JPH11127018A - 船舶用gpsアンテナ装置 - Google Patents

船舶用gpsアンテナ装置

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Publication number
JPH11127018A
JPH11127018A JP30784497A JP30784497A JPH11127018A JP H11127018 A JPH11127018 A JP H11127018A JP 30784497 A JP30784497 A JP 30784497A JP 30784497 A JP30784497 A JP 30784497A JP H11127018 A JPH11127018 A JP H11127018A
Authority
JP
Japan
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antenna
antenna holder
connector
diameter cable
holder
Prior art date
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Pending
Application number
JP30784497A
Other languages
English (en)
Inventor
Daisuke Mabuchi
大介 間渕
Naomi Atsumi
尚己 渥美
Yutaka Ikeda
豊 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FDK Corp
Original Assignee
FDK Corp
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Publication date
Application filed by FDK Corp filed Critical FDK Corp
Priority to JP30784497A priority Critical patent/JPH11127018A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 支柱へのネジ込みによる固定の際に、細径ケ
ーブルやその両端の接続部などに過大な応力が加わるの
を防止し、内部での破損や断線を防止する。 【解決手段】 筒状のアンテナホルダ30と、その上端
に位置するGPSアンテナモジュール12と、アンテナ
押さえ14と、アンテナモジュールに接続する細径ケー
ブル16と、アンテナホルダ内部中間の狭隘壁部でパッ
キン22により支えられている太径ケーブル20と、太
径ケーブルと細径ケーブルを接続するコネクタ部34を
具備している。コネクタ部は、雌側と雄側のコネクタ本
体36a,36b及びコネクタハウジング38からな
る。アンテナホルダ内部に形成した縦溝32bとコネク
タハウジング外面に形成した縦溝38aにそれぞれ補助
金具40の上半部40aと下半部40cを差し込んでコ
ネクタハウジングの軸回りの回転を阻止し、補助金具を
アンテナ押さえで押さえ込むことで縦方向の移動を阻止
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、筒状のアンテナホ
ルダの上端部にGPS(Global Positioning System:全
世界測位システム)アンテナモジュールを固定し、該ア
ンテナモジュールからアンテナホルダ内部を通してケー
ブルを引き出す構造の船舶用GPSアンテナ装置に関す
るものである。更に詳しく述べると、アンテナモジュー
ルに接続する細径ケーブルと外部に引き出される太径ケ
ーブルとをアンテナホルダの内部でコネクタ部により接
続し、該コネクタ部が回転・変位しないように補助金具
で保持することで、細径ケーブルの捩じれによる断線や
アンテナモジュールとの接続部等の破損を防止した船舶
用GPSアンテナ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】小型船舶などでは、その位置測定を行う
ためのGPSシステムが搭載されており、そのGPSア
ンテナ装置は、船舶上の支柱の先端に取り付けられるこ
とが多い。それに対してGPSシステム本体はキャビン
内に設置される。従って、その間は長く丈夫な太径ケー
ブルを引き回して接続することになる。
【0003】従来の船舶用GPSアンテナ装置の一例を
図4に示す。この装置は、円筒状のアンテナホルダ10
の上端開口を塞ぐようにGPSアンテナモジュール12
を配置し、該アンテナモジュール12をアンテナ押さえ
14によってアンテナホルダ10の上端部に固定する構
成である。アンテナモジュール12には、該アンテナモ
ジュール12との接続部などに負担をかけずに、且つ取
り扱い易いようにするために、まず柔軟な短い細径ケー
ブル16を接続しておき、コネクタ部18を介して、G
PSシステム本体(図示せず)まで引き回すための太径
ケーブル20を接続する。太径ケーブル20は、アンテ
ナホルダ下端開口を通って導入され、アンテナホルダ内
部中間の狭隘壁部でパッキン22によって支えられてい
る。
【0004】このようなGPSアンテナ装置は、太径ケ
ーブル20を引き出したままの状態で、そのアンテナホ
ルダ10の下部内壁のネジ部を船舶の支柱(図示せず)
にネジ込むことで固定する。通常、GPSアンテナ装置
とGPSシステム本体とは、かなり離れて設置されるこ
とのために、太径ケーブル20は10〜20mもの長さ
になり、且つ海上での過酷下な環境での使用となるため
に、強靱な外皮で覆われたものとする必要がある。
【0005】更に、GPSアンテナ装置は高価であるた
めに、特に使用頻度の低い小型船舶に設置しているよう
な場合には、盗難防止などの観点から、不使用中は支柱
から取り外しておき、使用時に再び支柱に固定するとい
った使い方がなされる場合もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】GPSアンテナ装置を
ネジ込みで支柱に固定する際、強靱な太径ケーブル20
は変位・変形し難く、アンテナホルダ10の回転による
ストレスは、柔軟な細径ケーブル16あるいはその接続
部などに顕著に現れる。つまり、ネジ込みのためにGP
Sアンテナ装置を一方向に回転すると、太径ケーブル2
0は動かず、アンテナホルダ10を回転した分だけ柔軟
で短い細径ケーブル16の方が集中的に捩じれたり押し
込まれたりし、該細径ケーブル16の両端の接続部、即
ちアンテナモジュール12やコネクタ部18との接続
部、あるいは細径ケーブル16自体に過大な応力がかか
り、GPSアンテナ装置の内部で破損あるいは断線が生
じる恐れがある。
【0007】本発明の目的は、支柱へのネジ込みによる
固定の際に、細径ケーブルやその両端の接続部などに過
大な応力が加わるのを防止でき、内部での破損や断線が
