JPH11156517A - 高度の減圧状態のダイカスト鋳造装置及び鋳造方法 - Google Patents

高度の減圧状態のダイカスト鋳造装置及び鋳造方法

Info

Publication number
JPH11156517A
JPH11156517A JP10272594A JP27259498A JPH11156517A JP H11156517 A JPH11156517 A JP H11156517A JP 10272594 A JP10272594 A JP 10272594A JP 27259498 A JP27259498 A JP 27259498A JP H11156517 A JPH11156517 A JP H11156517A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
die
alloy
shot sleeve
molten metal
die cavity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10272594A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4712920B2 (ja
Inventor
Gregory N Colvin
エヌ. コルヴィン グレゴリィ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Howmet Corp
Original Assignee
Howmet Research Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Howmet Research Corp filed Critical Howmet Research Corp
Publication of JPH11156517A publication Critical patent/JPH11156517A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4712920B2 publication Critical patent/JP4712920B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D17/00Pressure die casting or injection die casting, i.e. casting in which the metal is forced into a mould under high pressure
    • B22D17/14Machines with evacuated die cavity
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D17/00Pressure die casting or injection die casting, i.e. casting in which the metal is forced into a mould under high pressure
    • B22D17/20Accessories: Details
    • B22D17/22Dies; Die plates; Die supports; Cooling equipment for dies; Accessories for loosening and ejecting castings from dies
    • B22D17/2272Sprue channels
    • B22D17/2281Sprue channels closure devices therefor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明の目的は、ダイキャビティの比較的
高度の減圧状態下で酸素に反応しやすい金属と合金を鋳
造する生産性の高いダイカスト鋳造装置及び鋳造方法を
実現することにある。 【構成】 このため、この発明は、ショットスリーブの
端部の周りに設けたバキュームチャンバ中に金属又は合
金を融解するダイカスト鋳造装置とその方法であって、
前記ショットスリーブの反対側端部は、外気環境中に配
設した第1ダイと第2ダイの間のダイキャビティに連通
し、前記第1ダイと第2ダイの間にダイキャビティを包
囲する一つ以上のバキュームシールを有し、前記第1ダ
イと第2ダイを閉じたときにダイキャビティを外気環境
から遮断するようになっており、前記バキュームチャン
バを減圧すると、前記ダイキャビティの中がショットス
リーブを介して減圧状態になり、前記金属又は合金をダ
イキャビティ中にダイカスト鋳造した後、前記第1ダイ
と第2ダイを開いて鋳造部品をダイキャビティから外気
環境に、次に、前記各ダイ近傍のオプションの焼入れ媒
体に、そのまま容易に取り出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属及び合金のダ
イカスト鋳造装置及び鋳造方法に関し、更に詳細には、
ダイキャビティの比較的高度の減圧状態下における金属
及び合金の減圧ダイカスト鋳造装置及び鋳造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】航空宇宙産業においては、チタンの鋳造
品、チタン基合金の鋳造品、ニッケル基合金の鋳造品、
及びステンレス鋼の鋳造品が多数使用されている。かか
る数多くの鋳造品は、ロストワックス法で形成した予熱
型セラミックインベストメントモールド中に適切な溶融
物を鋳込む周知のインベストメント鋳造法で作られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる反応性材料で作
られた複雑な形状を持つ部品のインベストメント鋳造
は、幅広く用いられているが、比較的高いコストと、比
較的低い生産高と、を特徴とする。低い鋳造生産高は、
複数の要素に起因するものと思われるが、その要因に
は、表面又は表面に関係した空洞型欠陥、及び/又は、
特定のモールドキャビティ領域、特に薄肉のモールドキ
ャビティ領域、の不適当な充填、及びこれに付随する内
部空洞や内引け巣等の欠陥、が含まれる。
【0004】米国特許第5 287 910号には、鉄
とチタンを主成分とする永久再利用式マルチパート金属
鋳型を用いたチタン及びチタン基合金とニッケル基合金
等の反応性金属と合金の比較的低コストの鋳造を記述し
ている。米国特許第5 119 865号には、永久金
属鋳型を用いたアルミニウムや銅及び鉄を主成分とする
鋳物の鋳造を記述している。
【0005】本発明の目的は、金属及び合金、特に、ダ
イキャビティの比較的高度の減圧状態下で酸素に反応し
やすい金属と合金、を鋳造するダイカスト鋳造装置とそ
の方法を提供することにある。
【0006】本発明のもう一つの目的は、ダイキャビテ
ィの比較的高度の減圧状態下で金属と合金を鋳造し、こ
の後に続いてダイカスト鋳造部品を各ダイから外界に取
り出すとともに当該ダイカスト鋳造部品を各ダイ近傍の
焼入れ媒体中で焼入れする、ダイカスト鋳造装置とその
方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、この発明は、a)外気環境中に配設した第1ダイと
第2ダイであって、前記第1ダイと前記第2ダイを閉じ
ると前記第1ダイと前記第2ダイの間にダイキャビティ
を区画するとともに、前記第1ダイと前記第2ダイを閉
じると前記ダイキャビティを外気環境から遮断するバキ
