JPH11177184A - 半導体レーザ装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体レーザ装置およびその製造方法

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JPH11177184A
JPH11177184A JP36205697A JP36205697A JPH11177184A JP H11177184 A JPH11177184 A JP H11177184A JP 36205697 A JP36205697 A JP 36205697A JP 36205697 A JP36205697 A JP 36205697A JP H11177184 A JPH11177184 A JP H11177184A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボンディング時に電極剥がれが生じない電極
構造をより簡便に形成することの可能な窒化ガリウム系
化合物の半導体レーザ装置を提供する。 【解決手段】 絶縁性の基板101上に、積層構造10
3〜107をエピタキシャル成長し、積層構造の一部を
表面からn型GaNコンタクト層103に達するまで除
去し、所定領域を除いて積層構造表面に絶縁膜108を
被覆し、絶縁膜108で被覆されていないp型GaNコ
ンタクト層107表面にp側オーミック電極109を形
成し、絶縁膜108で被覆されていないn型コンタクト
層103表面に形成されるべきn側オーミック電極11
0とp側電極109および絶縁膜108上に形成される
べきp側ボンディング用の配線電極111とを、Tiま
たはAlと金属との積層構造、あるいはTiまたはAl
を含む合金からなる電極で同時に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体レーザ装置
およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】InGaAlN系化合物半導体は、直接
遷移型のワイドギャップ半導体であり、青色の半導体レ
ーザの材料として研究開発が進められている。図7は特
開平7−254733号に示されている従来の窒化ガリ
ウム系化合物半導体発光素子を示す図である。この半導
体発光素子は、絶縁性基板1上に、n型GaN層2と、
n型AlGaNクラッド層3と、InGaN活性層4
と、p型AlGaNクラッド層5と、p型GaNコンタ
クト層6とが順に積層された構造となっている。n型G
aN層2は、p型GaNコンタクト層6、p型AlGa
Nクラッド層5、InGaN活性層4、n型AlGaN
クラッド層3がエッチングされて、電極を形成するのに
必要な面積が露出されている。それぞれの導電型のコン
タクト層にはオーミック接触が得られるような電極が形
成されている。p電極はNi−Auからなり、n電極7
はTi−Auからなっている。8はボールボンディング
のボールであり、9は金ワイヤーとなっている。
【0003】図7において、n電極7はTiを100Å
とAuを0.5μmの膜厚で蒸着し、その後窒素雰囲気
中600℃で5分間アニーリングして形成している。こ
れにより、n電極7はオーミック接触が得られ、またn
電極7にボールボンディングしたときに、n電極7とボ
ール8が剥離することを防止している。
【0004】また、図8は特開平8−64871号に示
されている従来の窒化ガリウム系化合物半導体発光素子
のp電極を拡大して示す図である。この発光素子は、p
型GaN層11表面に、p電極13が形成されている。
p電極13は、MgまたはMgを含む合金の上に、さら
にAuが積層された少なくとも2層構造となっている。
Mgの表面にAuを積層した構造にすることによってM
gが酸化により変質するのを防止する作用があると共
に、p電極13をワイヤーボンディングで接続した際
に、ボール12とp電極13との接着性を高めて、金ワ
イヤーが電極から剥がれるのを防止している。
【0005】また、図9は特開平7−176826号に
示されている従来の窒化ガリウム系化合物半導体発光素
子を示す図である。この半導体発光素子は、サファイア
基板14上にMOCVD装置を用いてGaNバッファ層
15を200Å成長させ、次いで、バッファ層15上
に、Siをドープしたn型GaNコンタクト層16を4
μmの膜厚に形成し、その上に、ストライプ状導波路と
して、Siをドープしたn型AlGaNクラッド層17
を0.2μmの膜厚に形成し、Siをドープしたn型I
nGaN活性層18を200Åの膜厚に形成し、さら
に、Mgをドープしたp型AlGaNクラッド層19を
0.2μmの膜厚に形成し、Mgをドープしたp型Ga
Nコンタクト層20を0.5μmの膜厚に形成する。
【0006】次いで、最上層のMgドープp型GaN層
20上に所望の形状のマスクを形成し、n型GaN層1
6が露出するまでエッチングしてストライプ幅50μm
以下の導波路を得る。エッチング終了後、マスクを剥離
し、600℃で10分間アニーリングを行いMgドープ
GaNコンタクト層20およびMgドープAlGaNク
ラッド層19を低抵抗化させる。アニーリング後、p型
GaNコンタクト層20上にNi/Auを蒸着してp電
極21を形成し、続いてn型GaNコンタクト層16上
にAlを蒸着してn電極22を形成する。
【0007】図9の構造では、導波路のストライプ幅を
50μm以下と狭くすることにより、電流注入領域を狭
窄している。また、p型半導体層中の水素が導波路側面
から放出されやすくなり、面内均一に低抵抗化されたp
型GaN層20およびp型AlGaN層19を得ること
が可能となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に、半
導体レーザにおいては、閾電流を低減するために電流注
入幅を狭くする必要がある。図9に示した従来の窒化ガ
リウム系化合物半導体レーザ素子においては導波路幅を
50μm以下としているが、より低閾電流で動作される
には、電流注入幅は20μm以下とすることが望まし
い。
【0009】この半導体レーザを駆動回路と電気的に接
