JPH11179453A - チューブ材拡管用の治具 - Google Patents
チューブ材拡管用の治具Info
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- JPH11179453A JPH11179453A JP35520497A JP35520497A JPH11179453A JP H11179453 A JPH11179453 A JP H11179453A JP 35520497 A JP35520497 A JP 35520497A JP 35520497 A JP35520497 A JP 35520497A JP H11179453 A JPH11179453 A JP H11179453A
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Abstract
少曲がって把持された場合でも、チューブ材の拡管時に
端部が座屈することを防止することができるチューブ材
拡管用の治具を提供する。 【解決手段】第1の挿入段階で、チューブ材Tの端部を
クランプ穴31内にほぼ収められた状態にしてクランプ
30で把持し、端部にアタッチメントの細径軸部から太
径軸部の始端までを挿入し、第2の挿入段階で、端部を
そのクランプ穴からアタッチメント側へ突出した状態に
してクランプ30で把持し、端部にアタッチメントの細
径軸部から太径軸部の終端までを挿入する。チューブ材
Tの端部のチューブ軸の軸線と、アタッチメントの細径
軸部の軸線とが一致していない場合に、チューブ材の端
部が座屈して変形しようとするが、チューブ材はクラン
プ穴31の大口径部31bの穴壁に支えられるため、変
形が防止される。
Description
ブ材の端部を嵌合する際に、該チューブ材の端部を拡管
するためのチューブ材拡管用の治具に関する。チューブ
材には特に軟質の樹脂材が該当する。
は、例えば、図11〜図13にそれぞれ示すようなもの
がある。
に、チューブ材を把持するためのクランプを示してい
る。治具本体1にはクランプ2が設けられ、クランプ2
には、把持すべきチューブ材の外径とほぼ同じ径のスト
レート穴2aが形成されている。図12に示すように、
クランプ2に対向してアタッチメント3が設けられ、ア
タッチメント3がクランプ2側へ出退可能に支持されて
いる。拡管すべきチューブ材の端部は、アタッチメント
3側に突出した状態でクランプ2に把持され、アタッチ
メント3の先端に形成された細径軸部4から基端側の太
径軸部5に至る部分が、チューブ材の端部に挿入され
る。細径軸部4は、チューブ材の内径とほぼ同じに、太
径軸部5は、チューブ材が外嵌する継手本体の被外嵌部
の径とほぼ同じに成っている。
うな従来のチューブ材拡管用の治具では、チューブ材が
大口径、小口径にかかわらず肉厚が薄い場合、また、チ
ューブ材が小口径の場合、さらに、チューブ材の端部が
多少曲がって把持され、チューブ材の端部のチューブ軸
の軸線と、アタッチメント3の細径軸部4の軸線とが一
致していない場合に、図13に示すように、チューブ材
の拡管時に、チューブ材の端部が座屈すると、拡管作業
の作業性が良くない。さらに、チューブ材の端部が座屈
して大きく変形し、変形後に復元しない場合には、その
変形から、また、強度が低下しているおそれがあるか
ら、その部分の使用はできないので、変形した部分を切
除して、チューブ材の拡管作業をやり直しを余儀なくさ
れ、拡管作業の作業性がさらに良くないという問題点が
あった。本発明は、このような従来の技術の問題点に着
目してなされたもので、チューブ材の肉厚が薄い場合、
小口径の場合、チューブ材の端部が多少曲がって把持さ
れた場合でも、チューブ材の拡管時に、チューブ材の端
部が座屈することを防止して、拡管作業のやり直しをな
くし、拡管作業の作業性を向上することができるチュー
ブ材拡管用の治具を提供することを目的としている。
めの本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存
する。
嵌すべきチューブ材(T)の端部を拡管するためのチュ
ーブ材(T)拡管用の治具(20)において、前記治具
(20)は、治具本体(21)、クランプ(30)、ア
タッチメント(40)、および駆動機構(50)を備
え、前記治具本体(21)は、前記クランプ(30)と
前記アタッチメント(40)の少なくとも一方を、前記
クランプ(30)と前記アタッチメント(40)の他方
に対して近接した位置と離間した位置とに案内可能に支
持し、前記アタッチメント(40)は、細径軸部(4
2)および、太径軸部(44)を有し、前記アタッチメ
ント(40)の細径軸部(42)は、該アタッチメント
(40)の先端部に位置していて、その径が該チューブ
材(T)の端部の内径とほぼ同じに成形されており、前
記アタッチメント(40)の太径軸部(44)は、該ア
タッチメント(40)の基端側に位置していて、その径
が前記継手本体(10)の被外嵌部の径とほぼ同じに成
形されており、前記クランプ(30)はクランプ穴(3
1)を有し、前記クランプ穴(31)は、小口径部(3
1a)および、大口径部(31b)を有して成り、前記
クランプ(30)の小口径部(31a)は、前記クラン
プ穴(31)の奥部を構成していて、前記細径軸部(4
2)の径に前記チューブ材(T)の肉厚を加算した径と