ュームシールを前記第1ダイと前記第2ダイの間に含
む、前記第1ダイ及び前記第2ダイと、b)一端が前記
ダイキャビティに連通するとともに、バキュームチャン
バに連通した溶湯注入口を備えた他端を有するショット
スリーブと、c)前記ショットスリーブ中にて移動可能
なプランジャ前方の前記ショットスリーブ中に前記溶湯
注入口から導入される金属又は合金を溶融する、前記バ
キュームチャンバに内設した溶融容器と、d)前記溶融
金属又は合金を前記溶融容器中で溶融させるときに、前
記ダイキャビティを前記バキュームシールで外界から遮
断させることによって前記ダイキャビティが前記ショッ
トスリーブを介して同時に減圧するように前記バキュー
ムチャンバを減圧する手段と、e)前記プランジャは、
前記溶融金属又は合金を前記ダイキャビティ中に注入す
べく前記ショットスリーブ中にて移動可能であり、f)
ダイカスト鋳造部品を前記ダイキャビティからそのまま
外気環境中に取り出すことができるように、前記溶融金
属又は合金を前記ダイキャビティ中に注入した後に前記
第1ダイと前記第2ダイを開かせる手段と、を具備する
ことを特徴とする。
【0008】前記バキュームシールは、少なくとも一方
のダイのO−リングシールから成るとともに、前記O−
リングシールは、前記ダイキャビティと、ゲートと、前
記ゲートに連通する溶湯取り出し開口部と、を囲繞する
ことを特徴とする。
【0009】前記バキュームチャンバと前記ダイキャビ
ティを1000ミクロン未満まで減圧することを特徴と
する。
【0010】前記プランジャと前記ショットスリーブの
間の半径方向の間隙が約0.0005インチ乃至0.0
20インチであることを特徴とする。
【0011】前記溶融容器によって導入される溶融金属
又は合金の装入物が前記ショットスリーブの有効内部容
積の容積比40%未満を占有することを特徴とする。
【0012】前記溶融金属又は合金の装入物が前記ショ
ットスリーブの有効内部容積の容積比約8%乃至約15
%を占有することを特徴とする。
【0013】さらに、前記溶湯注入口下流の前記ショッ
トスリーブに内設したプラグであって、プランジャ移動
によって前記ショットスリーブを通過して前記ダイキャ
ビティに向かって移動する前記プラグを含むことを特徴
とする。
【0014】前記第1ダイと前記第2ダイの内の一方の
ダイが、前記溶融金属又は合金を前記ダイキャビティ中
に注入するときに前記プラグを受け入れるチャンバを含
むことを特徴とする。
【0015】前記ショットスリーブと前記プランジャ
は、鉄を主成分とする材料と、耐火性材料と、セラミッ
ク材料と、これらの組み合わせと、から成るグループか
ら選択した材料から成ることを特徴とする。
【0016】前記プランジャが使い捨てプランジャチッ
プを含むことを特徴とする。
【0017】前記プランジャチップは銅を主成分とする
合金から成ることを特徴とする。
【0018】前記第1ダイと前記第2ダイの内の少なく
とも一方のダイと、前記ショットスリーブと、の温度を
抑制する手段を含むことを特徴とする。
【0019】前記容器を固定ダイプラテンに近設したこ
とを特徴とする。
【0020】a)外界中に設けた各ダイによって区画さ
れるダイキャビティにショットスリーブで連通させたバ
キュームチャンバ中にて反応性金属又は合金を溶融さ
せ、b)前記ダイキャビティを前記各ダイ間の一つ以上
のバキュームシールで外気環境から遮断させながら、前
記バキュームチャンバと前記ダイキャビティを前記ショ
ットスリーブを介して減圧し、c)前記ショットスリー
ブの有効内部容積の容積比約40%未満の量の前記溶融
済み反応性溶融金属又は合金をプランジャ前方の前記シ
ョットスリーブ中に導入し、d)ダイカスト鋳造部品を
形成すべく前記プランジャを前記ダイキャビティに向か
って進行させて前記反応性溶融金属又は合金を前記密封
減圧済みダイキャビティ中に注入し、e)前記密封済み
ダイを開いてダイカスト鋳造部品を前記ダイキャビティ
からそのまま外気環境に取り出す、ことから成ることを
特徴とする。
【0021】前記反応性金属又は合金が、チタンと、チ
タン合金と、超合金と、ステンレス鋼と、とから成るグ
ループから選ばれたものであることを特徴とする。
【0022】前記ダイカスト鋳造部品を前記各ダイから
取り出した後に焼入れ媒体中に焼入れする別のステップ
を含むことを特徴とする。
【0023】前記ショットスリーブの有効内部容積の容
積比約20%未満の量の前記溶融済み反応性溶融金属又
は合金を前記ショットスリーブ中に導入することを特徴
とする。
【0024】前記ショットスリーブの有効内部容積の容
積比約8%乃至約15%の量の前記溶融済み反応性溶融
金属又は合金を前記ショットスリーブ中に導入すること
を特徴とする。
【0025】前記溶融金属又は合金の導入前に前記プラ
ンジャ前方の前記ショットスリーブ中にプラグを設ける
とともに、前記プラグと前記プランジャの間の前記溶融
金属又は合金で前記プラグを前記各ダイに向かって進行
させることを含むことを特徴とする。
【0026】前記ダイキャビティ中の前記溶融金属又は
合金の注入を干渉しないように前記各ダイの内の一方の
ダイ中に形成したチャンバ中に前記プラグを進行させる
ことを特徴とする。
【0027】前記反応性金属又は合金を、酸素に反応し
やすいチタンとチタン基合金から選ぶ場合に前記バキュ
ームチャンバと前記ダイキャビティを1000ミクロン
未満まで減圧することを特徴とする。
【0028】a)溶湯を形成すべく、ショットスリーブ
でダイキャビティに連通させたバキュームチャンバ中に
チタン又はチタン合金を溶融するとともに、前記各ダイ
間のバキュームシール手段で前記ダイキャビティを外気
環境から密封しながら前記バキュームチャンバと前記ダ
イキャビティを前記ショットスリーブを介して1000
ミクロン未満まで減圧し、b)前記ショットスリーブの
有効内部容積の容積比約20%未満の量の前記溶湯を前
記ショットスリーブ中に導入し、c)ダイカスト鋳造部
品を形成すべく前記プランジャを前記ダイキャビティに
向かって進行させて前記溶湯を前記密封減圧済みダイキ
ャビティ中に圧力注入し、d)前記各ダイを開いて前記
ダイカスト鋳造部品を前記ダイキャビティからそのまま
外気環境に取り出す、ことから成ることを特徴とする。
【0029】前記ショットスリーブの有効内部容積の容
積比約8%乃至約15%の量の前記溶湯を前記ショット
スリーブ中に導入することを特徴とする。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明は、金属又は合金をショッ
トスリーブの端部の周りに設けたバキュームチャンバ中
で溶融させる前記金属又は合金のダイカスト鋳造装置と
その方法を提供する。前記ショットスリーブは、外気環
境中にて前記バキュームチャンバの外側に配設した第1
ダイと第2ダイの間に区画されるダイキャビティに連通
する反対側の端部を含む。前記第1ダイと前記第2ダイ
の間に一つ以上の高温度バキュームシールを前記ダイキ
ャビティの周りに配設し、前記バキュームチャンバを減
圧すると前記ダイキャビティの中が前記ショットスリー
ブを介して減圧するようになっている。前記金属又は合
金を前記ダイキャビティ中でダイカスト鋳造した後に前
記第1ダイと前記第2ダイを開き、この後に続いて、こ
の鋳造部品を前記ダイキャビティから外界に、又は、前
記各ダイ近傍のオプションの焼入れ媒体に、そのまま取
り出す。
【0031】本発明は、一方の実施例において、前記ダ
イキャビティを前記ショットスリーブによって1000
