JPH11114435A - ベルト伝動による籾摺選別装置における自動制御方法 - Google Patents

ベルト伝動による籾摺選別装置における自動制御方法

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JPH11114435A
JPH11114435A JP29325197A JP29325197A JPH11114435A JP H11114435 A JPH11114435 A JP H11114435A JP 29325197 A JP29325197 A JP 29325197A JP 29325197 A JP29325197 A JP 29325197A JP H11114435 A JPH11114435 A JP H11114435A
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hulling
paddy
rolls
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JP29325197A
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Soichi Yamamoto
惣一 山本
Fumio Hayakawa
文雄 早川
Tsuneyoshi Goto
恒義 後藤
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Yamamoto Manufacturing Co Ltd
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Yamamoto Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 籾摺ロールの正確な開き作動。 【構成】 供給ホッパー30に投入した籾米を籾摺用ベ
ルト86によるベルト伝動で回転する一対の籾摺ロール
33、34により籾摺し、籾ガラは籾ガラ排出ブロワー
3により吸引排出し、風選された籾玄米の混合米は揺動
選別板9で籾米と玄米と混合米とに分離し、籾米は前記
供給ホッパー30に戻して再籾摺し、混合米は前記揺動
選別板9に戻して再選別し、玄米は仕上米として取出す
籾摺選別装置において、籾摺作業中、30秒間の平均電
流値Caveと比較基準電流値Dと作業平均電流値Eaveを
0.2秒間隔で計測し、前記電流値が前記比較基準電流
値Dの1.15倍を30秒間継続して越えたときはロー
ル間隙調節モータ63により籾摺ロール33、34の間
隙を開くようにしたベルト伝動による籾摺選別装置にお
ける自動制御方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ベルト伝動による籾摺
選別装置における自動制御方法に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、公知の、特公昭63−15026号
公報には、供給ホッパーに投入した籾米を一対の籾摺ロ
ールで籾摺するものにおいて、籾摺開始に当り、副軸ロ
ールを主軸ロールに向けて自動的に接合させ、その接合
を主電動機の無負荷電流値との比較で知り、その後タイ
マーで1mm開いて初期設定をなす装置について記載され
ている。また、別に公知の、特開昭58−114742
号公報には、籾供給弁の開度を検出できるようにしてお
き、籾供給弁の開度に応じた理論上の脱ぷ率に基づく電
流値を定め、また籾供給弁の開度に応じた実際の脱ぷ率
の電流値を検出し、実際の電流値が理論上の電流値より
逸脱するときは、ロール間隙を自動調節するものについ
て記載されている。また、前記とは別に図1の籾摺選別
装置も公知である。図1において、Aは籾摺風選部、B
は揺動選別部で、籾摺風選部Aは上部に左右一対のゴム
ロールaを軸架し、ゴムロールaの下方に籾ガラを風選
する風選部bを形成する。揺動選別部Bには、選別板c
を5〜6段位多段に重架した選別装置dを設け、籾摺風
