JPH1116343A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH1116343A
JPH1116343A JP9166406A JP16640697A JPH1116343A JP H1116343 A JPH1116343 A JP H1116343A JP 9166406 A JP9166406 A JP 9166406A JP 16640697 A JP16640697 A JP 16640697A JP H1116343 A JPH1116343 A JP H1116343A
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JP
Japan
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circuit
internal address
potential
signal
cell plate
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JP9166406A
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Mitsuhiro Yamamura
光宏 山村
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ダイナミックRAMにおいて、メモリセルにデ
ーターがない場合、あるいはメモリセルのデータが微小
な場合に、内部アドレスカウンタを用いたリフレッシュ
動作を行った際に生じるメモリセルのプレート線の電位
変動を抑制する。 【解決手段】信号線9にHパルス信号が発生してから、
内部アドレスカウンタ1が一定回数カウントしたことを
内部アドレスを検知する手段5にて検知するまでの間
は、内部アドレスカウンタ1用いたリフレッシュ動作期
間中にリフレッシュ制御信号7から出力される信号L7
により、メモリセルのプレート電位を発生するセルプレ
ート電位発生回路3のプレート電位発生能力を大きくす
る。信号線9は、電源投入検知回路10や、読み出し動
作およびリフレッシュ動作終了検知回路15とその出力
を受けるタイマー20によってHパルス信号が発生され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体記憶装置、特
にダイナミックRAM(ランダム・アクセス・メモリ)
に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のダイナミックRAMを表わ
すブロック図である。
【0003】図4において、7はリフレッシュ制御回
路、1はリフレッシュ制御回路に制御される内部アドレ
スカウンタ、A1,A2・・・Alは内部アドレスカウンタ1
の出力である内部アドレス信号である。
【0004】8はメモリセルアレイ部であり、メモリセ
ルアレイ部8の内部は以下のように構成されている。
【0005】WL1,WL2,・・・,WLmはワード線、2
は内部アドレス信号A1,A2・・・Alにしたがってワード
線WL1〜WLmを選択する行デコーダ、BL1,BL2,
・・・,BLnはビット線である。
【0006】11はワード線WL1とビット線BL1の交
差部に配置され、ワード線WL1とビット線BL1に接続
されたメモリセルであり、12,21,22も同様にそ
れぞれ対応するワード線とビット線に接続されたメモリ
セルである。
【0007】また図示しないが、メモリセルはワード線
WL1〜WLmとビット線BL1〜BLnの交差するエリア
全域にアレイ状に配置されている。
【0008】CPはすべてのメモリセルに接続されたセ
ルプレート線であり、3はセルプレート線CPに接続さ
れたセルプレート電位発生回路、Ccpはセルプレート線
CPの配線容量である。
【0009】メモリセル11はワード線WL11にゲート
接続されたトランスファゲートQ11と、トランスファ
ゲート11に配線L11を介して接続されたデータ記憶用
のキャパシタC11からなる。
【0010】他のメモリセルも同様にワード線WL12,
WL21,・・・にゲート接続されたトランスファゲートQ1
2,Q21,・・・と,トランスファゲートQ12,Q21,・・・
に配線L12,L21,・・・を介して接続されたキャパシタ
C12,C21,・・・からなる。
【0011】SA1,SA2,・・・,SAnはビット線BL
1〜BLnに接続され、ビット線BL1〜BLnの微小な電
位差をHあるいはLデータに増幅するセンスアンプであ
る。
【0012】図4のブロック図を用い、内部アドレスカ
ウンタを利用したリフレッシュ動作について説明する。
【0013】今、メモリセルのキャパシタC11,C12,
・・・には、セルプレート線CP(一般的には1/2・Vcc)の
電位と配線L11,L12,・・・の電位との電位差が、正の場
合と負の場合に、それぞれ正,負の電荷として記憶され
ているものとする。この蓄積された電荷の正,負をそれ
ぞれH,Lデータとする。
【0014】この電荷は時間の経過とともに漏れ出て減
少するため、読み出しできなくなるほど減少する前に補
充する必要がある。この動作がリフレッシュである。
【0015】リフレッシュ動作に入ると、リフレッシュ
制御回路7からリフレッシュサイクル毎に変化する信号
L1によって内部アドレスカウンタ1がカウントアップ
される。その後、内部アドレスカウンタ1の値から、行
デコーダ2によってワード線が選択される。
【0016】例えばワード線WL11が選択されると、メ
モリセル12,12,・・・がそれぞれビット線BL11,
BL12,・・・に接続される。