ミクロン未満の真空レベルまで減圧し、チタンやチタン
基合金、ニッケル基超合金及び鉄が主成分の合金等の反
応性溶融金属又は合金であって、望ましくは、ショット
スリーブの有効な内部容積の容積比約8%乃至約15%
等、容積比40%未満を占める量の前記反応性溶融金属
又は合金をバキューム融解チャンバ中の前記ショットス
リーブ中に導入し、次に、前記プランジャを前進させて
前記反応性溶融金属又は合金を前記減圧密封済みダイキ
ャビティ中に注入することを考察するものであり、前記
ダイキャビティにおいて、前記(各)バキュームシール
を破って前記鋳造部品を外気環境にさらして各ダイから
取り出して焼入れ媒体中にオプションの焼入れを行うた
めに各ダイを開く前に前記鋳造部品の少なくとも外面が
凝固することができる。
【0032】本発明は、他方の実施例において、前記シ
ョットスリーブの溶湯注入口下流に位置する前記ショッ
トスリーブ中にプラグを前記金属又は合金の導入前に内
設することを考察するものであり、前記プラグによっ
て、前記ダイキャビティを充填するために必要とされる
適量の溶融金属又は合金で前記ショットスリーブを充填
することが向上するようになっている。前記プラグは、
前記プランジャが前記溶融金属又は合金を前記ダイキャ
ビティ中に圧力注入しながら、前記ダイキャビティに向
かって前進する。前記プラグは、前記プランジャの前進
によって、前記ダイキャビティ中の前記溶融金属又は合
金の注入に干渉しないように前記ダイキャビティから外
れたプラグ受けチャンバ中に移動する。
【0033】華氏約2000度よりも高い融解点を有す
る、酸素と反応しやすい溶融金属又は合金のダイカスト
鋳造において、前記溶融金属又は合金に接触する前記シ
ョットスリーブと前記プランジャ又はオプションの使い
捨てプランジャチップは、H−13ツールスチール等の
鉄を主成分とする材料と、Moベースの合金又はTZM
合金等の耐火性材料と、アルミナ等のセラミック材料
と、又はこれらの組み合わせと、から作ることができ
る。
【0034】
【実施例】本発明の詳細は、下記図面に基づいて後述す
る詳細な説明から更に容易に明白になるであろう。
【0035】図1〜図2は、本発明の1実施例によるダ
イカスト鋳造装置であって、各ダイを外気環境中にて外
側に配設しているにもかかわらずダイキャビティ中にお
いて比較的高度の減圧状態下で、特に、酸素と非常に反
応しやすいチタン及びチタン基合金等、金属又は合金を
ダイカスト鋳造する前記ダイカスト鋳造装置を図示して
いる。また、このダイカスト鋳造装置は、ニッケル基、
コバルト基、及びその他の超合金、ステンレス鋼等の鉄
を主成分とする合金、及びその他の金属又は合金、をダ
イキャビティ中において比較的高度の減圧状態下でダイ
カスト鋳造するために使用することができる。
【0036】このダイカスト鋳造装置は、油圧油の貯槽
10aを内部に区画したベース10を含むとともに、こ
の油圧油は、固定ダイプラテン14と可動ダイプラテン
16を開閉するために油圧アクチュエータ12が使用す
る。この可動ダイプラテン16は、固定タイバー又はロ
ッド18上を移動するように設け、ダイ34をこのプラ
テン16に載設している。この可動ダイプラテン16に
は型締リンケージ機構20を本発明の一部と見なされな
い通常の仕方で連結しており、可動ダイ34を、固定ダ
イプラテン14に載設した固定ダイ32に対して開閉さ
せるようになっている。例えば、米国オハイオ州クリー
ブランド市(Cleveland、Ohio)のHPM
(社名)から250トンのHPM#73−086(商品
名)として入手できる通常のダイカスト鋳造機は、上記
ベース10と、アクチュエータ12と、上述したように
タイバー18上に取り付けられて型締リンケージ機構2
0で開閉するダイプラテン14、16と、を含む。この
ダイカスト鋳造機は、油圧油をプランジャ機構に迅速に
送給するガスアキュムレータ21を含む。
【0037】このダイカスト鋳造装置は水平な管状ショ
ットスリーブ24を含むとともに、このショットスリー
ブ24は、ダイプラテン14、16に夫々載設した各ダ
イ32、34に区画されるダイキャビティ30に連通す
る。一つ以上の部品をダイカスト鋳造するために一つ以
上のダイキャビティをダイ32、34で形成することが
できる。前記ショットスリーブ24は、溶融金属又は合
金を前記一つ以上のダイキャビティ30中に圧力注入す
ることができるように前記一つ以上のダイキャビティ3
0に至る入口通路又はゲート36に連通する取り出し端
部24aを有する。この入口通路又はゲート36は、固
定ダイ32又は可動ダイ34又は両ダイ32、34の中
を機械加工することができる。
【0038】このショットスリーブ24の前記取り出し
端部24aは、図1に示すように固定プラテン14と固
定ダイ32の中の適切な通路24bを貫通している。
【0039】前記ショットスリーブ24は、ダイ32を
貫通してバキューム融解チャンバ40中に延出するとと
もに、このチャンバ40において、ダイカスト鋳造する
金属又は合金を、高温の外気中で酸素と非常に反応しや
すい、Ti−6Al−4V等、チタンとその合金に必要
な1000ミクロン未満等の比較的高度の状態下で溶融
させる。このバキュームチャンバ40は、プランジャ2
7を受け入れる前記ショットスリーブ24の反対側の装
入端部と、プランジャ油圧アクチュエータ25と、を囲
繞又は包囲しながらそれらの周りに延出するバキューム
ハウジング壁42で区画されている。このバキュームチ
ャンバ40は、導管40aでバキュームチャンバ40に
連結した通常のバキュームポンプPによって減圧され
る。前記ベース10と前記バキュームハウジング壁42
は、コンクリート床又はその他の適切な支持体に支えら
れている。
【0040】前記チャンバ壁42は、この壁42と固定
プラテン14の間に配設した(各)外周気密シール43
によって固定プラテン14と密接して空気が漏れないよ
うにし、ショットスリーブ24と、前記チャンバ壁42
を貫通する水平に並べた一対の固定ショットスリーブ/
プランジャ支持部材44(一つ図示)と、を密封包囲す
るようになっている。かかるショットスリーブ/プラン
ジャ支持部材は、前述した通常のダイカスト鋳造機(2
50トンのHPM#73−086)に載設している。
【0041】プランジャ27はショットスリーブ24に
内設し、プランジャアクチュエータ25とプランジャコ
ネクタロッド27bによって、ショットスリーブ24中
の溶湯入口又は注入開口部58の右側に設けた開始注入
位置と、前記ダイ入口ゲート36近傍の終了注入位置
と、の間を移動する。前記溶湯注入開口部58は、ねじ
込みクランプ(図示せず)等のクランプで固定プラテン
14近傍のショットスリーブ24に載設した金属(例え
ば、鋼鉄)溶湯受け容器52に連通している。この溶湯
受け容器52は、融解坩堝54の真下に設けており、ダ
イカスト鋳造用溶融金属又は合金の装入物をこの坩堝5
4から受け入れるようになっている。
【0042】前記融解坩堝54は、銅のセグメントから
成る通常の誘導スカル坩堝で良く、この坩堝の中で、ダ
イカスト鋳造する固形の金属又は合金装入物をバキュー
ムポート40bから装入するとともに、このチャンバ4
0中に通常の仕方で前記坩堝の周りに配設した誘導コイ
ル56を活かすことによって溶融する。また、既知のセ
ラミック又は耐火性の内張り坩堝も、本発明を実施する
にあたり使用することができる。この坩堝54は、バキ
ュームチャンバ40の外側に設けた通常の油圧アクチュ
エータや電気アクチュエータ又はその他のアクチュエー
タ(図示せず)であって、前記アクチュエータから前記