続する方法としては、図7,図8に示したように、p電
極およびn電極からそれぞれワイヤーボンディングによ
ってAuワイヤーを引き出す方法が用いられる。しか
し、p電極幅が20μm以下と狭くなってしまうと、図
8に示すようにp電極の上に直接ボールを形成してワイ
ヤーボンディングを行うことは困難となる。
【0010】そこで、幅20μm以下のストライプ状の
窓領域を除いてSiO2等の絶縁膜で積層構造表面を被
覆して狭い電流注入領域を形成し、p電極をp型GaN
コンタクト層と上記絶縁膜の上に形成する方法が用いら
れる。そしてAuワイヤーをストライプ領域に隣接した
位置にある絶縁膜上のボンディング領域にボンディング
させる。しかし、この場合には、絶縁膜上に形成された
Ni/Au等のp電極は密着力が弱く、ボンディング時
に絶縁膜上のp電極が剥がれてしまうという問題があっ
た。
【0011】本発明は、窒化ガリウム系化合物の半導体
レーザ装置において、ボンディング時に電極剥がれが生
じない電極構造をより簡便に形成することの可能な半導
体レーザ装置およびその製造方法を提供することを目的
としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1,請求項6記載の発明は、絶縁性の基板上
に、少なくとも、n型GaNコンタクト層,n型Alx
Ga1-xNクラッド層(0<x≦1)、n型またはp型ま
たはノンドープInyGa1-yN活性層(0≦y≦1),p
型AlxGa1-xNクラッド層,p型GaNコンタクト層
を含む積層構造をエピタキシャル成長し、積層構造の一
部を表面からn型GaNコンタクト層に達するまでエッ
チングして除去し、p型GaNコンタクト層表面および
エッチングで除去して表面が露出したn型コンタクト層
表面のストライプ状領域を除いて積層構造表面に絶縁膜
を被覆し、絶縁膜で被覆されていないストライプ状のp
型GaNコンタクト層表面にp側オーミック電極を形成
し、絶縁膜で被覆されていないストライプ状のn型コン
タクト層表面に形成されるべきn側オーミック電極とp
側電極および絶縁膜上に形成されるべきp側ボンディン
グ用の配線電極とを、TiまたはAlと金属との積層構
造、あるいはTiまたはAlを含む合金からなる電極で
同時に形成することを特徴としている。
【0013】また、請求項2,請求項7記載の発明は、
絶縁性の基板上に、少なくとも、n型GaNコンタクト
層,n型AlxGa1-xNクラッド層(0<x≦1)、n型
またはp型またはノンドープInyGa1-yN活性層(0
≦y≦1),p型AlxGa1-xNクラッド層,p型Ga
Nコンタクト層を含む積層構造をエピタキシャル成長
し、積層構造の一部を表面からn型GaNコンタクト層
に達するまでほぼ垂直にエッチングして除去して、n側
オーミック電極を形成する領域と電極分離溝を形成し、
p型GaNコンタクト層表面およびエッチングで除去し
て表面が露出したn型コンタクト層表面のストライプ状
領域を除いて積層構造表面に絶縁膜を被覆し、絶縁膜で
被覆されていないストライプ状のp型GaNコンタクト
層表面にp側オーミック電極を形成し、絶縁膜で被覆さ
れていないストライプ状のn型コンタクト層表面に形成
されるべきn側オーミック電極とp側電極および絶縁膜
上に形成されるべきp側ボンディング用の配線電極とを
同時に形成するときに、TiまたはAlと金属との積層
構造、あるいはTiまたはAlを含む合金からなる電極
を、p側オーミック電極からn側オーミック電極方向に
傾いた斜め方向から蒸着することを特徴としている。
【0014】また、請求項3,請求項8記載の発明は、
絶縁性の基板上に、少なくとも、n型GaNコンタクト
層,n型AlxGa1-xNクラッド層(0<x≦1)、n型
またはp型またはノンドープInyGa1-yN活性層(0
≦y≦1),p型AlxGa1-xNクラッド層,p型Ga
Nコンタクト層を含む積層構造をエピタキシャル成長
し、積層構造の表面からn型GaNコンタクト層に達す
るまで、基板に対し垂直方向から所定の角度で傾いた斜
め方向にドライエッチングして、n側オーミック電極を
形成する領域と電極分離溝を形成し、p型GaNコンタ
クト層表面およびエッチングで除去して表面が露出した
n型コンタクト層表面のストライプ状領域を除いて積層
構造表面に絶縁膜を被覆し、絶縁膜で被覆されていない
ストライプ状のp型GaNコンタクト層表面にp側オー
ミック電極を形成し、絶縁膜で被覆されていないストラ
イプ状のn型コンタクト層表面に形成されるべきn側オ
ーミック電極とp側電極および絶縁膜上に形成されるべ
きp側ボンディング用の配線電極とを同時に形成すると
きに、TiまたはAlと金属との積層構造、あるいはT
iまたはAlを含む合金からなる電極を、基板に対して
垂直方向から、あるいは、ドライエッチングの傾き方向
と逆方向に傾いた斜め方向から蒸着することを特徴とし
ている。
【0015】また、請求項4,請求項9記載の発明は、
さらに、積層構造の表面からInGaN活性層の上まで
エッチングしてリッジ構造を形成することを特徴として
いる。
【0016】また、請求項5記載の発明は、p型GaN
コンタクト層上にストライプ形状のp側オーミック電極
およびドライエッチング用メタルマスクを形成し、上記
ドライエッチング用メタルマスクを用いてInGaN活
性層の上までエッチングしてリッジ構造を形成すること
を特徴としている。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明に係る半導体レーザ
装置の構成例を示す図である。図1の半導体レーザ装置
は、絶縁性の基板101上に、少なくとも、n型GaN
コンタクト層103,n型AlxGa1-xNクラッド層1
04(0<x≦1)、n型またはp型またはノンドープI
yGa1-yN活性層105(0≦y≦1),p型Alx
1-xNクラッド層106,p型GaNコンタクト層1
07を含む積層構造をエピタキシャル成長し、積層構造
の一部を表面からn型GaNコンタクト層103に達す
るまでエッチングして除去し、p型GaNコンタクト層
107表面およびエッチングで除去して表面が露出した
n型コンタクト層103表面のストライプ状領域を除い
