JPH11137514A - 内視鏡撮像装置 - Google Patents

内視鏡撮像装置

Info

Publication number
JPH11137514A
JPH11137514A JP9310775A JP31077597A JPH11137514A JP H11137514 A JPH11137514 A JP H11137514A JP 9310775 A JP9310775 A JP 9310775A JP 31077597 A JP31077597 A JP 31077597A JP H11137514 A JPH11137514 A JP H11137514A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
shutter
ccd
low
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9310775A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiko Mochida
明彦 望田
Makoto Tsunakawa
誠 綱川
Hideki Tashiro
秀樹 田代
Kotaro Ogasawara
弘太郎 小笠原
Katsuyuki Saito
克行 斉藤
Noboru Kusamura
登 草村
Shinji Yamashita
真司 山下
Kuniaki Kami
邦彰 上
Wataru Ono
渉 大野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP9310775A priority Critical patent/JPH11137514A/ja
Priority to US09/176,966 priority patent/US6677992B1/en
Priority to DE69822958T priority patent/DE69822958T2/de
Priority to EP98119762A priority patent/EP0912047B1/en
Publication of JPH11137514A publication Critical patent/JPH11137514A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Endoscopes (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ダイナミックレンジが広い被写体を撮像する際
においても、適正な画像が得られる内視鏡撮像装置を提
供する。 【解決手段】低速シャッタ設定部11で設定されるシャ
ッタスピードは、検波回路8により得られた信号に基づ
いて設定され、高速シャッタ設定部10で設定されるシ
ャッタスピードは、上記低速シャッタ設定部11で設定
されるシャッタスピードより自動的に設定され、これら
複数の露光時間(シャッタスピード)で撮像したそれぞ
れの画像を合成し、ダイナミックレンジを拡大する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内視鏡撮像装置、
詳しくは、複数の露光時間で撮像したそれぞれの画像を
合成し、ダイナミックレンジを拡大することができる内
視鏡撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、テレビカメラ等の撮像装置で
は、その有効撮像輝度域は、撮像手段である例えば固体
撮像素子の光電変換特性により一義的に定まる。
【0003】つまり、固体撮像素子の出力レベルの下限
はノイズレベルで限定され、上限は飽和レベルで限定さ
れて使用可能な動作レンジが定まると共に、固体撮像素
子の出力レベル特性の傾きが一定の値を有しているの
で、結果として固体撮像素子の有効撮像輝度域は一義的
に定まる。
【0004】そこで、従来、例えば特開昭57−396
73号公報では、2種類の異なる輝度での撮像信号を合
成し、固体撮像素子の撮像信号のダイナミックレンジを
拡大する撮像装置が提案されている。
【0005】この撮像装置においては、単一の被写体を
異なる露光時間、すなわち異なるシャッタスピード(比
較的低速のシャッタスピードと比較的高速のシャッタス
ピード)で撮像し、これら異なる露光時間での撮像によ
り得られた画像を適宜演算合成することで、ダイナミッ
クレンジの広い撮像画像を得ることを特徴とするもので
ある。
【0006】この技術手段においては、低速のシャッタ
スピードと高速のシャッタスピードを固定、もしくは一
定の比となるように制御している。これにより、容易に
調光制御と連動させることができるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ダ