坩堝まで延出する適切なバキューム密閉リンケージによ
って前記坩堝に連結した前記アクチュエータを使って坩
堝トラニオンTを中心に回転することによって傾斜させ
ることができる。この坩堝を傾けて、ショットスリーブ
壁中の開口部58を介してショットスリーブ24に連通
している前記溶湯受け容器52中に溶融金属又は合金装
入物を注湯する。この溶融金属又は合金装入物は、開口
部58からプランジャチップ27a前方のショットスリ
ーブ24中に導入される。
【0043】本発明の1実施例を実施するにあたり、前
記溶融金属又は合金装入物は、前記プランジャチップ2
7a前方に区画されるとともに前記ダイキャビティの入
口又はゲート36まで延出する前記ショットスリーブの
有効内部容積の容積比40%未満の量を前記ショットス
リーブ中に導入する。この溶融金属又は合金の量は、前
記ショットスリーブの有効内部容積の容積比20%未満
を占めることが望ましく、さらに望ましくは、前記ショ
ットスリーブの有効内部容積の容積比約8%乃至約15
%を占めることである。前記ショットスリーブ内部容積
に対する当該比較的低量の溶融装入物によって、ショッ
トスリーブ中に比較的低い溶融装入物プロフィールが得
られ(すなわち、溶融装入物がショットスリーブの底部
に沿って比較的多く存在する)、これによって、溶湯を
モールドキャビティ中に注入する前における高温度溶融
装入物のプランジャチップ27aとの接触面積及び接触
時間と、この結果生じた前記プランジャチップの膨張
と、が減少する。
【0044】プランジャ27は、例えば前述した通常の
ダイカスト鋳造機(250トンのHPM#73−08
6)に載設した通常の油圧アクチュエータ25によって
前記開始注入位置から前記終了注入位置まで移動する。
通常のプランジャ速度は、毎秒50フィート乃至毎秒3
00フィートの範囲内である。ショットスリーブ24と
プランジャチップ27aの間の半径方向の間隙は、約
0.0005インチ乃至0.020インチの範囲内であ
る。ショットスリーブ24とプランジャチップ27aの
間の好適な半径方向の間隙は、約0.008インチであ
る。
【0045】チタンと、チタン基合金と、ニッケル基超
合金と、鉄を主成分とする合金と、をダイカスト鋳造す
る際、溶融金属又は合金に接触するショットスリーブ2
4と前方プランジャチップ27aは、H−13ツールス
チール等の鉄が主成分の材料、又はMo合金又はTZM
合金に基づく等の耐火性材料、アルミナ等のセラミック
材料、又はそれらの組み合わせであって金属又は合金を
融解してダイカスト鋳造することに相性の良い前記組み
合わせ、で作ることができる。前記プランジャチップ2
7aは、各々の溶融金属又は合金装入物をダイキャビテ
ィ30中に注入した後に廃棄される使い捨てチップで構
成することができる。使い捨てプランジャチップは、特
にA380アルミニウム合金をダイカスト鋳造する場合
に適した銅−ベリリウム合金(例えばD340合金)等
の銅を主成分とする合金から成ることができる。
【0046】チタンと、チタン基合金と、ニッケル基超
合金と、鉄が主成分の合金と、をダイカスト鋳造する
際、前記ダイ32、34は、米国特許第5 287 9
10号にしたがって鉄鋼及び/又はチタンで作ることが
できるが、但し、その他のダイ材料をこの発明を実施す
る際に使用してもよい。
【0047】図1を見ると、第1及び第2ダイ32、3
4は、外気環境中においてバキューム融解チャンバ40
の外側に配設している。すなわち、各ダイ32、34の
外面又は外側を外気環境にさらしている。
【0048】本発明によると、各ダイ32、34を閉じ
ると、このダイ32、34間に区画されるダイキャビテ
ィ30がショットスリーブ24を介してバキュームチャ
ンバ40に連通するので、前記ショットスリーブを介し
て減圧することができる。
【0049】通常、固定ダイ32の内面32bには、各
ダイを閉じると可動ダイ34の対向側内面に嵌合する一
つ以上の溝32a(図2には一つの溝を図示)を含む。
前記(各)溝32aは、ゲート36だけでなくダイキャ
ビティ30も囲繞又は包囲し、且つ、ゲート36に連通
するとともにショットスリーブ端部24aによって区画
された溶湯取り出し開口部を囲繞又は包囲する。前記溝
32aは、再利用できる弾性高温度のO−リングバキュ
ームシール60であって、各ダイを閉じると可動ダイ3
4の合わせ面に密接して減圧漏れしないようになってい
る前記シール60を受け入れている。あるいはこの代わ
りに、前記(各)シール60を可動ダイ34の合わせ面
の溝に内設したり、あるいは、ダイ32、34の両方の
合わせ面に載設したりすることができ、ダイキャビティ
30とゲート36とショットスリーブ端部24aとの周
りにバキューム緊密シールを形成するようになっている
とともに、各ダイ32、34を閉じるとダイキャビティ
30とゲート36とショットスリーブ端部24aとを前
記ダイ32、34の外側周辺の外気環境から遮断するよ
うになっている。複数のバキューム緊密シールを形成す
るために、連続する複数の溝とO−リングシールをダイ
キャビティ周長に対して外側方向に漸次配設することが
できる。これらのバキュームシール60は、ダイキャビ
ティ30を溶融金属又は合金で充填するときに起こり得
る華氏400度という高い温度に耐えることが可能なビ
トン(Viton)材料で構成することができる。
【0050】ダイキャビティ30は、バキュームシール
60を使用することによって、ダイ32、34を閉じる
と外気環境から遮断されるので、バキューム融解チャン
バ40を、坩堝54中の固形装入物を溶融する場合に使
われる1000ミクロン未満の高度な減圧レベルまで減
圧する場合、ダイキャビティ30をショットスリーブ2
4を介して減圧することができる。
【0051】図1のダイカスト鋳造装置の作用において
は、固形の金属又は合金を、バキューム融解チャンバ4
0中の坩堝54中にポート40bから装入する。次に、
バキュームチャンバ40を、バキュームポンプPで、当
該装入物を融解するのに適したレベルまで(100ミク
ロン未満であって、例えば、チタン及びTi−6Al−
4V合金等のチタン合金、ニッケル基超合金、及びステ
ンレス鋼の場合、90ミクロン)減圧する。この閉じた
ダイ32、34によって形成したダイキャビティ30
は、ショットスリーブ24を介してバキューム融解チャ
ンバ40に連結することによって、且つ、(各)バキュ
ームシール60によって外界周囲から遮断させることに
よって、同じ真空レベルまで同時に減圧する。
【0052】坩堝54中の金属又は合金の溶融装入物
は、先ずプランジャ27を図1の開始注入位置に位置決
めした状態で、前記容器52及び溶湯注入開口部58か
ら減圧状態下でショットスリーブ24中に注湯する。こ
の溶融金属又は合金装入物は、前述したように前記ショ
ットスリーブの有効内部容積の容積比40%未満の量を
前記ショットスリーブ中に導入する。この溶融金属又は
合金の量は、前記ショットスリーブの有効内部容積の容
積比20%未満を占めることが望ましく、さらに望まし
くは、前記ショットスリーブの有効内部容積の容積比約
8%乃至約15%を占めることである。この溶融金属又
は合金は、ショットスリーブ24中に注湯するととも
に、溶融金属がプランジャ27の後方に入らないように
するために前記ショットスリーブ24中に、0.005
秒乃至4秒の所定の滞留時間の間であって、通常わずか
0.1秒乃至1.5秒の間、滞留する。この溶湯は坩堝
54から容器52を介してショットスリーブ24中にそ
のまま注湯することができ、これによって、注入が開始