【0017】このとき、メモリセルのキャパシタC11,
C12,・・・のデータがビット線BL11,BL12,・・・に電
位変化として伝達される。
【0018】ビット線BL11,BL12,・・・の配線容量
(図示せず)がメモリセルのキャパシタにC11,C12,
・・・に比べて大きいため、ビット線BL11,BL12,・・・
に伝達された電位変化は小さい。
【0019】このビット線BL11,BL12,・・・の小さ
な電位変化はセンスアンプSA11,SA12,・・・によっ
てHあるいはLレベルに増幅される。増幅されてHある
いはLレベルなったビット線BL11,BL12,・・・の電
位により、メモリセルのキャパシタC11,C12,・・・に
電荷が補充されることによってリフレッシュが行われ
る。
【0020】以上のリフレッシュ動作において、ワード
線によりメモリセルがビット線に接続された時と、セン
スアンプによってビット線電位が増幅された時にメモリ
セルのキャパシタによってセルプレート線CPの電位が
変動する。
【0021】例えば、メモリセルのキャパシタC11に正
の電荷が蓄積されていた場合、そのキャパシタがワード
線WL1によってビット線BL1に接続されると、L11の
電位が負の方向にひかれるため、セルプレート線CPに
小さな負の電位変動が発生する。
【0022】しかしながら、センスアンプSA1が動作
することによってビット線BL1がHレベルとなると、
L11の電位が正の方向にひかれるため、セルプレート線
CPに小さな正の電位変動が発生する。
【0023】この負と正の2つの電位変動は、元になっ
ているL11とビット線BL1の電位差の大きさがほぼ等
しいために相殺される。
【0024】メモリセルのキャパシタに負の電荷が蓄積
されていた場合も同様に、リフレッシュ動作中に発生す
るセルプレート線CPの電位変動は相殺されて問題がな
い。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】従来の装置において、
セルプレート電位発生回路3は、通常の動作において十
分にセルプレート線CPの電位変動を回復させ得る能力
を有しているものとする。
【0026】さて、ここで特別な状態として、電源投入
後など、メモリセルにH,Lのデータがない状態、ある
いはリフレッシュなしで長期間放置した後など、メモリ
セルのHデータが非常に小さい、またはない状態でのリ
フレッシュ動作を考える。
【0027】その状態でリフレッシュ動作を行うと、ワ
ード線によって選択されたメモリセルと、各々に対応し
たビット線が接続され、そののちにセンスアンプが動作
することにより、メモリセルに書き込みが行われる。
【0028】メモリセルからビット線に伝達される電位
変化はゼロあるいは極めて微小である。したがって、セ
ンスアンプが動作しても、その電位変化を正しく増幅す
ることができず、メモリセルに書き込まれるデータは元
のメモリセルのゼロあるいは微小なデータと無関係のデ
ータとなる。
【0029】この場合、ワード線が選択されたときには
セルプレート電位の変動は発生しないため、センスアン
プ動作時に発生したセルプレート電位の変動が相殺され
ずに残ってしまう。
【0030】メモリセルのキャパシタC11,C12,・・・
の容量をCs、セルプレート線の配線容量をCcp、セン
スアンプ動作後の書き込み時のビット線の電位をVBL、
配線L11,L12,・・・とセルプレート線の書き込み前の
電位をともにVcpとし、他の寄生容量は微小であるた
め、その影響を無視すると、セルプレート電位の変動
は、メモリセル1つにつき、 Cs/(Cs+Ccp)×(VBL−Vcp) となる。
【0031】したがって、選択されたワード線によって
n個のメモリセルがビット線に接続されると、 Cs/(Cs+Ccp)×(ΣVBL−nVcp) の電圧変動がセルプレート線に生じる。
【0032】また、このときワード線によって選択され
たメモリセル,ビット線の初期電位はどれもほぼ等しい
ため、センスアンプ動作後のビット線の電位は一致して
いる可能性が高い。
【0033】そこで、書き込み時のビット線の電位が全
て等しくVBL0であるとすると、セルプレート線の電圧
変動は、 nCs/(Cs+Ccp)×(VBL0−Vcp) となる。
【0034】ところで、内部アドレスカウンタを用いた
リフレッシュ動作においてはデータとしての電荷のない
メモリセルが接続された多数のワード線を、短期間に連
続して選択することがある。
【0035】上記の場合、通常動作に必要な電位供給能
力ではセルプレート線の電圧変動を抑えることが難し
い。したがって、そのセルプレート線の電圧変動は、直
前に発生した電圧変動が回復しきらないうちに連続して
発生することとなる。
【0036】例えば大きな正のノイズがセルプレート線
に生じているときに読み出し動作を行うと、データがL
データの場合でも、ワード線によって接続されたビット
線の電位が上昇し、ビット線がHレベルに増幅されるた
め、データがHレベルと認識されてしまうことがある。
【0037】また、大きな正のノイズがセルプレート線
に生じているときに書き込まれた正の電荷は通常よりも
小さくなってしまう。
【0038】したがって、従来の回路では、未回復の電
位変動が累積されることで、結果的に大きな電圧変動が
セルプレート線に発生し、誤書き込みや誤読み出しが発
生するという問題があった。
【0039】一方、このような特別な場合におけるセル
プレート線の電位変動を回復するために、セルプレート
電位発生回路の電位発生能力を常に大きくしておくこと
は、セルプレート電位発生回路に流れるピーク電流増加
に起因する電源ノイズにより、図示しない入力回路や、
