JPH11164961A - パチンコ玉揚送研磨機における集塵装置 - Google Patents

パチンコ玉揚送研磨機における集塵装置

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JPH11164961A
JPH11164961A JP35199997A JP35199997A JPH11164961A JP H11164961 A JPH11164961 A JP H11164961A JP 35199997 A JP35199997 A JP 35199997A JP 35199997 A JP35199997 A JP 35199997A JP H11164961 A JPH11164961 A JP H11164961A
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JP
Japan
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dust collecting
dust
guide
receiving plate
dust collection
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Application number
JP35199997A
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English (en)
Inventor
Kango Yanagi
漢呉 柳
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Heiwa Corp
Original Assignee
Heiwa Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 集塵フィルタの交換を簡易にすると共に外す
際に手などに塵埃が付着しにくくする。 【解決手段】 壁部に集塵口1aを有する集塵ボックス
1と、塵埃を集塵口から集塵ボックス内へ吸引するため
の集塵モータ8とを具備し、集塵ボックス内には後端を
ヒンジ12で支持されているガイド4と、このガイドに
長さ方向に移動可能に支持されており、かつ先端側を保
持片17と掛止め片18とにより保持されている集塵フ
ィルタ受け板5とを設けてあり、集塵フィルタ受け板は
袋状パック式の集塵フィルタの支持部を設けてあり、先
端部がガイドの先端から突出しており、その突出部が下
方に屈曲して把持部5cを形成している

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パチンコ玉揚送
研磨機における集塵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ玉は、例えば実開平2−740
84号公報等に開示されているようにパチンコ玉揚送研
磨機の揚送パイプ内で研磨粒で研磨されながら揚送スク
リューにより揚送され、揚送パイプ上部の排出口から排
出され、分離タンク(選別装置)で研磨粒と分離され、
回収されてパチンコ島へ再び送られ、パチンコ島内を循
環している。そして研磨時に発生するパチンコ玉に付着
していた塵、研磨粒の破砕粒等の塵埃は、吸引ホースに
より集塵装置に集塵され集塵フィルタにより除去され
る。この集塵装置として、例えば実開平5−48985
号公報に開示されているものにあっては、パチンコ玉と
研磨粒とを分離する選別装置に後端を接続している吸塵
パイプの先端が集塵ボックスの一側壁に設けてある吸塵
口に接続され、この集塵ボックス内に吸塵口に対向して
袋状パック式の集塵フィルタを取付け板を介して取付
け、他側壁に吸塵口からのエアを集塵ボックスの外側に
送り出すための吸引パイプを集塵モータから延設してい
る。そして集塵モータの作動により、集塵ボックスに接
続されている集塵パイプからの塵埃が吸塵口を経て集塵
フィルタにより集塵され、塵埃が除去されたエアは吸引
パイプへ送られる。集塵ボックスの内部には、長板状の
ガイド板をボックス内の対角線上に固定的に設置してい
る。また集塵ボックス内の吸塵口が開口されている側壁
にパック式の集塵フィルタを装着する集塵フィルタ取付
け板が係着可能に取付けられている。集塵フィルタを集
