JPH1117409A - 高周波伝送線路及び高周波伝送線路を有した電子部品 - Google Patents

高周波伝送線路及び高周波伝送線路を有した電子部品

Info

Publication number
JPH1117409A
JPH1117409A JP9168999A JP16899997A JPH1117409A JP H1117409 A JPH1117409 A JP H1117409A JP 9168999 A JP9168999 A JP 9168999A JP 16899997 A JP16899997 A JP 16899997A JP H1117409 A JPH1117409 A JP H1117409A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission line
conductors
frequency
conductor
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9168999A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3780394B2 (ja
Inventor
Mitsuhide Katou
充英 加藤
Naoki Nakayama
尚樹 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP16899997A priority Critical patent/JP3780394B2/ja
Publication of JPH1117409A publication Critical patent/JPH1117409A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3780394B2 publication Critical patent/JP3780394B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/0213Electrical arrangements not otherwise provided for
    • H05K1/0237High frequency adaptations
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/0296Conductive pattern lay-out details not covered by sub groups H05K1/02 - H05K1/0295
    • H05K1/0298Multilayer circuits

Landscapes

  • Parts Printed On Printed Circuit Boards (AREA)
  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
  • Structure Of Printed Boards (AREA)
  • Waveguide Switches, Polarizers, And Phase Shifters (AREA)
  • Waveguides (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定の特性インピーダンスを確保し、かつ、
小型化が可能な高周波伝送線路及び高周波伝送線路を有
した電子部品を得る。 【解決手段】 高周波伝送線路部品1は、伝送線路導体
2a,2b及びビアホール6をそれぞれ設けた誘電体シ
ート5と、グランド導体4を設けた誘電体シート5と、
保護用誘電体シート5等を積層して構成されている。伝
送線路導体2a,2bは、引出し部3a,3bを残し
て、誘電体シート5を挟んで対向している。この伝送線
路導体2a,2bはビアホール6を介して電気的に直列
に接続され、1本の伝送線路2を形成している。さら
に、伝送線路2は、上下に配置された二つのグランド導
体4,4の間に配設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高周波伝送線路及
び高周波伝送線路を有した電子部品、例えば遅延線路部
品、高周波スイッチ部品、高周波フィルタ部品、又は分
波フィルタ部品等に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば高周波伝送線路部品と
して、図15に示すものが提案されている。この高周波
伝送線路部品151は、一つの伝送線路導体からなる1
本の伝送線路152を表面に設けた誘電体シート153
と、グランド導体154を表面に設けた誘電体シート1
53と、保護用シート153等を積層したものである。
伝送線路152を表面に設けた誘電体シート153は、
グランド導体154を表面に設けた2枚の誘電体シート
153の間に配設されている。従って、この高周波伝送
線路部品151は、二つのグランド導体154の間に、
所定の特性インピーダンスを有する1本の伝送線路15
2を1層で構成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
高周波伝送線路部品151は、二つのグランド導体15
4の間に伝送線路152を1層で構成するものであった
ため、一層当たりの伝送線路の長さが長くなり、部品サ
イズが大きくなるという問題があった。
【0004】そこで、本発明の目的は、所定の特性イン
ピーダンスを確保し、かつ、小型化が可能な高周波伝送
線路及び高周波伝送線路を有した電子部品を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、本発明に係る高周波伝送線路は、複数の誘電体層と
複数の伝送線路導体を積層して、前記複数の伝送線路導
体を、積層方向に誘電体層を介して略対向させると共
に、隣り合う二つの伝送線路導体を伝播する高周波信号
の進行方向が相互に逆方向になるように電気的に直列に
