JPH11182966A - 吸収冷温水機 - Google Patents
吸収冷温水機Info
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- JPH11182966A JPH11182966A JP9350437A JP35043797A JPH11182966A JP H11182966 A JPH11182966 A JP H11182966A JP 9350437 A JP9350437 A JP 9350437A JP 35043797 A JP35043797 A JP 35043797A JP H11182966 A JPH11182966 A JP H11182966A
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- heat exchanger
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A30/00—Adapting or protecting infrastructure or their operation
- Y02A30/27—Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
- Y02B30/62—Absorption based systems
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高温再生器で発生する冷媒蒸気のエクセルギ
ーを充分に利用し、高温再生器への稀溶液投入温度を高
めて高質燃料を削減することが出来る様な吸収冷温水機
の提供。 【解決手段】 高温再生器で発生した冷媒蒸気が流れる
冷媒蒸気ライン(L3)と、高温再生器に連通する溶液
ライン(L1)の高温再生器(HG)入口近傍を流れる
溶液との間で熱交換を行う熱交換器(EX)を設ける。
ーを充分に利用し、高温再生器への稀溶液投入温度を高
めて高質燃料を削減することが出来る様な吸収冷温水機
の提供。 【解決手段】 高温再生器で発生した冷媒蒸気が流れる
冷媒蒸気ライン(L3)と、高温再生器に連通する溶液
ライン(L1)の高温再生器(HG)入口近傍を流れる
溶液との間で熱交換を行う熱交換器(EX)を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸収冷温水機に関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】図47は従来の所謂「シリーズフロー型
の吸収冷温水機」、すなわち吸収器と高温再生器とを連
通する稀溶液ラインと、高温再生器と低温再生器とを連
通する中間濃度溶液ラインとを有するタイプの吸収冷温
水機、の一例が示されている。該吸収冷温水機には、蒸
発器E、吸収器A、高温再生器HG、低温再生器LG、
凝縮器C、高温溶液熱交換器HX、低温溶液熱交換器L
X、冷媒ポンプRP溶液ポンプSP及び吸収器Aと高温
再生器HGとを連通する稀溶液ラインL1、高温再生器
HGと低温再生器LGとを連通する中間濃度溶液ライン
L2、高温再生器HGと低温再生器LGとを接続する冷
媒蒸気ラインL3、ラインL3に連続し低温再生器LG
と凝縮器Cとを接続する凝縮冷媒ラインL4、低温再生
器LGと凝縮器Cとを連通する冷媒蒸気ラインL5、低
温再生器LGと吸収器Aとを連通する高濃度溶液ライン
L6など各部材を接続する各種ラインが設けられてい
る。
の吸収冷温水機」、すなわち吸収器と高温再生器とを連
通する稀溶液ラインと、高温再生器と低温再生器とを連
通する中間濃度溶液ラインとを有するタイプの吸収冷温
水機、の一例が示されている。該吸収冷温水機には、蒸
発器E、吸収器A、高温再生器HG、低温再生器LG、
凝縮器C、高温溶液熱交換器HX、低温溶液熱交換器L
X、冷媒ポンプRP溶液ポンプSP及び吸収器Aと高温
再生器HGとを連通する稀溶液ラインL1、高温再生器
HGと低温再生器LGとを連通する中間濃度溶液ライン
L2、高温再生器HGと低温再生器LGとを接続する冷
媒蒸気ラインL3、ラインL3に連続し低温再生器LG
と凝縮器Cとを接続する凝縮冷媒ラインL4、低温再生
器LGと凝縮器Cとを連通する冷媒蒸気ラインL5、低
温再生器LGと吸収器Aとを連通する高濃度溶液ライン
L6など各部材を接続する各種ラインが設けられてい
る。
【0003】また、図示しない冷房負荷に冷水を供給す
る給水ラインLWと、高温再生器HGへの加熱源(例え
ばガスバーナ)に高質燃料を供給する燃料ラインLFと
が設けられている。
る給水ラインLWと、高温再生器HGへの加熱源(例え
ばガスバーナ)に高質燃料を供給する燃料ラインLFと
が設けられている。
【0004】なお、添付図面中の数字は黒丸位置におけ
る溶液、冷媒蒸気又は凝縮冷媒の温度(℃)を示してい
る。
る溶液、冷媒蒸気又は凝縮冷媒の温度(℃)を示してい
る。
【0005】この種の吸収冷温水機の効率を向上させる
ためには、コストの高い高質燃料の消費量の削減が望ま
れる。そのためには、高温再生器HGから発生する冷媒
蒸気(図示の例では150〜160℃と高温である)が
保有する熱量を有効に利用することが必要である。そし
て図47の吸収冷温水機においては、当該冷媒蒸気(1
50〜160℃)は、低温再生器LGにて中間濃度溶液
(図示の例では80〜90℃)と熱交換を行い、中間濃
度溶液からさらに冷媒蒸気を発生せしめることにより、
熱量の有効利用を行っている。
ためには、コストの高い高質燃料の消費量の削減が望ま
れる。そのためには、高温再生器HGから発生する冷媒
蒸気(図示の例では150〜160℃と高温である)が
保有する熱量を有効に利用することが必要である。そし
て図47の吸収冷温水機においては、当該冷媒蒸気(1
50〜160℃)は、低温再生器LGにて中間濃度溶液
(図示の例では80〜90℃)と熱交換を行い、中間濃
度溶液からさらに冷媒蒸気を発生せしめることにより、
熱量の有効利用を行っている。
【0006】また、高質燃料の消費量を削減するために
は、高温再生器HGへ投入される稀溶液の投入温度(図
示の例では110〜130℃)を上昇させることが有効
である。そのため、図47の吸収冷温水機においては、
高温溶液熱交換器HXを介装する事により、中間濃度溶
液ラインL2を流れる高温再生器HGを出た直後の高温
の中間濃度溶液と、稀溶液ラインL1を流れる高温再生
器HGに供給される直前の稀溶液との間で熱交換を行っ
ている。さらに、低温再生器LGに冷媒蒸気ラインL3
を連通させることにより、間接的に稀溶液の前記投入温
度を高めている。
は、高温再生器HGへ投入される稀溶液の投入温度(図
示の例では110〜130℃)を上昇させることが有効
である。そのため、図47の吸収冷温水機においては、
高温溶液熱交換器HXを介装する事により、中間濃度溶
液ラインL2を流れる高温再生器HGを出た直後の高温
の中間濃度溶液と、稀溶液ラインL1を流れる高温再生
器HGに供給される直前の稀溶液との間で熱交換を行っ
ている。さらに、低温再生器LGに冷媒蒸気ラインL3
を連通させることにより、間接的に稀溶液の前記投入温
度を高めている。
【0007】しかし、高温溶液熱交換器HXにおいて、
中間濃度溶液と稀溶液の温度差が大きい場合には、熱交
換効率が低く、中間濃度溶液が保有するエクセルギーが
充分に活用されないこととなる。同様に、低温再生器L
Gにおいて、ラインL3を流れる冷媒蒸気と中間濃度溶
液との温度差が(図示の例では70℃)比較的大きい場
合も熱交換効率が低く、冷媒蒸気ラインL3内の冷媒蒸
気が保有するエクセルギーは充分に利用されない。
中間濃度溶液と稀溶液の温度差が大きい場合には、熱交
換効率が低く、中間濃度溶液が保有するエクセルギーが
充分に活用されないこととなる。同様に、低温再生器L
Gにおいて、ラインL3を流れる冷媒蒸気と中間濃度溶
液との温度差が(図示の例では70℃)比較的大きい場
合も熱交換効率が低く、冷媒蒸気ラインL3内の冷媒蒸
気が保有するエクセルギーは充分に利用されない。
【0008】図48は、投入温度を高める別の対策を示
し、凝縮冷媒ラインL4を流れる冷媒と、稀溶液ライン
L1中の低温溶液熱交換器LXと吸収器Aとの間の領域
を流れる稀溶液との間で熱交換を行うために、別の熱交
換器EXを設けた例である。しかし、図48において
は、例えばラインL4を流れる冷媒の温度は90〜10
0℃であり、稀溶液ラインL1の前記領域を流れる稀溶
液の温度が35〜40℃であるので、両者の温度差が5
5〜60℃と大きくなるので、熱交換器EXにおける熱
交換効率が低くなり、ラインL4を流れる冷媒のエクセ
ルギーが十分に活用されない。
し、凝縮冷媒ラインL4を流れる冷媒と、稀溶液ライン
L1中の低温溶液熱交換器LXと吸収器Aとの間の領域
を流れる稀溶液との間で熱交換を行うために、別の熱交
換器EXを設けた例である。しかし、図48において
は、例えばラインL4を流れる冷媒の温度は90〜10
0℃であり、稀溶液ラインL1の前記領域を流れる稀溶
液の温度が35〜40℃であるので、両者の温度差が5
5〜60℃と大きくなるので、熱交換器EXにおける熱
交換効率が低くなり、ラインL4を流れる冷媒のエクセ
ルギーが十分に活用されない。
【0009】図49には、従来の所謂「パラレルフロー
型の吸収冷温水機」、すなわち稀溶液ラインの高温溶液
熱交換器と低温溶液熱交換器との間に、高温再生器に向
うラインと低温再生器に向かうラインとの分岐点を有
し、高温再生器と吸収器とを連通する中間濃度溶液ライ
ンを有しているタイプの吸収冷温水機、の一例が示され
ている。
型の吸収冷温水機」、すなわち稀溶液ラインの高温溶液
熱交換器と低温溶液熱交換器との間に、高温再生器に向
うラインと低温再生器に向かうラインとの分岐点を有
し、高温再生器と吸収器とを連通する中間濃度溶液ライ
ンを有しているタイプの吸収冷温水機、の一例が示され
ている。
【0010】図49で示す吸収冷温水機には、蒸発器
E、吸収器A、高温再生器HG、低温再生器LG、凝縮
器C、高温溶液熱交換器HX、低温溶液熱交換器LX、
冷媒ポンプRP、溶液ポンプSP、吸収器Aと高温再生
器HGとを連通する稀溶液ラインL1、高温再生器HG
と吸収器Aとを連通する中間濃度溶液ラインL3、稀溶
液ラインL1の高温溶液熱交換器HXと低温溶液熱交換
器LXの間に設けられた分岐点Pと低温再生器LGとを
連通する稀溶液分岐ラインL2、低温再生器LGを前記
ラインL3に接続する溶液ラインL5、高温再生器HG
と低温再生器LGを接続する冷媒蒸気ラインL6、冷媒
蒸気ラインL6に連続して低温再生器LGと凝縮器Cと
を接続する冷媒ラインL7、低温再生器LGと凝縮器C
とを連通する冷媒蒸気ラインL8等、各部材を接続或い
は連通する各種ラインが設けられている。
E、吸収器A、高温再生器HG、低温再生器LG、凝縮
器C、高温溶液熱交換器HX、低温溶液熱交換器LX、
冷媒ポンプRP、溶液ポンプSP、吸収器Aと高温再生
器HGとを連通する稀溶液ラインL1、高温再生器HG
と吸収器Aとを連通する中間濃度溶液ラインL3、稀溶
液ラインL1の高温溶液熱交換器HXと低温溶液熱交換
器LXの間に設けられた分岐点Pと低温再生器LGとを
連通する稀溶液分岐ラインL2、低温再生器LGを前記
ラインL3に接続する溶液ラインL5、高温再生器HG
と低温再生器LGを接続する冷媒蒸気ラインL6、冷媒
蒸気ラインL6に連続して低温再生器LGと凝縮器Cと
を接続する冷媒ラインL7、低温再生器LGと凝縮器C
とを連通する冷媒蒸気ラインL8等、各部材を接続或い
は連通する各種ラインが設けられている。
【0011】また、図示しない冷房負荷に冷水を供給す
る給水ラインLWと、高温再生器HGへの加熱源(例え
ばガスバーナ)に高質燃料を供給する燃料ラインLFと
が設けられている。
る給水ラインLWと、高温再生器HGへの加熱源(例え
ばガスバーナ)に高質燃料を供給する燃料ラインLFと
が設けられている。
【0012】また、図51で示す従来の所謂「パラレル
フロー型の吸収冷温水機」は、図49の吸収冷温水機の
変形タイプ(変形パラレルフロー型、所謂「パラレルシ
リーズフロー型」)である。そして、この様なパラレル
シリーズフロー型の吸収冷温水機では、図49における
中間濃度溶液ラインL3及び溶液ラインL5に代えて、
高温再生器HGと低温再生器LGとを連通する中間濃度
溶液ラインL4と、低温再生器LGと吸収器Aとを連通
する高濃度溶液ラインL5とを有している。その他の構
成については、図49のパラレルフロー型の吸収冷温水
機と同様である。
フロー型の吸収冷温水機」は、図49の吸収冷温水機の
変形タイプ(変形パラレルフロー型、所謂「パラレルシ
リーズフロー型」)である。そして、この様なパラレル
シリーズフロー型の吸収冷温水機では、図49における
中間濃度溶液ラインL3及び溶液ラインL5に代えて、
高温再生器HGと低温再生器LGとを連通する中間濃度
溶液ラインL4と、低温再生器LGと吸収器Aとを連通
する高濃度溶液ラインL5とを有している。その他の構
成については、図49のパラレルフロー型の吸収冷温水
機と同様である。
【0013】しかし、パラレルフロー型或いはパラレル
シリーズフロー型の吸収冷温水機においても、シリーズ
フロー型吸収冷温水機と同様な問題が存在する。すなわ
ち、高温溶液熱交換器HXにおいて、中間濃度溶液と稀
溶液の温度差が大きい場合には、熱交換効率が低く、中
間濃度溶液が保有するエクセルギーが充分に活用されな
い。また、低温再生器LGにおいて、ラインL6を流れ
る冷媒蒸気と中間濃度溶液との温度差が(図示の例では
70℃)比較的大きい場合も熱交換効率が低く、冷媒蒸
気ラインL6内の冷媒蒸気が保有するエクセルギーは充
分に利用されない。
シリーズフロー型の吸収冷温水機においても、シリーズ
フロー型吸収冷温水機と同様な問題が存在する。すなわ
ち、高温溶液熱交換器HXにおいて、中間濃度溶液と稀
溶液の温度差が大きい場合には、熱交換効率が低く、中
間濃度溶液が保有するエクセルギーが充分に活用されな
い。また、低温再生器LGにおいて、ラインL6を流れ
る冷媒蒸気と中間濃度溶液との温度差が(図示の例では
70℃)比較的大きい場合も熱交換効率が低く、冷媒蒸
気ラインL6内の冷媒蒸気が保有するエクセルギーは充
分に利用されない。
【0014】図50及び図52は、投入温度を高める別
の対策を示し、冷媒ラインL7を流れる冷媒と、稀溶液
ラインL1中の低温溶液熱交換器LXと吸収器Aとの間
の領域を流れる稀溶液との間で熱交換を行うために、別
の熱交換器EXを設けた例である。しかし、図50及び
図52においても、例えばラインL7を流れる冷媒の温
度と、稀溶液ラインL1の前記領域を流れる稀溶液の温
度との温度差が50〜60℃と大きくなった場合には、
熱交換器EXにおける熱交換効率が低くなり、ラインL
7を流れる冷媒のエクセルギーが十分に活用されない、
という問題が存在する。
の対策を示し、冷媒ラインL7を流れる冷媒と、稀溶液
ラインL1中の低温溶液熱交換器LXと吸収器Aとの間
の領域を流れる稀溶液との間で熱交換を行うために、別
の熱交換器EXを設けた例である。しかし、図50及び
図52においても、例えばラインL7を流れる冷媒の温
度と、稀溶液ラインL1の前記領域を流れる稀溶液の温
度との温度差が50〜60℃と大きくなった場合には、
熱交換器EXにおける熱交換効率が低くなり、ラインL
7を流れる冷媒のエクセルギーが十分に活用されない、
という問題が存在する。
【0015】図53には、従来の所謂「リバースフロー
型の吸収冷温水機」、すなわち、凝縮器と、蒸発器と、
吸収器と、高温再生器と、低温再生器とを有し、吸収器
から送出される稀溶液を低温再生器へ供給する稀溶液ラ
インと、補助ポンプが介装され且つ低温再生器から送出
される中間濃度溶液を高温再生器へ供給する中間濃度溶
液ラインと、高温再生器から送出される高濃度溶液を吸
収器へ供給する高濃度溶液ラインとを有しているタイプ
の吸収冷温水機、の一例が示されている。
型の吸収冷温水機」、すなわち、凝縮器と、蒸発器と、
吸収器と、高温再生器と、低温再生器とを有し、吸収器
から送出される稀溶液を低温再生器へ供給する稀溶液ラ
インと、補助ポンプが介装され且つ低温再生器から送出
される中間濃度溶液を高温再生器へ供給する中間濃度溶
液ラインと、高温再生器から送出される高濃度溶液を吸
収器へ供給する高濃度溶液ラインとを有しているタイプ
の吸収冷温水機、の一例が示されている。
【0016】図53で示すリバースロー型の吸収冷温水
機には、蒸発器E、吸収器A、高温再生器HG、低温再
生器LG、凝縮器C、高温溶液熱交換器HX、低温溶液
熱交換器LX、冷媒ポンプRP、溶液ポンプSP1、補
助ポンプSP2、吸収器Aと低温再生器LGとを連通す
る稀溶液ラインL1、前記補助ポンプSP2を介して低
温再生器LGと高温再生器HGとを連通する中間濃度溶
液ラインL2、高温再生器HGと吸収器Aとを連通する
高濃度溶液ラインL3、高温再生器HGと低温再生器L
Gを接続する冷媒蒸気ラインL6、冷媒蒸気ラインL6
に連続して低温再生器LGと凝縮器Cとを接続する冷媒
ラインL7、低温再生器LGと凝縮器Cとを連通する冷
媒蒸気ラインL8等、各部材を接続或いは連通する各種
ラインが設けられている。
機には、蒸発器E、吸収器A、高温再生器HG、低温再
生器LG、凝縮器C、高温溶液熱交換器HX、低温溶液
熱交換器LX、冷媒ポンプRP、溶液ポンプSP1、補
助ポンプSP2、吸収器Aと低温再生器LGとを連通す
る稀溶液ラインL1、前記補助ポンプSP2を介して低
温再生器LGと高温再生器HGとを連通する中間濃度溶
液ラインL2、高温再生器HGと吸収器Aとを連通する
高濃度溶液ラインL3、高温再生器HGと低温再生器L
Gを接続する冷媒蒸気ラインL6、冷媒蒸気ラインL6
に連続して低温再生器LGと凝縮器Cとを接続する冷媒
ラインL7、低温再生器LGと凝縮器Cとを連通する冷
媒蒸気ラインL8等、各部材を接続或いは連通する各種
ラインが設けられている。
【0017】また、図示しない冷房負荷に冷水を供給す
る給水ラインLWと、高温再生器HGへの加熱源(例え
ばガスバーナ)に高質燃料を供給する燃料ラインLFと
が設けられている。
る給水ラインLWと、高温再生器HGへの加熱源(例え
ばガスバーナ)に高質燃料を供給する燃料ラインLFと
が設けられている。
【0018】また、図55で示す従来のリバースフロー
型の吸収冷温水機は、図53の吸収冷温水機の変形タイ
プ(変形リバースフロー型、所謂「リバースパラレルフ
ロー型」)である。そして図55において、リバースパ
ラレルフロー型の吸収冷温水機では、中間濃度溶液ライ
ンL2から分岐点Pにおいて分岐しており、一方の中間
濃度溶液ラインL2は高温再生器HGに向い、他方の中
間濃度溶液ラインL5は高濃度溶液ラインL3に合流し
ている。その他の構成については、図53のリバースフ
ロー型の吸収冷温水機と同様である。
型の吸収冷温水機は、図53の吸収冷温水機の変形タイ
プ(変形リバースフロー型、所謂「リバースパラレルフ
ロー型」)である。そして図55において、リバースパ
ラレルフロー型の吸収冷温水機では、中間濃度溶液ライ
ンL2から分岐点Pにおいて分岐しており、一方の中間
濃度溶液ラインL2は高温再生器HGに向い、他方の中
間濃度溶液ラインL5は高濃度溶液ラインL3に合流し
ている。その他の構成については、図53のリバースフ
ロー型の吸収冷温水機と同様である。
【0019】しかし、リバースフロー型或いはリバース
パラレルフロー型の吸収冷温水機においても、シリーズ
フロー型、パラレルフロー型或いはシリーズパラレルフ
ロー型の吸収冷温水機と同様な問題が存在する。すなわ
ち、高温溶液熱交換器HXにおいて、中間濃度溶液と高
濃度溶液の温度差が大きい場合には、熱交換効率が低
く、高濃度溶液が保有するエクセルギーが充分に活用さ
れないこととなる。同様に、低温再生器LGにおいて
も、ラインL6を流れる冷媒蒸気と中間濃度溶液との温
度差が(図示の例では約70℃)比較的大きい場合も熱
交換効率が低く、冷媒蒸気ラインL6内の冷媒蒸気が保
有するエクセルギーは充分に利用されない。
パラレルフロー型の吸収冷温水機においても、シリーズ
フロー型、パラレルフロー型或いはシリーズパラレルフ
ロー型の吸収冷温水機と同様な問題が存在する。すなわ
ち、高温溶液熱交換器HXにおいて、中間濃度溶液と高
濃度溶液の温度差が大きい場合には、熱交換効率が低
く、高濃度溶液が保有するエクセルギーが充分に活用さ
れないこととなる。同様に、低温再生器LGにおいて
も、ラインL6を流れる冷媒蒸気と中間濃度溶液との温
度差が(図示の例では約70℃)比較的大きい場合も熱
交換効率が低く、冷媒蒸気ラインL6内の冷媒蒸気が保
有するエクセルギーは充分に利用されない。
【0020】図54及び図56は、投入温度を高める別
の対策を示し、冷媒ラインL7を流れる冷媒と、稀溶液
ラインL1中の低温溶液熱交換器LXと吸収器Aとの間
の領域を流れる稀溶液との間で熱交換を行うために、別
の熱交換器EXを設けた例である。しかし、図54及び
図56においても、例えばラインL7を流れる冷媒の温
度と、稀溶液ラインL1の前記領域を流れる稀溶液の温
度との温度差が50〜60℃と大きい場合には、熱交換
器EXにおける熱交換効率が低くなり、ラインL7を流
れる冷媒のエクセルギーが十分に活用されない。
の対策を示し、冷媒ラインL7を流れる冷媒と、稀溶液
ラインL1中の低温溶液熱交換器LXと吸収器Aとの間
の領域を流れる稀溶液との間で熱交換を行うために、別
の熱交換器EXを設けた例である。しかし、図54及び
図56においても、例えばラインL7を流れる冷媒の温
度と、稀溶液ラインL1の前記領域を流れる稀溶液の温
度との温度差が50〜60℃と大きい場合には、熱交換
器EXにおける熱交換効率が低くなり、ラインL7を流
れる冷媒のエクセルギーが十分に活用されない。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した様な
従来技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、高温
再生器で発生する冷媒蒸気のエクセルギーを充分に利用
し、高温再生器への稀溶液投入温度を高めて高質燃料を
削減することが出来る様な吸収冷温水機の提供を目的と
している。
従来技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、高温
再生器で発生する冷媒蒸気のエクセルギーを充分に利用
し、高温再生器への稀溶液投入温度を高めて高質燃料を
削減することが出来る様な吸収冷温水機の提供を目的と
している。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明の吸収冷温水機
は、吸収器と高温再生器とを連通する稀溶液ラインと、
高温再生器と低温再生器とを連通する中間濃度溶液ライ
ンとを有しており、高温再生器から低温再生器へ向う冷
媒蒸気ラインを流れる冷媒蒸気と前記稀溶液ラインの高
