JPH11187461A - 移動通信体への呼の自動分配システム - Google Patents

移動通信体への呼の自動分配システム

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JPH11187461A
JPH11187461A JP9350707A JP35070797A JPH11187461A JP H11187461 A JPH11187461 A JP H11187461A JP 9350707 A JP9350707 A JP 9350707A JP 35070797 A JP35070797 A JP 35070797A JP H11187461 A JPH11187461 A JP H11187461A
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JP
Japan
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called party
mobile station
mobile
call
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Withdrawn
Application number
JP9350707A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Ogawa
裕一 小河
Kunio Yukimoto
久仁男 雪本
Junya Ota
順也 太田
Tomonori Nakanishi
智則 中西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP9350707A priority Critical patent/JPH11187461A/ja
Publication of JPH11187461A publication Critical patent/JPH11187461A/ja
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  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は移動通信体への呼の自動分配システ
ムに関し、発信者の要求に柔軟に、かつ迅速に適応する
ことができる移動通信体への呼の分配システムを提供す
ることを目的としている。 【解決手段】 複数の無線ゾーンの何れかに在圏する種
々の移動局について位置を検出するシステムにおいて、
交換機内に、呼を接続する移動局を検索する着信者検索
手段と、発信者の位置を特定する発信者位置計算依頼手
段と、各移動局の位置情報を記憶する移動通信体情報テ
ーブルと、前記着信者検索手段より通知された着信者情
報を基に呼接続を依頼する呼番号決定手段と、移動媒
体、着信者情報、地図、交通料金情報を記憶する転送条
件記憶テーブルとを具備して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は移動通信体への呼の
分配システムに関し、更に詳しくは発信者の属性や要求
に対応した移動局を転送先としてその発信者から着信し
た着信呼を転送する移動通信体への呼の分配システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、移動通信システムの加入者が携帯
する携帯端末は、市場が自由化され、かつ高度のディジ
タル技術が適用されることにより低廉小型化がはから
れ、広く普及しつつある。
【0003】また、所在が一定でなかったり、有線系の
電話網を介する連絡が可能とは限らない担当者と速やか
な情報の交換が要求される業務においては、このような
携帯端末は、極めて有用な通信手段であるために、多く
の企業に採用されている。
【0004】更に、これらの携帯端末は、携帯可能なパ
ソコンその他の情報端末との組み合わせにより、多様な
業務の携帯に適応した通信手段を提供するものであるた
めに、急速に普及しつつある。
【0005】従来、上述した企業では、外部を移動して
いる担当者を関連会社や顧客の要求に応じて派遣するた
めには、 その関連会社や顧客の所在(以下派遣先という)を確
認すると共に、 個々の担当者について、業務スケジュールを参照した
りこれらの担当者の全て又は一部に電話網(移動通信網
を含む)を介して連絡をとることにより現在の所在を確
認し、 かつこれらの担当者の内、派遣先に最も近い位置にい
る担当者にその派遣先に行くことを要求する 作業が行われていた。
【0006】また、複数の担当者が行なっている出回り
作業の過程で早急な応援が必要となった場合には、これ
らの担当者の何れかは、携帯端末を利用することによ
り、上記に示す所在の確認をして、その応援の依頼先
の候補を決定し、かつ個別に同様の携帯端末を介して連
絡をとらなければならなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の従来例では、派遣先や応援の要求元に最も近い位置に
いる担当者の特定が人手を介して行なわれていたため、
その位置の確認の対象となる担当者が多いほど多くの工
数を必要とし、非効率的であると共にコスト高であっ
た。
【0008】また、携帯端末が収容された移動通信網の
最繁時には、所在の確認や派遣先にいくことの要求の伝
達に遅延が生じるため、緊急な要求に対する迅速性には
限界があった。
【0009】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであって、発信者の要求に柔軟に、かつ迅速に適応
することができる移動通信体への呼の分配システムを提
供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】(1)図1は本発明の原
理ブロック図である。図に示すシステムは、複数の無線
ゾーンの何れかに在圏する種々の移動局について位置を
検出するシステムを構成している。図に示す構成は、当
該システムの交換機内の構成を示す。図において、10
