JPH11174484A - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
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- JPH11174484A JPH11174484A JP9336211A JP33621197A JPH11174484A JP H11174484 A JPH11174484 A JP H11174484A JP 9336211 A JP9336211 A JP 9336211A JP 33621197 A JP33621197 A JP 33621197A JP H11174484 A JPH11174484 A JP H11174484A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 導電ペーストのサイズ管理を容易にできる液
晶表示装置を提供する。 【解決手段】 カラーフィルター上の形成された透明電
極と、ＴＦＴが形成されたガラス基板１３上の電極部１
８との電気的接続抵抗の安定化を図るため、導電ペース
トの直径サイズをより簡単に管理できるように、電極部
１８に導電ペーストの直径サイズを読みとるためのサイ
ズ表示パターン２１を形成した。さらに、サイズ表示パ
ターンを電極部の構成を複数の電極層で形成し、電気抵
抗を下げると同時に導電ペーストを前記パターンが形成
された電極上に配置することにより、導電ペーストとの
接続抵抗を低くすると同時に導電ペーストの直径サイズ
も読みとり可能にした。これにより、クロストークを改
善できて高品位な液晶表示装置を提供できる。
晶表示装置を提供する。 【解決手段】 カラーフィルター上の形成された透明電
極と、ＴＦＴが形成されたガラス基板１３上の電極部１
８との電気的接続抵抗の安定化を図るため、導電ペース
トの直径サイズをより簡単に管理できるように、電極部
１８に導電ペーストの直径サイズを読みとるためのサイ
ズ表示パターン２１を形成した。さらに、サイズ表示パ
ターンを電極部の構成を複数の電極層で形成し、電気抵
抗を下げると同時に導電ペーストを前記パターンが形成
された電極上に配置することにより、導電ペーストとの
接続抵抗を低くすると同時に導電ペーストの直径サイズ
も読みとり可能にした。これにより、クロストークを改
善できて高品位な液晶表示装置を提供できる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は薄膜トランジスタ
（ＴＦＴ）を用いた液晶表示装置に関するものである。
（ＴＦＴ）を用いた液晶表示装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、微細加工技術と液晶材料の進歩に
より、液晶パネルを用いたテレビ画像表示装置が商用ベ
ースで提供されている。その方式としては、画像毎にス
イッチング素子を内蔵させた、いわゆるアクティブマト
リックス方式が高コントラスト、高解像度等の利点を有
することから主流になっている。
より、液晶パネルを用いたテレビ画像表示装置が商用ベ
ースで提供されている。その方式としては、画像毎にス
イッチング素子を内蔵させた、いわゆるアクティブマト
リックス方式が高コントラスト、高解像度等の利点を有
することから主流になっている。
【０００３】図３はアクティブマトリックス型の液晶パ
ネルの等価回路で、走査電極１と信号電極２との交差点
毎に、例えば電界効果型の薄膜トランジスタ（以下、Ｔ
ＦＴと呼ぶ）のスイッチング素子３と、液晶セル４が配
置されている。５は全ての液晶セル４に共通した透明電
極層よりなる対向電極である。
ネルの等価回路で、走査電極１と信号電極２との交差点
毎に、例えば電界効果型の薄膜トランジスタ（以下、Ｔ
ＦＴと呼ぶ）のスイッチング素子３と、液晶セル４が配
置されている。５は全ての液晶セル４に共通した透明電
極層よりなる対向電極である。
【０００４】図４は一般的なＴＦＴ方式のアレー単位画
素の平面配置図である。図４において、ガラス基板上
（図示せず）に透明電極（ＩＴＯ）からなる画素電極６
