JPH11191442A - 圧接ジョイントコネクタカバー - Google Patents

圧接ジョイントコネクタカバー

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JPH11191442A
JPH11191442A JP9359888A JP35988897A JPH11191442A JP H11191442 A JPH11191442 A JP H11191442A JP 9359888 A JP9359888 A JP 9359888A JP 35988897 A JP35988897 A JP 35988897A JP H11191442 A JPH11191442 A JP H11191442A
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隆之 坂倉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、ワイヤーハーネスのコネクタ結合部
後端に装着して圧接ジョイント機能を付加することので
きる圧接ジョイントコネクタカバーを提供する。 【解決手段】圧接ジョイントコネクタカバー20は、オ
スコネクタ10の後端に嵌合する嵌合部26および電線
Eを装着可能な装着面を有する装着面が開放された第1
カバー21と、第1カバー21と一体に設けられた上蓋
を形成し嵌合部26が口を形成する開蓋位置と装着面を
開放する開蓋位置に回動可能に第1カバー21の一端に
支持された第2カバー22と、オス端子12に接続され
た電線Eの被覆に切り込ませ芯線に圧接させることがで
きる複数の圧接刃23aを有する短絡部材23と、第2
カバー22に設けられ短絡部材23の圧接刃23aに電
線Eを圧接するための圧接部材24と、を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧接ジョイントコ
ネクタカバーに関し、例えばワイヤーハーネスのコネク
タ結合部の後端に装着して圧接ジョイント機能を付加す
ることのできるものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電気機器の間を電気的に接続
するワイヤーハーネスのうち、例えば、アースに接続す
る電線や共通の電気信号を用いる電線などは各々を電気
機器の同一の端子に接続するは不適当であるので、その
途中で導通を取ることにより電気機器の端子には1つの
電線のみを接続することが行なわれている。
【0003】この電線間の導通は、例えば、図6に示す
ように電線Eの被覆を剥いでその芯線Cにスプライス端
子1を圧着することにより導通させた後にテープ2を捲
き付けて絶縁を取ったり、図7に示すように導電板(短
絡部材)3の複数の圧接刃3aを被覆を剥がずに電線E
に切り込ませてその芯線Cに圧接させることにより導通
させた後に樹脂ケース4内に納めて絶縁と共にその圧接
状態を保持することなどにより行なわれている。
【0004】また、図8に示すように、複数のオス端子
5aを有する所謂、バスバー5を収納するジョイントコ
ネクタ6を準備するとともに、バスバー5のオス端子5
aに連結して電気的に接続可能なメス端子7を導通を取
る必要のある電線Eに接続して収納した端子コネクタ8
を作製し、コネクタ6、8を嵌め合わせて電線E間の導
通を取ることも行なわれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の電線間の導通にあっては、スプライス端子1
の圧着による場合や圧接刃3aの圧接による場合のいず
れも、導通を取る電線Eのサイズや本数などに応じた複
数種のスプライス端子1や導電板3、ケース4を準備し
なければならず、また、ジョイントコネクタ6を用いる
場合には端子コネクタ8の他に別部品としてそのジョイ
ントコネクタ6を準備しなければならず、部品コストが
アップしてしまう。
【0006】さらに、このような電線E間の導通では、
図9や図10に示すように、コネクタ9を両端に接続した
サブハーネスW1、W2を、この電線E間を導通させる
ために1つのワイヤーハーネスWにしてしまうので、ワ
イヤーハーネスWの規模が大きくなり扱いづらく、次工
程の作業がやりずらくなってしまうという不具合もあ
る。
【0007】そこで、本発明は、ジョイントコネクタな
どを用いることのない電線間の導通を実現することによ
り、次工程の作業性を低下させることのない部品点数の