温再生器入口近傍を流れる稀溶液との間で熱交換を行う
熱交換器を設けている(図1に対応する)。
は、吸収器と高温再生器とを連通する稀溶液ラインと、
高温再生器と低温再生器とを連通する中間濃度溶液ライ
ンとを有しており、高温再生器から低温再生器へ向う冷
媒蒸気ラインを流れる冷媒蒸気と前記稀溶液ラインの高
温再生器入口近傍を流れる稀溶液との間で熱交換を行う
熱交換器を設けている(図1に対応する)。
【0023】また本発明の吸収冷温水機は、吸収器と高
温再生器とを連通する稀溶液ラインと、高温再生器と低
温再生器とを連通する中間濃度溶液ラインとを有してお
り、前記稀溶液ラインの吸収器と低温溶液熱交換器との
間の領域には、前記低温再生器で発生した冷媒蒸気と前
記領域を流れる稀溶液との間で熱交換を行う熱交換器
と、高温再生器で発生し低温再生器を介して凝縮器へ送
出される冷媒と前記領域領域を流れる稀溶液との間で熱
交換を行う熱交換器、とが介装されている(図2に対応
する)。
温再生器とを連通する稀溶液ラインと、高温再生器と低
温再生器とを連通する中間濃度溶液ラインとを有してお
り、前記稀溶液ラインの吸収器と低温溶液熱交換器との
間の領域には、前記低温再生器で発生した冷媒蒸気と前
記領域を流れる稀溶液との間で熱交換を行う熱交換器
と、高温再生器で発生し低温再生器を介して凝縮器へ送
出される冷媒と前記領域領域を流れる稀溶液との間で熱
交換を行う熱交換器、とが介装されている(図2に対応
する)。
【0024】そして本発明の吸収冷温水機は、吸収器と
高温再生器とを連通する稀溶液ラインと、高温再生器と
低温再生器とを連通する中間濃度溶液ラインとを有して
おり、高温再生器から低温再生器へ向う冷媒蒸気ライン
を流れる冷媒蒸気と前記稀溶液ラインの高温再生器入口
近傍を流れる稀溶液との間で熱交換を行う熱交換器を設
けており、前記稀溶液ラインの吸収器と低温溶液熱交換
器との間の領域には、前記低温再生器で発生した冷媒蒸
気と前記領域を流れる稀溶液との間で熱交換を行う熱交
換器と、高温再生器で発生し低温再生器を介して凝縮器
へ送出される冷媒と前記領域領域を流れる稀溶液との間
で熱交換を行う熱交換器、とが介装されている(図3に
対応する)。
高温再生器とを連通する稀溶液ラインと、高温再生器と
低温再生器とを連通する中間濃度溶液ラインとを有して
おり、高温再生器から低温再生器へ向う冷媒蒸気ライン
を流れる冷媒蒸気と前記稀溶液ラインの高温再生器入口
近傍を流れる稀溶液との間で熱交換を行う熱交換器を設
けており、前記稀溶液ラインの吸収器と低温溶液熱交換
器との間の領域には、前記低温再生器で発生した冷媒蒸
気と前記領域を流れる稀溶液との間で熱交換を行う熱交
換器と、高温再生器で発生し低温再生器を介して凝縮器
へ送出される冷媒と前記領域領域を流れる稀溶液との間
で熱交換を行う熱交換器、とが介装されている(図3に
対応する)。
【0025】さらに本発明の吸収冷温水機は、吸収器と
高温再生器とを連通する稀溶液ラインと、高温再生器と
低温再生器とを連通する中間濃度溶液ラインとを有して
おり、高温再生器から低温再生器へ向う冷媒蒸気ライン
を流れる冷媒蒸気と、前記稀溶液ラインの高温溶液熱交
換器と低温溶液熱交換器の間の領域を流れる稀溶液、と
の間で熱交換を行う熱交換器を設けており、前記稀溶液
ラインの吸収器と低温溶液熱交換器との間の領域には、
前記低温再生器で発生した冷媒蒸気と前記領域を流れる
稀溶液との間で熱交換を行う熱交換器と、高温再生器で
発生し低温再生器を介して凝縮器へ送出される冷媒と前
記領域領域を流れる稀溶液との間で熱交換を行う熱交換
器、とが介装されている(図4に対応する)。
高温再生器とを連通する稀溶液ラインと、高温再生器と
低温再生器とを連通する中間濃度溶液ラインとを有して
おり、高温再生器から低温再生器へ向う冷媒蒸気ライン
を流れる冷媒蒸気と、前記稀溶液ラインの高温溶液熱交
換器と低温溶液熱交換器の間の領域を流れる稀溶液、と
の間で熱交換を行う熱交換器を設けており、前記稀溶液
ラインの吸収器と低温溶液熱交換器との間の領域には、
前記低温再生器で発生した冷媒蒸気と前記領域を流れる
稀溶液との間で熱交換を行う熱交換器と、高温再生器で
発生し低温再生器を介して凝縮器へ送出される冷媒と前
記領域領域を流れる稀溶液との間で熱交換を行う熱交換
器、とが介装されている(図4に対応する)。
【0026】或いは本発明の吸収冷温水機は、吸収器と
高温再生器とを連通する稀溶液ラインと、高温再生器と
低温再生器とを連通する中間濃度溶液ラインとを有して
おり、高温再生器から低温再生器へ向う冷媒蒸気ライン
を流れる冷媒蒸気と前記稀溶液ラインの高温再生器入口
近傍を流れる稀溶液との間で熱交換を行う熱交換器を設
け、高温再生器から低温再生器へ向う冷媒蒸気ラインを
流れる冷媒蒸気と、前記稀溶液ラインの高温溶液熱交換
器と低温溶液熱交換器の間の領域を流れる稀溶液、との
間で熱交換を行う熱交換器を設けており、前記稀溶液ラ
インの吸収器と低温溶液熱交換器との間の領域には、前
記低温再生器で発生した冷媒蒸気と前記領域を流れる稀
溶液との間で熱交換を行う熱交換器と、高温再生器で発
生し低温再生器を介して凝縮器へ送出される冷媒と前記
領域領域を流れる稀溶液との間で熱交換を行う熱交換
器、とが介装されている(図5に対応する)。
高温再生器とを連通する稀溶液ラインと、高温再生器と
低温再生器とを連通する中間濃度溶液ラインとを有して
おり、高温再生器から低温再生器へ向う冷媒蒸気ライン
を流れる冷媒蒸気と前記稀溶液ラインの高温再生器入口
近傍を流れる稀溶液との間で熱交換を行う熱交換器を設
け、高温再生器から低温再生器へ向う冷媒蒸気ラインを
流れる冷媒蒸気と、前記稀溶液ラインの高温溶液熱交換
器と低温溶液熱交換器の間の領域を流れる稀溶液、との
間で熱交換を行う熱交換器を設けており、前記稀溶液ラ
インの吸収器と低温溶液熱交換器との間の領域には、前
記低温再生器で発生した冷媒蒸気と前記領域を流れる稀
溶液との間で熱交換を行う熱交換器と、高温再生器で発
生し低温再生器を介して凝縮器へ送出される冷媒と前記
領域領域を流れる稀溶液との間で熱交換を行う熱交換
器、とが介装されている(図5に対応する)。
【0027】これに加えて本発明の吸収冷温水機は、吸
収器と高温再生器とを連通する稀溶液ラインと、高温再
生器と低温再生器とを連通する中間濃度溶液ラインとを
有しており、稀溶液ラインの低温溶液熱交換器と高温溶
液熱交換器との間の領域から分岐して高温再生器へ連通
する分岐稀溶液ラインを設け、高温再生器から低温再生
器へ向う冷媒蒸気ラインを流れる冷媒蒸気と前記分岐稀
溶液ラインを流れる稀溶液との間で熱交換を行う熱交換
器を設けている(図6に対応する)。
収器と高温再生器とを連通する稀溶液ラインと、高温再
生器と低温再生器とを連通する中間濃度溶液ラインとを
有しており、稀溶液ラインの低温溶液熱交換器と高温溶
液熱交換器との間の領域から分岐して高温再生器へ連通
する分岐稀溶液ラインを設け、高温再生器から低温再生
器へ向う冷媒蒸気ラインを流れる冷媒蒸気と前記分岐稀
溶液ラインを流れる稀溶液との間で熱交換を行う熱交換
器を設けている(図6に対応する)。
【0028】本発明の吸収冷温水機は、稀溶液ラインの
高温溶液熱交換器と低温溶液熱交換器との間に、高温再
生器に向うラインと低温再生器に向かうラインとの分岐
点を有し、高温再生器と吸収器とを連通する中間濃度溶
液ラインを有しており、高温再生器から低温再生器へ向
う冷媒蒸気ラインを流れる冷媒蒸気と、前記稀溶液ライ
ンの高温再生器入口近傍を流れる稀溶液との間で熱交換
を行う熱交換器を設けている(図7に対応する)。ここ
で、中間濃度溶液ラインの高温溶液熱交換器と低温溶液
熱交換器の間の領域に気液分離手段を設け、該気液分離
手段と低温再生器とを連通する冷媒蒸気ラインを設ける
のが好ましい(図9に対応する)。
高温溶液熱交換器と低温溶液熱交換器との間に、高温再
生器に向うラインと低温再生器に向かうラインとの分岐
点を有し、高温再生器と吸収器とを連通する中間濃度溶
液ラインを有しており、高温再生器から低温再生器へ向
う冷媒蒸気ラインを流れる冷媒蒸気と、前記稀溶液ライ
ンの高温再生器入口近傍を流れる稀溶液との間で熱交換
を行う熱交換器を設けている(図7に対応する)。ここ
で、中間濃度溶液ラインの高温溶液熱交換器と低温溶液
熱交換器の間の領域に気液分離手段を設け、該気液分離
手段と低温再生器とを連通する冷媒蒸気ラインを設ける
のが好ましい(図9に対応する)。
【0029】また本発明の吸収冷温水機は、稀溶液ライ
ンの高温溶液熱交換器と低温溶液熱交換器との間に、高
温再生器に向うラインと低温再生器に向かうラインとの
分岐点を有し、高温再生器と吸収器とを連通する中間濃
度溶液ラインを有しており、前記稀溶液ラインの吸収器
と低温溶液熱交換器との間の領域には、前記低温再生器
で発生した冷媒蒸気と前記領域を流れる稀溶液との間で
熱交換を行う熱交換器と、高温再生器で発生し低温再生
器を介して凝縮器へ送出される冷媒と前記領域を流れる
稀溶液との間で熱交換を行う熱交換器、とが介装されて
いる(図8に対応する)。ここで、中間濃度溶液ライン
の高温溶液熱交換器と低温溶液熱交換器の間の領域に気
液分離手段を設け、該気液分離手段と低温再生器とを連
通する冷媒蒸気ラインを設けているのが好ましい(図1
0に対応する)。
ンの高温溶液熱交換器と低温溶液熱交換器との間に、高
温再生器に向うラインと低温再生器に向かうラインとの
分岐点を有し、高温再生器と吸収器とを連通する中間濃
度溶液ラインを有しており、前記稀溶液ラインの吸収器
と低温溶液熱交換器との間の領域には、前記低温再生器
で発生した冷媒蒸気と前記領域を流れる稀溶液との間で
熱交換を行う熱交換器と、高温再生器で発生し低温再生
器を介して凝縮器へ送出される冷媒と前記領域を流れる
稀溶液との間で熱交換を行う熱交換器、とが介装されて
いる(図8に対応する)。ここで、中間濃度溶液ライン
の高温溶液熱交換器と低温溶液熱交換器の間の領域に気
液分離手段を設け、該気液分離手段と低温再生器とを連
通する冷媒蒸気ラインを設けているのが好ましい(図1
0に対応する)。
【0030】そして本発明の吸収冷温水機は、稀溶液ラ
インの高温溶液熱交換器と低温溶液熱交換器との間に、
高温再生器に向うラインと低温再生器に向かうラインと
の分岐点を有し、高温再生器と吸収器とを連通する中間
濃度溶液ラインを有しており、高温再生器から低温再生
器へ向う冷媒蒸気ラインを流れる冷媒蒸気と前記稀溶液
ラインの高温再生器入口近傍を流れる稀溶液との間で熱
交換を行う熱交換器を設けており、前記稀溶液ラインの
吸収器と低温溶液熱交換器との間の領域には、前記低温
再生器で発生した冷媒蒸気と前記領域を流れる稀溶液と
の間で熱交換を行う熱交換器と、高温再生器で発生し低
温再生器を介して凝縮器へ送出される冷媒と前記領域を
流れる稀溶液との間で熱交換を行う熱交換器、とが介装
されている(図11に対応する)。ここで、中間濃度溶
液ラインの高温溶液熱交換器と低温溶液熱交換器の間の
領域に気液分離手段を設け、該気液分離手段と低温再生
器とを連通する冷媒蒸気ラインを設けているのが好まし
い(図13に対応する)。
インの高温溶液熱交換器と低温溶液熱交換器との間に、
高温再生器に向うラインと低温再生器に向かうラインと
の分岐点を有し、高温再生器と吸収器とを連通する中間
濃度溶液ラインを有しており、高温再生器から低温再生
器へ向う冷媒蒸気ラインを流れる冷媒蒸気と前記稀溶液
ラインの高温再生器入口近傍を流れる稀溶液との間で熱
交換を行う熱交換器を設けており、前記稀溶液ラインの
吸収器と低温溶液熱交換器との間の領域には、前記低温
再生器で発生した冷媒蒸気と前記領域を流れる稀溶液と
の間で熱交換を行う熱交換器と、高温再生器で発生し低
温再生器を介して凝縮器へ送出される冷媒と前記領域を
流れる稀溶液との間で熱交換を行う熱交換器、とが介装
されている(図11に対応する)。ここで、中間濃度溶
液ラインの高温溶液熱交換器と低温溶液熱交換器の間の
領域に気液分離手段を設け、該気液分離手段と低温再生
器とを連通する冷媒蒸気ラインを設けているのが好まし
い(図13に対応する)。
【0031】さらに本発明の吸収冷温水機は、稀溶液ラ
インの高温溶液熱交換器と低温溶液熱交換器との間に、
高温再生器に向うラインと低温再生器に向かうラインと
の分岐点を有し、高温再生器と吸収器とを連通する中間
濃度溶液ラインを有しており、高温再生器から低温再生
器へ向う冷媒蒸気ラインを流れる冷媒蒸気と、前記稀溶
液ラインの高温溶液熱交換器と前記分岐点の間の領域を
流れる稀溶液、との間で熱交換を行う熱交換器を設けて
おり、前記稀溶液ラインの吸収器と低温溶液熱交換器と
の間の領域には、前記低温再生器で発生した冷媒蒸気と
前記領域を流れる稀溶液との間で熱交換を行う熱交換器
と、高温再生器で発生し低温再生器を介して凝縮器へ送
出される冷媒と前記領域を流れる稀溶液との間で熱交換
を行う熱交換器、とが介装されている(図12に対応す
る)。ここで、中間濃度溶液ラインの高温溶液熱交換器
と低温溶液熱交換器の間の領域に気液分離手段を設け、
該気液分離手段と低温再生器とを連通する冷媒蒸気ライ
ンを設けているのが好ましい(図14に対応する)。
インの高温溶液熱交換器と低温溶液熱交換器との間に、
高温再生器に向うラインと低温再生器に向かうラインと
の分岐点を有し、高温再生器と吸収器とを連通する中間
濃度溶液ラインを有しており、高温再生器から低温再生
器へ向う冷媒蒸気ラインを流れる冷媒蒸気と、前記稀溶
液ラインの高温溶液熱交換器と前記分岐点の間の領域を
流れる稀溶液、との間で熱交換を行う熱交換器を設けて
おり、前記稀溶液ラインの吸収器と低温溶液熱交換器と
の間の領域には、前記低温再生器で発生した冷媒蒸気と
前記領域を流れる稀溶液との間で熱交換を行う熱交換器
と、高温再生器で発生し低温再生器を介して凝縮器へ送
出される冷媒と前記領域を流れる稀溶液との間で熱交換
を行う熱交換器、とが介装されている(図12に対応す
る)。ここで、中間濃度溶液ラインの高温溶液熱交換器
と低温溶液熱交換器の間の領域に気液分離手段を設け、
該気液分離手段と低温再生器とを連通する冷媒蒸気ライ
ンを設けているのが好ましい(図14に対応する)。
【0032】これに加えて本発明の吸収冷温水機は、稀
溶液ラインの高温溶液熱交換器と低温溶液熱交換器との
間に、高温再生器に向うラインと低温再生器に向かうラ
インとの分岐点を有し、高温再生器と吸収器とを連通す
る中間濃度溶液ラインを有しており、高温再生器から低
温再生器へ向う冷媒蒸気ラインを流れる冷媒蒸気と前記
稀溶液ラインの高温再生器入口近傍を流れる稀溶液との
間で熱交換を行う熱交換器を設け、高温再生器から低温
再生器へ向う冷媒蒸気ラインを流れる冷媒蒸気と、前記
稀溶液ラインの高温溶液熱交換器と前記分岐点の間の領
域を流れる稀溶液、との間で熱交換を行う熱交換器を設
けており、前記稀溶液ラインの吸収器と低温溶液熱交換
器との間の領域には、前記低温再生器で発生した冷媒蒸
気と前記領域を流れる稀溶液との間で熱交換を行う熱交
換器と、高温再生器で発生し低温再生器を介して凝縮器
へ送出される冷媒と前記領域領域を流れる稀溶液との間
で熱交換を行う熱交換器、とが介装されている(図15
に対応する)。ここで、中間濃度溶液ラインの高温溶液
熱交換器と低温溶液熱交換器の間の領域に気液分離手段
を設け、該気液分離手段と低温再生器とを連通する冷媒
蒸気ラインを設けているのが好ましい(図16に対応す
る)。
溶液ラインの高温溶液熱交換器と低温溶液熱交換器との
間に、高温再生器に向うラインと低温再生器に向かうラ
インとの分岐点を有し、高温再生器と吸収器とを連通す
る中間濃度溶液ラインを有しており、高温再生器から低
温再生器へ向う冷媒蒸気ラインを流れる冷媒蒸気と前記
稀溶液ラインの高温再生器入口近傍を流れる稀溶液との
間で熱交換を行う熱交換器を設け、高温再生器から低温
再生器へ向う冷媒蒸気ラインを流れる冷媒蒸気と、前記
稀溶液ラインの高温溶液熱交換器と前記分岐点の間の領
域を流れる稀溶液、との間で熱交換を行う熱交換器を設
けており、前記稀溶液ラインの吸収器と低温溶液熱交換
器との間の領域には、前記低温再生器で発生した冷媒蒸
気と前記領域を流れる稀溶液との間で熱交換を行う熱交
換器と、高温再生器で発生し低温再生器を介して凝縮器
へ送出される冷媒と前記領域領域を流れる稀溶液との間
で熱交換を行う熱交換器、とが介装されている(図15
に対応する)。ここで、中間濃度溶液ラインの高温溶液
熱交換器と低温溶液熱交換器の間の領域に気液分離手段
を設け、該気液分離手段と低温再生器とを連通する冷媒
蒸気ラインを設けているのが好ましい(図16に対応す
る)。
【0033】また本発明の吸収冷温水機は、稀溶液ライ
ンの高温溶液熱交換器と低温溶液熱交換器との間に、高
温再生器に向うラインと低温再生器に向かうラインとの
分岐点を有し、高温再生器と吸収器とを連通する中間濃
度溶液ラインを有しており、稀溶液ラインの前記分岐点
と高温溶液熱交換器との間の領域から分岐して高温再生
器へ連通する分岐稀溶液ラインを設け、高温再生器から
低温再生器へ向う冷媒蒸気ラインを流れる冷媒蒸気と前
記分岐稀溶液ラインを流れる稀溶液との間で熱交換を行
う熱交換器を設けている(図17に対応する)。ここ
で、中間濃度溶液ラインの高温溶液熱交換器と低温溶液
熱交換器の間の領域に気液分離手段を設け、該気液分離
手段と低温再生器とを連通する冷媒蒸気ラインを設けて
いるのが好ましい(図18に対応する)。
ンの高温溶液熱交換器と低温溶液熱交換器との間に、高
温再生器に向うラインと低温再生器に向かうラインとの
分岐点を有し、高温再生器と吸収器とを連通する中間濃
度溶液ラインを有しており、稀溶液ラインの前記分岐点
と高温溶液熱交換器との間の領域から分岐して高温再生
器へ連通する分岐稀溶液ラインを設け、高温再生器から
低温再生器へ向う冷媒蒸気ラインを流れる冷媒蒸気と前
記分岐稀溶液ラインを流れる稀溶液との間で熱交換を行
う熱交換器を設けている(図17に対応する)。ここ
で、中間濃度溶液ラインの高温溶液熱交換器と低温溶液
熱交換器の間の領域に気液分離手段を設け、該気液分離
手段と低温再生器とを連通する冷媒蒸気ラインを設けて
いるのが好ましい(図18に対応する)。
【0034】本発明の吸収冷温水機は、稀溶液ラインの
高温溶液熱交換器と低温溶液熱交換器との間に、高温再
生器に向かうラインと低温再生器に向かうラインとの分
岐点を有し、高温再生器と低温再生器とを連通する中間
濃度溶液ラインと、低温再生器と吸収器とを連通する高
濃度溶液ラインとを有しており、高温再生器から低温再
生器へ向う冷媒蒸気ラインを流れる冷媒蒸気と前記稀溶
液ラインの高温再生器入口近傍を流れる稀溶液との間で
熱交換を行う熱交換器を設けている(図19に対応す
る)。
高温溶液熱交換器と低温溶液熱交換器との間に、高温再
生器に向かうラインと低温再生器に向かうラインとの分
岐点を有し、高温再生器と低温再生器とを連通する中間
濃度溶液ラインと、低温再生器と吸収器とを連通する高
濃度溶液ラインとを有しており、高温再生器から低温再
生器へ向う冷媒蒸気ラインを流れる冷媒蒸気と前記稀溶
液ラインの高温再生器入口近傍を流れる稀溶液との間で
熱交換を行う熱交換器を設けている(図19に対応す
る)。
【0035】また本発明の吸収冷温水機は、稀溶液ライ
ンの高温溶液熱交換器と低温溶液熱交換器との間に、高
温再生器に向かうラインと低温再生器に向かうラインと
の分岐点を有し、高温再生器と低温再生器とを連通する
中間濃度溶液ラインと、低温再生器と吸収器とを連通す
る高濃度溶液ラインとを有しており、前記稀溶液ライン
の吸収器と低温溶液熱交換器との間の領域には、前記低
温再生器で発生した冷媒蒸気と前記領域を流れる稀溶液
との間で熱交換を行う熱交換器と、高温再生器で発生し
低温再生器を介して凝縮器へ送出される冷媒と前記領域
領域を流れる稀溶液との間で熱交換を行う熱交換器、と
が介装されている(図20に対応する)。
ンの高温溶液熱交換器と低温溶液熱交換器との間に、高
温再生器に向かうラインと低温再生器に向かうラインと
の分岐点を有し、高温再生器と低温再生器とを連通する
中間濃度溶液ラインと、低温再生器と吸収器とを連通す
る高濃度溶液ラインとを有しており、前記稀溶液ライン
の吸収器と低温溶液熱交換器との間の領域には、前記低
温再生器で発生した冷媒蒸気と前記領域を流れる稀溶液
との間で熱交換を行う熱交換器と、高温再生器で発生し
低温再生器を介して凝縮器へ送出される冷媒と前記領域
領域を流れる稀溶液との間で熱交換を行う熱交換器、と
が介装されている(図20に対応する)。
【0036】さらに本発明の吸収冷温水機は、稀溶液ラ
インの高温溶液熱交換器と低温溶液熱交換器との間に、
高温再生器に向かうラインと低温再生器に向かうライン
との分岐点を有し、高温再生器と低温再生器とを連通す
る中間濃度溶液ラインと、低温再生器と吸収器とを連通
する高濃度溶液ラインとを有しており、高温再生器から
低温再生器へ向う冷媒蒸気ラインを流れる冷媒蒸気と前
記稀溶液ラインの高温再生器入口近傍を流れる稀溶液と
の間で熱交換を行う熱交換器を設けており、前記稀溶液
ラインの吸収器と低温溶液熱交換器との間の領域には、
前記低温再生器で発生した冷媒蒸気と前記領域を流れる
稀溶液との間で熱交換を行う熱交換器と、高温再生器で
発生し低温再生器を介して凝縮器へ送出される冷媒と前
記領域を流れる稀溶液との間で熱交換を行う熱交換器、
とが介装されている(図21に対応する)。
インの高温溶液熱交換器と低温溶液熱交換器との間に、
高温再生器に向かうラインと低温再生器に向かうライン
との分岐点を有し、高温再生器と低温再生器とを連通す
る中間濃度溶液ラインと、低温再生器と吸収器とを連通
する高濃度溶液ラインとを有しており、高温再生器から
低温再生器へ向う冷媒蒸気ラインを流れる冷媒蒸気と前
記稀溶液ラインの高温再生器入口近傍を流れる稀溶液と
の間で熱交換を行う熱交換器を設けており、前記稀溶液
ラインの吸収器と低温溶液熱交換器との間の領域には、
前記低温再生器で発生した冷媒蒸気と前記領域を流れる
稀溶液との間で熱交換を行う熱交換器と、高温再生器で
発生し低温再生器を介して凝縮器へ送出される冷媒と前
記領域を流れる稀溶液との間で熱交換を行う熱交換器、
とが介装されている(図21に対応する)。
【0037】そして本発明の吸収冷温水機は、稀溶液ラ
インの高温溶液熱交換器と低温溶液熱交換器との間に、
高温再生器に向かうラインと低温再生器に向かうライン
との分岐点を有し、高温再生器と低温再生器とを連通す
る中間濃度溶液ラインと、低温再生器と吸収器とを連通
する高濃度溶液ラインとを有しており、高温再生器から
低温再生器へ向う冷媒蒸気ラインを流れる冷媒蒸気と、
前記稀溶液ラインの高温溶液熱交換器と前記分岐点の間
の領域を流れる稀溶液、との間で熱交換を行う熱交換器
を設けており、前記稀溶液ラインの吸収器と低温溶液熱
交換器との間の領域には、前記低温再生器で発生した冷
媒蒸気と前記領域を流れる稀溶液との間で熱交換を行う
熱交換器と、高温再生器で発生し低温再生器を介して凝
