JPH11174481A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

Info

Publication number
JPH11174481A
JPH11174481A JP36748597A JP36748597A JPH11174481A JP H11174481 A JPH11174481 A JP H11174481A JP 36748597 A JP36748597 A JP 36748597A JP 36748597 A JP36748597 A JP 36748597A JP H11174481 A JPH11174481 A JP H11174481A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
display device
liquid crystal
display
slit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP36748597A
Other languages
English (en)
Inventor
Sei Torii
聖 鳥居
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SAN OPERATION SERVICE KK
Original Assignee
SAN OPERATION SERVICE KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SAN OPERATION SERVICE KK filed Critical SAN OPERATION SERVICE KK
Priority to JP36748597A priority Critical patent/JPH11174481A/ja
Publication of JPH11174481A publication Critical patent/JPH11174481A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶を用いた表示装置において、液晶の配向
の乱れを防ぎ、良好な配向状態を得る。 【解決手段】 表示電極(2)の形状を平行四辺形と
し、前記平行四辺形の鈍角を挟む3辺に沿って、前記対
向電極に電極不在部であるスリット(1)が設けられて
いる。液晶は、表示電極(2)の端とスリット(1)に
より生じる電界の歪みにより傾斜方向が誘起されるが、
表示電極の形状を平行四辺形としてあるので、表示電極
(2)の端とスリット(1)により誘起される液晶の傾
斜方向が表示電極内全てにおいて90度よりも小さくす
ることが可能であり、良好な配向状態が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶の電気光学的
な特性を利用する液晶表示装置およびプラズマやトラン
ジスタの性質を利用する表示装置に関し、配向ムラの発
生を抑制し、広視野角、高コントラスト等高い表示品位
を達成した表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶を用いた表示装置には、単純マトリ
クス、TFTアドレス、MIMアドレス等の方式があり
その市場は近年著しい勢いで拡大している。また最近で
はプラズマアドレスにより液晶を駆動するプラズマアド
レス方式の表示装置も開発されており、大画面、高表示
品位で注目を集めている。
【0003】TFT−LCDは,TFT(薄膜トランジ
スタ)が配置された基板と共通電極を有した対向電極
が、液晶層を介して対向に配置された構造をとる。この
時の液晶モードは現在はTNモードが主流である。TN
モードでは、液晶として正の誘電率異方性を有したネマ
チック液晶を用い、液晶はラビングされた配向膜により
初期配向状態が固定され、配向方向は90度にねじられ
た構造をしている。両基板の外側には偏光板が設けられ
ており、各々の偏光板の光吸収軸は直交するように配置
されている。液晶層に電圧が印加されていない時、光は
一方の偏光板を通過し直線偏光となり、液晶層により偏
光方向を90度回転させられ、もう一方の偏光板を透過
する。この時白表示なる。液晶層に電圧を印可すると、
液晶は基板面に対して直角に立っていき直線偏光を旋回
させる能力は失われる。この時一方の偏光板を透過した
光は、もう一方の偏光板を透過しなくなり、黒表示とな
る。以上がTNモードで表示が実現される原理である。
【0004】TNモード以外で、垂直配向膜と誘電率異
方性が負の液晶を用いた垂直配向型の液晶があり、広視
野角、高コントラストで注目されている。これは電界で
複屈折を制御して透過率をコントロールするECB(E
lectric controlled birefr
ingence)モードの一つである。
【0005】図15は従来の垂直配向型の液晶を用いた
表示装置の平面図、図16はD−D線に沿った断面図で
ある。図16は液晶層(7)に電圧が印加されている場
合の図である。TFT(薄膜トランジスタ)(14)が
配置されたTFT基板(12)と対向電極(5)を有し
た対向基板(4)が、液晶層(7)を介して対向に配置
された構造をとる。液晶層(7)は負の誘電率異方性を
有したネマチック液晶(8)からなる。配向膜(6)
(10)はポリイミド等の垂直配向用の配向膜で、図中
(e)(f)の方向にラビングされている。これにより
液晶層(7)に電圧が印加されていないとき液晶(8)
は垂直方向からラビング方向に数度傾斜する。ラビング
方向(e)(f)は,基板側、対極側で各々180度に
なるようにラビングされてある。両基板の外側には偏光
板(3)(13)が設けられており、各々の偏光板の吸
収軸(a)(b)が直交するように配置されている。ま
たラビング方向(e)(f)と偏光板の吸収軸(a)
(b)は45度または135度の角度になるように配置
されている。
【0006】従来の垂直配向型の液晶を用いた表示装置
では、液晶層(7)に電圧が印加されていない時、液晶
層(7)は光学的異方性を持たず、第2の偏光板(1
3)を通過した直線偏光は、直交に配置された第1の偏
光板(3)を透過しない。この時黒表示となる。液晶層
(7)に電圧を印可すると、図16に示すように液晶
(8)はラビング方向(e)(f)に水平に寝ていき、
液晶層(7)に光学的異方性が生じる。この時偏光板の
吸収軸(e)(f)と液晶の傾斜していく方向が45度
または135度の角度になるように設定してあるので、