は呼を接続する移動局を検索する着信者検索手段、1は
発信者の位置を特定する発信者位置計算依頼手段、2は
各移動局の位置情報を記憶する移動通信体情報テーブ
ル、3は前記着信者検索手段10より通知された着信者
情報を基に呼接続を依頼する呼番号決定手段、4は移動
媒体、着信者情報、地図、交通料金情報を記憶する転送
条件記憶テーブルである。
【0011】この発明の構成によれば、自局に着信した
着信呼の発信元の所在を発信者位置計算依頼手段1によ
り求め、個々の移動局を移動通信体情報テーブル2によ
り特定し、着信者検索手段10は、所定の条件にかなう
着信先を検索し、呼番号決定手段3が着信者検索手段1
0にて検索された着信先の呼番号を決定することができ
る。
【0012】(2)この場合において、前記着信者検索
手段内に、発信者と移動局間にかかる最短時間を計算す
る最短時間計算手段と、該最短時間計算手段の出力を受
けて、最短時間で発信元に到着する着信者を決定する最
短時間移動局決定手段とを設けることを特徴としてい
る。
【0013】この発明の構成によれば、最短時間計算手
段が個々の移動局が発信元に到着するまでに所要する時
間を自動的に計算し、最短時間移動局決定手段が最短時
間で到着できる着信者(移動局)を決定することができ
る。
【0014】(3)また、前記着信者検索手段内に、発
信者と移動局間にかかる最低料金を計算する最低料金計
算手段と、該最低料金計算手段の出力を受けて、最低料
金で発信元に到着する着信者を決定する最低料金移動局
決定手段とを設けることを特徴としている。
【0015】この発明の構成によれば、最低料金移動局
決定手段により、最低料金で発信元に到着する着信者
(移動局)を決定することができる。 (4)また、発信元の特殊な要因情報を記憶する発信元
要件記憶テーブルと、該発信元要件記憶テーブルを管理
する発信元要件管理手段と、該発信元要件管理手段と接
続され、発信元の要件を検索して前記着信者検索手段に
与える発信元要件抽出手段とを設けることを特徴として
いる。
【0016】この発明の構成によれば、発信元の要件に
従い、着信者検索手段が自動的に移動局の条件を検索し
て、最適な着信者(移動局)を決定することができる。 (5)また、時間と料金の組み合わせを記憶する組み合
わせ条件テーブルと、該組み合わせ条件テーブルと接続
され、組み合わせ条件テーブルへのデータ設定、参照を
行なう条件管理手段と、該条件管理手段と接続され、時
間と料金の組み合わせ情報を検索して前記着信者検索手
段に与える組み合わせ情報検索手段とを設けることを特
徴としている。
【0017】この発明の構成によれば、最短時間と最低
料金の最適な組み合わせを組み合わせ情報検索手段が検
索し、最適な着信者(移動局)を決定することができ
る。 (6)また、前記着信者検索手段内に、移動局の最終的
な位置と時刻を検出する最終位置時刻検索手段を設け、
移動局の情報を管理する移動通信体移動情報保有テーブ
ルを設けることを特徴としている。
【0018】この発明の構成によれば、各移動局が各々
の移動経路を持ち、またその移動経路と最終到達地点到
着時間を考慮して着信する着信者(移動局)を決定する
ことができる。
【0019】(7)また、前記着信者検索手段内に、移
動局の最終的な位置と時刻を検出する最終位置時刻検出
手段を設け、移動局の情報を変更する移動情報変更手段
と、該移動情報変更手段の出力を受けて移動局の情報を
管理する移動情報保有手段とを設けることを特徴として
いる。
【0020】この発明の構成によれば、各移動局が各々
の移動経路を持ち、またその移動経路と移動経路変更融
通性を考慮して着信する着信者(移動局)を決定するこ
とができる。
【0021】(8)また、前記着信者検索手段内に、各
移動体が予め想定される第3地点を経由する際の最短時
間を検出する経由最短移動時間経路決定手段を設け、経
由地の情報を記憶する経由地情報テーブルを設けること
を特徴としている。
【0022】この発明の構成によれば、各移動局と発信
局との距離、及び複数の第3地点を中継経由する場合の
最短移動時間、移動経路を算出して、着信する着信者
(移動局)を決定することができる。
【0023】(9)更に、前記着信者検索手段内に、各
移動体が予め想定される第3地点を経由する際の最低移
動料金を検出する経由最低移動料金経路決定手段を設
け、経由地の情報を記憶する経由地情報テーブルを設け
ることを特徴としている。
【0024】この発明の構成によれば、各移動局と発信
局との距離、及び複数の第3地点を中継経由する場合の
最低移動料金、移動経路を算出して着信する着信者(移
動局)を決定することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態例を詳細に説明する。図2は本発明の第1の実
施の形態例の要部を示すブロック図である。図1と同一
のものは、同一の符号を付して示す。図の着信者検索手
段10において、11は発信者と移動局間にかかる最短
時間を計算する最短時間計算手段、12は該最短時間計
算手段11の出力を受けて、最短時間で発信元に到着す
る着信者(移動局)を決定する最短時間移動局決定手段
である。このように、構成されたシステムの動作を説明
すれば、以下の通りである。
【0026】転送条件記憶テーブル4には、移動局の移
動媒体(自動車、バイク、自転車、徒歩)と、地図情報
やリアルタイムな交通情報及び交通料金情報、移動局が
単位時間移動する時の料金等を記憶している。また、自
局に着信した着信呼の発信元の所在は、発信者位置計算
依頼手段1により位置を特定する。ここの移動局の位置
は、移動通信体情報テーブル2により特定する。
【0027】自局に発信元からの着信呼が到着した場
合、着信者検索手段10は、先ず最短時間計算手段11
によって発信者位置計算依頼手段1により決定された発
信元へ個々の移動局が到着するために転送条件記憶テー
ブル4に保有しているデータを参照して、移動局毎に交
通ルートと移動時間を求める。
【0028】次に、最短時間移動局決定手段12は、最
短時間計算手段11により計算された移動局毎の移動時
間から最短時間で発信元に到着できる移動局を決定す
