
分の運転ごとに30秒〜3分の逆流洗浄を行っている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】透過水両端取り出し構
造のベッセルを用いた場合には、上記のように、ベッセ
ルおよびスパイラル型膜エレメントの寸法公差による隙
間が生じた状態で運転が行われる。そのため、供給水入
口からベッセル内に供給水が圧入された際に、複数のス
パイラル型膜エレメントはベッセルの両端部にずれる。
この状態で逆流洗浄を実施した場合、両方の端板の透過
水出口から洗浄液が導入されるので、複数のスパイラル
型膜エレメントはベッセルの中央部にずれる。逆流洗浄
の終了後に定常運転を行うと、複数のスパイラル型膜エ
レメントはベッセルの両端部へずれる。
【0013】上記のように、逆流洗浄はかなり高い頻度
で実施されるので、スパイラル型膜エレメントのずれの
繰り返しによりアダプタのOリングおよびインタコネク
タのOリングが磨耗し、スパイラル型膜エレメントの集
水管とアダプタとの間のシール部およびスパイラル型膜
エレメントの集水管とインタコネクタとの間のシール部
から液漏れが発生することがある。
【0014】本発明の目的は、定常運転および逆流洗浄
を繰り返しても高いシール信頼性が確保される透過液両
端取り出し構造のスパイラル型膜エレメント用ベッセル
およびそれを用いたスパイラル型膜モジュールを提供す
ることである。
【0015】
【課題を解決するための手段および発明の効果】本発明
に係るスパイラル型膜エレメント用ベッセルは、スパイ
ラル型膜エレメントを収容するための筒状体の両端の開
口部に透過液出口を有する1対の端面閉塞部材が取り付
けられてなるスパイラル型膜エレメント用ベッセルにお
いて、少なくとも一方の端面閉塞部材の透過液出口にス
パイラル型膜エレメントの集水管を軸方向に押圧する弾
性部材が装着されたものである。
【0016】本発明に係るスパイラル型膜エレメント用
ベッセルにおいては、弾性部材によりベッセル内に装填
されたスパイラル型膜エレメントを軸方向へ押さえつけ
ることにより、ベッセルおよびスパイラル型膜エレメン
トの寸法公差により発生する隙間を完全になくすことが
可能となる。
【0017】それにより、定常運転および逆流洗浄を繰
り返し行っても、複数のスパイラル型膜エレメントの軸
方向への動きが十分に抑制されるので、シール部の磨耗
が防止される。その結果、長期間にわたって高いシール
信頼性を確保することができる。
【0018】特に、弾性部材はスプリング部材であって
もよい。この場合、スプリング部材によりスパイラル型
膜エレメントを軸方向に押さえ込むことができる。
【0019】また、スプリング部材はスプリングワッシ
ャーであってもよい。この場合、スプリングワッシャー
によりスパイラル型膜エレメントを軸方向に押さえ込む
ことができる。
【0020】さらに、少なくとも一方の端面閉塞部材の
透過液出口にスパイラル型膜エレメントの集水管と液密
に連結されるアダプタが装着され、弾性部材は少なくと
も一方の端面閉塞部材の透過液出口とアダプタとの間に
介挿されてもよい。この場合、弾性部材によりアダプタ
を軸方向に押さえつけることによりスパイラル型膜エレ
メントを軸方向に押さえ込むことができる。
【0021】本発明に係るスパイラル型膜モジュール
は、筒状体の両端の開口部に透過液出口を有する1対の
端面閉塞部材が取り付けられたベッセルの内部に集水管
を有するスパイラル型膜エレメントが装填されてなるス
パイラル型膜モジュールにおいて、ベッセルの少なくと
も一方の端面閉塞部材の透過液出口にスパイラル型膜エ
レメントの集水管を軸方向に押圧する弾性部材が装着さ
れたものである。
【0022】本発明に係るスパイラル型膜モジュールに
おいては、弾性部材によりベッセル内に装填されたスパ
イラル型膜エレメントを軸方向へ押さえつけることによ
り、ベッセルおよびスパイラル型膜エレメントの寸法公
差により発生する隙間を完全になくすことが可能とな
る。
【0023】それにより、定常運転および逆流洗浄を繰
り返し行っても、複数のスパイラル型膜エレメントの軸
方向への動きが十分に抑制されるので、シール部の磨耗
を防止することができる。その結果、長期間にわたって
高いシール信頼性を確保することができる。