同じく図示しない入出力信号線の増幅回路を誤動作させ
る要因となりうるため、またわずかな電位変動でセルプ
レート電位発生回路が過剰に動作することにより、セル
プレート電位の振動の要因となりうるため、望ましくな
い。
【0040】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の半導体記
憶装置は、複数のワード線と複数のビット線の交差部に
配置されたメモリセルがアレイ状に複数配置され、前記
メモリセルは前記ワード線にゲート接続されたトランス
ファゲートと、前記トランスファゲートに接続された情
報記憶用のキャパシタからなり、前記メモリセルのトラ
ンスファゲート側が前記ビット線に接続され、前記メモ
リセルの反対側のセルプレート線がそれぞれ共通接続さ
れ、前記ビット線のデータを増幅する増幅手段と、リフ
レッシュ制御回路と、前記リフレッシュ制御回路によっ
て制御される内部アドレスカウンタと、前記内部アドレ
スカウンタの値によって前記ワード線を選択する行デー
コーダと、前記セルプレート線に電位を与えるセルプレ
ート電位発生回路とを備えた半導体記憶装置において、
セットアップ信号と、前記セットアップ信号によってリ
セットされる前記内部アドレスカウンタと、内部アドレ
スを検知する手段とを有し、前記セットアップ信号と、
前記内部アドレスを検知する手段の出力と、前記リフレ
ッシュ制御回路の出力とによって前記セルプレート電位
発生回路の電位発生能力を制御することを特徴とする。
【0041】本発明の第2の半導体記憶装置は、第1の
半導体記憶装置において、電源投入検知回路を具備し、
前記電源投入検知回路の出力が前記セットアップ信号で
あることを特徴とする。
【0042】本発明の第3の半導体記憶装置は、第1の
半導体記憶装置において、読み出し動作及びリフレッシ
ュ動作終了検知回路と、前記読み出し動作及びリフレッ
シュ動作終了検知回路の出力を入力とするタイマーとを
具備し、前記タイマーの出力が前記セットアップ信号で
あることを特徴とする。
【0043】本発明の第4の半導体記憶装置は、第1の
半導体記憶装置において、電源投入検知回路と、読み出
し動作及びリフレッシュ動作終了検知回路と、前記読み
出し動作及びリフレッシュ動作終了検知回路の出力を入
力とするタイマーとを具備し、前記電源投入検知回路の
出力と前記タイマーの出力の論理和が前記セットアップ
信号であることを特徴とする。
【0044】本発明の第5の半導体記憶装置は、第3の
半導体記憶装置において、前記増幅手段の動作の終了を
検知する回路が前記読み出し動作及びリフレッシュ動作
終了検知回路であることを特徴とする。
【0045】本発明の第6の半導体記憶装置は、第4の
半導体記憶装置において、前記増幅手段の動作の終了を
検知する回路が前記読み出し動作及びリフレッシュ動作
終了検知回路であることを特徴とする。
【0046】
【作用】本発明は、内部アドレスカウンタが、所定回数
をカウントするまでに行われるリフレッシュ動作期間
に、セルプレート電位の供給能力を向上させることによ
り、当該期間中のセルプレート電位の変動を抑制する。
【0047】また本発明は、電源投入後に、内部アドレ
スカウンタが所定回数をカウントするまでに行われるリ
フレッシュ動作時に、セルプレート電位の供給能力を向
上させることにより、電源投入後の、メモリセルにデー
タがない状態において、リフレッシュ動作を行った場合
に生ずるセルプレート電位の変動を抑制する。
【0048】また本発明は、長時間リフレッシュ動作な
しで放置され、メモリセルのHデータが消失した半導体
記憶装置に対して、内部アドレスカウンタが所定回数を
カウントするまでの期間に行われるリフレッシュ動作時
に、セルプレート電位の供給能力を向上させることで、
同期間に生ずるセルプレート電位の変動を抑制する。
【0049】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例のブロック図を
図1に示す。
【0050】図1において、1〜2,7,メモリセルア
レイ部8およびその内部回路については従来例と同一で
ある。
【0051】9はセットアップ信号であり、内部アドレ
スカウンタ1に入力されるHパルス信号である。
【0052】5は内部アドレスカウンタ1に接続され、
内部アドレスを検知する手段であり、所定の内部アドレ
スを検知してHパルス信号を発生する。
【0053】3はセルプレート電位発生回路であるが、
内部アドレスを検知する手段5の出力L5と、セットア
ップ信号9と、リフレッシュ制御回路7の出力L7を入
力とし、後述するようにそれらの信号によって制御され
る。
【0054】まず、セルプレート電位発生回路の動作を
説明した後に、図1の回路動作を説明する。
【0055】図7に、本発明における、セルプレート電
位発生回路3の一実施例を示す。
【0056】図7において、37〜42はNチャネルM
OSトランジスタ、43〜48はPチャネルMOSトラ
ンジスタ、R0,R1は抵抗、CPは図1と等しくセル
プレート線と論理回路6の出力である。
【0057】L5,9,L7は図1の同記号と等しくセ
ルプレート電位発生回路3を制御する信号である。
【0058】上記制御信号は図7下部においてセルプレ
ート電位発生回路3のセルプレート電位発生能力を変化
させる信号L31を作成する。
【0059】80はセットアップ信号9のHパルスでセ
ットされ、内部アドレスを検知する手段5の出力信号L
5のHパルスでリセットされる信号L80を発生するフ
リップフロップである。
【0060】31は信号L80とリフレッシュ制御回路
7の出力信号L7の論理積をL31に出力するANDゲ
ートである。
【0061】セルプレート電位発生回路3において、左