る。呼番号決定手段3は、着信者検索手段10で検索さ
れた着信先の呼番号を決定する。
【0029】この実施の形態例によれば、最短時間計算
手段11が個々の移動局が発信元に到着するまでに所要
する時間を自動的に計算し、最短時間移動局決定手段1
2最短時間到着できる着信者(移動局)を決定すること
ができる。
【0030】図3は本発明の第2の実施の形態例の要部
を示すブロック図である。図1と同一のものは、同一の
符号を付して示す。図の着信者検索手段10において、
13は発信者と移動局間にかかる最低料金を計算する最
低料金計算手段、14は該最低料金計算手段13の出力
を受けて、最低料金で発信元に到着する着信者を決定す
る最低料金移動局決定手段である。このように構成され
たシステムの動作を説明すれば、以下の通りである。
【0031】転送条件記憶テーブル4には、移動局の移
動媒体(自動車、バイク、自転車、徒歩等)と、地図情
報やリアルタイムな交通情報及び交通料金情報、移動局
が単位時間移動する時の料金を保有する。また、自局に
着信した着信呼の発信元の所在は、発信者位置計算依頼
手段1により位置を特定する。
【0032】そして、個々の移動局の位置は、移動通信
体情報テーブル2ににより特定する。着信者検索手段1
0は、先ず最低料金計算手段13にて発信者位置計算依
頼手段1により決定された発信元へ個々の移動局が到着
するために転送条件記憶テーブル4に保有しているデー
タを参照して、移動局毎に交通ルートと移動料金を求め
る。
【0033】次に、最低料金移動局決定手段14は、最
低料金計算手段13により計算された移動局毎の移動料
金から最低料金で発信元に到着できる着信者(移動局)
を決定する。次に、呼番号決定手段3は、着信者検索手
段10で検索された着信先の呼番号を決定する。
【0034】この実施の形態例によれば、最低料金移動
局決定手段14により、最低料金で発信元に到着できる
着信者(移動局)を決定することができる。図4は本発
明の第3の実施の形態例の要部を示すブロック図であ
る。図1と同一のものは、同一の符号を付して示す。図
において、21は発信元の特殊な要因情報を記憶する発
信元要件記憶テーブル、22は該発信元要件記憶テーブ
ル21を管理する発信元要件管理手段、23は該発信元
要件管理手段22と接続され、発信元の要件を検索して
前記着信者検索手段10に与える発信元要件抽出手段で
ある。このように構成されたシステムの動作を説明すれ
ば、以下の通りである。
【0035】転送条件記憶テーブル4には、移動局の移
動媒体(自動車、バイク、自転車、徒歩等)と、地図情
報やリアルタイムな交通情報を保有する。発信元要件記
憶テーブル21には、発信元の依頼内容に起因する特殊
な要件、例えば荷物が大きいためにトラックで移動する
必要がある等を保有する。
【0036】また、自局に着信した着信呼の発信元の所
在は、発信者位置計算依頼手段1により位置を特定す
る。個々の移動局の位置は、移動通信体情報テーブル2
により特定する。
【0037】着信者検索手段10は、先ず発信者位置計
算依頼手段1により決定された発信元へ移動局が到着す
るために転送条件記憶テーブル4に保有しているデータ
を参照して、移動局毎に交通ルートと移動時間若しくは
移動料金を求める。発信元要件管理手段22は、発信元
要件記憶テーブル21に保有しているデータの参照及び
設定を行なう。
【0038】次に、発信元要件抽出手段23は、発信元
要件管理手段22によりデータを参照して移動局に必要
な移動媒体の条件を抽出する。着信者検索手段10は、
計算された移動局毎の移動時間、若しくは移動料金と発
信元要件抽出手段23により抽出された移動局の条件か
ら、最短時間若しくは最低料金で到着できる着信者(移
動局)を決定する。
【0039】呼番号決定手段3は、着信者検索手段10
で検索された着信先の呼番号を決定する。この実施の形
態例によれば、発信元の要件に従い、着信者検索手段1
0が自動的に移動局の条件を検索して、最適な着信者
(移動局)を決定することができる。
【0040】図5は本発明の第4の実施の形態例の要部
を示すブロック図である。図1、図2、図3と同一のも
のは、同一の符号を付して示す。着信者検索手段10に
おいて、14は最短時間計算手段11及び最低料金計算
手段13の出力を受けて移動局を決定する移動局決定手
段である。
【0041】24は時間と料金の組み合わせを記録する
組み合わせ条件テーブルである。図6は組み合わせ条件
テーブルの例を示す図である。このテーブルは、時間/
料金の組み合わせを示す。発信者が許容する、到着まで
の時間と必要料金がテーブル内の○印で示されている。
この例では、発信者が1H以内に到着できるならば、必
要経費が4000円であっても許容し、また、1000
円で到着できるなら30H後ででも許容していることを
示す。図中の×印は許容しない場合を示している。
【0042】次に、発信者は時間か料金のどちらを優先
するかをランク付けする。例の場合には、時間を有線し
ており、希望する組み合わせ順にa、b、cとしてい
る。この図は、全移動体の状態と位置をこれらの条件に
あてはめ、○の条件に位置する移動体が存在した場合
に、有線順位の高い移動体に着信させるようになってい
る。
【0043】再び、図5において25は該組み合わせ条
件テーブル24と接続され、組み合わせ条件テーブル2
4へのデータ設定、参照を行なう条件管理手段、26は
該条件管理手段25と接続され、時間と料金の組み合わ
せ情報を検索して前記着信者検索手段10に与える組み
合わせ情報検索手段である。このように構成されたシス
テムの動作を説明すれば、以下の通りである。
【0044】転送条件記憶テーブル4には、移動局の移
動媒体(自動車、バイク、自転車、徒歩等)と、地図情
報やリアルタイムな交通情報及び交通料金時報を保有す
る。一方、組み合わせ条件テーブル24には、図6に示
したような時間と料金の組み合わせと組み合わせ条件
(例えば2000円で10H以内)を保有している。
【0045】自局に着信した着信呼の発信元の所在は、
発信者位置計算依頼手段1により位置を特定する。次