塵ボックス内に取付けるには、集塵フィルタを装着した
集塵フィルタ取付け板の先端部をガイド板に沿って集塵
ボックス内に挿入し、上記先端部を集塵ボックスの壁面
の最奥部口の一隅に当接させる。そして同時に取付け板
の壁面と並行に近接させ、最後に、他端部を係止部に係
止する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の集塵装置におけ
る集塵ボックスはパチンコ島の最下部の床の近くに設置
されているため、集塵フィルタの交換時に作業者が身を
屈めながら、集塵ボックス内のガイド板の位置を確認し
てから集塵フィルタを差し入れたり引き出しており、そ
の過程で集塵フィルタが振れる等するために集塵フィル
タの交換が煩雑で手間がかかり、取り出す際に手などに
塵埃が付着しやすい問題があった。この発明の目的は、
集塵フィルタの交換を簡易にすると共に外す際に手など
に塵埃が付着しにくくすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明のパチンコ玉揚
送研磨機における集塵装置は、壁部に集塵口を有する集
塵ボックスと、塵埃を上記集塵口から集塵ボックス内へ
吸引するための集塵モータとを具備している。上記集塵
ボックス内には後端を回転支持部で支持され、先端側を
保持手段により保持されているガイド及び集塵フィルタ
受け板を設けてあり、上記ガイドは、その後端を上記回
転支持部を中心として揺動可能に設けられており、上記
集塵フィルタ受け板は、上記ガイドにガイドの長さ方向
にスライド可能に支持されており、上記集塵口に対向す
る集塵フィルタを着脱可能に取付けるための支持部を設
けている。上記集塵フィルタ受け板では、その先端部が
ガイドの先端から突出し、その突出部が下方に屈曲して
把持部を形成し、ガイドから引出したりガイドへ押込み
時にこの把持部を利用して、引出しや押込みの操作をし
やすくする。保持手段は、集塵フィルタ受け板の把持部
を係脱可能に保持して、上記集塵フィルタ受け板を通じ
てガイド先端側を保持するもの、ガイドにマグネットを
取付けて、このマグネットの磁力によりガイドの先端側
を直接保持するものを含む。
【0005】
【作用】ガイドと集塵フィルタ受け板とは一体に設けら
れているために、集塵フィルタの位置が保持されている
から、集塵フィルタの交換時には集塵フィルタ受け板を
ガイドに沿って単に移動させるだけでよく、移動開始時
や移動過程で位置の確認が不要となる。ガイドはその後
端を回転支持部を中心として揺動可能に設けられている
から、ガイドは傾斜することができ、引出し時に、集塵
フィルタ受け板は傾斜するガイドを移動させることによ
り、移動が円滑に行える。
【0006】
【発明の実施の形態】図1及び図2に示す集塵装置にお
ける集塵ボックス1には、集塵パイプ2の先端部が天井
壁部に設けてある集塵口1aに接続されている。この集
塵口1aに対向して集塵ボックス1の内部に集塵フィル
タ3が、ガイド4に移動可能に保持されている集塵フィ
ルタ受け板5を介して取外し可能に取付けられている。
集塵ボックス1の一側壁部(図2右側壁部)には送風排
出口1bを開けてあり、この一側壁部にカバー6を固定
手段(図面ではビス7)で固定し、カバー6の内側に送
風排出口1bに対応して集塵モータ8及びファン9を設
けてある。さらに、送風排出口1bの集塵フィルタ3側
には、集塵フィルタが送風排出口から吸い出されないよ
うに吸い出し防止金具1dが設けてある。
【0007】ここで、集塵ボックス1内のガイド4及び
集塵フィルタ受け板5の各構成並びに両者の関係を主に
図3乃至図13を参照して説明する。図7乃至図10に
示すガイド4は、下ガイドフレーム10と上ガイドフレ
ーム11とを両側の取付け部10a,11aを重ね合せ
て一体としたものである。下ガイドフレーム10は、間
隔を置いて平行に配置された取付け部10aの後端間を
連結部10bで連結した平面コ字形状のものである。下
ガイドフレーム10の後端部側に位置している連結部1
0bの下面に回転支持部となるヒンジ12の一方の取付
け片を取付けている。ヒンジ12の他方の取付け片は、
図1及び図4に示すように集塵ボックス1の奥壁部1c
の上部に取付けられている。このため、ガイド4は、ヒ
ンジ12を回転中心として揺動可能である。上ガイドフ