選部Aの後方にはバケットエレベーターeを設けて混合
米を揚穀し、バケットエレベーターeの排出口に貯留タ
ンクfを設け、分配装置gを経て各段の揺動選別板cに
均等分配されるようにする。前記籾摺風選部Aの上方に
は供給ホッパーhが設けられ、供給ホッパーhに籾米を
供給すると、ゴムロールaで籾摺され、風選部bで風選
された籾ガラはブロアーiで吹送され、籾摺されたもの
はバケットエレベーターeにより揚穀されて貯留タンク
fに流入し、分配装置gより選別装置dに供給される。
選別装置dでは、揺動により、籾米と、混合米と、玄米
とに分離され、玄米は仕上米として仕上米スロワーjで
取出され、混合米はバケットエレベーターeに戻されて
再選別され、籾米は供給ホッパーhに戻されて再び籾摺
りされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記公知の、特公昭6
3−15026号公報に記載された籾摺装置の自動制御
は、その接合を主電動機の無負荷電流値との比較で知
り、その後タイマーで1mm開いて初期設定をなす装置と
しているが、主電動機の無負荷電流値との比較のみで
は、正確な状態を知ることができないので、正常な籾摺
状態であるのにロールを開く課題がある。また、公知
の、特開昭58−114742号公報に記載されたもの
も、正常な籾摺状態であるのにロールを開く課題があ
る。
【0004】
【発明の目的】籾摺ロールの正確な開き作動。
【0005】
【課題を解決するための手段】よって、本発明は、供給
ホッパー30に投入した籾米を籾摺用ベルト86による
ベルト伝動で回転する一対の籾摺ロール33、34によ
り籾摺し、籾ガラは籾ガラ排出ブロワー3により吸引排
出し、風選された籾玄米の混合米は揺動選別板9で籾米
と玄米と混合米とに分離し、籾米は前記供給ホッパー3
0に戻して再籾摺し、混合米は前記揺動選別板9に戻し
て再選別し、玄米は仕上米として取出す籾摺選別装置に
おいて、籾摺作業中、30秒間の平均電流値Caveと比較
基準電流値Dと作業平均電流値Eaveを0.2秒間隔で計
測し、前記電流値が前記比較基準電流値Dの1.15倍
を30秒間継続して越えたときはロール間隙調節モータ
63により籾摺ロール33、34の間隙を開くようにし
たベルト伝動による籾摺選別装置における自動制御方法
としたものである。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図面により説明すると、図
2において、1は籾摺部、2は揺動選別部であり、籾摺
部1も揺動選別部2も正面四角箱形状に形成され、籾摺
部1の方が揺動選別部2方よりも稍高く、籾摺部1側の
左側部に籾ガラ排出ブロワー3を設け、揺動選別部2側
の右側部に仕上米スロワー4を設ける。籾摺部1の後方
には混合米バケットエレベーター5を設け、混合米バケ
ットエレベーター5の排出部には貯留タンク6を設け
る。
【0007】前記揺動選別部2内に設けてある揺動選別
装置7は、図3、図4のように、上部に各段に至る分配
装置8を、その下部に数段の重積した選別板9群を設
け、選別板9は台枠10に揺動支杆11で支持され(図
3)、カム輪12がモータ13で回転すると左右に揺動
するように形成されている。前記選別板9は前後方向の
流出角度は一定であるが、左右方向の穀物分布角度は選
別状態に応じて調節自在に形成され、第1調節モータ1
4で回転するネジ杆15により左側の軸着部16を中心
に右側を上下動させると左右傾斜が変更される。この調
節は、透視窓17(図2)から選別状態を見てスイッチ
18(図11)を操作して行なう。前記分配装置8は図
4のように、その底板19は階段状に形成されて揺動で
穀粒は右側に移動するようにし、移動方向の突当部に
は、各段の選別板9に至る分割口20を形成する。
【0008】前記選別板9はいずれも前側は低く後側は
高く前後方向に傾斜しており、前側には第1仕切板21
と第2仕切板22が設けられ、第1仕切板21より右側
は玄米排出部23となり、第1仕切板21と第2仕切板
22の間が混合米排出部24となり、第2仕切板22よ