に、個々の移動局の位置は、移動通信体情報テーブル2
により位置を特定する。着信者検索手段10はテ先ず最
短時間計算手段11にて発信者位置計算依頼手段1によ
り決定された発信元へ移動局が到着するために転送条件
記憶テーブル4に保有しているデータを参照して、移動
局毎に交通ルートと移動時間を求める。
【0046】最低料金計算手段13は、発信者位置計算
依頼手段1により決定された発信元へ移動局が到着する
ために転送条件記憶テーブル4に保有しているデータを
参照して、移動局毎に交通ルートと移動料金を求める。
【0047】条件管理手段25は、組み合わせテーブル
24のデータへの参照と設定を行なう。組み合わせ情報
検索手段26は、条件管理手段25より一番最適な組み
合わせ情報を決定する。例えば、2000円以内で20
H以内で発信者は時間は速い方がよい場合、図6のテー
ブルから検索し、2000円でかつ10H以内に当ては
まる条件を検索する。また、図6内の○と×の組み合わ
せを変更することで、時間優先、料金優先等の順位付け
を実現する。
【0048】移動局決定手段14は、最短時間計算手段
11により計算された移動局毎の移動時間と、最低料金
計算手段13により計算された移動局毎の移動料金を基
に、組み合わせ情報検索手段26にて抽出された組み合
わせ情報に基づき、移動局を決定する。呼番号決定手段
3は、着信者検索手段10で検索された着信の呼番号を
決定する。
【0049】この実施の形態例によれば、最短時間と最
低料金の最適な組み合わせを組み合わせ情報検索手段2
6が検索し、最適な着信者(移動局)を決定することが
できる。
【0050】図7は本発明の第5の実施の形態例の要部
を示すブロック図である。図1、図2と同一のものは、
同一の符号を付して示す。着信者検索手段10におい
て、15は移動局の最終的な位置と時刻を検出する最終
位置時刻検索手段である。27は、移動局の情報を管理
する移動通信体移動情報保有テーブルである。このよう
に構成されたシステムの動作を説明すれば、以下の通り
である。
【0051】転送条件記憶テーブル4には、移動局の移
動媒体(自動車、バイク、自転車、徒歩等)と、地図情
報やリアルタイムな交通情報及び交通料金情報、移動局
が単位時間移動する時の料金、発信局情報(お得意様顧
客情報)を保有する。
【0052】移動通信体移動情報保有テーブル27は、
移動局が何時、何処にいるというようなスケジュール情
報等を保有する。また、自局に着信した着信呼の発信元
の所在は、発信者位置計算依頼手段1により位置を特定
する。
【0053】また、個々の移動局の位置は、移動通信体
情報テーブル2により特定する。最終位置時刻検出手段
15は、移動通信体移動情報保有テーブル27及び最短
時間計算手段11を用いて、移動局が最終的に到達する
場所への到着時刻を検出する。
【0054】移動局決定手段14は、最終位置時刻検出
手段15を用いて発信局からの呼を接続するのに最適な
移動局を割り出す。この時、最適な移動局は、最短距離
に位置する移動局等ではなく、今後の経路により発信局
からの着信を受けるのに最適な移動局である。
【0055】この実施の形態例によれば、各移動局が個
々の移動経路を持ち、またその移動経路と最終到達地点
到着時間を考慮して着信する着信者(移動局)を決定す
ることができる。
【0056】図8は本発明の第6の実施の形態例の要部
を示すブロック図である。図7と同一のものは、同一の
符号を付して示す。着信者検索手段10において、15
は移動局の最終的な位置と時刻を検出する最終位置時刻
検出手段である。28は移動局決定手段14からの出力
を受けて移動局の情報を変更する移動情報変更手段、2
9は該移動情報変更手段28の出力を受けて移動局の情
報を管理する移動情報保有手段である。該移動情報保有
手段29の出力は、着信者検索手段10に与えられてい
る。このように構成されたシステムの動作を説明すれ
ば、以下の通りである。
【0057】転送条件記憶テーブル4には、移動局の移
動媒体(自動車、バイク、自転車、徒歩等)と、地図情
報やリアルタイムな交通情報及び交通料金情報、移動局
が単位時間移動する時の料金、発信局情報(お得意様顧
客情報等)を保有する。
【0058】移動情報保有手段29は、移動局が何時、
何処にいるというようなスケジュール情報等を保有す
る。また、自局に着信した着信呼の発信元の所在は、発
信者位置計算依頼手段1により位置を特定する。
【0059】最終位置時刻検出手段15は、移動情報保
有手段29及び最短時間計算手段11の出力を受けて移
動局が最終的に到達する場所への到達時刻を検出する。
移動局決定手段14は、最終位置時刻検出手段15から
の出力を受けて、発信局からの呼を接続するのに最適な
移動局を割り出し、移動情報変更手段28を用いて、移
動局のスケジュールを変更する。
【0060】この時、最適な移動局は、移動情報保有手
段29により移動経路の変更が可能であるかどうかの情
報を引き出し、その時最短距離に位置する移動局等では
なく、経路の変更等により発信局からの着信を受けるの
に最適な移動局である。呼番号決定手段3は、着信者検
索手段10からの出力を基に呼番号を決定する。
【0061】この実施の形態例によれば、各移動局が各
々の移動経路を持ち、またその移動経路と移動経路変更
融通性を考慮して着信する着信者(移動局)を決定する
ことができる。
【0062】図9は本発明の第7の実施の形態例の要部
を示すブロック図である。図8と同一のものは、同一の
番号を付して示す。着信者検索手段10において、16
は各移動体が予め想定される第3地点を経由する際の最
短時間を検出する経由最短移動時間経路決定手段であ
る。30は経由地の情報を記憶する経由地情報テーブル
である。このように構成されたシステムの動作を説明す
れば、以下の通りである。
【0063】転送条件記憶テーブル4には、移動局の移
動媒体(自動車、バイク、自転車、徒歩等)と、地図情
報やリアルタイムな交通情報及び交通料金情報、移動局
が単位時間移動する時の料金、発信局情報(お得意様顧
客情報等)を保有する。経由地情報テーブル30には、
予め想定される第3地点の情報(倉庫、営業所等)を保
