JPH11193138A - シート給送装置及びシート処理装置 - Google Patents

シート給送装置及びシート処理装置

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JPH11193138A
JPH11193138A JP10000554A JP55498A JPH11193138A JP H11193138 A JPH11193138 A JP H11193138A JP 10000554 A JP10000554 A JP 10000554A JP 55498 A JP55498 A JP 55498A JP H11193138 A JPH11193138 A JP H11193138A
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sheet
sheets
tray
air
sheet bundle
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JP10000554A
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Masashige Shirai
正成 白井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トレイ上に積載されているシート束の上位の
数枚のシートを確実に捌き1枚ずつに分離して、搬送ベ
ルトによる連れ出しが生じないようにする。 【解決手段】 トレイ104上に積載されているシート
束S3の搬送方向先端側の端面に向けてノズル103−
1からエアa1が吹き付けられる。このエアa1でシー
ト束S3を捌き1枚ずつに分離する。吸引ダクト111
がシート束S3の上位のシートを吸引して搬送ベルト1
10に吸着させる。ノズル103−2から吹き出したエ
アa2が搬送ベルト110に吸着された複数枚のシート
から最上位のシート以外を分離する。しかし、シート束
S3の搬送方向先端側に折れやカールが付いている場合
にはシート束S3の上位の数枚のシートはエアa1によ
って1枚ずつに分離されない。このため、ここでは、ノ
ズル103−1からエアa1が吹き付けられている時に
シート束S3の搬送方向先端側を揺動トレイ124によ
ってシート束S3の積載方向に揺動させている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1枚ずつ給送され
たシートに対して所定の処理を行うシート処理装置に用
いられるシート給送装置に関する。
【0002】なお、ここで言うシート処理装置を代表す
るものには、例えば、1枚ずつ給送されたシート(記録
材)に対して所定の画像を形成する画像形成装置(プリ
ンタ、複写機、ファクシミリ等)や、1枚ずつ給送され
たシート(原稿)の画像を読み取る画像読取装置等があ
る。
【0003】
【従来の技術】シート処理装置には、積載されているシ
ートを1枚ずつ給送するためのシート給送装置が備えら
れている。
【0004】従来のシート処理装置に備えられているシ
ート給送装置は、給紙ローラの回転摩擦によって、シー
ト積載手段上に積載されたシートを繰り出す方式のもの
が一般的である。
【0005】しかし、この方式のシート給送装置の場
合、給紙ローラの表面をゴム等の弾性体で構成してお
り、その給紙性能は給紙ローラの表面の摩擦係数による
ところが大きい。
【0006】従って、摩擦による給紙ローラの外形変
化、給紙ローラの材質の経時変化、紙粉の付着等による
給紙ローラの表面の摩擦係数の変化等により給紙性能が
安定しなかったり、各種の表面状態の違うシートに対応
しきれないという欠点があった。
【0007】そこで、このような給紙ローラ方式のシー
ト給送装置に代わるものとして、昨今、エアの吹付力及
び吸引力を利用して、シート積載手段上に積載されてい
るシートを1枚ずつ分離して搬送するエア方式のシート
給送装置が種々提案されている。
【0008】図4に、既に知られているエア方式のシー
ト給送装置の一例を示す。
【0009】本シート給送装置100Aは、シートSを
積載するシート積載部101と、同シート積載部101
に積載されているシートSを最上位のシートから1枚ず
つ搬送するシート搬送部102と、シート積載部101
に積載されているシート束を捌くためのエアa1の吹付
けとシート搬送部102が搬送を開始した最上位のシー
トから2枚目以降のシートを分離するためのエアa2の
吹付けを行うエア吹付部103と、を備えて構成されて
いる。
【0010】シート積載部101は、シートSを積載す
るためのトレイ(シート積載手段)104と、同トレイ
104上に積載されているシート束の最上面が設定され
ている給紙レベル(後述する吸引ダクト111の吸引能