り左側が籾米排出部25となり、図4のように、第1仕
切板21は第2調節モータ26で回転するネジ杆27に
より、第2仕切板22は第3調節モータ28で回転する
ネジ杆29により左右方向に自由に移動する構造であ
る。
【0009】次に前記籾摺部1の構成について述べる。
正面形状四角箱状に形成した籾摺部1は、最上部に供給
ホッパー30が設けられ、供給ホッパー30の底板31
は右側の揺動選別部2側に至る程低く形成されて右側に
片寄った位置に供給口32が形成され、供給口32の下
部に一対の籾摺ロール33、34が設けられる。籾摺ロ
ール33、34のうち高さの低い右側の籾摺ロール34
は固定ロールで回転はするが固定である。高さの高い左
側の籾摺ロール33は可動ロールであって、固定ロール
に対して遠近自在に設けられる。
【0010】前記籾摺ロール33、34の下方位置には
左側が高くなる風選路35が設けられ、風選路35の左
側の下部に軸心が前後方向である翼車36を有する籾ガ
ラ排出ブロワー3が設けられる。37は風選路35の傾
斜底板であり、傾斜底板37の右端には混合米受樋38
が設けられ、混合米受樋38上には、後方に混合米を搬
送するコンベア39が設けられ、コンベア39の排出部
は混合米バケットエレベーター5の下端に連結される。
40は前記翼車36に至る籾ガラ受樋であり、混合米受
樋38と籾ガラ受樋40の間には2番受樋41が設けら
れ、2番受樋41上には2番コンベア42が設けられ、
2番コンベア42には2番スロワー43が取付けられ
る。
【0011】2番スロワー43は、混合米受樋38の上
部に設けられた戻し籾受樋44に連絡されるが、その跳
揚筒45の中途には、図6のように切替弁46を介して
取出樋47が設けられ、切替弁46を実線の位置に切替
えると2番物は取出樋47を介して機外に取出される。
【0012】前記揺動選別部2の選別板9の排出側の下
部には、玄米取出口48と混合米取出口49と、籾米取
出口50が設けられ、玄米取出口48と混合米取出口4
9の下部には左右方向の仕上米螺旋51と混合米螺旋5
2が設けられて、右側の仕上米螺旋51は翼車53を有
する前記仕上米スロワー4に連結され、混合米螺旋52
は前記混合米受樋38上に臨むように連結される。前記
籾米取出口50は前記戻し籾受樋44に臨むように連結
され、前記戻し籾受樋44に集った戻し籾は、戻しスロ
ワー54で前記供給ホッパー30に戻されて再処理され
る。58はキャスター、59は操作ハンドルである。
【0013】また、図2において、60は貯留タンク6
の前後両側に設けた点検窓であり、点検窓60により混
合米の留り具合を見て籾摺量を調節する。
【0014】図7は供給ホッパー30と籾摺ロール3
3、34の拡大図の一例であり、供給ホッパー30の側
部には戻し室61が形成され、供給ホッパー30と戻し
室61の間には切替弁62が設けられ、切替弁62を一
方に切替えると供給ホッパー30より穀粒が供給され、
切替弁62を他方に切替えると戻し室61より穀粒が供
給される。また、下端が軸止された籾摺ロール33の支
持腕66に設けたコマ65には、ロール間隙調節モータ
63により回転する螺杆64を螺合し、ロール間隙調節
モータ63を正逆回転させるとロール間隙が調節され
る。
【0015】図8は籾摺部1の断面図であり、最上部に
前記供給ホッパー30を、供給ホッパー30の下部に前
記籾摺ロール33、34を有する籾摺室67を、該籾摺
室67の下部に風選室68を夫々形成し、前記供給ホッ
パー30と前記籾摺室67と風選室68とを後壁72と
前壁73で包囲して略四角形状の籾摺部1とし、前記籾
摺室67と前記後壁72の間には籾摺駆動室69を、前
記風選室68と前記後壁72との間には伝導室71を、
前記風選室68と前記前壁73との間には戻し装置室7
0を形成する。78は供給シャッター、79は供給シャ
ッター78の開放時にオンになる供給シャッター検出ス
イッチである。
【0016】図12は制御用スイッチ盤81を示してお
り、75は主モータ13の運転スイッチ、76は同停止
スイッチ、77は「広」側を押すとロール間隙調節モー