イナミックレンジの広い撮像画像を得る技術手段におい
ては、上述したように低速のシャッタスピードと高速の
シャッタスピードを固定もしくは一定の比になるように
制御しているため、非常に暗い部分と非常に明るい部分
が混在するようなダイナミックレンジの広い被写体を撮
像する場合、該暗い部分と明るい部分双方を適当な明る
さに設定することが極めて困難であった。
【0008】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、ダイナミックレンジが広い被写体を撮像する
際においても、適正な画像が得られる内視鏡撮像装置を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の内視鏡撮像装置は、複数の露光時間で撮像
したそれぞれの画像を合成し、ダイナミックレンジを拡
大することができる内視鏡撮像装置であって、上記複数
の露光時間のうち少なくとも一の露光時間は、映像信号
検波手段により得られた信号に基づいて設定されること
を特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0011】図1および図2は本発明の第1の実施形態
に係り、図1は撮像装置の構成を示すブロック図、図2
は各フィールド毎のCCD出力、検波回路出力、CCD
シャッタデータの関係を示したタイミングチャートであ
る。
【0012】図1に示すように、本第1の実施形態の撮
像装置は、被写体を撮像する単板カラー撮像素子である
CCD1と、基準信号を発生する同期信号発生回路(以
下、SSGと記す)7と、SSG7からの基準信号を入
力しCCD1の駆動信号等を生成するタイミングジェネ
レータ(図中、T/Gと記す)6と、タイミングジェネ
レータ6からの駆動信号によりCCD1を駆動するCC
Dドライバ(図中、CCD DRVと記す)5とを有し
ている。
【0013】また、CCD1からの撮像信号を増幅する
プリアンプ(図中、PREAMPと記す)2と、タイミ
ングジェネレータ6からのサンプリングパルスに基づき
相関二重サンプリング(以下CDSと略記)するCDS
回路3と、CDS回路3の出力をA/D変換するA/D
変換器4とを備え、CCD1からの出力の画像信号がプ
リアンプ2で増幅された後にCDS回路3によってベー
スバンド帯域に落とされ、A/D変換器4によりデジタ
ル信号に変換されるようになっている。
【0014】さらに、本第1の実施形態の撮像装置は、
上記CCD1のシャッタスピードを低速のシャッタスピ
ード、たとえば1/60s程度に設定する低速シャッタ
設定部11と、該低速シャッタ設定部11で設定される
露出時間の1/n倍の露出時間となるシャッタスピード
に設定する高速シャッタ設定部10とを備えている。
【0015】これら低速シャッタ設定部11、高速シャ
ッタ設定部10のシャッタスピードのデータ出力は、上
記SSG7からの基準信号に基づいてフィールドにより
切換えられるシャッタスピード切換スイッチ部9により
選択されて上記タイミングジェネレータ6に出力され
る。
【0016】一方、A/D変換器4の出力は、図示しな
い映像信号処理部に送出されるとともに、該出力端には
検波回路8が接続されている。この検波回路8は低速シ
ャッタスピードで撮像したCCD1の撮像信号のみをタ
イミングジェネレータ6からのフィールド判別信号に基
づいて検波し、該検波結果を上記低速シャッタ設定部1
1に出力する。
【0017】上記低速シャッタ設定部11は、検波回路
8の検波結果に基づいてCCD1からの撮像信号レベル
が適正となるようにシャッタスピードを設定する。
【0018】次に、このように構成された本第1の実施
形態の撮像装置の作用について図2を参照して説明す
る。
【0019】SSG7からの基準信号VDに基づきタイ
ミングジェネレータ6で生成された駆動信号でCCDド
ライバ5がCCD1を駆動する。このときCCD1のシ
ャッタスピードは、上記低速シャッタ設定部11で設定
される低速シャッタスピードと、高速シャッタ設定部1
0で設定される高速シャッタスピードとがフィールド毎
に切換えられるよう制御される。
【0020】また、検波回路8は上述したように低速シ
ャッタ設定部11で設定した低速シャッタスピードでの
撮像信号のみを検波し、低速シャッタ設定部11は該検
波回路8の結果に基づいてCCD1からの撮像信号レベ
ルが適正となるようにシャッタスピードを設定する。
【0021】一方、高速シャッタ設定部10で設定され
る高速シャッタスピードは、低速シャッタ設定部11で
設定されるシャッタスピードの1/n倍、たとえば1/
4倍に自動的に設定される。
【0022】そして、CCD1で撮像された被写体の光
電変換信号はプリアンプ2で増幅された後にCDS回路
