JPH11131596A - 建物ユニット - Google Patents

建物ユニット

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JPH11131596A
JPH11131596A JP29565597A JP29565597A JPH11131596A JP H11131596 A JPH11131596 A JP H11131596A JP 29565597 A JP29565597 A JP 29565597A JP 29565597 A JP29565597 A JP 29565597A JP H11131596 A JPH11131596 A JP H11131596A
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JP
Japan
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ceiling
floor
building unit
fire
beams
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JP29565597A
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English (en)
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Masataka Kawakubo
昌崇 川久保
Hiroshi Udagawa
宏 宇田川
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐火構造材の耐火性能を損なうことなく、上
階建物ユニットの床部を各種用途に利用できるようにす
ること。 【解決手段】 柱25の上端部に天井梁26が、下端部
に床梁27が、それぞれ枠形状に配置されて構成され、
鉛直方向に積み上げられて上階建物ユニット23、下階
建物ユニット24を構成する建物ユニット21におい
て、上記下階建物ユニットの天井部28に耐火構造材2
9が配設されたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建物ユニットに係
り、特に上階建物ユニットと下階建物ユニットの境界部
分に配設される耐火構造材の配設構造を改良した建物ユ
ニットに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、予め工場等で製造された複数の建
物ユニットを、鉛直方向に積み重ねてユニット建物を構
築する建築物が知られている。
【0003】上述の如く積み重ねられた建物ユニット
間、つまり上階建物ユニットと下階建物ユニット間に、
これらの建物ユニットを遮るようにして耐火構造材が配
設されている。図12は、上階建物ユニット1と下階建
物ユニット2との境界部分を示し、耐火構造材3は、上
階建物ユニット1の床部4に配設されている(特公平7-
88701 号公報)。
【0004】図12では、四隅に配置された柱5の上端
部に天井梁6が枠形状に配置され、これら天井梁6間に
天井小梁7が掛け渡され、この天井小梁7の下面に天井
根太8が、この天井根太8の下面に天井板9がそれぞれ
設置されて、下階建物ユニット2の天井部10が構成さ
れる。
【0005】また、上階建物ユニット1の床部4は、上
記柱5の下端部に床梁12が枠形状に配置され、これら
の床梁12間に耐火構造材3が、耐火構造材受金物13
を介して支持され、この耐火構造材3の上面にパーチク
ルボード14が、このパーチクルボード14の上面に床
根太15がそれぞれ設置され、床根太15の上面に床材
16が打ち付けられて構成される。
【0006】そして、図13に示すように、上階建物ユ
ニット1、下階建物ユニット2に地震時等の外力Fが作
用した場合には、この外力Fに基づいて上階建物ユニッ
ト1、下階建物ユニット2に発生するひずみ応力を、耐
火構造材3の面剛性で抑えることとしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のような上階建物
ユニット1と下階建物ユニット2との境界部分において
は、下階建物ユニット2の天井小梁7と上階建物ユニッ
ト1の耐火構造材3との間に空間17が形成されるが、
耐火構造材3に穴や開口を形成して、耐火構造材3の耐
火性能を損なうことはできないので、上階建物ユニット