接続して少なくとも1本の伝送線路を形成し、かつ、こ
の伝送線路を内蔵した積層体を構成したことを特徴とす
る。
【0006】さらに、高周波伝送線路は、伝送線路に対
して積層方向に誘電体層を介して対向したグランド導体
を前記積層体に設けると共に、このグランド導体が前記
伝送線路と非導通状態であることを特徴とする。
【0007】また、本発明に係る高周波伝送線路を有し
た電子部品は、前述の高周波伝送線路と、この高周波伝
送線路に電気的に接続された電気機能素子とを備えたこ
とを特徴とする。
【0008】
【作用】以上の構成により、伝送線路が複数層で構成さ
れるため、特性インピーダンスが一定であれば、一層当
たりの伝送線路導体の長さは、従来より短くてすむ。従
って、部品のサイズが従来より小さくなる。
【0009】さらに、隣り合う二つの伝送線路導体を伝
播する高周波信号の進行方向が相互に逆方向であるた
め、伝送線路導体のそれぞれの周囲に発生する磁束の周
回方向が逆方向となる。従って、隣り合う二つの伝送線
路導体の間隔を所定量確保することにより、伝送線路導
体間の結合が小さくなる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る高周波伝送線
路及び高周波伝送線路を有した電子部品の実施形態につ
いて添付図面を参照して説明する。
【0011】[第1実施形態、図1〜図3]図1に示す
ように、高周波伝送線路部品1は、伝送線路導体2a,
2b及びビアホール6をそれぞれ設けた誘電体シート5
と、グランド導体4を設けた誘電体シート5と、保護用
誘電体シート5等にて構成されている。
【0012】伝送線路導体2a,2bは、それぞれ大略
ミアンダ形状をしており、伝送線路導体2aの引出し部
3aはシート5の手前側の辺の左側部に露出し、伝送線
路導体2bの引出し部3bはシート5の奥側の辺の左側
部に露出している。さらに、伝送線路導体2a,2b
は、引出し部3a,3bを残して、シート5を挟んで対
向している。第1実施形態では、伝送線路導体2a,2
bは積層方向に完全に重なり合うように配置されている
(図3参照)。ただし、伝送線路導体2a,2bの配置
は必ずしもこれに限るものではなく、例えば、導体幅の
略半分が重なり合うように伝送線路導体2a,2bを配
置してもよい。伝送線路導体2a,2bは、ビアホール
6を介して電気的に直列に接続され、1本の伝送線路
(例えば1/4波長の分布定数線路)2を形成する。
【0013】グランド導体4は、シート5の表面に広面
積に設けられている。グランド導体4の引出し部4aは
シート5の左辺に露出し、引出し部4bはシート5の右
辺に露出し、引出し部4cはシート5の手前側の辺の右
側部に露出し、引出し部4dはシート5の奥側の辺の右
側部に露出している。
【0014】導体2a,2b,4はAg,Pd,Ag−
Pd,Cu等からなり、シート5の表面に、周知の印刷
法やスパッタリング法や真空蒸着法等の方法によって形
成される。矩形状誘電体シート5は、誘電体セラミック
粉末を結合剤等と共に混練したものをシート状にしたも
のである。
【0015】以上の構成からなる各シート5は積み重ね
られ、一体的に焼結されることにより、図2に示すよう
に積層体とされる。積層体の手前側の側面部の左側及び
右側の位置には、それぞれ入力端子11及びグランド端
子13が形成され、奥側の側面部の左側及び右側の位置
には、それぞれ出力端子12及びグランド端子14が形
成される。さらに、積層体の左右の側面部には、それぞ
れグランド端子15,16が形成される。これらの端子
11〜16は、スパッタリング法、真空蒸着法、あるい
は塗布焼付等の方法にて形成される。
【0016】入力端子11は伝送線路2の一方の端部、
具体的には伝送線路導体2aの引出し部3aに電気的に
接続している。出力端子12は伝送線路2の他方の端
部、具体的には伝送線路導体2bの引出し部3bに電気
的に接続している。グランド端子13,14,15,1
6は、それぞれグランド導体4の引出し部4c,4d,
4a,4bに電気的に接続している。
【0017】こうして得られた高周波伝送線路部品1
は、図3に示すように、上下に配置された二つのグラン
ド導体4,4の間に、1本の伝送線路2が伝送線路導体
2aと2bの2層で構成されている。従って、特性イン
ピーダンスが一定であれば、一層当たりの伝送線路導体
の長さは、従来の略1/2となる。この結果、伝送線路
部品1は、従来の高周波伝送線路部品と比較して、小さ
い部品サイズで所定の特性インピーダンスを確保するこ
とができる。
【0018】また、入力端子11に入った高周波信号
が、伝送線路2を伝播して出力端子12から出力される
場合、図1に示すように、伝送線路導体2aを伝播する
高周波信号の進行方向aと、伝送線路導体2bを伝播す
る高周波信号の進行方向bとが逆方向となる。従って、
図3に示すように、伝送線路導体2a,2bのそれぞれ
の周囲に発生する磁束φ1,φ2の周回方向が逆方向と
なり、伝送線路導体2aと2bはこの相互に逆方向に周
回する磁束φ1とφ2によって磁気的に打消し合い、容
量結合することになる。このため、例えば伝送線路導体
2aと2bの間隔を100μm程度に設定することによ
り、伝送線路導体2aと2b間の結合を小さくすること
ができ、50Ω等の所望の特性インピーダンスを容易に
得ることができる。
【0019】さらに、伝送線路2において、伝送線路導
体2a,2bが積層方向に重なっている部分の線路長を
Lとすると、L=λ/4となる波長λの高周波信号が伝
送線路2を伝播した際に、最も大きな結合が生じる。従
って、この重なっている部分の線路長Lを短くすること
で、伝送線路2を伝播する高周波信号のうちで最も大き
な結合が得られる高周波信号の周波数(以下、中心周波
数と記す)を高くすることができ、この中心周波数より
低い周波数の使用周波数での結合を小さく抑えることが
できる。
【0020】また、伝送線路部品1は、積層方向におい
て伝送線路2の上下にグランド導体4,4を配設してい
るので、外部の電磁界ノイズから伝送線路2を遮蔽する