縮器へ送出される冷媒と前記領域領域を流れる稀溶液と
の間で熱交換を行う熱交換器、とが介装されている(図
22に対応する)。
インの高温溶液熱交換器と低温溶液熱交換器との間に、
高温再生器に向かうラインと低温再生器に向かうライン
との分岐点を有し、高温再生器と低温再生器とを連通す
る中間濃度溶液ラインと、低温再生器と吸収器とを連通
する高濃度溶液ラインとを有しており、高温再生器から
低温再生器へ向う冷媒蒸気ラインを流れる冷媒蒸気と、
前記稀溶液ラインの高温溶液熱交換器と前記分岐点の間
の領域を流れる稀溶液、との間で熱交換を行う熱交換器
を設けており、前記稀溶液ラインの吸収器と低温溶液熱
交換器との間の領域には、前記低温再生器で発生した冷
媒蒸気と前記領域を流れる稀溶液との間で熱交換を行う
熱交換器と、高温再生器で発生し低温再生器を介して凝
縮器へ送出される冷媒と前記領域領域を流れる稀溶液と
の間で熱交換を行う熱交換器、とが介装されている(図
22に対応する)。
【0038】或いは本発明の吸収冷温水機は、稀溶液ラ
インの高温溶液熱交換器と低温溶液熱交換器との間に、
高温再生器に向かうラインと低温再生器に向かうライン
との分岐点を有し、高温再生器と低温再生器とを連通す
る中間濃度溶液ラインと、低温再生器と吸収器とを連通
する高濃度溶液ラインとを有しており、高温再生器から
低温再生器へ向う冷媒蒸気ラインを流れる冷媒蒸気と前
記稀溶液ラインの高温再生器入口近傍を流れる稀溶液と
の間で熱交換を行う熱交換器を設け、高温再生器から低
温再生器へ向う冷媒蒸気ラインを流れる冷媒蒸気と、前
記稀溶液ラインの高温溶液熱交換器と前記分岐点の間の
領域を流れる稀溶液、との間で熱交換を行う熱交換器を
設けており、前記稀溶液ラインの吸収器と低温溶液熱交
換器との間の領域には、前記低温再生器で発生した冷媒
蒸気と前記領域を流れる稀溶液との間で熱交換を行う熱
交換器と、高温再生器で発生し低温再生器を介して凝縮
器へ送出される冷媒と前記領域領域を流れる稀溶液との
間で熱交換を行う熱交換器、とが介装されている(図2
3に対応する)。
インの高温溶液熱交換器と低温溶液熱交換器との間に、
高温再生器に向かうラインと低温再生器に向かうライン
との分岐点を有し、高温再生器と低温再生器とを連通す
る中間濃度溶液ラインと、低温再生器と吸収器とを連通
する高濃度溶液ラインとを有しており、高温再生器から
低温再生器へ向う冷媒蒸気ラインを流れる冷媒蒸気と前
記稀溶液ラインの高温再生器入口近傍を流れる稀溶液と
の間で熱交換を行う熱交換器を設け、高温再生器から低
温再生器へ向う冷媒蒸気ラインを流れる冷媒蒸気と、前
記稀溶液ラインの高温溶液熱交換器と前記分岐点の間の
領域を流れる稀溶液、との間で熱交換を行う熱交換器を
設けており、前記稀溶液ラインの吸収器と低温溶液熱交
換器との間の領域には、前記低温再生器で発生した冷媒
蒸気と前記領域を流れる稀溶液との間で熱交換を行う熱
交換器と、高温再生器で発生し低温再生器を介して凝縮
器へ送出される冷媒と前記領域領域を流れる稀溶液との
間で熱交換を行う熱交換器、とが介装されている(図2
3に対応する)。
【0039】これに加えて本発明の吸収冷温水機は、稀
溶液ラインの高温溶液熱交換器と低温溶液熱交換器との
間に、高温再生器に向かうラインと低温再生器に向かう
ラインとの分岐点を有し、高温再生器と低温再生器とを
連通する中間濃度溶液ラインと、低温再生器と吸収器と
を連通する高濃度溶液ラインとを有しており、稀溶液ラ
インの前記分岐点と高温溶液熱交換器との間の領域から
分岐して高温再生器へ連通する分岐稀溶液ラインを設
け、高温再生器から低温再生器へ向う冷媒蒸気ラインを
流れる冷媒蒸気と前記分岐稀溶液ラインを流れる稀溶液
との間で熱交換を行う熱交換器を設けている(図24に
対応する)。
溶液ラインの高温溶液熱交換器と低温溶液熱交換器との
間に、高温再生器に向かうラインと低温再生器に向かう
ラインとの分岐点を有し、高温再生器と低温再生器とを
連通する中間濃度溶液ラインと、低温再生器と吸収器と
を連通する高濃度溶液ラインとを有しており、稀溶液ラ
インの前記分岐点と高温溶液熱交換器との間の領域から
分岐して高温再生器へ連通する分岐稀溶液ラインを設
け、高温再生器から低温再生器へ向う冷媒蒸気ラインを
流れる冷媒蒸気と前記分岐稀溶液ラインを流れる稀溶液
との間で熱交換を行う熱交換器を設けている(図24に
対応する)。
【0040】本発明の吸収冷温水機は、凝縮器と、蒸発
器と、吸収器と、高温再生器と、低温再生器とを有し、
吸収器から送出される稀溶液を低温再生器へ供給する稀
溶液ラインと、補助ポンプが介装され且つ低温再生器か
ら送出される中間濃度溶液を高温再生器へ供給する中間
濃度溶液ラインと、高温再生器から送出される高濃度溶
液を吸収器へ供給する高濃度溶液ラインとを有してお
り、高温再生器から低温再生器へ向う冷媒蒸気ラインを
流れる冷媒蒸気と、前記中間濃度溶液ラインの高温再生
器入口近傍を流れる中間濃度溶液との間で熱交換を行う
熱交換器を設けている(図25に対応する)。ここで、
高濃度溶液ラインの高温溶液熱交換器と低温溶液熱交換
器の間の領域に気液分離手段を設け、該気液分離手段と
低温再生器とを連通する冷媒蒸気ラインを設けるのが好
ましい(図26に対応する)。
器と、吸収器と、高温再生器と、低温再生器とを有し、
吸収器から送出される稀溶液を低温再生器へ供給する稀
溶液ラインと、補助ポンプが介装され且つ低温再生器か
ら送出される中間濃度溶液を高温再生器へ供給する中間
濃度溶液ラインと、高温再生器から送出される高濃度溶
液を吸収器へ供給する高濃度溶液ラインとを有してお
り、高温再生器から低温再生器へ向う冷媒蒸気ラインを
流れる冷媒蒸気と、前記中間濃度溶液ラインの高温再生
器入口近傍を流れる中間濃度溶液との間で熱交換を行う
熱交換器を設けている(図25に対応する)。ここで、
高濃度溶液ラインの高温溶液熱交換器と低温溶液熱交換
器の間の領域に気液分離手段を設け、該気液分離手段と
低温再生器とを連通する冷媒蒸気ラインを設けるのが好
ましい(図26に対応する)。
【0041】また本発明の吸収冷温水機は、凝縮器と、
蒸発器と、吸収器と、高温再生器と、低温再生器とを有
し、吸収器から送出される稀溶液を低温再生器へ供給す
る稀溶液ラインと、補助ポンプが介装され且つ低温再生
器から送出される中間濃度溶液を高温再生器へ供給する
中間濃度溶液ラインと、高温再生器から送出される高濃
度溶液を吸収器へ供給する高濃度溶液ラインとを有して
おり、前記稀溶液ラインの吸収器と低温溶液熱交換器と
の間の領域には、前記低温再生器で発生した冷媒蒸気と
前記領域を流れる稀溶液との間で熱交換を行う熱交換器
と、高温再生器で発生し低温再生器を介して凝縮器へ送
出される冷媒と前記領域を流れる稀溶液との間で熱交換
を行う熱交換器、とが介装されている(図27に対応す
る)。
蒸発器と、吸収器と、高温再生器と、低温再生器とを有
し、吸収器から送出される稀溶液を低温再生器へ供給す
る稀溶液ラインと、補助ポンプが介装され且つ低温再生
器から送出される中間濃度溶液を高温再生器へ供給する
中間濃度溶液ラインと、高温再生器から送出される高濃
度溶液を吸収器へ供給する高濃度溶液ラインとを有して
おり、前記稀溶液ラインの吸収器と低温溶液熱交換器と
の間の領域には、前記低温再生器で発生した冷媒蒸気と
前記領域を流れる稀溶液との間で熱交換を行う熱交換器
と、高温再生器で発生し低温再生器を介して凝縮器へ送
出される冷媒と前記領域を流れる稀溶液との間で熱交換
を行う熱交換器、とが介装されている(図27に対応す
る)。
【0042】そして本発明の吸収冷温水機は、凝縮器
と、蒸発器と、吸収器と、高温再生器と、低温再生器と
を有し、吸収器から送出される稀溶液を低温再生器へ供
給する稀溶液ラインと、補助ポンプが介装され且つ低温
再生器から送出される中間濃度溶液を高温再生器へ供給
する中間濃度溶液ラインと、高温再生器から送出される
高濃度溶液を吸収器へ供給する高濃度溶液ラインとを有
しており、高温再生器から低温再生器へ向う冷媒蒸気ラ
インを流れる冷媒蒸気と前記中間濃度溶液ラインの高温
再生器入口近傍を流れる中間濃度溶液との間で熱交換を
行う熱交換器を設けており、前記稀溶液ラインの吸収器
と低温溶液熱交換器との間の領域には、前記低温再生器
で発生した冷媒蒸気と前記領域を流れる稀溶液との間で
熱交換を行う熱交換器と、高温再生器で発生し低温再生
器を介して凝縮器へ送出される冷媒と前記領域を流れる
稀溶液との間で熱交換を行う熱交換器、とが介装されて
いる(図28に対応する)。ここで、高濃度溶液ライン
の高温溶液熱交換器と低温溶液熱交換器の間の領域に気
液分離手段を設け、該気液分離手段と低温再生器とを連
通する冷媒蒸気ラインを設けているのが好ましい(図2
9に対応する)。
と、蒸発器と、吸収器と、高温再生器と、低温再生器と
を有し、吸収器から送出される稀溶液を低温再生器へ供
給する稀溶液ラインと、補助ポンプが介装され且つ低温
再生器から送出される中間濃度溶液を高温再生器へ供給
する中間濃度溶液ラインと、高温再生器から送出される
高濃度溶液を吸収器へ供給する高濃度溶液ラインとを有
しており、高温再生器から低温再生器へ向う冷媒蒸気ラ
インを流れる冷媒蒸気と前記中間濃度溶液ラインの高温
再生器入口近傍を流れる中間濃度溶液との間で熱交換を
行う熱交換器を設けており、前記稀溶液ラインの吸収器
と低温溶液熱交換器との間の領域には、前記低温再生器
で発生した冷媒蒸気と前記領域を流れる稀溶液との間で
熱交換を行う熱交換器と、高温再生器で発生し低温再生
器を介して凝縮器へ送出される冷媒と前記領域を流れる
稀溶液との間で熱交換を行う熱交換器、とが介装されて
いる(図28に対応する)。ここで、高濃度溶液ライン
の高温溶液熱交換器と低温溶液熱交換器の間の領域に気
液分離手段を設け、該気液分離手段と低温再生器とを連
通する冷媒蒸気ラインを設けているのが好ましい(図2
9に対応する)。
【0043】さらに本発明の吸収冷温水機は、凝縮器
と、蒸発器と、吸収器と、高温再生器と、低温再生器と
を有し、吸収器から送出される稀溶液を低温再生器へ供
給する稀溶液ラインと、補助ポンプが介装され且つ低温
再生器から送出される中間濃度溶液を高温再生器へ供給
する中間濃度溶液ラインと、高温再生器から送出される
高濃度溶液を吸収器へ供給する高濃度溶液ラインとを有
しており、高温再生器から低温再生器へ向う冷媒蒸気ラ
インを流れる冷媒蒸気と、前記中間濃度溶液ラインの前
記補助ポンプと高温溶液熱交換器の間の領域を流れる中
間濃度溶液、との間で熱交換を行う熱交換器を設けてお
り、前記稀溶液ラインの吸収器と低温溶液熱交換器との
間の領域には、前記低温再生器で発生した冷媒蒸気と前
記領域を流れる稀溶液との間で熱交換を行う熱交換器
と、高温再生器で発生し低温再生器を介して凝縮器へ送
出される冷媒と前記領域を流れる稀溶液との間で熱交換
を行う熱交換器、とが介装されている(図30に対応す
る)。ここで、高濃度溶液ラインの高温溶液熱交換器と
低温溶液熱交換器の間の領域に気液分離手段を設け、該
気液分離手段と低温再生器とを連通する冷媒蒸気ライン
を設けているのが好ましい(図31に対応する)。
と、蒸発器と、吸収器と、高温再生器と、低温再生器と
を有し、吸収器から送出される稀溶液を低温再生器へ供
給する稀溶液ラインと、補助ポンプが介装され且つ低温
再生器から送出される中間濃度溶液を高温再生器へ供給
する中間濃度溶液ラインと、高温再生器から送出される
高濃度溶液を吸収器へ供給する高濃度溶液ラインとを有
しており、高温再生器から低温再生器へ向う冷媒蒸気ラ
インを流れる冷媒蒸気と、前記中間濃度溶液ラインの前
記補助ポンプと高温溶液熱交換器の間の領域を流れる中
間濃度溶液、との間で熱交換を行う熱交換器を設けてお
り、前記稀溶液ラインの吸収器と低温溶液熱交換器との
間の領域には、前記低温再生器で発生した冷媒蒸気と前
記領域を流れる稀溶液との間で熱交換を行う熱交換器
と、高温再生器で発生し低温再生器を介して凝縮器へ送
出される冷媒と前記領域を流れる稀溶液との間で熱交換
を行う熱交換器、とが介装されている(図30に対応す
る)。ここで、高濃度溶液ラインの高温溶液熱交換器と
低温溶液熱交換器の間の領域に気液分離手段を設け、該
気液分離手段と低温再生器とを連通する冷媒蒸気ライン
を設けているのが好ましい(図31に対応する)。
【0044】これに加えて、本発明の吸収冷温水機は、
凝縮器と、蒸発器と、吸収器と、高温再生器と、低温再
生器とを有し、吸収器から送出される稀溶液を低温再生
器へ供給する稀溶液ラインと、補助ポンプが介装され且
つ低温再生器から送出される中間濃度溶液を高温再生器
へ供給する中間濃度溶液ラインと、高温再生器から送出
される高濃度溶液を吸収器へ供給する高濃度溶液ライン
とを有しており、高温再生器から低温再生器へ向う冷媒
蒸気ラインを流れる冷媒蒸気と前記中間濃度溶液ライン
の高温再生器入口近傍を流れる中間濃度溶液との間で熱
交換を行う熱交換器を設け、高温再生器から低温再生器
へ向う冷媒蒸気ラインを流れる冷媒蒸気と、前記中間濃
度溶液ラインの前記補助ポンプと高温溶液熱交換器の間
の領域を流れる中間濃度溶液、との間で熱交換を行う熱
交換器を設けており、前記稀溶液ラインの吸収器と低温
溶液熱交換器との間の領域には、前記低温再生器で発生
した冷媒蒸気と前記領域を流れる稀溶液との間で熱交換
を行う熱交換器と、高温再生器で発生し低温再生器を介
して凝縮器へ送出される冷媒と前記領域を流れる稀溶液
との間で熱交換を行う熱交換器、とが介装されている
(図32に対応する)。ここで、高濃度溶液ラインの高
温溶液熱交換器と低温溶液熱交換器の間の領域に気液分
離手段を設け、該気液分離手段と低温再生器とを連通す
る冷媒蒸気ラインを設けているのが好ましい(図33に
対応する)。
凝縮器と、蒸発器と、吸収器と、高温再生器と、低温再
生器とを有し、吸収器から送出される稀溶液を低温再生
器へ供給する稀溶液ラインと、補助ポンプが介装され且
つ低温再生器から送出される中間濃度溶液を高温再生器
へ供給する中間濃度溶液ラインと、高温再生器から送出
される高濃度溶液を吸収器へ供給する高濃度溶液ライン
とを有しており、高温再生器から低温再生器へ向う冷媒
蒸気ラインを流れる冷媒蒸気と前記中間濃度溶液ライン
の高温再生器入口近傍を流れる中間濃度溶液との間で熱
交換を行う熱交換器を設け、高温再生器から低温再生器
へ向う冷媒蒸気ラインを流れる冷媒蒸気と、前記中間濃
度溶液ラインの前記補助ポンプと高温溶液熱交換器の間
の領域を流れる中間濃度溶液、との間で熱交換を行う熱
交換器を設けており、前記稀溶液ラインの吸収器と低温
溶液熱交換器との間の領域には、前記低温再生器で発生
した冷媒蒸気と前記領域を流れる稀溶液との間で熱交換
を行う熱交換器と、高温再生器で発生し低温再生器を介
して凝縮器へ送出される冷媒と前記領域を流れる稀溶液
との間で熱交換を行う熱交換器、とが介装されている
(図32に対応する)。ここで、高濃度溶液ラインの高
温溶液熱交換器と低温溶液熱交換器の間の領域に気液分
離手段を設け、該気液分離手段と低温再生器とを連通す
る冷媒蒸気ラインを設けているのが好ましい(図33に
対応する)。
【0045】また本発明の吸収冷温水機は、凝縮器と、
蒸発器と、吸収器と、高温再生器と、低温再生器とを有
し、吸収器から送出される稀溶液を低温再生器へ供給す
る稀溶液ラインと、補助ポンプが介装され且つ低温再生
器から送出される中間濃度溶液を高温再生器へ供給する
中間濃度溶液ラインと、高温再生器から送出される高濃
度溶液を吸収器へ供給する高濃度溶液ラインとを有して
おり、中間濃度溶液ラインの前記補助ポンプと高温溶液
熱交換器との間の領域から分岐して高温再生器へ連通す
る分岐中間濃度溶液ラインを設け、高温再生器から低温
再生器へ向う冷媒蒸気ラインを流れる冷媒蒸気と前記分
岐中間濃度溶液ラインを流れる中間濃度溶液との間で熱
交換を行う熱交換器を設けている(図34に対応す
る)。ここで、高濃度溶液ラインの高温溶液熱交換器と
低温溶液熱交換器の間の領域に気液分離手段を設け、該
気液分離手段と低温再生器とを連通する冷媒蒸気ライン
を設けている(図35に対応する)。
蒸発器と、吸収器と、高温再生器と、低温再生器とを有
し、吸収器から送出される稀溶液を低温再生器へ供給す
る稀溶液ラインと、補助ポンプが介装され且つ低温再生
器から送出される中間濃度溶液を高温再生器へ供給する
中間濃度溶液ラインと、高温再生器から送出される高濃
度溶液を吸収器へ供給する高濃度溶液ラインとを有して
おり、中間濃度溶液ラインの前記補助ポンプと高温溶液
熱交換器との間の領域から分岐して高温再生器へ連通す
る分岐中間濃度溶液ラインを設け、高温再生器から低温
再生器へ向う冷媒蒸気ラインを流れる冷媒蒸気と前記分
岐中間濃度溶液ラインを流れる中間濃度溶液との間で熱
交換を行う熱交換器を設けている(図34に対応す
る)。ここで、高濃度溶液ラインの高温溶液熱交換器と
低温溶液熱交換器の間の領域に気液分離手段を設け、該
気液分離手段と低温再生器とを連通する冷媒蒸気ライン
を設けている(図35に対応する)。
【0046】本発明の吸収冷温水機は、凝縮器と、蒸発
器と、吸収器と、高温再生器と、低温再生器とを有し、
吸収器から送出される稀溶液を低温再生器へ供給する稀
溶液ラインと、補助ポンプが介装され且つ低温再生器か
ら送出される中間濃度溶液を高温再生器へ供給する中間
濃度溶液ラインと、高温再生器から送出される高濃度溶
液を吸収器へ供給する高濃度溶液ラインとを有し、中間
濃度溶液ラインが分岐して、分岐した中間濃度溶液ライ
ンの一方は高温再生器に連通し、他方は高濃度溶液ライ
ンと合流しており、高温再生器から低温再生器へ向う冷
媒蒸気ラインを流れる冷媒蒸気と前記中間濃度溶液ライ
ンの高温再生器入口近傍を流れる中間濃度溶液との間で
熱交換を行う熱交換器を設けている(図36に対応す
る)。ここで、高濃度溶液ラインの高温溶液熱交換器と
中間濃度溶液ラインの合流点との間の領域に気液分離手
段を設け、該気液分離手段と低温再生器とを連通する冷
媒蒸気ラインを設けるのが好ましい(図37に対応す
る)。
器と、吸収器と、高温再生器と、低温再生器とを有し、
吸収器から送出される稀溶液を低温再生器へ供給する稀
溶液ラインと、補助ポンプが介装され且つ低温再生器か
ら送出される中間濃度溶液を高温再生器へ供給する中間
濃度溶液ラインと、高温再生器から送出される高濃度溶
液を吸収器へ供給する高濃度溶液ラインとを有し、中間
濃度溶液ラインが分岐して、分岐した中間濃度溶液ライ
ンの一方は高温再生器に連通し、他方は高濃度溶液ライ
ンと合流しており、高温再生器から低温再生器へ向う冷
媒蒸気ラインを流れる冷媒蒸気と前記中間濃度溶液ライ
ンの高温再生器入口近傍を流れる中間濃度溶液との間で
熱交換を行う熱交換器を設けている(図36に対応す
る)。ここで、高濃度溶液ラインの高温溶液熱交換器と
中間濃度溶液ラインの合流点との間の領域に気液分離手
段を設け、該気液分離手段と低温再生器とを連通する冷
媒蒸気ラインを設けるのが好ましい(図37に対応す
る)。
【0047】また本発明の吸収冷温水機は、凝縮器と、
蒸発器と、吸収器と、高温再生器と、低温再生器とを有
し、吸収器から送出される稀溶液を低温再生器へ供給す
る稀溶液ラインと、補助ポンプが介装され且つ低温再生
器から送出される中間濃度溶液を高温再生器へ供給する
中間濃度溶液ラインと、高温再生器から送出される高濃
度溶液を吸収器へ供給する高濃度溶液ラインとを有し、
中間濃度溶液ラインが分岐して、分岐した中間濃度溶液
ラインの一方は高温再生器に連通し、他方は高濃度溶液
ラインと合流しており、前記稀溶液ラインの吸収器と低
温溶液熱交換器との間の領域には、前記低温再生器で発
生した冷媒蒸気と前記領域を流れる稀溶液との間で熱交
換を行う熱交換器と、高温再生器で発生し低温再生器を
介して凝縮器へ送出される冷媒と前記領域を流れる稀溶
液との間で熱交換を行う熱交換器、とが介装されている
(図38に対応する)。
蒸発器と、吸収器と、高温再生器と、低温再生器とを有
し、吸収器から送出される稀溶液を低温再生器へ供給す
る稀溶液ラインと、補助ポンプが介装され且つ低温再生
器から送出される中間濃度溶液を高温再生器へ供給する
中間濃度溶液ラインと、高温再生器から送出される高濃
度溶液を吸収器へ供給する高濃度溶液ラインとを有し、
中間濃度溶液ラインが分岐して、分岐した中間濃度溶液
ラインの一方は高温再生器に連通し、他方は高濃度溶液
ラインと合流しており、前記稀溶液ラインの吸収器と低
温溶液熱交換器との間の領域には、前記低温再生器で発
生した冷媒蒸気と前記領域を流れる稀溶液との間で熱交
換を行う熱交換器と、高温再生器で発生し低温再生器を
介して凝縮器へ送出される冷媒と前記領域を流れる稀溶
液との間で熱交換を行う熱交換器、とが介装されている
(図38に対応する)。
【0048】そして本発明の吸収冷温水機は、凝縮器
と、蒸発器と、吸収器と、高温再生器と、低温再生器と
を有し、吸収器から送出される稀溶液を低温再生器へ供
給する稀溶液ラインと、補助ポンプが介装され且つ低温
再生器から送出される中間濃度溶液を高温再生器へ供給
する中間濃度溶液ラインと、高温再生器から送出される
高濃度溶液を吸収器へ供給する高濃度溶液ラインとを有
し、中間濃度溶液ラインが分岐して、分岐した中間濃度
溶液ラインの一方は高温再生器に連通し、他方は高濃度
溶液ラインと合流しており、高温再生器から低温再生器
へ向う冷媒蒸気ラインを流れる冷媒蒸気と前記中間濃度
溶液ラインの高温再生器入口近傍を流れる中間濃度溶液
との間で熱交換を行う熱交換器を設けており、前記稀溶
液ラインの吸収器と低温溶液熱交換器との間の領域に
は、前記低温再生器で発生した冷媒蒸気と前記領域を流
れる稀溶液との間で熱交換を行う熱交換器と、高温再生
器で発生し低温再生器を介して凝縮器へ送出される冷媒
と前記領域を流れる稀溶液との間で熱交換を行う熱交換
器、とが介装されている(図39に対応する)。ここ
で、高濃度溶液ラインの高温溶液熱交換器と中間濃度溶
液ラインの合流点との間の領域に気液分離手段を設け、
該気液分離手段と低温再生器とを連通する冷媒蒸気ライ
ンを設けるのが好ましい(図40に対応する)。
と、蒸発器と、吸収器と、高温再生器と、低温再生器と
を有し、吸収器から送出される稀溶液を低温再生器へ供
給する稀溶液ラインと、補助ポンプが介装され且つ低温
再生器から送出される中間濃度溶液を高温再生器へ供給
する中間濃度溶液ラインと、高温再生器から送出される
高濃度溶液を吸収器へ供給する高濃度溶液ラインとを有
し、中間濃度溶液ラインが分岐して、分岐した中間濃度
溶液ラインの一方は高温再生器に連通し、他方は高濃度
溶液ラインと合流しており、高温再生器から低温再生器
へ向う冷媒蒸気ラインを流れる冷媒蒸気と前記中間濃度
溶液ラインの高温再生器入口近傍を流れる中間濃度溶液
との間で熱交換を行う熱交換器を設けており、前記稀溶
液ラインの吸収器と低温溶液熱交換器との間の領域に
は、前記低温再生器で発生した冷媒蒸気と前記領域を流
れる稀溶液との間で熱交換を行う熱交換器と、高温再生
器で発生し低温再生器を介して凝縮器へ送出される冷媒