ほぼ同じ径に形成されており、前記クランプ(30)の
大口径部(31b)は、前記クランプ穴(31)の入口
部を構成していて、前記太径軸部(44)の径に前記チ
ューブ材(T)の肉厚を加算した径とほぼ同じ径に形成
されており、前記駆動機構(50)は、前記クランプ
(30)と前記アタッチメント(40)との少なくとも
一方を、前記クランプ(30)と前記アタッチメント
(40)の他方に対して近接させて、第1の挿入段階
で、前記クランプ穴(31)内にほぼ収められた前記チ
ューブ材(T)の端部に前記アタッチメント(40)の
小径部から太径軸部(44)の始端までを挿入し、第2
の挿入段階で、前記クランプ穴(31)から前記アタッ
チメント(40)側へ突出した前記チューブ材(T)の
端部に前記アタッチメント(40)の細径軸部(42)
から太径軸部(44)の終端までを挿入することを特徴
とするチューブ材(T)拡管用の治具(20)。
嵌すべきチューブ材(T)の端部を拡管するためのチュ
ーブ材(T)拡管用の治具(20)において、前記治具
(20)は、治具本体(21)、クランプ(30)、ア
タッチメント(40)、および駆動機構(50)を備
え、前記治具本体(21)は、前記クランプ(30)と
前記アタッチメント(40)の少なくとも一方を、前記
クランプ(30)と前記アタッチメント(40)の他方
に対して近接した位置と離間した位置とに案内可能に支
持し、前記アタッチメント(40)は、細径軸部(4
2)、太径軸部(44)および、フレア部(46)を有
し、前記アタッチメント(40)の細径軸部(42)
は、該アタッチメント(40)の先端部に位置してい
て、その径が該チューブ材(T)の端部の内径とほぼ同
じに成形されており、前記アタッチメント(40)の太
径軸部(44)は、該アタッチメント(40)の中間部
に位置していて、その径が前記継手本体(10)の被外
嵌部の径とほぼ同じに成形されており、前記アタッチメ
ント(40)のフレア部(46)は、該アタッチメント
(40)の基端部に位置していて、その径が該基端側へ
向かって前記太径軸部(44)の径より徐々に大きくな
るように成形されており、前記クランプ(30)はクラ
ンプ穴(31)を有し、前記クランプ穴(31)は、小
口径部(31a)および、大口径部(31b)を有して
成り、前記クランプ(30)の小口径部(31a)は、
前記クランプ穴(31)の奥部を構成していて、前記細
径軸部(42)の径に前記チューブ材(T)の肉厚を加
算した径とほぼ同じ径に形成されており、前記クランプ
(30)の大口径部(31b)は、前記クランプ穴(3
1)の入口部を構成していて、前記太径軸部(44)の
径に前記チューブ材(T)の肉厚を加算した径とほぼ同
じ径に形成されており、前記駆動機構(50)は、前記
クランプ(30)と前記アタッチメント(40)との少
なくとも一方を、前記クランプ(30)と前記アタッチ
メント(40)の他方に対して近接させて、第1の挿入
段階で、前記クランプ穴(31)内にほぼ収められた前
記チューブ材(T)の端部に前記アタッチメント(4
0)の小径部から太径軸部(44)までを挿入し、第2
の挿入段階で、前記クランプ穴(31)から前記アタッ
チメント(40)側へ突出した前記チューブ材(T)の
端部に前記アタッチメント(40)の細径軸部(42)
からフレア部(46)までを挿入することを特徴とする
チューブ材(T)拡管用の治具(20)。
部(31a)および、大口径部(31b)は、各々の内
壁部が弾性部材(32c,34c)により成形されてい
ることを特徴とする[1]または[2]に記載のチュー
ブ材(T)拡管用の治具(20)。
嵌すべきチューブ材(T)の端部を拡管するチューブ材
(T)の拡管方法であって、チューブ材(T)を把持す
るクランプ(30)はクランプ穴(31)を有し、該ク
ランプ穴(31)は、小口径部(31a)および、大口
径部(31b)を有して成り、前記クランプ(30)の
小口径部(31a)は、前記クランプ穴(31)の奥部
を構成していて、前記細径軸部(42)の径に前記チュ
ーブ材(T)の肉厚を加算した径とほぼ同じ径に形成さ
れ、前記クランプ(30)の大口径部(31b)は、前
記クランプ穴(31)の入口部を構成していて、前記太
径軸部(44)の径に前記チューブ材(T)の肉厚を加
算した径とほぼ同じ径に形成されているものにおいて、
その先端部に形成され、前記チューブ材(T)の端部の
内径とほぼ同じ径の細径軸部(42)、その基端側に形
成され、前記継手本体(10)の被外嵌部の径とほぼ同
じ径の太径軸部(44)を有するアタッチメント(4
0)を、その細径軸部(42)が前記チューブ材(T)
の端部へ向くように治具本体(21)に支持し、第1の
挿入段階で、前記チューブ材(T)の端部を前記クラン
プ穴(31)内にほぼ収められた状態にしてクランプ
(30)で把持し、前記クランプ(30)と前記アタッ
チメント(40)との少なくとも一方を、前記クランプ
(30)と前記アタッチメント(40)の他方に対して
近接させて、前記チューブ材(T)の端部に前記アタッ
チメント(40)の細径軸部(42)から太径軸部(4
4)の始端までを挿入し、第2の挿入段階で、前記チュ
ーブ材(T)の端部をそのクランプ穴(31)から前記
アタッチメント(40)側へ突出した状態にしてクラン
プ(30)で把持し、前記クランプ(30)と前記アタ
ッチメント(40)との少なくとも一方を、前記クラン
