JPH11183575A - フィールド機器の電池寿命予測方法 - Google Patents

フィールド機器の電池寿命予測方法

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JPH11183575A
JPH11183575A JP9347425A JP34742597A JPH11183575A JP H11183575 A JPH11183575 A JP H11183575A JP 9347425 A JP9347425 A JP 9347425A JP 34742597 A JP34742597 A JP 34742597A JP H11183575 A JPH11183575 A JP H11183575A
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JP
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built
voltage
field device
field
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Noboru Kanzaki
昇 神崎
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電池101で作動し、フィールドバスとしての
光ファイバ伝送線4を介し図外の上位機器と交信するフ
ィールド機器1の電池の寿命到来による交換時期を外気
温度や消費電流の変化に依存せず正確に判別して、上位
機器からユーザに伝える。 【解決手段】フィールド機器1が電池の消費電流、電
圧、温度、消費容量の相関を示すデータテーブル122
を持ち、定期的にスイッチ112を介しダミー負荷11
3を電池出力端VCCに接続し、電池消費電流を最過酷
値とした上、A/D変換器111を介し電池電圧を、ま
た同時に温度センサ114を介し電池温度を測定する。
そしてこの測定データ等を用いデータテーブル122か
ら当該フィールド機器が所定の過酷条件下にあるときの
電池の寿命を予測して電池交換の要否を判別し、電池交
換を要すると判別したときはその旨を示す警報を上位機
器に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種プラントの計
装システムを構成する、いわゆるフィールド機器、即ち
当該プラント内の圧力、温度、流量等の物理量を検出
し、その値を電気信号に変換して伝送路を介し上位機器
へ伝送する機器、或いは上位機器から伝送される制御信
号を受信して当該プラント内のバルブ等を制御する機
器、に属するものであって、主として光ファイバからな
るフィールドバスの伝送路上に設けられ、内蔵の電池で
動作するフィールド機器、の電池の寿命を予測する方
法、特に寿命到来に基づく電池交換の正確な時期を上位
機器がユーザに指示できるようにしたフィールド機器の
電池寿命予測方法に関する。
【0002】ここでフィールドバスとは、インテリジェ
ント・フィールド機器と制御システム機器(前記の上位
機器に該当する)間の、従来の4〜20mA標準に代わ
る、ディジタル双方向通信路をいう。なお以下各図にお
いて同一の符号は同一もしくは相当部分を示す。
【0003】
【従来の技術】従来、この種の計装システムにおいて
は、フィールド機器の電池の消耗(寿命到来)による動
作不良等を予め防止するために、一般には電池の使用可
能な限界電圧に所定の余裕電圧分を加えたマージン電圧
をフィールド機器に設定しておき、フィールド機器内で
電池の電圧を定期的に測定し、測定電圧が上記マージン
電圧に到達した時点で、フィールド機器から電池の交換
を指示する警報(プレアラーム)を上位機器に送り、そ
の後、電池電圧が使用可能限界電圧に到達するまでの期
間内に、ユーザにより電池交換を行って貰う方式がとら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
従来の方式においては、次のような問題がある。即ち、
電池の電圧と温度との間には相関があるため、例えば外
気温度が低い夜間に電池電圧を測定した場合は、電池電
圧が低下しており、プレアラームが通知されるが、外気
温度が高い昼間には、電池電圧が上昇してプレアラーム
が解除され得る。
【0005】また、電池電圧はその電池の消費電流(負
荷電流)にも依存するため、当該フィールド機器と上位
機器との通信頻度が高く、当該フィールド機器の電池の
消費電流が多い状態で電池電圧を測定した場合は、電池
電圧が低下しておりプレアラームが通知されるが、通信
頻度が下がった時には電池消費電流が減少し電池電圧が
上昇してプレアラームが解除され得る。
【0006】このためプレアラームがユーザに信用され
ず、電池交換時期をはっきり指示することができない。
そこで本発明はこのような問題を解消し、上位機器がユ
