JPH111273A - 梱包体 - Google Patents

梱包体

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JPH111273A
JPH111273A JP9152571A JP15257197A JPH111273A JP H111273 A JPH111273 A JP H111273A JP 9152571 A JP9152571 A JP 9152571A JP 15257197 A JP15257197 A JP 15257197A JP H111273 A JPH111273 A JP H111273A
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JP
Japan
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gas
flow path
package
bag body
sealed bag
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JP9152571A
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English (en)
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Takuji Kuroda
卓司 黒田
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TSUUDEN KK
Tsuden KK
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TSUUDEN KK
Tsuden KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】流路面積が狭くなっても、十分な流路幅を確保
して、空気の注入をスムーズに行う。 【解決手段】物品保持体1に形成された第1空気流1
1、第2空気流路12において、空気の流れが略直角方
向に変化する部分の流路幅l1を他の直線部分の流路幅
l2に比して大きく形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品を梱包する梱
包体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の梱包体として、特開平8−113
269号公報には、密封袋体内部に互いに独立した2つ
の膨出室を設け、この密封袋体を筒状に接合し、その内
筒部分に物品を収容して各膨出室に空気を注入すること
で物品を保持する梱包体が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の梱包体では、密封袋体は空気未注入時に折り畳まれ
た状態となっており、逆止弁から注入された空気は膨出
室の折曲げられた部分の流路幅が狭くなるためにスムー
ズに膨出室内に流入されなくなる。
【0004】また、密封袋体内部の気密性を保持するた
めには、閉塞機能の高い逆止弁を用いる必要があるが、
これでは逆止弁の構造が複雑になりコスト高を引き起こ
す。
【0005】本発明は、上述した問題点に鑑みてなさ
れ、その目的は、密封袋体内部への気体の流入がスムー
ズに行なえる梱包体を提供することにある。
【0006】本発明は、上述した問題点に鑑みてなさ
れ、その目的は、安価で簡単な構造にて気密性を高める
ことができる梱包体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し、目
的を達成するために、本発明の梱包体は、以下の構成を
備える。即ち、被梱包体の周囲を密封袋体で包み込み、
該密封袋体の内部に気体を注入して気密保持することで
被梱包体に加わる外的衝撃を吸収しつつ保持する梱包体
において、前記密封袋体に設けられ、該密封袋体内部へ
気体を注入するための逆止弁と、前記密封袋体に設けら
れ、前記逆止弁から注入された気体を該密封袋体内部に
おいて案内する気体流路とを有し、前記気体流路は、該
気体流路に流れる気体が一方向に案内されるように形成
されている。
【0008】また、好ましくは、前記気体流路に流れる
気体の流れ方向が変化する部分の流路幅を直線部分の流
路幅より大きく形成した。
【0009】また、好ましくは、前記密封袋体を折り曲