タ63を微回転させてロール間隙を広げ、「狭」側を押
すとせばめる微動スイッチ(寸動スイッチ)、80は押
圧時のみオンになるワンショットタイプのロール間隙自
動調節スイッチである。また、図14において、82は
駆動プーリー、83、84は籾摺ロールプーリー、85
は揺動カム輪プーリー、86は籾摺用ベルト、87は選
別用ベルトである。
【0017】しかして、図9の制御フローのように、主
モータ13の運転スイッチ75をオンにし(ステップ
2)、供給ホッパー30(供給シャッター78)が閉じ
ていることを検出スイッチ79が検出しているときに
(ステップ3)、ロール間隙自動調節スイッチ80を手
動で押すと(ステップ4)、所定時間だけロール間隙調
節モータ63が正転方向に通電されてロール間隙が広が
り(ステップ5)、籾摺ロール33、34は互いに離間
して無負荷状態で回転する。このときの主モータ13の
無負荷電流値a(3秒間の移動平均値)を測定してその
平均をCPUに記憶させ(ステップ6)、ついで、自動
的にロール間隙調節モータ63を互いのロール33、3
4が接触する方向に逆転させる(ステップ7)。する
と、籾摺ロール33は籾摺ロール34に対して次第に接
近し、互いは接触する。ロール33、34が互いに接触
すると、主モータ13には負荷が掛かりその電流値bは
増大するから、無負荷電流値aと電流値bとを比較する
ことによりロール接触を検出できることになるが、ベル
ト伝動の場合は、籾摺用ベルト86が緊張して電流値b
が増大するので、無負荷電流値aと電流値bとの比較だ
けでは正確にロール接触を検出できない。
【0018】そこで、本発明では、ロール近接中の電流
値bがゆるやかに増加しているときは籾摺ロール33、
34接触とは見做さず、急激に増加したときのみ籾摺ロ
ール33、34接触と見做すようにしてある。具体的に
は、ステップ7で自動的にロール間隙調節モータ63を
互いのロール33、34が接触する方向に逆転させた
後、主モータ13の電流値bを測定し(ステップ8)、
ステップ9において、ロール近接中の主モータ13の電
流値bと、前記無負荷電流値aに所定の定数を乗した数
値と対比する(本願では1.15を定数としてあり、こ
のことにより緩やかな変化をカットする)。この対比
で、a×1.15<bがNOのときは図9のステップ6に
戻して再度比較の基準となる無負荷電流値aを測定し、
更にロールを近接させ、その後測定した電流値bと対比
する。ステップ9において、a×1.15<bがYES に
なったら、タイマーで所定時間(例えば約1.2 秒)だけ
ロール間隙調節モータ63を自動的に正転させて、いっ
たん接触した籾摺ロール33、34の間隔を約0.8 mmに
広げて、初期設定を完了する(ステップ10)。
【0019】なお、ステップ6〜ステップ9は、短時間
(0.2秒)間隔ごとの並行処理とする。即ち、最初の
3秒間の電流値aの測定を開始したら、その結果を待た
ずに0.2秒後に次の3秒間の測定を開始し、この要領
で次々に電流測定や対比を行う。
【0020】ついで、供給ホッパー30の供給シャッタ
ー78を手動で開き(ステップ11)籾摺を開始する
が、籾摺ロール33、34の間隔は前記のように約0.8
mmに初期設定されていても、品種品質の相違で例えば乾
燥の強い籾米のときは良く籾摺されるが、乾燥の悪い籾
米のときはあまり籾摺されない。そこで、目視による手
動微調節するために選別板9上に流出した混合米を見
て、籾摺が強いときは図11の微動スイッチ77の上部
の「広」側を押してロール間隙調節モータ63により籾
摺ロール間隔を初期設定より広げ、籾摺が弱いときは微
動スイッチ77の下部の「狭」側を押して籾摺ロール間
隔を初期設定より狭める。微動スイッチ77による調節
では、1回押すとロール間隙が約0.2mm ずつ調節され
る。
【0021】以上により目視による手動微調整が終了し
たら、ロール間隙を自動で調節するために、再度、ロー
ル間隙自動調節スイッチ80を押す。すると、図10の
制御フローのように、自動的に設定される。即ち、手動
により、ロール間隙自動調節スイッチ80が押される