【0024】特に、弾性部材はスプリング部材であって
もよい。この場合、スプリング部材によりスパイラル型
膜エレメントを軸方向に押さえ込むことができる。
【0025】また、スプリング部材はスプリングワッシ
ャーであってもよい。この場合、スプリングワッシャー
によりスパイラル型膜エレメントを軸方向に押さえ込む
ことができる。
【0026】さらに、少なくとも一方の端面閉塞部材の
透過液出口とスパイラル型膜エレメントの集水管との間
にアダプタが液密に装着され、弾性部材は少なくとも一
方の端面閉塞部材の透過液出口とアダプタとの間に介挿
されてもよい。この場合、弾性部材によりアダプタを軸
方向に押さえつけることによりスパイラル型膜エレメン
トを軸方向に押さえ込むことができる。
【0027】
【発明の実施の形態】図1(a),(b)は本発明の一
実施例における透過水両端取り出し構造のスパイラル型
膜エレメント用ベッセルを用いたスパイラル型膜モジュ
ールの軸方向の断面図および側面図である。図1におい
て、(a)は(b)におけるA−A線断面を示す。ま
た、図2は図1のスパイラル型膜モジュールの一部の拡
大断面図である。
【0028】図1において、スパイラル型膜エレメント
用ベッセルは、円筒形状の耐圧管(筒状体)1および2
つの端板(端面閉塞部材)2から構成される。耐圧管1
は、FRP(繊維強化プラスチック)、その他の樹脂ま
たは金属等により形成される。また、端板2は、PVC
(ポリ塩化ビニル)、その他の樹脂または金属等により
形成される。
【0029】耐圧管1の外周面の一方の端部側に供給水
入口(供給水ポート)11aが形成され、その供給水入
口11aとは180度反対側の他方の端部側にエア抜き
口(エア抜きポート)11bが形成されている。エア抜
き口11bは、使用時には閉じられる。
【0030】供給水入口11aおよびエア抜き口11b
は、雄ねじ形状、パイプ形状、継ぎ手形状(例えばヴィ
クトリックジョイント)のいずれであってもよい。
【0031】耐圧管1の両端部には、端板2を取り付け
るためのスタッドボルト12がはめ込まれている。この
スタッドボルト12には、ナット13が螺合している。
また、耐圧管1の両端面にはOリング溝が設けられ、そ
のOリング溝内にOリング16が装着されている。これ
により、耐圧管1と端板2とが液密にシールされる。
【0032】ベッセルの内部には、スプリングワッシャ
ー(弾性部材)4、アダプタ5およびインタコネクタ6
を介して複数のスパイラル型膜エレメント7が装填され
ている。スパイラル型膜エレメント7は、例えば限外濾
過膜からなる分離膜および集水管71を備える。
【0033】各端板2の中央部の孔に透過水ノズル3が
取り付けられている。図2に示すように、アダプタ5
は、小さな径を有する一端部と大きな径を有する他端部
とを有する。このアダプタ5の外周面の一端部側にOリ
ング溝が設けられ、そのOリング溝内にOリング52が
装着されている。また、アダプタ5の内周面の他端部側
にOリング溝が設けられ、そのOリング溝内にOリング
51が装着されている。アダプタ5の一端部が端板2の
透過水ノズル3に装着され、他端部がスパイラル型膜エ
レメント7の集水管71に装着される。それにより、ア
ダプタ5は、透過水ノズル3とスパイラル型膜エレメン
ト7の集水管71との間に液密に装着される。
【0034】また、アダプタ5の小さな径を有する一端
部にスプリングワッシャー4がはめ込まれ、端板2とア
ダプタ5の段差面との間に挟み込まれている。図1のナ
ット13を締め上げることにより、端板2とアダプタ5
との間にはめ込まれたスプリングワッシャー4を押さえ
込むことができる。それにより、スプリングワッシャー
4によりアダプタ5が軸方向に押さえつけられ、スパイ
ラル型膜エレメント7の集水管71がベッセルの内部で
軸方向に押さえ込まれる。
【0035】インタコネクタ6の内周面にもOリング溝
が設けられ、そのOリング溝内にOリング61が装着さ
れている。
【0036】次に、図1のスパイラル型膜モジュールの
組み立て手順を以下に示す。 予め一方の端板2を耐圧管1の一端部に装着してお
く。
【0037】1つのスパイラル型膜エレメント7の集
水管71の一端部にアダプタ5を装着するとともに、ア
ダプタ5にスプリングワッシャー4を装着する。そし
て、そのスパイラル型膜エレメント7を耐圧管1内に装