げた場合に、この折り曲げた部分に対応する流路幅を他
の部分の流路幅より大きく形成した。
【0010】また、好ましくは、前記気体流路は、互い
に独立する第1流路と第2流路とを有する。
【0011】また、好ましくは、前記気体の流れ方向が
変化する部分の流路を曲線状に形成した。
【0012】また、好ましくは、前記気体流路は前記密
封袋体内部を所定パターンで接合して形成され、該気体
流路であって、その接合端部で規定される流路幅が約3
5ミリに設定されている。
【0013】上述の課題を解決し、目的を達成するため
に、本発明の梱包体は、以下の構成を備える。即ち、被
梱包体の周囲を密封袋体で包み込み、該密封袋体の内部
に気体を注入して気密保持することで被梱包体に加わる
外的衝撃を吸収しつつ保持する梱包体において、前記密
封袋体に設けられ、該密封袋体内部へ気体を注入するた
めの逆止弁を有し、前記逆止弁に粘性流体からなる被膜
を形成した。
【0014】また、好ましくは、前記粘性流体は、粘度
1000CSのシリコン油である。
【0015】また、好ましくは、前記被膜は、前記逆止
弁における密封袋体に連通する端部から少なくとも10
ミリ以上の部分に形成されている。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態につい
て、添付の図面を参照して詳細に説明する。 [梱包体の構成]本実施形態の梱包体の詳細構成につい
て説明する。図1は、本発明に係る実施形態の梱包体の
構成を示す外観図である。図2は、図1のA−A矢視断
面図である。
【0017】図1、図2に示すように、梱包体10は、
物品保持体1と外包体20とを有する。物品保持体1
は、外包体20に包み込まれるように収容されている。
【0018】物品保持体1は、四角形の2枚のフレキシ
ブルなポリエチレン・メタロセンポリマーフィルム(厚
さ100μm)素材2、3を重ね合わせ、その周囲の四
辺6を熱溶着して密封袋体とされる。また、このフィル
ム素材の熱溶着時に2枚のフィルム素材の間に空気注入
弁40を介在させ、空気注入弁40を2枚のフィルム素
材と共に熱溶着させることにより、密封袋体内部に空気
等の気体を注入可能になっている。また、空気注入弁4
0は、物品保持体1の内部に注入された空気の外部への
漏れを阻止する逆止弁としての機能を有する。更に、物
品保持体1は、その内部に後述する空気流路を形成する
ために、2枚のフィルム素材2、3が互いに熱溶着され
る所定パターンの熱溶着部7が形成されている。
【0019】外包体20は、密封袋体になされた物品保
持体1を中央部分から折曲げてその折曲げた先端縁部を
(即ち、4枚のフィルム素材を)熱溶着して筒状にし、
この筒状にされた物品保持体1を2枚のクラフト紙2
1、22で挟んで、クラフト紙21、22の三辺23を
熱溶着することにより袋状に形成される。クラフト紙2
1、22は、2つに折曲げた物品保持体1の面積より大
きいものが用いられる。また、このクラフト紙の熱溶着
時に2枚のクラフト紙の一辺と物品保持体1の2つの開
口端部のうち、空気注入弁40が設けられた端部とを共
に熱溶着させることにより、袋状の外包体20の内部に
物品保持体1が保持される。
【0020】図2に示すように、クラフト紙21、22
と物品保持体1との熱溶着時において、空気注入弁40
の上部9に位置するクラフト紙22の一部は、物品保持
体1に熱溶着されないようになっている。この理由は、
空気注入弁40の上部が熱溶着されていると、物品保持
体1内部への空気注入時に、クラフト紙22と物品保持
体1が膨らんで空気注入弁40の空気注入路が狭くなり
空気の注入が円滑に行なえなくなるからである。即ち、
空気注入弁40の上部が熱溶着されないことで、空気注
入弁40の空気注入路を十分に確保できるのである。
【0021】以上のように、梱包体10は、熱溶着され
ていない端部24が開口する袋状の外包体20と、この
外包体20の一辺に熱溶着されて内部に保持され熱溶着
されていない端部8が開口する物品保持体1から構成さ
れる。
【0022】[物品の梱包方法]梱包体10は、物品保
持体1の開口端部8から梱包する物品が挿入され、開口
端部8、24をテープ等で閉じた後、空気注入弁40か
ら空気が注入されて物品保持体1及び外包体20が膨ら
ませられることにより、フィルム素材の柔軟性と空気の
圧力の作用で、物品の周囲を包み込み、物品に加わる外
的衝撃を吸収しつつ安定して保持するのである。