レーム11は、両側の取付け部11a間をその先端側で
連結する連結部11bによって連結されており、平面が
コ字形状に形成されている。各取付け部11aは、これ
を幅方向にS字形状に屈曲することによって立上り部1
1a1が形成され、立上り部の先端側で連結部11bと
一体に接続されている。各立上り部11a1には、その
長さ方向にほぼ全長に亘ってガイド孔11a2を開けて
ある。各立上り部11a1と下ガイドフレーム10の取
付け部10aとの間はガイド溝13が形成されている。
集塵フィルタ受け板5は、図11乃至図13に示すよう
に平板で形成されており、中央に集塵フィルタ3を取付
けるための取付け穴5aが開けられている。取付け穴5
aの長手方向(図11上下方向)の両縁には対向的に集
塵フィルタ3を係止するための係止部14,15を設け
てある。一方(図11下方)の係止部15はヒンジ16
を中心として回転可能である。集塵フィルタ3は、図1
3では鎖線に示すように折畳可能の袋状に形成されてお
り、集塵フィルタの開口部に支持板3aを取付けている
パック式のものである。支持板3aは、図11鎖線に示
すように係止部14,15を介して集塵フィルタ受け板
5に着脱可能に取付けられる。集塵フィルタ受け板5の
後端(図11上端)の両側にストッパ5bを突出してい
る。また集塵フィルタ受け板5は、その先端が下方に折
曲げられた把持部5cとなっている。そして把持部5c
の先端部には掛止め受片5c1を設け、この掛止め受片
に掛止め孔5c2が形成されている。ガイド4と集塵フ
ィルタ受け板5との関係について図3乃至図6を参照し
て説明する。集塵フィルタ受け板5は、ガイド4の下ガ
イドフレーム10と上ガイドフレーム11との間で、集
塵フィルタ受け板5の両側部がガイド4のガイド溝13
内に配置されており、またストッパ5bが上ガイドフレ
ーム11のガイド孔11a2内にそれぞれ移動可能に位
置しており、集塵フィルタ受け板5の先端部である把持
部5cはガイドの先端部より突出している。集塵フィル
タ受け板5はガイド4に対して前後方向(図3及び図4
の上下方向)に移動可能であり、前進及び後退距離はス
トッパ5bがガイド孔11a2の端部に当接することに
より規制される。またガイド4は通常は水平状態となっ
ているが、ヒンジ12を回転中心として揺動するため
に、その揺動により先端部を下にした傾斜状態となる。
したがって、集塵フィルタ受け板5は、ガイド4が傾斜
状態になることにより、このガイドをあたかも滑り台の
ようにしてガイド先端部に向けてスライドしながら移動
することができる。ガイド4と集塵フィルタ受け板5と
は後端側がガイドに取付けているヒンジ12により集塵
ボックス1の奥壁部1cに保持されており、また先端側
が図1及び図2に示すように保持手段17,18により
係脱可能に保持され、常に水平状態が維持されている。
図示の例では、後端側ではガイド4がヒンジ12により
直接奥壁部1cに取付けられ、先端側では集塵フィルタ
受け板5が保持手段となる保持片17と掛止め片18と
により直接保持されている。保持片17と掛止め片18
とは一体に形成されており、この掛止め片側で集塵ボッ
クス1の天井壁部内面に固着された固定板19に取付け
られている。保持片17は長片状に形成され、その内面
が集塵フィルタ受け板5の把持部5cに当接するととも
に、集塵ボックス1内方に所定のばね力で押圧して、集
塵フィルタ受け板5を保持している。掛止め片18は下
端が内側に屈曲しており、集塵フィルタ受け板5の掛止
め受片5c1の掛止め孔5c2に掛止め可能である。保
持片17を上端部を中心として下端部側を図1左側に撓
ませれば、保持片による押圧が解除されると共に、掛止
め片18の掛止めが解除される。保持片17と掛止め片
18とは、集塵ボックス1の片開きの扉20の内側に配
置されている。片開きの扉20は、ヒンジ21を中心と
して集塵ボックス1の開口部を開閉可能であって、留め
具22で閉鎖される。このように集塵ボックス1内にお
けるガイド4と集塵フィルタ受け板5とは、使用時には
水平に保持され、すなわち一端(図1右端)をガイドの
ヒンジ12で支持され、先端を保持片17と掛止め片1
8とにより位置保持される。集塵フィルタ受け板5の取
出し時には、保持片17と掛止め片18とによる集塵フ
ィルタ受け板5の保持を解除すれば、ガイド4と集塵フ
ィルタ受け板5とはヒンジ12を中心として反時計方向
