JPH11123690A - 多関節形ロボット - Google Patents

多関節形ロボット

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JPH11123690A
JPH11123690A JP29251697A JP29251697A JPH11123690A JP H11123690 A JPH11123690 A JP H11123690A JP 29251697 A JP29251697 A JP 29251697A JP 29251697 A JP29251697 A JP 29251697A JP H11123690 A JPH11123690 A JP H11123690A
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JP
Japan
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arm
angle
joint
range
robot
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JP29251697A
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English (en)
Inventor
Munehiro Fukaya
宗弘 深谷
Masatoshi Kojima
正年 小島
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Denso Corp
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 腕等がアーム間に挟まれることを未然に防止
し、対人的な安全性の向上を図る。 【解決手段】 複数のアーム6,8,10,12,1
3,14を、モータを駆動源とした関節J1〜J6によ
り連結してロボット本体部3を構成する。ロボットコン
トローラは、旋回関節である第2関節J2及び第3関節
J3に関して、夫々、連結されたアーム間の角度が所定
の狭角(作業者の腕が挟まれる虞のない角度である60
度)以上を維持するように、それらの回動範囲を規制す
る。第2関節J2及び第3関節J3部分に、回動範囲を
機械的に規制するためのメカストッパを設ける。第2ア
ーム8を「く」の字状の屈曲形状とすることにより、ロ
ボット本体部3の必要な動作範囲を確保しながら、第2
アーム8と第3アーム10との間のなす角度を60度以
上に維持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の旋回又は回
転関節により連結されたアームを有する多関節形ロボッ
トに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】各種の製造ライン等に
用いられる産業用ロボットは、例えば安全柵等によって
囲まれ、作業者等の人とは隔離された状態で使用される
ことが一般的であった。また、そのアームの形状等は、
ロボットの所定の動作範囲を得るべく設計されており、
安全性の観点からその形状を検討することはなかった。
【0003】ところが、近年、この種の産業用ロボット
を応用するにあたって、例えば製造ライン内で自走式の
搬送用ロボットを作業者と共存させるといったことが重
要視されてきており、対人的な安全性の確保が要望され
るようになってきている。特に、多関節ロボットにおい
ては、作業者の腕等がアーム間に挟まれるといった問題
が考えられ、そのような事態を未然に防止できるような
安全対策が望まれるのである。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、人の腕等がアーム間に挟まれることを
未然に防止でき、対人的な安全性の向上を図ることがで
きる多関節形ロボットを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の多関節形ロボッ
トは、複数の旋回又は回転関節により連結されたアーム
を有するものにあって、前記旋回関節により連結された
アーム間の角度が、所定の狭角以上を維持するようにそ
の旋回関節の回動範囲を規制する回動範囲規制手段を備
えるところに特徴を有する(請求項1の発明)。