側は制御信号によらず、セルプレート電位を発生させる
部分である。
【0062】当該部位において、抵抗R0,トランジス
タ37,43,抵抗R1はセルプレート電位を設定して
いる部分であり、この順番で電源、接地電位間に直列に
接続されている。また、トランジスタ37,43のゲー
トはそれぞれ各々のソースに接続されている。
【0063】電源電圧をVcc、トランジスタ37のし
きい値をVthn、トランジスタ43のしきい値の絶対
値をVthp、トランジスタ37,43それぞれのソー
スをL38,L44、双方のドレインをL37とする。
【0064】抵抗R0,R1が十分大きい場合、L38
とL37の電位差はVthn、L37とL44の電位差
はVthpとなる。このとき、抵抗R0,R1の値が等
しい場合、L37の電位は、 1/2・Vcc+1/2×(Vthp−Vthn) となる。
【0065】特に、トランジスタ37のしきい値Vth
nとトランジスタ43のしきい値の絶対値Vthpが等
しい場合には、L37の電圧は1/2・Vccとなる。
【0066】トランジスタ45,38,44,39はセ
ルプレート電位を発生している部分であり、この順番で
直列に電源、接地電位間に接続されている。
【0067】このうちトランジスタ38,44のゲート
はそれぞれL38,L44に接続されており、ソースは
セルプレート線CPに接続されている。
【0068】トランジスタ38はゲート,ソース間電
位、すなわちL38とCPの電位差がトランジスタ38
のしきい値電圧より大きくなるとオンする。
【0069】トランジスタ38のしきい値をトランジス
タ37のしきい値Vthnと等しいとする。このとき、
L38の電位はL37の電位よりVthnぶん高いた
め、トランジスタ38はCPの電位がL37の電位未満
のときにオンし、CPの電位をL37の電位まで引き上
げる。
【0070】同様にトランジスタ44のしきい値の絶対
値がトランジスタ43のしきい値の絶対値Vthpと等
しい場合には、トランジスタ44はCPの電位がL37
の電位より高いときにオンし、CPの電位をL37の電
位まで引き下げる。
【0071】上述のように、トランジスタ38,44の
作用により、セルプレート線CPの電位はL37の電位
に一致する。
【0072】ただし、図7の回路においては、トランジ
スタ43とトランジスタ44の基板電位を異ならせるこ
とにより、トランジスタ44のしきい値の絶対値をVt
hpより大きくしている。よって、トランジスタ44が
オンする電位はL37の電位よりやや高くなる。したが
って、トランジスタ38,44の同時がオンする状態
や、CPとL38の電位が等しい領域の近傍でトランジ
スタ38,44が交互にオンしてCPの電位が振動する
状態になることが防止される。
【0073】なお、トランジスタ45,39はゲートが
ドレインに接続されたトランジスタであり、それぞれ、
トランジスタ38,44のオンに連動してオンする。
【0074】図7において、セルプレート電位発生回路
3の右側は制御信号L5,9,L7によって制御され、
セルプレート電位の発生能力を向上させる部分である。
【0075】当該部位は、トランジスタ46,40から
なるセルプレート電位を発生する部分と、トランジスタ
41,42,47,48とインバータ49からなる動作
スイッチ部によって構成されている。
【0076】セルプレート電位を発生する部分におい
て、トランジスタ46,40は電源,接地電源間に直列
に配置され、ドレインがセルプレート線CPに接続され
ている。
【0077】また、トランジスタ46,40は、それぞ
れスイッチ部のトランジスタ47,41を介してセルプ
レート電位発生回路3のトランジスタ45,39のゲー
トとドレインにに接続されている。
【0078】スイッチ部のトランジスタ41,48は論
理回路6の出力であるL31にゲート接続され、トラン
ジスタ42,47はL31のインバータ49による反転
信号にゲート接続されている。
【0079】したがって、L31がHレベルのとき、ト
ランジスタ47,41がオンし、トランジスタ45と4
6,39と40はそれぞれカレントミラー回路となる。
それによりトランジスタ46,40は、トランジスタ3
8,44に連動してオンするため、セルプレート線CP
の電位をL37に一致させるように動作し、セルプレー
ト電位の発生能力を向上させる。
【0080】一方、L31がLレベルになると、トラン
ジスタ47,41がオフし、トランジスタ48,42が
オンする。
【0081】トランジスタ48,42はそれぞれ、電源
とトランジスタ46のゲート間,接地電位とトランジス
タ40のゲート間に接続されているため、トランジスタ
46,40はセルプレート線CPの電位にかかわらずと
もにオフとなり、セルプレート発生回路3は通常の能力
にもどる。
【0082】以上セルプレート電位発生回路3の動作を
説明したところで、セルプレート電位発生回路3がいか
なる場合にセルプレート電位発生能力を向上させるのか
を説明する。
【0083】図1の回路において、メモリセルにデータ
がないものとし、このときにセットアップ信号9にHパ
ルス信号を入力した場合の動作を説明する。その際の各
信号線の波形変化を、図8にしたがって説明する。な
お、図8における他の記号は図7と図1の各信号線に対
応している。
【0084】信号9にHパルス信号を入力すると、内部
アドレスカウンタ1がリセットされ、またフリップフロ
ップ80により、信号L80がHレベルにセットされ
る。
【0085】この状態で、内部アドレスカウンタ1を用
いたリフレッシュモードに入ったとする。
【0086】リフレッシュ制御回路7は信号L7をHレ
ベルにし、また各リフレッシュサイクル毎に内部アドレ