と、まず3分間に亘り2秒間隔で90回、主モータ13
の電流値を測定して、その3分間の初期最大電流値Cmax
と、初期最小電流値Cminと、初期平均電流値Caveを求め
る(ステップ15)。このとき、初期平均電流値Cave
と、初期最大電流値Cmaxと、初期最小電流値Cminの関係
において、求められた初期最大電流値Cmaxと初期最小電
流値Cminの差が、初期平均電流値Caveの10%を越える
ときは、変動が激しくまだ運転が安定していないことに
なるから測定をやり直し、初期最大電流値Cmaxと初期最
小電流値Cminの差が初期平均電流値Caveの10%以内に
なるまでこれを繰り返す(ステップ16)。
【0022】なお、ステップ15、16は2秒間隔ごと
の並行処理とする。即ち、最初の3分間の測定を開始し
たら、その2秒後に次の3分間の測定を開始し、この要
領で次々に電流測定を開始し、初期最大電流値Cmaxと初
期最小電流値Cminの差が初期平均電流値Caveの10%以
内となって電流が安定したら、そのときの平均電流値Ca
veを比較基準電流値Dとして設定する(ステップ1
7)。
【0023】その後の自動籾摺運転では、作業中の主モ
ータ13の電流値を3分間(180秒)に亘り測定し
て、その作業最大電流値Emaxと作業最小電流値Eminと作
業平均電流値Eaveを求め(ステップ18)、作業最大電
流値Emaxと作業最小電流値Eminの差が作業平均電流値Ea
veの10%以内のときの安定した作業平均電流値Eaveと
前記比較基準電流値Dを比較し(ステップ20)、作業
平均電流値Eave<比較基準電流値D×0.95のときは
ロール間隙調節モータ63を0.15秒作動させて籾摺ロー
ルを0.1mm 近接させ(ステップ22)、反対に作業平均
電流値Eave>比較基準電流値D×1.05のときは籾摺
ロールを0.1mm 離間させて籾摺する(ステップ24)。
なお、機械的トラブルが発生して、前記作業平均電流値
Eaveが比較基準電流値Dの10%以上になったときは、
これをそのまま放置すると、仕上米中に籾米が混入する
ようになるので、直ちに運転を停止させるようブザーに
より異常を報知する。
【0024】図11は、上記の作業継続中に籾切が生じ
たときのフローである。籾切のときは、ロール間隙を自
動で広げるようにするが、籾切でなくとも、似た現象は
生ずるので、これを判別するために、作業中の30秒の
電流を測定してその平均値Fmを求め(ステップ25)、
作業中平均値Fmを1.5倍にして作業基準電流値Dと比
較し、作業中平均値Fm≧作業基準電流値DがYES のとき
は(ステップ26)30秒タイマセットし(ステップ2
7)、タイマUP(ステップ28)のとき始めてロール
間隙調節モータ63に通電してロール間隙を広げる(ス
テップ29)ようにする。なお、ロール間隙調節モータ
63によるロール間隙の離間作業を補助するため、ステ
ップ30、31においては、手動操作スイッチ77を操
作するフローにする。
【0025】
【作用】次に作用を述べる。 (一般的籾摺作用)主モータ13に通電し、駆動プーリ
ー82を回転させると、籾摺用ベルト86及び選別用ベ
ルト87を介して運転されるから、供給ホッパー30に
籾米を投入し、供給ホッパー30の供給シャッター78
を開くと籾摺ロール33、34により籾摺され、籾ガラ
は風選室68内の風選路35で吸引されて籾ガラ排出ブ
ロワー3により放出され、風選された混合米は混合米受
樋38に落下してコンベア39で後送され、混合米バケ
ットエレベーター5の下端に供給されて揚穀され、貯留
タンク6に貯留される。
【0026】しかして、貯留タンク6の開閉シャッター
を適宜開くと、混合米は貯留タンク6より分配装置8に
供給され、分配装置8の底板19の振動で分割口20に
移動し、分割口20で分けられて各段の選別板9に供給
される。選別板9はモータ13で回転するカム輪12に
より左右側に揺動するが、選別板9の板面には図におい
て右側に揺り寄せうる多数の揺寄突起が形成されている
から、比重の重い玄米は図において右側に移動し比重の