低減を図ることのできる圧接ジョイントコネクタカバー
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1に記載の発明は、電気コネクタに嵌合可能な嵌合
部および複数の電線を装着することが可能な装着面を有
する該装着面が開放された第1カバーと、前記第1カバ
ーと一体に設けられた上蓋を形成し、嵌合部が口を形成
する閉蓋位置と前記装着面を開放する開蓋位置とに回動
可能に前記第1カバーの一端に支持された第2カバー
と、第1および第2カバーのうち何れか一方に装着され
電線の被覆に切り込んで該電線の芯線に圧接する複数の
圧接刃を有する短絡部材と、第1および第2カバーのう
ち何れか他方に設けられ電線を前記短絡部材に圧接可能
な圧接部材と、を設けたことを特徴とする。
【0009】この請求項1に記載の発明では、電気コネ
クタに収装されている端子に接続されている複数の電線
が、第2カバーを閉蓋位置から開蓋位置に回動させるだ
けで、圧接部材と短絡部材が複数の電線を圧接して被覆
に切り込ませることができ、導通させることができる。
したがって、他の電線に接続された接続端子を収装する
電気コネクタを嵌め合わせることにより、これら端子に
接続された電線間を導通させることができる。この結
果、次工程の作業性を低下させることなく部品点数を削
減することができる。また、第2カバーは、第1カバー
に一体に取り付けられているため、部品管理が容易であ
るとともに、忘れることなく回動させて電線間を導通さ
せることができる。また、圧接ジョイントコネクタカバ
ーは、前記装着面から電線を挿入することができるた
め、端子を電気コネクタに挿入した後で短絡させる必要
がある場合でも電気コネクタに装着済みの端子を抜かず
に容易に装着することができる。
【0010】この請求項2に記載の発明では、請求項1
の構成に加え、前記短絡部材が前記第1カバーの突出す
る部分に嵌合するような形状を有し、前記圧接部材が前
記第2カバーに設けられたことを特徴とする。この請求
項2記載の発明では、請求項1の効果に加え、複数の電
線を短絡部材の圧接刃にある程度切り込ませた後に、第
2カバーを回動させて圧接することができ圧接ミスを防
ぐことができる。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明の構成に加え、前記短絡部材を、電気的
に絶縁された複数の分割体で構成したことを特徴とす
る。この請求項3に記載の発明では、その短絡部材は、
圧接刃の任意の間を電気的に絶縁された分割体で構成す
ることにより、端子に接続した複数の電線を分割体毎に
導通させることができる。したがって、任意のパターン
で電線間を導通させることができ、例えば、電気コネク
タ内に収装された端子のパターンにより電線を分岐させ
ることもできる。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項1から3
に記載の発明の構成に加え、前記第2カバーに設けられ
た固定部材と、前記固定部材より嵌合部側に設けられた
突出部材と、を備え、固定部材および突出部材で電線を
固定することを特徴とする。この請求項4に記載の発明
では、複数の電線が圧接された後にはクランク形状に逃
げることができ、電線のサイズをある程度吸収すること
ができるとともに、電線の収装方向へのずれを防止する
ことができ、圧接ジョイントコネクタカバー内の短絡状
態を保護することができる。
【0013】請求項5に記載の発明は、請求項1から4
に記載の発明の構成に加え、前記第1カバーに、前記第
2カバーに係合して前記短絡部材と電線の芯線との圧接
状態を保持する保持部を設けたことを特徴とする。この
請求項5に記載の発明では、第2カバーを開蓋位置から
閉蓋位置に回動させ、保持部が第2カバーに係合するこ
とによりその圧接状態を保持することができる。したが
って、振動などにより短絡部材が移動して圧接刃の圧接
が緩み導通不良となってしまうことを防止することがで
きる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明する。図1〜図5は本発明に係る圧接ジョイントコネ
クタカバーの一実施形態を示す図である。この実施形態
においては、圧接ジョイントコネクタカバーをオスコネ
クタに付けた場合について説明する。勿論、これに限ら
ず、メスコネクタに圧接ジョイントコネクタカバーを付
けても良い。