【0023】物品は、例えば、ガラス製品や陶器類、電
子部品や機械部品、飲料容器、ビデオテープやフロッピ
ーディスク、物品の形状が不均一なもの、段ボール梱包
を必要とするもの、宅配便等の簡易輸送されるものであ
る。
【0024】空気は、エアポンプを用いるか、或いはス
トロー5等を用いてユーザの呼気で物品保持体1に送り
込まれる。
【0025】開梱する際には、梱包体10の四隅の一ヶ
所をハサミ等で切除して物品保持体内の空気を放出させ
てから物品を取り出す。
【0026】[空気流路の構造]次に、物品保持体1の
空気流路の構造について説明する。図3は、図1に示す
折曲げられた物品保持体を開いた状態の構造を示す外観
図である。
【0027】図3に示すように、物品保持体1は、所定
パターン7で2枚のフィルム素材21、22が互いに熱
溶着されて、互いに独立した第1空気流路11と第2空
気流路12が形成されている。空気は、二股に分かれた
空気注入弁40を介して夫々独立して第1空気流路11
と第2空気流路12に送り込まれる。
【0028】第1空気流路11及び第2空気流路12に
おいて、物品保持体1を折り曲げる中央部分Bであって
空気の流れが略直角方向に変化する屈曲部分の流路幅l
1は、他の直線部分の流路幅l2に比して大きく形成さ
れている(l1>l2)。この屈曲部分の空気流路を規
定する熱溶着部分11a、12aは、曲線状に形成され
ている。
【0029】以上のように、空気の流れが略直角方向に
変化する屈曲部分の流路幅l1を他の直線部分の流路幅
l2に比して大きく形成したことによって、物品保持体
1が中央部分Bで折り曲げられて屈曲部分の流路面積が
狭くなっても、十分な流路幅が確保され、空気の注入を
スムーズに行うことができる。
【0030】また、互いに独立した第1空気流路11と
第2空気流路12とを形成したことにより、不慮の事故
等により一方の空気流路が破損した場合でも他方の空気
流路により物品を保護できる。
【0031】また、図4に示す従来の空気流路の構造で
は、空気は部分で行き止まり、部分に戻って部分
及び部分の方向に流れることになり、部分で注入さ
れる空気圧と部分から戻ってくる空気圧とが衝突する
ことで分散されてしまい、特に、人の呼気にて空気を注
入する場合にスムーズに空気を注入できなくなる。これ
に対して、図5に示す本実施形態の空気流路の構造で
は、空気は部分→部分→部分へと一方向に流れる
ため、空気圧が分散することなく、スムーズに空気を注
入できる。
【0032】[熱溶着部分の強度]次に、上述の第1、
第2空気流路を規定する熱溶着部分の強度について説明
する。図6は、図3に示すC部分の拡大図である。図7
は、図6のE−E矢視断面の拡大図である。図8、図9
は、熱溶着部分の強度を説明する図である。
【0033】図6に示すように、第1、第2空気流路に
おいて、空気の流れが略180°反転するような空気流
路を規定する熱溶着部分の端部Dの強度は、その流路幅
l3の距離により大きく変化する。端部Dの強度は、例
えば、流路幅l3が60ミリと35ミリでは2倍近く変
化する。つまり、図7に示すように、空気注入(又は封
入)時に流路幅l3が大きいほど、端部Dにおける上部
フィルム素材22と下部フィルム素材21のなす角度θ
が180°に近づいていくため、端部Dには上部フィル
ム素材22と下部フィルム素材21から相反する上下方
向の力が作用する。このため、端部Dはある角度θで引
き裂かれて破断してしまう虞がある。
【0034】そこで、本実施形態では、端部Dの流路幅
l3を約30ミリ〜40ミリに設定し、好ましくは35
ミリに設定して、端部Dに作用する力を抑えている。
【0035】[空気注入弁の構造]次に、空気注入弁の
詳細な構造について説明する。図8は、図1に示す空気
注入弁の詳細な構造を示す外観図である。
【0036】図8に示すように、空気注入弁40は、四
角形の2枚のフレキシブルなポリエチレン・L.LDP
Eフィルム(厚さ50μm)素材47、48を重ね合わ
せ、その対向する2辺49を熱溶着されて筒状に形成さ
れる。また、この筒状フィルム素材の一方の開口端の中
央部分50を長手方向に沿って所定長さだけ熱溶着して
2つの空気注入路42、43及び開口端45、46が形
成されている。物品保持体1に装着された状態では、空
気注入路42、43は夫々第1空気流路11、第2空気
流路12に連通され、他方の開口端44の空気注入路4
1は、物品保持体1の外部に連通されている。
【0037】空気注入弁4は、F−F線で示す部分で2