スカウンタ1をカウントアップする信号L1を発生させ
る。
【0087】L7がHレベルになったことによってL3
1がHレベルになる。
【0088】以上により、通常セルプレート電位発生回
路3のみによるセルプレート線CPへの電位供給能力が
当該期間に向上する。
【0089】これにより、メモリセルにデータがない状
態でリフレッシュ動作を行った際に生じるセルプレート
線CPの電位変動が急速に回復するため、複数ワード線
に対する連続したリフレッシュ動作による前記電位変動
の累積を抑えることができる。
【0090】一方、信号L1により、内部アドレスカウ
ンタはリフレッシュサイクル毎にカウントアップしてゆ
く。そして、内部アドレスカウンタが所定アドレスに達
したとき、すなわちリフレッシュ動作が所定回数行われ
ると、信号L5にHパルスが発生する。
【0091】L5にHパルスが発生すると、フリップフ
ロップ80によって信号L80はLレベルにリセットさ
れる。それにより信号L31はLレベルに固定され、以
降、セルプレート電位発生回路3は通常のセルプレート
電位発生能力にもどる。
【0092】図6に、本発明における、内部アドレスを
検知する回路5の一実施例を示す。
【0093】図6において32はNANDゲートであ
り、内部アドレスカウンタから出力された内部アドレス
信号A1,A2,・・・,Alを入力とする。
【0094】33〜35はインバータでありそれぞれ直
列接続され、NANDゲート32の出力L32を遅延反
転させた信号L35を発生させる。
【0095】36はNORゲートであり、L32,L3
5を入力として内部アドレスを検知する回路5の出力L
5を発生させる。
【0096】内部アドレスを検知する回路5が検知する
内部アドレスは、NANDゲート32によって設定設定
される。図6のように、内部アドレス信号A1,A2,・・
・,Alがすべて反転されずにNANDゲート32に入力
されている場合には、すべての内部アドレス信号A1,
A2,・・・,AlがHレベルであることを検知して、L3
2をLレベルにする。
【0097】インバータ33〜35およびNORゲート
36は、信号L32がLレベルになったときに内部アド
レスを検知する回路5の出力L5に、Hレベルの短パル
ス信号を発生させる。
【0098】ここで、セットアップ信号9によって、内
部アドレスカウンタ1が出力する内部アドレス信号A
1,A2,・・・,Alが、すべてLレベルにリセットされる
場合を考える。
【0099】この場合、セットアップ信号9によって内
部アドレスカウンタ1がリセットされてから、内部アド
レスを検知する回路5が内部アドレス信号A1,A2,・・
・,AlがすべてHレベルであることを検知するまでの間
に、内部アドレスカウンタが一巡する。
【0100】したがって、内部アドレスカウンタを用い
たリフレッシュ動作によって、すべてのワード線が最低
1回は選択されたことを検知することができる。
【0101】この時点で、最後に選択されたワード線に
接続されたメモリセル以外の、すべてのメモリセルに対
してリフレッシュ動作が終了しているため、それ以後、
最後に選択されたワード線によって、セルプレート線C
Pに電圧変動が生じるのみであり、それが累積して問題
となることはない。
【0102】よってこの時点で信号L5に派生するHパ
ルス信号によって、それ以後のリフレッシュ動作時にセ
ルプレート電位発生回路3のセルプレート電位発生能力
を向上させなくとも全く問題はない。
【0103】言い換えると、データのないメモリセルが
少なくなり、セルプレート電位変動が、以後、問題とな
るほどに累積しないことを、内部アドレスの値から判断
することが、本発明における内部アドレスを検知する回
路5の機能である。
【0104】また、セルプレート電位発生回路3のセル
プレート線CPへの電流供給能力が従来と等しくなる
と、セルプレート線CPへ電流を供給する際に生じるピ
ーク電流が小さくなり、それによって電源配線や接地電
位配線に生ずるノイズも小さくなる。
【0105】したがって、通常動作時における図示しな
い外部信号の入力回路や、同じく図示しない出力回路手
前での増幅回路が前期ノイズにより誤動作することがな
い。
【0106】また、通常動作時にセルプレート線の小さ
な変動に対してセルプレート電位発生回路3が過剰に動
作することで、セルプレート電位が振動することがな
い。
【0107】以上、本発明の一実施例について説明した
が、内部アドレスを検知する回路5、セルプレート電位
発生回路3の内部回路は、同等の機能を有する回路であ
れば、その内部構成を問わない。
【0108】また、セットアップ信号9、信号L5はH
パルス以外の信号に変更することも容易である。
【0109】リフレッシュ制御回路7の出力信号L7は
リフレッシュモード間は常にHレベルとしたが、各リフ
レッシュサイクルのリフレッシュ動作毎にHレベルとな
る信号としたとしても同様の効果を得ることができる。
【0110】内部アドレスを検知する回路5は、前記し
た機能を逸脱しない範囲で任意にその検知アドレスを設
定することができる。
【0111】図10(a)に本発明の内部アドレスを検
知する回路における別の形態をあらわす内部アドレスを
検知する回路5’の図を示す。また、図10(a)の内
部アドレスを検知する回路5’を使用した場合における
本発明の一実施例としてのブロック図を図10(b)に
示す。
【0112】図10(b)において、セットアップ信号
9が内部アドレスカウンタ1ではなく内部アドレスを検
知する回路5に入力されている点以外は、図1とまった
く同一の構成となっている。
【0113】図10(a)において、A1〜Alは内部ア
ドレスカウンタ1から出力された内部アドレス信号、8