【0015】圧接ジョイントコネクタカバー20は、図
1〜2に示すように、オスコネクタ10のハウジング1
1の後端に嵌合する嵌合部26および電線Eを装着可能
な装着面を有する装着面が開放された第1カバー21
と、第1カバー21と一体に設けられた上蓋を形成し嵌
合部26が口を形成する開蓋位置と装着面を開放する開
蓋位置に回動可能に第1カバー21の一端に支持された
第2カバー22と、オス端子12に接続された電線Eの
被覆に切り込ませ芯線に圧接させることができる複数の
圧接刃23aを有する短絡部材23と、第2カバー22
に設けられ短絡部材23の圧接刃23aに電線Eを圧接
するための圧接部材24と、からなる。
【0016】第1カバー21は、図1〜3に示すよう
に、オスコネクタ10の後端に嵌合する嵌合部26と、
電線Eを装着することが可能な装着面を有している。こ
の第1カバー21は、第2カバー22が閉蓋方向に回動
したとき第2カバー22の側面に設けられた凹部22b
を係止可能な保持部21cを有するとともに、凹部22
bを備えている第2カバー22の側面が、開蓋位置に容
易に回動できるように、第1カバー21の側面が短絡部
材23の収装方向への動きを許容するための切り込み2
1eを有している。保持部21cと凹部22bが嵌合固
定した時、第2カバー22のリブ22aとともに電線E
を固定するためリブ21a(突出部材)のストレインリ
リーフ構造を有している。さらに、第1カバー21に
は、電線Eを所定の方向に開放させるための、電線Eと
ほぼ同径のホルダー21dを有している。第1カバー2
1は、短絡部材23を嵌合されるための板21bが設け
られている。なお、この第1カバー21は、オスコネク
タ10のハウジング11と同様なプラスチックによって
形成されているが、プラスチックに限らず、リサイクル
可能な他の材質を用いても良い。また、第1カバー21
は、このように電線Eを4本収装できるものに限らず、
オスコネクタに収装された端子の本数に対応した電線E
を収装できるものでも良い。例えば、図5に示すよう
な、電線Eを5本収装できるよう第1カバー31であっ
ても良い。
【0017】第2カバー22は、図1に示すように、第
1カバー21と一体に設けられ、一端がヒンジ機構25
によって第1カバー21に支持され、第2カバーを構成
している。第2カバー22の基端部に設けられたヒンジ
機構25は、湾曲可能な板状のもので、第2カバー22
を容易に回動させるため、第1カバー21の厚みおよび
第2カバー22厚みより薄く形成されている。このた
め、第2カバー22の自由な方向への移動(自由な位置
での回動)を可能にして、圧接部材24が電線Eを短絡
部材23の圧接刃23aに対して鉛直に容易に圧接する
ことができる。第2カバー22には、第2カバー22が
回動して第1カバー21に固定されたとき、リブ21a
とともに電線Eを固定するためのリブ22aを有してい
る。さらに、第2カバー22は、このの側面に保持部2
1cと嵌合固定可能な凹部22bを有している。
【0018】23は、第1カバー21と別体に設けら
れ、第1カバー21から突出するよう形成された板21
bに嵌合するようになっており、短絡させるため導通可
能な材質で形成された短絡部材である。短絡部材23に
は、電線Eの被覆に切り込んで電線Eの芯線に圧接する
4個の圧接刃23aを備えている。この圧接刃23a
は、電線Eに芯線の外径とほぼ同じ内径で形成され、確
実な導通を可能にしている。この短絡部材23は、各々
の圧接刃23aの間で、電気的に絶縁することを可能に
するため軟質の導体で形成されており、必要に応じて、
切断可能になっている。また、この短絡部材23は、本
実施形態に限らず電線の本数と短絡したい配線パターン
に応じたものでも良い。
【0019】圧接部材24は、第2カバー22に突出す
るように一体に設けられ、第2カバー22が回動したと
き電線Eを短絡部材23の圧接刃23aに圧接するため
の圧接部材を構成している。圧接部材24は、図1に示
すように、短絡部材23を挟むように配置され、短絡部
材23を挟むように電線Eを圧接刃23aに圧接できる
ようになっている。
【0020】このように本実施形態においては、図1〜
3に示すように、オス端子12をオスコネクタ10のハ
ウジング11内に並列に収装した後、短絡部材23を板
21bに嵌合させた後、第2カバー22を回動させるだ
けで、第2カバー22の圧接部材24が電線Eを圧接刃
23aに鉛直方向の力で圧接することができ、オス端子