力にてシートを吸引可能なレベル)Lに達しているか否
かを検知するための給紙レベル検知センサ(給紙レベル
検知手段)105と、を具備している。
【0011】トレイ104は昇降動可能である。トレイ
104は高さ方向に伸縮可能で水平支持可能なX形の支
持脚106によって支持されていると共に、ドラム10
7に巻回されているワイヤ108によって吊持されてい
る。ドラム107はモータ109の駆動で回転する。
【0012】図4において、ドラム107を反時計回り
方向に回転させると、ワイヤ108が巻き戻され、トレ
イ104は自重により降下して行く。これに伴い、支持
脚106は縮小する。また、ドラム107を時計回り方
向に回転させると、ワイヤ108が巻き取られ、トレイ
104はワイヤ108に引っ張られて上昇して行く。こ
れに伴い、支持脚106は伸長する。
【0013】トレイ104上のシートSを給送する時に
は、上述のようにしてトレイ104を上昇させてシート
束の最上面が給紙レベル検知センサ105で検知される
レベルにセットしておく。
【0014】シートSの給送を繰り返して行くと、シー
ト束の最上面が設定されている給紙レベルLから下がっ
て行き、給紙レベル検知センサ105で検知されなくな
る。このような状況になった時、図示しない制御部はモ
ータ109を所定の方向(ドラム107が時計回り方向
に回転する方向)に駆動して、シート束の最上面が給紙
レベル検知センサ105に検知されるまでトレイ104
を上昇させる。
【0015】シート搬送部102は、シートSを搬送す
るための無端状の搬送ベルト(シート搬送手段)110
と、トレイ104上のシートSを吸引して搬送ベルト1
10に吸着させるための吸引ダクト(シート吸引手段)
111と、を具備している。
【0016】搬送ベルト110は複数個の小幅サイズの
ベルトによって構成されている。この小幅サイズの各搬
送ベルト110はシートSの幅方向に所定の間隔を置い
て配設されている(図2参照)。
【0017】搬送ベルト110は、所定の距離を隔てて
配置されている駆動プーリ112と従動プーリ113と
に巻き掛けられている。駆動プーリ112には図示しな
いモータの駆動が伝えられ、時計回り方向に回転するよ
うになっている。この方向が搬送ベルト110の周回方
向である。
【0018】搬送ベルト110は略水平状態にあるトレ
イ104に平行している。また、この搬送ベルト110
のベルト面の全域には、ベルトの内側からベルトの外側
のエアを吸引するための多数の小穴110−1が形成さ
れている(図2参照)。
【0019】吸引ダクト111は搬送ベルト110の内
側に設定されている。この吸引ダクト111には吸引用
の開口111ー1が設けられている。
【0020】ブロワ117を駆動して吸引ダクト111
内を負圧状態にすると、搬送ベルト111下にあるシー
トSが吸引されて搬送ベルト111に吸着される。この
時、吸引ダクトの吸引力は、ダクトの開口111−1、
ベルトの小穴110−1を介してシートSに作用する。
【0021】各搬送ベルト110用の吸引ダクト111
は設置上の関係から一体的に形成されている(図2参
照)。そして、図示しない仕切壁で区分されている。
【0022】各吸引ダクトとブロワ117は、配管11
4、分配弁115、配管116を介して接続している。
【0023】エア吹付部103はダクトである。このエ
ア吹付ダクト103は、シート積載部101の直下流部
の搬送ベルト110に近接した位置に設置されている。
このエア吹付ダクト103には、トレイ104上に積載
されているシート束の上流側端面に向けてエアa1を吹
き付けるノズル(エア吹付手段A)103−1と、搬送
ベルト110のベルト面に向けてエアa2を吹き付ける
ノズル(エア吹付手段B)103−2とが設けられてい
る。ノズル103−1、103−2は一方が開いている
時には他方が閉じている。これは図示しない切替え部材
によって選択的に切り替えられる。
【0024】エア吹付ダクト103には、配管118、
分配弁119、配管120を介してブロワ121が接続
されている。ブロワ121を駆動させてダクト103内
にエアを送り込むと、ノズル103−1からエアa1が
吹き出す。又はノズル103−2からエアa2が吹き出
す。
【0025】次に、本シート給送装置100Aの動作に
ついて説明する。
【0026】まず、トレイ104上に積載されているシ
ート束の最上面が設定されている給紙レベルLに達して
いるか否かを確認する。達していなければドラム113
を駆動して達するようにする。この状態でスタンバイす
る。
【0027】給紙スタート信号が入力した時点でブロワ
121が駆動し、ノズル103−1からシート束の端面
に向けてエアa1が吹き出す。このエアa1がシート束
の各シート間に入り、各シートが捌かれて1枚ずつに分
