JPH11127535A - 通信用ケーブルトラフ - Google Patents

通信用ケーブルトラフ

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JPH11127535A
JPH11127535A JP28957697A JP28957697A JPH11127535A JP H11127535 A JPH11127535 A JP H11127535A JP 28957697 A JP28957697 A JP 28957697A JP 28957697 A JP28957697 A JP 28957697A JP H11127535 A JPH11127535 A JP H11127535A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trough
main body
communication cable
cover
spaces
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP28957697A
Other languages
English (en)
Inventor
Motoshige Tanaka
元茂 田中
Noriyuki Isaji
範幸 伊佐治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Kogyo Corp
Original Assignee
Nitto Kogyo Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Kogyo Corp filed Critical Nitto Kogyo Corp
Priority to JP28957697A priority Critical patent/JPH11127535A/ja
Publication of JPH11127535A publication Critical patent/JPH11127535A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】通信ケーブルを収めたさや管をレーインするだ
けで整列させることのできるトラフ本体、さらに、機械
的強度に優れるとともに事後入溝スペースが準備されて
いるトラフカバーを備えた通信用ケーブルトラフ。 【解決手段】トラフ本体2の内部を複数の溝スペース6
1に仕切る仕切壁6をトラフ本体2底部に一体に立設す
る。さらに、トラフカバー3の天井面は、前記トラフ本
体の溝スペース61の上方において断面円弧形状の空間
31を形成するよう曲面をなし、その両側脚部32が前
記溝スペース61を形成する両側壁上端部62、22に
よって支承されるとともに、トラフ本体2全体を被覆し
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信用ケーブルト
ラフに関するものであって、特に、通信ケーブルを収め
たさや管をレーインして収納するのに適した通信用ケー
ブルトラフの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、有線ケーブル、光ファイバケーブ
ルなどの通信ケーブルを布設するには、それらを束ねた
うえ、保護用のさや管(VU管など)に収納めてから、
それらをパイプ状のヒューム管、コンクリートトラフま
たはU字溝、FRPケーブルトラフなど、パイプ状また
は溝形状の容器に収納していた。
【0003】この場合、パイプ状のヒューム管のケース
では、長尺なヒューム管にさや管を収納させるには、一
方の口から挿入しなければならないので作業自体が困難
であるという不都合があり、また、コンクリートトラフ
またはU字溝のケースでは、さや管を布設するのにレー
イン(落とし込み)方法が可能であるものの、トラフそ
のものの重量が大きいためトラフの布設作業あるいはそ
のメンテナンスの作業性が劣るという問題があった。
【0004】また、この種の用途には、図5にその断面
を例示するようなFRPケーブルトラフも知られてい
る。この通信用ケーブルトラフは、通信ケーブルなどを
収納するトラフ本体1とその蓋であるトラフカバー11
から構成され、先のコンクリートトラフの持つ重量過多
という欠点はかなり改良され、またさや管をレーインし
て布設可能であるものの、トラフ本体内部にさや管を整
列させようとすると必ずしも好適ではなかった。すなわ
ち、さや管が、不規則に重なり合ってしまい所期の数量
のさや管が収納できなくなったり、あるいは線種区分が
できないなどの問題があった。
【0005】さらに、トラフ本体の幅員を広くすると、
トラフカバーの機械的強度が低下し、幅広のトラフが利
用しにくいという問題もあった。また、カバーの固定に
は、トラフ全体に掛け渡す金属バンドを用いるなどの面
倒な作業が必要であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を解決するためになされたものであり、通信ケーブル
を収めたさや管をレーインするだけで整列させることの
できる通信用ケーブルトラフを提供する。さらに、機械
的強度に優れるとともに事後入溝スペースが準備されて
いるトラフカバーを備えた通信用ケーブルトラフを提供
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めになされた本発明の通信用ケーブルトラフは、トラフ
本体とこのトラフ本体を被覆するトラフカバーからなる
通信用ケーブルトラフにおいて、トラフ本体の内部を複
数の溝スペースに仕切る仕切壁をトラフ本体底部に一体
に立設したことを特徴とするものである。
【0008】そして、本発明は、前記仕切壁をトラフ本
体の長手方向に蛇行させて立設した形態に具体化するこ
とができる。さらに、前記トラフカバーの天井面が、前
記トラフ本体の複数の溝スペースの各々に対して上方か
ら下方に開いた断面円弧形状の曲面に形成され、その円
弧形状部分の両側脚部が前記溝スペースを形成する両側
壁上端部によって支承されるとともに、トラフ本体全体
を被覆するものである形態に具体化することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の通信用ケーブルト
ラフに係る実施形態を図1〜4を参照して説明する。図
1において、本発明の通信用ケーブルトラフは、通信ケ
ーブルなどを収納するためのトラフ本体2とこのトラフ
本体2を被覆するトラフカバー3からなるものであっ
て、その特徴とするところは、トラフ本体2の内部を複
数の溝スペース61に仕切る仕切壁6をトラフ本体2底
部に一体に立設した点にある。なお、固定用ピン5は、
このトラフ本体2にトラフカバー3を固定するためのも
のである。
【0010】そして、本発明の通信用ケーブルトラフに
は、上記のような仕切壁6を設けたので、所定の通信ケ
ーブルを収めたさや管4を前記溝スペース61内にレー
インするだけで、1列状態に整然と積み重ねることがで
き、結果、トラフ本体2内に多数本のさや管4を整然と