12に接続した電線Eを短絡部材23の圧接刃23aに
切り込ませ、その芯線に圧接させることができ、その電
線E間を短絡部材23により導通させることができる。
そして、図4に示すように、メス端子を収装するメスコ
ネクタ101をこの圧接ジョイントコネクタカバー20
を備えたオスコネクタ10に嵌め合わせることにより、
オス端子12に連結した各々のメス端子の電線E間をも
導通させることができる。したがって、図5に示すよう
に、サブハーネスW3とサブハーネスW4との組み立て
を次工程において行なうことができる。また、第2カバ
ー22は、第1カバー21に一体に取り付けられている
ため、部品管理が容易であるとともに、忘れることなく
回動させて電線間を導通させることができる。しかも、
圧接ジョイントコネクタカバー20は、図1に示すよう
に、装着面から電線Eを挿入することができるため、オ
ス端子12を電気コネクタ10に挿入した後で短絡させ
る必要がある場合でも電気コネクタ10に装着済みのオ
ス端子12を抜く必要がなく容易に装着することができ
る。第2カバー22の側板の凹部22bは、第1カバー
21の保持部21cにはまり込んで短絡部材23の圧接
刃23aと電線Eの芯線との圧接を保持することがで
き、振動などにより圧接状態が緩んで導通不良となって
しまうことを防止することができる。さらに、第1カバ
ー21のリブ21a、22aのストレインリリーフ構造
により第2カバー22が回動して凹部22bが保持部2
1cにはまり込んだ後にはクランク形状に逃げることが
でき、電線Eのサイズをある程度吸収することができる
とともに、電線Eの収装方向へのずれを防止することが
でき圧接ジョイントコネクタカバー20内の短絡状態を
保護することができる。
【0021】また、本実施形態の他の態様として、図示
は省略するが、第2カバー22に短絡部材23の圧接刃
23aを第1カバー21に圧接部材24を設けてもよ
い。また、本実施形態のその他の態様として、図5に示
すように、オス端子12に接続された電線Eを5本収装
できる第1カバー31と、これに対応した第2カバー3
2を設けて、本実施形態の短絡部材23に代えて、電気
的に絶縁された分割体である第1分割体33aおよび第
2分割体33bを設けても良い。このように、各々の電
線Eを第1分割体33aのグループと第2分割体33b
のグループに分割することによって、各々のグループで
短絡が可能となり、任意の配線パターンを作ることがで
きる。
【0022】また、本実施形態では、第2カバーの基端
部に、ヒンジ機構25をを設けているが、これに限らず
2段ヒンジ機構等を設けてもよい。例えば、第1カバー
21と第2カバー22の間に2箇所を回動支点を設け、
第2カバー22を第1カバー21側の回動支点(固定位
置)で回動させると共にその回動支点から離隔する位置
で回動可能な回動支点により回動させることができる。
したがって、第2カバー22から突出する圧接部材24
を第1カバー21の下面に対して鉛直方向の力によって
圧接することができる。このため、電線Eを短絡部材2
3の圧接刃23aに確実に圧接することが可能である。
【0023】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、電気コ
ネクタに収装されている端子に接続されている複数の電
線は、第2カバーを閉蓋位置から開蓋位置に回動させる
だけで、圧接部材と短絡部材が複数の電線を圧接して被
覆に切り込ませることができ、導通させることができ
る。したがって、他の電線に接続された接続端子を収装
する電気コネクタを嵌め合わせることにより、これら端
子に接続された電線間を導通させることができる。この
結果、次工程の作業性を低下させることなく部品点数を
削減することができる。また、第2カバーは、第1カバ
ーに一体に取り付けられているため、部品管理が容易で
あるとともに、忘れることなく回動させて電線間を導通
させることができる。また、圧接ジョイントコネクタカ
バーは、前記装着面から電線を挿入することができるた
め、端子を電気コネクタに挿入した後で短絡させる必要
がある場合でも電気コネクタに装着済みの端子を抜かず
に容易に装着することができる。
【0024】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
の効果に加え、複数の電線を短絡部材の圧接刃にある程
度切り込ませた後に、第2カバーを回動させて圧接する
ことができ圧接ミスを防ぐことができる。請求項3に記