填し、アダプタ5を端板2に装着する。
【0038】スパイラル型膜エレメント7の集水管7
1の他端部にインタコネクタ6を装着する。そして、次
のスパイラル型膜エレメント7を耐圧管1内に装填し、
そのスパイラル型膜エレメント7の集水管71の一端部
をインタコネクタ6に装着する。この操作を所定の本数
のスパイラル型膜エレメント7について繰り返すことに
より、耐圧管1内で複数のスパイラル型膜エレメント7
どうしを液密に連結する。
【0039】最後のスパイラル型膜エレメント7の集
水管71の端部にアダプタ5を装着するとともに、アダ
プタ5にスプリングワッシャー4を装着する。そして、
アダプタ5を他方の端板2に装着するとともに、その端
板2をスタッドボルト12で耐圧管1の端部に取り付け
る。
【0040】ナット13を締め上げて端板2とアダプ
タ5との間に挟み込まれたスプリングワッシャー4を押
さえ込むことにより、ベッセル、複数のスパイラル型膜
エレメント7、アダプタ5およびインタコネクタ6の寸
法公差により発生する隙間をなくす。以上でスパイラル
型膜モジュールの組み立てが完了する。
【0041】本実施例のスパイラル型膜モジュールの定
常運転時には、供給水入口11aから供給水がベッセル
内に導入され、両端のアダプタ一体型透過水ノズル3か
ら透過水が取り出される。また、逆流洗浄時には、両端
のアダプタ一体型透過水ノズル3から洗浄液が導入さ
れ、供給水入口11aから洗浄液が取り出される。
【0042】上記のように、本実施例のスパイラル型膜
エレメント用ベッセルを用いたスパイラル型膜モジュー
ルでは、スプリングワッシャー4によりアダプタ5を介
してスパイラル型膜エレメント7を両側から軸方向に押
さえ込むことにより、ベッセル、スパイラル型膜エレメ
ント7、アダプタ5およびインタコネクタ6の寸法公差
により発生する隙間を完全になくすことが可能となる。
【0043】それにより、定常運転および逆流洗浄を繰
り返し行っても、複数のスパイラル型膜エレメント7の
軸方向への動きが十分に抑制される。したがって、アダ
プタ5のOリング51,52およびインタコネクタ6の
Oリング61が磨耗せず、液漏れが生じない。その結
果、高い信頼性を有するスパイラル型膜モジュールが提
供される。
【0044】なお、上記実施例では、弾性部材としてス
プリングワッシャー4を用いているが、スプリングワッ
シャー4の代わりにスプリング等の他のスプリング部材
を用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における透過水両端取り出し
構造のスパイラル型膜エレメント用ベッセルを用いたス
パイラル型膜モジュールの軸方向の断面図および側面図
である。
【図2】図1のスパイラル型膜モジュールの一部の拡大
断面図である。
【図3】従来の片端取り出し構造のスパイラル型膜エレ
メント用ベッセルを用いたスパイラル型膜モジュールの
軸方向の断面図および側面図である。
【符号の説明】
1 耐圧管 2 端板 3 アダプタ一体型透過水ノズル 3 透過水ノズル 4 スプリングワッシャー 5 アダプタ 6 インタコネクタ 7 スパイラル型膜エレメント 11a 供給水入口 71 集水管 51,52,61 Oリング

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スパイラル型膜エレメントを収容するた
    めの筒状体の両端の開口部に透過液出口を有する1対の
    端面閉塞部材が取り付けられてなるスパイラル型膜エレ
    メント用ベッセルにおいて、少なくとも一方の端面閉塞
    部材の前記透過液出口にスパイラル型膜エレメントの集
    水管を軸方向に押圧する弾性部材が装着されたことを特
    徴とするスパイラル型膜エレメント用ベッセル。
  2. 【請求項2】 前記弾性部材はスプリング部材であるこ
    とを特徴とする請求項1記載のスパイラル型膜エレメン
    ト用ベッセル。
  3. 【請求項3】 前記スプリング部材はスプリングワッシ
    ャーであることを特徴とする請求項2記載のスパイラル
    型膜エレメント用ベッセル。
  4. 【請求項4】 前記少なくとも一方の端面閉塞部材の前
    記透過液出口に前記スパイラル型膜エレメントの集水管