と前記領域を流れる稀溶液との間で熱交換を行う熱交換
器、とが介装されている(図39に対応する)。ここ
で、高濃度溶液ラインの高温溶液熱交換器と中間濃度溶
液ラインの合流点との間の領域に気液分離手段を設け、
該気液分離手段と低温再生器とを連通する冷媒蒸気ライ
ンを設けるのが好ましい(図40に対応する)。
【0049】さらに本発明の吸収冷温水機は、凝縮器
と、蒸発器と、吸収器と、高温再生器と、低温再生器と
を有し、吸収器から送出される稀溶液を低温再生器へ供
給する稀溶液ラインと、補助ポンプが介装され且つ低温
再生器から送出される中間濃度溶液を高温再生器へ供給
する中間濃度溶液ラインと、高温再生器から送出される
高濃度溶液を吸収器へ供給する高濃度溶液ラインとを有
し、中間濃度溶液ラインが分岐して、分岐した中間濃度
溶液ラインの一方は高温再生器に連通し、他方は高濃度
溶液ラインと合流しており、高温再生器から低温再生器
へ向う冷媒蒸気ラインを流れる冷媒蒸気と、前記中間濃
度溶液ラインの前記補助ポンプと高温溶液熱交換器の間
の領域を流れる中間濃度溶液、との間で熱交換を行う熱
交換器を設けており、前記稀溶液ラインの吸収器と低温
溶液熱交換器との間の領域には、前記低温再生器で発生
した冷媒蒸気と前記領域を流れる稀溶液との間で熱交換
を行う熱交換器と、高温再生器で発生し低温再生器を介
して凝縮器へ送出される冷媒と前記領域を流れる稀溶液
との間で熱交換を行う熱交換器、とが介装されている
(図41に対応する)。
と、蒸発器と、吸収器と、高温再生器と、低温再生器と
を有し、吸収器から送出される稀溶液を低温再生器へ供
給する稀溶液ラインと、補助ポンプが介装され且つ低温
再生器から送出される中間濃度溶液を高温再生器へ供給
する中間濃度溶液ラインと、高温再生器から送出される
高濃度溶液を吸収器へ供給する高濃度溶液ラインとを有
し、中間濃度溶液ラインが分岐して、分岐した中間濃度
溶液ラインの一方は高温再生器に連通し、他方は高濃度
溶液ラインと合流しており、高温再生器から低温再生器
へ向う冷媒蒸気ラインを流れる冷媒蒸気と、前記中間濃
度溶液ラインの前記補助ポンプと高温溶液熱交換器の間
の領域を流れる中間濃度溶液、との間で熱交換を行う熱
交換器を設けており、前記稀溶液ラインの吸収器と低温
溶液熱交換器との間の領域には、前記低温再生器で発生
した冷媒蒸気と前記領域を流れる稀溶液との間で熱交換
を行う熱交換器と、高温再生器で発生し低温再生器を介
して凝縮器へ送出される冷媒と前記領域を流れる稀溶液
との間で熱交換を行う熱交換器、とが介装されている
(図41に対応する)。
【0050】ここで、高濃度溶液ラインの高温溶液熱交
換器と中間濃度溶液ラインの合流点との間の領域に気液
分離手段を設け、該気液分離手段と低温再生器とを連通
する冷媒蒸気ラインを設けるのが好ましい(図42に対
応する)。
換器と中間濃度溶液ラインの合流点との間の領域に気液
分離手段を設け、該気液分離手段と低温再生器とを連通
する冷媒蒸気ラインを設けるのが好ましい(図42に対
応する)。
【0051】或いは本発明の吸収冷温水機は、凝縮器
と、蒸発器と、吸収器と、高温再生器と、低温再生器と
を有し、吸収器から送出される稀溶液を低温再生器へ供
給する稀溶液ラインと、補助ポンプが介装され且つ低温
再生器から送出される中間濃度溶液を高温再生器へ供給
する中間濃度溶液ラインと、高温再生器から送出される
高濃度溶液を吸収器へ供給する高濃度溶液ラインとを有
し、中間濃度溶液ラインが分岐して、分岐した中間濃度
溶液ラインの一方は高温再生器に連通し、他方は高濃度
溶液ラインと合流しており、高温再生器から低温再生器
へ向う冷媒蒸気ラインを流れる冷媒蒸気と前記中間濃度
溶液ラインの高温再生器入口近傍を流れる中間濃度溶液
との間で熱交換を行う熱交換器を設け、高温再生器から
低温再生器へ向う冷媒蒸気ラインを流れる冷媒蒸気と、
前記中間濃度溶液ラインの前記補助ポンプと高温溶液熱
交換器の間の領域を流れる中間濃度溶液、との間で熱交
換を行う熱交換器を設けており、前記稀溶液ラインの吸
収器と低温溶液熱交換器との間の領域には、前記低温再
生器で発生した冷媒蒸気と前記領域を流れる稀溶液との
間で熱交換を行う熱交換器と、高温再生器で発生し低温
再生器を介して凝縮器へ送出される冷媒と前記領域を流
れる稀溶液との間で熱交換を行う熱交換器、とが介装さ
れている(図43に対応する)。ここで、高濃度溶液ラ
インの高温溶液熱交換器と中間濃度溶液ラインの合流点
との間の領域に気液分離手段を設け、該気液分離手段と
低温再生器とを連通する冷媒蒸気ラインを設けるのが好
ましい(図44に対応する)。
と、蒸発器と、吸収器と、高温再生器と、低温再生器と
を有し、吸収器から送出される稀溶液を低温再生器へ供
給する稀溶液ラインと、補助ポンプが介装され且つ低温
再生器から送出される中間濃度溶液を高温再生器へ供給
する中間濃度溶液ラインと、高温再生器から送出される
高濃度溶液を吸収器へ供給する高濃度溶液ラインとを有
し、中間濃度溶液ラインが分岐して、分岐した中間濃度
溶液ラインの一方は高温再生器に連通し、他方は高濃度
溶液ラインと合流しており、高温再生器から低温再生器
へ向う冷媒蒸気ラインを流れる冷媒蒸気と前記中間濃度
溶液ラインの高温再生器入口近傍を流れる中間濃度溶液
との間で熱交換を行う熱交換器を設け、高温再生器から
低温再生器へ向う冷媒蒸気ラインを流れる冷媒蒸気と、
前記中間濃度溶液ラインの前記補助ポンプと高温溶液熱
交換器の間の領域を流れる中間濃度溶液、との間で熱交
換を行う熱交換器を設けており、前記稀溶液ラインの吸
収器と低温溶液熱交換器との間の領域には、前記低温再
生器で発生した冷媒蒸気と前記領域を流れる稀溶液との
間で熱交換を行う熱交換器と、高温再生器で発生し低温
再生器を介して凝縮器へ送出される冷媒と前記領域を流
れる稀溶液との間で熱交換を行う熱交換器、とが介装さ
れている(図43に対応する)。ここで、高濃度溶液ラ
インの高温溶液熱交換器と中間濃度溶液ラインの合流点
との間の領域に気液分離手段を設け、該気液分離手段と
低温再生器とを連通する冷媒蒸気ラインを設けるのが好
ましい(図44に対応する)。
【0052】これに加えて本発明の吸収冷温水機は、凝
縮器と、蒸発器と、吸収器と、高温再生器と、低温再生
器とを有し、吸収器から送出される稀溶液を低温再生器
へ供給する稀溶液ラインと、補助ポンプが介装され且つ
低温再生器から送出される中間濃度溶液を高温再生器へ
供給する中間濃度溶液ラインと、高温再生器から送出さ
れる高濃度溶液を吸収器へ供給する高濃度溶液ラインと
を有し、中間濃度溶液ラインが分岐して、分岐した中間
濃度溶液ラインの一方は高温再生器に連通し、他方は高
濃度溶液ラインと合流しており、中間濃度溶液ラインの
前記補助ポンプと高温溶液熱交換器との間の領域から分
岐して高温再生器へ連通する分岐中間濃度溶液ラインを
設け、高温再生器から低温再生器へ向う冷媒蒸気ライン
を流れる冷媒蒸気と前記分岐中間濃度溶液ラインを流れ
る中間濃度溶液との間で熱交換を行う熱交換器を設ける
のが好ましい(図45に対応する)。ここで、高濃度溶
液ラインの高温溶液熱交換器と中間濃度溶液ラインの合
流点との間の領域に気液分離手段を設け、該気液分離手
段と低温再生器とを連通する冷媒蒸気ラインを設けてい
るのが好ましい(図46に対応する)。
縮器と、蒸発器と、吸収器と、高温再生器と、低温再生
器とを有し、吸収器から送出される稀溶液を低温再生器
へ供給する稀溶液ラインと、補助ポンプが介装され且つ
低温再生器から送出される中間濃度溶液を高温再生器へ
供給する中間濃度溶液ラインと、高温再生器から送出さ
れる高濃度溶液を吸収器へ供給する高濃度溶液ラインと
を有し、中間濃度溶液ラインが分岐して、分岐した中間
濃度溶液ラインの一方は高温再生器に連通し、他方は高
濃度溶液ラインと合流しており、中間濃度溶液ラインの
前記補助ポンプと高温溶液熱交換器との間の領域から分
岐して高温再生器へ連通する分岐中間濃度溶液ラインを
設け、高温再生器から低温再生器へ向う冷媒蒸気ライン
を流れる冷媒蒸気と前記分岐中間濃度溶液ラインを流れ
る中間濃度溶液との間で熱交換を行う熱交換器を設ける
のが好ましい(図45に対応する)。ここで、高濃度溶
液ラインの高温溶液熱交換器と中間濃度溶液ラインの合
流点との間の領域に気液分離手段を設け、該気液分離手
段と低温再生器とを連通する冷媒蒸気ラインを設けてい
るのが好ましい(図46に対応する)。
【0053】上述した様な構成を具備する本発明の吸収
冷温水機によれば、高温再生器で発生した冷媒蒸気を、
吸収溶液と熱交換させているので、当該冷媒蒸気が保有
するエクセルギーの有効利用が達成される。
冷温水機によれば、高温再生器で発生した冷媒蒸気を、
吸収溶液と熱交換させているので、当該冷媒蒸気が保有
するエクセルギーの有効利用が達成される。
【0054】また上述した本発明によれば、高温再生器
から低温再生器に流れる吸収溶液の自己再生が生じ易く
なるため、高質燃料の消費量が同一であっても冷媒蒸気
の発生量が増加する。すなわち、吸収冷温水機の効率が
さらに向上するのである。
から低温再生器に流れる吸収溶液の自己再生が生じ易く
なるため、高質燃料の消費量が同一であっても冷媒蒸気
の発生量が増加する。すなわち、吸収冷温水機の効率が
さらに向上するのである。
【0055】
【発明の実施の形態】以下、図1−図46を参照して本
発明の実施の形態を説明する。なお、添付図面におい
て、図47−56で示す部材或いは部分については、同
様な符号を付して重複説明を省略している。
発明の実施の形態を説明する。なお、添付図面におい
て、図47−56で示す部材或いは部分については、同
様な符号を付して重複説明を省略している。
【0056】図1−6では、所謂「シリーズフロー」型
の吸収冷温水機に本発明を適用した実施形態が示されて
いる。
の吸収冷温水機に本発明を適用した実施形態が示されて
いる。
【0057】図1には、請求項1に対応する本発明の第
1の実施の形態が示されている。図1において、冷媒蒸
気ラインL3と稀溶液ラインL1の高温再生器HGに近
い部分には、熱交換器EX1が設けられ、他は、図47
と同様に構成されている。この形態では、熱交換器EX
1において、110〜130℃の稀溶液と150〜16
0℃の冷媒蒸気との間の温度差は、30〜40℃と比較
的小さいので、熱交換効率が高くなる。また熱交換器E
X1により、ラインL1を流れる稀溶液の高温再生器H
Gへの投入温度が上昇する。さらに、中間濃度溶液或い
は低温再生器LG内で生じる自己再生が促進される。
1の実施の形態が示されている。図1において、冷媒蒸
気ラインL3と稀溶液ラインL1の高温再生器HGに近
い部分には、熱交換器EX1が設けられ、他は、図47
と同様に構成されている。この形態では、熱交換器EX
1において、110〜130℃の稀溶液と150〜16
0℃の冷媒蒸気との間の温度差は、30〜40℃と比較
的小さいので、熱交換効率が高くなる。また熱交換器E
X1により、ラインL1を流れる稀溶液の高温再生器H
Gへの投入温度が上昇する。さらに、中間濃度溶液或い
は低温再生器LG内で生じる自己再生が促進される。
【0058】図2には、請求項2に対応する本発明の第
2の実施の形態が示されている。図2において、冷媒蒸
気ラインL5と、稀溶液ラインL1の低温溶液熱交換器
LXと吸収器Aの間の領域とには、熱交換器EX3aが
介装されている。それと共に、凝縮冷媒ラインL4と、
稀溶液ラインL1の低温溶液熱交換器LXと吸収器Aの
の間の領域とには、熱交換器EX3bが設けらている。
2の実施の形態が示されている。図2において、冷媒蒸
気ラインL5と、稀溶液ラインL1の低温溶液熱交換器
LXと吸収器Aの間の領域とには、熱交換器EX3aが
介装されている。それと共に、凝縮冷媒ラインL4と、
稀溶液ラインL1の低温溶液熱交換器LXと吸収器Aの
の間の領域とには、熱交換器EX3bが設けらている。
【0059】この形態では、稀溶液ラインL1の稀溶液
には、低温再生器LGから発生して冷媒蒸気ラインL5
を流れる冷媒蒸気が保有する熱量と、凝縮冷媒ラインL
4を流れる冷媒が保有する熱量とが、それぞれ熱交換器
EX3a、EX3bを介して投入される。すなわち、稀
溶液は2回の熱交換により、その温度が上昇するのであ
る。
には、低温再生器LGから発生して冷媒蒸気ラインL5
を流れる冷媒蒸気が保有する熱量と、凝縮冷媒ラインL
4を流れる冷媒が保有する熱量とが、それぞれ熱交換器
EX3a、EX3bを介して投入される。すなわち、稀
溶液は2回の熱交換により、その温度が上昇するのであ
る。
【0060】図3には、請求項3に対応する本発明の第
3の実施の形態が示されている。図3の実施形態は、図
1及び図2の実施形態を組合せたものである。稀溶液ラ
インL1には、3個の熱交換器EX1、EX3a及びE
X3bが設けられている。そして稀溶液には、熱交換器
EX3aを介して低温再生器LGから発生して冷媒蒸気
ラインL5を流れる冷媒蒸気が保有する熱量が投入さ
れ、熱交換器EX3bを介して凝縮冷媒ラインL4を流
れる冷媒が保有する熱量が投入され、熱交換器EX1を
介して高温再生器HGで発生した冷媒蒸気が保有する熱
量が投入される。この実施形態の場合も、稀溶液の温度
が低い場合には低温の冷媒(冷媒蒸気)と熱交換を行
い、稀溶液の温度が高い場合には高温の冷媒蒸気と熱交
換を行うため、カスケード利用が達成される。そのた
め、図3の実施形態は、図1の実施形態よりも、更に熱
交換効率が上昇し、吸収冷温水機の効率が向上してい
る。
3の実施の形態が示されている。図3の実施形態は、図
1及び図2の実施形態を組合せたものである。稀溶液ラ
インL1には、3個の熱交換器EX1、EX3a及びE
X3bが設けられている。そして稀溶液には、熱交換器
EX3aを介して低温再生器LGから発生して冷媒蒸気
ラインL5を流れる冷媒蒸気が保有する熱量が投入さ
れ、熱交換器EX3bを介して凝縮冷媒ラインL4を流
れる冷媒が保有する熱量が投入され、熱交換器EX1を
介して高温再生器HGで発生した冷媒蒸気が保有する熱
量が投入される。この実施形態の場合も、稀溶液の温度
が低い場合には低温の冷媒(冷媒蒸気)と熱交換を行
い、稀溶液の温度が高い場合には高温の冷媒蒸気と熱交
換を行うため、カスケード利用が達成される。そのた
め、図3の実施形態は、図1の実施形態よりも、更に熱
交換効率が上昇し、吸収冷温水機の効率が向上してい
る。
【0061】図4には、請求項4に対応する本発明の第
4の実施の形態が示されている。図4において、稀溶液
ラインL1には、3個の熱交換器EX2、EX3a及び
EX3bが設けられている。そして稀溶液には、熱交換
器EX3aを介して低温再生器LGから発生して冷媒蒸
気ラインL5を流れる冷媒蒸気が保有する熱量が投入さ
れ、熱交換器EX3bを介して凝縮冷媒ラインL4を流
れる冷媒が保有する熱量が投入され、熱交換器EX2を
介して高温再生器HGで発生した冷媒蒸気が保有する熱
量が投入される。
4の実施の形態が示されている。図4において、稀溶液
ラインL1には、3個の熱交換器EX2、EX3a及び
EX3bが設けられている。そして稀溶液には、熱交換
器EX3aを介して低温再生器LGから発生して冷媒蒸
気ラインL5を流れる冷媒蒸気が保有する熱量が投入さ
れ、熱交換器EX3bを介して凝縮冷媒ラインL4を流
れる冷媒が保有する熱量が投入され、熱交換器EX2を
介して高温再生器HGで発生した冷媒蒸気が保有する熱
量が投入される。
【0062】図4の実施形態の場合も、稀溶液の温度が
低い場合には低温の冷媒(冷媒蒸気)と熱交換を行い、
稀溶液の温度が高い場合には高温の冷媒蒸気と熱交換を
行うため、カスケード利用が達成される。そのため、図
4の実施形態では、図2の実施形態よりも更に熱交換効
率が上昇し、吸収冷温水機の効率が向上している。
低い場合には低温の冷媒(冷媒蒸気)と熱交換を行い、
稀溶液の温度が高い場合には高温の冷媒蒸気と熱交換を
行うため、カスケード利用が達成される。そのため、図
4の実施形態では、図2の実施形態よりも更に熱交換効
率が上昇し、吸収冷温水機の効率が向上している。
【0063】図5には、請求項5に対応する本発明の第
5の実施の形態が示されている。図5の実施形態におい
ては、稀溶液ラインL1には、4個の熱交換器EX1、
EX2、EX3a及びEX3bが設けられている。そし
て稀溶液には、熱交換器EX3aを介して低温再生器L
Gから発生して冷媒蒸気ラインL5を流れる冷媒蒸気が
保有する熱量が投入され、熱交換器EX3bを介して凝
縮冷媒ラインL4を流れる冷媒が保有する熱量が投入さ
れる。さらに、高温再生器HGで発生した冷媒蒸気の保
有する熱量は、熱交換器EX2を介して稀溶液ラインL
1の高温溶液熱交換器HXと低温溶液熱交換器LXとの
間の領域を流れる稀溶液に投入されると共に、熱交換器
EX1を介して、高温再生器HGの入口近傍を流れる稀
溶液に投入される。
5の実施の形態が示されている。図5の実施形態におい
ては、稀溶液ラインL1には、4個の熱交換器EX1、
EX2、EX3a及びEX3bが設けられている。そし
て稀溶液には、熱交換器EX3aを介して低温再生器L
Gから発生して冷媒蒸気ラインL5を流れる冷媒蒸気が
保有する熱量が投入され、熱交換器EX3bを介して凝
縮冷媒ラインL4を流れる冷媒が保有する熱量が投入さ
れる。さらに、高温再生器HGで発生した冷媒蒸気の保
有する熱量は、熱交換器EX2を介して稀溶液ラインL
1の高温溶液熱交換器HXと低温溶液熱交換器LXとの
間の領域を流れる稀溶液に投入されると共に、熱交換器
EX1を介して、高温再生器HGの入口近傍を流れる稀
溶液に投入される。
【0064】この実施形態ではカスケード利用が更に進
み、図2の実施形態よりも熱交換率が上昇して、吸収冷
温水機の効率が向上している。
み、図2の実施形態よりも熱交換率が上昇して、吸収冷
温水機の効率が向上している。
【0065】図6には、請求項6に対応する本発明の第
6の実施の形態が示されている。図6において、稀溶液
ラインL1から分岐して高温再生器HGに連通する稀溶
液分岐ラインL7が設けられている。その分岐ラインL
7の高温再生器入口近傍と、冷媒蒸気ラインL3との間
には、熱交換器EX0が設けられている。
6の実施の形態が示されている。図6において、稀溶液
ラインL1から分岐して高温再生器HGに連通する稀溶
液分岐ラインL7が設けられている。その分岐ラインL
7の高温再生器入口近傍と、冷媒蒸気ラインL3との間
には、熱交換器EX0が設けられている。
【0066】ここで、分岐ラインL7が無い場合(図4
7と同じ)、高温再生器HGから中間濃度溶液ラインL
2に流れる中間濃度溶液の量は、稀溶液ラインL1の稀
溶液の量より非常に少ない。したがって、高温溶液熱交
換器HXの熱交換率は低い。これに対して図6の実施形
態では、分岐ラインL7により稀溶液を分流し、高温溶
液熱交換器HXを流れる稀溶液と中間濃度溶液との流量
を概略等しくして熱交換効率を高めている。更に、分岐
ラインL7の稀溶液を熱交換器EX0で昇温し、稀溶液
全体としての投入温度を上昇せしめている。
7と同じ)、高温再生器HGから中間濃度溶液ラインL
2に流れる中間濃度溶液の量は、稀溶液ラインL1の稀
溶液の量より非常に少ない。したがって、高温溶液熱交
換器HXの熱交換率は低い。これに対して図6の実施形
態では、分岐ラインL7により稀溶液を分流し、高温溶
液熱交換器HXを流れる稀溶液と中間濃度溶液との流量
を概略等しくして熱交換効率を高めている。更に、分岐
ラインL7の稀溶液を熱交換器EX0で昇温し、稀溶液
全体としての投入温度を上昇せしめている。
【0067】図7−18では、所謂「パラレルフロー」
型の吸収冷温水機に本発明を適用した実施形態が示され
ている。
型の吸収冷温水機に本発明を適用した実施形態が示され
ている。
【0068】図7には、請求項7に対応する本発明の第
7の実施の形態が示されている。図7において、冷媒蒸
気ラインL6と稀溶液ラインL1の高温再生器HGに近
い部分には、熱交換器EX1が設けられ、他は、図49
と同様に構成されている。
7の実施の形態が示されている。図7において、冷媒蒸
気ラインL6と稀溶液ラインL1の高温再生器HGに近
い部分には、熱交換器EX1が設けられ、他は、図49
と同様に構成されている。
【0069】図7の実施形態では、熱交換器EX1にお
いて、110〜130℃の稀溶液と150〜160℃の
冷媒蒸気との間の温度差は、30〜40℃と比較的小さ
いので、熱交換効率が高くなる。また熱交換器EX1に
より、ラインL1を流れる稀溶液の高温再生器HGへの
投入温度が上昇する。さらに、中間濃度溶液或いは低温
再生器LG内で生じる自己再生が促進される。
いて、110〜130℃の稀溶液と150〜160℃の
冷媒蒸気との間の温度差は、30〜40℃と比較的小さ
いので、熱交換効率が高くなる。また熱交換器EX1に
より、ラインL1を流れる稀溶液の高温再生器HGへの
投入温度が上昇する。さらに、中間濃度溶液或いは低温
再生器LG内で生じる自己再生が促進される。
【0070】図8には、請求項8に対応する本発明の第
8の実施の形態が示されている。図8において、冷媒蒸
気ラインL8と、稀溶液ラインL1の低温溶液熱交換器
LXと吸収器Aの間の領域とには、熱交換器EX3aが
介装されている。それと共に、冷媒ラインL7と、稀溶
液ラインL1の低温溶液熱交換器LXと吸収器Aの間の
領域とには、熱交換器EX3bが設けらている。
8の実施の形態が示されている。図8において、冷媒蒸
気ラインL8と、稀溶液ラインL1の低温溶液熱交換器
LXと吸収器Aの間の領域とには、熱交換器EX3aが
介装されている。それと共に、冷媒ラインL7と、稀溶
液ラインL1の低温溶液熱交換器LXと吸収器Aの間の
領域とには、熱交換器EX3bが設けらている。
【0071】この形態では、稀溶液ラインL1の稀溶液
には、低温再生器LGから発生して冷媒蒸気ラインL8
を流れる冷媒蒸気が保有する熱量と、冷媒ラインL7を
流れる冷媒が保有する熱量とが、それぞれ熱交換器EX
3a、EX3bを介して投入される。すなわち、稀溶液
は2回の熱交換により、その温度が上昇する。
には、低温再生器LGから発生して冷媒蒸気ラインL8
を流れる冷媒蒸気が保有する熱量と、冷媒ラインL7を
流れる冷媒が保有する熱量とが、それぞれ熱交換器EX
3a、EX3bを介して投入される。すなわち、稀溶液
は2回の熱交換により、その温度が上昇する。
【0072】図9には、請求項9に対応する本発明の第
9の実施の形態が示されている。図9において、中間濃
度溶液ラインL3に介装された高温溶液熱交換器HXと
低温溶液熱交換器LXとの間には気液分離手段であるセ
パレータSが設けられ、該セパレータSは冷媒蒸気ライ
ンL9を介して低温再生器LGと連通している。その他
の構成については、図7の吸収冷温水機と同様である。
9の実施の形態が示されている。図9において、中間濃
度溶液ラインL3に介装された高温溶液熱交換器HXと
低温溶液熱交換器LXとの間には気液分離手段であるセ