可能になる前の時間と金属冷却が短くなる。
【0053】次に、プランジャ27をアクチュエータ2
5でショットスリーブ24中にて前進させ、溶融金属又
は合金を入口通路又はゲート36からダイキャビティ3
0中に圧力注入する。この溶融金属又は合金は、最大毎
秒150インチ等の高速度でショットスリーブ24を圧
下して減圧密封済みダイキャビティ30中に圧入する。
【0054】溶融金属又は合金を注入した後、ダイ34
を通常の周期時間内でダイ32に対して移動させること
によってダイ32、34を開かせるとともに、前記通常
の周期時間は、溶融金属又は合金が、少なくとも、
(各)ダイカスト鋳造部品の凝固表面を形成するのに十
分な時間になるように注入後の5秒乃至25秒の範囲に
することができる。次に、(各)ダイカスト鋳造部品を
各ダイから容易に取り出しできるようにダイ32、34
を開く。前記HPMダイカスト鋳造機に載設したもので
あってこの発明の一部を形成するものではない通常のイ
ジェクタピン機構(図示せず)によって、前記(各)ダ
イカスト鋳造部品を各ダイから排出し易くなる。前記
(各)ダイカスト鋳造部品の取り外しは、前記(各)ダ
イカスト鋳造部品を更に冷却させることなくただ単に各
ダイを開くだけで各ダイ32、34からそのまま行うこ
とができる。これは、ダイカスト鋳造部品の生産高を増
加させるのに有利である。各ダイを開くと、前記(各)
バキュームシール60が破れるので、前記(各)ダイカ
スト鋳造部品が外気環境に剥き出しになるとともに、オ
プションとして、開いたダイ32、34に近設した水や
オイル等の焼入れ媒体Mの中に焼き入れすることができ
る。
【0055】同様又は類似の機構を同様の参照数字で表
示した図3を見ると、本発明は、もう一つ別の実施例に
おいて、坩堝54から金属又は合金を導入する前に比較
的長いショットスリーブ24中に浮動プラグ70を設け
ることを考察するものである。先ず、このプラグ70を
溶湯注入開口部58の下流に設け、ダイキャビティ30
を充填するために必要な適量の溶融金属又は合金で前記
プラグ70とプランジャチップ27aの間のショットス
リーブ24を充填することを向上させるようになってい
る。
【0056】このプラグ70は、プランジャ27によっ
て溶融金属又は合金がダイキャビティ30中にて圧力注
入されながら、ダイキャビティ30に向かって前進す
る。前記プラグ70は、プランジャ27の前進によって
プラグ受けチャンバ72中に移動し、このプラグ受けチ
ャンバ72は、ダイキャビティ中の溶融金属又は合金の
注入に干渉しないようにダイキャビティ入口通路36か
ら外れて可動ダイ34中に形成したものである。このプ
ラグ70は、チタンとその合金に対する鋼鉄と、その他
の高融解温度の金属であって、当該溶湯をダイカスト鋳
造することに反応しにくい前記高融解温度の金属と、か
ら構成することができる。このプラグ70は、容器52
からの溶湯でスリーブを充填中に所定の位置に留まるよ
うに、且つ、プラグ受けチャンバ72中にて停止するま
で注入済み金属の前方に留まるように、採寸している。
【0057】上述したこの発明の各実施例を実施するに
あたり、ダイ32、34の温度は、華氏100度〜70
0度の範囲内のダイ温度になるように所望の範囲内に抑
制することができる。例えば、このために各ダイに作動
可能的に係合させた一つ以上の通常のガスフレームバー
ナ又は電気抵抗加熱ワイヤによって、ダイ32、34
を、当該ダイ中の溶融金属又は合金の注入開始前に予熱
することができる。前記ダイ32、34は、当該ダイの
内側に形成した水冷導管(図示せず)で冷却することが
できるとともに、前記水冷導管によって冷却水を循環さ
せて、ダイカスト鋳造部品を製造し続けて各ダイが熱く
なるときにダイ温度を抑えるようにする。また、同様
に、ショットスリーブ24も、オプションとして、ショ
ットスリーブ温度を華氏100度〜700度等の所望の
範囲内に抑制すべく同様のガスフレームバーナ又は電気
抵抗ワイヤ又は前記ショットスリーブ中の水冷通路で加
熱又は冷却を行うことができる。
【0058】本発明の実施例によるTi及びチタン合金
の部品のダイカスト鋳造の場合、溶融チタン又はTi−
6Al−4V等のチタン合金の装入物であって、通常で
は金属又は合金融解点に華氏50度を足したものに等し
い溶湯温度(例えば、Ti−6Al−4Vの場合、華氏
約3080度)の5ポンド乃至10ポンドの溶湯から成
る前記装入物は、16.5インチの長さと3インチの直
径を有するショットスリーブ24中に導入することがで
きる。この溶融装入物は、ショットスリーブ24の有効
内部容積の容積比約9%〜10%を占有するとともに、
このショットスリーブ24中には、ショットスリーブと
の0.002インチの半径方向の間隙を有する銅−ベリ
リウムのプランジャチップを含む。前記プランジャは、
最低毎秒125インチで移動し、前記装入物を、華氏3
00度まで予熱することができるダイ32、34間に区
画したダイキャビティ中に注入する。この発明による
と、ニッケル基超合金は、合金融解点に華氏75度を足
したものに等しい溶湯温度に対して、同様のパラメータ
を使ってダイカスト鋳造することができる。この発明に
よると、ステンレス鋼17−4PHは、合金融解点に華
氏25度を足したものに等しい溶湯温度に対して、同様
のパラメータを使ってダイカスト鋳造することができ
る。
【0059】本発明は、単に例えばガスタービンエンジ
ンのコンプレッサ部分のIN 78ニッケル基超合金
等、ニッケル基超合金で作られたガスタービンコンプレ
ッサのベーンとブレード等の複雑な形状又は構造の部品
の他に、17−4PHステンレス鋼及び非晶質合金等の
ステンレス鋼で作られたゴルフクラブパター等の複雑な
形状又は構造の部品をもダイカスト鋳造するために使用
することができる他に、その他の多種多様な部品をダイ
カスト鋳造するためにも使用することができる。
【0060】本発明はその具体的な実施例に基づいて説
明したが、これに限定するものではなく、むしろ、次の
クレームに記載した範囲だけに限定されるものである。
【0061】
【発明の効果】このように、この発明によれば、金属及
び合金、特にダイキャビティの比較的高度の減圧状態下
で酸素に反応しやすい金属と合金を鋳造する際の、表面
又は表面に関係した空洞型欠陥、及び/又は、特定のモ
ールドキャビティ領域、特に薄肉のモールドキャビティ
領域、の不適当な充填、及びこれに付随する内部空洞や
内引け巣等の欠陥等の要素に起因する低い鋳造生産高を
回避し得て、生産性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ショットスリーブとバキュームチャンバを分
解図示した、本発明の1実施例を実施するダイカスト鋳
造装置の部分断面側面図である。
【図2】 固定ダイ中の溝に内設したバキュームO−リ
ングシールを示す固定ダイの拡大正面であって、この固
定ダイと他方のダイとを閉じると前記O−リングシール
が他方のダイに密接してダイキャビティを外気環境から
遮断するようになっている、前記固定ダイの拡大正面図
である。
【図3】 溶融金属又は合金を比較的長いショットスリ
ーブ中に導入する前に浮動プラグを前記ショットスリー
ブに内設した、本発明のもう一つの実施例を実施する別
のダイカスト鋳造装置の部分断面側面図である。
【符号の説明】
10 ベース 24 ショットスリーブ 27 プランジャ 30 ダイキャビティ 32 固定ダイ 34 可動ダイ 40 バキュームチャンバ 54 融解坩堝 60 バキュームシール P バキュームポンプ