有する。
【0064】また、自局に着信した着信呼の発信元の所
在は、発信者位置計算依頼手段1により位置を特定す
る。個々の移動局の位置は、移動通信体情報テーブル2
により特定する。
【0065】経由最短移動時間経路決定手段16は、経
由地情報テーブル30を参照し、経由地の位置を特定す
る。次に、最短時間計算手段11を用いて、移動局が経
由地を通り最終的に到達する場所への到達時刻を検出す
る。
【0066】移動局決定手段14は、経由最短移動時間
経路決定手段16の出力を受けて、発信局からの呼を接
続するのに最適な移動局を割り出す。この時、最適な移
動局はその時の最短距離に位置する移動局等ではなく、
特定の経由地を通り、最短の時間にて移動可能な移動局
である。呼番号決定手段3は、着信者検索手段10から
の出力を基に呼番号を決定する。
【0067】この実施の形態例によれば、各移動局と発
信局との距離、及び複数の第3地点を中継経由する場合
の最短移動時間、移動経路を算出して、着信する着信者
(移動局)を決定することができる。
【0068】図10は本発明の第8の実施の形態例の要
部を示すブロック図である。図5、図9と同一のもの
は、同一の符号を付して示す。着信者検索手段10にお
いて、17は各移動体が予め想定される第3地点を経由
する際の最低移動料金を検出する経由最低移動料金経路
決定手段である。30は、経由地の情報を記憶する経由
地情報テーブルである。このように構成されたシステム
の動作を説明すれば、以下の通りである。
【0069】転送条件記憶テーブル4には、移動局の移
動媒体(自動車、バイク、自転車、徒歩等)と、地図情
報やリアルタイムな交通情報及び交通料金情報、移動局
が単位時間移動する時の料金、発信局情報(お得意様顧
客情報等)を保有する。経由地情報テーブル30には、
予め想定される第3地点の情報(倉庫、営業所等)を保
有する。
【0070】また、自局に着信した着信呼の発信元の所
在は、発信者位置計算依頼手段1により位置を特定す
る。個々の移動局の位置は、移動通信体情報テーブル2
により特定する。
【0071】経由最低移動料金経路決定手段17は、経
由地情報テーブル30を参照して経由地の位置を特定す
る。次に、最低料金計算手段13を用いて、移動局が経
由地を通り最終的に到達する場所への到達料金を検出す
る。
【0072】移動局決定手段14は、経由最低移動料金
経路決定手段17の出力を受けて、発信局からの呼を接
続するのに最適な移動局を割り出す。この時、最適な移
動局はその時最短距離に位置する移動局等ではなく、特
定の経由地を通り、最小の料金にて移動可能な移動局で
ある。呼番号決定手段3は、着信者検索手段10からの
出力を基に呼番号を決定する。
【0073】この実施の形態例によれば、各移動局と発
信局との距離、及び複数の第3地点を中継経由する場合
の最低移動料金、移動経路を算出して着信する着信者
(移動局)を決定することができる。
【0074】図11は本発明の第9の実施の形態例を示
すブロック図である。図4と同一のものは、同一の符号
を付して示す。図において、40は発信者A(発信
元)、100は該発信者Aと接続される電子交換機B、
41は電子交換機Bと接続される移動通信体局C、50
は無線ゾーン、60は該当する無線ゾーン配下の移動通
信体である。該移動通信体としては、例えば携帯電話機
や、PHS等が用いられる。
【0075】発信者Aより発信された呼は、呼受付け手
段aにより受け付けられる。受け付けられた呼は、発信
者位置計算依頼手段1に引き渡される。発信者位置計算
依頼手段1は、発信者位置計算手段eに発信者の座標の
計算を依頼する。
【0076】発信者位置計算手段eは、ISDN網や発
番号通知サービス等を利用して通知されている発信者の
加入者番号を基に、局番対応座標位置決定テーブルを
参照して、発信者の座標を計算し、発信者位置計算依頼
手段1に通知する。
【0077】通知を受けた発信者位置計算依頼手段1
は、計算された発信者の座標を呼番号決定手段3に通知
する。該呼番号決定手段3は、着信者検索手段10に、
発信者の座標を引き渡して着信者の検索を依頼する。
【0078】移動通信体情報テーブル2には、移動通信
体局Cより移動通信体の状態を受けて、受付者状態管理
登録手段g及び着端末移動監視手段hにより座標位置、
状態、受付けカウンタ等が保存されている。転送条件記
憶テーブル4には、移動通信体の移動媒体(電車、歩
き、車等)や地図情報、交通情報等が保存されている。
また、発信元要件記憶テーブル21には、発信者が発呼
した際に付与した特番にて通知した要件(例えばトラッ
クにて来訪してもらう等)が保持されている。
【0079】着信者検索手段10は、発信元要件抽出手
段jに対して発信元の要件の抽出を依頼し、得られた結
果を基に着信対象となる移動通信体局を検索する。発信
元要件抽出手段jは、発信元要件管理手段22に対して
発信元要件記憶テーブル21を参照して発信者の要求し
ている条件を取得することを依頼する。
【0080】発信元要件管理手段22は、発信元要件記
憶テーブル21に保持されている要件を発信元要件抽出
手段jに通知する。着信者検索手段10は、発信元要求
抽出手段jによって抽出された条件に合致した移動通信
体60の中から、更に発信者の要望する到着までの条件
(例えば最短時間若しくは最低料金等)に適応する移動
通信体60を検索して、呼番号決定手段3に通知する。
【0081】呼番号決定手段3は、着呼依頼手段dに着
呼先の電話番号を通知する。該着呼依頼手段dは、移動
通信体局Cに対して移動通信体への着信依頼を行ない、
発着信記録を発着信記録テーブルに保存する。移動通
信体局Cは、配下の移動通信体へ着信させる。
【0082】この実施の形態例によれば、発信元の要件
に従い、着信者検索手段が自動的に移動局の条件を検索
して、最適な着信者(移動通信体)を決定することがで
きる。
【0083】図12は本発明の第10の実施の形態例を
示すブロック図である。図5、図11と同一のものは、
同一の符号を付して示す。発信者Aより発信された呼
は、呼受付手段aにより受け付けられる。受け付けられ