    と液密に連結されるアダプタが装着され、前記弾性部材
    は前記少なくとも一方の端面閉塞部材の前記透過液出口
    と前記アダプタとの間に介挿されたことを特徴とする請
    求項1、2または3記載のスパイラル型膜エレメント用
    ベッセル。
  5. 【請求項5】 筒状体の両端の開口部に透過液出口を有
    する1対の端面閉塞部材が取り付けられたベッセルの内
    部に集水管を有するスパイラル型膜エレメントが装填さ
    れてなるスパイラル型膜モジュールにおいて、前記ベッ
    セルの少なくとも一方の端面閉塞部材の前記透過液出口
    に前記スパイラル型膜エレメントの前記集水管を軸方向
    に押圧する弾性部材が装着されたことを特徴とするスパ
    イラル型膜モジュール。
  6. 【請求項6】 前記弾性部材はスプリング部材であるこ
    とを特徴とする請求項5記載のスパイラル型膜モジュー
    ル。
  7. 【請求項7】 前記スプリング部材はスプリングワッシ
    ャーであることを特徴とする請求項6記載のスパイラル
    型膜モジュール。
  8. 【請求項8】 前記少なくとも一方の端面閉塞部材の前
    記透過液出口と前記スパイラル型膜エレメントの前記集
    水管との間にアダプタが液密に装着され、前記弾性部材
    は前記少なくとも一方の端面閉塞部材の前記透過液出口
    と前記アダプタとの間に介挿されたことを特徴とする請
    求項5、6または7記載のスパイラル型膜モジュール。
JP457298A 1998-01-13 1998-01-13 スパイラル型膜エレメント用ベッセルおよびスパイラル型膜モジュール Pending JPH11197466A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP457298A JPH11197466A (ja) 1998-01-13 1998-01-13 スパイラル型膜エレメント用ベッセルおよびスパイラル型膜モジュール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP457298A JPH11197466A (ja) 1998-01-13 1998-01-13 スパイラル型膜エレメント用ベッセルおよびスパイラル型膜モジュール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11197466A true JPH11197466A (ja) 1999-07-27

Family

ID=11587761

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP457298A Pending JPH11197466A (ja) 1998-01-13 1998-01-13 スパイラル型膜エレメント用ベッセルおよびスパイラル型膜モジュール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11197466A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001179058A (ja) * 1999-12-24 2001-07-03 Nitto Denko Corp スパイラル型膜エレメントおよびスパイラル型膜モジュールの運転方法ならびにスパイラル型膜モジュール
JP2002153706A (ja) * 2000-11-15 2002-05-28 Japan Organo Co Ltd ろ過エレメントのコアソケット及びろ過エレメント
JP2007533451A (ja) * 2004-04-22 2007-11-22 ベカルト プログレッシブ コンポジッツ コーポレーション 円筒形ろ過カートリッジを保持する圧力容器
JP2011067793A (ja) * 2009-09-28 2011-04-07 Kurita Water Ind Ltd イオン交換装置
CN102976480A (zh) * 2011-09-03 2013-03-20 高俊 弹簧式微孔透气膜
KR101892629B1 (ko) * 2018-02-13 2018-08-27 도레이케미칼 주식회사 나권형 필터모듈 및 나권형 필터모듈 제조방법