に揺動し、集塵ボックス1の片開きの扉20に向けて次
第に降下するように傾斜するために、集塵フィルタ受け
板5を容易に取出すことができる。
【0008】集塵モータ8は、図14及び図15に示す
ようにカバー6の内側に取付けられている。ファン9
は、図示の例ではラジアルファンが使用されており、フ
ァンケース9aで被覆されており、その中央に送風排出
口1bに対向隣接して吸引口9bを設け、この吸引口の
外側にファンを囲むよう送風路9cを設け、この送風路
の一端が吹出口9dとなっている。このため集塵ボック
ス1内のエアは、ファン9が回転することにより、送風
排出口1bからファンの中央の吸引口9bに吸引されて
外側の送風路9cを通過して吹出口9dから吐出され
る。カバー6の側壁部6aの上下には複数の通気孔6a
1を(図2)を開けてあり、吹出口9dから吐出される
エアをカバー外へ排出できるようにしている。吹出口9
dに対向近接して風圧感知手段の本体を構成する風圧感
知体23を配置してある。風圧感知体23は、後端部側
が制御手段であるマイクロスイッチからなる制御体24
に揺動可能に取付けられ、この制御体は報知手段25と
電気的に接続されている。風圧感知体23の先端部は風
圧受部23aとなっており、図14に示す風圧感知体
は、本体がピアノ線からなり、先端に風圧受部である受
板を取付け、後端が制御体24の側面から突出している
回転軸23bに固定されている。風圧感知体23の後端
の回転軸23bの接点部が、制御体24に内蔵されてい
る一方のスイッチ接片24aと他方のスイッチ接片24
bとに選択的に当接して、制御体の接点の開閉をする。
一方のスイッチ接片24aは、報知手段となる正常運転
を示す表示灯25aに配線26,26aにより電気的に
接続されている。他方のスイッチ接片24bは、報知手
段である異常運転を示す表示灯25bに配線27,27
aにより電気的に接続されている。
【0009】ここで、吹出口9dから吐出する風圧と風
圧感知体23との関係を図14及び図15を参照して説
明する。図示のように、集塵フィルタ3の機能が発揮さ
れている場合(フィルタ交換の必要のない正常運転の場
合)には、集塵フィルタを通過してファン9の吹出口9
dからの吐出風の速度は早く、反対にフィルタ交換が必
要な場合(異常運転の場合)には吐出風の速度は遅くな
る。このため、吹出口9dからの吐出風が風圧感知体2
3の風圧受部23aに当たるが、通常は、この風圧が正
常運転の場合、風圧感知体の支持ばね力で、正常運転位
置が維持され、反対に風圧が設定値未満のとき、風圧感
知体が吹出口に向って接近するので、風圧感知体の接点
部が異常運転を示す表示灯25bに接続されている他方
のスイッチ接片24bに接触し、制御体24が異常運転
に切換わり、一方の表示灯25aが消え、異常を示す他
方の表示灯25bが点灯する。一端部で制御体24に接
続されている配線26,27の各他端部はカバー6に固
定してある接続具29に接続されている。配線26a,
27aの一端部は表示灯25a,25bに、他端部は接
続具30に接続されており、接続具30は接続具29に
挿脱可能に接続されている。また配線28,28aは、
電源に通じるもので、一方の配線28の一端部は制御体
24の接片24cに、他端部はカバー6に固定してある
接続具31に接続されている。他方の配線28aの一端
部はファン9に、他端部は接続具31に接続されてい
る。接続具29,31間は配線34により接続されてい
る。配線28bは、その一端部が電源と接続される接続
具33に、他端部が接続具32に接続されており、接続
具32は接続具31に挿脱可能に接続されている。
【0010】上記の構成であるから、集塵モータ8が作
動して、ファン9が回転することにより、集塵パイプ2
を経て集塵ボックス1内に入る塵埃は集塵フィルタ3で
除去され、集塵ボックスの吹出口9dから吐出されるエ
アの風圧を風圧感知体23の風圧受部23aで感知する
が、風圧が設定値範囲内であれば、風圧感知体は制御体
24の接点を開閉する動作をせず、正常状態が維持さ
れ、報知手段25は正常運転の継続を知らせ、集塵フィ
ルタの交換の不要を知らせる。しかしながら、集塵フィ
ルタ3を経てファンの吹出口9dから吐出する風圧が弱
くなったり、零となったりすると、風圧感知体23が吹
出口側に接近して、設定値範囲外となり集塵フィルタ3