離する。そして、上位の数枚のシートが浮上する。
【0028】続いて、ブロワ117が駆動し、吸引ダク
ト111内を負圧状態にする。これにより、浮上したシ
ートが搬送ベルト110に吸着される。
【0029】続いて、駆動プーリ112が駆動し、搬送
ベルト110が時計回り方向に周回して、吸着したシー
トを搬送して行く。この搬送ベルト110の周回開始と
同時にノズル103−2からベルト面に向けてエアa2
が吹き出す。このエアa2により、搬送ベルト110に
吸着されている1枚目のシート(最上位のシート)から
2枚目以降のシートが分離する。分離した2枚目以降の
シートはトレイ104上に落下する。
【0030】搬送ベルト110に吸着されて搬送された
シート(最上位のシート)はシートガイド122−1、
122−2間に送り込まれ、引き抜きローラ対123の
ニップに到達する。そして、同ローラ対123に引き抜
かれて(ベルト面から剥されて)下流へと搬送されて行
く。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例の
シート給送装置100Aには、次のような問題点があ
る。
【0032】すなわち、トレイ104上に積載されてい
るシート束に折れやカールが付いている場合には、重送
やジャム等の給紙不良が生じ易い。このことを、図5及
び図6を用いて詳しく説明する。
【0033】図5は、先端側に上向きの折れが付いてい
るシート束S1がトレイ104上に積載されている場合
を示している。
【0034】この場合、ノズル103−1から吹き出し
たエアa1はシート束S1の上位の数枚のシート間には
吹き込まれない。これは、上位の数枚のシートはノズル
口に対向していないためである。このため、シート束S
1の上位の数枚のシートは1枚ずつに分離されない状態
にある。
【0035】従って、搬送ベルト110による連れ出し
が生じ、重送やジャム等の給紙不良につながる。
【0036】図6は、先端側に下向きの折れが付いてい
るシート束S2がトレイ104上に積載されている場合
を示している。
【0037】この場合、ノズル103−1から吹き出し
たエアa1はシート束S2の上位の数枚のシート間には
吹き込まれない。これは、ノズル口に対向するシート間
にエアa1が吹き込まれることによって上位の数枚のシ
ートは浮上してノズル口から外れてしまうためである。
このため、シート束S2の上位の数枚のシートは1枚ず
つに分離されない状態にある。
【0038】従って、搬送ベルト110による連れ出し
が生じ、重送やジャム等の給紙不良につながる。
【0039】そこで本発明は、上述の如き事情に鑑みて
なされたもので、シート積載手段上に積載されているシ
ート束の先端側に折れやカールが付いている場合でも、
シート束の先端面に向けて吹き付けられたエアが確実に
シート束の上位の数枚のシート間に入ってシート束の上
位の数枚のシートを確実に1枚ずつに分離することがで
きる、シート給送装置を提供することを目的とする。
【0040】
【課題を解決するための手段】本発明は、シートを積載
するシート積載手段と、前記シート積載手段上に積載さ
れているシート束の搬送方向先端側の端面に向けてシー
ト束のシートを1枚ずつに分離するためのエアを吹き付
けるエア吹付手段と、を具備しているシート給送装置に
係る。
【0041】そして、本発明は、上記目的を達成するた
め、前記シート積載手段上に積載されているシート束の
搬送方向先端側をシート束の積載方向に揺動させる揺動
手段を有し、前記エア吹付手段がエアを吹き付けている
時に前記揺動手段を駆動させるようにした、ことを特徴
とする。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0043】図1及び図2は本発明が適用されたシート
給送装置の構成を示す。図1は全体的な断面図であり、
図2は一部の斜視図である。
【0044】なお、本シート給送装置100Bの構成を
説明するに当たっては、上記従来例のシート給送装置1
00Aと同一の部材には同一符号を付すと共に、構成的
かつ機能的に変わらないものについては、その説明を省
略する。
【0045】本シート給送装置100Bには、カールが
付いているシート束を用いた場合についての対策が採ら
れている。これは、カールが付いているシート束がトレ
イ104上に積載された場合でも、ノズル103−1か
ら吹き出したエアa1でシート束の上位のシートが確実
に1枚ずつに分離するようにするための対策である。以
下、この対策に関する構成について説明する。
【0046】ここでは、ノズル103−1からエアa1
が吹き出している時に、トレイ104上のシート束の先
端側が上下の方向に揺動している状態にすることで達成
する。この状態は、トレイ104の先端側に上下の方向