た呼は、発信者位置計算依頼手段1に引き渡される。該
発信者位置計算依頼手段1は、発信者位置計算手段eに
発信者の座標の計算を依頼する。該発信者位置計算手段
eは、ISDN網や発番号通知サービス等を利用して通
知されている発信者の加入者番号を基に局番対応座標位
置決定テーブルを参照して発信者の座標を計算し、発
信者位置計算依頼手段1に通知する。
【0084】通知を受けた発信者位置計算依頼手段1
は、計算された発信者の座標を呼番号決定手段3に通知
する。該呼番号決定手段3は、着信者検索手段10に発
信者の座標を引き渡して着信者の検索を依頼する。
【0085】移動通信体情報テーブル2には、移動通信
体局Cより移動通信体60の状態を受けて、受付者状態
管理登録手段g及び着端末移動監視手段hにより座標位
置、状態、受付カウンタ等が保存されている。転送条件
記憶テーブル4には、移動通信体60の移動媒体(電
車、歩き、車等)や地図情報、交通情報等が保存されて
いる。条件管理手段25は、時間と料金の各々のデータ
を、組み合わせ条件テーブル24にて管理する。
【0086】呼番号決定手段3から依頼を受けた着信者
検索手段10は、組み合わせ情報検索手段26に対して
発信者及び着信者の条件の検索依頼を行なう。組み合わ
せ情報検索手段26は、組み合わせ条件テーブル24を
参照して、検索した条件の結果を着信者検索手段10に
通知する。
【0087】着信者検索手段10は、組み合わせ情報検
索手段26から通知を受けた結果と、移動通信体情報テ
ーブル2と転送条件記憶テーブル4を参照して得た情報
から、発信者に各移動通信体60が到達するために、必
要な料金を最低料金計算手段13と、発信者に各移動通
信体60が到達するために必要な時間を計算する最短時
間計算手段11からの情報を基に、組み合わせ条件テー
ブル24内のデータを参照して、予め設定されている優
先順位に基づいて移動局を、移動局決定手段14により
決定して、検索結果である電話番号を呼番号決定手段3
に通知する。
【0088】呼番号決定手段3は、着呼依頼手段dに着
呼先の電話番号を通知する。着呼依頼手段dは、移動通
信体局Cに対して移動通信体60への着信依頼を行な
い、発着信記録を発着信記録テーブルに保存する。移
動体通信局Cは、配下の移動通信体60へ着信させる。
【0089】この実施の形態例によれば、最短時間と最
低料金の最適な組み合わせを組み合わせ情報検索手段2
6が検索し、最適な着信者(移動通信体)を決定するこ
とができる。
【0090】図13は本発明の第11の実施の形態例を
示すブロック図である。図7、図10と同一のものは、
同一の符号を付して示す。発信者Aより発信された呼
は、呼受付手段aにより受け付けられる。受け付けられ
た呼は、発信者位置計算依頼手段1に引き渡される。該
発信者位置計算依頼手段1は、発信者位置計算手段eに
発信者の座標の計算を依頼する。該発信者位置計算手段
eは、ISDN網や発番号通知サービス等を利用して通
知されている発信者の加入者番号を基に局番対応座標位
置決定テーブルを参照して発信者の座標を計算し、発
信者位置計算依頼手段1に通知する。
【0091】通知を受けた発信者位置計算依頼手段1
は、計算された発信者の座標を呼番号決定手段3に通知
する。該呼番号決定手段3は、着信者検索手段10に発
信者の座標を引き渡して着信者の検索を依頼する。
【0092】移動通信体情報テーブル2には、移動通信
体局Cより移動通信体60の状態を受けて、受付者状態
管理登録手段g及び着端末移動監視手段hにより座標位
置、状態、受付カウンタ等が保存されている。転送条件
記憶テーブル4には、移動通信体60の移動媒体(電
車、歩き、車等)や地図情報、交通情報等が保存されて
いる。
【0093】着信者検索手段10は、移動通信体移動情
報保有テーブル27を参照して、各々の移動通信体60
の移動情報を取得する。移動通信体移動情報保有テーブ
ル27には、各移動通信体60の移動経路情報(経路、
経由箇所、到着時間等)が保持されている。
【0094】最終位置時刻検出手段15は、発信者の座
標位置を経由する移動通信体60の情報を移動通信体移
動情報保有テーブル27から取得して、選択された移動
通信体60の最終位置に到達する時刻を検出する。移動
局決定手段14は、各移動通信体60の経路及び通過時
刻のデータを取得し、検出された移動通信体60の中
で、発信者から呼を受けてから最も早い時刻に着信者の
ところへ到達できる移動通信体60を抽出する。
【0095】着信者検索手段10によって抽出された着
信者を呼番号決定手段3に通知する。該呼番号決定手段
3は、移動通信体局Cに対して移動通信体60への着信
依頼を行ない、発着信記録を発着信記録テーブルに保
存する。移動通信体局Cは、配下の移動通信体へ着信さ
せる。
【0096】この実施の形態例によれば、各移動局が各
々の移動経路を持ち、またその移動経路と最終到達地点
到着時刻を考慮して、着信する着信者(移動通信体)を
決定することができる。
【0097】図14は本発明の第12の実施の形態例を
示すブロック図である。図5、図10、図11と同一の
ものは、同一の符号を付して示す。発信者Aより発信さ
れた呼は、呼受付手段aにより受け付けられる。受け付
けられた呼は、発信者位置計算依頼手段1に引き渡され
る。該発信者位置計算依頼手段1は、発信者位置計算手
段eに発信者の座標の計算を依頼する。該発信者位置計
算手段eは、ISDN網や発番号通知サービス等を利用
して通知されている発信者の加入者番号を基に局番対応
座標位置決定テーブルを参照して発信者の座標を計算
し、発信者位置計算依頼手段1に通知する。
【0098】通知を受けた発信者位置計算依頼手段1
は、計算された発信者の座標を呼番号決定手段3に通知
する。該呼番号決定手段3は、着信者検索手段10に発
信者の座標を引き渡して着信者の検索を依頼する。
【0099】移動通信体情報テーブル2には、移動通信
体局Cより移動通信体60の状態を受けて、受付者状態
管理登録手段g及び着端末移動監視手段hにより座標位
置、状態、受付カウンタ等が保存されている。転送条件
記憶テーブル4には、移動通信体60の移動媒体(電