3によってベースバンド帯域に落とされ、A/D変換器
4によりデジタル信号に変換され、図示しない映像信号
処理部へ出力される。
【0023】このように、本第1の実施形態の撮像装置
によると、検波回路8において低速シャッタ設定部11
で設定した低速シャッタスピードでの撮像信号のみを検
波し、低速シャッタ設定部11において該検波回路8の
検波結果に基づいてCCD1の撮像信号レベルが適正に
なるようシャッタスピードを制御するとともに、高速シ
ャッタ設定部10は低速シャッタ設定部11によるシャ
ッタスピードより自動的に高速シャッタスピードを設定
するようにしたので、CCDアイリスを実現できると共
に、比較的簡単な回路構成でダイナミックレンジの広い
撮像が可能となる。
【0024】なお、本実施形態においては、高速シャッ
タ設定部10で設定するシャッタスピードは、低速シャ
ッタ設定部11で設定するシャッタスピードの1/4倍
に自動的に設定したが、該n値はこれに限らないことは
言うまでもない。
【0025】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。図3および図4は本発明の第2の実施形態に係
り、図3は撮像装置の構成を示すブロック図、図4は各
フィールド毎のCCD出力、検波回路出力、CCDシャ
ッタデータの関係を示したタイミングチャートである。
なお、上記第1の実施形態と同様の構成要素には同一の
符号を付与し、ここでの詳しい説明は省略する。
【0026】この第2の実施形態の撮像装置は、その基
本的な構成は上記第1の実施形態と同様である。しか
し、第1の実施形態が検波回路8は低速シャッタスピー
ドでの撮像信号のみを検波し、低速シャッタ設定部11
において該検波回路8の検波結果に基づいてシャッタス
ピードを制御するとともに高速シャッタ設定部10は低
速シャッタ設定部11の設定結果に基づいて自動的にシ
ャッタスピードを設定したのに対し、本第2の実施形態
は上記第1の実施形態とは逆に、検波回路8においては
高速シャッタ設定部10で設定する高速シャッタスピー
ドでの撮像信号のみを検波し、高速シャッタ設定部10
で該検波回路8の検波結果に基づいてCCD1の撮像信
号レベルが適正になるようシャッタスピードを制御し、
低速シャッタ設定部11は高速シャッタ設定部10にお
ける設定結果に基づいてシャッタスピードを設定するこ
とを特徴とする。したがって、ここでは上記第1の実施
形態との差異のみの言及にとどめ、重複する部分の説明
は省略する。
【0027】図3に示すように、本第2の実施形態の撮
像装置は、CCD1のシャッタスピードを高速のシャッ
タスピード、たとえば1/240s程度に設定する高速
シャッタ設定部10と、該高速シャッタ設定部10で設
定される露出時間のn倍の露出時間となるシャッタスピ
ードに設定する低速シャッタ設定部11とを備えてい
る。
【0028】これら低速シャッタ設定部11、高速シャ
ッタ設定部10のシャッタスピードのデータ出力は、上
記第1の実施形態と同様、上記SSG7からの基準信号
に基づいてフィールドにより切換えられるシャッタスピ
ード切換スイッチ部9により選択されて上記タイミング
ジェネレータ6に出力される。
【0029】一方、本実施形態における検波回路8は高
速シャッタスピードで撮像したCCD1の撮像信号のみ
をタイミングジェネレータ6からのフィールド判別信号
に基づいて検波し、該検波結果を上記高速シャッタ設定
部10に出力する。
【0030】高速シャッタ設定部10は検波回路8の検
波結果に基づいてCCD1からの撮像信号レベルが適正
となるようにシャッタスピードを設定する。
【0031】次に、このように構成された本第2の実施
形態の撮像装置の作用について図4を参照して説明す
る。
【0032】SSG7からの基準信号VDに基づきタイ
ミングジェネレータ6で生成された駆動信号でCCDド
ライバ5がCCD1を駆動する。このときCCD1のシ
ャッタスピードは、上記高速シャッタ設定部10で設定
される高速シャッタスピードと、低速シャッタ設定部1
1で設定される低速シャッタスピードとがフィールド毎
に切換えられるよう制御される。
【0033】また、検波回路8は上述したように高速シ
ャッタ設定部10で設定した高速シャッタスピードでの
撮像信号のみを検波し、高速シャッタ設定部10は該検
波回路8の結果に基づいてCCD1からの撮像信号レベ
ルが適正となるようにシャッタスピードを設定する。
【0034】低速シャッタ設定部11で設定される低速
シャッタスピードは、高速シャッタ設定部10で設定さ
れるシャッタスピードのn倍、たとえば4倍に自動的に
設定される。
【0035】そして、CCD1で撮像された被写体の光
電変換信号はプリアンプ2で増幅された後にCDS回路
3によってベースバンド帯域に落とされ、A/D変換器