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)外気環境中に配設した第1ダイと第
    2ダイであって、前記第1ダイと前記第2ダイを閉じる
    と前記第1ダイと前記第2ダイの間にダイキャビティを
    区画するとともに、前記第1ダイと前記第2ダイを閉じ
    ると前記ダイキャビティを外気環境から遮断するバキュ
    ームシールを前記第1ダイと前記第2ダイの間に含む、
    前記第1ダイ及び前記第2ダイと、b)一端が前記ダイ
    キャビティに連通するとともに、バキュームチャンバに
    連通した溶湯注入口を備えた他端を有するショットスリ
    ーブと、c)前記ショットスリーブ中にて移動可能なプ
    ランジャ前方の前記ショットスリーブ中に前記溶湯注入
    口から導入される金属又は合金を溶融する、前記バキュ
    ームチャンバに内設した溶融容器と、d)前記溶融金属
    又は合金を前記溶融容器中で溶融させるときに、前記ダ
    イキャビティを前記バキュームシールで外界から遮断さ
    せることによって前記ダイキャビティが前記ショットス
    リーブを介して同時に減圧するように前記バキュームチ
    ャンバを減圧する手段と、e)前記プランジャは、前記
    溶融金属又は合金を前記ダイキャビティ中に注入すべく
    前記ショットスリーブ中にて移動可能であり、f)ダイ
    カスト鋳造部品を前記ダイキャビティからそのまま外気
    環境中に取り出すことができるように、前記溶融金属又
    は合金を前記ダイキャビティ中に注入した後に前記第1
    ダイと前記第2ダイを開かせる手段と、を具備すること
    を特徴とする、ダイカスト鋳造装置。
  2. 【請求項2】 前記バキュームシールは、少なくとも一
    方のダイのO−リングシールから成るとともに、前記O
    −リングシールは、前記ダイキャビティと、ゲートと、
    前記ゲートに連通する溶湯取り出し開口部と、を囲繞す
    ることを特徴とする、請求項1に記載のダイカスト鋳造
    装置。
  3. 【請求項3】 前記バキュームチャンバと前記ダイキャ
    ビティを1000ミクロン未満まで減圧することを特徴
    とする、請求項1に記載のダイカスト鋳造装置。
  4. 【請求項4】 前記プランジャと前記ショットスリーブ
    の間の半径方向の間隙が約0.0005インチ乃至0.
    020インチであることを特徴とする、請求項1に記載
    のダイカスト鋳造装置。
  5. 【請求項5】 前記溶融容器によって導入される溶融金
    属又は合金の装入物が前記ショットスリーブの有効内部
    容積の容積比40%未満を占有することを特徴とする、
    請求項1に記載のダイカスト鋳造装置。
  6. 【請求項6】 前記溶融金属又は合金の装入物が前記シ
    ョットスリーブの有効内部容積の容積比約8%乃至約1
    5%を占有することを特徴とする、請求項5に記載のダ
    イカスト鋳造装置。
  7. 【請求項7】 さらに、前記溶湯注入口下流の前記ショ
    ットスリーブに内設したプラグであって、プランジャ移
    動によって前記ショットスリーブを通過して前記ダイキ
    ャビティに向かって移動する前記プラグを含むことを特
    徴とする、請求項1に記載のダイカスト鋳造装置。
  8. 【請求項8】 前記第1ダイと前記第2ダイの内の一方
    のダイが、前記溶融金属又は合金を前記ダイキャビティ
    中に注入するときに前記プラグを受け入れるチャンバを
    含むことを特徴とする、請求項7に記載のダイカスト鋳
    造装置。
  9. 【請求項9】 前記ショットスリーブと前記プランジャ
    は、鉄を主成分とする材料と、耐火性材料と、セラミッ
    ク材料と、これらの組み合わせと、から成るグループか
    ら選択した材料から成ることを特徴とする、請求項1に
    記載のダイカスト鋳造装置。
  10. 【請求項10】 前記プランジャが使い捨てプランジャ
    チップを含むことを特徴とする、請求項1に記載のダイ
    カスト鋳造装置。
  11. 【請求項11】 前記プランジャチップは銅を主成分と
    する合金から成ることを特徴とする、請求項11に記載
    のダイカスト鋳造装置。
  12. 【請求項12】 前記第1ダイと前記第2ダイの内の少
    なくとも一方のダイと、前記ショットスリーブと、の温
    度を抑制する手段を含むことを特徴とする、請求項1に
    記載のダイカスト鋳造装置。
  13. 【請求項13】 前記容器を固定ダイプラテンに近設し
    たことを特徴とする、請求項1に記載のダイカスト鋳造
    装置。
  14. 【請求項14】 a)外界中に設けた各ダイによって区
    画されるダイキャビティにショットスリーブで連通させ
    たバキュームチャンバ中にて反応性金属又は合金を溶融
    させ、b)前記ダイキャビティを前記各ダイ間の一つ以
    上のバキュームシールで外気環境から遮断させながら、
    前記バキュームチャンバと前記ダイキャビティを前記シ
    ョットスリーブを介して減圧し、c)前記ショットスリ
    ーブの有効内部容積の容積比約40%未満の量の前記溶
    融済み反応性溶融金属又は合金をプランジャ前方の前記
    ショットスリーブ中に導入し、d)ダイカスト鋳造部品
    を形成すべく前記プランジャを前記ダイキャビティに向
    かって進行させて前記反応性溶融金属又は合金を前記密
    封減圧済みダイキャビティ中に注入し、e)前記密封済
    みダイを開いてダイカスト鋳造部品を前記ダイキャビテ
    ィからそのまま外気環境に取り出す、ことから成ること
    を特徴とする、反応性金属又は合金のダイカスト鋳造方
    法。
  15. 【請求項15】 前記反応性金属又は合金が、チタン
    と、チタン合金と、超合金と、ステンレス鋼と、とから
    成るグループから選ばれたものであることを特徴とす
    る、請求項14に記載の反応性金属又は合金のダイカス
    ト鋳造方法。
  16. 【請求項16】 前記ダイカスト鋳造部品を前記各ダイ
    から取り出した後に焼入れ媒体中に焼入れする別のステ
    ップを含むことを特徴とする、請求項14に記載の反応
    性金属又は合金のダイカスト鋳造方法。
  17. 【請求項17】 前記ショットスリーブの有効内部容積
    の容積比約20%未満の量の前記溶融済み反応性溶融金
    属又は合金を前記ショットスリーブ中に導入することを
    特徴とする、請求項14に記載の反応性金属又は合金の
    ダイカスト鋳造方法。
  18. 【請求項18】 前記ショットスリーブの有効内部容積
    の容積比約8%乃至約15%の量の前記溶融済み反応性
    溶融金属又は合金を前記ショットスリーブ中に導入する
    ことを特徴とする、請求項14に記載の反応性金属又は
    合金のダイカスト鋳造方法。
  19. 【請求項19】 前記溶融金属又は合金の導入前に前記
    プランジャ前方の前記ショットスリーブ中にプラグを設
    けるとともに、前記プラグと前記プランジャの間の前記
    溶融金属又は合金で前記プラグを前記各ダイに向かって
    進行させることを含むことを特徴とする、請求項14に
    記載の反応性金属又は合金のダイカスト鋳造方法。
  20. 【請求項20】 前記ダイキャビティ中の前記溶融金属
    又は合金の注入を干渉しないように前記各ダイの内の一
    方のダイ中に形成したチャンバ中に前記プラグを進行さ
    せることを特徴とする、請求項19に記載の反応性金属
    又は合金のダイカスト鋳造方法。
  21. 【請求項21】 前記反応性金属又は合金を、酸素に反
    応しやすいチタンとチタン基合金から選ぶ場合に前記バ
    キュームチャンバと前記ダイキャビティを1000ミク
    ロン未満まで減圧することを特徴とする、請求項14に
    記載の反応性金属又は合金のダイカスト鋳造方法。
  22. 【請求項22】 a)溶湯を形成すべく、ショットスリ
    ーブでダイキャビティに連通させたバキュームチャンバ
    中にチタン又はチタン合金を溶融するとともに、前記各
    ダイ間のバキュームシール手段で前記ダイキャビティを
    外気環境から密封しながら前記バキュームチャンバと前
    記ダイキャビティを前記ショットスリーブを介して10
    00ミクロン未満まで減圧し、b)前記ショットスリー
    ブの有効内部容積の容積比約20%未満の量の前記溶湯
    を前記ショットスリーブ中に導入し、c)ダイカスト鋳
    造部品を形成すべく前記プランジャを前記ダイキャビテ
    ィに向かって進行させて前記溶湯を前記密封減圧済みダ
    イキャビティ中に圧力注入し、d)前記各ダイを開いて
    前記ダイカスト鋳造部品を前記ダイキャビティからその
    まま外気環境に取り出す、ことから成ることを特徴とす
    る、チタン又はチタン合金のダイカスト鋳造方法。
  23. 【請求項23】 前記ショットスリーブの有効内部容積
    の容積比約8%乃至約15%の量の前記溶湯を前記ショ
    ットスリーブ中に導入することを特徴とする、請求項2
    2に記載のチタン又はチタン合金のダイカスト鋳造方
    法。
JP27259498A 1997-09-12 1998-09-09 高度の減圧状態のダイカスト鋳造装置及び鋳造方法 Expired - Fee Related JP4712920B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/928,842 US6070643A (en) 1997-09-12 1997-09-12 High vacuum die casting
US08/928842 1997-09-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11156517A true JPH11156517A (ja) 1999-06-15
JP4712920B2 JP4712920B2 (ja) 2011-06-29