複屈折の効果により、液晶層(7)に直線偏光を楕円偏
光または円偏光に変化させる能力が出現する。この時、
第2の偏光板(13)を透過した光は、第1の偏光板
(3)を透過し、白表示となる。以上が従来の垂直配向
型の液晶を用いた表示装置で表示が実現される原理であ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の垂直配向型液晶
表示装置では、ラビング工程が必要である。これによ
り、静電気によるTFTの破壊、発塵によるクリーンル
ームの汚染、基板、配向膜上のキズの発生等様々な問題
を引き起こしていた。またラビング処理だけでは、液晶
層に電圧を印加したときの液晶の傾斜方向を均一にする
ことは困難であり、配向不良が生じる。図15、16に
はこの配向不良の様子も示しており、ラビングによって
傾斜させた方向と逆の方向に液晶が傾斜するリバーステ
ィルトと呼ばれる配向不良が生じる。リバースティルト
の境界はディスクリネーションラインと呼ばれ図中
(g)の様な形状となる。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の基板上に設けられ
た液晶駆動用の表示電極と、前記第1の基板に対向配置
された第2の基板上に設けられた液晶駆動用の対向電極
と、前記第1及び第2の基板間に設けられた液晶層とか
らなる表示装置において、前記液晶駆動用の表示電極の
形状が5辺以上の多角形である。第1の基板上に設けら
れた液晶駆動用の表示電極と、前記第1の基板に対向配
置された第2の基板上に設けられた液晶駆動用の対向電
極と、前記第1及び第2の基板間に設けられた液晶層と
からなる表示装置において、前記液晶駆動用の表示電極
の形状が少なくとも1つの鋭角を含む、三辺以上を有す
る多角形である。第1の基板上に設けられた液晶駆動用
の表示電極と、前記第1の基板に対向配置された第2の
基板上に設けられた液晶駆動用の対向電極と、前記第1
及び第2の基板間に設けられた液晶層とからなる表示装
置において、液晶の傾斜方向をコントロールする目的
で、前記表示電極の形状を正方形、長方形以外の形状と
してある。
【0009】前記液晶層は、垂直配向処理された誘電率
異方性が負の液晶からなる。前記対向電極には、所定の
形状の電極不在部であるスリットが設けられている。前
記表示電極の端の電界の効果によって誘起される液晶の
傾斜方向と、前記表示電極の端から前記表示画素の内側
に向かって最も近い位置に存在する前記スリットの効果
によって誘起される液晶の傾斜方向のなす角が、表示電
極内全てにおいて、90度よりも小さい。前記表示電極
の形状が2つの鋭角を有する四角形である。前記四角形
の表示電極の少なくとも1辺、多くとも3辺に沿って、
前記対向電極に電極不在部であるスリットが設けられて
いる。前記表示電極が、向かい合った2辺とこれを結ぶ
複数の角を形成する線で囲まれる形状である。前記複数
の角は鋭角である。前記表示電極が、向かい合った2辺
とこれを結ぶ複数の凹凸を形成する線で囲まれる形状で
ある。前記表示電極が、向かい合った2辺とこれを結ぶ
曲線で囲まれる形状である。
【0010】前記表示電極の向かい合った2辺のうちの
1辺に沿って、前記対向電極に電極不在部であるスリッ
トが設けられている。前記向かい合った2辺の中間に対
応する位置の前記対向電極に電極不在部であるスリット
が設けられている。前記向かい合った2辺の中間に対応
する位置のスリットは、前記向かい合った2辺の中央
に、前記向かい合った2辺が延びる方向に形成されてい
る。
【0011】前記向かい合った2辺のうちの1辺に沿っ
て、前記対向電極に電極不在部であるスリットが設けら
れ、更に前記向かい合った2辺を結ぶ前記複数の角を形
成する線の少なくとも1部分に沿って、または前記複数
の凹凸を形成する線の少なくとも1部分に沿って、また
は前記曲線の少なくとも1部分に沿って、前記対向電極
に電極不在部であるスリットが設けられている。前記向
かい合った2辺の中間に対応する位置の前記対向電極に
電極不在部であるスリットが設けられ、更に前記向かい
合った2辺を結ぶ前記複数の角を形成する線の少なくと
も1部分に沿って、または前記複数の凹凸を形成する線
の少なくとも1部分に沿って、または前記曲線の少なく
とも1部分に沿って、前記対向電極に電極不在部である
スリットが設けられている。前記向かい合った2辺の中
間に対応する位置のスリットは、前記向かい合った2辺
の中央に、前記向かい合った2辺が延びる方向に形成さ
れている。前記表示電極の辺に沿って形成されるスリッ
トの電極不在部の領域に対応する場所内に前記表示電極
の端がある。
【0012】前記液晶層の液晶にプレティル角を発現さ
せ、前記プレティルト角により誘起される液晶の傾斜方
向と、前記表示電極の端の電界の効果によって誘起され
る液晶の傾斜方向及び対向電極に形成した前記スリット
の効果によって誘起される液晶の傾斜方向のなす角度
が、90度よりも小さい。前記プレティルト角を発現さ
せる手段が基板表面を擦るラビング処理である。前記プ
レティルト角を発現させる手段が、紫外線を斜め方向か
ら配向膜に照射する光配向技術である。前記プレティル
ト角を発現させる手段が、液晶層と接している界面の形
状を変化させて配向を制御する技術である。
【0013】前記表示電極はマトリクス状に形成され、
前記対向電極は全面的に形成された共通電極であり、第
1の基板上にソース電極を前記表示電極を接続した薄膜
トランジスタと、前記薄膜トランジスタのゲート電極に
接続されたゲートラインと、前記薄膜トランジスタのド
レイン電極に接続されたドレインラインが形成されてい
る。前記表示電極および、前記対向電極はストライプ状
に各々が交わるように形成された単純マトリクスであ
る。前記表示電極および、前記対向電極はストライプ状
に各々が交わるように形成され、第1の基板上にアノー
ドとカソードが形成され、前記アノード、カソードから
のプラズマ放電によりスイッチングするプラズマアドレ
スである。前記表示電極および、前記対向電極はストラ
イプ状に各々が交わるように形成され、第1の基板上に
薄膜ダイオードが形成されている。
【0014】
【実施の形態】図1は、本発明の第1の実施の形態に係
る表示装置の平面図であり、図2は図1のA−A線に沿
った断面図である。図1は対向基板(4)が上、TFT
基板(12)が下側である。また図2は液晶層(7)に
電圧を印加した場合の様子を表している。これは、対向
基板(4)とTFT基板(12)が、液晶層(7)を介
して対向配置されているTFT−LCDである。対向基