1において上記空間17を有効に利用することができな
い。
【0008】また、上階建物ユニット1の床梁12には
耐火構造材受金物13が固着され、この耐火構造材受金
物13と耐火構造材3とをボルト等で締結することによ
り、耐火構造材3の重量が床梁12に支持されているの
で、床梁12には耐火構造材受金物13が必ず必要とな
り、しかも、耐火構造材3は、上階建物ユニット1、下
階建物ユニット2の製造時に同時に組み付けられなけれ
ばならない。
【0009】更に、耐火構造材3は、上階建物ユニット
1の対向配置された床梁12(床桁梁)間に掛け渡され
る必要があるため、対向配置された床梁12間距離に相
当する長さが必要となり、大型化して、耐火構造材3の
保管や運搬が煩雑になる。
【0010】請求項1〜5に記載の発明の課題は、上述
の事情を考慮してなされたものであり、耐火構造材の耐
火性能を損なうことなく、上階建物ユニットの床部を各
種用途に利用できる建物ユニットを提供することにあ
る。
【0011】特に、請求項2〜5に記載の発明の課題
は、耐火構造材を梁に支持させるための耐火構造材受部
材を削除して部品点数を低減できるとともに、耐火構造
材の取付自由度を増大でき、更に、耐火構造材の保管や
運搬を容易化できる建物ユニットを提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、柱と梁から箱形に形成された建物ユニットが鉛直方
向に積み上げられて上階建物ユニット、下階建物ユニッ
トを構成する建物ユニットにおいて、上記下階建物ユニ
ットの天井部に耐火構造材が配設されたものである。
【0013】請求項2に記載の発明は、柱の上端部に天
井梁が、下端部に床梁が、それぞれ枠形状に配置されて
構成された建物ユニットにおいて、対向配置された上記
天井梁間又は上記床梁間に掛け渡された補強部材を介し
て耐火構造材が、上記天井梁又は上記床梁間に支持され
たものである。
【0014】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、前記耐火構造材は、対向して配置され
た天井梁間に掛け渡された補強部材を介して上記天井梁
に支持されたものである。
【0015】請求項4に記載の発明は、柱の上端部に天
井梁が、下端部に床梁が、それぞれ枠形状に配置されて
構成された建物ユニットにおいて、対向配置された天井
梁又は床梁間に耐火構造材が直接支持されたものであ
る。
【0016】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の発明において、前記耐火構造材は、対向配置された天
井梁間に直接支持されたものである。
【0017】
【作用】請求項1〜5に記載の発明には、次の作用が
ある。 耐火構造材が下階建物ユニットの天井部に配設された
ことから、この下階建物ユニットに積み重ねられる上階
建物ユニットの床部には耐火構造材が配設されず、且つ
この床部の床材下方に床根太や床小梁等により空間が形
成される。このため、上階建物ユニットにおいて、耐火
構造材に穴等を穿設して耐火構造材の耐火性能を損なう
ことなく、床部の上部空間を配管スペース等に有効利用
できる。
【0018】請求項2又は3に記載の発明には、次の作
用〜がある。 耐火構造材が、対向配置された天井梁又は床梁間に掛
け渡された根太等の補強部材を介して上記天井梁又は床
梁に支持されたことから、耐火構造材を天井梁又は床梁
に支持させるために天井梁又は床梁に取付けられた耐火
構造材受金物を削除でき、部品点数を低減できる。
【0019】耐火構造材が、対向配置された天井梁又
は床梁間に掛け渡された補強部材を介して上記天井梁又
は床梁に支持されたことから、建物ユニットを柱、天井
梁、床梁、及び根太等の補強部材により構成した後に、
例えば現場等で耐火構造材を補強材に設置できる。この
ため、耐火構造材の取付の自由度を増大化することがで
きる。
【0020】耐火構造材が、対向配置された天井梁又
は床梁間に掛け渡された補強部材を介して上記天井梁又
は上記床梁に支持されたことから、上記耐火構造材を上
記補強梁の長手方向に分割できる。従って、耐火構造材
を小型化でき、耐火構造材の保管及び運搬を容易化でき
る。
【0021】請求項4又は5に記載の発明には、次の作
用がある。 耐火構造材が対向配置された天井梁又は床梁に直接支
持されたことから、耐火構造材を天井梁又は床梁に支持
させるために、これらの天井梁又は床梁に取付けられた