パレータSが設けられ、該セパレータSは冷媒蒸気ライ
ンL9を介して低温再生器LGと連通している。その他
の構成については、図7の吸収冷温水機と同様である。
【0073】図9の実施形態では、自己再生によって中
間濃度溶液ラインL3内に生じた冷媒蒸気が吸収器Aに
送出されてしまうこと無く、セパレータS及びラインL
9を介して低温再生器LGに送出される。すなわち、自
己再生により発生した冷媒蒸気が無駄無く、有効に冷凍
動作に利用されるので、同一の高質燃料消費量でより多
くの冷媒蒸気を発生させたのと同一の結果となるため、
吸収冷温水機自体の効率が向上するのである。
間濃度溶液ラインL3内に生じた冷媒蒸気が吸収器Aに
送出されてしまうこと無く、セパレータS及びラインL
9を介して低温再生器LGに送出される。すなわち、自
己再生により発生した冷媒蒸気が無駄無く、有効に冷凍
動作に利用されるので、同一の高質燃料消費量でより多
くの冷媒蒸気を発生させたのと同一の結果となるため、
吸収冷温水機自体の効率が向上するのである。
【0074】図10には、請求項10に対応する本発明
の第10の実施の形態が示されている。図10の実施形
態は、図8の実施形態に、図9で示すのと同様なセパレ
ータS及び冷媒蒸気ラインL9を組み合わせたものであ
る。図10の実施形態では、自己再生により生じた冷媒
蒸気が無駄無く低温再生器LGに送出されるので、図8
の実施形態に比較して、自己再生により発生した冷媒蒸
気の有効利用と、高質燃料消費量の節減が更に進んでお
り、吸収冷温水機の効率が向上している。
の第10の実施の形態が示されている。図10の実施形
態は、図8の実施形態に、図9で示すのと同様なセパレ
ータS及び冷媒蒸気ラインL9を組み合わせたものであ
る。図10の実施形態では、自己再生により生じた冷媒
蒸気が無駄無く低温再生器LGに送出されるので、図8
の実施形態に比較して、自己再生により発生した冷媒蒸
気の有効利用と、高質燃料消費量の節減が更に進んでお
り、吸収冷温水機の効率が向上している。
【0075】図11には、請求項11に対応する本発明
の第11の実施の形態が示されている。図11の実施形
態は、図7及び図8の実施形態を組合せたものである。
稀溶液ラインL1には、3個の熱交換器EX1、EX3
a及びEX3bが設けられている。そして稀溶液には、
熱交換器EX3aを介して、低温再生器LGから発生し
て冷媒蒸気ラインL8を流れる冷媒蒸気が保有する熱量
が投入され、熱交換器EX3bを介して、冷媒ラインL
7を流れる冷媒が保有する熱量が投入され、そして高温
再生器HG入口近傍において、熱交換器EX1を介し
て、高温再生器HGで発生した冷媒蒸気(ラインL6を
流過)が保有する熱量が投入される。
の第11の実施の形態が示されている。図11の実施形
態は、図7及び図8の実施形態を組合せたものである。
稀溶液ラインL1には、3個の熱交換器EX1、EX3
a及びEX3bが設けられている。そして稀溶液には、
熱交換器EX3aを介して、低温再生器LGから発生し
て冷媒蒸気ラインL8を流れる冷媒蒸気が保有する熱量
が投入され、熱交換器EX3bを介して、冷媒ラインL
7を流れる冷媒が保有する熱量が投入され、そして高温
再生器HG入口近傍において、熱交換器EX1を介し
て、高温再生器HGで発生した冷媒蒸気(ラインL6を
流過)が保有する熱量が投入される。
【0076】この実施形態の場合も、稀溶液の温度が低
い場合には低温の冷媒(冷媒蒸気)と熱交換を行い、稀
溶液の温度が高い場合には高温の冷媒蒸気と熱交換を行
うため、カスケード利用が達成される。そのため、図1
1の実施形態は、図7の実施形態よりも、更に熱交換効
率が上昇し、吸収冷温水機の効率が向上している。
い場合には低温の冷媒(冷媒蒸気)と熱交換を行い、稀
溶液の温度が高い場合には高温の冷媒蒸気と熱交換を行
うため、カスケード利用が達成される。そのため、図1
1の実施形態は、図7の実施形態よりも、更に熱交換効
率が上昇し、吸収冷温水機の効率が向上している。
【0077】図12には、請求項12に対応する本発明
の第12の実施の形態が示されている。図12の実施形
態において、稀溶液ラインL1には、3個の熱交換器E
X2、EX3a及びEX3bが設けられている。そして
稀溶液には、熱交換器EX3aを介して、低温再生器L
Gから発生して冷媒蒸気ラインL8を流れる冷媒蒸気が
保有する熱量が投入され、熱交換器EX3bを介して、
冷媒ラインL4を流れる冷媒が保有する熱量が投入さ
れ、熱交換器EX2を介して、高温再生器HGで発生し
た冷媒蒸気が保有する熱量が投入される。
の第12の実施の形態が示されている。図12の実施形
態において、稀溶液ラインL1には、3個の熱交換器E
X2、EX3a及びEX3bが設けられている。そして
稀溶液には、熱交換器EX3aを介して、低温再生器L
Gから発生して冷媒蒸気ラインL8を流れる冷媒蒸気が
保有する熱量が投入され、熱交換器EX3bを介して、
冷媒ラインL4を流れる冷媒が保有する熱量が投入さ
れ、熱交換器EX2を介して、高温再生器HGで発生し
た冷媒蒸気が保有する熱量が投入される。
【0078】図12の実施形態の場合も、稀溶液の温度
が低い領域では低温の冷媒(冷媒蒸気)と熱交換を行
い、稀溶液の温度が高い領域では高温の冷媒蒸気と熱交
換を行うため、カスケード利用が達成される。そのため
図12の実施形態では、図8の実施形態よりも更に熱交
換効率が上昇し、吸収冷温水機の効率が向上している。
図13には、請求項13に対応する本発明の第13の実
施の形態が示されている。図13の実施形態は、図11
の実施形態に図9で示す様なセパレータS及び冷媒蒸気
ラインL9を組み込んだものである。従って、図11の
実施形態に比較して、自己再生により発生した冷媒蒸気
が有効に利用され、高質燃料消費量を削減し、吸収冷温
水機の効率が向上することが出来る。
が低い領域では低温の冷媒(冷媒蒸気)と熱交換を行
い、稀溶液の温度が高い領域では高温の冷媒蒸気と熱交
換を行うため、カスケード利用が達成される。そのため
図12の実施形態では、図8の実施形態よりも更に熱交
換効率が上昇し、吸収冷温水機の効率が向上している。
図13には、請求項13に対応する本発明の第13の実
施の形態が示されている。図13の実施形態は、図11
の実施形態に図9で示す様なセパレータS及び冷媒蒸気
ラインL9を組み込んだものである。従って、図11の
実施形態に比較して、自己再生により発生した冷媒蒸気
が有効に利用され、高質燃料消費量を削減し、吸収冷温
水機の効率が向上することが出来る。
【0079】図14には、請求項14に対応する本発明
の第14の実施の形態が示されている。図14の実施形
態は、図12の実施形態に図9で示す様なセパレータS
及び冷媒蒸気ラインL9を組み込んだものである。図1
2の実施形態に比較して、自己再生により発生した冷媒
蒸気が有効に利用され、高質燃料消費量を削減し、吸収
冷温水機の効率が向上することが出来る。
の第14の実施の形態が示されている。図14の実施形
態は、図12の実施形態に図9で示す様なセパレータS
及び冷媒蒸気ラインL9を組み込んだものである。図1
2の実施形態に比較して、自己再生により発生した冷媒
蒸気が有効に利用され、高質燃料消費量を削減し、吸収
冷温水機の効率が向上することが出来る。
【0080】図15には、請求項15に対応する本発明
の第15の実施の形態が示されている。図13の実施形
態において、稀溶液ラインL1には、4個の熱交換器E
X1、EX2、EX3a及びEX3bが設けられてい
る。そして稀溶液には、熱交換器EX3aを介して、低
温再生器LGから発生して冷媒蒸気ラインL8を流れる
冷媒蒸気が保有する熱量が投入され、熱交換器EX3b
を介して、冷媒ラインL7を流れる冷媒が保有する熱量
が投入される。さらに、高温再生器HGで発生した冷媒
蒸気の保有する熱量は、熱交換器EX2を介して稀溶液
ラインL1の高温溶液熱交換器HXと分岐点Pとの間の
領域を流れる稀溶液に投入されると共に、熱交換器EX
1を介して、高温再生器HGの入口近傍を流れる稀溶液
に投入される。
の第15の実施の形態が示されている。図13の実施形
態において、稀溶液ラインL1には、4個の熱交換器E
X1、EX2、EX3a及びEX3bが設けられてい
る。そして稀溶液には、熱交換器EX3aを介して、低
温再生器LGから発生して冷媒蒸気ラインL8を流れる
冷媒蒸気が保有する熱量が投入され、熱交換器EX3b
を介して、冷媒ラインL7を流れる冷媒が保有する熱量
が投入される。さらに、高温再生器HGで発生した冷媒
蒸気の保有する熱量は、熱交換器EX2を介して稀溶液
ラインL1の高温溶液熱交換器HXと分岐点Pとの間の
領域を流れる稀溶液に投入されると共に、熱交換器EX
1を介して、高温再生器HGの入口近傍を流れる稀溶液
に投入される。
【0081】この実施形態ではカスケード利用が更に進
み、図8の実施形態よりも熱交換率が上昇して、吸収冷
温水機の効率が向上している。
み、図8の実施形態よりも熱交換率が上昇して、吸収冷
温水機の効率が向上している。
【0082】図16には、請求項16に対応する本発明
の第16の実施の形態が示されている。図16の実施形
態は、図15の実施形態に図9で示す様なセパレータS
及び冷媒蒸気ラインL9を組み込んだものである。図1
5の実施形態に比較して、自己再生により発生した冷媒
蒸気が有効に利用され、高質燃料消費量を削減し、吸収
冷温水機の効率が向上することが出来る。
の第16の実施の形態が示されている。図16の実施形
態は、図15の実施形態に図9で示す様なセパレータS
及び冷媒蒸気ラインL9を組み込んだものである。図1
5の実施形態に比較して、自己再生により発生した冷媒
蒸気が有効に利用され、高質燃料消費量を削減し、吸収
冷温水機の効率が向上することが出来る。
【0083】図17には、請求項17に対応する本発明
の第17の実施の形態が示されている。図17におい
て、稀溶液ラインL1の分岐点Pと高温溶液熱交換器H
Xとの間の領域から分岐して、高温再生器HGに連通す
る稀溶液分岐ラインL10が設けられている。その分岐
ラインL10の高温再生器入口近傍と、冷媒蒸気ライン
L6との間には、熱交換器EX0が設けられている。
の第17の実施の形態が示されている。図17におい
て、稀溶液ラインL1の分岐点Pと高温溶液熱交換器H
Xとの間の領域から分岐して、高温再生器HGに連通す
る稀溶液分岐ラインL10が設けられている。その分岐
ラインL10の高温再生器入口近傍と、冷媒蒸気ライン
L6との間には、熱交換器EX0が設けられている。
【0084】ここで、分岐ラインL10が無い場合(図
49と同じ)、高温再生器HGから中間濃度溶液ライン
L3に流れる中間濃度溶液の量は、稀溶液ラインL1の
稀溶液の量より遥かに少ない。従って、高温溶液熱交換
器HXの熱交換率は低い。これに対して図17の実施形
態では、分岐ラインL10により稀溶液を分流し高温溶
液熱交換器HXをバイパスすることにより、高温溶液熱
交換器HXを流れる稀溶液と中間濃度溶液との流量を概
略等しくして、熱交換効率を高めている。図17の実施
形態では、分岐ラインL10の稀溶液を熱交換器EX0
で昇温し、高温再生器HGに対する稀溶液の投入温度を
上昇せしめている。従って、高温溶液熱交換器HXをバ
イパスした稀溶液の(高温再生器HGへの)投入温度が
低温過ぎて、高温再生器HGの温度上昇のため高質燃料
の消費量が増加してしまう、という不都合は生じない。
49と同じ)、高温再生器HGから中間濃度溶液ライン
L3に流れる中間濃度溶液の量は、稀溶液ラインL1の
稀溶液の量より遥かに少ない。従って、高温溶液熱交換
器HXの熱交換率は低い。これに対して図17の実施形
態では、分岐ラインL10により稀溶液を分流し高温溶
液熱交換器HXをバイパスすることにより、高温溶液熱
交換器HXを流れる稀溶液と中間濃度溶液との流量を概
略等しくして、熱交換効率を高めている。図17の実施
形態では、分岐ラインL10の稀溶液を熱交換器EX0
で昇温し、高温再生器HGに対する稀溶液の投入温度を
上昇せしめている。従って、高温溶液熱交換器HXをバ
イパスした稀溶液の(高温再生器HGへの)投入温度が
低温過ぎて、高温再生器HGの温度上昇のため高質燃料
の消費量が増加してしまう、という不都合は生じない。
【0085】図18には、請求項18に対応する本発明
の第18の実施の形態が示されている。図18の実施形
態は、図17の実施形態に図9で示す様なセパレータS
及び冷媒蒸気ラインL9を組み込んだものである。図1
5の実施形態に比較して、自己再生により発生した冷媒
蒸気が有効に利用され、高質燃料消費量を削減し、吸収
冷温水機の効率が向上することが出来る。
の第18の実施の形態が示されている。図18の実施形
態は、図17の実施形態に図9で示す様なセパレータS
及び冷媒蒸気ラインL9を組み込んだものである。図1
5の実施形態に比較して、自己再生により発生した冷媒
蒸気が有効に利用され、高質燃料消費量を削減し、吸収
冷温水機の効率が向上することが出来る。
【0086】図19−24には、所謂「パラレルシリー
ズフロー(或いは変形パラレルフロー)」型の吸収冷温
水機に対して本発明を適用した実施例が示されている。
ズフロー(或いは変形パラレルフロー)」型の吸収冷温
水機に対して本発明を適用した実施例が示されている。
【0087】図19には、請求項19に対応する本発明
の第19の実施の形態が示されている。図19におい
て、冷媒蒸気ラインL6と稀溶液ラインL1の高温再生
器HG入口近傍の部分には、熱交換器EX1が設けられ
ている。そして熱交換器EX1は、ラインL6を流れる
冷媒蒸気と、ラインL1の高温再生器HG入口近傍の部
分を流れる稀溶液との間で熱交換を行っている。その他
については、図51と同様に構成されている。この形態
では、図7の実施形態と実質的に同じ作用効果がある。
の第19の実施の形態が示されている。図19におい
て、冷媒蒸気ラインL6と稀溶液ラインL1の高温再生
器HG入口近傍の部分には、熱交換器EX1が設けられ
ている。そして熱交換器EX1は、ラインL6を流れる
冷媒蒸気と、ラインL1の高温再生器HG入口近傍の部
分を流れる稀溶液との間で熱交換を行っている。その他
については、図51と同様に構成されている。この形態
では、図7の実施形態と実質的に同じ作用効果がある。
【0088】図20は、請求項20に対応する本発明の
第20の実施の形態が示されている。図20において、
冷媒蒸気ラインL8と、稀溶液ラインL1の低温溶液熱
交換器LXと吸収器Aの間の領域とには、熱交換器EX
3aが介装されている。それと共に、冷媒ラインL7
と、稀溶液ラインL1の低温溶液熱交換器LXと吸収器
Aの間の領域とには、熱交換器EX3bが設けらてい
る。
第20の実施の形態が示されている。図20において、
冷媒蒸気ラインL8と、稀溶液ラインL1の低温溶液熱
交換器LXと吸収器Aの間の領域とには、熱交換器EX
3aが介装されている。それと共に、冷媒ラインL7
と、稀溶液ラインL1の低温溶液熱交換器LXと吸収器
Aの間の領域とには、熱交換器EX3bが設けらてい
る。
【0089】この形態では、稀溶液ラインL1の稀溶液
には、低温再生器LGから発生して冷媒蒸気ラインL8
を流れる冷媒蒸気が保有する熱量と、冷媒ラインL7を
流れる冷媒が保有する熱量とが、それぞれ熱交換器EX
3a、EX3bを介して投入される。そして、この実施
形態では、図8の実施形態と実質的に同じ作用効果を奏
する。
には、低温再生器LGから発生して冷媒蒸気ラインL8
を流れる冷媒蒸気が保有する熱量と、冷媒ラインL7を
流れる冷媒が保有する熱量とが、それぞれ熱交換器EX
3a、EX3bを介して投入される。そして、この実施
形態では、図8の実施形態と実質的に同じ作用効果を奏
する。
【0090】図21には、請求項21に対応する本発明
の第21の実施の形態が示されている。図21の実施形
態は、図19の実施形態と図20の実施形態とを組合せ
たものであり、冷媒蒸気ラインL1には、3個の熱交換
器EX1、EX3a及びEX3bが設けられている。
の第21の実施の形態が示されている。図21の実施形
態は、図19の実施形態と図20の実施形態とを組合せ
たものであり、冷媒蒸気ラインL1には、3個の熱交換
器EX1、EX3a及びEX3bが設けられている。
【0091】そして稀溶液には、熱交換器EX3aを介
して、低温再生器LGから発生して冷媒蒸気ラインL8
を流れる冷媒蒸気が保有する熱量が投入され、熱交換器
EX3bを介して、冷媒ラインL7を流れる冷媒が保有
する熱量が投入され、そして高温再生器HG入口近傍に
おいて、熱交換器EX1を介して、高温再生器HGで発
生した冷媒蒸気(ラインL6を流過)が保有する熱量が
投入される。この実施形態では、図11の実施形態と実
質的に同じ作用効果を奏する。
して、低温再生器LGから発生して冷媒蒸気ラインL8
を流れる冷媒蒸気が保有する熱量が投入され、熱交換器
EX3bを介して、冷媒ラインL7を流れる冷媒が保有
する熱量が投入され、そして高温再生器HG入口近傍に
おいて、熱交換器EX1を介して、高温再生器HGで発
生した冷媒蒸気(ラインL6を流過)が保有する熱量が
投入される。この実施形態では、図11の実施形態と実
質的に同じ作用効果を奏する。
【0092】図22には、請求項22に対応する本発明
の第22の実施の形態が示されている。図22の実施形
態において冷媒蒸気ラインL1には、3個の熱交換器E
X2、EX3a及びEX3bが設けられている。
の第22の実施の形態が示されている。図22の実施形
態において冷媒蒸気ラインL1には、3個の熱交換器E
X2、EX3a及びEX3bが設けられている。
【0093】そして稀溶液には、熱交換器EX3aを介
して、低温再生器LGから発生して冷媒蒸気ラインL8
を流れる冷媒蒸気が保有する熱量が投入され、熱交換器
EX3bを介して、冷媒ラインL4を流れる冷媒が保有
する熱量が投入され、熱交換器EX2を介して、高温再
生器HGで発生した冷媒蒸気が保有する熱量が投入され
る。この実施形態では、図12の実施形態と実質的に同
じ作用効果がある。
して、低温再生器LGから発生して冷媒蒸気ラインL8
を流れる冷媒蒸気が保有する熱量が投入され、熱交換器
EX3bを介して、冷媒ラインL4を流れる冷媒が保有
する熱量が投入され、熱交換器EX2を介して、高温再
生器HGで発生した冷媒蒸気が保有する熱量が投入され
る。この実施形態では、図12の実施形態と実質的に同
じ作用効果がある。
【0094】図23には、請求項23に対応する本発明
の第23の実施の形態が示されている。図23の実施形
態において、冷媒蒸気ラインL1には、4個の熱交換器
EX1、EX2、EX3a及びEX3bが設けられてい
る。
の第23の実施の形態が示されている。図23の実施形
態において、冷媒蒸気ラインL1には、4個の熱交換器
EX1、EX2、EX3a及びEX3bが設けられてい
る。
【0095】そして稀溶液には、熱交換器EX3aを介
して、低温再生器LGから発生して冷媒蒸気ラインL8
を流れる冷媒蒸気が保有する熱量が投入され、熱交換器
EX3bを介して、冷媒ラインL7を流れる冷媒が保有
する熱量が投入される。さらに、高温再生器HGで発生
した冷媒蒸気の保有する熱量は、熱交換器EX2を介し
て稀溶液ラインL1の高温溶液熱交換器HXと分岐点P
との間の領域を流れる稀溶液に投入されると共に、熱交
換器EX1を介して、高温再生器HGの入口近傍を流れ
る稀溶液に投入される。この実施形態では、図15で示
す実施形態と実質的に同じ作用効果を奏する。図24に
は、請求項24に対応する本発明の第24の実施の形態
が示されている。図24において、冷媒蒸気ラインL1
の高温再生器HGと分岐点Pの間の領域から分岐して、
高温溶液熱交換器HXをバイパスし、高圧再生器HGに
連通する稀溶液分岐ライン10が設けられている。その
分岐ラインL10の高温再生器HG入口近傍部分と、冷
媒蒸気ラインL6との間には、熱交換器EX0が設けら
れている。
して、低温再生器LGから発生して冷媒蒸気ラインL8
を流れる冷媒蒸気が保有する熱量が投入され、熱交換器
EX3bを介して、冷媒ラインL7を流れる冷媒が保有
する熱量が投入される。さらに、高温再生器HGで発生
した冷媒蒸気の保有する熱量は、熱交換器EX2を介し
て稀溶液ラインL1の高温溶液熱交換器HXと分岐点P
との間の領域を流れる稀溶液に投入されると共に、熱交
換器EX1を介して、高温再生器HGの入口近傍を流れ
る稀溶液に投入される。この実施形態では、図15で示
す実施形態と実質的に同じ作用効果を奏する。図24に
は、請求項24に対応する本発明の第24の実施の形態
が示されている。図24において、冷媒蒸気ラインL1
の高温再生器HGと分岐点Pの間の領域から分岐して、
高温溶液熱交換器HXをバイパスし、高圧再生器HGに
連通する稀溶液分岐ライン10が設けられている。その
分岐ラインL10の高温再生器HG入口近傍部分と、冷
媒蒸気ラインL6との間には、熱交換器EX0が設けら
れている。
【0096】ここで、分岐ラインL10が無い場合(図
51と同じ)、高温再生器HGから中間濃度溶液ライン
L4に流れる中間濃度溶液の量は、稀溶液ラインL1の
稀溶液の量より遥かに少ない。従って、高温溶液熱交換
器HXの熱交換率は低い。これに対して図24の実施形
態では、分岐ラインL10により稀溶液を分流し高温溶
液熱交換器HXをバイパスすることにより、高温溶液熱
交換器HXを流れる稀溶液と中間濃度溶液との流量を概
略等しくして、熱交換効率を高めている。
51と同じ)、高温再生器HGから中間濃度溶液ライン
L4に流れる中間濃度溶液の量は、稀溶液ラインL1の
稀溶液の量より遥かに少ない。従って、高温溶液熱交換
器HXの熱交換率は低い。これに対して図24の実施形
態では、分岐ラインL10により稀溶液を分流し高温溶
液熱交換器HXをバイパスすることにより、高温溶液熱
交換器HXを流れる稀溶液と中間濃度溶液との流量を概
略等しくして、熱交換効率を高めている。
【0097】図24の実施形態では、分岐ラインL10
の稀溶液を熱交換器EX0で昇温し、(高温再生器HG
への)稀溶液の投入温度を上昇せしめている。従って、
高温溶液熱交換器HXをバイパスした稀溶液の(高温再
生器HGへの)投入温度が低温過ぎて、高温再生器HG
の温度上昇のため高質燃料の消費量が増加してしまう、
という不都合は生じない。
の稀溶液を熱交換器EX0で昇温し、(高温再生器HG
への)稀溶液の投入温度を上昇せしめている。従って、
高温溶液熱交換器HXをバイパスした稀溶液の(高温再
生器HGへの)投入温度が低温過ぎて、高温再生器HG
の温度上昇のため高質燃料の消費量が増加してしまう、
という不都合は生じない。
【0098】図25−35には、所謂「リバースフロ
ー」型の吸収冷温水機に係る実施形態が示されている。
ー」型の吸収冷温水機に係る実施形態が示されている。
【0099】図25には、請求項25に対応する本発明
の第25の実施の形態が示されている。図25におい
て、冷媒蒸気ラインL6と、中間濃度溶液ラインL2の