に揺動可能な揺動トレイ(揺動手段)124を設けるこ
とによって得る。
【0047】揺動トレイ124はトレイ104に対して
支軸125を中心に上下の方向に揺動可能な状態で取り
付けられている。この揺動トレイ124の下には揺動ト
レイ124を揺動させるための揺動カム(偏心カム)1
26が設置されている。揺動カム126にはモータ12
7の駆動が伝えられる。これにより、揺動カム126は
反時計回り方向(又は時計回り方向)に回転して揺動ト
レイ124を上下の方向に揺動させる。揺動カム126
は給紙スタート信号が入力した時点で回転させる。図1
は揺動カム126が初期位置に回転停止している状態を
示している。この時、揺動カム126に当接している揺
動トレイ124はトレイ104と同様に水平状態になっ
ている。従って、図示の折れやカールが付いていないシ
ート束S3の先端側も水平状態になっている。
【0048】ここで、揺動カム126が図1の初期位置
から反時計回り方向に1回転する間の揺動トレイ124
の動きについて説明する。
【0049】まず、揺動カム126の半径が最小半径に
向かって徐々に小さくなって行くので、これに追従する
揺動トレイ124は水平状態よりも下側へ揺動する。
【0050】続いて、揺動カム126の半径が徐々に大
きくなって行くのでこれに追従する揺動トレイ124は
水平状態に戻る。
【0051】続いて、揺動カム126の半径が最大半径
に向かって徐々に大きくなって行くので、これに追従す
る揺動トレイ124は水平状態よりも上側へ揺動する。
【0052】続いて、揺動カム126の半径が徐々に小
さくなって行くので、これに追従する揺動トレイ124
は水平状態に戻る。
【0053】図1において、P1は、揺動カム126の
最小径部が12時の位置に達した時の揺動トレイ124
の状態を示す。P2は、揺動カム126の最大径部が1
2時の位置に達した時の揺動トレイ124の状態を示
す。
【0054】本シート給送装置100Bにおいては、ノ
ズル103−1からエアa1が吹き出している時に揺動
トレイ124が駆動してシート束の先端側を揺動させ
る。このため、シート束の先端側に図5に示すような上
向きの折れ(又はカール)が付いていても、図6に示す
ような下向きの折れ(又はカール)が付いていても、シ
ート束の上位の数枚のシートは揺動中に確実にノズル口
に対向することになる。結果、ノズル103−1から吹
き出したエアa1が上位の数枚のシート間に入り、シー
トを1枚ずつに分離する。
【0055】なお、吸引ダクト111によるシートの吸
引は、シート束先端側の揺動を終えた後に行うことが必
要である。これは、揺動前の分離していない上位数枚の
シートが搬送ベルト110に吸着されてしまうことがな
いようにするためである。 [実施例]図3に、本発明のシート給送装置100Bを
備えたシート処理装置の全体的な構成例を示す。なお、
ここで示すシート処理装置は片面プリント専用のレーザ
ービームプリンタである。
【0056】本プリンタでは、本発明のシート給送装置
100Bにより上述のようにしてシートSが1枚ずつ給
送される。この給送は、プリントスタート信号が入力し
た時点で開始される。
【0057】引き抜きローラ対123によって引き抜か
れたシートSは、回転停止状態にあるレジストローラ対
130へ送られて行く。
【0058】レジストローラ対130へ送られたシート
Sは、シート先端がレジストローラ対130のニップに
突き当たって所定量のループを形成した時点で移動を停
止する。これにより、シートSの斜行状態が矯正され、
正しい姿勢になる。
【0059】一方、プリントスタート信号が入力する
と、レーザースキャナ133が図示しないホストコンピ
ュータから送られてきた画像情報に基づくレーザー光を
発射する。このレーザー光は折り返しミラー134で反
射して、時計回り方向に回転している感光ドラム131
上に照射される。これにより、感光ドラム131上には
画像情報の静電潜像が形成され、同静電潜像は図示しな
いトナー現像器によって現像される。
【0060】斜行状態の矯正を終えたシートSは所定の
タイミングで回転を開始するレジストローラ対130に
よって、時計回り方向に回転している感光ドラム131
と転写ローラ132との間の転写部へと送り込まれて行
く。そして、転写部を通過中のシートSには、感光ドラ
ム131上のトナー画像が転写ローラ132によって転
写される。
【0061】転写部を通過したトナー画像転写済みのシ
ートSは搬送ベルト135によって定着ローラ対136
へ送られて行く。そして、定着ローラ対136のニップ
を通過中のシートSは加熱及び加圧される。これによ
り、未定着状態にあったトナー画像がシート面に定着さ
れる。
【0062】定着ローラ対136のニップを通過した定
着処理済みのシートSは排出ローラ対137によって機
