JPH11159479A - スクロール圧縮機 - Google Patents

スクロール圧縮機

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Publication number
JPH11159479A
JPH11159479A JP32919197A JP32919197A JPH11159479A JP H11159479 A JPH11159479 A JP H11159479A JP 32919197 A JP32919197 A JP 32919197A JP 32919197 A JP32919197 A JP 32919197A JP H11159479 A JPH11159479 A JP H11159479A
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JP
Japan
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scroll member
fixed scroll
valve
fixed
discharge
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Application number
JP32919197A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Yano
賢司 矢野
Masahiko Oide
正彦 大井手
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPH11159479A publication Critical patent/JPH11159479A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーシング組み付けにより吐出配管接続部材
と吐出ポートとが偏心することがなく、吐出配管接続部
の気密シールが確実に行われること。 【解決手段】 フレーム5に固定された固定スクロール
部材9の渦巻きラップ7と揺動スクロール部材15の渦
巻きラップ11との組み合わせにより圧縮室13が画定
され、固定スクロール部材9に吐出ポート19、吐出弁
21およびこれらを内蔵する弁カバー31が設けられ、
弁カバー31に形成された高圧ガス取出しポート35に
シール部材41を介して吐出配管37の接続部材39が
係合し、吐出配管39がケーシング3を貫通して外部に
突出しているスクロール圧縮機において、固定スクロー
ル部材9と弁カバー31との取付面部に位置決め用の突
部51と凹部53とが設けられ、突部51と凹部53と
の嵌合によって弁カバー31が固定スクロール部材9に
対して位置決めする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スクロール圧縮
機に関し、さらに詳細には、冷凍、空調機器に使用され
る低圧シェルタイプのスクロール圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】図9〜図11は、特開平3ー22280
1号公報に開示されている従来のスクロール圧縮機を示
している。ケーシング1とケーシング3は印篭嵌合して
接合を溶接されることにより密閉容器を形成している。
【0003】この密閉容器内には、ケーシング1に固定
されたフレーム5と、渦巻きラップ7を有しフレーム5
に固定された固定スクロール部材9と、渦巻きラップ1
1を有し固定スクロール部材9の渦巻きラップ7と組み
合わせられて固定スクロール部材9との間に圧縮室13
を画定する揺動スクロール部材15とが設けられてい
る。揺動スクロール部材15の渦巻きラップ11の先端
部にはチップシール17が取り付けられている。
【0004】固定スクロール部材9の上面には圧縮室1
3に連通する吐出ポート19が形成されており、固定ス
クロール部材9には吐出ポート19を開閉するリード弁
による吐出弁21の一端が固定スクロール部材9に形成
されたねじ孔23に螺合した締結ボルト25によって弁
押え部材27と共に取り付けられている。
【0005】固定スクロール部材9の上面には締結ボル
ト29によって弁カバー31が固定されている。弁カバ
ー31は固定スクロール部材9と共働して吐出ポート1
9、吐出弁21を内蔵する弁室33を画定している。