【0006】これによれば、例えば第(n−1)軸のア
ームに対して第n軸の旋回関節により連結された第n軸
のアームは、第(n−1)軸のアームに対して旋回され
るのであるが、その際の回動範囲が、回動範囲規制手段
により、それらアーム間のなす角度が所定の狭角以上を
維持するように規制される。従って、第n軸のアームの
動作中に、その第n軸のアームと第(n−1)軸のアー
ムとのなす角度が、所定の狭角を下回った狭い角度とな
ることがなくなり、作業者等がアーム間に挟まれるとい
ったことを未然に防止することができ、この結果、対人
的な安全性の向上を図ることができるものである。
【0007】この場合、前記回動範囲規制手段を、旋回
関節の回動角度を検出する角度検出手段と、その角度検
出手段により検出された回動角度が所定範囲を越えると
きにその旋回関節の動作を禁止する禁止手段とを備えて
構成することができる(請求項2の発明)。これによれ
ば、角度検出手段の検出に基づいて旋回関節の回動範囲
を確実に規制することができるようになる。
【0008】また、前記回動範囲規制手段を、ソフトウ
エア的に構成するだけでなく、(旋回関節の回動範囲を
機械的に規制するメカストッパを含んで構成するように
しても良い(請求項3の発明)。これによれば、旋回関
節の回動角度が機械的に規制されるので、例えばソフト
ウエア的な制御がきかなくなった異常時においても、安
全性を維持することが可能となる。
【0009】ところで、上述のように、旋回関節により
旋回されるアームの回動範囲を規制することは、ロボッ
トとしての動作範囲の減少につながることになる。そこ
で、アームを直線形状に構成することに代えて、屈曲形
状に構成することにより(請求項4の発明)、アームの
先端を直線形状の場合と変わらない所望位置に位置させ
ながらも、アーム間の角度を大きくとることが可能とな
り、以て動作範囲を確保することが可能となるのであ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、例えばワークの
搬送作業を実行する自走式ロボットに適用した一実施例
について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実
施例に係る多関節形ロボットである自走式ロボット1の
外観を概略的に示している。この自走式ロボット1は、
無人搬送台車(AGV)2に、多関節形ロボット本体部
3を搭載して構成されている。図示はしないが、この自
走式ロボット1は、例えば自動車用部品の組立ライン内
において、所定の走行路を移動し、走行路に沿う複数の
設備間にてワークの搬送(受け渡し)を行うようになっ
ている。
【0011】前記無人搬送台車2(以下単に「搬送台車
2」と称する)は、ほぼ矩形箱状をなす本体2aの底部
に複数の車輪4(一部のみ図示)を有して構成され、ま
た、前記本体2aの上面部にワークが載置される作業台
2bを有している。図示はしないが、前記本体2a内に
は、前記車輪4を駆動して走行路を走行させる駆動機構
や、その駆動機構を制御する走行用コントローラ等が設
けられている。そして、この搬送台車2上(作業台2b
の図で左端寄り部位)に、前記ロボット本体部3が搭載
されている。
【0012】このロボット本体部3は、図2にも示すよ
うに、この場合6軸(6自由度)を有するアームの先端
に、前記ワークを把持するための図示しないハンドを装
着して構成される。具体的には、前記搬送台車2上に固
定されるベース5上には、回転関節からなる第1関節J
1を介して上方に延びる第1アーム6が連結されてい
る。前記第1関節J1は、第1軸モータ7(図4にのみ
図示)の駆動により、前記第1アーム6を垂直軸回りに
同軸回転させるように構成されている。
【0013】前記第1アーム6の上端部には、旋回関節
からなる第2関節J2を介して第2アーム8が連結され
ている。前記第2関節J2は、第2軸モータ9(図4に
のみ図示)の駆動により、前記第2アーム8を水平方向
(図で前後方向)に延びる軸を中心に旋回(回動)させ
るように構成されている。前記第2アーム8は図で上方
に延びて設けられるのであるが、このとき、本実施例で
は、この第2アーム8は、ロボット本体部3の動作範囲
を確保すべく「く」の字状に屈曲した形状をなしてい
る。
【0014】また、この第2アーム8の先端部には、旋