効果も有している。さらに、伝送線路導体2a,2bの
導体幅、あるいは伝送線路導体2a,2bとグランド導
体4の間隔、あるいは伝送線路導体2aと2bの重なり
面積、あるいは伝送線路導体2a,2b相互の間隔を任
意に設定することにより、特性インピーダンスを所望の
値に調整することができる。
【0021】[第2実施形態、図4〜図7]図4に示す
ように、高周波伝送線路部品21は、伝送線路導体22
a,22b,22c及びビアホール26a,26bをそ
れぞれ設けた誘電体シート25と、グランド導体24を
設けた誘電体シート25と、保護用誘電体シート25等
にて構成されている。
【0022】伝送線路導体22a〜22cは、それぞれ
大略ミアンダ形状をしている。伝送線路導体22a,2
2cの引出し部23a,23cは、それぞれシート25
の手前側の辺の左側部及び右側部に露出している。さら
に、伝送線路導体22a〜22cは、引出し部23a、
23cを残して、シート25を挟んで対向し、電磁気的
に結合している。伝送線路導体22a〜22cは、ビア
ホール26a,26bを介して電気的に直列に接続さ
れ、1本の伝送線路22を形成する。
【0023】グランド導体24は、シート25の表面に
広面積に設けられている。グランド導体24の引出し部
24a,24bはそれぞれシート25の左辺及び右辺に
露出し、引出し部24c,24dはそれぞれシート25
の奥側の辺の左側部及び右側部に露出している。
【0024】以上の構成からなる各シート25は積み重
ねられ、一体的に焼結されることにより、図5に示すよ
うに積層体とされる。積層体の手前側の側面部の左寄り
及び右寄りの位置には、それぞれ入力端子31及び出力
端子32が形成され、奥側の側面部の左寄り及び右寄り
の位置には、それぞれグランド端子35,36が形成さ
れ、左右の側面部には、それぞれグランド端子33,3
4が形成される。
【0025】入力端子31は伝送線路22の一方の端
部、具体的には伝送線路導体22aの引出し部23aに
電気的に接続している。出力端子32は伝送線路22の
他方の端部、具体的には伝送線路導体22cの引出し部
23cに電気的に接続している。グランド端子33,3
4,35,36は、それぞれグランド導体24の引出し
部24a,24b,24c,24dに電気的に接続して
いる。
【0026】こうして得られた高周波伝送線路部品21
は、図6(A)に示すように、上下に配置された二つの
グランド導体24,24の間に、1本の伝送線路22が
伝送線路導体22aと22bと22cの3層で構成され
ているので、特性インピーダンスが一定であれば、一層
当たりの伝送線路導体の長さは従来の1/3となる。従
って、伝送線路部品21を従来の高周波伝送線路部品と
比較して小型にすることができる。
【0027】ここで、図6(B)に示すように、一対の
グランド導体24の間に、伝送線路導体22a〜22c
のうちの一つしか配置しない構造を有する伝送線路部品
と比較する。グランド導体24と伝送線路導体22a
(又は22b,22c)の間隔T1を150μm程度と
すると、伝送線路導体22a〜22c相互の間隔T2は
100μm程度にできる。従って、図6(B)に示され
ている構造の伝送線路部品の寸法T4は900μm程度
となるのに対して、第2実施形態の伝送線路部品21の
寸法T3は500μm程度に抑えることができる。
【0028】また、図4に示すように、伝送線路導体2
2a,22b,22cをそれぞれ伝播する高周波信号の
進行方向aとb、並びにbとcが逆方向となる。従っ
て、図6(A)に示すように、伝送線路導体22a,2
2b,22cのそれぞれの周囲に発生する磁束φ1,φ
2,φ3において、磁束φ1とφ2の周回方向が相互に
逆方向となり、磁束φ2とφ3の周回方向が相互に逆方
向となる。この結果、伝送線路部品21は、伝送線路導
体22a〜22c相互の間隔を所定量確保することによ
り、伝送線路導体22a〜22c間の結合を小さくする
ことができ、所望の特性インピーダンスを容易に得るこ
とができる。
【0029】また、特性インピーダンスを所定値に調整
するため、伝送線路導体22a〜22cの導体幅、ある
いは伝送線路導体22a〜22cとグランド導体24の
間隔、あるいは伝送線路導体22a〜22c相互の間隔
を任意に設定することができる。特に、図7に示すよう
に、積層方向において、最も外側に位置している伝送線
路導体22a,22cと内側に位置している伝送線路導
体22bのそれぞれの導体幅を異ならせておけば、伝送
線路導体22a〜22cの積層ずれによる特性インピー
ダンスの変動を抑えることができるので、有効である。
【0030】[第3実施形態、図8及び図9]図8に示
すように、高周波伝送線路部品41は、伝送線路導体4
2a,42cを設けた誘電体シート45と、伝送線路導
体42bを設けた誘電体シート45と、グランド導体4
4を設けた誘電体シート45と、保護用誘電体シート4
5等にて構成されている。
【0031】伝送線路導体42a〜42cは、それぞれ
大略ミアンダ形状をしている。伝送線路導体42a,4
2cの引出し部43a,43cは、それぞれシート45
の手前側の辺の中央左寄りの位置及び中央右寄りの位置
に露出している。さらに、伝送線路導体42a〜42c
は、引出し部43a,43cを残してシート45を挟ん
で対向し、電磁気的に結合している。伝送線路導体42
a〜42cは、ビアホール46a,46bを介して電気
的に直列に接続され、1本の伝送線路42を形成する。
【0032】グランド導体44は、シート45の表面に
広面積に設けられている。グランド導体44の引出し部
44a,44bはそれぞれシート45の左辺及び右辺に
露出し、引出し部44c,44dはそれぞれシート45
の奥側の辺の中央左寄りの位置及び中央右寄りの位置に
露出している。
【0033】以上の構成からなる各シート45は積み重
ねられ、一体的に焼結されることにより、図9に示すよ
うに積層体とされる。積層体の手前側の側面部の中央左
寄り及び中央右寄りの位置には、それぞれ入力端子51
及び出力端子52が形成され、奥側の側面部の中央左寄