高温再生器HGの入口近傍の部分には、熱交換器EX1
が設けられて熱交換が行われる。その他は、図53と同
様に構成されている。
の第25の実施の形態が示されている。図25におい
て、冷媒蒸気ラインL6と、中間濃度溶液ラインL2の
高温再生器HGの入口近傍の部分には、熱交換器EX1
が設けられて熱交換が行われる。その他は、図53と同
様に構成されている。
【0100】図25の実施形態では、熱交換器EX1に
おいて、110〜130℃の中間濃度溶液と150〜1
60℃の冷媒蒸気との間の温度差は、30〜40℃と比
較的小さいので、熱交換効率が高くなる。また熱交換器
EX1により、ラインL2を流れる中間濃度溶液の高温
再生器HGへの投入温度が上昇する。さらに、中間濃度
溶液或いは低温再生器LG内で生じる自己再生が促進さ
れる。
おいて、110〜130℃の中間濃度溶液と150〜1
60℃の冷媒蒸気との間の温度差は、30〜40℃と比
較的小さいので、熱交換効率が高くなる。また熱交換器
EX1により、ラインL2を流れる中間濃度溶液の高温
再生器HGへの投入温度が上昇する。さらに、中間濃度
溶液或いは低温再生器LG内で生じる自己再生が促進さ
れる。
【0101】図26には、請求項26に対応する本発明
の第26の実施の形態が示されている。図26におい
て、高濃度溶液ラインL3に介装された高温溶液熱交換
器HXと低温溶液熱交換器LXとの間には、気液分離手
段であるセパレータSが設けられている。そして該セパ
レータSは、冷媒蒸気ラインL9を介して低温再生器L
Gと連通している。その他の構成については、図25の
吸収冷温水機と同様である。
の第26の実施の形態が示されている。図26におい
て、高濃度溶液ラインL3に介装された高温溶液熱交換
器HXと低温溶液熱交換器LXとの間には、気液分離手
段であるセパレータSが設けられている。そして該セパ
レータSは、冷媒蒸気ラインL9を介して低温再生器L
Gと連通している。その他の構成については、図25の
吸収冷温水機と同様である。
【0102】図26の実施形態では、自己再生によって
高濃度溶液ラインL3内に生じた冷媒蒸気が吸収器Aに
送出されてしまうこと無く、セパレータS及びラインL
9を介して低温再生器LGに送出される。すなわち、自
己再生により発生した冷媒蒸気が無駄無く、有効に冷凍
動作に利用されるので、同一の高質燃料消費量でより多
くの冷媒蒸気を発生させたのと同一の結果となるため、
吸収冷温水機自体の効率が向上するのである。
高濃度溶液ラインL3内に生じた冷媒蒸気が吸収器Aに
送出されてしまうこと無く、セパレータS及びラインL
9を介して低温再生器LGに送出される。すなわち、自
己再生により発生した冷媒蒸気が無駄無く、有効に冷凍
動作に利用されるので、同一の高質燃料消費量でより多
くの冷媒蒸気を発生させたのと同一の結果となるため、
吸収冷温水機自体の効率が向上するのである。
【0103】図27には、請求項27に対応する本発明
の第27の実施の形態が示されている。図27におい
て、冷媒蒸気ラインL8と、稀溶液ラインL1の低温溶
液熱交換器LXと吸収器Aの間の領域とには、熱交換器
EX3aが介装されている。それと共に、冷媒ラインL
7と、稀溶液ラインL1の低温溶液熱交換器LXと吸収
器Aの間の領域とには、熱交換器EX3bが設けらてい
る。
の第27の実施の形態が示されている。図27におい
て、冷媒蒸気ラインL8と、稀溶液ラインL1の低温溶
液熱交換器LXと吸収器Aの間の領域とには、熱交換器
EX3aが介装されている。それと共に、冷媒ラインL
7と、稀溶液ラインL1の低温溶液熱交換器LXと吸収
器Aの間の領域とには、熱交換器EX3bが設けらてい
る。
【0104】この形態では、稀溶液ラインL1の稀溶液
には、低温再生器LGから発生して冷媒蒸気ラインL8
を流れる冷媒蒸気が保有する熱量と、冷媒ラインL7を
流れる冷媒が保有する熱量とが、それぞれ熱交換器EX
3a、EX3bを介して投入される。すなわち、稀溶液
は2回の熱交換により、その温度が上昇する。
には、低温再生器LGから発生して冷媒蒸気ラインL8
を流れる冷媒蒸気が保有する熱量と、冷媒ラインL7を
流れる冷媒が保有する熱量とが、それぞれ熱交換器EX
3a、EX3bを介して投入される。すなわち、稀溶液
は2回の熱交換により、その温度が上昇する。
【0105】図28には、請求項28に対応する本発明
の第28の実施の形態が示されている。図28の実施形
態は、図25及び図27の実施形態を組合せたものであ
る。稀溶液ラインL1には2個の熱交換器EX3a及び
EX3bが設けられ、中間濃度溶液ラインL2の高温再
生器HG入口近傍部分には熱交換器EX1が設けられて
いる。
の第28の実施の形態が示されている。図28の実施形
態は、図25及び図27の実施形態を組合せたものであ
る。稀溶液ラインL1には2個の熱交換器EX3a及び
EX3bが設けられ、中間濃度溶液ラインL2の高温再
生器HG入口近傍部分には熱交換器EX1が設けられて
いる。
【0106】ラインL1を流れる稀溶液には、熱交換器
EX3aを介して、低温再生器LGから発生して冷媒蒸
気ラインL8を流れる冷媒蒸気が保有する熱量が投入さ
れ、熱交換器EX3bを介して、冷媒ラインL7を流れ
る冷媒が保有する熱量が投入される。そしてラインL2
を流れる中間濃度溶液に対しては、高温再生器HG入口
近傍において、熱交換器EX1を介して、高温再生器H
Gで発生した冷媒蒸気(ラインL6を流過)が保有する
熱量が投入される。
EX3aを介して、低温再生器LGから発生して冷媒蒸
気ラインL8を流れる冷媒蒸気が保有する熱量が投入さ
れ、熱交換器EX3bを介して、冷媒ラインL7を流れ
る冷媒が保有する熱量が投入される。そしてラインL2
を流れる中間濃度溶液に対しては、高温再生器HG入口
近傍において、熱交換器EX1を介して、高温再生器H
Gで発生した冷媒蒸気(ラインL6を流過)が保有する
熱量が投入される。
【0107】この実施形態の場合も、稀溶液の温度が低
い場合には低温の冷媒(冷媒蒸気)と熱交換を行い、稀
溶液の温度が高い場合には高温の冷媒蒸気と熱交換を行
うため、カスケード利用が達成される。そのため、図2
8の実施形態は、図25或いは図27の実施形態より
も、更に熱交換効率が上昇し、吸収冷温水機の効率が向
上している。
い場合には低温の冷媒(冷媒蒸気)と熱交換を行い、稀
溶液の温度が高い場合には高温の冷媒蒸気と熱交換を行
うため、カスケード利用が達成される。そのため、図2
8の実施形態は、図25或いは図27の実施形態より
も、更に熱交換効率が上昇し、吸収冷温水機の効率が向
上している。
【0108】図29には、請求項29に対応する本発明
の第29の実施の形態が示されている。図29の実施形
態は、図28の実施形態に図26で示す様なセパレータ
S及び冷媒蒸気ラインL9を組み込んだものである。従
って、図28の実施形態に比較して、自己再生により発
生した冷媒蒸気が有効に利用され、高質燃料消費量を削
減し、吸収冷温水機の効率が向上することが出来る。
の第29の実施の形態が示されている。図29の実施形
態は、図28の実施形態に図26で示す様なセパレータ
S及び冷媒蒸気ラインL9を組み込んだものである。従
って、図28の実施形態に比較して、自己再生により発
生した冷媒蒸気が有効に利用され、高質燃料消費量を削
減し、吸収冷温水機の効率が向上することが出来る。
【0109】図30には、請求項30に対応する本発明
の第30の実施の形態が示されている。図30の実施形
態において、稀溶液ラインL1には、2個の熱交換器E
X3a及びEX3bが設けられ、中間濃度溶液ラインL
2には熱交換器EX2が設けられている。
の第30の実施の形態が示されている。図30の実施形
態において、稀溶液ラインL1には、2個の熱交換器E
X3a及びEX3bが設けられ、中間濃度溶液ラインL
2には熱交換器EX2が設けられている。
【0110】ラインL1を流れる稀溶液には、熱交換器
EX3aを介して、低温再生器LGから発生して冷媒蒸
気ラインL8を流れる冷媒蒸気が保有する熱量が投入さ
れ、熱交換器EX3bを介して、冷媒ラインL7を流れ
る冷媒が保有する熱量が投入される。そして、ラインL
2の補助ポンプSP2と高温溶液熱交換器HXの間の領
域を流れる中間濃度溶液には、熱交換器EX2を介し
て、高温再生器HGで発生した冷媒蒸気が保有する熱量
が投入される。
EX3aを介して、低温再生器LGから発生して冷媒蒸
気ラインL8を流れる冷媒蒸気が保有する熱量が投入さ
れ、熱交換器EX3bを介して、冷媒ラインL7を流れ
る冷媒が保有する熱量が投入される。そして、ラインL
2の補助ポンプSP2と高温溶液熱交換器HXの間の領
域を流れる中間濃度溶液には、熱交換器EX2を介し
て、高温再生器HGで発生した冷媒蒸気が保有する熱量
が投入される。
【0111】図30の実施形態の場合も、稀溶液の温度
が低い領域では低温の冷媒(冷媒蒸気)と熱交換を行
い、稀溶液の温度が高い領域では高温の冷媒蒸気と熱交
換を行うため、カスケード利用が達成される。そのた
め、図30の実施形態では、図27の実施形態よりも更
に熱交換効率が上昇し、吸収冷温水機の効率が向上して
いる。
が低い領域では低温の冷媒(冷媒蒸気)と熱交換を行
い、稀溶液の温度が高い領域では高温の冷媒蒸気と熱交
換を行うため、カスケード利用が達成される。そのた
め、図30の実施形態では、図27の実施形態よりも更
に熱交換効率が上昇し、吸収冷温水機の効率が向上して
いる。
【0112】図31には、請求項31に対応する本発明
の第31の実施の形態が示されている。図31の実施形
態は、図30の実施形態に図26で示す様なセパレータ
S及び冷媒蒸気ラインL9を組み込んだものである。図
30の実施形態に比較して、自己再生により発生した冷
媒蒸気が有効に利用され、高質燃料消費量を削減し、吸
収冷温水機の効率が向上することが出来る。
の第31の実施の形態が示されている。図31の実施形
態は、図30の実施形態に図26で示す様なセパレータ
S及び冷媒蒸気ラインL9を組み込んだものである。図
30の実施形態に比較して、自己再生により発生した冷
媒蒸気が有効に利用され、高質燃料消費量を削減し、吸
収冷温水機の効率が向上することが出来る。
【0113】図32には、請求項32に対応する本発明
の第32の実施の形態が示されている。図32の実施形
態において、稀溶液ラインL1には2個の熱交換器EX
3a及びEX3bが設けられ、中間濃度溶液ラインL2
にも2個の熱交換器EX1、EX2が設けられている。
の第32の実施の形態が示されている。図32の実施形
態において、稀溶液ラインL1には2個の熱交換器EX
3a及びEX3bが設けられ、中間濃度溶液ラインL2
にも2個の熱交換器EX1、EX2が設けられている。
【0114】ラインL1を流れる稀溶液には、熱交換器
EX3aを介して、低温再生器LGから発生して冷媒蒸
気ラインL8を流れる冷媒蒸気が保有する熱量が投入さ
れ、熱交換器EX3bを介して、冷媒ラインL7を流れ
る冷媒が保有する熱量が投入される。そして、高温再生
器HGで発生してラインL6を流れる冷媒蒸気が保有す
る熱量は、熱交換器EX2を介してラインL2の高温溶
液熱交換器HXと補助ポンプSP2との間の領域を流れ
る中間濃度溶液に投入されると共に、熱交換器EX1を
介して、ラインL2の高温再生器HGの入口近傍の部分
を流れる中間濃度溶液に投入される。
EX3aを介して、低温再生器LGから発生して冷媒蒸
気ラインL8を流れる冷媒蒸気が保有する熱量が投入さ
れ、熱交換器EX3bを介して、冷媒ラインL7を流れ
る冷媒が保有する熱量が投入される。そして、高温再生
器HGで発生してラインL6を流れる冷媒蒸気が保有す
る熱量は、熱交換器EX2を介してラインL2の高温溶
液熱交換器HXと補助ポンプSP2との間の領域を流れ
る中間濃度溶液に投入されると共に、熱交換器EX1を
介して、ラインL2の高温再生器HGの入口近傍の部分
を流れる中間濃度溶液に投入される。
【0115】この実施形態ではカスケード利用が更に進
み、図25、図27の実施形態よりも熱交換率が上昇し
て、吸収冷温水機の効率が向上している。
み、図25、図27の実施形態よりも熱交換率が上昇し
て、吸収冷温水機の効率が向上している。
【0116】図33には、請求項33に対応する本発明
の第33の実施の形態が示されている。図33の実施形
態は、図32の実施形態に図26で示す様なセパレータ
S及び冷媒蒸気ラインL9を組み込んだものである。図
32の実施形態に比較して、自己再生により発生した冷
媒蒸気が有効に利用され、高質燃料消費量を削減し、吸
収冷温水機の効率が向上することが出来る。
の第33の実施の形態が示されている。図33の実施形
態は、図32の実施形態に図26で示す様なセパレータ
S及び冷媒蒸気ラインL9を組み込んだものである。図
32の実施形態に比較して、自己再生により発生した冷
媒蒸気が有効に利用され、高質燃料消費量を削減し、吸
収冷温水機の効率が向上することが出来る。
【0117】図34には、請求項34に対応する本発明
の第34の実施の形態が示されている。図34におい
て、中間濃度溶液ラインL2の補助ポンプSP2と高温
溶液熱交換器HXとの間の領域から分岐し、高温再生器
HGに連通する稀溶液分岐ラインL10が設けられてい
る。その分岐ラインL10の高温再生器入口近傍と、冷
媒蒸気ラインL6との間には、熱交換器EX1が設けら
れている。
の第34の実施の形態が示されている。図34におい
て、中間濃度溶液ラインL2の補助ポンプSP2と高温
溶液熱交換器HXとの間の領域から分岐し、高温再生器
HGに連通する稀溶液分岐ラインL10が設けられてい
る。その分岐ラインL10の高温再生器入口近傍と、冷
媒蒸気ラインL6との間には、熱交換器EX1が設けら
れている。
【0118】ここで、分岐ラインL10が無い場合(図
53と同じ)、高温再生器HGから高濃度溶液ラインL
3に流れる高濃度溶液の量は、中間濃度溶液ラインL2
の中間濃度溶液の量より遥かに少ない。従って、高温溶
液熱交換器HXの熱交換率は低い。これに対して図34
の実施形態では、分岐ラインL10により中間濃度溶液
を分流し高温溶液熱交換器HXをバイパスすることによ
り、高温溶液熱交換器HXを流れる中間濃度溶液と高濃
度溶液との流量を概略等しくして、熱交換効率を高めて
いる。
53と同じ)、高温再生器HGから高濃度溶液ラインL
3に流れる高濃度溶液の量は、中間濃度溶液ラインL2
の中間濃度溶液の量より遥かに少ない。従って、高温溶
液熱交換器HXの熱交換率は低い。これに対して図34
の実施形態では、分岐ラインL10により中間濃度溶液
を分流し高温溶液熱交換器HXをバイパスすることによ
り、高温溶液熱交換器HXを流れる中間濃度溶液と高濃
度溶液との流量を概略等しくして、熱交換効率を高めて
いる。
【0119】図34の実施形態では、分岐ラインL10
の中間濃度溶液を熱交換器EX1で昇温し、高温再生器
HGに対する中間濃度溶液の投入温度を上昇せしめてい
る。従って、高温溶液熱交換器HXをバイパスした中間
濃度溶液の(高温再生器HGへの)投入温度が低温過
ぎ、高温再生器HGの温度上昇のため高質燃料の消費量
が増加してしまう、という不都合は生じない。
の中間濃度溶液を熱交換器EX1で昇温し、高温再生器
HGに対する中間濃度溶液の投入温度を上昇せしめてい
る。従って、高温溶液熱交換器HXをバイパスした中間
濃度溶液の(高温再生器HGへの)投入温度が低温過
ぎ、高温再生器HGの温度上昇のため高質燃料の消費量
が増加してしまう、という不都合は生じない。
【0120】図35には、請求項35に対応する本発明
の第35の実施の形態が示されている。図35の実施形
態は、図34の実施形態に図26で示す様なセパレータ
S及び冷媒蒸気ラインL9を組み込んだものである。図
35の実施形態は、図34の実施形態に比較して、自己
再生により発生した冷媒蒸気が有効に利用され、高質燃
料消費量を削減し、吸収冷温水機の効率が向上すること
が出来る。
の第35の実施の形態が示されている。図35の実施形
態は、図34の実施形態に図26で示す様なセパレータ
S及び冷媒蒸気ラインL9を組み込んだものである。図
35の実施形態は、図34の実施形態に比較して、自己
再生により発生した冷媒蒸気が有効に利用され、高質燃
料消費量を削減し、吸収冷温水機の効率が向上すること
が出来る。
【0121】図36〜図46は「リバースパラレルフロ
ー(変形リバースフロー)」型の吸収冷温水機につい
て、本発明を適用した実施形態を示している。
ー(変形リバースフロー)」型の吸収冷温水機につい
て、本発明を適用した実施形態を示している。
【0122】図36には、請求項36に対応する本発明
の第36の実施の形態が示されている。図36におい
て、冷媒蒸気ラインL6と中間濃度溶液ラインL2の高
温再生器HG入口近傍の部分には、熱交換器EX1が設
けられている。そして熱交換器EX1は、ラインL6を
流れる冷媒蒸気と、ラインL2の高温再生器HG入口近
傍の部分を流れる中間濃度溶液との間で熱交換を行って
いる。その他については、図55と同様に構成されてい
る。この形態では、図25の実施形態と実質的に同じ作
用効果がある。
の第36の実施の形態が示されている。図36におい
て、冷媒蒸気ラインL6と中間濃度溶液ラインL2の高
温再生器HG入口近傍の部分には、熱交換器EX1が設
けられている。そして熱交換器EX1は、ラインL6を
流れる冷媒蒸気と、ラインL2の高温再生器HG入口近
傍の部分を流れる中間濃度溶液との間で熱交換を行って
いる。その他については、図55と同様に構成されてい
る。この形態では、図25の実施形態と実質的に同じ作
用効果がある。
【0123】図37には、請求項37に対応する本発明
の第37の実施の形態が示されている。図37におい
て、高濃度溶液ラインL3に介装された高温溶液熱交換
器HXと低温溶液熱交換器LXとの間には、気液分離手
段であるセパレータSが設けられている。そして該セパ
レータSは、冷媒蒸気ラインL9を介して低温再生器L
Gと連通している。その他の構成については、図36の
吸収冷温水機と同様である。
の第37の実施の形態が示されている。図37におい
て、高濃度溶液ラインL3に介装された高温溶液熱交換
器HXと低温溶液熱交換器LXとの間には、気液分離手
段であるセパレータSが設けられている。そして該セパ
レータSは、冷媒蒸気ラインL9を介して低温再生器L
Gと連通している。その他の構成については、図36の
吸収冷温水機と同様である。
【0124】図37の実施形態では、自己再生によって
高濃度溶液ラインL3内に生じた冷媒蒸気が吸収器Aに
送出されてしまうこと無く、セパレータS及びラインL
9を介して低温再生器LGに送出される。すなわち、自
己再生により発生した冷媒蒸気が無駄無く、有効に冷凍
動作に利用されるので、同一の高質燃料消費量でより多
くの冷媒蒸気を発生させたのと同一の結果となるため、
吸収冷温水機自体の効率が向上するのである。
高濃度溶液ラインL3内に生じた冷媒蒸気が吸収器Aに
送出されてしまうこと無く、セパレータS及びラインL
9を介して低温再生器LGに送出される。すなわち、自
己再生により発生した冷媒蒸気が無駄無く、有効に冷凍
動作に利用されるので、同一の高質燃料消費量でより多
くの冷媒蒸気を発生させたのと同一の結果となるため、
吸収冷温水機自体の効率が向上するのである。
【0125】図38は、請求項38に対応する本発明の
第38の実施の形態が示されている。図38において、
冷媒蒸気ラインL8と、稀溶液ラインL1の低温溶液熱
交換器LXと吸収器Aの間の領域とには、熱交換器EX
3aが介装されている。それと共に、冷媒ラインL7
と、稀溶液ラインL1の低温溶液熱交換器LXと吸収器
Aの間の領域とには、熱交換器EX3bが設けらてい
る。
第38の実施の形態が示されている。図38において、
冷媒蒸気ラインL8と、稀溶液ラインL1の低温溶液熱
交換器LXと吸収器Aの間の領域とには、熱交換器EX
3aが介装されている。それと共に、冷媒ラインL7
と、稀溶液ラインL1の低温溶液熱交換器LXと吸収器
Aの間の領域とには、熱交換器EX3bが設けらてい
る。
【0126】この形態では、稀溶液ラインL1の稀溶液
には、低温再生器LGから発生して冷媒蒸気ラインL8
を流れる冷媒蒸気が保有する熱量と、冷媒ラインL7を
流れる冷媒が保有する熱量とが、それぞれ熱交換器EX
3a、EX3bを介して投入される。そして、この実施
形態では、図27の実施形態と実質的に同じ作用効果を
奏する。
には、低温再生器LGから発生して冷媒蒸気ラインL8
を流れる冷媒蒸気が保有する熱量と、冷媒ラインL7を
流れる冷媒が保有する熱量とが、それぞれ熱交換器EX
3a、EX3bを介して投入される。そして、この実施
形態では、図27の実施形態と実質的に同じ作用効果を
奏する。
【0127】図39には、請求項39に対応する本発明
の第39の実施の形態が示されている。図39の実施形
態は、図36の実施形態と図38の実施形態とを組合せ
たものであり、稀溶液ラインL1には、2個の熱交換器
EX3a、EX3bが設けられ、中間濃度溶液ラインL
2には熱交換器EX1が設けられている。
の第39の実施の形態が示されている。図39の実施形
態は、図36の実施形態と図38の実施形態とを組合せ
たものであり、稀溶液ラインL1には、2個の熱交換器
EX3a、EX3bが設けられ、中間濃度溶液ラインL
2には熱交換器EX1が設けられている。
【0128】そしてラインL1を流れる稀溶液には、熱
交換器EX3aを介して、低温再生器LGから発生して
冷媒蒸気ラインL8を流れる冷媒蒸気が保有する熱量が
投入され、熱交換器EX3bを介して、冷媒ラインL7
を流れる冷媒が保有する熱量が投入される。そしてライ
ンL2を流れる中間濃度溶液は、高温再生器HG入口近
傍において、熱交換器EX1を介して、高温再生器HG
で発生した冷媒蒸気(ラインL6を流過)が保有する熱
量が投入される。この実施形態では、図28の実施形態
と実質的に同じ作用効果を奏する。
交換器EX3aを介して、低温再生器LGから発生して
冷媒蒸気ラインL8を流れる冷媒蒸気が保有する熱量が
投入され、熱交換器EX3bを介して、冷媒ラインL7
を流れる冷媒が保有する熱量が投入される。そしてライ
ンL2を流れる中間濃度溶液は、高温再生器HG入口近
傍において、熱交換器EX1を介して、高温再生器HG
で発生した冷媒蒸気(ラインL6を流過)が保有する熱
量が投入される。この実施形態では、図28の実施形態
と実質的に同じ作用効果を奏する。
【0129】図40には、請求項40に対応する本発明
の第40の実施の形態が示されている。図40の実施形
態は、図39の実施形態に、図37で示すのと同様なセ
パレータS及び冷媒蒸気ラインL9を組み合わせたもの
である。図40の実施形態は、高濃度溶液ラインL3に
おいて自己再生により生じた冷媒蒸気は、吸収器Aに送
られる事無く、低温再生器LGに送出されるので、図3
9の実施形態に比較して、自己再生により発生した冷媒
蒸気を有効に利用しており、高質燃料消費量が節減され
て、吸収冷温水機の効率が向上している。