載の発明によれば、その短絡部材は、圧接刃の任意の間
を電気的に絶縁された分割体で構成することにより、端
子に接続した複数の電線を分割体毎に導通させることが
できる。したがって、任意のパターンで電線間を導通さ
せることができ、例えば、電気コネクタ内に収装された
端子のパターンにより電線を分岐させることもできる。
【0025】請求項4に記載の発明によれば、複数の電
線が圧接された後にはクランク形状に逃げることがで
き、電線のサイズをある程度吸収することができるとと
もに、電線の収装方向へのずれを防止することができ、
圧接ジョイントコネクタカバー内の短絡状態を保護する
ことができる。請求項5に記載の発明によれば、第2カ
バーを開蓋位置から閉蓋位置に回動させ、保持部が第2
カバーに係合することによりその圧接状態を保持するこ
とができる。したがって、振動などにより短絡部材が移
動して圧接刃の圧接が緩み導通不良となってしまうこと
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る圧接ジョイントコネクタカバーの
一実施形態を示す図であり、(a)はその概略斜視図、
(b)はその側面断面図である。
【図2】図1(a)のカバーの正面断面図である。
【図3】図1のカバーに電線を実装した使用状態を示す
図で、(a)はその側面断面図、(b)は(a)の逆側
面図である。
【図4】(a)はそのカバーの使用状態を示す雄雌の電
気コネクタの概略平面図、(b)は(a)の電気コネク
タを含むワイヤーハーネス全体構成図である。
【図5】短絡部材の他の態様を示す図である。
【図6】スプラス端子により分岐結合した従来例の斜視
図である。
【図7】圧接刃により分岐結合した従来例の斜視図であ
る。
【図8】他の従来例の平面概念図である。
【図9】図6および図7に示す従来例の課題を説明する
平面概念図である。
【図10】図8に示す従来例の課題を説明する平面概念
図である。
【符号の説明】
10 オスコネクタ 12 オス端子 20 圧接ジョイントコネクタカバー 21、31 第1カバー 21a リブ(突出部材) 21c 保持部 22、32 第2カバー 23 短絡部材 24 圧接部材 22a リブ(固定部材) 33a 第1分割体(分割体) 33b 第2分割体(分割体) E 電線 W ハーネス

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気コネクタに嵌合可能な嵌合部および複
    数の電線を装着することが可能な装着面を有する該装着
    面が開放された第1カバーと、 前記第1カバーと一体に設けられた上蓋を形成し、嵌合
    部が口を形成する閉蓋位置と前記装着面を開放する開蓋
    位置とに回動可能に前記第1カバーの一端に支持された
    第2カバーと、 第1および第2カバーのうち何れか一方に装着され電線
    の被覆に切り込んで該電線の芯線に圧接する複数の圧接
    刃を有する短絡部材と、 第1および第2カバーのうち何れか他方に設けられ電線
    を前記短絡部材に圧接可能な圧接部材と、を設けたこと
    を特徴とする圧接ジョイントコネクタカバー。
  2. 【請求項2】前記短絡部材が前記第1カバーの突出する
    部分に嵌合するような形状を有し、前記圧接部材が前記
    第2カバーに設けられたことを特徴とする請求項1に記
    載の圧接ジョイントコネクタカバー。
  3. 【請求項3】前記短絡部材を、電気的に絶縁された複数
    の分割体で構成したことを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載の圧接ジョイントコネクタカバー。
  4. 【請求項4】前記第2カバーに設けられた固定部材と、
    前記固定部材より嵌合部側に設けられた突出部材と、を
    備え、固定部材および突出部材で電線を固定することを
    特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の圧接ジョ
    イントコネクタカバー。
  5. 【請求項5】前記第1カバーに、前記第2カバーに係合
    して前記短絡部材と電線の芯線との圧接状態を保持する
    保持部を設けたことを特徴とする請求項1から4のいず
    れかに記載の圧接ジョイントコネクタカバー。
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