板(4)の対向内表面には対向電極(5)、第1の配向
膜(6)が形成されている。対向電極には電極不在部で
あるスリット(1)が形成されている。TFT基板(1
2)にはTFT(14)と、図には示していないが、T
FTを駆動するのに必要な、ゲート電極、信号電極等の
配線が形成されている。TFT基板(12)の対向内表
面には、絶縁層(11)、ITOからなる表示電極
(2)、第2の配向膜(10)が形成されている。対向
基板(4)の外側には、吸収軸の方向がaになるよう
に、第1の偏光板(3)が、TFT基板(12)の外側
には吸収軸の方向がbになるように第2の偏光板(1
3)が配置されている。配向膜は液晶を垂直方向に配向
させるポリイミド等の配向膜、液晶は誘電率異方性が負
のものである。表示電極(2)の形状は2つの鋭角を有
する平行四辺形であり、スリット(1)は平行四辺形の
表示電極(2)の鈍角を挟む2辺に沿って対向電極
(5)に形成されている。またスリット(1)の電極不
在の領域に対応する範囲内に表示電極(2)の端が存在
するようにスリット(1)を形成してある。セルギャッ
プは4μmで、液晶の屈折率異方性はΔnは0.08に
設定してある。
【0015】液晶層(7)に電圧が印加されていない時
には、液晶は基板面に対して垂直方向を向いており、偏
光状態を変化させる能力はない。従ってこの時は、対向
基板側から入射した光は、第2の偏光板(13)により
直線偏光に変化し、液晶層(7)を透過し、第1の偏光
板(3)にて遮断され、黒表示となる。液晶層に電圧を
印加していった場合、表示電極(2)のエッジとスリッ
ト(1)の効果により液晶層内の電界(9)は図2のよ
うになる。誘電率異方性が負の液晶は電界(9)に対し
て垂直に傾斜しようとするので、液晶は図1、図2のよ
うにc,dの方向に一様に傾斜する。この場合、液晶の
傾斜方向と偏光板の吸収軸とのなす角度がおおよそ45
度または135度となるので複屈折の効果により、第2
の偏光板(13)により直線偏光に変化した光は、第1
の偏光板(3)を透過するようになり、白表示が得られ
る。
【0016】またここで表示電極(2)のエッジによっ
て誘起される液晶の傾斜方向(c)とスリット(1)に
よって誘起される液晶の傾斜方向(d)が90度以上な
ると、液晶の配向方向がぶつかり合い配向不良が発生す
る。ここでは表示電極(2)の形状を2つの鋭角を有す
る平行四辺形とし、スリット(1)を平行四辺形の表示
画素の鈍角を挟む2辺に沿って形成しているので、表示
電極(2)のエッジによって誘起される液晶の傾斜方向
(c)とスリット(1)によって誘起される液晶の傾斜
方向液(d)は表示電極内全てに於いて90度よりも小
さくできる。これにより液晶の傾斜方向がぶつかり合っ
てできる配向不良を防いでいる。
【0017】図3は、本発明の第2の実施の形態に係る
表示装置の平面図である。図3のA−A線に沿った断面
図は図2と同じである。本発明の第2の実施の形態に係
る表示装置は、表示電極(2)の形状と対向電極の電極
不在部であるスリット(1)の形状が第1の実施の形態
と異なっている。表示電極(2)は2つの鋭角を含む台
形からなり、2つの鈍角を含む3辺に沿って対向電極
(5)にスリット(1)が形成されている。この場合に
於いても、第1の実施の形態と同様、表示電極(2)の
エッジによって誘起される液晶の傾斜方向(c)とスリ
ット(1)によって誘起される液晶の傾斜方向(d)は
表示電極内全てに於いて90度より小さくでき、液晶の
傾斜方向がぶつかり合ってできる配向不良を防ぐことが
できる。この場合上下で隣接する表示電極どうしの液晶
の傾斜方向は180度異なっており、表示両面全体で見
た場合視角特性が改善される。
【0018】図4は、本発明の第3の実施の形態に係る
表示装置の平面図である。図4のA−A線に沿った断面
図は図2と同じである。本発明の第3の実施の形態に係
る表示装置では、表示電極(2)の形状と対向電極の電
極不在部であるスリット(1)の形状が第1の実施の形
態と異なっている。表示電極は2つの鋭角を含む台形か
らなり、平行に向かい合う2辺のうちの長い方の辺に沿
って、対向電極(5)にスリット(1)が形成されてい
る。この場合に於いても、第1の実施の形態と同様、表
示電極(2)のエッジによって誘起される液晶の傾斜方
向(c)とスリット(1)によって誘起される液晶の傾
斜方向(d)は表示電極内全てに於いて90度より小さ
くでき、液晶の傾斜方向がぶつかり合ってできる配向不
良を防ぐことができる。この場合も上下で隣接する表示
電極どうしの液晶の傾斜方向は180度異なっており、
表示画面全体で見た場合視角特性が改善される。
【0019】図5は、本発明の第4の実施の形態に係る
表示装置の平面図である。図5のA−A線に沿った断面
図は図2と同じである。本発明の第4の実施の形態に係
る表示装置では、表示電極(2)の形状と対向電極
(5)の電極不在部であるスリット(1)の形状が第1
の実施の形態と異なっている。前記表示電極(2)が、
平行に向かい合う2辺とこれを結ぶ複数の鋭角(上側2
つ、下側2つ)を形成する線で囲まれる形状であり、前
記平行に向かい合う2辺のうちの1辺と、前記4つの鋭
角を各々挟む2辺のうちの1辺に沿って、対向電極
(5)にスリット(1)が設けられている。この場合に
於いても、第1の実施の形態と同様、表示電極(2)の
エッジによって誘起される液晶の傾斜方向(c)とスリ
ット(1)によって誘起される液晶の傾斜方向(d)は
表示電極内全てに於いて90度より小さくでき、液晶の
傾斜方向がぶつかり合ってできる配向不良を防ぐことが
できる。またこの場合、前記複数の鋭角の効果により、
表示電極(2)のエッジによって誘起される液晶の傾斜
方向(c)とスリット(1)によって誘起される液晶の
傾斜方向(d)が同じとなる領域を多くできるので、第
1の実施の形態と比較してもより効果的で、高透過率を
得ることが可能である。
【0020】図6は、本発明の第5の実施の形態に係る
表示装置の平面図である。図7は、図6のB−B線に沿
った断面図は図7である。本発明の第5の実施の形態に
係る表示装置では、表示電極(2)の形状と対向電極の
電極不在部であるスリット(1)の形状が第1の実施の
形態と異なっている。前記表示電極(2)が、平行に向
かい合う2辺とこれを結ぶ複数の角(上側3つ、下側3
つ)を形成する線で囲まれる形状であり、前記角はいず
れも鋭角である。前記6つの鋭角のうちの4つの鋭角を
各々挟む2辺のうちの1辺に沿って、対向電極(5)に
スリット(1)が1つの表示電極に対して4つずつ設け