の第40の実施の形態が示されている。図40の実施形
態は、図39の実施形態に、図37で示すのと同様なセ
パレータS及び冷媒蒸気ラインL9を組み合わせたもの
である。図40の実施形態は、高濃度溶液ラインL3に
おいて自己再生により生じた冷媒蒸気は、吸収器Aに送
られる事無く、低温再生器LGに送出されるので、図3
9の実施形態に比較して、自己再生により発生した冷媒
蒸気を有効に利用しており、高質燃料消費量が節減され
て、吸収冷温水機の効率が向上している。
【0130】図41には、請求項41に対応する本発明
の第41の実施の形態が示されている。図41の実施形
態において、稀溶液ラインL1には、2個の熱交換器E
X3a、EX3bが設けられ、中間濃度溶液ラインには
熱交換器EX2が設けられている。
の第41の実施の形態が示されている。図41の実施形
態において、稀溶液ラインL1には、2個の熱交換器E
X3a、EX3bが設けられ、中間濃度溶液ラインには
熱交換器EX2が設けられている。
【0131】ラインL1を流れる稀溶液には、熱交換器
EX3aを介して、低温再生器LGから発生して冷媒蒸
気ラインL8を流れる冷媒蒸気が保有する熱量が投入さ
れ、熱交換器EX3bを介して、冷媒ラインL4を流れ
る冷媒が保有する熱量が投入される。そしてラインL2
の補助ポンプSP2と高温溶液熱交換器HXの間の領域
を流れる中間濃度溶液には、熱交換器EX2を介して、
高温再生器HGで発生した冷媒蒸気が保有する熱量が投
入される。この実施形態では、図30の実施形態と実質
的に同じ作用効果がある。
EX3aを介して、低温再生器LGから発生して冷媒蒸
気ラインL8を流れる冷媒蒸気が保有する熱量が投入さ
れ、熱交換器EX3bを介して、冷媒ラインL4を流れ
る冷媒が保有する熱量が投入される。そしてラインL2
の補助ポンプSP2と高温溶液熱交換器HXの間の領域
を流れる中間濃度溶液には、熱交換器EX2を介して、
高温再生器HGで発生した冷媒蒸気が保有する熱量が投
入される。この実施形態では、図30の実施形態と実質
的に同じ作用効果がある。
【0132】図42には、請求項42に対応する本発明
の第42の実施の形態が示されている。図42の実施形
態は、図41の実施形態に、図37で示すのと同様なセ
パレータS及び冷媒蒸気ラインL9を組み合わせたもの
である。高濃度溶液ラインL3において自己再生により
生じた冷媒蒸気は、吸収器Aに送られる事無く、低温再
生器LGに送出されるので、図41の実施形態に比較し
て、自己再生により発生した冷媒蒸気を有効に利用して
おり、高質燃料消費量が節減されて、吸収冷温水機の効
率が向上している。
の第42の実施の形態が示されている。図42の実施形
態は、図41の実施形態に、図37で示すのと同様なセ
パレータS及び冷媒蒸気ラインL9を組み合わせたもの
である。高濃度溶液ラインL3において自己再生により
生じた冷媒蒸気は、吸収器Aに送られる事無く、低温再
生器LGに送出されるので、図41の実施形態に比較し
て、自己再生により発生した冷媒蒸気を有効に利用して
おり、高質燃料消費量が節減されて、吸収冷温水機の効
率が向上している。
【0133】図43には、請求項43に対応する本発明
の第43の実施の形態が示されている。図43の実施形
態において、稀溶液ラインL1には、2個の熱交換器E
X3a、EX3bが設けられ、中間濃度溶液ラインL2
にも、2個の熱交換器EX1、EX2が設けられてい
る。
の第43の実施の形態が示されている。図43の実施形
態において、稀溶液ラインL1には、2個の熱交換器E
X3a、EX3bが設けられ、中間濃度溶液ラインL2
にも、2個の熱交換器EX1、EX2が設けられてい
る。
【0134】ラインL1を流れる稀溶液には、熱交換器
EX3aを介して、低温再生器LGから発生して冷媒蒸
気ラインL8を流れる冷媒蒸気が保有する熱量が投入さ
れ、熱交換器EX3bを介して、冷媒ラインL7を流れ
る冷媒が保有する熱量が投入される。さらに、高温再生
器HGで発生した冷媒蒸気の保有する熱量は、熱交換器
EX2を介して中間濃度溶液ラインL2の補助ポンプS
P2と高温溶液熱交換器HXの間の領域を流れる中間濃
度溶液に投入されると共に、熱交換器EX1を介して、
高温再生器HGの入口近傍を流れる中間濃度溶液に投入
される。この実施形態では、図32で示す実施形態と実
質的に同じ作用効果を奏する。図44には、請求項44
に対応する本発明の第44の実施の形態が示されてい
る。図44の実施形態は、図43の実施形態に、図37
で示すのと同様なセパレータS及び冷媒蒸気ラインL9
を組み合わせたものである。高濃度溶液ラインL3にお
いて自己再生により生じた冷媒蒸気は、吸収器Aに送ら
れる事無く、低温再生器LGに送出されるので、図43
の実施形態に比較して、自己再生により発生した冷媒蒸
気を有効に利用しており、高質燃料消費量が節減され
て、吸収冷温水機の効率が向上している。
EX3aを介して、低温再生器LGから発生して冷媒蒸
気ラインL8を流れる冷媒蒸気が保有する熱量が投入さ
れ、熱交換器EX3bを介して、冷媒ラインL7を流れ
る冷媒が保有する熱量が投入される。さらに、高温再生
器HGで発生した冷媒蒸気の保有する熱量は、熱交換器
EX2を介して中間濃度溶液ラインL2の補助ポンプS
P2と高温溶液熱交換器HXの間の領域を流れる中間濃
度溶液に投入されると共に、熱交換器EX1を介して、
高温再生器HGの入口近傍を流れる中間濃度溶液に投入
される。この実施形態では、図32で示す実施形態と実
質的に同じ作用効果を奏する。図44には、請求項44
に対応する本発明の第44の実施の形態が示されてい
る。図44の実施形態は、図43の実施形態に、図37
で示すのと同様なセパレータS及び冷媒蒸気ラインL9
を組み合わせたものである。高濃度溶液ラインL3にお
いて自己再生により生じた冷媒蒸気は、吸収器Aに送ら
れる事無く、低温再生器LGに送出されるので、図43
の実施形態に比較して、自己再生により発生した冷媒蒸
気を有効に利用しており、高質燃料消費量が節減され
て、吸収冷温水機の効率が向上している。
【0135】図45には、請求項45に対応する本発明
の第45の実施の形態が示されている。図45におい
て、中間濃度溶液ラインL2の補助ポンプSP2と高温
溶液熱交換器HXの間の領域から分岐して、高温溶液熱
交換器HXをバイパスし、高圧再生器HGに連通する中
間濃度溶液分岐ライン10が設けられている。その分岐
ラインL10の高温再生器HG入口近傍部分と、冷媒蒸
気ラインL6との間には、熱交換器EX1が設けられて
いる。
の第45の実施の形態が示されている。図45におい
て、中間濃度溶液ラインL2の補助ポンプSP2と高温
溶液熱交換器HXの間の領域から分岐して、高温溶液熱
交換器HXをバイパスし、高圧再生器HGに連通する中
間濃度溶液分岐ライン10が設けられている。その分岐
ラインL10の高温再生器HG入口近傍部分と、冷媒蒸
気ラインL6との間には、熱交換器EX1が設けられて
いる。
【0136】ここで、分岐ラインL10が無い場合(図
55と同じ)、高温再生器HGから高濃度溶液ラインL
3に流れる高濃度溶液の量は、中間濃度溶液ラインL2
の中間濃度溶液の量より遥かに少ない。従って、高温溶
液熱交換器HXの熱交換率は低い。これに対して図45
の実施形態では、分岐ラインL10により中間濃度溶液
を分流し高温溶液熱交換器HXをバイパスすることによ
り、高温溶液熱交換器HXを流れる中間濃度溶液と高濃
度溶液との流量を概略等しくして、熱交換効率を高めて
いる。
55と同じ)、高温再生器HGから高濃度溶液ラインL
3に流れる高濃度溶液の量は、中間濃度溶液ラインL2
の中間濃度溶液の量より遥かに少ない。従って、高温溶
液熱交換器HXの熱交換率は低い。これに対して図45
の実施形態では、分岐ラインL10により中間濃度溶液
を分流し高温溶液熱交換器HXをバイパスすることによ
り、高温溶液熱交換器HXを流れる中間濃度溶液と高濃
度溶液との流量を概略等しくして、熱交換効率を高めて
いる。
【0137】図45の実施形態では、分岐ラインL10
の中間濃度溶液を熱交換器EX1で昇温し、(高温再生
器HGへの)中間濃度溶液の投入温度を上昇せしめてい
る。従って、高温溶液熱交換器HXをバイパスした中間
濃度溶液の(高温再生器HGへの)投入温度が低温過ぎ
て、高温再生器HGの温度上昇のため高質燃料の消費量
が増加してしまう、という不都合は生じない。
の中間濃度溶液を熱交換器EX1で昇温し、(高温再生
器HGへの)中間濃度溶液の投入温度を上昇せしめてい
る。従って、高温溶液熱交換器HXをバイパスした中間
濃度溶液の(高温再生器HGへの)投入温度が低温過ぎ
て、高温再生器HGの温度上昇のため高質燃料の消費量
が増加してしまう、という不都合は生じない。
【0138】図46には、請求項46に対応する本発明
の第46の実施の形態が示されている。図46の実施形
態は、図45の実施形態に、図37で示すのと同様なセ
パレータS及び冷媒蒸気ラインL9を組み合わせたもの
である。高濃度溶液ラインL3において自己再生により
生じた冷媒蒸気は、吸収器Aに送られる事無く、低温再
生器LGに送出されるので、図45の実施形態に比較し
て、自己再生により発生した冷媒蒸気を有効に利用して
おり、高質燃料消費量が節減されて、吸収冷温水機の効
率が向上している。
の第46の実施の形態が示されている。図46の実施形
態は、図45の実施形態に、図37で示すのと同様なセ
パレータS及び冷媒蒸気ラインL9を組み合わせたもの
である。高濃度溶液ラインL3において自己再生により
生じた冷媒蒸気は、吸収器Aに送られる事無く、低温再
生器LGに送出されるので、図45の実施形態に比較し
て、自己再生により発生した冷媒蒸気を有効に利用して
おり、高質燃料消費量が節減されて、吸収冷温水機の効
率が向上している。
【0139】
【発明の効果】本発明は、以上説明した様に構成されて
いるので、高温再生器で発生する冷媒蒸気の保有する熱
量がカスケード利用され、その保有するエクセルギーが
充分に且つ有効に活用される。その結果、高温再生器へ
投入される稀溶液の温度(投入温度)を上昇して、高質
燃料の使用量を効果的に削減することができ、吸収冷温
水機の効率を更に改善することが可能となるのである。
いるので、高温再生器で発生する冷媒蒸気の保有する熱
量がカスケード利用され、その保有するエクセルギーが
充分に且つ有効に活用される。その結果、高温再生器へ
投入される稀溶液の温度(投入温度)を上昇して、高質
燃料の使用量を効果的に削減することができ、吸収冷温
水機の効率を更に改善することが可能となるのである。
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すブロック図。
【図2】本発明の第2の実施の形態を示すブロック図。
【図3】本発明の第3の実施の形態を示すブロック図。
【図4】本発明の第4の実施の形態を示すブロック図。
【図5】本発明の第5の実施の形態を示すブロック図。
【図6】本発明の第6の実施の形態を示すブロック図。
【図7】本発明の第7の実施の形態を示すブロック図。
【図8】本発明の第8の実施の形態を示すブロック図。
【図9】本発明の第9の実施の形態を示すブロック図。
【図10】本発明の第10の実施の形態を示すブロック
図。
図。
【図11】本発明の第11の実施形態を示すブロック
図。
図。
【図12】本発明の第12の実施形態を示すブロック
図。
図。
【図13】本発明の第13の実施形態を示すブロック
図。
図。
【図14】本発明の第14の実施形態を示すブロック
図。
図。
【図15】本発明の第15の実施形態を示すブロック
図。
図。
【図16】本発明の第16の実施形態を示すブロック
図。
図。
【図17】本発明の第17の実施形態を示すブロック
図。
図。
【図18】本発明の第18の実施形態を示すブロック
図。
図。
【図19】本発明の第19の実施形態を示すブロック
図。
図。
【図20】本発明の第20の実施形態を示すブロック
図。
図。
【図21】本発明の第21の実施形態を示すブロック
図。
図。
【図22】本発明の第22の実施形態を示すブロック
図。
図。
【図23】本発明の第23の実施形態を示すブロック
図。
図。
【図24】本発明の第24の実施形態を示すブロック
図。
図。
【図25】本発明の第25の実施形態を示すブロック
図。
図。
【図26】本発明の第26の実施形態を示すブロック
図。
図。
【図27】本発明の第27の実施形態を示すブロック
図。
図。
【図28】本発明の第28の実施形態を示すブロック
図。
図。
【図29】本発明の第29の実施形態を示すブロック
図。
図。
【図30】本発明の第30の実施形態を示すブロック
図。
図。
【図31】本発明の第31の実施形態を示すブロック
図。
図。
【図32】本発明の第32の実施形態を示すブロック
図。
図。
【図33】本発明の第33の実施形態を示すブロック
図。
図。
【図34】本発明の第34の実施形態を示すブロック
図。
図。
【図35】本発明の第35の実施形態を示すブロック
図。
図。
【図36】本発明の第36の実施形態を示すブロック
図。
図。
【図37】本発明の第37の実施形態を示すブロック
図。
図。
【図38】本発明の第38の実施形態を示すブロック
図。
図。
【図39】本発明の第39の実施形態を示すブロック
図。
図。
【図40】本発明の第40の実施形態を示すブロック
図。
図。
【図41】本発明の第41の実施形態を示すブロック
図。
図。
【図42】本発明の第42の実施形態を示すブロック
図。
図。
【図43】本発明の第43の実施形態を示すブロック
図。
図。
【図44】本発明の第44の実施形態を示すブロック
図。
図。
【図45】本発明の第45の実施形態を示すブロック
図。
図。
【図46】本発明の第46の実施形態を示すブロック
図。
図。
【図47】従来のシリーズフロー型吸収冷温水機の一例
のブロック図。
のブロック図。
【図48】図47とは別の従来のシリーズフロー型吸収
冷温水機を示すブロック図。
冷温水機を示すブロック図。
【図49】従来のパラレルフロー型の吸収冷温水機の1
例を示すブロック図。
例を示すブロック図。
【図50】図49とは別の従来のパラレルフロー型の吸
収冷温水機を示すブロック図。
収冷温水機を示すブロック図。
【図51】従来のパラレルシリーズフロー型の吸収冷温
水機の1例を示すブロック図。
水機の1例を示すブロック図。
【図52】図51とは別の従来のパラレルシリーズフロ
ー型の吸収冷温水機を示すブロック図。
ー型の吸収冷温水機を示すブロック図。
【図53】従来のリバースフロー型の吸収冷温水機の1
例を示すブロック図。
例を示すブロック図。
【図54】図53とは別の従来のリバースフロー型の吸
収冷温水機を示すブロック図。
収冷温水機を示すブロック図。
【図55】従来のリバースパラレルフロー型の吸収冷温
水機の1例を示すブロック図。
水機の1例を示すブロック図。
【図56】図55とは別の従来のリバースパラレルフロ
ー型の吸収冷温水機を示すブロック図。
ー型の吸収冷温水機を示すブロック図。
EX、EX0、EX1、EX2・・・熱交換器 EXC・・・自己再生発生冷媒用凝縮器 HG・・・高温再生器 HX・・・高温溶液熱交換器 LF・・・燃料ライン LG・・・低温再生器 LW・・・給水ライン LX・・・低温溶液熱交換器 RP・・・冷媒ポンプ S・・・セパレータ SP、SP1、SP2・・・溶液ポンプ A・・・吸収器 AL・・・低圧側吸収器 AH・・・高圧側吸収器 C・・・凝縮器 E・・・蒸発器
Claims (46)
- 【請求項1】 吸収器と高温再生器とを連通する稀溶液
ラインと、高温再生器と低温再生器とを連通する中間濃
度溶液ラインとを有しており、高温再生器から低温再生
器へ向う冷媒蒸気ラインを流れる冷媒蒸気と前記稀溶液
ラインの高温再生器入口近傍を流れる稀溶液との間で熱
交換を行う熱交換器を設けたことを特徴とする吸収冷温
水機。 - 【請求項2】 吸収器と高温再生器とを連通する稀溶液
ラインと、高温再生器と低温再生器とを連通する中間濃
度溶液ラインとを有しており、前記稀溶液ラインの吸収
器と低温溶液熱交換器との間の領域には、前記低温再生
器で発生した冷媒蒸気と前記領域を流れる稀溶液との間
で熱交換を行う熱交換器と、高温再生器で発生し低温再
生器を介して凝縮器へ送出される冷媒と前記領域を流れ
る稀溶液との間で熱交換を行う熱交換器、とが介装され
ていることを特徴とする吸収冷温水機。 - 【請求項3】 吸収器と高温再生器とを連通する稀溶液
ラインと、高温再生器と低温再生器とを連通する中間濃
度溶液ラインとを有しており、高温再生器から低温再生
器へ向う冷媒蒸気ラインを流れる冷媒蒸気と前記稀溶液
ラインの高温再生器入口近傍を流れる稀溶液との間で熱
交換を行う熱交換器を設けており、前記稀溶液ラインの
吸収器と低温溶液熱交換器との間の領域には、前記低温
再生器で発生した冷媒蒸気と前記領域を流れる稀溶液と
の間で熱交換を行う熱交換器と、高温再生器で発生し低
温再生器を介して凝縮器へ送出される冷媒と前記領域を
流れる稀溶液との間で熱交換を行う熱交換器、とが介装
されていることを特徴とする吸収冷温水機。 - 【請求項4】 吸収器と高温再生器とを連通する稀溶液
ラインと、高温再生器と低温再生器とを連通する中間濃
度溶液ラインとを有しており、高温再生器から低温再生
器へ向う冷媒蒸気ラインを流れる冷媒蒸気と、前記稀溶
液ラインの高温溶液熱交換器と低温溶液熱交換器の間の
領域を流れる稀溶液、との間で熱交換を行う熱交換器を
設けており、前記稀溶液ラインの吸収器と低温溶液熱交
換器との間の領域には、前記低温再生器で発生した冷媒
蒸気と前記領域を流れる稀溶液との間で熱交換を行う熱
交換器と、高温再生器で発生し低温再生器を介して凝縮
器へ送出される冷媒と前記領域を流れる稀溶液との間で
熱交換を行う熱交換器、とが介装されていることを特徴
とする吸収冷温水機。 - 【請求項5】 吸収器と高温再生器とを連通する稀溶液
ラインと、高温再生器と低温再生器とを連通する中間濃
度溶液ラインとを有しており、高温再生器から低温再生
器へ向う冷媒蒸気ラインを流れる冷媒蒸気と前記稀溶液
ラインの高温再生器入口近傍を流れる稀溶液との間で熱
交換を行う熱交換器を設け、高温再生器から低温再生器
へ向う冷媒蒸気ラインを流れる冷媒蒸気と、前記稀溶液
ラインの高温溶液熱交換器と低温溶液熱交換器の間の領
域を流れる稀溶液、との間で熱交換を行う熱交換器を設
けており、前記稀溶液ラインの吸収器と低温溶液熱交換
器との間の領域には、前記低温再生器で発生した冷媒蒸
気と前記領域を流れる稀溶液との間で熱交換を行う熱交
換器と、高温再生器で発生し低温再生器を介して凝縮器
へ送出される冷媒と前記領域を流れる稀溶液との間で熱
交換を行う熱交換器、とが介装されていることを特徴と
する吸収冷温水機。 - 【請求項6】 吸収器と高温再生器とを連通する稀溶液
ラインと、高温再生器と低温再生器とを連通する中間濃
度溶液ラインとを有しており、稀溶液ラインの低温溶液
熱交換器と高温溶液熱交換器との間の領域から分岐して
高温再生器へ連通する分岐稀溶液ラインを設け、高温再
生器から低温再生器へ向う冷媒蒸気ラインを流れる冷媒
蒸気と前記分岐稀溶液ラインを流れる稀溶液との間で熱
交換を行う熱交換器を設けたことを特徴とする吸収冷温
水機。 - 【請求項7】 稀溶液ラインの高温溶液熱交換器と低温
溶液熱交換器との間に、高温再生器に向うラインと低温
再生器に向かうラインとの分岐点を有し、高温再生器と
吸収器とを連通する中間濃度溶液ラインを有しており、
高温再生器から低温再生器へ向う冷媒蒸気ラインを流れ
る冷媒蒸気と、前記稀溶液ラインの高温再生器入口近傍
を流れる稀溶液との間で熱交換を行う熱交換器を設けた
ことを特徴とする吸収冷温水機。 - 【請求項8】 稀溶液ラインの高温溶液熱交換器と低温
溶液熱交換器との間に、高温再生器に向うラインと低温
再生器に向かうラインとの分岐点を有し、高温再生器と
吸収器とを連通する中間濃度溶液ラインを有しており、
前記稀溶液ラインの吸収器と低温溶液熱交換器との間の
領域には、前記低温再生器で発生した冷媒蒸気と前記領
域を流れる稀溶液との間で熱交換を行う熱交換器と、高
温再生器で発生し低温再生器を介して凝縮器へ送出され
る冷媒と前記領域を流れる稀溶液との間で熱交換を行う
熱交換器、とが介装されていることを特徴とする吸収冷
温水機。 - 【請求項9】 中間濃度溶液ラインの高温溶液熱交換器
と低温溶液熱交換器の間の領域に気液分離手段を設け、
該気液分離手段と低温再生器とを連通する冷媒蒸気ライ
ンを設けた請求項7の吸収冷温水機。 - 【請求項10】 中間濃度溶液ラインの高温溶液熱交換
器と低温溶液熱交換器の間の領域に気液分離手段を設
け、該気液分離手段と低温再生器とを連通する冷媒蒸気
ラインを設けている請求項8記載の吸収冷温水機。 - 【請求項11】 稀溶液ラインの高温溶液熱交換器と低
温溶液熱交換器との間に、高温再生器に向うラインと低
温再生器に向かうラインとの分岐点を有し、高温再生器
と吸収器とを連通する中間濃度溶液ラインを有してお
り、高温再生器から低温再生器へ向う冷媒蒸気ラインを
流れる冷媒蒸気と前記稀溶液ラインの高温再生器入口近
傍を流れる稀溶液との間で熱交換を行う熱交換器を設け
ており、前記稀溶液ラインの吸収器と低温溶液熱交換器
との間の領域には、前記低温再生器で発生した冷媒蒸気
と前記領域を流れる稀溶液との間で熱交換を行う熱交換
器と、高温再生器で発生し低温再生器を介して凝縮器へ
送出される冷媒と前記領域を流れる稀溶液との間で熱交
換を行う熱交換器、とが介装されていることを特徴とす
る吸収冷温水機。 - 【請求項12】 稀溶液ラインの高温溶液熱交換器と低
温溶液熱交換器との間に、高温再生器に向うラインと低
温再生器に向かうラインとの分岐点を有し、高温再生器
と吸収器とを連通する中間濃度溶液ラインを有してお
り、高温再生器から低温再生器へ向う冷媒蒸気ラインを
流れる冷媒蒸気と、前記稀溶液ラインの高温溶液熱交換
器と前記分岐点の間の領域を流れる稀溶液、との間で熱
交換を行う熱交換器を設けており、前記稀溶液ラインの
吸収器と低温溶液熱交換器との間の領域には、前記低温
再生器で発生した冷媒蒸気と前記領域を流れる稀溶液と
の間で熱交換を行う熱交換器と、高温再生器で発生し低
温再生器を介して凝縮器へ送出される冷媒と前記領域を
流れる稀溶液との間で熱交換を行う熱交換器、とが介装
されていることを特徴とする吸収冷温水機。 - 【請求項13】 中間濃度溶液ラインの高温溶液熱交換
器と低温溶液熱交換器の間の領域に気液分離手段を設
け、該気液分離手段と低温再生器とを連通する冷媒蒸気
ラインを設けている請求項11記載の吸収冷温水機。 - 【請求項14】 中間濃度溶液ラインの高温溶液熱交換
器と低温溶液熱交換器の間の領域に気液分離手段を設
け、該気液分離手段と低温再生器とを連通する冷媒蒸気
ラインを設けている請求項12記載の吸収冷温水機。 - 【請求項15】 稀溶液ラインの高温溶液熱交換器と低
温溶液熱交換器との間に、高温再生器に向うラインと低