り及び右寄りの位置には、それぞれグランド端子55,
56が形成され、左右の側面部にはそれぞれグランド端
子53,54が形成される。
【0034】入力端子51は伝送線路42の一方の端
部、具体的には伝送線路導体42aの引出し部43aに
電気的に接続している。出力端子52は伝送線路42の
他方の端部、具体的には伝送線路導体42cの引出し部
43cに電気的に接続している。グランド端子53,5
4,55,56は、それぞれグランド導体44の引出し
部44a,44b,44c,44dに電気的に接続して
いる。
【0035】こうして得られた高周波伝送線路部品41
は、上下に配置された二つのグランド導体44,44の
間に、1本の伝送線路42が、伝送線路導体42a,4
2cの層と、伝送線路導体42bの層の2層で構成され
ている。従って、特性インピーダンスが一定であれば、
一層あたりの伝送線路導体の長さは、従来の長さより短
くなる。この結果、伝送線路部品41は、従来の高周波
伝送線路部品と比較して小型にすることができる。
【0036】また、図8に示すように、伝送線路導体4
2a,42b,42cをそれぞれ伝播する高周波信号の
進行方向aとb、並びにbとcが逆方向となる。従っ
て、伝送線路導体42a,42bのそれぞれの周囲に発
生する磁束の周回方向が逆方向となり、同様に、伝送線
路導体42b,42cのそれぞれの周囲に発生する磁束
の周回方向が逆方向となる。この結果、伝送線路部品4
1は、伝送線路導体42a〜42c相互の間隔を所定量
確保することにより、伝送線路導体42a〜42c間の
結合を小さくすることができ、所望の特性インピーダン
スを容易に得ることができる。
【0037】[第4実施形態、図10及び図11]図1
0に示すように、高周波伝送線路部品61は、伝送線路
導体62a,62b及びビアホール66をそれぞれ設け
た誘電体シート65と、グランド導体64を設けた誘電
体シート65と、保護用誘電体シート65等にて構成さ
れている。
【0038】伝送線路導体62aの引出し部63aはシ
ート65の手前側の辺の左側部に露出し、伝送線路導体
62bの引出し部63bはシート65の奥側の辺の左側
部に露出している。さらに、伝送線路導体62a,62
bは、引出し部63a,63bを残してシート65を挟
んで対向している。伝送線路導体62a,62bはビア
ホール66を介して直列に電気的に接続され、1本の伝
送線路62を形成する。
【0039】グランド導体64は、シート65の表面に
広面積に設けられている。グランド導体64の引出し部
64a,64bはそれぞれシート65の左辺及び右辺に
露出し、引出し部64cはシート65の手前側の辺の右
側部に露出し、引出し部64d,64eはそれぞれシー
ト65の奥側の辺の右側部及び左側部に露出している。
【0040】以上の構成からなる各シート65は積み重
ねられ、一体的に焼結されることにより、図11に示す
ように積層体とされる。積層体の手前側の側面部の左側
及び右側の位置には、それぞれ入出力端子71及びグラ
ンド端子73が形成され、奥側の側面部の左側及び右側
の位置には、それぞれグランド端子72,74が形成さ
れ、左右の側面部には、それぞれグランド端子75,7
6が形成される。
【0041】入出力端子71は、伝送線路62の一方の
端部、具体的には伝送線路導体62aの引出し部63a
に電気的に接続している。グランド端子72は伝送線路
62の他方の端部、具体的には伝送線路導体62bの引
出し部63bおよびグランド導体64の引出し部64e
に電気的に接続している。グランド端子73,74,7
5,76は、それぞれグランド導体64の引出し部64
c、64d、64a,64bに電気的に接続している。
なお、この実施形態においては、伝送線路導体62bの
引出し部63bとグランド導体64とが電気的に接続さ
れているが、回路構成上必要な場合に限って接続される
ものである。
【0042】こうして得られた高周波伝送線路部品61
は、前記第1実施形態の伝送線路部品1と同様の作用効
果を奏する。
【0043】[第5実施形態、図12〜図14]第5実
施形態は、高周波伝送経路を有した電子部品の一例とし
て、高周波スイッチ部品を例にして説明する。
【0044】図12に示すように、高周波スイッチ部品
81は、伝送線路導体82a,82b等を設けた誘電体
シート95と、グランド導体84を設けた誘電体シート
95と、コンデンサ導体85,86を設けた誘電体シー
ト95と、伝送線路導体87a〜87c,88a〜88
cをそれぞれ設けた誘電体シート95と、ビアホール付
きパッド107a〜110bを設けた誘電体シート95
等にて構成されている。
【0045】伝送線路導体87a,87b,87cは、
それぞれ大略ミアンダ形状をしており、伝送線路導体8
7aの引出し部89aはシート95の奥側の辺の左側部
に露出し、伝送線路導体87cの引出し部89cはシー
ト95の手前側の辺の左側部に露出している。さらに、
伝送線路導体87a〜87cは、引出し部89a,89
cを残してシート95を挟んで対向している。これらの
伝送線路導体87a〜87cは、シート95に設けたビ
アホール120a、120bを介して電気的に直列に接
続され、1本の伝送線路87を形成する。
【0046】同様に、伝送線路導体88a,88b,8
8cはそれぞれ大略ミアンダ形状をしており、伝送線路
導体88aの引出し部90aはシート95の奥側の辺の
右側部に露出し、伝送線路導体88cの引出し部90c
はシート95の手前側の辺の中央部に露出している。さ
らに、伝送線路導体88a〜88cは、引出し部90
a,90cを残してシート95を挟んで対向している。
これらの伝送線路導体88a〜88cは、シート95に
設けたビアホール121a,121bを介して電気的に
直列に接続され、1本の伝送線路88を形成する。伝送
線路87,88の線路長は、λ/16以上λ/2以下の
範囲とされ、通常は略λ/4である。λは使用周波数の
波長である。
【0047】伝送線路導体82a,82bはそれぞれ大
略ミアンダ形状をしており、伝送線路導体82bの引出