【0006】弁カバー31には弁室33に連通する高圧
ガス取出しポート35が開口しており、高圧ガス取出し
ポート35には吐出配管37の端部に固定された接続部
材39がシール部材(Oリング)41を挟んで気密接続
されている。吐出配管37はケーシング3を貫通して外
部に突出している。
【0007】固定スクロール部材9の上面には圧縮室1
3内に冷媒液をインジェクションするインジェクション
ポート43が形成されていると共に、締結ボルト45に
よってインジェクション配管接続部材47が固定されて
いる。インジェクション配管接続部材47にはインジェ
クション配管49が接続され、インジェクション配管4
9はインジェクション配管接続部材47を介してインジ
ェクションポート43と連通接続されている。
【0008】上述のような構成によるスクロール圧縮機
では、圧縮機運転時には、揺動スクロール15が自転防
止機構であるオルダムリング(図示省略)により円軌道
を描く公転運動を行い、固定スクロール部材9との間に
形成される圧縮室13の容積変化に従ってガス圧縮動作
が行われる。圧縮されたガス(高圧ガス)は吐出弁21
より高圧部(弁室33)へと流出する。弁室33へ流出
した高圧ガスは、弁カバー31と接続部材39との間の
シール部材41による気密シールにより、低圧空間へ漏
れ出ることなく吐出配管37へと流出する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のスクロール圧縮
機は上述のように構成されているため、固定スクロール
部材9に弁カバー31を締結ボルト29によって組み付
ける際に、弁カバー取付位置に関して正確な位置合わせ
を行うことが難しく、ケーシング1とケーシング3とを
組み立てる際に、ケーシング3側の接続部材39と弁カ
バー31の高圧ガス取出しポート35との同心性が保た
れなくなり、図12に示されているように、高圧ガス取
出しポート35が接続部材39に対して偏心し、シール
部材41による気密シール機能が妨げられるという問題
点があった。
【0010】また、従来のスクロール圧縮機では、固定
スクロール部材9に吐出弁21と弁押え27とを固定す
る締結ボルト25のねじ孔23が固定スクロール23の
渦巻きラップ側に貫通しない有底孔であるため、固定ス
クロール部材9の台板部の必要最小厚さが、ねじ孔23
および雌ねじ加工のための錐先余裕寸法により制限され
るという問題点があった。
【0011】また、吐出ガスの冷却のために、インジェ
クションポート43より圧縮室13内に液インジェクシ
ョンを行うスクロール圧縮機にあっては、液インジェク
ション用の配管を別途設ける必要があるため、部品点
数、組付工数が増大するという問題点があった。
【0012】この発明は、スクロール圧縮機に於ける上
述の如き問題点を解消するためになされたもので、ケー
シング組み付けにより吐出配管接続部材と吐出ポートと
が偏心することがなく、吐出配管接続部の気密シールが
確実に行われることを保証でき、また固定スクロールの
台板部の厚さを薄くし軽量化を可能にし、また部品点
数、組付工数の増大することなく液インジェクションを
行うことができるスクロール圧縮機を得ることを目的と
している。
【0013】
【問題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、この発明によるスクロール圧縮機は、フレームに
固定された固定スクロール部材の渦巻きラップと揺動ス
クロール部材の渦巻きラップとの組み合わせにより圧縮
室が画定され、前記固定スクロール部材に吐出ポート、
吐出弁およびこれらを内蔵する弁カバーが設けられ、前
記弁カバーに形成された高圧ガス取出しポートにシール
部材を介して吐出配管の接続部材が係合し、前記吐出配
管が前記固定スクロール部材、前記揺動スクロール部材
を収容するケーシングを貫通して外部に突出しているス
クロール圧縮機において、前記固定スクロール部材と前
記弁カバーとの取付面部に位置決め用の突部と凹部とが
設けられ、前記突部と前記凹部との嵌合によって前記弁
カバーが前記固定スクロール部材に対して位置決めされ
ているものである。
【0014】つぎの発明によるスクロール圧縮機は、フ
レームに固定された固定スクロール部材の渦巻きラップ
と揺動スクロール部材の渦巻きラップとの組み合わせに
より圧縮室が画定され、前記固定スクロール部材に吐出