1は内部アドレス信号A1〜Alに接続され、信号L89
がHレベルのとき内部アドレス信号A1〜Alをラッチし
てA1’〜Al’に出力し、信号L89がLレベルのとき
内部アドレス信号A1〜AlとA1’〜Al’を接続するラ
ッチ回路である。
【0114】84は内部アドレス信号A1〜Alとラッチ
回路81の出力信号A1’〜Al’が一致するときのみL
レベルとなる比較回路であり、その出力は直列接続され
たインバータ85〜87とNORゲート88に接続され
ている。
【0115】NORゲート88は比較回路84の出力と
インバータ87の出力とを入力とし、内部アドレスを検
知する回路5’の出力L5を発生する。
【0116】信号L89はセットアップ信号9をセット
信号とし、信号L5をリセット信号とするフリップフロ
ップ89の出力信号である。
【0117】図10(a)の内部アドレスを検知する回
路5’の動作を説明する。
【0118】初期状態では信号L89がLレベルのた
め、ラッチ回路81は内部アドレス信号A1〜AlとA
1’〜Al’とを接続している。したがって比較回路84
の出力は常にLレベルであり、信号L5もLレベルであ
る。
【0119】ここで、セットアップ信号9にHパルス信
号を入力すると、L89はHレベルとなり、ラッチ回路
81の出力A1’〜Al’のレベルが保持される。
【0120】したがって、その後内部アドレスカウンタ
1が一回カウントアップされると、それ以後内部アドレ
ス信号A1〜AlとA1’〜Al’は一致しなくなり、比較
回路84の出力はHレベルとなる。ただし、信号L5は
Lレベルのままである。
【0121】内部アドレス回路が一巡すると、ふたたび
内部アドレス信号A1〜AlとA1’〜Al’が一致し、比
較回路84の出力がLレベルとなり、その信号変化を受
けてL5はHパルス信号を発生する。
【0122】L5のHパルス信号により信号L89がL
レベルにリセットされ、アドレスを検知する回路5’は
初期状態に戻る。
【0123】以上のように、図10(a)のアドレスを
検知する回路5’は、図6のアドレスを検知する回路5
と同様に、セットアップ信号9にHパルス信号が入力さ
れてから、内部アドレスカウンタ1が一巡したことを検
知してL5にHパルス信号を発生する。
【0124】図2に本発明の一実施例における別の形態
をあらわすブロック図を示す。
【0125】図2において10はセットアップ信号9を
作成する電源電圧投入回路であり、それ以外の記号は図
1に等しい。
【0126】本構成によれば、セットアップ信号9は電
源投入直後に電源投入検知回路10によって発生され
る。
【0127】したがって、電源投入直後、メモリセルに
データがない状態において本発明の各回路ブロックが動
作し、内部アドレスカウンタを用いたリフレッシュ期間
に生ずるセルプレート線CPの電圧変動を抑えることが
できる。
【0128】図9はブロック図2における電源投入検知
回路10について、本発明の一実施例を示す回路図であ
る。
【0129】図9において51〜55は直列接続された
インバータ、56はインバータ52の出力とインバータ
55の出力を入力とし、セットアップ信号9を出力する
NORゲート、50,57はキャパシタ、58,59は
高抵抗である。
【0130】インバータ51の入力はキャパシタ50を
介して電源電位に、また高抵抗58を介して接地電位に
接続されている。インバータ52の入力はキャパシタ5
7を介して接地電位に、また高抵抗59を介して電源電
位に接続されている。
【0131】さて、ここで電源をオンすると、インバー
タ51の入力とインバータ52の入力は、それぞれ接続
されたキャパシタ50,57によりH,Lレベルとな
る。しかし高抵抗58,59により、その後緩やかに
L,Hレベルに反転する。
【0132】するとインバータ52の出力L52がHか
らLに反転する。この信号を、インバータ53〜55と
NORゲート56によりHパルス信号に変換し、セット
アップ信号9として出力するようになっている。
【0133】以上により、セットアップ信号9は電源投
入直後にHパルス信号を発生する。
【0134】図3に本発明の一実施例における別の形態
をあらわすブロック図を示す。
【0135】図3において15は読み出し動作およびリ
フレッシュ動作の終了を検知する回路である。20は読
み出し動作およびリフレッシュ動作の終了を検知する回
路15の出力L67を入力とし、セットアップ信号9を
作成するタイマーであり、それ以外の記号は図1に等し
い。
【0136】本構成によれば、読み出し動作およびリフ
レッシュ動作の終了後、タイマー20にて設定された時
間が経過した後にセットアップ信号9が発生する。
【0137】したがって、長時間読み出し動作なし、あ
るいはリフレッシュ動作なしに放置され、メモリセルに
Hデータがない状態において、本発明の各回路ブロック
が動作し、内部アドレスカウンタを用いたリフレッシュ
期間に生ずるセルプレート線CPの電圧変動を抑えるこ
とができる。
【0138】図11はブロック図3における読み出し動
作およびリフレッシュ動作終了検知回路15とタイマー
20についての一実施例を示す回路図である。
【0139】図11の読み出し動作およびリフレッシュ
動作終了検知回路15において、60〜64はインバー
タ、65はNORゲート、66はORゲート、67はフ
リップフロップである。
【0140】直列接続されたインバータ60,61はセ
ンスアンプのオン信号SAonを入力とする遅延回路で
あり、インバータ61の出力信号L61はNORゲート
65と、直列接続されたインバータ62〜64により構
成される遅延回路に接続されている。
【0141】また、NORゲート65は信号L61と、