耐火構造材受部材を削除でき、その分、部品点数を低減
できる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る建物ユニッ
トの第1の実施の形態にて構築されたユニット建物を示
す模式図である。図2は、図1の上階建物ユニットと下
階建物ユニットとを示す斜視図である。図3は、図2の
III-III 線に沿う断面図である。図4は、図2のIV-IV
線に沿う断面図である。図5は、上階建物ユニットの床
部の空間を有効活用した例を示す図4に対応する断面図
である。図6は、図3の一部を拡大して示す部分断面図
である。
【0023】[A] 第1の実施の形態 図1に示すユニット建物20は、工場等で生産された建
物ユニット21を建築現場に輸送し、予め設置してある
基礎22上に水平、鉛直方向に隣接配置して構築され
る。上記建物ユニット21は、ユニット建物20の上階
部分が上階建物ユニット23となり、ユニット建物20
の下階部分が下階建物ユニット24となる。
【0024】上階建物ユニット23及び下階建物ユニッ
ト24は、四隅に配置された柱25の上端部に天井梁2
6が、下端部に床梁27が、それぞれ枠形状に配置され
て直方体状に構成される。天井梁26、床梁27のうち
長いものが天井桁梁、床桁梁であり、短いものが天井妻
梁、床妻梁である。
【0025】天井梁26、床梁27は、図3及び図4に
示すように、断面コ字形状の鋼製の梁であり、開口する
側が互いに対向して配置される。また、 4本の天井梁2
6は同一レベルに、 4本の床梁26は同一レベルにそれ
ぞれ配置される。
【0026】下階建物ユニット24の天井部28は、上
記天井梁26、耐火構造材29、耐火構造材受金物3
0、パーチクルボード31、天井根太32及び天井板3
3を有してなり、天井小梁7(図12)は削除されてい
る。
【0027】つまり、天井梁26(天井桁梁)の内側
に、断面L字形状の耐火構造材受金物30が固着され
る。この耐火構造材受金物30に耐火構造材29が載置
され、図6に示すように、耐火構造材受金物30と耐火
構造材29とがボルト34及びナット35により締結さ
れて、耐火構造材29が耐火構造材受金物30を介し天
井梁26に支持される。そして、この耐火構造材29の
上面、下面にパーチクルボード31が、それぞれ釘又は
ビスにより打ち付けられる。天井根太32は、天井梁2
6(天井桁梁)間に延在して、パーチクルボード31を
介し耐火構造材29の下面に打ち付けられ、この天井根
太32の下面に天井板33が打ち付けられて固定され
る。
【0028】上記耐火構造材29は、例えばALC板
(軽量気泡コンクリート板)からなり、耐火被覆材36
とともに、上階建物ユニット23と下階建物ユニット2
4間の耐火機能を果たす。また、パーチクルボード31
は、複数枚水平に並置された耐火構造材29に生じる段
差を解消させて、天井根太32を介し天井板33を固定
し易くする機能を果たす。
【0029】一方、上階建物ユニット23の床部37
は、前記床梁27、床小梁38、床根太39及び床材4
0を有して構成される。つまり、床小梁38は、床梁2
7(床桁梁)間に掛け渡されて取付けられるが、この床
小梁38は、床部37の強度を確保するために短い方が
よく、従って、床桁梁間に掛け渡される。また、床根太
39は、床小梁38の上面に、この床小梁38と直交し
て打ち付けられて設置され、この床根太39の上面に床
材40が打ち付けられて固定される。
【0030】従って、上記実施の形態によれば、次の効
果を奏する。 耐火構造材29が、下階建物ユニット24の天井部2
8に配設されたことから、この下階建物ユニット24に
積み重ねられる上階建物ユニット23の床部37には耐
火構造材が配設されず、且つこの床部37の床材40下
方に床根太39や床小梁38等により空間41が形成さ
れる。このため、上階建物ユニット23において、耐火
構造材29に穴等を穿設して耐火構造材29の耐火性能
を損なうことなく、床部28の上記空間41を有効に利
用できる。例えば、図5に示すように、空間41を、配
管42や排水トラップ等を収納する配管収納スペースに
利用したり、上階建物ユニット23における床下収納室
43として利用できる。更に、浴槽44や洗濯機の防水
パンを上記空間41に設置することによって、居室と浴
室との床面段差等を緩和又は解消できる。尚、図5中の
符号46は入口扉を示す。
【0031】[B] 第2の実施の形態 図7は、本発明に係る建物ユニットの第2の実施の形態