4によりデジタル信号に変換され、図示しない映像信号
処理部へ出力される。
【0036】このように、本第2の実施形態の撮像装置
によっても、上記第1の実施形態と同様に、CCDアイ
リスを実現できると共に、比較的簡単な回路構成でダイ
ナミックレンジの広い撮像が可能となる。
【0037】なお、本第2の実施形態においても、低速
シャッタ設定部11で設定するシャッタスピードは、高
速シャッタ設定部10で設定するシャッタスピードの4
倍に設定したが、これに限らないことは言うまでもな
い。
【0038】次に、本発明の第3の実施形態について説
明する。図5および図6は本発明の第3の実施形態に係
り、図5は撮像装置の構成を示すブロック図、図6は各
フィールド毎のCCD出力、検波回路出力、CCDシャ
ッタデータの関係を示したタイミングチャートである。
なお、上記第1、第2の実施形態と同様の構成要素には
同一の符号を付与し、ここでの詳しい説明は省略する。
【0039】上記第1、第2の実施形態の撮像装置は、
低速シャッタスピードでの撮像信号あるいは高速シャッ
タスピードでの撮像信号のいずれか一方を検波し、さら
に、低速、高速のいずれか一方のシャッタスピードを該
検波結果により設定し、他方のシャッタスピードはそれ
ぞれ一定の比に設定した。
【0040】本第3の実施形態の撮像装置はこれらの実
施形態とは異なり、低速シャッタスピードでの撮像信号
および高速シャッタスピードでの撮像信号をいずれも検
波し、高速シャッタ設定部10および低速シャッタ設定
部11はそれぞれにシャッタスピードを設定することを
特徴とする。
【0041】図5に示すように、本第3の実施形態の撮
像装置は、CCD1のシャッタスピードを高速のシャッ
タスピード、たとえば1/240s程度に設定する高速
シャッタ設定部10と、上記CCD1のシャッタスピー
ドを低速のシャッタスピード、たとえば1/60s程度
に設定する低速シャッタ設定部11と、を備えている。
【0042】これら低速シャッタ設定部11、高速シャ
ッタ設定部10のシャッタスピードのデータ出力は、上
記第1、第2の実施形態と同様、上記SSG7からの基
準信号に基づいてフィールドにより切換えられるシャッ
タスピード切換スイッチ部12により選択されて上記タ
イミングジェネレータ6に出力される。
【0043】一方、本第3の実施形態における検波回路
8は高速シャッタスピードで撮像したCCD1の撮像信
号と、低速シャッタスピードで撮像したCCD1の撮像
信号とを、いずれもタイミングジェネレータ6からのフ
ィールド判別信号に基づいて検波し、該検波結果を、上
記SSG7からの基準信号に基づいてフィールドにより
切換えられるシャッタ設定部切換スイッチ部13により
選択される高速シャッタ設定部10あるいは低速シャッ
タ設定部11のいずれかに出力する。
【0044】高速シャッタ設定部10あるいは低速シャ
ッタ設定部11は、上記シャッタ設定部切換スイッチ部
13により選択された際、検波回路8の検波結果に基づ
いてCCD1からの撮像信号レベルが適正となるように
シャッタスピードを設定する。
【0045】次に、このように構成された本第3の実施
形態の撮像装置の作用について図6を参照して説明す
る。
【0046】SSG7からの基準信号VDに基づきタイ
ミングジェネレータ6で生成された駆動信号でCCDド
ライバ5がCCD1を駆動する。このときCCD1のシ
ャッタスピードは、上記高速シャッタ設定部10で設定
される高速シャッタスピードと、低速シャッタ設定部1
1で設定される低速シャッタスピードとがフィールド毎
に切換えられるよう制御される。
【0047】また、検波回路8は、高速シャッタスピー
ドによる撮像信号と低速シャッタスピードによる撮像信
号とをいずれも検波するが、その検波結果はシャッタ設
定部切換スイッチ部13により選択される高速シャッタ
設定部10、低速シャッタ設定部11のいずれかに出力
される。
【0048】上記シャッタ設定部切換スイッチ部13で
選択されたシャッタ設定部は、検波回路8の結果に基づ
いてCCD1からの撮像信号レベルが適正となるように
シャッタスピードを設定する。
【0049】そして、CCD1で撮像された被写体の光
電変換信号はプリアンプ2で増幅された後にCDS回路
3によってベースバンド帯域に落とされ、A/D変換器
4によりデジタル信号に変換され、図示しない映像信号
処理部へ出力される。
【0050】このように、本第3の実施形態の撮像装置
によると、被写体のダイナミックレンジに応じて、最適
なダイナミックレンジによる撮像が可能となるため、非
常に明るい部分と非常に暗い部分とが同一画面に混在す
るような被写体であっても、白とび、黒つぶれ等の不具
合を発生させることなく撮像を行い得る。
【0051】なお、上記第1ないし第3の実施形態は、