られている。更に表示電極(2)の中央に前記平行に向
かい合う2辺の方向に、対向電極不在部であるスリット
(1)が形成されている。この場合に於いても、第1の
実施の形態と同様、表示電極(2)のエッジによって誘
起される液晶の傾斜方向(c)とスリット(1)によっ
て誘起される液晶の傾斜方向(d)は表示電極内全てに
於いて90度より小さくでき、液晶の傾斜方向がぶつか
り合い配向不良となることを防ぐことができる。この場
合表示電極内の前記中央のスリットで分割される右部と
左部で液晶の傾斜方向が180度異なっており、表示画
面全体で見た場合視角特性が改善される。またこの場
合、前記複数の鋭角の効果により、表示電極(2)のエ
ッジによって誘起される液晶の傾斜方向(c)とスリッ
ト(1)によって誘起される液晶の傾斜方向(d)が同
じとなる領域を多くできるので、高透過率を得ることが
可能である。
【0021】図8は、本発明の第6の実施の形態に係る
表示装置の平面図である。図9は、図8のC−C線に沿
った断面図である。本発明の第6の実施の形態に係る表
示装置は、表示電極(2)の形状と対向電極の電極不在
部であるスリット(1)の形状は第1の実施の形態と同
じである。ここではラビングによりプレティルト角を発
現させており、更にラビングによりプレティルト角が発
現する方向(e)(f)と、表示電極(2)のエッジに
より誘起される液晶の傾斜方向(c)及びスリット
(1)により誘起される液晶の傾斜方向(d)が、表示
電極内全てにおいて90度より小さくなるようにラビン
グ方向(e)(f)を決めている。これにより配向ムラ
の発生を抑えることが可能である。本発明の第6の実施
の形態に係る表示装置の説明では、ラビングによりプレ
ティルト角を発現させた場合について説明したが、プレ
ティルト角を発現させる手段は、紫外線を斜め方向から
照射する光配向技術等他の手段であってもよく、何等か
の手段によってプレティルト角が発現する方向と、表示
電極(2)のエッジにより誘起される液晶の傾斜方向及
びスリット(1)により誘起される液晶の傾斜方向が、
90度よりも小さくなるようにすれば同様の効果が得ら
れる、良好な配向特性が得られる。
【0022】図10は、本発明の第7の実施の形態に係
る表示装置の断面図である。本発明の第7の実施の形態
に係る表示装置は、表示電極(2)の形状と対向電極
(5)の電極不在部であるスリット(1)の形状は第5
の実施の形態と同じであり、図6を参照する。図10は
第7の実施の形態の説明に用いた場合の図6のBB断面
図である。ここでは液晶層と接している界面の形状を変
化させた配向制御用の土手(15)でプレティルト角を
発現させており、更に土手(15)によりプレティルト
角が発現する方向と、表示電極(2)のエッジにより誘
起される液晶の傾斜方向(c)及びスリット(1)によ
り誘起される液晶の傾斜方向(d)が、表示電極内全て
において90度より小さくなるように土手(15)を形
成している。すなわち、スリット(1)がない部分の表
示電極(2)のエッジに沿って、配向制御用の土手(1
5)が形成されている。これにより配向ムラの発生を抑
えることが可能である。
【0023】図11は、本発明の第8の実施の形態に係
る表示装置の平面図である。図11のA−A線に沿った
断面図は図2と同じである。本発明の第8の実施の形態
に係る表示装置では、表示電極(2)の形状と対向電極
の電極不在部であるスリット(1)の形状が第1の実施
の形態と異なっている。前記表示電極(2)が、平行に
向かい合う2辺とこれを結ぶ複数の鋭角(上側5つ、下
側5つ)を形成する線で囲まれる形状であり、前記対向
する2辺のうちの1辺に沿って、対向電極(5)にスリ
ット(1)形成されている。この場合に於いては、表示
電極(2)の上下の複数の鋭角の部分以外の場所では、
表示電極(2)のエッジによって誘起される液晶の傾斜
方向(c)と対向電極(5)に形成されたスリット
(1)によって誘起される液晶の傾斜方向(d)は同じ
方向となり、液晶の傾斜方向がぶつかり合ってできる配
向不良を防ぐことができる。表示電極(2)上下の複数
の鋭角の部分では、表示電極(2)のエッジによって誘
起される液晶の傾斜方向(C1)(C2)がぶつかり合
い、鋭角を形成する辺の中央部分には配向乱れによるデ
ィスクリネーションが発生するが、微小な鋭角を複数形
成した構造としてあるので、前記配向乱れの部分は微小
な領域に抑えられ、表示電極の内部にまでは及ばない。
この効果により表示電極内では良好な配向状態が得られ
る。
【0024】図12は、本発明の第9の実施の形態に係
る表示装置の平面図である。図12のB−B線に沿った
断面図は図7と同じである。本発明の第9の実施の形態
に係る表示装置では、表示電極(2)の形状と対向電極
の電極不在部であるスリット(1)の形状が第1の実施
の形態と異なっている。前記表示電極が、平行に向かい
合う2辺とこれを結ぶ複数の角(上側5つ、下側5つ)
を形成する線で囲まれる形状であり、前記角はいずれも
鋭角である。表示電極(2)の中央には、前記平行に向
かい合う2辺の方向に、対向電極(5)が不在であるス
リット(1)が形成されている。この場合に於いては、
表示電極(2)の上下の複数の鋭角の部分以外の場所で
は、表示電極(2)のエッジによって誘起される液晶の
傾斜方向(c)とスリット(1)によって誘起される液
晶の傾斜方向(d)は同じ方向となり、液晶の傾斜方向
がぶつかり合ってできる配向不良を防ぐことができる。
表示電極(2)上下の複数の鋭角の部分では、表示電極
(2)のエッジによって誘起される液晶の傾斜方向(C
1)(C2)がぶつかり合って、鋭角の中央部分には配
向乱れによるディスクリネーションが発生するが、微小
な鋭角を複数形成した構造としてあるので、前記配向乱
れの部分は微小な領域に抑えられ、表示電極の内部にま
で及ばない。この効果により良好な配向状態が得られ
る。このとき表示電極内の前記中央のスリットで分割さ
れる右部と左部で液晶の傾斜方向が180度異なってお
り、表示画面全体で見た場合視角特性が改善される。
【0025】図13は、本発明の第10の実施の形態に
係る表示装置の平面図である。図13のB−B線に沿っ
た断面図は図7と同じである。本発明の第10の実施の
形態に係る表示装置では、表示電極(2)の形状が第9
の実施の形態と異なっている。前記表示電極が、平行に
向かい合う2辺とこれを結ぶ複数の凹凸(上側5つ、下
側5つ)を形成する線で囲まれる形状であり、前記凹凸
はいずれも縦長である。表示電極の中央に前記平行に向
かい合う2辺の方向に、対向電極(5)が不在であるス