て積層構造表面に絶縁膜108を被覆し、絶縁膜108
で被覆されていないストライプ状のp型GaNコンタク
ト層107表面にp側オーミック電極109を形成し、
絶縁膜108で被覆されていないストライプ状のn型コ
ンタクト層103表面に形成されるべきn側オーミック
電極110とp側電極109および絶縁膜108上に形
成されるべきp側ボンディング用の配線電極111と
を、TiまたはAlと金属との積層構造、あるいはTi
またはAlを含む合金からなる電極で同時に形成するこ
とで、作製されるようになっている。
【0018】具体例として、図1の半導体レーザ装置
は、サファイア基板101上に、AlNバッファ層10
2、n型GaNコンタクト層103、n型AlGaNク
ラッド層104、InGaN−MQW活性層105、p
型AlGaNクラッド層106、p型GaNコンタクト
層107が順に積層されており、また、絶縁膜108が
SiO2絶縁膜として形成され、p側オーミック電極1
09がNi/Auで形成され、n側オーミック電極11
0がTi/Al/Auで形成され、p側ボンディング用
配線電極がTi/Al/Auで形成されている。また、
図1において、p側ボンディング用配線電極111およ
びn側オーミック電極110上には、Auワイヤー11
2がワイヤーボンディングにより形成されている。な
お、上記スラッシュ“/”は、下地の層に対して、最初
に、スラッシュ“/”の左側の材料を蒸着し、次いで、
スラッシュ“/”の右側の材料を蒸着することを意味し
ている。例えば、Ni/Auは、下地の層に対して最初
にNiを蒸着し、次にNiの上にAuを重ねて蒸着する
ことを意味している。
【0019】図1の半導体レーザ装置では、図示してい
ない駆動回路からAuワイヤー112を通してp側オー
ミック電極111とn側オーミック電極110に電流が
通電される。電流はSiO2絶縁膜108によって幅1
0μmのストライプ状領域に制限されてGaN系半導体
積層構造に注入される。注入されたキャリアはInGa
N−MQW活性層105で発光再結合して波長約400
nmの光を発し、素子の両端面の反射鏡で共振して図1
中の矢印の方向Rにレーザ光が出射される。
【0020】一般に、SiO2等の絶縁性酸化膜108
上に形成されたTiまたはAlは、絶縁性酸化膜108
との界面に酸化物層を形成するため、絶縁性酸化膜10
8とTiまたはAlとの接着力が非常に強くなる。従っ
て、TiまたはAlは絶縁性酸化膜と電極金属との密着
層としての働きをする。一方、TiまたはAlをp型G
aN層上に直接形成した場合には、接触抵抗が高くな
り、良好なオーミック接触が得られなくなる。そこで図
1の半導体レーザ装置では、絶縁膜108で被覆されて
いないストライプ状のp型GaNコンタクト層107上
に、Ni/Au等のp側オーミック電極109を形成
し、さらにp側オーミック電極109および絶縁膜10
8上にTiまたはAlと金属との積層構造、あるいはT
iまたはAlを含む合金からなる配線電極を形成してい
る。これにより、p側電極109について良好なオーミ
ック接触が得られ、かつp側電極109のボンディング
を絶縁膜108上の配線電極上に行っても、絶縁膜10
8から電極金属が剥がれることが防止できる。
【0021】また、Ti,Alはn型GaNに対して良
好なオーミック接触が得られることが知られており、n
側オーミック電極として使用することもできる。そこ
で、図1の半導体レーザ装置では、n側オーミック電極
110の形成をp側ボンディング用配線電極111と同
じ金属材料でp側ボンディング用配線電極111の形成
と同時に行なっている。従って、半導体レーザ素子の製
造工程において、電極蒸着工程はp側オーミック電極の
蒸着工程とn側オーミック電極およびp側ボンディング
用配線電極の蒸着工程の2回で行うことができ、従来の
半導体レーザの製造方法と比較して蒸着工程が増加する
ことがない。
【0022】n側オーミック電極110およびp側ボン
ディング用配線電極111の電極材料としては、例えば
Al,Ti/Al,Ti/Au,Ti/Al/Au等が
用いられる。特にTi/Al/Auは、n側オーミック
電極として低い接触抵抗が得られ、また表面がAuなの
でAuワイヤー112の接着強度が強くなり好ましい。
【0023】図2は、図1の半導体レーザ装置の具体的
な製造工程例を示す図である。図2の工程例では、ま
ず、図2(a)に示すように、絶縁性のサファイヤ基板1
01上に、AlNバッファ層102を200Åの膜厚、
Siドープn型GaNコンタクト層103を2μmの膜
厚、Siドープn型Al0.1Ga0.9Nクラッド層104
を0.5μmの膜厚、ノンドープIn0.15Ga0.85N/
GaN−MQW活性層105を0.5μmの膜厚、Mg
ドープp型Al0.1Ga0.9Nクラッド層106を0.5
μmの膜厚、Mgドープp型GaNコンタクト層107
を0.2μmの膜厚で、順にエピタキシャル成長させ
る。結晶成長方法としては有機金属気相成長法を用い
た。
【0024】次に、p型GaNコンタクト層107の表
面からn型GaNコンタクト層103に達するまでエッ
チングして、n側コンタクト領域を形成する(図2
(b))。その後、基板表面全体にSiO2絶縁膜108を
堆積させる(図2(c))。次に、フォトリソグラフィー技
術とエッチング技術を用いて、p型GaNコンタクト層
107上のSiO2絶縁膜108およびn型GaNコン
タクト層103上のSiO2絶縁膜108をストライプ
状に除去してストライプ窓201,202を形成する
(図2(d))。ここで、p型GaNコンタクト層107上
のストライプ窓201の幅は10μm、n型GaNコン
タクト層103上のストライプ窓202の幅は50μm
とした。そして、ストライプ窓201にNi/Auから
なるp側オーミック電極109を蒸着し、リフトオフ技
術を用いてパターンを形成する(図2(e))。
【0025】最後に、ストライプ窓202上にTi/A
l/Auからなるn側オーミック電極110を、またp
側オーミック電極109およびSiO2絶縁膜108上
にTi/Al/Auからなるp側ボンディング用配線電
極111を形成する(図2(f))。このとき、n側オーミ
ック電極110とp側ボンディング用配線電極111は