の交換を必要とする。このため、風圧感知体23の接点
部が異常運転を示す表示灯25bに接続されている他方
のスイッチ接片24bに接触し、制御体24が異常運転
に切換わり、この結果報知手段の表示が変わるので、換
言すれば異常運転を示す表示灯25bが点灯され、フィ
ルタ交換が報知される。そこで、片開き扉20を開け
る。この時、集塵フィルタ受け板5は、図1に示すよう
に保持片17のばね力で把持部5cが押圧され、しかも
掛止め片18が掛止め受片5c1の掛止め孔5c2内に
挿入して掛止め受片を通じて集塵フィルタ受け板の先端
側を吊持しており、集塵フィルタ受け板はガイド4と共
に水平に保持された状態にある。この状態から集塵フィ
ルタ受け板5を取出す。取出す際の手順としては、まず
一方の手で把持部5cを持ちながら他方の手で保持片1
7の下端側を図1左側に引張って把持部5cの押圧を解
くと共に、掛止め片18を掛止め受片5c1の掛止め孔
5c2から抜いてやれば、集塵フィルタ受け板5の先端
側の保持が解除され、集塵フィルタ受け板5は片持ち状
態となり、先端が自由端となる。そして集塵フィルタ受
け板5の先端側を集塵ボックス1の底部まで降下させる
と、集塵フィルタ受け板はガイド4と共に先端側を下に
して傾斜する。最後にゆっくりと、集塵フィルタ受け板
の把持部5cを持って手前に引出す。引出し時には、集
塵フィルタ受け板5はガイド4を滑り台のようにして集
塵ボックス1の開口部に向けて移動する。引出してか
ら、集塵フィルタ受け板5から集塵フィルタ3を取付け
ている支持板3aを外し、新しい集塵フィルタと交換す
る。交換後、再び集塵フィルタ受け板5の把持部5cを
持って集塵フィルタ受け板を押込んでガイド4内をスラ
イドさせながら、上方に持ち上げ、ストッパ5bがガイ
ド孔11a2の後端に当接した段階で、掛止め片18を
把持部5cの掛止め孔5c2内に挿入して集塵フィルタ
受け板の先端側を保持片17と掛止め片とで吊持する。
なお、風圧感知体23が風圧を感知するので、集塵モー
タ8が何等かの故障で停止した際でも、風圧感知体が正
常な位置から異常な位置に風圧感知するために、モータ
等の故障を原因とする異常を感知する。例えば、フィル
タ交換が間もないにも拘らず、異常運転が報知された場
合には集塵モータ8の異常を知らせる。このような報知
があった場合には適宜個所の点検をする。図示する例で
は、集塵フィルタ3を内蔵した集塵ボックス1から吐出
される風圧を風圧感知手段(図では風圧感知体23)で
感知してこれに連動する制御手段(図では制御体24)
により報知手段(図では表示灯25a,25b)に正常
又は異常運転を報知するように制御するので、簡単な構
成で集塵フィルタの交換を報知できると共に、塵埃の堆
積により誤動作が生じたりする問題が生じず、精度の信
頼性を高めることができ、設置の環境の条件の制約が少
ない。そして集塵フィルタ3の交換の報知のみならず、
モータの故障によって停止した際も点検を要求する報知
も可能となり、報知機能が拡大される。風圧感知手段と
して風圧に応じて揺動可能な風圧感知体23を用いれ
ば、特別な電気回路によることなく風圧感知と報知とが
可能となる。
【0011】保持手段として、図1及び図2では保持片
17と掛止め片18とを使用して集塵フィルタ受け板5
を直接保持している例を示したが、必ずしもこの例に限
定されない。例えば、図16に示すようにガイド4の上
ガイドフレーム11の先端上面にマグネット取付け板3
5を取付け、このマグネット取付け板上にマグネット3
6を固着し、このマグネット上面を集塵ボックス1の天
井壁部内面にその磁力により吸着して、ガイド4と集塵
フィルタ受け板5とを一体の状態で水平に保持するよう
にしてもよい。この保持状態をより確実なものにするた
めに、マグネット取付け板35を受け止める受止め部3
7を設けるとよい。受止め部37は、上端部を集塵ボッ
クス1の天井壁部内面に固定して支持片38に固着して
ある。受止め部37は、マグネット取付け板35の先端
を支持しており、マグネット34の吸着力が劣化した場
合に効果が発揮される。支持片38の下部を外側に撓ま
すことにより、マグネット取付け板35の先端の支持を
解除できる。保持手段としてガイドに取付けているマグ
ネットを利用することにより、このマグネットの磁力に
よりガイドの先端側を直接保持することができるので、