プ(30)と前記アタッチメント(40)の他方に対し
て近接させて、前記チューブの端部に前記アタッチメン
ト(40)の細径軸部(42)から太径軸部(44)の
終端までを挿入することを特徴とするチューブ材(T)
の拡管方法。
嵌すべきチューブ材(T)の端部を拡管するチューブ材
(T)の拡管方法であって、チューブ材(T)を把持す
るクランプ(30)はクランプ穴(31)を有し、該ク
ランプ穴(31)は、小口径部(31a)および、大口
径部(31b)を有して成り、前記クランプ(30)の
小口径部(31a)は、前記クランプ穴(31)の奥部
を構成していて、前記細径軸部(42)の径に前記チュ
ーブ材(T)の肉厚を加算した径とほぼ同じ径に形成さ
れ、前記クランプ(30)の大口径部(31b)は、前
記クランプ穴(31)の入口部を構成していて、前記太
径軸部(44)の径に前記チューブ材(T)の肉厚を加
算した径とほぼ同じ径に形成されているものにおいて、
その先端部に形成され、前記チューブ材(T)の端部の
内径とほぼ同じ径の細径軸部(42)、その中間部に形
成され、前記継手本体(10)の被外嵌部の径とほぼ同
じ径の太径軸部(44)および、その基端部に形成さ
れ、該基端側へ向かって前記太径軸部(44)の径より
徐々に大きくなる径のフレア部(46)を有するアタッ
チメント(40)を、その細径軸部(42)が前記チュ
ーブ材(T)の端部へ向くように治具本体(21)に支
持し、第1の挿入段階で、前記チューブ材(T)の端部
をそのクランプ穴(31)内にほぼ収められた状態にし
てクランプ(30)で把持し、前記クランプ(30)と
前記アタッチメント(40)との少なくとも一方を、前
記クランプ(30)と前記アタッチメント(40)の他
方に対して近接させて、前記チューブ材(T)の端部に
前記アタッチメント(40)の細径軸部(42)から太
径軸部(44)の始端までを挿入し、第2の挿入段階
で、前記チューブ材(T)の端部をそのクランプ穴(3
1)から前記アタッチメント(40)側へ突出した状態
にしてクランプ(30)で把持し、前記クランプ(3
0)と前記アタッチメント(40)との少なくとも一方
を、前記クランプ(30)と前記アタッチメント(4
0)の他方に対して近接させて、前記チューブの端部に
前記アタッチメント(40)の細径軸部(42)からフ
レア部(46)までを挿入することを特徴とするチュー
ブ材(T)の拡管方法。
ついて説明する。[1]に記載のチューブ材(T)拡管
用の治具(20)では、チューブ材(T)の端部をその
クランプ穴(31)内にほぼ収められた状態にしてクラ
ンプ(30)で把持する。このとき、チューブ材(T)
の端部がアタッチメント(40)の先端部に対向するよ
うにする。
0)との少なくとも一方を、クランプ(30)とアタッ
チメント(40)の他方に対して近接させて、チューブ
材(T)の端部にアタッチメント(40)の細径軸部
(42)から太径軸部(44)の始端までを挿入する。
ーブ軸の軸線と、アタッチメント(40)の細径軸部
(42)の軸線とが一致していない場合に、チューブ材
(T)の端部が座屈して変形しようとするが、チューブ
材(T)はクランプ穴(31)の大口径部(31b)の
穴壁に支えられるため、チューブ材(T)の変形が防止
される。したがって、変形による強度の低下がなくな
る。
ンプ穴(31)からアタッチメント(40)側へ突出し
た状態にしてクランプ(30)で把持し、クランプ(3
0)とアタッチメント(40)との少なくとも一方を、
クランプ(30)とアタッチメント(40)の他方に対
して近接させて、チューブの端部にアタッチメント(4
0)の細径軸部(42)から太径軸部(44)までを挿
入する。
ある程度拡管されているため、その拡管された部位が、
太径軸部(44)の案内になり、チューブ材(T)の端
部にアタッチメント(40)の細径軸部(42)から太
径軸部(44)までを円滑に挿入することができ、座屈
を招くこともない。
ーブ材(T)であって、そのようなチューブ材(T)の
端部が多少曲がってクランプ(30)で把持された場合
でも、チューブ材(T)の拡管時に、チューブ材(T)
の端部が座屈することがない。
の治具(20)では、アタッチメント(40)の基端部
にフレア部(46)を有し、フレア部(46)の径が基
端側へ向かって太径軸部(44)の径より徐々に大きく
なるように成形されているので、アタッチメント(4
0)の細径軸部(42)および太径軸部(44)の始端
により、既にチューブ材(T)の端部がある程度拡管さ
れた後に、チューブ材(T)の端部にアタッチメント
(40)の細径軸部(42)からフレア部(46)に至
る部分を挿入すれば、チューブ材(T)の座屈を防止す
ることができる。
部(44)のストレートで、基端部がフレア部(46)
のテーパになっているため、チューブ材(T)を拡径す
る際に大きな力を要しないで、チューブ材(T)の端部
を広げ易くなる。また、フレア部(46)によりチュー
ブ材(T)の端縁が拡径した状態に変形するが、チュー
ブ材(T)の端部をアタッチメント(40)から抜き出
せば、チューブ材(T)の端縁がスプリングバックによ
って所望の内径に縮径する。
の治具(20)では、クランプ穴(31)の小口径部
(31a)および、大口径部(31b)は、各々の内壁
部が弾性部材(32c,34c)により成形されている