リット(1)が形成されている。この場合に於いては、
表示電極(2)の上下の複数の凹凸の部分以外の場所で
は、表示電極(2)のエッジによって誘起される液晶の
傾斜方向(c)とスリット(1)によって誘起される液
晶の傾斜方向(d)は同じ方向となり、液晶の傾斜方向
がぶつかり合ってできる配向不良を防ぐことができる。
表示電極(2)上下の複数の凹凸の部分では、表示電極
(2)のエッジによって誘起される液晶の傾斜方向(C
1)(C2)がぶつかり合って、凹凸の中央部分には配
向乱れによるディスクリネーションが発生するが、微小
な凹凸を複数形成した構造としてあるので、前記配向乱
れの部分は微小な領域に抑えられ、表示電極の内部にま
で及ばない。この効果により良好な配向状態が得られ
る。このとき表示電極内の前記中央のスリットで分割さ
れる右部と左部で液晶の傾斜方向が180度異なってお
り、表示画面全体で見た場合視角特性が改善される。ま
た図では示していないが、複数の凹凸の対向する2辺の
うちの1辺に沿って、対向電極(5)にスリットを形成
すれば複数の凹凸の内部においても、配向不良の発生を
抑えることが可能であり、より良好な表示特性が得られ
る。
【0026】図14は、本発明の第11の実施の形態に
係る表示装置の平面図である。図14のB−B線に沿っ
た断面図は図7と同じである。本発明の第11の実施の
形態に係る表示装置では、表示電極(2)の形状が第9
の実施の形態と異なっている。前記表示電極が、平行に
向かい合う2辺とこれを結ぶ曲線で囲まれる形状であ
る。表示電極の中央に前記平行に向かい合う2辺の方向
に、対向電極(5)が不在であるスリット(1)が形成
されている。この場合に於いては、表示電極(2)の上
下の曲線部分以外の場所では、表示電極(2)のエッジ
によって誘起される液晶の傾斜方向(c)とスリット
(1)によって誘起される液晶の傾斜方向(d)は同じ
方向となり、液晶の傾斜方向がぶつかり合ってできる配
向不良を防ぐことができる。表示電極(2)上下の曲線
の部分では、表示電極(2)のエッジによって誘起され
る液晶の傾斜方向(C1)(C2)がぶつかり合って、
配向乱れによるディスクリネーションが発生するが、曲
線により微小な凸凹を複数形成した構造としてあるの
で、前記配向乱れの部分は微小な領域に抑えられ、表示
電極の内部にまで及ばない。この効果により良好な配向
状態が得られる。このとき表示電極内の前記中央のスリ
ットで分割される右部と左部で液晶の傾斜方向が180
度異なっており、表示画面全体で見た場合視角特性が改
善される。また図では示していないが、表示電極上下の
凸凹を形成している曲線の向かい合う線の少なくとも一
部に沿って、対向電極(5)にスリットを形成すれば複
数の凸凹の曲線の付近においても、配向不良の発生を抑
えることが可能であり、より良好な表示特性が得られ
る。
【0027】ここではいずれの実施形態もTFTアドレ
スのLCDについて述べているが、MIMアドレス、プ
ラズマアドレスまた単純マトリクスの表示装置において
も応用可能である。
【0028】
【発明の効果】第1の基板上に設けられた液晶駆動用の
表示電極と、前記第1の基板に対向配置された第2の基
板上に設けられた液晶駆動用の対向電極と、前記第1及
び第2の基板間に設けられた液晶層とからなる表示装置
において、液晶の配向をコントロールする目的で、前記
表示電極の形状を正方形、長方形以外の形状、好ましく
は5辺以上を含む多角形、もしくは少なくとも1つの鋭
角を含む3辺以上の多角形とし、前記液晶層に、垂直配
向処理された誘電率異方性が負の液晶を用い、前記対向
電極に、前記表示電極に対する領域に所定の形状の電極
不在部であるスリットを設けることにより、良好な配向
状態の垂直配向の表示装置が得られる。この方式の表示
装置では広視野角、高コントラストも実現することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかる表示装置の
平面図である。
【図2】図1のA−A線に沿った断面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態にかかる表示装置の
平面図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態にかかる表示装置の
平面図である。
【図5】本発明の第4の実施の形態にかかる表示装置の
平面図である。
【図6】本発明の第5の実施の形態にかかる表示装置の
平面図である。
【図7】図6のB−B線に沿った断面図である。
【図8】本発明の第6の実施の形態にかかる表示装置の
平面図である。
【図9】図8のC−C線に沿った断面図である。
【図10】本発明の第7の実施の形態にかかる表示装置
の平面図である。
【図11】本発明の第8の実施の形態にかかる表示装置
の平面図である。
【図12】本発明の第9の実施の形態にかかる表示装置
の平面図である。
【図13】本発明の第10の実施の形態にかかる表示装
置の平面図である。
【図14】本発明の第11の実施の形態にかかる表示装
置の平面図である。
【図15】従来の表示装置の平面図である。
【図16】図15のD−D線に沿った断面図である。
【符号の説明】
1 スリット 2 表示電極 3 第1の偏光板 4 対向基板 5 対向電極 6 第1の配向膜 7 液晶層 8 液晶 9 電界 10 第2の配向膜 11 絶縁層 12 TFT基板 13 第2の偏光板 14 TFT 15 配向制御用の土手 a 第1の偏光板の吸収軸の方向 b 第2の偏光板の吸収軸の方向 c 表示電極のエッジによって誘起される液晶の傾斜方
向 d 対向電極のスリットによって誘起される液晶の傾斜
方向 e 第1の配向膜のラビング方向 f 第2の配向膜のラビング方向 g 配向ムラ

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の基板上に設けられた液晶駆動用の
    表示電極と、前記第1の基板に対向配置された第2の基
    板上に設けられた液晶駆動用の対向電極と、前記第1及
    び第2の基板間に設けられた液晶層とからなる表示装置
    において、前記液晶駆動用の表示電極の形状が5辺以上
    の多角形であることを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 第1の基板上に設けられた液晶駆動用の
    表示電極と、前記第1の基板に対向配置された第2の基
    板上に設けられた液晶駆動用の対向電極と、前記第1及