生じないようにした船舶用GPSアンテナ装置を提供す
ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、筒状のアンテ
ナホルダと、該アンテナホルダの上端開口を塞ぐように
位置するGPSアンテナモジュールと、該アンテナモジ
ュールをアンテナホルダ上端部に固定するアンテナ押さ
えと、アンテナモジュールに接続される細径ケーブル
と、アンテナホルダ下端開口を通ってアンテナホルダ内
部中間の狭隘壁部でパッキンにより支えられている太径
ケーブルと、アンテナホルダの内部で前記太径ケーブル
と前記細径ケーブルとを接続するコネクタ部とを具備し
ているGPSアンテナ装置である。ここで前記コネクタ
部は、雌側と雄側のコネクタ本体及びそれを内包するコ
ネクタハウジングとからなり、前記アンテナホルダ内部
に形成した縦溝とコネクタハウジング外面に形成した縦
溝にそれぞれ補助金具の上部と下部を差し込んでコネク
タハウジングの軸回りの回転を阻止すると共に、該補助
金具を前記アンテナ押さえで上から押さえ込むことで縦
方向の移動を阻止するように構成している。
【0009】
【実施例】図1は本発明に係る船舶用GPSアンテナ装
置の一実施例を示す縦断面図であり、図2はそれに用い
るアンテナホルダの平面図である。このアンテナ装置
は、円筒状のアンテナホルダ30を用い、該アンテナホ
ルダ30の上端開口を塞ぐようにアンテナモジュール1
2を設置し、該アンテナモジュール12からアンテナホ
ルダ30を貫通するようにケーブルを引き出す構成であ
る。
【0010】アンテナホルダ30は、全体が樹脂の一体
成形品であり、上半分が下半分よりもやや大径であっ
て、その内部中間が狭隘壁部30aとなっており、上半
分の内壁には縦方向(上下方向)に2本ずつ1組となっ
て四面に補強用のリブ32が一体的に設けられ、下半分
の内壁には取付け用のネジ部30bが形成されている構
造である。なお、前記リブ32の上端内側には切欠き3
2aを設け、また1組のリブには、その対向面に上下方
向に縦溝32bを設ける。アンテナモジュール12は、
基板12aの表面側に誘電体アンテナ本体12bを、裏
面側に必要な回路部品12cを、それぞれ装着した構造
であり、その裏面側の回路に短い細径ケーブル16が半
田付けされる。
【0011】太径ケーブル20をゴムパッキン22に通
し、該ゴムパッキン22をアンテナホルダ30の狭隘壁
部30aに装着することで前記太径ケーブル20を支え
ている。ゴムパッキン22は外周に浅い円周状の溝があ
り、それが狭隘部壁30aの低い突条に嵌合すること
で、軸方向(上下方向)のずれが規制される。なおゴム
パッキン22にはグリースを塗布し、防水・防塵対策を
施す。
【0012】前記の細径ケーブル16と太径ケーブル2
0とはコネクタ部34で電気的に接続する。このコネク
タ部34は、雌側コネクタ本体36aと雄側コネクタ本
体36b及びそれらを内包する四角筒状のコネクタハウ
ジング38とからなる。雌側コネクタ本体36aが前記
コネクタハウジング38内で抱持されており、該雌側コ
ネクタ本体36aに細径ケーブル16を取り付ける。太
径ケーブル20の先端に雄側コネクタ本体36bを取り
付けて、雌側コネクタ本体36aに差し込むことで接続
が完了する。コネクタ部34は、アンテナハウジング3
0の上半分の内部に収容される。
【0013】ここで本発明では、コネクタ部を保持する
ために、図3に示すような補助金具を使用する。補助金
具40は、その側面から見ると(図3のA参照)階段状
に折れ曲がった形状である。正面から見ると、図3のB
に示すように、上半部40aはやや広幅で中央に上方か
ら下方に至る切欠き部42が形成され、水平部40bを
経て、下半部40cはやや狭幅であり、その下端近傍に
係合穴44が開いている。上半部40aの四隅、及び下
半部40cの下隅は、面取りが施されて、挿入取り付け
が容易に行えるようになっている。
【0014】補助金具40の下半分40cを、コネクタ
ハウジング38に形成されている装着用の縦溝38aに
嵌合させ、係合穴44などを利用して固定する。他方、
補助金具40の上半分40aの若干張り出した両側縁
を、前記アンテナホルダ30のリブ32に形成した縦溝
32bに上から差し込む。これによって、コネクタハウ
ジング38はアンテナホルダ30に固定され、軸回りの
回転は阻止される。
【0015】アンテナモジュール12をアンテナホルダ
30の上端部に落とし込んで、アンテナモジュール12
の基板12aの外周部をアンテナホルダ30の各リブ3
2の上端の切欠き32aに嵌合させ、環状のアンテナ押
さえ14を4本の止めネジ46で締め付けることで固定
する。これによって補助金具40も同時に押さえ込ま
れ、その縦方向(上下方向)の変位は阻止される。な
お、細径ケーブル16は、弛ませてアンテナモジュール
12との半田付け部あるいは雌側コネクタ本体36aと
の接続部に過度の負荷が加わらないようにしている。そ
のためアンテナホルダ30の上端近傍にも、補助金具4
0の切欠き42と一致する位置に切欠き48を設けてお
き、それらの切欠き42,48が細径ケーブル16を収
納する際の逃げとなり、細径ケーブル16が弛んだ状態
で収容できるようにしている。
【0016】このように組み立てられたGPSアンテナ
装置は、アンテナホルダ30の下半分の内壁面のネジ部
30cを、船舶上の支柱上端にねじ込むことで取り付け
る。なお太径ケーブル20は、引き回されて、その他端
がGPSシステム本体側に接続される。アンテナホルダ
30をネジ込む際に、太径ケーブル20は押し込まれた
り引っ張られたりすると共に、アンテナホルダ30に対
して相対的に回転しようとする力が作用する。しかし上
記の構成では、コネクタハウジング38が補助金具40
でアンテナホルダ30に固定され、回転及び縦方向の変
位が阻止されているために、太径ケーブル20の回転や
変位による力が細径ケーブル16に加わることは無く、
その断線や接続部の破損などを防止できる。
【0017】
【発明の効果】本発明は上記のように、補助金具でコネ
クタ部をアンテナホルダに固定しているために、支柱へ
のネジ込みによる固定の際に、細径ケーブルやその両端
の接続部などに過大な応力が加わるのを防止でき、内部
での破損や断線が生じる恐れはない。そのため、頻繁に
着脱を繰り返すような場合でも、装置の長寿命化を図り
装置の信頼性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るGPSアンテナ装置の一実施例を
示す縦断面図。
【図2】そのアンテナホルダの平面図。
【図3】それに用いる補助金具の平面図。
【図4】従来技術の一例を示す縦断面図。
【符号の説明】
12 アンテナモジュール 14 アンテナ押さえ 16 細径ケーブル 20 太径ケーブル 22 ゴムパッキン 30 アンテナホルダ 32 リブ 32a 切欠き 32b 縦溝 34 コネクタ部 36a 雌側コネクタ本体 36b 雄側コネクタ本体 38 コネクタハウジング 38a 縦溝 40 補助金具