いずれも低速シャッタスピードでの撮像と高速シャッタ
スピードでの撮像とをタイミングジェネレータ6により
設定されるフィールド毎に切換えておこなったが、これ
に限らず、図7に示す如く、低速シャッタスピードでの
撮像を複数フィールドにわたり行ってもよい。
【0052】このように、低速シャッタスピードによる
撮像を長時間露光モードで行うことで、非常に暗い被写
体からのダイナミックレンジの確保が可能となる。な
お、この例によると、上記検波回路8を省略することも
可能である。
【0053】[付記]以上詳述した如き本発明の実施形態
によれば、以下の如き構成を得ることができる。即ち、 (1) 複数の露光時間で撮像したそれぞれの画像を合
成し、ダイナミックレンジを拡大することができる内視
鏡撮像装置であって、上記複数の露光時間のうち少なく
とも一の露光時間は、映像信号検波手段により得られた
信号に基づいて設定されることを特徴とする。
【0054】(2) 複数の露光時間で撮像したそれぞ
れの画像を合成し、ダイナミックレンジを拡大すること
ができる内視鏡撮像装置であって、上記複数の露光時間
のうち少なくとも一の露光時間は映像信号検波手段によ
り得られた信号に基づいて設定され、他の露光時間は、
該一の露光時間に基づいて設定されることを特徴とする
上記(1)に記載の内視鏡撮像装置。
【0055】(3) 複数の露光時間で撮像したそれぞ
れの画像を合成し、ダイナミックレンジを拡大すること
ができる内視鏡撮像装置であって、上記複数の露光時間
のうち少なくとも一の露光時間は、複数フィールドにわ
たる露光時間であることを特徴とする上記(1)に記載
の内視鏡撮像装置。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ダ
イナミックレンジが広い被写体を撮像する際において
も、適正な画像が得られる内視鏡撮像装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の撮像装置の構成を示
すブロック図である。
【図2】上記第1の実施形態の撮像装置において、各フ
ィールド毎のCCD出力、検波回路出力、CCDシャッ
タデータの関係を示したタイミングチャートである。
【図3】本発明の第2の実施形態の撮像装置の構成を示
すブロック図である。
【図4】上記第2の実施形態の撮像装置において、各フ
ィールド毎のCCD出力、検波回路出力、CCDシャッ
タデータの関係を示したタイミングチャートである。
【図5】本発明の第3の実施形態の撮像装置の構成を示
すブロック図である。
【図6】上記第3の実施形態の撮像装置において、各フ
ィールド毎のCCD出力、検波回路出力、CCDシャッ
タデータの関係を示したタイミングチャートである。
【図7】上記各実施形態の変形例である撮像装置におい
て、各フィールド毎のCCD出力を示したタイミングチ
ャートである。
【符号の説明】
1…CCD 2…プリアンプ 3…CDS 4…A/D変換器 5…CCDドライバ 6…タイミングジェネレータ 7…SSG 8…検波回路 9…シャッタスピード切換スイッチ部 10…高速シャッタ設定部 11…低速シャッタ設定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 5/238 H04N 5/238 Z 5/30 5/30 (72)発明者 小笠原 弘太郎 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 斉藤 克行 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 草村 登 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 山下 真司 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 上 邦彰 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 大野 渉 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の露光時間で撮像したそれぞれの画
    像を合成し、ダイナミックレンジを拡大することができ
    る内視鏡撮像装置において、 上記複数の露光時間のうち少なくとも一の露光時間は、
    映像信号検波手段により得られた信号に基づいて設定さ
    れることを特徴とする内視鏡撮像装置。
JP9310775A 1997-10-23 1997-11-12 内視鏡撮像装置 Withdrawn JPH11137514A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9310775A JPH11137514A (ja) 1997-11-12 1997-11-12 内視鏡撮像装置