    び第2の基板間に設けられた液晶層とからなる表示装置
    において、前記液晶駆動用の表示電極の形状が少なくと
    も1つの鋭角を含む、三辺以上を有する多角形であるこ
    とを特徴とする表示装置。
  3. 【請求項3】 第1の基板上に設けられた液晶駆動用の
    表示電極と、前記第1の基板に対向配置された第2の基
    板上に設けられた液晶駆動用の対向電極と、前記第1及
    び第2の基板間に設けられた液晶層とからなる表示装置
    において、液晶の傾斜方向をコントロールする目的で、
    前記表示電極の形状を正方形、長方形以外の形状として
    あることを特徴とする表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2、3に記載の表示装置にお
    いて、前記液晶層は、垂直配向処理された誘電率異方性
    が負の液晶からなることを特徴とする表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3、4に記載の表示装置
    において、前記対向電極には、所定の形状の電極不在部
    であるスリットが設けられていることを特徴とする表示
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項1、2、3、4、5に記載の表示
    装置において、前記表示電極の端の電界の効果によって
    誘起される液晶の傾斜方向と、前記表示電極の端から前
    記表示電極の内側に向かって最も近い位置に存在する前
    記スリットの効果によって誘起される液晶の傾斜方向の
    なす角が、表示電極内全てにおいて、90度よりも小さ
    いことを特徴とする表示装置。
  7. 【請求項7】 請求項1、2、3、4、5、6に記載の
    表示装置において、前記表示電極の形状が2つの鋭角を
    有する四角形であることを特徴とする表示装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の表示装置において、前
    記四角形の表示電極の少なくとも1辺、多くとも3辺に
    沿って、前記対向電極に電極不在部であるスリットが設
    けられていることを特徴とする表示装置。
  9. 【請求項9】 請求項1、2、3、4、5、6に記載の
    表示装置において、前記表示電極が、向かい合った2辺
    とこれを結ぶ複数の角を形成する線で囲まれる形状であ
    ることを特徴とする表示装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の表示装置において、
    前記複数の角は鋭角であることを特徴とする表示装置。
  11. 【請求項11】 請求項1、2、3、4、5、6に記載
    の表示装置において、前記表示電極が、向かい合った2
    辺とこれを結ぶ複数の凹凸を形成する線で囲まれる形状
    であることを特徴とする表示装置。
  12. 【請求項12】 請求項1、2、3、4、5、6に記載
    の表示装置において、前記表示電極が、向かい合った2
    辺とこれを結ぶ曲線で囲まれる形状であることを特徴と
    する表示装置。
  13. 【請求項13】 請求項9、10、11、12に記載の
    表示装置において、前記表示電極の向かい合った2辺の
    うちの1辺に沿って、前記対向電極に電極不在部である
    スリットが設けられていることを特徴とする表示装置。
  14. 【請求項14】 請求項9、10、11、12に記載の
    表示装置において、前記向かい合った2辺の中間に対応
    する位置の前記対向電極に電極不在部であるスリットが
    設けられていることを特徴とする表示装置。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の表示装置におい
    て、前記向かい合った2辺の中間に対応する位置のスリ
    ットは、前記向かい合った2辺の中央に、前記向かい合
    った2辺が延びる方向に形成されていることを特徴とす
    る表示装置。
  16. 【請求項16】 請求項9、10、11、12に記載の
    表示装置において、前記向かい合った2辺のうちの1辺
    に沿って、前記対向電極に電極不在部であるスリットが
    設けられ、更に前記向かい合った2辺を結ぶ前記複数の
    角を形成する線の少なくとも1部分に沿って、または前
    記複数の凹凸を形成する線の少なくとも1部分に沿っ
    て、または前記曲線の少なくとも1部分に沿って、前記
    対向電極に電極不在部であるスリットが設けられている
    ことを特徴とする表示装置。
  17. 【請求項17】 請求項9、10、11、12に記載の
    表示装置において、前記向かい合った2辺の中間に対応
    する位置の前記対向電極に電極不在部であるスリットが
    設けられ、更に前記向かい合った2辺を結ぶ前記複数の
    角を形成する線の少なくとも1部分に沿って、または前
    記複数の凹凸を形成する線の少なくとも1部分に沿っ
    て、または前記曲線の少なくとも1部分に沿って、前記
    対向電極に電極不在部であるスリットが設けられている
    ことを特徴とする表示装置。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の表示装置におい
    て、前記向かい合った2辺の中間に対応する位置のスリ
    ットは、前記向かい合った2辺の中央に、前記向かい合
    った2辺が延びる方向に形成されていることを特徴とす
    る表示装置。
  19. 【請求項19】 請求項5から18に記載の表示装置に
    おいて、前記表示電極のエッジに沿って形成されるスリ
    ットの電極不在部の領域に対応する場所内に、前記表示
    電極の端があることを特徴とする表示装置。
  20. 【請求項20】 請求項1から19に記載の表示装置に
    おいて、前記液晶層の液晶にプレティル角を発現させ、
    前記プレティルト角により誘起される液晶の傾斜方向
    と、前記表示電極の端の電界の効果によって誘起される
    液晶の傾斜方向及び対向電極に形成した前記スリットの
    効果によって誘起される液晶の傾斜方向のなす角度が、
    90度よりも小さいことを特徴とする表示装置。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載の表示装置におい