ポート、吐出弁およびこれらを内蔵する弁カバーが設け
られ、前記弁カバーに形成された高圧ガス取出しポート
にシール部材を介して吐出配管の接続部材が係合し、前
記吐出配管が前記固定スクロール部材、前記揺動スクロ
ール部材を収容するケーシングを貫通して外部に突出し
ているスクロール圧縮機において、前記固定スクロール
部材と前記弁カバーとを位置決めするリーマピンが設け
られているものである。
【0015】つぎの発明によるスクロール圧縮機は、フ
レームに固定された固定スクロール部材の渦巻きラップ
と揺動スクロール部材の渦巻きラップとの組み合わせに
より圧縮室が画定され、前記固定スクロール部材に吐出
ポート、吐出弁およびこれらを内蔵する弁カバーが設け
られ、前記弁カバーに形成された高圧ガス取出しポート
にシール部材を介して吐出配管の接続部材が係合し、前
記吐出配管が前記固定スクロール部材、前記揺動スクロ
ール部材を収容するケーシングを貫通して外部に突出し
ているスクロール圧縮機において、前記弁カバーが前記
固定スクロール部材にリーマボルトにより位置決め固定
されているものである。
【0016】つぎの発明によるスクロール圧縮機は、フ
レームに固定された固定スクロール部材の渦巻きラップ
と揺動スクロール部材の渦巻きラップとの組み合わせに
より圧縮室が画定され、前記固定スクロール部材に吐出
ポート、リード弁による吐出弁およびこれらを内蔵する
弁カバーが設けられ、前記弁カバーに形成された高圧ガ
ス取出しポートにシール部材を介して吐出配管の接続部
材が係合し、前記吐出配管が前記固定スクロール部材、
前記揺動スクロール部材を収容するケーシングを貫通し
て外部に突出しているスクロール圧縮機において、前記
吐出弁の一端を前記固定スクロール部材に固定する締結
ボルトのねじ孔が前記固定スクロール部材に貫通形成さ
れ、前記ねじ孔は前記揺動スクロールの取り付けられて
いるチップシールとオーバーラップしない位置に配置さ
れているものである。
【0017】つぎの発明によるスクロール圧縮機は、フ
レームに固定された固定スクロール部材の渦巻きラップ
と揺動スクロール部材の渦巻きラップとの組み合わせに
より圧縮室が画定され、前記固定スクロール部材に吐出
ポート、リード弁による吐出弁およびこれらを内蔵する
弁カバーが設けられ、前記弁カバーに形成された高圧ガ
ス取出しポートにシール部材を介して吐出配管の接続部
材が係合し、前記吐出配管が前記固定スクロール部材、
前記揺動スクロール部材を収容するケーシングを貫通し
て外部に突出しているスクロール圧縮機において、前記
弁カバーの内部に液インジェクション用の流路が形成さ
れ、前記流路が固定スクロール部材に形成されているイ
ンジェクションポートに直接接続されているものであ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係るスクロール
圧縮機の実施の形態を各図に示しながら説明する。ただ
し、各実施の形態において、従来の技術と同一または相
当する部分は同一の参照符号を付してその説明を省略す
る。
【0019】実施の形態1.図1は、この発明によるス
クロール圧縮機の実施の形態1を示している。固定スク
ロール部材9の弁カバー取付面部には位置決め用突条5
1が突出形成され、弁カバー31の取付面部には位置決
め用突条51が嵌合する位置決め用凹溝53が形成され
ている。なお、位置決め用突条51は弁カバー31の取
付面部の全周に亙って連続形成され、これに応じて位置
決め用突条51も位置決め用突条51の平面形状に応じ
て弁カバー取付面部の全周に対応すべく連続形成されて
いることが好ましい。
【0020】この構造によれば、固定スクロール部材9
の位置決め用突条51と弁カバー31の位置決め用凹溝
53とが嵌合することにより、弁カバー31は固定スク
ロール部材9に対して正確に位置決めされる。この結
果、ケーシング1とケーシング3との組み付けにより接
続部材39と高圧ガス取出しポート35とが偏心するこ
とがなく、吐出配管接続部の気密シールが確実に行われ
ることが保証され、吐出配管接続部のガス漏れが確実に
回避される。
【0021】実施の形態2.図2は、この発明によるス
クロール圧縮機の実施の形態2を示している。固定スク
ロール部材9の弁カバー取付面部と弁カバー31の取付
面部に各々、リーマピン孔55、57が複数組、形成さ
れ、各組のリーマピン孔55、57にリーマピン59が
位置決め嵌合している。この実施の形態では、リーマピ
ン59が各組のリーマピン孔55、57に位置嵌合する
ことにより、弁カバー31が固定スクロール部材9に対
して正確に位置決めされる。
【0022】この結果、この実施の形態でも、ケーシン
グ1とケーシング3との組み付けにより接続部材39と
高圧ガス取出しポート35とが偏心することがなく、吐
出配管接続部の気密シールが確実に行われることが保証
され、吐出配管接続部のガス漏れが確実に回避される。
【0023】実施の形態3.図3は、この発明によるス
クロール圧縮機の実施の形態3を示している。この実施
の形態では、弁カバー31の固定スクロール部材9に対
する取り付けが複数個のリーマボルト61により行われ
る。このことにより、弁カバー31のボルト通し孔31
aはリーマ孔になっており、また固定スクロール部材9
にはリーマ孔9aとねじ孔9bとが順に設けられてい
る。リーマボルト61は、リーマ部61aにてボルト通
し孔31aとリーマ孔9aとに位置決め嵌合し、ねじ部
61bにてねじ孔9bと螺合する。
【0024】このリーマ嵌合により、弁カバー31が固
定スクロール部材9に対して正確に位置決めされ、この
実施の形態でも、ケーシング1とケーシング3との組み
付けにより接続部材39と高圧ガス取出しポート35と
が偏心することがなく、吐出配管接続部の気密シールが
確実に行われることが保証され、吐出配管接続部のガス
漏れが確実に回避される。
【0025】実施の形態4.図4は、この発明によるス
クロール圧縮機の実施の形態4を示している。実施の形
態4は実施の形態1の変形例であり、固定スクロール部
材9の弁カバー取付面部に突出形成された位置決め用突
条51が略円環状をなし、位置決め用突条51は高圧ガ
ス取出しポート35に位置決め嵌合するようになってい
る。
【0026】この実施の形態では、固定スクロール部材
9の位置決め用突条51と弁カバー31の高圧ガス取出
しポート35とが嵌合することにより、弁カバー31は
固定スクロール部材9に対して正確に位置決めされ、こ
の結果、ケーシング1とケーシング3との組み付けによ
り接続部材39と高圧ガス取出しポート35とが偏心す
ることがなく、吐出配管接続部の気密シールが確実に行
われることが保証され、吐出配管接続部のガス漏れが確
実に回避される。
【0027】実施の形態5.図5、図6はこの発明によ
るスクロール圧縮機の実施の形態5を示している。この
実施の形態では、吐出弁21と弁押え部材27とを固定
スクロール部材9に固定する締結ボルト25のねじ孔2
3が貫通孔として形成され、このねじ孔23は揺動スク
ロール部材15の公転運動によるチップシール17の運
動領域(移動範囲)外に形成され、ねじ孔23とチップ
シール17とがオーバラップしないようになっている。
【0028】チップシール17は、通常、フッ素樹脂や
エンジニアリングプラスチック等の樹脂材料によって構
成されているから、ねじ孔23とチップシール17とが
オーバラップすると、チップシール17がねじ孔23内
部に落ち込み、チップシール17が異常磨耗を起こす
が、ねじ孔23とチップシール17とがオーバラップし
ないよう配慮されていることにより、チップシール17
は流体圧力によって、固定スクロール部材9の側に押さ
れても、チップシール17がねじ孔23内部に落込ま
ず、チップシール17の異常磨耗が防止される。
【0029】上述の構成により、チップシール17によ
るシール信頼性、耐久性を損なうことなく、固定スクロ
ール部材9の台板部の厚さを薄くできるという効果が得
られ、また台板厚さを薄く構成できることにより、吐出
ポート19の容積を小さくできるから、再膨張損失を削
減でき、効率のよい圧縮機が得られる。
【0030】実施の形態6.図7、図8は、この発明に
よるスクロール圧縮機の実施の形態6を示している。こ
の実施の形態では、弁カバー31に内部通路としてイン
ジェクション流路63が形成されており、インジェクシ
ョン流路63は固定スクロール部材9に形成されている
インジェクションポート43に直接接続されている。こ
れにより、液インジェクションに関する部品点数、組付
工数が削減される。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、この発
明によるスクロール圧縮機によれば、固定スクロール部
材と弁カバーとの取付面部に設けられた突部と凹部との
嵌合によって弁カバーが固定スクロール部材に対して位
置決めされるから、ケーシングの組み付けにより接続部
材と高圧ガス取出しポートとが偏心することがなく、吐
出配管接続部の気密シールが確実に行われることが保証
され、吐出配管接続部のガス漏れが確実に回避され、併
せて組立作業性も改善される。
【0032】つぎの発明によるスクロール圧縮機によれ
ば、リーマピンによって弁カバーが固定スクロール部材
に対して位置決めされるから、ケーシングの組み付けに
より接続部材と高圧ガス取出しポートとが偏心すること
がなく、吐出配管接続部の気密シールが確実に行われる
ことが保証され、吐出配管接続部のガス漏れが確実に回
避され、併せて組立作業性も改善される。
【0033】つぎの発明によるスクロール圧縮機によれ
ば、リーマボルトによって弁カバーが固定スクロール部
材に対して位置決め固定されるから、ケーシングの組み
付けにより接続部材と高圧ガス取出しポートとが偏心す
ることがなく、吐出配管接続部の気密シールが確実に行
われることが保証され、吐出配管接続部のガス漏れが確
実に回避され、併せて組立作業性も改善される。
【0034】つぎの発明によるスクロール圧縮機によれ
ば、吐出弁の一端を固定スクロール部材に固定する締結
ボルトのねじ孔が固定スクロール部材に貫通形成され、
ねじ孔は揺動スクロールの取り付けられているチップシ
ールとオーバーラップしない位置に配置されているか
ら、固定スクロール部材が軽量化でき、軽量でコンパク
トなスクロール圧縮機を得ることができ、また、吐出ポ
ートの容積を小さくできるので、再膨張損失を削減で
き、効率のよい圧縮機が得られるようになる。
【0035】つぎの発明によるスクロール圧縮機によれ
ば、弁カバーの内部に液インジェクション用の流路が形
成され、その流路が固定スクロール部材に形成されてい
るインジェクションポートに直接接続されているから、
液インジェクションに関する部品点数、組付工数が削減
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係るスクロール圧縮機の実施の形
態1を示す要部の断面図である。
【図2】 この発明に係るスクロール圧縮機の実施の形
態2を示す要部の断面図である。
【図3】 この発明に係るスクロール圧縮機の実施の形
態3を示す要部の断面図である。
【図4】 この発明に係るスクロール圧縮機の実施の形
態4を示す要部の分解斜視図である。
【図5】 この発明に係るスクロール圧縮機の実施の形
態5を示す要部の拡大断面図である。
【図6】 この発明に係るスクロール圧縮機の実施の形
態5を示す要部の平面図である。
【図7】 この発明に係るスクロール圧縮機の実施の形
態6を示す要部の断面図である。
【図8】 この発明に係るスクロール圧縮機の実施の形
態6を示す要部の平面図である。
【図9】 従来におけるスクロール圧縮機を示す断面図
である。
【図10】 従来におけるスクロール圧縮機を示す平面
図である。
【図11】 従来におけるスクロール圧縮機を示す分解
斜視図である。
【図12】 従来におけるスクロール圧縮機における接
続部材と高圧ガス取出しポートとの偏心状態を示す拡大
断面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング,3 ケーシング,5 フレーム,7
渦巻きラップ,9 固定スクロール部材,9a リーマ
孔,11 渦巻きラップ,13 圧縮室,15揺動スク
ロール部材,17 チップシール,19 吐出ポート,
21 吐出弁,23 ねじ孔,25 締結ボルト,31
弁カバー,31a ボルト通し孔,高圧ガス取出しポ
ート,37 吐出配管,39 接続部材,41 シール
部材,51 位置決め用突条,53 位置決め用凹溝,
55.57 リーマピン孔,59 リーマピン,61
リーマボルト,61a リーマ部,61b ねじ部,6
3 インジェクション流路。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームに固定された固定スクロール部
    材の渦巻きラップと揺動スクロール部材の渦巻きラップ
    との組み合わせにより圧縮室が画定され、前記固定スク
    ロール部材に吐出ポート、吐出弁およびこれらを内蔵す
    る弁カバーが設けられ、前記弁カバーに形成された高圧
    ガス取出しポートにシール部材を介して吐出配管の接続
    部材が係合し、前記吐出配管が前記固定スクロール部
    材、前記揺動スクロール部材を収容するケーシングを貫
    通して外部に突出しているスクロール圧縮機において、 前記固定スクロール部材と前記弁カバーとの取付面部に
    位置決め用の突部と凹部とが設けられ、前記突部と前記
    凹部との嵌合によって前記弁カバーが前記固定スクロー
    ル部材に対して位置決めされることを特徴とするスクロ
    ール圧縮機。
  2. 【請求項2】 フレームに固定された固定スクロール部
    材の渦巻きラップと揺動スクロール部材の渦巻きラップ
    との組み合わせにより圧縮室が画定され、前記固定スク
    ロール部材に吐出ポート、吐出弁およびこれらを内蔵す
    る弁カバーが設けられ、前記弁カバーに形成された高圧
    ガス取出しポートにシール部材を介して吐出配管の接続
    部材が係合し、前記吐出配管が前記固定スクロール部
    材、前記揺動スクロール部材を収容するケーシングを貫
    通して外部に突出しているスクロール圧縮機において、 前記固定スクロール部材と前記弁カバーとを位置決めす
    るリーマピンが設けられていることを特徴とするスクロ
    ール圧縮機。
  3. 【請求項3】 フレームに固定された固定スクロール部
    材の渦巻きラップと揺動スクロール部材の渦巻きラップ
    との組み合わせにより圧縮室が画定され、前記固定スク
    ロール部材に吐出ポート、吐出弁およびこれらを内蔵す
    る弁カバーが設けられ、前記弁カバーに形成された高圧
    ガス取出しポートにシール部材を介して吐出配管の接続
    部材が係合し、前記吐出配管が前記固定スクロール部
    材、前記揺動スクロール部材を収容するケーシングを貫
    通して外部に突出しているスクロール圧縮機において、 前記弁カバーが前記固定スクロール部材にリーマボルト
    により位置決め固定されていることを特徴とするスクロ
    ール圧縮機。
  4. 【請求項4】 フレームに固定された固定スクロール部
    材の渦巻きラップと揺動スクロール部材の渦巻きラップ
    との組み合わせにより圧縮室が画定され、前記固定スク
    ロール部材に吐出ポート、リード弁による吐出弁および
    これらを内蔵する弁カバーが設けられ、前記弁カバーに
    形成された高圧ガス取出しポートにシール部材を介して
    吐出配管の接続部材が係合し、前記吐出配管が前記固定
    スクロール部材、前記揺動スクロール部材を収容するケ
    ーシングを貫通して外部に突出しているスクロール圧縮
    機において、 前記吐出弁の一端を前記固定スクロール部材に固定する
    締結ボルトのねじ孔が前記固定スクロール部材に貫通形
    成され、前記ねじ孔は前記揺動スクロールの取り付けら
    れているチップシールとオーバーラップしない位置に配
    置されていることを特徴とするスクロール圧縮機。
  5. 【請求項5】 フレームに固定された固定スクロール部
    材の渦巻きラップと揺動スクロール部材の渦巻きラップ
    との組み合わせにより圧縮室が画定され、前記固定スク
    ロール部材に吐出ポート、リード弁による吐出弁および
    これらを内蔵する弁カバーが設けられ、前記弁カバーに
    形成された高圧ガス取出しポートにシール部材を介して
    吐出配管の接続部材が係合し、前記吐出配管が前記固定
    スクロール部材、前記揺動スクロール部材を収容するケ
    ーシングを貫通して外部に突出しているスクロール圧縮
    機において、 前記弁カバーの内部に液インジェクション用の流路が形
    成され、前記流路が固定スクロール部材に形成されてい
    るインジェクションポートに直接接続されていることを
    特徴とするスクロール圧縮機。
JP32919197A 1997-11-28 1997-11-28 スクロール圧縮機 Pending JPH11159479A (ja)

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JP32919197A JPH11159479A (ja) 1997-11-28 1997-11-28 スクロール圧縮機

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