し部83はシート95の手前側の辺の中央部に露出して
いる。さらに、伝送線路導体82a,82bは、引出し
部83を残してシート95を挟んで対向している。これ
らの伝送線路導体82a,82bは、シート95に設け
たビアホール122を介して電気的に直列に接続され、
1本の伝送線路82を形成する。
【0048】グランド導体84は、シート95の表面に
広面積に設けられている。グランド導体84の引出し部
84aはシート95の左辺に露出し、引出し部84bは
シート95の右辺に露出し、引出し部84cはシート9
5の奥側の辺の中央部に露出している。
【0049】コンデンサ導体85,86は、それぞれシ
ート95の表面の左側及び右側に設けられている。コン
デンサ導体85の引出し部85aはシート95の手前側
の辺の左側部に露出している。これらのコンデンサ導体
85,86はそれぞれシート95を挟んでグランド導体
84に対向しており、グランド導体84と共にコンデン
サC1,C2を形成する。
【0050】さらに、伝送線路導体82aが設けられて
いるシート95の表面には、引出し導体100,10
1,102,103及び中継導体104が設けられてい
る。引出し導体100,101の一端は、それぞれシー
ト95の奥側の辺の左側部及び右側部に露出し、引出し
導体102,103の一端はそれぞれシート95の手前
側の辺の中央部及び右側部に露出している。そして、伝
送線路導体82aはビアホール付きパッド109bに電
気的に接続され、引出し導体101,102,103は
それぞれビアホール付きパッド108b,107a,1
10aに電気的に接続される。中継導体104はビアホ
ール付きパッド110b及び108aに電気的に接続さ
れると共に、シート95に設けたビアホール123a,
123b,123cを介してコンデンサ導体86に電気
的に接続される。
【0051】以上の構成からなる各シート95は積み重
ねられ、一体的に焼結されることにより、図13に示す
ように積層体とされる。積層体の手前側の側面部の左
側、中央及び右側の位置には、それぞれ電圧制御用端子
Vc1、アンテナ用端子ANT及び電圧制御用端子Vc
2が形成される。積層体の奥側の側面部の左側、中央及
び右側の位置には、それぞれ送信回路用端子TX、グラ
ンド端子G3及び受信回路用端子RXが形成される。さ
らに、積層体の左右の側面部には、それぞれグランド端
子G1,G2が形成される。
【0052】送信回路用端子TXは、伝送線路87の一
方の端部、具体的には伝送線路導体87aの引出し部8
9aと、引出し導体100とに電気的に接続している。
受信回路用端子RXは、伝送線路88の一方の端部、具
体的には伝送線路導体88aの引出し部90aと、引出
し導体101とに電気的に接続している。アンテナ用端
子ANTは、伝送線路82の一方の端部、具体的には伝
送線路導体82bの引出し部83と、引出し導体102
と、伝送線路88の他方の端部、具体的に伝送線路導体
88cの引出し部90cとに電気的に接続している。電
圧制御用端子Vc1は、伝送線路87の他方の端部、具
体的には伝送線路導体87cの引出し部89cと、コン
デンサ導体85の引出し部85aとに電気的に接続して
いる。電圧制御用端子Vc2は、引出し導体103に電
気的に接続している。グランド端子G1,G2,G3は
それぞれグランド導体84の引出し部84a,84b,
84cに電気的に接続している。
【0053】さらに、積層体の上面のパッド107a,
107bにはそれぞれダイオード素子D1のカソード電
極及びアノード電極が半田付けされ、パッド108a,
108bにはそれぞれダイオード素子D2のカソード電
極及びアノード電極が半田付けされ、パッド109a,
109bにはそれぞれコンデンサ素子C3の端子電極が
半田付けされ、パッド110a、110bにはそれぞれ
抵抗素子Rの端子電極が半田付けされる。
【0054】図14は、以上の構成からなる高周波スイ
ッチ部品81の電気等価回路図である。送信回路用端子
TXにはダイオード素子D1のアノードが接続されてい
る。ダイオード素子D1のアノードは、伝送線路87及
びコンデンサC1の直列回路を介し、グランドに接地し
ている。伝送線路87とコンデンサC1との中間点には
電圧制御用端子Vc1が接続している。この電圧制御用
端子Vc1には、高周波スイッチ部品81の伝送路切り
換えを行うためのコントロール回路が接続される。ダイ
オード素子D1の両端(アノード・カソード間)には、
伝送線路82及びコンデンサ素子C3の直列回路が接続
している。伝送線路82及びコンデンサ素子C3は、ダ
イオード素子D1がOFF状態のときのアイソレーショ
ンを確保するためのものである。さらに、ダイオード素
子D1のカソードは、アンテナ用端子ANTに接続して
いる。
【0055】アンテナ用端子ANTには、伝送線路88
を介して受信回路用端子RXが接続している。さらに、
受信回路用端子RXには、ダイオード素子D2のアノー
ドが接続している。ダイオード素子D2のカソードは、
コンデンサC2を介し、グランドに接地している。ダイ
オード素子D2とコンデンサC2との中間点には、抵抗
素子Rを介して電圧制御用端子Vc2が接続している。
この電圧制御用端子Vc2には、前記電圧制御用端子V
c1と同様に、高周波スイッチ部品81の伝送路切り換
えを行うためのコントロール回路が接続される。
【0056】なお、図14の中で点線で表示しているよ
うに、ダイオード素子D1に対して並列に、逆バイアス
印加時の電圧安定化のための抵抗素子Raを接続した
り、OFF状態のときのアイソレーションを確保するた
めのコンデンサ素子Caを接続してもよい。また、ダイ
オード素子D2についても、ダイオード素子D1と同様
に、抵抗素子Ra、コンデンサ素子Ca、伝送線路82
及びコンデンサ素子C3を接続してもよいことは言うま
でもない。そして、高周波スイッチ部品81を使用する
際には、送信回路用端子TX、受信回路用端子RX及び
アンテナ用端子ANTのそれぞれを、別部品のバイアス
カット用のカップリングコンデンサ素子を介して送信回