    て、前記プレティルト角を発現させる手段が基板表面を
    擦るラビング処理であることを特徴とする表示装置。
  22. 【請求項22】 請求項20に記載の表示装置におい
    て、前記プレティルト角を発現させる手段が、紫外線を
    斜め方向から配向膜に照射する光配向技術であることを
    特徴とする表示装置。
  23. 【請求項23】 請求項20に記載の表示装置におい
    て、前記プレティルト角を発現させる手段が、液晶層と
    接している界面の形状を変化させて配向を制御する技術
    であることを特徴とする表示装置。
  24. 【請求項24】 請求項1から23に記載の表示装置に
    おいて、前記表示電極はマトリクス状に形成され、前記
    対向電極は全面的に形成された共通電極であり、第1の
    基板上にソース電極を前記表示電極を接続した薄膜トラ
    ンジスタと、前記薄膜トランジスタのゲート電極に接続
    されたゲートラインと、前記薄膜トランジスタのドレイ
    ン電極に接続されたドレインラインが形成されているこ
    とを特徴とする表示装置。
  25. 【請求項25】 請求項1から23に記載の表示装置に
    おいて、前記表示電極および、前記対向電極はストライ
    プ状に各々が交わるように形成された単純マトリクスで
    あることを特徴とする表示装置。
  26. 【請求項26】 請求項1から23に記載の表示装置に
    おいて、前記表示電極および、前記対向電極はストライ
    プ状に各々が交わるように形成され、第1の基板上にア
    ノードとカソードが形成され、前記アノード、カソード
    からのプラズマ放電によりスイッチングするプラズマア
    ドレスであることを特徴とする表示装置。
  27. 【請求項27】 請求項1から23に記載の表示装置に
    おいて、前記表示電極および、前記対向電極はストライ
    プ状に各々が交わるように形成され、第1の基板上に薄
    膜ダイオードが形成されていることを特徴とする表示装
    置。
JP36748597A 1997-12-05 1997-12-05 表示装置 Pending JPH11174481A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36748597A JPH11174481A (ja) 1997-12-05 1997-12-05 表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36748597A JPH11174481A (ja) 1997-12-05 1997-12-05 表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11174481A true JPH11174481A (ja) 1999-07-02

Family

ID=18489428

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36748597A Pending JPH11174481A (ja) 1997-12-05 1997-12-05 表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11174481A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004185011A (ja) * 2002-12-03 2004-07-02 Samsung Electronics Co Ltd 液晶表示装置用薄膜トランジスタ表示板
US7139055B2 (en) 2001-04-11 2006-11-21 Sharp Kabushiki Kaisha Liquid crystal display device having liquid crystal domains with radially-inclined orientation
JP2007264673A (ja) * 2007-07-19 2007-10-11 Seiko Epson Corp 液晶表示装置
JP2010224233A (ja) * 2009-03-24 2010-10-07 Stanley Electric Co Ltd 液晶表示素子
JP2012027456A (ja) * 2010-06-25 2012-02-09 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 表示装置
JP2012083511A (ja) * 2010-10-12 2012-04-26 Stanley Electric Co Ltd 液晶表示素子
JP2012093589A (ja) * 2010-10-27 2012-05-17 Stanley Electric Co Ltd 液晶表示装置
JP2013148624A (ja) * 2012-01-17 2013-08-01 Stanley Electric Co Ltd 液晶表示装置
EP2767867A1 (en) * 2013-02-14 2014-08-20 Stanley Electric Co., Ltd. Liquid crystal display apparatus
WO2017148153A1 (en) * 2016-02-29 2017-09-08 Boe Technology Group Co., Ltd. Pixel structure, array substrate and display apparatus

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7139055B2 (en) 2001-04-11 2006-11-21 Sharp Kabushiki Kaisha Liquid crystal display device having liquid crystal domains with radially-inclined orientation
KR100800238B1 (ko) * 2001-04-11 2008-02-01 샤프 가부시키가이샤 액정표시장치
US8467025B2 (en) 2002-12-03 2013-06-18 Samsung Display Co., Ltd. Thin film transistor array panel for liquid crystal display