車、歩き、車等)や地図情報、交通情報等が保存されて
いる。
【0100】条件管理手段25は、各々の要件等を組み
合わせ条件テーブル24にてデータ管理する。呼番号決
定手段3から依頼を受けた着信者検索手段10は、組み
合わせ情報検索手段jに対して発信者及び着信者の条件
の検索依頼を行なう。
【0101】組み合わせ情報検索手段jは、組み合わせ
条件テーブル24を参照して、検索した条件の結果を着
信者検索手段10に通知する。着信者検索手段10は、
組み合わせ情報検索手段jから通知を受けた結果と、移
動通信体情報テーブル2と、転送条件記憶テーブル4を
参照して得た情報から、発信者に各移動通信体60が到
達するために第3地点を経由する必要があると認識され
た場合に、経由最低料金経路決定手段17が、該当第3
地点を経由した場合の最低料金での経路を決定し、該当
データを最低料金計算手段13に引き渡す。
【0102】最低料金計算手段13は、経路上の移動局
の移動料金を計算して、該当データを移動局決定手段1
4に引き渡す。移動局決定手段14は、引き渡されたデ
ータにより着信先を決定して検索結果である電話番号を
呼番号決定手段3に通知する。該呼番号決定手段3は、
着呼依頼手段dに着呼先の電話番号を通知する。該着呼
依頼手段dは、移動通信体局Cに対して移動通信体60
への着信依頼を行ない、発着信記録を発着信記録テーブ
ルに保存する。移動通信体局Cでは、配下の移動通信
体60へ着信させる。
【0103】この実施の形態例によれば、各移動局と発
信局との距離、及び複数の第3地点を中継経由する場合
の最低移動料金、移動経路を算出して着信する着信者
(移動局)を決定することができる。
【0104】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、 (1)複数の無線ゾーンの何れかに在圏する種々の移動
局について位置を検出するシステムにおいて、交換機内
に呼を接続する移動局を検索する着信者検索手段と、発
信者の位置を特定する発信者位置計算依頼手段と、各移
動局の位置情報を記憶する移動通信体情報テーブルと、
前記着信者検索手段より通知された着信者情報を基に呼
接続を依頼する呼番号決定手段と、移動媒体、着信者情
報、地図、交通料金情報を記憶する転送条件記憶テーブ
ルとを具備することにより、自局に着信した着信呼の発
信元の所在を発信者位置計算依頼手段1により求め、個
々の移動局を移動通信体情報テーブルにより特定し、着
信者検索手段は、所定の条件にかなう着信先を検索し、
呼番号決定手段3が着信者検索手段にて検索された着信
先の呼番号を決定することができる。
【0105】(2)この場合において、前記着信者検索
手段内に、発信者と移動局間にかかる最短時間を計算す
る最短時間計算手段と、該最短時間計算手段の出力を受
けて、最短時間で発信元に到着する着信者を決定する最
短時間移動局決定手段とを設けることにより、最短時間
計算手段が個々の移動局が発信元に到着するまでに所要
する時間を自動的に計算し、最短時間移動局決定手段が
最短時間で到着できる着信者(移動局)を決定すること
ができる。
【0106】(3)また、前記着信者検索手段内に、発
信者と移動局間にかかる最低料金を計算する最低料金計
算手段と、該最低料金計算手段の出力を受けて、最低料
金で発信元に到着する着信者を決定する最低料金移動局
決定手段とを設けることにより、最低料金移動局決定手
段により、最低料金で発信元に到着する着信者(移動
局)を決定することができる。
【0107】(4)また、発信元の特殊な要因情報を記
憶する発信元要件記憶テーブルと、該発信元要件記憶テ
ーブルを管理する発信元要件管理手段と、該発信元要件
管理手段と接続され、発信元の要件を検索して前記着信
者検索手段に与える発信元要件抽出手段とを設けること
により、発信元の要件に従い、着信者検索手段が自動的
に移動局の条件を検索して、最適な着信者(移動局)を
決定することができる。
【0108】(5)また、時間と料金の組み合わせを記
憶する組み合わせ条件テーブルと、該組み合わせ条件テ
ーブルと接続され、組み合わせ条件テーブルへのデータ
設定、参照を行なう条件管理手段と、該条件管理手段と
接続され、時間と料金の組み合わせ情報を検索して前記
着信者検索手段に与える組み合わせ情報検索手段とを設
けることにより、最短時間と最低料金の最適な組み合わ
せを組み合わせ情報検索手段が検索し、最適な着信者
(移動局)を決定することができる。
【0109】(6)また、前記着信者検索手段内に、移
動局の最終的な位置と時刻を検出する最終位置時刻検索
手段を設け、移動局の情報を管理する移動通信体移動情
報保有テーブルを設けることにより、各移動局が各々の
移動経路を持ち、またその移動経路と最終到達地点到着
時間を考慮して着信する着信者(移動局)を決定するこ
とができる。
【0110】(7)また、前記着信者検索手段内に、移
動局の最終的な位置と時刻を検出する最終位置時刻検出
手段を設け、移動局の情報を変更する移動情報変更手段
と、該移動情報変更手段の出力を受けて移動局の情報を
管理する移動情報保有手段とを設けることにより、各移
動局が各々の移動経路を持ち、またその移動経路と移動
経路変更融通性を考慮して着信する着信者(移動局)を
決定することができる。
【0111】(8)また、前記着信者検索手段内に、各
移動体が予め想定される第3地点を経由する際の最短時
間を検出する経由最短移動時間経路決定手段を設け、経
由地の情報を記憶する経由地情報テーブルを設けること
により、各移動局と発信局との距離、及び複数の第3地
点を中継経由する場合の最短移動時間、移動経路を算出
して、着信する着信者(移動局)を決定することができ
る。
【0112】(9)更に、前記着信者検索手段内に、各
移動体が予め想定される第3地点を経由する際の最低移
動料金を検出する経由最低移動料金経路決定手段を設
け、経由地の情報を記憶する経由地情報テーブルを設け
ることにより、各移動局と発信局との距離、及び複数の
第3地点を中継経由する場合の最低移動料金、移動経路
を算出して着信する着信者(移動局)を決定することが
できる。
【0113】このように、本発明によれば、発信者の要