を示す模式図である。図8は、図7のVIII-VIII 線に沿
う断面図である。図9は、図7の天井部の組立手順にお
ける前半部分を示す斜視図である。図10は、図7の天
井部の組立手順における後半部分を示す斜視図である。
この実施の形態において、前記第1の実施の形態と同様
な部分は、同一の符号を付すことにより説明を省略す
る。
【0032】この第2の実施の形態の建物ユニット51
においても、図7及び図8に示すように、下階建物ユニ
ット52の天井部53に耐火構造材29が配設される
が、この耐火構造材29は、補強部材としての天井根太
54を介して下階建物ユニット52の天井梁26(天井
桁梁)に支持される。
【0033】つまり、天井根太54の両端部に係止部5
4Aが形成され、この係止部54Aが、対向する一対の
天井梁26(天井桁梁)間に係止され、図9(A)に示
すように、ビス55によって天井根太54が天井梁26
に固定されて、この天井根太54がこれらの天井梁(天
井桁梁)26間に掛け渡される。図9(B)及び(C)
に示すように、天井根太54上面にパーチクルボード3
1が隣接して水平に並置され釘56又はビス55にて天
井根太54に固定される。そして、図10(D)及び図
8に示すように、これらのパーチクルボード31の上面
に耐火構造材29が載置され、この耐火構造材29がパ
ーチクルボード31にビス55又は釘56を用いて固定
される。更に、天井部53の強度を増大させたい場合、
又は上階建物ユニット23の床小梁38とパーチクルボ
ード29との直接接触を避ける場合に、図10(E)に
示すように、耐火構造材29の上面にパーチクルボード
31を、釘56又はビス55を用いて固定する。
【0034】上述のようにして、耐火構造材29の重量
がパーチクルボード31、天井根太54を介して天井梁
26に支持され、更に、耐火構造材29、パーチクルボ
ード31、天井根太54及び天井梁26が相互に結合し
て、全体として、地震時等の外力F(図13)に抗する
面剛性が確保される。また、耐火構造材29は、天井根
太54の長手方向に分割されたものが並置されて構成さ
れる。
【0035】従って、上記実施の形態によれば、前記効
果に加え、次の効果、及びを奏する。 耐火構造材29が、対向配置された天井梁26間に掛
け渡された天井根太54を介して上記天井梁26に支持
されたことから、耐火構造材29を天井梁26に支持さ
せるためにこの天井梁26に取付けられた耐火構造材受
金物30(図3、図6)を削除でき、部品点数を低減で
きる。
【0036】耐火構造材29が、対向配置された天井
梁26間に掛け渡された天井根太54を介して上記天井
梁26に支持されたことから、建物ユニット51(下階
建物ユニット52)を柱25、天井梁26、床梁27、
及び天井根太54等の補強部材により構成した後に、例
えば建築現場等で耐火構造材29を天井根太54に設置
できる。このため、耐火構造材29の取付の自由度を増
大させることができる。
【0037】耐火構造材29が、対向配置された天井
梁26間に掛け渡された天井根太54を介して上記天井
梁26に支持されたことから、上記耐火構造材29を、
上記天井根太54の長手方向に分割できる。従って、耐
火構造材29を小型化でき、耐火構造材29の保管及び
運搬を容易化できる。
【0038】[C] 第3の実施の形態 図11は、本発明に係る建物ユニットの第3の実施の形
態における一部を拡大して示す断面図である。この実施
の形態において、前記第1の実施の形態と同様な部分
は、同一の符号を付すことにより説明を省略する。
【0039】この第3の実施の形態の建物ユニット61
においても、上階建物ユニット64の下方に位置する下
階建物ユニット62の天井部63に耐火構造材29が配
設されるが、この耐火構造材29は、下階建物ユニット
62の天井梁26(天井桁梁)に直接支持される。つま
り、下階建物ユニット62の天井梁26(天井桁梁)の
内側には耐火構造材受金物30(図3、図6)が固着さ
れず、耐火構造材29は、この天井梁26の受け片26
Aに載置され固定されて支持される。
【0040】従って、この実施の形態によれば、第1の
実施の形態の効果の効果に加え、次の効果を奏す
る。 耐火構造材29が、対向配置された天井梁26に直接
支持されたことから、耐火構造材29を天井梁26に支
持させるために、これらの天井梁26に取付けられた耐
火構造材受金物30(図3、図6)を削除でき、その
分、部品点数を低減できる。