ので、チューブ材(T)を傷つけることが無く、また、
チューブ材(T)に弾性部材(32c,34c)が密着
して、把持力を高めることができる。弾性部材(32
c,34c)としては、摩擦係数の大きなものが用いら
れる。
法では、第1の挿入段階で、チューブ材(T)の端部を
クランプ穴(31)内にほぼ収められた状態にしてクラ
ンプ(30)で把持し、クランプ(30)とアタッチメ
ント(40)との少なくとも一方を、クランプ(30)
とアタッチメント(40)の他方に対して近接させて、
チューブ材(T)の端部にアタッチメント(40)の細
径軸部(42)から太径軸部(44)の始端までを挿入
し、第2の挿入段階で、チューブ材(T)の端部をその
クランプ穴(31)からアタッチメント(40)側へ突
出した状態にしてクランプ(30)で把持し、クランプ
(30)とアタッチメント(40)との少なくとも一方
を、クランプ(30)とアタッチメント(40)の他方
に対して近接させて、チューブ材(T)の端部にアタッ
チメント(40)の細径軸部(42)から太径軸部(4
4)の終端までを挿入する。
端部のチューブ軸の軸線と、アタッチメント(40)の
細径軸部(42)の軸線とが一致していない場合に、チ
ューブ材(T)の端部が座屈して変形しようとするが、
チューブ材(T)はクランプ穴(31)の大口径部(3
1b)の穴壁に支えられるため、チューブ材(T)の変
形が防止される。したがって、変形による強度の低下が
なくなる。
材(T)の端部がある程度拡管されているため、その拡
管された部位が、太径軸部(44)の案内になり、チュ
ーブ材(T)の端部にアタッチメント(40)の細径軸
部(42)から太径軸部(44)までを円滑に挿入する
ことができ、座屈を招くこともない。
法では、同じく、アタッチメント(40)の基端部にフ
レア部(46)を有し、フレア部(46)の径が基端側
へ向かって太径軸部(44)の径より徐々に大きくなる
ように成形されているので、アタッチメント(40)の
細径軸部(42)および太径軸部(44)の始端によ
り、既にチューブ材(T)の端部がある程度拡管された
後に、チューブ材(T)の端部にアタッチメント(4
0)の細径軸部(42)からフレア部(46)に至る部
分を挿入すれば、チューブ材(T)の座屈を防止するこ
とができる。
(T)の端縁が拡径した状態に変形するが、チューブ材
(T)の端部をアタッチメント(40)から抜き出せ
ば、チューブ材(T)の端縁がスプリングバックによっ
て所望の内径に縮径する。
施の形態を説明する。図1〜図10は本発明の一実施の
形態を示している。図1は、本発明の一実施の形態に係
るチューブ材拡管用の治具のクランプの正面図である。
図2は同じく、チューブ材拡管用の治具の正面図であ
る。図3は同じく、チューブ材拡管用の治具の部分正面
図である。図6は、同じくチューブ材拡管用の治具の部
分正面図である。図7は、同じくチューブ材拡管用の治
具の部分正面図である。
に、チューブ材Tの端部を拡管するためのチューブ材拡
管用の治具20は、治具本体21、クランプ30、アタ
ッチメント40、および駆動機構50を備えている。
ハンドル部25が一体的に形成され、ブロック部22内
にはガイド孔23が形成されている。また、ブロック部
22の下面には連結バー24が延設されており、連結バ
ー24の延設端にクランプ30が装着されている。
機構50を構成するガイドロッド51が往復動可能に嵌
合しており、ガイドロッド51の先端面にはねじ孔が形
成され、そのねじ孔にアタッチメント40が螺着されて
いる。ガイドロッド51を介して、アタッチメント40
がクランプ30に対して近接する近接位置と離間する離
間位置とに移動可能に構成している。
1に、その先端から基部41側にかけて細径軸部42、
太径軸部44および、フレア部46が一体的に形成され
て成る。細径軸部42は、その径がチューブ材Tの端部
の内径とほぼ同じに成形されている。また、太径軸部4
4は、その径が継手本体10の嵌合する部位の径とほぼ
同じに成形されている。さらに、フレア部46は、その
径が基部41側へ向かって太径軸部44の径より徐々に
大きくなるように成形されている。
はテーパ軸部43に成っている。また、基部41のフレ
ア部46とは反対の面には、ガイドロッド51のねじ孔
に螺合するネジ軸48が刻設されている。
おり、レバー部材52は上下方向の中間部がブロック部
22に枢着され、レバー部材52の上端部がガイドロッ
ド51の基端部に連結され、レバー部材52の下端部の
引き操作により、ガイドロッド51を介して、アタッチ
メント40が近接位置と離間位置とに駆動可能に構成さ
れている。
51との間の隙間には圧縮ばね53が配され、圧縮ばね
53により、アタッチメント40が離間位置に移動する
方向へ付勢されている。アタッチメント40が近接位置
に移動した際には、チューブ材Tの端部は、アタッチメ
ント40の細径軸部42からフレア部46に至る部分に
挿入される。
クランプの要部断面図である。図5は同じく、チューブ
材拡管用の治具のクランプの正面図である。
は、チューブ材Tを把持して、チューブ材Tの端部がア
タッチメント40の先端部に対向した状態に拘束するも
のである。クランプ30は、下クランプ部32、上クラ
ンプ部34、ダイヤル部36およびバネ部38を有して
いる。
24の延設端部に嵌着される嵌合凹部32aが形成され
ている。また、下クランプ部32の上面部には、把持す