US7944537B2 (en) 2002-12-03 2011-05-17 Samsung Electronics Co., Ltd. Thin film transistor array panel for liquid crystal display
JP2011203763A (ja) * 2002-12-03 2011-10-13 Samsung Electronics Co Ltd 液晶表示装置用薄膜トランジスタ表示板
JP2004185011A (ja) * 2002-12-03 2004-07-02 Samsung Electronics Co Ltd 液晶表示装置用薄膜トランジスタ表示板
JP2007264673A (ja) * 2007-07-19 2007-10-11 Seiko Epson Corp 液晶表示装置
JP4613935B2 (ja) * 2007-07-19 2011-01-19 ソニー株式会社 液晶表示装置
JP2010224233A (ja) * 2009-03-24 2010-10-07 Stanley Electric Co Ltd 液晶表示素子
US9268193B2 (en) 2010-06-25 2016-02-23 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Display device
JP2012027456A (ja) * 2010-06-25 2012-02-09 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 表示装置
US9488895B2 (en) 2010-06-25 2016-11-08 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Display device
US9857658B2 (en) 2010-06-25 2018-01-02 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Display device
US10185201B2 (en) 2010-06-25 2019-01-22 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Display device
CN102566160A (zh) * 2010-10-12 2012-07-11 斯坦雷电气株式会社 液晶显示元件
JP2012083511A (ja) * 2010-10-12 2012-04-26 Stanley Electric Co Ltd 液晶表示素子
JP2012093589A (ja) * 2010-10-27 2012-05-17 Stanley Electric Co Ltd 液晶表示装置
JP2013148624A (ja) * 2012-01-17 2013-08-01 Stanley Electric Co Ltd 液晶表示装置
EP2767867A1 (en) * 2013-02-14 2014-08-20 Stanley Electric Co., Ltd. Liquid crystal display apparatus
US9411195B2 (en) 2013-02-14 2016-08-09 Stanley Electric Co., Ltd. Liquid crystal display apparatus
WO2017148153A1 (en) * 2016-02-29 2017-09-08 Boe Technology Group Co., Ltd. Pixel structure, array substrate and display apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3108768B2 (ja) Tn液晶表示素子
US6853425B2 (en) Liquid crystal display device and a method of manufacturing a viewing angle compensation film for the same
JP3234357B2 (ja) 液晶表示装置
US6501524B1 (en) Liquid crystal display device
US20070195251A1 (en) Systems for displaying images involving alignment liquid crystal displays
US7450208B2 (en) Vertical alignment liquid crystal displays
JP3850002B2 (ja) 液晶電気光学装置
US20080204649A1 (en) Substrate for liquid crystal display and liquid crystal display having the same
JP2921813B2 (ja) 液晶表示装置の電極構造
JP2001324718A (ja) マルチドメイン広視角液晶ディスプレイの構造
JP2001249340A (ja) 液晶表示装置
JP4156342B2 (ja) 液晶表示装置
US6377326B2 (en) Manufacturing method of forming two-domain liquid crystal display by exposing a part of orientation layer twice
KR100319467B1 (ko) 액정 표시 소자
US7508475B2 (en) Liquid crystal display device
JP3087193B2 (ja) 液晶表示装置
JPH11174481A (ja) 表示装置
US6593988B1 (en) Multi-domain liquid crystal display with wall-bump structures in pixel area
JP2003270653A (ja) 液晶表示装置及びその製造方法
JP4364381B2 (ja) 液晶表示装置
US20020044249A1 (en) Liquid crystal display device
JP2002214613A (ja) 液晶表示装置
JP4019906B2 (ja) 液晶表示装置
JP4586481B2 (ja) 半透過型液晶表示パネル
JPH09244028A (ja) 液晶表示パネル