同じ材料からなっており、同時に蒸着して形成する。そ
れぞれの電極の分離はリフトオフ技術を用いて行った。
これにより、図1の半導体レーザ装置を作製できる。
【0026】このような半導体レーザ装置においては、
SiO2絶縁膜108で被覆されていないストライプ状
のp型GaNコンタクト層107上に、Ni/Auから
なるp側オーミック電極109が形成されており、さら
にp側オーミック電極109およびSiO2絶縁膜10
8上にTi/Al/Auからなるボンディング用配線電
極111が形成されており、Ni/Auはp型GaNに
対して良好なオーミック接触を得ることができる。そし
てNi/Au電極109と電気的に接続されたSiO2
絶縁膜108上のTi(ボンディング用配線電極111)
は、SiO2絶縁膜108との界面においては酸化チタ
ンとして形成されて、SiO2絶縁膜108とTi(ボン
ディング用配線電極111)との接着力が非常に強くな
る。従って、TiはSiO2絶縁膜108と電極金属と
の密着層としての働きをする。これにより、SiO2
縁膜108上の配線電極111にワイヤーボンディング
を行ったときに、SiO2絶縁膜から配線電極111が
剥がれるのを防止できる。そして、配線電極111表面
はAuになっており、Auワイヤー112との接着強度
が強くなっている。よって、ワイヤーボンディング時に
ボールが配線電極から剥がれにくくなっている。
【0027】また、Ti/Alはn型GaNに対して良
好なオーミック接触が得られ、接触抵抗が低い材料系で
ある。そこで、n側オーミック電極110の形成をp側
ボンディング用配線電極111と同じTi/Al/Au
で同時に形成している。従って、半導体レーザ素子の製
造工程において、電極蒸着工程はp側オーミック電極1
09の蒸着工程とn側オーミック電極110およびp側
ボンディング用配線電極111の蒸着工程との2回で行
うことができ、従来の半導体レーザの製造方法と比較し
て蒸着工程が増加することがない。
【0028】図3は本発明に係る半導体レーザ装置の他
の構成例を示す図である。なお、図3において、図1と
対応する箇所には同じ符号を付している。図3の半導体
レーザ装置は、第1の作製方法として、絶縁性の基板1
01上に、少なくとも、n型GaNコンタクト層10
3,n型AlxGa1-xNクラッド層104(0<x≦
1)、n型またはp型またはノンドープInyGa1-y
活性層105(0≦y≦1),p型AlxGa1-xNクラッ
ド層106,p型GaNコンタクト層107を含む積層
構造をエピタキシャル成長し、積層構造の一部を表面か
らn型GaNコンタクト層103に達するまでほぼ垂直
にエッチングして除去して、n側オーミック電極を形成
する領域と電極分離溝301を形成し、p型GaNコン
タクト層107表面およびエッチングで除去して表面が
露出したn型コンタクト層103表面のストライプ状領
域を除いて積層構造表面に絶縁膜108を被覆し、絶縁
膜108で被覆されていないストライプ状のp型GaN
コンタクト層107表面にp側オーミック電極109を
形成し、絶縁膜108で被覆されていないストライプ状
のn型コンタクト層103表面に形成されるべきn側オ
ーミック電極110とp側電極109および絶縁膜10
8上に形成されるべきp側ボンディング用の配線電極1
11とを同時に形成するときに、p側オーミック電極と
n側オーミック電極とを短絡させないように、Tiまた
はAlと金属との積層構造、あるいはTiまたはAlを
含む合金からなる電極を、基板に対して垂直方向から所
定角度傾いた方向から蒸着することで、作製されるよう
になっている。
【0029】この第1の作製方法で作製される半導体レ
ーザ装置は、図1の半導体レーザ装置に対し、積層構造
の表面からn型GaNコンタクト層103に達するまで
ほぼ垂直にエッチングしてn側オーミック電極を形成す
る領域と電極分離溝301を形成し、n側オーミック電
極110およびp側ボンディング用の配線電極111を
形成するときに、TiまたはAlと金属との積層構造、
あるいはTiまたはAlを含む合金からなる電極をp側
オーミック電極からn側オーミック電極方向に傾いた斜
め方向から蒸着している点で異なり、そのため、レジス
トマスクを形成せずに全面にTiまたはAlと金属との
積層構造あるいはTiまたはAlを含む合金からなる電
極を蒸着しても、蒸着方向と反対側のメサ側面には電極
が蒸着されなくなる。これにより、n側オーミック電極
110とp側ボンディング用配線電極111とを電気的
に分離できる。従って、リフトオフ工程を使わずに電極
配線パターンを形成することができ、製造が容易とな
る。
【0030】あるいは、図3の半導体レーザ装置は、第
2の作製方法として、絶縁性の基板101上に、少なく
とも、n型GaNコンタクト層103,n型AlxGa
1-xNクラッド層104(0<x≦1)、n型またはp型
またはノンドープInyGa1-yN活性層105(0≦y
≦1),p型AlxGa1-xNクラッド層106,p型G
aNコンタクト層107を含む積層構造をエピタキシャ
ル成長し、積層構造の一部を表面からn型GaNコンタ
クト層103に達するまで、基板に対し垂直方向から所
定角度(θ)で傾いた斜め方向にドライエッチングして、
n側オーミック電極を形成する領域と電極分離溝301
を形成し、p型GaNコンタクト層107表面およびエ
ッチングで除去して表面が露出したn型コンタクト層1
03表面のストライプ状領域を除いて積層構造表面に絶
縁膜108を被覆し、絶縁膜108で被覆されていない
ストライプ状のp型GaNコンタクト層107表面にp
側オーミック電極109を形成し、絶縁膜108で被覆
されていないストライプ状のn型コンタクト層103表
面に形成されるべきn側オーミック電極110とp側電
極109および絶縁膜108上に形成されるべきp側ボ
ンディング用の配線電極111とを同時に形成するとき
に、TiまたはAlと金属との積層構造、あるいはTi
またはAlを含む合金からなる電極を、基板に対して垂
直方向から、あるいは、ドライエッチングの傾き方向と
逆方向に傾いた斜め方向(ドライエッチングの傾き方向
と垂直方向に対して反対側に傾いた方向(φ))から蒸着
することで、作製されるようになっている。
【0031】この第2の作製方法で作製される半導体レ
ーザ装置は、図1の半導体レーザ装置に対し、積層構造
の表面からn型GaNコンタクト層103に達するま
で、基板に対し垂直方向から所定角度(θ)で傾いた斜め
方向にドライエッチングして、n側オーミック電極を形
成する領域と電極分離溝301を形成し、n側オーミッ
ク電極110およびp側ボンディング用の配線電極11
1を形成するときに、TiまたはAlと金属との積層構
造あるいはTiまたはAlを含む合金からなる電極を、
基板に対して垂直方向から、あるいは、ドライエッチン
グの傾き方向と逆方向に傾いた斜め方向(φ)から蒸着し
ている点で異なっている。この場合も、前記第1の製造
方法と同様に、レジストマスクを形成せずに全面にTi
またはAlと金属との積層構造あるいはTiまたはAl
を含む合金からなる電極を蒸着したときに、逆テーパ状
にドライエッチングされたメサ側面でn側オーミック電
極110とp側ボンディング用配線電極111とを電気
的に分離できる。従って、リフトオフ工程を使わずに電
極配線パターンを形成することができ、製造が容易とな
る。
【0032】なお、図3の半導体レーザ装置では、例え
ば第2の作製方法によってこれを作製する場合、n側コ
ンタクト領域と電極分離溝301を形成するドライエッ
チングのときに、エッチング側面が基板に対して垂直の
方向から角度θ=約10度で傾くようにエッチングして
おり、またn側オーミック電極110およびp側ボンデ
ィング用配線電極111を蒸着するときに、基板に対し
て垂直の方向から角度φ=約30度で傾いた方向から蒸
着している。なお、角度θとφは、上記の角度に限定さ
れるものではなく、メサ側面で電極が切断されてn側オ
ーミック電極110とp側ボンディング用配線電極11
1が分離されていればよい。従って、ドライエッチング
を基板に対して垂直に行なってθ=0度とした場合で
も、電極蒸着する傾き角度φを例えば45度と大きくと
ることによって実現することができる。また、エッチン
グ側面の角度θを例えば45度と大きく設定した場合に
は、n側オーミック電極110およびp側ボンディング
用配線電極111の蒸着を基板に対して垂直の方向(φ
=0度)から行っても電極を分離することが可能であ
る。
【0033】図4は、図3の半導体レーザ装置の具体的
な製造工程例を示す図である。なお、図4の工程例は、
第2の作製方法により作製されるものとしている。図4
の工程例では、まず、図4(a)に示すように、絶縁性の
サファイヤ基板101上に、AlNバッファ層102を
200Åの膜厚、Siドープn型GaNコンタクト層1
03を2μmの膜厚、Siドープn型Al0.1Ga0.9
クラッド層104を0.5μmの膜厚、ノンドープIn
0.15Ga0.85N/GaN−MQW活性層105を0.5
μmの膜厚、Mgドープp型Al0.1Ga0.9Nクラッド
層106を0.5μmの膜厚、Mgドープp型GaNコ
ンタクト層107を0.2μmの膜厚で、順に有機金属
気相成長法でエピタキシャル成長させる。
【0034】次に、p型GaNコンタクト層107の表
面からn型GaNコンタクト層103に達するまでエッ
チングして、n側コンタクト領域と電極分離溝301を
同時に形成する(図4(b))。ここで、エッチングは反応
性イオンビームエッチング法を用いており、基板をイオ
ンビームに垂直方向から所定角度θで傾けて保持するこ
とにより、エッチング側面が基板に対して垂直方向から
角度θで傾いた形状でエッチングされる。図4の例で
は、この傾き角度θは約10度とした。次に、基板表面
全体にSiO2絶縁膜108をプラズマCVD法で堆積
させる(図4(c))。プラズマCVD法を用いることによ
って、角度θで斜めにエッチングされた側面もSiO2
絶縁膜108で被覆される。そして、フォトリソグラフ
ィー技術とエッチング技術を用いて、p型GaNコンタ
クト層107上のSiO2絶縁膜108およびn型Ga
Nコンタクト層103上のSiO2絶縁膜108をスト
ライプ状に除去してストライプ窓201,202を形成
する(図4(d))。次に、ストライプ窓201にNi/A
uからなるp側オーミック電極109を蒸着し、リフト
オフ技術を用いてパターン形成する(図4(e))。
【0035】最後に、ストライプ窓202上にTi/A
l/Auからなるn側オーミック電極110を、またp
側オーミック電極109およびSiO2絶縁膜上にTi
/Al/Auからなるp側ボンディング用配線電極11
1を同時に形成する(図4(f))。このとき、基板をドラ
イエッチング時と逆方向に傾けて、基板に対して垂直方
向からφ=約30度の方向で蒸着を行った。これによ
り、蒸着方向と反対側のメサ側面は影になって電極が蒸
着されなくなるため、n側オーミック電極110とp側
ボンディング用配線電極111が分離される。従って、
リフトオフ工程を使わずに蒸着だけで電極配線パターン
を形成することができるため、図2に示した製造工程と
比較して製造が容易となる。
【0036】図5は、本発明に係る半導体レーザ装置の
他の構成例を示す図である。なお、図5において、図3
と対応する箇所には同じ符号を付している。
【0037】図5の半導体レーザ装置は、図3に示した
半導体レーザ装置(第1あるいは第2の作製方法で作製
される半導体装置)に対し、積層構造の表面(p型GaN
コンタクト層107の表面)からInGaN活性層(In
GaN−MQW活性層)105の上までエッチングして
リッジストライプ構造501を形成している点で、図3
に示した半導体レーザ装置と相違している。ここで、リ
ッジストライプ構造501のリッジの幅は3μmと狭く
なっており、このリッジストライプ構造501によっ
て、p側オーミック電極109から注入された電流がp
型GaNコンタクト層107およびp型AlGaNクラ
ッド層106中で横方向に広がることを抑制できる。従
って、図3に示した半導体レーザ装置と比較して、より
狭い幅で電流を活性層105に注入することが可能とな
り、閾電流を低減することが可能となる。
【0038】図5の半導体レーザ装置は、より具体的に
は、p型GaNコンタクト層107上にストライプ形状