べきチューブ材Tの外径にほぼ相当する径の半円形断面
溝32bが形成されている。半円形断面溝32bの溝面
には、ゴム材である弾性部材32cが貼着されている。
は、把持すべきチューブ材Tの外径にほぼ相当する径の
半円形断面溝34bが形成されている。半円形断面溝3
4bの溝面には、ゴム材である弾性部材34cが貼着さ
れている。
円形断面溝32bと上クランプ部34の半円形断面溝3
4bとから成る。クランプ穴31は、小口径部31aお
よび、大口径部31bとから構成されている。小口径部
31aは、穴の奥部を形成し、大口径部31bは、穴の
入口部を形成している。
軸部42の径にチューブ材の肉厚を加算した径とほぼ同
じ径に形成されており、クランプ穴31の大口径部31
bは、太径軸部44の径にチューブ材の肉厚を加算した
径とほぼ同じ径に形成されている。
開閉可能に枢着されている。上クランプ部34が閉じ位
置に揺動することで、下クランプ部32の半円形断面溝
32bと上クランプ部34の半円形断面溝34bとで、
チューブ材Tを上下から挟み付けるように構成されてい
る。
ヤル軸部37を有していて、ダイヤル軸部37には、軸
線方向にねじ孔(図示省略)が形成され、ねじ孔の入口
周縁には鍔部37aが形成されている。ダイヤル軸部3
7のねじ孔は、ロッド部材39の上部端に刻設されたね
じ軸部39aに螺合している。
39の下端部がピン部材33により回動可能に枢着され
ている。上クランプ部34には凹溝34aが形成されて
いる。ロッド部材39が凹溝34aに凹入し、ダイヤル
部36の鍔部37aが凹溝34aの溝周縁部に対向し
て、ダイヤル部36を回転することにより、ダイヤル部
36の鍔部37aが凹溝34aの溝周縁部を押圧して、
上クランプ部34を閉じ位置に拘束するように成ってい
る。バネ部38は、ダイヤル部36のダイヤル軸部37
を付勢して、ダイヤル部36のガタつきを防止してい
る。
関係を示す断面図である。図8に示すように、本チュー
ブ材Tの継手は、フッ素樹脂製の継手本体10と、同じ
く、フッ素樹脂製のナット部材15とから成る。継手と
しては、フッ素樹脂製のものの他に、金属製のものであ
ってもよい。
性を有する「PTFE(ポリテトラフルオロエチレ
ン)」と「PFA(テトラフルオロエチレン/パーフル
オロアルキルビニルエーテル共重合体)」とが挙げられ
る。また、チューブ材TにもPFAのフッ素樹脂が用い
られている。
り、そのねじ孔16の奥側にねじ軸に直交する袋部であ
る奥壁17を有している。ナット部材15のねじ孔16
の入口側には雌ねじ部18が刻設され、ナット部材15
の奥壁17にチューブ材を奥壁16側からねじ孔16内
へ差し込むための差込孔19が穿設されている。
16の奥側へ挿入される先端部11に被外嵌部12が形
成されている。被外嵌部12には、ナット部材15の差
込孔19を通ってねじ孔16内に差し込まれたチューブ
材Tの一端部が拡径した状態で外嵌する。したがって、
ねじ孔16内に差し込まれたチューブ材Tの一端部は、
一般外径部T1、被外嵌部12に外嵌する大径の拡径部
T2、および、一般外径部T1と拡径部T2とを繋ぐ中
間部である段差部T3から成っている。
12に続いて、雌ねじ部18に螺合する雄ねじ部13が
刻設されている。継手本体10には、チューブ材Tの内
径とほぼ同じ孔径で、ねじ軸方向へ貫通する貫通孔14
aが穿設されている。
関係を示す断面図である。本実施の形態では、チューブ
材Tの端部に継手の他にリングが挿入される。このよう
なリング挿入タイプにおいても、チューブ材の座屈を防
止する効果がある。
クランプ30の上クランプ部34を開いて、下クランプ
部32の半円形断面溝32bにチューブ材Tの端部を嵌
め込み、上クランプ部34を閉じて、上クランプ部34
の半円形断面溝34bと下クランプ部32の半円形断面
溝32bとにより、チューブ材Tの端部を上下から挟み
込む。このとき、ロッド部材39は上クランプ部34の
凹溝34aに凹入されてなく、クランプ30は非クラン
プ状態にある。
心にして回動して、ロッド部材39を凹溝34aに凹入
させ、ダイヤル部36を回転して、ダイヤル軸部37の
鍔部37aが凹溝34aの溝周縁を押圧するクランプ状
態にし、下クランプ部32と上クランプ部34とでチュ
ーブ材Tの端部を把持する。それにより、チューブ材T
の端部がアタッチメント40の先端部(細径軸部42)
に対向した状態にチューブ材Tが拘束される。このと
き、チューブ材Tの端部がクランプ穴31の内部にほぼ
収まるようにし、チューブ材Tの端部をクランプ穴31
の外側(アタッチメント40側)へ大きく突出させな
い。
0のレバー部材52に手を掛け、圧縮ばね53の付勢力
に抗してレバー部材52を引くと、レバー部材52の上
端部がガイドロッド51を突出し、アタッチメント40
がクランプ30に対して近接する。それにより、図3に
示すように、チューブ材Tの端部にアタッチメント40
の細径軸部42が挿入された状態になる。さらに、レバ
ー部材52を引くと、チューブ材Tの端部にアタッチメ
ント40の細径軸部42から太径軸部44の始端が挿入
された状態になる。
軸の軸線と、アタッチメント40の細径軸部42の軸線
とが一致していない場合に、チューブ材Tの端部が座屈
して変形しようとするが、チューブ材Tはクランプ穴3
1の大口径部31bの穴壁に、支えられるためチューブ
材Tの変形が防止される。したがって、変形による強度
の低下がなくなる。
て、チューブ材Tの端部をクランプ穴31からアタッチ
メント40側へ突出した状態にし、再度クランプ30を
クランプ状態にして、チューブ材の端部を把持する。
ー部材52を引くと、図6および図7に示すように、チ
ューブ材Tの端部にアタッチメント40の太径軸部44
からフレア部46に至る部分が挿入する。本実施の形態
では、アタッチメント40側の押し込み力が、クランプ
30側の摩擦力より大きいため、チューブ材Tの端部に
フレア部46が挿入される時点では、図7に示すよう
に、フレア部46により広がったチューブ材Tの端縁以
外は、クランプ穴31内に没入している。
の始端によってある程度拡管されているため、その拡管
された部位が、太径軸部44およびフレア部46の案内
になり、チューブ材Tの端部にアタッチメント40の細
径軸部42からフレア部46までを円滑に挿入すること
ができ、座屈を招くこともない。
に、レバー部材52から手を離せば、圧縮ばね53の付
勢力によりガイドロッド51が没入し、アタッチメント
40の細径軸部42からフレア部46に至る部分がチュ
ーブ材Tの端部から抜ける。チューブ材Tの端部にアタ
ッチメント40が堅く嵌合していて、圧縮ばね53の付
勢力のみで抜けない場合には、手を使ってアタッチメン
ト40をチューブ材Tの端部から抜き出せばよい。
の細径軸部42からフレア部46に至る部分を挿入すれ
ば、太径軸部44によりチューブ材Tの端部が拡径し、
さらに、フレア部46によりチューブ材Tの端縁がスカ
ート形状に変形するが、チューブ材Tの端部をアタッチ
メント40から抜き出せば、チューブ材Tの端縁がスプ
リングバックによって、太径軸部44により拡管された
径とほぼ同じ径に縮径する。それにより、チューブ材T
を加熱したり、また、室温に冷やしたりする必要性がな
くなり、加熱等の工程が削減され、加工時間が短縮され
る。
材32c,34cを用いて、チューブ材Tの滑り止めお
よび、損傷を防止するものを示したが、弾性部材に限ら
ず、きざみ、同心円状の細い溝あるいは、セレーション
などをクランプ穴31に施しても良い。また、図10に
示すように、クランプ穴31の大口径部31bを開口に
向かって徐々に拡径するテーパ形状の穴に形成しても良
い。大口径部31bをテーパ形状にしたことにより、小
口径部31aから大口径部31bにかけての段部がなく
なり、加工すべきチューブ材Tがそのような段部に当た
ることがなく、チューブ材Tにキズがつきにくくなる。
によるチューブ材の変形や強度低下を問題にしている
が、チューブ材Tの座屈により、アタッチメント40に
余分な負担がかかり損傷を招く場合があり、この損傷を
防止することができる。また、図9に示すように、イン
ナータイプでリングを用いる場合には、リングの損傷を
防止することができる。
ーブ材Tの座屈を防止するものであるが、特に、チュー
ブ材Tの外径×内径が、φ3×φ2あるいは、φ3.1
7×φ1.59サイズのものにも適用することができ
る。
によれば、小口径かつ薄肉タイプのチューブ材の端部が
多少曲がって把持された場合でも、チューブ材の拡管時
に、チューブ材の端部が座屈することを防止して、拡管
作業のやり直しをなくし、作業性を向上することができ
る。
の治具のクランプの断面図である。
の治具の正面図である。
の治具の部分正面図である。
の治具のクランプの要部断面図である。
の治具のクランプの正面図である。
の治具の部分正面図である。
の治具の部分正面図である。
との嵌合関係を示す断面図である。
との嵌合関係を示す断面図である。
用の治具のクランプの要部断面図である。
ンプの断面図である。
説明図である。
説明図である。
Claims (5)
- 【請求項1】継手本体の被外嵌部に外嵌すべきチューブ
材の端部を拡管するためのチューブ材拡管用の治具にお
いて、 前記治具は、治具本体、クランプ、アタッチメント、お
よび駆動機構を備え、 前記治具本体は、前記クランプと前記アタッチメントの
少なくとも一方を、前記クランプと前記アタッチメント
の他方に対して近接した位置と離間した位置とに案内可
能に支持し、 前記アタッチメントは、細径軸部および、太径軸部を有
し、 前記アタッチメントの細径軸部は、該アタッチメントの
先端部に位置していて、その径が該チューブ材の端部の
内径とほぼ同じに成形されており、 前記アタッチメントの太径軸部は、該アタッチメントの
基端側に位置していて、その径が前記継手本体の被外嵌
部の径とほぼ同じに成形されており、 前記クランプはクランプ穴を有し、 前記クランプ穴は、小口径部および、大口径部を有して
成り、 前記クランプの小口径部は、前記クランプ穴の奥部を構
成していて、前記細径軸部の径に前記チューブ材の肉厚
を加算した径とほぼ同じ径に形成されており、 前記クランプの大口径部は、前記クランプ穴の入口部を
構成していて、前記太径軸部の径に前記チューブ材の肉
厚を加算した径とほぼ同じ径に形成されており、 前記駆動機構は、前記クランプと前記アタッチメントと
の少なくとも一方を、前記クランプと前記アタッチメン
トの他方に対して近接させて、第1の挿入段階で、前記
クランプ穴内にほぼ収められた前記チューブ材の端部に
前記アタッチメントの小径部から太径軸部の始端までを
挿入し、第2の挿入段階で、前記クランプ穴から前記ア
タッチメント側へ突出した前記チューブ材の端部に前記