インバータ64の出力とを入力とし、フリップフロップ
67のセット信号L65を発生させる。
【0142】一方、ORゲート66は、センスアンプの
オン信号SAonとセットアップ信号9とを入力とし、
フリップフロップ67のリセット信号を発生させる。
【0143】フリップフロップ67はNORゲート65
のH出力をセットタイミング、ORゲート66のH出力
をリセットタイミングとするHパルス信号L67を作成
する。
【0144】L67は読み出し動作およびリフレッシュ
動作終了検知回路15の出力信号であり、タイマー20
を制御する。
【0145】図11のタイマー20において、68は信
号L67がHレベルの時オンする発振器、69〜71は
直列接続され、発振器68の出力を入力とするカウンタ
回路であり、信号L67がLレベルの時すべての出力が
Lレベルにクリアされる。また、カウンタ回路71の出
力がセットアップ信号9となっている。
【0146】タイマー20は、その制御信号L67がH
レベルになると動作して、一定時間後にセットアップ信
号9をHレベルにし、信号L67がLレベルになると動
作を停止し、セットアップ信号9を含め、すべてのカウ
ンタ出力をLレベルにクリアする。
【0147】図11の回路の動作をその動作波形を示す
図12を用いて説明する。図12において、記号は図9
の信号線の波形を示す。
【0148】読み出し動作およびリフレッシュ動作時に
は必ずセンスアンプが動作するため、当該期間において
SAon信号はHレベルとなる。
【0149】SAon信号を遅延させた信号L61の立
ち下がりをとらえ、NORゲート65の出力L65はH
パルス信号となる。したがって、タイマー20の制御信
号L67はセンスアンプ動作後にL65に発生する前記
Hパルス信号によりHレベルにセットされる。
【0150】一方、SAonがHレベルとなるとORゲ
ート66の出力L66がHレベルとなるため、タイマー
20の制御信号L67はセンスアンプが動作するタイミ
ングでLレベルにリセットされる。
【0151】さて、センスアンプが動作後、長時間セン
スアンプが動作しない場合を考える。
【0152】タイマー20の制御信号L67がHレベル
となった後、長時間経過すると、セットアップ信号9が
Hレベルとなる。
【0153】セットアップ信号9がHレベルとなると、
ORゲート66により、信号L67がLレベルにリセッ
トされ、タイマーは停止し、セットアップ信号9はふた
たびLレベルとなる。
【0154】以上のように、読み出し動作およびリフレ
ッシュ動作が終了した後に、長時間読み出し動作および
リフレッシュ動作をしないでおくと、セットアップ信号
9にHパルス信号が発生する。
【0155】したがって、それ以降に内部アドレスカウ
ンタを用いたリフレッシュ動作を行うと、その期間中は
セルプレート電位発生回路3のセルプレート電位の供給
能力が向上しているため、セルプレート線CPに大きな
電圧変動が発生することがない。
【0156】以上、本実施例において、読み出し動作お
よびリフレッシュ動作の終了を検知するためにセンスア
ンプのオン信号を用いているが、これに限定するもので
はなく、例えばリフレッシュ動作の制御信号や読み出し
動作の制御信号、また書き込み動作の制御信号を用いて
も同様の効果を持つようにすることは容易である。
【0157】また、読み出し動作およびリフレッシュ動
作終了検知回路15とタイマー20の内部構成は、いか
なるものであっても同等の機能を有する回路であれば問
題はない。
【0158】さらに、タイマー20にて設定する時間
を、メモリセル内のデータが読み出し困難な大きさまで
小さくなる時間に設定することにより、本実施例の効果
を得るが、それより短い時間に設定したとしても同様の
効果を得ることが出来る。
【0159】ところで、図5に示すように、本実施例に
て発生したセットアップ信号と先の実施例にて電源投入
後に発生するセットアップ信号との論理和をセットアッ
プ信号9として使用することにより、2つの実施例の両
方の効果を実現することも可能である。
【0160】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、セットア
ップ信号を入力してから所定の回数のリフレッシュが行
われるまでの間、リフレッシュ期間中のセルプレート電
位の変動を抑えることができる。
【0161】さらに本発明によれば、電源投入後のリフ
レッシュ期間に発生するセルプレート電位の変動を抑え
ることができる。
【0162】さらに本発明によれば、リフレッシュしな
いまま放置されたダイナミックRAMのリフレッシュ期
間に発生するセルプレート電位の変動を抑えることがで
きる。
【0163】さらに本発明によればセルプレート電位の
変動が大きくならない通常の読み出し,書き込み,リフ
レッシュ時にはセルプレート電位発生回路の電位発生能
力を下げることができる。したがって通常はセルプレー
ト電位発生回路に流れるピーク電流を小さくなり、それ
に起因する電源,接地配線のノイズによる回路誤動作を
防止することができる。またセルプレート電位の変動が
小さい通常動作時にセルプレート電位発生回路が過剰に
動作することがないため、セルプレート電位の振動を防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図4】従来の半導体記憶装置を示すブロック回路図で
ある。
【図5】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図6】本発明の、内部アドレスを検知する回路の一実
施例を示す回路図である。
【図7】本発明のセルプレート電位発生回路の一実施例
を示す回路図である。