回関節からなる第3関節J3を介して第3アーム10が
連結されている。前記第3関節J3は、第3軸モータ1
1(図4にのみ図示)の駆動により、前記第3アーム1
0を水平方向(図で前後方向)に延びる軸を中心に旋回
(回動)させるように構成されている。この第3アーム
10は、図1で右方に直線状に延びる形状に構成されて
いる。
【0015】さらに、この第3アーム10の先端部に
は、回転関節からなる第4関節J4を介して第4アーム
12が連結されており、この第4アームの先端には、旋
回関節からなる第5関節J5を介して第5アーム13が
連結され、第5アーム13の先端には、回転関節からな
る第6関節J6を介して第6アーム14が連結されてい
る。
【0016】前記第4関節J4は、第4軸モータ15
(図4参照)の駆動により、前記第4アーム12を同軸
回転させ、第5関節J5は、第5軸モータ16(図4参
照)の駆動により、前記第5アーム13を旋回させ、第
6関節J6は、第6軸モータ17(図4参照)の駆動に
より、前記第6アーム14を同軸回転させるように構成
されている。第6アーム14の先端にハンドが装着され
るようになっている。
【0017】そして、このように構成されたロボット本
体部3(各軸モータ7,9,11,15,16,17)
は、前記搬送台車2の本体2a内に配設されたマイコン
等からなるロボットコントローラ18(図4にのみ図
示)により制御されるようになっている。このとき、図
4に示すように、各軸モータ7,9,11,15,1
6,17には夫々モータの回転角度を検出するエンコー
ダ19が添設されており、このエンコーダ19の検出信
号が前記ロボットコントローラ18に入力されるように
なっている。これにより、エンコーダ19が角度検出手
段として機能し、ロボットコントローラ18は、各関節
J1〜J6の回動角度を認知することができるようにな
っている。尚、このロボットコントローラ18には、テ
ィーチング用の操作ボックス(ペンダント)20が接続
されている。
【0018】さて、後の作用説明でも述べるように、前
記ロボットコントローラ18は、そのソフトウエア的構
成により、アームの動作時に、前記関節J1〜J6のう
ち、旋回関節である第2関節J2及び第3関節J3(第
2軸モータ9及び第3軸モータ11)に関しては、夫
々、連結されたアーム間の角度が所定の狭角(例えば作
業者の腕が挟まれる虞のない角度、この場合60度)以
上を維持するように、それらの回動範囲を規制するよう
になっている。従って、このロボットコントローラ18
が、回動範囲規制手段あるいは禁止手段として機能する
ようになっている。尚、第5関節J5(第5アーム1
3)に関しては、元々回動範囲が狭いので、そのような
制御を行う必要はないものとなっている。
【0019】ところで、このとき、第3関節J3により
旋回される第3アーム10の回動範囲を規制すること
は、ロボット本体部3としての動作範囲の減少につなが
ることになる。ところが、本実施例では、上述のように
第2アーム8を、「く」の字状の屈曲形状としたことに
より、第3アーム10の先端を所望位置に位置させなが
らも、アーム8,10間の角度を大きくとることが可能
となり、以て、図2に示すように、ロボット本体部3の
必要な動作範囲(アーム先端の移動可能範囲)Eが確保
されるようになっているのである。
【0020】さらに、本実施例では、前記第2関節J2
及び第3関節J3部分には、夫々それら第2関節J2及
び第3関節J3の回動範囲を機械的に規制するためのメ
カストッパが設けられている。図3は、第2関節J2部
分に設けられるメカストッパ21の構成を概略的に示し
ており、ここで、第1アーム6の上端部は、第2アーム
8の基端部を前後両側から挟むようなブラケット状をな
しており、第2アーム8の基端部が、回転軸22により
回転可能に取付けられている。そして、前記メカストッ
パ21は、第2アーム8側に設けられた可動側ストッパ
部材21aと、第1アーム6側に設けられた固定側スト
ッパ部材21bとから構成される。
【0021】このうち可動側ストッパ部材21aは、第
2アーム8の回転軸22の周囲部分に設けられ、円弧状
(扇形)のブロック状をなしている。一方、前記固定側
ストッパ部材21bは、前記第1アーム6の上端部の内
面に設けられ、前記可動側ストッパ部材21aの回動軌
跡に位置して、やはり円弧状のブロック状をなしてい
る。