外の排紙トレイ138上へ排出される。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
シート積載手段上に積載されているシート束の搬送方向
先端側の端面に向けてエアが吹き付けられている時に、
シート束の搬送方向先端側をシート束の積載方向に揺動
させるようにしたので、シート束の搬送方向先端側に上
向き又は下向きの折れやカールが付いていてもシート束
の上位の数枚のシート間に確実にエアーが入って1枚ず
つに分離することができる。
【0064】このため、シート搬送手段による連れ出し
がなくなり、連れ出しによる重送やジャム等の給紙不良
を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたシート給送装置の全体的な
構成を示す断面図。
【図2】本発明が適用されたシート給送装置の一部の構
成を示す斜視図。
【図3】本発明のシート給送装置を備えたシート処理装
置(レーザービームプリンタ)の全体的な構成例を示す
断面図。
【図4】従来例のシート給送装置の構成を示す断面図。
【図5】従来例のシート給送装置の問題点を説明する断
面図。
【図6】従来例のシート給送装置の問題点を説明する断
面図。
【符号の説明】
100B シート給送装置 103−1 ノズル(エア吹付手段A) 103−2 ノズル(エア吹付手段B) 104 トレイ(シート積載手段) 105 給紙レベル検知センサ(給紙レベル検知手
段) 107 ドラム(昇降動手段) 110 搬送ベルト(シート搬送手段) 111 吸引ダクト(シート吸引手段) 124 揺動トレイ(揺動手段) 125 支軸 126 揺動カム a1,a2 エア S シート S1,S2,S3 シート束
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G03G 15/00 516 G03G 15/00 516

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを積載するシート積載手段と、 前記シート積載手段上に積載されているシート束の搬送
    方向先端側の端面に向けてシート束のシートを1枚ずつ
    に分離するためのエアを吹き付けるエア吹付手段Aと、 を具備しているシート給送装置において、 前記シート積載手段上に積載されているシート束の搬送
    方向先端側をシート束の積載方向に揺動させる揺動手段
    を有し、 前記エア吹付手段Aがエアを吹き付けている時に前記揺
    動手段を駆動させるようにした、 ことを特徴とするシート給送装置。
  2. 【請求項2】 前記シート積載手段はシート積載トレイ
    であり、前記揺動手段は前記シート積載トレイに対して
    支軸を中心に回動可能に取り付けられた揺動トレイであ
    る、 ことを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。
  3. 【請求項3】 前記揺動トレイは同揺動トレイ下に配置
    された揺動カムの回転で揺動する、 ことを特徴とする請求項2に記載のシート給送装置。
  4. 【請求項4】 前記シート積載手段を昇降動させるため
    の昇降動手段と、前記シート積載手段上に積載されてい
    るシート束の最上面が所定の給紙レベルに達しているか
    否かを検知するための給紙レベル検知手段と、を有して
    おり、 前記給紙レベル検知手段がシート束の最上面を検知しな
    くなった時、前記昇降動手段によって前記シート積載手
    段を上昇させる、 ことを特徴とする請求項1ないし3に記載のいずれかの
    シート給送装置。
  5. 【請求項5】 前記シート積載手段の上方に配置されて
    いてシートを吸着した状態で搬送するシート搬送手段
    と、 前記シート積載手段上に積載されているシート束の上位
    のシートを吸引して前記シート搬送手段に吸着させるシ
    ート吸引手段と、 シート搬送手段に吸着された複数枚のシートから最上位
    のシート以外を分離するためのエアを吹き付けるエア吹
    付手段Bと、 を具備している、ことを特徴とする請求項1ないし4に
    記載のいずれかのシート給送装置。
  6. 【請求項6】 1枚ずつ給送されたシートに対して所定
    の処理を行うシート処理装置において、 請求項1ないし5に記載のいずれかのシート給送装置を
    シート給送手段として用いた、 ことを特徴とするシート処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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