Family

ID=25456860

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27259498A Expired - Fee Related JP4712920B2 (ja) 1997-09-12 1998-09-09 高度の減圧状態のダイカスト鋳造装置及び鋳造方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6070643A (ja)
EP (1) EP0901853B1 (ja)
JP (1) JP4712920B2 (ja)
DE (1) DE69816543T2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003062653A (ja) * 2001-08-28 2003-03-05 Toyota Motor Corp 真空ダイカスト装置
JP2006526506A (ja) * 2003-06-03 2006-11-24 ケウン ゴ,ドン ダイカスト機及びその装置による鋳造方法
EP1731244A3 (en) * 2005-06-09 2006-12-20 Ngk Insulators, Ltd. Diecast machine and diecast method
WO2010147266A1 (ko) * 2009-06-15 2010-12-23 주식회사 엔티티 경금속을 진공환경에서 금형주조성형하는 방법 및 그 장치
JP2012170965A (ja) * 2011-02-18 2012-09-10 Toyota Motor Corp 減圧鋳造装置

Families Citing this family (36)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000037201A1 (en) * 1998-12-23 2000-06-29 United Technologies Corporation Die casting of high temperature material
US20020005233A1 (en) * 1998-12-23 2002-01-17 John J. Schirra Die cast nickel base superalloy articles
US20030051851A1 (en) * 2001-09-17 2003-03-20 Fujio Yamada Devices and methods for melting materials
US20030056929A1 (en) * 2001-09-24 2003-03-27 Staley James T. Die casting of wrought aluminum alloys
US7273421B2 (en) * 2002-02-01 2007-09-25 Dean L. Knuth Golf club head
US7131912B1 (en) * 2002-02-01 2006-11-07 Dean L. Knuth Golf club head
US6773666B2 (en) 2002-02-28 2004-08-10 Alcoa Inc. Al-Si-Mg-Mn casting alloy and method
US6805758B2 (en) 2002-05-22 2004-10-19 Howmet Research Corporation Yttrium modified amorphous alloy
US7090733B2 (en) * 2003-06-17 2006-08-15 The Regents Of The University Of California Metallic glasses with crystalline dispersions formed by electric currents
KR100715386B1 (ko) * 2004-04-20 2007-05-07 도시바 기카이 가부시키가이샤 다이캐스트 장치 및 감압 주조 방법
DE102004057324A1 (de) * 2004-11-27 2006-06-01 Pfeiffer Vacuum Gmbh Vakuumdruckgussverfahren
DE102004057325A1 (de) * 2004-11-27 2006-06-01 Pfeiffer Vacuum Gmbh Vakuumdruckgussverfahren
JP4885475B2 (ja) * 2005-05-13 2012-02-29 東芝機械株式会社 ダイカストマシン等の型締装置及び同型締装置を備えた金型交換方法ならびに移動側ダイプレートの交換システム
US8083871B2 (en) 2005-10-28 2011-12-27 Automotive Casting Technology, Inc. High crashworthiness Al-Si-Mg alloy and methods for producing automotive casting
US20070137827A1 (en) * 2005-12-19 2007-06-21 Howmet Corporation Die casting in investment mold
JP4442598B2 (ja) * 2006-10-12 2010-03-31 トヨタ自動車株式会社 減圧鋳造方法、及び、減圧鋳造装置
US8888451B2 (en) * 2007-10-11 2014-11-18 Volvo Aero Corporation Method for producing a vane, such a vane and a stator component comprising the vane
KR101306117B1 (ko) * 2009-09-03 2013-10-15 고동근 진공융해용 금속재료 장입장치 및 그 방법
KR101144770B1 (ko) * 2009-09-03 2012-05-11 고동근 전자교반을 이용한 경금속 진공융해장치 및 이를 이용한 진공융해방법
KR101144767B1 (ko) * 2009-09-03 2012-05-10 고동근 경금속의 진공융해장치 및 이를 이용한 진공융해방법
US8342229B1 (en) 2009-10-20 2013-01-01 Miasole Method of making a CIG target by die casting
US8709335B1 (en) 2009-10-20 2014-04-29 Hanergy Holding Group Ltd. Method of making a CIG target by cold spraying
US20110089030A1 (en) * 2009-10-20 2011-04-21 Miasole CIG sputtering target and methods of making and using thereof
US8709548B1 (en) 2009-10-20 2014-04-29 Hanergy Holding Group Ltd. Method of making a CIG target by spray forming
US8807198B2 (en) * 2010-11-05 2014-08-19 United Technologies Corporation Die casting system and method utilizing sacrificial core
US9150958B1 (en) 2011-01-26 2015-10-06 Apollo Precision Fujian Limited Apparatus and method of forming a sputtering target
US9925584B2 (en) * 2011-09-29 2018-03-27 United Technologies Corporation Method and system for die casting a hybrid component
CN102527982B (zh) * 2011-12-15 2015-05-13 比亚迪股份有限公司 非晶合金压铸设备及非晶合金压铸工艺
US8826968B2 (en) 2012-09-27 2014-09-09 Apple Inc. Cold chamber die casting with melt crucible under vacuum environment
US8813817B2 (en) * 2012-09-28 2014-08-26 Apple Inc. Cold chamber die casting of amorphous alloys using cold crucible induction melting techniques
US8944140B2 (en) * 2013-03-14 2015-02-03 Crucible Intellectual Property, Llc Squeeze-cast molding system suitable for molding amorphous metals
US9968996B2 (en) 2013-10-23 2018-05-15 Byd Company Limited Metal forming apparatus
CN104550825B (zh) * 2013-10-23 2017-02-15 比亚迪股份有限公司 金属成型设备
CN104668503B (zh) 2013-11-30 2017-05-31 中国科学院金属研究所 一种非晶合金构件铸造成型设备和工艺
CN103639387B (zh) * 2013-12-20 2016-02-24 东莞宜安科技股份有限公司 一种金属真空熔炼压铸成型设备
CN107030269A (zh) * 2017-05-22 2017-08-11 宋佳 一种高真空金属成型设备及其使用方法