アタッチメントの細径軸部から太径軸部の終端までを挿
入することを特徴とするチューブ材拡管用の治具。 - 【請求項2】継手本体の被外嵌部に外嵌すべきチューブ
材の端部を拡管するためのチューブ材拡管用の治具にお
いて、 前記治具は、治具本体、クランプ、アタッチメント、お
よび駆動機構を備え、 前記治具本体は、前記クランプと前記アタッチメントの
少なくとも一方を、前記クランプと前記アタッチメント
の他方に対して近接した位置と離間した位置とに案内可
能に支持し、 前記アタッチメントは、細径軸部、太径軸部および、フ
レア部を有し、 前記アタッチメントの細径軸部は、該アタッチメントの
先端部に位置していて、その径が該チューブ材の端部の
内径とほぼ同じに成形されており、 前記アタッチメントの太径軸部は、該アタッチメントの
中間部に位置していて、その径が前記継手本体の被外嵌
部の径とほぼ同じに成形されており、 前記アタッチメントのフレア部は、該アタッチメントの
基端部に位置していて、その径が該基端側へ向かって前
記太径軸部の径より徐々に大きくなるように成形されて
おり、 前記クランプはクランプ穴を有し、 前記クランプ穴は、小口径部および、大口径部を有して
成り、 前記クランプの小口径部は、前記クランプ穴の奥部を構
成していて、前記細径軸部の径に前記チューブ材の肉厚
を加算した径とほぼ同じ径に形成されており、 前記クランプの大口径部は、前記クランプ穴の入口部を
構成していて、前記太径軸部の径に前記チューブ材の肉
厚を加算した径とほぼ同じ径に形成されており、 前記駆動機構は、前記クランプと前記アタッチメントと
の少なくとも一方を、前記クランプと前記アタッチメン
トの他方に対して近接させて、第1の挿入段階で、前記
クランプ穴内にほぼ収められた前記チューブ材の端部に
前記アタッチメントの小径部から太径軸部までを挿入
し、第2の挿入段階で、前記クランプ穴から前記アタッ
チメント側へ突出した前記チューブ材の端部に前記アタ
ッチメントの細径軸部からフレア部までを挿入すること
を特徴とするチューブ材拡管用の治具。 - 【請求項3】前記クランプ穴の小口径部および、大口径
部は、各々の内壁部が弾性部材により成形されているこ
とを特徴とする請求項1または2に記載のチューブ材拡
管用の治具。 - 【請求項4】継手本体の被外嵌部に外嵌すべきチューブ
材の端部を拡管するチューブ材の拡管方法であって、チ
ューブ材を把持するクランプはクランプ穴を有し、該ク
ランプ穴は、小口径部および、大口径部を有して成り、
前記クランプの小口径部は、前記クランプ穴の奥部を構
成していて、前記細径軸部の径に前記チューブ材の肉厚
を加算した径とほぼ同じ径に形成され、前記クランプの
大口径部は、前記クランプ穴の入口部を構成していて、
前記太径軸部の径に前記チューブ材の肉厚を加算した径
とほぼ同じ径に形成されているものにおいて、 その先端部に形成され、前記チューブ材の端部の内径と
ほぼ同じ径の細径軸部、その基端側に形成され、前記継
手本体の被外嵌部の径とほぼ同じ径の太径軸部を有する
アタッチメントを、その細径軸部が前記チューブ材の端
部へ向くように治具本体に支持し、 第1の挿入段階で、前記チューブ材の端部を前記クラン
プ穴内にほぼ収められた状態にしてクランプで把持し、
前記クランプと前記アタッチメントとの少なくとも一方
を、前記クランプと前記アタッチメントの他方に対して
近接させて、前記チューブ材の端部に前記アタッチメン
トの細径軸部から太径軸部の始端までを挿入し、 第2の挿入段階で、前記チューブ材の端部をそのクラン
プ穴から前記アタッチメント側へ突出した状態にしてク
ランプで把持し、前記クランプと前記アタッチメントと
の少なくとも一方を、前記クランプと前記アタッチメン
トの他方に対して近接させて、前記チューブの端部に前
記アタッチメントの細径軸部から太径軸部の終端までを
挿入することを特徴とするチューブ材の拡管方法。 - 【請求項5】継手本体の被外嵌部に外嵌すべきチューブ
材の端部を拡管するチューブ材の拡管方法であって、チ
ューブ材を把持するクランプはクランプ穴を有し、該ク
ランプ穴は、小口径部および、大口径部を有して成り、
前記クランプの小口径部は、前記クランプ穴の奥部を構
成していて、前記細径軸部の径に前記チューブ材の肉厚
を加算した径とほぼ同じ径に形成され、前記クランプの
大口径部は、前記クランプ穴の入口部を構成していて、
前記太径軸部の径に前記チューブ材の肉厚を加算した径
とほぼ同じ径に形成されているものにおいて、 その先端部に形成され、前記チューブ材の端部の内径と
ほぼ同じ径の細径軸部、その中間部に形成され、前記継
手本体の被外嵌部の径とほぼ同じ径の太径軸部および、
その基端部に形成され、該基端側へ向かって前記太径軸
部の径より徐々に大きくなる径のフレア部を有するアタ
ッチメントを、その細径軸部が前記チューブ材の端部へ
向くように治具本体に支持し、 第1の挿入段階で、前記チューブ材の端部をそのクラン
プ穴内にほぼ収められた状態にしてクランプで把持し、
前記クランプと前記アタッチメントとの少なくとも一方
を、前記クランプと前記アタッチメントの他方に対して
近接させて、前記チューブ材の端部に前記アタッチメン
トの細径軸部から太径軸部の始端までを挿入し、 第2の挿入段階で、前記チューブ材の端部をそのクラン
プ穴から前記アタッチメント側へ突出した状態にしてク
ランプで把持し、前記クランプと前記アタッチメントと