軽い籾米はその反動で左側に移動し、中央には分離され
ない混合米が分布する。右側の玄米排出部23に集合し
た玄米は玄米取出口48に落下し、仕上米螺旋51で右
方に移送されて仕上米スロワー4の翼車53で跳上げら
れて取出される。
【0027】前記選別板9の選別状態は、透視窓17よ
り見ることが出来るが、もし、玄米排出部23側に穀物
が片寄り過ぎるときは、左右の傾斜が足りないのである
からスイッチ18を操作して図3の第1調節モータ14
に通電し、ネジ杆15を回転させて選別板9の右側を高
くし、その反対のときは第1調節モータ14を逆転させ
て選別板9の右側を低くする。また、仕上米スロワー4
で取出される玄米中に若干の籾米が混入するようなとき
は、第1仕切板21の位置が左に寄り過ぎているのであ
るから、第2調節モータ26に通電してネジ杆27を回
転させて第1仕切板21を右に移動させる。
【0028】上記選別で、混合米取出口49より落下し
た混合米は混合米螺旋52で左に移動させ、混合米受樋
38に集めて混合米バケットエレベーター5により揚穀
する。又、籾米取出口50に取出された籾米は戻し籾受
樋44に集められ、戻しスロワー54で供給ホッパー3
0に戻され、再度籾摺される。
【0029】(本発明独自の作用)図9、図10及び図
11は、本発明の籾摺ロール間隙制御フローを、図12
はスイッチ盤81を示している。しかして、図9におい
て、主モータ13の運転スイッチ75をオンにし(ステ
ップ2)、供給ホッパー30が閉じていることを検出ス
イッチ79が検出し(ステップ3)、このときロール間
隙自動調節スイッチ80を手動で押すと(ステップ
4)、所定時間だけロール間隙調節モータ63が正転方
向に通電されてロール間隙が広がり、籾摺ロール33、
34は無負荷状態で回転する。このときの主モータ13
の無負荷電流aを測定(ステップ6)してCPUに記憶
させる。ついで、ステップ7で自動的に主モータ13を
互いのロールが接触する方向に逆転させる。すると、籾
摺ロール33は籾摺ロール34に対して次第に接近し、
籾摺用ベルト86は僅かに緊張する。この間、図9のよ
うに0.2秒間隔で平行処理をすると、主モータ13の
電流値bは次第に増加するが、ゆるやかな増加のときは
籾摺ロール33、34は接触としない。籾摺ロール3
3、34が接触したときは、急激に電流値が変化したと
きである。そこで、ステップ9のように、逆転中の主モ
ータ13の電流値bと前記無負荷電流値aに1.15倍
したものを対比し、a×1.15<bがNOのときは図9
のステップ6に戻して逆転を継続させ、a×1.15<
bがYES になったら、タイマーで所定時間(例えば約1.
2 秒)だけロール間隙調節モータ63を自動的に正転さ
せて、いったん接触した籾摺ロール33、34の間隔を
約0.8 mmに広げて、初期設定を完了する(ステップ1
0)。
【0030】ついで、供給ホッパー30の供給シャッタ
ー78を手動で開き(ステップ11)、籾摺ロール3
3、34で籾摺するが、籾摺ロール33、34の間隔は
前記のように約0.8 mmに初期設定されているので、品種
品質の相違で例えば乾燥の強い籾米のときは良く籾摺さ
れるが、乾燥の悪い籾米のときはあまり籾摺されない。
そこで、目視による手動微調節するために選別板9上に
流出した混合米を見て、籾摺が強いときは図11の微動
スイッチ77の上部を押してロール間隙調節モータ63
により籾摺ロール間隔を初期設定より広げ、籾摺が弱い
ときは微動スイッチ77の下部を押して籾摺ロール間隔
を初期設定より狭める。微動スイッチ77は1回押すと
ロール間隙は約0.2mm ずつ調節される。
【0031】以上により目視による手動微調整が終了し
たら、ロール間隙を自動で調節するために、再度、ロー
ル間隙自動調節スイッチ80を押す。すると、図10の
フローのように、自動的に設定される。即ち、手動によ
り、ロール間隙自動調節スイッチ80が押されると、ま
ず3分間に亘り2秒間隔で90回、主モータ13の電流
値を測定して、その3分間の初期平均電流値Caveと、初
期最大電流値Cmaxと、初期最小電流値Cminを求める(ス