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2668985A (en) * 1951-01-04 1954-02-16 Western Electric Co Molding apparatus
CH313426A (fr) * 1953-08-10 1956-04-15 Hodler Fritz Procédé de fonte sous pression d'objets en métal et machine à injecter pernettant la mise en oeuvre du procédé
US2799066A (en) * 1954-01-12 1957-07-16 Morgenstern Method of and apparatus for die casting under vacuum
US2882570A (en) * 1956-05-22 1959-04-21 Joseph B Brennan Continuous vacuum casting
US3019495A (en) * 1958-05-28 1962-02-06 Litemetal Dicast Inc Die casting
GB957215A (en) * 1961-06-16 1964-05-06 Bryan Donkin Co Ltd Process and apparatus for degassing molten metals
US3321008A (en) * 1963-10-18 1967-05-23 M E A Inc Apparatus for the continuous casting of metal
US3863706A (en) * 1972-12-04 1975-02-04 Hitchiner Manufacturing Co Metal casting
US4055216A (en) * 1976-03-05 1977-10-25 Viktor Leonidovich Ulyanov Vacuum casting machine
US4146081A (en) * 1976-08-14 1979-03-27 Walter Reis Apparatus for die casting
US4154286A (en) * 1977-12-27 1979-05-15 Filippov Dmitry A Installation for die-casting of metal blanks
US4240497A (en) * 1978-01-16 1980-12-23 Filippov Dmitry A Vacuum metal die-casting apparatus
AU514829B2 (en) * 1978-01-16 1981-02-26 IGOR BORISOVICH KRYUCHKOV NIKOLAI ROCKOVICH KLIMOV and DMITRY ALEXANDROVICH FILIPPOU SERGEI GEORGIEVICH GLAZUNOV ALEXEI MIKHAILOVICH KHRUNOV VASILY VLADIMIROVICH MERKULOV Vacuum die casting
US4478270A (en) * 1981-04-01 1984-10-23 Interlake, Inc. Apparatus for casting low-density alloys
JPS60250867A (ja) * 1984-05-24 1985-12-11 Nippon Denso Co Ltd ダイカスト方法及びダイカスト装置
JPS62207554A (ja) * 1986-03-05 1987-09-11 Kozo Kuroki 真空ダイカスト装置
US5119865A (en) * 1990-02-20 1992-06-09 Mitsubishi Materials Corporation Cu-alloy mold for use in centrifugal casting of ti or ti alloy and centrifugal-casting method using the mold
JPH0813407B2 (ja) * 1990-07-10 1996-02-14 株式会社京浜精機製作所 ホットチャンバダイカストマシンにおける真空引き装置
JP3006292B2 (ja) * 1992-06-12 2000-02-07 トヨタ自動車株式会社 吸引鋳造装置
DE4310755C2 (de) * 1993-04-01 1996-04-25 Druckgusswerk Moessner Gmbh We Druckgießvorrichtung
US5860468A (en) * 1993-07-28 1999-01-19 Cook; Arnold J. Vacuum die casting
US5531262A (en) * 1995-09-26 1996-07-02 Freeman; Lewis G. Bulk lubricant delivery unit for a die caster
DE19605727A1 (de) * 1996-02-16 1997-08-21 Mueller Weingarten Maschf Vakuum-Druckgießmaschine

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003062653A (ja) * 2001-08-28 2003-03-05 Toyota Motor Corp 真空ダイカスト装置
JP2006526506A (ja) * 2003-06-03 2006-11-24 ケウン ゴ,ドン ダイカスト機及びその装置による鋳造方法
JP4753866B2 (ja) * 2003-06-03 2011-08-24 ケウン ゴ,ドン ダイカスト機及びその装置による鋳造方法
EP1731244A3 (en) * 2005-06-09 2006-12-20 Ngk Insulators, Ltd. Diecast machine and diecast method
US7246649B2 (en) 2005-06-09 2007-07-24 Ngk Insulators, Ltd. Diecast machine
WO2010147266A1 (ko) * 2009-06-15 2010-12-23 주식회사 엔티티 경금속을 진공환경에서 금형주조성형하는 방법 및 그 장치
JP2012170965A (ja) * 2011-02-18 2012-09-10 Toyota Motor Corp 減圧鋳造装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP0901853A1 (en) 1999-03-17
US6070643A (en) 2000-06-06
EP0901853B1 (en) 2003-07-23
DE69816543T2 (de) 2004-05-13
JP4712920B2 (ja) 2011-06-29
DE69816543D1 (de) 2003-08-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11156517A (ja) 高度の減圧状態のダイカスト鋳造装置及び鋳造方法
US6021840A (en) Vacuum die casting of amorphous alloys
US7169350B2 (en) Method and apparatus for making a thixotropic metal slurry
US5335711A (en) Process and apparatus for metal casting
KR100646718B1 (ko) 다이 주조 니켈-기제 초합금 제품
US4347889A (en) Diecasting apparatus
JP3049648B2 (ja) 加圧成形方法および加圧成形機
JP3882013B2 (ja) 鋳造装置の給湯装置
US7377303B2 (en) Die casting machine and casting method by thereof machine
US20110094705A1 (en) Methods for centrifugally casting highly reactive titanium metals
US3998264A (en) Apparatus for producing metallic castings by progressively melting a solid charge
AU2001264749A1 (en) Method and apparatus for making a thixotropic metal slurry
CA2196968A1 (en) Die casting of bulk-solidifying amorphous alloys
US3810505A (en) Die casting method
US3635791A (en) Pressure pouring in a vacuum environment
KR20130009240A (ko) 반응고 다이캐스팅 방법 및 그 장치
JP2002508496A (ja) 特殊金属の溶融および鋳込み
EP0293960B1 (en) Process and apparatus for metal casting
US5626180A (en) Process and device for casting components
JP3795837B2 (ja) 金属射出成形法及びその装置
JPH04305355A (ja) 金属ないし金属基複合材料真空溶解、凝固装置
EP1153151A1 (en) Die cast superalloy articles
JP3576498B2 (ja) 還元鋳造方法および還元鋳造装置
CN117488115A (zh) 一种可钎焊压铸件的生产工艺
JP2000292070A (ja) 金属材料の溶解出湯方法及び装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050906

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080613

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080627

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081126

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090325

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090617

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20090717

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20090828

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110121

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110127

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110324

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees