JPH11121249A - ノイズフィルタ - Google Patents

ノイズフィルタ

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JPH11121249A
JPH11121249A JP29054597A JP29054597A JPH11121249A JP H11121249 A JPH11121249 A JP H11121249A JP 29054597 A JP29054597 A JP 29054597A JP 29054597 A JP29054597 A JP 29054597A JP H11121249 A JPH11121249 A JP H11121249A
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magnetic material
case
magnetic
electric wire
wire
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JP29054597A
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English (en)
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Masuo Kato
益生 加藤
Masayoshi Yamamoto
雅善 山本
Kazuo Tokari
和夫 戸苅
Masayuki Ichinomiya
正行 一ノ宮
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FDK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ノイズフィルタから磁性体が容易には外れず、
電線を傷つけない電線の固定手段を有し、2分割された
磁性体の位置合わせが正確になって、磁性体の挿入作業
で破損がおきないノイズフィルタを提供すること 【解決手段】ケース部11,12へ取り付けられる磁性
体固定部材25を有し、磁性体固定部材25は磁性体2
1における電線溝22と磁性体21における電線軸方向
の側面の少なくとも片側面の一部と接して磁性体21の
上方向と電線軸側面方向の動きを抑制し、ケース部1
1,12の電線軸方向側面に形成された磁性体固定部材
25の取付孔10に磁性体固定部材25を嵌合して磁性
体21をケース部11,12に固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子装置の電線に
使用されるノイズフィルタに関し、より具体的には、電
子装置の電線に後付けで装着されてその電線から発生す
るノイズや他の電子装置で発生して電線に流れ込むノイ
ズを吸収するノイズフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電線に装着されるノイズフィルタ
としては、環状のフェライト等の磁性体に電線を挿入す
ることにより、その電線を流れるノイズ電流を磁性体に
て吸収するようにしたノイズフィルタが知られている。
【0003】係る電線に後付けで装着されるタイプの電
線用ノイズフィルタとしては、電線を通す部分を円柱状
に除いて円管状のフェライトを軸方向に等分に2分割し
てケースの中に収め、そのケースで磁性体ごと電線の一
部を挟み込むように設置されるノイズフィルタが知られ
ている。
【0004】上記した従来のノイズフィルタについて、
図5を用いてさらに詳しく説明する。一面が開放された
ケース部1とケース部2は、内部にノイズ吸収用のフェ
ライト等の磁性体を収納可能となっている。そして、そ
れら両ケース部1,2はヒンジ部3を介して接続され、
これによりケース部1とケース部2を開いたり閉じたり
できるようになっている。
【0005】また、ケース部1,2の長手方向両側面開
放側には、半円弧状の切り欠き部からなる電線取出穴4
が形成されている。この電線取出穴4は、ケース部1と
ケース部2を閉じたときに円形状の開口部となり、電線
30が挿入可能とするようになる。さらに、この半円弧
状の電線取出穴4の内周面には、突起9が設けられてい
る。これにより、ケース1とケース2により電線が挟み
込まれた場合に、係る突起9が電線30の被覆に他の部
分より強くはまりこんで、電線30の動きやずれを抑制
するようになっている。
【0006】さらに各ケース部1,2の底面(奥面)に
は、バネ部5を設け、後述する磁性体21に電線の中心
軸方向への力を付勢し、磁性体21が面接触するように
している。
【0007】また、ケース部1,2の長手方向両側面の
開放側内面には、取付爪6が設けられており、この取付
爪6によって後述する磁性体21がケース部1とケース
部2に入れられた時に、磁性体21に接触してケース部
1やケース部2から脱落するのを防ぐようになってい
る。
【0008】さらに、ケース部1のヒンジ部3と対向す
る辺には係止爪7が設けられ、この係止爪7と係止する
係止部8がケース部2のヒンジ部3と対向する辺に設け
られている。そして、両ケース部1,2を閉じた状態で
それら係止爪7と係止部8とをはめ合わせることによ
り、ケース部1とケース部2は箱状に固定される。
【0009】一方、磁性体21は、フェライト等の磁性
材料で形成され、全体的な形状としては、筒状体を2分
割した形状からなる。つまり各磁性体21の接合面側中
央には、軸方向に延びるようにして電線溝22が形成さ
れている。そして、この電線溝22は、ノイズフィルタ
として設置された場合に電線30を通すための空孔とな
る部分であり、電線30の直径よりも内径がやや広い管
となるように形成される。
【0010】さらに、図示の例では磁性体21の接合面
の長手方向両端縁には、取付凹部23が設けられてお
り、この取付凹部23に、上記したケース部1,2に設
けられた取付爪6が係合されて磁性体21がケース部1
やケース部2から脱落しないようにするようになってい
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ノイズフィルタでは、磁性体21が係止爪6と取付凹部
23との係止により脱落しないようになっているだけで
あるので、仮にノイズフィルタの取り付け時や取り外し
時に応力がかかり、取付爪6が軸方向外側に移動して取
付凹部23との接触面積が少なくなって保持力が減少す
ることにより磁性体21がケース部1,2から外れてし
まうおそれがある。
【0012】また、従来のノイズフィルタでは、電線を
固定する部分(突起9)がノイズフィルタの匡体の電線
の取り出し口周辺に集中して行われていたので、電線の
被覆を傷つけやすかった。さらに、磁性体がケースの中
で遊んでしまい、所望の位置に位置できずに2分割され
た磁性体を組み合わせる場合の位置合わせが正確ではな
いことがあった。また、磁性体のケース部への挿入作業
中に取付爪を破損しやすかった。
【0013】本発明は、上記した背景に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、上記した問題を解決
し、ノイズフィルタから磁性体が容易には外れず、電線
を傷つけない電線の固定手段を有し、2分割された磁性
体の位置合わせが正確になって、磁性体の挿入作業で破
損がおきないノイズフィルタを提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明に係るノイズフィルタでは、電子装置に
接続された電源線路または信号線路となる電線の一部の
外周部を囲むようにして配置される2個一対の半割筒型
の磁性体と、その磁性体を各々収納する2分割された一
対のケース部とを備えたノイズフィルタであって、前記
磁性体は接合面側の中央に軸方向に延びる電線溝を有
し、前記両ケース部は、開閉可能に連結される(実施の
形態では「ヒンジ3」により実現されている)ととも
に、閉塞した状態を保持する機構(実施の形態では、
「係止爪7及び係止部8」により実現される)を有し、
前記一対のケース部の軸方向両端面の開放側中央には前
記電線の挿入を許容する電線取出穴を設けるとともに、
その軸方向両端面の奥面側には取付孔を形成し、かつ、
前記ケース部に収納された前記磁性体の前記電線溝に接
触するとともに、両端が前記取付孔に結合することによ
り、前記磁性体を固定する磁性体固定部材とを備えるよ
うに構成した(請求項1)。
【0015】このように構成すると、ケース部に磁性体
を挿入した状態で開放側より磁性体固定部材を取り付け
るが、この時、磁性体固定部材は磁性体の軸方向を跨ぐ
ようにして装着され、その両端部で取付孔と接合されて
固定される。よって、磁性体がケース部から外れる方向
には磁性体固定部材が横たわるように位置しており、そ
の進路を遮断しているので磁性体がケース部から離脱す
ることは可及的に抑制される。
【0016】また好ましくは、前記磁性体固定部材と接