のp側オーミック電極およびドライエッチング用メタル
マスクを形成し、ドライエッチング用メタルマスクを用
いてInGaN活性層105の上までエッチングしてリ
ッジ構造を形成することで、作製できる。
【0039】図6は、図5の半導体レーザ装置の具体的
な製造工程例を示す図である。図6の工程例では、先
ず、図6(a)に示すように、絶縁性のサファイア基板1
01上に、AlNバッファ層102を200Åの膜厚、
Siドープn型GaNコンタクト層103を2μmの膜
厚、Siドープn型Al0.1Ga0.9Nクラッド層104
を0.5μmの膜厚、ノンドープIn0.15Ga0.85N/
GaN−MQW活性層105を0.5μmの膜厚、Mg
ドープp型Al0.1Ga0.9Nクラッド層106を0.5
μmの膜厚、Mgドープp型GaNコンタクト層107
を0.2μmの膜厚で、順に有機金属気相成長法でエピ
タキシャル成長させる。
【0040】次に、Ni/Auからなるp側オーミック
電極109とCrからなるエッチング用メタルマスク6
01を蒸着し、リフトオフ技術を用いて幅3μmのスト
ライプパターン形成する(図6(b))。続いて、上記メタ
ルマスク601を用いて、p型GaNコンタクト層10
7の表面からInGaN−MQW活性層105の上まで
エッチングして、リッジストライプ構造501を形成す
る(図6(c))。次に、メタルマスク601を除去した後
に、反応性イオンビームエッチング法を用いて、積層構
造表面からn型GaNコンタクト層103に達するまで
ドライエッチングして、n側コンタクト領域と電極分離
溝301を形成する(図6(d))。このとき、基板を垂直
方向から所定角度傾けて保持することにより(基板をイ
オンビームに対して所定角度傾けて保持することによ
り)、エッチング側面が基板に対して垂直方向から約1
0度傾いた形状でエッチングしている。次に、基板表面
全体にSiO2絶縁膜108を堆積させ、フォトリソグ
ラフィー技術とエッチング技術を用いて、リッジストラ
イプ501上のSiO2絶縁膜108を除去し、また、
n型GaNコンタクト層103上のSiO2絶縁膜10
8をストライプ状に除去してストライプ窓202を形成
する(図6(e))。
【0041】最後に、ストライプ窓202上にTi/A
l/Auからなるn側オーミック電極110を、またp
側オーミック電極109およびSiO2絶縁膜108上
にTi/Al/Auからなるp側ボンディング用配線電
極111を同時に形成する(図6(f))。このとき、基板
をドライエッチング時と逆方向に傾けて、約30度の方
向から蒸着を行うことにより、n側オーミック電極11
0とp側ボンディング用配線電極111が分離される。
【0042】このように、図5の半導体レーザ装置の作
製工程(図6の作製工程)は、n型GaNコンタクト層1
03に達するまで基板に垂直方向から傾いた斜め方向に
ドライエッチングしてn側オーミック電極を形成する領
域と電極分離溝301を形成する図4の工程に加えて、
積層構造の表面からInGaN活性層105の上までエ
ッチングしてリッジ構造501を形成する点で、図4の
工程と異なっており、このようにして作製された図5の
半導体レーザ装置は、リッジ構造501によって、p側
オーミック電極から注入された電流がp型GaNコンタ
クト層およびp型AlGaNクラッド層中で横方向に広
がることを抑制し、より狭い幅で電流を活性層に注入す
ることができる。これによって、半導体レーザの閾電流
を低減することができる。
【0043】特に、図6の作製工程例では、InGaN
活性層105の上までドライエッチングしてリッジ構造
501を形成するときのドライエッチング用メタルマス
ク601とp側オーミック電極109とをp型GaNコ
ンタクト層107上に蒸着して、ドライエッチング用メ
タルマスク601とp側オーミック電極109を同時に
ストライプパターンに形成しており、これにより、リッ
ジ構造501のストライプとp側オーミック電極109
のストライプを自己整合プロセスで形成できるため、リ
ッジ構造のストライプ幅を5μm以下と狭くした場合で
も(例えば3μmと狭くても)、リッジ頂上部のp型Ga
Nコンタクト層107上に形成されるp側オーミック電
極109の位置ずれの発生を防止することができる。従
って、リッジ構造501のストライプ幅をより狭く形成
でき(狭いリッジストライプ構造501を安定して形成
することが可能となり)、半導体レーザ素子の閾電流を
より一層低減することが可能となる。
【0044】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1,請求
項6記載の発明によれば、絶縁膜で被覆されていないス
トライプ状のp型GaNコンタクト層上にp側オーミッ
ク電極を形成し、さらにp側オーミック電極および絶縁
膜上にTiまたはAlと金属との積層構造あるいはTi
またはAlを含む合金からなる配線電極を形成している
ため、p側電極のボンディングを絶縁膜上の配線電極上
に行なうときに絶縁膜から電極金属が剥がれることを防
止できる。また、n側オーミック電極の形成をp側ボン
ディング用配線電極と同じ金属材料で同時に形成するこ
とができ、2回の電極蒸着工程で半導体レーザ装置を製
造することができる。
【0045】また、請求項2,請求項7記載の発明によ
れば、n側オーミック電極およびp側ボンディング用の
配線電極を形成するときに、p側オーミック電極とn側
オーミック電極とを短絡させないように、基板に対して
垂直方向から所定角度傾いた方向から蒸着することによ
って、全面にTiまたはAlと金属との積層構造あるい
はTiまたはAlを含む合金からなる電極を蒸着して
も、n側オーミック電極とp側ボンディング用配線電極
とを電気的に分離できる。従って、リフトオフ工程を使
わずに電極配線パターンを形成することができ、製造が
容易となる。
【0046】また、請求項3,請求項8記載の発明によ
れば、積層構造の表面からn型GaNコンタクト層に達
するまで、基板に対して垂直方向から所定の角度で傾い
た斜め方向にドライエッチングしてn側オーミック電極
を形成する領域と電極分離溝を形成することにより、T
iまたはAlと金属との積層構造あるいはTiまたはA