の少なくとも一方を、前記クランプと前記アタッチメン
トの他方に対して近接させて、前記チューブの端部に前
記アタッチメントの細径軸部からフレア部までを挿入す
ることを特徴とするチューブ材の拡管方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35520497A JP3267544B2 (ja) | 1997-12-24 | 1997-12-24 | チューブ材拡管用の治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35520497A JP3267544B2 (ja) | 1997-12-24 | 1997-12-24 | チューブ材拡管用の治具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11179453A true JPH11179453A (ja) | 1999-07-06 |
JP3267544B2 JP3267544B2 (ja) | 2002-03-18 |
Family
ID=18442559
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35520497A Expired - Lifetime JP3267544B2 (ja) | 1997-12-24 | 1997-12-24 | チューブ材拡管用の治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3267544B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012232513A (ja) * | 2011-05-02 | 2012-11-29 | Nippon Pillar Packing Co Ltd | 樹脂管の加工装置 |
JP2012232514A (ja) * | 2011-05-02 | 2012-11-29 | Nippon Pillar Packing Co Ltd | 樹脂管の加工装置 |
WO2013061124A2 (en) | 2011-10-27 | 2013-05-02 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Manufacture method of tubular member and tubular member manufactured by the same |
CN110883829A (zh) * | 2019-11-22 | 2020-03-17 | 石嘴山市塑料厂 | 一种大直径pe管材快速切割装置 |
KR102169391B1 (ko) * | 2019-12-10 | 2020-10-26 | 하윤기 | 산업용 확관기 |
-
1997
- 1997-12-24 JP JP35520497A patent/JP3267544B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2013061124A2 (en) | 2011-10-27 | 2013-05-02 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Manufacture method of tubular member and tubular member manufactured by the same |
WO2013061124A3 (en) * | 2011-10-27 | 2013-07-11 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Manufacture method of tubular member and tubular member manufactured by the same |
CN103906588A (zh) * | 2011-10-27 | 2014-07-02 | 丰田自动车株式会社 | 管状部件的制造方法和通过该方法制造的管状部件 |
CN103906588B (zh) * | 2011-10-27 | 2015-10-07 | 丰田自动车株式会社 | 管状部件的制造方法和通过该方法制造的管状部件 |
US9403199B2 (en) | 2011-10-27 | 2016-08-02 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Manufacture method of tubular member and tubular member manufactured by the same |
CN110883829A (zh) * | 2019-11-22 | 2020-03-17 | 石嘴山市塑料厂 | 一种大直径pe管材快速切割装置 |
KR102169391B1 (ko) * | 2019-12-10 | 2020-10-26 | 하윤기 | 산업용 확관기 |
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JP3267544B2 (ja) | 2002-03-18 |
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