路、受信回路及びアンテナに接続する。
【0057】次に、この高周波スイッチ部品81を用い
ての送受信について説明する。送信を行う場合には、電
圧制御用端子Vc1とVc2の間に正の電位差を与え
る。この電圧は、ダイオード素子D1,D2に対して順
方向のバイアス電圧として働くため、ダイオード素子D
1,D2をON状態にする。このとき、コンデンサC1
〜C3によって直流分がカットされ、ダイオード素子D
1,D2を含む回路にのみ電圧制御用端子Vc1,Vc
2に加えられた電圧が印加される。従って、伝送線路8
8がダイオード素子D2により接地されて送信周波数で
共振し、インピーダンスが略無限大となる。この結果、
送信回路用端子TXに入った送信信号は、受信回路用端
子RXに殆んど伝送されることなく、ダイオード素子D
1を経てアンテナ用端子ANTに伝送される。一方、伝
送線路87はコンデンサC1を介して接地されているた
め、送信周波数で共振してインピーダンスが略無限大と
なり、送信信号がグランド側へ漏れることを防止してい
る。
【0058】受信を行う場合は、電圧制御用端子Vc1
とVc2の間に負の電位差を与える。この電圧は、ダイ
オード素子D1,D2に対して逆方向のバイアス電圧と
して働くため、ダイオード素子D1,D2はOFF状態
になり、アンテナ用端子ANTに入った受信信号は、伝
送線路88を経て受信回路用端子RXに伝送され、送信
回路用端子TXには殆ど伝送されない。このように、高
周波スイッチ部品81は、電圧制御用端子Vc1,Vc
2に印加するバイアス電圧をコントロールすることによ
り、送受の信号の伝送路を切り換えることができる。
【0059】以上の構成からなる高周波スイッチ部品8
1は、二つのグランド導体84,84の間に、2本の伝
送線路87,88が並設され、かつ、それぞれの伝送線
路87,88が伝送線路導体87a〜87c,88a〜
88cの3層で構成されている。さらに、1本の伝送線
路82が伝送線路82a,82bの2層で構成されてい
る。従って、一定の特性インピーダンスを確保する場
合、一層当たりの伝送線路の長さは従来より短くてす
み、高周波スイッチ部品81の小型化を図ることができ
る。具体的には、900MHz帯の高周波スイッチ部品
81で、従来8×5×3mmのサイズであったものが、
5×4×2.5mmに小型化することができた。
【0060】[他の実施形態]なお、本発明に係る高周
波伝送線路及び高周波伝送線路を有した電子部品は前記
実施形態に限定するものではなく、その要旨の範囲内で
種々に変更することができる。高周波伝送線路は、占有
面積や所望の特性インピーダンスの仕様によってミアン
ダ形状の他に、スパイラル形状のもの、あるいは、ミア
ンダ形状とスパイラル形状を組み合わせたもの等であっ
てもよい。さらに、前記実施形態は、それぞれ導体が形
成された誘電体シートを積み重ねた後、一体的に焼成す
るものであるが、必ずしもこれに限定されない。シート
は予め焼結されたものを用いてもよい。
【0061】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、伝送線路が複数層で構成されているので、特性
インピーダンスが一定であれば、一層当たりの伝送線路
導体の長さは、従来より短くてすむ。この結果、高周波
伝送線路は、従来と比較して小さいサイズで所定の特性
インピーダンスを確保することができる。
【0062】さらに、隣り合う二つの伝送線路導体を伝
播する高周波信号の進行方向が相互に逆方向であるた
め、伝送線路導体のそれぞれの周囲に発生する磁束の周
回方向が逆方向となる。従って、隣り合う二つの伝送線
路導体の間隔を所定量確保することにより、伝送線路導
体間の結合を小さくすることができ、所望の特性インピ
ーダンスを容易に得ることができる。
【0063】また、伝送線路において、伝送線路導体が
積層方向に重なっている部分の線路長を短くすること
で、伝送線路を伝播する高周波信号のうちで最も大きな
結合が得られる高周波信号の周波数(中心周波数)を高
くすることができ、この中心周波数より低い周波数の使
用周波数での結合を小さく抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る高周波伝送線路の第1実施形態を
示す分解斜視図。
【図2】図1に示されている高周波伝送線路の外観を示
す斜視図。
【図3】図2のIII−III断面図。
【図4】本発明に係る高周波伝送線路の第2実施形態を
示す分解斜視図。
【図5】図4に示されている高周波伝送線路の外観を示
す斜視図。
【図6】(A)は図5のVI−VI断面図、(B)は比
較例を示す断面図。
【図7】図4に示されている高周波伝送線路の変形例を
示す分解斜視図。
【図8】本発明に係る高周波伝送線路の第3実施形態を
示す分解斜視図。
【図9】図8に示されている高周波伝送線路の外観を示
す斜視図。
【図10】本発明に係る高周波伝送線路の第4実施形態
を示す分解斜視図。
【図11】図10に示されている高周波伝送線路の外観
を示す斜視図。
【図12】本発明に係る高周波伝送線路を有した電子部
品の実施形態を示す分解斜視図。
【図13】図12に示されている電子部品の外観を示す
斜視図。
【図14】図12に示されている電子部品の電気等価回
路図。
【図15】従来の高周波伝送線路を示す分解斜視図。
【符号の説明】
1,21,41,61…高周波伝送線路部品 2,22,42,62…伝送線路 2a,2b,22a〜22c,42a〜42c,62
a,62b…伝送線路導体 4,24,44,64…グランド導体 5,25,45,65…誘電体シート 81…高周波スイッチ部品 82,87,88…伝送線路 82a,82b,87a〜87c,88a〜88c…伝
送線路導体 84…グランド導体 95…誘電体シート C1,C2…コンデンサ C3…コンデンサ素子 D1,D2…ダイオード素子 R…抵抗素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H05K 1/16 H05K 1/16 B 3/46 3/46 Q