US09/176,966 US6677992B1 (en) 1997-10-23 1998-10-22 Imaging apparatus offering dynamic range that is expandable by weighting two image signals produced during different exposure times with two coefficients whose sum is 1 and adding them up
DE69822958T DE69822958T2 (de) 1997-10-23 1998-10-22 Bildaufnahmevorrichtung mit Mitteln zur Erweiterung des Dynamikbereichs
EP98119762A EP0912047B1 (en) 1997-10-23 1998-10-22 Imaging apparatus comprising means for expanding the dynamic range

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9310775A JPH11137514A (ja) 1997-11-12 1997-11-12 内視鏡撮像装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11137514A true JPH11137514A (ja) 1999-05-25

Family

ID=18009331

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9310775A Withdrawn JPH11137514A (ja) 1997-10-23 1997-11-12 内視鏡撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11137514A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7701495B2 (en) 2004-03-01 2010-04-20 Sanyo Electric Co., Ltd. Image capture device and controller of image capture device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7701495B2 (en) 2004-03-01 2010-04-20 Sanyo Electric Co., Ltd. Image capture device and controller of image capture device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3892172B2 (ja) 固体撮像装置
JP2004023605A (ja) 画像処理装置、カメラ装置、及びその自動露光制御方法
JPH0257232A (ja) 電子内視鏡装置
JPH07212645A (ja) テレビジョンカメラ
JP2002044688A (ja) 固体撮像素子の画素欠陥検出方法およびその方法を用いた撮像装置
JP3808248B2 (ja) 撮像装置
KR20090091597A (ko) 카메라의 백라이트 보정 장치 및 방법
JP3607816B2 (ja) 電子内視鏡装置
JPH06268898A (ja) 固体撮像素子を用いた撮像装置
JPH11137514A (ja) 内視鏡撮像装置
JP2000023003A (ja) ビデオカメラ装置
EP0923236B1 (en) Endoscopic apparatus
JP2000236478A (ja) 電子カメラ装置
JP4262504B2 (ja) 撮像装置および電荷検出装置
JPH11164195A (ja) 撮像装置
JP2001069400A (ja) 撮像装置
JP2004032583A (ja) 撮像装置
JP3519967B2 (ja) 撮像装置
JPH06245151A (ja) テレビジョンカメラ装置
JPH11234662A (ja) 内視鏡装置
JPH11150687A (ja) 撮像装置
JP2004088544A (ja) ビデオカメラのオートアイリスレンズ制御装置
JP3021318B2 (ja) 撮像装置
JP3514557B2 (ja) 電子内視鏡用色ずれ低減装置
JPH09172575A (ja) ビデオカメラ及び調整方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050201