ーザに電池交換時期を正確に指示できるフィールド機器
の電池寿命予測方法を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、少なくとも上位機器(2)と、内蔵する電池(1
01)を電源として作動する1又は複数のフィールド機
器(1)とがフィールドバス(光ファイバ伝送線4な
ど)を介して交信するシステムにおいて、請求項1のフ
ィールド機器の電池寿命予測方法では、フィールド機器
(内のCPU102)が、内蔵電池の消費電流、電圧、
温度、消費容量の相関を示すデータテーブル(122)
を備えると共に、(CPU102内の電池寿命予測手段
121が)所定周期毎に、(A/D変換器111などを
介し)内蔵電池の消費電流が特定される条件下にある内
蔵電池の電圧、または内蔵電池の消費電流及び電圧と、
(温度センサ114を介し)内蔵電池の温度とを測定
し、少なくともこの測定データを用いて前記データテー
ブルから、当該フィールド機器の使用される所定の過酷
条件下での内蔵電池の寿命を予測し、その結果、内蔵電
池の交換を要すると判別したときは少なくともその旨を
示す警報(プレアラーム)を上位機器に送信するように
する。
【0008】また請求項2のフィールド機器の電池寿命
予測方法では、フィールド機器が、所定周期毎に、内蔵
電池の消費電流が特定される条件下にある内蔵電池の電
圧、または内蔵電池の消費電流及び電圧と、内蔵電池の
温度とを測定して、この測定データを上位機器に送信す
るようにし、他方、上位機器が、各フィールド機器の電
池の消費電流、電圧、温度、消費容量の相関を示すデー
タテーブルを備えると共に、フィールド機器から送信さ
れた少なくとも前記測定データを用いて当該のフィール
ド機器に対応する前記データテーブルから当該フィール
ド機器の使用される所定の過酷条件下での内蔵電池の寿
命を予測し、この電池の交換の要否を判別するようにす
る。
【0009】また請求項3のフィールド機器の電池寿命
予測方法では、請求項1又は2に記載のフィールド機器
の電池寿命予測方法において、フィールド機器(のCP
U102内の電池寿命予測手段121)が内蔵電池の電
圧の測定時に、(スイッチ112を介し)内蔵電池にダ
ミー負荷(113)を接続することにより、前記した内
蔵電池の消費電流が特定される条件を得るようにする。
【0010】また請求項4のフィールド機器の電池寿命
予測方法では、請求項1ないし3の何れかに記載のフィ
ールド機器の電池寿命予測方法において、前記フィール
ドバスを、光を伝送媒体とするもの(光ファイバ伝送線
4)とする。即ち、本発明の作用は、内蔵電池を電源と
するフィールド機器が定期的に内蔵電池の消費電流が特
定される条件下にある内蔵電池の電圧、または内蔵電池
の消費電流及び電圧と、内蔵電池の温度とを測定し、フ
ィールド機器又は上位機器に上記電池の消費電流、電
圧、温度、消費容量の相関を示すデータテーブルを設
け、フィールド機器が前記測定のデータ等を用い、自身
が持つ前記データテーブルから内蔵電池の寿命を予測し
て電池交換の要否を判別し、その結果を上位機器に送信
するようにするか、又は上位機器が直接、フィールド機
器から前記測定のデータ等の送信を受け、この送信デー
タ及び自身が持つ当該フィールド機器に対応する前記デ
ータテーブルから当該フィールド機器の電池の寿命を予
測し、この電池の交換の要否を知るようにするものであ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】図4は第1及び第2発明の一実施
例としての計装システムの要部の構成を示すブロック図
である。同図において1(1ー1,〜,1ー4)はフィ
ールド機器、2はその上位機器、3は次に述べる光ファ
イバ伝送線間に設けられた光中継器(オプティカル・ス
ターカプラともいう)である。
【0012】次に4(4ー0,4ー1,〜,4ー4)は
前記の光中継器3を介し上位機器2とフィールド機器1
ー1,〜,1ー4を結合するフィールドバスで、この例
では伝送媒体として光ファイバを用いたフィールドバス
しての光ファイバ伝送線である。但し本発明においては
フィールドバスの伝送媒体は光ファイバに限定されず、
電線であってもよい。
【0013】ここで光ファイバ伝送線4ー0は上位機器
2と光中継器3との間に設けられ、光ファイバ伝送線4
ー1,〜,4ー4は夫々フィールド機器1ー1,〜,1
ー4と光中継器3との間に設けられている。なお、光中
継器3は光ファイバ伝送線4ー0から光中継器3に導入
された光信号を光ファイバ伝送線4ー1,〜,4ー4に
分配し、また光ファイバ伝送線4ー1,〜,4ー4から
夫々光中継器3に導入された光信号を少なくとも光ファ
イバ伝送線4ー0に伝える機能、つまりフィールド機器
1ー1,〜,1ー4と上位機器2とが光信号による双方
向通信を行えるように光信号を中継する機能を持つもの