ガイドの着脱操作がしやすい。
【0012】風圧感知手段として、図14ではピアノ線
の先端に受板を設けている風圧感知体23で構成した
が、その他例えば所定幅を備えた板片状のもので風圧感
知体を構成してもよく、また風圧感知体を揺動可能とし
ないで固定化し、風圧を受ける位置に感知センサを配置
したものであってもよい。報知手段25として、図15
では表示灯25a,25bを用いたが、ブザー等の報知
音によるものであっても、また表示灯と報知音とを併用
したものでもよい。集塵フィルタ3は、袋状のものに限
られず、板状のものであってもよい。
【0013】
【発明の効果】この発明によれば、集塵フィルタ受け板
がガイドにより位置が保持されており、しかもガイドが
後端を中心として揺動可能であり、集塵フィルタ受け板
の引出し時に集塵フィルタ受け板がガイドに沿って自動
的に移動することができるために、集塵フィルタ受け板
の出入れが容易となり、集塵フィルタの交換が簡易とな
り、手に塵埃が付着しにくくなる。また集塵フィルタ受
け板の先端部はガイドから突出した把持部を形成してい
るので、集塵フィルタ受け板の出入れ操作がしやすい。
保持手段を集塵フィルタ受け板の把持部を係脱可能に保
持することにより、集塵フィルタ受け板の先端側の着脱
操作がしやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示す一部切欠側面図で
ある。
【図2】図1の一部切欠右側面図である。
【図3】ガイド及び集塵フィルタ受け板との関係を示す
拡大平面図である。
【図4】図3A−A線拡大断面図である。
【図5】図3の正面図である。
【図6】図3B−B線断面図である。
【図7】ガイドを示す拡大平面図である。
【図8】図7C−C線拡大断面図である。
【図9】図7の正面図である。
【図10】図7D−D線拡大断面図である。
【図11】集塵フィルタ受け板を示す拡大平面図であ
る。
【図12】図11E−E線拡大断面図である。
【図13】図11の正面図である。
【図14】集塵ボックスの拡大側面図である。
【図15】集塵モータと報知手段との関係を示す一部切
欠構成図である。
【図16】保持手段の他の例を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
1 集塵ボックス 1a 集塵口 3 集塵フィルタ 3a 支持板(支持部) 4 ガイド 5 集塵フィルタ受け板 5b ストッパ 5c 把持部 5c1 掛止め受片 5c2 掛止め孔 8 集塵モータ 9 ファン 10 下カイドフレーム 11 上ガイドフレーム 11a2 ガイド孔 12 ヒンジ(回転支持部) 13 ガイド溝 14 係止部(支持部) 15 係止部(支持部) 16 ヒンジ(支持部) 17 保持片(保持手段) 18 掛止め片(保持手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁部に集塵口を有する集塵ボックスと、
    塵埃を上記集塵口から集塵ボックス内へ吸引するための
    集塵モータとを具備しており、 上記集塵ボックス内には後端を回転支持部で支持され、
    先端側を保持手段により保持されているガイド及び集塵
    フィルタ受け板を設けてあり、 上記ガイドは、その後端を上記回転支持部を中心として
    揺動可能に設けられており、 上記集塵フィルタ受け板は、上記ガイドにガイドの長さ
    方向にスライド可能に支持されており、上記集塵口に対
    向する集塵フィルタを着脱可能に取付ける支持部を設け
    ていることを特徴とするパチンコ玉揚送研磨機における
    集塵装置。
  2. 【請求項2】 集塵フィルタ受け板は、ガイドの先端か
    ら突出しており、その突出部が下方に屈曲して把持部を
    形成していることを特徴とする請求項1記載のパチンコ
    玉揚送研磨機における集塵装置。
  3. 【請求項3】 保持手段は、集塵フィルタ受け板の把持
    部を係脱可能に保持して、上記集塵フィルタ受け板を通
    じてガイド先端側を保持していることを特徴とする請求
    項1または請求項2記載のパチンコ玉揚送研磨機におけ
    る集塵装置。
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