温再生器に向かうラインとの分岐点を有し、高温再生器
と吸収器とを連通する中間濃度溶液ラインを有してお
り、高温再生器から低温再生器へ向う冷媒蒸気ラインを
流れる冷媒蒸気と前記稀溶液ラインの高温再生器入口近
傍を流れる稀溶液との間で熱交換を行う熱交換器を設
け、高温再生器から低温再生器へ向う冷媒蒸気ラインを
流れる冷媒蒸気と、前記稀溶液ラインの高温溶液熱交換
器と前記分岐点の間の領域を流れる稀溶液、との間で熱
交換を行う熱交換器を設けており、前記稀溶液ラインの
吸収器と低温溶液熱交換器との間の領域には、前記低温
再生器で発生した冷媒蒸気と前記領域を流れる稀溶液と
の間で熱交換を行う熱交換器と、高温再生器で発生し低
温再生器を介して凝縮器へ送出される冷媒と前記領域領
域を流れる稀溶液との間で熱交換を行う熱交換器、とが
介装されていることを特徴とする吸収冷温水機。 - 【請求項16】 中間濃度溶液ラインの高温溶液熱交換
器と低温溶液熱交換器の間の領域に気液分離手段を設
け、該気液分離手段と低温再生器とを連通する冷媒蒸気
ラインを設けている請求項15記載の吸収冷温水機。 - 【請求項17】 稀溶液ラインの高温溶液熱交換器と低
温溶液熱交換器との間に、高温再生器に向うラインと低
温再生器に向かうラインとの分岐点を有し、高温再生器
と吸収器とを連通する中間濃度溶液ラインを有してお
り、稀溶液ラインの前記分岐点と高温溶液熱交換器との
間の領域から分岐して高温再生器へ連通する分岐稀溶液
ラインを設け、高温再生器から低温再生器へ向う冷媒蒸
気ラインを流れる冷媒蒸気と前記分岐稀溶液ラインを流
れる稀溶液との間で熱交換を行う熱交換器を設けたこと
を特徴とする吸収冷温水機。 - 【請求項18】 中間濃度溶液ラインの高温溶液熱交換
器と低温溶液熱交換器の間の領域に気液分離手段を設
け、該気液分離手段と低温再生器とを連通する冷媒蒸気
ラインを設けている請求項17記載の吸収冷温水機。 - 【請求項19】 稀溶液ラインの高温溶液熱交換器と低
温溶液熱交換器との間に、高温再生器に向かうラインと
低温再生器に向かうラインとの分岐点を有し、高温再生
器と低温再生器とを連通する中間濃度溶液ラインと、低
温再生器と吸収器とを連通する高濃度溶液ラインとを有
しており、高温再生器から低温再生器へ向う冷媒蒸気ラ
インを流れる冷媒蒸気と前記稀溶液ラインの高温再生器
入口近傍を流れる稀溶液との間で熱交換を行う熱交換器
を設けたことを特徴とする吸収冷温水機。 - 【請求項20】 稀溶液ラインの高温溶液熱交換器と低
温溶液熱交換器との間に、高温再生器に向かうラインと
低温再生器に向かうラインとの分岐点を有し、高温再生
器と低温再生器とを連通する中間濃度溶液ラインと、低
温再生器と吸収器とを連通する高濃度溶液ラインとを有
しており、前記稀溶液ラインの吸収器と低温溶液熱交換
器との間の領域には、前記低温再生器で発生した冷媒蒸
気と前記領域を流れる稀溶液との間で熱交換を行う熱交
換器と、高温再生器で発生し低温再生器を介して凝縮器
へ送出される冷媒と前記領域を流れる稀溶液との間で熱
交換を行う熱交換器、とが介装されていることを特徴と
する吸収冷温水機。 - 【請求項21】 稀溶液ラインの高温溶液熱交換器と低
温溶液熱交換器との間に、高温再生器に向かうラインと
低温再生器に向かうラインとの分岐点を有し、高温再生
器と低温再生器とを連通する中間濃度溶液ラインと、低
温再生器と吸収器とを連通する高濃度溶液ラインとを有
しており、高温再生器から低温再生器へ向う冷媒蒸気ラ
インを流れる冷媒蒸気と前記稀溶液ラインの高温再生器
入口近傍を流れる稀溶液との間で熱交換を行う熱交換器
を設けており、前記稀溶液ラインの吸収器と低温溶液熱
交換器との間の領域には、前記低温再生器で発生した冷
媒蒸気と前記領域を流れる稀溶液との間で熱交換を行う
熱交換器と、高温再生器で発生し低温再生器を介して凝
縮器へ送出される冷媒と前記領域を流れる稀溶液との間
で熱交換を行う熱交換器、とが介装されていることを特
徴とする吸収冷温水機。 - 【請求項22】 稀溶液ラインの高温溶液熱交換器と低
温溶液熱交換器との間に、高温再生器に向かうラインと
低温再生器に向かうラインとの分岐点を有し、高温再生
器と低温再生器とを連通する中間濃度溶液ラインと、低
温再生器と吸収器とを連通する高濃度溶液ラインとを有
しており、高温再生器から低温再生器へ向う冷媒蒸気ラ
インを流れる冷媒蒸気と、前記稀溶液ラインの高温溶液
熱交換器と前記分岐点の間の領域を流れる稀溶液、との
間で熱交換を行う熱交換器を設けており、前記稀溶液ラ
インの吸収器と低温溶液熱交換器との間の領域には、前
記低温再生器で発生した冷媒蒸気と前記領域を流れる稀
溶液との間で熱交換を行う熱交換器と、高温再生器で発
生し低温再生器を介して凝縮器へ送出される冷媒と前記
領域を流れる稀溶液との間で熱交換を行う熱交換器、と
が介装されていることを特徴とする吸収冷温水機。 - 【請求項23】 稀溶液ラインの高温溶液熱交換器と低
温溶液熱交換器との間に、高温再生器に向かうラインと
低温再生器に向かうラインとの分岐点を有し、高温再生
器と低温再生器とを連通する中間濃度溶液ラインと、低
温再生器と吸収器とを連通する高濃度溶液ラインとを有
しており、高温再生器から低温再生器へ向う冷媒蒸気ラ
インを流れる冷媒蒸気と前記稀溶液ラインの高温再生器
入口近傍を流れる稀溶液との間で熱交換を行う熱交換器
を設け、高温再生器から低温再生器へ向う冷媒蒸気ライ
ンを流れる冷媒蒸気と、前記稀溶液ラインの高温溶液熱
交換器と前記分岐点の間の領域を流れる稀溶液、との間
で熱交換を行う熱交換器を設けており、前記稀溶液ライ
ンの吸収器と低温溶液熱交換器との間の領域には、前記
低温再生器で発生した冷媒蒸気と前記領域を流れる稀溶
液との間で熱交換を行う熱交換器と、高温再生器で発生
し低温再生器を介して凝縮器へ送出される冷媒と前記領
域を流れる稀溶液との間で熱交換を行う熱交換器、とが
介装されていることを特徴とする吸収冷温水機。 - 【請求項24】 稀溶液ラインの高温溶液熱交換器と低
温溶液熱交換器との間に、高温再生器に向かうラインと
低温再生器に向かうラインとの分岐点を有し、高温再生
器と低温再生器とを連通する中間濃度溶液ラインと、低
温再生器と吸収器とを連通する高濃度溶液ラインとを有
しており、稀溶液ラインの前記分岐点と高温溶液熱交換
器との間の領域から分岐して高温再生器へ連通する分岐
稀溶液ラインを設け、高温再生器から低温再生器へ向う
冷媒蒸気ラインを流れる冷媒蒸気と前記分岐稀溶液ライ
ンを流れる稀溶液との間で熱交換を行う熱交換器を設け
たことを特徴とする吸収冷温水機。 - 【請求項25】 凝縮器と、蒸発器と、吸収器と、高温
再生器と、低温再生器とを有し、吸収器から送出される
稀溶液を低温再生器へ供給する稀溶液ラインと、補助ポ
ンプが介装され且つ低温再生器から送出される中間濃度
溶液を高温再生器へ供給する中間濃度溶液ラインと、高
温再生器から送出される高濃度溶液を吸収器へ供給する
高濃度溶液ラインとを有しており、高温再生器から低温
再生器へ向う冷媒蒸気ラインを流れる冷媒蒸気と、前記
中間濃度溶液ラインの高温再生器入口近傍を流れる中間
濃度溶液との間で熱交換を行う熱交換器を設けたことを
特徴とする吸収冷温水機。 - 【請求項26】 高濃度溶液ラインの高温溶液熱交換器
と低温溶液熱交換器の間の領域に気液分離手段を設け、
該気液分離手段と低温再生器とを連通する冷媒蒸気ライ
ンを設けた請求項25の吸収冷温水機。 - 【請求項27】 凝縮器と、蒸発器と、吸収器と、高温
再生器と、低温再生器とを有し、吸収器から送出される
稀溶液を低温再生器へ供給する稀溶液ラインと、補助ポ
ンプが介装され且つ低温再生器から送出される中間濃度
溶液を高温再生器へ供給する中間濃度溶液ラインと、高
温再生器から送出される高濃度溶液を吸収器へ供給する
高濃度溶液ラインとを有しており、前記稀溶液ラインの
吸収器と低温溶液熱交換器との間の領域には、前記低温
再生器で発生した冷媒蒸気と前記領域を流れる稀溶液と
の間で熱交換を行う熱交換器と、高温再生器で発生し低
温再生器を介して凝縮器へ送出される冷媒と前記領域を
流れる稀溶液との間で熱交換を行う熱交換器、とが介装
されていることを特徴とする吸収冷温水機。 - 【請求項28】 凝縮器と、蒸発器と、吸収器と、高温
再生器と、低温再生器とを有し、吸収器から送出される
稀溶液を低温再生器へ供給する稀溶液ラインと、補助ポ
ンプが介装され且つ低温再生器から送出される中間濃度
溶液を高温再生器へ供給する中間濃度溶液ラインと、高
温再生器から送出される高濃度溶液を吸収器へ供給する
高濃度溶液ラインとを有しており、高温再生器から低温
再生器へ向う冷媒蒸気ラインを流れる冷媒蒸気と前記中
間濃度溶液ラインの高温再生器入口近傍を流れる中間濃
度溶液との間で熱交換を行う熱交換器を設けており、前
記稀溶液ラインの吸収器と低温溶液熱交換器との間の領
域には、前記低温再生器で発生した冷媒蒸気と前記領域
を流れる稀溶液との間で熱交換を行う熱交換器と、高温
再生器で発生し低温再生器を介して凝縮器へ送出される
冷媒と前記領域を流れる稀溶液との間で熱交換を行う熱
交換器、とが介装されていることを特徴とする吸収冷温
水機。 - 【請求項29】 高濃度溶液ラインの高温溶液熱交換器
と低温溶液熱交換器の間の領域に気液分離手段を設け、
該気液分離手段と低温再生器とを連通する冷媒蒸気ライ
ンを設けている請求項28記載の吸収冷温水機。 - 【請求項30】 凝縮器と、蒸発器と、吸収器と、高温
再生器と、低温再生器とを有し、吸収器から送出される
稀溶液を低温再生器へ供給する稀溶液ラインと、補助ポ
ンプが介装され且つ低温再生器から送出される中間濃度
溶液を高温再生器へ供給する中間濃度溶液ラインと、高
温再生器から送出される高濃度溶液を吸収器へ供給する
高濃度溶液ラインとを有しており、高温再生器から低温
再生器へ向う冷媒蒸気ラインを流れる冷媒蒸気と、前記
中間濃度溶液ラインの前記補助ポンプと高温溶液熱交換
器の間の領域を流れる中間濃度溶液、との間で熱交換を
行う熱交換器を設けており、前記稀溶液ラインの吸収器
と低温溶液熱交換器との間の領域には、前記低温再生器
で発生した冷媒蒸気と前記領域を流れる稀溶液との間で
熱交換を行う熱交換器と、高温再生器で発生し低温再生
器を介して凝縮器へ送出される冷媒と前記領域を流れる
稀溶液との間で熱交換を行う熱交換器、とが介装されて
いることを特徴とする吸収冷温水機。 - 【請求項31】 高濃度溶液ラインの高温溶液熱交換器
と低温溶液熱交換器の間の領域に気液分離手段を設け、
該気液分離手段と低温再生器とを連通する冷媒蒸気ライ
ンを設けている請求項10の吸収冷温水機。 - 【請求項32】 凝縮器と、蒸発器と、吸収器と、高温
再生器と、低温再生器とを有し、吸収器から送出される
稀溶液を低温再生器へ供給する稀溶液ラインと、補助ポ
ンプが介装され且つ低温再生器から送出される中間濃度
溶液を高温再生器へ供給する中間濃度溶液ラインと、高
温再生器から送出される高濃度溶液を吸収器へ供給する
高濃度溶液ラインとを有しており、高温再生器から低温
再生器へ向う冷媒蒸気ラインを流れる冷媒蒸気と前記中
間濃度溶液ラインの高温再生器入口近傍を流れる中間濃
度溶液との間で熱交換を行う熱交換器を設け、高温再生
器から低温再生器へ向う冷媒蒸気ラインを流れる冷媒蒸
気と、前記中間濃度溶液ラインの前記補助ポンプと高温
溶液熱交換器の間の領域を流れる中間濃度溶液、との間
で熱交換を行う熱交換器を設けており、前記稀溶液ライ
ンの吸収器と低温溶液熱交換器との間の領域には、前記
低温再生器で発生した冷媒蒸気と前記領域を流れる稀溶
液との間で熱交換を行う熱交換器と、高温再生器で発生
し低温再生器を介して凝縮器へ送出される冷媒と前記領
域を流れる稀溶液との間で熱交換を行う熱交換器、とが
介装されていることを特徴とする吸収冷温水機。 - 【請求項33】 高濃度溶液ラインの高温溶液熱交換器
と低温溶液熱交換器の間の領域に気液分離手段を設け、
該気液分離手段と低温再生器とを連通する冷媒蒸気ライ
ンを設けている請求項12の吸収冷温水機。 - 【請求項34】 凝縮器と、蒸発器と、吸収器と、高温
再生器と、低温再生器とを有し、吸収器から送出される
稀溶液を低温再生器へ供給する稀溶液ラインと、補助ポ
ンプが介装され且つ低温再生器から送出される中間濃度
溶液を高温再生器へ供給する中間濃度溶液ラインと、高
温再生器から送出される高濃度溶液を吸収器へ供給する
高濃度溶液ラインとを有しており、中間濃度溶液ライン
の前記補助ポンプと高温溶液熱交換器との間の領域から
分岐して高温再生器へ連通する分岐中間濃度溶液ライン
を設け、高温再生器から低温再生器へ向う冷媒蒸気ライ
ンを流れる冷媒蒸気と前記分岐中間濃度溶液ラインを流
れる中間濃度溶液との間で熱交換を行う熱交換器を設け
たことを特徴とする吸収冷温水機。 - 【請求項35】 高濃度溶液ラインの高温溶液熱交換器
と低温溶液熱交換器の間の領域に気液分離手段を設け、
該気液分離手段と低温再生器とを連通する冷媒蒸気ライ
ンを設けている請求項34記載の吸収冷温水機。 - 【請求項36】 凝縮器と、蒸発器と、吸収器と、高温
再生器と、低温再生器とを有し、吸収器から送出される
稀溶液を低温再生器へ供給する稀溶液ラインと、補助ポ
ンプが介装され且つ低温再生器から送出される中間濃度
溶液を高温再生器へ供給する中間濃度溶液ラインと、高
温再生器から送出される高濃度溶液を吸収器へ供給する
高濃度溶液ラインとを有し、中間濃度溶液ラインが分岐
して、分岐した中間濃度溶液ラインの一方は高温再生器
に連通し、他方は高濃度溶液ラインと合流しており、高
温再生器から低温再生器へ向う冷媒蒸気ラインを流れる
冷媒蒸気と前記中間濃度溶液ラインの高温再生器入口近
傍を流れる中間濃度溶液との間で熱交換を行う熱交換器
を設けたことを特徴とする吸収冷温水機。 - 【請求項37】 高濃度溶液ラインの高温溶液熱交換器
と中間濃度溶液ラインの合流点との間の領域に気液分離
手段を設け、該気液分離手段と低温再生器とを連通する
冷媒蒸気ラインを設けた請求項36の吸収冷温水機。 - 【請求項38】 凝縮器と、蒸発器と、吸収器と、高温
再生器と、低温再生器とを有し、吸収器から送出される
稀溶液を低温再生器へ供給する稀溶液ラインと、補助ポ
ンプが介装され且つ低温再生器から送出される中間濃度
溶液を高温再生器へ供給する中間濃度溶液ラインと、高
温再生器から送出される高濃度溶液を吸収器へ供給する
高濃度溶液ラインとを有し、中間濃度溶液ラインが分岐
して、分岐した中間濃度溶液ラインの一方は高温再生器
に連通し、他方は高濃度溶液ラインと合流しており、前
記稀溶液ラインの吸収器と低温溶液熱交換器との間の領
域には、前記低温再生器で発生した冷媒蒸気と前記領域
を流れる稀溶液との間で熱交換を行う熱交換器と、高温
再生器で発生し低温再生器を介して凝縮器へ送出される
冷媒と前記領域を流れる稀溶液との間で熱交換を行う熱
交換器、とが介装されていることを特徴とする吸収冷温
水機。 - 【請求項39】 凝縮器と、蒸発器と、吸収器と、高温
再生器と、低温再生器とを有し、吸収器から送出される
稀溶液を低温再生器へ供給する稀溶液ラインと、補助ポ
ンプが介装され且つ低温再生器から送出される中間濃度
溶液を高温再生器へ供給する中間濃度溶液ラインと、高
温再生器から送出される高濃度溶液を吸収器へ供給する
高濃度溶液ラインとを有し、中間濃度溶液ラインが分岐
して、分岐した中間濃度溶液ラインの一方は高温再生器
に連通し、他方は高濃度溶液ラインと合流しており、高
温再生器から低温再生器へ向う冷媒蒸気ラインを流れる
冷媒蒸気と前記中間濃度溶液ラインの高温再生器入口近
傍を流れる中間濃度溶液との間で熱交換を行う熱交換器
を設けており、前記稀溶液ラインの吸収器と低温溶液熱
交換器との間の領域には、前記低温再生器で発生した冷
媒蒸気と前記領域を流れる稀溶液との間で熱交換を行う
熱交換器と、高温再生器で発生し低温再生器を介して凝
縮器へ送出される冷媒と前記領域を流れる稀溶液との間
で熱交換を行う熱交換器、とが介装されていることを特
徴とする吸収冷温水機。 - 【請求項40】 高濃度溶液ラインの高温溶液熱交換器
と中間濃度溶液ラインの合流点との間の領域に気液分離
手段を設け、該気液分離手段と低温再生器とを連通する
冷媒蒸気ラインを設けた請求項39の吸収冷温水機。 - 【請求項41】 凝縮器と、蒸発器と、吸収器と、高温
再生器と、低温再生器とを有し、吸収器から送出される
稀溶液を低温再生器へ供給する稀溶液ラインと、補助ポ
ンプが介装され且つ低温再生器から送出される中間濃度
溶液を高温再生器へ供給する中間濃度溶液ラインと、高
温再生器から送出される高濃度溶液を吸収器へ供給する
高濃度溶液ラインとを有し、中間濃度溶液ラインが分岐
して、分岐した中間濃度溶液ラインの一方は高温再生器
に連通し、他方は高濃度溶液ラインと合流しており、高
温再生器から低温再生器へ向う冷媒蒸気ラインを流れる
冷媒蒸気と、前記中間濃度溶液ラインの前記補助ポンプ
と高温溶液熱交換器の間の領域を流れる中間濃度溶液、
との間で熱交換を行う熱交換器を設けており、前記稀溶
液ラインの吸収器と低温溶液熱交換器との間の領域に
は、前記低温再生器で発生した冷媒蒸気と前記領域を流
れる稀溶液との間で熱交換を行う熱交換器と、高温再生
器で発生し低温再生器を介して凝縮器へ送出される冷媒
と前記領域を流れる稀溶液との間で熱交換を行う熱交換
器、とが介装されていることを特徴とする吸収冷温水
機。 - 【請求項42】 高濃度溶液ラインの高温溶液熱交換器
と中間濃度溶液ラインの合流点との間の領域に気液分離
手段を設け、該気液分離手段と低温再生器とを連通する
冷媒蒸気ラインを設けた請求項41の吸収冷温水機。 - 【請求項43】 凝縮器と、蒸発器と、吸収器と、高温
再生器と、低温再生器とを有し、吸収器から送出される
稀溶液を低温再生器へ供給する稀溶液ラインと、補助ポ
ンプが介装され且つ低温再生器から送出される中間濃度
溶液を高温再生器へ供給する中間濃度溶液ラインと、高
温再生器から送出される高濃度溶液を吸収器へ供給する
高濃度溶液ラインとを有し、中間濃度溶液ラインが分岐
して、分岐した中間濃度溶液ラインの一方は高温再生器
に連通し、他方は高濃度溶液ラインと合流しており、高
温再生器から低温再生器へ向う冷媒蒸気ラインを流れる
冷媒蒸気と前記中間濃度溶液ラインの高温再生器入口近
傍を流れる中間濃度溶液との間で熱交換を行う熱交換器
を設け、高温再生器から低温再生器へ向う冷媒蒸気ライ
ンを流れる冷媒蒸気と、前記中間濃度溶液ラインの前記
補助ポンプと高温溶液熱交換器の間の領域を流れる中間
濃度溶液、との間で熱交換を行う熱交換器を設けてお
り、前記稀溶液ラインの吸収器と低温溶液熱交換器との
間の領域には、前記低温再生器で発生した冷媒蒸気と前
記領域を流れる稀溶液との間で熱交換を行う熱交換器
と、高温再生器で発生し低温再生器を介して凝縮器へ送
出される冷媒と前記領域を流れる稀溶液との間で熱交換
を行う熱交換器、とが介装されていることを特徴とする
吸収冷温水機。 - 【請求項44】 高濃度溶液ラインの高温溶液熱交換器
と中間濃度溶液ラインの合流点との間の領域に気液分離
手段を設け、該気液分離手段と低温再生器とを連通する
冷媒蒸気ラインを設けた請求項43の吸収冷温水機。 - 【請求項45】 凝縮器と、蒸発器と、吸収器と、高温
再生器と、低温再生器とを有し、吸収器から送出される
稀溶液を低温再生器へ供給する稀溶液ラインと、補助ポ
ンプが介装され且つ低温再生器から送出される中間濃度
溶液を高温再生器へ供給する中間濃度溶液ラインと、高
温再生器から送出される高濃度溶液を吸収器へ供給する
高濃度溶液ラインとを有し、中間濃度溶液ラインが分岐
して、分岐した中間濃度溶液ラインの一方は高温再生器
に連通し、他方は高濃度溶液ラインと合流しており、中
間濃度溶液ラインの前記補助ポンプと高温溶液熱交換器
との間の領域から分岐して高温再生器へ連通する分岐中
間濃度溶液ラインを設け、高温再生器から低温再生器へ
向う冷媒蒸気ラインを流れる冷媒蒸気と前記分岐中間濃
度溶液ラインを流れる中間濃度溶液との間で熱交換を行
う熱交換器を設けたことを特徴とする吸収冷温水機。 - 【請求項46】 高濃度溶液ラインの高温溶液熱交換器
と中間濃度溶液ラインの合流点との間の領域に気液分離
手段を設け、該気液分離手段と低温再生器とを連通する
冷媒蒸気ラインを設けた請求項45の吸収冷温水機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9350437A JPH11182966A (ja) | 1997-12-19 | 1997-12-19 | 吸収冷温水機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9350437A JPH11182966A (ja) | 1997-12-19 | 1997-12-19 | 吸収冷温水機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11182966A true JPH11182966A (ja) | 1999-07-06 |
Family
ID=18410501
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9350437A Pending JPH11182966A (ja) | 1997-12-19 | 1997-12-19 | 吸収冷温水機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11182966A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007198625A (ja) * | 2006-01-24 | 2007-08-09 | Japan Steel Works Ltd:The | 二重効用吸収式冷熱発生・出力装置 |
CN111550947A (zh) * | 2020-06-22 | 2020-08-18 | 广东电网有限责任公司广州供电局 | 一种新型溴化锂吸收式热泵及其制热方法 |
-
1997
- 1997-12-19 JP JP9350437A patent/JPH11182966A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007198625A (ja) * | 2006-01-24 | 2007-08-09 | Japan Steel Works Ltd:The | 二重効用吸収式冷熱発生・出力装置 |
JP4566919B2 (ja) * | 2006-01-24 | 2010-10-20 | 株式会社日本製鋼所 | 二重効用吸収式冷熱発生・出力装置 |
CN111550947A (zh) * | 2020-06-22 | 2020-08-18 | 广东电网有限责任公司广州供电局 | 一种新型溴化锂吸收式热泵及其制热方法 |
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