枚のフィルム素材と共に熱溶着されるが、その際に、空
気注入路41が熱溶着で塞がれないように、熱溶着を阻
止するプリント処理等が施されている。
【0038】空気は、開口端44からストロー等で空気
注入路41に注入され、二股に分かれた空気注入路4
2、43で分流されて、開口端45から第1空気流路1
1に導入されると共に、開口端46から第2空気流路1
2に導入される。
【0039】[空気注入弁の逆止効果について]図9
は、図8に示す空気注入弁の模式図である。図10
(a)は、図9に示す空気注入弁のG−G矢視断面図で
ある。図10(b)は、図9に示す空気注入弁のH−H
矢視断面図である。図11は、空気注入弁の逆止弁とし
ての機能を説明する図である。
【0040】図9に示すように、空気注入路42、43
の内壁であって、空気注入弁40の開口端45、46か
ら長手方向に沿う所定距離kの斜線領域には、粘性流体
からなる被膜が形成されている。この粘性流体は、水、
食用油、シリコンオイル等が適用できるが、長時間蒸発
せず、温度により粘度が変化しにくく、経年変化により
劣化せず、人体に影響の少ないシリコンオイル(例え
ば、信越化学株式会社製のシリコンオイル、KF96、
1000CS)がより好適である。
【0041】空気注入弁40は、図11に示すように、
物品保持体1内部に注入された空気がわずかながら外部
に流出する際に作用する負圧により、上部フィルム47
と下部フィルム48とが吸着して逆止弁として空気注入
路42、43が閉じられるようになっている。
【0042】ところが、空気注入弁40は、閉弁状態で
互いに平滑なフィルム素材同士が重なり合っているわけ
ではないので、フィルム素材の合わせ面にわずかな隙間
が形成されてその隙間から空気が漏れてしまうのであ
る。
【0043】そこで、本実施形態では、図10(a)、
(b)に示すように、空気注入弁40のフィルム素材4
7、48の合わせ面に生じる隙間を粘性流体Sにより埋
めることで、長期間物品保持体1の密封効果を高めるよ
うにした。
【0044】[シリコンオイルの空気漏れ試験結果]シ
リコンオイルの被膜形成領域を4通りに設定し、各20
個のサンプルを2ヶ月間放置することにより空気の漏れ
試験を行なった。
【0045】シリコンオイルの被膜形成領域を10ミ
リにした場合(k=10mm)、半数近くに空気漏れが
発生した。
【0046】シリコンオイルの被膜形成領域を20ミ
リにした場合(k=20mm)、半数近くに空気漏れが
発生した。
【0047】シリコンオイルの被膜形成領域を40ミ
リにした場合(k=40mm)、1、2個に空気漏れが
発生した。
【0048】シリコンオイルの被膜形成領域を70ミ
リ以上にした場合(k=70mm)、全く空気漏れは発
生しなかった。
【0049】尚、水は、2日程で蒸発してしまうので短
期間の場合には適用できるが長期間の場合には不適切で
ある。また、シリコンオイルの粘度が高すぎると空気注
入時に抵抗になってしまう。
【0050】[シリコンオイル被膜の形成方法]空気注
入弁40を塩化ビニール等の無機材料からなるシャフト
に巻いて、シリコンオイルの入っているトレイに浸す
と、シリコンオイルは、浸透圧により空気注入弁40の
空気注入路44〜46に入ってくる。被膜形成領域は、
シリコンオイルに浸しておく時間により調整する。空気
注入弁40のサイズが幅60ミリ、長さ130ミリ程度
のものでは、7日間程で弁全体にシリコンオイル被膜が
形成された。
【0051】尚、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲
で上記実施形態を修正又は変形したものに適用可能であ
る。
【0052】例えば、外包体20を装着せずに物品保持
体1だけで梱包体を構成してもよい。
【0053】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、逆止弁
から注入された気体が一方向に案内されるように、気体
流路を形成することにより、密封袋体内部への気体の流
入がスムーズに行なうことができる。
【0054】また、本発明によれば、気体流路は密封袋
体内部を所定パターンで接合して形成され、気体流路で
あって、その接合端部で規定される流路幅が約35ミリ
に設定されているので、接合部分の強度を高めることが
できる。
【0055】また、本発明によれば、密封袋体内部へ気
体を注入するための逆止弁に粘性流体からなる被膜を形