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の誘電体層と複数の伝送線路導体を
    積層して、前記複数の伝送線路導体を、積層方向に誘電
    体層を介して略対向させると共に、隣り合う二つの伝送
    線路導体を伝播する高周波信号の進行方向が相互に逆方
    向になるように電気的に直列に接続して少なくとも1本
    の伝送線路を形成し、かつ、この伝送線路を内蔵した積
    層体を構成したことを特徴とする高周波伝送線路。
  2. 【請求項2】 前記伝送線路に対して積層方向に誘電体
    層を介して対向したグランド導体を前記積層体に設ける
    と共に、このグランド導体が前記伝送線路と非導通状態
    であることを特徴とする請求項1記載の高周波伝送線
    路。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2のいずれか一方
    に記載の高周波伝送線路と、前記高周波伝送線路に電気
    的に接続された電気機能素子とを備えたことを特徴とす
    る高周波伝送線路を有した電子部品。
JP16899997A 1997-06-25 1997-06-25 高周波伝送線路及び高周波伝送線路を有した電子部品 Expired - Lifetime JP3780394B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16899997A JP3780394B2 (ja) 1997-06-25 1997-06-25 高周波伝送線路及び高周波伝送線路を有した電子部品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16899997A JP3780394B2 (ja) 1997-06-25 1997-06-25 高周波伝送線路及び高周波伝送線路を有した電子部品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1117409A true JPH1117409A (ja) 1999-01-22
JP3780394B2 JP3780394B2 (ja) 2006-05-31