触する前記電線溝に、その磁性体固定部材と符合する凹
溝を形成し、前記磁性体の軸方向と直交する方向への移
動を抑制するように構成することである(請求項2)。
【0017】係る構成にすると、磁性体固定部材が凹溝
に符合しているので、磁性体の軸方向と直交する方向へ
の移動を抑制される。よって、一対の磁性体の軸方向と
直交する方向への相対位置合わせが行われ、両磁性体の
接合面積が所望の量だけ確保でき、磁気抵抗を低下させ
ないようにし、高品質のノイズフィルタを構成できる。
【0018】さらに好ましくは、前記磁性体固定部材の
電線接触面に、滑り止め加工することである(請求項
3)。ここで「滑り止め加工」は、実施の形態では、
「突起27,くさび状突起41,波型突起43,ヤスリ
状突起45,スリット47」に対応し、電線の周囲にあ
たり、軸方向に移動するのを抑止する保持機構としての
機能を有するものを意味する。
【0019】係る構成にすると、電線へノイズフィルタ
を取り付けた場合に、滑り止め加工された磁性体固定部
材の接触面により、電線に沿って複数箇所で全体的に抑
止力が働く。よって、電線の被覆の一部に応力集中する
ことがなく、さらに接触面積の増加や電線と結合しよう
とする力が増加するので、電線を確実に固定することが
できる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係るノイズフィ
ルタの全体構成の実施の形態の一例を示すブロック図で
ある。なお、図5に示した従来品と対応する部分につい
ては、同一符号を付している。同図に示すように、一面
が開放された矩形箱状のケース部11とケース部12が
ヒンジ部3を介して連結され、開閉可能となっている。
そして、それらはポリアミド樹脂、塩化ビニル樹脂、ポ
リエチレン樹脂、ABS樹脂、または、ポリカーボネー
ト樹脂等の高分子材料等による一体成形により製造する
ようにしている。
【0021】そして、両ケース部11,12を閉じた際
に係止爪7と係止爪8をはめることにより、閉じた状態
を保持するようにしている。また、各ケース部11,1
2の底面には、バネ部5を一体に形成しており、このバ
ネ部5の弾性力を利用して磁性体21を電線30の中心
軸方向へ付勢するようになっている。なお、それら係止
爪7,係止部8並びにバネ部5も、一体成形によりケー
ス部11,12と同時に形成される。但し、バネ部5
は、図示のように一体的に形成する必要はなく、例えば
別途用意した板バネなどを装着するようにしてもよい。
また、両ケース部11,12に設けると、各ケース部1
1,12に装着した磁性体21は、両側から中央に向か
って付勢されるため、接合面も中央になるので好ましい
が、一方のみにバネ部を設けてもよい。そのようにして
も、両磁性体21同士の接合面を密着させることができ
る。
【0022】そして、本形態にも両ケース部11,12
の長手方向両側面の開放側中央に半円弧状の切り欠き部
からなる電線取出穴14を設けているが、その内周面に
は従来のように突起9は設けていない。さらに、その電
線取出穴14の内径は、電線30の直径よりも一回り大
きくしている。これにより、この電線取出穴14自体で
は電線30を固定する機能は有していない。
【0023】さらに、各ケース部11,12の長手方向
両側面の所定位置には、矩形状に開口した取付孔10を
形成している。この取付孔10は、後述する磁性体取付
部材25をケース部11やケース部12に固定するよう
になっている。なお、本形態では貫通孔としたが、貫通
しない凹部であってもよい。
【0024】一方、各ケース部11,12内に装着する
磁性体21は、フェライト等の磁性材料で形成され、接
合面中央部に軸方向に延びる電線溝22が形成されてい
る。そして、各ケース部11,12を閉じた状態ではそ
れぞれに実装された2つの磁性体21が接合されて、筒
状体が形成される。この時、電線溝22により形成され
る空間形状は、円柱状となり、その内径は、装着する電
線30の外径よりも一回り大きくしている。
【0025】また、磁性体21の外周部は、電線の回り
で磁束が回せるように磁性材料の厚みがあれば形状的に
は大きくしてもよい。よって、本形態ではケース部1
1,12の内面形状に合わせて形成し、装着状態での安
定性を確保している。
【0026】本形態では各電線溝22の最奥部に、軸方
向に延びる凹溝24を形成している。この凹溝24は、
その両端が磁性体21の長手方向両端面に達している。
そして、この凹溝24内に帯板状の磁性体取付部材25