lを含む合金からなる電極を蒸着したときに、逆テーパ
状にドライエッチングされたメサ側面でn側オーミック
電極とp側ボンディング用配線電極とを電気的に分離で
きる。従って、リフトオフ工程を使わずに電極配線パタ
ーンを形成することができ、製造が容易となる。
【0047】また、請求項4,請求項9記載の発明によ
れば、さらに、積層構造の表面からInGaN活性層の
上までエッチングしてリッジ構造を形成しているため、
p側オーミック電極から注入された電流がp型GaNコ
ンタクト層およびp型AlGaNクラッド層中で横方向
に広がることを抑制し、半導体レーザの閾電流をより低
減することができる。
【0048】また、請求項5記載の発明によれば、さら
に、InGaN活性層の上までドライエッチングしてリ
ッジ構造を形成するときのドライエッチング用メタルマ
スクをp側オーミック電極の上に同時に形成することに
よって、リッジ構造のストライプ幅を5μm以下と狭く
した場合でもリッジ頂上部のp型GaNコンタクト層上
に形成するp側オーミック電極の位置ずれの発生を防止
することができる。従って、リッジストライプ幅をより
狭く形成でき、半導体レーザ素子の閾電流をより一層低
減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体レーザ装置の構成例を示す
図である。
【図2】図1の半導体レーザ装置の製造工程例を示す図
である。
【図3】本発明に係る半導体レーザ装置の他の構成例を
示す図である。
【図4】図3の半導体レーザ装置の製造工程例を示す図
である。
【図5】本発明に係る半導体レーザ装置の他の構成例を
示す図である。
【図6】図5の半導体レーザ装置の製造工程例を示す図
である。
【図7】従来の半導体レーザ装置の構成例を示す図であ
る。
【図8】従来の半導体レーザ装置の構成例を示す図であ
る。
【図9】従来の半導体レーザ装置の構成例を示す図であ
る。
【符号の説明】
101 サファイア基板 102 バッファ層 103 n型GaNコンタクト層 104 n型AlGaNクラッド層 105 InGaN活性層 106 p型AlGaNクラッド層 107 p型GaNコンタクト層 108 SiO2絶縁膜 109 p側オーミック電極 110 n側オーミック電極 112 Auワイヤー 201 p側コンタクト用ストライプ窓 202 n側コンタクト用ストライプ窓 301 電極分離溝 501 リッジストライプ 601 ドライエッチング用メタルマスク

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性の基板上に、少なくとも、n型G
    aNコンタクト層,n型AlxGa1-xNクラッド層(0
    <x≦1)、n型またはp型またはノンドープInyGa
    1-yN活性層(0≦y≦1),p型AlxGa1-xNクラッ
    ド層,p型GaNコンタクト層を含む積層構造をエピタ
    キシャル成長し、積層構造の一部を表面からn型GaN
    コンタクト層に達するまでエッチングして除去し、p型
    GaNコンタクト層表面およびエッチングで除去して表
    面が露出したn型コンタクト層表面のストライプ状領域
    を除いて積層構造表面に絶縁膜を被覆し、絶縁膜で被覆
    されていないストライプ状のp型GaNコンタクト層表
    面にp側オーミック電極を形成し、絶縁膜で被覆されて
    いないストライプ状のn型コンタクト層表面に形成され
    るべきn側オーミック電極とp側電極および絶縁膜上に
    形成されるべきp側ボンディング用の配線電極とを、T
    iまたはAlと金属との積層構造、あるいはTiまたは
    Alを含む合金からなる電極で同時に形成することを特
    徴とする半導体レーザ装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 絶縁性の基板上に、少なくとも、n型G
    aNコンタクト層,n型AlxGa1-xNクラッド層(0
    <x≦1)、n型またはp型またはノンドープInyGa
    1-yN活性層(0≦y≦1),p型AlxGa1-xNクラッ
    ド層,p型GaNコンタクト層を含む積層構造をエピタ
    キシャル成長し、積層構造の一部を表面からn型GaN
    コンタクト層に達するまでほぼ垂直にエッチングして除
    去して、n側オーミック電極を形成する領域と電極分離
    溝を形成し、p型GaNコンタクト層表面およびエッチ
    ングで除去して表面が露出したn型コンタクト層表面の
    ストライプ状領域を除いて積層構造表面に絶縁膜を被覆
    し、絶縁膜で被覆されていないストライプ状のp型Ga
    Nコンタクト層表面にp側オーミック電極を形成し、絶
    縁膜で被覆されていないストライプ状のn型コンタクト
    層表面に形成されるべきn側オーミック電極とp側電極
    および絶縁膜上に形成されるべきp側ボンディング用の
    配線電極とを同時に形成するときに、p側オーミック電
    極とn側オーミック電極とを短絡させないように、Ti
    またはAlと金属との積層構造、あるいはTiまたはA
    lを含む合金からなる電極を、基板に対して垂直方向か
    ら所定角度傾いた方向から蒸着することを特徴とする半
    導体レーザ装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 絶縁性の基板上に、少なくとも、n型G
    aNコンタクト層,n型AlxGa1-xNクラッド層(0
    <x≦1)、n型またはp型またはノンドープInyGa
    1-yN活性層(0≦y≦1),p型AlxGa1-xNクラッ
    ド層,p型GaNコンタクト層を含む積層構造をエピタ
    キシャル成長し、積層構造の表面からn型GaNコンタ
    クト層に達するまで、基板に対し垂直方向から所定の角
    度で傾いた斜め方向にドライエッチングして、n側オー
    ミック電極を形成する領域と電極分離溝を形成し、p型
    GaNコンタクト層表面およびエッチングで除去して表
    面が露出したn型コンタクト層表面のストライプ状領域