成したことにより、安価で簡単な構造にて気密性を高め
ることができる。
【0056】また、本発明によれば、粘性流体は、粘度
1000CSのシリコン油であるので、経年劣化や人体
に対する悪影響を引き起こさずに気密性を長期間にわた
って維持できる。
【0057】また、本発明によれば、被膜は、逆止弁に
おける密封袋体に連通する端部から少なくとも10ミリ
以上の部分に形成されているので、気密性を保持すべき
期間を用途に応じて使い分けることができる。
【0058】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施形態の梱包体の構成を示す外
観図である。
【図2】図1のA−A矢視断面図である。
【図3】図1に示す折り曲げられた物品保持体を開いた
状態の構造を示す外観図である。
【図4】従来の物品保持体の空気流路パターンを示す図
である。
【図5】本実施形態の物品保持体の空気流路パターンを
示す図である。
【図6】図3に示すC部分の拡大図である。
【図7】図6のE−E矢視断面の拡大図である。
【図8】図1に示す空気注入弁の詳細な構造を示す外観
図である。
【図9】図8に示す空気注入弁の模式図である。
【図10】(a)は、図9に示す空気注入弁のG−G矢
視断面図であり、(b)は、図9に示す空気注入弁のH
−H矢視断面図である。
【図11】空気注入弁の逆止弁としての機能を説明する
図である。
【符号の説明】
1…物品保持体 10…梱包体 11…第1空気流路 12…第2空気流路 20…外包体 40…空気注入弁

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被梱包体の周囲を密封袋体で包み込み、
    該密封袋体の内部に気体を注入して気密保持することで
    被梱包体に加わる外的衝撃を吸収しつつ保持する梱包体
    において、 前記密封袋体に設けられ、該密封袋体内部へ気体を注入
    するための逆止弁と、 前記密封袋体に設けられ、前記逆止弁から注入された気
    体を該密封袋体内部において案内する気体流路とを有
    し、 前記気体流路は、該気体流路に流れる気体が一方向に案
    内されるように形成されていることを特徴とする梱包
    体。
  2. 【請求項2】 前記気体流路に流れる気体の流れ方向が
    変化する部分の流路幅を直線部分の流路幅より大きく形
    成したことを特徴とする請求項1に記載の梱包体。
  3. 【請求項3】 前記密封袋体を折り曲げた場合に、この
    折り曲げた部分に対応する流路幅を他の部分の流路幅よ
    り大きく形成したことを特徴とする請求項1に記載の梱
    包体。
  4. 【請求項4】 前記気体流路は、互いに独立する第1流
    路と第2流路とを有することを特徴とする請求項1に記
    載の梱包体。
  5. 【請求項5】 前記気体の流れ方向が変化する部分の流
    路を曲線状に形成したことを特徴とする請求項2に記載
    の梱包体。
  6. 【請求項6】 前記気体流路は前記密封袋体内部を所定
    パターンで接合して形成され、該気体流路であって、そ
    の接合端部で規定される流路幅が約35ミリに設定され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の梱包体。
  7. 【請求項7】 被梱包体の周囲を密封袋体で包み込み、
    該密封袋体の内部に気体を注入して気密保持することで
    被梱包体に加わる外的衝撃を吸収しつつ保持する梱包体
    において、 前記密封袋体に設けられ、該密封袋体内部へ気体を注入
    するための逆止弁を有し、 前記逆止弁に粘性流体からなる被膜を形成したことを特
    徴とする梱包体。
  8. 【請求項8】 前記粘性流体は、粘度1000CSのシ
    リコン油であることを特徴とする請求項7に記載の梱包
    体。
  9. 【請求項9】 前記被膜は、前記逆止弁における密封袋
    体に連通する端部から少なくとも10ミリ以上の部分に
    形成されていることを特徴とする請求項7又は請求項8
    に記載の梱包体。
JP9152571A 1997-06-10 1997-06-10 梱包体 Withdrawn JPH111273A (ja)

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Effective date: 20040907