【0041】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。
【0042】例えば、第2の実施の形態では耐火構造材
29が下階建物ユニット52の天井部53に配設される
場合、第3の実施の形態では耐火構造材29が下階建物
ユニット62の天井部63に配設される場合をそれぞれ
述べたが、上階建物ユニットの床部に耐火構造材29が
配置されてもよく、この場合には、耐火構造材29は、
対向配置された床梁27間に掛け渡された床根太に設置
されて、この床根太を介し床梁27に支持されてもよ
く、又、耐火構造材29は、対向配置された床梁27の
受け片に直接支持されてもよい。
【0043】
【発明の効果】以上のように、請求項1〜5に記載の発
明に係る建物ユニットによれば、耐火構造材の耐火性能
を損なうことなく、上階建物ユニットの床部を各種用途
に利用でき、特に請求項2〜5に記載の発明によれば、
耐火構造材を梁に支持させるための耐火構造材受部材を
削除して部品点数を低減できるとともに、耐火構造材の
取付自由度を増大でき、更に、耐火構造材の保管及び運
搬を容易化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る建物ユニットの第1の実
施の形態にて構築されたユニット建物を示す模式図であ
る。
【図2】図2は、図1の上階建物ユニットと下階建物ユ
ニットとを示す斜視図である。
【図3】図3は、図2のIII-III 線に沿う断面図であ
る。
【図4】図4は、図2のIV-IV 線に沿う断面図である。
【図5】図5は、上階建物ユニットの床部の空間を有効
活用した例を示す図4に対応する断面図である。
【図6】図6は、図3の一部を拡大して示す部分断面図
である。
【図7】図7は、本発明に係る建物ユニットの第2の実
施の形態を示す模式図である。
【図8】図8は、図7のVIII-VIII 線に沿う断面図であ
る。
【図9】図9は、図7の天井部の組立手順における前半
部分を示す斜視図である。
【図10】図10は、図7の天井部の組立手順における
後半部分を示す斜視図である。
【図11】図11は、本発明に係る建物ユニットの第3
の実施の形態における一部を拡大して示す断面図であ
る。
【図12】図12は、従来の上階建物ユニットと下階建
物ユニットにおける上階部分を示す断面図である。
【図13】図13は、図12の耐火構造材と地震力との
関係を示す斜視図である。
【符号の説明】
21 建物ユニット 23 上階建物ユニット 24 下階建物ユニット 25 柱 26 天井梁 26A 受け片 27 床梁 28 天井部 29 耐火構造材 37 床部 51 建物ユニット 52 下階建物ユニット 54 天井根太(補強部材) 61 建物ユニット 62 下階建物ユニット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柱と梁から箱形に形成された建物ユニッ
    トが鉛直方向に積み上げられて上階建物ユニット、下階
    建物ユニットを構成する建物ユニットにおいて、 上記下階建物ユニットの天井部に耐火構造材が配設され
    たことを特徴とする建物ユニット。
  2. 【請求項2】 柱の上端部に天井梁が、下端部に床梁
    が、それぞれ枠形状に配置されて構成された建物ユニッ
    トにおいて、 対向配置された上記天井梁間又は上記床梁間に掛け渡さ
    れた補強部材を介して耐火構造材が、上記天井梁又は上
    記床梁間に支持されたことを特徴とする建物ユニット。
  3. 【請求項3】 前記耐火構造材は、対向して配置された
    天井梁間に掛け渡された補強部材を介して上記天井梁に
    支持されたものである請求項2に記載の建物ユニット。
  4. 【請求項4】 柱の上端部に天井梁が、下端部に床梁
    が、それぞれ枠形状に配置されて構成された建物ユニッ
    トにおいて、 対向配置された天井梁又は床梁間に耐火構造材が直接支
    持されたことを特徴とする建物ユニット。
  5. 【請求項5】 前記耐火構造材は、対向配置された天井
    梁間に直接支持された請求項4に記載の建物ユニット。
JP29565597A 1997-10-28 1997-10-28 建物ユニット Pending JPH11131596A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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