求に柔軟に、かつ迅速に適応することができる移動通信
体への呼の分配システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態例の要部を示すブロ
ック図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態例の要部を示すブロ
ック図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態例の要部を示すブロ
ック図である。
【図5】本発明の第4の実施の形態例の要部を示すブロ
ック図である。
【図6】組み合わせ条件テーブルの構成例を示す図であ
る。
【図7】本発明の第5の実施の形態例の要部を示すブロ
ック図である。
【図8】本発明の第6の実施の形態例の要部を示すブロ
ック図である。
【図9】本発明の第7の実施の形態例の要部を示すブロ
ック図である。
【図10】本発明の第8の実施の形態例の要部を示すブ
ロック図である。
【図11】本発明の第9の実施の形態例を示すブロック
図である。
【図12】本発明の第10の実施の形態例を示すブロッ
ク図である。
【図13】本発明の第11の実施の形態例を示すブロッ
ク図である。
【図14】本発明の第12の実施の形態例を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 発信者位置計算依頼手段 2 移動通信体情報テーブル 3 呼番号決定手段 4 転送条件記憶テーブル 10 着信者検索手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 順也 大阪府大阪市中央区城見二丁目2番53号 富士通関西通信システム株式会社内 (72)発明者 中西 智則 大阪府大阪市中央区城見二丁目2番53号 富士通関西通信システム株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の無線ゾーンの何れかに在圏する種
    々の移動局について位置を検出するシステムにおいて、
    交換機内に呼を接続する移動局を検索する着信者検索手
    段と、 発信者の位置を特定する発信者位置計算依頼手段と、 各移動局の位置情報を記憶する移動通信体情報テーブル
    と、 前記着信者検索手段より通知された着信者情報を基に呼
    接続を依頼する呼番号決定手段と、 移動媒体、着信者情報、地図、交通料金情報を記憶する
    転送条件記憶テーブルとを具備することを特徴とする移
    動通信体への呼の自動分配システム。
  2. 【請求項2】 前記着信者検索手段内に、発信者と移動
    局間にかかる最短時間を計算する最短時間計算手段と、
    該最短時間計算手段の出力を受けて、最短時間で発信元
    に到着する着信者を決定する最短時間移動局決定手段と
    を設けることを特徴とする請求項1記載の移動通信体へ
    の呼の自動分配システム。
  3. 【請求項3】 前記着信者検索手段内に、発信者と移動
    局間にかかる最低料金を計算する最低料金計算手段と、
    該最低料金計算手段の出力を受けて、最低料金で発信元
    に到着する着信者を決定する最低料金移動局決定手段と
    を設けることを特徴とする請求項1記載の移動通信体へ
    の呼の自動分配システム。
  4. 【請求項4】 発信元の特殊な要因情報を記憶する発信
    元要件記憶テーブルと、 該発信元要件記憶テーブルを管理する発信元要件管理手
    段と、 該発信元要件管理手段と接続され、発信元の要件を検索
    して前記着信者検索手段に与える発信元要件抽出手段と
    を設けることを特徴とする請求項2又は3の何れかに記
    載の移動通信体への呼の自動分配システム。
  5. 【請求項5】 時間と料金の組み合わせを記憶する組み
    合わせ条件テーブルと、 該組み合わせ条件テーブルと接続され、組み合わせ条件
    テーブルへのデータ設定、参照を行なう条件管理手段
    と、 該条件管理手段と接続され、時間と料金の組み合わせ情
    報を検索して前記着信者検索手段に与える組み合わせ情
    報検索手段とを設けることを特徴とする請求項2又は3
    の何れかに記載の移動通信体への呼の自動分配システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記着信者検索手段内に、移動局の最終
    的な位置と時刻を検出する最終位置時刻検索手段を設
    け、 移動局の情報を管理する移動通信体移動情報保有テーブ
    ルを設けることを特徴とする請求項1記載の移動通信体
    への呼の自動分配システム。
  7. 【請求項7】 前記着信者検索手段内に、移動局の最終
    的な位置と時刻を検出する最終位置時刻検出手段を設
    け、 移動局の情報を変更する移動情報変更手段と、 該移動情報変更手段の出力を受けて移動局の情報を管理
    する移動情報保有手段とを設けることを特徴とする請求
    項1記載の移動通信体への呼の自動分配システム。
  8. 【請求項8】 前記着信者検索手段内に、各移動体が予
    め想定される第3地点を経由する際の最短時間を検出す
    る経由最短移動時間経路決定手段を設け、 経由地の情報を記憶する経由地情報テーブルを設けるこ
    とを特徴とする請求項1記載の移動通信体への呼の自動
    分配システム。
  9. 【請求項9】 前記着信者検索手段内に、各移動体が予
    め想定される第3地点を経由する際の最低移動料金を検
    出する経由最低移動料金経路決定手段を設け、 経由地の情報を記憶する経由地情報テーブルを設けるこ
    とを特徴とする請求項1記載の移動通信体への呼の自動
    分配システム。
JP9350707A 1997-12-19 1997-12-19 移動通信体への呼の自動分配システム Withdrawn JPH11187461A (ja)

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