を装着している。そして、凹溝24の内周面形状と磁性
体取付部材25の外周面形状は略一致しており、磁性体
取付部材25の露出表面と電線溝22の内周面とはほぼ
連続した面を形成するようになっている。
【0027】さらに、磁性体取付部材25の長さは、磁
性体21の長手方向の長さとほぼ同じで若干長く設定し
ている。しかもその両端は、磁性体21の側面に沿って
折曲されており、先端は外側に向けて突出する取付爪2
6となっている。そして、その取付爪26が、ケース部
11,12に設けた取付孔10に挿入固定されるように
なっている。つまり、磁性体21をケース部11,12
内に挿入配置した状態で磁性体取付部材25を凹溝24
内に装着するとともに、取付爪26を取付孔10に係止
することにより、磁性体21をケース部11,12に脱
落不能に固定するようにしている。しかも、磁性体取付
部材25は、磁性体21の長手方向にわたって接触し保
持し、しかも、磁性体21がケース部11,12から離
脱する方向には、それを遮るようにして磁性体取付部材
25が横断配置されているので、より確実に磁性体21
の離脱が防止される。さらには、磁性体取付部材25が
磁性体21の凹溝24内に符合されているので、磁性体
21が短手方向に移動するのが抑制される。その結果、
両ケース部11,12に装着された磁性体21の短手方
向の相対位置が位置決め固定されることになる。よっ
て、接触面積は所望の値をとれる。
【0028】また、本形態では磁性体取付部材25の露
出側表面に突起27を3個設けている。この突起27
は、半球状からなり、図2に示すように、磁性体21,
両ケース部11,12で電線30を挟み込んだ場合に
は、係る突起27が電線20の被覆に食い込み、より確
実に固定するようになっている。
【0029】電線30は、例えば電源線等の塩化ビニル
等の高分子材料で被覆された電線であり、電源線として
は、通常は所定の電圧と電流を供給するための導電媒体
としての電線であるが、その導電させる周波数に特に制
限はないので他の装置で発生したノイズ等も接続する装
置に伝えることがある。
【0030】本実施の形態では、磁性体21をケース部
11とケース部12に挿入し、磁性体取付部材25を磁
性体21の凹溝24に嵌合させながら押し込んでケース
部1とケース部2の取付孔10に嵌合させるようにして
磁性体21をケース部1とケース部2に固定し、電線を
ケース部1とケース部2で挟み込んで、係止爪7と係止
部8でケース部11とケース部12を固定することで、
ケース部11とケース部12の中では、磁性体21が電
線の軸方向にも軸に対して直角方向にも固定されて、2
分割された磁性体21の位置合わせもずれがない。しか
も、突起27により広範囲に電線30が固定されるの
で、電線30の被覆を傷つけることなく確実に電線を固
定できるノイズフィルタとすることができる。
【0031】図3は、図1の磁性体固定部材25におけ
る、滑り止め加工の他の実施の形態を示すものである。
すなわち、同図(A)では、第2の実施の形態として、
磁性体固定部材40の電線接触面状にくさび状の突起4
1を形成した。この場合には、前記した球状突起27よ
りもより確実な電線の固定が可能となる。
【0032】また、同図(B)では、第3の実施の形態
として、磁性体固定部材42の電線接触面状に波型の突
起43を形成した。この場合には、前記した球状突起2
7よりもより確実な電線の固定が可能で、さらに電線の
被覆を傷つけることが少なくなる。
【0033】さらに、同図(C)では、第4の実施の形
態として、磁性体固定部材44の電線接触面状にヤスリ
目状の突起45を形成した。この場合にも、前記した球
状突起27よりもより確実な電線の固定が可能で、さら
に電線の被覆を傷つけることが少なくなる。
【0034】そして、同図(D)では、第5の実施の形
態として、磁性体固定部材46の電線接触面状に電線の
軸方向に垂直にスリット47を形成した。この場合に
は、電線の被覆を傷つけることが非常に少なくなる。
【0035】図4は、図1の磁性体固定部材25の取付
爪26から磁性体21の凹溝24と嵌合する部分の側面
図である。すなわち、磁性体固定部材50における磁性
体21との接触面側で、凹溝24との接触面と取付爪2
6との間はテーパ面51を持つように形成されている。
【0036】このテーパ面51の一部に、磁性体21の
凹溝24の角が接触して、磁性体21は確実に他方のケ
ース部に挿入された磁性体21の接触面と一致するよう
に、位置合わせされて固定される。このように、テーパ