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状のアンテナホルダと、該アンテナホ
    ルダの上端開口を塞ぐように位置するGPSアンテナモ
    ジュールと、該アンテナモジュールをアンテナホルダ上
    端部に固定するアンテナ押さえと、アンテナモジュール
    に接続される細径ケーブルと、アンテナホルダ下端開口
    を通ってアンテナホルダ内部中間の狭隘壁部でパッキン
    により支えられている太径ケーブルと、アンテナホルダ
    の内部で前記太径ケーブルと前記細径ケーブルとを接続
    するコネクタ部とを具備しているGPSアンテナ装置に
    おいて、 前記コネクタ部は、雌側と雄側のコネクタ本体及びそれ
    を内包するコネクタハウジングとからなり、前記アンテ
    ナホルダ内部に形成した縦溝とコネクタハウジング外面
    に形成した縦溝にそれぞれ補助金具の上部と下部を差し
    込んでコネクタハウジングの軸回りの回転を阻止すると
    共に、該補助金具を前記アンテナ押さえで上から押さえ
    込むことで縦方向の移動を阻止するようにした船舶用G
    PSアンテナ装置。
JP30784497A 1997-10-22 1997-10-22 船舶用gpsアンテナ装置 Pending JPH11127018A (ja)

Priority Applications (1)

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JP30784497A JPH11127018A (ja) 1997-10-22 1997-10-22 船舶用gpsアンテナ装置

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JP30784497A JPH11127018A (ja) 1997-10-22 1997-10-22 船舶用gpsアンテナ装置

Publications (1)

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JPH11127018A true JPH11127018A (ja) 1999-05-11

Family

ID=17973877

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30784497A Pending JPH11127018A (ja) 1997-10-22 1997-10-22 船舶用gpsアンテナ装置

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JP (1) JPH11127018A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100531425B1 (ko) * 2000-10-27 2005-11-28 일본무선주식회사 자동 식별 시스템용 선상유닛
CN102001424A (zh) * 2010-11-10 2011-04-06 中国船舶重工集团公司第七一○研究所 一种水下航行器上gps、无线电台天线内置的垂直鳍
US8558744B2 (en) 2008-05-15 2013-10-15 Mitsubishi Electric Corporation Antenna device

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