テップ15)。求めた初期最大電流値Cmaxと初期最小電
流値Cminの差が、前記初期平均電流値Caveの10%を越
えるときは(ステップ16)、自動運転の初期で、まだ
運転が安定していないことになるから測定をやり直し、
初期最大電流値Cmaxと初期最小電流値Cminの差が初期平
均電流値Caveの10%以内になるまでこれを繰り返す。
【0032】なお、ステップ15、16は2秒間隔ごと
の並行処理とする。即ち、最初の3分間の測定を開始し
たら、その2秒後に次の3分間の測定を開始し、この要
領で次々に電流測定を開始し、初期最大電流値Cmaxと初
期最小電流値Cminの差が初期平均電流値Caveの10%以
内となって電流が安定したら、そのときの平均電流値Ca
veを比較基準電流値Dとして設定する(ステップ1
7)。
【0033】その後の自動運転中は、作業中の主モータ
13の電流値を3分間に亘り測定して、その作業最大電
流値Emaxと作業最小電流値Eminと作業平均電流値Eaveを
求め(ステップ18)、作業最大電流値Emaxと作業最小
電流値Eminの差が作業平均電流値Eaveの10%以内のと
きの作業平均電流値Eaveと前記比較基準電流値Dを比較
し(ステップ20)、作業平均電流値Eave<比較基準電
流値D×0.95のときはロール間隙調節モータ63を
0.15秒作動させて籾摺ロールを0.1mm 近接させ(ステッ
プ22)、反対に作業平均電流値Eave>比較基準電流値
D×1.05のときは籾摺ロールを0.1mm 離間させる
(ステップ24)。なお、機械的トラブルが発生して、
前記作業平均電流値Eaveが比較基準電流値Dの10%以
上になったときは、これをそのまま放置すると、仕上米
中に籾米が混入するようになるので、直ちに対策を講じ
るようブザーにより異常を報知する。前記ブザーは、ブ
ザーOFFのスイッチを操作するか、主モータ13の電
流値がゼロのときか、供給シャッターを閉じて供給シャ
ッター検出スイッチ79をOFFにしたときか、ロール
間隙自動調節スイッチ80をONにしたときのいずれか
によりOFFになる。
【0034】なお、籾切のときは、ロール間隙を自動で
広げるようにするが、籾切でなくとも、似た現象は生ず
るので、これを判別するために、作業中の30秒の電流
を測定してその平均値Fmを求め(ステップ25)、作業
中平均値Fmを1.5倍にして作業基準電流値Dと比較
し、作業中平均値Fm≧作業基準電流値DがYES のときは
(ステップ26)30秒タイマセットし(ステップ2
7)、タイマUP(ステップ28)のとき始めてロール
間隙調節モータ63に通電してロール間隙を広げる(ス
テップ29)ようにする。なお、ロール間隙調節モータ
63によるロール間隙の離間作業を補助するため、ステ
ップ30、31においては、手動操作スイッチ77を操
作するフローにする。
【0035】
【発明の効果】上記公知の、特公昭63−15026号
公報に記載された籾摺装置の自動制御は、その接合を主
電動機の無負荷電流値との比較で知り、その後タイマー
で1mm開いて初期設定をなす装置としているが、主電動
機の無負荷電流値との比較のみでは、正確な状態を知る
ことができないので、正常な籾摺状態であるのにロール
を開く課題がある。また、公知の、特開昭58−114
742号公報に記載されたものも、正常な籾摺状態であ
るのにロールを開く課題がある。しかるに、本発明は、
供給ホッパー30に投入した籾米を籾摺用ベルト86に
よるベルト伝動で回転する一対の籾摺ロール33、34
により籾摺し、籾ガラは籾ガラ排出ブロワー3により吸
引排出し、風選された籾玄米の混合米は揺動選別板9で
籾米と玄米と混合米とに分離し、籾米は前記供給ホッパ
ー30に戻して再籾摺し、混合米は前記揺動選別板9に
戻して再選別し、玄米は仕上米として取出す籾摺選別装
置において、籾摺作業中、30秒間の平均電流値Caveと
比較基準電流値Dと作業平均電流値Eaveを0.2秒間隔
で計測し、前記電流値が前記比較基準電流値Dの1.1
5倍を30秒間継続して越えたときはロール間隙調節モ