Family

ID=15878482

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16899997A Expired - Lifetime JP3780394B2 (ja) 1997-06-25 1997-06-25 高周波伝送線路及び高周波伝送線路を有した電子部品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3780394B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6633206B1 (en) 1999-01-27 2003-10-14 Murata Manufacturing Co., Ltd. High-frequency switch
JP2005130060A (ja) * 2003-10-22 2005-05-19 Ngk Spark Plug Co Ltd 高周波スイッチ
JP2006156911A (ja) * 2004-12-01 2006-06-15 Ricoh Co Ltd プリント配線基板
WO2006106767A1 (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 伝送線路対及び伝送線路群
WO2006106761A1 (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 伝送線路対
JP2013247337A (ja) * 2012-05-29 2013-12-09 Kyocera Corp コイル内蔵配線基板および電子装置

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6633206B1 (en) 1999-01-27 2003-10-14 Murata Manufacturing Co., Ltd. High-frequency switch
US6897738B2 (en) 1999-01-27 2005-05-24 Murata Manufacturing Co., Ltd. High-frequency switch
US7391284B2 (en) 1999-01-27 2008-06-24 Murata Manufacturing Co., Ltd. High-frequency switch
JP2005130060A (ja) * 2003-10-22 2005-05-19 Ngk Spark Plug Co Ltd 高周波スイッチ
JP2006156911A (ja) * 2004-12-01 2006-06-15 Ricoh Co Ltd プリント配線基板
JP4562504B2 (ja) * 2004-12-01 2010-10-13 株式会社リコー プリント配線基板
WO2006106764A1 (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 伝送線路
US7369020B2 (en) 2005-03-30 2008-05-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Transmission line comprising a plurality of serially connected rotational direction-reversal structures
WO2006106761A1 (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 伝送線路対
US7414201B2 (en) 2005-03-30 2008-08-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Transmission line pair
US7518462B2 (en) 2005-03-30 2009-04-14 Panasonic Corporation Transmission line pair having a plurality of rotational-direction reversal structures
WO2006106767A1 (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 伝送線路対及び伝送線路群
JP2013247337A (ja) * 2012-05-29 2013-12-09 Kyocera Corp コイル内蔵配線基板および電子装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3780394B2 (ja) 2006-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3675210B2 (ja) 高周波スイッチ
JP3307307B2 (ja) 多層型高周波電子部品
US6414567B2 (en) Duplexer having laminated structure
JP2001136045A (ja) 積層型複合電子部品
US7262675B2 (en) Laminated filter with improved stop band attenuation
JP3289643B2 (ja) 方向性結合器
JP3292095B2 (ja) 高周波スイッチ
JP3780394B2 (ja) 高周波伝送線路及び高周波伝送線路を有した電子部品
GB2382470A (en) Nonreciprocal circuit device with balanced port
JP3644619B2 (ja) 高周波伝送線路を有した電子部品
JP4182159B2 (ja) 電子部品
JP3835472B2 (ja) 高周波伝送線路部品
JP2002368507A (ja) 積層型伝送線路交差チップ
JPH11145754A (ja) 積層型lcフィルタ
JPH11163656A (ja) ノイズフィルタ
JP2000196496A (ja) 高周波スイッチ
JP4120131B2 (ja) 高周波スイッチ
JP2006311580A (ja) 高周波伝送線路を有した電子部品
JP3650433B2 (ja) アンテナスイッチ
JPH10276117A (ja) 複合スイッチ回路部品
JP3832484B2 (ja) 高周波スイッチ
JPH07202522A (ja) 電子部品の実装構造
JP2674364B2 (ja) チップ型ストリップライン共振装置
JPH10276003A (ja) ダイオードスイッチ
JP4193873B2 (ja) 高周波スイッチ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040114

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050616

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050628

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050826

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051101

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060220

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090317

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100317

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110317

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110317

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120317

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120317

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130317

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130317

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140317

Year of fee payment: 8

EXPY Cancellation because of completion of term