が形成され、走査線とＴＦＴのゲートを兼ねる走査電極
１が形成され、薄膜トランジスター部として、第１絶縁
層７（ＳｉＮｘ）、非晶質シリコン（Ｓｉ）層８、更に
第２絶縁層９（ＳｉＮｘ）からなるＴＦＴ部が形成され
る。次に、第１の絶縁層７、非晶質シリコン層８、並び
に第２の絶縁層９を介して信号電極２、ドレン電極１０
が同一面上に形成され、ドレン電極１０は画素電極６と
コンタクト部１１を介して電気的に導通が図られる。
素の平面配置図である。図４において、ガラス基板上
（図示せず）に透明電極（ＩＴＯ）からなる画素電極６
が形成され、走査線とＴＦＴのゲートを兼ねる走査電極
１が形成され、薄膜トランジスター部として、第１絶縁
層７（ＳｉＮｘ）、非晶質シリコン（Ｓｉ）層８、更に
第２絶縁層９（ＳｉＮｘ）からなるＴＦＴ部が形成され
る。次に、第１の絶縁層７、非晶質シリコン層８、並び
に第２の絶縁層９を介して信号電極２、ドレン電極１０
が同一面上に形成され、ドレン電極１０は画素電極６と
コンタクト部１１を介して電気的に導通が図られる。
【０００５】図５は液晶表示装置の外周部の断面図であ
る。図６は前記外周部の配線部が形成されるガラス基板
の平面図である。図５において、ガラス基板１２には画
像表示部にＴＦＴ（図示せず）、並びに基板周辺部に配
線部が形成され、ガラス基板１２とは数ミクロンのギャ
ップをもたせて、カラーフィルター１３（赤、青、緑）
とカラーフィルター１３上に透明電極１４とが形成され
た対向ガラス基板１５がシール材１６によって接着され
る。１７は液晶層であり、カラーフィルター１３上に形
成された透明電極１４はＴＦＴが形成されたガラス基板
１２上に形成された電極部１８に導電性ペースト１９に
よって電気的な接続がされ、電極部１８から所定の駆動
電圧が供給される。電極部１８は、図６に示すように、
ガラス基板１２上に金属膜、もしくは透明電極によって
ＴＦＴ配線と同時に導電ペースト１９の接続部（電極部
１８）が形成される。電極部１８は端子部２０の一部に
接続され、この端子部２０に外部から信号が入力され
る。
る。図６は前記外周部の配線部が形成されるガラス基板
の平面図である。図５において、ガラス基板１２には画
像表示部にＴＦＴ（図示せず）、並びに基板周辺部に配
線部が形成され、ガラス基板１２とは数ミクロンのギャ
ップをもたせて、カラーフィルター１３（赤、青、緑）
とカラーフィルター１３上に透明電極１４とが形成され
た対向ガラス基板１５がシール材１６によって接着され
る。１７は液晶層であり、カラーフィルター１３上に形
成された透明電極１４はＴＦＴが形成されたガラス基板
１２上に形成された電極部１８に導電性ペースト１９に
よって電気的な接続がされ、電極部１８から所定の駆動
電圧が供給される。電極部１８は、図６に示すように、
ガラス基板１２上に金属膜、もしくは透明電極によって
ＴＦＴ配線と同時に導電ペースト１９の接続部（電極部
１８）が形成される。電極部１８は端子部２０の一部に
接続され、この端子部２０に外部から信号が入力され
る。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の液晶表示装置においては、液晶表示装置を画像表示さ
せた際に、クロストークを生じるという課題がある。ク
ロストークは、例えば白黒パターン画像を表示した際
に、パターンエッジから尾引き現象として発生して画質
を著しく悪化させる。このクロストークの原因として、
カラーフィルター１３上に形成した透明電極１４との電
気的接続抵抗の大小が大きく影響する。特にカラーフィ
ルター１３上に形成した透明電極１４とＴＦＴが形成さ
れたガラス基板１２上の電極部１８との電気的接続に導
電ペースト１９を使用することから、導電ペースト１９
の製造時のバラツキに伴う直径サイズの変化が最も影響
する。従来、この導電ペースト１９の直径サイズの管理
は顕微鏡等によって寸法測定することが通常であり、こ
の結果、製造時の工数増加を招き、この工数増加が大き
な課題となっていた。
の液晶表示装置においては、液晶表示装置を画像表示さ
せた際に、クロストークを生じるという課題がある。ク
ロストークは、例えば白黒パターン画像を表示した際
に、パターンエッジから尾引き現象として発生して画質
を著しく悪化させる。このクロストークの原因として、
カラーフィルター１３上に形成した透明電極１４との電
気的接続抵抗の大小が大きく影響する。特にカラーフィ
ルター１３上に形成した透明電極１４とＴＦＴが形成さ
れたガラス基板１２上の電極部１８との電気的接続に導
電ペースト１９を使用することから、導電ペースト１９
の製造時のバラツキに伴う直径サイズの変化が最も影響
する。従来、この導電ペースト１９の直径サイズの管理
は顕微鏡等によって寸法測定することが通常であり、こ
の結果、製造時の工数増加を招き、この工数増加が大き
な課題となっていた。
【０００７】本発明は上記課題に鑑み、導電ペーストの
サイズ管理を容易にできる液晶表示装置を提供すること
を目的とするものである。
サイズ管理を容易にできる液晶表示装置を提供すること
を目的とするものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の液晶表示装置は、基板上に、この基板に対向
するカラーフィルター側の透明電極に対して電気的導通
を取るための電極部が設けられ、この電極部と前記透明
電極とは導電性ペーストにより電気的に接続され、前記
電極部には前記導電ペーストのサイズを読み込むことを
可能とするサイズ表示パターンを設けてなるものであ
り、この液晶表示装置によれば、導電ペーストのサイズ
管理を容易にできる。
に本発明の液晶表示装置は、基板上に、この基板に対向
するカラーフィルター側の透明電極に対して電気的導通
を取るための電極部が設けられ、この電極部と前記透明
電極とは導電性ペーストにより電気的に接続され、前記
電極部には前記導電ペーストのサイズを読み込むことを
可能とするサイズ表示パターンを設けてなるものであ
り、この液晶表示装置によれば、導電ペーストのサイズ
管理を容易にできる。
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１記載の発明は、
基板上に、この基板に対向するカラーフィルター側の透
明電極に対して電気的導通を取るための電極部が設けら
れ、この電極部と前記透明電極とは導電性ペーストによ
り電気的に接続され、前記電極部には前記導電ペースト
のサイズを読み込むことを可能とするサイズ表示パター
ンを設けてなることを特徴とするものである。
基板上に、この基板に対向するカラーフィルター側の透
明電極に対して電気的導通を取るための電極部が設けら
れ、この電極部と前記透明電極とは導電性ペーストによ
り電気的に接続され、前記電極部には前記導電ペースト
のサイズを読み込むことを可能とするサイズ表示パター
ンを設けてなることを特徴とするものである。
【００１０】この構成により、電極部のサイズ表示パタ
ーン上に導電ペーストを設けた際に、導電ペーストの直
径サイズをより簡単に読み込むことができるので、製造
時の工数を大幅に増加させたりすることなく、導電ペー
ストの直径サイズの管理も容易にでき、カラーフィルタ
ー上の形成された透明電極と、ＴＦＴが形成されたガラ
ス基板上の電極部との電気的接続抵抗の安定化を図るこ
とができる。
ーン上に導電ペーストを設けた際に、導電ペーストの直
径サイズをより簡単に読み込むことができるので、製造
時の工数を大幅に増加させたりすることなく、導電ペー
ストの直径サイズの管理も容易にでき、カラーフィルタ
ー上の形成された透明電極と、ＴＦＴが形成されたガラ
ス基板上の電極部との電気的接続抵抗の安定化を図るこ
とができる。
【００１１】また、請求項２記載の発明は、請求項１記
載の液晶表示装置において、カラーフィルター側の透明
電極に対して電気的導通を取るための電極部は１層の電
極で形成されているものである。
載の液晶表示装置において、カラーフィルター側の透明
電極に対して電気的導通を取るための電極部は１層の電
極で形成されているものである。
【００１２】また、請求項３記載の発明は、請求項１記
載の液晶表示装置において、カラーフィルター側の透明
電極に対して電気的導通を取るための電極部は複数層の
電極で構成され、これら複数層の電極はお互いに電気的
接続がされ、前記複数の少なくともいずれかの電極に導
電ペーストのサイズを読み込むためのサイズ表示パター
ンを設けてなるものである。
載の液晶表示装置において、カラーフィルター側の透明
電極に対して電気的導通を取るための電極部は複数層の
電極で構成され、これら複数層の電極はお互いに電気的
接続がされ、前記複数の少なくともいずれかの電極に導
電ペーストのサイズを読み込むためのサイズ表示パター
ンを設けてなるものである。
【００１３】この構成により、導電ペーストとの接続抵
抗を低くすることもできながら、導電ペーストの直径サ
イズも読みとり可能となって容易に管理でき、画像表示
した際のクロストーク発生を低減することができる。
抗を低くすることもできながら、導電ペーストの直径サ
イズも読みとり可能となって容易に管理でき、画像表示
した際のクロストーク発生を低減することができる。
【００１４】また、請求項４記載の発明は、請求項１〜
３の何れかに記載の液晶表示装置において、電極部に設
けられているサイズ表示パターンは、一定間隔毎に目盛
り部が形成された構成であるものである。
３の何れかに記載の液晶表示装置において、電極部に設
けられているサイズ表示パターンは、一定間隔毎に目盛
り部が形成された構成であるものである。
【００１５】この構成により、サイズ表示パターンの目
盛り部により、導電ペーストの直径サイズを簡単に読み
込むことができる。また、請求項５記載の発明は、請求
項１〜４の何れかに記載の液晶表示装置において、カラ
ーフィルタ側の透明電極と電極部との電気的接続をする
ための導電ペーストは、前記電極部に形成したサイズ表
示パターン上に設けられることを特徴とするものであ
る。
盛り部により、導電ペーストの直径サイズを簡単に読み
込むことができる。また、請求項５記載の発明は、請求
項１〜４の何れかに記載の液晶表示装置において、カラ
ーフィルタ側の透明電極と電極部との電気的接続をする
ための導電ペーストは、前記電極部に形成したサイズ表
示パターン上に設けられることを特徴とするものであ
る。
【００１６】図１は本発明の第１の実施の形態にかかる
液晶表示装置の導電ペーストによって接続されるＴＦＴ
が形成されたガラス基板の電極部を示すパターン平面図
である。なお、従来のものと同機能のものには同符号を
付してその説明は省略する。
液晶表示装置の導電ペーストによって接続されるＴＦＴ
が形成されたガラス基板の電極部を示すパターン平面図
である。なお、従来のものと同機能のものには同符号を
付してその説明は省略する。
【００１７】まず、図１は、図６に示した液晶表示装置
の外周部の導電ペースト１９が形成される電極部１８を
拡大したものである。カラーフィルター１３上の透明電
極１４に対して導電ペースト１９（図６参照）で接続さ
れる電極部１８は、ガラス基板１２上に金属膜、もしく
は透明電極によってフォトプロセスを用いて加工される
（図５参照）。ここで、電極部１８は、図６に示すよう
な単なる一面のベタ状電極で無く、図１に示すように、
中央部を中心として周辺に向かって一定間隔毎に十文字
に広がるように設けられてなる目盛り部２１ａにより位
置情報を容易に判別できるようなサイズ表示パターン２
１が形成されている。このサイズ表示パターン２１は、
例えば０．１ｍｍピッチ毎に間隔を開けたパターンとす
る。図示していないが十文字パターンは等間隔でピッチ
寸法を数字表示しても良い。更に十文字でなく、円形に
広がるパターンでも良い。
の外周部の導電ペースト１９が形成される電極部１８を
拡大したものである。カラーフィルター１３上の透明電
極１４に対して導電ペースト１９（図６参照）で接続さ
れる電極部１８は、ガラス基板１２上に金属膜、もしく
は透明電極によってフォトプロセスを用いて加工される
（図５参照）。ここで、電極部１８は、図６に示すよう
な単なる一面のベタ状電極で無く、図１に示すように、
中央部を中心として周辺に向かって一定間隔毎に十文字
に広がるように設けられてなる目盛り部２１ａにより位
置情報を容易に判別できるようなサイズ表示パターン２
１が形成されている。このサイズ表示パターン２１は、
例えば０．１ｍｍピッチ毎に間隔を開けたパターンとす
る。図示していないが十文字パターンは等間隔でピッチ
寸法を数字表示しても良い。更に十文字でなく、円形に
広がるパターンでも良い。
【００１８】このように導電ペースト１９が塗布される
電極部１８に寸法情報を持つサイズ表示パターン２１を
形成しておくことにより、電極部１８上（サイズ表示パ
ターン２１上）に導電ペースト１９が塗布された際に、
導電ペースト１９の直径サイズをサイズ表示パターン２
１を観察するだけで簡単に読みとれることから、導電ペ
ースト１９のサイズ管理を、特殊な顕微鏡等を用いたり
することなく、容易に管理することができる。
電極部１８に寸法情報を持つサイズ表示パターン２１を
形成しておくことにより、電極部１８上（サイズ表示パ
ターン２１上）に導電ペースト１９が塗布された際に、
導電ペースト１９の直径サイズをサイズ表示パターン２
１を観察するだけで簡単に読みとれることから、導電ペ
ースト１９のサイズ管理を、特殊な顕微鏡等を用いたり
することなく、容易に管理することができる。
【００１９】次に、図２は本発明の第２の実施の形態に
かかる液晶表示装置の導電ペーストによって接続される
ＴＦＴが形成されたガラス基板の電極部を示すパターン
平面図である。なお、従来のものや上記実施の形態と同
機能のものには同符号を付してその説明は省略する。
かかる液晶表示装置の導電ペーストによって接続される
ＴＦＴが形成されたガラス基板の電極部を示すパターン
平面図である。なお、従来のものや上記実施の形態と同
機能のものには同符号を付してその説明は省略する。
【００２０】図２は、図６に示した液晶表示装置の外周
部の導電ペースト１９が形成される電極部１８を拡大し
たものである。ＴＦＴが形成されるガラス基板１２に、
カラーフィルター１３上の透明電極１４に対して電気的
接続をするための電極部１８が透明電極を用いて形成さ
れている。電極部１８上にはパターン化された絶縁膜
（図示せず）を介して補助電極２２が金属膜（例えばア
ルミニューム）を用いて形成されており、この補助電極
２２は前記絶縁膜に複数の開口部２３を介して電気的に
電極部１８と接続されている。ここで、図２に示すよう
に、補助電極２２には、導電ペースト１９（図６参照）
が配置される部分に、中央部を中心として周辺に向かっ
て一定間隔毎に設けられてなる目盛り部２４ａにより位
置情報を容易に判別できるようなサイズ表示パターン２
４が形成されている。このサイズ表示パターン２４は、
例えば０．１ｍｍピッチ毎に凸状の突起を持つパターン
とする。
部の導電ペースト１９が形成される電極部１８を拡大し
たものである。ＴＦＴが形成されるガラス基板１２に、
カラーフィルター１３上の透明電極１４に対して電気的
接続をするための電極部１８が透明電極を用いて形成さ
れている。電極部１８上にはパターン化された絶縁膜
（図示せず）を介して補助電極２２が金属膜（例えばア
ルミニューム）を用いて形成されており、この補助電極
２２は前記絶縁膜に複数の開口部２３を介して電気的に
電極部１８と接続されている。ここで、図２に示すよう
に、補助電極２２には、導電ペースト１９（図６参照）
が配置される部分に、中央部を中心として周辺に向かっ
て一定間隔毎に設けられてなる目盛り部２４ａにより位
置情報を容易に判別できるようなサイズ表示パターン２
４が形成されている。このサイズ表示パターン２４は、
例えば０．１ｍｍピッチ毎に凸状の突起を持つパターン
とする。
【００２１】この構成により、電極部１８、並びにサイ
ズ表示パターン２４上に形成される、カラーフィルター
１３側との電気的接続用に設けられる導電ペースト１９
の大きさを容易に測定することが可能となり、しかも高
抵抗な透明電極からなる電極部１８との接続抵抗を第２
の補助電極２２によって電気的にバックアップすること
が可能となり、導電ペースト１９の接続抵抗を更に低抵
抗化することが可能になる。また、導電ペースト１９は
補助電極２２上に形成されることから透明電極からなる
電極部１８の抵抗値の大小による接続抵抗の変化も小さ
くできる。
ズ表示パターン２４上に形成される、カラーフィルター
１３側との電気的接続用に設けられる導電ペースト１９
の大きさを容易に測定することが可能となり、しかも高
抵抗な透明電極からなる電極部１８との接続抵抗を第２
の補助電極２２によって電気的にバックアップすること
が可能となり、導電ペースト１９の接続抵抗を更に低抵
抗化することが可能になる。また、導電ペースト１９は
補助電極２２上に形成されることから透明電極からなる
電極部１８の抵抗値の大小による接続抵抗の変化も小さ
くできる。
【００２２】なお、上記実施の形態において、補助電極
２２にサイズ表示パターン２４を形成する代わりに、電
極部１８にサイズ表示パターン２４を設けてもよい。本
発明は上記したように、カラーフィルター１３上に形成
される透明電極１４(図５参照)と、この透明電極１４に
対して導電ペースト１９により接続されるＴＦＴ基板上
に形成される電極部１８において、電極部１８にサイズ
表示パターン２１、２４を形成して導電ペースト１９の
位置情報を持たせることにより、製造工程における導電
ペーストのサイズ管理を容易に行える。また、電極部１
８を複数の電極で構成し、お互いに電気的接続を行うこ
とにより、電極部１８と導電ペースト１９の電気的接続
抵抗をより低くでき、画像表示した際の課題であるクロ
ストークの発生を低減できて、高品位な画像特性を得る
ことが可能となる。
２２にサイズ表示パターン２４を形成する代わりに、電
極部１８にサイズ表示パターン２４を設けてもよい。本
発明は上記したように、カラーフィルター１３上に形成
される透明電極１４(図５参照)と、この透明電極１４に
対して導電ペースト１９により接続されるＴＦＴ基板上
に形成される電極部１８において、電極部１８にサイズ
表示パターン２１、２４を形成して導電ペースト１９の
位置情報を持たせることにより、製造工程における導電
ペーストのサイズ管理を容易に行える。また、電極部１
８を複数の電極で構成し、お互いに電気的接続を行うこ
とにより、電極部１８と導電ペースト１９の電気的接続
抵抗をより低くでき、画像表示した際の課題であるクロ
ストークの発生を低減できて、高品位な画像特性を得る
ことが可能となる。
【００２３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電極部に、導電ペーストのサイズを読み込むことを可能
とするサイズ表示パターンを設けることにより、製造時
の工数を大幅に増加させたりすることなく、導電ペース
トの直径サイズの管理も容易にでき、カラーフィルター
上の形成された透明電極と、ＴＦＴが形成されたガラス
基板上の電極部との電気的接続抵抗の安定化を図ること
ができる。
電極部に、導電ペーストのサイズを読み込むことを可能
とするサイズ表示パターンを設けることにより、製造時
の工数を大幅に増加させたりすることなく、導電ペース
トの直径サイズの管理も容易にでき、カラーフィルター
上の形成された透明電極と、ＴＦＴが形成されたガラス
基板上の電極部との電気的接続抵抗の安定化を図ること
ができる。
【００２４】また、カラーフィルター側の透明電極と電
気的導通を取るための電極部を複数層の電極で構成し、
これらの複数層の電極をお互いに電気的に接続すること
により、電極部と導電ペーストの電気的接続抵抗をより
低くできる。
気的導通を取るための電極部を複数層の電極で構成し、
これらの複数層の電極をお互いに電気的に接続すること
により、電極部と導電ペーストの電気的接続抵抗をより
低くできる。
【００２５】その結果、画像表示した際のクロストーク
の発生を防止でき、高品位な画像特性を得ることが可能
となる。
の発生を防止でき、高品位な画像特性を得ることが可能
となる。
【図１】本発明の第１の実施の形態にかかる液晶表示装
置の導電ペーストを接続する電極部の平面図
置の導電ペーストを接続する電極部の平面図
【図２】本発明の第２の実施の形態にかかる液晶表示装
置の導電ペーストを接続する電極部の平面図
置の導電ペーストを接続する電極部の平面図
【図３】アクティブマトリックス型液晶表示パネルの等
価回路を示す図
価回路を示す図
【図４】液晶表示装置のＴＦＴアレーを示す平面図
【図５】従来の液晶表示装置の外周部の断面図
【図６】従来の液晶表示装置の外周部におけるＴＦＴ基
板の平面図
板の平面図
１３ ガラス基板 １８ 電極部 １９ 導電ペースト ２１，２４ サイズ表示パターン ２１ａ，２４ａ 目盛り部 ２２ 補助電極 ２３ 開口部
Claims (5)
- 【請求項１】 基板上に、この基板に対向するカラー
フィルター側の透明電極に対して電気的導通を取るため
の電極部が設けられ、この電極部と前記透明電極とは導
電性ペーストにより電気的に接続され、前記電極部には
前記導電ペーストのサイズを読み込むことを可能とする
サイズ表示パターンを設けてなることを特徴とする液晶
表示装置。 - 【請求項２】 カラーフィルター側の透明電極に対して
電気的導通を取るための電極部は、１層の電極で形成さ
れていることを特徴とする請求項１記載の液晶表示装
置。 - 【請求項３】 カラーフィルター側の透明電極に対して
電気的導通を取るための電極部が複数層の電極で構成さ
れ、これら複数層の電極はお互いに電気的接続がされ、
前記複数の少なくともいずれかの電極に導電ペーストの
サイズを読み込むためのサイズ表示パターンを設けてな
ることを特徴とする請求項１記載の液晶表示装置。 - 【請求項４】 電極部に設けられているサイズ表示パタ
ーンは、一定間隔毎に目盛り部が形成された構成である
請求項１〜３の何れかに記載の液晶表示装置。 - 【請求項５】 カラーフィルタ側の透明電極と電極部と
の電気的接続をするための導電ペーストは、前記電極部
に形成したサイズ表示パターン上に設けられることを特
徴とする請求項１〜４の何れかに記載の液晶表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9336211A JPH11174484A (ja) | 1997-12-08 | 1997-12-08 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9336211A JPH11174484A (ja) | 1997-12-08 | 1997-12-08 | 液晶表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11174484A true JPH11174484A (ja) | 1999-07-02 |
Family
ID=18296791
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9336211A Pending JPH11174484A (ja) | 1997-12-08 | 1997-12-08 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11174484A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009223336A (ja) * | 2009-07-06 | 2009-10-01 | Casio Comput Co Ltd | 液晶表示パネル |
| JP2010204252A (ja) * | 2009-03-02 | 2010-09-16 | Seiko Epson Corp | 電気光学装置及びその製造方法 |
-
1997
- 1997-12-08 JP JP9336211A patent/JPH11174484A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010204252A (ja) * | 2009-03-02 | 2010-09-16 | Seiko Epson Corp | 電気光学装置及びその製造方法 |
| JP2009223336A (ja) * | 2009-07-06 | 2009-10-01 | Casio Comput Co Ltd | 液晶表示パネル |
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