    を除いて積層構造表面に絶縁膜を被覆し、絶縁膜で被覆
    されていないストライプ状のp型GaNコンタクト層表
    面にp側オーミック電極を形成し、絶縁膜で被覆されて
    いないストライプ状のn型コンタクト層表面に形成され
    るべきn側オーミック電極とp側電極および絶縁膜上に
    形成されるべきp側ボンディング用の配線電極とを同時
    に形成するときに、TiまたはAlと金属との積層構
    造、あるいはTiまたはAlを含む合金からなる電極
    を、基板に対して垂直方向から、あるいは、ドライエッ
    チングの傾き方向と逆方向に傾いた斜め方向から蒸着す
    ることを特徴とする半導体レーザ装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3記載の半導体レ
    ーザ装置の製造方法において、さらに、積層構造の表面
    からInGaN活性層の上までエッチングしてリッジ構
    造を形成することを特徴とする半導体レーザ装置の製造
    方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の半導体レーザ装置の製造
    方法において、p型GaNコンタクト層上にストライプ
    形状のp側オーミック電極およびドライエッチング用メ
    タルマスクを形成し、上記ドライエッチング用メタルマ
    スクを用いてInGaN活性層の上までエッチングして
    リッジ構造を形成することを特徴とする半導体レーザ装
    置の製造方法。
  6. 【請求項6】 絶縁性の基板上に、少なくとも、n型G
    aNコンタクト層,n型AlxGa1-xNクラッド層(0
    <x≦1)、n型またはp型またはノンドープInyGa
    1-yN活性層(0≦y≦1),p型AlxGa1-xNクラッ
    ド層,p型GaNコンタクト層を含む積層構造をエピタ
    キシャル成長し、積層構造の一部を表面からn型GaN
    コンタクト層に達するまでエッチングして除去し、p型
    GaNコンタクト層表面およびエッチングで除去して表
    面が露出したn型コンタクト層表面のストライプ状領域
    を除いて積層構造表面に絶縁膜を被覆し、絶縁膜で被覆
    されていないストライプ状のp型GaNコンタクト層表
    面にp側オーミック電極が形成され、絶縁膜で被覆され
    ていないストライプ状のn型コンタクト層表面に形成さ
    れるべきn側オーミック電極とp側電極および絶縁膜上
    に形成されるべきp側ボンディング用の配線電極とが、
    TiまたはAlと金属との積層構造、あるいはTiまた
    はAlを含む合金からなる電極で同時に形成されている
    ことを特徴とする半導体レーザ装置。
  7. 【請求項7】 絶縁性の基板上に、少なくとも、n型G
    aNコンタクト層,n型AlxGa1-xNクラッド層(0
    <x≦1)、n型またはp型またはノンドープInyGa
    1-yN活性層(0≦y≦1),p型AlxGa1-xNクラッ
    ド層,p型GaNコンタクト層を含む積層構造をエピタ
    キシャル成長し、積層構造の一部を表面からn型GaN
    コンタクト層に達するまでほぼ垂直にエッチングして除
    去して、n側オーミック電極を形成する領域と電極分離
    溝を形成し、p型GaNコンタクト層表面およびエッチ
    ングで除去して表面が露出したn型コンタクト層表面の
    ストライプ状領域を除いて積層構造表面に絶縁膜を被覆
    し、絶縁膜で被覆されていないストライプ状のp型Ga
    Nコンタクト層表面にp側オーミック電極が形成されて
    おり、p側オーミック電極とn側オーミック電極とを短
    絡させないように、TiまたはAlと金属との積層構
    造、あるいはTiまたはAlを含む合金からなる電極
    を、基板に対して垂直方向から所定角度傾いた方向から
    蒸着して、絶縁膜で被覆されていないストライプ状のn
    型コンタクト層表面にn側オーミック電極が形成され、
    p側電極および絶縁膜上にp側ボンディング用の配線電
    極が形成されていることを特徴とする半導体レーザ装
    置。
  8. 【請求項8】 絶縁性の基板上に、少なくとも、n型G
    aNコンタクト層,n型AlxGa1-xNクラッド層(0
    <x≦1)、n型またはp型またはノンドープInyGa
    1-yN活性層(0≦y≦1),p型AlxGa1-xNクラッ
    ド層,p型GaNコンタクト層を含む積層構造をエピタ
    キシャル成長し、積層構造の表面からn型GaNコンタ
    クト層に達するまで、基板に対し垂直方向から所定の角
    度で傾いた斜め方向にドライエッチングして、n側オー
    ミック電極を形成する領域と電極分離溝を形成し、p型
    GaNコンタクト層表面およびエッチングで除去して表
    面が露出したn型コンタクト層表面のストライプ状領域
    を除いて積層構造表面に絶縁膜を被覆し、絶縁膜で被覆
    されていないストライプ状のp型GaNコンタクト層表
    面にp側オーミック電極が形成されており、Tiまたは
    Alと金属との積層構造、あるいはTiまたはAlを含
    む合金からなる電極を、基板に対して垂直方向から、あ
    るいは、ドライエッチングの傾き方向と逆方向に傾いた
    斜め方向から蒸着して、絶縁膜で被覆されていないスト
    ライプ状のn型コンタクト層表面にn側オーミック電極
    が形成され、p側電極および絶縁膜上にp側ボンディン
    グ用の配線電極が形成されていることを特徴とする半導
    体レーザ装置。
  9. 【請求項9】 請求項7または請求項8記載の半導体レ
    ーザ装置において、さらに、積層構造の表面からInG
    aN活性層の上までエッチングしてリッジ構造が形成さ
    れていることを特徴とする半導体レーザ装置。
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