で、このような光中継器3としては、例えば本出願人の
先願になる特公平3ー9518号公報に記載されている
N:N光中継器を用いることができる。
【0014】(実施の形態1) (実施例1)図1は第1発明の一実施例としてのフィー
ルド機器1の要部の構成を示すブロック図である。同図
において、101はこのフィールド機器1の電源となる
電池、102はこのフィールド機器1内を制御するマイ
クロコンピュータ(CPUとも略記する)、103はこ
のフィールド機器1の本来の役割を果たすために設けら
れている計測用センサで、この例ではプラントの配管P
内を流れる流体の何らかの物理量(例えば温度,圧力,
流量等)を検出し、その検出信号をCPU102に伝え
る役割を持つ。また104は光ファイバ伝送線4を介し
て図外の上位機器2と光信号を授受するための光トラン
シーバである。
【0015】CPU102は本来の役割として、定期的
に、或いは上位機器2からの要求に応じて、計測用セン
サ103の検出信号から計測対象物理量の計測値を求
め、光トランシーバ104を介し光信号に変換し、光フ
ァイバ伝送線4を経て上位機器2へ送信する。次に11
1〜114及び121,122は本発明によって設けら
れている手段であり、111は電池101の出力端VC
Cの電圧(つまり電池電圧)をディジタル値に変換して
CPU102に伝えるA/D変換器、113は電池10
1の合計の消費電流(負荷電流)が、このフィールド機
器1の通常動作時(つまり、本発明に関わる電池電圧測
定モード以外の本来の動作モード)における最過酷値と
なるように電池出力端VCCに接続されるダミー負荷で
ある。なお、この電池消費電流の最過酷値は電池の最大
消費電流の見積値に見積誤差等を過酷側にカバーする所
定の余裕分を付加した値であり、この例では50mAと
する。
【0016】112はCPU102によって操作され、
電池電圧の測定時にダミー負荷113を前記のように接
続するスイツチ(SWとも略記する)、114は電池1
01の温度を検出してCPU102に伝える温度センサ
である。また121はCPU102の本発明に関わる部
分機能部としての電池寿命予測手段、122は同じくこ
の電池寿命予測手段121が用いるデータテーブルであ
る。
【0017】CPU102の電池寿命予測手段121
は、所定周期毎に、且つこのフィールド機器1が他の機
器と交信を行っていない、従って電池の消費電流が所定
の低い値となる条件のもとで本発明に関わる電池電圧測
定モードの動作を実行する。即ちこの電池電圧測定モー
ドにおいて、電池寿命予測手段121はスイッチ112
を操作してダミー負荷113を電池出力端VCCに接続
し(この時、電池の消費電流は前記した最過酷値の50
mAとなる)、A/D変換器111を介して電池101
の電圧を読み取ると共に、温度センサ114を介して電
池101の温度を読み取り、先ずは読み取った電池電圧
を光トランシーバ104を介し上位機器2に送信する。
【0018】なお、CPU102には電池101の消費
電流、電圧、温度および消費容量の相関を示す前記した
データテーブル122が予め格納されている。ここで電
池の消費容量とは、その電池の使用開始時点からその電
池電圧が測定された時点までの電池の総消費電気量とし
ての、(電池消費電流×時間)の積分値を言う。そこで
電池寿命予測手段121は、続いてこのデータテーブル
122と上記の読み取ったデータから、このフィールド
機器1が使用される所定の過酷条件(この例では電池消
費電流を最過酷値の50mA、電池温度をフィールド機
器の使用可能最低温度の−40°Cとする)における電
池101の寿命を予測し、電池101の交換が必要と判
別したときは、その旨を示す警報(プレアラーム)を上
位機器2へ送信する。
【0019】図2は上記のデータテーブル122のデー
タをプロットした特性曲線の一実施例を示し、この特性
曲線は電池消費電流が前記最過酷値50mAの条件で、
電池温度(この例では+30°C、0°C、−40°C
の3つ)をパラメータとして、電池電圧(縦軸)と電池
消費容量(横軸)との関係を表している。この場合、電
池温度−40°Cにおける、この電池が持つ実効的な容
量(つまりフィールド機器1を動作させることができる
全電池容量)が約2300mAhであり、電池寿命予測
手段121が電池交換を指示する警報(プレアラーム)
を出力する時の電池電圧を2.5V、このフィールド機
器1の動作が停止するときの電池電圧を1.5Vとして
いる。
【0020】いま使用中の電池101の温度が0°Cと
+30°C間を往復する外気環境の中で+30°Cの時
に電池電圧を測定し、2.7Vが測定されたものとす
る。なお、この電池電圧は前記のように電池101にダ
ミー負荷113を接続し、電池消費電流を最過酷値50
mAとして測定されたものである。このとき図2から、
この電池の消費容量が1700mAhであることがわか
る。