配列することができるのである。
【0011】さらに、図2により具体的に説明すると、
前記トラフカバー3の天井面は、前記トラフ本体の溝ス
ペース61の上方において、さや管4の外形に近似した
断面半円形状の空間31を形成するよう円弧形状の曲面
をなしている。そして、その円弧形状部分の両側脚部3
2が前記溝スペース61を形成する両側壁上端部22、
62によって支承されるとともに、トラフカバー3はト
ラフ本体2全体を被覆している。
【0012】図2の事例では、トラフ本体2に設けられ
た3本の溝スペース61に対応して、トラフカバー3の
天井面は、断面半円形状の3個の空間31を形成するよ
う3個の下向き円弧形状曲面をなしている。そして、そ
の円弧形状曲面の両側脚部32は、トラフ本体2の側壁
上端部22あるいは前記仕切壁上端部62など前記溝ス
ペース61を形成する両側壁上端部によって支承されて
いる。
【0013】本発明のこの形態においては、トラフカバ
ー3は、複数の円弧形状の曲面で形成されるとともに、
その両端側のみならず中間部分においても、各々下方か
らトラフ本体2によって支えられているので、トラフカ
バー3の機械的強度を飛躍的に向上させることができ
る。また、トラフカバー3の円弧形状曲面によって形成
される内部の空間31を、さや管4の予備的な事後入溝
スペースとして活用することができるという利点があ
る。
【0014】また、本発明は、図3に示すように、前記
仕切壁6をトラフ本体2の長手方向に蛇行させて立設し
た形態に具体化することができる。このように仕切壁自
体を蛇行させた波形状とすれば、その機械的強度を大幅
に向上させることができるとともに、通信ケーブルの離
隔距離を確保しやすくなるという利点が得られる。さら
に前記の断面を半円弧状に形成したトラフカバー3を、
波形形状に形成した仕切り壁でも支えることにより、波
形形状を持たない前記の例と同様、トラフカバー3の機
械的強度を飛躍的に向上させることができる。
【0015】図4は、トラフ本体2とトラフカバー3と
の組付け構造を示す断面略図である。これによれば、ト
ラフ本体2の側壁上部のフランジ23の上に、トラフカ
バー3の側部フランジ33が乗せられた形態に組付けら
れている。そして、トラフカバー側のフランジ33のピ
ン孔34とトラフ本体側フランジ23のピン孔24を上
方から貫通させた固定用ピン5によって、トラフ本体2
とトラフカバー3とが組付け固定されている。
【0016】この事例では、固定用ピン5は、上端部を
折り曲げてストッパ51とした偏平状ピンであって、そ
の中間部には弾性突起52が形成されている。この固定
用ピン5を前記ピン孔34、24に挿入すると、弾性突
起52が押し込まれて変形するので貫通させることがで
き、貫通後は弾性で突出形状に復帰して抜け止めとな
る。なお、この固定用ピン5を外すには、この弾性突起
52を外部から押し込みながら引き抜けば容易に外すこ
とができる。また、この固定用ピン5を適宜長さの金属
板で製作するときには、この弾性突起52は、その金属
板の1部をを切り出し、折り曲げて突出させれば容易に
製作することができる。
【0017】
【発明の効果】本発明の通信用ケーブルトラフは、以上
に説明したように構成されているので、通信ケーブルを
収めたさや管をレーインするだけで整列させることが可
能となり、線種区分などが容易になるなど作業性を大幅
に向上させることができる。また、機械的強度を改良す
るとともにあらかじめ予備の事後入溝スペースが設ける
ことができるという優れた効果がある。よって本発明は
従来の問題点を解消した通信用ケーブルトラフとして、
その工業的価値は極めて大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を説明するための要部斜視
図。
【図2】同じく要部断面図。
【図3】実施形態の1形態を示す要部斜視図。
【図4】他の実施形態を示す要部断面図。
【図5】従来の通信用ケーブルトラフを示す要部断面
図。
【符号の説明】
2 トラフ本体、22 壁上端部、3 トラフカバー、
31 空間、32 両側脚部、4 さや管、5 固定用
ピン、6 仕切壁、61 溝スペース、62 壁上端
部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トラフ本体とこのトラフ本体を被覆するト
    ラフカバーからなる通信用ケーブルトラフにおいて、ト
    ラフ本体の内部を複数の溝スペースに仕切る仕切壁をト
    ラフ本体底部に一体に立設したことを特徴とする通信用
    ケーブルトラフ。
  2. 【請求項2】前記仕切壁をトラフ本体の長手方向に蛇行
    させて立設した請求項1に記載の通信用ケーブルトラ
    フ。
  3. 【請求項3】前記トラフカバーの天井面が、前記トラフ
    本体の複数の溝スペースの各々に対して上方から下方に
    開いた断面円弧形状の曲面に形成され、その円弧形状部
    分の両側脚部が前記溝スペースを形成する両側壁上端部
    によって支承されるとともに、トラフ本体全体を被覆す
    るものである請求項1または2に記載の通信用ケーブル
    トラフ。
JP28957697A 1997-10-22 1997-10-22 通信用ケーブルトラフ Withdrawn JPH11127535A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28957697A JPH11127535A (ja) 1997-10-22 1997-10-22 通信用ケーブルトラフ

Applications Claiming Priority (1)

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JP28957697A JPH11127535A (ja) 1997-10-22 1997-10-22 通信用ケーブルトラフ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11127535A true JPH11127535A (ja) 1999-05-11

Family

ID=17745032

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28957697A Withdrawn JPH11127535A (ja) 1997-10-22 1997-10-22 通信用ケーブルトラフ

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JP (1) JPH11127535A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2545385A (en) * 2015-04-27 2017-06-21 Polypipe Ltd Modular multiple ducting system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 20050104