WO2021261324A1 (ja) * 2020-06-25 2021-12-30 東洋紡株式会社 中空糸膜モジュール

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001179058A (ja) * 1999-12-24 2001-07-03 Nitto Denko Corp スパイラル型膜エレメントおよびスパイラル型膜モジュールの運転方法ならびにスパイラル型膜モジュール
JP2002153706A (ja) * 2000-11-15 2002-05-28 Japan Organo Co Ltd ろ過エレメントのコアソケット及びろ過エレメント
JP2007533451A (ja) * 2004-04-22 2007-11-22 ベカルト プログレッシブ コンポジッツ コーポレーション 円筒形ろ過カートリッジを保持する圧力容器
JP2011067793A (ja) * 2009-09-28 2011-04-07 Kurita Water Ind Ltd イオン交換装置
CN102976480A (zh) * 2011-09-03 2013-03-20 高俊 弹簧式微孔透气膜
KR101892629B1 (ko) * 2018-02-13 2018-08-27 도레이케미칼 주식회사 나권형 필터모듈 및 나권형 필터모듈 제조방법
WO2021261324A1 (ja) * 2020-06-25 2021-12-30 東洋紡株式会社 中空糸膜モジュール

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4517085A (en) Filtration devices
US6190557B1 (en) Spiral wound type membrane element, running method and washing method thereof
EP2760568B1 (en) Self sealing membrane contactor with fluoropolymer tubular membranes
AU2013101711A4 (en) Hollow fiber membrane module and hollow fiber membrane module unit
KR20040089599A (ko) 집수 헤더 및 막 모듈 유닛
JPH11197466A (ja) スパイラル型膜エレメント用ベッセルおよびスパイラル型膜モジュール
AU745678B2 (en) Joint structure for filtration membrane module
US20120228208A1 (en) Interconnector for filtration apparatus with reduced permeate pressure loss
JPH11197464A (ja) スパイラル型膜エレメント用ベッセルおよびスパイラル型膜モジュール
JPH11197463A (ja) スパイラル型膜エレメント用ベッセルおよびスパイラル型膜モジュール
US5100549A (en) Tubular membrane module
JPH07194948A (ja) バイパス防止フランジを備えたうず巻き形ろ過モジュール
US5141640A (en) Tubular membrane module for separation
JP3272847B2 (ja) 複数結合型中空糸膜モジュール
US20240042386A1 (en) Liquid purification system
CN211896175U (zh) 滤芯、滤芯组件和净水机
CN210078966U (zh) 用于滤水设备的便拆式过滤管
CN105642119A (zh) 一种外压式超滤中央净水机
JPS58163404A (ja) 流体分離装置
JPH10137553A (ja) 継ぎ手を有する濾過膜カートリッジ
JP3578809B2 (ja) 分離膜モジュール
JP3200651U (ja) 中空糸膜モジュール
JP4228324B2 (ja) 流体分離素子
CN219239474U (zh) 一种全自动一体式超纯水机
JPH031111Y2 (ja)