【0022】これにて、可動側ストッパ部材21aの端
面部が、固定側ストッパ部材21bに端面部に当接する
ことによって、第2アーム8の回動範囲が所定の角度範
囲に規制されるのである。この場合、メカストッパ21
により規制される回動範囲は、前記ロボットコントロー
ラ18により規制される回動範囲よりも若干(例えば双
方に2〜3度程度)だけ大きく構成されている。尚、図
示は省略するが、第3関節J3部分にも同様のメカスト
ッパが設けられているのである。
【0023】次に、上記構成の作用について、図5も参
照して述べる。上記した自走式ロボット1によりワーク
の搬送作業を行うにあたっては、まず、オペレータによ
るティーチング作業が行われる。このティーチング作業
は、搬送台車2が走行路上の所定位置(設備の近傍)に
停止した状態で、オペレータがティーチング用の操作ボ
ックス20を操作してロボット本体部3(アーム)を手
動操作することにより行われる。ロボットコントローラ
18は、そのティーチングデータを取込んで動作データ
を生成するようになっている。
【0024】このティーチング時においては、操作ボッ
クス20の操作に基づいて、ロボットコントローラ18
が各軸モータ7,9,11,15,16,17を制御し
てアームを動作させるのであるが、このとき、上述のよ
うに、第2関節J2及び第3関節J3(第2軸モータ9
及び第3軸モータ11)に関しては、それらの回動範囲
を規制するようになっている。この回動範囲の規制は、
図5のフローチャートに従って行われるようになってい
る。
【0025】即ち、ロボット本体部3に対する動作指令
が入力されると(ステップS1)、次のステップS2に
て、第2関節J2の回動角度が所定範囲内であるかどう
かが判断される。この回動角度とは、例えば図2に示す
ように、第2関節J2から上方に延びる垂線L1に対す
る、第2アーム8の延びる方向(第2関節J2と第3関
節J3とを結ぶ仮想線L2)のなす角度を言い、垂線L
1に一致したところが角度0度であり、図2で時計回り
方向を+方向、反時計回り方向を−方向として規定され
る。この場合、所定範囲は、−60度以上、90度以下
に設定されている。
【0026】第2関節J2の回動角度が所定範囲内であ
れば(ステップS2にてYes)、次のステップS3に
て、第2関節J2の回動角度が所定範囲内であるかどう
かが判断される。この回動角度は、図2に示すように、
前記仮想線L2を先端側に延長した線を0度とし、それ
に対し第3アーム10の延びる方向(仮想線L3)のな
す角度を言い、この場合、0度以上、150度以下に設
定されている。第3関節J3の回動角度が所定範囲内で
あれば(ステップS3にてYes)、アームの動作が行
われる(ステップS4)。
【0027】これに対し、第2関節J2の回動角度が所
定範囲を越えるとき(ステップS2にてNo)、あるい
は、第3関節J3の回動角度が所定範囲を越えるとき
(ステップS3にてNo)には、次のステップS5に
て、アームの動作が禁止されると共に、エラー報知がな
されるのである。尚、あらためて図示はしないが、上記
した回動範囲の規制の制御は、ティーチング時だけでな
く、実際の作業時にも実行されるようになっている。
【0028】これにより、第1アーム6と第2アーム8
とのなす角度が、所定の狭角(60度)以上に維持さ
れ、また、第2アーム8と第3アーム10とのなす角度
も、同様に所定の狭角(60度)以上に維持されるので
ある。図2には、第2関節J2の回動角度が−方向最大
の−60度のときの第2アーム8の位置、及び、そのと
きに第3関節J3の回動角度が+方向最大の150度の
ときの第3アーム10の位置を想像線で示している。第
2関節J2の回動角度が−60度のときの第1アーム6
と第2アーム8とのなす角度θ1は60度以上が確保さ
れ、また、第3関節J3の回動角度が120度のときの
第2アーム8と第3アーム10とのなす角度θ2も、6
0度以上が確保されるのである。
【0029】このとき、第2アーム8と第3アーム10
とのなす角度θ2については、上述のように、第2アー
ム8を「く」の字状の屈曲形状としたことにより、60
度以上を確保することができるようになっている。これ
にて、第3関節J3(第3アーム10)の回動範囲を大
きくとることができ、ロボット本体部3の必要な動作範
囲(アーム先端の移動可能範囲)Eが確保されるのであ