【0021】測定された電池電圧2.7Vは電池交換指
示電圧2.5Vに達してはいないが、電池寿命予測手段
121はデータテーブル122を参照して、この+30
°Cでの電池電圧2.7Vを、このフィールド機器1の
所定の過酷条件の温度としての使用可能最低温度−40
°Cでの値に換算する。この結果、図2からは2.3V
の換算値が得られるので、電池寿命予測手段121はこ
の換算値が電池交換指示電圧の2.5V以下であるとし
て、前述のように上位機器2にプレアラームを、上記の
測定電圧2.7Vに続いて送信する。
【0022】もしも、電池電圧を電池温度が0°Cの場
合に測定したとすると、2.5Vが得られることにな
る。この場合、電池寿命予測手段121はこの測定値が
電池交換指示電圧の2.5V以下であるとして、直ちに
上位機器2にプレアラームを、測定電圧2.5Vと共に
通知する。図2の電池温度別の特性曲線の電池電圧が、
電池交換指示電圧2.5Vから動作停止電圧1.5Vに
下降するまでの電池消費容量の差分(図のT1,T2,
T3の値)は、電池電圧が電池交換指示電圧2.5Vに
達した時点でプレアラームが出力された後に各当該電池
温度のもとで電池が動作することができる残容量を示し
ている。
【0023】従ってこの場合、図2のT3の電池残容量
を電池消費電流50mAで割った期間が、所定の過酷条
件下での電池交換に許容される期間(電池交換可能期間
という)であり、フィールド機器1(の電池寿命予測手
段121)はこのT3の電池交換可能期間をもプレアラ
ームと共に上位機器2へ送信することができる。このよ
うにプレアラーム等を受信した上位機器2は、さらにマ
ンマシンインタフェース装置を介してオペレータ等にこ
のプレアラームや、その他電池の交換に必要な情報、例
えば当該フィールド機器の番号、設置場所、電池交換可
能期間等を伝えることができる。
【0024】(実施例2)図3は、CPU102が内蔵
するデータテーブル122のデータをプロットした特性
曲線の別の実施例を示し、この特性曲線は、電池の使用
可能温度範囲で電池容量が最も低下する低温−40°C
において、電池の消費電流(この例では50mA、30
mA、5mAの3つ)をパラメータとしたときの、電池
電圧(縦軸)と電池消費容量(横軸)との関係を表して
いる。
【0025】この図3のようなデータテーブル122を
用いて、図1のフィールド機器1内のダミー負荷113
およびスイッチ112を省略し、代わりに電池101の
消費電流を測定する手段を設け、CPU102(の電池
寿命予測手段121)がこの電池消費電流の測定値を読
み込むようにすることによって、より精度よく電池交換
時期を予測することができる。
【0026】例えば、−40°Cの温度下にある或るフ
ィールド機器1について、実測中の電池消費電流が5m
Aの状態で測定された電池電圧が2.75Vであり、ま
た過去に実測されている電池の最大消費電流が30mA
であるとする。電池寿命予測手段121は測定した電池
電圧2.75V及び電池消費電流5mAを用い図3のデ
ータテーブル122から、現在の電池の消費容量が17
00mAhであることを知ると共に、この電池消費容量
1700mAhと電池最大消費電流30mAの条件に対
応する電池電圧を求める。
【0027】この図3から求めた電池電圧は2.5Vで
ある。従って電池寿命予測手段121は電池交換指示用
のプレアラームを上位機器2に通知する。なお、これに
併せて電池交換可能期間T20も通知することができ
る。このようにして、実施例1のように電池の最大消費
電流を過酷側に見積つて最過酷値50mAとした場合に
比べ、より正確に電池交換時期を予測でき、かつ電池交
換可能期間がより延長される。
【0028】(実施の形態2)実施の形態1ではフィー
ルド機器1が図2或いは図3のようなデータテーブル1
22を持って、電池の寿命を予測していたが、これに代
わり上位機器2が、このようなデータテーブルを持ち、
フィールド機器1からフィールド機器1が定期的に測定
する電池の電圧及び温度、または消費電流,電圧及び温
度の情報をそのつど受信し、この受信した情報を用い、
自身が持つ上記データテーブルから当該フィールド機器
1の電池の寿命を予測し、電池交換の要否を判別するよ
うにしてもよい。
【0029】なおこの場合、上位機器2がフィールド機
器1の電池寿命を予測するに必要な、当該フィールド機
器の使用される所定の過酷条件の情報は、上位機器2に
予め与えられるか、またはフィールド機器1から別途の
送信により与えられるものとする。
【0030】
【発明の効果】第1発明によれば、内蔵電池を電源とし
て作動し、フィールドバスを介し上位機器と交信するフ
ィールド機器が、電池の消費電流、電圧、温度、消費容
量の相関を示すデータテーブルを持ち、定期的に内蔵電
池の消費電流が特定される条件下にある内蔵電池の電
圧、または内蔵電池の消費電流及び電圧と、内蔵電池の
温度とを測定し、前記測定のデータ等を用いて前記デー