ータ63により籾摺ロール33、34の間隙を開くよう
にしたベルト伝動による籾摺選別装置における自動制御
方法としたものであるから、籾切と他の現象を正確に区
別し、無用に籾摺ロール33、34の間隙を開くことを
防止する。
【図面の簡単な説明】
【図1】先行例の正面図。
【図2】本願の正面図。
【図3】本願の揺動選別部内の正面図。
【図4】同一部縦断正面図。
【図5】2番スロワーと戻しスロワーを表した正面図。
【図6】2番スロワーの断面図。
【図7】ロール開閉装置の正面図。
【図8】籾摺部の縦断側面図。
【図9】籾摺制御フロー図。
【図10】籾摺制御フロー図。
【図11】籾摺制御フロー図。
【図12】スイッチ盤の正面図。
【図13】電流変化図。
【図14】ベルト伝動図。
【符号の説明】
1…籾摺部、2…揺動選別部、3…籾ガラ排出ブロワ
ー、4…仕上米スロワー、5…混合米バケットエレベー
ター、6…貯留タンク、7…揺動選別装置、8…分配装
置、9…選別板、10…台枠、11…揺動支杆、12…
カム輪、13…主モータ、14…第1調節モータ、15
…ネジ杆、16…軸着部、17…透視窓、18…スイッ
チ、19…底板、20…分割口、21…第1仕切板、2
2…第2仕切板、23…玄米排出部、24…混合米排出
部、25…籾米排出部、26…第2調節モータ、27…
ネジ杆、28…第3調節モータ、29…ネジ杆、30…
供給ホッパー、31…底板、32…供給口、33…籾摺
ロール、34…籾摺ロール、35…風選路、36…翼
車、37…傾斜底板、38…混合米受樋、39…コンベ
ア、40…籾ガラ受樋、41…2番受樋、42…2番コ
ンベア、43…2番スロワー、44…戻し籾受樋、45
…跳揚筒、46…切替弁、47…取出樋、48…玄米取
出口、49…混合米取出口、50…籾米取出口、51…
仕上米螺旋、52…混合米螺旋、53…翼車、54…戻
しスロワー、58…キャスター、59…操作ハンドル、
60…点検窓、61…戻し室、62…切替弁、63…ロ
ール間隙調節モータ、64…螺杆、65…コマ、66…
支持腕、67…籾摺室、68…風選室、69…籾摺駆動
室、70…戻し装置室、71…伝導室、72…後壁、7
3…前壁、75…運転スイッチ、76…停止スイッチ、
77…微動スイッチ、78…供給シャッター、79…供
給シャッター検出スイッチ、80…ロール間隙自動調節
スイッチ、81…制御用スイッチ盤、82…駆動プーリ
ー、83、84…籾摺ロールプーリー、85…揺動カム
輪プーリー、86…籾摺用ベルト、87…選別用ベル
ト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給ホッパー30に投入した籾米を籾摺
    用ベルト86によるベルト伝動で回転する一対の籾摺ロ
    ール33、34により籾摺し、籾ガラは籾ガラ排出ブロ
    ワー3により吸引排出し、風選された籾玄米の混合米は
    揺動選別板9で籾米と玄米と混合米とに分離し、籾米は
    前記供給ホッパー30に戻して再籾摺し、混合米は前記
    揺動選別板9に戻して再選別し、玄米は仕上米として取
    出す籾摺選別装置において、籾摺作業中、30秒間の平
    均電流値Caveと比較基準電流値Dと作業平均電流値Eave
    を0.2秒間隔で計測し、前記電流値が前記比較基準電
    流値Dの1.15倍を30秒間継続して越えたときはロ
    ール間隙調節モータ63により籾摺ロール33、34の
    間隙を開くようにしたベルト伝動による籾摺選別装置に
    おける自動制御方法。
JP29325197A 1997-10-09 1997-10-09 ベルト伝動による籾摺選別装置における自動制御方法 Withdrawn JPH11114435A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112058352A (zh) * 2020-08-28 2020-12-11 刘福花 一种可抛光粮食包装装置

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