る。
【0030】しかして、万一、ロボットコントローラ1
8に異常などが発生すると、上述の回動範囲の規制の制
御がきかなくなってしまうことが考えられる。ところ
が、本実施例では、第2関節J2及び第3関節J3部分
には、回動範囲を機械的に規制するためのメカストッパ
21が設けられているので、第1アーム6と第2アーム
8との間の角度、及び、第2アーム8と第3アーム10
との間の角度が、狭い角度となることを防止することが
できるのである。
【0031】このように本実施例によれば、ロボット本
体部3の動作時に、第2関節J2及び第3関節J3の回
動範囲を夫々所定の範囲に規制するように構成したの
で、第1アーム6と第2アーム8との間の角度、及び、
第2アーム8と第3アーム10との間の角度が所定の狭
角(60度)を下回った狭い角度となることがなくな
る。従って、製造ライン内で自走式ロボット1を作業者
と共存させる事情があっても、作業者等がアーム間に挟
まれるといったことを未然に防止することができ、対人
的な安全性の向上を図ることができるという優れた実用
的効果を得ることができる。
【0032】しかも、本実施例では、第2アーム8を屈
曲形状としたことにより、安全性を確保しながらも、ロ
ボット本体部3の必要な動作範囲Eを確保することがで
きる。さらに、特に本実施例では、回動範囲を機械的に
規制するためのメカストッパ21を設けたので、いわば
二重の安全対策が施されることになり、安全性に対する
信頼性をより高いものとすることができるものである。
【0033】尚、本発明は上記した実施例に限定される
ものではなく、例えば自走式に限らず固定位置で各種の
作業を行うロボットに本発明を適用することができ、こ
のとき6軸に限らず多関節形ロボット全般に適用するこ
とができる。さらには、アームが直線状であっても所要
の動作範囲を確保できる場合には、屈曲形状とする必要
はなく、またメカストッパについては必要に応じて設け
れば良く、その細部の構成についても種々の変形が可能
である等、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施
し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、自走式ロボッ
トの概略的正面図
【図2】動作範囲を示すロボット本体の正面図
【図3】第2関節のメカストッパ部分を概略的に示す斜
視図
【図4】電気的構成を示すブロック図
【図5】回動範囲の規制のルーチンを示すフローチャー
【符号の説明】
図面中、1は自走式ロボット(多関節形ロボット)、2
は無人搬送台車、3はロボット本体部、6,8,10,
12,13,14はアーム、7,9,11,15,1
6,17はモータ、18はロボットコントローラ(回動
範囲規制手段,禁止手段)、19はエンコーダ(角度検
出手段)、21はメカストッパ、J1〜J6は関節を示
す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の旋回又は回転関節により連結され
    たアームを有する多関節形ロボットにおいて、 前記旋回関節により連結されたアーム間の角度が、所定
    の狭角以上を維持するように該旋回関節の回動範囲を規
    制する回動範囲規制手段を備えることを特徴とする多関
    節形ロボット。
  2. 【請求項2】 前記回動範囲規制手段は、前記旋回関節
    の回動角度を検出する角度検出手段と、その角度検出手
    段により検出された回動角度が所定範囲を越えるときに
    該旋回関節の動作を禁止する禁止手段とを備えて構成さ
    れることを特徴とする請求項1記載の多関節形ロボッ
    ト。
  3. 【請求項3】 前記回動範囲規制手段は、前記旋回関節
    の回動範囲を機械的に規制するメカストッパを含んで構
    成されることを特徴とする請求項1又は2記載の多関節
    形ロボット。
  4. 【請求項4】 前記旋回関節により回動されるアームを
    屈曲形状に構成することにより、動作範囲を確保するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか
    に記載の多関節形ロボット。
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