【図8】図1の回路の動作を示す波形図である。
【図9】本発明の電源投入検知回路の一実施例を示す回
路図である。
【図10】本発明の、内部アドレスを検知する回路の一
実施例を示す回路図である。
【図11】本発明の読み出し動作およびリフレッシュ動
作終了検知回路とタイマーの一実施例を示す回路図であ
る。
【図12】図11の回路の動作を示す波形図である。
【符号の説明】
1..........内部アドレスカウンタ 2..........行デコーダ 3..........セルプレート電位発生回路 5,5’.......内部アドレスを検知する回路 7..........リフレッシュ制御回路 8..........メモリセルアレイ部 9..........セットアップ信号 10.........電源投入検知回路 15.........読み出し動作およびリフレッシ
ュ動作終了検知回路 20.........タイマー A1,・・・,Al ....内部アドレス信号 WL1,・・・,WLm ..ワード線 BL1,・・・,BLn ..ビット線 11,12,21,22....メモリセル Q11,・・・,Q21 ...トランスファゲート C11,・・・,C22 ...キャパシタ CP.........セルプレート線 Ccp.........セルプレート線の容量 SA1,・・・,SAn ..センスアンプ 67,80,89...フリップフロップ 31.........ANDゲート 32.........NANDゲート 33〜35,49,51〜55,60〜65,85〜8
7......インバータ 36,56,66、88......NORゲート 37〜42......NチャネルMOSトランジスタ 43〜48......PチャネルMOSトランジスタ R0,R1......抵抗 57〜59......キャパシタ SAon.......センスアンプオン信号 66.........ORゲート 68.........発振器 69〜71......カウンタ 81.........ラッチ回路 84.........比較回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のワード線と複数のビット線の交差部
    に配置されたメモリセルがアレイ状に複数配置され、前
    記メモリセルは前記ワード線にゲート接続されたトラン
    スファゲートと、前記トランスファゲートに接続された
    情報記憶用のキャパシタからなり、前記メモリセルのト
    ランスファゲート側が前記ビット線に接続され、前記メ
    モリセルの反対側のセルプレート線がそれぞれ共通接続
    され、前記ビット線のデータを増幅する増幅手段と、リ
    フレッシュ制御回路と、前記リフレッシュ制御回路によ
    って制御される内部アドレスカウンタと、前記内部アド
    レスカウンタの値によって前記ワード線を選択する行デ
    コーダと、前記セルプレート線に電位を与えるセルプレ
    ート電位発生回路とを備えた半導体記憶装置において、
    セットアップ信号と、内部アドレスを検知する手段とを
    有し、前記セットアップ信号と、前記内部アドレスを検
    知する手段の出力と、前記リフレッシュ制御回路の出力
    とによって前記セルプレート電位発生回路の電位発生能
    力を制御することを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の半導体記憶装置において、
    電源投入検知回路を具備し、前記電源投入検知回路の出
    力が前記セットアップ信号であることを特徴とする半導
    体記憶装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の半導体記憶装置において、
    読み出し動作及びリフレッシュ動作終了検知回路と、前
    記読み出し動作及びリフレッシュ動作終了検知回路の出
    力を入力とするタイマーとを具備し、前記セットアップ
    信号が前記タイマーの出力であることを特徴とする半導
    体記憶装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の半導体記憶装置において、
    電源投入検知回路と、読み出し動作及びリフレッシュ動
    作終了検知回路と、前記読み出し動作及びリフレッシュ
    動作終了検知回路の出力を入力とするタイマーとを具備
    し、前記セットアップ信号が前記電源投入検知回路の出
    力と前記タイマーの出力の論理和であることを特徴とす
    る半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】請求項3記載の半導体記憶装置において、
    前記増幅手段の動作の終了を検知する回路を具備し、前
    記増幅手段の動作の終了を検知する回路が前記読み出し
    動作及びリフレッシュ動作終了検知回路であることを特
    徴とする半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】請求項4記載の半導体記憶装置において、
    前記増幅手段の動作の終了を検知する回路を具備し、前
    記増幅手段の動作の終了を検知する回路が前記読み出し
    動作及びリフレッシュ動作終了検知回路であることを特
    徴とする半導体記憶装置。
JP9166406A 1997-06-23 1997-06-23 半導体記憶装置 Withdrawn JPH1116343A (ja)

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