タテーブルから、フィールド機器の使用される所定の過
酷条件下での内蔵電池の寿命を予測して電池交換の要否
を判別し、電池交換を要すると判別したときはプレアラ
ームを上位機器に送信するようにし、第2発明によれ
ば、フィールド機器が定期的に前記測定のデータを上位
機器に送信し、他方、上位機器が、各フィールド機器の
電池の負荷電流、電圧、温度、消費容量の相関を示すデ
ータテーブルを持ち、フィールド機器から送信された前
記測定のデータ等を用い、自身が持つ当該フィールド機
器に対応する前記データテーブルから当該フィールド機
器の使用される所定の過酷条件下での当該フィールド機
器の電池の寿命を予測し、この電池の交換の要否を判別
するようにしたので、上位機器が、フィールド機器の電
池の交換時期を、季節変動による外気温度やフィールド
機器の消費電流の変化に依存しないで正確に判別してユ
ーザに伝えることができ、従来のようにユーザの信頼を
損なうことが無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明の一実施例としてのフィールド機器の
要部の構成図
【図2】第1及び第2発明の一実施例としてのデータテ
ーブルに対応する、温度別の電池電圧対電池消費容量の
特性図
【図3】第1及び第2発明の別の実施例としてのデータ
テーブルに対応する、電池消費電流別の電池電圧対電池
消費容量の特性図
【図4】第1及び第2発明の一実施例としての計装シス
テムの要部の構成図
【符号の説明】
1(1ー1,〜,1ー4) フィールド機器 2 上位機器 3 光中継器(オプティカル・スターカプラ) 4(4ー0,4ー1,〜,4ー4) 光ファイバ伝送
線 101 電池 102 マイクロコンピュータ(CPU) 103 計測用センサ P 配管 104 光トランシーバ 111 A/D変換器 112 スイッチ(SW) 113 ダミー負荷 114 温度センサ 121 電池寿命予測手段 122 データテーブル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも上位機器と、内蔵する電池を電
    源として作動する1又は複数のフィールド機器とがフィ
    ールドバスを介して交信するシステムにおいて、 フィールド機器が、内蔵電池の消費電流、電圧、温度、
    消費容量の相関を示すデータテーブルを備えると共に、 所定周期毎に、内蔵電池の消費電流が特定される条件下
    にある内蔵電池の電圧、または内蔵電池の消費電流及び
    電圧と、内蔵電池の温度とを測定し、 少なくともこの測定データを用いて前記データテーブル
    から、当該フィールド機器の使用される所定の過酷条件
    下での内蔵電池の寿命を予測し、 その結果、内蔵電池の交換を要すると判別したときはそ
    の旨を示す警報を上位機器に送信するようにしたことを
    特徴とするフィールド機器の電池寿命予測方法。
  2. 【請求項2】少なくとも上位機器と、内蔵する電池を電
    源として作動する1又は複数のフィールド機器とがフィ
    ールドバスを介して交信するシステムにおいて、 フィールド機器が、所定周期毎に、内蔵電池の消費電流
    が特定される条件下にある内蔵電池の電圧、または内蔵
    電池の消費電流及び電圧と、内蔵電池の温度とを測定し
    て、この測定データを上位機器に送信するようにし、 他方、上位機器が、各フィールド機器の電池の消費電
    流、電圧、温度、消費容量の相関を示すデータテーブル
    を備えると共に、 フィールド機器から送信された少なくとも前記測定デー
    タを用いて当該のフィールド機器に対応する前記データ
    テーブルから当該フィールド機器の使用される所定の過
    酷条件下での内蔵電池の寿命を予測し、この電池の交換
    の要否を判別するようにしたことを特徴とするフィール
    ド機器の電池寿命予測方法。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載のフィールド機器の
    電池寿命予測方法において、 フィールド機器が内蔵電池の電圧の測定時に、内蔵電池
    にダミー負荷を接続することにより、前記した内蔵電池
    の消費電流が特定される条件を得るようにしたことを特
    徴とするフィールド機器の電池寿命予測方法。
  4. 【請求項4】請求項1ないし3の何れかに記載のフィー
    ルド機器の電池寿命予測方法において、 前記フィールドバスを、光を伝送媒体とするものとした
    ことを特徴とするフィールド機器の電池寿命予測方法。
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Cited By (3)

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