により磁性体の固定される位置が決まり、ケース部の中
で移動できなくなるので、2分割された磁性体の位置合
わせを正確にすることができる。しかも、折曲部分が肉
厚になるので、丈夫となる。もちろん、係る構成は、上
記したいずれの実施の形態にも適用できる。
【0037】なお、本実施の形態では、磁性体21に凹
溝24を設けたが、本発明はこれに限らず凹溝を形成し
ない場合にも適用可能である。
【0038】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明は、以下
のような優れた効果を奏する。すなわち、ノイズフィル
タの匡体のケース部に挿入した磁性体を、軸方向にわた
るように押さえ込むようにして装着するので、磁性体の
離脱を抑制できる。また、磁性体に凹溝を設けた場合に
は、磁性体の位置決めが容易になり、特性も向上する。
さらに、磁性体取付部材に滑り止め加工(保持機構)を
設けた場合には、電線を挟み込んで電線にノイズフィル
タとして取り付けることで、磁性体が容易に外れず、電
線の固定面積が増えるので、電線を傷つけないノイズフ
ィルタが提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るノイズフィルタの全体構成の実施
の形態の一例を示す図である。
【図2】使用状態を示す一部破断段面図である。
【図3】図1に示す磁性体固定部材の他の実施の形態を
示す図である。
【図4】磁性体固定部材の磁性体を固定する部分の変形
例を示す図である。
【図5】従来技術のノイズフィルタを示す図である。
【符号の説明】
3 ヒンジ部 5 バネ部 6 取付爪 7 係止爪 8 係止部 10 取付孔 11,12 ケース部 14 電線取出穴 21 磁性体 22 電線溝 23 取付凹部 24 凹溝 25,40,42,44,46,50 磁性体取付部材 26 取付爪 27 突起 30 電線 41 くさび状突起 43 波型突起 45 ヤスリ状突起 47 スリット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 一ノ宮 正行 東京都港区新橋5丁目36番11号 富士電気 化学株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子装置に接続された電源線路または信
    号線路となる電線の一部の外周部を囲むようにして配置
    される2個一対の半割筒型の磁性体と、その磁性体を各
    々収納する2分割された一対のケース部とを備えたノイ
    ズフィルタであって、 前記磁性体は接合面側の中央に軸方向に延びる電線溝を
    有し、 前記両ケース部は、開閉可能に連結されるとともに、閉
    塞した状態を保持する機構を有し、 前記一対のケース部の軸方向両端面の開放側中央には前
    記電線の挿入を許容する電線取出穴を設けるとともに、
    その軸方向両端面の奥面側には取付孔を形成し、 かつ、前記ケース部に収納された前記磁性体の前記電線
    溝に接触するとともに、両端が前記取付孔に結合するこ
    とにより、前記磁性体を固定する磁性体固定部材とを備
    えたことを特徴とするノイズフィルタ。
  2. 【請求項2】 前記磁性体固定部材と接触する前記電線
    溝に、その磁性体固定部材と符合する凹溝を形成し、前
    記磁性体の軸方向と直交する方向への移動を抑制するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1に記載のノイズフィ
    ルタ。
  3. 【請求項3】 前記磁性体固定部材の電線接触面は、滑
    り止め加工されていることを特徴とする請求項1または
    2に記載のノイズフィルタ。
JP29054597A 1997-10-08 1997-10-08 ノイズフィルタ Withdrawn JPH11121249A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016171492A1 (ko) * 2015-04-22 2016-10-27 엘지전자 주식회사 공기조화기 및 배관 통신 장치
KR20160125817A (ko) * 2015-04-22 2016-11-01 엘지전자 주식회사 공기조화기 및 배관 통신 장치

Cited By (3)

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